日常とは
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                  - 1 : : 2014/07/28(月) 13:37:32
- どうも、今回はこの夏に作品を仕上げようと思い
 
 書くことにしました
 
 正直書き始める前に考えるということをしていないので
 
 矛盾が多発する可能性もあり
 
 ただの意味不明な文章になる可能性もあります
 
 それでは、どうぞ
 
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                  - 2 : : 2014/07/28(月) 13:37:52
- 人間には必ず分岐点がある
 そして、その分岐は1度踏み込んでしまったら
 後戻りはできない
 超高校級の才能を持つ高校生たちはどのような選択をするのだろうか
 それは、何てことない日常だった
 周りの人間はいつも通り交差点を歩行し
 同じように歩いていた
 だが、始まっていたんだ
 既に僕たちの分岐点が
 
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                  - 3 : : 2014/07/28(月) 13:38:09
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 <十神 白夜視点>
 今日はいつもとは違い 通学に車を使わなかった
 何故だか今日は歩きたい気分だったのだ
 そして、普段はそんなことは許されるはずもないのだが
 十神「何故なんだろうな・・・」
 空を見上げる
 雲と青空
 小さいころ 雲には登れるのかと思っていた
 そして、水蒸気だということを知り 落胆したのを憶えている
 十神「いい天気だ」
 
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                  - 4 : : 2014/07/28(月) 13:38:20
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 <不二咲 千尋>
 僕は日常が嫌いだ
 非日常を望む自分がいる
 それは、日常に生きている僕が嫌いだから
 男なのに女の服を着ている僕
 それが日常
 
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                  - 5 : : 2014/07/28(月) 13:38:30
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 <桑田 怜恩>
 俺は気が付いた
 いや、気が付かないことは無いだろう
 桑田「だってよ・・・」
 動いていないのだ
 周りにいる人が動いていない
 
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                  - 6 : : 2014/07/28(月) 13:38:46
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 そう 彼らはもう日常の世界にはいない
 普段や普通の世界ではない世界にいた
 そして始まる
 非日常の世界
 人類を救うために今、超高校級の生徒たちが選ばれた
 
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                  - 7 : : 2014/07/28(月) 13:38:58
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 <霧切 仁>
 遂に来てしまったのか
 この時が
 この日が
 私は動かない世界の中天井を仰いだ
 こうなることは知っていた、そして自分自身がここで動けることも・・・知っていた
 自らの体が消えていく
 
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                  - 8 : : 2014/07/28(月) 13:39:11
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 <苗木 誠>
 「ここはどこだろう・・・」
 周りを見渡しても何もないただの白い空間
 どこまでも続いていそうな白い空間
 でも、手を伸ばせば白い壁に触れられそうな空間
 そして、頭上から声が聞こえる
 
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                  - 9 : : 2014/07/28(月) 13:39:22
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 今から君たちにはこの世界をかけたあるゲームをしてもらう
 もう、気が付いている人もいるかもしれない
 この現実的ではない世界こそが現実
 普段みんなが見ているもの
 信じられない人もいるであろう
 それなら問う
 日常とはなんだ
 朝、学校へ行き 勉強をする それが日常なのか?
 
- 
                  - 10 : : 2014/07/28(月) 13:39:37
- そして一度は考えたことは無いか?
 自分たち人間という生物、いや生物の起源とはなんなのだろうと
 そう、君たちは作られた世界、作られた生物なのだ
 要するに神のきまぐれによってつくられたもの
 そして、私は飽きた
 地球を作って46億年、私はずっと見ていた
 人類の繁栄や戦争 そのすべてを
 そして、人類は平和というものを掲げ争いを悪とした
 これから先ずっと平和が守られ ただただ人類が繁栄し続ける未来など退屈だ
 だから、消すことにした
 だが、ただ消すのも君たちに申し訳ないと思ってね
 そこで私と1つのゲームをしよう
 選択権は君たちに委ねる
 良く考えてくれ
 
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                  - 11 : : 2014/07/28(月) 13:39:48
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 <大和田 紋土>
 大和田「この世界が消える・・・だと」
 そんなこと・・・許されるわけないだろう
 ゲームの説明はまだ、聞いていない・・・
 どうなってしまうのだろうか
 この世界は
 
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                  - 12 : : 2014/07/28(月) 13:39:59
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 それでは、説明をさせてもらおう
 今から君たちの前にナイフが現れる
 そう、そのナイフだ
 そのナイフで1人の人間を殺してもらう
 心配しなくても大丈夫
 刑罰に問われることはない
 そして、その人物は君たちの世界にいる人間ではない
 その人物を殺すことができれば君たちは日常の世界に戻ることができる
 もし、殺すことができなかった場合は
 日常から君たちの存在が消える
 
- 
                  - 13 : : 2014/07/28(月) 13:40:08
- 説明はこんなところだ
 どうだろう・・・
 わかってくれたかな?
 それではゲームを開始しよう
 ちなみに、ここの世界で起きたことは日常の世界での記憶と共有されないだろう
 それでは、開始だ
 
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                  - 14 : : 2014/07/28(月) 14:46:59
- 期待です!
 
- 
                  - 15 : : 2014/07/28(月) 15:03:54
- おお、期待します!!
 
- 
                  - 16 : : 2014/07/28(月) 15:04:28
 おおお!引き込まれます……!!
 期待です!
 
- 
                  - 17 : : 2014/07/28(月) 15:08:44
- つまりは全員が全員の『世界』を賭けた闘いに身を投じられ、負けた方の世界は消える。
 一番、多かったとしても最終的には半分の世界が消える。
 こういうこと?
 
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                  - 19 : : 2014/07/28(月) 22:59:40
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 <石丸 清多夏>
 僕は目を疑った
 だって・・・目の前には
 僕がいた
 「どうなっているんだ・・・」
 咄嗟にポケットにしまってあるナイフを取り出そうと腰に手を当てる
 石丸「どうやら、本当だったようだな」
 僕ではない僕が信じられないと言った様子で声をあげる
 どういうことなんだ・・・・
 
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                  - 20 : : 2014/07/28(月) 23:00:02
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 <舞園 さやか>
 「成程、そういうことだったんですね」
 舞園「2つの世界線があることともう一つの世界に住んでいる自分に会えると聞きました」
 私は、私自身と会話をしていた
 もう一人の私は楽しそうに微笑んでいる
 舞園「あなたは何をしているのですか?」
 もう一人の私が私に声をかける
 「アイドルをやってます。」
 偽りのない真実を告げる
 舞園「アイドル!凄いですね!私も小さいころにアイドルになることを夢見てたんですけどね」
 驚いた様子でもう一人の私は声をあげる
 
- 
                  - 21 : : 2014/07/28(月) 23:00:12
- そうなのだ、もう一人の私も私と同じ生活をしていたとしたらアイドルになることを夢みるはずなのだ
 もう一人の私は夢を諦めて、日々を暮しているのだろう
 舞園「オーディションを受けようとしていたのですけど・・・お母さんに止められちゃって」
 恥ずかしそうに俯きながら答えるもう一人の私
 お母さん…
 私には母親の記憶が無い
 世界線が変わるということはこういうことなのか・・・・
 
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                  - 22 : : 2014/07/28(月) 23:00:25
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 <セレスティア・ルーデンベルク>
 「来るものをこれで・・・」
 手元にあるナイフを見つめる
 これで、人を
 もし、相手が男だったりしたら
 不意をつく以外には勝ち目がない
 ?「あっ・・・あの・・・」
 突然背後から声をかけられて心臓が飛び回る
 感情を表に出さないように振り返る
 
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                  - 23 : : 2014/07/28(月) 23:00:42
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 <大和田 紋土>
 大和田「おー!あんまり信じちゃいなかったがホントに会えるんだな」
 もう一人のオレは嬉しそうに声を弾ませる
 大和田「そっちの世界でも兄貴やチャックは元気か?」
 笑顔で話しかけるもう一人のオレ
 「そうか」
 大和田「あぁ?何くれー顔してんだよ」
 「そっちの世界では、生きてるんだな」
 だったら・・・
 
- 
                  - 24 : : 2014/07/28(月) 23:00:52
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 <大神 さくら>
 我と同じ姿をした人間は我に問うた
 大神「ケンイチロウは生きているか」
 と
 そして我は答えた
 難病の事、不治の病と呼ばれていること
 その全てを
 
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                  - 25 : : 2014/07/28(月) 23:01:04
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 <朝日奈 葵>
 私は目を疑った
 私の前にいる私
 でも私ではない
 そして、体中にチューブが巻き付いている
 そんな状況の中 目の前の私は微笑んだ
 朝日奈「・・・よかった」
 息も絶え絶えになりながらもそう言った
 もう一人の私は自分が苦しい状況でありながら自分と同じ姿をしたものが五体満足で立っている姿を見て
 笑ったのだ
 
- 
                  - 26 : : 2014/07/28(月) 23:01:21
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 そう、世界が違うということは君らを取り巻く環境すら
 変わってしまうということ
 ただ、どちらがどんな状況だとしても
 互いに生きていて
 生活をしていることには変わりはない
 このゲームは
 片方の自分の生活を奪うというゲーム
 
- 
                  - 27 : : 2014/07/28(月) 23:01:33
- ここにはいないが第3の世界の君たちはコロシアイをした
 その中でのことも私はいろいろ見てきた
 第3の世界の君たちはこういったんだよ
 『最悪のゲームだ』
 ってね
 自分の生活の為に第3者の生活を奪うこと
 そんなことなんて、君たちはもうしているんだよ
 直接的ではない方法でね
 
- 
                  - 28 : : 2014/07/28(月) 23:01:45
- 君たちの超高校級という称号だってそう
 2位以下のものを蹴散らして得た称号なんだよ
 そう、第3者の日常を奪うことなど君たちは無意識に簡単にやってのけるんだよ
 だが、自分自身の日常を奪うこと
 例え、住む世界が違ったとしても
 自分自身を殺して得ることができる日常
 どうだろう?
 面白いと思わないかい?
 
- 
                  - 29 : : 2014/07/28(月) 23:50:35
- 大和田がもう何か、諦めたような悟ったような…
 大和田、朝日奈、さくらちゃんの活躍を特に期待してます!
 
- 
                  - 30 : : 2014/07/30(水) 01:21:32
- いつもながら心捕まれる文ですね!
 期待です!!
 
- 
                  - 31 : : 2014/07/31(木) 07:55:48
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 <十神 白夜>
 俺は今まで蹴落としてきた
 十神の名を受け継ぐために自らの兄弟を蹴落とし
 今の俺がいる
 そして、俺は俺の足元で骸となったもう一人の自分を見る
 「こいつも、生存競争に勝てなかった それだけだ」
 『こんな惨めな僕を殺してくれ!頼む!』
 何故だろう
 この心にぽっかりと穴が開いた気分は
 何物にも埋めがたいこの大きな穴は
 視界が曇る
 どうやら俺としたことが こいつを刺した時に眼鏡を無くしてしまったみたいだ
 俺は、かけている眼鏡を外して靴底で踏みつぶし
 床に転がった骸がかけていた眼鏡をとり
 かける
 「お前の分まで生きてみせるぞ・・・十神 白夜の名に懸けて」
 
- 
                  - 32 : : 2014/07/31(木) 07:56:00
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 <朝日奈 葵>
 朝日奈「あ・・・あなたは・・・生きてて楽しい?」
 私を見てもうひとりの私が呟く
 「楽しいよ!毎日が楽しいよ」
 涙がこみあげてくるのを抑えて答える
 朝日奈「私には・・・わからない・・・もう・・・わからない・・・」
 「楽しむんだよ!キミも楽しむんだよ!これから!楽しむんだよ!」
 朝日奈「あはは・・・優しいのね、もう一人の私は」
 微笑みながら彼女はそういった
 朝日奈「もう・・・少ししか生きられないから・・・」
 悲しげな顔
 朝日奈「ずっと、思ってた・・・小さいころから病院が家よりも長い住処」
 朝日奈「もし、元気だったら・・・どんな人生を過ごしていたんだろうと」
 朝日奈「こんなに元気で明るくなれたんだ・・・」
 彼女は振り絞るように
 それでも強く そういった
 私は、この子を殺さなければ・・・
 世界から消えてしまう
 朝日奈「そのナイフ・・・私を殺すためのものなんでしょう?」
 「え・・・」
 朝日奈「はやく、殺して・・・あなたに殺されるのなら」
 すぅと息を吸う
 朝日奈「本望です」
 あたしは・・・あたしは・・・
 
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                  - 33 : : 2014/07/31(木) 07:56:10
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 <大神 さくら>
 大神「お主も随分と鍛えておるのだな」
 我の姿を見て そう言う
 大神「手合せ願おうか」
 構える
 しばしの沈黙
 白い空間の中
 呼吸を整える
 
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