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Zero 始まりの章「革命への一歩」

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  1. 1 : : 2014/11/25(火) 01:54:25

    人というのは生まれる場所も時代も身分も性別も決めることなどできない。

    必ずしもというわけでもないが『国』というものに『差』や『差別』というものがある

    貧富の差というものから肌や目の色の違いでの差別、男女の差や差別などいろいろある

    そのような差というものがあるのが嫌なら差別というものが嫌ならば起こすしかないだろう

    そう・・・・・『革命』を
  2. 2 : : 2014/11/25(火) 22:37:15
    国王「今また我々の国を領地を広げるときだ!!兵士たちよ勇敢に戦え!」

    兵士たち「「うぉぉぉぉぉぉぉ!!」」


    ~人通りの少ない小路にて~

    ムツキ「戦争、戦争また戦争か~本当に飽きないねぇ、あの馬鹿国王も、そんなに戦争が楽しいかねぇ~?」

    俺たちが住んでいるこの国の名前は『レヴァーム帝国』この国では戦争が絶えない

    シーナ「仕方ないだろ、あの国王は自分の国の領土が広がっていくのが楽しいだろう。まぁ領土が広がっていくにつれて暮らしが豊かになっていっているのは事実だ・・・・一部の豚どもだけのなだがな」


    そう『レヴァーム帝国』では様々な問題が解決されぬままである
    その代表格が貧富の差と身分の格差だ
    国の領土が広がっていくにつれて王族や貴族、兵士(騎士)たちの生活が豊かになっていくのとは対照的にその他大勢の国民たちの生活は苦しくなっていく一方だった。

    何故そのようなことになるのか理由は戦争するために大量の資金が必要なのもあるが、それに加え貴族たちが自分たちの生活を豊かにするために大量の税をとっているからである。


    シーナ「あの豚どもを駆逐しない限り私たち国民に自由などない」

  3. 3 : : 2014/11/25(火) 23:05:47
    キリト「そのために俺たちは集まった、だろ?」

    シーナ「ふん、そんなことはわかっている」

    リン「素直じゃねぇやつ」

    シーナ「なにかいったかリン!」

    リン「なんもいってねぇよ」

    レオ「騒いでないでそろそろ戻るぞ」

    ムツキ「は~い」

    ララ「えぇ!ララちゃんお買い物していきた~い」

    レオ「ダメだ」

    ララ「そんな~レオにぃのケチ~」

    ユキ「ララ!わがまま言うんじゃありません」

    ララ「ブーブー」

    ユキ「・・・・・ハァ仕方ありません、少しだけですよ」

    ララ「やったぁ!!」

    レオ「ユキは甘すぎた」

    ユキ「すみません。ララには私がついていくんでレオたちは先に戻っていてください」

    レオ「わかった、ほら戻るぞ」

    ムツキ「僕も行く!ていうかどうせなら皆でいこうよ!」

    シーナ「私はかまわないが」

    レオ「!」

    リン「俺もちょうど欲しいものあるし」

    レオ「おい」

    トントン

    レオ「なんだキリト」

    キリト「ここは折れてやれ」

    レオ「・・・・1時間だけだぞ」

    ムツララ「「やったぁぁ!」」

    ユキ「ふふ、結局レオもおれるんじゃないですか」

    レオ「言うな」
  4. 4 : : 2014/11/26(水) 14:25:09
    2時間後~アジトにて~

    スサヤ「お前ら保護者二人がついていて何でこんなに遅くなるんだ」

    ユキ「すみません」

    レオ「あいつらをを俺たち二人で止めるなんてできるわけないだろ、それとその保護者呼びはやめてくれないか」

    スサヤ「まぁいい、もう作戦会議を始めるぞ」
  5. 5 : : 2014/11/26(水) 23:30:45
    スサヤ「集まったな?それでは今から今回の作戦を説明する、まぁ作戦というより任務だな。サクッと言ってしまえば要人の暗殺だ。」

    ララ「ようじん?ようじんって何?人の名前?」

    ユキ「簡単に説明するとこの国にとって重要な人物のことです」

    ララ「で、私は誰を暗殺すればいいの~?」

    スサヤ「お前は陽動班だ。暗殺はレオとユキ、キリトにやってもらう。これが今回の暗殺リストだ」⊃□

    リン「まぁレオは武器も『能力』も暗殺に向いてるしな、あとの2人も能力は暗殺に向いてるしいいんじゃねぇの」

    スサヤ「そういうことだ、残ったものは陽動だ」

    ムツキ「そもそも暗殺なのに陽動って必要あるの~?」

    スサヤ「今回行うのはさっきも言った通り要人の暗殺だ、それ相応の警備がいるだろ、それに・・・」

    レオ「『裁きをくだす者(ジャッチメント)』たちがいる、いなくても騒ぎを聞きつけて来る可能性がある」

    スサヤ「そうだ」

    リン「対能力者部隊ってやつか」

    スサヤ「奴等がでしゃばってくるとこちらも面倒くさい、だから陽動で奴等を撹乱する、陽動は1つの班3人形成で計4班作り4ヶ所で陽動を行う、奴等は10人で構成されている、こちらは15人数的には有利だ」

    シーナ「まぁそれも奴等が新たな隊員を補充してなければの話だがな」

    スサヤ「そうだな、とりあえず作戦の決行は明日の正午だ、それでは解散」




  6. 6 : : 2014/11/28(金) 09:34:20
    キリト「・・・・」

    アイリ「キリトさんどうかしたんですか?」

    キリト「ん?何でもないよ」

    アイリ「そうですか?ならいいんですけど」

    キリト「あぁ大丈夫だ」

    アイリ「それじゃぁ明日頑張りましょうね」

    キリト「・・・・そうだな」

    ~曲がり角にて~

    レオ「・・・」
  7. 7 : : 2014/11/29(土) 23:57:39
    ~次の日~

    スサヤ「さて、時間だ・・・始めるぞ、我等『リトリビューション』始動だ」

    ムツキ「とうとうと僕たちも動き始めるのか~何だかドキドキするなぁ」

    スサヤ「ムツキ・・・」

    ムツキ「ハイハイゴメンさ~い」

    スサヤは通信機を取り出した

    スサヤ「全員持ち場についたか」

    リン『こちら2班もうついてるぞ』

    シーナ『こちら3班こっちもついてるよ』

    モモ『こちら~4は~ん準備完了だよ~』

    スサヤ「全班準備はできてるようだな、それでは作戦開始だ!」
  8. 8 : : 2014/11/30(日) 02:23:36
    ~北駐屯地にて~

    兵士A「たたたたたたたた大変です!!!!!」

    部隊長「騒がしいぞ何事だ」

    兵士A「て、敵襲です!!」

    部隊長「何!?で、数は!!」

    兵士A「さ、3人です」

    部隊長「たった3人?そんなもの早く仕留めてしまえ」

    兵士A「で、ですが奴等化け物のように強く、すでにこちらは多数の死傷者負傷者がでています!」

    部隊長「っ・・・東、西、南の駐屯地に連絡を取り救援を依頼しろ!」

    兵士A「はっ!」

    ジリリリリリリガチャっ

    兵士B「こちら北駐屯地どうかしたか・・・・・何!!??そっちもなのか!」

    部隊長「どうした!!」

    兵士B「東駐屯地から救援の依頼です!!あちらも敵襲があり苦戦してるようです」

    ジリリリリリリガチャっ

    ジリリリリリリガチャっ

    兵士C「・・・・なんだと!?部隊長!!南駐屯地にも敵襲があり救援依頼です!!」

    兵士D「同じく西駐屯地もです!!」

    部隊長「なん・・・・だと・・・仕方ない、こうなったら本部に連絡だ」


  9. 9 : : 2014/12/04(木) 05:26:49
    王宮内軍部本部にて~

    トントン

    軍部総司令官「入れ」

    ガチャっ

    兵士E「失礼します」

    軍部総司令官「どうした」

    兵士E「東西南北の駐屯地に敵襲があり救援の依頼がきています」

    軍部総司令官「敵の人数は」

    兵士E「各地3人づつの計12人です」

    軍部総司令官「3人づつだと!?もしかして能力者か・・・裁きをくだす者たち(ジャッチメント)たちを呼べ」

    グレン「なにかご用ですかな?軍部総司令殿」

    軍部総司令官「いたのかグレン、話を聞いていたか?」

    グレン「駐屯地が襲われたんだろ」

    軍部総司令官「なら話が早い、裁きをくだす者たち全員をつれ反乱因子を排除してこい」

    グレン「ハイハイ了解しました」

    軍部総司令官「頼んだぞ」

    グレン「では失礼しますよ」

    兵士E「失礼します」

    ガチャっ

    軍部総司令官「ッチ能力者かもしれないとはいえたかが3人にやられるとは使えないコマどもだ」

    レオ「自分の部下にはく台詞じゃないな」

    軍部総司令官「!!?貴様どこから」

    レオ「答える必要がないな」カチャ

    軍部総司令官「や、やめろ!まt」

    バンッ

    バタン

    軍部総司令の死体

    レオ「・・・任務完了」(ユキとキリトも無事だといいが・・・)

  10. 10 : : 2014/12/08(月) 04:01:19
    ~その頃王宮内の別室にて~

    貴族の男「次の裁判どうかまたよろしくお願いしますよ」スッ

    そういいながら男は箱を差し出した

    帝国裁判員長官「ふむ」パカッ

    男が差し出した箱の中には大量の札束が入っていた

    帝国裁判員長官「いいだろう、しかし貴様も懲りんなぁ。」

    貴族の男「楽しくてやめられないんですよ」

    コンコン

    帝国裁判員長官「誰だ」

    飯使い「昼食をお持ちしました」

    帝国裁判員長官「入れ」

    飯使い「失礼します」

    帝国裁判員長官「そっちに置いておけ」

    飯使い「?すみませんがよろしければお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか」

    貴族の男「いきなり何なんだ?まぁいいマカオだ」

    飯使い「やはりそうでしたか、でしたら二人とも標的ですね」

    帝国裁判員長官「貴様何を」

    グサッ

    帝国裁判員長官「な・・・にを・・」バタッ

    シュゥゥゥウ

    ユキ「任務完了です」

    貴族の男「ひぃぃぃい!!」

    ユキ「あなたは今回の任務の対象外ですが標的には入っているので抹殺します」

    グサッ

    貴族の男「ぐはっ」バタッ

    ユキ「ふぅ・・・とりあえず標的2人とも暗殺完了です」

    レオ「終わったみたいだな」

    ユキ「レオ!いつからそこにいたんですか」

    レオ「今来たところだ」

    ユキ「無事みたいですね、良かったです」

    レオ「あぁ」

    ユキ「では王宮内から出ましょうか」

    レオ「先に出ていろ、俺はキリトの様子を見てくる」

    ユキ「わかりました」


  11. 11 : : 2014/12/08(月) 04:21:35
    ~その頃裁きをくだす者たちは~

    グレン「ってことで今分けた班で迎撃に向かうぞ、いいな」

    リンドウ「特に何もないだろ」

    シュウ「・・・・」

    グレン「どうしたシュウ」

    シュウ「行動がハデすぎるとはおもいませんか?」

    リンドウ「そりゃぁ襲撃だしな」

    シュウ「だとしてもいくら各地に3人ずつだなんて能力者であってもおかしいとおもいます」

    リンドウ「余程自分達の能力に自信があるんじゃないのか?」

    シュウ「相手も私達、裁きをくだす者の存在は知っているでしょう、なのに戦力を分けるなんて確実に我々を誘っているじゃないですか」

    リンドウ「まぁ確かに・・・」

    グレン「つまりお前が言いたいのは敵に別の目的があると・・・そういうことだな」

    シュウ「そうです」

    グレン「例えば?」

    シュウ「王宮内部から目をそらすため」

    グレン「・・・・あり得るな、よし、4人王宮内部の探索にあたれ、その他はそのまま迎撃に向かうぞ」








  12. 12 : : 2014/12/08(月) 04:48:40
    ~再び戻って王宮内のある部屋にて~

    国務大臣「まままま待ってくれ!!」

    キリト「・・・・」ピタッ

    国務大臣「わ・・私には家族がい・・・いるんだ、頼む!!助けたくれ!!!」

    キリト「・・・・家族」

    国務大臣「そうだ!家族だ、お前にもいるだろ!!だから頼む」(馬鹿め油断してるとこをブスリといってやるわ)スッ

    キリト「ッ・・・・」クルッ

    国務大臣が小刀を隠し持っていることに気づかないまませを向けてしまった

    国務大臣(今だ)「死ねぇぇぇぇぇぇ」

    キリト「なッッッ!!!」

    バンッ

    国務大臣「・・・・え?」

    バタッ

    レオ「・・・」スッ

    キリト「レ・・オ」

    レオ「何をやっている、俺が来なかったら死んでたぞ」

    キリト「・・・すまない」

    レオ「殺すことを迷うな、躊躇うな、その迷いや躊躇いが死へ繋がる」

    キリト「・・・・ック」

    レオ「キリトお前は優しすぎる」

    キリト「レオ・・・」

    ドンドンドン

    キリト「!?」

    リンドウ「裁きをくだす者だ、空けろ」

    キリト「裁きをくだす者!!?」

    レオ「予定よりかなり早いな、まぁいいキリトここから出るぞ」

    キリト「あぁ!」
  13. 13 : : 2014/12/08(月) 05:14:51
    ~その頃陽動班は~

    ムツキ「制圧完了~ずいぶん簡単だったねぇ~」

    アイリ「そうですね」

    ムツキ「そういえばリーダーは?」

    アイリ「外に出て行きましたよ」

    ムツキ「じゃあ僕も行こ~っと」

    アイリ「え?ちょっと待ってください!」

    ムツキ「リーダー見っぃ~っけ」

    アイリ「ムツキさんおいてかないでくださいよ!」

    スサヤ「2人とも止まれ」

    アイリ「え?」

    ムツキ「ん?どったのリーダー?」

    「随分と久しぶりだな」

    スサヤ「あぁそうだな」

    グレン「よぉスサヤ、元気そうだな」

    スサヤ「お前こそ元気そうだなグレン」

    グレン「普通なら久しぶりの再会を酒でも飲みながら祝いてぇところだが、お互いの立場上そうはいかないみたいだな」

    スサヤ「そうみたいだな」

    グレン「・・・何故帝国を裏切った」

    スサヤ「お前が一番よく知っているはずだが」

    グレン「もうアイツは戻ってこねぇよ」

    スサヤ「だからこそこの国を変えなければならない」

    グレン「ッチこの頑固野郎」スッ

    スサヤ「お互い様だろ」スッ

    ヒュゥゥゥゥゥダンッッ

    スサヤ(暗殺班からの信号弾か)「ムツキ、アイリ退くぞ」

    ムツキ「了解」

    グレン「待て!!!!!」

    スサヤ「グレン・・・・さらばだ」

    ダッダッダッダッ

    グレン「・・・ッチ」

    シュウ「追わなくていいんですか?」

    グレン「あぁもともと3対2じゃ部が悪いしな」

    シュウ「そうですか」

    グレン「だが次は絶対に逃がさねぇ」

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著者情報
marugari

だってクマだもの

@marugari

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