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アルミン「進撃中学入学!」現パロ シリアス含む

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  1. 1 : : 2014/12/01(月) 20:13:11
    こんにちは、訓練兵の天使です(*´∀`)


    アルアニと、ジャンミカ決定です!


    アルアニ、ジャンミカ以外で


    こんなcpが良い!と言うかたは、リクエストお願いします!


    http://www.ssnote.net/groups/899


    ↑リクエストはこちらにお願いします☆
  2. 2 : : 2014/12/01(月) 21:34:36
    期待です‼
  3. 3 : : 2014/12/01(月) 21:56:22
    アルアニ&ジャンミカ大好物なので期待です!
  4. 4 : : 2014/12/01(月) 22:55:46
    ――――2014年、春








    僕たち104期生の中学校生活が今、始まる―――





  5. 5 : : 2014/12/01(月) 23:06:06
    ――リリッ…



    ―――ジリリリリッ…





    アルミン「ん、んんぅ…」

    僕は段々音が大きくなる目覚まし時計のボタンをおす。

    アルミン「そうか…今日から…」

    ボーッとした頭をフル回転させ、ゆっくりと体を起こす僕。

    アル母「おきなさぁい!今日から中学校よーーっ!」

    思いっきり、布団をめくるお母さん。

    アルミン「うー、眠い…」スピー

    アル母「そういったそばから寝ないの!」

    アルミン「ふぁ、ふぁい…」フアー

    こんな感じで、僕の一日が今日も始まったんだ。
  6. 6 : : 2014/12/01(月) 23:12:30
    ミカサ「あっ、アルミン。」

    アルミン「おはよ、う!ミカサ…」ゼーゼー

    ミカサ「大丈夫…?まだ、エレンは来ていない」

    アルミン「大丈夫、エレン遅いね…」
  7. 7 : : 2014/12/01(月) 23:20:43
    エレン「わりぃ!遅くなった!」

    そうやって来たのはエレンだった。

    噂をすれば影…まさしくそれだ。

    アルミン「よし、早くいこ!」

    ミカサ「えぇ。」

    エレン「おぅ!」

    タッタッタッ…



    「……」

    「…綺麗な……黒髪、だな…///」

    「ジャン、遅刻するよ。」

    「マジか!走るぞマルコ!」

    「全く…はいはい…」
  8. 8 : : 2014/12/02(火) 20:02:14







    ―――――キーンコーンカーンコーン






    アルミン「ま、間に合った…」ゼーゼー

    エレン「せ、セーフ…」ハァハァ

    ミカサ「つかれた。」

    息切れしてないのに良く言うよ…

    ハンジ「はーい、来たひとは体育館へGo!」

    明るそうな先生だな…



    「えー、これから、えー、第104回、えー、入学式を、えー、始めます。」

    えーが多い先生…

    「えー、私は校長の、えー、キースだ。宜しくな。」

    「えー、続いて、副校長からの、えー、挨拶だ。」

    「やっふー」

    ハンジ「私が副校長のハンジでっす!宜しくねーー!」

    あっ、さっきの…てか、副校長なんだ…

    ハンジ「では今からクラスはっぴょーーーう!いえーーー!」

    イ,イエー?

    エルヴィン「ここからは、三年の学年主任の私、エルヴィンが発表します」

    エルヴィン「1年1組、リヴァイ・アッカーマン先生。1年2組、ペトラ・ラル先生。1年3組、リコ・プレンツェスカ先生、1年4組、オルオ・ボザド先生、1年5組、アンカ・ラインベルガー先生です。」

    エルヴィン「では、この紙にクラス表があるので、後ろに配ってください。」

    …わ。僕、3組だ…リコ先生かな?

    エレンは…1組か…

    ミカサは…うわ、2組じゃん…

    全員離れちゃった…どうしよう…
  9. 9 : : 2014/12/02(火) 20:26:59
    その時、エルヴィン先生が口を開いた

    エルヴィン「ああ、そうだ。一年の学年主任はリヴァイ・アッカーマン先生です。」

    オォー

    リヴァイ「…おい、お前ら…掃除は、きちんとしろよ…」ギロ

    こ、怖!

    エルヴィン「睨むなリヴァイ…じゃなくて、リヴァイ先生。睨まないでくださいね。」

    リヴァイ「…チッ、分かった」

    エレン、大変そうだな…

    その時ふと、暗いオーラを放っている、金髪の女の子に目がいった
  10. 10 : : 2014/12/02(火) 21:43:24
    期待♪
  11. 11 : : 2014/12/02(火) 23:06:05
    >>10
    ありがとうございます(*^^*)
  12. 12 : : 2014/12/02(火) 23:25:44
    第一印象は、怖い。

    ずっと睨んでいるような…そう

    まるで、この世の全てを拒んでいるような…

    って、そんなことはないか…

    「…ン、…ルミン…」

    エレン「アルミン、早く行くぞ」

    アルミン「あ…、うん!」
  13. 13 : : 2014/12/03(水) 16:48:12
    全力で期待!
  14. 14 : : 2014/12/03(水) 17:36:19
    あれは誰だったんだろうか

    たくさんいる人の中から僕は、なんであの子に目がいったのだろうか

    そんなことを考えながら、教室の扉を開いた

    そしてそのまま、僕は『アルミン・アルレルト』と書かれた席に座った

    …座ってすぐ、先生が入ってきた。

    リコ「おはよう。私はリコ・プレンツェスカだ。宜しく。」

    リコ「今日から中学校生活が始まる。皆仲良くな。私が初めてこの学校に来たときは―――」

    先生の話が長くなりそうなので、何気に、ふっと後ろをみてみると

    「…」

    あの子が居た。

    僕の真後ろだった。

    アルミン「ね、ねぇ、君…」

    「…なに」

    名前を聞くだけ…なのに

    何を緊張しているんだ、僕は…

    アルミン「君って、何てなまe

    話している言葉を遮られる

    リコ「私が喋っているときに後ろを向いて堂々と喋るとは、良い度胸だな」

    アルミン「ご、ごめんなさい…」

    リコ「次からは許さないからな」

    アルミン「…はい」

    僕は前に向きなおし、ため息をついた

    その時、横に座っていた子が話しかけてきた

    「大丈夫…?」

    アルミン「うん、大丈夫だよ…」

    「よかった。私は、クリスタって言うの。宜しくね」

    アルミン「うん、宜しk

    また、遮られる

    リコ「お前は私の言葉が聞こえないようだな…?」

    目の前に、すごい顔をした先生がたっていた

    クリスタ「ご・め・ん・ね」クチパク

    アルミン「…」

    僕は、クリスタさんにニコッと笑った。

    リコ「よし、終礼が終わったら職員室にこい。」

    アルミン「…はぃ」

    「クスッ」

    僕がトボトボと席についたとき、後ろから笑い声が聞こえた。

    みるとあの子が少しだけ、笑っていた。

    そんな姿に、ついつい和んでしまう。

    これからのことが、胸のなかを大きく占めていると言うのに―――
  15. 15 : : 2014/12/03(水) 21:02:41
    ―これからのこと―


    リコ「アルミン、来なさい」

    そう、僕は先生に呼ばれているのだ…

    悪い意味で…

    リコ「で?何で私の授業中に喋ったんだ?」

    アルミン「そ、それは…」

    リコ「良いか、これからお前は社会に出て、就職するんだ。だから、人が話しているときに喋るとか言うのは、駄目だ。分かったな。」

    アルミン「はい。」

    リコ「ならもういい。気を付けるようにな」

    アルミン「はい!」
  16. 16 : : 2014/12/03(水) 21:55:34
    ふぅ、結構早くすんだな…でも

    エレンとミカサ、もう帰っちゃったかな…

    僕は急いで、下駄箱へと走る

    そこには…

    アルミン「エレン!ミカサ!…と」

    アルミン「君は…!」

    エレン「アルミン、どうした…?」

    ミカサ「アルミンが怒られるなんてあり得ない…」

    アルミン「はは…ちょっとね」

    そして僕は、名前を聞きそびれたあの子に駆け寄る
  17. 17 : : 2014/12/03(水) 21:56:13
    >>13
    ありがとうございます(*^^*)全力で頑張りますっ!!
  18. 18 : : 2014/12/04(木) 07:30:40
    「…あぁ。私の名前は…」

    「アニ。アニ・レオンハートさ」

    アルミン「アニ……良い名前だ…」

    アニ「…あんたは」

    アルミン「僕?僕はアルミン・アルレルトだよ!」

    アニ「…まぁ、覚えとくよ」

    エレン「誰だこいつ…まぁいいや、帰るぞ!」

    アルミン「ねぇアニ…さん!一緒に帰ろ!」

    アニ「は…?……別に良いけど」

    アニさんと一緒に帰れる!やった!

    心が踊る。

    アルミン「ふ~ん♪ふふ~ん♪」

    エレン「アルミンが鼻歌なんて珍しいな…」

    ミカサ「今日はどうしたの…?」

    アルミン「ふふ、何でもないよ!」

    アニ「(変な奴…)」

    四人で歩いて帰る。

    …と、思ったら…

    「あっ、さっきの…!!」

    アルミン「く、クリスタさん!」

    クリスタ「あの、ごめんね…私が喋りかけたから…」

    アルミン「大丈夫だよ!」

    クリスタ「そう…?なら良いんだけど…」

    アルミン「うん、気にしないで!」

    まさか、謝ってもらえるとは思っていなかった。

    一応、口パクで謝ってくれたし…
  19. 19 : : 2014/12/05(金) 08:04:33
    期待です!
  20. 20 : : 2014/12/05(金) 23:18:08
    >>19
    ありがとうございます(*^^*)
  21. 21 : : 2014/12/05(金) 23:23:27
    クリスタ「あっ、じゃあね、私も一緒に帰って良い?」

    えっ…

    アニさんと帰りたかったのにな…

    あれ、僕何で…

    アルミン「良いよ、エレンもミカサもアニさんも良いよね?」

    アニ「いいけど。『さん』やめて。」

    アルミン「あ…うん」

    あああ、アニって呼ぶのか…

    ううん、アニ…はクラスメイト

    しかも今日初めて会った

    …呼び捨ては早いかな…いや、でもなぁ…

    エレミカ「俺(私)は良いぞ!(よ)」

    息ピッタリな二人。さすが幼馴染みだ

    クリスタ「ありがとっ!」
  22. 22 : : 2014/12/05(金) 23:24:14
    いまさらですが、これはオリジナルですので原作と違う部分があります。ご了承下さい!
  23. 23 : : 2014/12/05(金) 23:40:29
    はい!
  24. 24 : : 2014/12/06(土) 19:13:14
    クリスタ「アルミンくん、そっちの人は?」

    アルミン「ミカサとエレンだよ、僕の幼馴染みさ!」

    クリスタ「へぇー、そうなんだ!」

    エレン「宜しくな!」ニカッ

    クリスタ「ッ///!?」ドキッ

    クリスタ「(えっ、なにこれ!?)」

    エレン「…?どうしたんだ?」

    クリスタvision

    エレン「どうしたんだ?」キラキラキラキラ

    クリスタ「にゃ、にゃんでもない…///」

    クリスタ「(か、カッコいい///エレンって言うんだ///)」

    ミカサ「宜しく………って私、空気…」

    アルミン「…大丈夫だよ」

    エレン「おっ、そうだ。アルミン、お前左じゃねぇの?」キラキラキラキラ

    アルミン「あっ、うん!」

    アニ「奇遇だね、私もだよ」

    やった、やった!

    アニさ…アニと二人で帰れる!!

    いつも良いことしてて良かった…

    クリスタ「///」

    エレン「あとクリスタ、顔赤いぞ?熱あんのか?」ピトッ

    クリスタ「ひゃ///(近い近い近い!!)」

    エレン「んー、ちょっとあるかもな、大丈夫か?」ジー

    クリスタ「ら、らいじょーぶっ!(やば//好きになっちゃったかな///)」
  25. 25 : : 2014/12/06(土) 19:13:37
    >>23
    ありがとうございます(*´∀`)
  26. 26 : : 2014/12/08(月) 17:51:52
    アルミン「アニ、帰ろ」

    アニ「アンタ…急に馴れ馴れしくなったね…」

    アルミン「あっ、ごめん…」

    アニ「すぐ謝らないで。私が悪いことしているみたいでしょ。」

    アルミン「ご、ごめん…」

    アニ「…また。」

    アルミン「あっ…」ハハ…

    アルミン「そ、その…アニはさ!」

    アニ「もう少し静かに喋ってよ。」

    アルミン「う、うん。ごめんね、アニってさ…」

    アニ「(またごめんって言ってる…バカじゃないの。)」

    アルミン「家どの辺なの?」

    アニ「…ここ。」

    アルミン「へぇー、ここかぁ…」

    そこは、魔女の家みたいだった…

    誉めてるんだよ!?

    アニ「…を、曲がった先さ」

    アルミン「って、もう!びっくりしたじゃないか!」

    アニ「アンタって、面白いね」

    …いや

    …無表情で言われてもね…

    けれど、時々見せる優しい顔

    いまだってそうだ。

    よく見れば少し、顔が柔らかい気がする

    アニ「なんだい、不満かい?」

    アルミン「い、いや!アニだって可愛いなぁーって…」

    ああああ!!!

    言ってしまったああ!!

    ヤバイ、殺され…

    目を閉じて、防御の姿勢にうつる。

    アニ「なっ、なにいってんだい!」

    そういってアニが放った蹴りは

    とても、弱々しかった。

    アニ「…ふん。バカ言うんじゃないよ」

    アルミン「う、うん…」

    アニ「…」

    アルミン「…?」

    どうしたのかな?

    アニ「今、謝りなよ」

    アルミン「ぇ?あっ…ごめん…」
  27. 27 : : 2014/12/11(木) 21:16:33
    アニ「(本当に謝るなんて…ますます変な奴…)」

    アルミン「あっ、今僕のこと、変な奴だって思ったでしょ!!」

    アニ「(は?面白い奴…)」

    アニ「(…ちっ、もう家か…)…もういいよ、じゃあね」

    アルミン「あ、そうなの?…じゃあね(ここ、どこだっけ…僕家まで帰れるかなぁ…)」ニコッ

    アニ「…」プイッ

    そのあと、僕は久し振りにパトロールをしている警察を頼ることになった。

    結構僕の家に近かったのに…情けない限りだ。

    …穴があったら入りたいよ…

    アルミン「ただいま!お母さん!」

    アルミン「…?おかーさーん?」
  28. 28 : : 2014/12/11(木) 21:18:07
    洗濯でも、干しているのかな?

    アルミン「お母さん?洗…た……!?」

    アルミン「お母さん!?お母さん!?」

    僕が見た光景は、リビングにお母さんが、

    血だらけで、倒れている姿だった―――
  29. 29 : : 2014/12/11(木) 22:20:25
    アルミン「ど、どうしよう!?お母さん!?」

    アルミン「とっ、とりあえず119番!」プルルルッ

    「はい―――」


    ――――――

    ―――

    ――


    医者「…なんとか、一命はとりとめましたが…」

    医者「記憶障害、または歩行障害などが起こる可能性があります。また、寿命も近いでしょう…」

    アルミン「…原因は。」

    医者「転移しやすい…悪性腫瘍……つまり、癌ですね…」

    アルミン「癌…ですか…」

    急なことに、涙すらでなかった

    今、僕の横で寝ている人…それが

    お母さんとは思いたくなかった。

    受け入れたくなかった。

    僕はお母さんの方を向き、話し掛けた

    アルミン「ねぇ、お母さん…」

    アルミン「嘘だよね…?この血は…ペンキで…」

    鉄の匂いがする。血の匂いだ。

    アルミン「今…心のなかでは…お母さん、クスクスって…笑ってて…」

    お母さんはピクリとも動かない。

    寝息が聞こえることが唯一の救いだ。

    アルミン「死なない…よね…っ…」

    返事はない。

    アルミン「今日の朝だって…!元気だったじゃないか…!!どうして…だよぉっ!!」

    医者「落ち着いてください…」

    アルミン「ぅう…えぐっ…おがーざん…し…んじゃ、やだよぉ…グスッ」

    医者「ただ、一つだけ…たった、3割の可能性ですが…いえ、3割もないかもしれませんが…」

    医者「一つだけ、助かる方法があるんです…」

    アルミン「グスッ…そっ、それは!?」

    医者「とても、難しい手術です。右心室と、肺の移植です…」

    アルミン「…」ゴクッ

    医者「どうしますか、受けますか…?」

    アルミン「母は…まだ、目覚めるんですよね?」

    医者「はい、あと…1ヶ月…いや、3週間程で決めてください。」

    アルミン「…はい。」

    それから、僕はしばらくの間、学校を休んだ。

    エレンとミカサが家に来た日もあった。

    エレン『どうしたんだ、大丈夫か?』

    ミカサ『ゆっくり休むといい…』

    …アニは、来なかった。

    伝えてないし、当然か…
  30. 30 : : 2014/12/11(木) 22:34:16
    アルミン「お母さん…」

    アル母「アルミン…ごめん、ごめんね…」ギュ

    弱々しく、抱き締められる。

    アルミン「う、ん…おか、ぁ…さん…」グスッ

    アルミン「…お母さん、お母さんは…手術、うけるの…?」

    アル母「…アルミンは、どうなの?」

    アルミン「え…?」

    アル母「アルミン、貴方は…お母さんにどうして欲しい?」

    アル母「きっと、手術で失敗したら、私はすぐ、あの世逝き…」

    アルミン「…ッ」

    アル母「…どっちが、いいのかしらね…」ポロッ

    お母さんは、僕の前で涙を見せたことがなかった。

    アル母「…ふふ、私…怖いのよ。けれどね…」ポロッ

    アル母「貴方を残して行かなければいけないことが一番…一番…」

    アル母「辛い…」

    アルミン「おか…うぅぅ…」

    いつか、ミカサがいっていた。

    この世界は、残酷だ――――

    って。

    …実感するよ

    今、僕を抱き締めている人が…

    あと、一年もしないうちに、帰らぬ人になるなんて…

    アル母「アルミン…貴方だけは…」

    アル母「私の分も、幸せになって欲し…」

    アルミン「馬鹿!」

    アルミン「なんで…そんなこと言うんだよっ!!」

    アルミン「手術…成功するかもしれないでしょ!?100%死ぬんじゃ無いんだよ!!」

    アルミン「…そんなこと…言わないで…」

    アル母「…そうね」

    アル母「ごめんね、私…必ず、生きる…生きて、見せるから…」

    アル母「泣かないで、ね?」

    アルミン「うぅ…っ…う、ん…」
  31. 31 : : 2014/12/14(日) 09:30:27
    アルミン…
  32. 32 : : 2014/12/15(月) 18:18:20
    事件が起きたのは、それから一週間たった時だった。

    いよいよ明日、お母さんの手術が始まると言うとき――――

    僕は、買い物をするために外へ出ていた。

    アルミン「お母さん、ただいま」

    アル母「お帰り…ゴホッ…」

    日に日に、弱っていくお母さん。

    でも大丈夫だよ、明日には…

    治るからね!

    アルミン「ん?お母さん、何か書いていたの?」

    アル母「え!?な、なにも…」

    アルミン「そう…?あ、お母さん!」

    アル母「何?」

    お母さんは優しく、にっこりと笑っていた。

    アルミン「…明日からまた僕、学校行けるんだよね?」

    アル母「えぇ。勿論よ」

    アルミン「…ふふ//」

    僕は学校に行きたくてたまらなかった

    何より、アニに

    皆に会いたかった。

    アル母「好きな人でも、いるの?」

    アルミン「ふぇ!?す、好きな人!?」

    なんで?なんで…アニが出てくるの…?

    アル母「ふふっ、当たりみたいね…」
  33. 33 : : 2014/12/15(月) 18:33:02
    アルミン「…まだ、好きなのかは分からないよ…」

    アル母「それでいいのよ、いっぱい悩んで、成長しなさいね。」

    アルミン「うん…!」

    アル母「…ふぅ、私はちょっと寝ようかしら…」

    アルミン「そう?じゃあ、晩ごはん出来たら起こすね」

    アル母「えぇ」

    そう言って、お母さんは寝室へ向かった。

    アルミン「よっし。作るか!」

    ――――

    ―――

    ――
  34. 34 : : 2014/12/15(月) 18:38:01
    ――

    ――――

    ――――――

    アルミン「お母さん、出来たよ!」

    アル母「…あ、分かったわ」

    ん?お母さん、また何か…

    アル母「ごめんなさいねぇ、迷惑かけて…」

    アルミン「大丈夫だよ、明日からは作ってくれるんでしょ?」

    あれ?

    アル母「…」



    アルミン「お母さん?」

    アル母「えっ、あぁ、勿論よ」

    アルミン「うん…」
  35. 35 : : 2014/12/15(月) 19:18:25
    アルミン「いただきますッ!」

    アル母「いただきます。」

    アルミン「どう?」

    アル母「美味しい…!」

    アルミン「ふふん」

    アル母「昔は可愛いだけだったのにね…今ではこんなに」ナデナデ

    アルミン「わっ//も…もぅ…」

    アル母「こんなに大きくなって…」

    アルミン「中学生だからね…ちょ!」

    アル母「ふふ、ごめんごめん」

    アル母「…(そろそろかしら…)」

    アル母「…食べ終わったし、私はもう一度寝るわね。」

    アルミン「はーい!おやすみ!」
  36. 36 : : 2014/12/17(水) 17:28:33
    あっ…(察し)
  37. 37 : : 2014/12/19(金) 18:03:35
    >>36
    ふふふ…
  38. 38 : : 2014/12/19(金) 22:20:26


    アルミン「…なんてね。」

    アルミン「ねぇ、お母さん…」

    アル母「何かしら?」

    アルミン「僕、わかってるんだよ。今からお母さんは…」

    アルミン「『永遠の』眠りにつこうとしてること…」

    アル母「な、なんのこと?」

    アルミン「僕に、迷惑をかけたくないの?…それとも…」




    アルミン「死にたいの……?」




  39. 39 : : 2014/12/19(金) 22:40:52
    アル母「そんなこと…!」

    アルミン「どうしてなの…?」

    アル母「…」

    アル母「だって。お医者さんから…」

    嘘だ

    アル母「アルミンくんにはああ言いましたが、実際は…」

    『もう、助かりません…』

    嘘だ

    アル母「って…。」

    嘘だ――――――

    アルミン「…!?」

    アルミン「嫌だ…!」

    アル母「本当は…お父さんにも、会いたかった…けど…」ゲホッ…

    アルミン「…そんな…、嫌だよ…!嫌だ…!」

    アル母「もう、時間みたい…だから」

    アル母「…ごめんね。」

    アル母「こんな…母親で…ッ…」ゲッホゴホッ

    アルミン「嫌だ…ぅう…」

    アル母「アルミンのごはん、美味しかったわよ。上手くなったのね…」

    アルミン「ぅ…」グスッ

    アル母「アルミン、こっちへ来て…」

    アル母「…ふふ、最後には、あなたの顔をみたかったわ…」ゴボッ

    アルミン「目、見えてない…の?」

    アル母「…アルミン、ごめんね…」

    アル母「もうなにも…聞こえない…」

    アルミン「おか、あ…」

    アル母「…これだけは…ゴホッ忘れないでね…ゲホゲホ」

    アル母「あなたの事…大好きよ」ニコッ

    アル母「(…多分アルミンは)」

    アルミン「お母さん!お母さん!!」

    アル母「(叫んでくれているのよね)」

    アルミン「おがあざん!!!!!」

    回りには沢山の血が飛んでいて

    静かに横たわる

    お母さんがいた。
  40. 40 : : 2014/12/20(土) 13:40:02
    『あなたの事…大好きよ』

    これが、お母さんの最後の言葉になった

    アルミン「…お母さん」

    アルミン「僕も…大好きだったよ」

    アルミン「…ううん。今でも、大好き…」

    救急車は呼ばなかった
  41. 41 : : 2014/12/20(土) 19:58:08
    なんか、涙が・・・アルミン・・・
  42. 42 : : 2014/12/27(土) 22:41:42
    >>41
    自分で書いてて悲しくなりますね…
  43. 43 : : 2014/12/27(土) 22:53:12
    次の日

    僕はお母さんの手紙を見つけていた

    そこには、僕とお父さん宛で

    大好きなアルミンとお父さんへ

    そういう見出しだった

    僕は、あけて読んでみた


    アルミンへ

    お父さんへ


    まず始めに


    突然先立つことをお許しください


    アルミン


    私は


    幸せでした


    40歳にも満たない年齢でしたが


    幸せでした


    それは


    アルミンとお父さんが


    いてくれたからです


    アルミン


    ありがとう


    私の人生を明るく照らしてくれて


    お父さん


    ありがとう


    私を一番に想ってくれて


    私にはもったいないくらいの


    明るい笑顔を向けてくれて


    ああ


    もう前がにじんで見えません


    どうか


    どうか


    私の分も


    お幸せに――――

    手紙はここで終わっていた
  44. 44 : : 2014/12/29(月) 00:34:35
    (⊃∀`°)。ビィエェエエエン
    アルミン…頑張れ…
    ぞくぞく期待(`∀´)
  45. 45 : : 2014/12/30(火) 14:43:12
    泣ける話や、期待です。(;-;)

    自分もアルクリ書いているので良ければ、クリスタ「指輪落としちゃった。」で検索して下さい
  46. 46 : : 2015/01/05(月) 17:11:27
    あぁ…おれもあと一週間の命か…
  47. 47 : : 2015/01/05(月) 17:11:55
    っていうのは嘘鼻くそ。
  48. 48 : : 2015/01/07(水) 23:17:39
    >>44
    ありがとうございます(*^^*)がんばりますp(^-^)q

    >>45
    ありがとうございます(*^^*)見させてもらいました!執筆頑張って下さいね!

    >>46>>47

    嘘ですか笑笑
  49. 49 : : 2015/01/07(水) 23:35:49


    僕は手紙を、お母さんがよく読んでいた本に挟んでおいた

    …よし

    明日から、学校だ

    …お母さん

    見守っててね

    僕は少し笑い、空を見上げた

    一つだけ浮かぶ雲が

    お母さんのように見えた


    ー次の日ー

    エレン「あるみ…!来れたのか!?」

    アルミン「うん、来れたよ」

    ミカサ「…お母さんのことは聞いた…本当に残念…」

    僕は、近くに住んでいるおじいちゃんの家に住むことになった

    きっと僕の目は腫れているだろう

    …けれど、ミカサとエレンは、何も言わないでくれた

    アルミン「…うん」

    しんみりとした空気になる

    そんな空気が、僕は嫌いだ

    アルミン「…さっ、学校いこ!」

    わざと大きな声を出し、エレン達を学校へと急かした


    アルミン「エレン、ミカサ、じゃあね!」

    僕は急ぎ足で教室へと向かう

    ミカサ「えぇ…。…アルミン」

    アルミン「…ん?」

    ミカサ「わっ、私もエレンも…アルミンのそばにいる…っ!」

    それはミカサなりの励ましの言葉だった

    アルミン「…ふふっ、ありがとう」

    エレン「ミカサー、先生来てるぞ!」

    ミカサ「じゃあ。また放課後」

    そういい残し、ミカサは目の前から消えた

    エレン「じゃぁな、あるm…

    ????「ほう。遅刻とはいい度胸だな」

    エレン「へ?…………り、リヴァイ先生…」

    リヴァイ「…」

    エレン「」

    アルミン「じゃあねエレン!」

    僕は今までで一番素早いスピードで走り去った

    …その後のエレンは僕も知らない

    ただ、時々、叫び声が聞こえたのであった……
  50. 50 : : 2015/01/07(水) 23:40:26
    幸い一組には先生はまだ来ておらず、僕は急いで席についた

    ふぅ、よかった…

    間に合った…

    その時、後ろから声が聞こえた

    アニ「…今日は来れたんだ」

    小さく、ボソッと呟くアニの声

    本人は聞こえてないと思っている

    …そうだ

    アルミン「うん、来れたよ!」

    アニ「なっ……そう。」

    少し驚いた顔をしたが、直ぐに無表情になる

    ただ、今日は少し頬が紅かった
  51. 51 : : 2015/01/23(金) 18:00:49
    リコ「きりーつ、れーい。」

    「「おねがいしやーす」」

    リコ「…着席」

    リコ「今日は委員会を決めようと思う。」

    そういってリコ先生は黒板に

    ・生徒会
    ・代議員
    ・生活委員
    ・体育委員
    ・保険委員
    ・放送委員
    ・美化委員
    ・給食委員
    ・図書委員

    と書いた

    リコ「好きなのを選べ。」

    どうしようかな…

    リコ「アルレルト、お前は生徒会が向いてそうだな」

    アルミン「生徒会…ですか?」

    リコ「あぁ。」

    …へぇー

    ―――――――
    ――


    リコ「ん、決まったか?」

    「「「「はーい」」」」

    リコ「…なら、生徒会がいい人」

    アルミン「は、はい。」

    ウソッアルミンクンセイトカイ!? ワ,ワタシモ! ワタシガナルノヨッ‼

    リコ「なら男子はアルレルトだな。女子は…」

    アニ「…」テ アゲル

    ミーナ「…」オドオド テ アゲル

    モブ達「はいはいはーい!」テ アゲル

    リコ「じゃんけんしろー」
  52. 52 : : 2015/02/14(土) 11:58:19
    アニ!アニ!アニ来い!アニ!!!


    アニィィィィィ!!! はい。すみませんでした。
  53. 53 : : 2015/02/18(水) 16:26:59
    ミーナ「…アニ」

    アニ「っなんだい?」

    ミーナ「手を抜かないでね!!」

    アニ「じゃんけんでどうやって抜くのさ」

    ミーナ「行くよ…じゃーんけーん」

    アニ「」パー

    ミーナ「そぉい!!」グー

    ミーナ「そんなっ!?」

    リコ「ならもう一人はレオンハートだな。」

    アニ「…ふん」

    ミーナ「…くそぉぉ…アニ、頑張ってね…」

    うわぁぁ、と叫ぶミーナ

    そんなに生徒会したかったのかな…

    アルミン「ミーナ、もしよければ僕と生徒会変わる?」

    ミーナ「はっっ!?」

    アニ「え」

    アルミン「いやぁ、そんなにしたいんだったらさ…」

    (((まさかの鈍感…)))

    ミーナ「い、いや…いいよ…(アニが睨んでる!!怖い怖い!!)」

    リコ「まず女子二人じゃ無理だぞ」

    アルミン「あっ、そうなんですか」

    リコ「まぁいい。次ーーー」

    ――――
    ――


  54. 54 : : 2015/02/18(水) 16:40:57
    メンバーの都合、美化委員は無くします‼すみません(>_<)

    ・生徒会 アルミン アニ

    ・代議員 マルコ モブ

    ・生活委員 モブ モブ

    ・体育委員 ベルトルト ユミル

    ・保険委員 ヒッチ コニー

    ・放送委員 クリスタ モブ

    ・給食委員 ライナー サシャ

    ・図書委員 モブ ミーナ
  55. 55 : : 2015/03/29(日) 00:08:07
    期待です!

    このSS神いぃぃぃぃぃ!!!
  56. 56 : : 2015/03/30(月) 22:42:57
    更新遅れてすみません…。

    頑張って投下します!
  57. 57 : : 2015/03/30(月) 22:48:13
    リコ「…よし。決まったぞ。これでいいか?」

    「「はい!」」

    リコ「ではさっそくだが、アルレルトとレオンハート。放課後残ってくれ。」

    アルミン「はーい。」

    アニ「…はぃ」

    よし。僕の初仕事(生徒会)…

    頑張るぞぉー!

    僕はチラ、とアニを見た

    心なしか微笑んでいる気がした

    アニ「…ふん」
  58. 58 : : 2015/04/05(日) 22:43:46
    うぉ~!神作降臨!期待しています!
  59. 59 : : 2015/04/07(火) 22:56:47
    >>52
    はい!アニです!笑

    >>55
    全然そんなことないですよ!ありがとうございます!!

    >>58
    ありがとうございます!!!


    キーンコーンカーンコーン

    リコ「よし。良いか?早速だがアルレルトとレオンハートはゴミを無くすことがテーマのポスターを書いてもらう。□月△日までに提出だ。」

    アルアニ「はい」

    リコ「これは紙だ。頼んだぞ。二枚あるからな」

    アルミン「はーい!」

    アニ「一枚よこしな」

    アルミン「あ、うん」ハイ

    急ぎの用事でもあるのかな

    アニ「…」

    アルミン「…」

    アニ「…」

    アルミン「…帰らないの?」

    アニ「…チッ」

    アニ「あんた書き方分かるの?」

    アルミン「…え、うん」

    アニ「分かるの?」

    アルミン「…う、うn」

    アニ「わ か る の ?」ゴゴゴゴ…

    アルミン「い、いやちょっとわからないかなぁ…はは」

    アニ「…残りな。教えてあげる」

    アルミン「…はい」

    …どうして僕を残らせたんだ?



    …あ、分かったぞ!

    アニが書き方分からないからか!

    それで僕に教わろうとしてるんだね!

    アニ「(とてつもない間違いをしている気がする)」

    アニ「(というか私、どうしてこんな奴を残させたりしたんだろう…)」

    アルミン「じゃあ、そこ座って」ストン

    アニ「…あぁ」ストン

    アルミン「…」カキカキ

    アニ「…」カキカキ

    …き、気まずい

    アルミン「あ、そうだ。アニは今度の野外キャンプいくの?」

    アニ「…まだ4月だけど。気が早いんだね」

    アルミン「…う」

    アニ「あんたは?」

    アルミン「…!僕は行くよ」

    アニ「ふーん(なら私も、行こうかな)」

    アルミン「アニも来てね!」

    アニ「気が向いたらね」
  60. 60 : : 2015/04/07(火) 23:00:41
    アルミン「よし、出来た!」

    アルミン「アニは…って、もう終わってる!?」

    アニ「…まぁね。あんたの見せなよ」

    アルミン「はい」

    アニ「…」

    アニ「…」ゲシッ

    アルミン「いたっ!なんで蹴るのさ!」

    アニ「上手すg…ムカついたから」

    アルミン「…むー。アニのも見せてよ!」

    僕がアニの書いたポスターを覗くと

    アルミン「…え、あ、うん」

    アルミン「スゴクウマイネー」

    アニ「」イラァ…

    2度めの蹴りをくらうことになった。
  61. 61 : : 2015/04/17(金) 20:34:49
    まっても待っても続きが来ない
  62. 62 : : 2015/04/18(土) 14:31:53
    >>61
    ごめんなさい‼忙しくて書けませんでした!
  63. 63 : : 2015/04/18(土) 15:28:45
    アニの絵はびっくりするほど悪くもなく、かといって凄く上手くもなかった

    …幼稚園児…いや、小学生が書くような、目がキラッキラの絵だ

    アニ「なんだい。そんなに可笑しいのかい…」ムスッ

    アルミン「いやいや、言うほど可笑しくないよ‼」

    アニ「ふんっ、私は帰るよ。…あんたは?」

    アルミン「僕も帰るよ!あ、待ってー!」

    ――――――
    ―――


    僕はアニと二人で帰った

    ミカサはエレンと、そして仲良くなったらしいジャンと帰った

    ジャンはミカサが好きらしい…

    エレンのライバルだ

    胃が痛くなりそうだよ…うぅ…

    アニ「…ぇ。…ねぇ。」

    アルミン「ん?」

    アニ「送ってくれてあり…が…と。」

    小さいか細い声でアニは言った

    アルミン「え?あぁ、うん。」

    すると、アニの家から声が聞こえてきた

    ジャマナンダヨ! ウットウシイ! バリンッ ハ? ナンデスッテ!? バキッ ガシャーン‼

    アニ「…じゃあ」

    アルミン「え…?」

    アニが家のドアをあけた

    バタン

    アルミン「いまの声って…?」









    アニ「…はぁ」

    アニ「またやったの…?」

    広がっている景色は

    12才の少女にとっては残酷なものだったが

    アニ「ふん」

    少女は鼻を鳴らしただけだった
  64. 64 : : 2015/04/18(土) 15:39:43




    ―――少女の居場所はない

    ―――真っ暗な世界で少女は一人、泣いていた

    ―――何かを割る音。殴り合う音。叫び声。

    ―――少女はいつしか、雑音にしか聞こえなくなっていた

    ―――その代償に、涙や笑顔を捧げていることは

    ―――本人も知らないのだろう…
  65. 65 : : 2015/04/18(土) 21:37:59
    アルアニ最高
    期待
  66. 66 : : 2015/05/02(土) 07:59:41
    >>65
    ありがとうございます‼アルアニ最高ですよね!
  67. 67 : : 2015/05/04(月) 17:52:04
    俺も家庭環境悪くて、アニみたいな感じ

    さんざん怒鳴って物投げつけて、物を壊して・・・

    おかげでストレスたまりすぎて過呼吸になった

    なのに解決したとたん親ぶってくる・・・


    もうあいつらを親だと思ったことはない

  68. 68 : : 2015/05/05(火) 21:55:06
    >>67
    そうなんですか…。けれど、どんなことをされても産んで貰ったことには変わりが無いので感謝はしないとダメなんですよね…(。>д<)過呼吸、大丈夫でしたか?
  69. 69 : : 2015/05/05(火) 22:15:59
    今日もご飯など、ない

    親に名前を呼ばれなくなって

    物扱いを受けだしたのはいつからだろうか

    私は親の財布から500円を抜き取り、コンビニへと向かった





    ―――――
    ―――


    店員「いらっしゃーせー‼」

    私は一目散にお弁当が売っている場所に向かう

    えっと、コンビニ弁当は…あった。

    私が手にしようとしたとき

    後ろを金髪の人が通った

    ドクン

    その人は、全くの他人なのに

    あの人にどこか似ていて

    胸がキュウッと締め付けられた





    私はコンビニ弁当を手に取った

    そして、そのままレジでお会計を済ませた

  70. 70 : : 2015/05/05(火) 22:36:37
    アニ「…ただいま」

    相変わらず返事はない

    殴る音が聞こえてくるだけ

    すると、お父さんが近づいてきた

    バチンッ

    平手打ちだ

    …痛い

    父「お前、俺の金奪っただろ」

    ドスの聞いた声で怒鳴る

    …仕方ないでしょ

    バチンッ

    もう一度殴られる

    父「答えろやオラァ!」

    アニ「ぐっ…ぅ」

    耐えろ

    耐えろ

    …いつかは終わる

    昔の優しい父に戻ってくれる

    そう信じて

    ゴッ

    今日も耐える

    父「聞いてるのか!!」

    父「そもそも、お前の躾がわるいんだろうが!」

    母「はぁ!?私のせいにするわけ!?」

    言い合いを始めた

    そのすきに逃げる

    私の部屋

    誰にも邪魔されない

    唯一の部屋

    アニ「…いつまで続くのかな」

    私はボソッと呟いた

  71. 71 : : 2015/05/08(金) 22:50:29
    >>68
    セックスしてたらたまたまできちゃったから産んだんだって、親から聞いた

    つまり俺はいらなかったけどできちゃった子なんだよ

    だから親の機嫌しだいで俺の扱いが変わる


    それなのに何で産んでくれてありがとうと感謝しなきゃいけないの?



    産んでくれなんて頼んでもいないのに・・・



    学校でいじめられたときつらかっただろ?俺も親からひどい扱いさたときそんな気持ち


    過呼吸の心配してくれたのはありがたいけど何も知らないやつが偉そうに上から物をいわないでくれる?
  72. 72 : : 2015/05/09(土) 18:31:17
    あーーーーー(゜.゜)ーーーーーげきおこぷんぷんまる
  73. 73 : : 2015/05/10(日) 10:51:47
    >>71
    …確かに私に起きたことではないので辛さや悲しみは分かりません…。でも、この世に要らない人間なんて1人もいないんですよ‼たまたまできちゃった子だとしても、きっと誰かが必要としてくれます‼今はいないかもしれませんが、必ず貴方を必要とし、心配してくれる人がいます‼

    辛い思いをして、死にたくなるときとかありますよね?私もありました。でも死という道は選んでは駄目だと思うんです。…どうせ俺の勝手だろとか言われてしまったとしたら、私にはどうすることもできませんが…。

    …また上からになってしまいましたが、これだけは忘れないでください…。


    >>72
    …はい?
  74. 74 : : 2015/05/10(日) 19:56:16
    >>73
    自殺はしないよ、あいつらせいで死ぬとか無理

    それに俺には弟がいるから死ぬわけにはいかないし

    俺のためにわざわざ長文ありがとう
  75. 75 : : 2015/05/11(月) 21:51:01
    >>73

    いえいえ。私は文を送ることしか出来ないですが、弟さんと仲良く、長生きしてください!辛くなったらいつでも話くらいは聞きますよ!
  76. 76 : : 2015/07/02(木) 13:36:20
    次の日

    私は朝御飯をコンビニで買い、学校へ向かった

    どこからか聞こえる笑い声

    皆、私には持っていないものを

    当たり前に持っている

    ただ、最近は学校が楽しい

    ふっとあいつの顔が浮かび

    少しだけ、笑顔になれた
  77. 77 : : 2015/07/02(木) 15:01:44
    アルミン「あっ、アニ!」タタッ

    ドクンッ

    アニ「な、なにさ」

    アルミン「ううん?おはよーって言いたかっただけ」ニコ

    アニ「…そうかい」

    私はプイッと横をみた

    …視線の先には

    クリスタ「ふぅーん」ニヤニヤ

    ニヤニヤと笑うクリスタがいた

    アニ「なッ…なにさ!」

    クリスタ「なんでもないー」

    クリスタ「頑張れッ!」ボソッ

    え?

    アニ「なッ!?なにを…」

    顔が熱くなるのを感じた

    それはあいつの顔が浮かんだからではない

    ……はず。
  78. 78 : : 2015/07/18(土) 21:15:23
    ―放課後―

    アルミン「アニー、今日暇?」

    アルミン…奴が話しかけてきた

    今日はなにもない気がする

    私は

    アニ「…暇だけど」

    と言った

    アルミン「じゃあさ!遊びに行かない??」

    そんなことか。



    …ん?

    ちょっとまった

    も、もしかして、二人っきり…とか??

    べっ、別に意識してる訳じゃないけど!

    まぁそんなにいうなら、行ってやってもいい、けどさ…

    ここは、冷静に…

    アニ「べ、べちゅに良いけど」

    か、

    噛んだぁぁあ///

    アルミン「…プッ」

    こっ…

    こいつ…

    吹き出しやがって…‼

    アルミン「…っ、はぁ。ごめんごめん。なら、ケータイ持ってる?」

    アニ「…持ってない」

    あんな親が買ってくれるわけ、ないし

    アルミン「そっかぁ。じゃあ、3時に○オンで待ち合わせで良いかな?」

    アニ「…うん」

    私は精一杯普通なフリをした

    別にアイツといくからワクワクしてるんじゃないよ!

    ただ、友達なんか今までいなかったから…
  79. 79 : : 2015/07/19(日) 08:43:16
    ―2時―

    さて問題です

    どの服を着れば良いでしょうか

    …なんて考えているうちにもう2時

    遊びになんて行ったことが無かったから

    来ていく服がない

    アニ「あああ、どうしよう…」

    静かな部屋で一人、叫ぶ

    今日は親は家にいない

    だから、何時までても遊ぶことができる

    …本題に移ろうか

    今の時刻は2時12分

    こうしている間にも

    待ち合わせ時間は刻々と迫る

    家にある服と言えば、制服、ジャージ、パーカー…

    …っ、仕方ないか

    私はパーカーを手に取り、着替えた

    3時まで、あと数分。





    ピーンポーン



    ん?インターホンが鳴った?

    アニ「っ、誰ですか」

    アルミン「え、えと。アルミン・アルレルトですっ!アニさんいますか?」

    うそ…

    なんでアルミンが?

    アニ「…私だけど」
  80. 80 : : 2016/02/14(日) 20:50:33
    まさか・・・‼︎放置・・・なのか・・・・・⁉︎
  81. 81 : : 2016/08/21(日) 23:30:09
    書いてください。・゚・(ノД`)・゚・。
    すごく楽しみにしてるんです!
    待ってますね??
  82. 82 : : 2019/06/09(日) 10:25:42
    放置するくらいなら元から書くなクソが

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ARUANI

訓練兵の天使

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