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九頭龍「今日は何の日か知ってるか?」辺古山「もちろんです」

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  1. 1 : : 2014/06/30(月) 18:16:09
    ※本編とは関係ない
    ※バースデーネタ
    ※いつものちぐはぐ
    ※もちろんシリウ…シリアス
    ※今日中に終わらせたい←願望
    ※それでも構わない方はどうぞ


    辺古山「今日は6月30日ですか…もちろん知っていますよ、ぼっちゃん」

    九頭龍「ほんとか!?」

  2. 2 : : 2014/06/30(月) 18:17:30

    辺古山「アインシュタイン記念日ですよね?」

    九頭龍「…」


    ※アインシュタイン記念日

    1905年のこの日、アインシュタインが 相対性理論に関する最初の論文「運動物体の電気力学について」をドイツの物理雑誌『アナーレン・デル・フィジーク』 に提出した日です。当時、アインシュタインは スイス連邦特許局の無名の技師だったそうです。


    辺古山「確か、そんな日だった気がしますが…ぼっちゃん?」

    九頭龍「まあ、これは予想範囲内だ…」

  3. 3 : : 2014/06/30(月) 19:00:33

    辺古山「ぼっちゃん具合でも悪いのですか?」

    九頭龍「ペコ、アインシュタイン記念日とか今はどうでもいいんだよ」

    辺古山「どうでもいいんですか!?」

    左右田「どうでもよくねーよ!」

    九頭龍「いや、今のオレにとってはさほど重要じゃねえ」

    左右田「辺古山、九頭龍に何か言ってくれよ!」

    辺古山「まあ、ぼっちゃんがそう言うのでしたら…」

    左右田「お前ら…今の発言で物理好きな奴を全員敵にまわしたぞ」

    九頭龍「少し黙っとけ…今はテメーの相手をしてる場合じゃねえんだよ」

    左右田「酷え…」

  4. 4 : : 2014/06/30(月) 21:23:57

    辺古山「6月30日か…まさか!」

    九頭龍「!」

    辺古山「0.2」

    左右田「何で割り算したんだよ!」

    辺古山「深い意味はないのだよ…そこに数字がある限り、彼らは足し引き掛け割るのだから」

    九頭龍「真面目に答えてくれよ…」

  5. 5 : : 2014/06/30(月) 21:24:44

    辺古山「トランジスタの日?」


    ※トランジスタの日

    1948年のこの日、アメリカ・AT&Tベル研究所のウィリアム・ショックレー、 ジョン・バーディーン、ウォルター・ブラッテンが発明したトランジスタが初め て公開されました。 トランジスタは半導体を用いて電気信号を増幅・発振させることができ、真空 管と同じ働きをしながら小型・軽量・長寿命で消費電力が小さい等の利点があり、急速に普及して行ったのです。

    左右田「いやーためになるなー」

    九頭龍「そんな事より、オレたちにとって大切な日があるだろ!」

    辺古山(私たちにとって大切な日…?)

  6. 6 : : 2014/06/30(月) 22:38:11

    ○○だ○○ん○○う○

    辺古山(そうか…盲点だった。ぼっちゃんは実は…)

    九頭龍「…ペコ?」

    辺古山「今日は左右田の誕生日だったのですね」

    左右田「あーそうだった、忘れるところだった…って、ちげーよ!オレの誕生日は昨日だよ!」

    辺古山「なんだ昨日か…答えて損した」

    九頭龍「全くだぜ…どう落とし前付けてくれんだ?左右田」

    左右田「お前らは日に日にオレに対する態度ってもんが酷くなる一方だな!?」

    辺古山「それは左右田だからな」

    左右田「そこに太陽があるから…みたいに言うな!」

  7. 7 : : 2014/06/30(月) 22:40:49

    辺古山「誕生日…九頭龍組…ではお嬢の誕生日ですか!?」

    九頭龍「ちげーよ、大体何でそこで妹が…」ブツブツ

    辺古山「ぼっちゃんの誕生日でもないとなると…一体?」

    左右田「あーやっぱオレはいらないだろ」

    九頭龍「いや、居てくれ」

    辺古山「思い出してみせます!」カッ

    左右田「いつも以上に眼力が強え!」

    九頭龍「お前煩いからやっぱ帰れ」

    \ カーエェレッ! / \ カーエェレッ! / \ カーエェレッ! /
  8. 8 : : 2014/06/30(月) 22:57:16


    左右田「なんだよこの帰れコールはよ!?」

    九頭龍「左右田…」

    左右田「ああ?」

    九頭龍「お前は愛されてんな(棒読み」ポンッ

    左右田「愛されてねーよ!おい田中!さらっと加わるな!」バシッ

    田中「俺様は幻術が使えるからな…貴様はそれに容易く掛かったのだ!」

    ソニア「さあ左右田さん!祖国にご帰還下さい!」

    左右田「はい!…って、オレの祖国は此処ですよソニアさーん!」

  9. 9 : : 2014/06/30(月) 22:59:39

    九頭龍「それで思い出せたか?」

    辺古山「はい、本日はハーフタイムデーですね」


    ※ハーフタイムデー


    1年も残すところあと半年という日です。
    絶対絶望少女の発売日も、こうしてみると意外と早いように感じられますね。

  10. 10 : : 2014/06/30(月) 23:07:00

    九頭龍「どれもちげーよペコ!いい加減気付いてくれよ!どうして気付いてくれないんだよ、このオレの気持ちを!」迫真

    辺古山「すみませんぼっちゃん…分からない事は分からないんです」

    九頭龍「どうしてだよ…小さな頃から同じ屋根の下で家族と毎年ペコの誕生日を祝っているのにどうしてすぐにピンとこねえんだよ!」

    辺古山(ぼっちゃんは、こんなにも憶えていてくれていたなんて…嬉しい…嬉しい筈なのに…嬉しくて堪らない筈なのに…それを忘れていた私は何て最低なんだ。ぼっちゃんにも、ぼっちゃんのお義母様とお義父様にも九頭龍組の皆様方にも…恩を仇で返そうとしていたなんて…どうすればいい…どうすれば…そうだ!)

    辺古山「」スッ

    九頭龍「…ペコ?」

    辺古山「すみませんぼっちゃん…恩知らずの私で…ですがそれも本日までです…来世もぼっちゃんとご一緒出来れば…それで満…足……」ガクッ

    九頭龍「うわあああぁぁっ!!ペコーーー!!!」

    辺古山「」

    九頭龍「逝くなよ!オレはまだ…ペコにおめでとうすら言えてねーのに…たった1言も言えねーなんて…」ポロポロ

    たった1人の大事な女を悲しませて挙句の果てには…ペコを…………

  11. 11 : : 2014/06/30(月) 23:17:04


    ーあれから2年後…

    あの一件以来、オレはすぐには立ち直れなかった。

    周りの奴らからは腫れ物を扱うかのように声を掛けられた。大半が同情や憐れみだった…。こんな事なら日頃から人ともっと深い付き合いをするべきだったなと今更ながら後悔していた。そして気付いたらオレは、いつの間にか墓地に来ていた。

    九頭龍「済まないなペコ…もう少し早くにおめでとうを言えてたら…今もオレの傍に居てくれてたのか?」

    返事なんて返ってくるはずない…けど言わなくちゃいけねーんだ

    九頭龍「あの時言えなかった事を今言うぜ…ペコ、誕生日おめでとう。オレから出来るのは花を添えるくらいだけどよ、お前が好きだって気持ちは今までも今日も、これからも…この先ずっと変わらねえ自信があるから」

    だから…

    九頭龍「向こうで会ったら、次は笑い合おう。今までの事をペコに話して、もうオレの前から居なくなったりしないよな?って話して…そして来世ではきっと…これまで以上な関係になれるよなって…それだけだ」

    オレは暫くの間、黙祷をして…後ろも振り向かずに前へ進む

    不意に吹いた柔らかな風を受けながら…

  12. 12 : : 2014/07/01(火) 08:27:30



    九頭龍「…おい」

    江ノ島「あっれれ?そんな怖い顔してどったのかな?おチビの九頭龍先輩」

    九頭龍「どうしてこうなった!?」

    江ノ島「えーだって書いたはいいけどあたしってば絶望的に飽きっぽいし、このままだとオチもないまま終わっちゃうじゃん!因みに絶望成分は20%ですね」

    九頭龍「オレにとっては絶望が高騰してるってんだ」

    戦刃「盾子ちゃん…」

    江ノ島「何よ残姉」

    戦刃「先輩は敬わなきゃだめだよ」漂う残姉オーラ

    江ノ島「ちゃんと敬ってるよ?おチビの九頭龍先輩って」

    九頭龍「チビ言うな!」

    戦刃「盾子ちゃん、人は見た目で判断しちゃいけないよ。ひょっとしたら…封印された能力があって解放したら本来の姿になるかもしれないんだ!」

    江ノ島「残姉が中二…もっと残姉」

    戦刃「あれ、九頭龍先輩は?」

    江ノ島「…さあ?」

  13. 13 : : 2014/07/01(火) 12:37:37



    九頭龍(はあ、あいつらと居るとすげー疲れるぜ)

    九頭龍「ペコにいいプレゼントねえかな…」

    ー回想

    仁「辺古山さんのプレゼント?ならばこれにしなさい」テワタシ

    九頭龍「こ、これは…!?」

    仁「金箔の模擬刀だ。遠慮はいらないよ、他にも持っているからね」

    九頭龍「ご遠慮します(いらねー、こんなの誰も喜ばねえ」

    仁「いいから持って行きなさい」

    九頭龍「あ、用事あるんで(いらねえよ!」スタスタ

    仁「はあ、こうなったら体育館ホールに飾っとこうかな」

  14. 14 : : 2014/07/01(火) 19:11:23

    ー回想終了

    九頭龍「あの刀は呪われるに違いねえ」

    ペコって何あげたら喜ぶんだ?

    九頭龍「はあ、日向にでも相談するか…」

    …んでんで

    日向「辺古山の誕生日?おい、そういうのって…」

    九頭龍「テメーの言いたい事はわーってるよ、前の日に準備しろとかそういうのだろ?」

    日向「普通はそうじゃないか?」

    九頭龍「あのよー、日向…昨日まで本人とほぼ一緒に居たら買いたくても買えねーだろうが!」

    狛枝「そう粋がらなくてもいいんじゃない?」ホラホラ、シンコキュウシンコキュウ

    九頭龍「ちっ、一々苛つくヤローだぜ」

    狛枝「ボクが超高校級のキミを苛つかせるなんて…やっぱり最低なゴミクズだよ」

    日向「もうお前帰れよ…」

  15. 15 : : 2014/07/01(火) 21:56:45
    もこもこさんは安定の辺古山の人ですね!

    期待です!
  16. 16 : : 2014/07/01(火) 22:33:14
    ベータさん、ありがとうございます!ご期待に添えるよう頑張りますね



    九頭龍「お前らなら何を渡す?」

    狛枝「エプロンドレスなんていいんじゃないかな?九頭龍クンが渡したら間違えなく喜んで着てくれるよ!」

    九頭龍「あの怖ろしい物をか!?」ブルブル


    ※エプロンドレス

    代表的なメイド服。見た感じ命令した人に逆らえなくなるが、実は操る事ができるといわれる怖ろしいプレゼント

    日向「あれそういう物だったのか!?」

    九頭龍「日向…お前知らずに渡してたのかよ…」

    狛枝「案外、78期の子も喜ぶかもね」

    九頭龍「…誰だよ」



    腐川「」ヘッキシ

    翔「ジェジェジェジェーン!まこっち何かくれ」

    苗木「あ、じゃあこれ…」

    翔「これはエプロンドレス!早速白夜様に!」ピューン

    苗木「はは…(いやー困ってたんだよね、誰に渡すか」

  17. 17 : : 2014/07/02(水) 08:29:44



    日向「百年ポプリがいいんじゃないか?」

    九頭龍「あれか…」


    ※百年ポプリ

    花や果物の皮を混ぜ合わせて熟成させた、香りを楽しむプレゼント。77期生の女子の殆どが大変喜ぶ

    日向「ていうか九頭龍は辺古山と仲が良いんだから大体何をあげたら喜ぶ物とか分かるんじゃないのか?」

    九頭龍「アンティークドールしか知らねえなんて言えねえ…)あーまあ、そうだな…」

    狛枝「あれ?超高校級の幼馴染みとも言われる九頭龍クンが辺古山さんの喜ぶ物も知らないなんて…何だかがっかりだな」

    九頭龍「んだとゴラァァァァッ!!」

    日向「そんな肩書きじゃないだろ…」

    九頭龍「はあ、もういい…」クルッ

    日向「九頭龍?」

    九頭龍「自分で決める」

    狛枝「はー、やっぱりボクは役立たずだな」

    日向「お前さ…」

    狛枝「何かな?日向クン」

    日向「ssでも本編みたいな事言うなよ…」

  18. 18 : : 2014/07/02(水) 22:30:25



    九頭龍「やっぱりアンティークドールばっかじゃだめだよな…」

    星の砂は…妹が喜ぶ物だしな

    澪田「あ、冬彦ちゃんめーっけ!」

    九頭龍「お、脅かすなよ…」

    澪田「テヘペコ!」

    九頭龍「一文字違う」

    澪田「冬彦ちゃん…アンティークドールなんか集めてどうするんすか?まさか某幼稚園アニメみたくスト発するんすか?」

    九頭龍「しねーよ、それより今の話聞いてたのかよ…」

    澪田「そりゃあもちろん!維吹の耳を甘くみちゃあいけませんぜ」

    九頭龍「誰も甘くみてねーよ」

    澪田「はっ!?甘く見るってどういうことっすかね?」

    九頭龍「自分で考えとけ」

  19. 19 : : 2014/07/03(木) 08:24:46

    澪田「まさかドーナツの真ん中から誰かを覗き見るって事なんすかね?略してドナチラ」チラーチラー

    九頭龍「ぜってー流行んねーからな!つかどっからドーナツが出て来たんだよ」

    澪田「知らねーっす」

    九頭龍「…おい」

    澪田「冬ピコちゃんてば何かお困りなんすか?何なら維吹が相談にのってもいっすよ!」

    九頭龍「妙な呼び方すんな…実は…」

    …説明中

    澪田「まさかの誕プレっすか!相手は誰なんすか?冬彦ちゃん」ビシッ

    九頭龍「誰が言うかよ…」プイッ

    澪田「お相手誰だろ気になる気になる…」

    九頭龍「歌うな!」

  20. 20 : : 2014/07/03(木) 17:48:04

    澪田「そのお相手って何が好きなんすかね?それすら分からないと維吹もアドバイスのしようがないっすよ」

    九頭龍「あ、アンティークドール…(小声」

    澪田「そこで維吹が聞こえた話しに繋がるってことっすか!ふむふむ…合点がいったっすよ」

    九頭龍「で、何か的確なアドバイスはあるんだろうな?」

    澪田「ないっす」

    九頭龍「はあ!?」

    澪田「っていうのは冗談で…お面かカチューシャあげればいんじゃねすか?」

    九頭龍「お面…カチューシャ…ん?」

    澪田「そしたら盛り上がるっす」

    九頭龍「いや、他にないか?このままだと同じ展開を見る羽目になりそうだ」

    澪田「同じ展開って…まさか冬彦ちゃんは不思議系ヤクザを目指して学園内を練り歩いてるんすか?」

    九頭龍「どんなジャンルだよ!しかもそいつヤクザに向いてねーから!」

    澪田「ふふふ…思いの他いいツッコミっぷりっすね。冬彦ちゃんとはお笑い目指せそうっす」

    九頭龍「もういいから本題に戻ってくれ」

  21. 21 : : 2014/07/03(木) 20:45:54

    澪田「本題?本題って…なんかあったっすかね?」

    九頭龍「忘れんなよ!」

    澪田「あーそうそう、次の遊びの内容を決める」

    九頭龍「違う!」

    澪田「じゃあ維吹リサイタルで歌う内容を決める」

    九頭龍「初耳だ!」

    澪田「あープレゼントだった気が…」

    九頭龍「気がするんじゃなくてそうなんだっての!」

    澪田「だったら維吹に妙案があるんすよ」ゴニョゴニョ

    九頭龍「はあ!?」

  22. 22 : : 2014/07/04(金) 08:28:41



    辺古山(今日は何の日だったか…)

    日向「今日何日だっけ?」

    左右田「んな事も知らねーのかよ」ドヤドヤ

    日向「あ、やっぱいいや」

    左右田「…おい」

    罪木「今日は6月30日ですよぉ…えへへ」

    左右田「おい、罪木出しゃばんな!大体な、昨日はオレの誕生日で…」ウダウダ

    罪木「すっすみませぇん!」

    辺古山(6月30日…誕生日…)

  23. 23 : : 2014/07/04(金) 12:35:17

    ドタバタドタ

    九頭龍「おい、ペ辺古山はいるか?」

    辺古山「はい、何で…何だぼ九頭龍」

    <リア充爆発しろぉ!!

    <おい左右田!日誌に書くのやめろ!

    九頭龍「この後予定あるか?」

    辺古山「ありますよ」

    九頭龍「」

  24. 24 : : 2014/07/04(金) 18:47:29

    辺古山「ぼっちゃんと過ごすという大切な予定が」ニコリ

    九頭龍「ペコ…」

    澪田「ペコちゃんこんな所に居たんすね!教室ドタバタナイトメア…イケる!」

    ソニア「慌ただしい悪夢の教室…放課後の夜ですね」

    辺古山「どうした澪田?」

    澪田「えへへ…維吹はその人をひと目見ただけでその人のスリーサイズが分かるんすよ!」

    日向「そんな設定あったか?」

    澪田「こまけえことは気にすんなっす!」

    辺古山「それで私に何か用か?」

    澪田「じゃじゃーん!維吹流エプロンドレス!我ながら上出来っすよ!」

    辺古山「…派手だな」

    九頭龍「確かに派手だ」

    日向「これエプロンていうより…民族衣装じゃないか?」

    澪田「」ガーン

    辺古山「…これが改造エプロンドレス…かたじけない」

    澪田「着てくれるっすか?」ウロウロ

    辺古山「ああ大事にしておこう(着るとは言ってない」

    澪田「やっほぉぉぉぉっ!!」

  25. 25 : : 2014/07/05(土) 00:18:31

    <どうして誰もオレの話に触れてくれねーんだよ!!

    辺古山「1章の誰かの本編の恨みじゃないのか?」

    左右田「だとしたら私怨過ぎる」

    小泉「昨日散々皆で祝ったじゃない」

    左右田「記憶にねーよ!」

    西園寺「モブ田はあたしたちに構わず寝てたじゃん?それって失礼極まりないし、自業自得だよね?(ジュースに睡眠薬入れたけどね」

    左右田「ま、マジか!?夢じゃなかったのか…!」

    澪田「モブ田にはツッコまないんすね…」

    終里「お前の代わりにオレがメシ喰っといたぜ!」

    左右田「」

  26. 26 : : 2014/07/05(土) 11:54:13

    九頭龍「そしてオレからはこれだっ!」

    ドドーン

    田中「こ、これは…!?」

    辺古山「田中のハムスター…か?」

    日向「それは違うぞ!」

    辺古山「何が違うというんだ?日向」

    日向「よく見てみろよ、確かに大きさも同じで毛並っぽいのもある…でも!これは…」

    九頭龍「お手玉だ」

    <ジャンP チャンP マガG サンD…何があっても俺様の結界から出るなよ

    辺古山「お手玉…?この手触りがお手玉何ですか!?」高速もふもふ

    九頭龍「ああそうだ(凄い喜び様だな」ほのぼの

  27. 27 : : 2014/07/05(土) 16:41:15

    西園寺「へえ、おチビのくせにそんなの作れるんだぁ…」

    九頭龍「テメーのがちびだろ」

    西園寺「くすくす…そんな事言ってられるのも今の内かもよ?」

    九頭龍「んだと!!」

    小泉「日寄子ちゃん」

    西園寺「はあい…」

    九頭龍「へっ命拾いしたな」

    辺古山「ぼっちゃん」

    九頭龍「わーったよ」

    田中「暗躍しトランジスタも守護せし剣士には弱いか…フハハハハハ!」

    九頭龍「お前にも居るんじゃないのか?例えば…家族とかよ、田中」

    田中「フッ貴様ら人類には早すぎだ…よって黙秘権を発動する!」

    皆(はぐらかしたな…)

  28. 28 : : 2014/07/05(土) 20:23:54

    豚神「もうこんな時間じゃないか…早くしないと花村くんの料理が食べれなくなるよ」

    終里「メシ!!思いきり喰うぜ」

    左右田「しょうがねえ…不二咲にエゴニアさんを作ってもらうぜ」ウオー

    田中「俺様は学園内の魔獣に餌をやって来る」

    魚『そろそろご飯の時間だぜい!』←とか言ってる

    魚2『今度は南を固めろ!餌が来るぞぉぉっ!!』←っぽい事言ってる

    狛枝「あの魚どっかで見た事ない?ほら…」

    日向「見たも何もこの学園の魚だろ?」

    狛枝「いや、そういう意味じゃなくて…」

    日向「その発言、なかった事にしてもらう!」スパーン

    そう言いながらあいつらは下に降りて行った

    九頭龍「さて、オレらも帰るか」

    辺古山「そうですね、ぼっちゃん」

    こうして今年の6月30日は過ぎようとしていた…

  29. 29 : : 2014/07/06(日) 00:40:06



    帰り道…いつもは人通りが多いこの道も今は2人だけの空間になっていた。

    そして、この2人は…

    九頭龍「…」

    辺古山「…」

    気まずくない…寧ろ2人にとってはこの静寂も日常の会話の一部なのかもしれない。


    九頭龍(ペコの幸せな顔を見れてオレは幸せだ…けど、1年間の楽しみの1つが終わってしまった。ちょっと寂しいぜ)

    辺古山(ぼっちゃんから頂いた数々のプレゼント…今までの物も含めて引き続き大切に使っていこう…)

    九頭龍「なあペコ…」

    辺古山「何でしょうか?ぼっちゃん」

    九頭龍「誕生日おめでとう…そしていつもありがとうな」

    辺古山「そんな感謝されましても…私は九頭龍組に住まわせて頂いている身。私が九頭龍組に出来る数少ない事ですので…」

    九頭龍「それでも組の皆やお袋や親父、妹…もちろんオレだってペコに感謝してんだ…だからありがとう」

    辺古山「分かりました…その言葉、忘れはしません!」

    九頭龍「おう」

    私はどんな事があっても今日という日を忘れないでしょう。

    辺古山「ぼっちゃん、その…私から聞いて貰いたい事があります」

    九頭龍「ペコからそんな事言うなんて珍しいな」

    辺古山「今日だけは…手を繋いで帰りませんか?」

    九頭龍「ああ、そうするか…って、手ぇぇぇっ!?」

    辺古山「はい、やっぱりだめですか?」

    九頭龍「いや、だめではねーけどよ…」キョロキョロ

    辺古山「ぼっちゃん大丈夫ですよ、誰も見てませんから」

    九頭龍「そうか…?」

    辺古山「はい、ですから…」

    九頭龍「手、繋ぐんだよな?」

    辺古山「繋ぎますよ」

    ギュッ

    九頭龍「…」

    辺古山「ぼっちゃん、知ってますか?」

    九頭龍「何がだ?」

    辺古山「手を繋ぐというのは心を繋ぐ事と同じなんですよ」

    九頭龍「そうか…そう言われればそうだな」

    辺古山「ですから、私達の心も本当の意味で繋がればいいですね」

    九頭龍「そうだな…」


    今日という日は私にとって大切な1日となったのだから



    九頭龍妹「」ジー



  30. 30 : : 2014/07/06(日) 08:27:58


    ーおまけだ左右田

    左右田「これが不二咲の言ってたアルターエゴ "エゴニア" さんか…早速やってやる!」

    エゴニア『初めまして、私の名前はエゴニア ネヴァーマインドと申します。あなたはどちら様でしょうか?』

    左右田「オレの名前は…左右田和一…ってはあ!?何か勝手に入力されてる!?」←遠隔操作??

    エゴニア『可哀左右田 モブ一さんというのですか?素敵なお名前ですね』

    左右田「すっげー悪意を感じる…でも素敵な名前とか言われた…あんま嬉しくねー」

    左右田「何でオレばっかりこんな目に!!それもこれもリア充のせいだ!」キッ

    左右田「こうなったら呪いの呪文を唱えてやる!リア充爆破リア充爆破リア充爆破…」ブツブツ

    ーお隣さん

        リア充爆破リア充爆破…>

    葉隠「悪霊の呪いの呪文だべぇぇ!!こういう時は苗木っちから貰った塩で…」

    ガラス玉「」パリーン

    葉隠「ガラス玉が割れたー!?不吉だべぇぇ!!この世の終末だあぁぁ!!」

    インスピレーションで水晶玉がガラス玉だった事を知った葉隠だった…

  31. 31 : : 2014/07/06(日) 10:37:26

    ーピコペコじゃなくてクズペコ

    九頭龍「…zz」

    辺古山「寝てしまいましたか…」

    今日は本当に素敵な日でした…まさか、もふもふお手玉をぼっちゃんから頂けたなんて…もふもふもふもふもふもふ(高速もふもふ音)

    辺古山「…はっ!?」

    しかし、私が本当に欲しい物は形の見える物じゃないんですよ。だって…

    見えないものーそう、信頼や絆、愛情…そして、

    辺古山「貴方がお傍に居てさえくれれば私はそれだけで幸せなのですから…ぼっちゃん」

    なにをしても残せない、形の見えないものが私にとっての最高の誕生日プレゼントなのだから

                終

  32. 32 : : 2014/07/06(日) 10:38:15


    書き終わりました。誕生日いいですね…子どもの頃はとても喜んだ記憶があります。
    そして誰かが憶えてくれていて声を掛けられると暖かな気持ちになれますね。
    さて、皆さんはご家族やご友人の誕生日に何を贈りますか?



    この頃ssを投稿(特に止まってる方)出来なくてすみません。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

             以上です

    日付過ぎたけど辺古山さん生誕おめでたでした。
    バースデーは心に残る贈り物が良い。形に残る物はその後だ。
    …人それぞれだけど

    そしてこのssを読んで下さった皆さん、ありがとうございました。

  33. 33 : : 2014/07/07(月) 20:48:47
    お疲れさまでした!
    あとがたりが心に来ました!(笑)

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著者情報
mimu1436

もこもこ◎ひつじ(真夏仕様)

@mimu1436

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