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【安価】>>2「えっ、何でも屋当番ですか?」仁「そうだ」

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  1. 1 : : 2014/05/07(水) 23:46:31
    希望ヶ峰学園には奇妙な都市伝説があった。
    それは、不定期に「何でも屋」が現れ、学園中の悩みを解決してくれる、というものだ。
    そしてこれは単なる都市伝説ではなく、実際に何度も立ち上げられており、解決された悩みも数多くあるのも事実。
    では何が都市伝説なのか?
    それは、何でも屋が立ち上げられる目的だ。
    多くの生徒は知らない。
    その何でも屋が、学園長直々に命じられる当番制であることを――!


    というわけでまさかの現行四つ目のSS立てました。
    さっそくですが、下記のルールを読んだ上でダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2の男子の中から苗木と日向を除いた一名だけを人物指定お願いします!


    ※安価の内容については過度なエログロは禁止です。
    軽度のものならば場合によりけり(例:花村がいる時)ですがOKです。
    また、コロシアイどころか人類史上最大最悪の絶望的事件、希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件すら起きてないのでモノクマさん、ウサミちゃんはいません。
    あと連投についても、過度にならなければまあいいんじゃないかな……うん。
    キャラ崩壊やネタバレについても注意、かもしれません。まあ既に用語出してる時点でお察しですが……。
    あ、あとゼロや霧切などの書籍の話はナシの方向でお願いします。
    設定資料集の話はギリでOKとしておきますが、場合によっては再安価が入るかもしれない事は念頭に置いておいてください。
    また、場合によってはルールは増えたり変更したりするかもしれません。
    ご了承ください。
  2. 2 : : 2014/05/08(木) 00:07:33
    ぺこやまちゃん

    期待だっちゅー
  3. 3 : : 2014/05/08(木) 00:15:44
    >>2
    すみません、【苗木と日向を除いた男子の中】からです……。
    が、前倒しにはなりますが辺古山の指定が通らないわけではないので御勘弁ください!

    再安価 >>4
  4. 4 : : 2014/05/08(木) 00:24:19

    狛枝
  5. 5 : : 2014/05/08(木) 00:26:45
    ちゃんとみてなかった…
    ごめんなさい
  6. 6 : : 2014/05/08(木) 00:32:06
    期待です!
  7. 7 : : 2014/05/08(木) 00:33:00
    >>5
    いえ、こっちももうちょっと分かりやすくしとけばよかったですね……。

    >>6
    ありがとうございます!


    狛枝「えっ、何でも屋当番ですか?」

    仁「そうだ」

    狛枝「わざわざ学園長が呼び出すからにはどんな用件かと思ってましたけど……それは本当にどういう用件なんですか?」

    仁「狛枝君にはしばらく、希望ヶ峰学園の生徒を対象にした何でも屋、所謂お悩み相談所を開設してもらう」

    狛枝「お悩み相談所……」

    仁「そこで、いろんな生徒のいろんな悩みを解決するために奔走してもらう。それが何でも屋当番だ」

    狛枝「ふうん、なるほどね」

    仁「言っておくが、どう転んでもこの“何でも屋”が当番制である事は他言無用でお願いするよ」

    狛枝「分かりました」

    仁「それで、どうだい? 引き受けてくれるかな?」

    狛枝「逆に訊きますけど、ボクが断ると思いますか?」

    仁「と、いうと?」

    狛枝「だってそれって、学園長公認の元、ボクが希望の礎になれるって事ですよね? 希望の象徴のみんなのためにボクが尽くすのは当然じゃないですか! 勿論、喜んで引き受けさせてもらいますよ」

    仁「そうか、良かった」
  8. 8 : : 2014/05/08(木) 00:38:22
    仁「それで、キミにはサポート役として一人、候補達の仲から選択してもらおうと思ったんだが……」

    狛枝「だが? それって、何か不都合でもあったって事ですか?」

    仁「いや、逆だよ。その逆に、是非自分をサポート役に、と売り込まれてしまってね」

    狛枝「へ?」

    仁「入って来たまえ」

    狛枝(学園長が声をかけると、廊下から一人の女生徒が入ってきた。彼女は……)

    狛枝「あれ、辺古山さん?」

    辺古山「ああ」

    仁「彼女は君の前にこの当番を引き受けてくれた張本人でね。自分ならば経験もあるからサポートも容易だ、と売り込まれてしまったんだよ」

    狛枝「なるほどね。けど、わざわざ辺古山さんの手を煩わせるまでもないよ」

    辺古山「いや、そういう訳にもいかん。男と女では考え方などにも大きく差が出るからな。男女がペアで務める、というのも伝統なのだ」

    狛枝「そうなんだ。じゃあ、わかったよ、これからしばらくよろしくね、辺古山さん」

    辺古山「ああ、よろしく頼むぞ、狛枝」
  9. 9 : : 2014/05/08(木) 00:41:39
    仁「さて、早速だが狛枝君、辺古山君。二人は相談室に移ってもらうよ」

    狛枝「相談室?」

    辺古山「学園内に設けられた部屋の一つだ。場所は私が知っているから案内しよう」

    狛枝「あはは、さっそく頼る事になっちゃったね。ありがとう、辺古山さん」

    辺古山「何、構わん」

    仁「そこに君達が入り次第活動開始だ。よろしく頼むよ」

    狛枝「わかりました」

    辺古山「では、行くぞ」
  10. 10 : : 2014/05/08(木) 00:42:07
    【狛枝凪斗お悩み相談所】


        始   動
  11. 11 : : 2014/05/08(木) 00:46:58
    狛枝「さて、ここが相談室だね」

    辺古山「ああ。狛枝は一応、所長のようなものだからな。その中央の机を自由に使っていいぞ」

    狛枝「えっ!? こんな立派な机を!? そんな、ボクみたいなゴミクズにはもったいないよ!」

    辺古山「だが、そこが狛枝の席だ」

    狛枝「そうなんだ……ああ、こんな立派な席に座れるなんて、この後に来る不幸はどんなものなのかな? ゾクゾクしちゃうよ」

    辺古山(大丈夫なのか? この男で……)


    コンコン


    辺古山「客だな」

    狛枝「みたいだね。開けるよ」

    仁「やあ」

    狛枝「あれ、学園長?」

    仁「うん、無事にたどり着けたみたいだね」

    狛枝「ええ。確認ですか?」

    仁「いや、これも伝統でね。依頼人第一号は私なんだよ」

    狛枝「そうなんですか?」

    辺古山「ああ、私の時もそうだったぞ」

    仁「尤も、依頼内容は毎回変わるけどね」

    狛枝「で、じゃあその依頼って何なんですか?」

    仁「それはね……」

    仁「>>12
  12. 12 : : 2014/05/08(木) 06:40:29
    苗木君が朝日奈さんと一緒に九頭龍君をいじめてること
  13. 13 : : 2014/05/08(木) 20:52:53
    仁「本来ならば簡単な仕事を任せて実力をはかる、というのが私が依頼者第一号である理由なんだが……」

    辺古山「たしかに、私の時は学園長が無くしたボールペン探しを頼まれたな。簡単だったぞ」

    仁「だけど、ちょっと急を要する事態が発生してね。少々難度は高いかもしれないが、任せてもいいかね?」

    狛枝「もちろんですよ! ああ、どんな依頼なんだろう。ワクワクするなあ」

    仁「じゃあ……っと、その前に。辺古山君。少々席を外してもらえるかね?」

    辺古山「それはどういう意図ですか?」

    仁「少々、狛枝君との間だけでやり取りがしたい。君をサポートとして使うかどうかは話を通した上で狛枝君に判断してもらうよ」

    辺古山「……ふむ、わかりました。では狛枝。何か分からないことがあれば私の元に来るのだぞ」

    狛枝「うん、わかったよ。ありがとね、辺古山さん」

    狛枝(ボクの言葉を聞いた辺古山さんは、相談室から出た)

    狛枝(それを確認すると同時に……)

    仁「さて、狛枝君。察しのいい君の事だ。辺古山君を退室させた時点で依頼内容は薄々わかっているんじゃないかね?」

    狛枝「よしてくださいよ、ボクはそんなに計算上手じゃないですって。けど、あくまで予想ですけど……九頭竜クンの事ですか?」

    仁「お見事。その通りだよ」

    狛枝「あれ、当たっちゃった? んー、まあいいか。それで、彼の身に何があったんですか?」

    仁「原因は不明なんだが……苗木君と朝日奈君は知っているかね?」

    狛枝「ええ、ボク達の一つ下の学年の生徒ですよね? 苗木クンはボクと同じ“超高校級の幸運”だったと記憶してますけど」

    仁「そう、その通りだ。彼らが九頭竜君に対し、何故か嫌がらせをしたという報告があってね」

    狛枝「はあ、嫌がらせ、ですか」

    仁「うん、それに対して九頭龍君が『二人にオトシマエを付けさせる』と息巻いていてね……」

    狛枝「それは確かに、急を要する依頼、ですね」

    仁「ああ。私からの依頼はこの事態を【穏便に】解決させることだ」

    狛枝「分かりました、ボクでどこまでやれるかわかりませんけど、やれる範囲の事はやりますよ」

    仁「ああ、助かる」

    狛枝「じゃあ、さっそく行ってきますね」

    狛枝(立ち上がったボクは学園長を相談室に残し、相談室を後にした)
  14. 14 : : 2014/05/08(木) 20:56:21
    狛枝(さて、これからどうしようかな?)


    選択肢指定 >>15


    1.辺古山さんに事情を話さず、九頭龍クンの足止めを頼もう
    2.やっぱり苗木クンの話は聞くべきだよね……
    3.朝日奈さんの方が何か重要な情報を持ってるかも?
    4.他の人に聞き込みをしてみるかな?


    4を選択する場合はダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する生徒の中から一人指定もお願いします。
  15. 15 : : 2014/05/08(木) 21:21:20
    2で!
  16. 16 : : 2014/05/08(木) 21:35:53
    狛枝(やっぱり苗木クンの話は聞くべきだよね……)

    狛枝(彼の性格上、誰かに嫌がらせするなんて考えられないし)

    狛枝(ひょっとしたら何か考えがあるのかも)

    狛枝(そうじゃなかったとしても、誰かに弱みを握られて命令された、とかそういう可能性もあるか)

    狛枝「とにかく、苗木クンの所に行ってみよう。寮の個室にいるかな?」


    ~ 希望ヶ峰学園寮棟・苗木の個室前 ~


    狛枝(ボクは苗木クンの個室に備え付けられていたチャイムを押した)

    狛枝(すると間もなく……)

    苗木「はーい……あれ、たしか先輩の」

    狛枝「うん、狛枝凪斗だよ。キミと同じ“超高校級の幸運”のね」

    苗木「それで、その狛枝先輩がどうしたんですか?」

    狛枝「うん、ちょっと込み入った話だからさ、ずうずうしいと思われるかもしれないけど、部屋に上げてもらってもいいかな?」

    苗木「ええ、大丈夫ですよ」

    狛枝(ボクは苗木クンの部屋に上げてもらう事が出来た)

    苗木「それで、込み入った話というと、どんな話ですか?」

    狛枝「うん、実はね……」

    狛枝(学園長から依頼された内容を、依頼であるという事は伏せたまま彼に話した)

    狛枝「……と、こういう話を聞いてね。事実かな?」

    苗木「えっと……」

    狛枝「……?」

    狛枝(突然下を向き始めた?)

    狛枝(どうしよう、追及してみようか?)


    選択肢指定 >>17


    1.する
    2.しない
  17. 17 : : 2014/05/08(木) 21:36:43
    2 しないで
  18. 18 : : 2014/05/08(木) 21:39:05
    やっぱり1
  19. 19 : : 2014/05/08(木) 21:39:17
    うえ僕ね
  20. 20 : : 2014/05/08(木) 21:44:07
    ↑の人は別人です。
    変わらず2でお願いします。
  21. 21 : : 2014/05/08(木) 21:52:48
    >>20
    追加ルールとして「たとえ同一人物からのものでも安価内容の変更は無効」としてここに明記しておきますか……。


    狛枝(……気になるけど、やめておこう)

    狛枝(彼にもプライバシーはあるしね)

    苗木「……うわあ」

    狛枝「ん、どうしたの?」

    苗木「あ、いや、えっと」

    狛枝「何かな?」

    苗木「えっと、結論から言うと事実ですよ」

    狛枝(おっと、意外な答え)

    苗木「それでですね、えっと、狛枝先輩も一緒にボクと行動しませんか?」

    狛枝「悪いけど、そういうのはちょっと遠慮させてもらうよ。というか、ボクは君を止めに来たんだけど」

    苗木「う、えっと、こういう時は……どうしよう、っと」

    狛枝(また下を向いて何かやってるみたいだ。実に怪しいけど……)


    選択肢指定 >>22

    1.今度は追及する
    2.追求せず、忠告だけしてお暇する
  22. 22 : : 2014/05/08(木) 22:03:44
    2かな
  23. 23 : : 2014/05/08(木) 22:04:01
    2で
  24. 24 : : 2014/05/08(木) 22:13:11
    狛枝(やっぱりここで追及してもしらばっくれて終わりかもしれないし、やめておこう)

    狛枝「とにかく、もうこんな事しちゃダメだよ? もし次にやったら学園長から退学処分、とか食らう事になるかも」

    苗木「えっ!? そんな事態になってたの?」

    狛枝「……たとえ話だよ、たとえ話。それじゃ、一応忠告だけはしておいたからね。ボクは行くよ」

    苗木「あ、待って、まだ返ってきてな……狛枝先輩!」

    狛枝(苗木クンの静止を聞かず、ボクはそのまま苗木クンの個室を後にした)


    狛枝(さて、けどこれじゃ解決したとは言えないよね)

    狛枝(情報収集が必要かな)

    狛枝(さて、どこから手を付けようか)


    選択肢指定 >>25

    1.朝日奈さんの話も聞く必要があるかな?
    2.辺古山さんに九頭龍クンの様子を見ておくように言っておこうかな?
    3.他の人に聞き込みでもしようかな?


    3を選択する場合は苗木、及び選択肢に出ている人物を除くダンガンロンパ、スーパーダンガンロンパ2に登場する生徒の中から指定をお願いします。
  25. 25 : : 2014/05/08(木) 22:28:11
    3
    ソニアと澪田
  26. 26 : : 2014/05/08(木) 23:44:08
    狛枝(とりあえず、いろんな人から情報収集しよう)

    狛枝(まずは……)

    ソニア「あら? 狛枝さん、どうなさったんですか?」

    澪田「こんなトコで会うなんて奇遇っすね!」

    狛枝「ソニアさんに澪田さん? ああ、ちょうどいい所に」

    狛枝(手始めにこの二人から話を聞くか)

    狛枝「ねえ、二人は苗木クンと朝日奈さんってわかるかな?」

    ソニア「ええ、一つ下の後輩二人ですよね?」

    澪田「わかるっすよ!」

    狛枝「その二人について、何か最近おかしな事があったとかそういう話は知らないかな?」

    澪田「うーん、唯吹は何も聞いてないっすね」

    ソニア「わたくしも……あ、いえ、待ってください」

    狛枝「あれ、何かあるの?」

    ソニア「はい、その二人についてではないのですが、七十八期生の間で妙な遊びが流行っているという話は聞いています」

    狛枝「妙な遊びって?」

    ソニア「すみません、そこまでは存じ上げておらず……」

    狛枝「なるほどね。じゃあボクの方でもちょっと調べてみるよ。ありがとね」

    ソニア「いえ、役に立ったのでしたら幸いです」

    狛枝(さて、と。情報は手に入ったけど、どうしようかな)


    選択肢指定 >>27

    1.朝日奈さんに話を聞こうかな
    2.朝日奈さんや苗木クン以外の七十八期生の誰かに話を聞こうかな


    2を選択する場合は具体的な人物名の指定もお願いします。
  27. 27 : : 2014/05/09(金) 00:02:55
    2 石丸
  28. 28 : : 2014/05/09(金) 00:45:31
    狛枝「よし、石丸クンに話を聞こう。“超高校級の風紀委員”の彼なら、その妙な遊びとやらにも関与してる可能性は薄そうだし」

    狛枝「ちょうど今寮棟にいるし、彼の個室を尋ねてみよう」

    ピンポーン

    石丸「はい! ……おや、狛枝先輩でしたね。僕に御用でも?」

    狛枝「うん。ちょっと訊きたいことがあって来たんだけど」

    石丸「ふむ? 僕に分かる事ならば何でも訊いてくださって構いませんよ!」

    狛枝「うん、ちょっと小耳にはさんだんだけど。今七十八期生の間で妙な遊びが流行ってる、とか」

    石丸「ああ、その事か……。うむ、僕としても秩序の乱れが著しく、実に嘆かわしいと思っていたところなのですよ!」

    狛枝「秩序の乱れが著しい? そんなに大層な遊びなの?」

    石丸「僕も具体的な事までは把握していないのですが……少なくとも苗木くん、舞園くん、朝日奈くん、葉隠くん、不二咲くん、セレスくんは関与しているようですね」

    狛枝「なるほどね。うん、情報提供感謝するよ」

    石丸「いえ、こちらこそ役に立てたなら幸いです!」

    狛枝「出来そうなら、ボクも解決に尽力するよ。石丸クンも何かあったらボクに教えてもらえると嬉しいな」

    石丸「分かりました! こちらこそご協力に感謝です!」

    狛枝(石丸クンに別れを告げ、ボクは移動することにした)


    狛枝(さて、さっきよりはちょっと真相に近付けたかな?)

    狛枝(話を聞くべき人が増えた気がするけど、さてどうしようかな)


    選択肢指定 >>29

    1.もう一度苗木クンに話を聞きに行ってみようかな?
    2.朝日奈さんの話もそろそろ聞きたいかな
    3.他の人の話から聞いておくべきかな?

    3を選択する場合は舞園、葉隠、不二咲、セレスの中から一名を選択してください。
  29. 29 : : 2014/05/09(金) 02:15:56
    2だべ!
  30. 30 : : 2014/05/09(金) 02:24:39
    狛枝「そろそろ朝日奈さんの話も聞いておこう」

    狛枝「えっと、朝日奈さんはっと……あ、ちょうど食堂に入ろうとしてるところみたいだね」

    狛枝「おーい、朝日奈さーん!」

    朝日奈「ん? あ、えっと狛枝先輩だっけ?」

    狛枝「うん。覚えててくれたなんて光栄だよ」

    朝日奈「まあ、本科の生徒総数は多くないしね。ところで、どうかした?」

    狛枝「実はちょっと聞きたいことがあってさ」

    朝日奈「うん、いいよ。でもドーナツ食べながらでもいい?」

    狛枝「勿論」

    朝日奈「じゃあ食堂入ろっか」


    ~ 食堂 ~

    狛枝「それで、朝日奈さん」

    朝日奈「何?」

    狛枝「苗木クンと一緒に九頭龍クンに嫌がらせをしたらしいね?」

    朝日奈「えっ!?」

    狛枝「ちなみにこの事自体は苗木クンが既に認めてるよ」

    朝日奈「ああ、そうなんだ……」

    狛枝「で、その理由を訊きたいんだ。ソニアさんや石丸クンから、君達の間で妙な遊びが流行ってるとも聞いてるし……」

    朝日奈「えっと、それは……」

    狛枝(あれ、朝日奈さん……苗木クンと同じように急に下を向いたね)

    狛枝(しかもやっぱり何かやってるみたいだ)

    狛枝(……さて、どうするべきかな)


    選択肢指定 >>31

    1.追求する
    2.追求しない
  31. 31 : : 2014/05/09(金) 15:36:57
    1でお願いします。
  32. 32 : : 2014/05/09(金) 21:32:44
    狛枝(よし、追求してみようか)

    狛枝「朝日奈さん?」

    朝日奈「うえっ!? な、何?」

    狛枝「何してるのかな?」

    朝日奈「何って、見て分かんない? ドーナツ食べてるんだけど」

    狛枝「いやそっちじゃなくてさ。下向いて何かやってたよね? 何かな?」

    朝日奈「え! えっと、それは、その……」

    狛枝「……はあ、このままじゃ埒が明かないね」

    狛枝(ボクは席を立ちあがり、そのまま朝日奈さんの背後へと移動した)

    狛枝(そして朝日奈さんが何かをやっているはずの場所を見ると……)

    狛枝「……タブレット?」

    朝日奈「あはは、とうとうバレちゃった……」

    狛枝「そのタブレットは何かな?」

    朝日奈「いやあ、実は貰い物なんだけどね。同機種同士でしかやり取りの出来ない掲示板のアプリが付いててさ」

    狛枝「何それ、随分特殊みたいだね?」

    狛枝(タブレットみたいな高価なものが“貰い物”って事にも引っかかるけどね)

    朝日奈「うん。でも面白いんだよ、結構」

    狛枝(たしかに見ると、掲示板で会話中のような画面が表示されている)

    狛枝(……ん?)

    狛枝「朝日奈さん」

    朝日奈「何?」

    狛枝「ボクもさほど詳しいわけじゃないけどさ。この『>>』って記号はレス番号に付けるものだよね?」

    朝日奈「うん、そうだよ」

    狛枝「朝日奈さん、自分のレス番号より少し先の数字を書いちゃってるみたいだけど、ミスしてないかな?」

    朝日奈「あ、ううん。これはこれで合ってるんだ」

    狛枝「そうなの? でも未来の人と会話なんて、そんなSFみたいなこと……まあこの学園なら出来そうだけどさ」

    朝日奈「あはは、たしかにできそうかも。これはそういうんじゃなくて、安価っていうんだ」

    狛枝「安価?」

    朝日奈「そう。ちょっと先のレス番号を指定して、そこで言われた行動を実際にするんだよ」

    狛枝「……それ、無茶苦茶な指示が来たらどうするの?」

    朝日奈「そこがスリリングで面白いんじゃん!」

    狛枝「もしかして、苗木クンと九頭龍クンに嫌がらせをしたっていうのは……」

    朝日奈「安価の思し召しだと思うよ。私は誘われた側だから、苗木の方に来た安価だと思うけどね」

    狛枝(……動機が判明しちゃった。実にくだらないけど)

    狛枝(けどこれは案外根が深そうだ)

    狛枝(どう対処しようかな)


    選択肢指定 >>33


    1.とりあえず学園長に経過を報告しようかな
    2.そろそろ九頭龍クンの方がヤバいかも……
    3.苗木クンに今までの情報を突き付けてみようかな?
    4.その他


    4を選択する場合は具体的な 【対処法】 も指定をお願いします。
  33. 33 : : 2014/05/09(金) 21:52:25
    3で!!期待です!!
  34. 34 : : 2014/05/09(金) 22:18:55
    狛枝「いろいろと分かったし、苗木クンにもう一度話を聞こうかな」

    狛枝(そう思って苗木クンの部屋を訪ねてみたけど……)

    ピンポーン

    狛枝(……)

    ピンポーン

    狛枝(出ないね)

    狛枝(外出しちゃったのかな?)

    狛枝(うーん、どうしようかな)


    選択肢指定 >>35

    1.>>32の選択肢の1、2、4の中から再選択する
    2.寮棟で苗木クンを探そうかな
    3.学園棟の方で苗木クンを探そうかな

    1を選択する場合は具体的にどの選択肢の行動をとるかの指定もお願いします。その際、4を選択する場合は具体的な 【対処法】 も指定をお願いします。
    3を選択する場合は学校にありそうな施設の指定もお願いします。
  35. 35 : : 2014/05/09(金) 22:32:57
    学園長に報告
    つまり1の1で
  36. 36 : : 2014/05/09(金) 23:08:27
    狛枝(ひとまず学園長に報告かな……収穫が無いわけでもないし)

    狛枝(というわけで、ボクは学園長室へやって来た)

    コンコン

    仁「どうぞ」

    狛枝「失礼します」

    仁「やあ、狛枝君か。その後、どうだい?」

    狛枝「いろいろ分かりましたけど、実は……」

    狛枝(学園長にこれまで集めた情報を伝えた)

    仁「なるほど……しかし、そうなるとこれは……」

    狛枝「そうなんですよね。ボクなんかの力でどこまで抑えられるか……」

    仁「ん? ああ、いや、そういう事じゃないんだ。ちょっと思い当たるフシがあってね。……尻切れトンボで申し訳ないが、この依頼はこれで完了とさせてもらうよ」

    狛枝「え? まだほとんど何もやってないに等しいんですけど」

    仁「あはは、まあなんと言っても最初の依頼だからね。そんなものだよ」

    狛枝「はあ……まあ、学園長がそう言うならボクは構いませんけど」

    仁「ああ。ご苦労だった。ちなみに、九頭龍君の方のケアはどうなっている?」

    狛枝「実はそっちはまだ手つかずなんですよね」

    仁「わかった、じゃあそっちは君のクラスメイトの“超高校級の保健委員”罪木君に話を通して任せる事にするよ」

    仁「彼女ならば得意分野だろうしね」

    狛枝(なら初めからそっちに頼めばよかったんじゃ、と思わなくもないけど希望の象徴を束ねる学園長の事だ。何か深い考えがあるんだろうね)

    仁「じゃあ、ご苦労だったね。引き続き、頼むよ」

    狛枝「分かりました」

    狛枝(こうして、なんだかよくわからない内にボクの最初の依頼は幕を閉じた)

    狛枝(謎が解明される日は……来るのかな?)



    ― 依頼 達成 ―

    CONGRATULATIONS……?
  37. 37 : : 2014/05/09(金) 23:13:23
    狛枝(学園長室を後にしたボクは辺古山さんを呼び戻し、再び相談室へ戻った)

    辺古山「結局、学園長からの依頼とは何だったのだ?」

    狛枝「あはは、ボクとしてもよく分かってないから明言は避けさせてもらうよ……」

    辺古山「ふむ? 何やら複雑だったようだな」

    狛枝「まあ、ね」

    狛枝(そんな会話をしていると)

    コンコン

    狛枝(相談室のドアがノックされた)

    狛枝「どうぞ」


    依頼人指定 >>38


    九頭龍、及び九頭龍のケア中の罪木、学園長、モノクマ、ウサミ、モノミ以外のダンガンロンパ、スーパーダンガンロンパ2登場するキャラクターから指定をお願いします。
  38. 38 : : 2014/05/09(金) 23:16:47
    田中








    のハムスター
  39. 39 : : 2014/05/10(土) 00:10:38
    田中「フハハハハ! “制圧せし氷の覇王”田中眼蛇夢、ここに推参ッ!」

    狛枝「ああ、田中クン。いらっしゃい、ボクの部屋ってわけじゃないけどゆっくりしていってよ」

    田中「永久の時を揺蕩う俺様に『ゆっくりしていけ』だと? 笑わせる!」

    辺古山「……それで、何用だ?」

    田中「む、俺様としたことが、そうだったな。単刀直入に用件を伝えよう。出でよ、破壊神暗黒四天王が一角、豪将“重鉄の赤象”マガG!」

    狛枝(田中クンがそう叫ぶと、彼のマフラーの中から左耳に切れ込みの入った猛々しいハムスターが現れた)

    狛枝(あ、辺古山さんの表情が緩んでる……そういえば彼女はもふもふが好きなんだっけ)

    田中「此度の依頼は俺様からではない。我が四天王が一角マガGからだ」

    狛枝「ハムスターから?」

    田中「ハムスターではない、破壊神暗黒四天王が一角、豪将“重鉄の赤象”マガGからだ」

    狛枝「えっと、その破壊神暗黒四天王のマガGからって、どんな依頼なのかな?」

    田中「それは本人に訊くのだな……」

    狛枝「えっ? さ、さすがに無理だよ!」

    田中「そうか、やはりただの人間風情では破壊神暗黒四天王の言葉を解すことは出来んようだな」

    狛枝「えっと、そういう事にしておくけど。じゃあ田中クンから教えてもらえるんだよね……?」

    田中「致し方あるまい。実はな……」

    狛枝「うん」

    田中「マガGの万年豪雪吹の吹き荒ぶ禍々しき魂を氷解させる猛者が現れたのだ」

    狛枝「はあ?」

    田中「だが、流石破壊神暗黒四天王の魂に干渉するだけはある。俺様の能力を以ってしてもその正体が一向に掴めんのだ」

    狛枝「えっと?」

    田中「つまり俺様からの依頼はだな」

    狛枝「う、うん」

    田中「その者を我が元へ献上せよ、という事だ」

    狛枝「ゴメン、全く分からないんだけど」

    辺古山「つまりは、マガGの想い人ならぬ想いハムスターを探してきてくれ、という事じゃないのか?」

    狛枝「ああ、つがいを探せって事か。なるほど、言われてみればそんな感じだったね」

    辺古山「既に相手が決まっているのならば私達としても探すのは構わないが……」

    田中「フ、感謝するぞ。ではマガGよ、しばしの別れだ。その者達にアドバイスをしてやるのだぞ」

    狛枝(言うなり、マガGがボクの肩に飛び移った)

    田中「では、任せたぞ!」

    狛枝(そして田中クンは去って行ってしまった……)

    狛枝「さて、これからどうしようか……な……」

    狛枝(辺古山さんと今後の行動指針を相談しようと振り向くと)

    狛枝「えっと、辺古山さん?」

    辺古山「な、何だ?」

    狛枝(うわあ、マガGの方見てすっごいそわそわしてる。相談の前にもふらせた方がいいのかな……どうしよう?)


    選択肢指定 >>40

    1.もふらせる
    2.もふらせない
    3.ほどほどにもふらせる
  40. 40 : : 2014/05/10(土) 08:01:29
    3だ
  41. 41 : : 2014/05/10(土) 12:58:13
    狛枝(このままじゃ会話にならなそうだし……)

    狛枝「マガG、辺古山さんの方へ行っておいで」

    マガG「CHURYYYY」

    狛枝(無駄に勇ましい鳴き声を挙げてマガGは辺古山さんの方へ飛び移った)

    辺古山「なっ!?」

    狛枝「ちょっと可愛がるくらいなら田中クンも許してくれるんじゃないかな? というより、彼曰く『配下の者』を気に入ってくれるなら彼としても悪くない気分だと思うしね」

    辺古山「マガGは……逃げないのだな……」

    狛枝(それからしばらく、辺古山さんは見たこともないような優しい笑顔でひたすらにマガGをもふり続けていた)

    辺古山「……ふう、もういいぞ、堪能させてもらった」

    マガG「CHU!」

    狛枝(あ、マガGがボクの肩に戻ってきた)

    狛枝「じゃあこれからどうしよっか?」

    辺古山「マガGのつがい探しだったな? 正体が分からない、という事は外見上の特徴などは田中に訊いても分からないのだろうな」

    狛枝「つまりホントに頼りはマガGだけ、って事か」

    辺古山「だが、他の事ならば田中に詳しい事情を訊きに行くのはありかもしれないな」

    狛枝「他の事って?」

    辺古山「たとえば時期だとか、場所の目星だとかになると思うぞ」

    狛枝「なるほどね」

    狛枝(さて、どうしようかな?)


    選択肢指定 >>42

    1.田中クンにもうちょっと詳しい話を聞きに行こう
    2.田中クンに分からなくても、他の人なら誰か知ってる人がいるかも……聞き込みに行こうかな?
    3.マガGを先行させて辿り着いた場所にいる、とかって事もあるかも


    2を選択する場合は具体的なダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する人物の指定をお願いします。
  42. 42 : : 2014/05/10(土) 23:43:52
    狛枝ならあり得るかもしれないので3で!!
  43. 43 : : 2014/05/11(日) 00:11:38
    狛枝「とりあえず、マガGを自由に行動させてみない?」

    辺古山「ふむ?」

    狛枝「そこをボクらが付いて行けば……」

    辺古山「なるほど、マガGの想いハムスターの相手の元へ辿り着けるかもしれない、か」

    狛枝「うん、どうかな?」

    辺古山「ああ、いいんじゃないか?」

    狛枝「よし、話は決まったね。じゃあマガG、行っておいで」

    マガG「CHUUUUUU!」

    狛枝(マガGは凄まじい勢いで走って行った)

    辺古山「追うぞ、狛枝」

    狛枝「勿論だよ。じゃあ行こうか」

    狛枝(マガGを追って進んで行くと……)

    辺古山「ここは……植物庭園だな」

    狛枝「田中クンのハムスターなら頭はいいだろうし、中央の巨大花に近付くことはないだろうけど……」

    辺古山「“超高校級の植物学者”色葉田田田先輩の作だったな」

    狛枝「何でも食べちゃうらしいから気を付けないとね。……さて、マガGはっと」

    辺古山「いたぞ、あそこは……」

    狛枝「ヒマワリ畑だね」

    辺古山「……もしや、食欲に突き動かされただけではないのか?」

    狛枝「可能性は……高いかも」

    辺古山「……」

    狛枝「……おーい、マガG! 次行くよー!」

    マガG「CHUUU……」

    狛枝(マガGはガックリと項垂れながら――っていうのがわかるのが田中クンのハムスターの凄い所だよね――ボクの肩に戻って来た)

    狛枝(さて、次はどうしようかな)


    選択肢指定 >>44


    1.田中クンに話を聞きに行こうかな?
    2.田中クン以外の誰かに話を聞いてみようか?
    3.もう一回、マガGを先行させてみようかな……

    2を選択する場合は具体的なダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する人物の指定をお願いします。
  44. 44 : : 2014/05/11(日) 00:12:05
  45. 45 : : 2014/05/11(日) 01:14:24
    狛枝「うーん、このままこうしてても埒が明かないし、田中クンに詳しい話を聞きに行こうか」

    辺古山「ああ、わかった。たぶん寮の個室にいるだろう、訪ねるとするか」

    狛枝(というわけで、ボクらは寮棟へと向かった)


    狛枝(ボクらの学年の寮に到着すると……)

    苗木「あ、狛枝先輩!」

    狛枝「あれ、苗木クン? どうしたの、こんな所で」

    苗木「狛枝先輩を待ってたんですよ」

    狛枝「何で?」

    苗木「え、だから……」

    狛枝「はあ、もしかして安価って奴? 朝日奈さんから話は聞いてるよ」

    苗木「え」

    狛枝「言っておくけど、ボクは必要以上に関わる気はないからね」

    苗木「そ、それは困るよ!」

    狛枝「それじゃ、ボクも用事があるんで失礼するよ。君も変な遊びはほどほどにしておきなよ?」

    狛枝(何やら悲痛な表情をした苗木クンを残し、ボクは田中クンの部屋を目指すことにした)

    辺古山「……何の話だったんだ?」

    狛枝「ん、ああ、ちょっとね。必要な時が来たら話すよ」

    狛枝(“必要な時”が来るかはわからないけどね)

    辺古山「そうか、わかった。それで、田中の部屋は……あそこだったな」

    狛枝「うん、チャイムを鳴らそうか」
  46. 46 : : 2014/05/11(日) 01:23:33
    ピンポーン


    田中「俺様の眠りを妨げるものは誰だ?」

    狛枝「やあ、田中クン。寝てたの?」

    田中「フ、狛枝か。俺様に“寝てたの?”とは無粋な質問だな。俺様は言わば“眠れる獅子”……ひとたび力を覚醒させればこの世界など塵と消えるぞ!」

    狛枝「あはは、流石田中クンだね……」

    狛枝(訳のわからなさが、だけど)

    田中「それで、どうした? もしや、もう依頼を完遂したのか?」

    狛枝「いや、それはまだなんだけどさ。もうちょっと話を聞きたくて」

    田中「ほう? 俺様に言葉を要求するとは貴様、それ相応の対価の用意はあるのだろうな……と、言いたいところだが。此度は俺様の目的の為だからな。いいだろう、特別に何でも話してやろう! さあ、どの世界での戦いの記憶を呼び覚ますというのだ!」

    辺古山「戦いの記憶は別にいらないが……マガGの様子がおかしくなったことは田中の眼から見て確かだったのだろう?」

    田中「ああ。でなければわざわざ依頼など出さん」

    辺古山「それはいつ頃からの話なのだ?」

    田中「ふむ、時期か。そうだな、この世界の暦で換算するならばそう、あれはおよそ一週間ほど前という事になるな」

    辺古山「一週間前か。その頃には既にマガGに相手がいたのだな?」

    田中「そのようだな。まったく、この俺様の配下の者を斯くも魅了するとは……想像も及ばぬ手練れよ」

    狛枝「なるほど、一週間前か……」

    狛枝(ボクからも何か訊いておこうかな?)


    選択肢指定 >>47

    1.他の三匹には異常はないの?
    2.だいたいどのあたりにいるか、っていう目星もないの?
    3.やっぱり質問はいいかな
  47. 47 : : 2014/05/11(日) 14:23:25
    2で!
  48. 48 : : 2014/05/11(日) 15:11:37
    狛枝「じゃあ今度はボクから質問なんだけど、だいたいどのあたりにいるか、っていう目星もないの?」

    田中「俺様に分かる事と言えば、せいぜい学園の敷地の中のみ、といった程度の事だ」

    狛枝「なるほど、じゃあ学園の外を探す必要はないんだね?」

    田中「だろうな」

    狛枝「なるほどね」

    田中「他に何か訊きたい事はあるか?」

    辺古山「ワタシからは特にないぞ」

    狛枝「ボクからも今のところは。また何か質問が出来たら寄らせてもらうよ」

    田中「ああ、わかった。ではマガGの事、よろしく頼むぞ」

    辺古山「ああ、任せておけ」

    狛枝「それじゃあ、失礼するね」

    狛枝(こうしてボクらは田中クンの部屋を後にした)

    狛枝「さて、これからどうしようか?」

    辺古山「ふむ、いろいろとやりようはある気がするが……上手く考えが纏まらないな」

    狛枝(ふむ、そうすると……)


    選択肢指定 >>49

    1.聞き込みでもする?
    2.せっかくだし学園の中を探索する?
    3.さっきみたいにもう一度、マガGを先行させてみる?

    1を選択する場合は田中を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパの人物を指定してください。
    2を選択する場合は学園の中にありそうな施設も指定してください。
  49. 49 : : 2014/05/12(月) 06:39:06
    1で、日向クン!
  50. 50 : : 2014/05/12(月) 19:14:45
    狛枝「……ん?」

    辺古山「どうした?」

    狛枝「いや、誰かの生徒手帳が落ちてて……」

    辺古山「む? 本当だな。誰のものだ?」

    狛枝(仕方ない、中を確認するか)

    狛枝「えーと……日向創? 聞いたことのない名前だね」

    辺古山「肩書は……予備学科生、とあるな」

    狛枝「予備学科だって?」

    狛枝(希望ヶ峰学園予備学科……何の才能も持たない、ただ才能に憧れるだけのボクのようなクズの集まり。いや、ボクのように身の程を弁えず、自分が希望になれるかもしれないなんていうおこがましい欲求を隠そうともしない分余計にタチが悪い連中だ)

    狛枝(まあ、そんな彼ら彼女らも、いざ入学してみれば単なる搾取の対象でしかない事を突き付けられるんだから哀れだよね……)

    辺古山「何故予備学科の生徒の生徒手帳が本科の学園棟に落ちているのかは分からんが……どうする、届けるか?」

    狛枝「はあ、ホントは死んでも予備学科なんかに行きたくないけど、仕方ないか」

    狛枝(それに彼の存在を知ったことがボクにとっての幸運、即ち今回の依頼解決の手助けになる……かもしれないんだし)
  51. 51 : : 2014/05/12(月) 19:19:35
    ~ 予備学科棟 ~

    予備学科生A「なあ、おい。あいつらって……」

    予備学科生B「ああ、本科の連中だよな……」

    予備学科生C「こんなところに何しに来たんだ?」

    予備学科生D「俺が知るかよ」

    狛枝(はあ、何でボクがこんな連中の視線を浴びなきゃならないんだろうね)

    辺古山「生徒手帳によると……このクラスだな」

    狛枝「みたいだね。……おーい、この中に日向創という生徒はいるかな?」

    予備学科生E「……日向に用事か?」

    狛枝「落ちてた生徒手帳を届けに来たんだよ」

    予備学科生E「え? それはおかしいと思いますよ。アイツ、ここ最近学校休んでますから」

    狛枝「学校を、休んでる?」

    辺古山「風邪か何かか?」

    予備学科生E「知りませんよ、理由は聞いてませんし」

    狛枝(理由を知らされず、休みが続いてる? なんか引っかかるな……)

    狛枝「そっか。じゃあこの生徒手帳は職員室の方に持って行くとするよ。日向って子が登校して来たらそう伝えてもらえるかな」

    予備学科生E「……わかりました」
  52. 52 : : 2014/05/12(月) 20:07:47
    ~ 職員室 ~

    狛枝「さて、職員室に来たけど……」

    教員「ん、狛枝か。どうした?」

    狛枝「ああ、いい所に。生徒手帳を拾ったんですけどどうもこの生徒、学校を休んでるらしくてこっちに届けに来たんですよ」

    教員「なるほど……な……ちっ、この生徒か」

    狛枝「あれ、何かマズかったですか?」

    教員「ん、ああ、いや。何でもない。気にする必要はないぞ」

    狛枝「はあ、そうですか」

    狛枝(……ちょっと気になるけど、深追いはしない方がいいか)


    辺古山「生徒手帳は届け終えたな。これからどうするんだ?」

    狛枝「うーん、どうしようか……」


    選択肢指定 >>53

    1.やっぱりこの日向って生徒が気になるかな
    2.他の生徒に聞き込みをしようか
    3.学園の探索をしよう
    4.マガGに先行させてみようか?

    2を選択する場合は田中、日向以外の生徒から指定をお願いします。
    3を選択する場合は学園にありそうな施設の指定もお願いします。
  53. 53 : : 2014/05/14(水) 16:41:31
    1
    日向が休んでる理由ってやっぱあれかな・・・
  54. 54 : : 2014/05/14(水) 20:04:20
    狛枝(うーん、依頼の本筋からは離れちゃうけど……)

    狛枝「ねえ、辺古山さん」

    辺古山「何だ?」

    狛枝「ボクはどうにも、さっきの日向って予備学科生が気になるんだよね」

    辺古山「ふむ? 珍しいな、狛枝が予備学科を気にするとは」

    狛枝「ボクとしても不本意なんだけどね。彼の生徒手帳が落ちていた……それをボクが発見した。それによってボクは日向創の存在を知った事になる。これって、ボクの幸運が働いたからとも取れるよね」

    辺古山「……狛枝以外が言うと暴論もいい所なのだろうがな」

    狛枝「あはは。そうかもね」

    辺古山「だが、そうなるとその日向という予備学科生が今回の依頼のキーを握っているかもしれないな」

    狛枝「可能性はゼロじゃないと思うよ。……探してみない?」

    辺古山「わかった、狛枝がそう言うなら探してみよう」
  55. 55 : : 2014/05/14(水) 20:23:14
    狛枝(ボク達は日向という予備学科生を探してあちこちを歩き回った。それこそ、予備学科の寮にも行ってみたけど……結果は留守)

    狛枝(けど、聞き込みを行った結果帰ってこないわけではないらしい。ただ、最近は朝早くに出かけて、学校に出ることなくどこかで過ごし、戻ってくるのは夕方から深夜にかけて。さすがに深夜となると戻ってくるのを待つわけにもいかなかったのでその場は退散したけど……)

    狛枝「うーん、どうしようか」

    狛枝(あと探してない場所と言えば、一般生徒は立ち入り禁止の区域くらいのものだ。そうなってくると、もう学園の中にはいないのかな?)

    辺古山「む? おい狛枝、あれを見ろ」

    狛枝「え?」

    狛枝(辺古山さんが指した方向を見ると……)

    狛枝「あれは……日向クン、みたいだね」

    狛枝(ようやく見つけた! ……のは、いいんだけど)

    狛枝「なんでたかが予備学科生が、あそこから出てくるのかな?」

    辺古山「それは、分からないが……」

    狛枝(彼は、本科の生徒でも特別な許可が無ければ入れない教職員用の研究棟から姿を現した)

    辺古山「そこに本人がいるんだ、直接話を聞いてみるのがいいんじゃないか?」

    狛枝「それもそうだね。……おーい、キミ! 日向クンだよね!?」

    日向「! ……本科の生徒か。予備学科の俺に何か用か?」

    狛枝「要件っていうなら、そうだね。三つあるんだけど……」

    日向「手短にしてくれよ。あまり本科の連中と関わりたくないしな」

    辺古山「それはどういう意味だ?」

    日向「教員からもあまり近付くなって言われてるんだよ。会話なんてホントは以ての外なんだぞ?」

    狛枝「ふうん」

    狛枝(一応、身の程を弁えるって事は出来るんだね。これは評価を改める必要があるかな、予備学科について)

    狛枝「じゃあまず、一つ目。さっき君の生徒手帳を拾ってね。探したけど姿が見えなかったから職員室に届けたよ。あとで取りに行ってもらえるかな」

    日向「あ、ああ。そうだったのか。それは素直に感謝しておくよ、助かる」

    狛枝「それで二つ目。キミ、このハムスターに見覚えはある?」

    狛枝(そう言ってボクは肩に乗ったマガGを見せる)

    日向「ハムスター? いや、見覚えないけど……」

    狛枝「ふうん、じゃあこっちの聞き込みは成果なし、か」

    日向「何の話だよ?」

    狛枝「ま、ちょっといろいろあってね。それで、最後の質問。君はどうしてここから出てきたのかな?」

    日向「……それこそ、こっちにもいろいろあるんだ。話せない」

    狛枝「どうしても?」

    日向「ああ、どうしてもだ。もし入場許可がどうとか言うんなら、通行許可証だって見せられるぞ」

    狛枝(許可証まで持ってるの? 予備学科が?)

    日向「ただ悪いけど、本当に具体的な内容については話せないんだ。口止めもされてるしな」

    狛枝「……わかったよ、深追いはしないでおく」

    狛枝(今は、ね)

    日向「そうか、助かるよ。……他にはもう何もないか?」

    狛枝「うん、ボクの用件はこれで終わり。あ、生徒手帳は忘れずに」

    日向「ああ。それじゃあ」

    狛枝(そう言って、予備学科の日向クンはボクらに背を向けて走り去った)

    狛枝(…………)

    辺古山「どうやらはずれだったようだな。いろいろと気になる事は増えたようだが」

    狛枝「まあね。でも今のボクらには関係ないよ。それより田中クンの依頼を遂行しよう」

    辺古山「それもそうだな。さて、これからどう動く?」

    狛枝「そうだなあ……」


    選択肢指定 >>57

    1.他の生徒に聞き込みでもしようか
    2.学園内の探索をしよう
    3.マガGに先行させてみようかな

    1を選択する場合は田中、日向を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパに登場する生徒の中から指定してください(学園長もOKです)。
    2を選択する場合は学園内にありそうで、狛枝たちが入場できそうな場所の指定もお願いします。
  56. 56 : : 2014/05/14(水) 20:23:35
    また、日向については「フラグが一つ立った!」とだけ言っておきます。
  57. 57 : : 2014/05/14(水) 22:18:57
    1で……舞園辺りかなぁ
  58. 58 : : 2014/05/14(水) 22:51:55
    狛枝「じゃあ、聞き込みに行こう」

    辺古山「わかった、では行こう」

    狛枝(というわけで、ボクらは寮棟へとやってきた)

    狛枝「えっと……あ、ちょうどいい所に」

    狛枝「おーい、舞園さーん!」

    舞園「あれ? たしか一つ上の狛枝先輩、でしたよね?」

    狛枝「うん。ちょっと訊きたい事があるんだけどいいかな?」

    舞園「はい、いいですよ」

    狛枝(そういえば石丸クンが例の件には“舞園さんも関与してる”って言ってたっけ……ま、今はいいか)

    狛枝「実はさ、このハムスターについてなんだけど」

    舞園「あっ、マガGさんですね! 田中先輩のハムスターだったと思いますけど……なんで狛枝先輩が?」

    狛枝「知ってるんだ。じゃあ話は早いや。実は最近、マガGに想いハムスターが出来たらしくてさ」

    舞園「わあ、素敵ですね!」

    狛枝「それで、その相手を探してるんだけど……何か知らないかな?」

    舞園「うーん……マガGさんに直接訊いてみたらどうですか?」

    狛枝「動物と話せって? それが出来たら苦労は……」

    舞園「いえ、話すことは出来なくても行動で示すことは出来ると思うんです」

    狛枝「行動……」

    舞園「自由に行動させてみたら、そのハムスターさんの所へ行くんじゃないでしょうか?」

    狛枝「うーん、実はもう試したけどハズレだったんだよね……」

    舞園「そうだったんですか……」

    辺古山「だが、もう一度試してみるとそっちへ行くかもしれないな」

    狛枝「うーん、どうなんだろう。とにかく、ありがとね、舞園さん」

    舞園「いえ、お役に立てたかは微妙でしたけど……」

    狛枝(マガGにもう一度自由に行動させてみる、か)

    狛枝(うーん、どうしようかな?)


    選択肢指定 >>59

    1.やっぱり聞き込みをしよう
    2.今度は学園内の探索かな
    3.言われた通りに自由に行動させてみようかな?

    1を選択する場合は田中、日向を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパに登場する生徒の中から指定してください(学園長もOKです)。
    2を選択する場合は学園内にありそうで、狛枝たちが入場できそうな場所の指定もお願いします。
  59. 59 : : 2014/05/15(木) 16:34:28
    2で生物室辺りかなぁ・・
  60. 60 : : 2014/05/15(木) 19:40:19
    狛枝「そうだ、生物室とかにいないかな?」

    辺古山「ふむ、たしかにあそこならば様々な動物がいるだろうが……ほとんどが実験動物の類だったはずだぞ?」

    狛枝「けど、あそこなら何か進展あるかもしれないし、一応覗いてみない?」

    辺古山「まあ、見るくらいならば構わないか」


    ~ 生物室 ~

    狛枝「うひゃあ、見事に誰もいないね」

    辺古山「放課後の生物室に人がいる方がおかしな話だろうがな」

    狛枝「それに何となく不気味だ。希望の象徴とも言える学園の中とは思えないよ」

    辺古山「超高校級の才能を持つ高校生が集まる学園の生物室だ。普通の学校どころか、並の研究機関以上の設備が整っている空間だからな。解剖実験なども盛んに行われているんだろう」

    狛枝「ま、そうなんだろうけどね……」

    辺古山「しかし、雰囲気はともかく綺麗に片付いているな。動物の毛一本すら落ちていないぞ」

    狛枝「うーん、ここはハズレって事かな」

    辺古山「ああ、心なしかマガGも居心地が悪そうだ。何もなさそうだし、出るか?」

    狛枝「そうだね。そろそろ違う所へ行こうか」


    ~ 廊下 ~

    狛枝「さて、次はどうしようかな」


    選択肢指定 >>61

    1.聞き込みをしよう
    2.他の場所を探そう
    3.マガGに自由行動させてみよう

    1を選択する場合は田中、日向を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパに登場する生徒の中から指定してください(学園長もOKです)。
    2を選択する場合は学園内にありそうで、狛枝たちが入場できそうな場所の指定の中から生物室を除いた指定もお願いします。
  61. 61 : : 2014/05/15(木) 21:12:06
    3かなあ
  62. 62 : : 2014/05/15(木) 21:24:47
    狛枝「うーん、舞園さんの言ってたように、もう一度マガGに自由行動させてみようか」

    辺古山「そうだな……わかった、やってみよう」

    狛枝「じゃあマガG、もう一度行っておいで」

    マガG「CHUCHUCHUUUUU!」

    狛枝「じゃあ辺古山さん、追おう!」

    辺古山「ああ」



    狛枝(マガGを追って辿り着いた場所は……)

    辺古山「植物庭園の、ヒマワリ畑のようだな」

    狛枝「また色気より食い気、か」

    辺古山「と言うより、単純にお腹がすいているのではないか?」

    狛枝「……一理あるね。ちょっと田中クンにワケを話して餌を貰ってこようか」

    辺古山「……ああ、そうだな」
  63. 63 : : 2014/05/15(木) 21:29:59
    ~ 田中の個室 ~

    狛枝「……というワケでさ。マガGの餌を貰えないかな?」

    田中「ふ、破壊神暗黒四天王と言えど生物としての理から外れる事は出来ん。空腹もまた、生命の悲しき性だ……持って行くがいい」

    狛枝(ヒマワリの種……)

    辺古山「そ、その、私がやってもいいだろうか?」

    田中「それはマガGに訊くのだな。本人が認めるならば好きにするといい」

    辺古山「わ、わかった。マガG……」

    狛枝(うわぁ、凄い幸せそうにマガGに餌やってる……)


    ~ 約十分経過 ~

    狛枝「さて、それじゃあ行こうか」

    辺古山「ああ。私のせいで足止めさせてしまってすまない」

    狛枝「いや、いいよ。ボクとしても珍しい辺古山さんを見れたしね」

    辺古山「わ、忘れてくれ!」

    狛枝「あはは。……さて、これからどうしようか」


    選択肢指定 >>64

    1.聞き込みに行こう
    2.学園内の探索に行ってみよう
    3.おなかも膨れただろうし、もう一度自由に行動させる?

    1を選択する場合は田中、日向を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパに登場する生徒の中から指定してください(学園長もOKです)。
    2を選択する場合は学園内にありそうで、狛枝たちが入場できそうな場所の指定の中から生物室を除いた指定もお願いします。
  64. 64 : : 2014/05/15(木) 21:57:05
    1で七海、無理なら葉隠。
  65. 65 : : 2014/05/15(木) 22:42:41
    >>64
    七海については……「今は」無理としておきます、すみません!


    狛枝「じゃあ、そろそろ聞き込みにでも行こう」

    辺古山「ふむ、そうだな。だが誰に聞き込みをする?」

    狛枝「うーん……そうだ、葉隠クンとかどうかな?」

    辺古山「後輩の“超高校級の占い師”だったな?」

    狛枝「うん。彼に占ってもらうんだよ」

    辺古山「なるほどな、それはいい考えかもしれんが……高額な請求をしてくるという噂だぞ」

    狛枝「大丈夫大丈夫、問題ないよ」

    辺古山「そうか? ならいいが……」


    ~ 葉隠の個室 ~

    狛枝「ゴメンね、突然お邪魔しちゃってさ」

    葉隠「いやいや、俺に占ってほしいって話だろ? だったら断ったりしねーべ」

    葉隠「で、何を占ってほしいんだ?」

    狛枝「うん、実は……」

    狛枝(ボクは事情を説明した)

    葉隠「なるほどなるほど、そのハムスターの恋の相手の居場所だな。任せるべ! んむむむ……」

    葉隠「出たべ!」

    狛枝「お、どこ?」

    葉隠「学園の中だ!」

    狛枝「……うん、田中クンから学園の敷地の中って事は聞いてるよ」

    葉隠「へ? そうなんか?」

    狛枝「うん」

    葉隠「……け、けど、少なくとも寮棟とか研究棟じゃねー事は確かだって!」

    狛枝「ま、そういう事になるか。場所を絞れただけでもマシ、かな」

    葉隠「んじゃ、そういう訳で……キッチリ代金を頂くべ」

    狛枝「いくら?」

    葉隠「10万円」

    狛枝「コレでいいかな?」

    葉隠「何だコレ、宝くじ?」

    狛枝「うん、二等が当たったけどいらないから換金してないんだよね」

    葉隠「毎度ありィ!」

    狛枝(満面の笑みで換金に行っちゃった……)


    狛枝「さて、これからどうしようかな」


    選択肢指定 >>66

    1.もっと聞き込みをしよう
    2.学園の探索でもするかな
    3.マガGに自由行動させてみよう

    1を選択する場合は田中、日向、七海、葉隠を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパに登場する生徒の中から指定してください(学園長もOKです)。
    2を選択する場合は学園内にありそうで、狛枝たちが入場できそうな場所の指定の中から生物室を除いた指定もお願いします。
  66. 66 : : 2014/05/15(木) 23:12:45
    苗木こまる無理なら西園寺
  67. 67 : : 2014/05/15(木) 23:27:26
    >>66
    1でいいんですかね?
    一応、生徒からの指定なのでこまるはちょっと無理ですね……。


    狛枝「よし、もっと聞き込みをしよう」

    辺古山「ふむ、だが誰に訊く?」

    狛枝「うーん……あ、いい所に西園寺さんがいるね」

    狛枝「おーい、西園寺さーん!」

    西園寺「んー? なんだ、狛枝おにぃじゃん。ていうか辺古山おねぇといるの珍しいねー?」

    狛枝「まあ、いろいろと事情があってね。……それはさておきさ、ちょっと訊きたいことがあるんだけど」

    西園寺「なにー?」

    狛枝「このハムスターについてなんだけど……」

    西園寺「あれ? 見たことある……っていうか田中おにぃのハムスターだよね? 名前まではどれがどれだか知らないけどさ」

    狛枝「うん。このハムスターの恋の相手を探してほしい、って田中クンに頼まれてさ」

    西園寺「ふーん。そういう事ならわたしは何も知らないよー。ていうか畜生の恋路なんて興味ないし」

    狛枝「あはは、バッサリ斬り捨てるね……」

    西園寺「話はそれだけ? んじゃあねー」

    辺古山「い、行ってしまったな……」

    狛枝「相変わらずだなあ、西園寺さん……」

    狛枝(さて、これからどうしようか……)


    選択肢指定 >>68

    1.聞き込みを続けよう
    2.学園の探索に行こう
    3.マガGの自由行動かな

    1を選択する場合は田中、日向、七海、葉隠を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパに登場する生徒の中から指定してください(学園長もOKです)。
    2を選択する場合は学園内にありそうで、狛枝たちが入場できそうな場所の指定の中から生物室を除いた指定もお願いします。
  68. 68 : : 2014/05/16(金) 02:23:14
    3でお願いします!
    期待♪
  69. 69 : : 2014/05/16(金) 02:35:55
    狛枝「うーん、さっき餌もやったし、今度こそマガGも別の場所に行ってくれるかな?」

    辺古山「ああ、その可能性は高いだろうな。先行させてみるか?」

    狛枝「うん、そうしようか。じゃあ行っておいで、マガG」

    マガG「CHUUUUUU!」


    狛枝(マガGを追っていくと……)

    辺古山「む? また植物庭園のヒマワリ畑だぞ」

    狛枝「うーん、おかしいなあ。さっき餌はちゃんと挙げたよね?」

    辺古山「ああ、間違いなく私がたんと食べさせたぞ」

    狛枝「うーん、どういう事なのかな……」
  70. 70 : : 2014/05/16(金) 02:46:08
    マガG「CHUUUU!」

    ???「CHU! CHUCHUCHU!」

    狛枝「……ん?」

    辺古山「何やらマガG以外の声が……」

    狛枝「もしかして」

    狛枝(ヒマワリ畑の奥。マガGの視線の先をボクは注視した。すると……)

    ハム「CHU!」

    狛枝「あれ……」

    辺古山「どうした?」

    狛枝(見覚えのないハムスター……まず間違いなく破壊神暗黒四天王ではないね)

    狛枝(そしてこのマガGの親しげな態度を見るに……)

    狛枝「ひょっとしてこのハムスターなの、マガG?」

    狛枝(なんて話しかけてから、会話なんて出来ない事に気が付く。ボクとしたことが不覚だね)

    狛枝(けど)

    マガG「CHUUUUU!」

    狛枝(何となく、マガGが「そうだ」と言ってる気がした)

    狛枝「じゃあこの子も田中クンの所に連れて帰るんだね?」

    マガG「CHU! CHU! CHUUUUUUU!」

    狛枝(大きく首を縦に振るマガG。ハムスターの割に感情表現豊かだよ、まったく。ま、これも田中クンの才能の素晴らしさの一つなんだろうけどね)


    狛枝(というわけで、ボクはマガGに加えてもう一匹、ハムスターを肩に乗せて辺古山さんの元へと戻ってきた)

    辺古山「いたのか」

    狛枝「みたいだよ。ヒマワリ畑なんかにいたおかげでおなかがすいてるだけかって勘違いしちゃってたみたいだよ」

    辺古山「その様子だと、きっと最初からここにいたのだろうな」

    狛枝「だろうね。もっとよく探すべきだったよ。失態だったね」

    辺古山「そう自分を責めるな。結果的に見つかったのだから良しとしておこう」

    狛枝「ま、そういう事にしておこうか」
  71. 71 : : 2014/05/16(金) 02:59:28
    ~ 田中の個室 ~

    狛枝「というわけで、連れてきたよ、田中クン」

    マガG「CHUUUU♡」

    ハム「CHU♡」

    辺古山「二匹とも仲が良くて、微笑ましいな」

    田中「フ、フハッ……フハハハハハ! よくやった、狛枝、辺古山! 礼を言うぞ……ありがとうございます!」

    狛枝「お礼は素直なんだね……」

    田中「それにしても、実にマガGに相応しき邪気を放つ魔獣だ。我が配下、豪将“重鉄の赤象”マガGの悦びに打ち震える魂を直に感じるぞ……」

    狛枝「えっと、ここから先は田中クンの仕事って事でいいのかな?」

    田中「無論だ。以降の事は俺様に任せておけ。……いや、待て。俺様としたことが一つ忘れていたな」

    辺古山「何の事だ?」

    田中「俺様の求める結果を貴様らは見事出したのだ。その事象に対し報酬を出さんなど、“制圧せし氷の覇王”の名が許さん」

    狛枝「報酬かあ。別にボクはいらないんだけどなあ」

    田中「そういう訳にもいくまい。うーん、ならさ、もふもふに飢えてる辺古山さんに今度、いい動物を見繕ってあげてよ」

    辺古山「なっ、狛枝!?」

    田中「フ、よかろう。魔獣に触れたい場合はいつでも俺様に言え。大人しい種を用意しておいてやろう」

    辺古山「……か、感謝する」

    狛枝「じゃあ、ボク達はそろそろ行くね?」

    田中「ああ。また明日、学び舎で会おうぞ! ……さて、では名前を決めねばな。コロK……無いな。そもそもメスなのだから……よし、決まった、本日より貴様の名はチャOだ! フハハハハハ!」

    狛枝「……帰ろうか、辺古山さん」

    辺古山「あ、ああ。そうだな」
  72. 72 : : 2014/05/16(金) 03:04:48
    ~ 狛枝の個室 ~

    狛枝(あの後)

    狛枝(さすがに今日はもう遅い時間になったという事でお開き、相談室の鍵を閉め解散という事になった)

    狛枝(今日は色んなことがあったな……)

    狛枝(突然学園長に呼び出されたと思ったら何でも屋当番なんて言われて。それ自体は凄く光栄だし、嬉しい事だったんだけどね)

    狛枝(でも最初の依頼。結局最後まで関われなかったし、ちょっと気になるなあ。学園長は“思い当たるフシがある”なんて言ってたけど……)

    狛枝(それにあの日向って予備学科生についても謎だらけだよ)

    狛枝(ボク如きが気にしても仕方ない事なのは分かるけど……それでも、気になっちゃうのは仕方ないよね)

    狛枝(…………)


    選択肢指定 >>73

    1.ま、明日も頑張ろうかな
    2.とにかく、コツだけは掴めたかな
    3.…………
  73. 73 : : 2014/05/16(金) 06:51:07
    3でお願いします
  74. 74 : : 2014/05/16(金) 19:51:33
    狛枝(…………)

    狛枝(よし、余裕があったらこの辺りも依頼と並行して調べようかな)

    狛枝(“七十八期生の間で流行っている安価行動の謎”)

    狛枝(“予備学科生・日向創の謎”)

    狛枝(それから学園長の言う“思い当たるフシ”)

    狛枝(軽くまとめただけで三つか。調べる事は多そうだけど)

    狛枝(でもこれを調べていけばボクは近付けるのかな?)

    狛枝(この学園の持つ、更なる希望の高みへの可能性にさ!)
  75. 75 : : 2014/05/16(金) 20:08:30
    ~ 翌日の放課後 ~

    狛枝(放課後を知らせるチャイムと共に、ボクと辺古山さんは相談室へとやってきた)

    狛枝(この部屋の鍵はそもそも、ボクが今は預かっているので開閉は自由だ)

    狛枝(さて、じゃあ今日も始めるとしようかな)

    狛枝「狛枝凪斗お悩み相談所、うん。悪くない響きだね」

    辺古山「ああ、なんであれ自分の名が冠せられるというのは悪い気はしないものだ。私の時もそうだったからな。気持ちは分かるぞ)

    狛枝「あはは、辺古山さんと同じ気分を味わえてるなんて、光栄だよ」

    辺古山「それはそれとして……ポストに依頼書が届いているぞ」

    狛枝「依頼書?」

    辺古山「ああ。相談室が閉まっている際に起こった困り事を記入してポストに入れておくと、あとから誰が来たか分かるだろう?」

    狛枝「なるほど、便利なシステムだね。それで、誰から?」

    辺古山「三通あるな。不二咲千尋、弐大猫丸、花村輝々。この三人から来ているようだ」

    狛枝「三通も!? それって時間的に厳しくない?」

    辺古山「ああ。故に依頼書は一日につき一通分しか処理しないことになっている。ちなみに有効期間も24時間だからな。何通来ていても一通以外は破棄される事になっている」

    狛枝「なんだか、冷たい感じがするなあ」

    辺古山「そう言うな、依頼人もその事は納得済みで依頼書を出しているのだ。故に緊急性の高い依頼は依頼書にはないはずだぞ」

    狛枝「ふうん、なるほどね」

    辺古山「さて。誰の依頼書を選ぶ?」

    狛枝「うーん、ちなみにそれぞれどんな内容の依頼なの?」

    辺古山「まず不二咲の依頼は“新しいAIの作成手伝い”だそうだ」

    狛枝「ふうん、ボク達に手伝えることあるのかな」

    辺古山「弐大からは“新しい人材の発掘手伝い”だな」

    狛枝「この学園ならちょっと探せばすぐ見つかる気はするけどなあ」

    辺古山「花村は“食材集めの手伝い”になっている」

    狛枝「なるほどね、学園から離れないといけなそうだし、ちょっと大変そうだなあ」

    辺古山「それらを踏まえた上で、どうするかは狛枝が決めてくれ」

    狛枝「うーん」


    依頼書指定 >>76

    1.不二咲千尋“新しいAIの作成手伝い”
    2.弐大猫丸“新しい人材の発掘手伝い”
    3.花村輝々“食材集めの手伝い”

    どれを選ぶかで今後の展開にちょっと影響する、かもしれません。
  76. 76 : : 2014/05/16(金) 21:57:46
  77. 77 : : 2014/05/16(金) 22:12:10
    あ、あらかじめ言っておきますがちーたんは性別バレしてません。


    狛枝「じゃあ不二咲さんの依頼を受けよう」

    辺古山「わかった、では不二咲の部屋へ行こう」

    狛枝「うん」


    ~ 不二咲の個室 ~

    不二咲「わぁ、来てくれたんだね!」

    狛枝「うん。けど、ボクらに手伝えることなんてあるのかな?」

    辺古山「AIの作成の手伝い、だったな」

    不二咲「うん、って言っても大した事じゃないよ」

    狛枝「って言うと?」

    不二咲「実は、どんな性格のAIを作るかを決めかねてて……そのアドバイスをしてほしいんだ」

    狛枝「なるほどね」

    辺古山「たしかに、それならば私達でも出来るだろうが……逆に言えば誰でもよかったのではないか?」

    不二咲「うん、そうなんだけど……せっかくだから頼ってみようかなぁ、って」

    辺古山「ふむ、そうか」

    不二咲「じゃあ、さっそくアドバイスが欲しいんだけど」

    狛枝「うん」

    不二咲「まずは性別からだよ」

    辺古山「そ、そこからなのか?」

    不二咲「うん。男と女、どっちがいいと思う?」

    狛枝「うーん」


    選択肢指定 >>78

    1.ボクとしては男の方が親近感わくかな。
    2.女の方が作りやすいんじゃない?
  78. 78 : : 2014/05/16(金) 22:17:48
    ばれてないから2で。
  79. 79 : : 2014/05/16(金) 22:44:06
    狛枝「女の方が作りやすいんじゃない?」

    不二咲「え、なんで?」

    狛枝「だって不二咲さんは女性だしさ」

    不二咲「あ……う、うん。そうだねぇ。じゃあ女の子にしておくね」

    狛枝(なんか遠い目してるけど……)

    不二咲「じゃあ性格はこの辺りのデータを使用するとして……)

    狛枝(そう言って不二咲さんはPCを弄り始めた。たぶんいくつかパターンを用意してたんだろうね)

    不二咲「……うん、いろいろ組み上がったよ。じゃあ二つ目だけど次で最後にするねぇ」

    辺古山「結構すぐ終わる物なのだな」

    不二咲「うん、性格データをセットしただけだからねぇ。で、次に決めて欲しいのは趣味なんだ」

    狛枝「趣味かあ」

    辺古山「ディティールに凝るのだな」

    不二咲「うん、せっかく生まれるんだから、楽しんで生きて欲しいもん!」

    辺古山「そうか」

    狛枝(こんなに満面の笑みで……不二咲さんの希望が輝いてるのを感じるね)

    狛枝「じゃあ、そうだなあ」


    選択肢指定 >>80

    1.情報を検索してすぐに分かるような事柄がいいんじゃない?
    2.不二咲さんと同じじゃダメなのかな?
    3.思い切ってアナログな趣味とかどう?
  80. 80 : : 2014/05/16(金) 23:15:42
    1…かな
  81. 81 : : 2014/05/16(金) 23:23:11
    狛枝「情報を検索してすぐに分かるような事柄がいいんじゃない?」

    不二咲「あ、たしかに、そうだねぇ。一から教えるのは大変だろうし……」

    狛枝「それに、これなら教え漏れが出る事も防げるしね」

    不二咲「うん、いろいろありがとう! じゃあ今から外見のデータとかいろいろ作るよ」

    狛枝「うん、楽しみにしてるね」

    不二咲「今日中にはたぶん出来るだろうから、相談室を閉めたらまた来てね!」

    辺古山「ああ、わかった」



    不二咲千尋の依頼書をクリアした!
    結果は後ほど!
  82. 82 : : 2014/05/16(金) 23:26:06
    ~ 相談室 ~

    狛枝「さて、戻って来たね」

    辺古山「ああ」

    狛枝「……」

    辺古山「……」

    狛枝「暇だね」

    辺古山「依頼人が来るまではそういうものだ」

    狛枝(今の時間に、いろいろ調べに出かけようかなあ)

    ピンポーン

    狛枝(っとと、誰か来ちゃった)

    狛枝「はーい……あれ、>>83?」


    依頼人指定

    ダンガンロンパ、スーパーダンガンロンパに登場する  【生徒】  の中から田中、苗木、日向、不二咲を除く人物を指定してください。
  83. 83 : : 2014/05/16(金) 23:27:45
    西園寺さーん
  84. 84 : : 2014/05/16(金) 23:37:16
    言い忘れてましたが、一応まだ西園寺さんはビッグバンバージョンじゃない時期です。


    狛枝「あれ、西園寺さん?」

    西園寺「何さ、来ちゃ悪いっていうの?」

    狛枝「別にそういう訳じゃないけど。それで、依頼があるんだよね?」

    西園寺「まあねー。わたしも冷やかしに来るほど暇じゃないし」

    辺古山「では、依頼とは何なのだ?」

    西園寺「うん。それはねー……>>85


    依頼指定

    ルールに抵触しない範囲で依頼内容の指定をお願いします。


    あとルールについて言ってなかった気がする事を思いついたので追記です。多作品とのクロスなどが必須となる安価については再安価とします。
  85. 85 : : 2014/05/17(土) 00:04:17
    着物の帯が結べないんだ
  86. 86 : : 2014/05/17(土) 00:31:56
    西園寺「着物の帯が未だに上手く結べないんだー」

    狛枝「着物の帯?」

    西園寺「うん。どうにも上手く覚えられなくて……」

    狛枝「辺古山さん、この依頼は任せても大丈夫かな?」

    辺古山「私か?」

    狛枝「うん。ボクも帯の結び方を詳しく知ってるわけじゃないし、もし仮に知ってたとしてもボクがやるのはいろいろマズいでしょ?」

    辺古山「たしかに、それはそうかもしれないが」

    狛枝「ついでに言えば、辺古山さんは“超高校級の剣道家”、和装には慣れてるんじゃないかと思ったんだけど」

    辺古山「……わかった、やってみよう」

    西園寺「えっと、結局辺古山おねぇが教えてくれるって事でいいの?」

    辺古山「ああ。上手く教えられるかはわからんが、やれるだけやってみよう」

    西園寺「じゃあわたしの部屋に来て!」

    辺古山「ああ、わかった」

    狛枝「行っちゃったね……」


    ~ 数十分後 ~

    狛枝「暇だ……ん?」

    狛枝(携帯に着信……辺古山さんから?)

    狛枝「もしもし、どうかした?」

    辺古山『ああ。……結論から言えば、私ではどうにもダメなようだ』

    狛枝「というと?」

    辺古山『その、教えるというのが……上手くできなくてだな』

    狛枝「はあ。わかった、じゃあボクの方でもいろいろ当たってみるよ」

    辺古山『すまない、頼む』

    狛枝「うん、じゃあまたあとで」


    狛枝「……さて、参ったね。どうしようか」


    選択肢指定 >>87

    1.着付けの本でも探してみようかな?
    2.誰かに相談してみようかな?
    3.その前にせっかくだから……

    2を選択する場合は日向、七海を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  87. 87 : : 2014/05/17(土) 00:35:27
    2で罪木
  88. 88 : : 2014/05/17(土) 00:42:18
    狛枝「そうだ、罪木さんなら相談に乗ってくれるかな? 西園寺さんとはよく一緒にいるしね」

    狛枝「じゃあ早速尋ねてみよう」


    ~ 寮棟・廊下 ~

    狛枝「えっと、罪木さんの部屋は……ここか」

    ピンポーン

    罪木「はーい」

    狛枝「やあ」

    罪木「こ、狛枝さん? どうしたんですか?」

    狛枝「実はね……」

    狛枝(ボクは罪木さんに事情を話した)

    罪木「はあ、なるほど」

    狛枝「どうかな、アドバイスとか……」

    罪木「うーん、着物の事はちょっと分かりかねますね……」

    狛枝「そっか……」

    罪木「ああ、嫌いにならないでください! 何でもしますからあ!」

    狛枝「な、ならないよ。それにボク如きが希望の象徴に何かをしてもらおうなんておこがましいし」

    罪木「そ、そうですか……? よかったあ」

    狛枝「けど、そっか……じゃあボクは別の所を当たるね。また明日」

    罪木「は、はい、また明日!」


    狛枝「……さて、どうしようかな」


    選択肢指定 >>89

    1.着付けの本でもあれば確実、かなあ
    2.他の誰かに相談してみようかな……。
    3.……せっかくだし、この時間を使って

    2を選択する場合は日向、七海、及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  89. 89 : : 2014/05/17(土) 00:44:31
    2番、苗木君で!
  90. 90 : : 2014/05/17(土) 01:00:53
    狛枝「さて、じゃあ他の人に聞き込みを……」

    苗木「いた!」

    狛枝「あれ、苗木クン?」

    苗木「狛枝先輩、今日こそ仲間になってもらいますよ……」

    狛枝「だからならないって……あ、そうだ。苗木クンは着物の着付けの方法とか知ってる?」

    苗木「仲間になってくれるなら返答しましょう」

    狛枝「……はあ、じゃあいいよ。他を当たるね」

    苗木「わ、ちょ、ちょっと、狛枝先輩!?」

    狛枝(昨日から苗木クン、様子がおかしいけど……ボクに何かするっていう“安価”とやらでもでも引いたのかな? ま、その内こっちも明らかにしないとか)

    狛枝(いや……待てよ?)


    選択肢指定 >>91

    1.今明らかにしておくのもいいかな?
    2.やっぱり今は西園寺さんの方が先決だ
  91. 91 : : 2014/05/17(土) 08:55:18
    2で!
  92. 92 : : 2014/05/17(土) 15:36:20
    狛枝(いや……今は西園寺さんの方が先決かな)

    狛枝「じゃ、そういう事だから。またね、苗木クン」

    苗木「あ、ちょ、待ってよ!」


    狛枝(その後、ボクは苗木クンを上手く撒いて相談室へと戻ってきた)

    狛枝(さて、どうするかな……)


    選択肢指定 >>93

    1.着付けの本を探してみよう
    2.他の人に相談してみよう
    3.そうだ、この時間を使えば……

    2を選択する場合は日向、七海、及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  93. 93 : : 2014/05/17(土) 16:09:41
    2で小泉
  94. 94 : : 2014/05/17(土) 16:17:14
    狛枝「ていうか、そういえばいつも小泉さんが教えてたよね」

    狛枝「今回はなんで小泉さんの所に行かなかったんだろう?」

    狛枝「ちょっと事情訊きに行ってみようかな」


    ~ 寮棟・廊下 ~

    狛枝「えっと、小泉さんの部屋はここだね」

    ピンポーン

    狛枝「小泉さーん」

    小泉「はーい……って狛枝じゃない。どうしたのよ?」

    狛枝「ちょっと確認したいことがあってさ」

    小泉「何?」

    狛枝「実は……」

    狛枝(小泉さんに事情を説明した)

    狛枝「ってわけなんだけど、なんで今回は小泉さんを頼らなかったのかなって思ってさ」

    小泉「ああ……日寄子ちゃん、相談室に行ったんだ。実は、日寄子ちゃんが言い出した事なのよ」

    狛枝「何が?」

    小泉「アタシに頼らない、ってさ」

    狛枝「というと?」

    小泉「アタシに頼ってばかりだと、覚えるんじゃなくて最終的にいつもアタシがひよこちゃんの着付けする事になるから……甘えてばっかじゃダメだって」

    狛枝「それを、西園寺さんから言い出したんだね?」

    小泉「うん。だから今回の件はアタシは手伝えそうにないかな」

    狛枝「そっか、それは……残念だな」

    小泉「まあ、遠回しにでも手伝えることがあるなら言ってよ。助力は惜しまないからさ」

    狛枝「助かるよ」

    小泉「じゃあ、何かあったらまた来てよね」

    狛枝「うん、それじゃ」


    狛枝「さて、疑問もあっさり氷解したし……」

    狛枝「これからどうしようかな」


    選択肢指定 >>95

    1.着付けの本でも探そうかな
    2.他の人に相談しよう
    3.そろそろこの時間を使って……

    2を選択する場合は日向、七海、及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  95. 95 : : 2014/05/17(土) 18:51:55
    1でお願いします!
  96. 96 : : 2014/05/17(土) 19:23:08
    狛枝「やっぱりこういうのは書物に頼るべきかな」

    狛枝「図書館を探せばあると思うけど……行ってみようか」


    ~ 図書館 ~

    狛枝「ねえ、ちょっといいかな?」

    図書委員「はい、何でしょう」

    狛枝「着物の着付けの本ってあるかな?」

    図書委員「はい、御座いますよ。あちらの棚に何冊か」

    狛枝「そっか、ありがとう」

    狛枝(えっと……この棚か。あ、あったあった。借りて西園寺さんの所に持って行こう)


    ~ 寮棟・廊下 ~

    狛枝「さてと」

    ピンポーン

    辺古山「はい……む、狛枝か」

    狛枝「ああ、辺古山さん、ずっと西園寺さんの部屋にいたんだ」

    辺古山「ああ。今は西園寺は出られる状況じゃないからな」

    狛枝「というと?」

    辺古山「……上手く着物を着られていない」

    狛枝「ああ、それは……出てもらうわけにもボクが入るワケにもいかないね」

    辺古山「そうだ。それで、何かいい手があったのか?」

    狛枝「うん、とりあえず図書館で着付けの本を借りてきたよ。西園寺さんに見せてあげてくれるかな」

    辺古山「なるほどな。わかった、じゃあ行って来よう」


    ~ 数分後 ~

    辺古山「すまない、狛枝」

    狛枝「ん、どうしたの?」

    辺古山「西園寺曰く……『もうとっくに本は見てる』『見た上で分からない』のだそうだ」

    狛枝「それはまた、なんとも……」

    辺古山「すまんな。本は返却しておいてもらえるか?」

    狛枝「わかった、じゃあ他の方法を考えるとするよ」

    辺古山「ああ、頼む」


    狛枝(それからボクは図書館に本を返却し、相談室へと戻った)

    狛枝(さて、どうしようかな)


    選択肢指定 >>97

    1.本が駄目なら……
    2.他の人に相談してみようかな
    3.うーん、そろそろあっちの調べ物にも手を出そうか……

    2を選択する場合は日向、七海、及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  97. 97 : : 2014/05/17(土) 20:05:44
    2で舞園
  98. 98 : : 2014/05/17(土) 20:15:05
    狛枝「あ、そうだ。芸能界で活動してる舞園さんなら、新春特番とかで着物も着るだろうしわかるかな?」

    狛枝「ちょっと行ってみようかな」


    ~ 寮棟・廊下 ~

    狛枝「さてと」

    ピンポーン

    舞園「はーい……あれ、狛枝先輩。どうなさったんですか?」

    狛枝「実はちょっと相談に乗って欲しくてさ」

    舞園「はい、何でしょう?」

    狛枝「うん……」

    狛枝(舞園さんに事情を説明した)

    舞園「なるほど、着付けですか……けど、すみません。いつも自分ではやらずに、スタイリストさんにお任せしているので……」

    狛枝「そっか、じゃあ舞園さんは着付けについては分からない?」

    舞園「はい、すみません」

    狛枝「いや、いいよ。じゃあボク、他を当たってみるね」

    舞園「わかりました」

    狛枝「それじゃあね」


    狛枝「……さて」


    選択肢指定 >>99

    1.本は駄目だったし……
    2.他の人に相談しよう
    3.あっちの方もそろそろ気になるな……

    2を選択する場合は日向、七海、及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  99. 99 : : 2014/05/17(土) 21:26:05
    2でソニアかな…?
  100. 100 : : 2014/05/17(土) 21:58:34
    狛枝「そうだ、日本の文化に何故か詳しいソニアさんなら……」

    狛枝(というわけで、ソニアさんの部屋の前にやって来た」

    ピンポーン

    ソニア「はーい……あら、狛枝さん。どうかなさいましたか?」

    狛枝「実は……」

    狛枝(ソニアさんに事情を説明した)

    ソニア「ふむふむ、着物の着付けですか……申し訳ありません、わたくしも着物に興味はあるのですが、まだまだ勉強中でして」

    狛枝「ううん、そうかあ」

    ソニア「すみませんが、わたくしではお力になれそうもありません。コンチクショウ!」

    狛枝「あ、あはは、ちょっと最後のコンチクショウはいらないかな」

    ソニア「まあ、そうなのですか? やはり日本語は難しいですね」

    狛枝(わざとじゃないよね……?)

    狛枝「とにかく、そういう事なら他を当たるとするよ。それじゃあね」

    ソニア「はい、また明日、学校で」


    狛枝「さて、どうしよう……」


    選択肢指定 >>101

    1.本がダメだった、ってことは……
    2.他の人に相談しようかな
    3.気分転換にあっちの調査をしようかな

    2を選択する場合は日向、七海、及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  101. 101 : : 2014/05/17(土) 22:11:48
    1で
  102. 102 : : 2014/05/17(土) 22:20:57
    狛枝(本が駄目なら他の物に頼ってみるのもいいかもしれないね)

    狛枝(たとえば……)


    ピンポーン

    ???「はーい、っと、狛枝か?」

    狛枝「やあ。左右田クン」

    左右田「なんだよ、珍しいな?」

    狛枝「ボク如きが、厚かましいとは思うんだけど……実は折り入ってお願いがあって来たんだ」

    左右田「お願い? まあオレに出来る事ならいいけどよ」

    狛枝「実はね……」

    狛枝(ボクは左右田クンに事情を説明した)

    左右田「着付けぇ? オレに分かるワケねーだろ?」

    狛枝「いや、左右田クンに教えて欲しいっていうんじゃなくてさ。着付けを教える機械とか作れないかなって思ってさ」

    左右田「ああ、なるほどな……うーん、まあちっとオレ自身の方で着付けの勉強が必要になるだろうけど、無理じゃねえぜ」

    狛枝「良かった! じゃあ着付けについての本の場所は分かるから、お願いできるかな?」

    左右田「分かった、任せろ!」

    狛枝「良かったよ。……ところで、どのくらいの時間がかかりそうかな?」

    左右田「んー、着付けの勉強する時間もいるから……いや、それ含めても三時間ありゃいけるな」

    狛枝「三時間か。結構早いね」

    左右田「ま、“超高校級のメカニック”だからな!」

    狛枝「じゃあ、任せるね?」

    左右田「おう!」

    狛枝(その後、ボクは左右田クンに着付けの本の場所まで案内し、相談室まで戻ってきた)


    狛枝「さてと」

    狛枝(左右田クンに任せてはみたけど……)


    選択肢指定 >>103

    1.一応他の解決法もあるかも。聞き込みしてみようかな?
    2.時間があるし、懸案事項の方の調査に移ろうかな
  103. 103 : : 2014/05/17(土) 22:23:01
    おっとしまった。


    1を選択する場合は日向、七海、及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)


    というわけで再安価 >>104
  104. 104 : : 2014/05/18(日) 01:21:34
    1で大神さん。
  105. 105 : : 2014/05/18(日) 01:34:43
    狛枝「念のために他の人にも相談してみるかな」

    狛枝「大神さんならある程度和装についてわかるかも」


    ~ 寮棟・廊下 ~

    ピンポーン

    大神「む? 狛枝先輩、であったな。何用か?」

    狛枝「うん、実はさ……」

    狛枝(ボクは事情を説明した)

    大神「ふむ、なるほどな。だがすまぬ。サラシの巻き方ならば分かるが、着物の着付けはわからぬな」

    狛枝「そっか……」

    大神「それに、既に左右田先輩に任せているのであろう? であれば、そちらを信用するのが良いと思うぞ。それが仲間というものであろう」

    狛枝「……うん、そうかもね」

    大神「ではな。役に立てずすまぬ」


    狛枝(うーん、もう西園寺さんの依頼については何も出ないかもなあ……)


    選択肢指定 >>106

    1.でもやっぱりもっといろんな人に相談しよう
    2.まだ時間はあるし、こっちの調べ物を済ませようかな


    1を選択する場合は日向、七海、及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
    また、今回から相談するのに一人につき三十分を消費します。聞き込み可能回数は今回の選択肢を含め残り五回です。

    2番を選択すると、西園寺の依頼について聞き込みをすることは出来なくなりますが今後への展開を少し発展させることが出来る、かもしれません。
  106. 106 : : 2014/05/18(日) 04:38:37
    勿論2で!!
  107. 107 : : 2014/05/18(日) 10:31:49
    狛枝(まだ時間はあるし、こっちの調べ物を済ませようかな)

    狛枝(と言っても、調べる事は結構ある。昨夜並べただけでも三つ……)

    狛枝(最後の一つ、学園長の“思い当たるフシ”については学園長へ直接問いただす必要があるだろうけど、そう簡単に教えてもらえるとは思えないし今は却下かな)

    狛枝(“七十八期生の安価行動”についてもそれに付随する物っぽいし……となると、必然的に日向創について、か)

    狛枝(どれを調べるのかは決まったけど……)

    狛枝「さて、どうしようかな」


    選択肢指定 >>108

    1.彼が出てきた研究棟について調べてみよう
    2.彼自身の素行について聞き込もう
    3.学園長に直接訊きに行こう

    2を選択する場合、予備学科の生徒に聞き込むか教員に聞き込むかの選択も一緒にお願いします。
  108. 108 : : 2014/05/18(日) 11:20:24
    1…かな
  109. 109 : : 2014/05/18(日) 12:06:09
    狛枝(やっぱりあの研究棟、気になるよね……)

    狛枝(ボクら一般生徒にはあそこで何を研究しているのか、何も聞かされず、何も知らされることはない)

    狛枝(それほどの機密事項を扱うあの研究棟で、予備学科生が関わるようなプロジェクトが行われてるとはどうしても考えられないんだよね)

    狛枝(けど、あそこに入る事はもちろんできないし、おおっぴらに調べると目を付けられる可能性がある……どうしようかな?)


    選択肢指定 >>110

    1.夜中に忍び込もう
    2.日向創を張ってそれとなく聞き出そう
  110. 110 : : 2014/05/18(日) 15:31:56
    1、狛枝が超高校級の幸運だからばれないよね!!
  111. 111 : : 2014/05/18(日) 15:38:54
    まさか実は難易度低く設定してた方を引くとは……。


    狛枝(よし、こっそり夜中に忍び込んでみよう)

    狛枝(上手く行けばその方が誰かに話を聞くより良質で多量な情報を得られるだろうしね)

    狛枝(そうと決まれば……これから今夜に向けての準備かな)

    狛枝(必要な物は……灯り確保のための懐中電灯、情報検索のための携帯電話、デジタル媒体での情報を確保するためのUSBメモリ、あとはメモ帳と筆記具も持って行こう)

    狛枝(他には……一応デジカメも持って行っておこうかな)

    狛枝(よし、必要なものは集まったはずだし、残る問題は……)

    狛枝(辺古山さん、か)

    狛枝(どうしようかな?)


    選択肢指定 >>112

    1.連れて行く
    2.連れて行かないけど話だけは通しておく
    3.何も話さないでおく
  112. 112 : : 2014/05/18(日) 16:03:02
  113. 113 : : 2014/05/18(日) 16:20:35
    狛枝(ま、何も話さないでおく方がいいか)

    狛枝(その方がいざという時、辺古山さんに迷惑がかからないし)

    狛枝(……さて、いろいろ準備してる間にいいぐらいの時間になったかな)

    狛枝(そろそろ左右田クンの所に行こう)


    ~ 左右田の個室 ~

    狛枝「どうかな、左右田クン?」

    左右田「お、狛枝か。もう完成して西園寺の所に持って行ったぜ」

    狛枝「あ、そうなんだ」

    左右田「おう。オメーも様子見に行ったらどうだ?」

    狛枝「そうするよ、ありがとね」

    左右田「ああ。またなんかあったら言えよな!」

    狛枝「うん、頼りにしてるよ」


    ~ 西園寺の個室前 ~

    ピンポーン

    狛枝「西園寺さーん?」

    辺古山「む、狛枝か」

    狛枝「あ、辺古山さん。左右田クンから機械は受け取ってる?」

    辺古山「ああ、先ほど届けに来たぞ。意外にしっかりした造りでな、今ようやく西園寺が一度、自分の手で帯を結んだところだ」

    狛枝「おお、やるね。さすが“超高校級のメカニック”だよ!」

    辺古山「まあ、悪戦苦闘した末の事だからな。完全にマスターするのは少々先になりそうだが」

    狛枝「あはは、そっか……」

    西園寺「あ、狛枝おにぃ来てたんだー」

    狛枝「あ、西園寺さん」

    狛枝(ボクの前に現れた西園寺さんは、着物姿で、その帯こそ少々形は悪かったけど、それがまたなんだか誇らしげに咲く花のようで……)

    狛枝(心なしか、西園寺さんの表情も晴れ晴れとしている気がする)

    西園寺「あの機械、狛枝おにぃが発注してくれたんだって? 感謝してるよー」

    狛枝「あはは、うん。ありがとう」

    西園寺「ま、発注した相手が左右田おにぃってトコ意外はだけどね」

    狛枝「それはまたなんとも、ゴメン」

    狛枝(何で左右田クンはこんなにボロクソに言われてるんだろう。どうせならボクをボロクソに言ってくれればいいのに)

    西園寺「とにかく、今回はホントに役に立ったねー! 狛枝おにぃもやる時はやるじゃん!」

    狛枝「はは、そう言ってもらえるなら光栄だよ」

    西園寺「んっとねー、お礼にこれあげるね!」

    狛枝「これは……」

    狛枝(グミ一袋……)

    西園寺「相談室で暇してて口が寂しい時にでも食べてよ」

    狛枝「う、うん。有り難く頂くね」

    西園寺「それじゃあ、また明日ねー!」

    狛枝(そう言って、西園寺さんは辺古山さんとボクを廊下に残し、部屋に戻って行った)

    狛枝「うーん、とりあえずこのグミ、相談室に持って行こうか」

    辺古山「ふむ、わかった」
  114. 114 : : 2014/05/18(日) 16:48:28
    ~ 相談室 ~

    狛枝「さて、と」

    狛枝(グミは棚に仕舞ったし……)

    辺古山「今日はもうそろそろいい時間だな」

    狛枝「ん、ホントだね。じゃあ今日は相談室閉めちゃって解散……の前に、不二咲さんの所に行かないとか」

    辺古山「そういえばそうだったな。そろそろ完成しているだろうか?」

    狛枝「わからないけど……行ってみようか」


    ~ 不二咲の個室 ~

    ピンポーン

    不二咲「はーい……あ、狛枝君、辺古山さん!」

    狛枝「やあ、さっきぶり。完成した?」

    不二咲「うん、出来たよ! じゃあ会わせるから、ちょっと来てもらえる?」

    辺古山「わかった」

    狛枝(ボクも無言で頷き、不二咲さんのPCの方へと歩み寄る)

    狛枝(すると……)

    AI「んぁ……誰?」

    不二咲「狛枝クンに、辺古山さんだよ」

    AI「ああ、私のデータを作るのに一役買ってくれたっていう?」

    不二咲「うん、そうだよ! ほら、ちゃんと自己紹介して?」

    AI「はいはーい。えーと……」

    七海「七海千秋でーす。趣味はゲームです。一応このPCに入ってたマインスイーパとかソリティアは世界記録更新しときましたー」

    七海「よろしくー」

    狛枝「よろしく。ボクはさっき紹介があったけど、狛枝凪斗だよ」

    辺古山「辺古山ペコだ。よろしく頼む」

    七海「うん、お父さんから聞いてるよー」

    狛枝「それにしても、いきなり世界記録更新なんて……さながら七海さんは“超高校級のゲーマー”ってとこかな?」

    不二咲「あはは、うん、それいいね。じゃあ千秋ちゃんは“超高校級のゲーマー”って設定にしよう!」

    七海「はーい。……インプット完了、“超高校級のゲーマー”が肩書として設定されたよ」

    辺古山「さすが“超高校級のプログラマー”だな……ここまで滑らかに会話できる相手がAIとはとても思えん」

    不二咲「えへへ、あ、そうだ。よかったら二人にも貰ってもらえるかな?」

    狛枝「え?」

    不二咲「一応、ここにいる千秋ちゃんは母体みたいなもので、この千秋ちゃんにもし何かあった時のためにバックアップデータもちゃんと用意してあるから……」

    不二咲「それを複製して、二人に渡すことは出来るんだぁ」

    狛枝「なるほど、つまり優秀なオペレーター、って感じかな?」

    不二咲「そうだねぇ、小型の端末……電子生徒手帳なんかには入れられるはずだよ。容量も極限まで抑えたから」

    辺古山「電子生徒手帳に入れられるのか……凄いな」

    狛枝「そこまでとはボクも予想してなかったな」

    不二咲「今回の依頼のお礼って事で……受け取ってもらえるかな?」

    狛枝「うん、そういう事なら有り難く受け取らせてもらうよ」

    辺古山「ふむ、であれば私も受け取ろう」

    不二咲「ありがとう! あ、何か不具合があったら言ってね? 修正するからさ!」

    狛枝(なるほど、お礼なんて言ってテスターも兼ねてるのか。意外に強かだなあ、不二咲さん)

    七海(母体)「七海千秋、嫁に参りまーす」

    不二咲「そういう表現はやめてもらえるかな、ちょっとセツなくなるし……」



    登場可能キャラクター:七海千秋、解禁!
  115. 115 : : 2014/05/18(日) 16:50:48
    狛枝(あの後、ボクは不二咲さんに七海さんを電子生徒手帳に入れてもらい、部屋に戻った)

    狛枝「さて、これからが本番だ」

    七海「本番?」

    狛枝「うん、ちょっとね。……ああ、そうか。七海さんを連れていくのは……どうしようかな」


    選択肢指定 >>116

    1.連れて行こう
    2.何かあったら不二咲さんに迷惑がかかるかな……
  116. 116 : : 2014/05/18(日) 17:06:36
    2ですかね……
  117. 117 : : 2014/05/18(日) 17:36:46
    狛枝「うーん、とりあえずはいいか。今日は留守番しててよ。ボクはちょっと出かけてくるからさ」

    七海「うん、分かったよ。暗いし足元とか気を付けてねー」

    狛枝(やっぱりプログラムはプログラムか。アッサリしてるなあ)


    ~ 深夜・研究棟前 ~

    狛枝(さてと、どうやって侵入しようかな)

    狛枝(門は電子ロックがかかってるから開けられそうもないし)

    狛枝(高い鉄製の塀に囲まれてるからよじ登って侵入する事も出来ない)

    狛枝(うーん、せめて物理的な鍵なら針金とかで何とかなったんだけどな……)

    狛枝(ふう、仕方ない。今日は出直して、明日また準備をしっかりしてから来よう)


    ◆◆◆◆
  118. 118 : : 2014/05/18(日) 17:45:27
    ~ 翌日の放課後 ~

    狛枝(今日は相談室の方が片付いたら昨日のリベンジだ)

    狛枝(その前に、相談室の方もちゃんとやらないとね)


    辺古山「今日も依頼書が届いているぞ」

    狛枝「えっと、何々……」


    No,1
    依頼人:七海千秋
    依頼内容:いろいろ教えて欲しいそうです。いくつか知識を与えてあげてください(代筆:不二咲千尋)

    No,2
    依頼人:山田一二三
    依頼内容:売り子急募!

    No,3
    ・依頼人:桑田怜恩
    依頼内容:気になるあのコ


    狛枝「の三通か」

    辺古山「どれを受けるんだ?」

    狛枝「……>>119かな」


    依頼書指定

    1.七海さんの依頼
    2.山田クンの依頼
    3.桑田クンの依頼
  119. 119 : : 2014/05/18(日) 19:32:22
    ξ
  120. 120 : : 2014/05/18(日) 19:32:38
    あれ?

    2です。
  121. 121 : : 2014/05/18(日) 20:19:14
    狛枝「んー、じゃあ今日はこの山田クンの依頼を受けてみよう」

    辺古山「売り子募集、だな。わかった。では山田の所へ向かおう」


    ~ 寮棟・廊下 ~

    狛枝「えっと、山田クンの部屋は……ここだね」

    ピンポーン

    山田「はいはい……おや? 狛枝凪斗殿に辺古山ペコ殿でしたな。何か拙者に御用で?」

    狛枝「うん、依頼書を見て来たんだ」

    山田「おお、するともしや、売り子をやってくださるので!?」

    狛枝「まあ、内容次第だけどね」

    山田「ご安心くだされ、それほど過激な衣装は使いませんからな。というより、神聖なる即売会の会場を過激な衣装で歩き回るなど、僕はどうかと思いますね!」

    狛枝「えっと、とりあえず即売会の売り子を何かの衣装でやるっていうのは分かったけど……」

    辺古山「過激なものではないと言うが、どのような衣装なのだ?」

    山田「それは複数の種類を用意してありますからな。その中からサイズが合いそうなものを見繕いますので、少々お待ちいただくことになるかと思いますが……」

    狛枝「あ、じゃあその前に一つ質問いいかな?」

    山田「ええ、構いませんぞ」

    狛枝「>>122


    選択肢指定

    1.どこでやるの?
    2.拘束時間は?
    3.どんな同人誌売るの?
  122. 122 : : 2014/05/18(日) 20:20:33
    2ww
  123. 123 : : 2014/05/18(日) 20:36:42
    狛枝「拘束時間は?」

    山田「ああ、その事ですか。次の日曜……本日が水曜ですから、四日後ですな。四日後の日中は基本的に、と思ってくだされ」

    辺古山「一日中か!?」

    山田「ま、その分報酬ははずみますぞ! “超高校級の同人作家”山田一二三の売り出す同人ですからな、売り上げは相当なものだと期待していていいですぞ!」

    狛枝「なるほどね……」

    狛枝(ま、それならボクは別にいいか)

    狛枝「辺古山さんはどう? 予定入ってたりする? ボクは別に暇だからいいけど」

    山田「もし都合が悪いようでしたら、狛枝凪斗殿だけでも十分間に合いますぞ」

    辺古山「いや、それは……衣装を見てから決めよう」

    狛枝「ま、賢明な判断かもね」

    山田「でしたら、先ほども申し上げました通りの状況です故今しばらくお待ちいただきましょう……」

    狛枝(そう言って山田クンは部屋の奥へと引っ込んで行った。間もなくして……)

    山田「だいたいこの辺りですかな」

    狛枝「うわ、凄いね。こんなの初めて見るよ」

    狛枝(ボクでも知っているような万人向けアニメのキャラクターの衣装もあれば全く知らない衣装もある。ひょっとしたらいくつかはオリジナルかもしれない)

    辺古山「意外に、普通の服も結構あるのだな」

    山田「まあ、よくキャラクターが身に付けているデザインのシャツ、とかもありますからな。ですが再現度についてはこの僕が保証しましょう!」

    狛枝「あはは、山田クンの太鼓判があるなら再現度は凄いんだろうね……」

    狛枝(さて)

    狛枝(ボクはどの衣装を選ぼうかな……)


    選択肢指定 >>124

    1.やっぱり割と地味な普通っぽい服がお似合いかな
    2.王子様みたいなこのヒラヒラした服に挑戦しよう
    3.正義のヒーローみたいな服だ……
    4.うわ、ファンタジー世界の剣士みたいなのもある
  124. 124 : : 2014/05/18(日) 20:38:58
    4で
  125. 125 : : 2014/05/18(日) 21:00:09
    狛枝「うわ、ファンタジー世界の剣士みたいなのもある」

    山田「おやおや、それに目を付けるとはお目が高い」

    狛枝「そ、そうなの?」

    山田「ええ、なんせその衣装はあの剣と魔法のファンタジー世界を舞台にしたアニメの金字塔、“アイズ・ハイ”(※実在しません)の主人公……」

    山田「オメガ高井(※キャラクターも実在のモノではありません)の衣装ですからな! いやあ、お目が高い、オメガ高井」

    狛枝「お、オメガたかい……」

    狛枝(くだらないダジャレだよ……っていうかそのキャラクターを知らないし)

    狛枝(けど衣装自体はちょっとカッコいいなあ)

    狛枝「ま、じゃあボクはこれでいいや」

    山田「グフフ、では狛枝凪斗殿はオメガ高井で……辺古山ペコ殿は如何なさいます?」

    辺古山「う、うむ。三つにまで絞ったのだが……」

    山田「どれですかな?」

    辺古山「この三つだ。狛枝、お前はどれがいいと思う?」

    狛枝「え、ボク!?」

    辺古山「ああ、決めてくれ。自分ではここから先の決断を出来そうにない」

    狛枝「えっと、じゃあ……」


    選択肢指定 >>126

    1.新撰組の衣装は似合いそうだね
    2.えっと……猫の着ぐるみ?
    3.む、武者鎧……
  126. 126 : : 2014/05/18(日) 21:37:33
    まあ普通に3だよね。
  127. 127 : : 2014/05/18(日) 22:09:06
    狛枝「む、武者鎧も候補なんだ」

    辺古山「ああ。着たことが無いわけでもないからな」

    山田「なぬー!? では是非に、それで参加していただけますかな!?」

    狛枝「ちなみに、これはなんてアニメの衣装なの?」

    山田「我が魂とも言える“もちプリぶー子”の戦国編(※捏造です)で……」

    狛枝「せ、戦国編?」

    山田「ぶー子が……」

    狛枝「着てたの?」

    山田「最初に倒した雑兵の衣装ですな!」

    狛枝(地味すぎる……)

    辺古山「ふむ、だが動き難いわけでもなく、実に着やすい造りになっているようだぞ」

    山田「それはもう、快適に着られるようでなければおすすめなどできませんからな」

    狛枝「じゃあ、その衣装にしとく?」

    辺古山「ああ、そうしよう」

    山田「それにしても……」

    狛枝「ん、何?」

    山田「和風、西洋風の剣士二人に囲まれるってなんかボディガードみたいでちょっと重要人物気分ですな、はっはっは」

    狛枝(気楽な人だな、ホント)


    狛枝(その後ボク達は、山田クンと当日の打ち合わせをある程度してから相談室に戻った)
  128. 128 : : 2014/05/18(日) 22:14:01
    ~ 相談室 ~

    狛枝「さて、と」

    辺古山「少し落ち着いたな」

    狛枝「そうだね。なんだかんだ言ってこの部屋、静かだし結構好きかもしれないよ」

    辺古山「それは同感だな」

    狛枝「……」

    辺古山「……」

    狛枝(沈黙が流れる。けれど気まずいわけじゃない。むしろ、この静けさは心地いい)

    狛枝(けど、誰も来ないとそれはそれで暇d)

    ピンポーン

    狛枝「っと、誰か来たね」

    辺古山「そのようだな。私が出よう」

    辺古山「……む? >>129か?」


    依頼人指定

    ダンガンロンパ、スーパーダンガンロンパに登場する  【生徒】  の中から西園寺、苗木、日向、山田を除く人物を指定してください。
  129. 129 : : 2014/05/18(日) 22:16:15
    十神
  130. 130 : : 2014/05/18(日) 22:23:05
    >>129
    すみません、どっちの十神ですか?
  131. 131 : : 2014/05/19(月) 17:58:39
    えーと細い方でおねがいします
  132. 132 : : 2014/05/19(月) 18:23:12
    辺古山「……む? 十神か?」

    十神「フン、邪魔するぞ」

    狛枝「ああ、七十八期生の方の十神クンみたいだね」

    十神「ちっ、七十八期生の方も何も、十神白夜は俺一人だ」

    狛枝「いや、僕らのクラスメイトにもいるからさ……」

    十神「あんな偽物、俺は認めてなどいない」

    狛枝「あ、あはは……」

    辺古山「しかし珍しいな、十神が相談室に来るなど」

    十神「確かに、普段の俺ならば独力であらゆる問題を解決するところだが……そうも言ってられない事情が発生した」

    狛枝「その事情って?」

    十神「……>>133だ」


    依頼指定

    ルールに抵触しない範囲で依頼内容の指定をお願いします。
  133. 133 : : 2014/05/19(月) 18:28:00
    いくらくしゃみをさせてもジェノサイダーから腐川に戻らない
  134. 134 : : 2014/05/19(月) 19:01:53
    十神「……腐川についてだ」

    狛枝「腐川さん?」

    狛枝(“超高校級の文学少女”腐川冬子……十神クンにご執心なんだっけ)

    辺古山「何かあったのか?」

    十神「お前らもあいつの裏の顔は知っているな?」

    辺古山「もしや、ジェノサイダー翔の事を言っているのか?」

    十神「ああ」

    狛枝(ジェノサイダー翔、腐川さんの裏の人格。“超高校級の殺人鬼”とも言える、はた迷惑な人格だけど……)

    狛枝「それなら知ってるけど、それがどうかしたの?」

    十神「腐川がジェノサイダーになる条件は二つだ。血を見るか、くしゃみをするか。逆にジェノサイダーが腐川に戻る条件はくしゃみをする事のみ……」

    狛枝「らしいね」

    十神「なのだが、幾らくしゃみをさせてもジェノサイダーが腐川に戻らん。おかげで毎日騒々しくて辟易してるんだ。お前らの手で何とかしろ」

    狛枝「う、うーん」

    狛枝(実の所人格交代の条件もよく分かってないからなあ)

    狛枝「まあ、やれるだけはやってみるけど……」

    十神「ま、この俺がわざわざ与えてやった仕事だ。当然だな」

    狛枝(さすが、自信たっぷりだね)

    狛枝(その後、大した雑談をするわけでもなくすぐに十神クンは相談室を後にした)


    辺古山「それで、どうするつもりだ?」

    狛枝「うーん」


    選択肢指定 >>135

    1.一度腐川さんの様子を見に行こう
    2.ジェノサイダーについて調べよう
    3.聞き込みをしよう

    3を選択する場合は日向、十神(かませメガネの方)及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  135. 135 : : 2014/05/19(月) 19:23:09
    1で
  136. 136 : : 2014/05/19(月) 20:10:51
    狛枝「一応、今の腐川さんの状態を見に行っておかない?」

    辺古山「それもそうだな。その方が対策もしやすいだろう」

    狛枝「じゃあ行こうか。あ、辺古山さん、これお願いね」

    辺古山「これは……ふ、わかった」


    ~ 寮棟・廊下 ~

    ピンポーン

    狛枝「腐川さーん?」

    腐川?「ゲーラゲラゲラ! お、なぎちんじゃーん!」

    狛枝「な、なぎちん……はあ、ジェノサイダーだね?」

    ジェノ「イエッス! アタシはジェノサイダー翔でーっす! ゲラゲラゲラ!」

    狛枝「これは……とりあえず辺古山さん、お願い」

    辺古山「わかった、さっきのアレだな」

    ジェノ「あれ?」

    辺古山「せいっ!」

    狛枝(気合一閃、辺古山さんはコショウを振りまいた!」

    ジェノ「う、これ……は、は、は……ハクショ!」

    狛枝(どうかな……?)

    ジェノ「いきなりなァーにすんだこのアマァ!」

    狛枝「ホ、ホントに戻らない!?」

    ジェノ「あぁん? あ、もしかしてびゃっくんからアタシが戻らないって聞いて戻しに来たクチ?」

    狛枝「そう、そのクチ……」

    ジェノ「アタシとしても困ってんのよねー。根暗人格っつー隠れ蓑が無くなっちってさ」

    狛枝「は、はあ」

    ジェノ「じゃ、アタシからもよろしく頼むわ、その件。んじゃあねー」

    狛枝(そう言ってジェノサイダーは部屋へ戻ってしまった)


    辺古山「しかし……相手は殺人鬼だ。野放しにしておいていいのか?」

    狛枝「それもそうだね……」

    辺古山「ふう、仕方あるまい。私が見張りについていよう」

    狛枝「うん、わかったよ。ありがとね」


    狛枝(というわけで、単独行動だ)

    狛枝(どうしようかな)


    選択肢指定 >>137

    1.ジェノサイダーについて調べよう
    2.聞き込みをしよう

    2を選択する場合は日向、十神(かませメガネの方)、腐川(ジェノサイダー翔)及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  137. 137 : : 2014/05/19(月) 20:12:38
    2でソニアかな?
  138. 138 : : 2014/05/19(月) 21:11:09
    狛枝「そういえば、ソニアさんって殺人鬼マニアだったよね……」

    狛枝「話を聞きに行ってみよう」


    ピンポーン

    ソニア「はい……あら、狛枝さん。どうなさいました?」

    狛枝「ちょっとソニアさんに話を聞きたくてさ」

    狛枝(ボクは事情を説明した)

    狛枝「ってわけでさ」

    ソニア「まあ、それはつまり、今腐川さんのお部屋を伺えば話題のジェノサイダー翔さんにお会いできるという事ですか!?」

    狛枝「ま、まあそうなんだけど……」

    ソニア「こうしてはいられません!」

    狛枝「あ、ちょっとソニアさ……行っちゃった」

    狛枝(うーん、今追っても話ちゃんと聞いてくれそうにないなあ)

    狛枝(どうしようかな……)


    選択肢指定 >>139

    1.それでも追って話してみる
    2.ジェノサイダーについて調べよう
    3.他の人に聞き込みをしよう

    3を選択する場合は日向、十神(かませメガネの方)、腐川(ジェノサイダー翔)及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  139. 139 : : 2014/05/19(月) 22:35:31
    2…かな
  140. 140 : : 2014/05/19(月) 23:10:06
    狛枝「ジェノサイダーについて調べてみようかな」

    狛枝(たしか図書館がいろんな未解決事件についてのファイルを所蔵してたはずだ)

    狛枝(学園長の許可を貰って見に行こう)


    ~ 数十分後・図書館 ~

    狛枝「あのー」

    図書委員「はい、何でしょう?」

    狛枝「未解決事件のファイルの閲覧がしたいんですけど」

    図書委員「すみません、それは一般生徒の方には……」

    狛枝「ああ、学園長の許可なら貰ってるよ。ホラ」

    図書委員「……確かに。では、こちらへ」

    狛枝(ボクは図書委員の人に特別閲覧室なる部屋へ連れてこられた)

    図書委員「閲覧許可はあるみたいですが、持ち出しは厳禁ですのでこの部屋の中でのみ、閲覧してください」

    狛枝「うん、分かったよ。ありがとうね」

    図書委員「終わりましたらまたお声掛け下さい」

    狛枝「うん」

    狛枝(図書委員の人は出て行ったね。よし、じゃあ探そうか……)


    判定安価! >>141

    秒数が20以下なら失敗、21以上なら成功になります。
    ただし、20以下だろうと21以上だろうと、ゾロ目の場合は特殊なイベントが……?
  141. 141 : : 2014/05/21(水) 17:15:45
    どん!!
  142. 142 : : 2014/05/21(水) 19:23:09
    45……普通に成功です!


    狛枝(んーと……あ、あった。これだね)

    狛枝(ジェノサイダー翔に関する警察の捜査資料のファイルか。ピンポイントでいい物を見つけられたね)

    狛枝(えーと、何々……)


    ~ 情報は原作本編の通りなので割愛 ~


    狛枝「うーん、凶器とか被害者の共通点とか、そういう事は分かったけど……今必要な情報に関しては特に有用な手掛かりは無かったなあ」

    狛枝(ま、そりゃそうか。本人の様子を見るに、今回はイレギュラーなケースみたいだし。過去の情報を漁って分かるような事ではないのかな……)

    狛枝「けど手掛かりらしい手掛かりを別のアプローチで見つけるのは難しそうな気もするし、どうしようかな」


    選択肢指定 >>143

    1.もうちょっとここで資料を探そう
    2.別の方面からジェノサイダーについて調べてみよう
    3.聞き込みかな……

    1を選択する場合は>>140の時と同じ判定を使用します。そのまま>>143の秒数が判定対象です。
    2を選択する場合は具体的な方法も指定をお願いします。
    3を選択する場合は日向、十神(かませメガネの方)、腐川(ジェノサイダー翔)及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  143. 143 : : 2014/05/23(金) 20:24:16
    2で霧切さんで!!
  144. 144 : : 2014/05/23(金) 22:39:39
    えっと、3番でいいんでしょうか……
    まあ、3番って事にしときます。


    狛枝「そうだ、“超高校級の探偵”である霧切さんなら何かわかるかな?」

    狛枝「ちょっと話を聞きに行ってみよう」


    ~ 寮棟・廊下 ~

    狛枝「えっと、霧切さんの部屋は、っと……ここか」

    ピンポーン

    狛枝「……」

    狛枝(しばらく待ってみたけど……出てこない)

    舞園「あれ、狛枝先輩?」

    狛枝「ん、ああ、舞園さん」

    舞園「霧切さんに用事ですか?」

    狛枝「そうだったんだけど……どうやら不在みたいだね」

    舞園「ええ、ここ最近何やら忙しくしてるみたいですよ」

    狛枝「ふうん、何か事件でもあったのかな」

    舞園「それは分かりませんけど……一昨日辺りから忙しくなり始めたみたいですよ」

    狛枝「一昨日?」

    狛枝(ボクが何でも屋当番に任命された日だね。これって偶然なのかな)

    狛枝「今どのあたりにいるか、わかる?」

    舞園「それは分かりませんけど、霧切さんは『もし自分に用事が出来た時に不在なようなら、学園長に話を通して』と言っていましたよ」

    狛枝「学園長に?」

    舞園「はい」

    狛枝「ふうん……分かったよ、ありがとう」


    狛枝(んー、どうしようかな)


    選択肢指定 >>145

    1.学園長の所に行ってみる
    2.他の方法を考える
    3.他の人に聞き込みをする

    3を選択する場合は日向、十神(かませメガネの方)、腐川(ジェノサイダー翔)、霧切及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください(学園長もOKです)
  145. 145 : : 2014/05/24(土) 00:26:16
    1でお願いします!
  146. 146 : : 2014/05/24(土) 00:35:38
    狛枝(まあ、学園長に話を通せばいいなら一度行ってみようか)


    ~ 学園長室 ~

    狛枝「失礼します」

    仁「おや、狛枝君。その後、順調かい?」

    狛枝「ええ、何とかやっていけてます」

    仁「それは良かった。それで、今日はどうしたのかな」

    狛枝「実は、現在推敲中の依頼について霧切さん……“超高校級の探偵”霧切響子さんの意見を伺おうとしたんですけど不在みたいで。周囲の人の話によれば用件がある場合は学園長に話を通すように、との事らしかったので」

    仁「ああ、なるほどね。ふむ、どのような依頼なんだい? 私でよければ力になるよ」

    狛枝(学園長も相当な切れ者ではあるけど……どうしようか)


    選択肢指定 >>147

    1.やっぱり“超高校級の探偵”である霧切さんと連絡を取らせてもらう
    2.学園長の力を借りる
  147. 147 : : 2014/05/25(日) 12:53:08
    2で
  148. 148 : : 2014/05/25(日) 15:42:31
    狛枝(まあ、いいか。今はどうしても霧切さんの意見が必要な場面でもないし)

    狛枝「ありがとうございます、実は……」

    狛枝(ボクは簡潔に事のあらましを説明した)

    仁「なるほど、腐川君が……それは参ったね」

    狛枝「ええ、今は辺古山さんが、言い方は悪いですけど監視してくれてますけど。いつまでも可能なわけじゃないですから」

    仁「うん、その通りだね。けど、まだ試していないことがあるのではないかな?」

    狛枝「試してない事?」

    仁「ああ。君達は一つ、勘違いをしているようだ」

    狛枝「と、言いますと?」

    仁「腐川君がジェノサイダー翔に人格交代する条件はくしゃみをすること、血を見る事。ジェノサイダー翔が人格交代する条件はくしゃみをする事。実はこれは正確ではない」

    狛枝「えっ?」

    仁「いや、くしゃみについては正しい。しかしもう一つの条件は“血を見る事”ではなく、より正確に言うなら“血を見て気絶する事”だろう?」

    狛枝「ええ、そうです……ああ、そういう事ですか」

    仁「ああ、分かってくれたかい?」

    狛枝「確認ですけど……人格交代のトリガーになるのは“くしゃみ”及び“気絶”、この二つということですよね?」

    仁「その通りだ。その場合、ジェノサイダー翔を気絶させれば元の腐川君に戻る可能性はまだある」

    狛枝「なるほど、ありがとうございます。早速何か方法を考えてみます」

    仁「健闘を祈るよ」


    狛枝(さて、気絶、気絶か)

    狛枝(どうしようかな……)


    選択肢指定 >>149

    1.腐川の部屋に戻って辺古山に頼む
    2.十神に一度報告する
    3.別の誰かに報告する

    3を選択する場合は日向、十神(かませメガネの方)、腐川(ジェノサイダー翔)、霧切及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から選択してください。
  149. 149 : : 2014/05/25(日) 16:40:51
    2で
  150. 150 : : 2014/05/25(日) 17:01:32
    狛枝(よし、十神クンに一度報告しておこう)


    ~ 寮棟・廊下 ~

    ピンポーン

    十神「フン、狛枝か」

    狛枝(先輩に対して呼び捨ての、この態度。さすがは“超高校級の御曹司”だね)

    十神「何かわかったのか? それとももう元に戻せたか。俺としては後者の方が有り難いがな」

    狛枝「えっと、残念だけど前者だよ。それも、分かったと言っても可能性の話でね」

    狛枝(ボクは学園長の話を十神クンに伝えた)

    十神「なるほどな、気絶か……確かにそれは盲点だったか」

    狛枝「で、これからそれを試そうかと思ったんだけど……」

    十神「いいだろう、俺がその役目を引き受けてやる。あいつを気絶させることなど容易い」

    狛枝「さすがは十神クンだね!」

    十神「……フン。行くぞ」

    狛枝(十神クンは腐川さんの部屋へ向けて歩き出した。ボクも後を追わなきゃね)
  151. 151 : : 2014/05/25(日) 17:16:57
    ~ 腐川の個室 ~

    十神「入るぞ」

    辺古山「む? 十神……に狛枝も一緒か。いい方法が見つかったのか?」

    狛枝「可能性なんだけどね……」

    ジェノ「あらぁん? もしかして白夜様!? 嬉しいわ、会いに来てくれたのねっ! ゲラゲラゲラ!」

    十神「ちっ、やはりコイツの性格は鬱陶しいな。おい狛枝、それに辺古山。お前らは部屋を出ていろ。一分もかからず終わらせる」

    狛枝「うん、分かったよ」

    辺古山「待て、何をするつもりだ?」

    狛枝「まあまあ、ボクから説明するよ。一度部屋を出ようか」

    辺古山「狛枝が把握しているなら大丈夫なのだろうが……無茶はするなよ」

    十神「フン、誰に向かって言っている。俺は十神白夜だぞ。万に一つも失敗などあり得ん」

    狛枝「さ、彼もああ言ってる事だし、出ようか」

    辺古山「あ、ああ」

    狛枝(部屋を出て、ボクは辺古山さんに事情を話した)

    辺古山「なるほどな、気絶か……。だがそれならば私がやっても良かったのだぞ?」

    狛枝「十神クンとしてもホントは、彼自身の手で決着を付けたかったのかもね?」

    辺古山「……なるほどな」

    十神「終わったぞ」

    狛枝「っと、どうだった?」

    十神「相手は気絶してるんだ。そうすぐに目覚めるわけがないだろう。結果はまだ分からん」

    辺古山「なるほどな……」

    腐川?「ん、ううう……」

    十神「何?」

    腐川?「あ、あれ。あたし……」

    十神「ちっ、もう目を覚ましたのか。おい!」

    腐川?「はっ!? びゃ、びゃびゃびゃびゃ、白夜しゃま!?」

    十神「ちっ、妙なところで噛むな! それより俺の質問に答えろ、お前はどっちだ!」

    腐川?「どっち……? どっちとは」

    十神「腐川の方かジェノサイダーの方かと訊いている!」

    腐川「そ、そりゃ腐川の方ですけど……まさかさっきまでアイツが出てたんですか!?」

    狛枝「良かった、元に戻ったんだね」

    辺古山「ならば依頼は達成、という事でいいのか?」

    十神「ああ、そう言う事になる。お前らには何か礼をくれてやる……そうだな、では今後のお前らの活動で俺の力が必要な際、一度だけ十神財閥のバックアップをくれてやる。凡人には真似できないような方法を取ることが出来るぞ?」

    狛枝「えっ!? そ、そんな……」

    十神「“悪いよ”、なんて言うんじゃないだろうな? 愚民は愚民らしく、上に立つものの施しは素直に受けておけ」

    狛枝「……うん、分かったよ。ありがとう、十神クン」

    狛枝(なんだろう、十神クンのボクへの扱いが、他のみんなからのボクの扱いと比べてすごく適切な気がするんだよね。だからかな、普通に素直になれるや)

    十神「では話は決まったな。俺はこれから腐川と二人で話がある。お前らはもう戻っていいぞ」

    狛枝「うん、わかったよ。じゃあまたね」

    十神「フン」
  152. 152 : : 2014/05/25(日) 17:23:33
    ~ 相談室 ~

    狛枝「それにしても、戻ってきてから思ったんだけど」

    辺古山「何だ?」

    狛枝「結局、腐川さんが元に戻らなかった理由とか、分からずじまいだったね」

    辺古山「そういえばそうだな……だが、あまり深い所に立ち入りすぎても仕方あるまい」

    狛枝「まあ、そうなんだけどね」

    辺古山「それはそうと、今日はそろそろいい時間だ。ここらで区切りを付けて、今日はもう帰らないか?」

    狛枝「うん、そうだね。じゃあ今日は閉めようか」

    辺古山「ああ。では、また明日な」

    狛枝「うん」

    狛枝(辺古山さんと別れ、相談室の鍵をかけ。一度部屋に戻った)
  153. 153 : : 2014/05/25(日) 17:28:07
    ~ 狛枝の個室 ~

    狛枝(さて、準備が必要だね)

    狛枝(昨日持って行ったものに加えて、電子ロックを解除する方法が必要か……)

    狛枝(どうしようかな?)


    選択肢指定 >>154

    1.七海を連れていく
    2.他の方法を考える

    2を選択する場合は具体的な方法も一緒に指定してください。ただし、狛枝に実現不可能な方法だったりした場合は再安価になります。
    (実現不可能な方法の例:自力で電子ロックを解除する
                物理的に門を破壊する
                等)
  154. 154 : : 2014/05/26(月) 15:14:37
    2で狛枝らしく幸運にまかせる・・みたいな感じで
    それと自分で提案しといてなんですが腐川の戻らない事件が既にアンソロジーで出てましたね・・
  155. 155 : : 2014/05/27(火) 19:44:36
    >>154
    ありましたね。
    ですが実は、あえてそれとは違う理由を用意しています。
    まあ、今の所まだその理由は明かしていませんが……ね。


    狛枝(まあ、どうにかなるかな。とりあえず行ってみよう)


    ~ 深夜・研究棟前 ~

    狛枝(さてと……電子ロックは、っと)

    狛枝(あれ?)

    狛枝(開いてる……閉め忘れかな? これはツイてるね)

    狛枝(尤もこの後、これに見合った不運が来るんだろうけど)

    狛枝(とりあえず入ってみようか)


    ~ 研究棟・玄関 ~

    狛枝(ふうん、内装は清潔感があって綺麗だね。好感が持てるな)

    狛枝(けど……いきなり通路が右、左、正面と三方向に分かれてるね。これは複雑そうだなあ)

    狛枝(どうしようか……?)


    選択肢指定 >>156

    1.出直す
    2.適当に進む

    ※【 注意 】
    片方の選択肢は今後の研究棟探索パートの難易度が跳ね上がる仕様になってます。ご注意ください。
  156. 156 : : 2014/05/28(水) 18:22:44
    1で
  157. 157 : : 2014/05/28(水) 19:53:17
    狛枝(このまま進むのは愚策かな。やっぱり簡単に入れるって幸運の後に、簡単には進めないって不運が来ちゃったか)

    狛枝(今日の所は出直して、もうちょっとちゃんと準備を整えよう)


    ◆◆◆
  158. 158 : : 2014/05/28(水) 20:03:21
    【狛枝凪斗お悩み相談所 四日目】

    狛枝(たしか、山田クンの手伝いは三日後だね)

    狛枝(今日はまだ気にする必要はないか)

    辺古山「狛枝、今日も依頼書の確認からだ」

    狛枝「分かったよ」


    No,1
    依頼人:左右田和一
    依頼内容:パーツが足りねえ

    No,2
    依頼人:葉隠康比呂
    依頼内容:ヤベー事になっちまった

    No,3
    依頼人:サンタ
    依頼内容:求む、強力な防虫剤!


    狛枝「この三通かあ」

    辺古山「どれを選択するんだ?」


    依頼書指定 >>159

    1.左右田クンの依頼
    2.葉隠クンの依頼
    3.サンタさん(?)の依頼
  159. 159 : : 2014/05/28(水) 21:06:31
    あえて地雷を踏むのが僕の座右の銘!!(嘘です)という訳で2!!
  160. 160 : : 2014/05/28(水) 21:36:05
    狛枝「葉隠クンのが何となく切羽詰ってそうだよね?」

    辺古山「たしかに。見た限りだとそうだな」

    狛枝「じゃあ、葉隠クンに話を聞きに行こうか」


    ~ 葉隠の個室 ~

    葉隠「お? 狛枝っちに辺古山っちだな」

    狛枝(ボクらの方が一つ先輩ではあるけど……)

    狛枝(年齢的には葉隠クンの方が上なんだよね)

    葉隠「もしかすっと、依頼書見て来てくれたんか?」

    辺古山「ああ、そうだ」

    狛枝「依頼書にあった“ヤベー事”って何のことかな?」

    葉隠「ああ……それなんだけどよ」

    葉隠「実は、頼みがあんだ」

    狛枝「まあ、無かったら依頼書なんて出さないよね」

    葉隠「頼む、何も聞かずに、“あるセミナー”に参加してくんねえか?」

    辺古山「せ、セミナー?」

    葉隠「ああ……ヤベーんだ、人数足りてなくて……」

    狛枝「え、えっと……」


    選択肢指定 >>161

    1.そういう話ならパスかな
    2.それっていつ?
    3.ボクでいいなら……
  161. 161 : : 2014/05/28(水) 21:57:58
    1で良いよ、面倒だし
  162. 162 : : 2014/05/29(木) 22:18:00
    狛枝「そういう話ならパスかな」

    葉隠「え、ちょ、待ってくれって!」

    辺古山「私としてもあまり行きたくはないな」

    葉隠「うう、じゃあせめて別の誰か紹介してくんねーか?」

    狛枝「うーん、さすがに紹介できるような知り合いはいないかなあ……」

    葉隠「そこを何とか……」

    狛枝「この世には」

    葉隠「……え?」

    狛枝「大きな幸運の代償で親しい人はほとんど死んじゃってるからね……ゴメンね、力になれそうもないや」

    葉隠「……ああ、おう。狛枝っちに相談するような話じゃなかったみてーだな」

    狛枝(あれ、なんか顔が青ざめてる?)

    葉隠「そ、そんじゃ、俺の話は以上って事で……」

    狛枝「あれ、じゃあ帰っちゃうよ?」

    葉隠「おう、そうしてくれ……」

    狛枝(辺古山さんもなんだか険しい顔してるし、相談室に戻ろうか)
  163. 163 : : 2014/05/29(木) 22:23:29
    ~ 相談室 ~

    辺古山「狛枝、お前は本当に波乱万丈な人生を歩んできたようだな」

    狛枝「そうかな? まあボクみたいなゴミクズには相応しい丼どん底の人生だと思うけど」

    辺古山「それは……いや、言っても仕方のない事か。ならば何も言うまい」

    狛枝「? うん、分かったよ」

    狛枝(さて、依頼人が来るまで暇だな……)

    ピンポーン

    狛枝(あ、“幸運”にも、もう依頼人が来たのかな?)

    狛枝「はーい……あれ? キミは……>>164?」


    依頼人指定

    ダンガンロンパ、スーパーダンガンロンパに登場する  【生徒】  の中から十神(かませ)、苗木、日向(カムクラ含む)、霧切、葉隠を除く人物を指定してください。厳密にはAIなので生徒ではないですが、七海もアリです。
  164. 164 : : 2014/05/29(木) 22:24:34
    七海
  165. 165 : : 2014/05/29(木) 22:55:35
    狛枝「キミは……不二咲さん?」

    不二咲「うん。あ、でも依頼人は私じゃなくて……。ちょっと一緒に来てもらえるかなぁ?」

    辺古山「不二咲ではない、という事は……七海か?」

    不二咲「うん、そうなんだぁ。ボクの部屋にいる千秋ちゃんから。だから付いてきてもらえる?」

    狛枝「うん、いいよ。丁度暇してたしね」

    不二咲「ありがとう!」

    狛枝(不二咲さんの部屋にいる七海千秋……つまりは七海さんの“親機”って事か)

    狛枝(優秀なAIである彼女から、わざわざボクらに依頼するような事って何なんだろう?)


    ~ 不二咲の個室 ~

    七海「あ、狛枝くんに辺古山さん。おっすおっす」

    狛枝「うん、こんにちは」

    辺古山「元気か?」

    七海「元気……というより、私はプログラムだからウィルスでも来ない限り健康だよ? まあ並のウィルスじゃお父さんの技術を集結させた私をどうこうできるとは思えないけど」

    狛枝「ま、それもそうか……それで、何かボク達に依頼があるんだって?」

    七海「うん、そうなんだ。実はね、この前学園内のネットワークをうろうろしてた時に変なデータを見つけてさ……」

    辺古山「変なデータ?」

    七海「うん。……>>166なんだけど、どう思う?」


    内容指定

    七海が見つけた学園内のネットワーク上に存在したデータの内容を指定してください。
    その際
    http://www.ssnote.net/archives/17435
    このスレッドや>>1に記載してあるルールを逸脱しないようお願いします。
  166. 166 : : 2014/05/30(金) 17:00:25
    希望育成計画について、ダメでしたらノヴォセリック王国からの報告書で
  167. 167 : : 2014/05/30(金) 20:31:56
    七海「希望育成計画についてなんだけど、どう思う?」

    狛枝「希望……育成? 詳しく聞かせてもらえるかな」

    辺古山「待て、希望ヶ峰学園は“超高校級”の才能を持つ次代への“希望”を育成する学園なのだろう? だったらそれは、単なる授業のカリキュラムについてのデータではないのか?」

    七海「私も最初はそうかと思ったんだ。けど、それにしてはプロテクトが厳重すぎた気がして……」

    狛枝「七海さんは内容を確認したの?」

    七海「ううん、さすがにそこまでは。学園の中枢部にあったデータだから、下手に触って痕跡残すのもイヤだったし」

    狛枝「なるほどね」

    狛枝(希望育成計画……なんて素晴らしい名前なんだろうね。ボク如きにその一端でも触れる事が許されるような内容じゃないんだろうけど……ああ、気になるなあ)

    辺古山「それで、七海。その計画について、具体的には私達に何をしてほしいんだ?」

    七海「私と一緒に、調べて欲しいんだ。真実は掴めなくても構わないからさ。勿論、分かるに越したことはないんだけどね」

    辺古山「一緒に、とは言うが……」

    狛枝「電子生徒手帳に入ってる七海さんをスリープモードから覚ましておけばここの七海さんとのやり取りも兼ねられるのかな?」

    七海「うん、そうだね。二人の電子生徒手帳にいる私は、ここにいる私と繋がってるよ。逆にこっちで起こった事もそっちの私に通じてるから、相互連絡は可能になってるんだ」

    辺古山「なるほどな、つまり私達は電子生徒手帳の七海を起動させた上で調査に臨めばいいという事か」

    七海「うん、そういう事」

    狛枝「じゃあ、出来る限りの調査はするよ」

    不二咲「えっと、あんまり無茶はしないでねぇ……? 今度ばっかりは目立った動きをすると危ないかもしれないし」

    辺古山「分かっている。何やら学園の暗部に関わっていそうだからな」

    狛枝「それじゃあ、行って来るよ」
  168. 168 : : 2014/05/30(金) 20:38:44
    狛枝「さて、辺古山さん。ボク達はそれぞれの電子生徒手帳に七海さんがいるわけだし、手分けして調査した方が多くの情報が手に入ると思うんだよね」

    辺古山「たしかにな……分かった。ではどのように分かれる?」

    狛枝「ボクは学園の方を調べるよ。辺古山さんは寮にいる人から、それとなく聞き込みをお願いできる?」

    辺古山「分かった。言葉選びが難しそうだが、やってみよう」

    狛枝「うん、お願いね」

    狛枝(……さて、辺古山さんは行ったね)

    七海「で、狛枝くん。まずはどうする?」

    狛枝「そうだなあ……」


    選択肢指定 >>169

    1.>>169に行こう
    2.>>169を探そう

    1を選択する場合は学園内に存在している(或いは存在していそうな)施設の指定も一緒にお願いします。
    2を選択する場合は日向、不二咲、七海及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から一名、人物を選択してください。ただし、学園内のみを探すので不発に終わる可能性もあります。
  169. 169 : : 2014/05/30(金) 21:56:32
    1て学園長のとこで
  170. 170 : : 2014/05/30(金) 22:00:18
    狛枝「学園長室に行ってみよう」

    七海「大丈夫かな?」

    狛枝「何で?」

    七海「さっき辺古山さんも言ってたけど、“学園の暗部”に関わってる可能性が高い一件だし、一枚噛んでない筈がない学園長にその事を嗅ぎまわってるって知られたら消されたりしちゃうかも……」

    狛枝「あはは、大げさ……じゃないかもね……どうしよう」


    選択肢指定 >>171

    1.それでも行く
    2.やっぱり別の行動をしよう

    2を選択する場合は>>168の選択肢から再度選択をお願いします。
  171. 171 : : 2014/06/01(日) 16:36:36
    1。
  172. 172 : : 2014/06/01(日) 21:08:47
    狛枝「でも、ほぼ確実に情報を持ってるだろうし、何かヒントになる物だけでも見つかれば……」

    七海「うーん、まあそこまで言うなら止めないけど、気を付けてね?」

    狛枝「うん、分かってるよ」


    ~ 学園長室前 ~

    狛枝「失礼し――」

    七海「待って」

    狛枝「どうしたの?」

    七海「何か聞こえない? なんだか誰かと話してるみたいな……」

    狛枝「え?」

    狛枝(七海さんの言葉を受けて、ボクは悪いと思いながらも好奇心を抑えきれず、そっと耳を澄ませてみた)

    狛枝(すると、たしかに小声での会話が部屋の中から聞こえてきた)

    狛枝(聞き取りにくいけど、ね)


    ???「……うさ……なた……おり……つぼ……くえ……たい……」

    仁「そうか……かに……かね?」

    ???「かの……なし……いの……いしゃ……かも……」


    狛枝(……兎を鉈で追い回して檻の中の壺に入れたエサを食べさせようとしたけどダメだったから鯛を餌にしたい、とか?)

    狛枝(それを受けた学園長がいや蟹の方がいい、金なら出す、と?)

    狛枝(でもよくよく考えたら草食動物だし、梨の方がいいのじゃないか、お医者さんもたぶんそう言うかも……?)

    狛枝(いや、絶対違うか)

    狛枝(まあ、それはともかく)

    狛枝「来客中かあ、どうしよう」


    選択肢指定 >>173

    1.来客が去るまで待つ
    2.他の行動をする
    3.来客が去るまで別の場所で時間を潰す

    2を選択する場合は>>168の選択肢から再度選択をお願いします。
  173. 173 : : 2014/06/01(日) 21:27:05
    来客が誰だか、私気になります!!
    ということで1で
  174. 174 : : 2014/06/01(日) 22:31:30
    見えてる地雷のつもりだったけどまさかそこ引くとは……。


    狛枝「ま、用事が済むまで待ってようか」

    狛枝(待つ事数分……)

    狛枝(学園長室の扉が開いた)

    ???「あら?」

    狛枝「あれ、霧切さん?」

    霧切「あなたは……たしか、一つ上の学年の」

    狛枝「狛枝凪斗だよ。“超高校級の探偵”の霧切さんにご存知頂けてるとは光栄だよ」

    霧切「そんな事は別にどうでもいいけれど。……話を聞いていたの?」

    狛枝「いや?」

    霧切「じゃあ何故ここに?」

    狛枝「学園長に用事があって来たんだけど……来客中だったみたいだからね。待たせてもらってたんだ」

    霧切「……ふうん」

    仁「きょ……霧切君。そういう事らしいから席を外してくれないか。狛枝君と、少々“話”が必要なようだ」

    霧切「……今の話を聞いて、分からないわけじゃないでしょう?」

    狛枝「え、何の事?」

    霧切「……」

    仁「その辺りの事もこちらから話すよ」

    霧切「……分かったわ」

    狛枝(それだけ言って、霧切さんは学園長室を後にした)
  175. 175 : : 2014/06/01(日) 22:37:33
    仁「さて、狛枝君。君はどこまで話を聞いていたのかね?」

    狛枝「え? だから……」

    仁「とぼけても無駄だよ。君はさっきたしかにこう言った。“来客中だったようだから待っていた”と」

    狛枝「ええ、言いました」

    仁「それはつまり、“来客中だと判断できる行動を取った”という事だ。ドアを開けて中を確認した? いや、違うね。それならば私が気が付いている。となると、中からの声を聴いたとしか考えられない」

    狛枝「……」

    仁「つまり君は私達の会話を聞いていたという事になる。さて、改めて訊こう」

    仁「君は今の話を、どこからどこまで聞いたのかね?」

    狛枝「……声がしたから来客中だと判断した、というのは仰る通りです。けれど、内容までハッキリ聞き取れたわけではありません」

    狛枝(事実、内容は分からなかったしね)

    仁「……そうか。分かった、君がそう言うならば“この場は”君を信じよう」

    仁「さて、君の用件は何だったんだい?」

    狛枝「いえ……やめておきます」

    仁「ふむ、そうか? 分かった、では今後、怪しい行為は控えるように。いいね?」

    狛枝「……はい」

    狛枝(こうしてボクは学園長室を後にした)
  176. 176 : : 2014/06/01(日) 22:39:30
    ※注意※

    狛枝は知る由もありませんが、今回の行動の結果学園長の監視の目が厳しくなりました。
    よって、何の対策もなしに学園の機密や核心に触れるような行動をとる場合、その後の行動規制がより厳しくなります。
    細心の注意を払って臨んでくださいませ……。
  177. 177 : : 2014/06/01(日) 22:41:07
    狛枝「さて、どうしようかな」


    選択肢指定 >>178

    1.>>178に行こう
    2.>>178を探そう

    1を選択する場合は学園内に存在している(或いは存在していそうな)施設の指定も一緒にお願いします(学園長室は禁止です)。
    2を選択する場合は日向、不二咲、七海及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から一名、人物を選択してください(学園長含まず)。ただし、学園内のみを探すので不発に終わる可能性もあります。
  178. 178 : : 2014/06/01(日) 22:46:57
    おっと、>>176について訂正です。

    ×何の対策もなしに学園の機密や核心に触れるような行動をとる場合
    ○何の対策もなしに、直接学園の機密や核心に触れるような行動をとる場合

    です。


    再安価 >>180
  179. 179 : : 2014/06/02(月) 00:59:32
    1で江ノ島
  180. 180 : : 2014/06/02(月) 21:10:21
    えっと、2って事でいいんですかね……。
    今回は2って事にしときます。
    今後、選択肢と指定内容が合ってない場合は再安価にしますね。


    狛枝「うーん、江ノ島さんを探してみよう」

    七海「お父さんのクラスメイトだね。何で?」

    狛枝「勘かな」

    七海「そうなんだ」

    狛枝「教室とかにいるかな? とりあえず行ってみよう」


    ~ 七十八期生の教室 ~

    狛枝「んー、パッと見いないね」

    ???「ん? あれ、たしか……」

    狛枝「やあ、桑田クンだったね」

    桑田「狛枝先輩、ッスよね? 一個上の。なんか用スか?」

    狛枝「江ノ島さん、いる?」

    桑田「いや、雑誌の仕事とかで昼からいないッスけど。なんか用事あったんなら明日伝えときますよ」

    狛枝「そっか。いや、わざわざ桑田クンの手を煩わせる必要はないよ。いないならいないでいいんだ」

    桑田「分かりましたー」

    狛枝(その後、ボクは桑田クンに別れを告げて少し移動した)

    狛枝「さて、次はどうしようかな」


    選択肢指定 >>181

    1.>>181に行こう
    2.>>181を探そう

    1を選択する場合は学園内に存在している(或いは存在していそうな)施設の指定も一緒にお願いします(学園長室は禁止です)。
    2を選択する場合は日向、不二咲、七海及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から一名、人物を選択してください(学園長含まず)。ただし、学園内のみを探すので不発に終わる可能性もあります。
  181. 181 : : 2014/06/02(月) 21:20:20
    2で松田夜助(ダンロン0)
  182. 182 : : 2014/06/02(月) 21:21:47
    >>181
    すみません、>>1で書きましたがゼロは無しです。ダンガンロンパ霧切も無しです。

    というわけで再安価


    >>183
  183. 183 : : 2014/06/03(火) 02:19:10
    お堅いですね、もう少し柔軟に対応してみても良いんじゃないですか?
    2で戦刃
  184. 184 : : 2014/06/03(火) 22:37:50
    >>183
    幾つか理由はありますが、“柔軟な対応”をすべきでない場所でしてしまうとじゃああれもOKこれもOKとなって、ルールがルールとして機能しなくなってしまいます。なので例外を極力作りたくないってのが大きいですね。特に明記してる部分については今後も通すことはないかと。


    狛枝「戦刃さん、とかどうかな」

    七海「なんで?」

    狛枝「“超高校級の軍人”の彼女なら機密とかに触れる機会も多そうだしさ」

    七海「ふうん、じゃあ探してみようか」

    狛枝「もう一度教室に行って訊いてみよう」


    ~ 七十八期生の教室 ~

    桑田「あれ、狛枝先輩。今度はどうしたんスか?」

    狛枝「何度もゴメンね。戦刃さんはいるかな?」

    桑田「戦刃なら妹の江ノ島について行ってていねーけど」

    狛枝「そうなんだ……撮影帰りにショッピングでもしてるのかな?」

    桑田「姉妹だしそういう事もあるのかもな」

    狛枝「うーん、残念だけど仕方ないか」

    桑田「伝えときましょうか?」

    狛枝「いや、いいよ。別にどうしても戦刃さんでなければならないって用事でもないしね」

    桑田「ふうん、まあわかりました」


    狛枝(さてと、次はどうしようかな)


    選択肢指定 >>185

    1.>>185に行こう
    2.>>185を探そう

    1を選択する場合は学園内に存在している(或いは存在していそうな)施設の指定も一緒にお願いします(学園長室は禁止です)。
    2を選択する場合は日向、不二咲、七海及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から一名、人物を選択してください(学園長含まず)。ただし、学園内のみを探すので不発に終わる可能性もあります。
  185. 185 : : 2014/06/04(水) 17:34:37
    1で図書室かな
  186. 186 : : 2014/06/04(水) 23:57:06
    すみません、もけやんさん。軽い冗談のつもりなので気にしないで下さいね。
  187. 187 : : 2014/06/10(火) 01:04:02
    >>186
    いえ、一応スタンスの説明をする機会にはなったので大丈夫ですよー。


    狛枝(さて、図書室に行ってみよう)

    狛枝(……って、待てよ?)

    狛枝(何か調べられるとすれば特別閲覧室になるんだけど……今から学園長の所に行って許可を貰いに行くのはキツいなあ、さっきの事もあるし)

    狛枝(うーん……)


    判定! >>188

    >>188の秒数が11以上なら……。
  188. 188 : : 2014/06/10(火) 21:48:56
    イヤッフー‼︎
  189. 189 : : 2014/06/11(水) 22:38:54
    成功ですね!


    狛枝(うーん……ん?)

    狛枝「あれ、これって……」

    七海「どうしたのかな?」

    狛枝「……どうやら、ツイてたみたいだよ」

    七海「何が?」

    狛枝「いや、実は前に学園長に貰った図書室の特別閲覧室への入場許可証なんだけどね」

    七海「うん」

    狛枝「ボクが“何でも屋”をやってる期間一杯が有効期限になってたんだ」

    七海「と、いう事は?」

    狛枝「今のボクは自由に出入りできるってわけだね」

    七海「おお……!」

    狛枝「じゃあ図書室で調べてみよう」

    七海「うん、わかったよ」
  190. 190 : : 2014/06/11(水) 22:42:39
    ~ 図書室・特別閲覧室 ~

    狛枝「さて、普通に入れたね」

    七海「それじゃあ、さっそく調べてみようか」

    狛枝「うん。と言っても本棚の数も多いし、目当ての資料探すだけでも結構一苦労なんだけどね……」

    狛枝(言いつつ、ボクは適当に本を一冊抜き出してみた)

    狛枝(その本は……)


    秒数判定! >>191

    >>191の秒数がゾロ目の場合……

  191. 191 : : 2014/06/11(水) 23:58:09
    はじめまして!
    支援です。

    秒数はどうかな……?
  192. 192 : : 2014/06/12(木) 20:49:07
    惜しい……


    狛枝(『希望ヶ峰学園の歴史』、か。ちょっと気になるな。えっと、何々……初代学園長“神座出流”が創設したこの学園は超高校級の才能を持つ高校生を集めた政府公認の超特権的な学園であり、政府に公認させるに至るために……)

    狛枝(……うーん、今欲しい情報は無いかな。興味はあるんだけどね)

    狛枝(けど、“神座出流”ね……なんて読むんだろう? ま、今はいいか)

    七海「狛枝くん、何か分かったの?」

    狛枝「いや、この資料は違ったみたいだ」

    七海「そうなんだ。じゃあ他の資料当たってみる?」

    狛枝「うーん……」


    選択肢指定 >>193

    1.そうしようか
    2.いや、ここでばっかり時間を使ってられないかな

    1を選択する場合は再び秒数判定です。今回は>>193の秒数が01、12、23、34、45、56の場合に……。
    2を選択する場合は学園内に存在している(或いは存在していそうな)施設の中からどこに行きたいかの指定(学園長室は禁止です)、或いは日向、不二咲、七海及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から一名、人物を指定してください(学園長含まず)。ただし、人物指定の場合は学園内のみを探すので不発に終わる可能性もあります。
  193. 193 : : 2014/06/13(金) 18:29:16
    1で!
    どうでしょうか……
  194. 194 : : 2014/07/03(木) 23:04:11
    狛枝「うぅん……」

    七海「何か見つかった?」

    狛枝「個人的に興味を惹かれる資料ならいくつか。例えばホラ、これ。『歴代希望ヶ峰学園卒業生卒業論文集』だって。歴代の超高校級の希望の象徴達の集大成とも言える論文なんて、ボクには読むことさえ恐れ多いけど……きっと素晴らしい知識の集合体なんだろうね!」

    七海「ああ、うん……えっと、とりあえず、資料は無かった、って感じかな?」

    狛枝「そうだね」

    七海「じゃあ次はどうしようか」


    選択肢指定 >>195

    1.この部屋で本以外の物も調べてみよう。
    2.>>195に行こう
    3.>>195を探そう

    1を選択する場合は具体的にこの特別閲覧室内の本以外の調査対象も一緒に指定してください。
    2を選択する場合は学園内に存在している(或いは存在していそうな)施設の中からどこに行きたいかの指定(学園長室は禁止です)、或いは日向、不二咲、七海及びこの依頼内で既に聞き込みを行った対象を除いたダンガンロンパ、及びスーパーダンガンロンパ2に登場する希望ヶ峰学園の生徒の中から一名、人物を指定してください(学園長含まず)。ただし、人物指定の場合は学園内のみを探すので不発に終わる可能性もあります。
  195. 195 : : 2014/07/04(金) 03:29:22
    1でお願いします!
  196. 196 : : 2014/07/07(月) 22:19:49
    えーと……1の場合は本以外の部屋の中にありそうな物の指定も一緒にと……。

    というわけで内容だけ安価。


    調査対象指定 >>197
  197. 197 : : 2014/07/08(火) 13:01:10
    ノートパソコンってありますかね?
  198. 198 : : 2014/07/08(火) 20:27:40
    狛枝「んー、本ばっかり調べてたけど、よく見ると他にもいろいろあるね。ノートPCとかも置いてあるみたいだし」

    七海「おお、ホントだ。資料を電子化してるのかな? 時代の波ですなあ」

    狛枝「時代の波って……七海さんはつい最近生まれたばかりでしょ?」

    七海「むむ、たしかにそうだけど……これでもゲーマーだからね。攻略サイトより攻略本派なわけですよ」

    狛枝「あれ、そこは自力でクリアとかじゃないの?」

    七海「ゲーム自体は自力で何周かクリアするけど、攻略本にしか載ってないような裏設定とかもあったりするし、自力じゃ見つけられなかったような小ネタとかも載ってたりするからさ。全く見ないわけじゃないよ?」

    狛枝「そ、そうなんだ」

    七海「っと、それはともかく。このノートPCを調べるの?」

    狛枝「うん、こっちに何か情報があるかも」

    七海「うーん、紙媒体なら指紋の採取とか監視カメラの映像をチェックでもしない限り大丈夫だろうけど。PCから調べるといざという時言い訳できない事になるかもしれないよ?」

    狛枝「そこはほら、七海さんの力でどうにか出来ない?」

    七海「うーん、出来なくはないだろうけど……難しい、と思うよ?」

    狛枝「そっか……」


    選択肢指定 >>199

    1.それでも調べる
    2.七海に調べてもらう
    3.諦める
  199. 199 : : 2014/07/08(火) 22:11:18
    2で!
  200. 200 : : 2014/07/14(月) 00:51:12
    http://www.ssnote.net/groups/567
    とりあえずこんなの作ってみました。
    よろしければこちらも適当にどうぞ。


    狛枝「それでも、チャレンジくらいはしてみようよ。それにほら、いざとなったらボクの幸運もある事だし」

    七海「狛枝君の幸運……ふう、分かったよ。やってみる」

    狛枝「ありがとう、七海さん」

    狛枝(電子生徒手帳から一度、七海さんのデータをUSBに移動させる。というかこの手帳ホント便利だよね)

    七海「じゃあ、言って来るね」

    狛枝「うん。くれぐれも、深追いはしないようにね。これ以上は危険だって判断したら戻ってきて」

    七海「分かったよ」

    狛枝(こうしてボクは七海さんを電子の世界に送り出した)




    判定! >>201

    >>201の秒数が30以下、或いは55以上なら成功になります。
    ただし、33か44になると……
  201. 201 : : 2014/07/14(月) 01:06:20
    どうだ!
  202. 202 : : 2014/07/19(土) 02:49:48
    狛枝「……」

    狛枝(七海さんを送り出したあと、ボクは先ほど見つけた『希望ヶ峰学園の歴史』を手に取り読み始めた)

    狛枝(七海さんが戻ってくるまでの間、何もしていなければ誰かが入って来た時に怪しまれるだろうし。それにそうでなくてもヒマだしね。ついでに興味を惹かれるタイトルであるこの本を読んでいれば、一石二鳥どころか一石三鳥。うん、ボクはやっぱりツイてるね!)

    狛枝「へぇ、“神座出流”の読み方は“カムクライズル”、なんだね。実際どんな人だったのかは分からないけど、少なくとも希望ヶ峰学園を作ったという事実に於いてボクは尊敬しちゃうな!」

    七海「狛枝君……図書室では静かに、だよ」

    狛枝「あ、七海さん。おかえり、どうだった?」

    七海「うーん……」

    狛枝(険しい表情だ。どうかしたのかな?)

    七海「結論から言うと、大当たり。探し物は見つかったよ」

    狛枝「へえ、さすがだね」

    七海「それはいいんだけど……ちょっと、思った以上にヤバい情報みたいなんだよね、これ」

    狛枝「ふうん……」


    選択肢指定 >>203

    1.とりあえずどんな内容だったか教えてよ
    2.一度みんなで集まってから考えた方がいいのかな?
  203. 204 : : 2014/07/19(土) 15:34:15
    2で
  204. 205 : : 2014/07/26(土) 02:40:46
    狛枝「一度みんなで集まってから考えた方がいいのかな?」

    七海「あー、うん。そうだね。じゃあ辺古山さんの方には伝えておくから、お父さんの部屋に集まろうか」

    狛枝「不二咲さんの部屋だね。うん、分かった」

    狛枝(……? 今何か違和感があったような? まあ気のせい、かな)


    ~ 不二咲の個室 ~


    不二咲「えっと、それで……何か分かったのぉ?」

    狛枝「うん、七海さんが見つけてくれたよ」

    辺古山「ふむ、それでどのような内容だったのだ?」

    狛枝「それはまだボクも聞いてないんだよね。……教えてくれるかな、七海さん?」

    七海「うん、分かったよ。えっとね……」

    七海「≪希望育成計画≫……別名、“カムクライズルプロジェクト”」

    狛枝「カムクラ……イズル……神座出流?」

    不二咲「狛枝先輩、何か知ってるのぉ?」

    狛枝「ああ、いや、さっきちらっと資料を読んでね。希望ヶ峰学園の初代学園長の名前だよ」

    辺古山「ふむ、初めて聞く名だな。だが、その初代学園長の名を冠するプロジェクトとなると……一体どのような計画なのだ?」

    七海「それが……」
  205. 206 : : 2014/07/26(土) 02:43:19
    七海「このプロジェクトが希望育成計画と呼ばれる理由その物、なんだよ」

    辺古山「ふむ? やはり授業カリキュラムのようなものなのか?」

    七海「ううん、そんな平和的なものじゃなくて……もっと、おぞましいものだよ」

    不二咲「お、おぞましいって、どういう事ぉ?」

    七海「……ここから先は、聞いちゃったら後には引けないかもしれない。それでも、聞く?」

    狛枝(……)


    選択肢指定 >>207

    1.聞く
    2.やめておく
  206. 207 : : 2014/07/26(土) 14:49:17
    1しかない‼︎
  207. 208 : : 2014/07/26(土) 16:08:00
    狛枝「ボクは聞くよ。当然でしょ?」

    辺古山「そうか。ならば私も聞くとしよう」

    不二咲「私も、話を持ち込んじゃった張本人だし……聞くよぉ!」

    七海「そっか。うん、分かったよ。じゃあ話すけど……」

    七海「“カムクライズルプロジェクト”は、希望育成というより、その実は“希望作製計画”と呼んだ方がしっくりくるかもしれないね」

    狛枝「希望……作成?」

    七海「うん、そうだよ」

    辺古山「どういう意味なのだ?」

    七海「一人の人間に特殊な手術を施すことによって、あらゆる才能を埋め込んだ……いわば“人工的な天才”を作り出す。そういう計画だよ」

    不二咲「人工的な天才って……でも、才能を埋め込めるほどの空き容量なんて、人間の中に存在するのぉ?」

    七海「さすがお父さんだね、そこに気付いちゃった? ……結論から言うと、無いみたい」

    辺古山「何? ではいったいどうして……」

    七海「空き容量はね。これも“作っちゃう”んだ」

    不二咲「外付けって事?」

    七海「違うよ。それよりもっと単純。既に容量を埋めてしまっている物を削除すればいいんだ」

    不二咲「既に容量を埋めてしまっている物? それって!」

    七海「うん。……その人物を形成する記憶や人格、そういう物を切除するんだよ」

    辺古山「何だと!? そんな事をしてしまえば……完全に別人になってしまうのではないのか?」

    七海「うん、当然そうなるだろうね」

    不二咲「そんな……非人道的な……」

    狛枝「……」

    辺古山「む? どうしたのだ、狛枝。さっきから黙っているようだが」

    狛枝(“希望作成”)

    狛枝(“人工的な天才”……つまるところ“人工的な希望”)

    狛枝(ボクはこの計画の全貌を知って……)

    狛枝(>>209


    選択肢指定

    1.素晴らしさを感じた
    2.忌々しさを感じた
  208. 209 : : 2014/07/26(土) 17:00:10
    2で行こう
  209. 210 : : 2014/07/26(土) 22:30:23
    狛枝(忌々しさを感じた)

    狛枝「……そもそもね」

    七海「何?」

    狛枝「希望っていうのは物じゃないんだ。欲しいから作るなんて事は、それこそ神にしか許されない事だよ」

    辺古山「こ、狛枝……?」

    狛枝「人が希望を作る? おこがましいね! ボクはそんな偽物の希望なんか到底許しちゃおけないな……!」

    不二咲「え、えっと……?」

    辺古山「つまり、狛枝は狛枝なりに、この計画に憤りを感じている……という事、だろうな」

    狛枝「七海さん」

    七海「ほいほーい」

    狛枝「現在、その計画はどの程度進行してるのか、分かる?」

    七海「ゴメン、そこまではちょっと。たぶん丸っきりデジタルに情報を残さない、なんて事は出来ないまでも、ハッキングなんかで情報が漏れるのを恐れてるんだろうね。ほとんどが紙の資料になってるんじゃないかな?」

    狛枝「なるほどね。それか、スタンドアローンのサーバーにでも入ってるか、ってとこ?」

    七海「うん、その可能性もあるね」

    辺古山「おい、狛枝……そんな事を確認してどうするんだ?」

    狛枝「え? どうするって? そんなの決まってるじゃない」


    狛枝「潰すよ。この計画」
  210. 211 : : 2014/07/26(土) 22:41:49
    ~ 狛枝の個室 ~

    狛枝(あのあと、ボク達は“この事は一切他言無用”と取り決め、解散して……)

    狛枝(相談室の鍵をかけ、自室に戻ってきた)

    狛枝「さて、と」

    狛枝(“カムクライズルプロジェクト”、ね。こっちも何とか調べたいところではあるけど)

    狛枝(それより今は、予備学科生“日向創”の謎だ)

    狛枝「んーと……まずは七海さんか。どうしようかな」


    選択肢指定 >>212

    1.連れて行く
    2.連れて行かない
  211. 212 : : 2014/07/26(土) 22:45:27
  212. 213 : : 2014/07/26(土) 22:51:23
    狛枝(まあ、まだいいか)

    狛枝(けど、そうなると考えるべきは……)

    狛枝(研究棟の門の電子ロックの解除方法と、研究棟に入った後の進路をどうにかしないとか)

    狛枝(電子ロックの解除も、幸運は二度は発動しないだろうし)

    狛枝(うーん、どうしようかな)


    解除方法指定 >>214

    研究棟の門の電子ロックの解除方法を狛枝に可能な方法で指定してください。
    その際、“超高校級の幸運”に頼る事は出来ません。


    進路指定 >>215

    侵入に成功した場合、入り口から入って三方向にルートが分岐しています。以降も通路が分岐している事は多々ある事は狛枝にも予測できます。
    どのような指針でルートを決めるか、狛枝に可能な方法で指定してください。
  213. 214 : : 2014/07/26(土) 22:59:20
    左右田にロックを無効化にする道具を作ってもらう(理由はうまくごまかす)
  214. 215 : : 2014/07/29(火) 23:26:59
    うぅん、来ないので先に>>214の方を処理しちゃいます


    狛枝(とりあえず、左右田クンに相談してみようか)


    ~ 左右田の個室 ~


    ピンポーン

    左右田「はーい……っと、狛枝か。珍しいな」

    狛枝「うん、ちょっと……おこがましいとは思ったんだけど、相談があって来たんだ」

    左右田「相談? まあ、いいや。入れよ」

    狛枝「うん、お邪魔するね」


    左右田「で? 相談って何なんだ?」

    狛枝「うん、実はさ。左右田クンは“超高校級のメカニック”なわけじゃない?」

    左右田「ああ、そういう事になってんな」

    狛枝「そこでさ、電子ロックを解除できるような装置って作れないかなって思ってね」

    左右田「電子ロックの解除だ? オメー、んなもん何に使うんだよ」

    狛枝「うん……ちょっとね」

    左右田「! そうか、分かったぞ……オメー、ロックを解除する装置を使って……ソニアさんの部屋に侵入してアレコレしようってハラだろ!」

    狛枝「いや、しないよ……というか、個室の鍵はそもそも電子ロックじゃないでしょ?」

    左右田「そ、そういや……そうか」

    狛枝「それで、出来る?」

    左右田「あー……そもそもだな。オレの専門はエンジンブン回す乗り物なわけ。そんなモン作ろうとか考えた事もねえよ」

    狛枝「出来るか出来ないかで言ったら?」

    左右田「まあ、勉強すりゃ出来るだろうけどな……その場合、勿論勉強する時間もいるわけだから、そうだな。>>216日くらいはかかると思うぜ?」

    狛枝「>>216日か……」


    日数判定

    >>216の秒数の1の位と2の位を足した数が必要な日数になります。ただし、00の場合は15日になります。
  215. 216 : : 2014/07/30(水) 09:39:03
    へい
  216. 217 : : 2014/07/30(水) 20:50:44
    2の位って何だ……十の位ですね。0+3で3日です。


    左右田「ああ。三日だ。言っとくが、早くて、だからな? 急ぎでいるなら別の方法考えた方がいいと思うぜ」

    狛枝「うーん……」

    狛枝(三日か。そりゃそうだよね、いくら超高校級って言っても漫画じゃないんだし、言ってすぐ完成なんて事あるわけなかったか)

    狛枝(タイムリミットがあるのかどうかは分からないけど……少なくとも、日向創という予備学科生、彼が研究棟に出入りする姿が見えなくなった時がそうなんだろうね)

    狛枝(つまり、ボクの知りたい謎を解き明かすにはそれまでの間に何とかしなくちゃいけないわけだ)

    狛枝(三日……待って大丈夫かな?)


    選択肢指定 >>218

    1.大丈夫かな
    2.違う方法を考えよう

    ※1を選択する場合、SS内時間で三日間、このイベントを進める事が出来なくなります。
  217. 218 : : 2014/07/30(水) 22:14:51
    2かなぁ
    ほっとくと怖い
  218. 219 : : 2014/07/30(水) 22:20:23
    狛枝「うーん、じゃあ別の方法を考えてみる事にするよ」

    左右田「そうか。まあ、他に困ったことがあれば言ってくれよ。オレに出来る事なら力貸してやんぜ。クラスメイトだしな!」

    狛枝「“超高校級のメカニック”である左右田クンがいつでも力になってくれるなんて……ああ、ボクはなんて幸運なんだ!」

    左右田「オメー……それさえなけりゃマジでいい奴なのにな」

    狛枝(そんなこんなで、ボクは左右田クンの部屋を後にした)


    ~ 狛枝の個室 ~


    狛枝「さて」

    狛枝(どうしようかな……電子ロック解除の方法、考え直さないと)


    解除方法指定 >>220

    研究棟の門の電子ロックの解除方法を狛枝に可能な方法で指定してください。
    その際、“超高校級の幸運”に頼る事は出来ません。
    左右田に左右田ん……もとい、相談もナシです。
  219. 220 : : 2014/08/04(月) 10:12:16
    ななみに相談
  220. 221 : : 2014/08/05(火) 00:45:51
    狛枝(うぅん、ダメだ。思いつかないな)

    狛枝(さっきはまだいいなんて思ったけど、七海さんの力を借りるのがやっぱり手っ取り早い、か)

    狛枝「ねえ、七海さん」

    七海「はいはーい。何?」

    狛枝「相談なんだけどさ、電子ロックの解除とか出来たりしない?」

    七海「……出来るけど」

    狛枝「あはっ、良かった。さすが七海さんだ……ね……って、どうしたの? その軽蔑のこもった眼差し。そりゃあ、ボクみたいなゴミクズの事だもん、軽蔑したくなるのは分かるけどさ」

    七海「……出来るけど、女子の部屋の鍵は開けないよ?」

    狛枝「……さっき左右田クンにも同じこと言われたけど。やらないよ」

    七海「ホントに?」

    狛枝「ホントだって。それにそもそも寮の鍵は電子ロックじゃないはずだよ?」

    七海「……そう言えば、そっか。じゃあ、なんで?」

    狛枝(……七海さんなら話しておいてもいいか)

    狛枝「実はね」

    狛枝(今、ボクがやっている事を七海さんに話した)

    七海「おお、なんだかスパイみたいで面白そうだね」

    狛枝「スパイみたい、か」

    狛枝(そんなつもりはなかったんだけどな)

    狛枝「どうかな、協力してくれる?」

    七海「うん、いいよ」

    狛枝(よし、電子ロックの解除はこれで問題なし、だね)

    狛枝(……)

    狛枝「ちなみになんだけどさ。侵入に成功しても研究棟内部の構造までは分からないんだよね。ナビゲートとかできたりする?」

    七海「うん、その程度の情報なら簡単に入手できる……と、思うよ?」

    狛枝「そっか、助かるよ」

    狛枝(もっと早く七海さんに話を通しても良かったかも)
  221. 222 : : 2014/08/05(火) 01:04:24
    ~ 研究棟前 ~


    狛枝「それじゃ、七海さん。お願い」

    狛枝(小声でヘッドセットのマイクに向かって話す。七海さんとのやり取りはこれで行うってわけだね)

    七海『はーい。よいしょっと、終わったよ」

    狛枝「さすが、仕事が早いね」

    七海「まあね」

    狛枝(こうしてボクは楽々と侵入を果たすことに成功した)


    ~ 研究棟・入口 ~


    狛枝(さて、と。相変わらず、左右と前方の三方向に廊下が伸びてるね)

    狛枝「で、どの方向に何があるのかな」

    七海『えっと、マップによると……右方向に研究員個人個人に割り当てられた研究室がしばらく並んでるみたい。その先はまた左右二股に分かれてるよ。と言っても、分かれた先も個室が並んでるだけみたいだけどね。左方向に総合研究室。こっちも同じく突きあたりから左右二股に分かれてるみたい。こっちは右側の通路に行くと第二総合研究室、左側の通路に行くと男性用トイレ、女性用トイレの二つがあるだけみたいだね。前方はシンプルで、二階への階段だけだよ』

    狛枝(ふむ。こんな感じって事かな?)


    第 |               |
    二 |               |―個
    総 |               |
    合―|      二階へ      |―個
    研 |       |       |
    究 |第一総合研究室| 個 個 個 |―個
    室 |   |   | | | | |
      |―――――――――――――――|
    女 |       | | | | |
    子―|       | 個 個 個 |―個
    ト |       |       |
      |      出入口      |―個
    男 |               |
    子―|               |―個
    ト |               |


    狛枝(となると……)


    選択肢指定 >>223

    1.右に行く
    2.左に行く
    3.前方に行く
  222. 223 : : 2014/08/05(火) 09:03:33
  223. 224 : : 2014/08/06(水) 00:58:36
    狛枝「右、個室側から行こう」

    七海『大丈夫? 個室の方には人がまだいるかもしれないよ?』

    狛枝「そうなの?」

    七海『うん。今もいるかは分からないけど、そこそこの頻度で個室に寝泊まりしてる研究員もいるみたい』

    狛枝「どの個室が危ない、とかはわかる?」

    七海『そこまでは分からないかな』

    狛枝「そっか。じゃあ適当に見てみるしかないね」

    七海『大丈夫かなあ』

    狛枝「ま、もし誰かいる部屋に行っちゃっても、バレるようなヘマはしないよ」

    狛枝(……さて)


                 |
                 |―個室7
                 |
                 |
                 |
                 |―個室8
                 |
                 |
                 |
                 |―個室9
     個室1 個室3 個室5 |
      |   |   |  |
    ―――――――――――――|
      |   |   |  |
     個室2 個室4 個室6 |
                 |―個室10
                 |
                 |
                 |
                 |―個室11
                 |
                 |
                 |
                 |―個室12
                 |


    狛枝(さっきの図の右側をアップにするとこんな感じだね)

    狛枝(どの部屋に行こうかな?)


    部屋指定 >>225

    個室1~個室12の間で選択してください。
    また、その際の秒数で発生するイベントが決まります。
    以下がそのイベント一覧になります。

    十の位が
    0、1:空き部屋
    2、3:鍵のかかった部屋
    4、5:鍵の開いた部屋

    一の位が
    0~2:何も無し
    3~5:何か発見
    6~8:要探索
    9  :研究員寝泊まり中

    また、十の位が2、3の場合は一の位のイベントは鍵が開いた場合のイベントになります。鍵明けには別途判定を挟みます。
  224. 225 : : 2014/08/08(金) 12:47:37
    Kskす
  225. 226 : : 2014/08/08(金) 22:15:36
    個室はいいの?
    一応5で
  226. 227 : : 2014/08/10(日) 14:05:07
    狛枝(左側の奥……5番を割り振った個室に行ってみよう)

    狛枝(音を立てないよう、慎重に扉に近付きノブを回……そうとして」

    狛枝「あれ?」

    七海『どうしたのかな?』

    狛枝「鍵がかかってるみたいだ」

    七海『鍵かあ。電子ロックなら私で何とかなったけど、ここは普通の鍵みたいだね』

    狛枝「となると……」

    狛枝(ボクは用意しておいた針金を取り出した)

    七海『もしかして、ピッキング?』

    狛枝「うん。まあやった事はないんだけどね」

    七海『……大丈夫かなあ』


    ピッキング判定 >>228

    >>228の秒数で決まります。

    00~49:成功
    50~59:失敗

    なお、数字は大きければ大きい程いい結果になります。
  227. 228 : : 2014/08/10(日) 14:06:56
    これでどうだ?
  228. 229 : : 2014/08/10(日) 14:14:55
    狛枝「うーん、駄目みたいだ」

    七海『やっぱり初めてで成功なんて、それほど上手くはいかないね」

    狛枝「みたいだね。幸い。それほど傷とかの痕は残らなかったからバレる事は無いと思うけど」

    七海『それじゃあ、次はどうする?』

    狛枝「うーん」


    選択肢指定 >>230

    1.別のルートに行こう
    2.別の個室に行こう
    3.もう一度試してみよう


    1を選択する場合、>>222の簡易マップから左側(総合研究室側)へ行くか、正面(二階)へ行くかの選択もお願いします。

    2を選択する場合、個室5以外からどの個室へ行くかの選択を一緒にお願いします。その際、>>230の秒数が>>224にて記載したものと同じ判定に使用されます。

    3を選択する場合は、そのまま>>230の秒数が>>227のピッキング判定に使用されます。
  229. 230 : : 2014/08/10(日) 16:24:52
    3で
  230. 231 : : 2014/11/17(月) 22:27:34
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mokeyann

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