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第一章 人類は思い出す…鳥籠の中に囚われた屈辱を…【復讐に燃える少年・少女】

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  1. 1 : : 2014/05/20(火) 12:43:04
    今から約40年前のことである…


    突如現れた『ルイ・ボーン』が世界征服をすることを公の場で宣言。各国への宣戦布告であった。


    ルイの軍隊は、少数精鋭であり奇襲に奇襲を重ね各国を滅亡させていった…


    ルイは、確かに強かった…


    しかし、性格は残酷冷徹…

    城攻めの際…

    投降してきたものを全て斬首…

    その首を城の垣においたのだ…その中には産まれたての赤ちゃんの首も含まれてたという…


    そのことを知った各国は、全て集結。団結してルイに対抗することを決意

    資源が溢れ、ルイの力が及んでない地にウォール・シーナ、ローゼ、マリアの3層の巨大な壁を作り要塞化

    壁を壊されない限り永遠に生き残れるというくらい豊富な資源もあった。

    壁内側は、立体機動というものを使いゲリラ戦で対抗していった…


    そして…
  2. 2 : : 2014/05/20(火) 12:44:00
    845年シガンシナ区

    ウワァァァー キャアァァァー

    エレン「まさか…」

    アルミン「奴らだ…ルイ・ボーンの軍勢だ…」

    アルミン「この街は、奴らに占領される…」

    ミカサ「エレン!アルミン!逃げるよ!」ダッ

    エレアル「ああ…」

    ハンネス「オイ…お前らどこに逃げるんだ⁉」

    ハンネス「内門もも突破されてるぞ…」

    エレン「え…?」

    ハンネス「とりあえず、オレに掴まれ!」シュッ

    エレン「母さんたちは大丈夫かな…」

    アルミン「お爺ちゃん…無事でいてね…」

    ミカサ「…」


    エレン「ハンネスさん、ここはローゼ?」

    ハンネス「ああ…ここまでくれば大丈夫だ」

    ハンネス「お前ら休んでろ…オレはマリアに行ってくる」

    アルミン「御武運を!」

    ハンネス「ありがとな!」



    翌朝 壁上

    エレアルミカ「…」ガタガタ

    エレン「生首だらけだ…」

    アルミン「次々とまるで僕たちに見せつけてるように斬首して…その首を壁の近くにおいてるよ…」

    エレン「⁉」

    エレン「母さん!」ダッ

    ミカサ「エレン!行ってはダメ!」

    カルラが壁の前に連れてかれていた…

    ルイ兵A「オイ…あれは、お前のガキか?www」

    ルイ兵B「息子の前で殺されるとはなw」

    カルラ「…」

    ルイ兵A「何か言い残すことは?」

    カルラ「エレン!生き延びるのよ!」ポロポロ

    ルイ兵B「ふっ…いずれ全員殺されるさ!殺れ!」

    ルイ兵C「はぁっ!」ザシュッ

    カルラ「」

    ルイ兵A「そこのガキンチョ!みろよ!ははは!」つカルラの首

    エレン「母さん…嘘だろ…嘘だろ…嘘って言ってくれよ…」

    エレン「うわああぁぁぁぁー!」

    ルイ兵B「いい泣きっ面だぜ!あらかた斬ったし帰るぞ!」

    エレン「くそっ…なんでだよ…母さんは…母さんは、何もしてないのに…」

    エレン「母さん!オレは絶対に…絶対に!仇をとる!」



    ウォール・マリア内にいたものの生存率は1%にもみたなかった…

    人類はウォール・ローゼまで後退…

    壁内に、ルイ兵が殺到したのは駐屯兵団の不手際だった…

    しかし、王政はこの支持率低下を恐れその事実を握りつぶした…

    現在公開可能な情報

    調査兵団は、壁外の地図の作製

    駐屯兵団は、壁の強化、見張り

    憲兵団は、民を統制し、秩序をまもる。

    壁外の軍は3兵団によって成り、それぞれの仕事がる。
  3. 3 : : 2014/05/20(火) 12:47:15
    開拓地

    ミカサ「エレン…アルミン…話がる…」

    エレン「うん?ここじゃダメなのか?」

    ミカサ「私たち東洋人の話…」

    アルミン「うん…行くよ」


    ミカサ「私たちは、日本というに住んでたの」

    エレン「日本ってあの日本か⁉」

    ミカサ「ええ…」

    アルミン「日本は凄い国だったのにね…」

    ミカサ「私たちは、ルイに襲われたった一ヶ月で…全滅」

    ミカサ「捕まったものは全員斬首…」

    ミカサ「母さんも、父さんも目の前で殺された…」

    ミカサ「私は、どこに行けばいいのかわからなくて川に飛び込んで死のうと思った」

    ミカサ「そこに現れたのがエレンだった…」

    ミカサ「エレンは、私に生きる意味を教えてくれた。」

    ミカサ「私も、絶対に…あいつらを殺す!一人とて許さない!」

    エレン「やっと自分のこと話してくれたな!オレも一人とて許す気はない!」

    アルミン「僕もだよ…昨日壁の近くに行ったら、顔をぐちゃぐちゃにされた爺ちゃんの首があった…」

    アルミン「運動神経は、低いから参謀を目指す。3人で協力して!絶対にあいつらにオレら以上の苦しみを!」

    エレミカ「ええ(おお)」


    現在公開可能な情報

    壁内の軍は、壁外の軍よりステータスが高いとされている。背水の陣というものだろう。

    壁内の軍は少数精鋭。壁外の軍は多数精鋭。壁内の軍は知識で勝るものの多勢に無勢。物量戦に持ち込まれ敗北することが多い。


    立体機動装置には、起爆装置があり敵に立体機動の仕組みがばれない様になっている。
  4. 4 : : 2014/05/20(火) 12:48:00
    2年後…

    キース「ルイ・ボーンの世界征服宣言より45年。奴も、歳をとってきている!」

    キース「奴は、目の黒い内に必ずここを滅ぼしにくるだろう!」

    キース「3年後、厳しい訓練を乗り越えて後お前たちがどんな姿になるのかは自分で決めろ!」

    キース「我々の勝利のために!」

    キース「平和のために!」

    キース「自由のために!」

    キース「心臓を捧げよ!」

    一同「「「ハッ‼」」」

    キース「明日から早速訓練だ!我々には時間がない!」

    キース「明日は数名ずつ適性判断を行う。他の者は、体力作りだ!」

    キース「我々が、いいというまで永遠に走ってもらう。いいな⁉」

    一同「「「ハッ」」」

    キース「以上!解散」

    ーー
    ーーー
    ーーーー
  5. 5 : : 2014/05/20(火) 21:07:35
    座学


    メガネ教官「まず敵についてだ」

    メガネ教官「敵は、攻めてくる場合必ずと言っていいほど残酷冷徹な人物を送ってくる」

    メガネ教官「理由は、わかるかね?」

    訓練兵一同「…」

    エレン「なぜでしょうか?」

    メガネ教官「それはな、ルイ兵も普通の人間だ。」

    マルコ「と、仰いますと?」

    メガネ教官「普通の人間は、人間の首を躊躇なく斬れるか?ということだ。できることなら、斬りたくないと思ってるはずだ」

    メガネ教官「君たち訓練兵の中で躊躇なく斬れるものは恐らく一人もいないだろう」

    メガネ教官「では、なぜ首を斬っているのか?」

    メガネ教官「それはな、残酷冷徹なが人、つまりルイを含めた幹部たちが自ら隊を率いて斬首を行わさせているからだ」

    メガネ教官「ルイ兵は、ルイに逆らったものがどうなったかというものを知よくっている」

    メガネ教官「しかもルイ政権の幹部となると更に恐怖心を抱くだろう。」

    メガネ教官「ルイは、この壁内にいるもの全ての首を望んでいる。」

    メガネ教官「心穏やかな人物が隊を率いていたら斬首をしないどころか人を解放するかもしれない。」

    メガネ教官「それをルイ兵が見て普通の人間であったなら同じことをするであろう。」

    メガネ教官「それでは、ルイが望む壁内全ての首が手に入るまでに時間がかかるだろう。」

    メガネ教官「つまり、大将が残酷冷徹であることによって、その大将が率いる隊は残酷冷徹となる。」

    メガネ教官「隊全体が残酷冷徹であることによって壁内全ての首は早く手に入ると考えたのであろう」

    メガネ教官「このような考察のもと、我々は敵の大将を討ち取らない限り敵は撤退せぬ。」

    メガネ教官「また、我々には数の限りがある。無駄に兵を殺させないため」

    メガネ教官「敵に見つからない場所から忍び寄り一撃離脱戦法をとっている。」

    メガネ教官「機動力ははるかに我々の方が上だからな」

    訓練兵一同「…」

    メガネ教官「今回の講義でそれぞれ思うところはあるだろう。」

    メガネ教官「仲間で意見を出しあって見るのもいいだろう」

    メガネ教官「これよりは、自習だ。以上!」


    現在公開可能な情報


    一撃離脱戦法とは…相手に接近して攻撃し、反撃を受ける前に退避する戦法。技量、物量などで上回る戦力に対する戦闘で、被害を抑えるために正面からの戦闘を避けて攻撃後すぐに退避して、累積的な効果を期待する。


    ルイ軍は、必ずと言っていいほど鶴翼の陣を敷いて前進、攻めてくる。理由として、圧倒的兵力の差。突撃してきた敵を全周包囲し、全滅させることができるからであるとされている。

  6. 6 : : 2014/05/20(火) 23:42:18
    立体機動


    キース「この科目が一番大事だ!」

    キース「ウォール・マリアが破られたいま、主戦場はマリアとなっている」

    キース「マリアは、建物が多い!つまり、立体機動を扱うにがもってこいの場所だ!」

    キース「立体機動を扱い、貴様らには一撃離脱戦法をマスターしてもらおう!」

    訓練兵一同「「ハッ」」

    キース「一撃で敵を殺るのだぞ⁉うなじを一瞬で!これに失敗したものには死が待ち受けてるであろう!」

    キース「脳と脊髄を切り離すことによって瞬殺することが可能だ!」

    キース「ブレードは、1本でも2本でも構わん。しかし、持てる数に限りがあるから1本をオススメする!」

    キース「まずは、アンカーの射出からだ!やり方はわかるな⁉我々には時間がないので早速だが訓練を開始する!」

    キース「各自、真ん中に当てられるよう努力しろ!」

    訓練兵一同「「ハッ」」

    エレン「難しいな…」

    ミカサ「こうやって、ああやってそうするとできる!頑張って」

    エレン「ああ」

    ライナー「おお!できたぞ!真ん中に近づけられるよう頑張らなければ」

    キース「ふむ…(今年は例年よりかなり優秀だ)」ヨウスヲミテマワッテル

    キース「慣れだ!数をこなせ!」ヨウスヲミテマワッテル

    アルミン「うーん…難しい…」

    クリスタ「できない…」

    ユミル「確かに難しいな…」

    キース「今日から一週間猶予を与える!それまでに完璧にしておけ!とにかく数をこなせ!」ヨウスヲミテマワッテル

    キース「反省は、寝る前でいい!感覚をつかめ!」ヨウスヲミテマワッテル

    エレン「おお!できてきた!精度を高めよう!」

    ミカサ「私は、もう完璧。ので、エレンのを手伝おう」


    現在公開可能な情報


    駐屯兵団を希望するものの多くは砲術を得意とするものだ。
    駐屯兵団は、砲術を得意としているものが欲しいのである程度の技量があれば給料が高いと言われている。
    駐屯兵団は、基本防戦であるので機動力を必要としない。砲術は、機動力は低いものの殺傷能力に長けている。
    以上のことから、駐屯兵団としては、砲術の腕が高いものを欲しているのである。


    訓練は、主に馬術、兵站行進、格闘術、座学、技巧、剣術(立体機動を付けブレードを使うことも含む。)、砲術、立体機動があげられる。
    その他にもあるが、上にあげられているものが主だ。

    また、駐屯兵団を希望するものは砲術を、調査兵団を希望するものは剣術、立体機動、剣術が重視される。
    憲兵団を希望するものは全ての科目においてある程度の成績が必要である。


    兵団希望は、常に教官に知らされている。よってその兵団に必要のない訓練でのダラけを見逃すこともある。
  7. 7 : : 2014/05/21(水) 00:15:37
    こういう人類VS人類のSS待ってた!期待してますよ!

    現在公開可能な情報が詳しくていい!頑張って!
  8. 8 : : 2014/05/21(水) 10:25:34
    >>7期待ありがとうございます。

    こういうSSあんまり見なかったんで作ってみちゃいましたwあと、現在公開可能な情報書かないと不明な点多いかなと思い書かせてもらいました。
    不明な点がある場合お気軽にコメントお願いします。
  9. 9 : : 2014/05/21(水) 20:29:17
    馬術&砲術


    キース「我々は、木、建物があり、立体機動を扱いやすいところを主戦場としている!」

    キース「しかし、立体機動が使えない平地の場合馬を使った戦闘になる!」

    キース「敵は鶴翼の陣で攻めてくる!理由は座学で習え!」

    キース「鶴翼の陣で攻めてきた相手の大将を取るにはやはり中央突破しかありえん!」

    キース「全包囲される前に中央突破せねばならん!」

    キース「そこでまずは、鉄砲を使い敵に一斉射撃!幸い鉄砲の飛距離は我々の方が上だ!」

    キース「一斉射撃の後、陣形の乱れがあるはずだ!そこを狙って中央突破だ!」

    キース「兵には関わるな⁉大将級のみの首でいい!よいな⁉」

    訓練兵一同「「ハッ」」

    キース「話が逸れたな。まあいい 馬術の訓練をはじめる」

    キース「今日一日やる。今日中に馬に慣れろ!以上!各自はじめろ!」

    訓練兵一同「「ハッ」」

    エレン「はじめに何をすればいいんだ⁉」

    アルミン「うーん…なんだろ」

    ミカサ「私も馬は初めて ので扱い方がわからない」

    キース「最初に馬の名前でも決めろ!そして触れ合い!ブラッシングなどもいいだろう!」

    クリスタ「キャッ」ウマニナメラレル

    ユミル「大丈夫か⁉クリスタ」

    キース「馬になめられるのは馬が懐いている証だ⁉レンズ訓練兵を見習え!」

    ライナー「ジャン!鏡を見てどういう気分だ?」ケラケラ

    ジャン「オレは馬面じゃねぇよ!」

    キース「真面目にやれ!」

    サシャ「やっぱり馬はいいですね~走ると爽快ですよ~」

    キース「ほう…ブラウス上手いな さすがは狩猟民族だ」

    コニー「ぶらっしんぐってなんだ?わかんねぇのはオレがバカだからじゃねぇよな⁉」



    現在公開可能な情報

    各国が集結しているため、技術、知性では、圧倒的に壁内が高いとされている。


    ルイ軍は、5年に一度大軍勢で攻めてくる。
    それ以外はマリア内に築かれたルイ軍の城での小競り合いである。
    最近では、憲兵団までもが戦場に出されている。
  10. 10 : : 2014/05/22(木) 13:50:08
    次はなんの訓練かな…

    設定がしっかりしてて気に入ってます!頑張ってください。
  11. 11 : : 2014/05/22(木) 20:33:24
    >>10コメントありがとうございます。

    続きはもうしばらくお待ちください
  12. 12 : : 2014/05/22(木) 22:12:28
    砲術


    キース「防衛時、調査兵団がルイ軍と戦っている時駐屯兵団はひたすら鉄砲、大砲による援護射撃を行う!」

    キース「万一にも調査兵に当たらぬよう、精度を高めておく必要がある!」

    キース「10発9中を目指すのではないぞ⁉10発10中だ!」

    キース「訓練で10発10中つまり全弾目標に当たっとしても実戦と訓練は違う」

    キース「実戦では、焦りなどによって混乱が生じる」

    キース「その中で10発10中できるものはおらんだろう!」

    キース「だが、ある程度の精度があればルイ兵に当たらずとも調査兵に当たるようなことはないだろう!」

    キース「砲術の訓練は、二班にわける。精度があまりにも低い者、整備が得意な者は整備の仕方を教える」

    キース「その他のものは、射撃訓練だ!鉄砲を上手くつけるようになったら大砲の方に行く!」

    キース「調査兵団、憲兵団希望者も、砲術は大事だからな!手を抜くな!」

    キース「では、はじめよう!まずは、試し撃ちだ!撃ってみろ!」

    エレン「こんな構造だったんだ」

    アルミン「エレン!分解しちゃダメだよ…」

    ミカサ「ふぅ…全弾命中!」

    ジャン「すげーなミカサは!」

    キース「さすがは、アッカーマン!アッカーマンを見習え!」

    コニー「オ、オレ鉄砲は得意だぜ!」

    サシャ「弓の方が好きです…」

    キース「弓術は、別にある!今は砲術だ!弓術より砲術の方が大事だぞ!」

    アニ「私も弓の方が得意かな…」

    ベルトルト「そういいながら全弾命中させてるね」

    ライナー「アニは怖いな…」



    現在公開可能な情報



    白兵戦を行うのは主に調査兵団。

    防衛時は、基本駐屯兵団が敵の攻撃を防いでいる間に
    駐屯兵団の別働隊もしくは調査兵団で奇襲をかけて敵を追い払うのが基本となっている

    最近では、憲兵団までもが戦場に駆り出される場合がある。
  13. 13 : : 2014/05/22(木) 22:14:31
    訓練はこのくらいにして卒業させましょうかね…
  14. 14 : : 2014/05/23(金) 10:06:51
    人物紹介


    アルミン・アルレルト………座学の受け応えにおいて非凡な発想を見せると聞く。座学においては歴史1位の成績である。
    実技では、平均と言っていいだろう

    ライナー・ブラウン…………屈強な体格と精神力を持つ。全ての科目においてそれなりの成績を残す。
    万能型と言うものだろう。また、仲間からの高い信頼を得ている。

    アニ・レオンハート………ブレードの扱い方において非の打ち所がない…珍しい二刀流型だが独特の技術をもち
    二刀流ならではの業を持つ。連帯性にやや欠ける

    ベルトルト・フーバー……あらゆる技術をそつなくこなし、高い潜在性を感じさせるが
    積極性に欠け、自身の行動を人に委ねる癖がある」

    ジャン・キルシュタイン…立体機動装置の理解が深くその性能を引き出す術に長けている
    現状を認識する能力も持ち指揮官向き

    コニー・スプリンガー……バランス感覚が良く小回りのきく立体機動が得意。
    また、鉄砲が得意。100発100中に限りなく近い

    サシャ・ブラウス………身のこなしが素早く型破りの勘の良さがある。型にはまらない故に
    組織的な行動には向かないが弓を思うように操れる

    ミカサ・アッカーマン…あらゆる難解な科目を完全にこなす実現力がある。座学で少し劣るものの
    歴代でも類ない逸材としての評価は妥当。実現力では、リヴァイに劣らないとも…

    エレン・イェーガー…型破りの行動力をもち、また奇想天外な発想を持つ。104期の中で最も奇行な考えの持ち主
    普段は正常である…実技、座学などの成績も良く最も将来が楽しみな訓練兵である


    キース・シャーディス教官より
  15. 15 : : 2014/05/23(金) 21:18:19
    850


    教官「我々は、かつての栄光を取り戻すため45年という長い年月をかけ、戦ってきた」

    教官「しかし、45年間戦ってきたのにも関わらず我々は、押し押されついにはウォール・マリアを放棄」

    教官「我々の活動領域はウォール・ローゼまで後退した」

    教官「今この瞬間に敵が大軍勢で攻めてきたとしても不思議ではない!」

    教官「その時こそ諸君らはその職務として『生産者』に代わり」

    教官「自らの命を捧げて民衆を守るのだ!」

    教官「心臓を捧げよ!」

    一同「「「ハッ‼」」」

    教官「本日、諸君らは訓練兵を卒業する…」

    教官「その中で最も訓練成績がよかった上位10名を発表する 呼ばれた者は前へ」


    首席 ミカサ・アッカーマン

    2番 ライナー・ブラウン

    3番 ベルトルト・フーバー

    4番 アニ・レオンハート

    5番 エレン・イェーガー

    6番 ジャン・キルシュタイン

    7番 マルコ・ボット

    8番 コニー・スプリンガー

    9番 サシャ・ブラウス

    10番 アルミン・アルレルト

    教官「以上 10名」

    教官「本日をもって訓練兵を卒業する諸君らには3つの選択肢がある」



    壁の強化、また一時的に敵の足止めに努める 駐屯兵団


    犠牲を顧み、一矢報いるために敵に挑む 調査兵団


    王のもと民を統制し、秩序を守る 憲兵団



    教官「後日、配属兵科を問う」

    教官「これにて第104期『訓練兵団』解散式を終える…以上!」


    ーー
    ーーー
    ーーーー
  16. 16 : : 2014/05/23(金) 21:50:07
    誤字った…訂正です。

    犠牲を顧み→犠牲を顧みず

    すみません。
  17. 17 : : 2014/05/24(土) 08:09:16
    ワイワイガヤガヤ


    エレン「やっと卒業だな!今度はオレらが殺るんだ」

    アルミン「うん…でも、やっぱり怖いな…」

    エレン「そりゃオレだって怖いさ…」

    エレン「でもなやらなきゃいけないんだよ…みんなのためにも自分のためにも…」

    エレン「このままじゃ、確実に人類全てが終わる…壁外の人もルイに殺されるだろうな…」

    エレン「あいつは己のためならなんでも捨てるようなやろうだ…例え人類が滅びようと…」

    エレン「別にオレは人類が滅んでほしくないとは思わない…かと言って滅んでほしいとも思わないけど…」

    エレン「ただな…オレは、オレみたいに目の前で母親が殺されたり、小さな子供が普通に殺されたりしてる…」

    エレン「そんな世界があってたまるか…オレはこの世界を変える。みんなが笑って暮らせる世がくるならオレは死んでもいいさ…」

    アルミン「エレンは変わらないね…」

    エレン「そうか…?」

    アルミン「うん…エレンは強いよ…僕には真似できない」

    エレン「ふっ…真似なんかしなくていいさ…オレとアルミンじゃ立場も違うしな…」

    アルミン「そうかな…」

    エレン「そうさ…オレはみんなが笑って暮らせる世を作る!これがオレの夢!」

    エレン「もちろん、母さんの仇は取るさ…アルミンも爺ちゃんの仇を取るんだろ⁉」

    エレン「悩みがあるならとことん悩め!悩んで悩んで悩みまくるのが一番さ!悩みに悩んでれば悩んでる自分がバカらしくなるさ!」

    エレン「そういや、アルミンの夢ってなんだ?」

    アルミン「夢…?」

    エレン「うん 夢!」

    アルミン「夢か…はっきりとした夢はないな…」

    エレン「そっか…」

    アルミン「今はお爺ちゃんの仇を取る!それが一番大事なこと」

    エレン「…(もっと明るい夢を持ってほしいな…それじゃアルミンがいつか壊れる…)」

    エレン「そろそろ送別会の時間だね」

    アルミン「そうだね 移動しとこう」
  18. 18 : : 2014/05/24(土) 10:01:21
    ワイワイガヤガヤ


    ジャン「オイ!エレン!お前所属兵科はどこだ⁉」

    エレン「もちろん、調査兵団だ!」

    ジャン「最近では、憲兵まで戦場に駆り出されてるらしいな…」

    ジャン「どこも同じかもな…」

    エレン「そうかもな…」

    ジャン「オレには十分すぎるほどわかったぞ!」

    エレン「なにがだ⁉」

    ジャン「オレらじゃルイには勝てない…」グッ

    一同「…」

    エレン「勝てないとわかったら諦めるのか?」

    ジャン「は?」

    エレン「勝てないとわかったら諦めるのか?」

    ジャン「じゃあ、どうしろっていうんだよ!」

    エレン「お前はなにがしたいんだ?」

    エレン「お前は、母さんをルイに殺させたいのか⁉」

    ジャン「んなわけあるかよっ!」

    エレン「じゃ、戦うしかないだろ!」

    エレン「できなければ死ぬ…でも、勝てば生きる!」

    エレン「戦わなければ勝てない!」

    エレン「戦え!戦え!」

    エレン「戦うんだよ‼オレは死のうと前を向く!這いつくばってでも前を向く!」

    エレン「後ろ向いたってなんも変わらねぇだろ!前を向いて1歩でも多く前に進もうじゃないか!」

    一同「…」

    ジャン「ハハ!やってやろうじゃねぇか!オレも調査兵団に入って血反吐を吐いてでも進むぜ!」

    マルコ「僕も前進への手伝いするよ!」

    ジャン「さすが、優等生でオレの親友!」

    コニー「よくわかんねぇけどオレも調査兵団行くぜ!」

    サシャ「私は、食糧のために調査兵団に入ります!」

    アルミン「サシャらしいね!」

    ライナー「オレも調査兵団に入るぞ‼」

    ベルトルト「僕もね!」

    アニ「私も入ってやっもいいけど…」プイ

    ユミル「素直じゃないな~氷の女王様は」ニヤニヤ

    クリスタ「もう!やめなよ!ユミルったら!」

    エレン「上位組はほとんど調査兵団だな!」

    エレン「オイ!ジャン!どっちの方が飲めるか勝負だ‼」

    ジャン「やってやるよ!一気飲みな!」

    エレン「おう!」

    アハハハ オイジャンズルスルナ
    ウルセーゾ ダマッテノンデロ
    オイオレモイレロ!ヤメトケコイツスゲーゾ


    ーー
    ーーー
    ーーーー
  19. 19 : : 2014/05/24(土) 10:40:29
    またまた訂正…

    第104期→第44期

    すみません。
  20. 20 : : 2014/05/24(土) 19:45:33
    エルヴィン「私は、調査兵団団長のエルヴィン・スミス」

    エルヴィン「調査兵団の活動方針を王に託された立場にある」

    エルヴィン「所属兵団を選択する本日 私が諸君らに話すのはやはり調査兵団の勧誘に他ならない」

    エルヴィン「訓練兵の中でもルイの残虐非道な行いを見てきたものもいるだろう」

    エルヴィン「すでに奴らの恐怖も知っているだろう」

    エルヴィン「今まで我々が失ったものは果てしなく多い」

    エルヴィン「奴らが進んだ分我々が後退した…」

    エルヴィン「まだ、我々には前進というものを行ったことはないだろう。」

    エルヴィン「しかしだ 我々にはまだ戦う意志がある」

    エルヴィン「この意志がある限り我々は前進への一歩となっているはずだ」

    エルヴィン「諸君らには戦う意志はあるか?」

    エルヴィン「我々、調査兵団の現段階の第一目標はウォール・マリアの奪還だ」

    エルヴィン「敵の懐に入って戦うのが調査兵団だ」

    エルヴィン「調査兵団の死亡率は高い…一度、突撃を仕掛ければ3割は帰ってこれない」

    エルヴィン「諸君らには、一ヶ月後壁外遠征に参加してもらう」

    エルヴィン「諸君らが死亡する確率は5割といった所だ」

    エルヴィン「この惨状を踏まえた上で自分の命を捨ててでも前進しようと思っているものは残ってくれ」

    エルヴィン「…もう一度言う 調査兵団に入るためにここに残るものは近々殆ど死ぬだろう」

    エルヴィン「自分に聞いてみてくれ 人類の前進のために心臓を捧げる覚悟があるのか…」

    エルヴィン「以上だ 他の兵団の志願者は解散したまえ」


    モブ「団長 必要以上に脅しすぎではありませんか?残るものはかなり絞られるはずです」


    エルヴィン「君たちは死ねと言われたら死ねるのか?」

    「死にたくありません!」

    エルヴィン「そうか…皆…いい表情だ」

    エルヴィン「では、今!ここにいるものを新たな調査兵団として迎えいれる!」

    エルヴィン「これが本物の敬礼だ!」

    エルヴィン「心臓を捧げよ‼」

    一同「「ハッ‼」」

    エルヴィン「第44期調査兵団は敬礼をしている総勢68名だな」

    エルヴィン「よく恐怖に耐えてくれた…君たちは勇敢な兵士だ」

    エルヴィン「心より尊敬する」

  21. 21 : : 2014/05/25(日) 09:30:03
    一ヶ月後 トロスト区


    「団長‼」

    「間もなくです!」

    「付近にルイ兵はいない!」

    「開門30秒前‼」

    「いよいよだ‼これより人類は一歩前進するよ!」

    「お前たちの訓練の成果を見せてくれ‼」

    「開門始め‼」

    エルヴィン「第48回壁外調査を開始するよ!前進せよ‼」



    エルヴィン「長距離索敵陣形展開‼」


    今回の壁外調査は、敵の偵察だ


    周期的に見てそろそろ来るだろうという中央の判断により


    調査兵団は、敵の偵察を命令された


    敵の発見が無い場合ウトガルド城に入城後、情報収集である。


    ウトガルド城には、憲兵200人が城を守ってる。


    砂煙を発見したら(大部隊の移動には砂煙が発生するから)赤の信煙弾

    ある一定以上(小部隊とみなす))の兵を確認した場合、緑の信煙弾

    ある一定以上(大部隊とみなす)の兵を確認した場合、黒の信煙弾


    ハンジ「無事にウトガルド城に入れたね!」

    エレン「そうですね~!でも、なんか違和感があります」

    サシャ「私もなんか嫌な予感がする…」

    ハンジ「サシャの勘は悪いほど当たるからね~私も今までとは違う雰囲気だなとは思う」

    ハンジ「エルヴィンと話してくるからゆっくりしてて」

    今回の壁外調査は、特にない限り敵と交戦しないと言うことで
    新兵のみで一つの班が構成されている。


    ハンジ「エルヴィン入るよ!」ガチャ

    ハンジ「ん?ミケ?リヴァイ?」


    入ってみると第一分隊隊長ミケ、特別作戦班班長 人類最強のリヴァイがいた


    リヴァイ「もしかしてお前もか?」


    私は即座に理解した…この二人も違和感があるのだと…


    ハンジ「ああ たぶんね」

    エルヴィン「これは確実と言っていいだろうな」

    ミケ「じゃ、オレは憲兵に帰らせる用意をさせておく」

    エルヴィン「ああ 頼んだ」

    ハンジ「早めに撤退の用意して偵察に行こっか」

    リヴァイ「そうだな…」

    エルヴィン「よし、30分後に再出発だ!各自用意をしてくれ」



    エルヴィン「長距離索敵陣形展開‼」バッ

    ハンジ「決まってるね~!」

    エルヴィン「何かありそうなんだろ?気を抜くな!」

    ハンジ「すみません」


    ハンジ「ここにはいないかな…?」

    ミケ「引き返すか?」

    エルヴィン「もう少し進むか…」


    ハンジ「ハッ⁉ 右翼初列索敵班より緑の信煙弾!」

    ミケ「どうする?エルヴィン」

    ハンジ「左翼左翼班からも緑の信煙弾!」

    ハンジ「ん⁉両翼緑の信煙弾多数!」

    ミケ「前方初列索敵班から赤の信煙弾⁉」

    ハンジ「これは…」

    ミケ「ああ…間違いないだろう…」

    ハンジ「黒の信煙弾も確認した!」

    エルヴィン「撤退だ!総員に告ぐ!敵の大部隊を発見!撤退を開始せよ!」

    エルヴィン「おかしい…なぜ小部隊も多々いる⁉警戒を怠るな!」

    ハンジ「散開して来ている…急ぎ撤退せよ‼」

    ミケ「ん⁉ 前方より硝煙の匂い⁉伏せろー‼前方に鉄砲隊がいる‼」

    ミケ「伏せろおぉぉぉ‼」

    ズドドドドオオオォォォォーン
  22. 22 : : 2014/05/25(日) 09:34:28
    ログインし忘れました…

    上は僕です。すみません
  23. 23 : : 2014/05/25(日) 22:27:32
    エルヴィン「散らばれぇ!第2射がくる前に散らばれぇぇ!総員、散開だ!」

    この決断が多数の調査兵の命を奪うこととなった…


    エルヴィン「全速力で壁に向かえぇ!ハンジ!ミケ!お前らもオレとは別行動だ!異論は言わせない!急げ!」

    ミケハン「わかった…」

    エルヴィン「最高速度を保tモブ「急報!右翼より!敵大部隊接近!右翼索敵班交戦中です‼」

    エルヴィン「は⁉右翼から大部隊だと!交戦を禁ずる!急ぎトロスト区へ帰還せよ!」

    エルヴィン「荷馬車護衛班!荷馬車は捨てていい!即帰還せよ!」


    モブ「団長‼右翼索敵班壊滅‼かなり中に入ってきます‼」

    エルヴィン「くっ…」

    エルヴィン「必要位上に交戦するな!全速力で壁に向かえぇ!」




    エルヴィン「生き残ってしまったな…」

    エルヴィン「救護班!至急、負傷者の手当を行え!まだ帰ってくるやつがいるかもしれん!門を開けとけ!」

    エルヴィン「各班、点呼開始!負傷者、戦死者の報告を始めろ!」

    ハンジ「エルヴィン!」

    エルヴィン「なんだ…?」

    ハンジ「散らばった兵たちがが各個撃破されたらしい…班ごと全滅したところも少なくない…」

    エルヴィン「くっ…リヴァイ班は?」

    ハンジ「殿を引き受けてくれてる…リヴァイ班も無傷ではないかもしれない…」

    エルヴィン「そうか…ハンジ お前たちの死傷者は?お前たちの隊は主に右翼側だろう…損害も激しいだろう…」

    ハンジ「エレンの班はサムエル、トーマスが戦死、エレンが軽傷ケイジの班はケイジ以外、全員…」

    エルヴィン「そうか…あそこで散開の判断は失敗だったな…」

    リヴァイ「エルヴィン…無事だったか…」

    エルヴィン「リヴァイ⁉その顔の傷は?」

    リヴァイ「かすり傷だ…気にするな…」

    エルヴィン「オルオとグンタは?」

    リヴァイ「ッ…」

    エルヴィン「…すまない」

    エルヴィン「手当してきてもらえ」

    リヴァイ「オレよりこいつを…」

    エルヴィン「エルドか…酷い傷だな…救護班!重傷者がいる!至急ここに!」

    リヴァイ「助かる…」

    エルヴィン「すまないな…殿なんかやらせて」

    リヴァイ「気にするな…それがオレの班…オレの役目だ」

    エルヴィン「ありがとう」

    リヴァイ「…あとで捕らえたやつから聞いた話をしてやる…ミケと、ハンジを」

    エルヴィン「了解だ」


    その後憲兵は200名は、逃げ遅れ籠城…後に落城し、全滅…

    調査兵も、半数が戦死…今までで一番多くの犠牲を出した壁外調査となった…
  24. 27 : : 2014/05/26(月) 09:14:28
    エルヴィン「遅れてすまない…」ガチャ

    エルヴィン「歴代座学一位も連れてきてみてな」

    ハンジ「私もエレン連れてきちゃった」

    リヴァイ「そいつはともかくなぜエレン?」

    ハンジ「エレン気に入った!モブリットの次にいい!」

    リヴァイ「なぜだ?」

    ハンジ「あとで話すよ…今回の防衛戦で役にたつはず!」

    エルヴィン「まあいい…リヴァイ 話を聞かせてくれ」

    リヴァイ「ああ…今回の襲撃どう思った?」

    ミケ「完璧に動きを読まれてたな…」

    ハンジ「だね…」

    リヴァイ「今回の大将…ルイの一人息子だ…」

    一同「⁉」

    エルヴィン「本当なのか⁉」

    リヴァイ「ああ…ほとんどのやつが震えながら言ってた…」

    ハンジ「震えながら?まさか…」

    リヴァイ「お察しの通りだ…ルイ以上に残酷らしい…」

    リヴァイ「しかも、ルイ以上に頭の回転が早いらしい…」

    一同「…」

    エルヴィン「今回の防衛戦はきつくなるぞ…」

    エルヴィン「ミケ…ピクシス司令にそのことを報告…その後、調査兵団の突撃の準備を至急頼む…」

    ミケ「了解だ…先に失礼する…」

    エルヴィン「エレンと言ったかな?今回の防衛戦で役にたつという策を言ってみてくれ」

    エレン「火牛の計です」※

    エルヴィン「どういったものか?」

    エレン「角には剣を、そして尾に松明をくくりつけるのです。」

    エレン「尻をあぶられてたまらない牛は前方に猛突進すると考えられます。」

    エレン「それが成功した場合、突進する牛の角の剣が敵兵を次々に刺し殺すなか、尾の炎が敵陣に燃え移って大火災を起こします」

    アルミン「ちょっと待ってよエレン!それが失敗したらどうするんだよ」

    エレン「こちらにもそれ相応の被害が出るだろうな…」

    アルミン「僕は反対です!リスクが多すぎます!」

    エレン「最善策に留まっているようでは到底敵を上回ることはできない」

    エレン「全てを失う覚悟で挑まなくてはならない」

    エレン「必要ならば大きなリスクも背負う」

    エレン「そうして戦わなければ我々は勝てない」

    エルヴィン「フッ…私も気に入った!その策貰うぞ!」

    リヴァイ「…面白れぇな!オレもノった…いざとなればオレの班で殺してやるよ」

    アルミン「団長‼何卒お考えなおしを!」

    エルヴィン「案ずるな…なるようになる!ハンジ!お前は牛の調達だ!」

    ハンジ「了解だ」

    エルヴィン「アルミン!その他の作戦を考えるぞ!ピクシス司令と合流だ」

    アルミン「ハッ」


    ハンジ「エレン!エルヴィンにも褒められちゃったよ!どうする?どうしようか!」

    エレン「どうする?と言われましても…」

    ハンジ「じゃ、私の副官に!」

    エレン「はい?」

    ハンジ「二度も言わせないで!私の副官になりなさい!」

    エレン「モブリットさんがいるじゃないですか…」

    ハンジ「副官は二人いてもいいんだよ!」

    エレン「いや、でもモブリットさんは嫌でしょう…」

    ハンジ「モブリットならわかってくれるよ!」

    ハンジ「是非 私の副官に!」

    エレン「嫌です!」キッパリ

    ハンジ「え?なんで?」

    エレン「ハンジさんの副官とか大変そう…モブリットさん見てるとこっちまで辛くなる…」

    ハンジ「じゃ、命令!私の副官になりなさい!断った場合、上官への反逆罪で逮捕ね!」

    エレン「んな!強引な!」

    ハンジ「わかった?これからあなたは私の副官!」

    エレン「はぁ…わかりましたよ…」

    エレン「その変わり!」

    ハンジ「な、なに?」

    エレン「ハンジさんの部屋の片付けとか、ハンジさんの書類の手伝いは一切しませんので」

    ハンジ「ギクッ…ま、まさか…」

    エレン「急いで調達して団長と合流しましょう」

    ハンジ「うん…」

    ーー
    ーーー
    ーーーー
  25. 29 : : 2014/05/26(月) 19:43:43



    エレン「ハンジさん!あとのことは任せました」

    ハンジ「え?どこ行くの?」

    エレン「ちょっと敵の偵察です」

    ハンジ「危ないって!新兵なんだし!」

    エレン「大丈夫ですよ!僕はハンジさんの副官ですよ?」

    ハンジ「そ、そう…じゃない必ず無事に帰ってきてね!」

    エレン「はい!では…」

    ハンジ「できる子だな…」



    モーモーモー

    リヴァイ「チッ…うるせぇな…」

    リヴァイ「エレン!どうにかなんねぇのか?」

    エレン「もう少ししたらもっと酷くなりますよ笑」

    リヴァイ「チッ…」

    エレン「すみませんね…こんな危険な任務させて…」

    リヴァイ「気にするな…オルオとグンタたちの仇とりだ…」

    エレン「…」

    リヴァイ「狙いは小部隊の隊長らへん、そして今後統率の乱れように仕組むであってるか?」

    エレン「バッチリです!」

    リヴァイ「そろそろだ…お前の作戦は吉とでるか…」

    エレン「理論上は大丈夫です…」

    リヴァイ「結果はわからないよな…」

    モブ「口頭伝達です。作戦開始5分前!」

    エレン「では、僕たちは右を…兵長左は頼みましたよ」

    リヴァイ「了解だ…ペトラ行くぞ!」

    ペトラ「はい!エレン!ミカサ!無事でね!」

    ミカサ「ペトラさんこそ、ご無事で…」

    エレン「ペトラさん、ご武運を…ミカサ行くぞ!」

    ミカサ「ええ…今行く」


  26. 30 : : 2014/05/26(月) 21:55:01
    エレミカside

    エレン「作戦の確認だ…」

    エレン「オレたちは、牛の後ろに着いて敵の混乱に乗じて敵の小部隊の隊長級の将を討つ…」

    エレン「そうすれば今回の防衛戦では敵は統率のよれていない状況で戦うことになり、戦いやすくなるはずだ…」

    ミカサ「了解」

    エレン「でも…いいのか…?こんな危険な任務して…」

    ミカサ「エレンは私がいないと早死にする…ので私がいなければならない…」

    エレン「もうオレは力のなかったガキの頃とは違うぞ?」

    ミカサ「でも…いい…エレンのためなら…」

    エレン「そろそろ自分のためになんかしてみてはどうだ?」

    ミカサ「それは私はもう…必要ないってこと…?」オロオロ

    エレン「お前はオレのたった一人の家族だ…必要ないはずはない!」

    ミカサ「嬉しい!わかった…今回の防衛戦が終わったら自分のためになんかしてみる…」

    エレン「2158…始まるぞ…」トケイチラッ


    リヴァペトside

    リヴァイ「付き合わせて悪いな…」

    ペトラ「来たくて来たんですよ!気にしないでください」

    リヴァイ「そうか…オレの側から離れるなよ?」

    リヴァイ「甘えてるがこれ以上…仲間を失いたくない…」

    ペトラ「すみません…あの時私が…私のせいでオルオとグンタは…」

    リヴァイ「仲間の死を嘆いてる暇はねぇ…終わってからにしろ…」

    リヴァイ「2259…始まるようだぞ…」トケイチラッ

    ペトラ「ええ…」

    ミケハンside(防衛軍本陣)

    ハンジ「2200!作戦開始‼牛の尾に火をつけろ!別動隊移動始めろ!」

    一同「「「ハッ」」」

    ハンジ「ミケ、ここは任せるよ!私は別動隊の指揮とらなきゃいけないから」

    ミケ「了解だ…深追いするなよ…?」

    ハンジ「ああ…」

    ミケ「ナナバ!牛は順調に敵に向かっているか⁉」

    ナナバ「数頭を除いて上手く行ってる…それにしてもこんな作戦…ハンジさんが立案者か…?」

    ミケ「新兵らしい…」

    ナナバ「将来が楽しみだね…配置に戻る」

    ミケ「了解だ…」


    2205   ルイ軍本陣

    ドドドドドドドドドドドドドドドド

    「なんの音だ⁉」

    「敵の大部隊じゃねぇか⁉」

    「逃げた方がいいんじゃねぇか⁉」

    モオオォォォー!モオオォォォー!

    「こ、こんどはなんだ⁉」

    「どうすりゃいいんだ⁉」

    「狼狽えるな!敵の夜襲かもしれん!万全の対策をしろ!」

    「怖いよ…」

    「まだ死にたくねぇよ…」

    「逃げるな!来るぞ!」

    「は⁉牛⁉」

    「うわぁぁ…」

    「助けてくれよ…」

    リヴァイ「エレンの作戦…大成功だな!」

    「怯むな!牛を殺せばいいだけだろう!」

    ペトラ「あいつは…!」

    リヴァイ「フッ」ザシュッ

    「ん⁉ぐわぁぁ…」

    「隊長がやられたぞ…」

    「逃げろ!」

    リヴァイ「チッ…うるせぇな…」

    リヴァイ「オルオ…グンタ…お前らの仇はとったぞ!」

    「ウトガルド城まで一時撤退だ!戦いながら退kなっ⁉柵⁉」

    イアン「照明弾発射!鉄砲隊構え‼」

    イアン「放てえぇぇ!」

    ズドドドドドドーン

    ハンジ「騎兵突撃‼駆け抜けろ!」

    「騎兵⁉うっ…」ドサァ

    「うわぁぁ…」ガクッ


    この壁内側の夜襲は成功!敵に多くの損害をもたらすことに成功!



    しかし…
  27. 33 : : 2014/05/27(火) 11:40:48
    2217     ミケside(防衛軍本陣)


    ドオオオオォォォーン


    ミケ「なんの音だ⁉」

    モブ「急報!右翼前方にて爆発を確認!更に右翼より敵大部隊を発見!二班が応戦中です!」

    ミケ「夜襲か!三、四、五班は二班の援護!その他の班は陣形を維持!敵に付け入る隙を与えるな!」

    ミケ「ここが破られれば、壁まで少しになる!なんとしてでも食い止めろ!」

    ミケ「くっ…」


    敵も闇に乗じて奇襲をかけてきたのだ…

    一部の調査兵と、精鋭部隊を除いた駐屯兵では敵の襲撃を完全に抑えきれること無理であった…


    この襲撃を抑えるには精鋭部隊の帰還、ハンジ率いる別動隊の帰還が必須となる…


    2230

    ナナバ「二、三、四、五班は私以外死んだ…」

    ナナバ「ゲルガー、ヘニング、リーネも殺られた…」

    ナナバ「どうする…?」

    ミケ「くっ…これ以上は無理だ…」

    ミケ「くそっ!…トロスト区の外門を捨てる…」

    ミケ「トロスト区まで撤退せよ…」

    ナナバ「…了解」



    壁内側はトロスト区の外門を放棄…

    壁内側はまた一歩後退することとなった…
  28. 38 : : 2014/05/27(火) 22:14:59
    2218

    エレミカside

    エレン「かなり奥まで来ちゃったな」

    ミカサ「ええ…あれは!」

    エレン「兵長!ご無事で何よりです」

    リヴァイ「ああ、お前もな…手当たり次第やっといたぞ」

    エレン「ありがとうございます」

    リヴァイ「気にするな…仇も取れたしな…」

    エレン「…ハンジさんと合流して本陣に戻りましょう」

    リヴァイ「急いだ方がいいかもな…さっき爆発音がした…」

    エレン「ええ…何か起きてるかもしれませんね…」

    リヴァイ「ペトラ!弔ってやるのも大事だが時間がない…行くぞ」

    ペトラ「はい」

    リヴァイ「全員、耳を塞げ」ドン   キイイイイィィィーン

    エレン「音響弾?」

    リヴァイ「ああ…ハンジとの合流のためにな…」

    エレン「そういうことですか」

    2223

    ペトラ「前方!松明多数を確認!ハンジさんたちかと!」

    リヴァイ「そうか…」

    ハンジ「エレン⁉リヴァイと一緒だったのか!」

    ハンジ「みんな無事でよかった…」

    リヴァイ「さっきの爆発音はなんだ?」

    ハンジ「まだわからない…確認させている…」


    モブリット「ハンジさん!」

    ハンジ「なんだった?」

    モブリット「敵の夜襲です!」

    ハンジ「なっ⁉我々がいない本陣は手薄…トロスト区が占領されてるかもしれない!」

    ハンジ「各班!急ぎ本陣に向かえ!」

    リヴァイ「チッ…」

    ハンジ「なぜだ?なぜ夜襲に使える兵がいるんだ⁉」

    ハンジ「敵に潜ませた兵は動きはないと言っていたのに…」ブツブツ

    エレン「ハンジさん!考え事は後です!急いでミケさんとこに戻りましょう!」

    ハンジ「そうだったね…ごめんごめん」
  29. 39 : : 2014/05/28(水) 09:45:47
    2234

    エレン「なんだこの数の死体は…」

    ハンジ「…ほとんど首が…」

    ペトラ「…すみません…ちょっと外します…」

    リヴァイ「チッ…慣れちゃいけねぇがペトラはいい加減慣れろ」

    ミカサ「…酷い」

    ハンジ「くっ…早くミケと合流しなきゃ…」

    ミカサ「敵の動きが活発です…何か起きてるとかんがえるべきd

    一同「⁉」

    ハンジ「外門が…」

    エレン「占領されてる…」

    リヴァイ「チッ…」

    モブリット「ハンジさん!ミケさんは内門まで撤退し憲兵と合流!トロスト区にてゲリラ戦を展開してるとのことです!急ぎましょう!」

    ハンジ「あ、ああ…カラネス区から入ろう。カラネス区はまだ敵の手は及んでないはず」ブツブツ

    ハンジ「敵と出会っていたずらに兵を失いたくないから。憲兵と合流ってことはまだもつはずだろうし…」ブツブツ

    ハンジ「かと、言ってトロスト区から入るとミケに敵と間違えられるのも嫌だし…」ブツブツ

    エレン「ハンジさん、ご命令を(ハンジさん独り言多いな…)」

    ハンジ「ああ…スゥ…総員、カラネス区を中継しトロスト区の内門へ向かえ!」

    2257

    ミケ「ナナバ…後の指揮任せていいか?」

    ナナバ「どちらへ…?」

    ミケ「良き死に場所かもしれん…」

    ナナバ「何を言ってるんですか…?」

    ミケ「もう来てもいいはずのハンジの別動隊が来ない…」

    ミケ「ハンジも殺られたのかもしれん…」

    ミケ「ゲルガー、リーネ、ヘニングを殺してしまった責任を取る…」

    ナナバ「何を言ってるのかサッパリわからないんですが…」オロオロ

    ミケ「すまん…お前らの同期を3人も…せめてもの償いだ…行かせてくれ」

    ナナバ「頭打って混乱してるのでは?一旦、ローゼ内に入り休憩なさってください」

     ミケ「ゲルガー…ヘニング…リーネ…」

    ナナバ「…(ミケさんが…こんなに精神的に滅入るなんて)」


    無理もないことである…

    なぜなら…




    敵にゲルガー、リーネ、ヘニングのバラバラにされた体が送られて来たからである…
  30. 40 : : 2014/05/28(水) 10:04:25
    ※補足
    (知ってる方も多いでしょうが)4桁の数字は時間を表してます。<例>2200→22時(午後10時)
    2257→22時57分(午後10時57分)
  31. 42 : : 2014/05/28(水) 21:56:28
    ハンジ「ミケ!無事だったか…ホッ…」

    ミケ「ハンジか…生きてたのか…」

    ハンジ「どうした…?(様子がおかしい…?)」

    ミケ「ここの指揮任せていいか…?」

    ハンジ「了解だ…下がってていいよ」

    ミケ「もっと前線に行かせてもらう…」

    ハンジ「前線には行かせないよ…モブリット! ミケを調査兵団本部まで連れてってやれ!」

    ミケ「行かせてくれ…」

    ハンジ「ダメだ…(ゲルガー、リーネ、ヘニングがいない…?まさか…)」

    ハンジ「モブリット!やっぱりいいや!右翼の指揮よろしく」

    モブリット「了解です!」

    ハンジ「ナナバ…ナナバにしかわからないこともあるだろう…ミケの側にいてやってくれ」

    ナナバ「そうするつもりです…」

    ハンジ「できた部下だな…エレン!様子はどうだ?」

    エレン「よくはないですが、さきほどよりは!」

    ハンジ「そうか…エレン!引き続き左翼の指揮を頼む」

    エレン「了解です」


    こうして、ルイ軍への夜襲から帰ってきた別動隊によってトロスト区の壁内側の軍は持ち直し、内門までもが突破されることはなくなった



    ルイ軍はトロスト区を奪還されまいと即座にに大量の兵、大量の物資を送り込んだ…




    しかし、ルイ軍はすぐには仕掛けて来ず、しばらくにらみ合いが続いた…
  32. 44 : : 2014/05/29(木) 11:59:14
    一週間後  調査兵団本部 会議室


    ハンジ「前線にはモブリットしかおいてきてない…手短に頼む」

    リヴァイ「チッ…こんな時になんの話だ?」

    エルヴィン「すまない…本題に入ろう」

    エルヴィン「明日、トロスト区奪還作戦を行う」

    一同「⁉」

    ハンジ「今となっては遅いけど、大量の兵、物資が入れられる前にやるべきだったよ…」

    ハンジ「今は、内門が破られない用に徹するべきじゃないの…?」

    エルヴィン「そうかもしれない…」

    エルヴィン「だが、この状況を打破せねばならない…このまま膠着状態が続けば後詰め部隊がやって来た場合、ローゼは確実に陥落する…」

    エルヴィン「今回の敵はいつもの倍だ…大部隊が二つもあったのだ…」

    エルヴィン「それに気づかず、我々は夜襲をかけた…そのことによって手薄になった本陣が襲撃されトロスト区の外門を破られた」

    エルヴィン「これ以上…敵の進行を許すわけにはいかない…」

    エルヴィン「今の状況だと…兵の士気がこの状態だと内門も突破される…」

    エルヴィン「現状を打破するにはトロスト区の奪還しかありえない」

    リヴァイ「いいぞ…ノった…エルヴィンの言うこともわかる」

    ハンジ「ちょ、ちょっとリヴァイまで…」

    エレン「ハンジさん…団長の言うことは筋が通ってます。作戦を聞いてみるのはどうでしょう?」ボソッ

    ハンジ「…わかった。でも、作戦を聞いてからにする」

    エルヴィン「了解だ…アルミン!作戦の説明を頼む!今回の作戦の立案者だ」

    ハンジ「新兵が⁉104期はすごいね…エレンと言い…ミカサと言い…」

    アルミン「コホン…えーっと、敵はトロスト区と、ウトガルド城に部隊があります。トロスト区の奪還にはウトガルド城の部隊を牽制または、撃破せねばなりません」

    アルミン「しかし、我々にはウトガルド城の部隊を撃破するだけの力がありません」

    アルミン「そこで…ウトガルド城付近の部隊に奇襲をかけ、火を放ちます。この奇襲は数時間敵を混乱状態に陥れればトロスト区の奪還は容易になります。」

    アルミン「カラネス区から出発し、トロスト区外門付近に兵を配置。外門を外から完全封鎖。爆発かなんかで破壊しなければならないくらい強固な封鎖らしいです」

    リヴァイ「らしい?」

    エルヴィン「王政府からそう言われているが、やったことないのでわからない」

    ハンジ「不確定要素があるなら厳しいよ…できなかったらどうするんだ?」

    エルヴィン「臨機応変に対応する…」

    ハンジ「悪いけど、それにはノれないよ」

    エルヴィン「…勝てなければ死ぬ…勝てば生き残る…やらなければ勝てない…」

    ハンジ「…」

    リヴァイ「チッ…最後まで聞いてやるよ…」

    エルヴィン「だそうだ、アルミン続けてくれ」

    アルミン「はい…外門を完全封鎖後、壁上を優先的に占領します。我々には立体機動があるので容易いことだと思います」

    アルミン「壁上を占領後、駐屯兵団、鉄砲隊、大砲隊を呼び、いつでも発射可能状態にし、降伏勧告を行います。以上です。最小限の被害に抑えられるはずです。」

    リヴァハン「…」

    エルヴィン「リヴァイ班とハンジの隊でトロスト区内の作戦を行ってもらう予定だ。どうだ?」

    ハンジ「…いいよノった。その代わり、作戦が失敗した場合すぐに諦めること…これは約束してくれ」

    リヴァイ「同感だ…」

    エルヴィン「そのつもりだ。決行は明日正午だ!各自、準備をしてくれ」

    エレン「団長…少し頼みが…」ボソッ

    エルヴィン「あとで私の部屋に来てくれ」ボソッ

    ーー
    ーーー
    ーーーー
  33. 56 : : 2014/05/29(木) 23:23:04
    翌日   1200

    モブリット「ハンジさん!伝達です!エルヴィン団長含む、第一、二、三分隊の奇襲が始まりました。」

    ハンジ「ありがとう  エレン知らない?」

    モブリット「さぁ…」

    ハンジ「この大一番のところに…なんで不在なんだ…」ブツブツ

    ハンジ「一番大事な門のところを任せてるのに…」ブツブツ

    モブリット「まあ、不在でも兵の配置とかはできてましたし…」

    ハンジ「そうなの…?」

    モブリット「ええ、ブラウン、フーバー、レオンハートなど主に新兵ですしっかりとが補佐しているので大丈夫かと…」

    ハンジ「抜け目のないやつだ…私たちも負けてられないよ」

    ハンジ「外門は任せて、壁上さっさと占領しようか…」

    モブリット「了解です」

    …………

    1210

    アニ「エレンは?」

    ベルトルト「まだ来てないみたいだね…」

    ライナー「なにやってんだか…」

    ベルトルト「ん?来たみたいだけど…変なのがいる…」

    アニライ「…」アゼン

    エレン「悪い悪い遅くなった」

    ライナー「何だそれ」ユビサシ

    エレン「こいつか?あとで説明するよ」

    エレン「それより作戦順調なの?」

    アニ「ハンジさんがそろそろ動く。団長のほうの奇襲は順調らしいよ」

    エレン「ほうほう…リヴァイ班は?」

    ライナー「もう場所にいる」

    エレン「さすが兵長…行動が早い」

    エレン「任務放棄になっちゃうんだけどこの作戦お前らでやってくれない?こいつを見てないといけないからさ…」

    ベルトルト「エレンにもなんか理由があるんでしょ?」

    ライナー「だろうな!」

    アニ「いいよ  任せな」

    エレン「助かる!えーっと、壁の封鎖をはじめたら教えてくれ」

    ライナー「了解だ   そろそろ行くぞ!」

    ベルアニ「ああ」

    ーー
    ーーー
    ーーーー
  34. 62 : : 2014/05/30(金) 20:03:19
    1215

    モブ「口頭伝達!壁上、制圧完了です。あとは、お願いします。」

    リヴァイ「おい お前ら   行くぞ」

    ペトミカアニベルライ「ハッ」

    ベルトルト「こんな少人数で大丈夫ですか?」

    リヴァイ「人数が少ない方がバレにくい  敵も多くないしな」

    リヴァイ「いざとなれば信煙弾を放つ   近くで備えてくれてる兵がいる。安心しろ」

    ライナー「そう ですか…」

    リヴァイ「息を潜ませろ…合図でGOだ」

    リヴァイ「位置につけ…それぞれ多いやつでも二人だ  一瞬で殺れ!いいな⁉」

    一同「ハッ!」タッ

    一同「…」フリフリ(準備完了の合図)

    リヴァイ「…」スッ(突入の合図)


    スタッ   ドスッ     ザシュッ    スパッ


    リヴァイ「チッ…汚ねえぇな…」

    リヴァイ「さすがだ   お前ら壁の封鎖に移動してくれ」

    一同「ハッ」

    アニ「…」スッ  カチャ   ドオオォォーン

    数分後…

    リヴァイ「おい…まだか…?」

    ライナー「それが…」

    リヴァイ「まさか…」

    ベルトルト「できる仕組みにはなってたんですが…」

    アニ「金具が錆びてて…」

    リヴァイ「チッ…どうしろっていうんだよ…」

    エレン「遅れました!そこはオレに任せてください!

    リヴァペトミカ「…(こいつ何連れてきてんだ)」アゼン

    エレン「えーっと、封鎖完了の信煙弾って緑だよね?」スッ  カチャ   ドオオォォーン

    一同「え…(射っちゃったよ)」

    エレン「いいから!いいから!こいつが役に立つ!あっピクシスのおっさんが降伏勧告するよ!」

    リヴァイ「その前に、お前の乗っているものはなんだ?」

    エレン「これですか?これは…
  35. 69 : : 2014/05/31(土) 22:01:38
    エレン「これは…象です。」

    一同「象⁉」

    リヴァイ「なんだ?それ…聞いたことねぇぞ」

    エレン「壁内には数える程しかいませんからね」

    エレン「まあ、詳しいことはまたあとで」

    ちゅうもおおおぉぉぉーーーく!

    ピクシス「貴様らにに告ぐ!壁上、門は制圧した!」

    ピクシス「貴様らは、袋の鼠だ!いつでも殺せる!」

    ピクシス「武装解除ののち、おとなしく投降すれば命までは奪わん!」

    ピクシス「命が惜しいものは、武装解除ののち投降せよ!」

    ピクシス「10分以内に行ってもらう!10分後、武装解除していない場合、壁上の大砲、鉄砲が雨のように降り注ぐ‼」

    ピクシス「さもすれば貴様らは木っ端微塵になってるであろう!」

    「マジかよ…」

    「いつの間に制圧されてんじゃんねぇか…」

    「外の部隊はなにやってんんだ⁉」

    「狼狽えるな!」

    「このままでは勝ち目がない!」

    「外門を再び破って後続の部隊と合流する!」

    エレン「予想通りだ」

    リヴァイ「こいつはどこまで頭が回るのか…」

    「しかし…」

    「ええい!黙らんか!敵前逃亡は死罪だぞ!」

    「うっ…」

    ライナー「おいおい…この数オレらで相手すんのは無理だぞ…」

    ベルトルト「確実に死ぬね…」

    エレン「おいおいこいつの存在忘れないでよな」

    アニ「そいつをどう使うっていうんだい?」

    エレン「まあまあ任せとけって」

    ……………
    駐屯兵団side

    ピクシス「ホントによかったのかのう…」

    アンカ「調査兵団団長が認める男二人が守ってますし」

    グスタフ「何やら一人が象という動物を使うそうです。」

    ピクシス「ふむ…お手並み拝見と行こうかの…」

    ……………

    エルハンside

    ハンジ「無理だったんだよ…」

    ハンジ「普通に考えてヤバイんじゃ…」

    ハンジ「向こうにも地上だけど大砲あるから壁ごと壊されるんじゃ…」

    エルヴィン「君の副官がやってくれるさ」フッ

    ハンジ「大砲が撃たれる前に戦意喪失させるか全滅させるかなんて無理だよ…それだけの戦力を割く兵なんていないよ…」

    ハンジ「でも見殺しにはできない…応援に行かないと…」

    エルヴィン「まあいい  好きにしろ」

  36. 74 : : 2014/06/03(火) 16:56:21
    ここから、兄に変わって執筆します。作風変わってしまうかもしれませんがよろしくお願いします。
  37. 75 : : 2014/06/03(火) 16:57:14
    訂正
    また間違えてますね。
    104期→44期
    です。
  38. 76 : : 2014/06/03(火) 16:58:41
    「進めぇ!大砲を用意させろ!急げ!」

    「ハッ」

    「うおおおぉぉぉぉ!」

    エレン「兵長たちは後ろで見ていてください」

    リヴァイ「舐めやがって…」

    エレン「しかし…」

    リヴァイ「人類最強を舐めるなよ」

    エレン「わかりました。くれぐれも無理なさらぬように…」

    リヴァイ「お前もな…お前らは下がっていろ!」


    ペトラ「私もお供しまリヴァイ「ならん!」

    リヴァイ「上官命令だ!」

    ペトラ「例え、兵長に逆らってでもお供します。」

    エレン「いいじゃないですか…その変わり死なないでくださいね」

    ペトラ「私を舐めないでね!」

    エレン「じゃ、行きまライナー「おいおい、オレたちをおいていくなよ?」

    エレン「なっ⁉︎お前らまで!」

    アニ「行かせてくれないならここであんたを撃ち殺してもいいんだよ?」

    エレン「冗談きついぞ アニ…まあ、いいや!よし行くぞ!」

    一同「「おう!」」


    「なんだあれは⁉︎」

    「う、狼狽えるな!」

    「前進あるのみ!進めぇ!」

    リヴァペトアニミカベルライ「…」アゼン

    エレンは、象を操り人形のように簡単に操り

    ルイ軍へ突入、象の足で踏み、鼻で投げ飛ばし蹂躙していった…

    エレン「死にたくない奴は、さっさと投降しろ!」

    「お、おい!な何をやってる!」

    「退くな!進めぇ!」

    ベルライ「アニ…」

    アニ「わかってる」スッ

    「進mスドーン ドサァ

    アニ「命中…」

    ミカサ「さすがだね。これで敵は全員投降するでしょうね」

    ライナー「だな!」


    この後、大将を失ったルイ軍は、支配から解放され、全員投降した。




    第一章 完
  39. 77 : : 2014/06/03(火) 17:13:38
    http://www.ssnote.net/archives/17803
    第二章 人類、自由を思い出す…【復讐に燃える少年・少女】
    続きです。
  40. 78 : : 2014/06/03(火) 17:15:35
    名作です!!
    期待しています♪
  41. 79 : : 2014/06/03(火) 17:20:07
    >>88@ダーリンは卿様♪ウサギの着ぐるみ☆様

    恐縮です。
    こんな作品にコメント下さいありがとうございます。

    もっと良い作品にできるよう精進致します。
  42. 80 : : 2014/06/03(火) 17:31:08
    こんな面白いss初めて見た!期待です。
  43. 81 : : 2014/06/03(火) 17:36:26
    >>名無し様

    コメント頂きありがとうございます。
    面白いと思って頂けたのなら光栄です。

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Anityan

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復讐に燃える少年・少女よ立ち上がれ! シリーズ

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