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鶫「む、なんなんだ、これは?」

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  1. 1 : : 2014/09/26(金) 21:11:51

    鶫「む、なんなのだ、これは?」

    クロード「なんだ、誠士郎ではないか。こんなとこで何をしている?」

    鶫「あ、クロード様!こちらのお菓子なような物はなんなのですか?」

    クロード「ん、これか?ビーファイブの科学班に作らせたもだが、なんだか分からん。だが、場合によっては集英組の二代目を懲らしめる物かもしれない。試してみるがいい」

    鶫「は、分かりました」

    クロード「では、私は違う仕事があるので失礼する」テクテク

    鶫「クロード様が言ってたように、一条楽に試してみるか。だが、なぜか嫌な予感がするのだが...なぜなのだ?」
  2. 2 : : 2014/09/26(金) 21:44:33
     ~~廊下~~

    鶫「おい、一条楽」

    楽「ん、鶫じゃあないか。どうしたんだ?」

    鶫「いや、先日偶々お菓子の専門店に行ったのだ。それでいい品があって、これまた美味いのだ」

    楽「へえ~、そのお菓子そんなにうまいのか」

    鶫「貴様は確か、甘いものなどとか好きだっただろう?」

    楽「まあ、好きだぜ」

    鶫「丁度そのお菓子を持っているのだ。食べてみるか?」

    楽「マジか!?いるいる!早くくれないか?」

    鶫「そう急かすな。これだ、受け取れ」

    楽「ありがとうな、鶫!早速、いっただっきまーす」パク

    鶫「どうだ?」

    楽「おう、なかなかうまいぞ!って、あれ?」

    鶫「どうした、一条楽?」

    楽「なんだか、意識が...遠く...」

     バタン

    鶫「お、おい、しっかりしろ一条楽!まさか、毒薬品だったのか、このお菓子のような物は?」

     ピカーン

    鶫「な、なんだ!?一条楽の体が光っている!」

    鶫(クッ、眩しくて何も見えない!)

    鶫「治まったか。なんだったのだ、今...の...は...」

    楽「う~?あ、あ」

    鶫「.....」

    鶫「い、一条楽が...赤ん坊になったーーー!?」
  3. 4 : : 2014/09/30(火) 21:14:19

     \プルルルル/

    鶫「はっ、クロード様だ!もしもし、誠士郎です」

    クロード『誠士郎、例の物の正体が分かったぞ』

    鶫「本当ですか!?あれの効果どんなものなのですか!?」

    クロード『うむ、あの物は相手に食べさし、その相手の体を赤子にしてしまうのだ』

    鶫「なぜ、そのような物を作ったのですか?」

    クロード『ふむ、科学班に聞いてみたらどうやら偶々出来た品物らしい』

    鶫(偶々って、うちの科学班は何をしているのだ!)

    鶫「して、その薬の効果期間は?」

    クロード『うむ、期間は一週間まで続くそうだ。その物は集英組の二代目に使ったところで何のメリットもない。そちらで処分しといてくれ』

    鶫「は、はい。分かりました」

     \プゥー プゥー/

    鶫「...こ、これからどうしたらいいのだーー!!」

    楽「うぅ」

    鶫「えっ?」
  4. 5 : : 2014/09/30(火) 22:37:38
    楽「うぇーーーーん!」

    鶫「しまった!つい大声を出してしまい、驚かしてしまった!」

    楽「うぇーーーーん!」

    鶫「はわわわわ。と、とりあえず泣き止まさないと」ダキ

    楽「うぅ」グス

    鶫「ほ、ほ~ら、一条楽。泣かない、泣かない」ユッサ ユッサ

    楽「う~」

    鶫「男の子なんだから、泣いては駄目だぞ」ユッサ ユッサ

    楽「...」

    鶫「うんうん、偉いぞ、一条楽」

    楽「あ~あ~」

    鶫「ふう~、何とか泣き止んでくれたな」

    千棘「ちょっと鶫~!何か泣き声が聞こえたんだけど~」

    小咲「鶫さ~ん、何かあったの~?」

    万里花「何事ですの?」

    集「おやおや~、皆勢揃いだね~」

    るり「何の騒ぎなの、これ?」

    鶫「あ、お嬢!それに小野寺様に宮本様、橘万里花、舞子集まで!」

    鶫以外「ん?」

    楽「あ~う~?」

    鶫「あ」

    鶫以外「何その赤ちゃん(ん坊)!!」

    千棘「鶫あんた、いつから子供産んだの!?」

    小咲「え、え、どうなってるの!?」

    集「いや~、これは大ニュースだね」

    万里花「これはどういう事か、説明してくれませんか?」

    鶫「わあーー、皆さん落ち着いてください!説明しますから!」

    楽「うぇーーーーん!」

    鶫「あぁ!よしよし、いい子いい子」ユッサ ユッサ

    鶫以外(以外になんか合ってる)
  5. 6 : : 2014/10/03(金) 22:01:46
    期待( ´ ▽ ` )ノ
  6. 7 : : 2014/10/12(日) 09:54:03
    続き気になります!
  7. 8 : : 2014/10/15(水) 20:33:28
     ーー数分後ーー

    鶫「――と言う訳なんです」

    千棘「なるほどね、家の組もんが実験中の物を楽に間違えて食べさせちゃったのね」

    鶫「はい、申し訳ありません。お嬢」

    小咲「そんなに責任を負う事ないよ、鶫さん。鶫さんだって、わざとやったわけじゃあないんだし」

    鶫「お、小野寺様...」(う、なんだか急に罪悪感が!)

    楽「あ~う、あ~う」ペシペシ

    鶫「な、慰めてくれるのか?ありがとう、一条楽」

    楽「あい!」

    集「いや~しかし、これが楽にしてもやっぱ赤ん坊は可愛いな」

    万里花「いいえ、楽様だからこそこんなに可愛いのですわ!」

    千棘「ま、まあ確かに楽にしては可愛いわね」(どうしよう、楽の赤ん坊すっごく可愛い!はぁ~、鶫が羨ましい!)

    鶫「良かったな、一条楽。お前はどんな姿でも好かれているな」ボソボソ

    楽「あう?」
  8. 9 : : 2014/10/16(木) 18:57:35
    小咲「ねぇねぇ、鶫さん」

    鶫「なんですか、小野寺様?」

    小咲「あ、あのね、私も一条君をだ、抱っこしていいかな?」

    るり(あの小咲が、行動に出るなんて...驚いた)

    鶫「あ、はい、いいですよ。一条楽、いい子にしているんだぞ。どうぞ、小野寺様」

    小咲「うん、よっと。やっぱり赤ちゃんって、軽いイメージがあるけど、結構重さがあるんだね」

    鶫「はい。私も最初は驚きました」

    小咲「ほらほら一条君~、高い高い~」ラクヲモチアゲル

    楽「きゃははは!」オオヨロコビ

    千棘「...すごく喜んでる」(あぁ~、私もしたい!)

    小咲「ふふ、可愛いね~。楽しかった、一条君?」

    楽「あい!」

    小咲「じゃあもっとしてあげるね!ほ~ら、高い高い~、高い高い~」

    るり「すごいわね、小咲。母性本能全開ね」

    集「まあ楽も、小野寺の事好きだからな」

    るり「まあだから小咲にあんなに懐いてるんでしょうね」

    万里花「小野寺さんばかり狡いですわ!私にも抱っこさせてください!」

    千棘「わ、私も抱っこしてみたいんだけど!」

    万里花「あなたが楽様を抱っこしてたら、力が強すぎて泣いてしまいますわ」

    千棘「赤ちゃん抱っこするのに、そんなに力なんて入れないわよ!」

    鶫「まあまあお嬢、そんなに興奮せずに落ち着いてください。一条楽が泣いてしまいます」

    集「楽は赤ん坊になっても、モテモテだな」

    るり「やれやれね」
  9. 11 : : 2014/10/17(金) 20:46:45
    やれやれだぜ
  10. 12 : : 2014/11/02(日) 22:01:02
    集「ところでみんな燥いでるのは良いけど、これから楽の事どうするんだ?」

     ビク

    万里花「私が責任を持って、楽様をお世話しますわ!」

    千棘「ちょっと万里花!勝手に決めるじゃあないわよ!」

    鶫「そ、そうだぞ橘万里花!貴様一人に任せられるわけないだろう!」

    小咲「はわわ、三人とも落ち着いて!また一条君が泣いちゃうよ!」

    るり「はぁ、仕方ないわね。皆、ちょっと聞いて」

    万里花「どうされまして?」

    るり「ここは公平にくじ引きで決めましょう」

    集「おお、流石だねるりちゃん」

    るり「まあ私と舞子君も合わせて、五人で一週間一条君を面倒見ましょ」

    千棘「まあその方がいいと思うし、私は賛成よ」

    鶫「私もお嬢と同じです」

    万里花「私も問題ありませんわ」

    小咲「私も、あっ。私も賛成だよ」

    千棘「どうしたの、小咲ちゃん?」

    小咲「しー、一条君、寝ちゃってるみたいなの」ボソボソ

    楽「すぅーすぅー」

     一条の寝顔+小野寺の癒しオーラ

    一同(なんだか、心が安らぐな~)
  11. 13 : : 2014/11/02(日) 22:30:15
    るり「じゃあ決まりね。今からくじを作るから、ちょっと待って」

      ~~数分後~~

    るり「皆、くじが出来たわよ」

    鶫「ん?あの~宮本様、その一個だけ赤く塗られたくじがあるのですが、これはなんですか?」

    集「あぁ、これは俺の提案なんだ。この赤いくじは最後の人、つまり五人目の人が楽を二日間面倒を見るっていうくじなんだ」

    千小鶫万 ビク

    万里花「このくじ引き、負けるわけには参りませんね」ゴゴゴゴゴ

    千棘「あんただけには、絶対引かせないから!」ゴゴゴゴゴ

    鶫(一条楽を二日間面倒を...///はっ、いかんいかん!いくら赤ん坊になったからと言って奴は、お嬢に恋人!あ、でもこの状態は恋人とか関係ないのか///)

    小咲(一条君を二日間面倒見れるなんて、夢みたい///よ~し、頑張って赤いくじを引こう!神様、お願いします!一生分の運を使ってもいいですから、どうか赤いくじを引かせてください!)

    集「それじゃあ皆、準備良いかい?」

    千棘「おし!」

    万里花「いつでもいいですわ!」

    鶫「問題ない」

    小咲「私もいいよ」

    るり「じゃあ皆、くじを選んで」

     ガシ

    千棘「じゃあ、せ~ので引っ張るわよ」

    一同「せ~の!」
  12. 14 : : 2014/11/02(日) 22:34:53
    ここでアンケートを取りたいと思います。この五人の中で、赤いくじを引いてもらいたと思う人を投稿してください。アンケートは15人まで受け取ります。その中で一番多かったキャラを赤いくじの人にします。よーく、お考えてください。

    では、どうぞ!
  13. 15 : : 2014/11/02(日) 22:48:13
    俺は個人的に鶫が可愛いと思うから、鶫で
  14. 16 : : 2014/11/02(日) 22:50:39
    鶫も捨てがたいが、自分は小野寺を推薦します
  15. 17 : : 2014/11/06(木) 20:24:52
    ん~皆可愛いからどれも捨てがたいなぁ~けどここは、鶇の展開が面白そうなので鶇でお願いします。
  16. 18 : : 2014/11/08(土) 22:44:38
    千棘で!
  17. 19 : : 2014/11/11(火) 06:52:44
    小咲で
  18. 20 : : 2014/11/11(火) 06:53:24
    小野寺で
  19. 21 : : 2014/11/13(木) 11:25:59


  20. 22 : : 2014/11/13(木) 11:26:25
    千棘で!!

  21. 23 : : 2014/11/16(日) 23:30:39
    小野寺さんで
  22. 24 : : 2014/11/16(日) 23:32:33
    更新されたかと思ったら安価かよ、、


    安価はもちろん小咲で
  23. 25 : : 2014/11/20(木) 21:49:54

  24. 26 : : 2014/11/20(木) 21:51:04
    つぐみたんで‼︎
  25. 27 : : 2014/11/20(木) 23:48:28
    千棘
  26. 28 : : 2014/11/21(金) 20:30:14
    鶫さんで‼︎‼︎
  27. 29 : : 2014/11/21(金) 20:31:49
    鶫で
    これでアンケート終わり?
  28. 30 : : 2014/11/21(金) 22:46:26
     結果発表~!

    るり 0票

    舞子 0票

    万里花 0票

    千棘 3票

    小咲 5票

    鶫 7票

    よって勝者、鶫に決定!!では、赤いくじは鶫にします。皆様、アンケートありがとうございます。
  29. 31 : : 2014/11/21(金) 23:25:04

     パッ

    鶫「あ、赤いくじだ」

    千棘「か~はずれか~」

    万里花「な、何でうちが当たらんと...」ガックシ

    舞子「へぇ~、誠士郎ちゃんになったのか。なんか以外でね」

    るり「まあ、こればっかりはその人の運しだいだから」

    小咲「う~ん、私も一条君の二日間お世話したかったけど仕方ないね。鶫さん、頑張ってね!」

    鶫「は、はい!一生懸命頑張ってみます!」(はぁ~、私が二日間一条楽の面倒を見るのか~。でも、嬉しいが反面緊張する(汗))

    るり「じゃあ鶫さんが最後ね。皆順番だけど、どうする?」

    舞子「じゃあ、俺が一番でいいかな?」

    万里花「では、私は3番目がいいですわ」

    小咲「私は、鶫さんの前がいいな」

    千棘「じゃあ私は、小咲ちゃんの前で」

    るり「大体決まったわね。じゃあ順番は、最初は舞子君、2番目が私、3番目が橘さん、4番目が千棘ちゃん、5番目が小咲、最後が鶫さんでいいわよね」

    一同「うん(はい)」

    るり「それじゃあ決定ね。今日からこの順番で行くわよ」

    一同「は~い」
  30. 32 : : 2014/11/23(日) 20:22:28
    おぉ~鶇ちゃんになりましたかこの先が楽しみです。
    頑張ってください
  31. 33 : : 2014/11/26(水) 16:34:06
    舞子君はどんな事をするのかなぁ(大汗)
    期待‼︎
  32. 34 : : 2014/11/30(日) 22:35:26
    集「じゃあ、丁度放課後だし楽を連れて行くわ」

    るり「あんまり一条君に、変なこと吹き込むんじゃあないわよ」

    集「分かってるよ、それぐらい。やだな~」

    るり「一回ぶっ飛ばそうか?」

    集「いやいや、遠慮しとくよ。それじゃあ、お~い、楽~」

    楽「あう?」

    集「今日は、俺が世話することになったから。よろしくな、楽」

    楽「あ~」

    集「じゃあ皆、また明日~」

      ~~集の家~~

    集「ただいま~っと。よ~し楽、腹減ってるか?」

    楽「あう!」

    集「お、元気がいいな。じゃあ待ってろ、買ってきた粉ミルクでミルク作ってきてやるか大人しくしてるんだぞ」

    楽「あい!」

     数分後

    集「よ~し、出来たぞ。ほれ、しっかり飲みな」

    楽「あう!」ゴクゴク

    集「どうだ、美味いか?」

    楽「あう!」

    集「なあ楽、俺はお前に言いたい事があるんだ」

    楽「あ~う?」

    集「お前は、色んな女の子に好きになられてるな。桐崎さんに小野寺、橘さんにおまけに誠士郎ちゃんまで。俺にとっちゃ、羨ましい事でもあるがな、お前の本当の好きな奴は小野寺だろう?例えお前が小野寺じゃあない奴を選んでも、女の子を泣かせるような事はするなよ?」

    集「少しはお前の事、好きって思ってる奴の気持ちに気付いてやれよ」

    楽「う~?」

    集「まあ、今の楽に言っても無駄か...。よし、ミルクも飲んだ事だし、風呂に入ってゆっくり寝ようぜ!」

    楽「あい!」
  33. 35 : : 2014/12/05(金) 22:45:33
     そして次の日

    ~~教室~~

    集「やあやあ皆さん、おはよう!」

    楽「う~!」

    小咲「あ、舞子君に一条君、おはよう。今日も元気そうだね」

    集「まあ、元気が俺の取り柄ですから」キリ

    るり「馬鹿な事言ってないで、早く一条君を貸しなさい。今日から私が当番なんだから」

    集「じゃあよろしくね、るりちゃん。楽、るりちゃんの言うこと聞くんだぞ」

    るり「よいしょっと。意外と重いのね、一条君って」イチジョウヲダッコョウヲダッコ

    小咲「あ、やっぱりそう思う?私も一条君を初めて抱っこした時、驚いたな~」

    るり「まあ、次第に慣れていくでしょう。世話をしていれば」

    楽 ジー

    るり「ん、何?」

    楽「♪」ギュウ

    るり「!!///な、何いきなり!?」

    小咲(るりちゃん、羨ましいな~。って、こんな事考えてる場合じゃあなくて!)「るりちゃん、一条君に何か懐かれるようなことしたの!?」

    るり「何もいてないわよ。ただ普通に抱っこしてあげただけよ」

    楽「♪」スンスン

    集「ん?もしかして、るりちゃんからいい匂いがしたからそれを気に入って抱きついたんじゃあないかな」

    るり「匂いって、別に普通だと思うんだけど」

    小咲「でもるりちゃんって、いつもいい匂いしてるよ。この前もるりちゃんの部屋に入った時、いい匂いしてたし」

    るり「そう、ねえ一条君」

    楽「う~?」

    るり「この匂いがそんなに気に入ったの?」

    楽「あい!」ニパー

    るり(ちょっと可愛かったわね//)「そう、なら良いんだけど」

    集「あ、今日は朝から楽の面倒見なきゃいけないから、羽姉言わなきゃ。まだ楽が赤ん坊になった事知らないと思うし」

    るり「それなら、私が直接言って来るわ。ちょっと待って」

     数分後

     ガラガラ

    羽「OK,何にも問題ないわよ。むしろ、この楽ちゃんとっても可愛いし、他の先生には私が言っておくから任しておいて!」

    るり「良いって言ってくれたわよ」

    るり 羽姉以外「早!!」
  34. 36 : : 2014/12/06(土) 10:42:18
    おお〜、これはまさかの羽姉の乱入か⁉︎
  35. 37 : : 2014/12/16(火) 00:34:36
    書いてください。
  36. 38 : : 2014/12/16(火) 23:37:56
     堕天使アルミンさん
    そうですね、自分も羽姉を出すかどうか少し迷っていまして。
    ここはまたすいませんが、アンケートを取らせてください。

    と言う訳で、ここで羽姉を出すか否かを取りたいと思います。5人目で受け付けをします。ですが、「またアンケートかよ」などに近いコメントはおやめてください。

    では、お願いします
  37. 39 : : 2014/12/17(水) 18:43:59
    出しましょうw


    それで、質問なんですが、乱入した場合鶫が1日になるということですか?

  38. 40 : : 2014/12/18(木) 18:00:14
    だす
  39. 41 : : 2014/12/18(木) 20:05:22
    ニセコイの鍵はトランプをもとに作られている!
    他でも俺はそう書いたから
  40. 42 : : 2014/12/25(木) 23:12:36
    出すのには自分はいいと思います。
    提案なんですが、千棘とペアーにしてはどうでしょうか?
  41. 43 : : 2014/12/26(金) 12:56:18
    出す!
    羽姉~
  42. 44 : : 2014/12/27(土) 09:39:19
    だすす
  43. 45 : : 2014/12/27(土) 09:44:37
    面白いよ
    期待
  44. 46 : : 2015/01/14(水) 07:58:40
    皆様、アンケートに答えてくださりありがとうございます‼︎では羽姉を出すのを決定です。

    そして堕天使アルミンさん、そのネタ使わさせてもらいます‼︎

    今日ぐらいに書かせていただきます!
  45. 47 : : 2015/01/14(水) 22:52:43
    千棘「おっはよう、皆~!」

    鶫「おはようございます、皆様」

    小咲「あ、千棘ちゃんに鶫さん、おはよう」

    るり「おはよう、二人とも」

    千棘「うん、小咲ちゃんにるりちゃんもおはよう!」

    鶫「おはようございます、小野寺様、宮本様。今日は確か宮本様が一条楽のお世話をするのですよね?」

    るり「えぇ、合ってるわ」

    鶫「なら良かったです。昨日の当番は舞子集だったが、貴様は一条楽に変な事を吹き込んでいないだろうな?」

    集「いやだ~、俺がそんな事するわけないじゃあないか~。とゆうか、何で誠士郎ちゃんがそんなこと聞くの?まるで、自分の子供ような言い方だね~」ニヤニヤ

    鶫「なっ!?バ、バカな事言うんじゃあない!!今の一条楽は純粋な子供だ、貴様のよう者に変な事言ってそうだと思って言ったまでだ!!」

    るり「大丈夫よ、もしそんなことしていたら私が懲らしめるおくから」

    集「何気に怖いよ、るりちゃん」サー

    万里花「あらあら、皆さん朝からお元気ですわね」

    羽「あ、おはよう万里花ちゃん。」

    万里花「....いたのですか」

    羽「あ、さっき聞いたんだけどなんだか皆で交代で楽ちゃんのお世話してるって本当?」

    小咲「はい、そうですよ羽先生」

    羽「それで私も楽ちゃんのお世話してもいいかな?」

    千棘「それだったら羽さん、私と組んでくれませんか?正直言うと、私だけじゃあ不安で」

    羽「本当!?ありがとう、桐崎さん!!」

    万里花「確かにその方がいいですわね。桐崎さんだけでは、不安でしたし」

    千棘「あんたそれ、ケンカ売ってんの?」ゴゴゴゴゴゴ

    万里花「事実を言ったまでですわ」

    千棘「ムキ―――!!」

    羽「まあまあ、仲良くしましょ二人とも」

    るり「賑やかね、一条君」

    楽「あう」
  46. 48 : : 2015/01/14(水) 23:23:20
    ザクシャインラブ

    ってだれがいったのかな

    子供のころいわれた→楽より年上の人になる→羽かな?


    俺は春ちゃんが好き
  47. 49 : : 2015/01/16(金) 23:30:28
    るり「でも、流石に朝から放課後まで背負うのは少々疲れるわね」

    集「ふふ~、こんな事もあろうかと思い赤帽用の籠を持ってきたよ」

    るり「何でもって来てるのよ」

    集「いや~、俺は世話する期間が短ったけどこれからは長くなると思って知り合いから借りて来たんだ」

    るり「あんたってホント、そういう人脈多いわね」

    集「まあ努力の賜物ってやつだよ~」

    るり「まあいいわ。ほら一条君、この中でしばらく大人しくしててね」

    楽「キャッキャ!」

    万里花「まあ、籠に入れるとまた違う可愛さがあってとってもいやされますわ~!」

    千棘「確かそうね。これはこれで、なんだか癒されるわね」

    小咲「ほんとだ~、すっごく可愛いね!ほ~ら一条君、お姉ちゃんのお手手だよ」

    楽「あ~、あうあう!」ニギ

    小咲「うわ~、一条君が指を握ってくれた!小さなお手手で可愛いな~///鶫さんも、指出してみて」

    鶫「あ、はい、小野寺様。ほ、ほ~ら一条楽、お、お手手だぞ~」

    楽「あうあう!」ニギ

    鶫「!!な、なんて小さな手だ。か、可愛い///」

    小咲「でしょう、鶫さん?」

    鶫「は、はい!」

    万里花「狡いですわ!私にも楽様に指を握られたいです~!!」

    千棘「あ、あたしにもやらせて!」

    羽「じゃあ、私もさせてもらおうかしら?楽ちゃんの手、触ってみたいし」
  48. 50 : : 2015/01/17(土) 22:41:47
    細かいことだけど、
    楽と集以外は羽姉のこと
    羽先生って呼んでませんでした?
    それか千棘はゆいさんって呼んでましたっけ?

    面白いです期待してます(^ー^)ノ
  49. 51 : : 2015/01/27(火) 22:18:11
    羽「されと、それじゃあそろそろホームルール始めて、授業しようかしら」

    千棘「もうこんな時間なんだ、それじゃあ席に着かないとね。じゃあ、小っちゃい楽」

    鶫「良い子にいているのだぞ」

    集「いや~、小野寺さんとるりちゃんは傍に居るからいいね~。じゃあ、俺も席に戻るわ」

    万里花「ではまたですわ、小さい楽様」

     ~~授業中~~

    羽「--で、ここはこうなるからこうなるのよ」

    女子生徒1「やっぱり、羽先生の分かりやすいよね~」

    女子生徒2「うんうん、ほんと!」

    小咲「ん?何してるの、るりちゃん?」

    るり「一条君が今こんな状態だから、代わりにノートとかも書いてあげてるの」

    小咲「うわ~、ほんとだ!優しいね、るりちゃんって!」

    るり「今日は私が一条君の面倒を見るのだもの。これくらい事、常識でしょう?」

    小咲「それもそうだね。あ、それって私達もやった方がいいよね」

    るり「そうなるんじゃあないかしら。これも、世話の一つにもなるし」

    小咲「じゃあ、後で皆に伝えようか」

    るり「そうね」

     ~~休み時間~~

    るり「と言う訳で、これから面倒見る人は一条君の代わりにノートをやるって言うのは何も問題はない?」

    万里花「なにも問題ありませんわ。楽様ために精一杯綺麗なノートを書いて見せますわ!」

    千棘「それくらい大丈夫よ、るりちゃん。ねえ、鶫」

    鶫「はい、お嬢の言うとおりです。これくらいの事、お安い事ですよ」

    るり「ありがとう、じゃあ皆よろしくね」

    るり以外「うん(はい)!」
  50. 52 : : 2015/01/28(水) 22:03:38
     ~~そして時は進み昼休みに~~

    千棘「やっほ~い!待ちに待ったお昼休みだ~!」

    小咲「うわ~、相変わらず大きなお弁当だな」

    万里花「何度も見ますが、多すぎではありませんか?」

    千棘「別にいいじゃない!私がどれくらい食べようと!」

    集「まあいいじゃあないの。その方が桐崎さんらしいし」

    るり「...だからなんであんたがいるの?」

    集「まあまあ、そんな固い事言わないでもいいじゃない~」

    鶫「で、貴様は何しに来たのだ?」

    集「いや、そろそろ楽が腹を空かしてる思ってさ」

    鶫「え?」

    楽「うえ~ん!!」

    るり「おっと、ほ~らよしよし」ユサユサ

    集「ね?」

    楽「ひっく、ひっく」

    るり「それなら、早く渡しなさいよ」

    集「そう思って、さっき作ってきたよ。はい、るりちゃん」

    るり「どうも。ほら一条君、ミルクよ」

    楽「うぅ~。!!あい!うぐっ」ゴクゴク

    るり「そんなに焦らなくても、まだあるから落ち着いて飲みなさい」

    小咲「すごく美味しそうに飲んでるね、一条君」

    万里花「早く私も、楽様にこんな事したいですわ!」

    鶫(いいな~。私もあんな風に一条楽に、ミルクをあげてみたいな)

     ~~鶫妄想ターイム~~

    鶫「ほ~ら、一条楽。ミルクだぞ」

    楽「あい!うぐっ」ゴクゴク

    鶫「美味しいか~、一条楽?」

    楽「うぅ!」

    鶫「貴様の子供出来たとしても、お前に同じことを言いそうだな」

     ~~妄想タイム終了~~

    鶫(なんなのだ、今の妄想は!?これでは私が、い、いいい一条楽の子供を望んでいるみたいではないか~!!)ブンブン

    千棘「ちょっ、ちょっと鶫!どうしたのよ?」

    鶫「はっ!な、何でありません、お嬢!」

    千棘「そう?ならいいんだけど。はぁ~、万里花じゃあないけど私もしてみたいな~、ミルクやりとか」
  51. 53 : : 2015/02/15(日) 23:38:27
     ~~放課後~~

    集「くぅ~、やっと授業終わったな~」

    千棘「ねぇねぇ皆、帰りにどこかに食べに行かない?」

    小咲「うん、いいよ千棘ちゃん」

    鶫「もちろん私もご一緒させてもらいます」

    万里花「私は、少し用事がるのでご遠慮させてもらいますわ」

    るり「私も行きたいのはやまやまなんだけど、一条君の事もあるから今日は遠慮しとくわね」

    千棘「そっか。じゃあ、万里花とるりちゃん以外が来るのね。じゃあ楽の事よろしくね、るりちゃん」

    るり「うん、任しておいて」

    小咲「何かあったら、いつでも言ってね」

    るり「あんたの場合、今からでも世話したいんでしょう?」ボソボソ

    小咲「も、もう!そんな事ないよ!」ボソボソ

    小咲(ちょっとだけ、思っちゃったけど)

    千棘「ん、二人で何話してるの?」

    小咲「な、なんでもないよ!」アセアセ

    千棘「そう?ならいんだけど。じゃあね、るりちゃん!また明日~!」テクテク

    るり「うん、また明日~」

    るり「じゃあ私たちも行きましょうか、一条君」

    楽「あう」

     ~~るりちゃんの部屋へ~~

    るり「初めて赤ん坊の世話してみたけど、意外と難しくなっかたわね」チラ

    楽「う~?」

    るり「まあ単に、一条君が大人しいかっただけかもしれないけど。ねぇ、一条君」

    楽「あう?」

    るり「一条君は、小咲の事が好き?」

    楽「あい!」

    るり「そう、なら良かった。元に戻ったら、その小咲を好きって言うのしっかり答えてあげなさい。あの子は、不器用ながらも一条君に思いを伝えようと頑張ってるの」

    楽「うぅ?」

    るり「だから、そういう所をちゃんと見なさい。私との約束ね」ユビヲダス

    楽「あい!」ニギル

    るり「元に戻って、しっかり覚えておきなさいよ。じゃあご飯を食べましょう、一条君。ほら、おいで」

    楽「あう!」テトテト

    るり「よいしょっと。まあ、意外と楽しかったわね、一条君の世話って」テクテク
  52. 54 : : 2015/02/15(日) 23:42:27
    やっぱり、るりちゃんの話を書くのは少し難しいですね。
    さて、続いては万里花のターンですかが、どうなることになるでしょうか?何か、こんなふうに書いてほしい事があったら言ってください。

     では、期待しててください。
  53. 55 : : 2015/03/03(火) 12:24:59
    続きが気になります!!

  54. 56 : : 2015/03/10(火) 07:06:26
    続き気になります‼️
  55. 57 : : 2015/03/21(土) 01:40:15
    ちょっとこれは相当期待ですね!!
    羽はいらないとおもう
    最早モブ化してるし
  56. 58 : : 2015/03/24(火) 19:34:05
     ~~そして次の日~~

     橘のマンション

    万里花「ふふふ、ついに私の出番ですわ!これは、言わば楽様との子供が出来た時の練習だと言える!私が、楽様との身に着けた知識を発揮できる時。頑張りますわよ~!」

    橘総官「ん?マリー、今日はやけに早起きだな」

    万里花「あ、おはようございます、お父様」ニコ

     場所は変わり学校へ

    集「皆さん、おっはよ~う!って、まだ皆来てないみたいだね」

    小咲「あ、舞子君早いね。おはよう!」

    集「おや~、小野寺にるりちゃんじゃん!おっはよう!」

    るり「朝っぱらから鬱陶しいわね」

    楽「あう!」

    集「おう、楽もおはようさん。しっかし、るりちゃんもなんか赤ちゃんを抱っこしてるのさまになってるね~」

    るり「そんな事言っても、何にもしないわよ」

    集「やっだな~、俺はただ純粋にそう思っただけだよ~」

    るり「あんたに純粋なんてあるわけないでしょう」

    小咲「るりちゃん、そんな事言っちゃだめだよ!でも、本当になんだか似合ってるよ」

    るり「まあ、どうも」

    羽「皆、おまよう~!あ、おはよう~小っちゃい楽ちゃ~ん」フリフリ

    楽「あうあう!」キャッキャ

    羽「はぁ~、やっぱり可愛いな~赤ちゃんの楽ちゃん!」

    小咲「あ、羽先生おはようございます」

    羽「おはよう、小野寺さん。それに宮本さんに舞子君も」

    集「おっはよう、羽姉!」

    るり「おはようございます」

    羽「よ~し、可愛い楽ちゃんの笑顔を見れた事だし今日も頑張ろう!それじゃあ、私は職員室に戻るわね。また授業の時にね!」

    三人「は~い」

    千棘「おはようって、なんか羽さんやたらとご機嫌だったけど何かあったの?」

    鶫「皆さん、おはようございます。私も理由を聞いてもいいですか?」

    小咲「あ、千棘ちゃんに鶫さんもおはよう。さっき、一条君の笑顔を見てそれであんなに笑顔をだったんだよ」

    千棘「なるほどね~、確かに赤ん坊の楽の笑顔を見ればご機嫌にもなるわよね~。しかし、今日の担当はあいつなのよね。不安だわ」

    万里花「それは聞き捨てなりませんわね!」

    千棘「げっ」
  57. 59 : : 2015/04/05(日) 23:05:26
    小咲「あ、万里花ちゃん、今来たの?」

    万里花「はい、そうです。ところで桐崎さん、先ほど私が世話をするのに不満があるそうですわね?」

    千棘「まあ、そうだけど」

    万里花「お言葉ですが、私は将来楽様の子供が出来た時何が正しいのか何をしてはいけないのか。昔、色々と勉強してきましたから」

    鶫「...もう、呆れて逆に尊敬してきた」アキレアキレ

    小咲「あははは」

    るり「まあとにかく、今日は橘さんが担当だからよろしくお願いね」

    万里花「はい、お任せください!では、楽様を」

    るり「分かったわ。それじゃあ、今日は橘さんに見てもらうのよ。はい、橘さん」

    万里花「よいっしょっと、足と首をしっかり支えてっと」

    楽「う?」

    万里花「おはようございます、小さな楽様。今日は私が楽様のお世話をしますので、よろしくお願いしますね?」

    楽「うぅ」

    万里花「あ、そうですわ!これを持ってきたのです。ほら!」カラカラ

    楽「!あう、あうあう!!」キャッキョ

    千棘「うわ、楽がすごく喜んでる!」

    万里花「さあ、どうぞ楽様!しっかり持ってくださいね?」

    楽「あうあう!」カラカラ

    万里花「でも、授業の時は鳴らしてはいけませんよ?皆様の迷惑になってしましますので。ちゃんと守れたら、ご褒美をあげますわよ?」

    楽「あう!」

    万里花「偉いですわね~。約束ですよ?」

    楽「うぅ!」

    千棘「すごい、あんた子供見るのって初めてよね?」

    万里花「そうですわよ、桐崎さん。だから言ったでしょう?昔、色々と勉強したと」

    千棘「悔しいけど、認めるしかないですね」

    万里花「ありがとうございます」

    鶫「むう、私は貴様のように出来るのだろうか?」

    万里花「いえ、意外と最初楽様を抱っこしている時センスがあると思いましたよ?」

    鶫「えっ、どういうことだ?」

    万里花「いえ、なんでも」(意外と小野寺さんと一緒で母性本能が高そうでしたし)
  58. 60 : : 2015/04/06(月) 20:00:41
    お、ついに万里花編に突入か。確かに、鶫は以外と子育てのスキル高そうだな
  59. 61 : : 2015/04/13(月) 01:02:16
    早く早く
    めっちゃ楽しみヾ(@⌒ー⌒@)ノ
  60. 62 : : 2015/04/16(木) 23:57:44
     ジャラ

    小咲「あれ、なんか音しなかった?」

    千棘「なんか鶫の方から聞こえたわね。鶫、あんた何かつけてるの?」

    鶫「あぁ~、多分これだと思います」ジャラ

    万里花「!それは、楽様のペンダントではありませんか!?」

    集「何で誠士郎ちゃんが、楽と同じように首に下げてるだい?」

    鶫「あぁそれはだな、一条楽が赤ん坊になって衣服もブガブガになっていたのでとりあえず服を拾ったのだ。拾っているとこのペンダントが落ちていたのだ。」

    るり「なるほどね、それで?」

    鶫「ふと思い、このペンダントは普段から大切にしていつも首に下げていたのでそれで私が一条楽の代わりに預かっており無くさないように一条楽のように首にかけているのです」

    千棘「なるほど、そういう訳だったの」

    万里花「まあ確かに鶫さんなら任せても大丈夫ですわね」

    小咲「うん、鶫さんよろしくね」

    鶫「はい、お任せください小野寺様」

    楽「あうあう」

    万里花「ん、どうなさいましたか小さな楽様?」

    楽「お~う、お~う」ツグミヲユビサス

    千棘「なんか楽、ペンダントを見てるっぽいわね」

    鶫「このペンダントが気になるのか?」

    楽「おう」ペタペタ

    鶫「大丈夫だ、安心しろ一条楽。私がこのペンダントは私がしっかり守ってやるからな」ナデナデ

    楽「あう!」ペタペタ

    鶫「こ、こら!勝手に胸を触るんじゃあない!///」

    集「ところんで、何で楽と同じように首にかけようと思ったの~?別に鞄とかに入れても良かったんじゃあないの~?」

    鶫「べ、別に私がどうしようと関係ないだろう!」(言えない、一条楽と同じ事をしたかったなんて口が裂けても言えない!///)

     ガラガラ

    教師「ほ~ら、お前ら席につけ~」

    千棘「おっと、そろそろ戻らないとね」

    小咲「ホントだね。るりちゃん、早く座ろう」

    るり「はいはい」

    万里花「では行きましょうか、楽様」

    楽「お~う」
  61. 63 : : 2015/04/18(土) 01:36:10
    今までニセコイのss見てきたけどこれは面白いですなぁ。
  62. 64 : : 2015/04/19(日) 20:27:40
    ちょっと、息抜きに夢ネタですよ。
  63. 65 : : 2015/04/19(日) 21:16:52
     〈千棘〉

    ??「ママ~!」

    千棘「ん、どうしたの?」

    ??「ママ見て見て!さっきね、とっても綺麗なお花見つけたから摘んできたの!」

    千棘「わぁ~、本当に綺麗ね。ありがとうね、美棘」ナデナデ

    美棘「えへへ」

    ??「お~い、今帰ったぞ!」

    美棘「あ、パパ!お帰り~!」タッタッタ

    ??「おう、ただいまな美棘。お母さんの言うことちゃんと聞いてたか?」

    美棘「うん、ちゃんとママの言う事聞いてたよ!」

    ??「偉いぞ、美棘」

    千棘「お帰り、楽」

    楽「おう、ただいま千棘」チュッ

    ーーーーーーーーー
    ーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーー


    千棘「.......な」

    千棘「な、なななななんなのこの夢~!////」

    千棘「わ、私がら、楽とけけけけっ結婚して子供いて幸せの夢って何よ!///」

    千棘(でも結婚か~。いつか、本当に楽と結婚できたらいいな///)

     〈万里花〉

    ??「潤お兄ちゃん、待ってくれんね~!」

    潤「ほらほら、こっちだぞ麻里!」

    万里花「二人とも、怪我をしてはいけませんわよ~」

    麻里「分かってますわ、お母様!」

    潤「分かってるよ、母さん!」

    万里花「はぁ、偶に見ててはらはらしてしまいますわ」

    ??「そのために、俺達がいるんだろう?」

    万里花「あ、らっくん」

    楽「でも、いいじゃあねェか。子供は元気のは良い事だろう?」

    万里花「そうですわね。なんたって、うちとらっくんの子供やからね」チュッ

    ーーーーーーーーー
    ーーーーーーー
    ーーーーー
    ーーー


    万里花「......」

    万里花「夢でしたか。なんだか残念ですわ」

    万里花「ですが、必ず夢との通りにしてみますわ!」
  64. 66 : : 2015/04/19(日) 22:31:55
     〈誠士郎〉

    ??「お母さんお母さん!」

    誠士郎「ん、どうしたんだ和?」

    和「私、公園で遊びたいんだ!ねぇ、駄目かなお母さん?」

    誠士郎「う~ん、公園か。別に構わないぞ」

    和「本当?やった~!」

    ??「ん、どうかしたのか鶫?」

    誠士郎「ん、楽か。と言うか、いい加減鶫と呼ぶのはやめろ。私はお前と結婚して、一条になったのだから」

    楽「悪い悪い、まだ昔の呼び癖が抜けなくてさ。それで何かあったのか?」

    和「あ、お父さん!ねぇねぇ、お父さんも一緒に公園行こう!」

    楽「公園?」

    誠士郎「あぁ、この子が私達と公園に行きたいと言っていてな。で、楽はどうするんだ?」

    楽「もちろん、行くに決まってんだろう!」

    和「わ~い、わ~い!お父さんとお母さんと公園で遊べる~!」

    楽「じゃあ、行くか誠士郎、和」

    誠士郎「あぁ、分かっている」

    和「早く公園に行こう!」

     (夕方)

    和「すぅ~、すぅ~」

    誠士郎「遊びまくって疲れたのだろうな」

    楽「ホントだな。しかし改めてみると、昔の誠士郎に似ているな」

    誠士郎「それは私の子供だからな。しかし今思うと、ヒットマンだった私がこうして貴様と結婚して和と言う可愛い子供が出来て信じられないぐらいだ」

    楽「確かに、昔のお前が見たら驚くかもな。高校の時の誠士郎も可愛かったけど今の誠士郎は、髪を伸ばして女の子らしくなってそれにとても綺麗になって俺になんか勿体ない位だ」

    誠士郎「は、恥ずかしい事言うじゃあない楽!///」

    楽「事実なんだから仕方ないだろうって、拳を握るんじゃあない!」

    誠士郎「ふん!....なあ、楽」

    楽「ん、なんだ?」

    誠士郎「ずっと、家族仲良く幸せに暮らそうな」

    楽「あぁ、当たり前だ」チュッ

    ーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー


    鶫「な、なんなんだー、この夢はああああ!////」

    鶫「わ、私が一条楽と結婚して...あ、あんな仲良し家族になっていて子供までいて。そ、それに奴はお嬢の恋人なんだぞ」

    鶫「その筈なのに...何でこんなにポカポカして胸がドキドキするんだ?///」
  65. 67 : : 2015/04/19(日) 23:29:46
     〈小咲〉

    小咲「楽君、餡子の具合はどう?」

    楽「おう、丁度できたところだぞ」

    小咲「ホント?わあ~、相変わらず上手出来てるね楽君」

    楽「まあな、小咲のお義母さんの手伝いで色々やってたからな」

    小咲「これも、修行の賜物ってやつなのかな」

    楽「そうだろうな、多分」

    小咲「ふふふ」

    楽「はは」

    ??「お父さん、お母さん」

    楽「おお、咲楽じゃあねえか」

    小咲「どうしたの、咲楽ちゃん?」

    咲楽「あのね、私もお父さんとお母さんみたいに和菓子作りがしてみたいんだ。お手伝いしちゃあ駄目かな?」

    小咲「別に駄目なんかじゃないよ、咲楽ちゃん。ねぇ、楽君」

    楽「あぁ、別にお菓子作りに興味持つのは悪い事じゃあないからな。じゃあ、俺が味の事を教えるから小咲は形の方をいいか?」

    小咲「うん、いいよ。じゃあ咲楽ちゃん、お父さんの言う事をよく聞くんだよ」

    咲楽「うん、お母さん!お父さんよろしくね」

    楽「お~し、よ~く見てるんだぞ咲楽」

     数時間後

    咲楽「お父さん、お母さん、出来たよ!」

    楽「おお、見た目綺麗に出来てるじゃあないか」

    小咲「うん、とっても綺麗だよ。じゃあ、味見してみようか楽君」

    楽「よし、それじゃあ」

    楽・小「いただきます」パク

    咲楽 ドキドキ

    楽「おお、うまい!」

    小咲「うん、とってもおいしいよ!」

    咲楽「本当?やった~!」ピョンピョン

    楽「さすが、俺達の子供だな小咲!」カタニポン

    小咲「うん、その通りだね。それに...」

    小咲「楽君も、自慢の旦那さんだよ」チュッ

    ーーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー


    小咲「わ、私ったらなんて夢を~!///」

    小咲「一条君と結婚して二人の和菓子屋さんしてて、子供と仲良くお菓子作りしてるなんて///」

    小咲「しかも、私一条君の唇を////」

    小咲「はうぅ////」ボン

     一方一条家では

    楽「......」

    楽「なんて夢だ...。千棘や橘、それに鶫と小野寺と結婚した夢を見るなんて。どうしたんだ、俺?」

    楽は、全員と同じ夢を見たそうでした。
     
     完

    ちなみに、小咲と楽の子供の名前は咲楽って言います。
  66. 68 : : 2015/04/20(月) 17:28:06
    さくらかな?まあいいや。でも、なんか実際ありそうな話やな。
  67. 69 : : 2015/05/06(水) 22:04:17
    小ネタでしたが、如何でしたか?またぼちぼち、万里花編の話を書いていきます。感想も気軽書いても大丈夫ですよ
  68. 70 : : 2015/05/16(土) 17:44:03
      ~~とある神社~~

    おたま「おお、久々にここに来たがあまり変わらんの~」

    おたま「どれ、久しぶりに楽に逢いに行こうかの」

     ~~楽の家~~

    おたま「お~い楽~、遊びに来たぞ!」ガラッ

     シーン

    おたま「あれ、おらんのか。では楽の学校に行ってみるか」

     そして凡矢理高校へ

    おたま「おお。楽の友達たちがおるな。やはり学校だったのか、さてと楽は何処におるかの~?」

    万里花「さてと、楽様のために綺麗にまとめて分かりように餓ばって書きますわよ!」

    鶫「黙ってやれ、橘万里花」

    おたま「ふむ、楽の友達はいるが肝心の楽がおらんの~。ん、茶髪の女子隣にある籠はなんじゃろう?ちょっと覗いてみるかの」ヒョイ

    楽「あう?」

    おたま「この赤ん坊、どことなく楽に似ているな...もしかして楽なのか?」

    楽「おうおう」

    おたま「やはりか!どうして楽が赤ん坊になっているのか分からんが、まあ元気そうじゃの」

    楽「あい!」キャッキャ

    万里花「楽様、授業中ですから静かにしてくださいね。おっと、次の事が書かれていますわね。早く書かなくては」カキカキ

    おたま「そうか、今は楽だけに童の姿が見えているだったな。そうじゃ楽、童と少し学校探検でせぬか?」

    楽「あう!」

    おたま「よし!では童がおんぶしてやるからしっかり掴まっておうのじゃぞ?」

    楽「あう」

    おたま「では、出発じゃあ!」フワフワ

     そして授業が終わり

    先生「よっし、じゃあここまでだ。しっかり復習しとくんだぞ」

    千棘「ふう、とりあえず休憩ね」

    鶫「そういえば、一条楽の声が聞こえないが寝ているのか?」

    万里花「そういえば、ノート書くのに集中していたので見てませんでした。楽様~って、あれ!?」

    小咲「ど、どうしたの橘さん?」

    万里花「ら、楽様がいなくなっているのです!」

    鶫「なんだと!?それは一大事ではないか!ただでさえ今の一条楽は赤ん坊だから危ない物もあるから大変ではないか!」

    千棘「大変!急いで皆で楽を探さないと!」

    小咲「でも次の授業あるよ?」

    るり「確か次の授業は羽先生だったはずよ」

    集「じゃあ俺が羽姉に事情を伝えて何とか遅刻にしないように伝えておくから」

    鶫「頼んだぞ、舞子集!」

    千棘「よし、手分けして皆で楽を探しましょう!」

    6人「おお~!」
  69. 71 : : 2015/05/24(日) 23:32:32
      ~~飼育小屋~~

    おたま「ほほう、相変わらずここは動物が多いいの~。しかし、前より増えておらぬか?」

    楽「おうおう!」

    おたま「しかし、動物たちは楽の事を嫌っておるからの~。あまり長いせん方がいいかの?」

    子猫「にゃ~」

    おたま「はっ、猫が楽に近づく!このままでは引っかかれるてしうって、あれ?」

    子猫「にゃあ、にゃ~」

    楽「あ~う!」ナデナデ

    おたま「あれ?引っかけられてないぞ、どうなっておるのじゃ?今の楽が赤子だからかの~?まあいいじゃろう、ほれ楽、次の所に行くから早く来るのじゃ!」

    楽「あう!」

    おたま「では、また出発じゃ~!」フワフワ

    千棘「楽~!ここにいる~?いないか~、違うとこにいるのかな?他も行ってみよう!」


      ~~中庭~~

    おたま「わ~、お花が綺麗じゃの~!それにこの木の下は涼しいし、寝たら気持ちいいじゃろうな~」

    楽「あい!」

    おたま「おお、楽もそう思うか!それじゃあ、行くぞ楽!」フワフワ

    楽「お~う!」

    小咲「一条君何処なの~?いたら返事して~!早く探さないと、もし一条君が怪我してたら大変だし早く見つけないと!一条君、いたら声を出して~!」

     ~~屋上~~

    おたま「ふう~、相変わらずここは涼しくて気持ちいいの~。風が心地よいのじゃ~」

    楽「あう~」

    おたま「ふぁ~、少し眠くなってきたの~。少し保健室で寝ようかの楽よ」

    楽「あ~い」

    おたま「お~、楽も寝むたいか~。では保健室に出発じゃ~」フワフワ

    万里花「楽様~、此処に居られますか~?うぅ~、楽様の事がとても心配ですわ。こうなった、本田!」

    本田「はい、お嬢様」シュ

    万里花「本田も楽様を探すのを手伝ってください!」

    本田「御意!」サッ
  70. 72 : : 2015/05/29(金) 08:45:57
    はよ!かけ!
  71. 73 : : 2015/05/31(日) 23:32:13
    鶫「一条楽~!何処だ~、いたら返事を返事をしてくれ!クソ、早く見つけなくては私もお嬢も小野寺様も橘万里花も心配で落ち着いて入れない」

    本田「鶫さん」シュタッ

    鶫「あなたは、橘万里花の付き人の!?」

    本田「お嬢様の命令で私も一条さんの捜索に参加する事になりました」

    鶫「それは、本当ですか!?ありがとうございます!」

    本田「私は校内の半分を当たってみますで、鶫さんはもう半分をお願いします。もしものために、トランシーバーも持っておいてください」

    鶫「分かりました、それでは私は行きます!」サッ

    本田「一刻も早く見つけましょう!」サッ

      ~~保健室~~

    おたま「お~、丁度人もいないし静かに寝れそうじゃぞ楽よ」

    楽「ふぁ~」

    おたま「眠そうじゃの、楽。かくゆ、童も眠い。ここは大人しく寝よう」ポス

    楽「あぶ~」

    おたま「ふぁ~、寝たい。お休みなのじゃあ、楽~」

    楽「あ~」

    おた楽「すうー、すうー」zzZ

      そして場所は変わり

    千棘「どう、楽は見つかった?」

    小咲「ううん、まだ見つかってない」

    万里花「本田からもまだ楽様が見つかったと言う情報は来ていませんわ」

    千棘「鶫も全力で探してるみたい」

    万里花「はあ、少し疲れてしまいましたわ」

    小咲「大丈夫、橘さん?もしあれだったら一緒に保健室行こうか?」

    るり「....小咲、もう一度言ってくれる?」

    小咲「えっ、一緒に保健室に行こうかって橘さんに言ったんだけど....」

    千小万「はっ!そっか、保健室だ!」

    千棘「そうよ、まだ保健室に行ってないじゃあない!」

    小咲「そうだった、全然気づかなかったよ!」

    万里花「私とした事が、偶に通っている場所を忘れるなんて。でも、そのおかげで思い出せてよかったですわ!」

    千棘「とりあえず、私は鶫に連絡するわね!」

     ~~そして再び保健室へ~~

    千棘「ついたわ、保健室よ」

    小咲「一条君、いるといいんだけど」

    万里花「皆さんで、隈なく探していましたので恐らくここにいるはずですわ!」

    鶫「それでは、開けますよ。失礼します!」ガラガラ

    小咲「誰もいないみたいだね」テクテク

    千棘「よ~く、探してみましょう」テクテク

    鶫「ん?皆さん、ちょっと静かににしてください!」

      スウー スウー

    万里花「寝息が聞こえますわね、間違えありません」

    鶫「ここから聞こえてきますね。私が覗いてみます」タッタッタ

    小咲「お願いね、鶫さん」

    鶫「い、一条楽~そこにいるのか~?」ソー

    おた楽「すうー、すうー」zzZ

    鶫「い、いました!ですが、何かもう一人います!」

    一同「もう一人!?」
  72. 74 : : 2015/06/13(土) 22:52:30
    おたま「むぅ~、なんじゃあ騒がしいのぉ。おちおち寝られんわ、っておぬしら確か」

    千棘「あ~、あんたは!?」

    小咲「お、おたまちゃん!?」

    おたま「おお、楽の友達ではないか!久しいの!」

    万里花「どうして、またこちらに来たのですか?」

    おたま「ん、単なる気まぐれじゃ。久々に楽の町に行こうと思っただけじゃ」

    鶫「気まぐれって...」

    おたま「時に男装娘よ」

    鶫「わ、私ですか?」

    おたま「なぜ楽が赤子の姿になっておるのじゃあ?童はそれだけが気になるのじゃが」

    鶫「え、えっと、それは~」

    千棘「あたしが話すわ。実はつぐみが間違えて家の組織の実験中に作った物を誤って楽にあげちゃって、それで楽が赤ん坊になっちゃったのよ」

    おたま「なるほどなるほど、人間界もなかなか面白い物を作るの~」

    鶫「あは、あはははは...」(うぅ、やはり少し罪悪感があるな)

    小咲「それより、早く一条君を連れて教室に戻ろう。今なら、まだ授業に間に合うし行こう」

    千棘「それもそうね。つぐみ、楽を万里かに渡してあげて」

    鶫「あ、はい。よいっしょっと、起こさないように起こさないように」ラクヲダキアゲル

    鶫(うぅ~、なぜだろう。寝ている一条楽に頬にすりすりしたい自分がいる。なんなのだ、この感情は?///)

    万里花「....やはり妙に赤ちゃんを抱きあげる姿が似合いますわね、鶫さん」

    小咲「あ、私もちょっと思ったよ」

    るり「あんたも似合ってるわよ、特に一条君だと」

    小咲「もう、るりちゃん!」

    鶫「もう、皆さんしてからかわないでくださいよ!」

    千棘「でも、いいじゃない!褒められてるんだし」

    鶫「お嬢まで、もう。ほら橘万里花、しっかり抱っこするのだぞ」

    万里花「分かっていますわ、よいっしょっと」

    集「それじゃあ、戻っろか」ガラガラ

    おたま「では、童もおぬしたちについて行こう。今の勉強し方に少し興味があるからの~」

    小咲「え~、それはまずいんじゃあないかな?」

    おたま「その辺は大丈夫じゃ、姿を消せるし。ほら!」シャリン

    鶫「うわ、本当に消えた!」

    おたま「のう、言ったじゃろう?だから安心じゃあろう?」

    万里花「まあこれなら大丈夫でしょう。では行きましょうか」

     数分後 ~~教室~~

    羽「あ、皆お帰り!事情は舞子君から聞いてるからね。今はちょっと復讐プリントをしているの。ほら、皆もプリントを取って問題を解いてね~」

    6人「は~い」

    おたま(ほほう、楽の知り合いなのか。なかなか、こやつもおもしろそうなやつじゃのう~)
  73. 75 : : 2015/06/27(土) 22:58:00
     ~~昼休み~~

    羽「良かったね、無事に楽ちゃんが見つかって!本当は私も探したかったけど、授業の事もあったから行けなかったし」

    小咲「良いですよ、羽先生。私達はその分頑張りましたから気にしないでください」

    羽「ありがとう、小咲ちゃん」

    万里花「ところで、何であなたまでここにいるのですか?」

    羽「私も皆とお昼御飯食べたいなっと思って来たのよ」

    集「まあまあいじゃあないの、万里花ちゃん。美少女勢揃いで更に美人先生とかいてもいいじゃな~い」

    鶫「....だからなんで貴様はいつもここにいるんだ」

    万里花「その意見にはつぐみさんと賛成ですわね」

    集「まあまあ、俺の子は気にしないでさ~。早く楽にミルクをあげなよ。万里花ちゃんはどんなミルクを用意したんだい?」

    万里花「ふふ、もちろん良い物を用意いたしましたわ。私が用意した物は赤ちゃんでも飲みやすくて更に美味しく飲める物を用意しましたわ!」ジャ-ン

    千棘「良くそんなの用意できたわね、あんた」

    万里花「こんな事、将来楽様との子供が出来た時にと思えば当然の事ですわ!」エッヘン

    鶫「橘万里花、またそのような事を!何度も言っているだろう、一条楽はお嬢の恋人だと!」

    千棘(まあ、今は本当に好きになっているんだけど。まあまだ、偽の恋人なんだけどね)

    小咲「まあまあ落ち着いてつぐみさん。早く飲ませないと一条君お腹空いちゃうし」(つぐみさんは一条君と千棘ちゃんが偽の恋人って事知らないんだよね)

    万里花「はい、そうします小野寺さん。さてと、魔法瓶に入れていたお湯を哺乳瓶に入れてそして粉ミルクを入れてよーく混ぜて人肌になるまでしっかり待つっと」

    羽「は~い、万里花ちゃんが作るの待ってる間ちょっと遊ぼうね~楽ちゃん」

    楽「おう、お~う」

    万里花「ちょっ、何勝手に楽様と絡んでるですか!?」

    羽「えっ何って、待ってる間楽ちゃんが退屈しないように遊んであげようかなって思って。ねぇ~、楽ちゃん?」

    楽「お~う」

    万里花「ま、まあいいでしょう。楽様を楽しもうとしているのなら大目に見ますわ」

    千棘「だから、あんたの物でもないでしょう。今はあんたが当番なだけでしょう」

    万里花「あら、自信がないんですか桐崎さん?」

    千棘「なんでそうなるのよ!」

    羽「ほらほら楽ちゃ~ん、いないないばぁ~」

    楽「あはははは!」キャッキャ

    周りの皆(なんだこのカオス)

    万里花「そうこうしている内良い温度になりましたわ。ほ~ら楽様、ミルクが出来上がりましたわよ」

    楽「あうあう!」

    万里花「はいはい、落ち着いてくださいまし。はい、ど~ぞ」

    楽「うぐうぐ。!!お~う、あう!」

    万里花「良かったですわ、楽様のお口に合って」

    鶫「お、おい橘万里花」

    万里花「ん、どうかなさいましたか鶫さん?」

    鶫「えっと、その粉ミルクは何処に売ってあるのだ?一条楽が気に入ってたのなら、私も手に入れた方がいいのでな」

    小咲「あ、それだったら私も教えてもらってもいいかな?それって高いのかな?」

    万里花「仕方ありませんわね。なら今度教えて差し上げますわ」

    小咲「ありがとう、橘さん」

    鶫「うむ、感謝する」

    千棘(へえ~、このメイカーなんだ。ちょっとママに聞いてみて注文してもらおうかな?)

    羽「美味しい、楽ちゃん?」

    楽「あい!」

    羽「良かったわね」ナデナデ
  74. 76 : : 2015/06/28(日) 23:40:05
     ~~そして時間は進み放課後へ~~

    羽「それじゃあ皆、気を付けて帰ってね~」

    千棘「さ~てと、明日は私と羽さんとで当番だし色々と用意とかしないといけないから先に帰るわね」

    鶫「それでしたら、私もご一緒に行きます!」

    千棘「あんたはいいの!つぐみは最後なんだから、あたしの事とか気にせず自分の準備とかしときなさい」

    鶫「お、お嬢がそこまで仰るならそういたします」

    千棘「分かればよろしい。それじゃあね、皆!」タッタッタッ

    小咲「じゃあ私も春と一緒に帰ろうかな」

    万里花「では私も帰らせてもらいますわ。行きましょうか、楽様」

    おたま「ちょいと待てい、そこの茶髪の娘」

    万里花「あら、おたまさんどうなさいまして?」

    おたま「童もついて来てよういか?しばらくまたここにおるから楽と一緒にいたくてな、いいかの?」

    万里花「そうですわね、まあ楽様の遊び相手にいた方がいいですし構いませんよ」

    おたま「おお、恩にきる。後そうじゃあ、お主お稲荷は作れるか?」

    万里花「稲荷寿司ですか?はい作れますが、あぁ~確かおたまさんはお稲荷さんが好きでしたわね。分かりました、作って差し上げましょう」

    おたま「やった~、お稲荷食えるぞ~!」

    万里花「では行きましょうか。それでは皆さん、また明日」

    小咲「うん、また明日ね橘さん」

     そして場所は変わり万里花のマンションへ

    万里花「ただいまですわ。フウ、何とか学校でも楽様のお世話はが出来ましたわね」

    おたま「のうのう、童少しお風呂に入りたいのじゃが駄目かのう?」

    万里花「お風呂ですか?そうですわね、赤ん坊になった楽様とお風呂に入って将来的に練習が出来ますわね。いいですわ、折角ですし三人で入りましょう」

    おたま「おお~、三人で入るのか。楽、一緒に入れるそうじゃぞ」

    楽「あい、あい!」

    おたま「そうかそうか、嬉しいか」

    万里花「なんだか、子供が二人で来たみたいですわね」クスクス

    おたま「ん~、何か言ったか?」

    万里花「いいえ何でもありませんわ。さあ、入りましょう」

     ~~風呂場~~

    おたま「はぁ~、温いのぉ~」

    万里花「楽様、頭を洗いますからしっかり目を瞑っておいてくださいね?」

    楽「お~う」

    万里花「どうですか楽様、気持ちいいですか?」シャカシャカ

    楽「あ~い」

    万里花「そうですか、良かったですわ。では流しますわよ」ジャー

    楽「ブクブク」

    万里花「最後に体をしっかり洗ってっと」ゴシゴシ

    おたま「なんだかお主、楽の事になるとすごいの~」

    万里花「そうでもありませんわ。楽様の周りにいる女性にも私にもない部分を皆さん持っているんですわ」

    おたま「それは確かにそうじゃのう。特に和菓子娘と男装娘も凄そうじゃのう、童が見た限りあの二人は」

    万里花「それは承知していますわ。それに勝ってこそ、達成感がありますわ!あ、楽様水を流しますわね」ジャー

    楽「あ~」

    万里花「綺麗になりましたね。それじゃあ上がって、晩御飯を食べましょう」

    おたま「おお~、お稲荷じゃ~。早く食べたいのぉ」

    万里花「その前にちゃんと体を洗いましょうね」

    おたま「は~い」

     そしてまた場所は変わり桐崎邸

    千棘「あ、もしもしママ?」

    華『あら、千棘じゃない。どうしたの、急に電話なんて』

    千棘「あのね、ちょっと赤ちゃんのお世話の仕方を教えてもらおうと思って」

    華『赤ん坊のお世話の仕方?どうしていきなりそんな事を聞くの?』

    千棘「実は明日、赤ちゃんのお世話をする事になったのよ。それで身近に知ってるのは、やっぱりママかな~って」

    華『なるほどね、分かった。お世話の仕方はメール送るけど構わないかしら?』

    千棘「うん、大丈夫だよ。あ、あと必要なものがあったらメールするから」

    華『分かったわ、それじゃあ私は仕事があるから切るわね。お休みなさい、千棘』

    千棘「うん、お休みママ」ピッ

    千棘「よ~し、明日は羽さんと一緒に頑張るぞ~!」

     飛行機内

    華「赤ん坊の世話ね~、坊やと何かあったのかしわら?ちょっとだけ日本に寄ろうかしら」
  75. 77 : : 2015/06/28(日) 23:49:32
    と言う訳で万里花編は終了いたしました。如何でしたか?

    さて、次はいよいよアンケートベスト3の三人のお話です。ここからはちょいとした案も頂こうと思っています。舞子君風に言いますと、皆さんのすんばらしいアイディを期待してますぜ~い。

    と言うは訳でいい案があったら書いてください。僕の案と足して作りたいと思っていますの、それではまた会いましょう~。
  76. 78 : : 2015/06/29(月) 22:33:28
    寝ている楽を鶫が優しく微笑みながら抱擁していたら寝てしまい、その間にか楽が元の姿に戻り、鶫が先に目を覚ますと抱き合ういうに寝ていて、それを帰宅したポーラに目撃される
  77. 79 : : 2015/07/03(金) 21:27:42
    みたらしさんのにつけたしなんですが、ポーラに目撃された後に鶫が1人で寝ているはずなのに楽と一緒に寝ているから驚いて悲鳴をあげる。
    ポーラの悲鳴に驚いたクロードがポーラの所に駆けつけたら楽がいるのに気づいて銃で楽を撃ちまくる。
    それを避けながら鶫と楽が逃げる。
    というので、どうでしょうか
  78. 80 : : 2015/07/05(日) 14:18:16
    つぐみのハッピーエンドになるならなんでもよし!
  79. 81 : : 2015/07/05(日) 23:22:57
    じゃあ僕は二つ出しますね。

    小野寺が楽を抱っこしながら家に帰ってきて菜々子さんに「あら、小咲ったらいつの間に」的な事言われてからかわられる。

    で、二つ目は楽を世話している鶫に急な依頼が来て楽を仕方なく一緒に連れて行く事になる話。あ、バーサーカー化有りでも良いですよ〜。
  80. 82 : : 2015/07/19(日) 18:52:09
    鶫が楽を風呂に入れてる時に楽が元に戻る。
    …ちょっとエロいですが、どうでしょう?
  81. 83 : : 2015/07/19(日) 22:02:06
    赤ちゃん楽がつぐみの手を握り、つぐみが微笑んでいるとこで楽が元に戻り、つぐみが自分の笑顔を見られ恥ずかしがって腕相撲の要領で楽を吹っ飛ばし、楽が天井に突き刺さる。
    つぐみが楽を救出した後に、お互い謝りあって最後はお互いに静かにハグ、そしてキスへ…。
    っていうのはいかがでしょうか?
  82. 84 : : 2015/07/22(水) 22:45:45
    おお〜、知らない間にたくさんの案が出てますね!でも、今は千棘と羽さんのターンなので千棘と羽さんの案いいですか?つぐみの案はメモっておきます。
    堕天使アルミンさん、実は僕も少し似たよう内容を考えています。エロい方向はあまり控えたいです
  83. 85 : : 2015/08/04(火) 23:41:33
    桐崎邸

    千棘「よし、これで着替えも終わった」シュッ

    千棘「さてと、今日はいよいよあたしと羽さんが楽の面倒を見る日!昨日ママに頼んでおいた粉ミルクと用意しといた哺乳瓶。あ、あとパパに言わなきゃ!」タッタッタ

     桐崎パパ(アーデルト)のお部屋

    千棘「パパ、ちょっといい?」ガチャ

    アーデルト「おや、千棘おはよう。こんな朝からどうしたんだい?」

    千棘「うんあのね、実は今日ある赤ん坊を家で預かることになって羽さんも家来るんだけどいいかな?」

    アーデルト「ふむ、なるほど。分かったよ、部下の皆にも言っておくよ。羽君も泊まれるように客室の部屋も綺麗にしておくよ」

    千棘「ありがとう、パパ!それじゃあ、学校に行ってきます~!」タッタッタ

    アーデルト「行ってらっしゃい、千棘」

     ~~場所は変わり学校へ~~

    羽「ふんふっふ~ん♪」

    小咲「おはようございま~す」

    るり「おはよ~う」

    羽「あ、小咲ちゃんにるりちゃんおはよう!」

    小咲「羽先生、おはようございます。なんだか先生機嫌がいいですね」

    羽「そりゃあだって、今日は千棘ちゃんと一緒に楽ちゃんの面倒を見る日だもん!自然にテンションも上がっちゃうもの」

    小咲「そうだったんですか」

    千棘「皆、おはよう!」

    小咲「あ、千棘ちゃん!おはよう!」

    千棘「小咲ちゃんにるりちゃん、おはよう!」

    るり「今日は千棘ちゃんと羽先生が一条君のお世話をする日よね。頑張ってね」

    千棘「ありがとう、るりちゃん!羽さん、今日は二人で頑張って楽の面倒を見ましょうね!」

    羽「うん、頑張ろう!千棘ちゃんと協力し合って!」ギュウ

    千棘「はい!」

    鶫「お嬢にそれから皆さん、おはようございます」

    るり「つぐみさん、おはよう」

    小咲「おはよう、つぐみさん」

    千棘「あ、つぐみ!おはよう!」

    鶫「おはようございます。お嬢、今日は頑張ってください。何かあれば私も手伝いますから」

    千棘「ありがとう。でも今日は羽さんと一緒に頑張っていくから、大丈夫よ」

    鶫「分かりました」

    集「皆さ~ん、おっはよう~」

    羽「あら、舞子君おはよう」

    集「おっはよう、羽姉!今日は頑張ってね」

    羽「ありがとう、舞子君」

    万里花「あら、どうやら私は最後のようですわね」

    楽「あうあ~う!」

    千棘「あら万里花、おはよう。それに楽もおはよう」

    万里花「おはようございます、桐崎さん。本当は楽様を桐崎さんにお預けしたくないのですが、まあ羽さんもついていますから仕方なくお預けします」

    千棘「あんたはどうして、いつもいつもそんな回りくどい言い方を」

    小咲「あれ?そういえばおたまちゃんは、今日はいるの?」

    万里花「はい、透明になっていますがこちらにいますわよ小野寺さん」

    おたま「おはようなのじゃ、皆のもの」

    鶫「あ、本当にいました」
  84. 86 : : 2015/08/06(木) 14:30:14
    あれ?もう終わり?続きは?
  85. 87 : : 2015/08/15(土) 15:58:05
    まだ?
  86. 88 : : 2015/08/16(日) 23:09:04
    万里花「それでは、楽様をお預けします。まあ、桐崎さんなりに頑張ってくださいまし。ついでに羽姉さんも」

    千棘「まあ、ありがとう。よいっしょっと、今日からよろしくね楽!」ニッ

    楽「あい!」

    羽「私もよろしくね、楽ちゃん」

    楽「おうおう!」

    千棘「あ、そういえば羽さん。楽の面倒の順番とかどうしますか?私は後でも前でもいいですけど、どっちにしますか?」

    羽「そうね~、それじゃあ最初からでいいかしら」

    千棘「分かりました、じゃあ私が後の面倒を見ますね。それじゃあ、楽と楽をを背負うリュックを渡しときますね」

    羽「はいありがとうね、千棘ちゃん。よいっしょっと、じゃあ最初は私が楽ちゃんを見るからよろしくね」

    楽「あう!」

    小咲「頑張ってくださいね、羽先生!」

    羽「うん、ありがとう小咲ちゃん。よ~し、それじゃあ今からホームルームを始めるから皆席についてね~」

    男子生徒「あれ~?今日は羽先生が赤ん坊の面倒を見るんですか?」

    羽「うん、そうなんだよ」

    女子生徒「わ~、なんか羽先生に似合ってる~!子持ちの現役先生みたい!」

    羽「フフッ、ありがとう。でも今日は私だけじゃあなくて千棘ちゃんも見てくれるんだよ」

    女子生徒「え~、そうなの!?千棘ちゃん、赤ちゃんの面倒頑張ってね!」

    千棘「えっ、うんありがとうね」

    男子生徒2「でも今更だけど、その赤ん坊なんか一条の奴に似てねえか?」

    千小万鶫「ギクッ」

    楽「あ~う?」

    女子生徒2「そういえば、ここ最近一条君とか見てないよね。この赤ちゃんとが手掛かりなのかな?」

    千小万鶫「ギクギクッ」

    集「あ、それなんだけどね、楽の奴最近親父さんとかの知り合いとこの神社でしばらく手伝いとで帰ってこれない事になってんだよ」

    男子生徒2「な~んだ、じゃあこの赤ん坊とかは関係ないのか」

    千小万鶫「ホッ」

    羽「はいはい、その話はもうお終い。今から連絡ごとを言うから、ちゃんと聞いておいてね」

    楽「あう、おうおう!」

    女子生徒達「可愛い!」パアー

    おたま(まったく、ここのクラスは賑やかじゃの~)フワフワ
  87. 89 : : 2015/08/26(水) 22:34:22
    かなり期待1乙続きも頑張れなはれや(^ω^)
  88. 90 : : 2015/09/03(木) 18:35:33
    書いてー
    お願いしまーす
  89. 91 : : 2015/09/03(木) 20:02:51
    すいません、僕は書きたい時に書きますのでそんなに急かさないでください。それに、書きたい時に良いネタが思いつくのでご理解のほどお願いします
  90. 92 : : 2015/09/06(日) 21:56:15
      ~~そして時間は進み授業へ~~

     一年の教室

    春「う~ん、最近なんか変なのよね~」

    風「どうしたの、春ちゃん?」

    春「あ、風ちゃん。いや最近、お姉ちゃんの様子が変なんだよね」

    風「春ちゃんのお姉ちゃんが?どんな風に変なの?」

    春「それなんだけど、昔あたしやお姉ちゃんが使ってた哺乳瓶を取り出したり。あと、お母さんに何か聞いたりしてたりとか」

    風「哺乳瓶?何で哺乳瓶とかがでてくるの?」

    春「分からない。あたしもそこまで聞き取れてないから」

    ポーラ「そういえば、ブラックタイガーも最近なんか変なのよね」

    春「えっ、鶫先輩も!?」

    ポーラ「驚き過ぎよ、あんた。まあ、ブラックタイガーも同じで急に哺乳瓶を買ってきたりそれになんかちょっと高めの粉ミルクを一袋かったりとかしてたわね」

    風「なんなんだろう?共通してるって言うのは買ってきたり取り出したりしてるのは赤ちゃん系のもの」

    春「う~ん、なんだろう?」

     キーン コーン カーン コーン

    風「あ、チャイムが鳴っちゃった。早く席に着こう、先生が来る前に」

     ガラガラ

    羽「皆、おはようございま~す!」

    春「あれ、羽先生じゃあないですか!?何で2年生の担当なのに一年生の方に来てるんですか?」

    羽「あ、貴方は小咲ちゃんの妹さんの春ちゃんだ!ここのクラスだったのね」

    春「あ、はい。そうです。それで理由を教えてください」

    羽「それはね、今日の担当の先生が体調不良で休むことになったのよ。それで代わりに私が授業をすることになったのよ」

    風「なるほど、そういう事だったんですね」

    羽「分かってくれて助かるわ」

    楽「あいあい!」

    春「あれ?なんか赤ちゃんの声が聞こえたような気が」

    ポーラ「ん、何か背よってるわね。何を背負っているの、チャーシュー会の首領」

    春(チャーシュー?)

    羽「あ、それはねこの子を背負っているからよ」クル

    楽「あ~おうおう!」

    女子生徒達「可愛い~、赤ちゃんだ~!」

    春(この赤ちゃん、なんかどことなく一条先輩に似てるような気がする)

    男子生徒「先生、その赤ん坊どうしたんですか?まさか先生の子供ですか?」

    羽「残念だけど、そうじゃあないの。この子は、今日面倒を見る事になっていてだからこうやって背負っているだけなのよ」

    風「先生、ちょっと赤ちゃんの手とか触ってもいいですか?」

    羽「ええ、いいわよ。この子基本的に大人しい子だから、大丈夫よ。でも授業中だから、あんまりこういう事しちゃあだめなのよ」

    風「分かっています。初めまして~、風お姉ちゃんだよ~」フリフリ

    楽「あう!」ギュウ

    風「わあ~、小っちゃくて可愛い手だな~」

    女子生徒「風ちゃんいいな~」

    羽「はいはい!今から授業だから、授業終わってからこの子と挨拶してもいいから頑張って授業を聞いてね!」

    全員「は~い」

    春(風ちゃん、一番前だからあの赤ちゃんと手を握れていいな。でもやっぱり、どう見ても一条先輩に似すぎてるわね)
  91. 93 : : 2015/09/07(月) 12:26:10
    ついに春ちゃん、風ちゃん、ポーラも参戦ですか〜。
    いや〜、面白くなってきましたな〜!
  92. 94 : : 2015/09/29(火) 22:32:21
    羽「今日の授業なんだけど、ちょっとした小テストをしてもらおうとも思ってるの」

    全員「え~!?」

    羽「大丈夫大丈夫。小テストだけど簡単な問題よ。それにちゃんと授業を聞いていた解けるはずよ」

    男子生徒「それで羽先生。その小テストって先生が作ったやつなの?」

    羽「ううん、私が作ったやつじゃあないの。この前までここの先生をしていた、キョーコ先生が作ってたものよ」

    男子生徒「へえ~、そうなんだ」

    羽「それじゃあ今からそのプリントを皆に配るからね」テクテク

      ~~数分後~~

    羽「それじゃあ今から始めるわよ。あ、そうだ。この子にもみんな頑張るようにエールを送ってあげようかな。いいかな?」

    楽「あい!」

    羽「よし、じゃあお願いね楽ちゃん!」

    楽「あう、あう、お~!」

    全員「よ~し、なんか分かんなくても解ける気がしてきたぜ(わ)!」

    羽「じゃあ、始めて!」

    風(よ~し、早く問題を解こう)

    春(そういえば羽先生、あの赤ちゃんの事楽って呼んでたな。一条先輩と同じ名前なんだな。そんな事より問題を訳さなきゃ)

    ポーラ(ふん、アメリカで暮らしてきたんだからこんな問題なんて簡単よ。はあ?)

    春風ポー(....何この文章の内容)

    春(『ちょっとジョージ!あの女は一体誰なの!?』)

    風(『知らないよアンナ!身に覚えの無い事だ!』)

    ポーラ(『しらばっくれないで!ならこの髪の毛は誰のものだって言うの!?』)

    風(『誤解だ!話を聞いてくれ!』)

    春(『私とあの女どっちが大事だって言うの...!?』)

    春「...」カリカリ

    風「....」カリカリ

    ポーラ「...」カリカリ

    春風ポー(何のドラマなのよ(んだろう?)!)

    羽「このキョーコ先生って面白い人ね~」

    おたま(ほれほれ楽~。いないない、ばあ~!)

    楽「あはははっ!」

    風(なんか喜んでるな、あの赤ちゃん)

     ~~それから30分後~~

    羽「はいそこまで~!ペンを止めてプリントを集めてね」

    春「よいっしょっと。じゃあプリントもらうね」

    女子生徒「よろしくね、春ちゃん」

    男子生徒2「よろしく頼むぜ」

    男子生徒3「よろしくね、小野寺さん」

    女子生徒2「はい、小野寺さん」

    春「これで全部っと。はい羽先生、私の列のプリントです」

    羽「ありがとうね、春ちゃん」

    楽「う~?」スンスン

    楽「あ~う、あうあう」

    羽「どうしたの、楽ちゃん?」

    楽「あう、あうあう!」春を指差す

    羽「えっ、春ちゃん?もしかして春ちゃんに抱っこして欲しい?」

    楽「あい!」

    春「え~!?この赤ちゃんが私に抱っこして欲しいって言ってるんですか!?」

    羽「う~ん、どうやらそうみたい。もし春ちゃんが良ければだけど、この子を抱っこしてくれる?」

    春「あ、はい。それは大丈夫ですけど」

    羽「良かった~!じゃあちょっと待っててね、よいっしょっと」

    羽「はい、それじゃあしっかり抱っこしてあげてね?」

    春「あ、はい!よいっしょ」ダキ

    楽「!あ~う、あい!」ギュウ

    春「うわ~、可愛い...」

    風「なんだか春ちゃん、その赤ちゃんに懐かれてるね」

    春「そ、そうかな?ほらほ~ら、よしよ~し。お姉さんですよ~?」

    楽「あはははっ!」

    春「あ~、喜んでくれた~!」

    羽「なんだかその子も喜んでるみたいだし、チャイムが鳴るまで抱っこしててもいいわよ」

    春「本当ですか!?だって~、良かったね~」ユサユサ

    楽「おうおう!」

    おたま(ふ~む、あの娘は和菓子娘の妹だったな。やはり姉妹と言うものは似るもんじゃ~の)
  93. 95 : : 2015/10/25(日) 16:30:01
     キーン コーン カーン コーン

    羽「それじゃあ皆、またね」

    楽「あう、お~う」

    春「羽先生も赤ちゃんもまた~!」

    羽「フフッ、一年生の皆も元気があって良かったわね。楽ちゃんも一年生の皆に気に入られてたし、楽ちゃんはすごいわね」

    楽「う~?」

    羽「皆が楽ちゃんの事を好きなってるって事よ」

    楽「お~う!」

    羽「ははは。させてと、確か二限は授業はなかったはずだから書類とかの整理をして。三限は二年生の授業があるからっと」

    夜「首領...」

    羽「あ、夜ちゃん」

    夜「そこの者も姿を消してないで、姿を現せ」

    おたま「なんと!お主、童の存在に気付いておったのか!」

    夜「気配で分かる。当然だ」

    おたま「お主、なかなかやるではないか」

    夜「ところで、首領が今背よっている子供があのクソガキなのか?」

    羽「うん、そうなの。何でも千棘ちゃんのファミリーの人達が作った物をつぐみちゃんが間違えて食べさせちゃってこんな事になってしまったのよ」

    夜「また面倒な事に。そいつとお前を結婚させるつもりだったのだが」

    羽「ま、まだそんな事を考えていたの夜ちゃん!」

    おたま「何の話じゃあ?」

    羽「気にしないで、おたまちゃん!」

    夜「当たり前だ。チャーシュー会の途絶えさせないためにしているのだからな」

    羽「いやでも...」

    夜「あ、良い事を思いついたぞ」

    羽「えっ?」

    夜「今、クソガキは赤ん坊になった姿になっている。それを利用しよう」

    羽「えっ、何を考えてるの夜ちゃん?」タラリ

    夜「赤ん坊になったこいつを、お前とあのクソガキの子供にしてデマを流そう。それを皆に伝えておこう」

    羽「え~!?」

    夜「そうして皆に伝えて信じ込ませれば、あの餓鬼は嫌でも結婚しなければならなくなるな」

    羽「ちょっ」

    夜「そうと決まれば、早速回さなければならないな。ではまたな」シュバ

    羽「ま、待って!」

    羽「い、行っちゃった。どうしよう」ヘナヘナ

    おたま「お主、大丈夫か?」

    羽「う、うん。何とか大丈夫よ」

    楽「おうおう」

    おたま「楽もお主の事を気にしておるぞ」

    羽「楽ちゃんもありがとう。大丈夫だから」

    羽「はあ~、学校の仕事より面倒な事をどうにかしなきゃ」ガックシ

     その後、羽先生はチャーシュー会の皆さんに夜さんが言ったことは嘘だと言い回し、何とか納得してくれました。だがしかし...

    小咲「ユ、羽先生、大丈夫ですか?なんだか疲れているように見えるですけど」

    羽「気にしないで、こんなのすぐに治るから」

     説得するのに大変だったのか、疲れが少し残ってしまったそうな

    鶫「一体何があったのだろうか?」

    夜「チッ、駄目だった」シュバ

    鶫「!?」

    鶫「今、何かいたような?」
  94. 96 : : 2015/11/17(火) 00:21:04
    ふざけんな面白すぎる
  95. 97 : : 2015/11/18(水) 00:15:10
      ~~そして三限の授業が終わり~~

    羽「それじゃあ千棘ちゃん、後半からの楽ちゃんの面倒をよろしくね」

    千棘「はい、任せてください!」

    羽「それと、楽ちゃんを背中に背負う時のリュックね」

    千棘「ありがとうございます、羽さん!よいっしょっと。じゃあこれからよろしくね、楽!」

    楽「おう!」

    羽「そ、それじゃあ私は職員室で休んでくるから皆も授業頑張ってね」フラフラテクテク

    小咲「羽先生、本当に大丈夫かな?」

    千棘「さ、さあ?でもあんなにぐったりしてる羽さんとか、あんまり見た事ないと思うわよ?」

    るり「皆、次の四限が体育だから早く着替えないと遅刻するわよ」

    万里花「そういえばそうでしたわね。急ぎましょう」

    小咲「そうだね、万里花ちゃん。千棘ちゃん、行こう」

    千棘「うん、小咲ちゃん!体操服を持ってっと」テクテク

    るり「今日の体育は何かしらね?」テクテク

    万里花「あまり激しい系のものじゃあなければ助かるのですが」テクテク

    小咲「万里花ちゃん体が弱いからね」テクテク

    千棘「よ~し、女子の更衣室についた!」

    るり「あ、そういえば千棘ちゃん」

    千棘「えっ、どうしたのるりちゃん?」

    るり「ここに入るのは良いけど、一条君とかどうするの?いくら赤ん坊とはいえ男の子だし、更衣室に入れるのとか大変じゃあない?」

    千棘「あ、そういえばそうだった!どうしよう、このまま部屋の人がいなくなるで待ってたら遅刻になっちゃうし。あ~もう~、どうしよう~!」

      ガラガラ

    千棘「ふえ?」

    鶫「お嬢に皆さん、どうなさったんですか?」

    千棘「つぐみ!?あんたもう着替えたの!?」

    鶫「はい、早めに着替えていつでもお嬢に不埒な事をする輩がいないか、ガードするために早く来ているのです」

    るり「まあ、不埒な輩っぽい奴はいるわね」

    鶫「そ、それに私が着替えていると胸を触って来る女性の方がいますし」

    小咲「あははっ」ニガワライ

    千棘「あ、でも丁度良かったわ!ちょっと頼みがあるんだけど」

    鶫「はい、なんでしょうか?」

    千棘「私達が着替え終わるまで少しの間、楽の事を抱っこしてもらっていいかしら?」

    鶫「一条楽をですか?それぐらい構いませんよ、お嬢」

    千棘「ありがとう、つぐみ!それじゃあ楽を預けるわよ、はい」

    鶫「分かりました。よ~し一条楽、しっかり私にくっ付いているのだぞ?」ダキ

    楽「あう~」ギュウ

    千棘「じゃあちょっと待ってね、つぐみに楽!」テクテク

    小咲「それじゃあ待っててね、二人とも」テクテク

    万里花「くれぐれも楽様に変な事をしないでくださいね?」テクテク

    鶫「するわけないだろう!!」

    るり「すぐ着替えてくるから」テクテク  ガラガラ

    鶫「はぁ~。しかし、こうして貴様を抱っこするのは最初の時以来だな」

    楽「うぅ?」

    鶫「最初の頃は貴様を泣かせてしまい、慌てたものだ。だが、今はこうして大人しくして偉いな」オデコスリスリ

    楽「きゃははは」

    鶫「ははっ、嬉しかったのか?そんなに良かったのか?」

    鶫「あ、それとちゃんとお前の大事な物はこうして肌身離さず付けているぞ」ジャラ

    楽「おうおう」ペチペチ

    鶫「こらこら、あんまり叩かない方がいいぞ?これは貴様の大切な物なんだから」

    楽「あ...」

    鶫「?どうかしたか、一条楽?」

    楽「マ....マ....」

    鶫「....へ?」

      ガラガラ

    千棘「お待たせつぐみ、着替えたわよ!」

    小咲「遅れてごめんね?」

    万里花「つぐみさん、楽様に変な事はしてませんわよね?」

    鶫「えっ?あ、あぁ。そんな事は一切していないぞ、橘万里花」

    るり「おまたせ。?どうかしたの、つぐみさん?」

    鶫「な、なんでもないので気にしないでください!それじゃあお嬢、一条楽を返しますね!」楽を差し出す

    千棘「うん、ありがとうね、つぐみ。よいっしょっと」

    千棘「楽~、ちゃんと鶫の言うこと聞いて大人しくしてた?」

    楽「あい!」

    千棘「そう、偉いわね~。それじゃあ皆、行こっか!」

    千棘以外「はい(うん)!」

      テクテク

    鶫(さっき。一条楽が私の事を...『ママ』と言ったのは、気のせいだったのだろうか?)
  96. 98 : : 2015/12/17(木) 23:29:16
      ~~グラウンド~~

    千棘「ふう~、何とか間に合ったわね」

    小咲「うん、チャイムが鳴る前で良かったよ」

    万里花「今日の体育はどういったものなのでしょうかね?」

    るり「橘さん、今は体調の方は大丈夫なの?」

    万里花「ええ、特に問題はありませんのでご安心下さい」

    小咲「きつくなったら言ってね」

    万里花「ありがとうございます、小野寺さん」

    鶫「.....」

    鶫(...あれは、まぐれだったのだろうか?一条楽が、わ、私の事を『ママ』と呼んだのは?///)

    鶫(そもそもどうして私なのだ?私よりお嬢や小野寺様が言われたらそれは納得出来る。それに私は皆さんのように女性らしくないのに私が母親だと思われること自体がありえない)

    楽「う~?」

    鶫「...」モンモン

    楽「あ~う。あ~う」

    千棘「うん?どうしたの、楽?」

    楽「あうあう」グイグイ

    千棘「えっ、つぐみ?つぐみがどうかしたの?」

    楽「お~う、おう」

    千棘「話しかけろって事?」

    楽「あい」

    千棘「分かったわ。お~い、つぐみ~!」

    鶫「...やはりママと呼んだのは気のせいだったのだろうか?しかも、そんな風に呼ばれて嬉しいと思った私はなんなのだ...」ブツブツ

    千棘「ちょっと、つぐみ!」ポン

    鶫「ひょえ~、うにゃあ~!!」

    千棘「うわっ、びっくりした!どうしたのよ、一体」

    鶫「あ、あぁ、お嬢でしたか。どうかなさいましたか?」

    千棘「どうかしたじゃあないわよ。楽があんたの様子が変って教えてくれたから声をかけたのよ」

    鶫「えっ、一条楽がですか?」

    楽「あい!」

    千棘「そうよ、あんたの様子にすぐ気が付いたんだから。あんまり子供が心配するような事しないようにね」

    鶫「は、はい、気を付けます。えっと、少し考え事をしていましてあんまり周りの事に気が付いていませんでした」

    千棘「考え事?何か悩んでるの?」

    鶫「い、いえ!!軽い事なので気にしないでください、お嬢!」

    千棘「そ、そう?ならいいんだけど」

    鶫「はい!では私も皆さんのところに行きますね!」タッタッタ

    小咲「あ、つぐみさん。どうしたの、さっきなんか大声で叫んだけど何かあったの?」

    鶫「いえ、なんでもないですから気にしないでください!」

    千棘「一体なんだったのかしら。ねえ、楽?」

    楽「うぅ?」

    体育教師「よ~し、男子も女子も集まれってこい!」

    千棘「あ、先生が呼んでる。行かないと」タッタッタ

    体育教師「じゃあ今日の授業を言うぞ。今日の授業はグラウンドを10周だ。それが終わったら後の授業は自由時間にしていいぞ」

    男子生徒「え~、マジかよ」

    男子生徒2「10周とかちょいしんどいわ~」

    体育教師「ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと準備体操をしてろよ~」

    小咲「う~ん、私は走るの苦手だな」

    万里花「ええ、全くですわ。今回はキツイ系でしたわね」

    集「まあまあいいじゃ~ん。走り終わったら自由時間になるんだしさ~」

    るり「なんであんたがここにいるのよ。さっさと男子のところに戻りなさい」バシ

    集「あべしっ」ヒューン

    鶫「とりあえず、先生の言った通り準備体操をしっかりしておきましょう」

    千棘「そうね。じゃあ楽、ちょっとだけ降ろすけど大人しくしておいてね~」オロス

    楽「あ~う」

     ~~数分後~~

    体育教師「よ~し、皆準備が出来たっぽいから用意をしろよ~」

    千棘「楽、これから走るけどしっかり掴まっているのよ」

    楽「あい!」

    鶫「お嬢、一条楽を背負っているのであんまりスピードは出さない方がいいと思いますから」

    千棘「分かってるわよ。私は小咲ちゃんと同じぺースで走るから」

    鶫「では私もお嬢と同じでいかせてもらいます」

    万里花「私はゆっくり行かせてもらいますわ」

    体育教師「じゃあ行くぞ~。よ~い、ドン!」パーン
  97. 99 : : 2016/01/24(日) 00:01:13
    あのー、続きは?
  98. 100 : : 2016/01/24(日) 00:35:55
    >99
    まあまあ、気長に待ちましょうや
  99. 101 : : 2016/01/25(月) 20:10:51
    そう、ですよね
  100. 102 : : 2016/01/27(水) 01:01:49
     ~~2分後~~

    千棘「ほっほっほ、遅く走る速さってコントロールするのって早く走るより難しいわね」タッタッタ

    鶫「お嬢は普段からトレーニングしてないからですよ。そうしていれば速さのコントロールできますよ」タッタッタ

    るり「二人とも、それでまだ抑えてる方なの?」タッタッタ

    千棘「えっ、うん。まだコントロール仕切れてないけど私は抑えてるつもりなんだけど」タッタッタ

    鶫「えっと、もう少し落とした方がいいですか?」タッタッタ

    るり「いや、どっちでもいいだけど。ほら、あの二人がね...」チラ

    小咲「はっは、千棘ちゃん、ちょっと早いよ~!」タッタッタ

    万里花「も、もうちょっと遅く走ってくださいまし!」タッタッタ

    るり「とまあ、そんな感じだから抑えてくれると助かるわ」タッタッタ

    千棘「分かったわ、るりちゃん。えっと、これくらいかな?」トットット

    るり「う~ん、それでいいかもしれないけど。そうね、じゃあ大体私ぐらいの走る速さで合わせてくれないかしら」タッタッタ

    千棘「分かったわ、るりちゃんが今走ってる具合の速さね。え~と、大体これぐらいの速さかな」タッタッタ

    るり「うん、そんな感じよ千棘ちゃん。つぐみさんもそれで」タッタッタ

    鶫「ええ、分かっております。宮本様の声はちゃんと聞こえていましたから、走るスピードはもうしてあります」タッタッタ

    るり「うん、まあつぐみさんはトレーニングをしてるから大丈夫そうね」

    鶫「橘万里花に小野寺様、これなら大丈夫ですか?」タッタッタ

    千棘「小咲ちゃんに万里花、体調とか大丈夫?」タッタッタ

    小咲「あ、う、うん!体調の方は大丈夫だよ。それにるりちゃんと同じ速さやら何とか追いつけるよ」タッタッタ

    万里花「あなた達は本当に人間なのですか?もう少し人間レベルになってください」タッタッタ

    千棘「それぐらいの屁理屈が言えるならまだまだ大丈夫そうね」タッタッタ

    楽「あうあうあう!」キャキャ

    千棘「ん?どうかしたの、楽?」タッタッタ

    るり「早く動いてるから、燥いでるのかもね」タッタッタ

    楽「あう!」ピシ

    小咲「はあ、はあ、なんか一条君両腕伸ばしたよ」タッタッタ

    楽「あう~、あう~」パタパタ

    万里花「何かのものまねをしているのでしょうか、これは?」タッタッタ

    鶫「この形、もしかして一条楽は飛行機のものまねをしているのではないでしょうか」タッタッタ

    楽「あい!」

    るり「どうやら正解みたいね。つぐみさんが言ったことが」タッタッタ

    千棘「そっか、楽は飛行機の真似をしていたのね。じゃあ、千棘飛行機は飛んでいくわよ~!」タッタッタ

    楽「あう~!」

    体育教師(なんかあそこの女子は楽しそうで平和だな~)

      ~~そして20分後~~

    体育教師「よし、桐崎に小野寺と宮本と橘、それに鶫も10周いったな。あとは自由時間にしてゆっくりしてていいぞ」

    小咲「ふう~、何とか走り終えた」

    万里花「はぁはぁ、やはりキツイ系は苦手ですわ」

    るり「なかなか良い汗をかいたわ」

    鶫「こうして皆さんで走るのも良い物ですね」

    千棘「終わった、終わった!楽も楽しかった?」

    楽「おう、あい!」

    千棘「そう、なら良かったわ!」ニコ
  101. 103 : : 2016/01/31(日) 12:08:55
    おもしろすぎる
    頑張ってください!
  102. 104 : : 2016/02/01(月) 22:57:11
    早く鶫書いてください
  103. 105 : : 2016/02/28(日) 08:55:19
    気長に待ってます♪
    そういえばニセコイって
    楽のお母さんは
    出てきていないんですよね
    鶫は捨て子ですし…

    それを利用してみれば
    面白いと 思います

    長文ごめんなさい
  104. 106 : : 2016/03/02(水) 22:31:07
    千棘「さってと、残りの自由時間なにしようか?」

    るり「まあ、それなりに時間もあるしね」

    小咲「やっぱり一条君と何かして遊ぶとかがいいよね」

    万里花「まあ、それが妥当ですわね」フンス

    鶫「なぜ貴様が、ドヤ顔をしているのだ」

    千棘「う~ん、楽は何かしてみたい事ある?」

    楽「あう?」

    千棘「と言っても、まだ言葉は喋れないか」

    小咲「あ、そういえば今の一条君って歯とか生えてるよね?」

    千棘「うん、確かに生えてるはずよ」

    鶫「一応確認してみましょう。一条楽、少し口を開けてみてくれ」

    楽「う?」

    鶫「『あ~』っと言ってくれたらいいんだ」

    楽「あう!あ~」

    鶫「え~と、確かに歯は生えていますね」

    万里花「どうしてそんな事を聞いたんですか、小野寺さん」

    小咲「いや、歯が生えていたらたぶん今の一条君の年は一歳ぐらいなのかなって思ったの」

    るり「ふんふん、それで?」

    小咲「それで一歳ぐらいなら歩く練習とかどうかなって思ったの」

    万里花「まあ、それはいい考えですわね」

    千棘「確かに一歳ぐらいから歩く練習とかしてるわね。じゃあ残りの時間はそれをしましょう!」

    るり「じゃあ順番を決めましょうか。まずは誰かいく?」

    万里花「私が一番にやりたいですわ!」

    小咲「私は三番目ぐらいが良いかな」

    るり「じゃあ私は小咲の前にするわ」

    鶫「では私は四番目にします」

    千棘「じゃあ最後をあたしがやるわ」

    るり「そんな長すぎる距離だと一条君が大体5メートルぐらいの距離が良いでしょう」

    小咲「うん、それくらいの距離がいいと思う」

    万里花「楽様の負担を与えるのは良くありませんからね」

    鶫「それでは各自5メートルずつに離れて距離を取りましょう」

    一同「は~い」
  105. 107 : : 2016/03/02(水) 23:53:55
     ~~それから数分後~~

    るり「それじゃあ皆、準備は良いかしら?」

    小咲「大丈夫だよ~」

    鶫「私も大丈夫です」

    千棘「いつでもいいよ~!」

    るり「じゃあ橘さん、始めてちょうだい」

    万里花「はい、分かりましたわ!」

    万里花「楽様、今から歩く練習をしますけど大丈夫ですか?」

    楽「おう!」

    万里花「気合十分ですわね。では腕などを持って楽様を支えますね」ギュウ

    楽「あい」

    万里花「ではゆっくり行きますわよ。せ~の、1、2、1、2」テクテク

    楽「あう、おう、あう、おう」ヨチヨチ

    万里花「そうそう、そんな感じですわよ。1、2、1、2」テクテク

    楽「あう、おう、あう、おう」ヨチヨチ

    るり「ほら~、もう少しよ」パチパチ

    万里花「1、2、1、2。はい、到着ですわ」

    楽「わ~!」ギュウ

    るり「うん、とりあえずお疲れ様。どうだった、橘さん」

    万里花「少しふらふらしていますが、多少はバランス感覚はありましたから、このままやっていけばいけると思いますわ」

    るり「分かったわ。それじゃあ今度は私だけど、体の方は大丈夫かしら一条君」

    楽「あう!」コク

    るり「うん、大丈夫そうね。じゃあまた行くわよ、せ~の」

    るり「み~ぎ、左、み~ぎ、左」テクテク

    楽「あ~う、お~う、あ~う、お~う」ヨチヨチ

    小咲「ほらほら一条君、もう少しだよ~」

    楽「!!あう!」

    るり(やっぱり小咲が声をかけるとテンション上がるのね)

    るり「ほら、急ぐとこけるからゆっくりね」テクテク

    楽「おう!」ヨチヨチ

    るり「はい、小咲に到着よ」

    小咲「わ~、良く頑張ったね、一条君!」ギュウ

    楽「あうおう!」キャッキャ

    万里花「あ、狡いですわよ、小野寺さん!私もしたいですのに~!」

    小咲「あ、ごめん橘さん!なんか自分の事みたいで嬉しくなっちゃって」

    るり「とにかく、次はつぐみさんまで歩かしてみなさいよ」

    小咲「う、うん!それじゃあつぐみさん、いくよ!」

    鶫「はい、いつでも来てください!」

    るり「そうだわ、小咲。1メートルぐらいなったら、ちょっと一条君を一人で歩かしてみてちょうだい」ヒソヒソ

    小咲「えっ、そんなことして大丈夫なの?」ヒソヒソ

    るり「これくらいやってるんだもの。きっと出来るわよ」ヒソヒソ

    小咲「分かった、そうしてみるね!」ヒソヒソ

    小咲「一条君、つぐみさんのところまで近づいたら一人で歩いてもらっても大丈夫?」

    楽「お~う....あう!」

    小咲「じゃあそうするね。私、応援するから!」

    小咲「じゃあ行きま~す!せ~の!」

    小咲「おいっち、にー。おいっち、のいー」テクテク

    楽「あう、あう、おう、おう」ヨチヨチ

    小咲「おいっち、にー。おいっち、にー。それじゃあここで離すよ、一条君」

    楽「う~!」

    小咲「じゃあ行くよ、それ!」パッ

    鶫「ちょっ、小野寺様!?」

    千棘「こ、小咲ちゃん!?」

    楽「あ~う、お~う!」フラフラ ヨチヨチ

    小咲「頑張って、一条君!もう少しだよ!」

    鶫「あわわわ、一条楽、こっちだ!」

    楽「あ~、おう!」フラフラ ギュウ

    鶫「よっと。ふう~、危なかった」ギュウ

    鶫「小野寺様、どうしていきなり一条楽を離したのですか?」

    小咲「えっとね、るりちゃんに1メートルあたりで試しに一条君一人で歩かしてみてって言われたの!」

    鶫「そ、そうだったのですか?」

    小咲「うん、そうなの。ごめんね、黙って話して!」

    鶫「いえいえ、そういう事でしたら分かりました!」

    楽「うぅ?」

    鶫「一条楽、お前はその事を知ってうえで挑戦したのか?」

    楽「あう!」

    鶫「そうだったのか。ナイスファイトだったぞ、一条楽」ナデナデ

    楽「えへへ~」
  106. 108 : : 2016/03/26(土) 22:27:11
    面白すぎて期待ばかりせてしまう。
    あの楽が鶫にままと言ったのが衝撃的ですぐに思い出してしまう。
    続きよ早くこいーーーーーー!
  107. 109 : : 2016/04/02(土) 00:29:45
    鶫「さて、今度は私か。お嬢のところまで一緒に行こうと思ったが、一条楽が根性を出したからな」ジー

    楽「うぅ?」

    鶫「よし、決めた。一条楽、お前に話がある」

    楽「あう?」

    鶫「お前は先ほど、一メートルを一人で頑張った努力を見て思ったのだ」

    鶫「今度は半分まで一人で行ってみないか?」

    楽「う~」

    鶫「も、もし無理なら別に私が最後まで一緒に行くが」オロオロ

    楽「う~う」フルフル

    鶫「えっ、半分まで一人で行くのか?」

    楽「あい!」

    鶫「分かった、お前のその真っ直ぐな目を信じよう。頑張るのだぞ、一条楽!」

    楽「あう!」

    鶫「お嬢ー!少しいいですか!」

    千棘「どうしたの、つぐみ!」

    鶫「今から一条楽を歩かせるのですが、半分のところで一人で歩かせようと思っています」

    千棘「ええ、半分!?大丈夫なの!?」

    鶫「はい!一条楽に聞いたらやると言う強い意志を感じたので、私は一条楽を信じます!」

    千棘「分かったわ!じゃあ私は応援しながらこっちに呼ぶわ。そんでもって、たくさん褒めて撫でてあげるからね、楽!」

    楽「あうお~う!」

    鶫「気合十分だな、一条楽。ではそろそろ行こうか」

    楽「あい」

    鶫「では行きますよ、お嬢!」

    千棘「ええ、いつでも大丈夫よ!」

    鶫「じゃあ行くぞ、一条楽。しっかり私との歩くリズムを覚えるようにやるからな」

    楽「おう!」

    鶫「それじゃあ行くぞ。せ~の、い~ち、に~い、い~ち、に~い」テクテク

    楽「あ~い、あ~う、あ~い、あ~う」ヨチヨチ

    鶫「そうだぞ、一条楽!その調子だ!い~ち、に~い」テクテク

    楽「あ~い、あ~う」ヨチヨチ

    鶫「半分まで来たぞ。ここからは自分の力で行くんだぞ、皆がお前を応援しているからな」

    楽「おう!」

    鶫「よし、頑張って来い、一条楽!」パッ

    楽「あ~う、お~う」フラフラ ヨチヨチ

    小咲「あっ、一条君が一人で歩いてる!」

    万里花「という事は半分に行ったのですわね。楽様~、頑張ってくださいまし!」

    るり「ほら、あんたも応援しなさい」

    小咲「うん!一条く~ん、頑張って~!」

    楽「あ~い、あ~う」フラフラ ヨチヨチ

    集「お~し、あともうちょっとだ~!頑張れよ~!」

    男子生徒「頑張れよ、赤ん坊!男の意地を見てやれ!」

    女子生徒「頑張って~、赤ちゃん!皆で応援してるよ~!」

    体育教師「頑張って根性見せろよ、赤ん坊!」

    千棘「いつの間にか先生や皆が応援してくれてる。楽~、あとちょっとよ!頑張って!」パンパン

    楽「あ~う、お~う」フラフラ ヨチヨチ

    万里花「頑張れですわ~、楽様~!」

    小咲「ファイト~、一条く~ん!」

    るり「頑張りなさい、一条君」

    鶫「一条楽、頑張るんだ!」

    おたま(楽よ、頑張るのじゃ!わらわも応援しておるからの!)

    楽「あ~う、おう!」

    千棘「キャッチ!やった、半分まで一人でいけた!偉いじゃない、楽!」

    一同「やった~!」

    千棘「よしよし、偉い偉い!良く頑張ったわね!」ナデナデ

    楽「あうあう!」

    小咲「おめでとう、一条君!なんだか自分の事みたいに嬉しいよ!」ナデナデ

    万里花「それは私も同じ気持ちですわ。こんな事、嬉しいいがありませんもの」ナデナデ

    鶫「私も嬉しいです。一条楽が頑張っている姿を見ていて心が暖かくなるみたいで不思議でした。本当に頑張ったな、一条楽」ナデナデ

    楽「あう!」ブイ

     キーン コーン カーン コーン

    千棘「あ、チャイムが鳴ったからみんなで戻ろうか」

    一同「うん(はい)(ええ)」
  108. 110 : : 2016/04/09(土) 21:03:32
    楽坊めっちゃかわえ~!
  109. 111 : : 2016/04/09(土) 21:04:18
    楽坊めっちゃ可愛いな。
  110. 112 : : 2016/05/05(木) 18:58:44
     ~~そして昼休みへ~~

    集「え~、ごほん。楽の親戚の赤ん坊が初めて歩いた記念に、かんぱ~い!」

    一同「かんぱ~い!」

     ワイワイ ガヤガヤ

    鶫「どうしてこんなお祝いパーティーみたいなノリになっているのだ」

    千棘「あははっ、なんだか祭りみたいになってるわね。楽が歩いただけなのに」

    小咲「何でも、舞子君が先生に交渉してもらって特別に許してもらったんだよね」

    るり「ホント、無駄な能力はもってるのね。腹立たしいわ」モグモグ

    万里花「そ、その割にはお菓子は食べていらっしゃるのですね」

    るり「まあ、食べないともったいないからね」

    羽「お邪魔しま~す。あ、やってるわね~」

    小咲「あ、羽先生」

    羽「お昼休みのはずがなんだかパーティー騒ぎになるなんてね。まあ、私もこういうのは好きなんだけどね」

    楽「あうおう」

    羽「あ、楽ちゃん!聞いたわよ、一人で歩けるようになって。凄いわね~、楽ちゃん。よしよし」ナデナデ

    楽「あわあわ~」

    千棘「それじゃあ羽さん、楽のミルクを作りましょうか」

    羽「そうね、じゃあお湯の用意とかもしないとね。粉ミルクはちゃんと持ってる?」

    千棘「はい、ちゃんとカバンの中に」

    羽「なら良かったわ。じゃあ職員室にお湯をもらいに行きましょう」

    千棘「はい!あ、ごめん、誰か楽を抱っこしておいてくれる?」

    小咲「あっ、それなら私達が抱っこしておくよ」

    千棘「ありがとう!じゃあ楽、ちょっと待ってね」

    楽「あう」

    羽「楽ちゃん、ちょっと待ってね~」フリフリ

    千棘「皆、ちょっとの間よろしくね~」テクテク

    小咲「一条君、今千棘ちゃん達がご飯の用意をしてくるから、私達と待ってようね~」ユサユサ

    楽「あ~う」

    万里花「しかし改めて思いましたけど、小野寺さんは赤ちゃんの扱いがお上手ですわね」

    小咲「えっ、そうかな?」

    万里花「はい、小野寺さんは将来的良い母親になると思いますわ」

    小咲「良いお母さんか~。なれたら嬉しいな~」ポワワー

    万里花(何か咲いていますわね)

    鶫「確かに、私からしても小野寺様は良い母親になると思います」

    鶫「気配りが良く出来ていて、周りを安心させる雰囲気がありますからね」

    小咲「でも、それを言ったらつぐみさんもいいお母さんになりそうだけどな~」

    鶫「うえ~!?わ、私ですか!?」

    万里花「悔しいですが、つぐみさんは正直母性の塊ですわ」

    鶫「き、貴様まで何を言っているのだ!そもそも、母親なんかに向いてなど...」

    万里花「何を言いますか、その大きな胸を持っているくせに」

    鶫「好きで大きくなったわけではない!」

    小咲「でもつぐみさん、一条君が小さくなった時頑張って宥めてたの、なんだかお母さんみたいだったよ」

    鶫「えっ?」

    万里花「しかも料理も出来て掃除スキルもある。これほど母親に向いてる方がいますか?」

    鶫「そ、そんなに私は母親に向いているのですか?」

    小咲・万里花「うん(はい)」

    鶫「私が、母親...」

     ~~妄想ターイム~~

    鶫『ほら~、よしよし。もう少しでお父さんが帰って来るからね~』

    赤ちゃん『あ~う」

    楽『ただいま~、今帰ったぞ~!」

    鶫『あっ、お帰りなさい、楽」テクテク

    楽『おう、ただいま、つぐみ。ほ~ら、パパが帰ってきたよ~』

    赤ちゃん『だあ~』

    鶫『まったく、楽は娘にメロメロだな』

    楽『そんなことねえよ。つぐみの事だっていつでもメロメロなんだぜ?』

    鶫『楽、もう、バカ///』

     ~~妄想終了~~

    鶫「何を考えているんだ、私は~~!?///」ゴンゴンゴン

    小咲「ちょっ!?つぐみさん、怪我しちゃうよ!?」アワアワ

    楽「お~うあ~う!」アワアワ

    万里花「ちょっと、落ち着いてくださいまし!」

    羽「楽ちゃん、おまたせ~。って」

    千棘「どうしたんですか、羽さん?」

    鶫「うわ~~!?」

    羽「鶫さん、ちょっとどうしたの!?」

    千棘「なに、このカオス状態」
  111. 113 : : 2016/05/14(土) 12:04:25
    面白い〜めっちゃ期待

  112. 114 : : 2016/05/21(土) 22:33:07
    やっぱつぐみかわいい(≧∇≦)
  113. 115 : : 2016/06/09(木) 20:01:39
    続きが気になる〜
  114. 116 : : 2016/06/10(金) 19:58:00
     ~~時間は放課後へ~~

    羽「それじゃあ、連絡はこれで終わりね。皆、気を付けて帰ってね~」

     ガヤガヤ

    集「さ~て、これで今日の授業はとりあえず終わったね~」

    るり「明日はいよいよ小咲の番ね。頑張りなさいよ」

    小咲「う、うん!とりあえず明日の準備とかをしとくね」

    千棘「そんなに緊張しなくてもいいよ、小咲ちゃん」

    千棘「あたしも最初は緊張してたけど、ちゃんとやればなんか楽しかったから、大丈夫だよ」

    万里花「まあ、その大半が羽さんのサポートをされてましたけどね」

    千棘「うぐっ。そ、それでもちゃんと頑張ったんだから別にいいでしょう」

    楽「うう?」

    羽「千棘ちゃん」

    千棘「はい、なんですか?」

    羽「私も帰る用意するから、校門の前で待っといてくれる?」

    千棘「はい、分かりました。それじゃあ、校門で待っときますね」

    羽「うん、じゃあ待っててね」タッタッタ

    小咲「それじゃあ千棘ちゃん、私は帰るね。この後も頑張ってね」

    るり「めげずに頑張ってね、千棘ちゃん」

    鶫「私はアパートの方にいますが、何かありましたらご連絡ください」

    万里花「この後も楽様が怪我をなさらないように気を付けてくださいね。良いですわね?」

    千棘「分かってるわよ。皆、ありがとうね。じゃあまたね」フリフリ

    楽「あうあ~う」フリフリ

    おたま「よっと、やっと姿を出せたわい」シャララン

    千棘「あ、おたまちゃん。ずっと姿を隠したまんまでごめんね」

    おたま「何、気にしておらん。授業の間、楽の相手をしておったからのぉ」

    千棘「ありがとうね。それじゃあ、校門に向かおうか」

    おたま「了解じゃあ」

    楽「あ~う」

     ~~校門前~~

    千棘「そういえば思ったんだけどさ」

    おたま「なんじゃあ?」

    千棘「その耳と尻尾って隠す事って出来ないの?」

    おたま「む?別に隠す事は出来るぞ?とう!」ドロン

    千棘「うわ、本当に消えた!」

    楽「お~」パチパチ

    おたま「どうじゃあ?何処からどう見ても普通の子供に見えるじゃろう?」

    千棘「うんうん、見える見える」

    羽「千棘ちゃ~ん、お待たせ~」タッタッタ

    羽「あら、おたまちゃん、普通の子供の姿も出来たんだね」

    おたま「ふふん、恐れ入ったか」ドヤァ

    千棘「それじゃあ羽さんにおたまちゃん、家に案内しますね」

    羽「うん、お願いね」

    おたま「分かったのじゃあ」
  115. 117 : : 2016/06/10(金) 20:59:55
     ~~そして場所は桐崎邸へ~~

    千棘「とうちゃ~く。家に着きました」

    羽「着いた着いた」

    千棘「それでおたまちゃんなんだけど」

    おたま「うん、なんじゃあ?」

    千棘「せっかく耳と尻尾を隠してくれてるけど、また姿を消しておいてくれるかな?」

    おたま「まあ、当然じゃのう。別に気にしてないから大丈夫だぞ。それっ!」シャララン

    千棘「じゃあおたまちゃんも姿を消してくれた事だし、中に入りましょうか」ガチャ

    羽「分かったわ。お邪魔しま~す」

    ギャング全員「オカエリナサイ、オッジョー!」

    千棘「ただいま、皆。えっと、ちょっといいかしら?」

    ギャング1「ハイ、ナンデショーカ?」

    千棘「今日ってクロードっていないわよね?」

    ギャング2「エット、クロードサンハ...」

    クロード「お呼びでしょうか、お嬢?」

    千棘「げっ!あんたいたの!?」

    クロード「ええ、特に今日は仕事がないので。ん?」

    羽「あっ、クロード君。お邪魔してます」

    クロード「なっ!?なぜ、叉焼会の首領がいるのですか!?」

    千棘「えっと、今日は羽さんが泊まりに来ることになってたのよ」

    クロード「そ、そうだったのですか。それならいいのですが」

    楽「あうおう?」

    千棘「あ、ちょっ、楽!」

    クロード「む?先ほどから気になっていたのですが、その赤ん坊はいったいなんなのですか?」

    千棘「え、えっと、この子はね」

    羽「この子は楽ちゃんの親戚の子で、ちょっとの間だけ交代で面倒を見る事になってるのよ」

    クロード「あの餓鬼の親戚の子供ですか。それにしては、あの坊ちゃんに似てはいませんか?」ジー

    楽「あう?」

    クロード「もしかして、この子供は」

    千棘「え、えっと!」

    ??「ちょっと、何してるの、クロード君?」

    クロード「え?あ、あんたは!」

    華「そんな怖い顔したら、坊やの親戚の子が泣くかもしれないじゃない」

    クロード・ギャング一同「マ、マダムフラワー!!」

    華「あ、丁度良かったわ。ちょっとクロード君に頼みたい仕事があるんだけど」

    華「引き受けてくれるわよね?」ニコ

    クロード「はい!!その仕事、引き受けて頂きます!」

    華「じゃあこの予定の紙を全部整理してもらっていいかしら?」

    クロード「分かりました!すぐにやって参りします!」ダダダダ

    千棘「ま、ままま」

    華「....久しぶりね、千棘。あら、それにあなたは」

    千棘「ママーー!!??」
  116. 118 : : 2016/07/15(金) 21:51:04
    華「こら千棘、女の子がそんな叫んじゃあだめよ?」

    千棘「あ、ごめん。じゃなくて!」

    千棘「どうしてママが家にいるの!?」

    華「うん、ちょっとだけ様子を見に日本に来たのよ。ちゃんと会社の方には言ってあるわよ」

    千棘「様子見って。まあ、会社の方に連絡をしてるんだったらいいけど。でもそれってもしかして、私が赤ちゃんの粉ミルクとかをいきなり頼んだから?」

    華「まあ、それあるけどね。もしかして何か一条の坊やと何かあったんじゃあないかと思って正解だったわ」

    羽「えっと華さん、お久しぶりです」

    華「あ、羽ちゃん。久しぶりね~、すっかり大きくなって美人さんになったわね」

    羽「フフフ、ありがとうございます。今は千棘ちゃんの学校で先生をしてます」

    華「へえ~、そうなのね。今は何処に住んでいるのかしら?」

    羽「楽ちゃんのお家にお世話になってます」

    楽「あわあわ」

    千棘「ん、どうしたの?」

    楽「うう、うう」

    千棘「ママを指差してるけど」

    羽「もしかして、華さんに抱っこして欲しんじゃあないかな」

    華「抱っこを?別にいいわよ。千棘、その子を渡してくれる?」

    千棘「あ、うん、分かった。はい、ママ」

    華「おいしょっと。こうして赤ん坊を抱っこするのって千棘が生まれてから久しぶりね」

    華「ほ~ら、よしよし」ユサユサ

    楽「あははは」

    羽「さすが華さん、慣れていますね」

    華「これでも母親をしてたからね。それしてもこの子」

    楽「うぅ?」

    華「さっきは親戚の子って言ったけど、この子って一条の坊やよね?」

    千棘「ええ!?ママ、分かるの!?」

    華「やっぱりそうだったのね。勘が当たったわ。でもどうして一条の坊やがこんな姿になったの?」

    羽「えっとそれはですね~~」

     ~~説明中~~

    羽「--というわけなんです」

    華「はあ~、何やってのかしら、家の連中は」

    千棘「なんかごめんね、ママ」

    華「千棘が謝る事じゃあないわ。それじゃあ私はそろそろ戻らないといけないから帰るわね」

    千棘「うん、分かった。来てくれてありがとうね」

    羽「お仕事、頑張ってくださいね」

    華「ありがとう、2人とも。それじゃあ、一条の坊やを返すわね」

    千棘「よいっしょっと。ママ、また来てね」

    華「ええ、時間を考えてまた来るわ。それじゃあ私はちょっと行くところがあるから。じゃあね」テクテク

    羽「さようなら~」

    千棘「あれきっと、クロードの仕事が増えたわね」

    楽「あう?」

    千棘「あ、楽が気にする事じゃあないから何でもないわよ」

    千棘「それじゃあ羽さん、今からご飯を一緒に食べてお風呂に入りましょう」

    羽「そうね、ついでに楽ちゃんのミルクも作らないとね」

    千棘「はい。あ、そうだおたまちゃん、家のお風呂ってプールみたいに広いんだよ」

    おたま『おお~、それは真か!楽しみじゃあ!』

     こうして。今日の千棘と羽さんの楽のお世話の日が終わり

      ~~~~~~

    鶫「失礼します、クロード様に少し聞きたい事があるのですが――」

    クロード「すまない誠士郎!今、貴様の質問の返事を返す事ができないのだ!」ババババ

    鶫「...何があったのですか?」

     ~~~~~~

    小咲「えっと、哺乳瓶と粉ミルクも入れて。あ、それと可愛いお人形さんと持っていたら喜ぶかも。どれがいいかな?」ゴソゴソ

    春「お姉ちゃん、さっきから何してるんだろう?」

    菜々子「あらら、これは何か面白そう事が起こりそうね~」ニヤニヤ


     次の小野寺がお世話をする番になりました。
  117. 119 : : 2016/07/15(金) 21:54:37
     というわけで、千棘&羽さんによるお世話の話が終わりました。
    さてさて、いよいよ皆さんお待ちかね、アンケート結果の2位の小野寺小咲ちゃんがお世話をする日です。小野寺はどのようにして楽のお世話をするのでしょうか?次回にご期待ください。それでは!
  118. 120 : : 2016/07/27(水) 18:50:54
    ヤバイ!面白すぎ\(^-^)/
    こういう平和なの大好きです!

    まだ続きなんですねwktk
  119. 121 : : 2016/08/27(土) 22:42:34
     ~~そして次の日~~

     小野寺家

    小咲「それじゃあ、行ってきま~す」

    春「行ってきま~す」

    菜々子「は~い、行ってらっしゃい」

    春「お姉ちゃん、それって昨日なんか赤ちゃんに使いそうな物とか入れてるの?」

    小咲「うん、そうだよ」

    春「何かに使うの?」

    小咲「うん、ちょっとね」

    春「ふ~ん」

     ~~そして学校へ~~

    羽「皆、おはよう」

    千棘「おはよう~」

    楽「あうお~う」

    鶫「皆様、おはようございます」

    集「おお~、羽姉に桐崎さんに誠士郎ちゃんもおっはよ~」

    るり「先生も千棘ちゃんとつぐみさん、おはよう」

    千棘「うん、おはよう」

    羽「それじゃあ私は職員室に行かないと駄目だから、ここでいったんお別れね」

    千棘「あ、はい、分かりました」

    集「羽姉、今日も頑張ってね~」

    羽「それじゃあ楽ちゃん、一旦バイバイね」フリフリ

    楽「あ~う」テヲペタ

    羽「!!この可愛さにやる気がさらに上がったわ!じゃあ、行ってきま~す!」タッタッタ

    千棘「行っちゃった」

    万里花「おはようございます、皆さん」

    集「あ、万里花ちゃん、おっはよ~」

    るり「おはよう、橘さん」

    万里花「先ほどやたらとテンションが高い羽さんがいたのですが、何がありましたの?」

    千棘「まあ、ちょっとね」

    万里花「??」

    千棘「あ、るりちゃん。そういえば小咲ちゃんってまだかな?」

    るり「ええ、そうよ。小咲は春と来るみたいだから」

    千棘「そっか、ありがとうね、るりちゃん」

    鶫「今日の一条楽のお世話をするのは、小野寺様でしたね」

    万里花「小野寺さんは小さい頃に妹さんの相手をしていましたから、きっと面倒見が良さそうですしね」

    集「しかも、なんか楽は小野寺にすごく懐いてるしね~」

    るり(まあ、お互いが好きな者同士だからね)

    小咲「皆、おはよう」

    集「お、噂をすれば小野寺だね。おはようさん」

    るり「おはよう、小咲」

    鶫「おはようございます、小野寺様」

    万里花「おはようございます、小野寺さん。今日は楽様のお世話を頑張ってくださいね」

    小咲「うん、ありがとう、万里花ちゃん」

    千棘「小咲ちゃん、おはよう」

    小咲「あ、千棘ちゃん、おはよう。それに、一条君もおはよう」フリフリ

    楽「あうあう!」

    鶫「いつもよりテンションが高いですね」

    千棘「今日は小咲ちゃんが楽の面倒を見る番ね。今日一日、頑張ってね!」

    小咲「うん!今日のためにちゃんと確認して一条君が喜びそうな物も選んできたんだ」

    万里花「それはこの前私が持ってきたガラガラのようなものですか?」

    小咲「うん、そうだよ。お人形さんなんだ」

    千棘「それじゃあ小咲ちゃん、楽を渡すわね」

    千棘「楽、小咲ちゃんのいう事を聞くのよ。はい、小咲ちゃん」

    小咲「おいっしょっと。最初の頃以来だね、抱っこするのは」

    鶫「あの時、抱っこしていたのは私と小野寺様でしたね」

    小咲「今日一日、私が一条君の面倒を見るからよろしくね」ニコ

    楽「あう~!」ギュウ

    小咲「あはは、なんだか一条君、甘えん坊みたいだね。よしよし」ユサユサ

    るり(小咲、あんたは未来でもその姿を作るのよ!)カッ

    小咲(な、なんかるりちゃんが睨んでる)ビク

    楽「うう?」
  120. 122 : : 2016/10/02(日) 22:42:04
    集「あ、そうそう。はい、小野寺、楽を入れる時の籠な」

    小咲「あ、それなんだけど舞子君」

    集「うん?どったの?」

    小咲「えっとね、私は今日はずっと背中でおんぶして授業を受けようかなって思ってるの」

    千棘「ふえ?どうしておんぶなの、小咲ちゃん」

    小咲「うん、それはね千棘ちゃん、まだ妹の春が小さかった頃よくおんぶをしてあげてて割とそれが落ち着いてたんだ」

    小咲「だから一条君でもそれが効くと思うの」

    集「なるほどね。分かった、じゃあ一応教室にはおいとくわ」

    小咲「うん、ありがとう、舞子君」

    万里花「それでしたらおんぶ用のやつが要りますわね」

    万里花「本田~」

    本田「はっ、お嬢様、これを」

    鶫「相変わらず、とても素早い動きですね」

    本田「恐縮です」

    万里花「ありがとう、本田。もう下がっていいですわよ」

    本田「御意」シュッ

    集「おお、消えた。忍者みたいだな」

    万里花「さあどうぞ、小野寺さん」

    小咲「ありがとう、万里花ちゃん。じゃあ早速つけるね」

    小咲「ちょっとじっとしててね、一条君」

    楽「あい」

    集「じゃあ俺は、羽姉に背中にもたれない椅子を貸してくれるように行ってくるわ~」タッタッタ

    千棘「あ、よろしくね~」

    小咲「よし、これでよしっと。じゃあ一条君、今度はおんぶするね、それ~」

    楽「おうあう!」

    千棘「あ、なんだかいい感じみたいね」

    鶫「小野寺様の言うとおり、今の一条楽に聞きましたね」

    小咲「うん。一条君も同じで良かったよ」

    鶫「ふ~む」

    千棘「あれ?どうかしたの、つぐみ」

    鶫「あ、いえ。私が一条楽の世話をする日にはおんぶと抱っこ、どちらが良いか考えていまして」

    万里花「どうせでしら両方したら良いのではありませんか?せっかく二日間、楽様のお世話ができるのですから」

    鶫「りょ、両方だと!?そうか、それもそうだったな」

    千棘「まあ、つぐみは明日からだけどまだ時間はあるしゆっくり考えたら」

    鶫「分かりました、そうします」

    集「お待ったせ~!もたれない椅子持ってきたぞ」

    小咲「うん、ありがとう。一条君、今日も大人しくしてるんだよ?何かあったら、ちゃんと私に言ってね」

    楽「あう、おう」

     ~~そして時間進んで一時間目の授業へ~~

    教師「じゃあとりあえず、一旦ここまでノートに書いてください」

    小咲「う~ん、一条君の分も書かないといけないから大変だけど、頑張らなくちゃ!一条君が困ったら大変だしね」カリカリ

    千棘「小咲ちゃん、大丈夫?」ヒソヒソ

    小咲「うん、これくらい大丈夫だから安心して」

    千棘「そっか、なら良かった」ニコ

    楽「あうあう~」ギュウ

    楽「あ、」パッ

    人形 ポトン

    楽「あ、ううぅ」グス

    小咲「うん?どうかしたの、一条君」

    楽「うぅぅ」ユビサス

    小咲「えっ?あ、お人形さんを落としちゃったんだね。ちょっと待てて」

    小咲「うんしょっと」ヒョイ

    小咲「はい、一条君。次は落とさないようにね」ニコ

    楽「!!あうあう!」ギュウ

     ~~数分後~~

    教師「で、ここがこうなるので」

    小咲「...」カリカリ

    楽「あぅ~」カクンカクン

    小咲「うん?」

    楽「うぅ」ウトウト

    小咲(あ、一条君、ちょっと寝そうになってる)

    小咲「あ、あの、先生」

    教師「うん、どうかしたか、小野寺さん?」

    小咲「ちょっと、席を外していいですか?」

    教師「一応理由を聞いていいかしら?」

    小咲「えっと、赤ちゃんが」チラ

    教師「ああ、なるほど。良いですよ、行ってください」

    小咲「すいません、ありがとうございます」スク

    小咲「よしよし、おねんねしようね~」テクテク

     ガラガラ バタン

    一同(か、完全に母親状態だ)

    鶫(わ、私もあんな風にしないと駄目だろうか?そ、それで落ち着くのなら、一応考えてみよう///)

    千棘(なんかつぐみがもんもんしてる)
  121. 123 : : 2016/11/03(木) 23:19:09
     ~~数分後~~

     キーンコーンカーンコーン

    教師「それでは授業はここまでにします。お疲れ様でした」テクテク

    集「とりあえず、一限目は終わったね」

    千棘「次の授業の準備とかしないとね」

    万里花「次の授業はなんでしたっけ?」

    鶫「次の授業は美術だぞ、橘万里花」

    万里花「あら、そうでしたの。ありがとうございます、つぐみさん」

    小咲「それじゃあ道具とか持って、美術室に向かおっか」

    るり「小咲、一条君は?」

    小咲「うん?一条君ならまだ寝てるよ、ほら」チラ

    楽「zzz」

    千棘「本当だ、まだ寝てる」

    おたま「それなら、楽が起きんように移動せんとのお」チャララン

    集「うお、おたまちゃん。姿を見せて大丈夫なの?」

    おたま「大丈夫じゃ。お主たちが壁になっておって見えてないからのお」

    おたま「まあ、また姿を消すわけじゃがの」

    集「そっか。そんじゃま、移動しますかね」

    千棘「了解」

    万里花「そうですわね」

    鶫「お嬢、忘れ物はないですね?」

    千棘「ちゃんと持ってるわよ」

    おたま「さて、また姿を消すかのお」チャララン

    るり「道具とか持ってあげるか、貸しなさい」

    小咲「ありがとう、るりちゃん」

     ~そして場所は美術室へ~~

    美術教師「それじゃあ今日の授業はスケッチの授業です」

    万里花「どうやら今回は、スケッチのようですわね」

    小咲「何がテーマなのかな?」

    るり「さあ?」

    美術教師「それじゃあ今回のテーマは...」

    美術教師「うん、丁度いいし、小野寺さんにしよう」

    小咲「えええ!?わ、私ですか!?」

    楽「あば?」

    美術教師「そう、小野寺さんが丁度スケッチに相応しいのよ。小野寺さんがその赤ちゃんを抱っこしてるのが良い感じだと私は思っていたのよ」

    小咲「で、でも私がモデル皆は良いの?」

    集「問題ないと思うぜ、小野寺。皆だってそう思うだろう?」

    男子生徒「ああ、問題ない」

    女子生徒「うんうん!寺ちゃんがその赤ちゃんを抱っこしてるとこを書いてみたいし!」

    千棘「小咲ちゃんがモデルなら、上手く書かないとね!」

    鶫「ええ、お嬢の言うとおりです」

    万里花「絵を書くのは昔の習い事で得意になっていますの、上手く書く自信はありますわ」

    るり「まあ、良いんじゃない?」

    小咲「ふえええ。一条君はどうなの?」

    楽「あう?」

    小咲「私と一緒に絵のモデルになっても」

    楽「う~。あい!」ニカ

    美術教師「どうやらその子もいいみたいだし、お願してもいいわよ?」

    小咲「はい、分かりました!私と一条君でモデルになります」

    美術教師「ありがとう!それじゃあ皆、今から紙を渡すからちょっと待っててね」

    一同「は~い」

    小咲「うう~、なんだか変に緊張してきたよ」

    楽「あうあう」

    小咲「あ、一条君もちょっと緊張する?」

    楽「おう」

    小咲「そうなんだ。じゃあ、お互い緊張してるけどちょっとでも楽しめる頑張ろう!」

    楽「あい!」
  122. 124 : : 2016/11/29(火) 17:26:32
  123. 125 : : 2016/12/03(土) 23:15:58
     ~~数分後~~

    美術教師「さて、ちゃんと皆のところに画用紙はいったかな?」

    全員「は~い」

    美術教師「よろしい。じゃあ今からモデルになる小野寺さんと君だけど」

    楽「あう?」

    小咲「えっと、私達はどんなポーズをしたらいいんですか?」

    美術教師「そう、それなんだよね。今ね、どれが良いかなって考えているのよ」

    美術教師「皆は、どんなのが良いか思いついた人いる?」

    「う~ん、一緒に座ってるのとかは?」

    「それじゃあ面白みがないわよ」

    小咲(面白みっているの!?)

    「じゃあさ、手を握って一緒に笑ってる感じとかはどうかな?」

    「お、それちょっといいかもな」

    鶫「なかなか決まらないそうですね」

    千棘「確かに小咲ちゃんと楽で丁度いいポージングとか思いつかないかも」

    万里花「小野寺さんは優しい雰囲気と母性的な所がありますから、それを活かすものが良いはずですわ」

    るり「ふむ、母性的なポーズね」

    集「ふっふっふ」

    美術教師「どうしたの、舞子君?急に笑って」

    集「いえ、なになに。俺はただ、小野寺と赤ん坊とのポーズを思いついただけですよ」

    「なに!?それは本当か、舞子!?」

    「いったいどんなのなの?」

    集「いいだろう。皆はちょっと工夫したポーズを考えているが、そんな変なものは考えなくてもよい!」

    集「そう、それはシンプルなものがいいのさ!そのポージングは!」

    全員「そ、そのポージングは?」

    集「座って抱っこして、赤ん坊に笑いかけてるポーズだ!!」

    千棘「本当にシンプルだ」

    鶫「でも確かに、舞子集の言っていることはあっているかもしれない」

    「でもそれじゃあ普通すぎないか?」

    集「まあまあ、そう言わずに。実際のものを見てみればそれが分かるよ」

    集「小野寺、椅子に座ってもらってもいいか?」

    小咲「えっ?うん、分かった」テクテク オッチン

    集「あとついでにこれも被ってくれる?」

    小咲「別にいいけど、何でこんなものを?」

    集「まあ、気にせずに」

    小咲「う、うん、取り敢えず被るね」

    万里花「あれ、シスターさんが良く被るようなものですわね」

    るり「何であのバカはそんなのを本当に持ってるのよ」

    小咲「よいっしょっと。これでいいの?」

    集「うんうん、いい感じだよ。それじゃあ小野寺、楽に笑いかけてくれ」

    小咲「わ、分かった」

    小咲「一条君」

    楽「うう?」

    小咲「ほら、小咲お姉ちゃんの笑顔だよ」ニコ

    楽「うああ~!」ニコニコ

     ピカーン

    「うわ、なんだこれ!?」

    「なんか分からないけど、眩しい!」

    鶫「み、皆さん、あれは見てください!」

    千棘「えっ?うわ~、小咲ちゃん達のポーズ、凄く似合ってる!」

    るり「しっくりしてるし、なんだか神々しいわね」

    万里花「これは、まるであのお方みたいですね」

    美術教師「こ、これはまるで!!」

    全員「マリア様みたいだ!!」

    集「さあ皆の衆、このすんばらし~いポージングしてくれてる二人の絵を書くんだ!」

    美術教師「皆、このすばらしい場面を全力で描くのよ!」

    美術教師「総員、作業開始よ!」

    全員「おお~!!」

    千棘「な、何なのこのテンション」

    万里花「先生までノリノリですわね」

    鶫「と、とにかく、私達もお二人の絵を書きましょう」

    るり「ええ、そうね。良い物を書いてあげないとね」

    集「じゃあ小野寺はこのまま笑顔でいてね」

    小咲「あ、うん!」

    小咲「一条君、にこ~」ニコ

    楽「あうあう~!」ニコニコ

    小咲(な、なんなの~、このテンション!)

    小咲(私、一条君に笑ってるだけなのにちょっと疲れそうだよ~!)
  124. 126 : : 2016/12/28(水) 00:04:34
     ~~そうして時間すぎていき無事に二限目が終わったが~~

    小咲「はあああ~」グテー

    楽「あうおう?」

    千棘「えっと、小咲ちゃん、大丈夫?」

    小咲「うん、たぶん大丈夫だよ~」

    千棘(大丈夫そうには見えないんだけど)

    るり「とりあえずあんたはこれを飲んでちょっと休みなさい」つお茶

    小咲「あ、ありがとう、るりちゃん」

    集「いや~、まさかあんなに皆が盛り上がるなんて思ってなっかたよ~」

    集「提案を出した俺が言うのもあれだけど、まさか先生まで盛り上がるとわね」

    鶫「貴様が変に盛り上げたのだろうが」

    万里花「こればかりはつぐみさんに同意ですわね」

    小咲「ふ、二人とも、もう終わった事だから私は気してないから」

    鶫「そ、そうですか」

    万里花「小野寺さんが言うんでしたら、私は構わないのですが」

    モブ男子「お~い、次も移動だから急ごうぜ」

    モブ男子2「お~う」

    集「お~い、次の時間ってなんだっだっけ?」

    モブ女子「次は家庭科で、調理実習だよ~」

    集「あ、そうか、ありがとう~!って!?」

    千棘「調理実習か~。よ~し、張り切るわよ!」

    小咲「私もサポートとかするからね」

    集(まずい、これは非常にまずい!小野寺は盛り付けだけは超一流高いがそれ以外はまるっきしだめで。桐崎さんは見た目だけだなく、色々と駄目な人だし)

    鶫「とりあえず、調理室に向かいましょう」

    千棘「そうね、それじゃあ行くわよ~」テクテク

    小咲「あ、皆待って!」テクテク

    るり「なんだか大変な事になったと言うか、等々来てしまったわね」

    集「るりちゃん、今日が家庭科あるって知ってたの!?」

    万里花「私も今日が家庭科があると言うのは覚えていましたわよ」

    集「しまった、美術で盛り上がりすぎて軽く忘れてしまってた」

    るり「まあ、あんたは馬鹿だからね」

    万里花「でも、頭が良いのは変ですけどね」

    集「今は俺の事は良いよ。問題は小野寺と桐崎さんだよ」

    集「あの二人、ただでさえちょっと料理があれだから楽とかの適切な仕分けがあって上手く行ってたけど、今の楽は赤ん坊でそれが出来ないんだよ」

    るり「まあ、そこは私がサポートをするしかなわね。仕方がないけど」

    万里花「そうですわね、皆様に被害が及ばないように」

    集「あぁ、よろしく頼むよ」

    おたま(何を騒いでおるのじゃあ?)

     ~~そして場所は調理室へ~~

    小咲「おいっしょっと。はい、これでいいよ」

    千棘「ごめんね、小咲ちゃん。ありがとうね」

    集「さて、いよいよ調理実習だね」

    るり「とりあえず班のメンバーが私とつぐみさんと小咲にと千棘ちゃんだから何とかなると思うけど」

    万里花「ひとまず安心ですわね」

    集「あ、そういえばなんだけど」

    るり「何よ?」

    集「今の赤ん坊の楽って、小野寺たちの料理の腕前とか分かるのかな?」

    万里花「さすがに分からないと思いますけど」チラ

    楽「あ、あう?あわわわ、おうおう」ガクガク

    鶫「一条楽?どうかしたのか?何やら震えているが」

    小咲「えっ?どうかしたの、一条君?」

    千棘「楽、何かあったの?」

    楽「あう、おうおう」フルフル

    鶫「何でもないと言っているのでしょうか?」

    千棘「まあ、楽が何でもないって言ってるんだったらいいけど」

    楽「うう?あわわわ」ガクガク

    三人「....」

    三人(震えてる!本能で何か危険があると分かっている!)

    集「これ、無事に何とか終わるかな?」

    万里花「なんだか、私にも分からなくなりそうですわ」

    るり「と、とにかく、私とつぐみさんで頑張ってみるから」


      本当にどうなる事なのやら。それでは、また来年の一月に、良いお年を!
  125. 127 : : 2017/01/21(土) 18:37:30
    はよう、調理実習もきになるけどやっぱり鶫がきになる
  126. 128 : : 2017/01/30(月) 19:38:23
    おもしろい!
  127. 129 : : 2017/01/31(火) 23:38:22
    家庭科教師「は~い、それじゃあ今から調理実習を始めるわね。皆の班には全部の材料が行ってるわね?」

    千棘「はいは~い、ちゃんとあります!」

    万里花「こちらも大丈夫ですわ」

    集「俺達の班も大丈夫~!」

    男子生徒「こっちも大丈夫っす!」

    女子生徒「大丈夫で~す」

    家庭科教師「よし、じゃあ良いわね。今回の調理実習ハンバーグとドレッシングサラダよ。それじゃあ各自始めてください!」

    全員「はい!」

    千棘「それじゃあ皆で頑張ろうね!」

    小咲「うん、千棘ちゃん!」

    楽「あうあう」グイグイ

    るり「うん?」

    楽「おう、おう」ジー

    るり(ええ、分かっているわ、一条君。あなたが思っていること)キラリン キリ

    るり「それじゃあ早速だけど、小咲と千棘ちゃんは野菜の水洗いをお願い。私とつぐみさんで野菜のカットをするから、いいわね?」

    鶫「は、はい、分かりました!」

    千棘「えっ、私も材料を切るのやろうと思っただけど」

    るり「野菜を洗うのも十分重要な事だから、お願い」

    千棘「る、るりちゃんがそこまで言うなら、分かったわ。私、しっかり野菜を洗うね!」

    るり「小咲もいいわね?」

    小咲「えっ?あ、うん!分かったよ、るりちゃん!」

    るり「それじゃあ始めるわよ!各自、作業開始!」

    三人「りょ、了解!」ビシ

    集(おお~、流石はるりちゃん!楽並みの適切な役割分担!)

    万里花(これで料理が悲惨になる事を回避できましたわね!)

    楽「あう~!」キラキラ

    るり「うん?フッ」グッ

    楽「あう!」グッ

    千棘「よ~し、こんな感じで良いかな、小咲ちゃん?」

    小咲「うん、十分だと思うよ。るりちゃんにつぐみさん、洗い終わったよ!」

    るり「分かったわ。それじゃあつぐみさん、二人で野菜を切っていくわよ」

    鶫「はい、宮本様!」

    るり「....」ザクザクザク

    鶫「....」トントントン

    集「うわお、ぐたりと上手いね」

    るり「小咲、悪いけどレタスを千切ってもらっていいかしら?」

    小咲「うん、分かった!やっておくね!」

    鶫「お嬢、すいませんがそちらのトマトを取っても宜しいでしょうか?」

    千棘「分かった、トマトね!はい、つぐみ!」

    鶫「ありがとうございます、お嬢!」

    楽「あうあう、おうおう!」

    万里花「な、なんだか、どこかで見た事がある料理マンガみたいな感じですわね」トントントン

    万里花「あ、そちらの味付おねがいます!」

    女子生徒「あ、うん、分かった!」

    集(万里花ちゃんのもそれに近いけどね。まあ、黙っておこう)
  128. 130 : : 2017/03/08(水) 23:50:22
     ~~数分後~~

    るり「ふう、取り敢えずはサラダの完成ね」

     サラダ キラキラ

    鶫「えっと、小野寺様。少しよろしいですか?」

    小咲「えっ、何かな?つぐみさん」

    鶫「盛り付けをしたのは小野寺様ですよね?」

    小咲「うん、そうだよ」

    鶫「一体どのようにすればこのように高級感が溢れるような盛りつけが出来るのですか!?」

    小咲「ど、どうやってって言われても普通に盛り付けてたつもりだったから特に意識は」

    鶫「なんと!?無意識にしていたのですか!?」

    千棘「でも不思議よね。本当にどうやったらあんな感じに出来るんだろう?」

    るり「小咲は昔から形関連の能力は高かったから、もはや錬金術ね」

    千棘「れ、錬金術って」

    るり「とにかく。サラダは出来た事だし、今度はメインのハンバーグを作っていくわよ」

    るり「皆、準備は良いわね?」

    全員「お~!」

    るり「じゃあ私とつぐみさんは玉ねぎを細かく切る作業ね。小咲と千棘ちゃんは調味料の準備をお願い」

    小咲・千棘「うん!」

    るり「じゃあやりましょうか」

    鶫「はい、宮本様」

    楽「う~」ジー

    おたま(む~?どうしたのじゃあ、楽よ?)

    楽「あう」

    おたま(もしかして、お主も何かしたのか)

    楽「おうおう」ウンウン

    おたま(ふむ、タイミングを計ってみてはどうじゃ?その時に自分がしたいと言ったらよいのじゃあ)

    楽「お~」

    集(うん?なんか楽が手伝いたい顔をしてるな)

    万里花(楽様、小さくなっても何かしたい意思を見せているなんて、なんて健気でしょう!)

    るり「よし、それじゃあボールの中にミンチをまず入れて」

    千棘「はいは~い。よいしょ~」

    るり「次に調味料と刻んだ玉ねぎを入れて」

    鶫「はい」

    小咲「うん」

    るり「それじゃあ捏ねるわよ」

    小咲「るりちゃん、お願い」

    るり「おいしょ、よいしょ」コネコネ

    楽「....」ジー

    鶫「一条楽?」

    千棘「どうかしたの、つぐみ?」

    鶫「あ、いえ!なんでもありません!」

    千棘「そう?ならいいけど」

    鶫(一条楽のあの視線。もしかして何か手伝いたいのか?)

    るり「ふう、こんな感じね」

    小咲「それじゃあ、あとは形を整えるだけだね」

    楽「!!あう!」

    るり「一条君?」

    千棘「どうしたの、楽?」

    楽「あ~う!あうあうおうおう!」

    鶫「もしかして一条楽、お前も手伝いたいのか?」

    楽「あうあう!」

    集「おお~、ついに言ったね」

    万里花「楽様、偉いですわ!」

    楽「おう~!」フンス
  129. 131 : : 2017/04/15(土) 15:35:46
    千棘「手伝うって、楽もハンバーグ作るのをやりたいの?」

    楽「おう!」

    るり「このタイミングで言ったってことは、形を整えるのを手伝いたいって事よね。そうでしょう?」

    楽「あい!」

    小咲「るりちゃんの言う通りみたい!そっか~、一条君も一緒にやりたいんだね」ニコ

    楽「えへへ~」

    鶫「それでは小野寺様、一条楽にハンバーグを整えるのを教えてあげてください」

    小咲「えっ、私でいいの?」

    るり「良いも何も、今日はあんたが一条君の世話をする日なんだから当然でしょう?」

    千棘「確かに今日は小咲ちゃんの日だもんね。当然ちゃあ当然だよね」

    鶫「というわけですので、お願してもいいですか?」

    小咲「うん、分かった!じゃあ私が一条君に教えるね!」

    千棘「よろしくね、小咲ちゃん!」

    るり「あんたは形に関しちゃあプロ並みなんだから、しっかりやんなさいよ」

    小咲「プロ並みなんて、大げさだよ~」オロオロ

    るり「じゃあ、頑張りなさいよ」

    小咲(皆の応援をもらっただから私、頑張るね!)

    小咲「それじゃあまずはね、一条君」

    楽「あう~?」

    小咲「ハンバーグを整えるのに手にばい菌が付いちゃあ駄目だから、まずは手を洗おうね」

    楽「あい!」

    小咲「じゃあ水を出すね」ジャー

    小咲「とりあえず、私から手を洗って」ゴシゴシ

    小咲「これで良しっと」

    小咲「それじゃあ、一条君を持ち上げるね。よいっしょっと」ダキ

    楽「あう~」

    小咲「じゃあお水で一条君のお手手を洗おうね~。ちゃんと私が支えてるから安心してね」

    楽「あう。ん、ん」ゴシゴシ

    小咲「そうそう、そんな感じだよ~」

    千棘「小咲ちゃん、これ石鹸ね」

    小咲「あ、ありがとう千棘ちゃん。私今、一条君を支えてるから千棘ちゃんが一条君の手に付けてくれるかな?」

    千棘「うん、分かった!それじゃあ楽~、ちょっと手をパ~ってしてくれる?」

    楽「あう!」パー

    千棘「じゃあ行くわよ~、シュー!」フワフワ

    楽「お~」

    小咲「それでまたゴシゴシするんだよ」

    楽「あう!あうあう、おうおう」ゴシゴシ

    小咲「指の間もね?」

    楽「おう!」ゴシゴシ

    小咲「そろそろいいかも。じゃあ一条君、水で流すね」

    楽「あい」

    小咲「よっと」ジャー

    楽「あう~」ゴシゴシ

    小咲「これでよしっと。え~と、とタオルは~と」キョロキョロ

    鶫「小野寺様、これをお使いください」

    小咲「あ、ありがとう、つぐみさん。それじゃあ手を拭くね~」フキフキ

    楽「あ~」

    小咲「左手も拭いてっと。これで良し!」

    小咲「ほら、一条君の手が綺麗になったよ」

    楽「お~、マジやばくね」

    一同「うん?」

    楽「あう?」

    千棘「今、楽が喋らなかった?」

    鶫「き、気のせいではありませんか?」

    千棘「そ、そう?」

    るり「マジやばくねって」

    小咲「一条君?」

    楽「うぅ?」

    小咲「多分私達の聞き違いだよ、きっと」

    鶫「そうですよね。ゴホン、では改めして、ハンバーグの形を整える作業にかかりましょう」

    一同「お~!」

    楽「お~!」
  130. 132 : : 2017/05/07(日) 23:52:25
    続き見たい‼︎
  131. 133 : : 2017/05/13(土) 17:43:44
    続きが気になる!!
    鶫早くでで欲しい~<(T◇T)>うぉぉぉぉぉ!
  132. 134 : : 2017/05/21(日) 22:39:09
    るり「それじゃあ、ハンバーグの生地を取って」

    千棘「よっと」

    鶫「はい」

    小咲「一条君の手のひらを考えて、これくらいかな?」

    小咲「はい、一条君の分だよ」

    楽「あう!」

    るり「よいしょ」

    鶫「それでは皆さん、準備は良いですね?」

    千棘「OKよ!」

    るり「いつでも」

    楽「お~う!」

    小咲「大丈夫だよ」

    鶫「では分かってる人もいるかもしれませんが、一条楽のために説明しますね」

    鶫「まずは、手のひらにあるハンバーグの生地を右手から左手に。また左手から右手へ、これの繰り返しです」

    鶫「そうやって、中の空気を無くすんです。分かりましたか?」

    千棘「は~い」

    るり「分かっているわ」

    小咲「一条君、わかった?つぐみさんが言っていたこと?」

    楽「あう、あい!」ウンウン

    小咲「良かった~。つぐみさん、一条君ちゃんと分かったって!」

    鶫「それは良かったです。それで皆さん、掛け声は1.2.でいきますからね」

    一同「は~い」

    鶫「それでは行きますよ~。せ~の!」

    鶫「1.2.1.2」ペッタペッタ

    千棘「1.2.1.2」ペッタペッタ アセアセ

    るり「おいち、にい、おいち、にい」ペッタペッタ

    小咲「1.2.1.2」ペッタペッタ

    小咲(るりちゃん、言い方が違うけどいいのかな?)

    小咲「一条君、どう?ちゃんと出来てる?」

    楽「あう、おう、あう、おう」ペッタペッタ

    小咲「あ、上手上手!一条君、うまいね~!」

    楽「えへへ~」ニヘラ

    楽「あう、おう、あう、おう」ペッタペッタ

    千棘「1.2.。おっととと!」

    鶫「お嬢、大丈夫ですか!?」

    千棘「だ、大丈夫!ちょっと手が滑ったけどキャッチできたから大丈夫よ」

    鶫「そ、そうですか。ならいいですが」ペッタペッタ

    るり(つぐみさん、喋りながら手をずっと動かせれるなんて。主婦力高いわね)ペッタペッタ

    小咲「1.2.1.2」ペッタペッタ

    楽「あ~う、おう、あ~う、おう♪」ペッタペッタ

    一同「うん?」

    楽「あ~う、おう、あ~う、おう♪」ペッタペッタ

    小咲「ふふふ」

    千棘「あはは」

    るり「ふっ」

    鶫「はははっ」

    楽「あう~?」

    小咲「何でもないよ。皆で一緒に言うか!」

    千棘「いいわね!」

    鶫「構いませんよ」

    るり「いいんじゃない?」

    楽「あう~!」

    楽「あ~う、おう、あ~う、おう♪」ペッタペッタ

    千棘「あ~う、おう、あ~う、おう♪」ペッタペッタ

    楽「あ~う、おう、あ~う、おう♪」ペッタペッタ

    鶫「あ~う、おう、あ~う、おう♪ふふ」ペッタペッタ

    るり「あ~う、おう、あ~う、おう♪」ペッタペッタ

    小咲「あ~う、おう、あ~う、おう♪」ペッタペッタ

    一同「あ~う、おう、あ~う、おう♪」ペッタペッタ

    クラス全体(なんかあそこの空間、和むな~)ポワワ~
  133. 135 : : 2017/06/12(月) 09:48:14
    続き期待!
  134. 136 : : 2017/06/30(金) 22:53:08
      ~~そしてそれから~~

    鶫「よし、そろそろよろしいと思いますのでそこで」

    千棘「ふおおお!?ハンバーグの形にちゃんとなってる!」

    るり「まあ私は普通ね」

    千棘「小咲ちゃんと楽はどんな感じ?」

    小咲「えっと、こんな感じだよ?」キラキラ

    千棘「えええ!?まだ焼いてないのにすごくキラキラしてるんだけど!」

    るり「相変わらずね」

    千棘「ちなみ楽は!?」

    楽「あう?」キラキラ

    千棘「楽もすっごい綺麗!」

    鶫「ほ~う、なかなか綺麗に出来ているな」

    楽「あう!」

    るり「それじゃあフライパンに油を敷いて温めましょうか」

    鶫「はい、そうですね」

    鶫「コンロの火をつけて」カチチチ ボッ

    千棘「いよいよ、焼くんだね。楽しみ!」

    楽「あうあう!」

     ~~数分後~~

    るり「いい感じに温まってきたわね。それじゃあ皆、焼いていくわよ」

    一同「は~い」

    千棘「それじゃあまずはあたしから行くわね」

    鶫「お嬢、熱いので気を付けてください?」

    千棘「分かってるって。よっと」ジュウウウ

    小咲「わああ、良い音だね」

    楽「あう~」

    るり「次は私ね、ほい」ジュウウウ

    鶫「では今度は私が」ジュウウウ

    るり「小咲に一条君、次はあんた達よ」

    小咲「うん、分かった。一条君、次は私達だよ」

    楽「あうあう!」

    小咲「じゃあ私から行くね、それ」ジュウウウ

    小咲「急いで手を洗わないと」

    鶫「あ、小野寺様。それでしたら私が一条楽を抱っこします」

    小咲「えっ、良いの?」

    鶫「はい、丁度手も洗っておりましたから」

    小咲「ありがとう、つぐみさん。じゃあお願いします」

    鶫「はい、お任せください」

    鶫「それじゃあ一条楽、抱っこするぞ。よいっしょっと」ダキ

    楽「あうわ!」

    鶫「ハンバーグの生地はちゃんと持っているか?」

    楽「おう!」

    鶫「よし、偉いぞ。じゃあ油が手に付かないように気を付けていれるのだぞ」

    楽「あ~う」ソー ジュウウウ

    千棘「ちゃんと綺麗に置けたわよ」

    鶫「良かったな、一条楽。ちゃんと出来たとお嬢が褒めてくれたぞ」

    楽「あ~うあ~う!」

    男子一同(やっぱり、なんか人妻感があるんな)

    小咲「ありがとう、つぐみさん。あと早く作業に移っていいよ」

    鶫「分かりました。それでは一条楽を返しますね。よっと」

    小咲「おいしょ。ちゃんと出来て良かったね、それじゃあこんでゃてを洗お~」

    楽「お~」

    男子一同(小野寺もおっとり妻みたいでいいな~)

    千棘「う~ん、美味しそうな匂い~。じゅるり」

    るり「千棘ちゃん、涎垂れてるわよ」

    千棘「おっと、いけないいけない」ゴシゴシ

    鶫「しっかり良く焼けるように」ジュウ ジュウ

    小咲「どんな感じかな?」

    千棘「小咲ちゃん、いい感じになってるよ!」

    小咲「わあ~、美味しそうな匂い~」

    楽「はわわ~」

    小咲「楽しみだね」

    楽「あう!」
  135. 137 : : 2017/08/11(金) 23:01:09
     ~~それからそれから~~

    鶫「そろそろいい頃合いですね」

    千棘「おお~、うまそ~!」

    千棘「これ、私が形を整えたやつよね!?」

    鶫「はい、そうですよ」

    るり「これが私のね」

    小咲「じゃあ私のはこれかな?」

    楽「あう!」

    小咲「うん、これは一条君がしたやつだね」

    千棘「自分でやったものだから美味しそうに感じるな~」

    鶫「それでは盛り付けをしますので、皆さんは各自のお皿を用意してください」

    一同「は~い」

     ~~数分後~~

    鶫「これで完成です!」

    楽「あわ~」キラキラ

    小咲「美味しそうだな~、一条君」

    千棘「は、早く食べたい」

    るり「その前に先生に言わないと」

    るり「すみませ~ん」

    家庭科教師「はいは~い!おお~、美味しそうに出来てるじゃない!」

    鶫「それで評価をいただきたいのですが」

    家庭科教師「うんうん、文句なしの合格点よ!」

    千棘「やった~!それじゃあ食べてもいいんですか!?」

    家庭科教師「ええ、良いわよ」

    集「おっ?そっちも出来たのかい?」

    万里花「あらあら、なかなかの出来栄えですわね」

    千棘「ふっふっふ、どうよ?」

    るり「まあ、皆で役割分担してたからね」

    集「おお、さすがるりちゃん!」

    集「あ、俺はこっちで食べるけどいいか?」

    男子生徒「おう、別に構わねえぞ」

    万里花「では、私もこちらでも?」

    女子生徒「良いよ、万里花ちゃん!」

    小咲「ハハハ、なんだか班でバラバラになってたのにいつもの感じになっちゃったね」

    集「まあいいんじゃない?こんな感じでも」

    鶫「お前がさらに良いのだがな」

    るり「右に同じね」

    楽「あう~」

    千棘「そろそろ楽も限界みたいだし、早く食べようよ」

    千棘「というか、私も限界」

    鶫「それでは改めまして、ゴホン。皆様、手を合わせて」

    一同「頂きます!」

    千棘「それじゃあ早速、ハンバーグを」パク

    千棘「ん~~~!すごく美味しい~!」キラキラ

    小咲「サラダもドレッシングの味がしみてて美味しい!」

    るり「もぐもぐ」

    鶫「皆様で頑張って作りましたから、美味しくなるのも当然ですよ」

    集「ええ~、そんなにおいしいの?ちょっと別けてよ」

    千棘「ちょっとぐらいならいいわよ、舞子くん。はい!」

    集「どうも桐崎さん。ではでは」パク

    集「おお~、これは確かに美味い!」

    万里花「私にも少し分けてくれますか?」

    小咲「あ、私のをどうぞ、万里花ちゃん」

    万里花「ありがとうございます、小野寺さん」

    楽「あうあう」クイクイ

    小咲「一条君?」

    楽「う~、う~」

    小咲「えっ、一条君の作ったやつを食べたいの?」

    楽「あう!」

    小咲「じゃあ食べやすいように小さくしてあげるからね」

    楽「おう!」

    小咲「よいっしょっと」

    小咲「はい、一条君。あ~ん」

    楽「あ~う」パク

    楽「...」モグモグ

    小咲「どう、一条君?」

    楽「うぅ~!」ニパー

    小咲「そっか、美味しかったんだね」

    楽「あう!」スッ

    小咲「えっ、私にも?」

    楽「あう!」

    小咲「それじゃあお言葉に甘えて、あ~ん」パク

    楽「うう?」

    小咲「うん、とっても美味しいよ?」

    楽「あう~」

    万里花「あ~!狡いです小野寺さん!私にもそれをやらせてください~!」

    鶫「こら、橘万里花!食事中に立つんじゃあない!」

    集「ニャははは、賑やかな食卓だね~」

     こうして楽しい調理実習は終わった
  136. 138 : : 2017/09/18(月) 18:59:09
     ~~そして時間は過ぎていき~~

    羽「はい、連絡は以上です。皆、帰りには気を付けてね!」

    一同「は~い」

    羽「それじゃあ、解散!」

    千棘「ねえねえ、小咲ちゃん。良かったらどこか寄っていく?」

    小咲「う~ん、そうしたいけど、今日はお店の当番だし」

    小咲「それに一条君の事もあるし」

    千棘「そっか、じゃあ仕方ないね。この後のお店と楽の事、頑張ってね!」

    小咲「うん、ありがとう」

    万里花「さて、明日から休みですから、つぐみさんの番になるわけですが」

    鶫「な、なんだ、藪から棒に」

    万里花「くれぐれも楽様に変な事を教え込まないようにしてくださいね」

    鶫「き、貴様じゃああるまいし、そんな事するか~~~!」

    千棘「つぐみ、落ち着いて、ね?」

    鶫「す、すいません、大声を出してしまって」

    集「それで~、誠士郎ちゃんは準備とかは大丈夫なの~?」

    鶫「ふん、貴様に言われずとも、そこら辺の準備は万全だ」

    るり「へえ~、例えばどんなのを?」

    鶫「一応、皆様の見て参考にして一条楽が喜びそうなものを選別しました」

    小咲「うわ~、つぐみさん凄いね~」

    鶫「お褒めな言葉、ありがとうございます、小野寺様」

    るり「小咲、時間とかは大丈夫なの?」

    小咲「あ、そろそろ行かないと!」

    小咲「それじゃあ皆、また月曜日に!それとつぐみさんは、また明日~!」タッタッタ

    楽「あうあう~」

    千棘「またね~、小咲ちゃんの楽~!」

    万里花「お気をつけて~」

    集「この後も頑張ってね~」

    鶫「小野寺様~、また明日に~!」

     ~~そして小野寺家へ~~

     ガラガラ

    小咲「ただいま~」

    楽「あう~」

    菜々子「あら、小咲、お帰りなさい」

    小咲「うん、ただいま、お母さん」

    菜々子「あらら?」

    小咲「どうしたの?」

    菜々子「あら~、あんた何時の間に子供なんて産んだの~?」ニヤニヤ

    小咲「ち、違うよ!」

    菜々子「しかもこの良く見てみればあの一条君とそっくりじゃない!」

    小咲「えっと、この子は!」

    菜々子「へえ~、あの子の子供とはね~。まさかこの年で、もうおばあちゃんになっちゃうなんてね~」

    小咲「だから話を聞いて~!!」

     ~~それから数分後~~

    菜々子「なるほどね~、一条君の親戚の子なのね」

    小咲「や、やっとわかってもらえて良かったよ」ゼエゼエ

    菜々子「まあ、最初から気付いてたけどね」

    小咲「えええ!?じゃあなんであんなこと言ったの!」

    菜々子「いや~、面白そうだったから」ニヤニヤ

    小咲「もう~~!!」

    楽「あお~」キョロキョロ

    菜々子「ねえ、小咲。その子抱っこしてもいいかしら?」

    小咲「えっ、いいけど。はい、お母さん」

    菜々子「ありがとう。いや~、懐かしいわね。あんたと春の小さい頃を思い出すわ」

    楽「お~」フワフワ

    菜々子「ほら~、よしよ~し。菜々子お姉さんの抱っこですよ~」フリフリ

    楽「あ~!」キャッキャ

    菜々子「あははは、男の子なのに可愛いわね~。うりうり~」

    楽「だあだあ!」

    小咲(一条君が、一瞬でお母さんに懐いた!)
  137. 139 : : 2017/10/29(日) 19:43:15
    菜々子「ほら、小咲。この子の相手は私がしておくからあんたは着替えてきなさい」

    小咲「あ、うん、分かった。それじゃあちょっとの間お願いね」テクテク

    菜々子「任せなさいな。伊達にあんた達の小さい頃面倒見てたんだからね!」

    小咲「それもそうだったね。じゃあ、着替えてきます」

    菜々子「さてさて、店の事もあるけど君は何して欲しいかな~?」

    楽「あう?」

    菜々子「しかし、本当に一条君に似てるわね~。まあ親戚の子だもね」ナデナデ

    楽「あう~」ギュウ

    菜々子「あはは、赤ん坊の手って本当小さくて可愛わね」

    菜々子「お~、よしよし」ユサユサ

    楽「あうま、あうま!」

    春「お母さん、ただいま~」

    菜々子「あら、春もお帰りなさい」

    春「私もって事は、お姉ちゃんもう帰ってきてるの?」

    菜々子「ええ、ちょっと前にね」

    楽「あ~う、あ~う」

    菜々子「う~ん?今度は何をしてほしいのかな?」

    春「あ~!?」

    楽「ひゃう!?」

    菜々子「ちょっと、どうしたのよ春?いきなり叫んで」

    春「な、何でこの子が家にいるの!?」

    菜々子「あら、春もこの子事を知ってたの?」

    春「知ってるも何も、この前羽先生が背負って子だもん!」

    菜々子「あ~、その事なんだけどね」

     ~~説明中~~

    菜々子「まあ、小咲から聞いた話はこんな感じね」

    春「なるほど、一条先輩の親戚の子だったんだ。だからこんなに似てたんだ」ジー

    楽「あう~」

    小咲「お母さんお待たせ。あれ、春も帰ってたんだ。お帰り」

    春「お姉ちゃん、お姉ちゃんが今日この子の面倒を見るって本当なの?」

    小咲「お母さんから聞いたの?そうだよ、当番制で今日は私がこの子の面倒を見る日なんだよ」

    春「そ、そうだったんだ」

    菜々子「なんだったら、春も一緒に面倒見たら?」

    春「えっ、私も?」

    菜々子「小咲も別にいいわよね?」

    小咲「うん、私は別に構わないよ」

    小咲「特に問題ないよね?」

    楽「あう」

    菜々子「ほら、この子も良いって言ってるんだし一緒にやったら?」

    春「お姉ちゃんとお母さんがそこまで言うなら」

    菜々子「なら決まりね。それにこうやって赤ちゃんの世話とかを経験しといた方がいいわよ」

    2人「えっ、どうして?」

    菜々子「どっちか知らないけど、あの一条君とこの子供とかが出来た時の予行練習にね」ニヤニヤ

    2人「なっ!?///」

    小咲「なななな、何言ってるのお母さん!///」

    春「そそそそ、そうだよ!どうして一条先輩と、け、けけけ結婚しないといけないのよ!///」

    菜々子「あはは、動揺し過ぎよ。仮の話よ、仮の話」

    小咲「もう~」

    菜々子「それじゃあ私は裏の方をやって来るから、この子を返すわね」

    菜々子「はい、小咲」スッ

    小咲「あ、よいしょ」ギュウ

    菜々子「それじゃあ、また後でね~」フリフリ

    楽「おう~」

    菜々子「春も早く着替えなさいよ~」テクテク

    春「もう、お母さんは相変わらずなんだから」

    小咲「あはは、いつもの事だからね。私達をからかうの」
  138. 140 : : 2017/12/31(日) 14:21:58
     ~~そして~~

    小咲「今日はお客さん来ないね」

    春「別に人気が下がったわけじゃあないのに」

    楽「あう~」

    春「この子もなんだかがっくりしてるね」

    小咲「大丈夫だよ。こんな日も時折あるから」

    楽「おう?」

    小咲「だから落ち込まなくてもいいんだよ?」

    楽「あ~、あう」

    小咲「フフフ、元気なって良かった」

    春「お姉ちゃんって、本当に子供とか赤ちゃんを笑顔にするの得意だよね」

    小咲「えっ、そうかな?そんなに意識してないんだけど」

    春「お姉ちゃんはなんというか、自然に子供を笑顔にしちゃう才能があるんだよ」

    小咲「さ、才能って、言い過ぎだよ」

    春「だって、現にこの子がすぐに笑ったのが事実だし」

    小咲「そ、それはそうだけど」

    菜々子「あんたたち、何話してるの?」

    小咲「あ、お母さん」

    春「さっきまでこの子がお客さんが来ないのをがっかりしていて、それをお姉ちゃんがすぐに笑顔にしたって」

    菜々子「ふ~ん、別に子供を笑顔にさせるのは普通だと思うわよ?」

    春「でもこの子じゃあなくても、他の子供とか元気にしたり笑顔にしてる所と偶に見るから」

    春「それで、これはお姉ちゃんの才能じゃあないかなって言ったの」

    菜々子「なるほど、確かに春の言うとおりかもしれないわね」

    小咲「お母さんまで!?」

    菜々子「小咲は和菓子の型を綺麗にするのも才能の一つだし、それにさっき言ってた春の事も才能の内だと思うわよ」

    菜々子「まあ惜しくは、あんたの料理の腕ね」

    小咲「うぐっ」

    春「あはは」

    菜々子「最初見た時も思ったけど、何で形は綺麗で味があれなのよ」

    菜々子「今でも全然分からないわ」

    春「それに上手くいっても、一万回に一回だもんね」

    菜々子「そもそも、何で一万回に一回なのよ?」

    小咲「そ、それは私にも分からないよ」

    菜々子「まあ、味の方は春がしっかりしてるから大丈夫だし」

    春「うん」

    菜々子「それに、いざとなったら一条君を婿に迎えてここに継がせてたら良い事だしね」

    二人「ブ~~!!」

    楽「おう?」

    小咲「お、お母さん!まだその、あ、諦めてなかっかの!?///」

    春「な、何で一条先輩がう、家にお婿さんでくるのよ!そもそも私がいればそれでいいじゃない!」

    菜々子「でも一条君が作った和菓子、美味しかったでしょう?」

    春「そ、それはそうだったけど」

    菜々子「それに、あんなに和菓子の美味しく出来る子なんてなかなかいないわよ」

    菜々子「だから家に婿に迎えて鍛え上げて、この和菓子屋おのでらをもっと大きくしていくのよ!」

    楽「お~!」

    菜々子「あら、僕も応援してくれるの?ありがとね」ナデナデ

    楽「あうあう」ニコニコ

    小咲(応援も何もこの子か一条君だよ!)

    春「一条先輩が旦那さんなんて、何で私が///」

    小咲(で、でも一条君がお婿さんか。ふ、二人でやっていくのもちょっといいかもしれない///)

    菜々子「あ、そうだ!」

    二人「えっ?」

    菜々子「この子も一条君の親戚の子だからもしかしたらいけるかも」

    菜々子「小咲に春。その子を連れて調理室に来なさい」

    二人「どういうこと?」

    楽「あう?」
  139. 141 : : 2018/03/01(木) 21:35:13
     ~~場所は変わり調理所へ~~

    小咲「どうしたの、お母さん?この子も一緒にって」

    春「そ、そうだよ。確かにこの子は一条先輩の親戚の子だけど、まだ赤ちゃんだよ」

    菜々子「分かってるわよ、それくらい。赤ん坊に和菓子を作らせるなんて本末転倒ものよ」

    小咲「じゃあどうして?」

    菜々子「この子にはアイディアを出してもらおうと思ってね」

    二人「アイディア?」

    菜々子「そう。家の和菓子は大人から子供まで好かれる和菓子よね」

    小咲「それはまあ」

    春「そうだけど」

    菜々子「だけど、今回はちょっと子供が好きそうな和菓子を考えてみようと思ったの」

    春「あ、もしかしてそれでこの子を?」

    菜々子「その通りよ、春。一条君の親戚で尚且つ子供目線でどれが良いか分かる!この機会を逃してはなんとやらよ!」

    楽「お~」

    小咲「えっと、君はいいの?お母さんの提案を手伝ってくれるの?」

    楽「う~!」

    春「以外にやる気満々だ」

    菜々子「あら、赤ん坊にしては頼もしいじゃない。流石一条君のところの子ね」

    菜々子「それじゃあ、考え行くわよ」

    小咲「うん、分かった!」

    春「まあ、頑張ってみよう」

    楽「お~!」

     ~~数分後~~

    小咲「これなんてどうかな?」

    楽「むう~」

    春「駄目っぽいみたい」

    春「じゃあこれはどう?」

    楽「あう~、うぅ」

    春「駄目かあ」

    菜々子「う~ん、なかなか纏まらないわね」

    菜々子「一応二人のアイディアも子供向けのものだけど、この子がピンと来てないのよね」

    小咲「なかなか難しいね」

    春「見た目とどういう和菓子にするとかもあるしな~」

    菜々子「困ったわね~」

    小咲「私、ちょっと軽い飲み物持ってくるね」テクテク

    春「あ、じゃあ私はお客さんがちょっと見てくる」テクテク

    菜々子「う~ん、何かないかしらね~」

    楽「あう~♪」カキカキ

    菜々子「うん、何してるの?」

    楽「きゃう~」

    菜々子「なんだ落書きか。何を書いてるの?」

    楽「あうあう」カキカキ

    楽「だあ!」

    菜々子「あら、書けたの?」

    楽「あい!」スッ

    菜々子「どれどれ、何を書いたのかしら」

    楽「じー」ワクワク

    菜々子「あら、これはもしかして兎さんかしら?」

    楽「うぅ~!」

    菜々子「へえ~、良く書けてるじゃない。特徴も出てるし」

    菜々子「ちょっと、待って。兎...」

    楽「??」

    菜々子「はっ!これだわ~!」

    楽「あう!?」

    菜々子「ありがとう、流石一条君の親戚の子だわ!」ダキ

    楽「あお~」ムギュ

    菜々子「小咲に春、ちょっと来てちょうだい!」
  140. 142 : : 2018/05/17(木) 22:30:17

     ~~~~~

    小咲「兎の形をしたお饅頭?」

    菜々子「そうなよ。この子が落書きで書いていたウサギを見てこれにしようと思ったのよ」

    春「兎か~。確かに子供受けがいいかも」

    菜々子「でしょう?兎って言うアイディアを出してくれたこの子に感謝ね」

    楽「ふ~」ムフー

    小咲「アイディアを出してくれてありがとうね」ナデナデ

    楽「あう~」

    菜々子「あとそうね~。ちょっとした工夫でもう一捻りしたいところね」

    春「あ、それならさ、兎のカラーによって餡を別々して作るとかはどうかな?」

    菜々子「それいいわね!ナイスよ、春!」

    春「本当、良し!」

    菜々子「それじゃあ私と春は餡の準備。小咲は兎の形を作る作業をお願いね」

    春「了解!」

    小咲「うん、分かった!」

    菜々子「それじゃあ、早速始めるわよ!」

    一同「お~~!」

     ~~そして 各自それぞれの作業をし~~

    春「お母さん、餡の味はこんな感じで良い?」

    菜々子「そうね、カラーに合わせるからこのセレクトでいいと思うわ」

    春「分かった、じゃあこのまま続けるね」


    小咲「兎の形はできたけど、何か思う所はあるかな?」

    菜々子「う~ん、基本的は今のフォルムでいいかしら」

    小咲「そっか、じゃあ形はこのままでもう一工夫だけしておくね」

    菜々子「ええ、あんたのセンスは良い方だから任せるわ」

     ~~様々の工夫により その和菓子は遂に完成した~~

    三人「出来た~!」

    菜々子「いい、いい!良い出来栄えよ、これは!」

    楽「お~~!」キラキラ

    春「この子の反応を見る限り良い反応だよ!」

    小咲「皆で意見を出し合った結果だね」

    菜々子「それじゃあ今から売り出しに出るわよ」

    菜々子「各自、気合入れていくわよ」

    二人「うん!」

     ~~店の玄関前~~

    小咲「いらっしゃいませ~!和菓子小野寺の新作和菓子で~す!」

    春「各種類で別々の味がした商品ですので、ぜひ見ていってくださ~い!」

    「なんだなんだ?」

    「お母さん、見てみようよ!」

    「ほうほう、新作か」

    「あの、これなんですか?」

    小咲「はい。これはうちの新作、兎をモチーフにした兎餅です」

    春「カラーによって、こしあん、粒餡、栗餡の種類で作っています」

    「へえ~、可愛いわね」

    「ねえねえお母さん、これ買ってよ!」

    「そうね、すいません、これをください」

    小咲「ありがとうございます!すぐに入れますね」

    「すいません、こっちにも四つください!」

    「こっちにもください!」

    「あたしもあたしも!」

    春「待ってください!順番に用意しますから!」アセアセ


    菜々子「う~ん!上手くいったわね!」

    楽「あうあう!」

    菜々子「これも君のおかげね。本当にありがとう!」ナデナデ

    楽「きゃっきゃ!」

     後に、この兎餅は和菓子小野寺の人気商品になるのであった
  141. 143 : : 2018/07/01(日) 21:23:52
    続き楽しみにしてます!
  142. 144 : : 2018/08/31(金) 12:28:33
    放置乙
  143. 145 : : 2018/09/03(月) 16:40:20
     ~~夜~~

    菜々子「え~それでは、兎餅の販売成功を祝いまして」

    一同「かんぱ~い!」

    楽「あ、あ~う!」

    菜々子「いや~、本当飛ぶように売れたわね~」

    小咲「うん、もともとたくさん作っておいてたのにあっという間に売れてびっくりしたよ」

    春「今後も兎餅を出してくれてって言われてたし、これは人気商品がまた増えたね」

    菜々子「まあ、ウチとしては人気商品が増えてくれるのは嬉しい事だし今後は増やしていかないとね」

    小咲・春「うん!」

    菜々子「それにしても、本当にこの子には助かったわね」ナデナデ

    楽「キャッキャ!」

    春「幾らこの子がまだ赤ちゃんだとして、あんないい案を出すなんて」

    菜々子「何かしらね、もしかしてこの子があの一条君の坊やだったりしてね」

    小咲「ブフッ!」

    春「お、お姉ちゃん、いきなりどうしたの?」

    小咲「な、なんでもない。なんでもないから!」

    菜々子「まあそんな事ないわよね~」

    小咲「そ、そうだよ。もうお母さんたら、漫画じゃあないんだから」

    小咲(本当はこの子が一条君だってこと気付かれたかと思った~!)

    菜々子「分かってるわよ、それくらい」

    菜々子「でも、この子といい一条君とこの坊やと言いそう言う料理やお菓子作りに特化してる家計なのかしら?」

    小咲「それはどうか分からないけど、確かに一条君とかは料理とかお菓子作りとかはある程度何でも出来るよ?」

    菜々子「やっぱりあの子はここでは欠かせない人材ね」

    菜々子「小咲~、あんた早く一条君とくっ付いて婿に来させないさいよ~」

    小咲・春「ブフ~!」

    小咲「も、もう~!だからなんでそんな話になるの、お母さん!///」

    春「そ、そうだよ!何で一条先輩とお姉ちゃんが、け、結婚しないといけないのよ!」

    菜々子「あら~?もしかして、春が坊やを婿に迎えてくれるの~?」ニヤニヤ

    春「ち、違~~~う!///」

    菜々子「にゃははは~。まあ、どっちが付き合って婿に迎えようが私は構わないしね~」

    小咲・春「もう~、お母さん!!」

     ~~そして時間は就寝時間へ~~

    楽「はふ~」ホカホカ

    小咲「ふう~、お風呂気持ち良かったね?」

    楽「あう~」

    小咲(いくら今の一条君が赤ちゃんでも好きの人お風呂に入るなんて)

    小咲「そういえば、銭湯の時や穴場の温泉があるところでもあったけど」

    小咲「まあ、銭湯の時は番台さんの代わりだったし、温泉の時は事故だったけど」

    楽「うぅ?」

    小咲「ううん、なんでもないよ?それじゃあ、頭乾かそうか」

    楽「あう」

    小咲(なんだか、長いようで短い感じだったな。本当はもうちょっと、赤ちゃんだったけど一条君と一緒に居たかったな)

    小咲「でも、もし本当にお母さんが言ってたみたいに事になったら」

    小咲「本当に嬉しいな」ニコ

    楽「あう~」

     こうして、小野寺の長いようで短いような一日が終わったのであった
  144. 146 : : 2018/09/04(火) 08:13:17
    最終日2日の、鶫の展開が、楽しみです。
  145. 147 : : 2018/10/31(水) 00:29:43
    続き読みたい!
  146. 148 : : 2018/12/05(水) 23:19:19
  147. 149 : : 2019/01/30(水) 23:10:07
    つぐみぃ
  148. 150 : : 2019/02/07(木) 22:56:19
    続きが…
  149. 151 : : 2019/04/16(火) 21:46:35
    続いてー
  150. 152 : : 2019/07/14(日) 21:48:50
    ああ
  151. 153 : : 2019/09/15(日) 14:10:19
    鶫が
  152. 154 : : 2019/10/19(土) 17:37:58
    更新してー
  153. 155 : : 2020/03/15(日) 20:47:25
    頼む!、更新してくれ!
  154. 156 : : 2020/03/15(日) 21:00:27



      新
        な
         ぁ
         ぁ
          ぁ
         ぁ
         ぁ
        ぁ
       い
       で
        え
        え
         ぇ
          ぇ
            ぇ
             ぇ
               ぇ
                笑
  155. 157 : : 2020/03/25(水) 21:01:43
    もう一度言う。更新してくれ!
    一番楽しみなんだ。鶫編!
    頼むぞ。(>_<)
    (無理はしないでください)
  156. 158 : : 2020/09/24(木) 23:08:17
    まだかなぁ
  157. 159 : : 2020/09/24(木) 23:46:57
    2年前やぞ
  158. 160 : : 2020/10/01(木) 22:25:48
    もう2年前だし誰か続き書く奴でないかなぁ
  159. 161 : : 2020/10/01(木) 22:53:00
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986
  160. 162 : : 2023/09/28(木) 22:24:20
    更新してください

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