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この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

【安価!】ダンガンロンパ for GIRLS☆

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  1. 1 : : 2014/11/28(金) 19:01:57
    久々にSS立てる画面開いたらいろいろ仕様変更されてたので、この機に前々から考えてたSSを立ててしまおう、と思った次第でございます。

    まずこのSSのコンセプトですが、それは所謂乙女ゲー!
    まあ乙女ゲーやった事無いんで、それっぽい話書けるとは限りませんが。
    ともかく、女の子を主人公にして男子を攻略しよう、ってスタンスでございます。
    それに際して、主人公はオリジナルキャラクターになっています。

    しかし、このキャラクター、現在は火華 希(ヒバナ ネガイ)という名前のみが決定しているだけ。
    いえ、他にも一応決まっている事はあるんですが……。

    まずは彼女を七十七期生(狛枝達のクラス)として入学させるのか七十八期生(苗木達のクラス)として入学させるのかを安価で決定したいと思います。

    の前に、まず先に安価のルール。
    とりあえずエログロは原則禁止でお願いします。しかし軽度のものならOKとしておきます。
    それから、筆者は書籍関連の話はほとんど分かりませんので、そちらのネタも無しでお願いします。
    また、
    http://www.ssnote.net/archives/17435
    こちらのスレッドに記載されているルールもご一読下さい。

    さて、そして七十七期生、七十八期生の選択について、以下の注意点があります。

    七十八期生を選んだ場合、七十八期生の面子と仲良くなりやすいです。が、狛枝達とも先輩後輩として最初からやり取りが可能になります。
    七十七期生を選んだ場合、七十七期生の面子と仲良くなりやすいです。が、苗木達七十八期生はお話がある程度進行してから入学してきますので、序盤はほぼ出てきません。

    また、七十七期生に関してですが、サトウさんは一応いるという事にしておき……たかったのですが才能も分からないしいない扱いにしておきます。すみません。そして七海もプログラムですのでいません。日向も予備学科なので勿論いません。

    さて、どちらを選択しますか?

    >>2
  2. 2 : : 2014/11/28(金) 19:13:58
    七十七期生で(狛舞...ボソッ)
  3. 3 : : 2014/11/28(金) 19:45:04
    >>2
    舞じゃないんだなあwwwww

    ともあれ七十七期生でやって行きます。
    さて、お次に“超高校級の才能”です。
    これは才能の内容によって攻略しやすいキャラクター、しにくいキャラクターが発生すると考えてください。
    たとえば運動系の才能ですと、弐大と仲良くなりやすい、とかそういったニュアンスです。

    というわけで才能を指定してください。 >>4
  4. 4 : : 2014/11/28(金) 20:08:56
    勝負強さ
  5. 5 : : 2014/11/28(金) 20:31:10
    むむ……。

    “具体的”に何の勝負に強いのかの指定をお願いします! >>6
  6. 6 : : 2014/11/28(金) 21:15:25
    肝心な局面(ギャンブルでも恋の勝負でも)勝負強い
  7. 7 : : 2014/11/28(金) 21:18:51
    >>6
    いえ、言った通り“具体的”にお願いします。
    サッカーとかオセロとか。
    というわけで再安価

    >>8
  8. 8 : : 2014/11/28(金) 21:43:54
    じゃあ恋の勝負に強いってことで
  9. 9 : : 2014/11/30(日) 17:02:50
    >>8
    一体才能を見つけるために何人の女の人と付き合ったんだろう((((;゚Д゚)))))))
  10. 10 : : 2014/11/30(日) 20:11:09
    よし、じゃあちょっと才能の名前として合うように名称考えてきたので始めていきます!


    火華(その巨大な学園は、学園というには少しばかり大きすぎて――私に足を踏み入れる事が本当に許されているのか、スカウトが来た今でも疑いたくなるほどで)

    火華「でも、スカウト来たんだもんね……入っていいんだよね?」

    火華(校門の前で右往左往してしまうのは、やっぱり私が希望ヶ峰学園に選ばれるような人間じゃない、って自覚があるからなんだと思う)

    火華(第一、入学届けに書かれていた私の“超高校級”の才能に納得できていないんだから、それもそのはず)

    火華(入学届けに記されていた私の才能。それは……)

    火華(“超高校級の恋愛強者”)

    火華(こう聞くと、「恋多き乙女!」って思われるかもしれない。でも現実には多いどころか、初恋すらまだだ)

    火華(なら何故、と首をひねるだろうけど……それについては一つだけ、思い当たるフシはないでもない)

    火華(それもネットの掲示板やチャットなんかで出てくる恋愛相談によく返答している、ってだけだけどね。未経験者故の正論を並べ立てるアドバイス。そういうのって、自分が実践できるのか、って言われると、大半は無理だったりするんだよね)

    火華(けど相談者の方からはよく“的確なアドバイスありがとうございます”って感じで返ってくる)

    火華(きっとそれが巡り巡って希望ヶ峰入学のための実績になったんだろう、とは思うんだけど……)

    火華「ホントにいいのかなあ」

    火華(理解は出来ても納得は出来ないこの感覚。分かってもらえるかな)
  11. 11 : : 2014/11/30(日) 20:20:41
    火華(そうして校門の前で学園の雄大さと自分の矮小さを比べて気が滅入っていると……)



    秒☆数☆判☆定 >>12

    秒数に応じてちょっと展開が変わるよ!
  12. 12 : : 2014/11/30(日) 22:45:26
    ていや
  13. 13 : : 2014/11/30(日) 23:02:30
    26……ふむ。という事はこのパターン!


    ???「おい」

    火華(不意に、誰かに呼びかけられた)

    ???「オメー、そんなトコで何してんだ?」

    火華「え、あ、えっと……新入生、なんですけど……なんか圧倒されちゃって」

    ???「あァ、オレも分かるぜ、その気持ち。なんか、“とうとう来ちまった”って感じだよな」

    火華(いや、ちょっと違うんだけど)

    ???「つか、オメーも新入生なんだな。てことはクラスメイトになるのか」

    火華「え、そうなんですか?」

    火華(なんとなく、先輩かと思っちゃった)

    左右田「おう。オレの名前は左右田和一ってんだ。“超高校級のメカニック”って事で、よろしくな!」

    火華(左右田くん……か。覚えとこ、っと)
  14. 14 : : 2014/11/30(日) 23:03:50
    火華「えっと、私は火華希です! 才能は“超高校級の……」

    火華(……ここでふと気が付く)

    左右田「超高校級の……何だ?」

    火華「え、えっと……」





    火華(この才能名)

    火華(滅茶苦茶恥ずかしい)
  15. 15 : : 2014/12/01(月) 02:09:18
    左右田「なんか、人には言えねーような才能ってヤツか?」

    火華「い、いや、その、なんていうか……」

    左右田「な、何だよ?」

    火華「…………」

    左右田「…………」

    火華(でもいずれ……っていうかすぐバレるんだよね。クラスメイトになるんだし)

    火華(なら今言っても一緒、か)

    火華「“超高校級の――」

    左右田「超高校級の?」

    火華「――恋愛強者”」

    左右田「……は?」

    火華「超高校級のっ! 恋愛強者っ! ……これ恥ずかしいからあんまり言いたくないよっ……!」

    左右田「いや、なんだ、その……レンアイキョーシャってのは」

    火華「私にも分からないけど……」

    火華(さっきの予想を一応左右田くんに話す)

    左右田「へぇ、それで“恋愛強者”なァ。希望ヶ峰学園ってのもホント、スカウト基準よくわかんねーぜ」

    火華「ホントにね……」
  16. 16 : : 2014/12/01(月) 02:24:32
    火華(そんな会話をしていると、さっきまであった不安とかがちょっと和らいでいることに気が付いた)

    左右田「……んじゃ、ずっとここにいても仕方ねーし。中入るか」

    火華「あ、うん!」

    火華(もしかして……私の緊張を和らげようとしてくれたのかな? って、考えすぎか)
  17. 17 : : 2014/12/01(月) 02:50:17
    ~ 1-A教室 ~


    火華(新入生を体育館に集めた入学式も滞りなく終了し、私達はこれから一年間お世話になる教室に案内された)

    火華(にしても、見るからにキャラの濃い面子だなあ……さすがは希望ヶ峰、って感じかな? みんな初日なのに既にいくつかのグループに分かれて雑談を始めてる)

    ???「ちっ、いつまでもこうしていてもらちがあかんな」

    火華(……と、私と同じくどこのグループにも入っていなかった、その、なんというか、大柄な男子が、ふいに呟き……今度は声を張り上げて、こう言った)

    ???「おいお前ら。待たされている間に自己紹介くらいさっさと済ませておくぞ。時間を有意義に使う為だ」

    ???「えー、別に今じゃなくてもいーじゃん。あとでその時間くらいとるだろうしさー」

    ???「フン、その“あとでとる時間”を今済ませてしまえば、その分くだらんホームルームもさっさと終わるだろう、と言っているんだ」

    左右田「そ、そうだな……オレは別にいいと思うぜ、今でもよ」

    ???「そうだね……ボクとしても、早くみんなの事が知りたいな。うん、彼の意見に賛成だよ」

    火華(どうやら今、自己紹介をしてしまうという方向に話がまとまったようだ)

    火華(……こ、心の準備が。あの恥ずかしい才能名を再び口に出す心の準備がっ!)
  18. 18 : : 2014/12/01(月) 03:48:00
    十神「まずは俺から名乗ってやろう。俺の名前は十神白夜だ。“超高校級の御曹司”。それ以外に何か言うべきことはあるか?」

    左右田「エラソーな奴だと思ってたけど……御曹司って事はマジで偉い奴なのか」

    火華(十神白夜……御曹司? って、十神!? それってあの十神財閥の!? わ、私でも知ってるレベルの財閥だよ……)

    終里「えーと、自己紹介する流れ、って事でいーんだよな? オレは終里赤音ってんだ。たしか“超高校級の体操部”だったな」

    左右田「だったな、って覚えてねーのかよ自分の事だろ!?」

    火華(終里さんも、前にテレビで見たことある気がする……)

    九頭龍「チッ……別にオメーらと馴れ合う気はねーが、そこのデブの言う時間を有意義に、ってのには賛同してやるよ。“超高校級の極道”九頭龍冬彦だ」

    左右田「オメーはもうちょっと協調性……を……って極道ォォォォォ!?」

    火華(く、九頭龍……極道……九頭竜組……!? こ、国内最大級の指定暴力団、じゃなかったっけ!?)

    小泉「なんか、殺伐としてるけど……アタシは小泉真昼。“超高校級の写真家”だよ」

    左右田「ようやくマトモそうな奴が出てきたぜ……よろしくな」

    火華(写真家、かあ。私には分からないけど……この人もこの分野では凄い人なんだろうな。仲良くなれるといいな)

    火華(というか左右田くん、ツッコミが映えすぎだよ……)

    西園寺「じゃあ次はわたしが自己紹介するねー。んっと、わたしは西園寺日寄子っていうんだー。“超高校級の日本舞踊家”だよー」

    左右田「オメー日本舞踊とかやるのかよ、あんだけ毒舌吐いといて!」

    火華(……何か言われたのかな、左右田くん。深くは考えないでおこう)

    左右田「……あ。そろそろオレが名乗るか。オレは左右田和一だ。“超高校級のメカニック”だぜ」

    火華(うん、左右田くんはもう覚えたよ。機械系の事も私はよく分からないし、何か困ったことがあったら相談してみよう)
  19. 19 : : 2014/12/01(月) 04:07:04
    ソニア「では次はわたくしが。わたくしはソニア・ネヴァーマインドと申します。ノヴォセリック王国より“超高校級の王女”として留学という扱いでやって参りました。以後、お見知りおき下さい」

    左右田「お、王女……!? え、マジモンの王族!?」

    火華(……うん、正直、私も左右田くんとほとんど同じようなリアクションしか取れない。私だって王族の人とこうして対面するのなんて初めてだよ……!)

    田中「……フン、良かろう。遍く総べての時空が忌みしこの俺様の名を、貴様らに教授してやろう。いいか、よく聞くがいい! 俺様の名は田中眼蛇夢ッ! “制圧せし氷の覇王”田中眼蛇夢だ! この名、魂に刻み付けておけ……!」

    左右田「何言ってんのかサッパリわかんねーよ! 日本語で喋れオメーは!」

    火華(……え、才能は何だったの!? まさかせい……せいあつ……? ナントカじゃないよね!?)

    罪木「あ、えっと……つ、次は私ですよねぇ……。えっと、あのあの……つ、罪木蜜柑です……“超高校級の保健委員”で……えっと、ですから、ケガをしたらいつでも言ってくださいねぇ!」

    左右田「無駄に尊大な奴の次はその真逆かよ……もっと自分に自信持てよ……」

    火華(う、うん……私もそう思う……っていうか足して二で割ったらちょうどいい感じ……?)

    弐大「噴ッ! 次はワシじゃな? いいかッ! ワシの名前は弐大猫丸じゃあ! “超高校級のマネージャー”、弐大猫丸とは、ワシの事じゃあああああああッ!」

    左右田「マネージャーなのかよその体格で! オメー選手でもやれるだろォ!?」

    火華(うん、私もてっきり、“空手家”とか……そういう人だと思ってた……)

    花村「んっふふ。次はぼくだね。ぼくは花村輝々だよ。巷では“超高校級の料理人”なんて呼ばれてるけど……ぼくとしては“超高校級のシェフ”と呼んでもらいたいね。その方がほら、アーバンな香りがするでしょ?」

    左右田「いやいや、言い方がちげーだけだからな? どっちでも一緒だからな!?」

    火華(花村輝々……あ、前にテレビでこの人のお店、紹介されてなかったっけ!? 一回行ってみたいと思ってたんだ!)

    辺古山「では次は私が名乗ろう。私は辺古山ペコという。“超高校級の剣道家”だ。よろしく頼む」

    左右田「お、おう。オメーはマトモ枠だな……よろしく頼むぜ……」

    火華(カッコいいなー。ああいうパリッとしたカッコいい女性、ってやっぱり憧れるよね! 私もあんな風になれたらなー)

    澪田「じゃー次は唯吹っすね! 唯吹は澪田唯吹っすよ! “超高校級の軽音楽部”の澪田唯吹っす! けいおん大好きなんで、その辺よろしく!」

    左右田「オメーも妙にテンションたけーな。ま、よろしく頼むわ」

    火華(軽音楽の澪田唯吹って……放課後ボヨヨンアワーだよね!? うわあ、凄いなー。生演奏とか聴けるのかな? 楽しみ!)
  20. 20 : : 2014/12/01(月) 04:17:44
    ???「……じゃあ、残るはボクと彼女だけだね」

    火華(残る一人が私を差してそう言う)

    火華「あ、そういえばそうですね……お先、どうぞ!」

    火華(正直まだ心の準備出来てないしっ!)

    狛枝「そう? じゃあお言葉に甘えて。ボクは狛枝凪斗っていうんだ。才能は……ちょっとガッカリなんだけど。“超高校級の幸運”。それがボクの才能、って事になってるよ」

    左右田「は? 何だよ、幸運って」

    十神「狛枝と言ったな。その才能はどういう意味なんだ? 簡潔に教えろ」

    狛枝「いや、大した話じゃないんだけどね。何でも希望ヶ峰学園は毎年、平均的な高校生の中から一名を抽選で選出して、選ばれた高校生を“超高校級の幸運”としてスカウトする、ってシステムがあるみたいでさ。つまりボクはクジで選ばれただけなんだ。みんなみたいに何か実績があって選ばれたわけじゃないから、ちょっと肩身は狭いけど。よろしくしてくれると嬉しいな」

    十神「フン、なるほどな。だが、安心するがいい。俺はそんな事は別に気にせん。他の奴と同じくらいにはこの十神白夜が使ってやる。感謝するんだな」

    狛枝「あはは、それはありがとうと言えばいいのか迷うね……」

    火華(“超高校級の幸運”……そんな枠もあったんだ)

    火華(どうせ入学するならそっちの方が良かった)

    十神「それで、お前で最後だ。名前と肩書を教えろ」

    火華「あ、火華希です。才能は……そのー……」

    火華(あー、もう。やっぱり恥ずかしい……!)

    十神「何だ、どうした?」

    左右田「……まァ、なんつーか。頑張れとしか言えねーな。でも大丈夫なんじゃねえか? この面子だとよ」

    小泉「ん? それ、どういう意味?」

    火華「そ、そうだよね……うん。私は、その。“超高校級の恋愛強者”……だそうです」

    十神「恋愛強者……だと……!?」

    狛枝「これはまた、ボク以上に分からないのが来たね。それってどういう意味なのかな?」

    火華「あー、えっと……」

    火華(さっき左右田くんにしたのと同じような説明をみんなに再びする私。あー、早く終わらないかな、恥ずか死しそう)
  21. 21 : : 2014/12/01(月) 19:53:48
    十神「フン、なるほどな。要するに恋愛相談が得意、というだけの話か」

    火華「そうっぽいです……」

    火華(みんなに比べると明らかに場違いだよね、この才能……)

    狛枝「でも、色んな人の助けになれる素晴らしい才能だとボクは思うよ」

    小泉「うん、そうだよね。アタシもいざって時は頼らせてもらおうかな。……まあ、好きな人もいないんだけどさ」

    火華「あ、あはは、うん……私で力になれるなら」

    火華(ほっ、みんないい人みたいで良かった!)
  22. 22 : : 2014/12/01(月) 20:06:56
    火華(それからしばらくして担任になる先生がやって来た。と言っても、自己紹介は事前に終わらせてたからHRはすぐ終わったよ)

    火華(……あ、そうそう。このHRで田中くんが“超高校級の飼育委員”って事も分かったっけ。なんとかかんとか覇王じゃなくて……)

    火華「さてと」

    火華(このまま寮に帰るのもいいけど……誰かと雑談して帰るのもいいな。どうしようk――)

    花村「…………」

    火華(……花村くん、こっち見てる!? な、なんで!?)

    火華「え、えっと、何か……?」

    花村「やあ、火華さん。君はさっき恋愛相談が得意、って言ってたけどさ」

    火華「う、うん」

    花村「君自身の恋愛経験はどうなんだい?」

    火華「え? あはは、それが実は全然経験なくて……」

    花村「うん、そんな事だろうと思ったよ」

    火華(思ったの!?)

    花村「という訳で、君の恋愛相談はぼくが乗ってあげようと思ったんだ」

    火華「え? あ、う、うん。ありがとう……?」

    花村「そんなわけで……とりあえず、ざっとぼくが見た限りの、男性陣からの君への好感度を教えてあげるよ」

    火華(こ、好感度ってそんな、恋愛シミュレーションゲームみたいな……)

    花村「だいたい、こんな感じかな」


    九頭龍冬彦:5
    狛枝凪斗 :5
    左右田和一:8
    田中眼蛇夢:5
    十神白夜 :5
    弐大猫丸 :5
  23. 23 : : 2014/12/01(月) 20:09:55
    火華「えっと……上限は……?」

    花村「特に設定してないよ」

    火華「なるほど……」

    火華(5っていうのは、自己紹介したから“顔見知り程度”って事なのかな。左右田くんだけ8なのは……最初に会ったからその分上乗せ、かな?)

    火華(……いやいや待って、花村くん、その事知らないよね!? なんで!? 見立て凄すぎるよ!)

    火華「……あれ?」

    花村「ん? どうしたのかな?」

    火華「花村くん自身の分は?」

    花村「あれ? 気になる? やっぱり気になっちゃう? いやー、やっぱりぼくって洗練されてるからね。気になっちゃうよねー!」

    火華(……訊かない方がよかったのかも)

    花村「だいたいこんな感じだよ」


    花村輝々 :50
  24. 24 : : 2014/12/01(月) 20:11:15
    火華「待って、おかしい」

    花村「んっふふ、ぼくはいつでも誰でもウェルカムだよ!」

    火華(そういう花村くんの口調は冗談めかしていて……)

    火華(……欲しいな。これが冗談めかした口調であってほしいな。切実に)
  25. 25 : : 2014/12/01(月) 20:21:20
    花村「ともかく、気になったらこまめにチェックするといいよ。訊いてくれればいつでも教えるからね!」

    火華「う、うん。ありがとう……」

    花村「おっと、ぼくはこの後ちょっと用事があるんだった。じゃあ帰るよ。それじゃあまた明日ね!」

    火華「うん、また明日」

    火華(花村くんは帰っちゃったけど……他のみんなももう解散ムードだね)

    火華(仕方ない、私も今日は帰ろうっと)
  26. 26 : : 2014/12/01(月) 20:27:22
    ~ 希望ヶ峰学園学生寮・女子寮 ~

    火華(えっと、私の部屋は……ここか)

    火華(一階の一番奥の部屋が割り当てられたみたい)

    火華(……あれ?)


    秒☆数☆判☆定 >>27

    安価なかなか出せなくてすみません。
    そしてまた秒数判定です。
    秒数に応じてある物が変化します!
  27. 27 : : 2014/12/01(月) 20:31:45
    いやっふーい
  28. 28 : : 2014/12/01(月) 20:43:18
    45は……OK。


    火華「……ソニアさん?」

    火華(気が付くと、隣の部屋の前にソニアさんが立っていた)

    ソニア「あら、火華さん」

    火華「ひょっとしてそこ、ソニアさんの部屋ですか?」

    ソニア「はい。火華さんはそちらなんですね」

    火華「ええ。という事は……」

    ソニア「お隣ですね! これからよろしくお願いします!」

    火華「は、はい!」

    火華(王女様とお隣って……もの凄いレアな経験かも!)
  29. 29 : : 2014/12/01(月) 23:03:08
    狛枝に名前で

    希さんかぁ素晴らしい名前だね!

    っていうかと思った…
    っと…期待です!
  30. 30 : : 2014/12/02(火) 15:26:40
    ある物って誰と隣になるかってことだったのか
  31. 31 : : 2014/12/02(火) 20:12:56
    >>29
    いえ、言わなかったのにはワケが……まあそれはもう少しだけあとに。
    ともあれ期待どうもです!

    >>30
    です!
    これからはソニアさんとお隣ですよ!


    ~ 希望ヶ峰学園女子寮・自室 ~


    火華(さて、と)

    火華(今日からこの学生寮で一人暮らしか)

    火華(……一人には慣れてるから、住む場所が変わっただけ、って感じだけど)

    火華(にしても、まだ片付けも終わってないからダンボールだらけだなあ)

    火華(それでも広く感じるあたり、さすがは希望ヶ峰学園、か)

    火華「……ちょっと片付けようか」

    火華(ダンボールを開ける。入っているのは私が普段読んでいる本だ。そのジャンルは……)


    ジャンル指定 >>32

    小説でも専門書でも図鑑でも漫画でも何でもいいですが、具体的に(ファンタジー、アクション、ミステリ等)どういうジャンルなのかも添えて下さい。それ如何で主人公のパラメータ的なアレが変化します。
  32. 32 : : 2014/12/02(火) 20:22:05
    風水の本
  33. 33 : : 2014/12/02(火) 22:15:09
    渋いようななんというか…
  34. 34 : : 2014/12/09(火) 00:20:46
    火華(あ、この本懐かしいな。私が風水に興味持ったきっかけがこの本だったっけ)

    火華(……って、危ない危ない! 危うく本開いちゃうとこだった。開くと片付けが終わらなくなるんだよね、こういうのって)

    火華(読みたくなるのをぐっとこらえて、本の整理をしたよ)


    火華「よしと、とりあえず本は本棚に詰め終えたかな」

    火華(他にもまだ片付けないといけないものは沢山あるけど……さすがにそろそろ寝ないと明日遅刻しちゃいそう)

    火華(明日に回そうかな)
  35. 35 : : 2014/12/26(金) 19:59:40
    【いちにちめ】

    ~ 教室 ~


    火華(昨日入学式あったばっかりなのに、今日からさっそく授業開始かあ)

    火華(希望ヶ峰の授業ってレベル高そうだけど、ついていけるかな)

    左右田「ん? お、おい火華、どうした!? なんか空気が暗ェぞ!?」

    火華「あ、左右田くん。いやー、希望ヶ峰の授業ってレベル高そうだな、って思って」

    左右田「あー、たしかにな……。ま、でもその辺は得意分野の奴が近くにいるわけだし、いろんな奴に助けてもらうのもアリじゃねーか?」

    火華「得意分野の人……かあ」

    左右田「おう。例えばオレならメカニックだし、理科系……とりわけ科学には強い。同じ理科系でも生物はあんまわかんねーけどな。そういうのは田中が強いんじゃねーか?」

    火華「なるほど」

    左右田「あと英語……っつーか、語学系はソニアさんが強いみてーだし、音楽は澪田、家庭科……まあ料理に限るけど、これも花村が得意だろうし。他にも弐大、終里、辺古山あたりが体育は得意だろ」

    火華「言われてみれば、それもそっか」

    左右田「他にも才能に関係ねえだけで、何かしらみんな得意科目とかあるだろうし。そういう奴に教えてもらうってのもいいんじゃねえか? 特に十神なんかは頭はいいだろ。教えてくれるかはともかくな」

    火華「うん、ありがとう! じゃあ科学関係で困ったら左右田くん、頼らせてもらうね!」

    左右田「お、おう! どんと来い!」
  36. 36 : : 2014/12/26(金) 20:03:28
    さてさて、本日より授業が開始されるわけですが……いろいろ便利なので、この日を“月曜日”と致します。
    まあ、そうなると入学式が日曜日だったことになりますが、それには目を瞑りまして。

    さて、というわけで、月曜日の時間割を安価で決めたいと思います。

    一限目:>>37
    二限目:>>38
    三限目:>>39
    四限目:>>40
    六限目:>>41

    でお願いします。今回は連投は一応アリにしておきますが、

    ・同じ教科は同じ曜日に入れてはいけない
    ・高校に普通にありそうな科目のみ

    というルールにしておきます。

    ……五限目が入ってないじゃないか、って?
    ご安心ください、ミスではありません。
    それにつきましては後ほど。

    では、よろしくお願い致します。
  37. 37 : : 2014/12/27(土) 08:50:09
    数学で
  38. 38 : : 2014/12/27(土) 12:41:15
    美術でお願いします
  39. 39 : : 2014/12/29(月) 18:58:37
    歴史
  40. 40 : : 2014/12/31(水) 14:23:16
    物理
  41. 41 : : 2015/01/02(金) 09:10:52
    総合
  42. 42 : : 2015/01/03(土) 16:20:02
    えーと……総合とか道徳とかっていうのはLHRって扱いにしておきます。
    で、歴史なんですが、少し曖昧なので安価で。

    日本史なのか世界史なのか >>43
  43. 43 : : 2015/01/03(土) 19:15:38
    じゃあ世界史で
  44. 44 : : 2015/01/03(土) 20:43:27
    よいしょ、安価で時間割作るのはさすがに無理あったっぽいので火曜日~金曜日はこっちで作成しました。
    あとで全体の時間割表は貼りますが、一応月曜は

    一限目: 数学 |
    二限目: 美術 |
    三限目: 世界史 |
    四限目: 物理 |
    五限目:????|
    六限目: L H R |

    って事で。
  45. 45 : : 2015/01/03(土) 20:43:41
    火華「えーと、色んな人に助けてもらいながら頑張る、っていう左右田君のアイディア、さっそく使わせてもらおうかな……」

    火華(今日は誰に助けてもらおう?)


    助っ人指定 >>46

    ※平日は一日の始めに助っ人を一人だけ選択する事が出来ます。
    火華以外のクラスメイトはそれぞれ、四つずつ“得意科目”を持っており、所持している得意科目と時間割にある教科が一致した場合、火華のその科目の理解度が深まります。
    “科目の理解度”はエンディングにも関わるかも……?

    また、男子女子に関わらずこの助っ人は選択可能ですが、その日の時間割の科目に関わりなく、男子の場合は好感度が、女子の場合は友好度が上がります(毎回上昇するわけではありません)。
    男子の好感度はエンディング(=誰のルートに入るか)に関わりますが、女子の友好度はどれだけ仲のいい友人かを表しているだけです。と言っても、上げていればいずれ、何かしら情報やプレゼント等の特典をゲットできるかも……?
  46. 46 : : 2015/01/03(土) 21:39:07
    左右田
  47. 47 : : 2015/01/04(日) 23:08:02
    火華「左右田君、左右田君」

    左右田「ん、どーした?」

    火華「せっかくだからさ、今日は左右田君にいろいろ教えてもらいたいんだけど」

    左右田「オレか? あー……ま、別にいいぜ。オレで教えられる教科は限られてっけどな」

    火華「うん、大丈夫だよ」

    左右田「うっし、じゃあ一限目は……数学だな」

    火華「数学かあ。左右田君は数学は出来るの?」

    左右田「まァな。数学出来ねー事には設計とかも出来ねえしよ」

    火華「なるほど……」

    火華(四限目まで左右田君にいろいろ教えてもらったり一緒に試行錯誤したりしたよ)
  48. 48 : : 2015/01/04(日) 23:31:48
    ~ 昼休み ~

    火華「ふー、終わったー。ようやくお昼だよ……」

    火華(けどこれで待ちに待ったお昼ご飯! 希望ヶ峰の学食、楽しみにしてたんだよね)

    火華(みんなも私と同じ気持ちだったのか、次々に席を立つ。たぶん目指す場所は一緒なんだろうな)

    十神「おいお前ら、待て。少し話がある。聞け」

    火華(私も急いで席を立とうとしたところで、十神君が声を張り上げて言った。どうしたのかな?)

    終里「あんだよ? オレはさっさとメシを食いに生きてえんだ。手短にしろよな」

    十神「フン、それは俺とて同じ事だ。だが今日は俺達が希望ヶ峰に入学して最初の授業の日……つまり、昼食も最初という事になる。こんな日くらい、俺達全員で食事を共にしてもいいだろう」

    ソニア「なるほど、簡易的な親睦パーティのようなもの、という事ですね」

    十神「……そう捉えるならば好きにしろ」

    九頭龍「ケッ、そういう事ならお断りだ。オレは馴れ合うつもりなんざねーからな……」

    十神「言っておくが九頭龍。全員強制参加、これは俺の決定だ。この十神白夜のな。不参加は許さん」

    田中「十神よ。そうは言うが俺様も配下の者どもに昼餉を振る舞う責務がある。貴様らと共に赴いた彼の地で闇に潜みし漆黒の饗宴を催すわけにもいくまい?」

    十神「おい、こいつは何を言ってるんだ」

    狛枝「たぶん、“動物に餌をやらないといけないけど、学食じゃ出来ないよね?”って言いたいんじゃないかな」

    火華(分かるんだ……)

    十神「フン、そういう事か。それならそうと言え。……だが安心しろ、希望ヶ峰の生徒はいささか自由すぎるきらいがあるからな。学食と言えど、動物の持ち込み不可とはなっていない。可能である以上、食事をとる場なのだから動物に餌をやるくらい構わんだろう。いや、むしろ無理だとしても出来るようにしてやる。十神の名に賭けてな」

    田中「なんだとッ!? ……フ、ならば躊躇う理由は俺様には何もない。だが俺様を共に据えるならば覚悟する事だな。飢えし魔獣共が獲物を貪る姿を直視した時、貴様らは地獄を見る事となろう……!」

    火華(何!? 魔獣って何!? 怖いんだけど……!)

    十神「何でもいいが、ともあれ全員で食堂へ向かうぞ」
  49. 49 : : 2015/01/05(月) 20:45:07
    火華(みんなで一緒に食堂にやってきた。見た感じ、それなりに広くてシンプルな、普通の学生食堂だね)

    花村「…………」

    十神「さて、では発案は俺だからな。今日は俺の奢りだ。好きな物を頼め」

    左右田「うお、マジかよ!? 太っ腹だな!」

    西園寺「それって見た目の事言ってるんだよねー!」

    左右田「い、いや、そうじゃなくってだな」

    十神「フン、今さら体型の事をとやかく言われたところで、俺は気にせん」

    ソニア「ところで、メニューのようなものが見当たらないのですが……どのようにして注文すればよろしいのでしょう?」

    火華「あ、学食だから食券なのかな?」

    ソニア「ショッケン……とは?」

    火華「えっと……あ、やっぱりあった、券売機。あれにお金を入れて、自販機みたいに頼みたい物のボタンを押すと券が出てくるんだ」

    ソニア「けん……バスタードソードですか?」

    左右田「ソニアさん、それは券じゃなくて剣です。チケットの事です……!」

    ソニア「なるほど、そうだったのですね」

    火華「えっと、勘違いも正せたところで……それで、その出てきた券を食券って言って、これをカウンターに持って行くことで注文出来るんだ」

    ソニア「なるほど、面白いシステムですね。わたくし、むちゃんこ楽しみです!」

    火華(むちゃんこ……?)

    花村「…………」
  50. 50 : : 2015/01/05(月) 20:50:23
    火華(意外な事に、食券のシステムを知らなかったのはソニアさんだけだったらしく、あまり縁がなさそうだと思っていた御曹司の十神君も慣れた手つきで食券を購入していた)

    十神「……火華、だったな。どうした?」

    火華「あ、いや、十神君、食券とかあまり縁無さそうだったからつい」

    十神「フン、馬鹿げたことを言うな。愚民の事を深く知ってこそ人の上に立つ事が許されるのだ。大衆食堂の味も知らんようでは話にならん」

    火華「そ、そうなんだ……」

    火華(どうしよう、思ってた以上に世界観独特だよ、十神君も)

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