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【安価アリ】霧切「コレを使いなさい!」

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  1. 1 : : 2014/06/10(火) 01:54:35
    霧切「今回は私が主役なのね」

    霧切「え? 息抜きのギャグSS……そうなの……」

    霧切「と、とにかく、安価のルールについてね。まずは下記のスレッドを参照して頂戴」

    http://www.ssnote.net/archives/17435

    霧切「その上で、過度なエログロ+下ネタは厳禁としておくわ」

    霧切「ちょっとした怪我、程度のグロ要素についてはOKとしておくわね」

    霧切「あと、キャラ崩壊には要注意ね。ネタバレはあるか無いかの判断すら難しいけれど、一応注意としておくわ」

    霧切「たぶんそんなに長くはならないと思うけれど……お付き合いいただけると幸いよ」


    ※なお、本SSはコロシアイ学園生活の時間軸の希望ヶ峰学園が舞台です。スーパーダンガンロンパ2に登場する生徒やモノミ、ウサミ、ビジュアルファンブックや各書籍などでのみ登場したキャラクターを含む安価は再安価対象となりますので、ご注意ください。
    また、「江ノ島」やそれを示唆するような人物を含む安価は「コロシアイ学園生活参加者」としての江ノ島が適用されます。妹様は安価によって意図的には引きずり出せません。

    その他、随時ルールは追加、変更等あるかもしれませんので、その時に随時記載していきます。
  2. 2 : : 2014/06/10(火) 02:00:55
    霧切(私は霧切響子。才能はまだ思い出せない)

    霧切(どうしてこんなところにいるのかとんと見当もつかないわ)

    霧切(何でも希望ヶ峰学園への入学のためにてくてく歩いてきたことだけは記憶しているのだけれど)

    霧切(私はここで初めて才能に関する記憶を失っていることに気が付いた)

    霧切(しかも後から考えるとそれはこの状況の中では最悪の状態だったみたいね)

    霧切(……なんて、我輩は猫であるの冒頭部分をトレースした思考をしてても仕方がないわ)

    霧切(とにかく、今の状況をおさらいしてみましょう)


    1.希望ヶ峰学園と思われる場所に新入生が監禁されている
    2.学園長のモノクマと名乗る奇妙なロボットのような物体がコロシアイを要求してきた


    霧切(こんな所かしら)

    霧切(この状況を、今の私で打破できるの?)

    霧切(……いえ、考えるまでもなかったわね)

    霧切(たしかに私は才能についての記憶を失っている。けれど、覚えていることが無いわけじゃない)

    霧切(私は、私の本当の正体まで忘れたわけじゃないもの)

    霧切(……私の、“本当の正体”。それは)

    霧切(それは……)
  3. 3 : : 2014/06/10(火) 02:01:20
    霧切(“カップラーメンの妖精”……!)
  4. 4 : : 2014/06/10(火) 02:07:58
    CASE1 苗木誠


    苗木「霧切さん、この後何か予定あったりする?」

    霧切(コロシアイ学園生活二日目の朝)

    霧切(食堂で朝食をとっていると、“超高校級の幸運”苗木誠にそう話しかけられた)

    霧切「この学園の内部を探索するつもりだけれど」

    苗木「そっか。じゃあついて行っちゃダメかな?」

    霧切「別にいいわよ」

    苗木「よかった、ありがとう」

    霧切(彼は笑顔で礼を言う。昨日から全員を観察してはいたけれど、彼はほぼ全員と万遍なく会話をしていたわね。私の番が回って来たのかしら)


    霧切(朝食を終え、苗木君を引き連れ学園の中を探索していたのだけれど)

    苗木「……ねえ、霧切さん」

    霧切「何?」

    苗木「ちょっと、今悩んでる事があってさ。相談に乗ってもらえない?」

    霧切(悩み……?)

    霧切「私でよければ構わないわよ。けど、そういうのって男子に聞いてもらった方がいいんじゃないの?」

    苗木「あはは、そうかもしれないけどね。でもなんだか、霧切さんなら相談に乗ってくれそうだって思って」

    霧切「ふうん……分かったわ。言ってみなさい」

    苗木「うん……」


    相談内容指定 >>5

    苗木君の悩みの内容を指定してください
  5. 5 : : 2014/06/10(火) 02:56:04
    妹の事を一人の女としてしか見られなくなちゃったんだけどどうすれば良いのかな…?
  6. 6 : : 2014/06/10(火) 21:15:21
    苗木「ボクには妹が一人いてさ」

    霧切「妹さん?」

    苗木「うん。……最近、その妹の事を一人の女性として意識するようになっちゃって。ねえ、どうすればいいと思う?」

    霧切(想像より重い相談ね……けど、問題ないわ!)

    霧切(苗木君は“超高校級の幸運”……クジで選ばれた一般の高校生)

    霧切(それも、自他ともに認める普通中の普通)

    霧切(そんな彼に対して導き出せる結論は……!)

    霧切「そんな時には、コレよ!」

    苗木「な、何これ、カップ麺!?」

    霧切「ただのカップ麺じゃないわ。……一度食堂へ行きましょう。あそこならお湯もあるし」

    苗木「わ、分かったよ……」


    ~ 食堂 ~

    苗木「ねえ、霧切さん。このカップ麺、“KIRIGIRI NOODLE”って書いてるんだけど」

    霧切「そうね」

    苗木「もしかして霧切さんが作ったの……?」

    霧切「そんな事どうだっていいじゃない」

    苗木「良くないよ! 激しく気になるじゃないか!」

    霧切「それより、三分経ったわよ。食べてみて頂戴」

    苗木「う、うん……」

    霧切(苗木君が一口、私が渡したカップ麺を食べる。すると……)

    苗木「こ、これは!」

    霧切「どう?」

    苗木「お、美味しい……今まで食べたどのカップ麺より、いやどのラーメンより美味しいよ霧切さん!」

    霧切「そうでしょう? 味噌や塩、しょうゆ、とんこつなどのオーソドックスなものからその他いろんな種類がある中で、それは最初に作ったスタンダードタイプなのだけれど」

    苗木「や、やっぱり霧切さんが作ったんだね……」

    霧切「……ええ、そうね」

    苗木「けど、なんでいきなりカップ麺だったの?」

    霧切「食べてみて、まだ妹さんへの気持ちはそのままかしら?」

    苗木「え? ……あれ? なんか薄らいでるような……というかこの気持ちは……」

    霧切「……ふふ」

    霧切(胃袋を掴めたようね)
  7. 7 : : 2014/06/10(火) 21:16:43
    というわけで、このSSはカップラーメンの妖精こと霧切さんがみんなの悩みをカップ麺で解決するSSです。
    なんとかでき無さそうな事でも無理矢理カップ麺で解決します。
    無茶ぶりどんとこいの精神でやって行きますよー
  8. 8 : : 2014/06/10(火) 21:21:35
    CASE2 舞園さやか


    霧切(苗木君と食堂で別れ、学園内の探索に戻った私は、教室の中でバッタリ舞園さんと遭遇した)

    舞園「あ、霧切さん」

    霧切「あら、舞園さん。こんな所でどうしたの?」

    舞園「えっと、ちょっと考え事というか……なんて言いますか……」

    霧切「随分歯切れが悪いのね。……私でよければ話くらいは聞くわよ?」

    舞園「……そう、ですね。分かりました。ちょっと聞いてもらえますか? 実は……」


    相談内容指定 >>9

    舞園さんの悩みの内容を指定してください
  9. 9 : : 2014/06/10(火) 21:37:39
    さっきから誰かにつけられてる感じがするんです…
  10. 10 : : 2014/06/11(水) 23:04:32
    舞園「えっと、ここじゃちょっと話しにくいので、ちょっと私の部屋に来てもらってもいいですか?」

    霧切「分かったわ」

    霧切(私の返答を聞くと、舞園さんは「ありがとうございます」と言って私を部屋へ案内してくれた)


    ~ 舞園の個室 ~

    霧切「それで、どんな話なのかしら?」

    舞園「ええ、実は……さっきから誰かにつけられてる感じがして……」

    霧切(……つけ麺の話かしら?)

    霧切(つけ麺もいいとは思うし、たまに食べると美味しいとも思うのだけれど、私はやっぱりラーメンとして食べたい派ね……)

    霧切(もしかして舞園さんはつけ麺派なのかしら)

    舞園「自意識過剰かもしれないとは分かってるんですけど……でもそういう被害にあった同期を何人も見て来ているので、やっぱりどうしても怖くて……」

    霧切(被害……?)

    霧切(つけ麺が怖いってどういう状況……あ、違うわねこれ)

    霧切「ああ、尾行されているという事ね」

    舞園「え? ええ、そうですけど……」

    霧切「だったら話は簡単よ。コレを使いなさい!」

    舞園「えっ? これは……カップ麺ですか? “KIRIGIRI NOODLE”……って、霧切さんの名前が入ってますよ!?」

    霧切「ええ。……食堂に行きましょう。お湯があるわ」

    舞園「わ、分かりました……」


    ~ 食堂 ~

    霧切「さあ、三分経ったわよ」

    舞園「はい、では……」

    霧切「待ちなさい」

    舞園「え?」

    霧切「そのまま食べてはダメよ」

    舞園「ど、どういう事ですか?」

    霧切「カップ焼きそばってあるでしょう?」

    舞園「え、ええ。ありますけど」

    霧切「これはあれみたいに、お湯を捨てて食べるタイプなのよ」

    舞園「えっ、そうなんですか!?」

    霧切「そうなのよ」

    舞園「じゃあ捨ててきますね」

    霧切「いえ、その必要はないわ」

    舞園「えっと……?」

    霧切「……耳を貸して頂戴」

    舞園「は、はい」

    霧切(素直に耳を貸してくれた舞園さんに、私は小声で耳打ちをする)

    舞園「えっと、それってホントに上手く行くんですかね……?」

    霧切「大丈夫よ、カップ麺の力を信じなさい」

    舞園「良くわかりませんけど、分かりました」
  11. 11 : : 2014/06/11(水) 23:18:09
    霧切(私の耳打ち通り、容器を持って立ち上がり、食堂を後にする舞園さん。私はそれについて行く)

    霧切(そして舞園さんは……廊下にお湯をこぼし歩く)

    霧切(それなりに広範囲に広がるようこぼしている辺り、相当やるわね)

    霧切(そして、舞園さんが部屋のドアを開けようとした、その時!)

    ???「いっだぁい! あっつぅい!」

    霧切(誰かが盛大に転ぶ音と共に、そんな叫びが聞こえてきた)

    霧切(振り向くと、そこにいたのは……)

    舞園「え、江ノ島さん!?」

    江ノ島「もー! 何これ!? 何でお湯がこんな……はっ! ま、舞園さ……じゃん! き、キグーだね?」

    霧切「下手人みたいね」

    舞園「え、ええ!? 江ノ島さんがですか!?」

    江ノ島「ちょ、ちょっと……何の話?」

    霧切「さあ、吐いて頂戴。何故舞園さんを付け回すような真似をしたの?」

    江ノ島「え? あ、え……バレてたの?」

    霧切「……」

    江ノ島「分かった分かった、言うって。実はさ、舞園からアイドルの出す空気みたいなもんを勉強したかったっつーか」

    舞園「え? でも江ノ島さんも人気読者モデルですよね?」

    江ノ島「ま、まあそうなんだけどさ。ほら、アタシもモデルだけでやって行けるわけじゃないし……転身とかもしたいじゃん?」

    霧切「なるほど、そういう事」

    舞園「そんな事なら声をかけてくれば良かったんですよ!」

    江ノ島「え?」

    舞園「ボイストレーニングとかくらいなら付き合いますよ」

    江ノ島「マジで? んじゃあお願いしちゃおっかな……」

    舞園「はい!」

    江ノ島「ん、サンキューね。んじゃあまた頼むわ」

    舞園「分かりました」

    江ノ島「んじゃねー」

    舞園「はい、それでは」

    霧切「解決できてよかったわね」

    舞園「ええ、そうですね。これも霧切さんのおかげです、ありがとうございました!」

    霧切「じゃあ、部屋に入りましょうか」

    舞園「え?」

    霧切「だって、まだカップ麺の感想を貰って無いもの」

    舞園「あ、そうでしたね。では……」
  12. 12 : : 2014/06/11(水) 23:23:55
    ~ 舞園の個室 ~

    舞園「こ、これ!」

    霧切「どうかしら?」

    舞園「すっごくヘルシーで美味しいです!」

    霧切「ふふ、具に使用しているのはニンジン、キャベツ、もやし、ネギのみだもの。お湯を出した後に麺に絡める液体スープも、極力油っけのない素材を使用しているわ」

    舞園「普段あまりラーメンは食べないんですけど……これならいけますね!」

    霧切「ふふ、好評を頂けたようで良かったわ」

    舞園「これならまた食べたいですね……」

    霧切「ええ、いつでも言って頂戴」

    舞園「はい!」


    霧切(その後、舞園さんの部屋で談笑していると、夜時間になった事を告げる放送が流れた)

    霧切(その放送を聞いて、自分の部屋に戻り……)

    霧切(こうして、“コロシアイ学園生活”の初日が終わった)
  13. 13 : : 2014/06/11(水) 23:28:45
    CASE3 江ノ島盾子


    ~ 二日目 ~

    霧切(さて、今日もまた学園内の探索ね。昨日はあまり進まなかったけれど……)

    霧切(でも、仲間との親交を深める事は出来たし、良しとしましょう)

    江ノ島「あ、霧切じゃん。おっすー」

    霧切「あら、江ノ島さん? おはよう」

    江ノ島「ちょっとさ、相談があるんだけど。この後ヒマ?」

    霧切「相談? ええ、いいわよ」

    江ノ島「ん、サンキュ。んじゃあまた朝食後に」

    霧切「ええ、分かったわ」


    霧切(江ノ島さんと約束を交わした私は、朝食を食べた後江ノ島さんの元へ直行した)

    霧切「それで、江ノ島さん。相談って?」

    江ノ島「えっとね」


    相談内容指定 >>14

    江ノ島さんの悩みの内容を指定してください
  14. 14 : : 2014/06/13(金) 15:22:30
    舞園のトレーニングについていけない
  15. 15 : : 2014/06/17(火) 16:18:59
    頑張れよwww
  16. 16 : : 2014/07/03(木) 23:21:25
    江ノ島「昨日さ、夜時間になってから舞園の部屋に行ったのよ」

    霧切「ええ」

    江ノ島「それでね? ホラ、約束あったじゃない、トレーニングに付き合ってくれる、って奴」

    霧切「たしかに私も現場にいたもの、聞いていたわ」

    江ノ島「そんで、なんつーか。いろいろ教えてもらったんだけどさ……」

    霧切「約束は反故にされなかったのね? なら問題はないと思うのだけれど」

    江ノ島「いや、あるんだって、チョーあるんだって!」

    霧切「というと……?」

    霧切(皆目見当がつかないのだけれど)

    江ノ島「その、トレーニングがさ」

    霧切「ええ」

    江ノ島「ハ ー ド す ぎ る !」

    霧切「……えぇー」
  17. 17 : : 2014/07/07(月) 22:26:32
    江ノ島「なんつーか……アタシもさ、体力には自信ある方なんだけど、それでも普段とは違う体力の使い方なわけじゃん?」

    霧切(江ノ島さんの普段の体力の使い方を知らないのだけれど)

    江ノ島「その上舞園って、結構スパルタっつーか。マジキツい」

    霧切「トレーニングの内容がハードというより、体力的に厳しいって事かしら」

    江ノ島「いや、体力的にも喉的にもキツい」

    霧切「なるほどね……なら、いいものがあるわ」

    江ノ島「おっ、何々? どんなの?」

    霧切「ふふ、コレよ!」

    江ノ島「えっと、何これ。カップ麺?」

    霧切「ええ。……行くわよ、食堂へ。お湯を入れに」
  18. 18 : : 2014/07/14(月) 01:04:03
    http://www.ssnote.net/groups/567

    とりあえずこんなの作ってみました。
    よろしければこちらもどうぞ。


    霧切(お湯を入れて、三分が経ち)

    霧切「さあ、食べてみなさい」

    江ノ島「う、うん」

    霧切(訝しげな表情のまま、江ノ島さんはカップ麺を一口食べた。すると……)

    江ノ島「こ、この味って……!」

    霧切「どうかしら?」

    江ノ島「う、歌える! アタシにも歌える! ってか何これ!? 凄い!」

    霧切「ふふ、企業秘密よ……」

    霧切(楽譜をコンピューターで読み込み採取した“音楽”のデータを食材に置き換え製作された……“KIRIGIRI NOODLE オペラ味”! 喉の調子を整える効果には抜群!)
  19. 19 : : 2014/07/14(月) 01:06:49
    江ノ島「マジ、ありがとね!」

    霧切「ええ、また困ったことがあったら言って頂戴。出来るだけ相談に乗るわ」

    江ノ島「うん! じゃあこれから舞園のレッスン、行ってくる。じゃね!」

    霧切「ええ、行ってらっしゃい」

    霧切(鼻歌を歌いながら、江ノ島さんは舞園さんの元へと向かった)

    霧切「……さて、これからどうしようかしら」
  20. 20 : : 2014/07/14(月) 01:22:02
    ― 幕間 1 ―



    モノクマ『あー、あー。マイクテス、マイクテス。うん、大丈夫みたいだね。えーと、オマエラ生徒諸君は至急体育館までお集まりください!』


    霧切「……何、今の放送?」

    霧切(余り気は進まないけれど、無視するわけにもいかないわね)

    霧切「ふう、仕方ないわ。行きましょう」


    ~ 体育館 ~

    モノクマ「うんうん、全員集まったね」

    石丸「当たり前だ! 僕達は学生なのだ、学園長の呼出には迅速に応じる義務があるからな!」

    大和田「んな堅苦しい事考えてんのはオメェだけだろ……」

    江ノ島「つーか、それより何のようなワケ? アタシこれからレッスンなんだけど」

    山田「レッスンですと!? 一体何のレッスンなのかエロエロ……いえ、いろいろ教えていただきたいですなあ!」

    朝日奈「ちょ、ちょっとやめなよ!」

    モノクマ「あーもう! オマエラちゃんと話を聞きなさい!」

    石丸「その通りだ! 学園長のお話の最中に私語をするとは何事か!」

    桑田「オメーは体育教師かっての」

    モノクマ「あーもう、話始めるからね!」

    霧切(一体、何を始めるつもり……?)

    モノクマ「えー、本日でオマエラがこの学園で共同生活を始めて三日が経過したわけですが」

    葉隠「マジか、もうそんなに経ってたんか?」

    セレス「今のところ、均衡を保って居られているようで結構ですわね」

    モノクマ「はい、その均衡が問題なわけです」

    十神「つまりお前は、俺達にもっと積極的に殺し合えとでも言うためにわざわざこの俺を呼びつけたのか?」

    モノクマ「まあ、早い話がぶっちゃけそうです。けど、何もなしに言っても応じないみたいだし……ボクからささやかなプレゼントを用意したんだ」

    大神「プレゼントだと?」

    腐川「な、何なのよ……その、ププププレゼントってのは……」

    苗木「絶対ロクなものじゃないと思うけど……」

    舞園「ええ、そうでしょうね……」

    モノクマ「うぷぷ、そのプレゼントっていうのはね……動機だよ! ど・う・き!」

    不二咲「ど、動機……? 動機って、何の動機……?」

    十神「フン、訊くまでもあるまい。俺達が殺人を犯すための動機という事だろう」

    モノクマ「そう、その通りでございます!」

    セレス「ふう、いずれそのようなものが出てくるのではとは思っておりましたが。……それで、一体どのような動機なのです?」

    モノクマ「それはね。……>>21だよ!」


    動機指定

    モノクマが提示する殺人の動機を指定してください。
    原作にあったような「恥ずかしい過去や知られたくない思い出」のような曖昧なものでもOKですし、2のトワイライトシンドローム殺人事件のような特定の誰かを狙い撃つような動機でもOKです。
  21. 21 : : 2014/07/15(火) 00:02:16
    絶望病~
  22. 22 : : 2014/07/15(火) 00:23:56
    モノクマ「絶望病だよ!」

    大和田「あァ? 絶望病だ? んだそりゃ」

    モノクマ「うぷぷ……感染すると、絶望に侵される……そんな病を発症させるウィルスをバラ撒いたんだよ!」

    苗木「なっ……!?」

    朝日奈「ていうかそんな病気聞いた事ないよ!?」

    モノクマ「そりゃそうだよ。希望ヶ峰学園にかつて在籍していた“超高校級の細菌学者”が作った物だからね。……今から24時間以内に殺人が起きれば、このウィルスを回収してあげるよ」

    大神「何だと……!?」

    モノクマ「うぷ、うぷぷぷぷ……早く殺らないと大変なことになっちゃうかもねー!」

    セレス「……ブラフ、いえ、ハッタリですわね」

    モノクマ「はにゃ?」

    セレス「そんな危険なシロモノを希望ヶ峰の生徒が作ったとは思えませんわ」

    モノクマ「むぐぅ!」

    セレス「それに、万が一そんな物を作った生徒がいたとしても、既にばら撒いたウィルスを完全に回収する事など不可能だと断言できますし」

    モノクマ「むぐぐぅ!」

    セレス「どう考えても作り話、ただの不安を煽る為だけの言動でしょう。気にする必要はないと思いますわ」

    モノクマ「ぐ……ぐぬぅ……あっさりバレるとは……!」

    葉隠「マジに嘘だったんかいな!?」

    十神「ちっ、くだらん。余興にもならなかったな」

    霧切(ガックリと項垂れているモノクマを尻目に、私達は体育館から思い思いに去って行った)



    ― 幕間 1   完  ―
  23. 23 : : 2014/07/15(火) 00:33:04
    CASE4 桑田怜恩


    ~ 体育館入り口 ~


    霧切(ふう、とんだ茶番だったわね)

    霧切「……あら?」

    霧切(体育館から出てすぐ、トロフィーなどが飾られている棚を眺めるようにして、桑田君が立っていた)

    霧切(モノクマの言葉が嘘だと分かると同時に、「くだらねー」と言って真っ先に体育館から出たのが彼だったはずなのだけれど……)

    霧切「桑田君、どうしたの、こんなところで」

    桑田「あ? ああ、いや……こんだけトロフィーあんのに野球のトロフィーはねーなって……あ、いや何でもねえ! 忘れろ!」

    霧切(ふうん、口ではいろいろ言ってるけど、なんだかんだで野球の事は気にしてるみたいね)

    霧切「分かったわ」

    桑田「あ、ああ。それならいいんだ……あ、そういやよ」

    霧切「何かしら?」

    桑田「聞いたぜ、苗木の悩みを解決したんだって?」

    霧切「え? ええ、そうね……」

    桑田「じゃあオレの悩みもちょっと聞いてくれるか?」

    霧切「構わないわよ」

    桑田「サンキュー! えっとな……」


    相談内容指定 >>24

    桑田君の悩みの内容を指定してください
  24. 24 : : 2014/07/15(火) 00:36:32
    舞園ちゃんに振り向いてほしんだけどな~
  25. 25 : : 2014/07/26(土) 16:26:24
    桑田「舞園ちゃん、いるじゃん?」

    霧切「舞園さん? ええ、まあいるわね」

    桑田「やっぱさ、アイドル……それもただのアイドルじゃなくてよ、“超高校級のアイドル”なわけだろ?」

    霧切「だからこそ希望ヶ峰学園にスカウトされたわけだし、その通りね」

    桑田「やっぱさ……カワイイよな」

    霧切「そうね、超高校級だけあって“可愛らしい女性”の代表格のようなところはあると思うけれど」

    桑田「だよな、だよな!?」

    霧切「え、ええ。それがどうかしたかしら……?」

    桑田「いや察せっての! つまりオレは舞園ちゃんに振り向いて欲しいんだっての!」

    霧切「ああ、恋愛相談というわけね」

    桑田「おう、まあそんなトコだ」

    霧切「だったら話は早いわ。まずは……コレよ!」

    桑田「あんだこれ、カップ麺?」

    霧切「ええ、そうよ。まずは食べてみて頂戴」


    ~ 十数分後・食堂 ~


    桑田「いやー、結構うめーじゃん、このカップ麺!」

    霧切「ええ。……それと同じ物を、舞園さんも食べたわ」

    桑田「え、マジで?」

    霧切「ええ。これで“共通の話題”が出来たわね?」

    桑田「お、そういう事になるか……」

    霧切「そしてそこで、コレよ!」
  26. 26 : : 2014/07/26(土) 16:29:18
    桑田「な、何だコレ!? これもカップ麺……なのか?」

    霧切「ええ。“KIRIGIRI NOODLE バケツサイズ”よ」

    桑田「こんな量食えねえっての……」

    霧切「ええ、そうね」

    桑田「認めんのかよ!」

    霧切「だって、一人用じゃないもの」

    桑田「は? それって……」

    霧切「“新作を貰っちゃった”とでも言って、舞園さんを誘って一緒に食べるといいんじゃないかしら」

    桑田「!」

    霧切「尤も。上手く行くかどうかまでは保障できないけれど」

    桑田「いーっていーって! マジサンキューな!」

    霧切(そう言って、晴れ晴れとした表情で桑田君は走り去って行った)
  27. 27 : : 2014/07/26(土) 16:41:02
    ― 幕間 2 ―


    ~ 三日目・体育館 ~


    モノクマ「昨日は見事にロンパされちゃったけど!」

    霧切(今、私達の目の前ではモノクマが何やらわめいていた)

    大和田「あんだってんだよ、こんな朝っぱらから」

    石丸「僕には分かっている! 朝のラジオ体操というわけだな!」

    セレス「万が一そうだとしても、わたくしは参加しませんわよ」

    腐川「わ、私もよ……」

    山田「僕もラジオ体操はちょっと……」

    葉隠「リアルな話、あれはUFOを呼ぶ儀式を元に作られてるかんな。俺が参加しちまうと、マジモンが来ちまうべ?」

    石丸「何だとっ!?」

    大神「安心するがいい。我は参加しよう」

    朝日奈「あ、私も! やっぱり運動は楽しいしね!」

    不二咲「ぼっ……私も、強くなりたいし……地道な一歩から、だよね……!」

    石丸「君達……僕は、僕は……嬉しいじゃないかあ!」

    モノクマ「っていうか、違うよ! ラジオ体操なんかやんないっての!」

    石丸「何っ!?」

    苗木「えっと……じゃあ何?」

    モノクマ「昨日は失敗したけど……今度こそオマエラに動機を持ってきたんだよ!」

    舞園「そ、そんなっ……!?」

    江ノ島「って言ってもさー、どうせ昨日みたいなんじゃん?」

    桑田「結局のところ、あんなしょーもない事言われたってコロシアイなんか起きるワケねーっての」

    十神「フン、今度こそマトモな物が出てくるんだろうな?」

    霧切「私としては、マトモな物に出てこられると困るのだけれど」

    モノクマ「クソーッ! オマエラ、括目しろッ! これがオマエラに提示する次の動機だよ!」


    動機指定 >>28

    モノクマが提示する殺人の動機を指定してください。
    原作にあったような「恥ずかしい過去や知られたくない思い出」のような曖昧なものでもOKですし、2のトワイライトシンドローム殺人事件のような特定の誰かを狙い撃つような動機でもOKです。

    が、 ≪現実に不可能でない範囲の物≫ をお願いします。
  28. 28 : : 2014/07/26(土) 16:52:42
    24時間以内に殺人が起きなかったら4人がランダムに死亡する
  29. 29 : : 2014/07/26(土) 16:52:53
    期待です
  30. 30 : : 2014/07/26(土) 17:05:25
    モノクマ「これから24時間以内! 最初の殺人が起きなかった場合、この中から4人がランダムに死んじゃうんだよ!」

    セレス「……はぁ」

    山田「あのー、何でため息?」

    セレス「一つお伺いしますけれど」

    モノクマ「何さ!」

    セレス「その“ランダム”というのは何を以って決まるランダムなのでしょう」

    モノクマ「ランダムはランダムだよ!」

    セレス「くじ引きですか? ルーレットですか? それともポーカーでもやって決めましょうか」

    モノクマ「そ、それは……」

    セレス「もしやあなたの気分、とか言いませんわよね? それはランダムではなく故意ですわよ」

    モノクマ「う、うぐ……」

    セレス「ふう、ちゃんとしっかりした説明の出来ない事を言わないでくださいませ」

    セレス「それにそもそも、そんな理不尽な事をするつもりなのであれば、わたくし達をわざわざ閉じ込めて殺し合わせるような回りくどい事をせずに、最初から殺せばいいのです。それをしないという事は“殺し合わせる”という事そのものに意味があるハズ。そうなると、コロシアイ参加者が無駄に減る事態は避けたいのではないのですか?」

    モノクマ「く……くそー! またオマエかよ!」

    朝日奈「セ、セレスちゃん凄いよ!」

    十神「ちっ、またハッタリか。お前にはそれしかないのか?」

    モノクマ「くそぅ! 次こそ目に物見せてやるからな!」

    霧切(またも捨て台詞を吐いて、モノクマは去って行ってしまった……)


    ― 幕間 2   完  ―
  31. 31 : : 2014/07/26(土) 17:10:13
    CASE5 腐川冬子


    霧切(モノクマの話のあと、一度全員で食堂に集まり朝食をとった)

    霧切(全員食べ終わったところでいつものように解散となり……)

    腐川「…………」

    霧切「…………」

    霧切(つけられてる、わね)

    霧切(まさかあんな動機を真に受けているわけではないと思うけれど)

    霧切「……腐川さん?」

    腐川「ひっ!? な、ななな……何よ?」

    霧切「いえ、用があるのはそっちじゃないかと思うのだけれど」

    腐川「う、そ……そうね。き、霧切、ちょっと相談に乗りなさいよ」

    霧切「まあ、いいけれど」

    腐川「実は……」


    相談指定 >>32

    腐川さんの悩みを指定してください。
  32. 32 : : 2014/07/26(土) 19:01:59
    スランプ
  33. 33 : : 2014/07/28(月) 23:38:08
    腐川「ス、スランプなのよ……!」

    霧切「スランプ……? 小説の話かしら」

    腐川「そ、そうよ……」

    霧切「何か原因に心当たりはあるの?」

    腐川「あるわ……」

    霧切「じゃあ一応、聞かせてもらえるかしら」

    腐川「ええ……」
  34. 34 : : 2014/07/28(月) 23:47:27
    腐川「これまであたしは、妄想で恋愛小説を書いて来たわ。だって本当の恋愛なんてしたことが無かったんだもの。妄想の中での恋愛が、あたしの全てだった……つまり妄想力こそがあたしの執筆の原動力と言っても過言じゃないわ」

    霧切(妄想、ね)

    腐川「けど……」

    腐川「ここに来て、あたしは十神君……いえ、白夜様に出会ってしまった……!」

    霧切(白夜様……!?)

    腐川「白夜様の言葉を一言でも聞くだけで、あたしの胸は満たされるの……! ああ、これが恋なのね! あたしはそれに気付いてしまったのよ!」

    霧切「そ、そうなの……」

    腐川「……けど」

    腐川「本当の恋というものを経験してしまったあたしからは、以前のような妄想力が欠如してしまったわ……」

    霧切「そう……なるほど、だいたいわかったわ」

    霧切「それなら、コレよ!」

    腐川「こ、これ……ただのカップ麺じゃない……! アンタ、あたしの事馬鹿にしてるのね!? どうせブスだと思って……!」

    霧切「違うわ……。騙されたと思って、食べるだけ食べてみて頂戴」

    腐川「う、うぅ……分かったわよ」

    霧切「じゃあ、食堂へ行きましょう。あそこならお湯があるわ」
  35. 35 : : 2014/07/28(月) 23:52:17
    ~ 数分後、食堂 ~

    霧切(訝しみつつ、腐川さんはカップ麺にお湯を入れて三分間待ち、そして一口、食べた)

    腐川「……! こ、これは……」

    霧切「どうかしら?」

    腐川「分かる……あたしには分かるわ……。実物を食べたことがあるわけでもないのに……これは……」

    腐川「屋 台 の ラ ー メ ン !」

    霧切「ええ。……“KIRIGIRI NOODLE 屋台風”。口に合うようで何よりね」

    腐川「あ、アハハ……見える、見えるわ! あたしの新作……屋台のラーメン屋を営む男と、常連客の娘の淡く切ないラブストーリー! ラーメン屋は娘に愛のチャルメラを鳴らすのよ……!」

    霧切(面白そうな微妙そうなあらすじだけれど……)

    霧切(持ち直したようで良かったわ)
  36. 36 : : 2014/07/28(月) 23:56:20
    CASE6 不二咲千尋


    霧切(腐川さんが食べ終え、部屋に大急ぎで戻ったところを確認し……)

    霧切「さて、そろそろ探索でも……」

    不二咲「あ、あのぉ……」

    霧切「あら?」

    霧切(不二咲さん?)

    霧切「どうかしたかしら?」

    不二咲「う、うん……えっと、その……」

    不二咲「霧切さんは……頼りになりそうだから。相談があるんだ……! その……迷惑じゃ、ないかなぁ?」

    霧切(不二咲さんの相談、ね)

    霧切「力になれるかは分からないけれど……話を聞くくらいは出来るわ」

    不二咲「あ、ありがとう……! それじゃあ……えっとねぇ」


    相談指定 >>37

    ちーたんの悩みを指定してください。
  37. 37 : : 2014/07/29(火) 06:57:41
    強くなりたい
  38. 38 : : 2014/08/02(土) 06:34:06
    不二咲「強く、なりたいんだ……!」

    霧切「強く?」

    不二咲「うん……!」

    霧切「また急な話ね……何かあったの?」

    不二咲「う、うーん……ぼ……私の中では、それほど急な話じゃないんだぁ」

    霧切(ぼ?)

    霧切「つまり、不二咲さんは前々から“強くなりたい”と思っていた。そういう事ね?」

    不二咲「うん……そうなんだぁ」

    霧切「そう。……理由を、聞いてもいいかしら」

    不二咲「そ、それは……。……」

    霧切「分かったわ。無理には聞かない事にしておきましょう」

    不二咲「う、うん。ありがとう……でも、いずれ心の整理がついたら話すから……!」

    霧切「ええ、じゃあその時を楽しみにしているわ。……それで、強くなりたい、と一口に言っても強さにもいろんな種類があるわ。腕力なのか、知力なのか、心の強さなのか……」

    不二咲「んっと、とりあえずは体力的な強さかなぁ」

    霧切「そう、分かったわ。じゃあ、まずはこれよ!」

    不二咲「えっ? これって……カップ麺……? にしては大きいような……」

    霧切「ふふ、まあいいから、一度食べてみて頂戴。……食堂へ行きましょう。お湯を入れに」
  39. 39 : : 2014/08/02(土) 06:37:26
    ~ 食堂・数十分後 ~


    霧切(不二咲さんがカップ麺を食べ終えたようね)

    不二咲「ふう……たくさん食べてお腹いっぱいだよぉ」

    霧切「どうだったかしら、“KIRIGIRI NOODLE スタミナデカ盛り”の味は」

    不二咲「うん、とってもおいしかったよぉ……けど、ちょっと多かったかなぁ」

    霧切「じゃあ、行きましょう」

    不二咲「え? 行くって……どこへ?」

    霧切「決まってるじゃない」




    霧切「ランニングよ」
  40. 40 : : 2014/08/02(土) 06:39:53
    ~ 一時間後 ~


    不二咲「はあ、はあ……もうヘトヘトだよぉ」

    霧切(あれから、思いつく限りのトレーニングを不二咲さんと行った)

    霧切「じゃあ、またさっきのカップ麺を食べましょうか」

    不二咲「え?」

    霧切「体力は付くはずよ」

    不二咲「!」


    霧切(それから、カップ麺を食べ、運動をして、カップ麺を食べのループで不二咲さんを鍛えた)
  41. 41 : : 2014/08/02(土) 06:43:04
    ― 幕間 3 ―


    ~ 四日目・体育館 ~


    苗木「またモノクマの呼び出しか……」

    十神「まさか、これから毎朝動機とやらを提示してくる気じゃないだろうな」

    不二咲「筋肉痛で体中痛いんだけど……」

    大和田「筋肉痛って……オメー、何やってたんだ……?」

    モノクマ「はいはい、和気藹々はそこまで! 今日の動機発表するよ!」

    霧切(もうヤケクソ気味ね……)

    モノクマ「今回の動機は、これだよ!」


    動機指定 >>42

    モノクマが提示する殺人の動機を指定してください。
    原作にあったような「恥ずかしい過去や知られたくない思い出」のような曖昧なものでもOKですし、2のトワイライトシンドローム殺人事件のような特定の誰かを狙い撃つような動機でもOKです。

    が、 ≪現実に不可能でない範囲≫で≪これまでに出ていないもの≫ をお願いします。
  42. 42 : : 2014/08/02(土) 12:10:34
    誰か一人の動機を秘密を発表する発表する人はくじで決める

    期待です!
  43. 43 : : 2014/08/02(土) 12:11:16
    ごめんなさい一人の秘密です間違えてすいません
  44. 44 : : 2014/08/06(水) 00:10:51
    モノクマ「誰か一人の秘密をこの場で発表しちゃいます!」

    苗木「は!?」

    モノクマ「誰の秘密を発表するかはクジで……」

    十神「で、発表してどうするつもりなんだ?」

    モノクマ「へ?」

    十神「コロシアイが起きなければ発表する、ならばまだ分かる。だが、この場で発表してどうするつもりなんだ?」

    モノクマ「それは……オマエラが疑心暗鬼になって……」

    十神「フン、くだらん。どんな秘密が発表されようと、特にそこにいる苗木なんかには無意味じゃないのか? どうせ、“黒幕の嘘なんだ”とか主張し始めるぞ」

    モノクマ「ぐ、ぐぬぅ……」

    セレス「全く、本当にコロシアイなんてさせるつもりがあるのでしょうか」

    モノクマ「クソォ! 今回は行けると思ったのに!」

    霧切(また負け惜しみを言って、モノクマはどこかへ行ってしまったようね……)


    ― 幕間 3   完  ―
  45. 45 : : 2014/08/06(水) 00:14:50
    CASE7 大和田紋土


    霧切(ふう、モノクマは一体何を考えているのかしら)

    霧切(分からないわ……)

    霧切(とにかく、校内の探索に行きましょう)


    ~ 購買部 ~


    霧切「……あら?」

    大和田「ん、ああ。霧切か」

    霧切「ええ。……こんなところでどうしたの?」

    大和田「ちょっと、モノモノマシーン回しにな」

    霧切(そう言う大和田君の手には、なるほどたしかにモノクマメダルが握られているわね)

    大和田「……ああ、そうだ。霧切。ちと相談があるんだけどよ」

    霧切「相談? 何かしら」

    大和田「実はよ……」


    相談指定 >>46

    大和田君の悩みを指定してください。
  46. 46 : : 2014/08/13(水) 02:16:40
    不二咲が男ということを知ってしまい、どう接すればいいのかよく分からない
  47. 47 : : 2014/11/30(日) 17:14:46

    不二咲さんに告られたのか(錯乱)
  48. 48 : : 2016/08/30(火) 14:30:21
    期待!頑張って…

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mokeyann

もけやん

@mokeyann

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