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左右田「やっぱ、ソニアさんは高嶺の花だな」

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  1. 1 : : 2014/11/22(土) 18:56:20
    -左右田のコテージ-

    左右田「なぁ、日向」

    日向「なんだよ左右田」

    左右田「ソニアさん、諦めようと思うんだ」

    左右田「オレとソニアさんは釣り合わないんだろうな」

    左右田「ま、わかってたことか」

    日向「そ、左右田?何言ってんだよ」

    日向「お前らしくないぞ」

    ※注意事項
    ・アイランドモード
    ・ソウソニのはず
    ・左右田視点
  2. 2 : : 2014/11/22(土) 19:02:00
    左右田「だって、現実そうだろ?」

    日向「た、確かにそうだが、なんでいきなり…」

    左右田「こんなことがあってさ」




    昨日

    左右田「ソニアさんソニアさん!」

    ソニア「田中さん、今日はどこへ行きます?」

    田中「ふん、ならば、永遠に広がりし世界への入り口に行こうか」

    ソニア「ビーチですね!解りました!」

    左右田「そ、ソニアさん」

    ソニア「左右田さんうるさいです!邪魔なのでどっか行って下さい!」

    左右田「え、ちょ」

    ソニア タッタッタッ
  3. 3 : : 2014/11/22(土) 19:15:56
    コテージ

    左右田「"邪魔"って言葉がさ、なんか、心に来たんだよ」

    日向「アハハ…」

    左右田「だったらもう、こんな無意味なことはやめて、モノヅクリに専念しようかと思ってな」

    日向「左右田…」

    左右田「まあ、そんな感じで明日からもよろしく!」

    日向「ああ、よろしく」

    左右田「(これでいいんだよな、これで…)」
  4. 4 : : 2014/11/23(日) 09:06:35
    期待‼︎
  5. 5 : : 2014/11/24(月) 20:08:42
    期待です
  6. 6 : : 2014/11/27(木) 16:39:50
    ドア>ガチャン

    左右田「はぁ」

    左右田「ま、明日からもいつも通りで行きますか!」


    翌日

    -食堂-

    全員「いただきます!」

  7. 7 : : 2014/11/27(木) 16:43:10
    モグモグ

    田中「最近破壊神暗黒四天王の活動が衰えてきた」

    ソニア「え?病気とかですか?」

    田中「いや、わからん。しばらく様子を見るしかないだろう」

    ソニア「そうですか…」

    モグモグ

    全員「ごちそうさまでした!」
  8. 8 : : 2014/11/27(木) 16:45:57
    左右田「(暇だな)」

    左右田「(部屋でなんか作るか)」


    -左右田のコテージ-

    左右田「さてと、何を作るかな」

    左右田「そうだ!人同士の好感度が分かる装置でも作るか!」

    左右田「だったらまず材料集めから始めねぇとな!」

    タッタッタッ
  9. 9 : : 2014/11/27(木) 16:49:17
    ~3年後~

    左右田「なんでだよ!3年も修学旅行ないだろ!」

    ~3時間後~

    左右田「さて、いろいろ盗ってきたぞ」

    左右田「じゃなくて採ってきたぞ」

    左右田「さて、作るか!」
  10. 10 : : 2014/11/27(木) 16:52:45
    翌日

    -食堂-

    全員「いただきます!」

    日向「あれ?左右田いなくね?」

    花村「ん?ほんとだねぇ?僕の料理を食べずにどこ行ってたんだか」

    小泉「案外、夜更かししすぎて寝坊してたりしてるんじゃない?」

    西園寺「まぁ、左右田おにぃにはありそうだよね」
  11. 11 : : 2014/11/27(木) 16:54:19
    -左右田のコテージ-

    カチカチカチ

    左右田「ここにあれで…あれをここに…」ウトウト

    左右田「もう…無理…」バタッ

    左右田 zzz

    -食堂-

    全員「ごちそうさまでした!」
  12. 12 : : 2014/11/27(木) 16:56:47
    田中「破壊神暗黒四天王が相変わらず衰えている」

    ソニア「大丈夫でしょうか」


    日向「七海~」

    七海「ん?どうしたの?」

    日向「左右田のところいかね?流石にちょっと心配だ」

    七海「ふぁぁいいよ~」
  13. 13 : : 2014/11/27(木) 16:59:06
    ドア>ピンポーン

    左右田 zzz

    日向「へんじがない ただの 屍のようだ」

    七海「おお 左右田よ 死んでしまうとはなさけない」

    日向「…左右田まじで寝てんのか?」

    七海「そうじゃない?私だって朝寝たくなることぐらいあるし」

    日向「お前はいつもだろ」

    七海「えへへ~」
  14. 14 : : 2014/11/28(金) 17:05:30


    -左右田のコテージ-

    左右田「おそよう」

    左右田「よく寝たぜ畜生」

    左右田「外でなんか軽いもん探すか」

    -マーケット-

    左右田「なんかないかな」

    左右田「カロリーメイトしかなかった」
  15. 15 : : 2014/11/28(金) 17:07:15
    左右田 モグモグ

    左右田「やっぱカロリーメイトは水がねぇと無理だ」

    左右田「ミネラルウォーターもあったよな?」

    左右田「あったあった」


    一の島

    田中 ドタバタ

    左右田「ん?どうしたんだあいつ?行ってみるか」
  16. 16 : : 2014/11/28(金) 17:12:22
    左右田「田中ー」

    田中「そ、左右田、大変だ!破壊神暗黒四天王が…」

    左右田「ん?あの4匹がどうした?」

    田中「と、突然汗をかきだし、ぐったりしてしまったのだ!」

    左右田「そうか、ちょっと待ってろ!」タッタッタッ

    田中「おい、左右田!どこへ行く?」
  17. 17 : : 2014/11/28(金) 17:14:49
    -図書館-

    左右田「ハムスターハムスターってあった!」

    左右田 ペラペラ

    左右田「さっそくこれをもって、って、あれ?」

    貸し出し禁止

    左右田「まじかよ!」

    左右田「仕方ない、覚えるしかないか」

    タッタッタッ
  18. 18 : : 2014/11/28(金) 17:24:54
    -外-

    左右田「田中ー」

    田中「左右田!どこに行っていた!」

    左右田「いろいろ調べてきたぞ」

    左右田「それは多分熱中症だ!おそらく常夏の島だからかかったんだろう」

    左右田「とりあえず保冷剤とか氷とか持ってきたからそれで冷やしてやれ」

  19. 19 : : 2014/11/28(金) 17:27:34
    やだ左右田イケメソ
  20. 20 : : 2014/11/28(金) 17:31:00
    数分後

    四天王 スヤァ

    田中「ふぅ、左右田、礼を言う」

    左右田「いいってことよ!」

    田中「だが、なぜ助けた?」

    左右田「なぜって、どういうことだよ」

    田中「左右田、お前にとって、俺は邪魔な存在なはずだ」

    田中「ソニアに好かれている俺が憎いのだろう?」
  21. 21 : : 2014/11/28(金) 17:33:20
    左右田「それは違うぞ!」反論

    田中「何が違うというのだ?」

    左右田「確かに、お前を羨んだことは何回もあった!」

    左右田「だがな、田中!」

    左右田「俺はソニアさんが悲しむ姿を見たくねぇ!」

    左右田「たとえそれが俺の首を絞める結果になったとしても!」

    左右田「ソニアさんが幸せならそれでいいんだよ!」
  22. 22 : : 2014/11/28(金) 17:35:18
    訂正してやろうぞ

    左右田イケメン

    忘れてました、期待
  23. 23 : : 2014/11/28(金) 17:37:12
    左右田「ソニアさんに嫌われても構わない!」

    左右田「お前にソニアさんを奪われても構わない!」

    左右田「ソニアさんの幸せが、俺の希望なんだよ!」

    左右田「お前が絶望している姿をソニアさんが見たら、ソニアさんは絶望する!」

    左右田「俺が絶望する分には構わない!」

    左右田「でも、ソニアさんが絶望する姿なんて、俺は望んでないんだよ!」

    左右田「それが、俺の希望だ!」
  24. 24 : : 2014/11/28(金) 17:40:59
    田中「…そうか、お前は、面白い奴だな」

    田中「自分が愛する者のためなら自分のことを捨ててまでもその者を守るとは…」

    田中「それが、お前の道か」

    田中「よかろう!お前を新たな特異点として認めてやろう!」

    左右田「素直に友達になろうって言えよ…」

    田中「そ、そういうわけではない!」

    左右田「アハハ…それじゃ、これからよろしく!」

    田中「ああ!」
  25. 25 : : 2014/11/28(金) 17:42:20
    翌朝

    -左右田のコテージ-

    左右田 zzz

    左右田「ハッ」

    左右田「昨日の二の舞になるところだった」

    左右田「昨日はろくなもの食ってないからな」

    左右田「食堂行くか」
  26. 26 : : 2014/11/28(金) 17:46:44
    -食堂-

    全員「いただきます!」

    花丸「左右田君?昨日は僕の料理も食べずにどこに行ってたのかなぁ?」

    左右田「寝てた」

    日向「お前寝てたのか、インターホン鳴らしても反応なかったぞ」

    左右田「夜に起きたからな」

    日向「ってことは相当爆睡してたのか」
  27. 27 : : 2014/11/28(金) 17:48:50
    全員「ごちそうさまでした!」

    田中「左右田よ」

    左右田「なんだ田中」

    田中「昨日は本当に助かった」

    田中「おかげで今日も破壊神暗黒四天王は元気だ」

    左右田「中二病結構抜けてるぞ」

    田中「何!?そんな…馬鹿な…」

    左右田「嘘だ」
  28. 28 : : 2014/11/28(金) 17:51:33
    田中「貴様!この俺に嘘をつくとは、それほど覚悟ができているのだろうな!」

    左右田「ハハハ!悔しかったらかかってこい!」

    田中「行け!暗黒四天王!」

    左右田「痛い痛い!ひっかくのは地味に痛い!」



    ソニア「田中さんと左右田さん楽しそうだなぁ」

    ソニア「なんでしたっけこんな感じのやつ」
  29. 29 : : 2014/11/28(金) 17:53:17
    ソニア「まぁいいでしょう」

    ソニア「田中さーん」

    田中「む、ソニアか、どうした」

    ソニア「映画見に行きましょうよ映画!」

    田中「俺はいいが、左右田、お前はどうする」

    ソニア「(左右田さん来るのは嫌だなぁ…)」

    左右田 チラ

    左右田「俺はいいや」
  30. 30 : : 2014/11/28(金) 17:54:55
    左右田「やりたいこともあるし、二人で楽しんでくればいいんじゃね?」

    ソニア ホッ

    田中「そうか、それでは行こうか」

    ソニア「ええ!」



    左右田「さて、あれを今日中に仕上げたいし、今日は帰るか」

    左右田 テクテク
  31. 31 : : 2014/11/28(金) 17:55:22
    今日はここまで!
    支援ありがとうございます!!
  32. 32 : : 2014/11/30(日) 14:24:26
    -左右田のコテージ-

    左右田「さてと、完成させますか!」

    左右田「ここにあれを入れて…あれはそこにおいて…」ブツブツ

    左右田 カチャカチャ


    ~数時間後~

    左右田「できた!」

    左右田「まず誰から見るか…」
  33. 33 : : 2014/11/30(日) 14:29:18
    左右田「やっぱりソニアさんの…」

    左右田「…いや、やめとこう」

    左右田「見る必要はないだろうな…」

    左右田「視れないようにしてっと」

    左右田「日向と七海のお互いの好感度でも見るか」

    日向→七海
    90
    七海→日向
    100
  34. 34 : : 2014/11/30(日) 14:32:40
    左右田「…基準どうだっけ」

    好感度のめやす

    0~24
    知人
    25~49
    友達
    50~74
    親友
    75~100
    好意

    左右田「つまりあいつら両想いかよ!」
  35. 35 : : 2014/11/30(日) 15:11:21
    左右田「あとは誰のを見ようか」


    唐突の安価

    誰と誰?

    >>36>>37
  36. 36 : : 2014/11/30(日) 15:43:21
    罪木
  37. 37 : : 2014/11/30(日) 15:43:36
    狛枝
  38. 38 : : 2014/11/30(日) 16:46:55
    左右田「罪木と狛枝のでも見るか」

    罪木→狛枝
    12
    狛枝→罪木
    70

    左右田「安心と信頼の希望厨」

    左右田「そろそろ晩飯だ」

    左右田「晩飯食うか」
  39. 39 : : 2014/12/06(土) 17:03:49
    -食堂-

    全員「いただきます!」

    日向「そういえばソニアと田中がいないな」

    弐大「あの二人なら、映画館に行ってたぞ?」

    日向「そうか」

    全員「ごちそうさまでした!」
  40. 40 : : 2014/12/06(土) 17:05:45
    -次の日-

    左右田「頭がぐわんぐわんする」

    左右田「風邪か?」

    左右田「誰かにうつすのもいやだし、部屋で寝てるか」

  41. 41 : : 2014/12/06(土) 17:08:31
    -食堂-

    全員「いただきます!」

    狛枝「あれ?左右田君がいないね」

    日向「左右田な…あとで様子見に行くか」

    小泉「今のってダジャレのつもり?」

    日向「うん」

    西園寺「日向おにぃのダジャレつまんなーい」

    日向 グサッ
  42. 42 : : 2014/12/06(土) 17:12:57
    日向「そ、そんなことは別にいいだろ!」

    終里「ダジャレってなんだ?うめーのか?」

    全員「…」

    全員「(左右田がいないと突っ込みがいない…?)」

    -未来機関-

    苗木「左右田先輩の才能って実は超高校級の突っ込みなんじゃないのかなって思う」

    霧切「ええ、私もそう思うわ」
  43. 43 : : 2014/12/06(土) 17:16:05
    -左右田のコテージ-

    左右田「(なんだこれ…?)」

    左右田「(知らない記憶が…)」

    左右田「(絶望…希望ヶ峰学園…江ノ島盾子…)」

    左右田「(カムクラ…イズル?)」

    左右田「あ、アハハ…」

    左右田「俺らは、絶望だったのかよ…」
  44. 44 : : 2014/12/06(土) 17:20:09
    左右田「でも、俺はあんな絶望に二度となりたくない!」

    左右田「くそ!体が動かねぇ!」

    左右田「とりあえず寝るしかないか…」

    -???-

    ???「絶望的ィ…」

    ???「最後の力を振り絞って絶望病を一番弱そうな左右田に食らわせたのに」

    ???「思い出し病で、しかも、それでも希望のままなんて…」
  45. 45 : : 2014/12/06(土) 17:22:14
    -左右田のコテージの前-

    日向 ピンポーン

    <あ…日向か?

    日向「左右田、どうしたんだ?」

    <風邪こじらせた

    日向「睡眠不足じゃないか?」

    <そうかもな

    日向「あんま無理すんなよ?」

    <うい
  46. 46 : : 2014/12/06(土) 17:25:19
    日向「じゃ、オレそろそろ行くわ」

    <ちょっと待て

    日向「ん?なんだ?」

    <これから数日、昼飯だけでいいから運んできてくれ

    日向「ああ、わかった」

    日向「でも左右田、なんで出てこないんだ?」

    <うつしたくない

    日向「そうか、わかった」
  47. 47 : : 2014/12/06(土) 17:27:44
    左右田「…」

    左右田「(日向は、元の世界に戻ったときは、どっちなんだろうな)」

    左右田「(この世界で希望のかけらを集めたところで、あいつがカムクライズルだってことに変わりはないんだよな?)」

    左右田「(それとも、カムクライズルの人格はもう消してあんのか?)」

    左右田「だー!分かんねぇ!」

    左右田「考えても無駄だ!おやすみ!」
  48. 48 : : 2014/12/07(日) 17:35:10
    -食堂-

    日向「左右田が風邪をこじらせたらしい」

    花丸「そうなの?僕が看病(意味深)しなきゃ」

    日向「看病はしなくていいが昼飯だけ持ってきてくれと言っていた」

    日向「花村、朝と夜は左右田の分は作らないでくれ」

    花村「了解だよ!」
  49. 49 : : 2014/12/07(日) 17:40:14
    田中「左右田は風邪か…ふん、か弱き人間め」

    ソニア「田中さん!今日はどこに行きますか?」



    澪田「うーん…」

    日向「どうした?澪田」

    澪田「ライブハウスの機材が壊れたから、和一ちゃんに直してもらおうと思ったんですけど…」

    澪田「風邪なら仕方ないっすね」
  50. 50 : : 2014/12/07(日) 17:42:58
    -左右田のコテージ-

    左右田「気になってることがありすぎて眠れねぇ」

    左右田「(そもそも未来機関は俺のことを今どう見ているんだ?)」

    左右田「(俺に何か問題があったらウサミにでも伝えているはず…)」

    左右田「(気づかれていない?でも、それは少しおかしいな)」

    左右田「(妙な動きをしているやつがいたら、そいつから目を離さないはずだ)」
  51. 51 : : 2014/12/07(日) 17:46:21
    左右田「(ということはつまり…)」

    左右田「("未来機関は俺が思い出していることを分かってい"るのか?)」

    左右田「(そしてあえて何もせず、怪しい動きをするか監視しているのか?)」

    左右田「(それとも)」

    左右田「("解ったうえで無害だと判断している"…?)」

    左右田「(どうなんだ?)」
  52. 52 : : 2014/12/07(日) 17:49:21
    左右田「(とりあえずウサミに聞いてみるか)」

    左右田「おーい、ウサミー」

    ウサミ「はい、なんでちゅか?」

    左右田「思い出した」

    ウサミ「はい?」

    左右田「全部思い出した」

    ウサミ「…え?」
  53. 53 : : 2014/12/07(日) 17:52:36
    左右田「(この反応、素だな)」

    左右田「(どちらにせよ、これで未来機関にはばれただろ)」

    ウサミ「お、思い出したって…何をでちゅ?」

    左右田「人類史上最大最悪の絶望的事件」

    ウサミ「…」

    左右田「"超高校級の絶望"江の島盾子」

    ウサミ「…」

    左右田「希望ヶ峰学園77期生」
  54. 54 : : 2014/12/07(日) 17:57:07
    左右田「ウサミ、俺はすべて思い出した」

    ウサミ「そうでちゅか…」

    左右田「外に出よう、ここじゃ話辛い」

  55. 55 : : 2014/12/07(日) 17:57:49
    -海岸-

    左右田「なぁ、ウサミ」

    ウサミ「なんでちゅか?」

    左右田「俺は、ここにいていいのか?」

    ウサミ「!?」

    左右田「俺は、ここにいて、希望になれるのか?」
  56. 56 : : 2014/12/07(日) 18:00:35
    左右田「元は普通の人間だった」

    左右田「希望も絶望も持った人間だった」

    左右田「でも、俺はいつしか絶望一色になった」

    左右田「その時に俺は、絶望になった」

    左右田「でも、俺は今希望としてここにいるはずだ」

    左右田「でも、今の俺には絶望だってある」

    左右田「俺は、このままで希望になれるのか?」
  57. 57 : : 2014/12/07(日) 18:03:03
    ウサミ「…なれまちゅよ」

    左右田「なんでだ?」

    ウサミ「現にいま、貴方は"超高校級のメカニック"じゃないでちゅか」

    ウサミ「貴方は、絶望じゃないんでちゅ」

    ウサミ「だから、きっと大丈夫でちゅ」

    ウサミ「やれば、何とかなりまちゅよ!」
  58. 58 : : 2014/12/07(日) 18:05:58
    左右田「…そうか、ありがとうな、ウサミ」

    ウサミ「生徒の悩みを解決するのも、先生の仕事でちゅから!」

    左右田「左右田な、オレからも頑張るか!」

    ウサミ「今のはひょっとしてギャグ?」

    左右田「ハハハハハ」


    ???「左右田さん…あんな悩みを抱えていたのですか…?」

    ???「左右田さん…」


    ???→左右田

    -??→5?
  59. 59 : : 2014/12/07(日) 18:06:46
    今日はここまでです
    ???とはいったい誰でしょうか!
    コメント欄で予想してみてください!
  60. 60 : : 2014/12/07(日) 18:26:51
    そうかわかったぞ!(だがあえて言わない、女子とだけ言っとこう)
  61. 61 : : 2014/12/07(日) 18:29:32
    さん付けの時点でだいだいわかる。
  62. 62 : : 2014/12/08(月) 17:48:17
    ソ?アさんはちゃんとわかる子だと思ってる
    ちなみに上昇が激しいのはそれだけ左右田を見直したってことなんじゃないかな()
  63. 63 : : 2014/12/16(火) 22:27:32
    期待です!
  64. 64 : : 2014/12/17(水) 17:30:30
    ??「素晴らしいよ!」

    ??「会話の内容は聞き取れなかったけど、あの左右田君の表情を見ればわかる!」

    ??「彼は本物の希望なんだ!」

    ??「でも、まだ足りない」

    ??「彼はもっと輝ける!」

    ??「彼に必要なのは、絶望じゃない」

    ??「"同じ希望の力を持つ人間"だ」
  65. 65 : : 2014/12/17(水) 17:38:09
    -日向のコテージ-
    <ピンポーン

    日向 ガチャ

    日向「ん?狛枝か。どうしたんだ?」

    狛枝「君の希望を見せてよ!」

    日向 バタン!

    <ピンポーン

    狛枝「冗談だよ」

    日向「何の用だよ…」
  66. 66 : : 2014/12/17(水) 17:43:13
    狛枝「左右田君の希望、興味ない?」

    日向「…どういうことだ?」

    狛枝「最近、変わったことがあったみたいだよ?」

    日向「何でだ?」

    狛枝「それは、本人に聞いてね!」タッタッタッ

    日向「お、おい待て!…左右田は今風邪なんだがなぁ」

    日向「(風邪が治ったら聞くか)」

  67. 67 : : 2014/12/17(水) 17:48:04
    <ピンポンパンポーン

    <死体が発見s…

    <ゴホンッみなしゃん、公園に来てくだしゃい

    日向「…なんだ?」

    日向「てか、死体が発見ってなんだよ!」
  68. 68 : : 2014/12/17(水) 17:50:19
    -左右田のコテージ-

    左右田「(これって俺行ったほうがいいのか?)」

    モノミ「左右田しゃん」

    左右田「うわ!びっくりするじゃねぇか!」

    モノミ「ご、ごめんなしゃい…」

    モノミ「左右田しゃんには先に言っておきましゅね!」

    モノミ「かくかくしかじか」

    左右田「まるまるうまうま」
  69. 69 : : 2014/12/17(水) 17:52:39
    左右田「!?」

    モノミ「驚きはあると思いましゅが、決定事項でしゅ」

    左右田「いや、よく俺はあれで会話ができたなと思っただけだが」

    モノミ「そこでしゅか!」

    左右田「とりあえずわーったよ」

    左右田「そんじゃ俺は寝るわ」

    モノミ「おやすみなしゃい」

    左右田「おう、おやすみ」
  70. 70 : : 2014/12/17(水) 17:56:39
    内容は次の更新です
    皆を集めてまでしてモノミがすることとは?

    次回、ソウソニ回!
    「左右田、死す」

    七海「頑張って左右田君!このデュ○ルを勝てばなんかいい感じだよ!」

    左右田「いやこれ死亡確定じゃねぇか!あと俺はデュエ○なんでしてねぇよ!」
  71. 71 : : 2014/12/23(火) 08:27:09
    ~数分後~
    -左右田のコテージ-
    ピロリン♪

    左右田 の 絶望病 は
    治った !

    左右田「いや数分で治るわけねぇだろ!」

    左右田「せめて数日後にしろ数日後に!」

    ~数日後(笑)~

    左右田「笑ってんじゃねぇよ!」
  72. 72 : : 2014/12/23(火) 08:28:49
    ~数日後~

    左右田「治った」

    左右田「…久しぶりにエンジンに触りてぇ…」

    左右田「ウサミー」

    ウサミ「はいはい、なんでちゅか?」

    左右田「エンジンをくれ」

    ウサミ「はい?」

    左右田「エンジンを くれ」
  73. 73 : : 2014/12/23(火) 08:31:24
    ウサミ「な、何を言ってるんでちゅか?」

    左右田「いいからエンジンを出せよぉ!」

    左右田「そろそろ禁断症状が出そうなんだよ!」

    ウサミ「な、苗木君たちに聞いてきまちゅ!」タッタッタッ

    左右田「圧倒的なエンジン不足」

    左右田「歌います」

    左右田「エンジンをください」
  74. 74 : : 2014/12/23(火) 08:35:02
    ~エンジンをください~
    原曲「翼を下さい」

    左右田「いまー私のー」

    左右田「願ーいごとがー」

    左右田「叶ーうーなーらばー」

    左右田「エン―ジン―欲しーい」

    左右田「このー島―に―」

    左右田「ひとーつでもー」
  75. 75 : : 2014/12/23(火) 08:38:02
    左右田「強ーいーエーンジン」

    左右田「欲しーいーんーでーすー」

    左右田「常夏の島でー」

    左右田「エンジンの音ー」

    左右田「聞いてーおきたーいーよー」

    左右田「悲しみのなーいー」

    左右田「強いエンジン」

    左右田「走るー走るー」

    左右田「バイクー」
  76. 76 : : 2014/12/23(火) 08:44:32
    左右田「ハッ!?」

    左右田「俺はいったい何を!?」

    左右田「しまった、禁断症状が出てたのか」

    左右田「とりあえず朝ごはん食うか」

    ~たぶん食堂~

    左右田「(何で自信なさげなんだよ…)」

  77. 77 : : 2014/12/23(火) 08:47:06
    左右田「おはよう」

    日向「おう、左右田、おはよう」

    七海「おはよう日本」

    左右田「いやここは日本じゃねぇよ!」

    日向「よし、いつもの左右田だな」

    左右田「…どういう意味だ?」
  78. 78 : : 2014/12/23(火) 08:50:52
    日向「狛枝がこんなことを言ってたんだよ」

    日向「かくかくしかじか」

    七海「まるまるうまうま」

    左右田「ナ、ナンダッテー」

    日向「あとウサミがこんなことを言ってたぞ」

    左右田「ああ、公園に集まれって言ってた時のアレか?」

    日向「ああ」

    左右田「にしても、よくもまぁあんな理由でこんなことやったよな」
  79. 79 : : 2014/12/23(火) 09:03:48
    え?何?伏線の回収が遅いだって?

    べ、別に左右田に歌って欲しくて忘れてたんじゃないんだからね!

    ただ、替え歌のことについて何日も考えてたら、いつの間にかそっちがメインになっただけなんだからね!

    勘違いしないでよ!
  80. 80 : : 2014/12/26(金) 16:14:36
    ~海藻~

    左右田「何で海藻なんだよ!」

    ~回想~

    日向「ウサミのやつ、何のために公園に集めたんだ?」

    終里「もしかして、うまい飯が食えるんじゃないか?」



    日向「(どうしよう、ツッコミがいないから終里のボケがそのままスルーされてる…)」

    九頭竜「そういやぁ、左右田のやつは来なくていいのかよ?」

    ウサミ「大丈夫でちゅ!」
  81. 81 : : 2014/12/26(金) 16:17:47
    澪田「うわ!びっくりしたっすー」

    豚神「俺の背後に立つな、愚民が」

    ウサミ「こ、殺し屋みたいなこと言わないでくだちゃい!」

    ウサミ「それより、大事なことを話すので、よく聞いてくだちゃいね?」

    弐大「なんじゃ?」ゴクゴク←コーラ

    ウサミ「なんと、修学旅行を延長することにしました!」

    弐大 ブーッ!
  82. 82 : : 2014/12/26(金) 16:20:56
    日向「なんだ、そんなことか、って、えぇ!?」

    花丸「ファッ!?」

    豚神「なん…だと?」



    ~未来機関~

    十神「なん…だと?」

    十神「どういうことだ!説明しろ苗木!」

    霧切「その必要はないわ」ファサ
  83. 83 : : 2014/12/26(金) 16:24:32
    十神「何故だ!」

    霧切「見ていればわかるわ」



    ~ジャバオック公園~

    辺古山「…どういう意味だ?」

    ウサミ「この修学旅行を、50日延長しましゅ」

    田中「何故だ?なぜそのような審判を下した?」

    ウサミ「みんながなかなからーぶらーぶしないからでちゅ」
  84. 84 : : 2014/12/26(金) 16:27:31
    終里「ってことはまだまだ花村の飯が食えるってことか?」

    狛枝「そういえば、確認しておきたいことがあるんだけどさ」

    日向「なんだよ狛枝」

    狛枝「今日って、何日目だったっけ?」

    ソニア「確か、35日目だったと思います!」

    ウサミ「その通り、35日目でしゅ!」

    狛枝「まだ15日あるのに、延長が速すぎない?」
  85. 85 : : 2014/12/26(金) 16:31:27
    ウサミ「それは、もともとこの期間は延長をする予定だったかだれしゅ!」

    狛枝「へぇ、そうなんだ」

    七海「そこは、別にいいんじゃないかな…と、思うよ?」

    狛枝「いや、少し気になっただけさ、大したことじゃないよ」

    西園寺「このこと、左右田おにぃには言わなくていいの?」

    ウサミ「ご安心くだしゃい!もうすでに伝えてありましゅ!」

    小泉「それなら一安心ね」

    日向「とりあえず、左右田は早く風邪を治してほしいな」
  86. 86 : : 2014/12/26(金) 16:36:50
    七海「ん?なんで?」

    狛枝「左右田君がいないと、ツッコミ役がいないから、そうでしょ?日向君」

    日向「その通りだ、あいつがいないといろいろ面倒だ」

    花丸「そういえば、そろそろカセットコンロのメンテナンスをしないといけないから、治ったら頼もうかな」

    花丸「ついでにボクの下半身もメンテナンスしてほしいね…」

    西園寺「うっわー花丸おにぃキモー」

    小泉「こら、そんなこと言っちゃダメでしょ?」

    花丸「僕としては大歓迎だよ!」
  87. 87 : : 2014/12/26(金) 16:38:23
    ウサミ「とりあえず、なんかごちゃごちゃしてきたので、解散!」

    ワイワイガヤガヤ

    ウサミ「さて、あたちも帰りまちゅかね」
  88. 88 : : 2014/12/26(金) 16:41:00
    ~???~
    ???「うぷぷ…延長させるわけないでしょ?」

    ???「私様にかかれば、こいつらを絶望に染めることなんて簡単なのよ!」
          ゲーム
    ???「さぁ、絶望の始まりだ」
  89. 89 : : 2014/12/27(土) 17:19:33
    ※これからはシリアルな展開(笑)です
     シリアルが好きじゃない人はパンを食べながら見てください
     シリアルが好きな方はシリアルを食べながら見てください
     ちなみに僕はご飯派です

    左右田「何一つあってねーよ!」

    左右田「なんだよシリアルな展開って!おいしいのか?おいしい展開なのか?それともシリアスなのか?分かんねぇよ!」

    どっちだと思う?

    A,両方
     ̄ ̄ ̄ ̄
    左右田「え?」
  90. 90 : : 2014/12/28(日) 09:09:36
    修学旅行37日目

    左右田「とりあえず、もうちょっとよろしくな、日向」

    日向「おう、よろしく!」

    七海「ふわーぁ」アクビ

    日向「七海?眠いのか?」

    七海「ねみぃ、寝る」

    日向「お、おい、七海?」

    七海 スヤスヤ

    日向「七海をコテージまで連れていく、左右田も手伝え」
  91. 91 : : 2014/12/28(日) 09:11:59
    左右田「え?なんで?七海ってそんなに重いの?」

    日向「ゲーム類をもってくれ」

    左右田「あっ(察し)」



    -七海のコテージ-

    日向「うーん、こいつどうしよう」オヒメサマダッコ

    左右田「コテージのカギ漁ればいいんじゃね?」リュックセオイ

    日向「そ、そんなことできるはずないだろ!」アセアセ
  92. 92 : : 2014/12/28(日) 09:14:05
    左右田「お前なら大丈夫だろ」

    日向「じゃ、じゃあ、お邪魔します」

    左右田「(暇だからどんなゲームあるのか見てみるか)」

    日向「ここか?それともここか?」

    左右田「(うお、古いなこれ)」

    日向「こ、ここか?」

    左右田「(ん?なんだこれ)」つコテージのカギ

    左右田「(カギだこれ!)」
  93. 93 : : 2014/12/28(日) 09:15:29
    左右田「日向、コテージのカギあったぞ」

    日向「まじか、ありがとう」

    日向「どこにあったんだ?」

    左右田「リュックの中だ」

    日向「そうか」

    ガチャ

    日向「左右田ははいるなよ?」

    左右田「わーってるって」
  94. 94 : : 2014/12/28(日) 09:17:12


    日向「よし、寝かせといたぞ」

    左右田「カギは?」

    日向「枕元に置いといた」

    左右田「ってことは今鍵あいてんのか」

    左右田「そういや、思ったんだが」

    日向「なんだ?」

    左右田「お前、合鍵とか持ってないのか?」
  95. 95 : : 2014/12/28(日) 09:18:36
    日向「…」

    左右田「…」

    日向 ガサゴソ

    日向 つ七海のコテージのカギ

    左右田「あんのかよ!」

    日向「すっかり忘れてたよ」

    左右田「なんで忘れるんだよ!」

    日向「いやぁ…」
  96. 96 : : 2014/12/28(日) 09:19:41
    日向「あ、この後七海とゲームする予定あるんだった」

    左右田「七海なら寝てるぞ」

    日向「起こすから大丈夫」

    左右田「そうか、じゃぁな」

    日向「おう、じゃぁな」
  97. 97 : : 2014/12/28(日) 09:24:21
    -左右田のコテージ-

    左右田「暇だな」

    左右田「あの機械でもいじるか」

    左右田「そういえば、名前決めてなかったな」

    左右田「ついでに好感度も見るか」

    >>98 機械の名前

    >>99 77期生

    >>100 77期生
  98. 98 : : 2014/12/28(日) 12:58:27
    なんか好感度測れるやつ
  99. 99 : : 2014/12/28(日) 16:22:39
    花村で
  100. 100 : : 2014/12/28(日) 19:31:47
    日向
  101. 101 : : 2014/12/29(月) 15:45:11
    左右田「よし、これの名前は、『なんか好感度測れるやつ』だ!」

    左右田「さてと、日向と花村の好感度でも見るかな」

    花村→日向
    78

    日向→花村
    52

    左右田「やっぱり花村はヘンタイだったか」
  102. 102 : : 2014/12/29(月) 15:59:51
    左右田「(そういえば、気になってることがある)」

    左右田「(七海のことだ)」

    左右田「(あいつは、77期生にはいなかった)」

    左右田「(ということは、恐らく未来機関に関係している人間)」

    左右田「(とりあえず、ウサミに聞いてみるか)」

    左右田「おーいウサミー」

    ウサミ「なんでしゅか?」

    左右田「聞きてぇことがあるんだ」
  103. 103 : : 2014/12/31(水) 17:48:14
    ウサミ「なんでしゅか?」

    左右田「七海のことだ」

    ウサミ「…」

    左右田「単刀直入に聞こう、あいつは"何だ"?」

    ウサミ「七海しゃんは、あたちと同じ、プログラムでしゅ」

    左右田「そうか、つまり、俺らの監視役ってとこか?」

    ウサミ「そうでしゅ」

    左右田「ありがとうな、ウサミ、これで、俺が外に出てからやらなくちゃいけないことが分かったよ」
  104. 104 : : 2014/12/31(水) 17:51:57
    ウサミ「な、なんでしゅかそれは」

    左右田「秘密だ」ニヤリ

    ウサミ「えぇぇ」

    ウサミ「それじゃ、あたちは帰りまちゅね」

    左右田「またあとでな~」

    ウサミ「また~」

  105. 105 : : 2014/12/31(水) 17:54:21
    左右田「(さてと、ここで作った機械は、リアルには持ち込めない)」

    左右田「(だったら、設計図を作って、それを覚えちまえばいい)」

    左右田「さてと、設計図作りますか!」

    左右田「(そういえば、今何時だ?)」

    時計 11:50

    左右田「そろそろ昼飯か」

    左右田「難しいこと考えるのは飯を食ってからにするか!」
  106. 106 : : 2014/12/31(水) 18:00:29
    -食堂-

    左右田「(食堂にいるのは、花村、ソニアさん、田中、日向、七海、九頭竜、辺古山か)」

    左右田「(日向と七海はなんで食堂でゲームやってんだ?まぁいいか)」

    左右田「(二人の後ろにこっそりと近づいてっと…)」コソコソ

    日向「七海、今だ!頭を狙うんだ!」←操虫棍

    七海「うりゃー!」←ハンマー

    左右田「(MH4Gかよ!何であるんだよ!)」
  107. 107 : : 2015/01/01(木) 17:26:37
    左右田「(モンハンやってるときは邪魔しないほうがいいよな…)」スタスタ

    左右田「(昼飯はまだだが、今から部屋に戻ってもたぶん何もできねぇ)」スタスタ

    左右田「(暇だなぁ…)」スタスタ

    左右田「(設計図頭の中で組み立てとくか)」

    左右田「(あれをこうで…でもそうすると資材がなぁ…)」

    左右田「(人の体を作るってだけでもヤバイのに、そこに人格をプログラムするとなると・・・)」
  108. 108 : : 2015/01/01(木) 17:32:41
    左右田「(それを考えると装置はカプセルみたいな形が一番か?)」

    田中「左右田、何をしている?俺様の目から見ると、全くの無意味な行動をしているように見えるのだが」

    左右田「ああ、田中か、すまん、少し考え事だ」

    田中「貴様のような人間が考え事?珍しいな。この"永遠なる炎の続きし島"から脱出する方法でも考えていたのか?」

    左右田「ジャバオック島って言えよ!もう訳が分かんねぇよ!別に、ここの生活にも慣れてるし、暇だからどうやって暇をつぶそうか考えてただけだよ」

    ソニア「あ、あの?」
  109. 109 : : 2015/01/01(木) 17:36:37
    左右田「なんですソニアさん?」

    ソニア「わたくし、田中さんと左右田さんはあまり仲が良くないと思っていたのですが…」

    左右田「まぁ、いろいろとあったんですよ」

    ソニア「まぁ、そうなのですか?仲が良いのは素晴らしいことです」

    田中「(…ソニアって左右田と仲良かったっけ?)」

    左右田「(ソニアさんってこんなに俺と話したっけ?)」

    ソニア「(やはり違和感があります…)」
  110. 111 : : 2015/01/03(土) 16:50:52


    田中「ふん、時間を持て余しているのならば、俺様を楽しませればいいだろう?」

    左右田「なんでそんな発想になるんだよ!」

    ソニア「それはいい考えですね!」

    左右田「ソニアさん?こいつ結構めんどくさいこと言ってますよ?」

    田中「俺様を楽しませることができない?フン、人間風情にはそれが限界か…」

    左右田「なんでお前は人を見下す態度でしか会話ができないんだよ!」
  111. 112 : : 2015/01/03(土) 17:01:03
    ~しばらくして~

    左右田「(そんな会話をしていると、全員が食堂に集まった)」

    花村「お昼ご飯できたよー」

    全員「いただきます」

    左右田「(あれ?今一瞬、モノクマが見えたような…)」

    左右田「(バグか?いや、俺の病気といい、今のモノクマといい、もしかして"アレ"がこの世界に?)」

    左右田「(…武器は作っておくか)」

    花村「左右田くん?食べないの?」

    左右田「ただの考え事だ」
  112. 113 : : 2015/01/03(土) 17:10:08
    全員「ごちそうさまでした」

    左右田「(こんな日常が、これからも続けばいいのに…)」

    ~そして~

    修学旅行50日目

    ???「うぷぷ…」

    ???「この修学旅行を全部台無しにしてあげる」

    ???「先輩たちの絶望した顔、久しぶりに見たいなぁ」

    ???「うぷぷぷぷ」
  113. 114 : : 2015/01/03(土) 17:13:37
    <ピンポンパンポーン

    <オマエラ、ジャバオック公園に集まってください

    <来なかったらオシオキだよ?

    左右田「(今の口調…あいつ!)」

    左右田「(アレが完成しててよかったぜ)」

    左右田「(もう、お前らを絶望させねぇ)」

    左右田「(かかって来いよ!)」

    左右田「("江ノ島アルターエゴ"!)」

    <うぷぷ…
  114. 115 : : 2015/01/03(土) 17:19:00
    -ジャバオック公園-

    左右田「日向、もう来たのか」

    日向「ああ、それにしても、いきなり呼び出すって何の用なんだろうな?」

    左右田「いつもと声も違ったしな」

    七海「なんか大変なことになったのかなぁ?」

    左右田「おーい、ウサミ」



    左右田「なんで出てこないんだ?」
  115. 116 : : 2015/01/03(土) 17:32:34
    澪田「もしかして、ドッキリとかっすかね?」

    豚神「それはないだろう、よりにもよって雨が降りそうだ」

    終里「そんなことより朝飯はまだか!?」

    花村「朝ごはんはまだ作ってないよ?ぼくの下半身は準備オッケーだけどね!」

    田中「俺様の眠りを妨げるとは…」

    ソニア「いったい何の用なのでしょう」

    弐大「クソじゃぁぁぁ」
  116. 117 : : 2015/01/03(土) 17:36:01
    狛枝「何か、絶望的なことを感じるよ…」

    西園寺「小泉おねぇ、もう帰ろ?」

    小泉「こら、もうちょっと待とう、ね?」

    罪木「き、来ましたよ…」

    九頭竜「早くしろよ!なめてんのか?ああ?」

    辺古山「坊ちゃん、抑えてください」
  117. 118 : : 2015/01/03(土) 17:44:46
    <うぷぷ…

    ????「オマエラ、よく来たね」

    九頭竜「ああ?テメェは誰だ?」

    ????「うぷぷ…僕はモノクマ」

    モノクマ「一言でいうなら、学園長だよ!」

    田中「フン、"正反対の境界線"が何の用だ?」

    左右田「即興であだ名をつけんなよ!」

    豚神「それで、モノクマとやら、何が目的だ?」
  118. 119 : : 2015/01/03(土) 17:47:41
    モノクマ「うぷぷ…」

    ソニア「妙な笑い方ですね…」

    モノクマ「ボクの目的?簡単だよ!」

    モノクマ「この修学旅行を、なかったことにするんだよ!」

    花村「どういうこと?」

    左右田「("強制シャットダウン"!?まさか、俺らを絶望に戻そうとしてるのか?)」

    モノクマ「その名の通り、この修学旅行の記憶を、全部消しちゃいます!」

    終里「は?」
  119. 120 : : 2015/01/03(土) 17:50:39
    弐大「そういえば、ウサミはどこじゃ?」

    モノクマ「ウサミ?あああいつなら」

    ウサミ「おろしてくだちゃい!何でお前がここにいるんでちゅか!」

    モノクマ「うぷぷ…僕の存在も見抜けないなんて、監視役が聞いてあきれるよ」

    -未来機関-

    十神「何!江ノ島は死んだはずだ!」

    霧切「アルターエゴ、どうなっているの?」

    アルターエゴ『それが、高性能なウイルスプログラムがあったんだ!今まで隠れてたみたい』
  120. 121 : : 2015/01/03(土) 17:54:00
    霧切「ウイルスを消せないの?」

    アルターエゴ『結構いろいろなところに根を張ってるみたいで、消せないんだ!』

    アルターエゴ『それと、たぶんあれは本物の江ノ島じゃない』

    朝日奈「どういうこと?」

    アルターエゴ『あれは、アルターエゴだと思う』

    アルターエゴ『僕と同じように、江ノ島が死ぬ前に作ってたんだと思う』

    葉隠「死んでもなお、俺たちの邪魔をする気だべ?」
  121. 122 : : 2015/01/03(土) 17:57:48
    苗木「それに、あのモノクマが言ってたのって、"強制シャットダウンのことだよね?"」

    十神「ばれていたのか!クソ!どうすればいいんだ!」

    霧切「それは、彼に任せるしかないようね」

    腐川「か、彼って誰よ!」

    苗木「たぶん、記憶を思い出している彼じゃないかな」

    霧切「そうよ、苗木君のくせに生意気よ」

    苗木「そ、そんなぁ」

    十神「今はそんな話しをしている余裕はない!アルターエゴ、できるだけあいつが好き勝手やるのを抑えてくれ!」
  122. 123 : : 2015/01/03(土) 18:01:25
    アルターエゴ『それが、モノクマは教師の権限を持っているようなんだ』

    葉隠「じ、じゃあモノクマの権限を消せばいいんだべ?」

    アルターエゴ『いや、権限を消せるようには作ってないんだ』

    アルターエゴ『もし外部からウイルスが入ってきたとき、ウサミの権限をいじれないようにするために、やれないようになっているんだ』

    十神「クソ!何もできないのか!」

    朝日奈「任せるしかないのかな…」

    苗木「左右田クン、がんばって」
  123. 124 : : 2015/01/03(土) 18:03:50
    さて、左右田君はこの状況をどうにかできるのでしょうか?
    次回、「超高校級のメカニックの必要性」
    お楽しみに!うぷぷ…
  124. 125 : : 2015/01/04(日) 14:05:42
    -ジャバオック公園-

    モノクマ「ボクが何をしようとしているのか、オマエラには分からないだろうね」

    モノクマ「"二人"を除いて、ね」

    七海「(二人!?私と、あと誰?)」

    モノクマ「例えば、全て思い出した"左右田和一"クンとかね!」

    日向「左右田!?どういうことだ!」

    左右田「悪い、モノクマの言う通りだ。俺は全部思い出してたんだ」
  125. 126 : : 2015/01/04(日) 14:09:04
    ソニア「"思い出し"ていたって何ですか!何を思い出したんですか!」

    左右田「簡単ですよ。ここにいる監視役を除いた15人が忘れているはずだった記憶」

    左右田「俺らはいつここに来たのか、世界はどうなっているのか、そして」

    左右田「俺らが"何か"だった記憶」

    左右田「それを、俺は思い出していた」

    左右田「前に、風邪をこじらせた時があっただろ?」

    左右田「あれは、半分嘘で、半分本当だ」
  126. 127 : : 2015/01/04(日) 14:12:00
    左右田「俺は、風邪とは違う別の何かにかかっていたんだ」

    左右田「でも、体調が悪かったのは本当なんだ」

    九頭竜「そのタイミングで、全部思い出したってのかよ!」

    左右田「その通りだよ」

    小泉「だったらなんで言わなかったの?」

    左右田「お前らに話すべき内容、いや、話しちゃいけないことだったからだ」

    田中「どういう意味だ!」

    左右田「この修学旅行の本当の理由は、ただ仲良くするためじゃないんだ」
  127. 128 : : 2015/01/04(日) 14:15:16
    ソニア「じゃあなんだっていうんですか!」

    左右田「…それは、俺が勝手に言ってはいけない」

    終里「どういうことだ!」

    左右田「モノクマが言ってただろう?俺らの中に二人いるって」

    弐大「それがなんじゃ!」

    左右田「俺は本来、この立場じゃないんだ」

    左右田「だから、言うかどうかは、もう一人の理解者に任せる」
  128. 129 : : 2015/01/04(日) 14:18:24
    ウサミ「もう、言うしかないんでしゅね」

    七海「そう、なんだ…」

    日向「七海?何言ってんだよ」

    七海「左右田君の言うもう一人の理解者は私だよ」

    花村「え?」

    七海「私は、生徒側の監視者なんだよ」

    西園寺「そうなの?」

    七海「私は、教師側のウサミと一緒に、皆を監視する役目」
  129. 130 : : 2015/01/04(日) 14:21:41
    狛枝「監視?どういうことか、説明してもらえるかな」

    七海「ごめん、それは私からは言えない」

    七海「発言に制限がかかってるから、私じゃ言えないの」

    七海「だから左右田君、説明をお願いしてもらってもいいかな?」

    左右田「解ったよ」

    左右田「まず、俺らは希望ヶ峰学園に来た時、気が付いたら教室にいたんだよな?」

    罪木「そ、そうですけど…」

    左右田「お前らは、その時点で記憶喪失になっているんだ」
  130. 131 : : 2015/01/04(日) 14:25:25
    辺古山「何!」

    左右田「その記憶は、まず、俺らが希望ヶ峰学園にいたころの記憶」

    左右田「そして、俺らが絶望になっていた時の記憶だ」

    ソニア「絶望になっていたって…どういうことですか?」

    左右田「俺らは、"超高校級の絶望"江ノ島盾子に洗脳されてたんだよ」

    左右田「そして、俺らも"超高校級の絶望"となり、世界を"絶望"させた」
  131. 132 : : 2015/01/04(日) 14:38:57
    左右田「そして、ここはゲームの世界なんだ」

    左右田「ここは"新世界プログラム"だ」

    左右田「"絶望"となった俺らを再び"希望"にするためのプログラムだ」

    ソニア「そうだったのですか…」

    モノクマ「その通り!」
  132. 133 : : 2015/01/04(日) 14:50:18
    モノクマ「そしてボクは君たちを絶望に戻そうとしているんだよ」

    モノクマ「うぷぷ…」

    左右田「だがモノクマ、それはさせない」

    左右田 カチャ

    モノクマ「ん?何を持っているの?」

    左右田「これは絶望だけを殺す銃だ」

    左右田「モデルは「BIG・GUN・W8」おもちゃの銃が元だ」

    左右田「それをコトダマが出るように改造したんだ」
  133. 134 : : 2015/01/04(日) 14:58:37
    左右田「モノクマ、お前はここで終わりだ」

    左右田「さようなら、絶望」タァン
    ______
    | 希望 >
     ̄ ̄ ̄ ̄
    モノクマ ドゴォン

    ???「そのコトダマは私様には届いていないわよ」

    左右田「江ノ島ァ!」カチャ

    江ノ島「うぷぷ…ボクに銃口を向けていいの?」

    左右田「どういう意味だ!」
  134. 135 : : 2015/01/04(日) 15:09:07
    江ノ島「左右田先輩に、希望の居場所はあるのですか?」

    左右田「意味が解らねぇぞ!」

    江ノ島「だってぇ、左右田先輩ってぇ皆に必要とされてないんじゃないのぉ~」

    日向「ハ?」

    江ノ島「ああ、単刀直入に言うと、先輩の皆からの好感度はタァン」

    左右田「うるさいぞ江ノ島、三文字でまとめろ」

    江ノ島「絶…望…的…」バタリ

    左右田「やっぱり江ノ島はうるさいなぁ」
  135. 136 : : 2015/01/04(日) 15:14:00
    ソニア「え?こ、ここから私たちが左右田さんを説得してそれで左右田さんが勇気を振り絞って引き金を引くとか、え?そういう展開じゃないんですか?」

    左右田「いや江ノ島の言うこと99%デタラメだから」

    ソニア「えぇぇぇぇ…」

    ソニア「でも、なんで誰かに話してくれなかったんですか?」

    左右田「え?」

    ソニア「左右田さんが風邪を直して出てきたときから、左右田さん、辛そうでした」
  136. 137 : : 2015/01/04(日) 15:58:41
    ソニア「何か無理をしているような感じで…それに、江ノ島さん?のことを撃った時も、すごくつらそうな顔をしていました」

    ソニア「それは、全てを知ったからじゃないですか?」

    ソニア「私たちの過去を知って」

    ソニア「忘れられるはずだった記憶を思い出して」

    ソニア「辛かったんじゃない「やめてください!」
  137. 138 : : 2015/01/04(日) 16:04:19
    左右田「いいじゃないですか、そんなこと」

    左右田「これで、江ノ島はここからいなくなったんですよ?」

    左右田「これで【皆希望に戻れる】んですから、いいじゃないですか」

    日向「それは違うぞ!」
    ___________
    |左右田の記憶>
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            希         戻
    break! 皆      ●   に  れ 
           望      る
  138. 139 : : 2015/01/04(日) 16:11:55
    日向「左右田、お前はどうなる!」

    左右田「どういうことだ?」

    日向「お前は思い出したんだろ?本来覚えてちゃいけない記憶を!」

    日向「その状態で元の出会に戻ったら、【お前は絶望になる】んじゃないか?」

    左右田「それも違うぞ!」
    _________
    |今の左右田>
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
            前    望     る
              絶  ●   に
    break! お         な
  139. 140 : : 2015/01/04(日) 16:21:15
    左右田「いや、その心配はないと思うぞ」

    日向「なんでだ?」

    左右田「だって思い出している今も、俺は"希望"だ」

    日向「そうか、それなら安心だな」

    左右田「でも、お前らが思い出したら絶望になっちまうかもしれない」

    左右田「現に、結構やばいことをしてたやつもいるからな」

    日向「そ、そうなのか…」
  140. 141 : : 2015/01/04(日) 16:27:29
    左右田「まぁ、そんな感じでこれからもよろしく!」

    全員「お、おう」

    左右田「今日は疲れた~」

    花村「まだ朝ごはんすら食べてないよ!?」

    左右田「俺ちょっと寝てくる」

    日向「お休み~」

    左右田 テクテク
  141. 142 : : 2015/01/07(水) 17:05:02
    -左右田のコテージ-

    左右田「(俺が希望?)」

    左右田「(本当にそうなのか?)」

    左右田「(俺は絶望かもしれない…)」

    左右田「(皆と仲良しのフリをしているだけで、心は絶望しているのかもしれない)」

    左右田「解んねぇよ」ボソ

    左右田「(俺が絶望でないことを確かめるための手段はないのか?)」
  142. 143 : : 2015/01/07(水) 17:07:43
    左右田 カチャ

    左右田「(この銃は、絶望を殺してくれる)」

    左右田「(江ノ島は、"超高校級の絶望"を殺されたから、消滅した)」

    左右田「(まだ残っていたとしても、それは"超高校級のギャル"のハズ)」

    左右田「(まぁ、無害なら問題ないか)」

    左右田「(俺が絶望か希望か)」

    左右田「(試してみるかな)」
  143. 144 : : 2015/01/07(水) 17:08:09


    タァン

  144. 145 : : 2015/01/07(水) 17:16:43
    乾いた銃声が、部屋の中に響いた
    彼は、何を考えて引き金を引いたのだろう
    全てを一人で背負い込み
    この世の憎さを知りながらも
    耐え続けた
    耐え抜いた
    だが、耐えた後に来るのは何だろうか?
    希望か?
    達成感か?
    違う、と、自分は思う
    耐えた後に来るのは
    とてつもない絶望と
    精神の疲労
    彼は、背負い込み、耐えたことによって
    疲れ、"絶望"していたのだった
  145. 146 : : 2015/01/07(水) 17:17:04


    バタリ

  146. 147 : : 2015/01/07(水) 17:22:32
    ダレモ助ケテ暮レナカッタ

    ダレモ手ヲ刺しノベテクレナカッタ

    ボクハ南のタメニ医ル?

    ステラレテ

    ウバワレテ

    コワサレテ

    ボクハ個々にヒツヨウ名の?

    ケッ極、模クハ治部ンニ絶望死タノデ死タ
  147. 148 : : 2015/01/10(土) 19:14:25
    修学旅行51日目

    -食堂-

    全員「いただきます!」

    花村「おや?左右田くんがいないねぇ。どうしたのかなぁ」

    日向「左右田が、いない?」

    ソニア『つらそうな顔をしていました』

    左右田『いいじゃないですか、そんなこと』



    江ノ島『左右田先輩に、希望の居場所はあるのですか?』


  148. 149 : : 2015/01/10(土) 19:16:31
    日向「左右田、まさか!」

    日向「左右田のところに行ってくる!先に食べててくれ!」

    ソニア「私も行きます!」

    日向「分かった、ソニア、左右田のコテージに急ぐぞ!」

    ソニア「はい!」

    日向「(左右田、お前、本当に無理をしてたのか?)」

    ソニア「(左右田さん、やっぱり、辛かったのですね…)」
  149. 150 : : 2015/01/10(土) 19:19:04
    -左右田のコテージ前-

    日向「左右田!居るか?」ガンガン

    ソニア「返事をしてください!左右田さん!」ガンガン

    日向「ウサミ!」

    ウサミ「はいはい、なんでしゅか~?」

    日向「ここのカギを開けてくれ!早く!」

    ウサミ「はい、解りまちた」ガチャリ

    ソニア「左右田さん!」ダッ
  150. 151 : : 2015/01/10(土) 19:23:36
    一番最初に目に飛び込んでできたのは、一丁の拳銃
    それと、赤い液体だった
    ベットのシーツが赤く染まっていた
    それ以外は特に変わったところは無いように見えた
    ベットの奥、向こう側を見ると



    ソウダカズイチの体が横向きになっていた



    頭には、一つの穴
    ここで何が起こったかなんて、容易に想像できた
    メカニックは、自分の作った機械で、自分を撃ったのだ
  151. 152 : : 2015/01/10(土) 19:26:08
    ソニア「あ、あぁ」

    日向「うそ、だろ?」

    ソニア「いやぁぁぁぁぁ!」

    -食堂-

    九頭竜「左右田の部屋で何かあったみてぇだ!行くぞ!」

    -左右田のコテージ-

    豚神「いったい何があった!」

    日向「左右田が、あの銃で自分の頭を撃ったんだと思う!」
  152. 153 : : 2015/01/10(土) 19:29:25
    罪木「見せてください」

    ソニア「はい」

    罪木「頭に一つの穴…でも、左右田さん普通に息をしていますね」

    日向「は?」

    罪木「あ、いえ、その、嘘とかではなくて、あの…ごめんなさぁい、脱ぎます!」

    日向「いや、脱がなくていいから、それより、息をしてるって、どういうこと?」

    罪木「左右田さんの頭、治ってきてるんですぅ」
  153. 154 : : 2015/01/10(土) 19:33:10
    ソニア「…え?」

    左右田「ハッ」

    左右田「あれ?オレ自分の頭撃って…って、なんでみんなここにいるんだ?」

    日向「なんでって…俺達はお前を心配して…」

    左右田「そういえば、言ってなかったか」

    ソニア「言っだながったっだ、何をですが」グス

    左右田「ソニアさん!?なんで泣いてるんですか!?」

    ソニア「だっで、だっで…」
  154. 155 : : 2015/01/11(日) 11:33:43
    左右田「ま、まあ、とりあえず、言い忘れてたことだけ言うわ」

    左右田「この銃、人は殺せないんだわ」

    日向「へ?」

    左右田「これ、ただ単に絶望を殺せるってだけで、人自体の生命活動は止められないように作ってあるんだよ」

    田中「何故だ?」

    左右田「いや、誤射とかしたら怖いし…」

    西園寺「やっぱり左右田おにぃはヘタレだったんだね」プププ

    左右田「ヘタレ言うな!」
  155. 156 : : 2015/01/11(日) 11:46:31
    終里「全く、飯食ってたっていうのになぁ?飯の時間を邪魔しやがって!」

    弐大「それよりも、クソじゃぁ!」

    左右田「弐大は早くトイレに行けよ!」

    澪田「それより和一ちゃん、ライブハウスのアレが壊れたから直してほしいっす!」

    左右田「アレじゃわかんねぇよ!すぐに行くから待ってろ!」

    左右田「(それにしてもあの銃痛かったな…もう少し威力は押さえておかないと誤射したらヤバイな…)」
  156. 157 : : 2015/01/24(土) 00:54:59
    楽し左右田
  157. 158 : : 2015/01/24(土) 01:06:13
    まだ続きますか?
    面白いので続いて下さい!
  158. 159 : : 2015/02/20(金) 17:37:55
    日向の方の番外編を書いてたら悲しくなったのでこっちやります
  159. 160 : : 2015/02/20(金) 17:48:04
    ~その後~

    左右田(やっとどっか行ったのか)

    左右田(暇だし、あの機械動かすか)

    左右田 ポチ

    <「なんか好感度測れるやつ」 スタート!

    左右田「さてと、誰のを見るか」

    >>161
     人名(77、78期性)

    >>162
     人名(>>161と同じ学年)

    ※なんか好感度測れるやつ
     今作初登場。>>98さんが名前を付けてくれました
     機械を起動し、二つのモニターにお互いへの好感度が知りたい人の名前をそれぞれ入れることで、結果が表示される
     ほかにもいろいろなモードがあるが、ここでは説明しない
  160. 161 : : 2015/02/21(土) 20:14:03
    田中で
  161. 162 : : 2015/02/22(日) 14:57:32
    ソニアさん
  162. 163 : : 2015/03/22(日) 17:57:25
    左右田「俺の本能が、あの二人のやつを見ろと叫んでいる!」ポチポチ

    左右田「…やけになんねぇと、無理だなこれ」

    左右田「まぁいいや。とりあえず、GO!」ポチ

    田中→ソニア
    56

    ソニア→田中
    74

    左右田「…」

    左右田「そう、かよ」
  163. 164 : : 2015/03/24(火) 11:40:32
    左右田(あいつらは、親友止まりだったのか…)

    左右田(だったら、俺がやるべきことは…?)

    左右田「俺の目的は、ソニアさんを幸せにすることだ」

    左右田(その目的を果たすには?)

    左右田(これからの行動は、皆に任せよう)

    安価
    下1~5で多かった方になります

    1:そのためなら、俺は…

    2:そうだとしても、俺は…
  164. 165 : : 2015/03/25(水) 07:20:46
    1で
  165. 166 : : 2015/03/27(金) 10:48:35
    1でお願いします
  166. 167 : : 2015/03/27(金) 10:51:02
    1!
  167. 168 : : 2015/04/13(月) 16:32:16
    皆様、安価ありがとうございました。
    1で行きたいと思います。
    2も終わってから書きます。
    ちなみに、どちらでも見方によっては、
    "BAD END"
    になるのは気にしないでください。
    たぶんGOOD END はほとんどやりません。
    希望なんてなかったんや。
  168. 169 : : 2015/04/13(月) 16:40:40
    左右田(そのためなら、俺は)

    左右田「俺がどうなっても、構わない」ダッ

    左右田(ここから逃げよう。誰もいないところへ)

    左右田(希望も絶望もないところへ)

    左右田(誰の邪魔にもならないように)

    左右田("この世界"から)ヒョイ

    ヒュー
  169. 170 : : 2015/04/13(月) 16:40:52







    ダンッ






  170. 171 : : 2015/04/13(月) 17:18:05
    ??『ク…クン…田…クン…』

    ??「左右田クン!」

    左右田 ガバッ

    カプセル?ノガラスバリーン

    左右田 グサッ

    左右田「痛い!」ダラダラ

    苗木「だ、大丈夫ですか?」

    左右田「ああ、忘れてた…」

    左右田「こっちに帰ってくるんだっけ…」
  171. 172 : : 2015/09/20(日) 09:39:10
    苗木「と、とりあえず救急箱を…」

    左右田「いや、大丈夫だ。それより、今何日だ?」

    苗木「○年△月□日ですよ」

    左右田「いや、いつだよ」

    苗木「そんなの考えてないですよ…」

    苗木「あと、その血まみれの状態はどう考えても大丈夫じゃないですよ?」

    左右田「え?そんな状態なの?道理で痛いと思ったぜ」

    苗木「処置室まで連れていきますね?」

    左右田「いや、別に一人で行けるから問題ない」
  172. 173 : : 2018/07/01(日) 23:50:33
    まだ続けて下さい!
  173. 174 : : 2018/07/01(日) 23:52:39
    左右田痛左右田なぁ
  174. 175 : : 2018/07/01(日) 23:55:44
    左右田 「痛ててて!」

    左右田 「やっぱ痛むなぁ」
  175. 176 : : 2018/07/02(月) 16:49:12
    苗木 「本当に大丈夫ですか?」

    左右田 「ああ大丈夫だ!」 はぁはぁ
  176. 177 : : 2018/07/02(月) 22:39:32
    〜処置室〜

    苗木 「これでよし!」

    左右田「これで大丈夫なのか?」

    苗木 「はい!大丈夫ですよ」

    左右田 「そうか 手有価ここどこだ?」

    苗木 「…」

  177. 178 : : 2018/07/02(月) 22:49:14
    左右田 「まぁいいや」

    左右田 「俺は今からここから逃げようと思う」

    左右田 「希望も絶望もないところへ」

    左右田 「誰の邪魔にもならないようにな!」

    苗木「……それでどこに行くんですか」



  178. 179 : : 2018/07/28(土) 00:23:42
    左右田 「まぁ見ていれば分かる!」

    〜食堂〜

    全員 「いただきます!」

    花村 「おや?また左右田くんがいないねぇ」

    終里 「どうせまた寝てるんだろ」

    日向 「左右田のコテージまで行って来る」

    狛枝 「じゃあボクも行くよ」

    ドタバタドタバタ…

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minnnanokaosu

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