1050年地下生活
つまりは終身刑と同じだ
一生ここの住人

「作業終了ー!」

やっと今日がおわった


脱衣

シャワー

貧しい食事(モチロンおかずはメザシと沢庵だけ)


俺はC班に割り当てられていた

来た時から思っていたがこの部屋足臭い
消臭剤を探してしまうほどだ

毎朝掃除しているとはいえむさ苦しい男たちが寝る場所だ。当然男臭さがにじみ出ている


「注目〜!皆さん勤労お疲れ様でした。労働手帳にハンコを押しておきましたのであとで確認してください。そして今日はお待ちかね給料日でーす!」

この厳しい労働環境でなぜあそこまで太っているのか気になる男である

「お待ちかねじゃねーぞ!ゴラ!」
「イカサマ野郎!給料ちゃんとかさ増ししてんだろうな?」
「死ね」

ひどいヤジだ…
この男何をしたのかは来た時に同僚(?)に聞いたため知ってはいるが…

一条も来た当初はテレビで映像を見られていたためいじめられはしたが大槻という最悪な存在が一条の悪をかき消していた


一条、給料袋を開封
中に入っていたのは9100ペリカ
ペリカとは…(省略)…

悲願は1日外出権!