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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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Fate/Resurrection フェイト /リザレクション 第1ルート『弥生』

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  1. 1 : : 2014/10/06(月) 23:09:36
    数十年前……

    それは願望機をめぐる戦い…

    それは己の願いを叶える戦い…

    時に非情になり、時に感情的になり…

    失われし聖杯は、

    セイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、キャスター、バーサーカー、アサシン……その7つの使い魔、それを統べる7人のマスターにより再び降臨するだろう。

    失われたはずの聖杯。なくなったはずの聖杯戦争……

    それが冬木に再び現れし時、真の意味で争いが止まる……
  2. 2 : : 2014/10/07(火) 21:34:08
    「~~~~~~~…抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

    これがすべての始まりを告げることになった…

    「…セイバー…召喚に応じて参上した…問おう…あなたが私のマスターか?」
  3. 3 : : 2014/10/07(火) 21:34:50
    オリジナルかな?
    とりあえず期待
  4. 4 : : 2014/10/08(水) 22:35:10




    ???「…ついに…7騎のサーヴァントが揃ったか…アサシン」

    アサシン「なんでござるか…?マスター」

    ???「…敵のマスターとサーヴァントについて情報を集めて来い」

    アサシン「承知した!」シュ




    ついに始まりを告げる…聖杯戦争…

    それは…聖杯の持ち主を決める戦争…

    それは…己の願いを叶えるための戦い…

    後戻りはできない…


    弥生「…セイバー…?」

    セイバー「…?なんだ…?マスターよ」

    弥生「私のことは…弥生でいいわよ」

    セイバー「…承知した」

    私はまだ、彼について何も知らない…

    若い男だ…多分…20代後半だろうか…?

    髪は白く…背は高い…

    気のせいだろうか…?どこか…懐かしい気がする…






    ~数日前の遠坂邸~

    両「やった…成功だ…!セイバーか!?」


    両「…居ない…?」


    ???「ここだ」

    両「…?お前が…セイバーか…?」

    ???「…違うな」

    両「ええ!?じゃあおまえ…弓…?ってことは…」

    アーチャー「そうだ…私はアーチャークラスのサーヴァントだ」

    両「そっか…はあ…なんでだろうな?」

    アーチャー「…?」

    両「うちの家系ってな?代々聖杯戦争に参加してるけど…アーチャーばっか引くんだよなぁ…」

    アーチャー「…そうか」

    両「ところでさぁ…?」

    アーチャー「なんだ」

    両「お前の持ってるそれ…馬…?」

    アーチャー「そうだ…私の『宝具』だ」

    両「木製の馬…弓…そうか…!セイバーじゃないのは残念だけど…間違いなく…最強のカードを引いたってのは確かみたいだな!」

    アーチャー「…最強…か…」





    ~数週間前の間桐家~


    優也「えっと…じいちゃん?」

    間桐「なんだ」

    優也「これで…いいの…?」

    間桐「そうじゃ…それで…『バーサーカー』を呼ぶのじゃ」

    優也「…うん…」








    セイバー「ところで弥生」

    弥生「…?何?セイバー」

    セイバー「…私の…真名…マスターである君にはいっておいたほうがいいのだろうか…?」


    スッ

    弥生「…!静かに!」

    セイバー「!?」



    アサシン「…むっ…バレたでござる…仕方ない…マスターの顔を見れただけでもいいだろう…!」シュ


    弥生「煙!?」

    セイバー「はあああ!!」スパッ

    セイバー「…一足遅かったどうやら…逃がしたようだ」

    弥生「…仕方ないわ…でも…」

    セイバー「…弥生も感づいたか…」

    弥生「あの俊敏な動き…おそらく…」

    セイバー「ああ…アサシンだろうな…そして…」

    弥生「あの煙…煙幕…?…『忍者』…?」
  5. 5 : : 2014/10/10(金) 23:14:33
    弥生「はは…今時忍者なんているわけない…し……やっぱアサシン…?」

    セイバー「・・・」

    弥生「……」

    セイバー「…」

    弥生「ねえ…セイバー?」

    セイバー「…ん?なんだ?」

    弥生「あなた…前回の聖杯戦争にも参加したんでしょ…?」

    セイバー「…ああ」

    弥生「じゃあ…さ…?」

    セイバー「…父親のこと…か?」

    弥生「…うん…」

    セイバー「…なかなか…いいやつだったんじゃないか?」

    弥生「その言い方…何か隠してる?」

    セイバー「い、いや?何も隠してないぞ」

    弥生「…そう」

    セイバー「…」

    弥生「ねえ…セイバー?」

    セイバー「…なんだ?」

    弥生「…絶対に…生き残ろうね」

    セイバー「フッ…もちろんだ」

    そしてついに…聖杯戦争の本格的な戦いが始まり…毎日闘いの日々に追われている…

    弥生「セイバー!」

    セイバー「わかってる!」

    ライダー「うらうらうらうらあああああああああ」

    セイバー「うおおおおおおお!!」

    一日目、セイバーVSライダー
    決着つかず

    セイバー「…今度こそ!!!!」

    ライダー「負けないに決まっている!」

    火花が散る…しかし、やはり…セイバーとライダーは互角だ

    ライダー「セイバークラスと聞いて…どれほどのものかと思えば…貧弱すぎるぞセイバー!!!」

    セイバー「クッ…!」

    私ができるのは…!

    弥生「…霊呪を持って命じる…!セイバー!その力を極限まで引き出しライダーを討伐せよ!!」

    セイバー「弥生…それに…この魔力量…行ける…!!」

    弥生「さあ…セイバー…その真の力でやつを討ち滅ぼせ!!」

    セイバー「行くぞ!これが俺の『固有結界』だ!」




    パッ



    ライダー「なんだ!?」

    セイバー「ここは俺の固有結界…」

    ライダー「建がたくさん突き刺さってる…?」

    セイバー「…これで終わりだライダー…いや…ドン・キホーテ!」

    ライダー「な、何を小癪な!」

    セイバー「ここに広がるは無限の剣…アンリミテッド・ブレード・ワークス!!」

    ライダー「な!?お前まさか!!」

    セイバー「…我が真名は…英霊エミヤ!ここでお前は脱落だ!」

    ライダー「ま、負けるかああああああああああああああああああああああああああああああああああ」








    …目が覚めたとき、そこには倒れたライダー…そして…剣を持ったセイバーがいた…いつからだ…?私が気絶したのは…


    セイバー「大丈夫か?弥生」

    弥生「う、うん…」

    セイバー「…どうした?」

    弥生「ううん…何でもない…」

    セイバー「…」

    弥生「…さあ…帰ろっか!うちに!」

    セイバー「了解…!」
  6. 6 : : 2014/10/11(土) 21:14:32
    おかしい…

    聖杯戦争…こんなにも簡単なはずはない…






    ~聖杯内~

    ???「…聖杯戦争は終わった…これからは『真』の聖杯戦争が始まる…」






    セイバー「…おかしい?」

    弥生「うん…」

    セイバー「まあ…確かに言われてみれば…そうだな」

    弥生「それに…」

    セイバー「未だに脱落していないアサシンのことか?」

    弥生「うん…って言ってもまだライダーしか脱落してないけど…」

    セイバー「…アサシンは…本来であるなら…『ハサン・サッバーハ』であるはずだ」

    弥生「そう…なのに…」

    セイバー「日本の『忍者』になっていた…」

    弥生「アサシンについては…研究がいるわね」

    セイバー「そうだな…」
  7. 7 : : 2014/10/21(火) 23:11:26



    アサシン「マスター…」

    ⁇?「……」

    アサシン「セイバーのサーヴァントの正体が分かったでござる」

    ⁇?「ほう…」





    優也「じい、ちゃん…?」

    間桐「これが…間桐の運命だ」

    優也「…」








    両「なあ、アーチャー」

    アーチャー「ん?」

    両「…いや、やっぱりなんでもない」

    アーチャー「…そうか」
  8. 8 : : 2014/10/23(木) 18:45:29
    6次聖杯戦争開始から一週間以上が経過した…しかし、未だに脱落はライダーだけという事態に陥った。

    ⁇?「…アサシン…一体どうなっている」

    アサシン「おそらく、マスターが全員、警戒した結果、サーヴァント同士の戦闘が無くなったのかと…」

    ⁇?「…アサシン、マスターを発見次第、暗殺せよ」

    アサシン「な…!?それはルール違反では…」

    ⁇?「…アサシンは教会の承諾さえあれば、本来の活動…暗殺が可能だ」

    アサシン「な…」

    ⁇?「なんだ?聞けないのか?」

    アサシン「…分かったでござる…」

    ⁇?「そうだ…それでいい…」





    アーチャー「…両、ここを離れるぞ」

    両「え?」

    アーチャー「!…両!避けろ!」

    両「⁉︎」

    アーチャー「これは…魔術…」

    両「キャスターか…!」



    キャスター「ばれてしまいましたか…」

    アーチャー「アーチャークラスの視力を舐めて貰っては困る」

    キャスター「でも…周りに貼ってある結界には気づかないと…」

    アーチャー「⁉︎」

    両「キャスター…強い…!」





    ⁇?「…アサシン」

    アサシン「はっ」

    ⁇?「キャスターが現れたらしい」

    アサシン「では…行くでござる」

    ⁇?「ふっ…理解が早くて助かる」
  9. 9 : : 2014/10/25(土) 01:50:24
    アサシン(我が主…『フェイト』…一体何を考えおるのか…)

    フェイト(セイバー…奴の正体が佐助の言う通りなら…)





    アーチャー「クッ…!」

    キャスター「それほどの実力だけしかないのですか!アーチャー!いや…オデュッセウス!」

    アーチャー「な…!真名がバレている!?」

    キャスター「私を舐めては行けませんよ!!」

    両「アーチャー!」

    アーチャー「両!下がれ!」

    両「アーチャー…!」

    アーチャー「…勝利を導く巨大馬(トロイの木馬)を使う…!」

    両「アーチャー…まさかお前…」

    アーチャー「両…弥生と合流しろ」

    両「アーチャー…」

    両「くっ…!」






    弥生「…電話?」

    弥生「はい…衛宮ですけど…」

    両『弥生か⁉︎』

    弥生「りょ、両…?」

    両『そうだ…よく聞いてくれ…今から言う場所に来てく!』

    弥生「そ、そんな急に…」

    セイバー「…」

    弥生「…分かった」

    両『ありがとう…じゃあ』






    フェイト「さあ、聖杯よ…始めよう…『真』の聖杯戦争を…!」
  10. 10 : : 2014/10/25(土) 23:57:18




    両「弥生…」

    弥生「無事…合流できたね」

    両「あ、ああ…」

    弥生「両…?」

    両「あ、い、いや…何でもない」

    弥生「?それならいいけど…」

    両「あ…そうだ弥生」

    弥生「セイバーを見せてくれ…でしょう?」

    両「…ああ」

    弥生「セイバー」

    セイバー「む?なんだ?弥生」

    両「これが…セイバー…!」

    弥生「私も見せたんだから…」

    両「わかってる…って言いたいんだけどな」

    弥生「?」

    両「アーチャーは今な…キャスターと戦闘中だ」

    弥生「え…」

    セイバー「いいのか?救援にいかなくて」

    両「だから…頼む弥生!アーチャー救出を手伝ってくれ!」

    弥生「私はいいけど…」

    セイバー「…救出後…また敵になるんだろう?」

    両「そ、それは…」

    セイバー「ほかのサーヴァント全滅まで同盟を組むという条件ならのもう」

    両「…わかった」

    セイバー「さて…仕事に行くか」シュッ

    弥生「両…私たちも」

    両「ああ…」

    その後…私は両に案内されるまま…アーチャーのもとに急いだ






    フェイト「聖杯よ…我に力を与えるというのだな?」




    フェイト「ふふ…では…来い!『裏』アサシンよ!」

    裏アサシン「…お前か?我のマスターは」

    フェイト「そうだ」

    裏アサシン「その霊呪…お前の表アサシンは…」

    フェイト「そうだ」

    裏アサシン「フフっ…楽しいじゃねえか…聖杯戦争ってやつも」

    フェイト「さあ裏アサシン…アサシンの援護に迎え」

    裏アサシン「勿論だ」
  11. 11 : : 2014/10/28(火) 19:20:29



    両「アーチャー!」

    アーチャー「な!?両⁉︎」

    セイバー「ほう…お前がアーチャーか」

    アーチャー「お前は…セイバー…!」

    セイバー「アーチャー、今はキャスターに集中しろ!」

    アーチャー「言われなくとも…!」

    キャスター「ほう…数で勝っているとでも思っているのです?」

    セイバー「な!?まさか!?」

    キャスター「来なさい!裏ライダー!」

    セイバー「『裏ライダー』だと!?」

    キャスター「そう…聖杯の余り魔力を使い生成される特殊なサーヴァント…それが…『裏サーヴァント』です!」

    セイバー「く…!アーチャー!ライダーは任せた!」

    アーチャー「わかった。」

    セイバー「弥生達は安全な場所へ!」

    弥生「わかったわ!行くわよ!両!」
  12. 12 : : 2014/10/30(木) 18:54:36



    セイバー「さあ…これで心起きなく戦える…!」

    アーチャー「…セイバー、俺は宝具を使う」

    セイバー「…アーチャー…良いのか?同盟を組んでるとはいえいつ裏切るかわからない奴の前で宝具を使って」

    アーチャー「セイバー…奴はおそらく全てのサーヴァントの真名を分かっているぞ」

    セイバー「…それは本当か?」

    アーチャー「…恐らくな」

    キャスター「さあ、お互いに遺言は残せましたか?」
  13. 13 : : 2014/10/31(金) 20:00:52
    セイバー「アーチャー、私に考えがある」

    アーチャー「…?」

    セイバー「キャスターの宝具…あれを複製出来るやも知れん」

    アーチャー「…は?」

    セイバー「私は投影魔術によって宝具を生み出している」

    アーチャー「…わかった…出来るだけ時間を稼ごう」

    セイバー「…」

    キャスター「おやおや、セイバー…諦めたのですか?」

    アーチャー「キャスター、お前の相手は俺だ!」

    キャスター「はぁ…アーチャー…貴方では私に傷一つつけられないでしょう?」

    アーチャー「…ふっ…傷の一つくらいつけてやるよ」

    キャスター「おや…?さっきのが本気では無かったのですか…?アーチャー?」

    アーチャー「くっ…!」

    キャスター「逃しませんよ…!」

    セイバー「…!今だ!」

    アーチャー「セイバー!お前のの弓…使わせて貰うぞ!」

    キャスター「!?」

    アーチャー「カラドボルグⅣ!」

    キャスター「な!?何故あなたがそれを!?」

    セイバー「…投影・開始…!」

    キャスター「はっ!セイバー!?まさか!?」

    セイバー「ふっ…お前の宝具…複製させたぞ」

    キャスター「くっ…!」

    アーチャー(しかし…セイバーは今、魔力をほぼ使いきっただろう…あの汗の量は…!)

    セイバー「キャスター…お前…」

    キャスター「貴方…その宝具を使ったなら私にの真名はわかったでしょう…?」

    セイバー「そうか…道理で隙の無かった戦術だったぞ…孔明」

    キャスター「ふっ…貴方は…マスターに本当の事を話したんですか…?セイバー?」

    セイバー「っ!?」

    キャスター「そうですか…では早く殺して下さい…セイバー」

    セイバー「…わかった」

    セイバーは躊躇う事無くキャスターを自身の宝具で刺した。しかし、キャスターのその顔は…綺麗だった…


    セイバー「…キャスター…お前は…」
  14. 14 : : 2014/11/03(月) 18:12:09



    セイバー「…弥生」

    弥生「セイバー…終わったのね」

    セイバー「…ああ…だが…」

    両「あ、アーチャー…?」

    アーチャー「…悪いな、両…魔力を使い…すぎ…た…」

    両「謝るなよ…ゆっくり…休んでくれ…アーチャー…」

    セイバー「…しばらくはアーチャーは行動に制限が掛かるだろう」

    弥生「…そう…」

    セイバー「ん?どうした?弥生?」

    弥生「ううん…何でも無い」

    セイバー「そうか」

    両「な、なあセイバー…」

    セイバー「今度は両か…で?なんだ?」

    両「俺も…セイバーと一緒に戦わせてくれ!」

    セイバー「…駄目だ、危険過ぎる」

    両「頼む!このままキャスターのマスターが引き下がるとは思えないんだ!」

    セイバー「………命の保証は出来ないぞ」

    両「あ、ありがとう!セイバー!」

    セイバー「弥生…君までサーヴァントと戦うなんて言いださないだろうな?」

    弥生「…無理よ…サーヴァントを相手にするなんて…」

    セイバー「…その通りだ」






    アサシン「くっ…!貴様!バーサーカーだな!?」

    バーサーカー「うがぁぁぁぁぁ」

    アサシン「くっ…!」

    ???「手間取っているな、アサシン」

    アサシン「貴様何奴……お主…半蔵か…!?」

    裏アサシン「そうだ、マスターの命令だ、手を貸してやる」

    アサシン「ふっ…行くでござるよ!半蔵!」

    裏アサシン「お前こそ…ついてこいよ!!」






    ???「…早く私の元まで来い…愚かなサーヴァント達よ」
  15. 15 : : 2014/11/07(金) 23:18:27
    セイバー「…バーサーカーが脱落した」

    アーチャー「…ライダー、キャスター、バーサーカーが脱落…」

    セイバー「残ってるのは…セイバー、アーチャー、ランサー、アサシン…か…」

    弥生「バーサーカーの謎の脱落…そして正体不明のサーヴァント…」

    両「おまけにランサーは未だに姿を見せない…か…」

    セイバー「いよいよ聖杯戦争も大詰めだ…」

    両「…そうだな…」

    セイバー「そこで…だ」

    弥生&両「?」

    アーチャー「…本当にやるのか…?」

    セイバー「勿論」

    弥生「なによ?セイバー?」

    セイバー「…優也を助けに向かう」

    弥生「いくらバーサーカーがいないからって…無防過ぎない?」

    セイバー「いや、だからこそだ」

    両「…聖杯戦争がこのまま終局面まで行けば優也の命の保証はない…」

    セイバー「そうだ」

    アーチャー「…はぁ…」

    セイバー「そこで…だ」

    弥生「だからなによ!早く言わなきゃ霊呪使うわよ!?」

    セイバー「それは駄目だ!」

    アーチャー「だからぁ…」

    両「アーチャーが戦えない分俺たちに修行しろって?」

    アーチャー「…マスター…むやみな読心術はやめてくれ…」

    両「悪い」

    セイバー「まあ、そういう事だ」
  16. 16 : : 2014/11/11(火) 17:49:57
    フェイト「アサシン…」

    アサシン「はっ!」

    裏アサシン「…」

    フェイト「…自害せよ」

    アサシン「…は?」

    フェイト「自害せよと言っている」

    アサシン「なっ…!?」

    裏アサシン「ランサーからの伝言だ。残りのサーヴァントが自分を合わせ3人になるようにしろとな」

    アサシン「…ではマスター、一つ提案させて欲しいでござる」

    フェイト「…なんだ」

    アサシン「ただ自害するだけでは…『ランサーフェイズzero』に得がありませぬ…だから…」

    フェイト「…セイバーかアーチャーを倒してくる…と…?」

    アサシン「そういう事でござる…」

    フェイト「…わかった」

    裏アサシン「…佐助…勝ち目がないのはわかってるんだろ?」

    アサシン「…それは、半蔵殿、そちらも同じ事だろ?」

    裏アサシン「…さあな」





    ランサー「裏サーヴァント…残る2体は既にこちらの手中にあり」
  17. 17 : : 2014/11/16(日) 13:55:04
    弥生「そういえば…」

    セイバー「?」

    弥生「あんた達の願い、聞いて無いわね」

    セイバー「まぁ…そうだな…」

    弥生「もうすぐ最終決戦なんだから教えてよ」

    アーチャー「俺の願いは…特には無いんだ」

    両「はぁ!?」

    弥生「特には無いってあんた…」

    セイバー「私のの願いは…衛宮士郎の安否の確認だ」

    弥生「…」

    セイバー「私には彼の安否を確認する義務がある」

    両「義務があるって…」

    セイバー「それが…前回の聖杯終結戦争で私が凛と約束した事だからだ」

    両「凛って…母さんか!?」

    セイバー「そうだ」

    弥生「…あんたは…前回の聖杯聖杯にアーチャーで参加してたわね?」

    セイバー「…ああ…」

    弥生「…」

    両「じゃあ…セイバーの正体って…」

    アーチャー「両、弥生の前で言わないで欲しい」

    両「…そう…だな…」

    弥生「…」

    セイバー「…!全員伏せろ!」

    アーチャー「この気配…アサシンか!」

    弥生「アサシン!?どうして今更!」

    アサシン「はぁぁぁぁぁぁぁ」パリーン

    セイバー「貴様…なんのマネだ」

    アサシン「セイバー…お前と真剣勝負を申し込む」

    セイバー「なんだと!?」

    アーチャー「アサシン…なぜ今更…!」

    アサシン「…負けると分かっていても主の為に戦わなきゃいけない時があるんでござるよ…!」

    セイバー「アサシン…その勝負…受け入れた」

    弥生「セイバー⁉︎」
  18. 18 : : 2014/11/22(土) 08:22:45





    セイバー「…行くぞアサシン」

    アサシン「ああ」

    セイバー「…行きなり全力で行くぞ」

    アサシン「…もちろんでござる」

    セイバー「…UBW…!」

    アサシン「…やはりお主は…!」

    セイバー「…」
  19. 19 : : 2014/11/29(土) 15:42:20
    セイバー「…アサシン、弥生には言うな」

    アサシン「…わかった」

    セイバー「さあ…行くぞ!」




















    弥生「セイバー…」

    両「…あいつなら平気さ」

    弥生「…うん…そうだね…」




    ランサー「裏アサシン、どうなった」

    裏アサシン「…わからない」

    ランサー「…なに?」

    裏アサシン「どうやら固有結果に篭ったらしい」

    ランサー「…そうか」

    裏アサシン「だが下手したらセイバー、アサシン…同時に脱落するやもしれん」

    ランサー「ほう…」

    裏アサシン「まあいい…直接見てくる」

    ランサー「ああ」

    裏アサシン「…」










    セイバー「アサシン…」

    アサシン「…」
  20. 20 : : 2014/12/02(火) 20:00:51



    弥生「あ…出てきた…?」

    アサシン「…」

    弥生「な…!?なんで生きてんのよ!」

    セイバー「…」

    弥生「セイバー!説明して!」

    セイバー「アサシンによると…ランサーと戦うのに英霊が3人以上必須らしい」

    弥生「…え?」

    アサシン「うむ…」

    弥生「どういうこと…?」

    アーチャー「それは俺から説明しよう」

    両「アーチャー…?」

    アーチャー「…いいだろう?…フェイト」

    ???「いいだろう…」

    弥生「あんた……!?」

    両「あの髪の色…声…あなたまさか!?」

    ???「…私は衛宮士郎であって衛宮士郎ではない」

    弥生「…はぁ!?何それ!?」

    フェイト「私はフェイト…全大会でサーヴァントだった男だ」

    弥生、両「!?!?」

    セイバー「奴は…衛宮士郎という人間の殻を破った…普通の人間だ」

    アーチャー「そして…こいつのクラスは…『アヴェンジャー』だ」

    弥生「じゃあ…見た目は父さんだけど…中身は全く違うの…?」

    セイバー「まあ…簡単に言えばそうだ」

    弥生「でも…サーヴァントならなんであんたは存在してるの…?」

    フェイト「これは…繰り返す時間の中で…衛宮士郎が完全に私になったからだ」

    弥生「!?」

    両「それってまさか…」

    フェイト「…私の願いが…衛宮士郎を私から切り離すことだ」

    弥生「…」

    セイバー「弥生…」

    フェイト「今…残っているのはセイバー、アーチャー…そしてそこにいる佐助だけだ」

    弥生「アサシン…佐助…やっぱりそうだったのね」

    アサシン「うむ…」

    フェイト「おそらく…今回の戦いは生きて帰れなくなるだろう…」

    セイバー「そこでだが…」

    弥生「…?」

    フェイト「私は…複数のサーヴァントと契約できるんだ」

    弥生「…え?」

    フェイト「衛宮士郎からの命令で…私は君を危険な目に合わせるわけにはいかない」

    弥生「で、でも…」

    フェイト「…決めるのは君自身だ…弥生」
  21. 21 : : 2014/12/10(水) 20:45:06
    弥生「行きます!」

    フェイト「…でも…君が言って何ができる…?」

    弥生「私にも…少しなら魔術が使えるはずです…!」

    両「俺も…行きます!!宝石魔術なら母から教わってます!!」

    フェイト「…それが…君たちの答えか…」

    セイバー「…弥生」

    弥生「…?」

    セイバー「君は…戦うべきじゃない」

    弥生「ねえ…セイバー…」

    セイバー「…」

    弥生「戦うなっていうなら…なんで最初から契約したのよ?」

    セイバー「つ…!?」

    弥生「…言えないんだね」

    セイバー「はぁ…分かった、ただし…両とともに行動しろ」

    弥生「…分かった」

    両「アーチャー、お前もそれで文句ないな?」

    アーチャー「ああ…」

    フェイト「では…ランサーの元には十分な準備ができてから…そうだな…3日後に突入しよう」

    セイバー「招致した」

    アーチャー「こちらも…了解した」







    弥生「セイバー!」

    セイバー「今度は何だ…魔術を教えろとでも言いたいのか?」

    弥生「う…」

    セイバー「…仕方ない…このうちに丈夫な場所は?」

    弥生「昔…父さんとアーサーが竹刀を交えた剣道場なら…」

    セイバー「なら、そこにしよう」







    両「アーチャー、お前は遠距離戦重視で後方からのサポートだ」

    アーチャー「分かっている…というより…元からそれが本来の役割だ」

    両「そ、そうだったな…」






    フェイト「…アサシン…」

    アサシン「マスター…許してくれとは言いませぬ…!せめて!せめて最終戦だけは!!!」

    フェイト「…初めからずっとお前があそこでセイバーと決着を付けずに生き残るのは想定済みだ」

    アサシン「…つ!?」

    フェイト「いよいよ…お前の気配遮断が役に立つ…」

    アサシン「では…?」

    フェイト「すでに割れてるだろうが…真名を開放して初めから全力で戦え」

    アサシン「招致!!」

    フェイト(すまぬな…アサシン…)
  22. 22 : : 2014/12/15(月) 00:05:15
    ー衛宮家ー

    弥生「はぁぁぁ!」

    セイバー「甘いわ!」

    バシッ

    勝てるわけない…相手は男だ。しかもさらにタチの悪い英霊である。力が負けてるのに勝てるわけ…

    セイバー「弥生、どんな相手が相手でも油断を見せたらその瞬間命が無いと思え…君が戦うのは英霊だからな。」

    わかってる。でも…セイバーに勝てないなら到底他のサーヴァントにかなうわけない。

    弥生「でも…」

    セイバー「弥生、君は投影は出来か?」

    弥生「う、うん…」

    セイバー「ならいい…君は…両のサポートに回れ…君が良ければ、だが」

    弥生「…セイバー…続けて」

    セイバー「…わかった」

    サポート…嫌だ…父さんはいつも前線で戦った…だから…私も…!

    セイバー「…弥生、君が練習したい理由がくだらないなら今のうちに辞めるべきだ」

    弥生「くだらなく…ない…!」

    セイバー「…そうか…」

    弥生「続けるわよ!」

    セイバー「やれやれ…これだからうちのマスターは…」





    ー間桐家ー

    両「こ、こうか?アーチャー?」

    アーチャー「ああ、そうだ」

    両「それで…」

    アーチャー「両、君は一応魔術は全て扱えるんだな?」

    両「あ、ああ…一つ例外があるがな…」

    アーチャー「…例外…?」

    両「投影だ…」

    アーチャー「ほう…」

    両「ま、まぁ…強化は出来るんだ」

    アーチャー「…続けるか」

    両「ああ」

    アーチャーと共に俺はガントなどの精度を上げる修行をした。だが、投影魔術だけは出来なかった…
  23. 23 : : 2014/12/16(火) 20:02:20
    ―間桐家―

    間桐「優也よ…バーサーカーでも生き残れなかった…この意味が分かるな?」

    優也「…」

    間桐「今の貴様は…聖杯に捧げる生贄にすぎん」

    優也「…」

    間桐「ちょうど…ランサーのマスターが不在なのだ」

    優也「…」

    間桐「…まだ戦えるな…?」

    優也「はい」

    その言葉には感情がなかった。バーサーカーを召喚したときに、事故により、優也の理性もなくなったらしい…


    優也「ランサー…これで…あいつらを…排除する」






    ―衛宮家―

    弥生「はぁ…はぁ…」

    セイバー「どうした、その程度か?」

    弥生「んなわけ…ないだろ!!」

    セイバー「おっと…簡単によけれてしまう…やはり君はサポートに徹するべきだ」

    弥生「…」

    セイバー「無理に…前に出なくてもいいのでは?」

    弥生「…それじゃ…父さんみたいになれない…」

    セイバー「…君は衛宮士郎ではない」

    弥生「つ…!?」

    セイバー「故に…君はどうしたって衛宮士郎のようにはなれない」

    弥生「なんで…あんたにそんなことが分かるのよ!!」

    セイバー「…私は自分の意見を言っただけだ」

    弥生「ねえ…セイバー」

    セイバー「なんだ?」

    弥生「あんた…真名言ってないわよね?」

    セイバー「そうだな…」

    弥生「教えなさいよ…」

    セイバー「しかしな…教える意味がないんではないか?」

    弥生「な…!?」

    セイバー「君が知らずとも…アサシンがすでに知っているはずだ」

    弥生「く…」

    セイバー「おっと…うっかり話に集中しすぎたな…練習を再開しようか」

    弥生「…分かったわよ…」
  24. 24 : : 2014/12/21(日) 19:49:41
    いよいよ…その日が来た…

    フェイト「…覚悟はいいか?」

    弥生「うん…」

    両「ええ…」

    フェイト「何があっても…俺には君たちを守り切れないかもしれない」

    弥生「大丈夫…自分たちで守るから」

    両「弥生は…俺が守ります」

    フェイト「ふっ…行くぞ!!」







    ~ランサーサイド~

    ランサー「いよいよ来たか…」

    裏アサシン「…俺は行くぞ」

    ランサー「ああ…」

    ???「貴公一人で大丈夫か?」

    裏アサシン「…裏アーチャーか…」

    裏アーチャー「ふむ…公明の奴は居ないようだな」

    裏アサシン「…お前は裏ライダーとでも遊んでな」

    裏アーチャー「なかなか面白い冗談を言うではないか」

    裏アサシン「…」







    ~フェイトサイド~

    フェイト『アサシン、準備はいいか』

    アサシン『大丈夫でござる!』

    フェイト『行くぞ!』

    ???「これ以上はいかせん」

    フェイト「…やはり来たか…」

    アサシン「…半蔵殿…やはりあなたとは戦わなければいけないのでござるか…!」

    裏アサシン「…佐助、お前の力…どれほどに成長したのか見せて見せよ」

    アサシン「クっ…!」





    セイバー「…!アサシン達が戦闘を開始した…!」

    弥生「もう?!いくらなんでも早すぎる…」

    アーチャー「裏アサシン…あいつは忍者だ」

    弥生「まさか…佐助と半蔵って…」

    アーチャー「…師弟関係にあるんだろうな」

    弥生「それじゃあ…」

    セイバー「…師弟同士の殺し合い…」

  25. 25 : : 2014/12/28(日) 21:45:46
    アサシン「は!」

    裏アサシン「甘い!甘いぞ!!」

    アサシン「クっ…!火遁の術!」

    裏アサシン「ふん…すいとんの術」

    アサシン「どうすれば…」

    裏アサシン「…来ないなら行くぞ!…分身の術!」

    アサシン「!?」

    裏アサシン「は!」

    アサシン「ぐ、ぐはぁ…」

    フェイト「…裏アサシン!俺が相手だ!」

    裏アサシン「!?貴様…!!」

    フェイト「アサシン…迷いがあるなら今ここではらせ」

    アサシン「!?」

    フェイト「衛宮士郎…力を…貸してくれ…!…投影…開始!」

    裏アサシン「秘伝の術を…今見せよう…秘伝!超変化の術!!」

    フェイト「なっ?!ドラゴンの姿に!?」

    アサシン(これは…?!半蔵殿の命を犠牲に自分をドラゴンの姿に変える…!)

    フェイト「ちっ…!偽・螺旋剣Ⅱ!!」

    裏アサシン「グアああああああああああ」

    フェイト「壊れた幻想!(ブロークン・ファンタズム)」

    裏アサシン「グアアああああああああ」

    アサシン「ダメでござる!今の半蔵殿にAランク以下の宝具は効かぬでござる!!」

    フェイト「何!?」

    フェイト「ならば…!」

    アサシン(あれは…勝利すべき黄金の剣!?)

    フェイト「くらええええええええ!!」

    裏アサシン「ギヤァアアああああああああ」

    フェイト「なっ…効いてない!?」

    裏アサシン「グオおおおおおおおおおお」

    フェイト「ちい…!熾天覆う七つの円環!!」

    アサシン「マスター!固有結界展開の許可を!!!」

    フェイト「行け!アサシン!」

    アサシン「…固有結界…!」

    フェイト「…この世界は…?」

    アサシン「ここは…甲賀の里…ここなら拙者の魔力が減らずに術を連発できるでござる…」

    フェイト「なら…」

    アサシン「マスター、この結界から出るでござる」

    フェイト「…分かった」

    アサシン「この固有結界は…一度展開したらもう二度と結界を破ることができなくなるでござる…」

    フェイト「つまり…半蔵と…」

    アサシン「この結界で…拙者は半蔵殿と一生戦い続けることになるでござろう…」

    フェイト「…この命…無駄にはしないぞ」

    アサシン「…いくでござる…!」

    フェイト(霊呪が消えた…)






    セイバー「む…?」

    弥生「え?何?」

    セイバー「アサシンの反応が消えた」

    アーチャー「あいつがスキルの気配遮断を使ったのでは…?」

    セイバー「いや、だとしても魔力を感じない」

    両「多分…あいつが固有結界を使ったからだ」

    セイバー「ほう…?」

    両「猿飛佐助の固有結界はあいつが居なくなってもその場に残り続けるいわば呪いの幻覚忍法…」

    セイバー「つまり…」

    弥生「あいつは…もう死んでるてこと…?」

    両「それはわからない…」



    フェイト「弥生!!」

    弥生「な…!?なんであんたがここに!?」

    フェイト「アサシンの固有結界から逃れてきたんだ…」

    両「…あなたと契約が途絶えたことで呪いのはずの固有結界がアサシンごと消滅したと…?」

    フェイト「ああ…本来そこに残り続ける猿飛佐助の固有結界が消えたのは…」

    セイバー「おそらく…ランサーの宝具の効果だろうな」

    フェイト「じゃあやはりランサーの真名は…」

    セイバー「北欧神話最強の神…オーディン…!」

    弥生「う、嘘!?聖杯戦争に神は参加できないんじゃ…」

    セイバー「本来は、な…前例として前回の聖杯戦争にはヘラクレスが参加している」

    アーチャー「マスターの魔力量によっては本来不可能なはずの神を呼ぶことが何故か可能だ…」

    弥生「オーディンの宝具って…」

    アーチャー「すべての契約、呪いを断ち切る…」

    セイバー「グングニール…!」
  26. 26 : : 2015/01/05(月) 15:23:57
    セイバー「しかし…おそらくあいつには他にも裏サーヴァントがついているはずだ」

    弥生「そ、そんな…」

    アーチャー「大丈夫だ。その為に俺たちがいる」

    両「で、でも…」

    セイバー「俺とアーチャーには…まだ宝具が残っている…大丈夫だ」

    弥生「…」

    フェイト「もしもの場合は俺が戦う」

    両「で、でも…」

    フェイト「俺は今…半英霊状態だ」

    弥生「半…英霊…」

    フェイト「まぁ…本来の半分しか実力が出せないが」

    弥生「じゃあ…下手に魔力を使えば…」

    フェイト「消滅する可能性もある」

    セイバー「…話はこの辺にしておけ。来るぞ!」

    裏キャスター「おやぁ?孔明を倒したっていうからどんな面か見に来てみれば…あいつはこんな間抜けな奴らに負けたのか」

    アーチャー「貴様…何者だ…!」

    裏キャスター「私は周瑜…まぁ…孔明ほどではありませんがな」

    アーチャー「周瑜だと…!?」

    セイバー「アーチャー…ここは…お前に任せても…?」

    アーチャー「…ああ…先に行け」

    裏キャスたー「おやぁ?随分な自身ですねぇ?オデュッセウスぅ?」

    アーチャー「なに!?」

    両「いきなりアーチャーの真名が!?」

    裏キャスター「情報は全部半蔵から届いてんだよ」

    アーチャー「…なら…手加減はしない…!」
  27. 27 : : 2015/01/12(月) 14:59:37
    アーチャー「はあああああ!!」

    裏キャスター「ぬるいぬるい!!」

    アーチャーの放つ矢はすべて、周瑜にあたる直前に半分に折れた…

    アーチャー「…!?」

    裏キャスター「自分を守るのは戦闘の基本じゃないかぁ?」

    アーチャー「…違う…!」

    裏キャスター「あぁ?何が違うってぇ?」

    アーチャー「お前が孔明と全く違うってことは理解できた」

    裏キャスター「あいつと一緒にすんなよぉ…!!!」

    アーチャー「…セイバー…お前の秘儀…使わせてもらう!」

    裏キャスター「あ?」

    アーチャー「カラド…ボルグ!!!」


    この時、世界が崩れた







    セイバー「…ぐっ…」

    弥生「セイバー…?」

    セイバー「な、なんでもない…早く…行くぞ」

    弥生「う、うん…」





    裏キャスター「何!?」

    アーチャー「ブロークン…ファンタズム!」

    裏キャスター「!?!?!?ぐ、ぐああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

    アーチャー「ぐ…ふう…両たちのとこに…急ぐか」



    アーチャーが使ったセイバーの魔術。本来どこの世界にも彼以外が使えることはあり得ないものだった。アーチャーが使ったことにより、この世界は…少しずつ…おかしくなっていった。
  28. 28 : : 2015/01/17(土) 22:50:10
    まだ、やり残した感がすごいです。
    こんな急になってしまったのは本当に申し訳ないです。
    (詳しくはグループコミュニュティ参照)
    最後のSS更新にこれを選んだのは深い意味ないですが…
    これがnoteでの活動で最終投下です!今まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。では、この次から最後の投下をします!
  29. 29 : : 2015/01/17(土) 23:03:29
    もう、わからなくなっていた。
    色々混ざりすぎた。
    そういったのは…ランサーだった。

    ランサー「おい、そこのお前」

    セイバー「ランサー……俺は……お前を絶対に潰す!」

    ランサー「面白いじゃねえか」

    弥生(頑張れ……セイバー!!)

    セイバー「……弥生……今まで、ずっと……真名を明かさなくて済まなかった」

    弥生「セイバー……?」

    セイバー「……こんな勝手な死に方で済まない……」

    弥生「なに……言ってんの……?」

    セイバー「ランサーを倒すにはこの方法しかないんだ」

    弥生「倒すって……あんた……」

    セイバー「弥生、アーチャーに聖杯のすべてを託す。だから……絶対に優也を救って見せろ!」

    弥生「まって……待ってよ……」

     突然の別れ。もう戻すことのできない時間。
     彼の言葉には、悲しみがこもっていた。
     
    弥生「……最初は違和感を感じてた。あなた、お父さんと同じ感じがするんだもん……それもそうだよね……セイバー……? ううん……お父さん」

    セイバー「弥生、こんな勝手な父親……許してくれ」

    弥生「いいの。それに…あなたは未来のお父さんでしょ?」

    セイバー「ああ……ありがとう……行け! それですべてが終わる!」

    弥生「うん!!」

    ―――――

    それが、私の……最高のサーヴァントとの最後の会話だった。
    その後、父さんの言うとおり、アーチャーが聖杯を手に入れ、アンリ・マユは聖杯の中に再び封印された。
    アーチャーは聖杯に何を願ったのか。それは、わからない。
    でも、アーチャーが願った後、壊れた世界が治った気がした。


    ――――――

    「……なんだ……弥生か」

    弥生「なんだ、じゃないでしょ? あなたにはまだ戦ってもらわなきゃいけないんだからね!」

    セイバー「全く……手のかかるマスターだな」

    ~END〜
  30. 30 : : 2015/01/17(土) 23:04:40
    最後の最後に一番の無理やりを持ってきてすいませんでしたw
    これにて、noteでの活動を終了します。
    今まで、本当にありがとうございました。












    ジャンマル先生の次回作にご期待ください(打ち切りフラグ)
  31. 31 : : 2022/05/23(月) 18:38:06
    諸君 私はサシャが好きだ
    諸君 私はサシャが好きだ
    諸君 私はサシャが大好きだ

    頑張る姿が好きだ
    芋を食べている姿が好きだ
    笑ってる所が好きだ
    寝てる姿が好きだ
    困ってる顔が好きだ
    絶望する顔が好きだ
    パァンに飛びつく姿が好きだ
    真顔が好きだ
    髪型が好きだ

    平原で 街道で
    城壁で 草原で
    凍土で 屋根で
    草むらで 空中で
    室内で 暗闇で

    この地上で存在するありとあらゆるサシャの行動が大好きだ

    戦列をならべた同志のサシャSSが 更新と共に他厨の心を吹き飛ばすのが好きだ
    結構高く浮き上がったユーザーが サシャSSを見て心がでばらばらになった時など心がおどる

    同志が操作するパソコンのサシャの萌え画像が他厨の心を撃破するのが好きだ
    奇声を上げて燃えさかる激論から飛び出してきた奴を容赦ない罵倒でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった

    攻撃先をそろえた同志の行列が他厨の心意気を蹂躙してから洗脳するのが好きだ
    恐慌状態の新参者が既に意気消沈してる他厨を何度も何度も攻撃している様など感動すら覚える

    敗北主義の裏切り厨を吊るし上げていく様などはもうたまらない
    発狂している他厨共が私の振り下ろした指がスマホとともに喘ぎ声を上げるR18のサシャのSSにばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ

    哀れな他厨共(レジスタンス)が雑多な反論で健気にも立ち上がってきたの完璧な理論で他厨共の心ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

    クリスタLOVEのクリスタ厨に滅茶苦茶にされるのが好きだ
    必死に守るはずだったサシャ愛が蹂躙されクリスタLOVEに書き換える様はとてもとても悲しいものだ

    エレン厨の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
    エレンのエロSSに惑わされ害虫の様に地べたを這い回りながら興奮しながら読む時など屈辱の極みだ

    諸君 私は討論を地獄の様な討論を望んでいる
    諸君 私に付き従うサシャ親衛隊同士諸君
    君達は一体何を望んでいる?

    更なる討論を望むか?
    基地外ばっかの糞の様な討論を望むか?
    鉄風雷火の限りを尽くし三千人ほどの閲覧者の心を殺す嵐の様な討論を望むか?
     
    『討論! 討論! 討論!』
     
    よろしい ならば討論(クリーク)だ

    我々は渾身の力をこめて今まさにサシャSSを書かんとする親指だ
    だがこの暗い闇の底で半年もの間堪え続けてきた我々にただの討論ではもはや足りない!

    嫁争奪戦を!!
    一心不乱の嫁争奪戦を!!

    我らはわずかに 進撃ファンの千分の一に満たない敗残ニートに過ぎない
    だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
    ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる

    サシャの可愛さを忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
    髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
    連中にサシャの素晴らしさを思い出させてやる
    連中に我々のサシャの愛を思い出させてやる

    天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
    一千人と一人のニートの戦闘団で
    世界を燃やし尽くしてやる


    さぁ……諸君




    サシャSSを作るぞ
  32. 32 : : 2022/07/12(火) 15:59:10
    http://twbaojian.com/goods.php?id=39
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    http://www.nman18.com/goods.php?id=9
    http://www.zhengkang.tw/product/japantensu/

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jeanmaru

ジャンマルα

@jeanmaru

この作品はシリーズ作品です

Fate/Resurrection フェイト/リザレクション シリーズ

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