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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

進撃7つの大罪〜episode1憤怒の罪〜

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  1. 1 : : 2014/10/12(日) 22:56:27
    今回は7つの大罪×進撃の巨人を書きます!


    注意

    ・だいたい似てるような感じにしますが少しずれてる場面があるかもしれません


    ・更新は遅いと思います


    ・誤字脱字注意


    これを承諾してくれたなら読んでください!
  2. 2 : : 2014/10/12(日) 23:23:10
    カチャカチャカチャ……


    金属同士が擦れあう音が聞こえる……


    「うぅ……!」


    若い聖騎士はビクビクしながら周りを用心深く見渡していた……


    ここ、リオネス王国は聖騎士達の聖戦で荒れに荒れていた……


    老若問わずに血を流して倒れていた……


    「おーい……そこの若いの!ちょっと来てくれ!」


    若い聖騎士は生存者を見つけホッとした


    ……しかしその安心感はのちに恐怖へと変わる……


    「なっ、なんだこれ……!」


    若い聖騎士は絶句した……


    そこにはありとあらゆる聖騎士団長達が血を流して息絶えていた……


    「殺されたのだよ……!」


    老いた聖騎士はそう口を開くと……


    「たった7人の聖騎士達にね……!」


    ありえないような言葉を発した……
  3. 3 : : 2014/10/12(日) 23:24:13









































    10年後……









































  4. 4 : : 2014/10/12(日) 23:55:44
    「おーい!こっちにビール3杯頼む〜!」


    ここは豚の帽子亭


    最近できたばかりで丘の上に聳え立っていた


    「はい!ただいま!」


    客の注文に受け答えた者は見た目が少年のようだった


    何を隠そうこの者が店主である


    見た目は10代後半でも中身は20代後半ぐらいである


    「ほい!お待ちどーさん!」


    店の店主は1分ほどで酒を運んできた


    「おおっ!きたきた!」


    「早速飲むか!」


    「そうだな!」


    「「「いただきます」」」


    客の3人は手を合わせると一気に酒を飲みほした


    「「「うんっめぇぇぇぇ!」」」


    客の3人は口を揃えて叫ぶ


    「ほい!こっちは豚のミートパイな!」


    店主は今度は別のテーブルに料理を運ぶ


    見た目だけではとても美味しそうに見える……


    「うんっまそぉぉぉぉ!」


    「早く食おうぜ!」


    「「いただきます」」


    今度は別の客の2人が手を合わせて料理を食べる
















    しかし思う味とは似ても似つかなかった



    「「まっっずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」」



    客の2人は思わず吐き出す……いや正確には吹き出すが正解だろう


    「やっぱりなぁ……ここ酒とかはうめぇんだが料理がまずいってな……。」


    店主は分かり切ったような顔でうなづく


    「「わかってたのなら最初から言え!」」


    客の2人は思わず口を揃えて鋭いツッコミをくりだす


    すると店主が口笛を吹いたかと思えばブツブツ言い放つ豚が裏から出てきた


    「全く……なんで俺が残飯処理なんかに……。」


    その豚は客が吹いたところを食べていき……


    やがては最初より綺麗になった床になった


    「ありがとな!ホーク!」


    店主は嬉しいそうにホークと言われた豚にお礼を言う


    「なぁ……俺のこの役やめてくれねぇかな?」


  5. 7 : : 2014/10/13(月) 12:02:57
    ホークはそう言うと愚痴を言い出した


    「だいたい人が吹いたものを食べるなんておかしいだろ!料理もまずいし!」


    「お前が豚の丸焼きになれば解決する話なんだがな〜……。」


    店主はホークをチラリと見た


    ホークは先程とは別人……いや別豚のように顔を輝かせた


    「いやー!残飯処理って最高だよなー!」


    ホークはそう言うとそそくさと裏へ戻った


    店主は満足そうな笑みを浮かべている


    するとドアが突然として勢いよく開いた


    バタンッ!!


    店主も客も全員が注目する


    「きっ、聞いてくれぇ!!」


    扉を勢いよく開けた客は青ざめた顔で言い放った


    「さっき……!鎧を見たんだ!ありゃあきっと7つの大罪だ!」


    聞いていた客は少し唖然としたがすぐに笑いだした


    「「「「「「「「だははははははははははははははははは!」」」」」」」」


    「おいおい!7つの大罪っていやぁ10年も行方不明になっているんだぞ?」


    「生きてるかもわかんねぇのになんでそう思ったんだよだははははは!」


    客はまるで馬鹿にするように笑い続ける


    酔いもあったせいか笑い声が大きく聞こえる


    ……しかしその笑いは一瞬にして崩れる……


    ガタンッ!!!


    扉が勢いよく前の方に倒れた


    おくから現れたのは……

















    大きな甲冑だった……


    うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!


    客は少し固まり急にパニックに陥る


    全員が裏口からまるで連続殺人犯でも見たかのように出ていく


    そんな中店主とホークは立ち去らずに甲冑を眺めていた


    甲冑「」ガシャンガシャンガシャン


    店主「……。」


    ホーク「」ガタガタ


    ホークはカウンターに隠れてビクビクしながら眺めていた


    甲冑が店主とホークの前にたった途端……












    甲冑は勢いよく後ろに倒れた


    その衝撃で甲冑の頭の部分が外れて転がっていく


    甲冑の中にいたのは……












    「うぅ……。」



    金髪の女の子だった
  6. 8 : : 2014/10/13(月) 17:37:59
    「」スヤスヤ


    金髪の女の子はぐっすりと眠っていた


    どうやら店主が店の寝床まで運んだようだ


    ホーク「こいつって女の子だよな?」


    ホークがそう言うと店主は女の子に近づいた


    サワサワ……


    店主は女の子の至るところを触ったり眺めたりした


    店主「このスラリとした体型……。」


    店主「この艶のある髪にふっくらした唇……。」


    店主「そして膨らんだ胸……!」ムニムニ


    店主「こいつは女だ!」バーン


    店主は分かりきったことをわざわざ説明した


    ホーク「見たらわかるだろ!完全なセクハラだぞ!」


    ホークは少し厳しくつっこむ


    ホーク「そして胸を揉み続けるな!」


    店主はずっと胸を揉んでいた


    もはややめる気配がない




    すると女の子が目を覚ました


    「ん……。」


    女の子は目を徐々に開けていく


    それなのに店主は揉むのをやめない


    「あれっ……ここは……?」


    女の子の頭にははてなが浮かぶ


    ギュルー……


    「あぅ……お腹空きましたぁ……。」


    女の子のお腹からは腹の虫が鳴り響く


    店主はやっとやめたようだ


    店主「腹減ってんのか……?俺が飯を作ってやるよ!」


    店主は胸を張って言った


    「本当ですかっ!あっ、ありがとうございます!」


    女の子はベッドから跳ね上がるとスキップをしながら店主へついて行った


    ホーク「おっ、おい……あれをだすのかよー……!」


    ホークは女の子を気の毒だと思った
  7. 10 : : 2014/10/13(月) 18:32:45
    店主「ほらっ!お待ちどーさん!」


    店主は見た目が美味しそうなものと酒を出した


    「美味しそうですね!いただきます!」


    女の子は早速見た目だが美味しそうなものを食べた


    「うっ……!」


    しかしあまりの不味さに無意識でフォークを落とした


    ホーク「やっぱりな……。」


    すると女の子は突然泣き出した……


    ホーク「不味すぎたんじゃないのか!?」


    店主は少しだけ焦りを見せた


    「ちっ、違うんです……。」


    「温もりが……あって嬉しいんです……!」


    女の子は嬉しいそうにポロポロと涙をこぼした


    店主「なぁ……お前ってなんであんなになるまで歩いてたんだ?」


    「……7つの大罪を探すためです……。」


    店主は『7つの大罪』というワードに少し反応した


    「今の聖騎士達は偽善者です……正義を語って悪事を働いています……。」


    「それで昔多くの聖騎士団長を倒した7つの大罪なら……!この世界を救ってくれると思い!」


    「ずっとクタクタになるまで探してたんです……。」


    「あっ……自己紹介がまだでしたね。私はクリスタ・レンズと言います。」


    クリスタと言った女の子は目に涙を浮かべながら笑みを浮かべた


    するとホークが突然ハッとした顔をした


    ホーク「クリスタって……王国の王女じゃねぇか?」


    店主はそれを聞いて敬意を示すどころか興味がなさそうな顔をした


    クリスタ「えぇ……その通りです。」


    クリスタは何処か浮かない顔をして俯いた


    店主「ところでクリスタは7つの大罪がどんなやつか知ってんのか?」


    クリスタは知らんとばかりに顔を赤らめた


    店主「しらねぇなら探せねぇだろ……。」


    クリスタ「うぅ……探しながら情報を集めようと思い……。」


    クリスタは顔にすいませんと書かれているような分かりやすい表情をした


    すると店主はある提示版を指差した


    クリスタはその方向へ向くと少しだけ顔に喜びの感情が出てきた


    クリスタ「あれってもしかして……!」


    店主「おう!7つの大罪のいわゆる手配書だな!手配書しか情報がないがな……。」


    クリスタはそれでいいと言わんばかりの笑みを浮かべた


    クリスタ「アルミン…ミカサ…ジャン…ベルトルト…アニ…リヴァイ…そして団長のエレン……。」


    店主「凶悪そうな顔だよなー。」


    その言葉にクリスタはムッとした顔をして店主に指を指した


    クリスタ「人は見た目で区別してはなりません!7つの大罪様はきっと心は優しいはずです!」


    店主とホークが唖然とする中、クリスタはハッと我に帰り頭をペコペコ下げた


    クリスタ「すっ、すいませんっ!命の恩人様に向かって大変のご無礼を……!」


    店主「いいって。確かに人は見た目で判断はできねぇよな。」


    店主の顔は何処となく嬉しそうだった
  8. 14 : : 2014/10/13(月) 19:51:15
    クリスタ「そういえば店主様のお名前を教えてはくださいませんか?」


    クリスタがそう言うと店主は少し迷いの顔を浮かべたが……


    店主「……まぁいいか。俺の名は……


    店主が名前を丁度言い放とうとした途端……


    扉の激しいノック音に遮られてしまった


    <聖騎士だ!こちらに7つの大罪と思われる甲冑がきたとの通達を受けた!扉を開けろ!


    クリスタ「っ!」


    クリスタは焦りの表情と恐怖の表情を浮かべる


    店主「まずいな……クリスタ!裏口で隙があったら逃げ出すんだ!」


    クリスタ「はっ、はい!」


    店主の迅速な対応にクリスタは普通の人ならぬ何かを感じた……


    クリスタは裏口の近くの物陰で待機をした





















    〜店の外〜


    「おいお前ら!いつでも突入できるようにしておけ!7つの大罪はもはや鬼と言っても過言ではない!」


    モブ騎士A「ちょっと大げさすぎやしませんか?トーマスさん……。」


    モブ騎士B「そうですよ!7つの大罪は今や行方不明なんでしょ?」


    トーマスと言われた聖騎士はばかいえ!とけたたましく叫んだ


    トーマス「きっと7つの大罪の事だ……姿を隠してたに違いない!」


    トーマスの顔は怒りと恐怖の顔に染まっていた


    トーマスの顔からは一つの汗がこぼれ落ちる


    モブ騎士C「でも7つの大罪いえど1人ですよ?俺たちにかかれば簡単ですよ!」


    モブ騎士Cが勝利を勝ち誇った顔をするとトーマスは思いっきり叫んだ


    トーマス「お前はあの光景を見てないから言えるんだ!俺はあの光景を見たんだ……!」


    トーマスは拳をぐっと握りしめる


    モブ騎士A「トーマスさん!それくらいにしましょ。」


    そう言った途端……


    ガチャ!!


    扉が開いた


    店主「甲冑ってこいつのことか?」


    その光景を見て聖騎士達は唖然とした……


    甲冑をきていたのは人ではなく……


    ホーク「俺こそ!7つの大罪だ!」


    何処となく輝いている豚だったからだ……


    トーマス「豚っ!?」


    トーマスは思わず瞬きを何十回とする


    モブ騎士C「こいつは違いますね〜……。」


    モブ騎士B「トーマスさん、帰りましょうか。」


    トーマスがそうだなと言おうとした途端……


    あるものに目に入った


    それは……


    クリスタ「」ダッ


    トーマス「!」


    裏口から逃げていく怪しい女の姿だった


  9. 16 : : 2014/10/13(月) 22:30:04
    トーマス「お前ら!あいつを捕らえろ!あいつがそうのはずだ!」


    モブ騎士A「あいつですか?」


    トーマス「行くぞっ!!」


    聖騎士達は風と共に去っていった……


    店主「あちゃー……見つかっちまったか。」


    店主は頭をポリポリと掻くとホークの方を向いた


    店主「ホーク、ちとお願いがあるんだが……。」


    ホーク「……嫌な予感しかしないんだが。」


    店主はその言葉を聞くとニカッと笑った


    店主「多分的中してるぞ。」


    店主はホークに耳打ちをした


    ホークは何を言われたのか聖騎士達に向かって猛突進をしていった


    ホーク「うぉぉりゃぁぁぁ!」ドドドドドド


    店主「……さて、俺も行くか。」



























    クリスタ「ハァ……ハァ……!」タッタッ


    クリスタは息を荒くして林の中を駆け抜けていた


    クリスタは王女であるがため、走ることなどあまりしたことがなかったのである


    トーマス「そこの女!止まれぇ!」ダダダ


    聖騎士達は日頃訓練をしてるおかげでクリスタに徐々に近づいていた


    聖騎士達は楽勝だと思っていた……












    しかしその考えは突進と共にぶち壊される


    ドドドドドドドドド……


    何処からともなく地響きが聞こえてきた……


    地面を伝って聖騎士達はその音に気がつき後ろを振り向いた


    ……しかしそれこそ手遅れだった


    ホーク「おりゃああああああ!」ドーン


    モブ騎士A「うわぁぁぁぁぁぁ!」ピュー


    ホークの突進によってモブ騎士Aは後方へと吹っ飛ぶ


    モブ騎士B「なんだありゃああああああああ!」ダダダ


    トーマス「落ち着け!落ち着くんだ!」


    しかしとうの前にパニックに陥ったモブ騎士には聞こえるはずもなかった


    ホーク「おりゃおりゃおりゃぁぁぁぁ!」ドーン


    モブ騎士B「うわぁぁぁぁぁぁ!」ピュー


    モブ騎士Bはあっけなく後方へと吹っ飛ぶ


    モブ騎士C「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


    モブ騎士Cはもはや錯乱状態に陥っていた


    ホーク「お前らに恨みはないが飯を倍にしてもらうためだ!」


    ホークはそう言うとさらに勢いを増させた


    ホーク「吹っ飛べぇぇぇぇぇぇ!」ドーン


    モブ騎士C「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ピュー


    トーマス「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ダダダ


    こうなってはトーマスもパニックに陥る


  10. 17 : : 2014/10/13(月) 23:08:54
    トーマスは林の中を全力で駆け抜ける……


    すると林から外へと出た……


    しかしトーマスはそのことに気づかずに……


    トーマス「うっ……!」


    トーマス「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ヒュー


    崖から落ちてしまったのだった……






















    クリスタ「あの……いつから追いかけてたんですか?」


    クリスタは聖騎士達がホークに目をやっている時に店主に助けられていたのだった


    それから木の上で様子を見ていた


    店主は悩んだ顔をしつつ胸を揉んでいた


    クリスタはその事に気づいて顔が火照っていた


    店主「少し前ぐらいかな?」モミモミ


    クリスタ「とっ、とりあえず助けてくれてありがとうございます!」


    クリスタはお姫様抱っこをされつつ、深々と礼をした


    店主「よし、そろそろ様子を見に行こうか。」


    店主は木の上から降りるとクリスタをお姫様抱っこから降ろすと同時に胸を揉むのをやめた


    店主はクリスタの手を引っ張って崖の方へと走り出した















    ホーク「無事に終わらせといたぞ!」


    ホークは体を仰け反るとドヤ顔をした


    店主「じゃ、約束通り倍にするな。」


    ホーク「いやっふぅぅぅぅ!」


    ホークはキャラ崩壊の5文字を忘れ飛び回る





    その時……後ろが急に大きな影に包まれた


    「死亡……決定!!」


    店主「!」


    店主が気づくのも一歩遅く不意を突かれ、崖の一部が切り絶たれ店主達は真っ逆さまに落ちていった


    後ろから次々とモブ騎士達が来る


    モブ騎士A「流石です!サムエル様!」


    サムエルと呼ばれたガタイのいい男はギロッと睨んだ


    サムエル「こんなやつに負けるとは……聖騎士の名折れだ!」


    サムエルは怒号を言い放ち剣を振り降ろした


    ズガガガガガガガガガガガガ!


    剣を振り降ろすと同時に、地面に大きく、そして深く亀裂が入った


    サムエル「次に失態をすると……これの餌食になってもらおう!」


    モブ騎士A「ひっ!……わかりました!」ガクガク


    モブ騎士Aは敬意を示しつつ足が震えていた


    サムエル「さて……死亡者は4人……いや、3人と1匹か。決定だな。」


    モブ騎士B「待ってください!トーマスさんはまだ生きてるかもしれません!せめて……救ってください!」


    その言葉にサムエルは眉間にシワを寄せてモブ騎士Bに剣をあてた


    モブ騎士B「ひっ!」


    サムエルの恐ろしさと剣の冷たさに震え上がる


    サムエル「もう決定したのだ……!私の決定には逆らうな!なんなら6人と1匹にしても構わないぞ!!」


    モブ騎士達は恐ろしさに足が退けてしまう

  11. 19 : : 2014/10/14(火) 00:01:11
    その時だ……後ろから一瞬の黒い影が見えたのは……


    店主「危なかったぁ!」スタッ


    店主が崖の下から飛び上がってきたのだ


    店主の手にはクリスタとホーク、そして崖から落ちたトーマスがいた


    トーマスはどうやら気絶しているようだ


    店主はクリスタとホークを降ろすとトーマスは聖騎士の方へと投げた


    店主「こいつはそっちの方だろ?返しとくよ。」


    モブ騎士C「トーマスさん!」


    トーマス「」


    サムエルは店主達の方を向くと怒りを感情が今にも爆発しそうな表情で言った


    サムエル「私の決定は絶対だ……!それに逆らうなぁぁ!」


    サムエルが剣を振りかざした……















    しかし剣は頂点へいくとピタリと止まった


    サムエル「おや……?そちらにいるのはクリスタ王女ですかな?」


    クリスタ「……!」


    サムエルはゆっくりと剣をしまうと言い放った


    サムエル「王国から生きて捕らえよと言われていましたが……事故死なら仕方が無い。」


    サムエルはそう言うと再び剣を抜き、ゆっくりとクリスタへ近づいた


    クリスタ「いっ、嫌!こないで!」


    クリスタは顔を青ざめて必死に逃げる


    サムエル「死亡……決定!!!!」


    サムエルは大声で叫ぶとクリスタに向かって亀裂が一直線に迸る
























    クリスタ「……。」パチッ


    クリスタはゆっくりと目を開けた


    そして目の前の光景に驚いた


    さっきまでホークのところにいた店主が自分の上に被さり攻撃を受けていたのだ!


    クリスタ「あぁ……!大丈夫ですか!?」


    店主「へーき!へーき!気にすんな!」


    クリスタは店主のその笑顔に泣けてしまった


    サムエル「貴様……!先程言ったはずだ!決定には逆らうなと!!!」


    後ろでサムエルが怒りの声を発してる中、店主はクリスタの声を聞いていた


    クリスタ「逃げてください……もうこれ以上……!あなたを巻き込みたくない……!」


    クリスタの綺麗な青い目からは透明の涙が零れ落ちていた


    クリスタ「私は……!1人で探せますから……!あなたは……!」


    クリスタは手で顔を覆い尽くし泣き続けた


    店主「……。」


    店主はそれを黙って聞いていた


    店主「……巻き込みたくないって言ったよな?」


    クリスタ「……はい。」


    クリスタは泣きながら返事を返した


    店主「それは違うぞ?」


    店主はニカッと笑うとと得意気に言った


    店主「俺もクリスタと同じ目的を持つ同士だ。」


    クリスタ「え……?」


    クリスタはその言葉に疑問と……僅かな温もりを感じた
























    トーマス「……ハッ!」


    モブ騎士A「トーマスさん!よくぞご無事で!」


    トーマスはその言葉を気にせず辺りを見渡した


    トーマス「……店の店主は何処にいった!?」


    モブ騎士C「店の店主ならあちらに……。」


    トーマスはその方向を見ると全身をガタガタと武者震いさせた……


    トーマス「あいつが……!そうだったのか……!16年前と変わってない!」


    モブ騎士B「店主がどうしたんですか?」


    トーマス「あいつは危険だ!!!あいつはあの……!!!!」


    トーマスの震えはさらに増した















    サムエル「死亡……決定!!!!!!!!!」


    サムエルは今までの倍に剣を振り降ろした……


    ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!


    先程より大きな音と亀裂が入る


    砂埃が立ち込める中……


    サムエル「なっ……!!馬鹿な……!あれは完璧に当たったはずだ!」


    サムエルは驚愕した……


    サムエルの頬には傷跡が残っていた


    そして……砂埃が晴れると……


    店主「……。」


    立ち尽くす店主の姿があった


    サムエル「……!!紋章!!!!まさかっ!!」


    クリスタ「あなたが……!?」


    サムエルは言い放とうとした途端……


    斬撃が倍となってはね返ってきて……空の彼方へと飛んでいった……


    クリスタ「7つの大罪……!?」


    店主は後ろの刃折れの剣を握りしめて言い放った


    店主「……憤怒の罪……」




















    エレン「ドラゴン・シン!エレン!」


    憤怒の罪(ドラゴン・シン)エレン・イェーガー
  12. 28 : : 2014/10/14(火) 00:39:31
    クリスタは驚愕した……


    探し求めていた7つの大罪がこんな近くにいたとは……


    店主……いや、エレンの左肩には憤怒の罪の印とも言えるドラゴンの刺青がしてあった


    クリスタ「あなたが7つの大罪の1人にして団長さん……?」


    エレン「……隠すつもりはなかったんだがな。中々言い出せなくてな。」


    クリスタ「こっ、光栄です!」


    クリスタはペコペコと頭を下げた


    エレン「いいよそんなの。今まで通りでいいぜ。」


    エレンは照れくさそうに頬をポリポリと掻いた


    エレン「それよりクリスタは7つの大罪を全員探しているんだよな?」


    クリスタ「はっ、はい!」


    クリスタはいつも通りでいいと言われても緊張がほどけないでいた


    エレン「実は俺も訳あってあいつらを探してるんだ。」


    クリスタ「そうなんですか?」


    クリスタはエレンの訳に少し引っかかったが気にしないことにした


    エレン「よかったら一緒にこないか?丁度移動方法も到着する頃だろうしな。」


    クリスタ「移動方法……?」


    クリスタはわけが分からなかった


    すると崖の方から地響きが聞こえてきた……


    「」デデーン


    ホーク「おーい!待たせたなー!」


    エレン「いや!ぴったしだ!」d


    クリスタは目の前に緑の大きな豚が現れたことによって腰を抜かしていた


    クリスタ「なっ、なんですか!?」


    エレン「ホークの母さんのホークママだ!上に豚の帽子亭があるだろ?」


    クリスタ「えっ?豚の帽子亭ってホークママの上にあったんですか!?」


    クリスタは思わず叫んでしまう


    ホークママは丁度聖騎士達のところへ着地した


    モブ騎士A「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


    ズーン


    丁度サムエルが落ちてきた時に凹みができていたため、なんとか助かっていた


    ホークママ「」ズーンズーン


    ホークママはそれを咎めず、ずんずん進む


    聖騎士達はとりあえずあんぐりとしとくしかなかった


    エレンの前にくるとホークが上からシュルシュルと梯子を降ろす


    エレンはそれに飛び乗るとクリスタに手を差し伸べた


    エレン「目的は同じ同士だ!一緒に探さないか?」


    クリスタは涙ぐむとエレンの手を取った


    クリスタ「……はい!」


    エレンは梯子を登ると空を眺める……


    エレン「行くぞ!クリスタ!」


    クリスタに向かって言うとクリスタは力強く答えた



    クリスタ「……はい!」
  13. 29 : : 2014/10/14(火) 00:43:49
    とりあえず>>1の注意に追加


    ・作者はアニメ派ですので2話までしかわかりません(原作は買うつもりです)


    なので2話以降はオリジナルストーリー(3話とは全く違う内容)を書かせていただきます


    7つの大罪を探すという主要はずれませんのでご安心ください


    ・技はある程度理解してますが少しだけオリジナルな技を取り入れます


    また、刺青も一部変更したいと思います(罪に関しては変わりませんが刺青の獣が変わります)
  14. 32 : : 2014/10/14(火) 00:56:27
    お知らせ


    SSを見やすくするため皆様のコメントを明日から非表示にさせていただきます


    期待などのコメントは気持ちで伝えてください
  15. 34 : : 2014/10/14(火) 01:23:06
    期待
  16. 36 : : 2014/10/14(火) 01:25:33
    エレン達は東へと向かっていた


    理由は何と無くだそうだ


    エレン「ここから一番近いのは……カラネス村だな。」


    エレンはそう言うとブリタニアの地図を広げた


    クリスタ「あの……エレンさんは……


    クリスタが話してる最中にエレンはわざと言葉を遮った


    エレン「さんはいらないぜ?エレンで構わない。じゃなきゃむず痒いんだよなー。」


    エレンはいたるところを搔き始める


    クリスタ「フフッ、わかりました。ではエレンは7つの大罪の皆さんの罪は知っているんですか?」


    エレン「いや、知らないな。というか知ってはいけないんだ。」


    エレンのその言葉にクリスタは疑問を浮かべた


    クリスタ「何故ですか?」


    エレン「7つの大罪の団の中の掟3で【各自の罪、また罪状を話す事を禁じる】があってな。」


    クリスタ「なるほど。」


    クリスタは掟に少し感心を持った


    エレン「おっ!そろそろ着きそうだぞ!」


    クリスタ「あそこがカラネス村ですかぁ!……?広場に人が集まってますね?」


    エレン「何事だろうな……?いってみるか。」


    ホークママはさらに勢いを増して走り出す














    〜カラネス村〜

    ザワザワ……オマエガヘンナコトヲイワナケレバ!……


    エレン「……なんだ?」


    エレンは広場の集まりに目をやった


    村人a「ナック!お前があんな事を聖騎士様に言わなければ!」


    ナック「なっ!おっ、俺が悪りぃってのかよっ!」


    村人b「ああそうだ!お前はいつもほらを吹いたり悪戯ばかりしていたな!」


    村人c「どうせ7つの大罪が友達ってのも嘘なんだろっ!!」


    エレンのクリスタはその言葉に耳を傾ける


    ナック「うっ、嘘じゃねぇよ!」


    村人d「いい加減白状しろっ!!」ブンッ


    村人dはそう言い放つと手に持っていた石を力の限りナックへ投げつけた……


    しかしそれをナックは無意識に避けてエレンの顔面に直撃した


    エレン「……。」


    クリスタ「だっ、大丈夫ですかっ!?」


    クリスタはあたふたして焦りの表情が隠せない


    ナックは遂に泣き出してしまった


    ナック「くそっ!嘘じゃないのに……!」


    ナックは涙を拭っても涙が零れ落ちていた


    村人a「本当だ!お前のせいだ!」ブンッ


    村人はことごとくナックに向かって投げつける


    エレンは身の危険を感じ、ナックを連れて豚の帽子亭へと一直線で向かった


    エレン「なんで俺に被害が……。」タッタッ


    エレンはそうブツブツ告げながら石を身軽な足取りで避けていった
  17. 38 : : 2014/10/14(火) 02:02:26
    〜豚の帽子亭〜


    エレン「さっ、ナックって言ったけな?なんでお前は村人に嫌われてんだ。」


    エレンは単刀直入に言って一刀両断した


    ナック「ストレートに聞いてくるな……。」


    エレン「そっちの方が早く進むだろ。」


    ナックはそれはそうだけど……とブツブツ言いながら拗ねる


    ナック「あれは3日前のことだったんだ。」


















    いつもこの時期になると聖騎士様に酒を10%収めなきゃなならねぇんだ


    でも急に30%に上げるとか言い出すから……


    村長が20%にして欲しいと頼んだんだ


    そしたら……


    「……わかった。その代わり村で1番美味い酒を持ってこい。」


    って言うから村で1番出来がいい酒を飲ませたんだ……


    そしたら……


    「……不味い。馬のしょんべんよりはましだな。」


    ザワザワ……ウソダロ?……モウオワリダ……オレタチハモウダメダ……


    あの酒は男も女も子供も老人も問わずにみんなが一生懸命作った酒だったんだ!


    それを馬鹿にするのが許せなくて……つい俺……


    ナック「おりゃ!」ブンッ


    コツーン


    「……。」


    ナック「これはみんなが汗をたくさん流して作った酒なんだ!それをなんだ!飲んだだけ飲んで馬のしょんべんよりはましだと!?お前なんかただの偽善者だ!!」


    ついかっとなって……


    そしたら……


    バチバチ……


    ズドォーン!


    うわぁぁぁぁぁ!


    「……これでこの町の水は全て通らなくなった。」


    村長「……そっ、そんな!」


    「この剣を1週間以内に抜いておけ。抜けないのなら……30%を払ってもらうぞ。」


    村長「しかし!水が通らないのなら酒が作れませぬ!」


    「そんなの村でなんとかしろ。」



















    エレン「……それでか。」


    ナックは目に涙を浮かべながら必死に泣かないようにしていた


    クリスタ「それで……?7つの大罪の人が友達っていうのも……?」


    ナックはそっぽを向いて申し訳なさそうに言った


    ナック「……嘘だよ……。」


    エレン「……そうか。少しは期待したんだがな。」


    ……すると村からざわめき声が聞こえてきた……


    ナック「……!村がっ!!」バタン


    ナックは勢いよく飛び出していった















    〜カラネス村〜


    モブ騎士a「いいか!よく聞け!今から1時間以内に剣を抜かなきゃ30%に上げるからな!」


    そう言うと2人のモブ騎士は不適な笑みを浮かべた


    村人a「そっ、そんな……!ただでさえ少しも動かないのに……!」


    村人達は絶望のどん底に落とされた……


    ……すると向こうの方から誰かが走って来るのが見えた


    ナックだ


    ナックは剣へと一直線に向かい剣を引き抜こうとした


    しかしいくら引っ張っても抜けるわけがなかった


    村人a「無茶だナック!やめろ!」


    ナック「俺は諦めねーからな!」グググ


    村人b「元はといえばお前が……!


    そう言おうとした途端……村長がそれを遮った


    村長「やめんかっ!!」


    村長「ナックは村のためにやってくれたはずじゃ!それなのにこんな扱いをするのは何事じゃ!!」


    村長の怒りの一言に村人達はハッと我を取り戻した


    ……すると人々が徐々にナックの方へと近づいた


    村人d「ナック……俺たちも協力するぜ。」


    オレモダ!……オレモ!……ワタシモ……


    ナック「みんな……!」


    ナックは涙ぐんだ


    村人はみんなで縄を使い引っ張り始めた……


    それをモブ騎士達はウケケケと笑いながら酒を飲んでいた


    モブ騎士a「無駄だ!それは聖騎士にしか引け抜けねぇんだからなぁ!」


    モブ騎士b「俺たちはこのくそ不味い酒でじっくり眺めておくぜ!」


    2人の笑い声は遠くへと木霊した……


    縄はどんどん上へと上がりとうとう外れてしまった……


    村人は一斉に後ろに倒れる


    モブ騎士達が笑い合う中……



    後ろから声が聞こえた


    エレン「酒の味がわかんねぇやつに飲む資格はねぇよ。」


    エレンはそう言うと2人の酒をぶん取りぐびっと飲みほした


    エレンはナックの前へと酒を飲むコップを置く


    エレン「ごちそーさん。美味しかったぜ。」


    エレンはそう言うと剣の方へと向かった……


    エレン「とりあえず……。」


    モブ騎士達はその光景にただ見てることしかできなかった


    ズズズッ


    エレン「これを抜けばいいんだろっ?」


    エレンは剣を抜くと剣をモブ騎士へと投げた


    エレン「ほら!これを持ち主に渡しといてやれ。」


    モブ騎士達はそそくさと去っていったのであった
  18. 41 : : 2014/10/14(火) 02:25:11
    〜豚の帽子亭〜

    エレンが剣を引き抜いてくれたことにより村人達は大騒ぎしていた


    エレン「初めての看板娘としての仕事だが……やれそうか?」


    エレンはクリスタの方を見ると顔を赤らめていた


    クリスタはメイド服と言う萌えな格好をしていた


    クリスタ「そっ、その前に恥ずかしくて死にそうです……////」


    クリスタは下に俯いて赤くなった顔を隠す


    エレン「なかなかいけるな……。」ツー


    エレンは自分が選んだ衣装をナイスと思いつつ、鼻血を垂らしていた


    ホーク「これじゃ完全な変態青年じゃねぇか!」


    ホークは厳しいツッコミを入れる


    クリスタ「とっ、とりあえず頑張ります!」


    とは言ったものの……


    クリスタは失敗ばかりをして遂にメンタルが限界になってしまった……


    ホーク「いいのか?ほっといて。」


    エレン「……後で夜風に当たってくるからついでにな。」


    ホーク「素直じゃねぇな。」


    ホークは背中に酒樽を担いで揃った足並みで注文席まで運んで行く


    村人e「こらっ!ナック!また悪さしたね!」


    ナック「しっ、してないよ!」


    ナックの顔にはやりましたの文字がいかにわかるかの表情を浮かべていた


    村人e「そんなに悪さするなら……【白い森】に連れてってもらうよ!」


    エレンはその言葉にピクリと反応を示した


    ナック「なっ!そっ、それだけは勘弁だ!いい子にするからさぁ!お願い!」


    村人e「しょうがないねぇ……。」


    エレンはナックの元に足を運ばせた


    エレン「なぁ白い森ってなんだ?」


    ナック「聖騎士達も近づかない森だよ!雰囲気も怖くて……うひゃあ!行きたくねぇ!」ブルブル


    ナックは1人でに身震いした


    エレン「……。」











    〜王宮〜

    モブ騎士c「少年のようなものがライナー様の剣を抜いた模様で……!」


    ライナーと言われた男は立ち上がるとその場を後にした


    モブ騎士cもそそくさとついていく


    ライナーは部屋の入り口に立っていた門番の槍を奪い取った


    ライナー「貸してもらうぞ。」


    門番「えっ?えぇ……。」


    ライナーは槍に電気を走らすと空に向かって一直線に投げた


    電気を纏った槍は高速で空を突き抜けて行く……














    〜店の外〜


    クリスタ「ううっ……。」


    クリスタは失敗をしてしまいかなり落ち込んでいた……


    エレン「……クリスタ。」


    クリスタはその声に反応してくるりと後ろを向く


    クリスタ「……。」


    クリスタは何かを言いたげにしていた


    クリスタ「私……このままやっていけるんでしょうか……?」


    クリスタが語り出すとエレンは何かに気づいた……


    エレン「……。」スタスタ


    クリスタ「もしかしたらこのまま……お店を潰してしまうんじゃないかって思うんです!」


    エレン「もう少し左か……?いや右かも……。」


    クリスタが語る中、エレンはそっちのけで何かの立ち位置を気にしていた


    クリスタは気づかずに語り続ける


    クリスタ「お店がダメになったらたくさんの人に迷惑がかかってしまいます!」


    エレン「いや……もう少し後ろか……。」


    クリスタ「ならいっその事……!お店を出ていった方が……!


    クリスタがそう言い放とうとした途端……


    空の方から何かが飛んできた……


    それは電気を纏った槍だった


    エレン「ぐっ!」ガシッ


    バチバチバチバチバチバチバチ!


    槍は止まる気配も無く勢いを増していく


    クリスタ「エレン!?」


    クリスタもようやく異変に気付いたようだ……
  19. 43 : : 2014/10/14(火) 02:43:38
    エレン「ぐぅぅ!うぉぉっ!」グググ


    槍の進撃はとうとう村まで到達した……


    ゴゴゴゴ……


    建物が幾つか崩壊しかけている……


    エレン(早く止めねぇと!)グググ


    エレンは槍の先と同じ向きにして足でストップをかけた


    槍はやっと止まったと思ったら今度はエレンが槍を返した


    槍はまたもや空に向かって一直線に突き抜けて行く


    追いついたクリスタは光景を見て唖然とした


    クリスタ「なんなんですか……!今のは!?」


    エレン「多分俺たち狙いだ。どの道俺たちがここにいると迷惑がかかるな。村から離れよう。」


    クリスタ「行き先は決まっているんですか?」


    エレン「ああ。ここからさらに進むと白い森と言う森があるらしい。」


    クリスタはもしかして……と言わんばかりの希望に満ちた笑みを浮かべた


    エレン「確証はないが……いる確率は高いかもな……。」


    エレンはクリスタの方を向いて頷くと豚の帽子亭へと走っていった……




















    〜王宮〜


    ヒュー……


    ライナー「……!」


    ドゴーン


    先程エレンが投げ返した槍が王宮を壊滅させた……


    門番「ライナー様!」


    門番は真っ先にライナーの事を探し始める


    するとライナーは椅子に座っていた


    よく見ると頬には傷跡がある


    奥には槍が刺さっていた


    ライナー「……やはりいたか。……エレン。」


    ライナーはよくわからない表情をして笑みを浮かべた

























    〜白い森最深部〜


    「」スー


    白い森の奥地では巨人のような女の子が眠っていた……


    大きさを見る限り2〜3mはあるかもしれない


    女の子は首にマフラーを巻いて、髪の色は黒でロングストレートだった


    そしてその女の子の左の太腿には……


























    嫉妬の罪……サーペント・シンの刺青が記されていた










    進撃7つの大罪〜episode1出会い〜




    進撃7つの大罪〜episode2嫉妬の罪〜に続く
  20. 46 : : 2014/10/14(火) 02:56:16
    これにて完結です!


    少し短いような感じがしましたがどうでしたでしょうか?


    作者的には結構短かったですが出来は良かったと思います!


    次回作によろしければ期待もお願いします!


    7つの大罪の団員まとめ


    憤怒の罪(ドラゴン・シン)……エレン・イェーガー


    嫉妬の罪(サーペント・シン)……???


    強欲の罪(ウルフ・シン)……???


    怠惰の罪(フェニックス・シン)……???


    色欲の罪(ペガサス・シン)……???


    暴食の罪(ティラノ・シン)……???


    傲慢の罪(ライオン・シン)……???


    候補
    ミカサ・アッカーマン、アルミン・アルレルト、リヴァイ・アッカーマン、ジャン・キルシュタイン、
    アニ・レオンハート、ベルトルト・フーバー、



    予想して見てね!
  21. 50 : : 2015/01/18(日) 13:41:29
    http://www.ssnote.net/archives/26594です
  22. 51 : : 2015/01/19(月) 01:20:23
    次回作貼ってくれてありがとうございます!
  23. 52 : : 2015/04/18(土) 17:03:31
    たぶんですけど、怠惰の罪がジャンでは・・・?
  24. 53 : : 2015/10/19(月) 16:49:28
    同感。
  25. 54 : : 2015/10/19(月) 16:50:01
    同感。
  26. 55 : : 2018/01/05(金) 18:31:38
    団長と強欲が喧嘩するから強欲の罪がジャンだと思う
  27. 56 : : 2018/06/09(土) 07:28:43
    ギルサンダー=ライナーw期待

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mabusato415

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