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エレン「バスケットボーイズ」 第1Q

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  1. 1 : : 2014/04/12(土) 22:26:18
    バスケ初心者で申し訳ない。 何か文句あっても仕方ないと思っていますのでそして、エレミカです。まぁそれ以外もちょろっと出てきます。 あと更新が遅くなる可能性が高いので暖かい目で見守りください。
  2. 2 : : 2014/04/12(土) 22:32:27
    ウォールマリア第一体育館




    エレン「ハァ...ハァ...」タッタッタ



    ダムッダムッダムッ



    モブ「エーちゃん!!」パスッ



    エレン「よっしゃ!任せろ!!」バッ



    ダムッダムッ



    敵モブ「不味い!戻れぇぇええ!!」タッタッタ



    モブ達「いっけぇぇええエーちゃん!!」



    エレン「うぉぉぉおおお!!」ドンッ
  3. 3 : : 2014/04/12(土) 22:32:51



















  4. 4 : : 2014/04/12(土) 22:47:05
    審判「整列!」


    バッ



    審判「ん?君、早く並びなさい」



    エレン「...」



    モブ「エーちゃん...はやk !」



    エレン「」ポロポロ



    モブ2「ごめん...エーちゃん、俺があの時ミスをしなかったら!」ポロポロ



    エレン「そんなことねぇよ! これは俺の責任だ。
    すまん 俺がお前らを全国に連れて行くって言ったのに...」



    敵モブ「ぶっ...ふっはっはっは」



    エレン「! 何で笑ってんだ?」



    敵モブ「ふふっ...いやぁだって
      【俺がお前らを全国に連れて行くって言ったのに】ってチョー笑えるwww
    まぁ取り敢えず... お前らみたいのがバスケしてるとすっげぇムカつくんだわ」ニカッ



    エレン「」ブチッ




    モブ「エーちゃん!抑えて!!」ダッ



    エレン「てめぇふざけんじゃねーぞ...」



    敵モブ「あ?」



    エレン「お前らが俺を馬鹿にするのは良いけど、俺の仲間を馬鹿にする奴には...
          脳天唐竹割りだぁ!!」バキッ



    敵モブ「ぎゃぁぁぁぁあ”あ”あ”あ”」



  5. 5 : : 2014/04/12(土) 23:02:38

    モブ先生「馬鹿者!! 何で相手に脳天唐竹割りなんてするんだ!!」



    エレン「うっ...だってあいつ等がモブ達のことを馬鹿にしたからだ! 有害な奴らにしただけだ...」



    モブ先生「すっー..はぁ
    なぁお前さんこの先どうすんだ? このことは進路先にも響くぞ」



    エレン「大丈夫大丈夫!俺あいつ等と同高に行ってインターハイ・ウィンターカップを目指すんだ!!」



    モブ先生「質問の意味全く伝わってないんだが...」



    エレン「まぁ取り敢えず俺受験に集中するから!
    失礼しまーす!!」ガラッ タッタッタ



    モブ先生「お、おい!コラ!!まだ話は終わってない!!
    そして、廊下を走るな!!」



    タッタッタ



    ガラッ



    モブ「あぁおかえり!エーちゃんどうだった?やっぱ先生怒ってたでしょ」



    エレン「まぁ怒ってなかったって言ったら嘘になるな」



    モブ2「エーちゃん...」


    エレン「大丈夫だって!俺はお前らと同じ高校行ってインターハイ・ウィンターカップを目指すって決めただろ?
    それに何か高校生ってワクワクするよな!」



    モブ「エーちゃんまだ合格したわけじゃないんだから...でも、エーちゃんの言う通り、俺達はまだ諦めちゃいけないと思う。だからモブ2、あの試合のことはもう忘れろ」



    モブ2「モブ...あぁわかった。 エーちゃん達と高校でもバスケ出来るならその時に名誉挽回するよ!」



    エレン「そうそう!そのいきだぜ!!」



    キーンコーンカーンコーン

     「あぁ~...3年C組エレン・イェーガー、職員室に大至急来い」




    モブ「エーちゃん...また事件でも?」



    エレン「そ、そんなわけ...ないとも言い切れんが」タッタッタ

  6. 6 : : 2014/04/12(土) 23:46:42

    ガラッ




    エレン「失礼しまーす!」スタスタ




    モブ先生「おぉ、来ました。 イェーガー!ここだ」




    エレン「何の用っすか?」スタッ



    モブ先生「おい!座っていいぞとはまだ言っていないだろう...まぁいい。お前にお客だ」




    エレン「お客?俺バイトしてないから接客の仕方わからないっす」



    モブ先生「そう言う意味のお客じゃなーい!!」



    ???「はっはっは 面白い子だなぁwww」



    エレン「? あんたは?」



    ???「え?あぁ申し遅れました。 私東京からやって来ました。東京調査高等学校の男子バスケットスカウトの【ハンジ・ゾエ】です。」



    エレン「東京調査高校?どこですか?」



    モブ先生「ば、馬鹿者!インターハイ・ウィンターカップに出場されてるあの有名な東京調査高校だ!!
    バスケやってるんだったら少しは知っとけ!」



    ハンジ「まぁインターハイ・ウィンターカップ出場してると行っても優勝にはまだほど遠いですが...」

  7. 7 : : 2014/04/12(土) 23:56:59


    エレン「...何でそんな強豪校の人がここにいるんですか?
    はっ! もしかしてお前、モブをスカウトしに来たのか!?」



    ハンジ「はは、確かにモブ君はとても良いプレーをする選手だ。ただ彼は良いプレーをしてるだけだ。 私が探しているのは良いプレーする選手じゃない、生きたプレーをする選手だ。」



    エレン「は?生きたプレーってなんだよ...」



    ハンジ「例えば、残り時間0:10秒だったとしても決して諦めないことや相手がどんなに煽ってきてもそれを流して自分のプレーをすることこれは誰だって出来ることではないが出来る人も多数だ。
    だけど、生きたプレーをする選手って言うのは...ん~そうだな...エレン君って、試合で負けてる状況で何かを捨てることって出来るかい?」




    エレン「捨てるって何を?」




    ハンジ「例えば君が右足を骨折してたとしよう。そして、君はその怪我のせいで試合に出られない! だが試合は負けてしまっている。さぁここで問題だ!君ならここで何を捨てる?または何を犠牲にする?」



    エレン「...何を..犠牲に...」




    モブ先生「す スカウトさんいきなり何を」ボソッ




    ハンジ「テストをしています!...がやっぱり中学の君にはまだ早いかn  !」



    エレン「あいつ等と...優勝出来るなら...俺が一生歩けなくなっても構わないです」ギリッ




    モブ先生「おいエレン!お前は何を考えているんだ!それにスカウトさんもなんて残酷な話をするんだ!この子はまだ子供だぞ!!」




    ハンジ「ふふっ...面白いほんっとに面白いね君!!気に入ったよ!!
    是非ともうちの高校に来てくれるか!?今でも来てくれるか!? はっはっは!」



    エレン「はぁ!?何で俺があんたみたいな都会っ子の所に行かなきゃならないんだよ! 俺はあいつ等とインターハイ・ウィンターカップを目指しているんだ!
    あんたらみたいなボンボンの力なんて借りなくても俺はあいつ等と行くんだ!!」



    ハンジ「...へぇ、あの子達とインターハイ・ウィンターカップを目指しているんだぁ...」



    エレン「そうだよ、何か悪いですか」



    ハンジ「ねぇエレン君何でバスケやってるの?彼らがやってるから君はやってるのかい?」



    エレン「んなことないっすよ。 バスケ好きだからやってるに決まってるじゃないっすか」



    ハンジ「だよね なら君だって強い人とバスケで勝負してみたくないかい!?」



    モブ先生「(ふっ残念だがこいつはあいつ等と約束してるからそう簡単に悩むわけ)」チラッ



    エレン「...どんくらい強いっすか?」



    ハンジ「ん~それは秘密かなぁ~...だって有力な情報漏れちゃったら嫌だしぃ~」



    エレン「えぇ...なんだよ、教えてくれたっていいのによぉ」プイッ



    ハンジ「...知りたい?」




    エレン「だ、だって教えてくれないって言ってたじゃん」



    ハンジ「いやまぁうちの高校に一回見学にくればわかるよ」ニヤニヤ



    エレン「え!?そんなこと出来るっすか!?」



    ハンジ「もちろんさ!あっ電車賃も無料で行けるさ!」



    エレン「ん~でも...」



    ハンジ「(あとひと押しだな)あぁ親の方にはちゃんと私から説得するから!」



    エレン「っ...いやそれは...出来ないです」



    ハンジ「? あぁ君親が怖くてそんなに弱気なのかい?それなら私に任せるんだ!これでも私はね」




    エレン「いやそういう意味じゃないです。」




    ハンジ「?」



    モブ先生「実はこいつの両親共に他界したんです。」



    ハンジ「! (そう来たか...)」



    エレン「まぁでも見学くらいなら行ってもいいかなって思ったから先生俺行ってくるわ。どうせ入んないけど」



    ハンジ「(ふふっそれが入りたくなるんだよねぇ...ケケケッ)じゃぁ明日シガンシナ南駅にて朝の9時に迎えに行きますので」



    エレン「わかりました。ありがとうございました」スタスタ


  8. 8 : : 2014/04/13(日) 00:18:21

    ガラッ



    モブ先生「しかし、なぜイェーガーなのですか?」



    ハンジ「先ほども言いましたが良いプレーをする選手には興味ありません。生きたプレーをする選手に興味があります。」



    モブ先生「生きたプレー...ですか」



    ハンジ「はい、私は見ました。 最後のあのプレーを...」



      エレン「うぉぉぉぉおおお!!」ドンッ



    ハンジ「あのプレーで私は決めました。彼はどんな天才だろうと持っていない才能を持っているのではないのかと...」



    モブ先生「...私は同意出来ませんなぁ。」



    ハンジ「え?」



    モブ先生「私はここ何十年もの間バスケの監督をしていますがあいつがあなた方が求めている才能なんてないと思いますが」



    ハンジ「確かに仲間のために相手を脳天唐竹割りしたのは、ビックリしましたけど、未来のエース候補としては良い性格だと思います。」



    モブ先生「ですがあいつはあなた方の所に行くとは思いませんけどねぇ」



    ハンジ「あぁそれなら大丈夫です。 彼はうちに入りたくなるでしょう。必ず」ニコッ

  9. 9 : : 2014/04/13(日) 00:35:58


    夕方



    カーッカーッ




    モブ「え!あの有名な東京調査高校!?」




    エレン「あぁ、けど見てくるだけだ。お前らと同高に行くのには変わりないし」



    モブ「...」




    エレン「なんだよ、黙りこんで」




    モブ「エーちゃん...行ってきなよ。調査高に」



    エレン「..はぁ!?何言ってんだよ 俺はお前らと一緒に」



    モブ「それ本当に言ってる?エーちゃん」



    エレン「え」



    モブ「ホントはエーちゃんバスケが上手な人とやりたいんじゃないの?」



    エレン「なっ何言ってんだよお前、俺がいつそんなこと!!」




    モブ「聞こえたんだ!! あの話」




    エレン「えっ」




    モブ「あのスカウトさんと話してたじゃないか!調査高の強い人とやってみたいって!!」



    エレン「っ...いやそれはあの場を凌ごうとしてただけで」



    モブ「エーちゃん!俺に嘘は付かないって言っただろ!?
    ホントのことを言ってくれよ!俺はエーちゃんを尊敬してるんだ!だから...エーちゃんがどこへ行こうとも俺はエーちゃんの親友だ!だから...だからっ!!」ポロポロ



    エレン「お、おいモブお前...」



    モブ「っごめんみっともない姿見せて...けど俺らはホントに大丈夫だから!」



    エレン「...俺は...俺は...」




    モブ2「おーい、エーちゃん!!モブ!!」タッタッタ



    モブ「! この話はまた今度だよ!」



    エレン「えっおい...」



    モブ「俺お腹空いたからムクドナルドに行こうと思うんだけど、モブ2達も行く?」



    モブ2「おう、俺らもそうしようと思ってたんだ! エーちゃんも行くだろ?」



    エレン「あ、あぁ行くよ」




    モブ「なら誰が早く着くか勝負だぁ! よぉーいドン!!」タッタッタ




    モブ2「あっ待てよ!!」タッタッタ




    エレン「...モブ」




    モブ「エーちゃん!!早く!!」タッタッタ




    モブ2「早くしないとムックシェイクおごって貰っちゃうからなー!」タッタッタ



    エレン「あぁ今いくよ」タッタッタ

  10. 10 : : 2014/04/13(日) 00:56:19


    翌日 





    シガンシナ南駅






    スタスタ




    ハンジ「あっおーい!エレーン君こっちこっち」




    エレン「ハァ...ハァ 間に合った」タッタッタ




    ハンジ「ふふっ 緊張して眠れなかったのかい?」




    エレン「いやまぁ...考え事してました。」




    ハンジ「考え事か...(もしかしたら意外と早く折れるかも)
    じゃぁ早速行きますか!」





    ブーーーーッン




  11. 11 : : 2014/04/13(日) 01:03:50


    調査学校駅前




    ハンジ「はーい、着きましたー!この歩いて約10分の所が高等部の校舎です。何か質問はあるかなエレン君」




    エレン「いいえ、特にないです。けど...駅広いっすね!!」




    ハンジ「いやぁーまぁ迷いそうになるけど、慣れたらすぐ着くと思う。 よし行こうか」スタスタ




    エレン「モブ...

    (ホントのことを言ってくれよ!俺はエーちゃんを尊敬してるんだ!だから...エーちゃんがどこへ行こうとも俺はエーちゃんの親友だ!だから...だからっ!!)」スタスタ


  12. 12 : : 2014/04/13(日) 01:40:13


    ダムッダムッダムッ




    ???「フッ!」シュッ



    シュパッ



    ダムッダムッダムッダムダム





    ハンジ「さぁここを右に曲がりまーす。そしてここにムクドナルドがありますが寄り道したら監督や先輩に殺されまーす。」スタスタ




    エレン「(何でこの人いちいち解説するんだ?ガイドさんなのか?本職わ)あっ!」チラッ








    ???「フッ!」シュッ




    スパッ



    ダムッダムッダムダム




    エレン「(へぇ~上手いなぁ、あの子も東京調査高校なのかな? ってえぇ!? あれ女じゃん!!)」スタスタ




    ハンジ「はぁーいそしてここを左に曲がるとぉ~ ジャジャーン!!東京調査高等学校に着きましたー!!」




    エレン「うわーでっけぇ...ってか体育館何個あんだよ!」




    ハンジ「全部で5つありますよ?」ニヤニヤ




    エレン「ホントにすげーな」




    ハンジ「じゃぁ一軍と二軍どっちの練習見たい?」スタスタ




    エレン「そりゃ一軍ですよ」スタスタ




    ハンジ「だよね!みたいよね!驚かないでね!?」スタスタ




    エレン「いや何に驚くんですか? だって来年から同じ高校生なんだからってえぇ!?」







     オーイモットシッカリ!!



     ドンッ ガシャンッ!!



     ナイスダンク!!



     シュッ スパッ


     ナイススリーポイント



    モブ「うぉぉぉおおお」ドンッ




    ベルトルト「」ドンッ パシッ



    ダムッダムッダムダム



     ナイスベルトルト!!



    エレン「す、すげぇ」




    ハンジ「チビちゃったかい?」ニヤニヤ




    エレン「...はい、ちっと漏らしました」ニヤニヤ




    ハンジ「それは良かった! で君に是非とも見せたいプレイヤーがいるんだけど...どこかな?」スタスタ




    エレン「半端じゃないな...!」ドスッ




    ???「いってぇな、おいお前どこ見て歩いてるだよ」




    エレン「ぶつかって来たのはそっちじゃねぇかよ!」




    ???「あぁ?てめぇ見たことねぇ顔だな...2軍か?」




    ハンジ「あぁ~いたいた!お~いジャン君、君に合わせたい人が...あれもう会ってるし」



    エレン「見せたいプレイヤーってこいつですか!?」




    ジャン「こいつと言う言い方は気に食わねぇな前方不注意野郎」




    エレン「誰が前方不注意野郎だぁ!お前も前方不注意じゃねぇかよ!!」




    ジャン「何だお前やんのか!?」グッ




    エレン「上等だ!!」グッ




    ハンジ「は~いお楽しみの途中失礼するけど...まずエレン君!君は先輩の口の聞き方がなってない!
    そして、ジャン君!君は初対面の人に向かって口が悪い!
    両者共に謝る!」




    エレジャン「嫌だ!!」




    ハンジ「何でそこだけは合うんだよ...」




    エレン「...って今先輩って言いましたか!?」




    ハンジ「そうだよ!ジャン君はうちのキャプテンだ。
    じゃぁいい機会だし自己紹介しようか二人共!!」



    エレン「何で俺がこんな奴に...」




    ジャン「俺だってごめんですね。こんな先輩への口の聞き方がわからない前方不注意野郎何かに...」




    ハンジ「ハァ...じゃぁ私が紹介するよ。
    彼の名前は【ジャン・キルシュタイン】うちの学校の男子バスケ部部長&キャプテンをやってもらってます。

    そして、彼が【エレン・イェーガー】今うちに見学しにきてます。そして...二人共面白い!! ハッハッハ~」



    ジャン「お前じゃぁ中3か」




    エレン「それが何だよ...」




    ジャン「俺が悪かった。中学生の君にひどいことを言ってしまった。すまん」




    エレン「あっいえ...こっちこそごめんなさい(この人意外と...)」




    ジャン「なんて思っているわけねぇバーッカ! ったく最近のガキは敬語もろくに出来はしねぇし...あっいや出来ないのはお前だけか!! ハッハッハ!!」




    エレン「(前言撤回!!)んだとぉ!?この馬面前方不注意野郎が!!」




    ジャン「誰が馬面だゴラァ!! 敬語まともに使えねぇ前方不注意野郎が!!」




    ギャーギャーギャー




    ライナー「なんだ...修羅場か?」




    ベルトルト「そんな感じだね、声からすると...ジャン?」




    ライナー「だな、行ってみるか」スタスタ

  13. 13 : : 2014/04/13(日) 02:03:05

    ギャーギャー



    ライナー「おい、どうしたんだジャン」




    ジャン「おぉうライナー!この糞ガキ前方不注意野郎がよぉ」




    エレン「俺は悪くねぇよ!この馬面前方不注意野郎がぶつかって来たんだよ!!」




    ジャン「んだとぉ!?このクソガキ言語力無前方不注意野郎が!!」




    エレン「言語力が無ってことは俺は何1つ人と話せてないってことじゃねーか!今お前と話せてる時点で言語力無はねぇんだよ!!この馬面牧場物語2に出てくる馬面前方不注意野郎が!!」




    ライナー「あ、あのー...」




    ジャン「なんだ、お前馬面牧場物語2なんてやってんのか!ったくこれだからおこちゃまは...今の時代モンスタージャンジャンの方が流行ってんだよ!!このおこちゃま言語力が残念な前方不注意野郎!!」




    ライナー「おーい、無視しないでくれるかー?」



    エレン「なんだと!?この◯◯◯みたいな髪型した馬面の前方不注意野郎が!!」




    ライナー「話を聞けぇぇえええ!!」



    エレジャン「なんだよ!今話してる所なんだから邪魔すんなよ!!」



    ライナー「はい、すいません」ショボーン




    ベルトルト「何でそこで謝るのさ...」




    ライナー「あっいやついノリでな
    っていうかお前らホントにうるさいぞ」




    ジャン「ハァ...ハァ...さすがにやるなぁクソガキ小僧」




    エレン「お前もな...ハァ...ハァ...◯◯◯型馬面野郎」




    ライナー「...何でこいつら俺の話聞かないし、いい勝負みたいな感じ出してるの?」




    ベルトルト「取り敢えず早く止めて貰わなきゃ」




    ライナー「そうだな、監督に見つかったら面倒だしな」




    ジャン「おい、お前ポジションどこだ」




    エレン「主にPFだけど...あんたは?」




    ジャン「お前に教える事なんて何一つねぇよ」




    エレン「はっ!? お前人が教えてやったのに自分は教えないなんてズルいぞ!!」




    ジャン「フッこれがこの世の中の生き方さ!何しろ俺がいつお前に俺のポジションを言うって言った? それも考えれないのか」




    エレン「この野郎...だったら1on1で勝負だ!」




    ジャン「ははっお前に勝てるわけないだろ、この東京調査高校のキャプテンを任された俺にお前は指一本も触れられないぜッ」



    エレン「そんなもんやってみなきゃわかんねぇだろ!
    人生挑戦してナンボだろ」




    ジャン「やめとけって後で後悔するぜ、絶対」




    エレン「(チッ何でもかんでも大人ブリやがって...まるで子供だな...待てよ...子供)おいおい、逃げんなよ
    ビビってるのはわかるけど、東京調査高校のキャプテンがこういう勝負に逃げたらインターハイもウィンターカップも優勝は無理なんじゃねぇか?」




    ライベル「(おいおい、小学生の喧嘩かよ...ジャン相手になっちゃ)」




    ジャン「はぁ!?ビビってねぇし やってやるよ!本気でな」



    ライベル「(乗っちゃったよ!!)」

  14. 14 : : 2014/04/13(日) 02:29:03


    ハンジ「(ふふーん、良いものが見れそうだねぇ)」ニヤニヤ





    ライナー「えぇそれではルールは特になし、先にゴールした方が勝ちです。」




    エレン「へっ バーカッバーカッ!!」




    ジャン「はぁ!?ばかっていう奴の方が馬鹿だろ?」




    ライベル「(小学生かっ!!)」




    ライナー「それでは準備はいいか?」




    エレン「はい」




    ジャン「おう」




    ピッ




    シューンッ




    エレジャン「うぉおおら!!」ドンッ




    バシッ




    ハンジ「(さぁて先攻はジャン君か...面白くなりそうだねぇ)」ニヤニヤ




    ジャン「へっお前何かひょひょいっと抜いてやるぜ」ダムッダムッダムッ




    エレン「(まずはお手並み拝見だな...)」キュッ




    ジャン「おっと」ヒョイッ



    ダムッダムッダムッ



    エレン「(!?あの体制からあのスピードで切換した!?)くっ」キュッ スッ



    キッ



    ジャン「(ほーう、結構やるじゃねぇか...だがそんなんじゃ俺を止められねーよ!!)」シュッ ダムッダムッダムッ クルッ シュパッ



    スポッ


    ダムッダムッダムダム




    エレン「(っな!?早ぇ!!あんなドリブル初めてだ!...)」スタスタ




    ジャン「まぁざっとこんなもんかなぁ、次はお前だぜ。」




    エレン「スッーーーっ...ハーッ(よしっ!やるぞ!!)」キュッ ダムッダムッダム



    ライナー「(お手並み拝見だな...一体どういうプレーをしてくるんだ..)」




    ハンジ「さぁ来るぞぉ」ワクワク




    ジャン「すぐ取られないように頑張れよ」




    エレン「」ダムッダムッダム  ダッ




    ジャン「(っ いきなり来るか)」バッ




    エレン「」クルッ シュッ




    ジャン「ふっ(見え見えなんだよ!ここならブロック出来るぜ!)」ドンッ




    エレン「」スッ ダッダッダ ダムッダムッダム




    ジャン「はっ!?(おいおいマジかよ、どんなフェイクだよ)」キュッ ダッダッダ




    エレン「(決めてやる...俺はここで決めるんだ!!)」ドンッ




    ジャン「ふざけんな!ダンクなんてさせねぇぞ!!」ドンッ




    エレン「うぁぁぁああ!!」スーッ




    ジャン「(...!? 何で後に飛んだ俺の方が落ちてんだ!? こいつ...ジャンプ力...高すぎだろ)」スーッ




    エレン「うらっ!!」ガシャンッ



    スタッ



    ダムッダムッダムダム




    ザワザワ ザワザワ




    ハンジ「(ふふふっ...あの試合ほどではないがジャンプ力と良いパワーもスピードも高い...やはりこの子なら
    うちのエースになれる!)」



    ライナー「嘘だろ...中学生だぞ?ダンク出来るのか...」




    ベルトルト「すごいジャンプ力だね...僕と同じかそれ以上か」




    ジャン「あ...」




    エレン「チッ引き分けかよ...まぁ約束通りポジションはいいわ」スタスタ




    ジャン「(ちょっと待て...こいつホントに中3か?ありえないほどのジャンプ力だったぞ...)」




    エレン「ハンジさん俺もうそろそろ帰ります。」




    ハンジ「もういいのかい?」




    エレン「はい、今日はありがとうございました。
    帰りは一人で帰れますので今日はここで」スタスタ




    ハンジ「じゃぁ待ってるからね」




    エレン「まぁ...俺はもう決めちゃったんで」スタスタ


  15. 15 : : 2014/04/13(日) 02:47:47

    スタスタ



    エレン「今日はすげー疲れた...主に口が」




    ダムッダムッダム




    エレン「まだあの子バスケやってる...」ジーッ




    シュッ



    スパッ



    ダムッダムッダムダム




    ???「ハァ...!」スタスタ




    エレン「よぉほい、ボール」スッ




    ???「あ、ありがとう(誰だろう?ここら辺の人じゃなさそう)」スッ




    エレン「バスケ好き?」スタスタ





    ???「うん、好き...ところであなたは?」




    エレン「俺は大好きだ、こんなに楽しい事なんてないんじゃないかってくらい大好き」




    ???「え...(日本語が通じてない...?)」




    エレン「ん?どうしたんだ?」





    ???「いやあなたは誰と聞いた」




    エレン「あぁそういうことか! 俺はエレン・イェーガー
    南シガンシナ中学出身」




    ???「南シガンシナ?...聞いたことがあるようでない...」




    エレン「お前はなんて言うんだ?」




    ???「私の名前は【ミカサ・アッカーマン】出身は、ウォールマリア第一中学校」




    エレン「ウォールマリア第一...って」




    ミカサ「? 聞いたことあるの?」ダムッダムッダム




    エレン「あ、あぁ俺らそこに負けたからな」




    ミカサ「...!そう言えば試合後相手選手に脳天唐竹割りされたって噂...あれ本当だったんだ...」



    エレン「そうそう、それ俺だからさ みっともないよな」




    ミカサ「そんなことない。」




    エレン「え?」




    ミカサ「噂が本当ならうちの選手があなた達のチームメイトを馬鹿にしたのも本当でしょ?」




    エレン「え、まぁそうだけど」




    ミカサ「ならそのくらいしても当たり前...例え勝っても負けても相手を馬鹿にするようなことは絶対にしてはいけないってお母さんに教えられた。
    でも脳天唐竹割りはちょっと...」




    エレン「ちょっと?」




    ミカサ「古い...かも」




    エレン「古い...古いよな...古いの!?」




    ミカサ「えっ?だって脳天唐竹割りって確かプロレスの技なはずそして、ジャイアント馬場さんがやったと思うけど...」



    エレン「そうだったんだ...」




    ミカサ「知らなかったの?」




    エレン「あぁ良く母さんの友達のおじさんに悪い事したらそれやられてたからさ...ってか時間やべぇ!!もう行かなきゃ!
    じゃぁな!ミカサ!!」ダッダッダ



    ミカサ「悪さするって...ちょっと子供っぽい?」

  16. 16 : : 2014/04/13(日) 02:50:27
    今日はこの辺で
    そして、自分が本編を書く時はコメントを書くのをさせない設定にします。 前にちょっと視聴者さん同士で雑談がありすぎて嫌な思いをしたので
    それではおやすみなさい
  17. 17 : : 2014/04/13(日) 10:29:52
    期待です!
  18. 18 : : 2014/04/13(日) 11:17:34
    これはダイヤのAのバスケ版みたいな感じのやつですか?
    期待です!
  19. 19 : : 2014/04/13(日) 13:46:16
    >>17 期待ありがとうございます!

    >>18  期待ありがとうございます! 序盤はダイヤのAっぽいですねw ですがこの後からどうなるかわかりませんよぉ~?


  20. 20 : : 2014/04/13(日) 14:00:48
    期待です!
  21. 21 : : 2014/04/13(日) 14:48:54


    1週間後



    イェーガー宅





    エレン「あぁ~あっつぃ...ガリゴリ君食べてぇ...」ダラダラ




    ピンポーン




    エレン「客か? はーい」スタスタ




    ガチャッ




    モブ2「エーちゃん!!勉強捗ってる?手伝い&遊びに来たよ!」





    モブ「おいモブ2、エーちゃんは勉強してるんだから邪魔するなよ?」





    エレン「おぉお前ら!!まぁ勉強はぼちぼちかな...?
    まぁいいや、上がれよ」




    モブ2「お邪魔しまーす」タッタッタ




    モブ「あぁコラ人のお家を走るな!!」スタスタ




    エレン「お前ら変わんねぇなぁ」スタスタ










    モブ2「エーちゃんスイカ持ってきたから後でスイカ割り大会やろうよ!」




    モブ「だからエーちゃんは勉強してるんだから邪魔しちゃダメだって言ってるだろ!」




    エレン「あぁいいぜ、少し暗い息抜きもしないとダメだしな」





    モブ「...」




    モブ2「エーちゃん俺トイレ行ってくる!」タッタッタ




    エレン「お前は情緒不安定かっ!! まぁ行って来い」




    モブ「...エーちゃん、この間はどうだった?」




    エレン「っ...いやまぁすげぇ所だったよ」




    モブ「そっか...それで決めたの?」




    エレン「あぁお前らと行くって決めた」




    モブ「ッエーちゃん!!」




    モブ2「うーぃ、帰ってきた...ぞ
    ってあれ?何でこんなに空気が重いんだ?」




    エレン「あっいやなんでもねぇよ」




    モブ2「エーちゃん、実は俺らから話があるんだ」




    エレン「なっなんだよ、お前まで暗くなりやがって」




    モブ「モブ2...」




    モブ2「ぅん...エーちゃん!東京調査高校に行ってきなよ!」




    エレン「...お前らまで...なんだ...なんなんだよお前ら...
    そんなに俺と要るのが嫌なのかよッ...」




    モブ「そうじゃない!!」




    モブ2「話はモブから聞いたんだ。エーちゃん?無理するなよ!!
    無理して俺らとバスケやらなくてもいいんだよ?」





    エレン「別に無理何かしてねぇよ!!」




    モブ2「エーちゃん?俺ね...小学校の頃まで何やってもつまらなかったんだ。
    だから学校もつまらなかったし友達も出来なかったんだ...でもエーちゃんがバスケに誘ってくれてから楽しみが増えて学校もすごく楽しくなったし友達も増えたんだ!!...
    エーちゃんは...俺らのヒーローなんだよ?」




    エレン「モブ2...」




    モブ2「だから...たまには...俺らがヒーローにならなきゃエーちゃんはいつまで立っても俺らのヒーローのままなんだ!!」




    エレン「だからなんだよ!俺はお前らのヒーローならいいじゃねぇか!!」




    モブ2「そこで止まっちゃダメなんだ!!」




    エレン「っ」




    モブ2「「エーちゃんは...エーちゃんは...

    皆のヒーローにならなきゃダメなんだ!!」




    モブ「モブ2...あぁそうだよ、エーちゃん。
    モブ2の言う通りさ! 皆のヒーローをいつまで立っても俺らだけ助けてもらってちゃダメなんだ!」




    エレン「モブ...お前も...」




    モブ2「今度は...俺らがエーちゃんの背中を押す番だ!!」




    エレン「...くっ...馬鹿野郎...」ポロポロ




    モブ「エーちゃんこれ...」スッ




    エレン「? なんだこれ?リストバンドか」




    モブ「俺らバスケ部で作ったんだ! これ俺らとエーちゃんがいつまでも親友の証だ」スッ




    エレン「証...」スッ




    モブ2「俺のは青!」




    モブ「俺のは赤」




    エレン「俺のは緑か」




    モブ3・4・5「俺達も付けてるぜ(ますよ)!!」




    エレン「お前らまで...」




    モブ「ふふっ...エーちゃん、先に行って待っててよ」グッ




    エレン「っ...いいのか?俺なんかが先に行ってて」




    モブ2「あぁ全然大丈夫だぜ!インターハイ・ウィンターカップで待ってて!!」グッ




    モブ3・4・5「待っててくれ(ください)!!」グッ




    エレン「...っ...俺は幸せ物だなッ!!
    こんな奴らに背中を押されるなんてな! 約束だぜ!」グッ





    モブ「エーちゃん...うん!約束だ!!」

  22. 22 : : 2014/04/13(日) 15:11:52



    夏休みが終え、学校の日





    職員室








    モブ先生「なにぃ!?東京調査高等学校に入るだとォ!?」





    エレン「あぁ!あいつらと決めたんだ...俺が先に行ってあいつらを待つ...ってな!」





    モブ先生「...どうしてだ?」




    エレン「は?どうしてもこうもあいつ等と決めたんだよ」





    モブ先生「お前とあいつ等の仲はそれくらいだったのか!?
    お前はあいつ等と一緒の高校に行ってインターハイ・ウィンターカップを目指すんじゃなかったのか!?あぁ!?」





    エレン「あいつ等が俺の背中を押してくれたんだよ!!
    何でお前がそんなに怒ってるんだよ!それにお前には何も関係ないに決まってるだろッ!!」





    シーンッ






    モブ先生「..か 関係ある...」





    エレン「は...」





    モブ先生「お前のお父さんに頼まれたんだ...お前を後悔させないようにと...」





    エレン「父さんが...?」





    モブ先生「お前の父さんが行方不明になる前...俺は電話で言われたんだ」





     グリシャ「先生...他愛も無いことを頼みますがお願いです...あいつを...エレンをよろしくお願いします...」





    モブ先生「俺は声しか聞いてないからわからないが確かにお前の父さんは...泣いていたと言うことを!!」





    エレン「っ!!」





    モブ先生「だから俺は...お前を立派な大人にさせる...いや高校生にまでに人生に置いて大事なことを教えると...そう、お前のお父さんに頼まれたんだ!!」





    エレン「そんなこと...知ったことかよ...」





    モブ先生「なんだと!?」





    エレン「あんな奴俺の親父でも何でもないッ!!
    母さんの葬式にも来ないあいつなんて...家族何かじゃない!!」




    バシッ





    モブ先生「...あっいや今のは」




    エレン「うっ...」ダッ タッタッタ




    モブ先生「エレン...
    くそったれ! 何で俺は殴ったんだ...息子じゃないのに」




    校長「...モブ先生」





    モブ先生「わかってます...首にしてください
    俺は生徒を殴った...」





    校長「わかりました。
    ならあの子が卒業するまでうちにいてもらって、それからはシガンシナ高校当たりにでも転任しますか」




    モブ先生「ッ!!校長!!」





    校長「私は今まで何十年とここの校長をしてきました。
    ですがここまで生徒思いな先生もなかなかいませんよ」





    モブ先生「校長...ありがとうございます!!」

  23. 23 : : 2014/04/13(日) 15:35:55



    カルラ・イェーガー 墓







    エレン「母さん...俺は一体...どうすりゃいいんだ?」





    スタスタ




    モブ先生「! エレン!!」





    エレン「っ! 」タッタッタ





    モブ先生「待て!エレン!!」ガシッ





    エレン「...離せよ」





    モブ先生「話を聞いてくれないか?エレン」





    エレン「? 何のですか?」





    モブ先生「今日はお前に真実を話す」





    エレン「真実?」





    モブ先生「あぁ...実はお前の親父さん、グリシャさんは...生きている」




    エレン「はっ!? い 生きてる!?ふざけんなよ!いくらなんでも母さんの前でそういう冗談は許さねぇぞ!!」グッ





    モブ先生「...嘘ではない 本当だ」





    エレン「ぅ...くそっ
    なんだよ...今年は六のことがねぇ...」





    モブ先生「話を続けるぞ。
    実はお前の親父さんは、さっきも言った通り死んではない。
    親父さんは今アメリカにいる」




    エレン「は...ははっ...いきなりぶっ飛んだ情報だぜ...」




    モブ先生「そして、事情は私にも詳しくは知らないが今はアメリカでドクターをしている。
    そして...」スッ




    エレン「...なんだよそれ」




    モブ先生「親父さんはお前が高校を出たらこれを渡してくれと言われている。」





    エレン「...航空券?アメリカ?」





    モブ先生「あぁそれでアメリカに行ってみれば真実がわかる」





    エレン「ふっ、今から行けってか?冗談じゃねーぞ」





    モブ先生「いや今じゃない。高校を出てからだ」





    エレン「話ってこれだけか?」





    モブ先生「あぁそれだけだ。」





    エレン「全く先生も意味わかんねぇが親父はもっと意味がわかんねぇ」




    モブ先生「...ってこい」





    エレン「は?」





    モブ先生「行って来い!東京調査高校でバスケをしてこいって言ってるんだ」





    エレン「! なんだよ、さっきと全然違うじゃねーか...」





    モブ先生「あぁそうだ、俺はお前がシガンシナ高校に行くと言って安心してた。 だからこの航空券のこともきっと意味をわかってくれるだろうと思った...だが現実は違うな
    例えお前がどこに行こうともこいつを受け取るタイミングは高校出てからじゃねぇ..ってな」




    エレン「今も全然意味わからねぇよ...ったくこの1ヶ月間すっげー頭使ってるから今頭がいてぇよ...」





    モブ先生「俺がお前に教えられる言葉はこれ最後だ
    悔いを残すな、今の自分を尊敬するんだ。 例えどんな道を歩もうとそれは間違えじゃないし正解でもない。
    正解の道は自分で作るんだ」




    エレン「ぷっ...ふはっはっは、何で最後までかっこつけてるんだよ...ふふっ」





    モブ先生「おい!今かっこ良く決めたと思ったのに...全くお前ってやつは...」





    エレン「ふふっふ...はぁ~やっと落ち着いたぜ
    おし、先生俺決めたぜ」





    モブ先生「何だ」





    エレン「俺は...俺は...



      東京調査高校に行って、あいつ等とインターハイ・ウィンターカップで戦って、その後は...意味わかんねぇ真実を作りやがった親父に会いに行くって!」





    モブ先生「...あぁお前らしくていいじゃねぇか」





    エレン「よし!そうと決まれば早速ハンジって言う人に連絡してスポーツ特別推薦を受けて、東京調査高校のバスケ部のレギュラ取って来るぜッ!!」

  24. 24 : : 2014/04/13(日) 16:06:45



    プルルルルッ プルルルルッ プルルッ ガチャッ




      ハンジ「はい、こちらハンジ・ゾエです。」





    エレン「あぁハンジさんですか?エレン・イェーガーです」





      ハンジ「あぁエレン君か!ちょうど私も君に話があってねぇ」





    エレン「話ですか?何ですか?」





      ハンジ「いや君から先にどうぞ」





    エレン「あっはい、俺東京調査高校に入ります。」




      
      ハンジ「ふふふっ...もう承知のうえだ!ハッハッハ!!」





    エレン「それでハンジさん、話ってなんですか?」





      ハンジ「あぁそうだったそうだった、君うちに来るってことは登校はどうするつもりだい?」






    エレン「えっ...あぁっ!!!! そうだった!!こっからあっちまで4時間かかるんだった!!」





      ハンジ「ふふふ...だと思って私が探っておいたんだ。
    君の親戚か何かが近くにいないかってね!」





    エレン「さすがハンジさん頼りになる人だ!!」





      ハンジ「そうだぞぉ?もっと私を褒めろ!そして私の下僕になれ!!」





    エレン「それは嫌です」





      ハンジ「えぇぇえ~いいじゃない別に~何かが減るわけでもないのに~けちなだな~エレンわ~」





    エレン「いいから早く話してくださいよ」






      ハンジ「あっそうだよ、実はね学校の最寄り駅の2つ隣の駅の近くに君のおじいちゃんが居候しているんだ、そしてそこの人に許可を取ったんだ!!」






    エレン「えっ本当ですか!?やったぁぁああ!!
    爺ちゃんなんて何年ぶりだろう...」






      ハンジ「取り敢えずそこの家の地図を今FAXで送ったから!!
    荷物は早めに送った方がいいよ!そして入学式は4月5日だから!じゃっ」プツッ プーッ プッー





    エレン「切るの早...けど!
    よぉぉおっし!燃えてきた!! こうしちゃいられない!練習だぁ!!」タッタッタ ガチャッ 




    タッタッタ





    エレン「あぁ忘れてた!」




    チーンッ




    エレン「母さん...俺ッ...東京に行ってくる!そして、少しの間だけどここを離れることになった...
    大丈夫だって!母さんもちゃんと爺ちゃんの所まで連れて行くから!!」



  25. 25 : : 2014/04/13(日) 16:08:37
    >>20 期待ありがとうございます!

    少し休憩してからまた書きます
  26. 26 : : 2014/04/13(日) 18:23:32





    時は3月下旬









    シガンシナ南駅









    エレン「じゃっ、行ってくるぜ!!」





    モブ「うん、東京行っても頑張ってね!こっちもすぐにとは言わないけど、必ずインターハイ・ウィンターカップに出場してエーちゃんに勝つから!!」グッ





    エレン「あぁ待ってるぜ!相棒」グッ




    モブ2「エーちゃん!今までホントに世話になったよ!
    ...ひぐっ...やっぱ俺らの...ヒーローだよ...エーちゃんわ...ひぐっ」ポロポロ




    エレン「おいおい、モブ2泣くなよ! これじゃぁまるで俺がいじめてるみたいじゃないか」





    モブ2「ぅん...うん、もう大丈夫! さぁヒーローは頑張って皆を助けてあげてね!」ポロポロ





    エレン「おう、任せろ...ったくしまらねぇ奴だな。ほら、これやるよ」ヒョイ




    モブ2「え、このハンカチって...」




    エレン「これは俺が作った奴だ/// だ 大事にしろよ///」プイッ




    モブ2「いやでも!」




    エレン「ならインターハイ・ウィンターカップで対戦した時俺に勝ったらこれを返してくれ それまではこれをモブ2に預ける」




    モブ2「エーちゃん...うん!絶対勝ってこれエーちゃんに返すよ!!」




    エレン「そう言われるとまるで要らないみたいな言い方だな」ハッハッハ




    モブ2「そんなことないよ!ただ...やっぱりエーちゃんには敵わないよ」ハッハッハ





    モブ3・4・5「これ俺達からの贈り物だ(です)!」スッ




    エレン「えっこれって...」




    モブ3・4・5「何が入ってるかはお楽しみだ(です)」ニコニコ




    エレン「あぁ、ありがとうなモブ3兄弟」




    モブ「...さぁエーちゃん時間だよ」




    エレン「おう、行ってくるぜ
    待ってるからな!!絶対来いよ!!」スタスタ




      ドアが締まります。ご注意ください



    プシューッ ガチャッ





    エレン「...よし!絶対まっt !!」




    モブ2・モブ3兄弟「ホントはもっとエーちゃんと...バスケがしたかった(です)」ポロポロ ニコニコ




    エレン「は...どういうことだよお前ら...」ガンッ




    モブ「エーちゃん!行ってらしゃい!!」ポロポロ




    エレン「おい!!お前らあれは嘘だったのかよ!!おい!!」ガンッガンッガンッ




     ガタンゴトン ガタンゴトン ガタンゴトン




    モブ2・モブ3兄弟「エーちゃん!!」タッタッタ




    エレン「っぐ...ひぐっ...くそぉ...あいつら...嘘付いてやがった...くそっ!!」ポロポロ





    モブ「さよなら...そして、いってらしゃいエーちゃん」



  27. 27 : : 2014/04/13(日) 19:19:08



    電車内









    エレン「ふーーっはーーーっ...よし落ち着いた!
    それで俺が居候させてもらうお家は...これか!
    ってことは最寄りは2つ隣だから...ウォールマリア山駅...山!?」





    ガタンゴトン












      えぇ次はウォール・マリア山駅~







      ウォール・マリア山駅~お忘れ物のないようご注意ください






    スタスタ




    エレン「よっしゃーー!!着いたぞ!!東京!!」





    ハンネス「何だ?あの少年は...あれどっかで見たことあるなぁ
    誰だっけか...まぁいいや、仕事仕事~」チャリンチャリーン





    エレン「着いたはいいが...全然地図読めねぇ...そうだ!人に聞けばいいんだ!」





    スタスタ





    エレン「あっ! あのすみません!聞きたいことが」




    ???「っ!? 不審者!?」




    エレン「いや不審者じゃないです。」




    ???「不審者は自分のことを不審者じゃないって言わない...のでお前は不審者! クッ!」タッタッタ




    エレン「えっおい!待てよ」タッタッタ




    ???「付いて来るな!!」タッタッタ




    エレン「俺は不審者じゃねぇって言ってんだろ!!」タッタッタ




    ???「来ないで!!」ピタッ




    エレン「だから...聞きたいことがあるって...言ってんだろ...」ハァハァ




    ???「不審者はそうやって聞きたいことがあると言って、近づいてくる!...なら宣戦布告だぁ!!」ドカッ




    エレン「いでっ!?」ドタ




    ???「すっーーーはっーーー、!? またやる気か!不審者」スッ




    エレン「だから!話を聞けよ!!!!」




    ???「」ビクッ




    エレン「...あっあのここわかりますか?」スッ




    ???「...やっぱり貴様は不審者だ!!」バキッ




    エレン「うぐっ!? ってぇな! 何で急に蹴るんだよ!!」




    ???「何故お前は私の家まで知っている...はっ!まさか貴様ストーカーか!ここで潰す!」スッ





    エレン「待て待て!俺は本当に不審者じゃないって!!
    俺今日からここに居候させてもらうだ...って今お前これお前のお家って言ったか!?」





    ???「えっ...まさかあなたが今日から居候する子?」





    エレ??「えぇぇええ!?」


  28. 28 : : 2014/04/13(日) 19:19:17










































































  29. 29 : : 2014/04/13(日) 20:26:42



    スタスタ






    ???「ここ」




    エレン「お、おう
    って結構広いな」




    ???「あらー!ミカサ!おかえりなさい!お客さん?」




    ミカサ「あっお母さんただいま、いやこの人が今日から居候する人...らしい」




    エレン「ここまで来てまだ疑ってんのかよ...」




    ???「あらあら、あなた達仲がいいのね!
    あなたがグリシャさんの息子のエレン君?」




    エレン「はい!エレン・イェーガーです!
    今日から3年間よろしくお願いします!!」




    ミカサ「えっ...(3年も...いるの...)」




    ???「私はここの家を借りてる【ミコト・アッカーマン】です。困ったことがあったらおばさんに何でも相談してね。
    ほらミカサも自己紹介しなさい!」




    ミカサ「えっ...ミカサ・アッカーマンです...よろしく...」




    ミコト「ごめんなさいねぇ、この子勘違いが多いのよ。それに人見知りだから部活やっててもなかなか友達が出来ないのよ」




    ミカサ「お母さん!そんなことわざわざ言わなくても!!」




    エレン「は...ははっ...(あれ、何でだろう...何か懐かしいこの感じ...)」ポロポロ




    ミコト「! エレン君どうしたの?」




    ミカサ「?」




    エレン「え...あれ、何で涙が出てるんだ...」ゴシゴシ




    ミコト「」ギュッ




    エレン「ッ!?」




    ミコト「寂しかったでしょう、あなたのお母さんのようになれるかどうかわからないけど、今日からあなたはうちの家族よ」




    エレン「...はい...ぁりがとうございます」ポロポロ




    ミカサ「...じゃぁ私出かけてくる」




    ミコト「あらミカサちょっと待ちなさい」




    ミカサ「なぁにお母さん?」




    ミコト「エレン君あなたも確かバスケ部だったわよね?」




    エレン「はい!高校でもバスケをやります!」




    ミコト「ならちょうど良かった!二人でバスケをやればいいじゃない!ミカサもバスケする友達がいないでしょう?ちょうどいいじゃない!」




    ミカサ「えっ何でこんな不審者とバスケ何か...」




    エレン「俺だってこんな暴力女とバスケはしたくないです」




    エレミカ「絶対やるもんか!」プイッ




    ミコト「あらあら、二人共いきぴったりじゃない!これは近いうちに孫の姿が見れそうね」




    エレミカ「な、なんでそうなるの(ですか)!!」




    ミコト「ほらごらんなさい!もう名前は決めたの?」




    エレミカ「だから!何でそうなるの(ですか)!!」




    スタスタ




    ???「おぉ~エレンもう来とったか」




    エレン「じーちゃん!」スタスタ




    ???「おぉ~おぉ、随分デカくなりおって...今どれくらいあるんじゃ」




    エレン「まぁ175・6かな
    あっそれより俺の荷物は?」




    ???「あぁそれならさっき届いてたような...届いてなかったような...」




    エレン「もうじーちゃん!しっかりしてくれよ!!」









    ミカサ「ねぇお母さん」




    ミコト「何?ミカサ」




    ミカサ「そう言えば亀ジィの本名って何ていうの?」




    ミコト「亀ジィの本名は確か【ドット・ピクシス】って言ったような気がするわね」




    ミカサ「へぇ~...名前がドットなんて珍しいね」




    ミコト「そうね、さぁそれじゃぁエレン君の荷物運んであげてね!私はこれからお昼ごはんの仕度をしなくちゃいけないから」




    ミカサ「えっ...何で私があんな不審者の荷物なんかを...」




    ミコト「ミカサ...それだから友達が少ないのよ?
    もっとフレンドリーに生きていかなきゃ!!」スタスタ




    ミカサ「母さんは逆にフレンドリー過ぎなんだと思う...」









    エレン「あっ、あったあった」スタスタ





    ピクシス「おぉそこにあったのか、若者はいいのぅ
    そんなに元気があって」




    エレン「じーちゃんだってまだまだ若いじゃないか!」




    ピクシス「よぉいいおるのぉ ハッハッハ」




    スタスタ




    ミカサ「はい、これ」スッ




    エレン「あっありがとう」




    ミカサ「...ねぇ前どこかで会わなかった?」




    エレン「そうか?う~ん...わかんねぇや
    俺記憶力悪いし」スタスタ

  30. 30 : : 2014/04/13(日) 20:44:38



    エレン&ピクシス部屋






    エレン「じーちゃんと相部屋か!」





    ピクシス「そうじゃ、残念じゃったのぉ
    ミカりんと同じ部屋じゃのくて」




    エレン「誰があいつと...あいつといたらまた殴られそうだし」




    ピクシス「...そうじゃ、エレンに渡したい物があるんじゃった!
    これじゃ」スッ




    エレン「? これは?」




    ピクシス「グリシャから送られてきた物じゃ」




    エレン「っ...」グシャグシャ




    ピクシス「なにしてるんじゃ」




    エレン「あいつ何か家族じゃねーよ...母さんの葬式も来ずに行方不明と見せかけてアメリカにバカンスに行ってましたなんて...笑っちまうぜ」




    ピクシス「そんなにグリシャを責めんでも...いいんじゃのぅか?」




    エレン「...とにかく俺は、あいつを許さない
    バスケ行ってくる!」タッタッタ




    ピクシス「そうか...まぁ何事にも元気が一番じゃ
    頑張れよビスケット」




    エレン「じーちゃんビスケットじゃなくてバスケットだって」



      イッテキマース





    ピタッ





    エレン「なんだよ」




    ミカサ「お母さんにバスケ一緒にやっててって言われたから」




    エレン「...わかった。行こうぜ」




    ミカサ「あっ...うん!」パァ




    エレン「あっやべ、自転車ないんだった」




    ミカサ「亀ジィの自転車借りていけば?」




    エレン「そうするか、おーい!じーちゃん自転車借りていいか~?」




     ガラッ オーウ、イイゾォ




    エレン「よし許可得たし行くか!」ガラガラ




    ミカサ「うん」ガラガラ


  31. 31 : : 2014/04/13(日) 21:44:04



    ウォール・マリア山公園






    チャリンチャリーン






    ギィィッ





    エレン「へぇ、ストバスか!」





    ミカサ「ストバス?って何?」




    エレン「は?ストバスはストリートバスケって言う意味だろ?
    違うのか?」




    ミカサ「私は知らない。初耳」




    エレン「そっか、まぁ取り敢えずやろうぜ
    ボールは?」





    ミカサ「え?だってあなたが持ってきてるでしょ?」





    エレン「はぁ!?持ってきてねぇよ!
    ってかボールなんてねぇよ!」




    ミカサ「...ハァ...全く世話が焼ける不審者だ」




    エレン「誰が不審者だ!この暴力勘違い女が!」




    ミカサ「ムッ その言葉には頭にきた」スッ




    バキッ




    エレン「いってぇ~
    てめぇ女のくせしてなんつぅ筋肉してんだ」




    ミカサ「あなたの言葉使いが悪かった、ので私は怒った」




    ギャーギャー




    ???「? 修羅場?」スタスタ






    エレン「くっそぉ、1on1さぇ出来れば俺が余裕で勝ってたのによぉ」




    ミカサ「私に勝てるなど10年早い、これでも私はウォール・マリア代表に選ばれた」ドヤ




    エレン「だから何だよ!どうせ試合に出てねぇんだろ!」





    ミカサ「ちゃんと試合に出てる」





    エレン「嘘つけぇ!お前見たいな奴絶対試合なんて出てねぇだろ!!」





    ???「まぁまぁ二人共落ち着いて!」




    エレミカ「今取り込み中!!黙ってて(ろ)!」





    ???「ごめんなさい」ショボーンッ




    ミカサ「っ! アル...ミン?」




    アルミン「あれ、ミカサじゃないか!久しぶりだね!!」




    ミカサ「ホントに久しぶり!元気にしてた?」




    アルミン「うん元気だったよ、...でそちらの方は?」




    エレン「あ? あぁエレン・イェーガーだ」




    アルミン「エレン...あれっ!エレンじゃないか!」




    エレン「えっ?誰だよ!?」




    アルミン「覚えてるかな?小学校の4年生まで一緒だった!」




    エレン「...すまん、覚えてねぇわ」




    ミカサ「アルミン、こんな不審者と話してたら襲われちゃう!」




    エレン「だから!不審者じゃねぇって何回言えばわかるんだよ
    この筋肉女!」



    ミカサ「くっ」




    エレン「ガルルルッ」




    アルミン「まぁまぁ二人共抑えて抑えて!」







    アルミン「それより二人共公園で何してるの?」




    ミカサ「それがバスケをしようとしてたんだけど、あいにく不審者がボールを忘れたせいで出来なくなった」




    エレン「あぁんもう!不審者じゃねぇっつの!筋肉暴力女!!」




    アルミン「ボールなら僕持ってるけど」




    エレン「出来した!あの暴力女とは違う!!」




    ミカサ「さすがはアルミン!この不審者とは違う!!」




    ガルルルッ





    アルミン「二人共喧嘩するならボール貸してあげないよ」




    ミカサ「ごめんなさいアルミン」




    エレン「すまんアルミン」




    アルミン「ふふっ、二人共バスケ好きだからそこだけはいきぴったりだね!」




    エレミカ「あっ」




    アルミン「いいよ、じゃぁ僕も混ざっていいかな?」




    ミカサ「もちろんいいよ」




    エレン「あぁ二人だけじゃ寂しいからな!」




    アルミン「ありがとう!」





    ダムッダムッダム





    アルミン「そう言えばミカサは高校どこに入ったの?」ダムッダムッダム





    ミカサ「私は東京調査高校」




    アルミン「へぇ一緒だね!」




    ミカサ「アルミンも?」




    アルミン「うん!なんとかバスケで強い学校に入って強い人とレギュラー争いしてみたいからね!」




    ミカサ「また3年間宜しくね」




    アルミン「うん、よろしく!
    所でエレン君はどこの高校なの?」




    エレン「えっ俺は東京調査高等学校だけど」ダムッダムッダム




    アルミン「すごい!ここの三人全員調査高校だ!」




    エレミカ「えっ(はっ)!?」




    アルミン「何だ知らなかったの?二人共」




    エレミカ「知らないも何も今日知ったばかりだし」




    アルミン「えっそうなの?」




    エレン「今日からこの暴力女のお家に居候させてもらうんだ。
    つっても別部屋だけど」




    アルミン「へぇ...何かいいね」




    エレミカ「良くない(ねぇわ)!!」




    アルミン「ホントに君らって行合ってるよね」クスクス

  32. 32 : : 2014/04/13(日) 22:03:32
    期待です
    それとエレンは高校見学の時ミカサにあってるような...性格も変わってないですかね?
  33. 33 : : 2014/04/13(日) 22:05:33
    >>32 期待ありがとうございます! 性格?変わってるかもですねぇ?もしかしたらこの6ヶ月の間で何かがあったのかもしれませんよ?
  34. 34 : : 2014/04/13(日) 22:18:46




    昼12:30










    アルミン「あっもうこんな時間だ!僕お昼ごはん食べるから帰るね!」




    ミカサ「うん、またねアルミン」




    アルミン「うん、それじゃ!」タッタッタ





    エレン「何だあいつもう帰っちまったのか」スタスタ





    ミカサ「うん、そろそろご飯だって」ブーッブーッ




    パカッ




        ミコト「おデート中失礼します!お昼ごはんが出来たから帰ってきて~」





    ミカサ「」パカッ





    エレン「ん?なんだよ、返事返さなくていいのか?」





    ミカサ「あなたには関係ない。」タッタッタ





    エレン「えっおい!どこ行くんだよ!」タッタッタ

  35. 35 : : 2014/04/13(日) 22:45:15





    アッカーマン宅






    ミカサ「ただいま」ガチャッ





    エレン「た、ただいまです。」





    ミコト「あらあらおかえりなさい!二人共
    手繋いで帰ってこなかったの?」





    エレミカ「何でそうなるの(んですか)!!」




    ミコト「お昼ごはん今日はそーめんよ!
    二人共じゃんじゃん食べてね!」





    エレミカ「はぁ~い(はい)!!」














    ごちそうさまでした!!





    エレン「あ~食った食った!!」





    ミコト「さぁて二人は明日の用意でもしときなさいね!
    明日からバスケ部の練習始まるんでしょ?」





    ミカサ「うん、朝5時半集合だから今日は訳寝なきゃいけない」




    ミコト「エレン君は何時集合なの?」





    エレン「えっ...いや...あの(やべぇハンジさんから聞くの忘れてた)」





    ミコト「もしかして同じ時間?」





    エレン「えっと...聞いてないんです...時間」





    ミコト「あらそれは大変、ミカサ確かアルミン君も同じだったわよね?」





    ミカサ「うん、同じだけど」




    ミコト「だったらメールか電話で聞いて上げなさい!」




    ミカサ「えっだって...こんな不審者のため何かに...」




    ミコト「ミカサ!!」




    ミカサ「」ビクッ




    ミコト「あなたね、いくら自分のトラウマが怖くて人を信用してなかったとしてもあなたから信用なんてしないと相手も信用するはずないでしょ!」





    ミカサ「ッ母さんのバカ!! 私の気持ちなんて分からないくせに知ったようなこと言って...もう知らない!」タッタッタ




    ミコト「ミカサッ!!」





    エレン「...あの」





    ミコト「あっごめんなさいねエレン君、あの子前にあったトラウマをまだ恐れているのよ」




    エレン「トラウマ?」





    ミコト「えぇ去年の12月にね...」




    エレン「...俺あいつと話してみます」タッタッタ




    ミコト「気をつけてね!
    青春っていいわねぇ ふふっ」

  36. 36 : : 2014/04/13(日) 23:28:11





    タッタッタ





    エレン「ハァ...ハァ...あいつ足はえぇよ...」タッタッタ















    河川敷







    ミカサ「はぁ~...」




       ミコト「あなたね、いくら自分のトラウマが怖くて人を信用してなかったとしてもあなたから信用なんてしないと相手も信用するはずないでしょ!」





    ミカサ「(私だって...本当は信じたい...けど...けど)」




      アレレェ~ コンナトコロデ カワイイコチャンガヒトリデナニシテンサ




    ミカサ「? 誰」




    不良「誰だっていいだろ、なぁ俺らとどっか行かない?」サワッ




    ミカサ「触るな!」バキッ




    不良「いってぇなこのクソアマがぁ!」バコッ




    ミカサ「ぐはぁっ」バタンッ




    不良「チッ、可愛い顔しやがってとんでもねぇ女だな
    けどまぁこれは良い女だぜ」




    ミカサ「なっ何をすr んんっ!!」グルグル




    不良「ちょっと黙ってて貰うよ、お嬢ちゃん」ズルズル




    ミカサ「んんっー!! んふ!! んっん!!」ガサガサ




    不良「くそっこいつ結構重てぇな増しては、暴れまくるし...
    ちょっくら気絶してもらうぜ」バコッ




    ミカサ「ぅっ」バタンッ













    エレン「くっそぉ...どこにいやがるあの暴力女...」タッタッタ




    エレン「おーい、暴力おn...ミカサー!!」




    エレン「おい、返事しろよー!!」














    パッ





    ミカサ「(ん?ここは?...あれ確か変な不良に...あっ)」




    不良「よぉやっとお目覚めか?可愛いお嬢ちゃん」




    ミカサ「んんっ!!(くそっ 全然解けない...)」




    不良「取り敢えずh」



      オーイ ボウリョクオンナ~ イタラヘンジシロ~



    不良「あぁ!?こいつのボーイフレンドか?」




    ミカサ「んっん! んんっ!!(あの不審者!何やってるんだ!)」




    不良「君の彼氏か?」




    ミカサ「んんっ!(誰があんな不審者!)」




    不良「なんて言ってるのか、わかんねぇけど
    取り敢えずやっちまうか」




    タッタッタ





    エレン「あぁ~!!てめぇここにいたのか!
    お前ここで何やってんだよ! ってかお前...そういうプレイが趣味なのか...」





    ミカサ「んんっー!!(違うッ!!ってか後ろ!!)」




    不良「うりゃっ」スッ




    エレン「まぁいいや、早くほどいて帰ろうぜ」ヒョイッ




    不良「あれっ!?」バタンッ




    エレン「ん?あれ!? お前誰だよ...」




    不良「誰だっていいだろ」




    エレン「...あっお前この暴力女の彼氏か!
    なるほどな!あっじゃぁそういう楽しみなデートだったのか?」




    ミカサ「んーんー!!(全然違う!早くほどいて!!)」




    不良「あ、あぁそういう感じだ だから早くどっか行ってくれよ」





    エレン「なんだ、そりゃすまねぇな
    おい、暴力女!あんま遅くまで遊んでねぇで帰って来いよ」




    ミカサ「んんっー!!!!(違うッ!!)」




    エレン「ん?なんだよ何か言いたそうな声しやがって」




    不良「あぁいいから早く行けって!邪魔なんだよ!」




    エレン「あぁわかったわかった。
    じゃぁな!暴力女!」スタスタ




    ミカサ「んっんー!! んーんー!!(違う! 帰って来て! 助けて!!)」ポロポロ




    不良「あーりゃりゃ、ボーイフレンドにもフラれちゃって...残念だね
    その分俺が可愛がってやるよ」スッ




    ミカサ「(人を信用しないと...こうなるのか...
    私は信用したのに...裏切られたのに...
    私が信じてたら...こんなことにはならなかったのに...後悔した。 人を信用しないとこういうことになると...
    良い人生だった...)」ポロポロ





    不良「ふふふっ泣いちゃって、可愛い」









  37. 37 : : 2014/04/13(日) 23:31:33











    タッタッタ




    ガシャーンッ!!






    不良「!?」




    ミカサ「!?」




    エレン「ハァ...ハァ...てめぇ嘘つきやがったな
    この野郎...俺は嘘つく奴は大っ嫌いなんだよ。」




    不良「ぷっ...ハッハッハ...何ヒーローぶってんだよ
    お前が俺に喧嘩で勝てるとでも思ってるのか?」バキボキッ




    エレン「あぁだったらボッコボコに出来ると思う」




    不良「なめんなっ!!」スッ




    エレン「それはこっちのセリフだ、馬鹿野郎!!」スッ




    不良「んなっ!?」




    エレン「バスケ部の反射神経なめんなっ!
    喰らえ    脳天唐竹割り!!」バコッ





    不良「」チーンッ




    ミカサ「!(やっぱりこいつ...夏休みの頃に会った...あの日本語が全然通じなかった奴だ!)」





    スタスタ




    エレン「よぉ...その悪かったよ」マキマキ




    ミカサ「ぷはっ...何であなたが謝るの?」




    エレン「え?だってあの時すぐに気づいとけばもっと早く助けてやれたのにって」




    ミカサ「えっ...」ウルウル




    エレン「だから謝ったんdって何でお前泣いてんだよ!!」




    ミカサ「だって...だって...」




    エレン「!(こいつもしかして...怖かったのか?)」




    ミカサ「すごく...怖った...」ポロポロ




    エレン「ったく」ギュッ




    ミカサ「!...」ポロポロ




    エレン「これでお愛顧だ...ここで助けたからアルミンに明日の練習時間聞いてくれ...それでチャラだ
    いいな?」プスッー




    ミカサ「ぅん...うん...」ポロポロ

  38. 38 : : 2014/04/13(日) 23:33:22
    今日はこの辺で終了したいと思います。
  39. 39 : : 2014/04/15(火) 14:04:27




    スタスタ








    エレン「なぁお前、過去に何かあったのか?」スタスタ




    ミカサ「え...何で知っているの」スタスタ




    エレン「お前の母ちゃんから聞いた」スタスタ




    ミカサ「...そう、母さんから...」スタスタ




    エレン「あとな、お前もっと母ちゃん大事にしろよ?
    この世にお前の母ちゃんは...一人しかいなんだからよ。」スタスタ




    ミカサ「ぅん...わかってる...」スタスタ




    エレン「まぁ聞いてもいいんだったら、聞くよ」スタスタ




    ミカサ「何故?」スタスタ




    エレン「は?何故って...そりゃ困ったときはお互い様だろ?」スタスタ




    ミカサ「いやでもっ...アルミンに練習時間を聞いて、もう助けなんて」スタスタ




    エレン「助けなんていらねーってか? あのな俺は、困ってる奴がいたら助けてやりたくなる症候群なんだよ」スタスタ




    ミカサ「ふふっ、何それ」クスッ




    エレン「じゃぁ...俺が言えって言ったら、言うか?」ピタッ




    ミカサ「...」ウルッ






        「...うん」


  40. 40 : : 2014/04/15(火) 14:27:41



    エレン「ここじゃあれだから、そこのベンチで話そうぜ」スタスタ




    ミカサ「」スタスタ




    エレン「」スタッ




    ミカサ「」スタッ




    エレン「じゃぁ話せよ」




    ミカサ「ぅ、ぅん」









      当時私は、中学3年生で夏の全国中学校バスケットボール大会の予選を勝ち進んでいた時...

  41. 41 : : 2014/04/15(火) 14:53:57


    ラスト一本!!




    女子モブ「ミカサ!!」パスッ




    ミカサ「うあぁぁぁあ!!」シュッ





    ダムッダムッダムダム




    女子モブ「ナイスミカサ!ミカサの調子も絶好調だし絶対優勝出来るよ!!」




    女子モブ2「うん!やっぱりミカサってすごい!!」




    ミカサ「そんなことない、皆のおかげだよ!
    皆がいたから私はここまで強くなれた...皆ありがとう!!」




    女子モブ「ミカサ...絶対優勝しようね!」




    女子モブ2「よぉーし、今から作戦会議も兼ねてムクドナルドに行きますか!」




    ミカサ「え、もっと練習しようよ!」




    女子モブ「いやいやもう何時だと思ってるのよミカサ
    練習また明日出来るからいいよ」




    ミカサ「そ、そんな気持ちじゃ優勝出来ないよ!
    だって3日後から全中だよ? もっと練習して強くならないと!」




    女子モブ2「ミカサの気持ちもわかるけど、皆疲れてて練習所じゃないよ...だから今日は解散しよ?ね?」




    ミカサ「...わかった。じゃぁ私一人で練習する」スタスタ




    女子モブ「じゃぁ明日は朝7時に集合と言うことで!」




     ハーイ オツカレサマデシタ!!




    ヒュー ガタンッ






    ミカサ「はぁ...皆どうして練習を嫌がるのだろうか
    いや女子モブ2の言う通り皆疲れてるんだ。その分私が練習して強くならないと!」





    ダムッダムッダム





    ミカサ「フッ!」シュッ





    スパッ  ダムッダムッダムダム





    ミカサ「なんだろう、この感じ...」ムズムズ




    ダムッダムッダム




    ミカサ「なんだか...寂しい...」ダムッダムッダム





    ミカサ「いやッ!私一人でも強くなるんだ!!」ダムッダム





    ドンッ





    ミカサ「フッ! っ!?」ガタンッ





    ダムッダムッダムダム





    ミカサ「何だろうか今の感覚...もっと...もっと高く飛べるような気がしてきた」





    ダムッダムッダム




    ダムダムダム ドンッ





    ミカサ「うぅぅああ!!」ガシャンッ




    ダムッダムッダムダム





    ミカサ「...さっきより格段と違う...
    高さが...でも、どうして急に?」





    ブーッブーッ





    ミカサ「! メールだ!」タッタッタ




    パカッ




    ミカサ「お母さんだ...」






       ミコト「練習頑張ってる? 頑張り過ぎも体に良くないわよ?体を休めることもトレーニングです。
    さて、今日の夕飯ですがハンバーグを作ろうと思ったの...けど、玉ねぎとケチャップ買忘れちゃった(・ω<) ですので帰りに買って来てください。 
              母より」





    ミカサ「お母さんってば、たまにドジっ子...
    よしお母さんの言う通り今日はこの辺で練習をやめよう。そして、帰りに玉ねぎとケチャップを買いに行こう」スタスタ


  42. 42 : : 2014/04/15(火) 16:20:37



    商店街







    スタスタ






    ミカサ「さすがに夏だから暑い...あとでアイスも買おう」スタスタ





      へい、いらっしゃいいらっしゃい! もうすぐ閉店するから割引しとくよ~





    ミカサ「おじさん、玉ねぎ1つください。」




    八百屋「おぉミカサちゃん!おいよー
    今日も部活かい?」




    ミカサ「はい!もうすぐ全中ですので!」




    八百屋「おぉそりゃめでたい!ならみかんも持っていくといい」ヒョイ




    ミカサ「あっありがとうおじさん!」




    八百屋「じゃぁ玉ねぎ一個88円ね」




    ミカサ「はい100円」




    八百屋「はい、12円のお返しね~ まいど~バスケ頑張ってね~」





    ミカサ「はい!ありがとうございます!」





    スタスタ






    ミカサ「ん?曇ってきた...雨、降るのかな?」スタスタ






        スーパー・マリア



        いらっしゃいませー




    ミカサ「えぇっとケチャップとアイス何にしよう...」











       ありがとうございましたー









    スタスタ






    ミカサ「買い物終わったから早く帰ろう」スタスタ






    ぺちゃくちゃぺくちゃ





      ん? この声は女子モブと女子モブ2と皆?









    女子モブ「ねぇ、最近のミカサチョーうざくない?」





    女子モブ3「わかるわかるー、自分はバスケチョー上手いからって天才ぶっちゃって、マジ気持ち悪いんですけどー」





    女子モブ「そうそう、あと全中優勝なんて絶対出来るわけないじゃん、ね?女子モブ2」






       ミカサ「(っ...え?...どういう...こと...)」





    女子モブ「あれ?女子モブ2どうしたの、何かノリ悪いじゃん」





    女子モブ2「やめようよ皆、ミカサだって頑張ってるんだからさ」





    女子モブ「何あんたいい子ぶっちゃってんの、ホントはあんたもミカサのこと嫌ってるんでしょ?」





    女子モブ2「そんなことないよ!!ひどいよ皆!!そんな悪口言うなんて...前までこんなこと言わなかったじゃない!」




    女子モブ「あーもしかして女子モブ2ミカサの味方するんだー」





    女子モブ3「だったら...あんたも敵にするよ?」





    女子モブ2「て、敵って...皆部活の仲間なんだから」





    女子モブ「それに前からこんなんだよ、私達」





    女子モブ2「えっ...」




    女子モブ3「そうそう、前に起きたミカサのバッシュが無くなったの...あれ私達がやったのよ?あれ言ってなかったっけ?」




       ミカサ「(え...)」ウルウル




    女子モブ2「何それ...ひどいよ...そんなのひどいよ!!
    何でそんなことしたの!!」





    女子モブ「あんたも正直に言っちゃいなよ。ミカサはバスケ馬鹿でめちゃくちゃうざいって」





    女子モブ2「言うわけない!私、帰る!!」ガタンッ タッタッタ



  43. 43 : : 2014/04/15(火) 16:29:18



    ゴロゴロ ピタッピタッボトボトボト








    ミカサ「み、皆そんな風に思ってた...の...?」ウルウル






    タッタッタ





    女子モブ2「あっ...」ピタッ





    ミカサ「ッ! 女子モブ2...」




    女子モブ2「...ミカサ?どうしたの?」




    ミカサ「モブ2も...そういう風に思ってたの?私のこと...」




    女子モブ2「!? 聞いてたの?ミカサ」





    ミカサ「うん...」





    女子モブ2「違うよ...あんなの私初めて聞いたよ。」





    ミカサ「ホント?モブ2は私の友達?」





    女子モブ2「本当だよ!私達親友でしょ?信じて!」





    ミカサ「...ぅん、ぅん...私達親友だよね」ニコッ





    女子モブ2「うん!じゃぁ帰ろうよ」





    ミカサ「うん!」スタスタ


  44. 44 : : 2014/04/15(火) 16:43:19




    次の日の朝練









    ガラガラ






    ミカサ「皆おはよう」スタスタ




    女子モブ「おはよう、ミカサ!」ニコッ




    女子モブ2「お、おはようミカサ」




    ミカサ「おはよう、モブとモブ2」




    監督「よーしお前ら練習始めるぞー」




    皆「はいッ!」








    ダムッダムッダム





    女子モブ2「」ダムッダムッダム





    ミカサ「モブ2!」タッタッタ





    女子モブ2「」パスッ





    ミカサ「あっ」





    女子モブ「ナイスパス!モブ2!」ダムッダムッダム




    シュッ





    スパッ





    ダムッダムッダムダム





    ミカサ「な、ナイスシュート」





    女子モブ「ミカサ!」パスッ





    ミカサ「あっ」バシッ 



    ダムッダムダム




    女子モブ「ちょっとーミカサ!やる気あるの?」




    ミカサ「ご、ごめん(クッわざと取りづらいパスを...)」








    ミカサ「」ダムッダムッダム





    女子モブ「ミカサ!パスッ!」タッタッタ




    ミカサ「モブ!」パスッ




    バシンッ





    女子モブ3「フッ!」





    女子モブ4「ナイススティール!」





    女子モブ「ミカサ、さっきからミスばっかして...ホントにやる気ある?」





    ミカサ「ご、ごめん次こそは...」








    女子モブ「」ダムッダムッダム





    ミカサ「モブ!」タッタッタ




    パスッ





    ミカサ「ッ!」バシッ




    ミカサ「」ダムッダムッダム





    女子モブ2「」ドカッ




    ミカサ「うぁっ」ドタンッ




    女子モブ2「」スタスタ




    女子モブ「またミカサ...今日はもう休んだら?体が疲れてんじゃない?」





    ミカサ「ぅ...大丈夫、まだ出来る」スッ

  45. 45 : : 2014/04/15(火) 16:48:14



      可笑しい...さっきから女子モブ2と目が合わないし



      何よりさっきのタックル...わざと後ろから?



      昨日親友だと信じてたのに...いや私の勘違いだきっと







    監督「よーし朝練終了!」





    皆「お疲れ様でした!!」






    女子モブ「ミカサ今日はどうしちゃったの?」




    ミカサ「あっ...いや大丈夫、午後練には調子を取り戻す」




    女子モブ「そっか、じゃぁ頑張ろうね!」




    ミカサ「うん...(笑顔で答えてくれたけど...昨日あれは忘れない。きっとこれは演技だ。私にはモブ2と言う親友がいる...それだけで十分だ...)」





       そう思っていたが...


  46. 46 : : 2014/04/15(火) 17:09:46




    数日後






    ミカサ「あれ...ない...私のお弁当がない...」キョロキョロ





    女子モブ「どうしたの?ミカサ」





    ミカサ「私の弁当を見なかった?探してもないの」





    女子モブ「あぁ...それなら...

         女子モブ2が捨てたよ?」



    ミカサ「えっ...そ、そんなこと...」





    女子モブ「ホントだって...ほら、このゴミ箱の中に」





     そこの中に入ってた物は...ピンク色の弁当袋の私の弁当箱だった





    ミカサ「!! 誰が!!誰がこんなことを!!」サッ





    女子モブ「だーかーら、女子モブ2だって言ってるじゃん?」





    ミカサ「そんなはずない!モブ2がこんなひどいことするはずない!!絶対にお前が...お前らがッ!!」グッ




    女子モブ「ちょっとちょっと、胸元掴まないでくれる?
    ホントにモブ2がやったんですけどー?本人に聞いてみれば?」




    ミカサ「わかった。これでやってなかったらモブ2に謝れ!!」





    女子モブ「わかったわかった。ほらさっさと聞いてごらんよ」




    タッタッタ





      私は走った。モブ2がこんな事するはずない...だから早くモブ2がやってないってことを聞いて早くあいつらを謝らせる!!






    ガラッ 






    ミカサ「モブ2!」




    女子モブ2「ッ!ミカサ!?」




    ミカサ「モブ2正直答えて、私の弁当箱を捨てたってホント?」




    女子モブ2「えっ?ミカサの弁当箱なんて捨ててないよ!?」




    ミカサ「!! やっぱりあいつがッ!!」




    女子モブ3「おいおい、ちょっと待ちなよ」グイッ




    ミカサ「離せ!」




    女子モブ3「まぁ話を聞けって、なぁ!モブ2お前今朝ピンクの弁当袋の奴ゴミ箱に捨てたよな?」




    ミカサ「ッ!! さっきモブ2に聞いたがモブ2はやってないと言った!!」




    女子モブ2「えっ?あっ、うん ピンク色の弁当箱は私が捨てたよ」




    ミカサ「ッ...嘘でしょ?」ポロポロ




    女子モブ2「えっミカサ?どうして泣いてるの?」





    女子モブ3「あっはっはっは、こいつ頭悪りぃな!はっはっは」ゲラゲラ




    ミカサ「嘘...だってさっき...私の弁当箱は、捨ててないって...」ポロポロ




    スタスタ



    女子モブ「ありゃりゃもう始まっちゃったか?はっはっは」





    女子モブ2「え...どういうことモブ...あれって...ミカサのじゃないって言ったじゃない...嘘、あれミカサのだったの...?」





    ミカサ「...クッ」ダッ




    タッタッタ




    女子モブ「ありゃりゃ、モブ2あんたは大変なことをしちゃったね!」





    女子モブ2「モブ!あれはミカサのじゃないって言ったわよね!?嘘ついたの!?あれは本当はミカサのだったの!?」




    女子モブ「あぁあれは本当はミカサのだ!あっはっは...やべぇマジ笑いが止まらねぇよ!自分で親友を裏切っちゃってさぁ あっはっはっは!!」




    女子モブ2「うそ...でしょ...じゃぁ私はミカサのことを...」バタンッ ポロポロ














    タッタッタ






      信じてたのに...信じてたのに...裏切られた...



     すべてが嘘のように思えてきた...もう友達なんていらない。
       


       私は、私一人で生きていこう...そう誓った。


  47. 47 : : 2014/04/15(火) 17:21:35




    アッカーマン宅









    グスンッグスンッ






    ドンドンドン





    ミコト「ミカサー?起きなさい!朝よ?もうすぐ全中の試合なんじゃないの?」





    ミカサ「いかない、もうバスケなんてやめる」




    ミコト「何があったの?母さんに話てごらん」





    ミカサ「...ぅん」 ガチャッ





    スタスタ





    ミコト「ミカサ?何があったの?」





    ミカサ「おかぁさん...私...もう...友達なんて...いらない」




       そして、私はすべて今までにあったことを母と父に話した。






    ミコト「辛かったね。悲しかったね。ごめんね、母さんが気づいていなくて」





    ミカサ「お母さん...うぁぁああああん」ボロボロ












    そして、学校からも連絡があり、今後こういったいじめがないようにあの2人は謝った。 だが私の傷は全然治らない



       モブ2はあの事件が遭って以来、転校した。



     学校には行くようになった。部活は全中1回戦で120-25で惨敗したらしい。





       その後、私は学校に行っても誰とも話さないし何もしない。 大好きだったバスケも全然やらなくなってしまった。いや嫌いになってしまった。 
  48. 48 : : 2014/04/15(火) 17:35:30




      だがそんなある日のこと 





      うちの学校の男子バスケ部は全中を順調に勝ち進んでいるらしい。
     中でもトリックを使ったみたいなパスを出す選手がいるらしい。
    誰だろう? 今までそんな選手聞いたことがない。ましてはそんな選手がいるんだったら何故もっと早くに有名にならなかったのだろうか?



       どうでもいい、バスケなんてもう嫌いになったのだから




      スタスタ  学校の帰り道ある男の子が声をかけてきた





    ???「あっミカサ?久しぶり!元気にしてた?」





    ミカサ「ぇっ...まぁ」





    ???「君は誰って顔してるね。ひどいなぁ全く
    これでも小学校5年生から同じなんだけど」





    ミカサ「あっアルミン?」





    アルミン「正解!」




    ミカサ「久しぶり、バスケは頑張ってるの?(そう言えばアルミンもバスケをやっているのだった。)」





    アルミン「うん!今日も疲れたよ...あっそうだ!今度ミカサも見に来てよ!うちの試合に」




    ミカサ「全中の?...まぁいいけど(アルミンが出てないんだったら見に行く必要もないような気がするけど)」




    アルミン「うん!僕今年になってやっとレギュラーになったんだ!」





    ミカサ「アルミンが?」




    アルミン「そうだよ?あれ?知らなかった感じかな?」アハハ




    ミカサ「初耳。因みにポジションはどこ?」




    アルミン「う~ん、正式なポジションはないかな?
    けど、SFって言った所かな?」




    ミカサ「アルミンが?それはすごい、是非見に行こう(あのアルミンがSF?ちょっと楽しみかも)」




    アルミン「そっか~ミカサは聞いたことないかな?
    トリックを使ったパスの奴って」




    ミカサ「えっ?聞いたことはある(まさか、もしかして...?)」




    アルミン「まぁ取り敢えず明日の13時からだから見に来てよ
    それじゃぁ僕あっちだから!じゃぁね」タッタッタ





    ミカサ「うん、また明日」
  49. 49 : : 2014/04/15(火) 17:36:31
    ちょっと休憩しますので、コメントオンにしときますね。
  50. 50 : : 2014/04/15(火) 18:34:19
    みかさぁ...ぐすん...
    期待だよぉ...
  51. 51 : : 2014/04/15(火) 18:37:20
    期待ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
  52. 52 : : 2014/04/15(火) 20:18:17
    >>50 期待ありがとうございます! 今後ミカサがどんな形で生活していったのか...期待ですねぇ
    >>51 期待ありがとうございます! 可愛い顔文字ですね!
  53. 53 : : 2014/04/15(火) 21:42:29
    休憩終了
    コメントを一旦Offにします
  54. 54 : : 2014/04/15(火) 22:37:21



    翌日








    全国中学校バスケットボール大会 会場



    ウォール・シーナ体育館








    ザワザワ







    ミカサ「うわー大きいんだ...(アルミンこんなデカイ会場でバスケ出来るなんて...いいなぁ、私も出たかったなぁ...)」





    スタスタ





    ドスッ





    ミカサ「いたっ」




    ???「いってぇな、ちゃんと前見やがれ」




    ミカサ「」ピキッ



      「あなたも前を見ていなかったからぶつかった。ので、あなたも謝らるべき」





    ???「」ピキッ




       「そりゃこっちのセリフだ。お前も前を見ていなかったからぶつかったんだぞ。お前が謝れ」





    ビリビリビリ





    アルミン「あっミカサ!」タッタッタ




    ミカサ「アルミン?」




    ???「チッ」スタスタ




    ミカサ「あっ...くそっ」




    アルミン「あれ?今の人って確か...」




    ミカサ「アルミンの知り合い?」




    アルミン「あっいや知り合いって言うかなんて言うか...
    それより来てくれたんだ!」




    ミカサ「うん、アルミンを応援しに」




    アルミン「ありがとう!僕頑張るね!
    あっそれじゃぁもう始まるみたいだから行ってくる!」タッタッタ




    ミカサ「頑張ってアルミン」




    スタスタ





    ??「はぁ、何で私が」




    ???「いいじゃない!たまには年下のプレーも見て初心に戻ってみよう!!」




    ??「全く馬鹿みたいにはしゃぐんじゃないよ、他人のふりしたくなるじゃないか」




    ???「あっそういうこと言っちゃうの?だったら私一人で観るもん!」プンスカ




    ??「はいはい、悪かったよ。」







    ミカサ「今の人って確か...誰だっけ...まぁいいか」スタスタ

  55. 55 : : 2014/04/15(火) 23:01:03



    ザワザワ





    モブ観客1「おっそろそろ始まるぞ!あの不思議なパスのチームの試合が!」




    モブ観客2「もうそろそろか、こりゃ楽しみだぜ」









    ハンジ「あぁ~いっけねぇ、モブリット!私ノート持ってくるの忘れちゃったみたい!」




    モブリット「何やってるんですかハンジさん!!あんたホントにスカウトする気ありますかッ!!」




    ハンジ「そんなに怒らなくてもいいじゃない~、でも、あのアルミンって言う子はちょっと気になるなぁ」




    モブリット「えぇそうですね、ウォール・マリア第一中学校に突如現れたマジシャン...アルミン・アルレルト。
    彼の情報などほぼないに等しいです。 今年の夏の大会2回戦からいきなり出てきましたからね...」




    ハンジ「さっお手並み拝見と行こうか...」ニヤリ








    審判「整列!」



    バッ





    審判「これより全国中学校バスケットボール大会第2回戦の試合を始めます。礼」





    皆「お願いします!!」




    ピーッ





    シュンッ





    モブ1「うらっ!!」バシッ





    観客「おぉ!先攻はマリア第一か!!」





    ダムッダムッダム




    モブ1「ふっ...先制はいただきするぜッ!アルミン!」パスッ




    アルミン「」バシッ




    ヒュー




    バシッ




    モブ2「ナイスパス!アルミン!」ダムッダムッダム





    観客「早速出やがった!トリックプレーのパス!」





    ハンジ「ふ~ん...面白そうだねぇ」




    モブリット「えぇ是非うちの戦力になるかと!」




    ハンジ「(確かにトリッキーなプレーだ。自分の影を薄めてボールをはたく、そしたら相手は突然パスが出るなんて思うわけだ...こりゃなかなか面白いじゃないか!
    もしこの子とあのエレン・イェーガーが入ってきたらものすごい攻撃特化のチームになりそうじゃないか!これは絶対取らなきゃだ!!)」











    ミカサ「す、すごい!(アルミンわざと自分の影を薄くして相手をボールに集中させて、味方のパスミスだと思わせといて瞬間的にボールをはたき味方にパスを出す...すごい)」



  56. 56 : : 2014/04/15(火) 23:08:23





    試合終了








    ビーッ






    審判「整列!」





    バッ





    審判「関東憲兵中学校の勝ち...礼!」





    皆「ありがとうございました!!」






    グスンッ グスンッ






    モブ1「くそぉ...俺達がこんなところで負けるなんて...」





    アルミン「...」ウルウル




    モブ1「アルミン!ごめんな!俺らが最後の第4Qをもっと頑張っていたら...」




    アルミン「大丈夫!皆良くやったよ!悔いはない!さぁ胸張って帰ろう!」スタスタ









    ミカサ「アルミン!!」




    タッタッタ




    アルミン「み、ミカサ」ゴシゴシ




    ミカサ「アルミン...あの残念だったね...」




    アルミン「うん...でも悔いはないよ!僕ら3年は高校で頑張ればいいんだしさ!」




    ミカサ「そうね、高校でまた頑張ればいい」




    アルミン「じゃぁ僕皆の所行くね」ニコッ




    ミカサ「あっ...うん、それじゃぁ」スタスタ


  57. 57 : : 2014/04/15(火) 23:14:44




    ハンジ「あ~負けちゃったか~もっとあの子のデータ知りたかったのになぁ~」




    モブリット「そうですね...でも予選データと全中2回分のデータもあるんですし、それにもうあの子を捕まえる気ですよね?」





    ハンジ「あぁ!あの子ともう一人の子がいれば、攻撃面は完璧だ!」














    ??「負けたな」




    ???「うん、そうだね。 でも、もしかしたらうちらの学校にあの子来るかもよ?」




    ??「何で私に言うんだい?」




    ???「えっ?だってそりゃアニあの子のことばっか見てたから」




    アニ「なっ...見てなんかない...」プイッ




    ミーナ「まぁまぁ!照れない照れない!でも照れてるアニちゃんも可愛いですよ~!!」




    アニ「ミーナ...あんた後で覚えときな」ピキピキ




    ミーナ「きゃーっアニたんからご褒美が貰えるぅ~
    今度は何のご褒美ですか!?ヒール蹴りですか!?それともムチ打ちですか!?」スーハースーハー




    アニ「ミーナあんた気持ち悪い」




  58. 58 : : 2014/04/15(火) 23:27:27



    _______________

    _______________________

    ______________________________






    ミカサ「なんだろうこのムズムズ感...」ムズムズ





    ミカサ「もしかして、バスケがしたいの?」ムズムズ





    ミカサ「でも私はもうバスケをしないと決めたはず...
    なのに何故?体が勝手に動いて...バスケがしたい...バスケがしたい!!」








    ミコト「ミカサ、そんなにバスケがしたいならしてきなさい?」





    ミカサ「お母さん...」




    ミコト「我慢...出来ないんでしょ?
    バスケ...好きなんでしょ?」




    ミカサ「ぅん...」




    ミコト「ならたまには自分を許してあげたらいいんじゃない?」




    ミカサ「でもどうやって...?」




    ミコト「わからないならいっそバスケットボールを持ってみなさい。そしたら、もうあなたは我慢した分だけバスケが出来るわ」




    ミカサ「うん...わかった!」


    _____________________________

    __________________

    ________

    スッ





    ジリジリジリーッ






    ミカサ「はっ!」バサッ





    ミカサ「夢...?」





    スタスタ





    ミコト「あらミカサ!起きたの?おはよう」




    ミカサ「あっおはよう、お母さん」




    ミカサ「...お母さん」




    ミコト「どうしたの?ミカサ」




    ミカサ「バスケ...していいのかな?
    自分を許して...いいのかな?」




    ミコト「っ...いいに決まってるじゃない。
    だってあなたの人生なのだもの、あなたが決めたんだったらそれでいいの。あなたが嫌だったらやらなくていいの。」





    ミカサ「っ~...うん!
    今から着替えてバスケしに行ってくる!!」バッ




    ミコト「今からって...今朝の5時よ!?」




    ミカサ「だってずっとバスケやってなかったから体がなまっちゃったから一から全部やり直さないとダメだよ!」タッタッタ





    ミコト「ふふっ...あなたがそれでいいなら母さんもそれがいいと思うわ」クスッ





    ミカサ「行ってきます!!」タッタッタ





    ミコト「いってらっしゃい、遅くなっちゃダメよ?」



  59. 59 : : 2014/04/15(火) 23:28:07
    今日はこの辺でやめときます。
    次回の更新日は不明です。 コメントはonにしときますね。
  60. 60 : : 2014/04/16(水) 16:20:50
    たのしみ
  61. 61 : : 2014/04/16(水) 16:52:19
    楽しみーw
  62. 62 : : 2014/04/16(水) 18:05:08
    もっと俺を楽しませてくれw

    あ、期待っす
  63. 63 : : 2014/04/16(水) 18:21:28
    期待ですな
  64. 64 : : 2014/04/16(水) 18:29:32
    >>60 楽しみコメントありがとうございます!今日更新出来るかどうかわかりませんが近いうちに更新しますので宜しくお願いします。

    >>61 楽しみコメントありがとうございます!まだまだ序盤までしか書いてないので頑張りますんで応援宜しくお願いします。

    >>62 期待&楽しませてくれコメントありがとうございます!実はまだこの話序盤なんですw ですので、これからも皆さんを楽しませますので宜しくお願いします。

    >>63 期待ありがとうございます!書き忘れたのですがバスケの試合とかは【黒子のバスケ】みたいな感じになると思います。ですので黒バスファンの方にはちょっとお気にめさないかもしれません。
  65. 65 : : 2014/04/16(水) 21:25:29
    あと>>35のミコトが言った、「去年の12月にね」ってところを「去年の夏にね」と脳内修正しといてくださいw すみません。
  66. 66 : : 2014/04/16(水) 21:44:34
































  67. 67 : : 2014/04/16(水) 21:48:52















       それからはずっと一人でバスケをしてきた。

     
       これまでも...そして、これからも...だけど


      あなたがうちに来てまだ一日も経ってないけど、私はあなたに救われた。 だから今度は私が________






        あなたを  助ける。
















  68. 68 : : 2014/04/16(水) 22:13:03








    ミカサ「そう決めた。」




    エレン「助けるって...」




    ミカサ「私は、あなたに命を救われた。それだけ」




    エレン「何で男の俺が女のお前に救われなきゃいけねぇんだよ...」




    ミカサ「だって私はあなたにッ!」




    エレン「いい加減にしろよ!
    俺はお前の弟でも子供でもないだろ!!」




    ミカサ「ぁっ...ごめん...なさい」ショボーンッ



    エレン「...ハァ~、ったく...わかったよ...わかったから
    そんなに落ち込むなよ。」




    ミカサ「ッ...うん!」パァ




    エレン「俺が困ってたらの話だからなッ....わかったかこの...すぐ落ち込む女が...」プイッ




    ミカサ「うん!絶対にあなたを助ける!」




    エレン「だから!俺が困ってたらの話だって言ってるだろ」




    ミカサ「うん、わかってる」




    エレン「じゃぁ帰ろうぜ」




    ミカサ「ぁっうん...」プルプル




    エレン「ん?なんだよ、早く立てよ」スッ




    ミカサ「ぁっ...いや...あ、足が...」プルプルプル




    エレン「ハァ...ウォール・マリア代表がそんな数分座ったぐらいで足痺れさせんなよ。 ほら、来いよ」スッ




    ミカサ「えっ...」




    エレン「何してんだよ、早く乗れよ。
    どうせその足じゃ歩けないんだろ?早くしろよ」




    ミカサ「う、うん でも私重い...よ?」




    エレン「おい、俺を誰だと思ってるんだよ!
    俺はな...







    皆のヒーローなんだぞ」







    ミカサ「皆の...ヒーロー?」




    エレン「あぁそうだ、皆のヒーローだ。
    まぁその話はまた今度だ。 今は取り敢えず家まで帰るぞ」




    ミカサ「わかった...乗るよ?」スッ




    エレン「おう、来い」




    ドスッ




    エレン「うぐっ(なんつー体重してんだ!この暴力女は!!...こりゃ60以上あるな...)」ズズズッ




    ミカサ「やっぱり重いでしょ?」




    エレン「そ、そんなことねぇって...ほら、歩くから肩に掴まれ」




    ミカサ「うん」ポンッ




    スタスタ





    エレン「(やべぇよ、やべぇよ これ家まで持つか?こっから家結構距離あるぞ...)」スタスタ




    ミカサ「(エレン重そう...けど、口にしない。何でだろう?)」



  69. 69 : : 2014/04/17(木) 18:29:17
    言えるはずないでしょう!ミカサ少し鈍感で可愛いです
  70. 70 : : 2014/04/17(木) 21:08:26
    >>69 ミカサ可愛いですよね! 今日は更新出来るか曖昧ですのでそこら辺の方を宜しくお願いします
  71. 71 : : 2014/04/18(金) 20:33:25
    面白かった〜
  72. 72 : : 2014/04/18(金) 23:25:23
    >>71 そう言ってもらえると書くときの励みになります!ありがとうございます! ちょっと最近目の調子があまり良くないので更新が遅れるかもしれません。
  73. 73 : : 2014/04/19(土) 20:17:34
    大丈夫ですか? 無理せず頑張ってください!!
  74. 74 : : 2014/04/19(土) 21:24:42
    >>73 心配かけてしまってすみません!明日更新出来ればしたいと思います
  75. 75 : : 2014/04/20(日) 09:50:33





    スタスタ








    ミカサ「あっもうそろそろ着くから降ろして」




    エレン「あ?いいって、リビングまでおぶってやるよ」スタスタ




    ミカサ「いやあの...ホントにいいから」




    エレン「お前まだ気にしてるのかよ、だからいいって言ってんだろ」スタスタ




    ミカサ「いやそうじゃなくて...あの...」




    エレン「? なんだよ」スタスタ




    ミカサ「は、恥ずかしい///」ボソッ




    エレン「恥ずかしいって何がだよ? 別に誰が見るわけでもないんだから」スタスタ




    ミカサ「お母さんとか...」




    エレン「お前の母さん...確かに何か言われそうだな」スタスタ




    ミカサ「そう、だから降ろして」




    エレン「けどお前歩けないだろ?」スタスタ




    ミカサ「大丈夫、もう歩けそう」




    エレン「そうか?なら降ろすぞ?」スッ




    ミカサ「...ありがとう」




    エレン「よし、じゃぁ早く行こうぜ。」




    ミカサ「うん」




    スタスタ

  76. 76 : : 2014/04/20(日) 10:02:22






    ドタッ




    ミカサ「ぁっ」




    ガシッ




    エレン「だからおぶってやるって言ったじゃねぇかよ」




    ミカサ「...」




    エレン「ほら、おぶってやるよ 来いよ」スッ




    ミカサ「いや...大丈夫」




    エレン「はぁ...お前どんだけ強がりなんだよ」




    ミカサ「その代わり...」




    エレン「え?」




    ミカサ「手を繋いで欲しい、転ばないように」




    エレン「手をって...まぁいいよ
    ほら」スッ




    ミカサ「ありがとう」スッ





    ギュッ






    スタスタ






    エレン「(こいつの手、すげぇ冷たい)」




    ミカサ「(エレンの手、すごく暖かい)」




  77. 77 : : 2014/04/20(日) 10:02:41
























































  78. 78 : : 2014/04/20(日) 10:11:28




    アッカーマン宅





    ミコト「あの子達遅いわねぇ...大丈夫かしら」






    スタスタ





    ミコト「ッ!! おかえりなさい。ミカサ!エレン君!」





    ミカサ「ただいまお母さん」




    エレン「ただいまです。」




    ミコト「! あらあらあなた達手を繋いで...ついに出来ちゃったの?」




    エレミカ「出来てません!」




    ミコト「あら、それは残念ねぇ...」



  79. 79 : : 2014/04/20(日) 11:07:29



    夕方








    ミコト「ミカサ夕ごはんの準備手伝ってくれる?」




    ミカサ「うん」




    エレン「俺も何か手伝いますか?」




    ミコト「あらエレン君も手伝ってくれるの?
    それじゃぁお願いしようかしら」




    エレン「力仕事だったら任せてください」




    ミコト「それじゃぁ...」





      ただいまー




    エレン「?誰だ?」




    ミカサ「お父さん」




    エレン「おやじさんか 何の仕事してんだ?」




    ミカサ「土木系...かな」




    エレン「へぇ肉体労働かぁ...すげぇな」




    スタスタ





    ???「おぉ君がグリシャの息子のエレン君かい?」




    エレン「はいっ!今日からよろしくお願いします!」




    ???「ハッハッハ、元気があっていいな!
    あっ私の名前だが【カール・アッカーマン】だ。 よろしくな」




    ミカサ「おかえり、お父さん」




    カール「おぉただいま、ミカサ
    エレン君とはもう仲良くなったかい?」




    ミカサ「普通...かな」




    カール「普通か! エレン君!ミカサのことを頼むよ!!
    ミカサは人見知りで全然話さないと思うが照れ屋なだけなんだ!ホントは可愛い子なんだ」




    ミカサ「お父さん!やめてよ!!」




    エレン「は、ははは」




    ミコト「そうそうあなた、今日この子達散歩から帰ってきた時に手を繋いでたの。 早いうちに孫の顔が見れるわよ!」




    カール「おぉ!そうか!! ならもう名前を決めなきゃな!!
    ハッハッハ」




    エレミカ「ダメだこりゃ」



  80. 80 : : 2014/04/23(水) 16:19:31
    俺このSS見て気づいた。
    ミカサ嫌いだなって思ってたけど
    それSSのエレン愛(病み)が嫌いなだけだったんだ...
  81. 81 : : 2014/04/23(水) 16:22:51
    期待ですな
  82. 82 : : 2014/04/23(水) 16:27:57
    >>80同じく
  83. 83 : : 2014/04/23(水) 20:35:07
    >>80 もしこのssでミカサが嫌いな人が少しでも好きになってくれたら幸いです! そしてミカサファンにとっては嬉しい限りです!

    >>81 期待ありがとうございます! 今年度はリアルが忙しい時期なので、しょっちゅう更新出来るわけではないですのでご理解の方を宜しくお願いします。

    >>82 是非このssでミカサを好きになって頂けると嬉しいです!
  84. 84 : : 2014/04/24(木) 21:49:25
    ここからは、少し飛ばし飛ばしで行きます。
  85. 85 : : 2014/04/24(木) 22:05:40




    翌日









    エレン「ぐがーzzz」ゴロゴロ




    ピクシス「おーい、エレン起きるんじゃ
    ん~困ったのぉ、今日から練習とはりきっといたのは良いんじゃがのぉ」




    スタスタ




    ミカサ「かめじぃ、おはよう」




    ピクシス「おぉ!ミカりん
    丁度良いところにきおったの エレンが起きないのじゃ!愛のキスで起こしてやってくれんかのぅ」




    ミカサ「え!? き、キスを...するの...?」




    ピクシス「やれば一発で起きるかもしれん」




    ミカサ「」ドクンドクン




    バサッ



    エレン「ん...何でお前がいるんだ?」




    ミカサ「エレンを起こしに...来た」




    エレン「...何で今若干間があったんだ?
    何か俺にいたずらでもしたのか!?」




    ミカサ「いやしてない...うん」




    エレン「ならいいが....あっ!そうだ!
    今日から練習だ!!」バッ


    タッタッタ




    ミカサ「あっ待って」タッタッタ




    ピクシス「ふぉっふぉっふぉ、若者はいいのぅ」

  86. 86 : : 2014/04/24(木) 22:15:33
    期待ですな
  87. 87 : : 2014/04/28(月) 18:37:38
    >>86 期待ありがとうございます!今年は受験なので手放すことが多いかもしれません。ですが今日は書く予定です。
  88. 88 : : 2014/04/28(月) 19:04:55











































  89. 89 : : 2014/04/28(月) 19:13:43




    エレン「おい、早く行こうぜ!」ドタバタ




    ミカサ「まだ行っても早い」




    エレン「何でだよ!? 早く行って損はねぇだろ!?」




    ミカサ「そうだとしても...今はまだ朝の5時...」




    エレン「関係ねぇ!早く強豪校のバスケがどんなのか見てみてぇんだ!」




    ミカサ「私もそうしたいけど、いくらなんでも...」




    ミコト「なら公園でウォーミングアップでもしてきたらいいんじゃない? あなた達同じバスケ部なんだし」




    エレン「そうか!じゃぁそうしようぜミカサ」ダッ




    ミカサ「ま、待って」ダッ





    タッタッタ





  90. 90 : : 2014/04/28(月) 19:16:49



    公園





    エレン「よーし、まずは準備運動した後...どうすっか」




    ミカサ「なら1on1を一度やってみたい」




    エレン「1on1か! いいじゃねぇか、ウォール・マリア代表の実力を見てみてぇし」




    ミカサ「そんなに期待されても困る」




    エレン「いいから早くやろうぜ」




    ミカサ「わかった。」
  91. 91 : : 2014/04/28(月) 21:17:47



    エレン「まずは俺が先攻な!」




    ミカサ「うん」




    スッ





      すると、ミカサは脱力した姿勢で構えている





    エレン「!(こいつ!すげぇ威圧だ!さっきまでのこいつとは大違いだ...)」ダムッダムッダム




    ミカサ「フゥーッ」




    エレン「よし...行くぞッ!!」ダッ




    ダムッダムッダム




    エレン「(まずは、スピードの早さを確かめてみるか)」ダムッダムッダム




    シュッ




    エレン「(よし!抜けた!このまま...)」ダムッダム




    バシンッ ダムッダムダム




    エレン「!?(なっ!?いつの間に!?)」タッタッタ




    ミカサ「(なるほど...大体エレンの実力はわかった。
    だが可笑しい...確かに並の選手よりかは体格・実力は高い...が、このくらいの選手なら他にもっといっぱいいる。
    東京調査高校は何故エレンを取ったのだろうか...)」




    ミカサ「次は私のば ッ!!」




    エレン「すげぇ、これがウォール・マリア代表の強さ...やべぇすごい楽し過ぎてニヤけちまう...」ニヤニヤ




    ミカサ「(な、何? この獣のようなオーラは...)」




    エレン「ほら、今度はお前の番だ」パスッ




    ミカサ「うん」バシッ




    ダムッダムッダム




    ミカサ「(ディフェンスはどんな感じなのだろうか...)」ダムッダムッダム




    エレン「」スッ




    ミカサ「(構えは普通...なら)」ダムッダムッダム




    エレン「貰った!」ダッ




    シュッ クルッ




    エレン「はっ!?(なんつーフェイクだよ!)」キュッ




    ミカサ「(ディフェンスもそう悪くない...がやはり...)」ドンッ




    エレン「くっ、ダンクか! させるかッ!!」ドンッ




    ミカサ「フッ!」スッ




    ガシャンッ!!




    エレン「くそっ!(女なのにダンク出来るとか...どんなジャンプ力だよ...)」




    シュタッ




    エレン「悔しい~!!もう一回!もう一回!!」




    ミカサ「ふふふっ、何回でも受けて立とう」




    エレン「じゃぁ今度も俺からだ!」ダムッダムッダム




    ミカサ「」スッ




    エレン「」ダッ




    シュッ クルッ




    ミカサ「!?(これは...さっき私がやったフェイクと同じ!?
    なら次の行動は読めてる!)」キュッ スッ




    エレン「」ダムダムダム




    ミカサ「!(さっきより早い!?)」タッタッタ




    エレン「うぁぁぁらぁぁああ!!」ドンッ




    ミカサ「ダンク!」ドンッ







    ミカサ「...!(何で...何で私の方が早く落ちているの!?
    エレンの方が早く飛んだのに...)」




    エレン「うらっ!!」ガシャンッ



    シュタッ



    ミカサ「(そうか...エレンが何故東京調査高校に選ばれた理由がわかった気がする...)」




    ミカサ「(そして、さっきのとジャンプ力が全然違う...)」



  92. 92 : : 2014/04/28(月) 21:38:02




    1時間後





    エレン「ハァ...ハァ...くそっ...」




    ミカサ「...ふっ~」




    エレン「(俺はこんなにへばってるのに...ミカサの野郎は全然疲れてなさそうな顔だな)」




    ミカサ「もうそろそろ帰ろう、多分朝ごはんも出来てる頃」




    エレン「お、おう そうだな(取り敢えず...こいつはすげぇ強い。それだけわかった。)」








    スタスタ





    エレン「なぁミカサ」




    ミカサ「何?」




    エレン「あの学校のバスケ部ってどんな感じなんだ?」




    ミカサ「私も詳しくは知らないけど、確か1軍と2軍に分かれてて、男女合同練習もあって、1軍・2軍の監督は男女両方の監督をしてるらしい。」




    エレン「恐ろしく曖昧な学校なんだな。
    でも、男女共同って珍しいな」




    ミカサ「うん
    でも、さすがに着替えまでは共同ではないらしい。」




    エレン「んなもん知ってるわ!!ってかそうじゃないとダメだろ」




    ミカサ「それともう一つ重要なことがあって」




    エレン「ん?なんだよ」




    ミカサ「最初は2軍から始まるらしい...だけど、2軍に入る前テストがあるらしい」




    エレン「は?テスト?俺らが?」




    ミカサ「そう、これは一般で入った人も推薦で入った人も皆受けなきゃいけないテスト」




    エレン「それでその試験はなんだ?」




    ミカサ「それは私もわからない。 ただそれに合格しないとバスケ部入部は許されないらしい」




    エレン「ハァ!?推薦で来た奴がもし落ちたらどうすんだよ!?」




    ミカサ「それは大丈夫だと思う。
    なんせこの学校に推薦を貰ったのだから」




    エレン「そうは言ってもだな...で他は何かあるのか?」




    ミカサ「あっ!もう一個思い出した。」




    エレン「おっ何だ?」




    ミカサ「部内での恋愛は許されているらしい。」




    エレン「...ものすごくどうでも良い話なんだが...」




    ミカサ「? どうでも良くない。恋愛は学生のうちからでも遅くない、とお父さんに教わった。」




    エレン「(あの夫婦どれだけ変人なんだよ...)」




    ミカサ「あと合宿が多いとも聞いた。」




    エレン「ホントか!?やったぁー!!バスケで合宿とか夢みてぇだな!」




    ミカサ「ふふっ(合宿だけで喜ぶなんて...エレンって時々子供っぽい)」ニコニコ




    エレン「何笑ってんだよ!今お前俺のこと馬鹿にしただろ!」




    ミカサ「そんなことない。さぁ早く帰ってご飯を食べよう」




    エレン「あっ待てよ!...あいつ話変えやがった...」



  93. 93 : : 2014/04/28(月) 22:09:44





    そして、初めての練習の時間帯







    ガヤガヤ







    エレン「うわっめっちゃいるなぁ。」




    ミカサ「今年のバスケ部入学者は100名と聞いた。」




    エレン「100人って...いくらなんでも多すぎだろ」




    ミカサ「この中から1軍に入れるのはたった5名と聞いた。」




    エレン「5人って...マジかよ...」




    ???「あっエレーン!ミカサー!!」タッタッタ




    ミカサ「!アルミン!」




    アルミン「やぁ二人共!すごい人だよねぇ」




    エレン「この中から5人か...フッおもしれぇ!
    絶対1軍に上がってレギュラーも取って!1年生エースになってやる!!」



    アルミン「エレンはやる気満々だね
    ミカサは?」




    ミカサ「私も目指すはエース」




    アルミン「そっか!二人共エース狙いか...なら僕はいつかこの三人で優勝トロフィーを胴上げさせることかな」




    エレン「おい!何かあっちすげぇ盛り上がってるぞ」




    アルミン「あぁあれは多分...コニーがいるからだ」




    エレン「コニー...誰だ?」




    アルミン「えっ!?あのコニーを知らないの!?」




    エレン「そんなに強い奴なのか?」




    アルミン「強いも何も、全中準優勝チームでしかも、全中プレイヤーベスト5に入った人だよ!?」




    エレン「へぇ、すげぇのか?ミカサ」




    ミカサ「うん、全中を勝ち進んでいくのでさえ困難なのに全中プレイヤーベスト5に入るには個人プレイも極めて高くなければならない」




    エレン「そうか
    でも、あいつって俺らと同じ学年だろ?」




    アルミン「うん、そうだよ」




    エレン「なら全然大丈夫じゃねぇか、俺らと同じ歳で少し才能があって、俺らよりすごい努力してるってだけだろ?」




    アルミン「平たく言えばね」




    エレン「だったらやることは決まってんだろ。」




    ミカサ「ふふっ、そう」




    エレン「俺らはアイツよりもっと努力すればいいんだよ!」




    アルミン「ごもっともだ!
    あっ始まるみたい」


  94. 94 : : 2014/04/28(月) 22:33:26




    キーンッ




    ???「ただいまより!第104回新入生歓迎式を始める!」




    ???「今日から運悪く、私がお前らの総監督をやる。
    【キース・シャーディス】だ!よぉく覚えておくといい!!」




    キース「では、今から貴様らの実力を試させてもらう」




    ガヤガヤ




    コニー「おいおい、推薦者の俺らの実力を見るって?
    そんなの一般の奴らのを見てろよ」




    サシャ「全くです。」モグモグ






    キース「ごちゃごちゃうるさい!!」





    シーンッ





    キース「それでは、今から貴様らに一個ずつボールを渡す」




    モブ「はい、一人一個ずつです!」スッ




    キース「そのボールを今から30分間一回も落とさないようにしろ!
    持ち方は、片手であれば自由だ。 それだけだ!それでは、始め!」








    エレン「片手で5分間なんて...結構めんどくせぇな」




    ミカサ「」




    アルミン「でも、自由な持ち方で良かった。
    鷲掴みなんて僕には無理だし」





    コニー「ふっ!こんなもん余裕のよっちゃんだぜ」





    サシャ「ですね」モグモグ







    10分後







    コニー「ふっ...こんなもん余裕過ぎるぜ」




    サシャ「ですね」モグモグ




    アルミン「くっ...ぅっ...不味い...」ググッ




    ミカサ「アルミン!頑張って!」




    アルミン「み、ミカサは余裕そうだね」




    ミカサ「いや正直私も結構しんどい」




    アルミン「そりゃ、鷲掴みだからね...エレンは?」




    エレン「ぐぐっ...まっ不味い...」ググッ




    アルミン「えっエレン!? 何で鷲掴みでやってるのさ!」




    エレン「ミカ、サに負けないために...ぐっ」




    ミカサ「エレン、ムリしないで」




    エレン「無理なんて...して、ねぇよ!」




    グググッ





    グンタ「おっやってるやってる」




    オルオ「はぁ、俺らも2年前やったなぁ。
    結局何の意味があったんだか...」

  95. 95 : : 2014/04/28(月) 22:39:41




    15分後





    エレン「ぐぐっ....あっ」ダムッダムダム




    ミカサ「!?」




    アルミン「エレン!!」





    キース「そこの貴様!名前を言え!」




    エレン「えっ、エレン・イェーガーです...」ズーンッ




    キース「そうか、貴様には悪いが入部を認めない」




    エレン「そ、そんな!? もう一回お願いします!あと一回でいいんです!お願いします!」




    キース「悔いがあるのなら明日再テストを行なう。
    それで合格をしなければ入部を認めん...いいな?」




    エレン「はいッ!!」




  96. 96 : : 2014/04/28(月) 22:43:06




    夕方 6時 公園






    アルミン「じゃぁもう一回」




    エレン「あ、あぁ頼む」




    アルミン「大丈夫、僕にだって出来たんだから」




    ミカサ「鷲掴みは諦めて普通にやってそれから鷲掴みに挑戦してみるといい」




    エレン「あぁ何か出来そうな気がしてきた」




    アルミン「じゃぁ計るね」




    ピッ




    エレン「くっ...」


  97. 97 : : 2014/04/28(月) 22:49:22



    5分後





    エレン「くっ...あぁっ!!」ダムッダムダム




    アルミン「どうしてだろう。」




    エレン「そんなぁ...俺は...」




    ミカサ「エレン、無理にあの試験に合格しなくてもいい」




    エレン「はぁ!?何言ってやがるお前
    行こうぜアルミン」




    ミカサ「何も私は、エレンだけを置いて行くと言ってない。
    大丈夫、その時は私も...」




    サシャ「ん~っと、えぇ~っと
    その...つまり...そのサンドウィッチ貰ってもよろしいってことですか?」




    ミカサ「...これ?」




    サシャ「はいッ!!」




    ミカサ「」パクッ




    サシャ「あぁぁああ!!...」



  98. 98 : : 2014/04/28(月) 23:02:12



    アッカーマン宅





    エレン「くそぉ...どうすれば...」




    カール「エレン君!どうしたんだ?元気ないぞ」




    エレン「えっ、あっいやそんな大したことじゃないんですが...カクカクシカジカ」




    カール「なるほど...私も高校時代はバスケをやっていてね。
    少しはわかるんだ」




    エレン「えっ!そうなんですか!?」




    カール「あぁそうだ、エレン君!君に是非とも見て欲しい光景があるんだ!」




    エレン「見てもらいたい...光景ですか?」




    スタスタ



  99. 99 : : 2014/04/28(月) 23:20:03










    エレン「ここって...河川敷?」




    カール「あぁそうだ、だがここはただの河川敷じゃないんだ。」スッ




    エレン「? 何ですかそれ」




    カール「ん?あぁこれかい?これは、小学校の頃ミカサから誕生日プレゼントで貰った。お守りの石だ」




    エレン「お守りの石?」




    カール「あぁ誕生日の時に貰って以来ここでこれをこの川に映しだして見ると...ほら」




    エレン「っ...綺麗だ」




    カール「だろう?私はこの光景が大好きだ...仕事で疲れてる時や悲しい時があるとここに来てこれを見て心を癒やすんだ...」




    エレン「家族思いな娘さんですね」




    カール「あぁとても優しい子だ。 だから私は決めたんだ。
    何があってもあの子だけは守りたいってね」




    エレン「守りたい...」




    カール「エレン君!明日再テストがあるらしいな」




    エレン「はい」




    カール「明日はまず、気持ちを切り替えてボールの感覚・その場の雰囲気に慣れるんだ。何事にも慣れが重要だ。」




    エレン「慣れが...重要」




    カール「そうだ。例えば初めてやるゲームをする時、最初は全然ダメだった。だが段々やっていくうちにそれが体に染みこんでくる。そうして、人間は初めて成長するんだ。分かったかい?」




    エレン「はいッ!! 何か分かった気がしてきました!
    俺やるべきことがあるので!失礼します!!」タッッタッタ




    カール「若いって言うのは良いものだ。色々経験しとくとそれが知識になる。
    さぁてと私もそろそろ帰るとするか」スタスタ






    タッタッタ




    エレン「俺はまだまだバスケットボールになれてないんだ...だからもっともっとボールを触って、ボールに慣れるんだ!!」タッタッタ



  100. 100 : : 2014/04/28(月) 23:26:33




    アッカーマン宅





    エレン「ただいまです!」




    ミコト「あらエレン君おかえり、もうすぐで夕食が出来るわよ」




    エレン「はいッ!」タッタッタ




    ミコト「あら、何を急いでるのかしら」







    ダッダッダ





    エレン「じーちゃん!俺のバスケットボールって...あぁなかったんだった。」




    ミカサ「エレンこれ」




    エレン「! ミカサこれってお前のじゃねぇか」




    ミカサ「私は今日は使わない、のでエレンが使いたいなら使っていい」




    エレン「...サンキューミカサ!やっぱお前って優しいな!」タッタッタ




    ミカサ「え、エレンに...褒められた?...///」








    タッタッタ







    エレン「俺は慣れるんだ...ボールに慣れるんだ...」





    カール「おーい、帰ったぞー!!(おっエレン君早速やってるなぁ)」




    ミコト「おかえりなさい!ミカサ!エレン君!かめじぃ!夕ごはん出来たわよー!!」



  101. 101 : : 2014/04/28(月) 23:30:08






































































  102. 102 : : 2014/04/28(月) 23:34:45





    翌日







    キース「それでは!エレン・イェーガー!準備はいいな!」




    エレン「はいッ!!」




    キース「それでは今から30分間に一回でも落としたら貴様はバスケ部入部は認めんからな!」




    エレン「望む所です!」




    ピッ




    エレン「(俺に技術や才能がなかったとしても...これが...これが!俺の武器だッ!!)」スッ





    オォォォオオオォォ





    アルミン「すごい!昨日より安定してる!これなら行ける!!」




    ミカサ「エレン...」


  103. 103 : : 2014/04/28(月) 23:38:07



    25分後





    エレン「くっ...くっ...」ググッ




    エレン「...あぁっ!!」ダムッダムダム




    エレン「そ、そんな...あと5分だったのに...俺は...俺は...」




    キース「?(可笑しい...イェーガーのつかみに問題はなかった。だが何故あんな落ち方をするのか...)」




    エレン「か、監督...俺はまだ...」




    キース「アルレルト!イェーガーのボールと入れ替えろ」




    アルミン「はっはい!」




    キース「では、もう一回やってみろ」




    エレン「はい...」スッ

  104. 104 : : 2014/04/28(月) 23:41:24



    30分後




    エレン「あれ!?どうして...」




    キース「貴様のボールだけわざと滑りやすくなっていた。」




    エレン「えっ...」




    キース「こんなこと聞いたことがない。以後こちらが注意しよう」




    エレン「で、では適正判断は!?」




    キース「うむ、合格だ。」




    エレン「や、やったぁー!!」グッ




    アルミン「ふふっエレン目でどうだ!って言ってるみたい」




    ミカサ「違う」




    アルミン「え?」




    ミカサ「これでやっと私と離れないで済むと安心している」




    アルミン「えぇ...うん、そうだね...」




  105. 105 : : 2014/04/28(月) 23:42:03
    空白多くてよみにくい
  106. 106 : : 2014/04/28(月) 23:47:14
    >>105 空白が多くてすみません。以後気をつけます。
  107. 107 : : 2014/04/29(火) 08:38:24
    <<105読みやすいじゃないですか
  108. 108 : : 2014/04/29(火) 11:24:39
    ミカサのセリフ無理やりぶっこんだ感ありすぎだろ
  109. 109 : : 2014/04/29(火) 12:05:28
    >>107 コメントありがとうございます! 後から見直してみると少し空白が有りすぎる所があったのでちょっと反省してます。読みやすいと言ってくださると、とても嬉しいです。ありがとうございます!
  110. 110 : : 2014/04/29(火) 12:07:05
    >>108 確かに104あたりで無理やりぶちこんだ所もありますね。 今後気をつけます!
  111. 111 : : 2014/04/29(火) 12:09:55
    108<<は私です 名前が消えてた
  112. 112 : : 2014/04/29(火) 17:19:28






    その後入学式も終わり、部活三昧の日々が待っていた。






  113. 113 : : 2014/04/29(火) 17:25:49






    グラウンド








    タッタッタ






    キース「コラァ!!貴様らもっと早く走れ!!
    今から10分以内に全面20周しないとボールを使わせる練習はなしにするぞッ!!」





    コニー「それだけは勘弁だ!!」ダッ




    サシャ「それは不味いです!!」ダッ





    エレン「おい、アルミン!早くしないとボールを使った練習出来ねぇぞ!!」タッタッタ




    アルミン「さ、先に行ってていいよ。 僕は、ちょっと、ペースを落とすから」ゼーハーゼーハー




    ミカサ「なら先に行こう」タッタッタ




    エレン「あっ待てよ!!」タッタッタ



  114. 114 : : 2014/04/29(火) 17:40:41




    スタスタ





    ライナー「おぉ、やってるなぁ」




    ジャン「そう言えば、去年俺らも同じことやったな。」




    ライナー「あん時は、マジで死ぬかと思ったぜ。」




    ジャン「まっ俺は余裕だったがなぁ~」




    ライナー「それで今年の大目玉はいるのか?」




    ジャン「大目玉といえば...コニーだな。」




    ライナー「コニー・スピリンガー...名前は聞いたことがある。
    俺らが中学3年の頃、かなり騒がれてたからな」




    ジャン「あぁ、しかも今年はそれだけでない。
    女子の方は、サシャ・ブラウスっていう奴を取ったらしいぜ。」




    ライナー「女子の方はあんまり知らないがそいつは知ってるぜ。
    コニーもサシャもどっちもDF型だからな」




    ジャン「他の推薦者は全然知らねぇ奴だったな」




    ライナー「今年はそれだけか!?」




    ジャン「あぁそれだけだ。
    今年もインターハイ・秋の関東大会は厳しそうだな。」




    ライナー「今年の即戦力は約1名だけか」




    ジャン「1名...? 誰だよそれ」




    ライナー「さっきのコニーだ。
    他の学校でもうちの学校でもいないような選手だ。即戦力になるだろう。」




    ジャン「まだ決まったわけじゃないだろ。
    いつどん底に落ちるかどうかわかんねぇんだ。もしかしたらもう...落ちてるかもな...」




    ライナー「だがまぁ5月まで見ものだな」




    ジャン「あぁ、どんな奴が来るのか...楽しみだぜ」




  115. 115 : : 2014/04/29(火) 18:27:02




    ランニング後







    キース「5分間休憩した後すぐに動けるようにしておけ」




    2軍選手「はいッ!!」




    モブ男1「最初からハード過ぎるだろ...まぁけど、女子がいるって言うだけでもありがたいがな...ぐへへ」




    モブ男2「あぁそうだな!疲れた時...汗で濡れたユニホームは...最高だぜ...」




    ベルトルト「あ、あの...」




    モブ男1・2「!? な、何ですか!?ベルトルト先輩!!」




    ベルトルト「もうそろそろ始まるから準備し...いや何でもない」




    モブ男1・2「えっと...俺ら何かしましたか?」




    ベルトルト「いやっ!何でもないんだ...うん、休憩中ごめんね(僕なんかが言っても...無駄か...)」スタスタ




    モブ男1「ベルトルト先輩ってデケェけど...何か弱そうだな」




    モブ男2「馬鹿ッ!!あれでも【無冠の五将】の一人だぞ!?」




    モブ男1「無冠の五将?何だそれ」




    モブ男2「お前...それマジで言ってるのか!?」




    モブ男2「無冠の五将って言うのはな...」



      俺らの一個上の世代で、10年に一人共言われている5人が集まった世代なんだ。 それでその5人はかつて中学時代同中だったんだ。 だが何故この5人が無冠の五将って言われているかわかるか?
    その理由は簡単だ。 俺らの2個上の世代にこの無冠の五将よりもはるかに強い5人がいるからだ...その世代の名前は...

          【キセキの世代】

     そのキセキの世代って言う5人がいたから、この5人は無冠の五将と言われているんだ...






    モブ男2「これでわかったか?」




    モブ男1「まぁ...だけどよ。そのキセキの世代って奴らは、俺らの2個上なんだろ?」




    モブ男2「あぁそうだな」




    モブ男1「だったらその無冠の五将だって一回くらい優勝出来るんじゃねぇか?だって一個上ならその無冠の五将が3年になったら敵がいねぇじゃん」




    モブ男2「ハァ...お前...何にもわかってねぇんだな」




    モブ男1「えぇ!?何で!!」




    モブ男2「俺も詳しくは知らないんだが...」




       その無冠の五将の一人の【マルセル】って言うスゲーPFがいたんだが...そのマルセルって言う人は...他界したらしい。


  116. 116 : : 2014/04/29(火) 18:27:17



    モブ男1「は!?マジかよ...でも、何で?」




    モブ男2「俺も詳しくは知らないって言ったろ」




    モブ男1「そっか...なるほどな
    だったらあとの3人って誰だ?その他界したマルセルって言う人とベルトルト先輩と...誰だ?」




    モブ男2「...お前からかってるのか?」




    モブ男1「からかってねぇよ...いいから早く教えろよ」




    モブ男2「マジで言ってるのかよ...ったく、しゃーねぇな」




    モブ男2「無冠の五将の一人...ジャン・キルシュタイン SF
    無冠の五将の二人目...ライナー・ブラウン SG
    無冠の五将の三人目...ベルトルト・フーバー C
    無冠の五将の四人目...マルコ・ボット PG
    無冠の五将の五人目...マルセル PF」




    モブ男1「マジで!? ジャン先輩とライナー先輩が...無冠の五将だったのか...」




    モブ男2「ホントの馬鹿とはこういう奴か」




    モブ男1「なぁなぁ、ついでにキセキの世代の5人も教えてくれよ」




    モブ男2「あぁこの際だから教えてやる...ってお前キセキの世代も知らねぇのかよ!?」




    モブ男1「? おう」




    モブ男2「キセキの世代の一人目...ジェル・サネス PG・SF
    キセキの世代の二人目...イアン・ディートリッヒ PG
    キセキの世代の三人目...エルド・ジン SG
    キセキの世代の四人目...ミケ・ザカリアス C
    そして、キセキの世代の五人目...リヴァイ PF」




    モブ男1「最後のリヴァイって言う人だけなら聞いたことあるぞ」




    モブ男2「マジで言ってるのかそれ!?」




    エレン「おーい、モブ男1・2もう始まってるぞー!!」




    モブ男1「おう
    あっそうだ、なぁなぁエレン!」




    エレン「何だ?」




    モブ男1「お前...無冠の五将とキセキの世代って知ってるか?」ニヤニヤ




    モブ男2「(お前...エレンでもわかるだろ...)」




    エレン「...それ食べ物屋の名前か?」




    モブ男2「」




    モブ男1「ほらー!!モブ男2!!エレンだって知らなかったぞ!!」




    モブ男2「オ、オウ...ソウダナ」




    エレン「おい!今のなんだよ!!食べ物屋じゃねーのかよ!!教えろよ!!」




    モブ男2「お前にいつもひっついてくる奴らにでも聞いてろ!」




    エレン「な、何でそんなに怒ってるんだよ」




    モブ男2「もう説明しねーぞ!!」




  117. 117 : : 2014/04/29(火) 22:23:30



    練習終了後







    スタスタ





    エレン「なぁミカサ・アルミン、お前らキセキの世代と無冠の五将って知ってるか?」




    アルミン「もちろん」




    ミカサ「少しなら...」




    エレン「なら教えてくれ」




    アルミン「えっと...どこまで知ってるの?」




    エレン「今日そのキセキの世代っていうのと無冠の五将って言うのを初めて聞いた」




    アルミン「ホントかい!?...あのキセキの世代を知らないなんて...」




    エレン「ん?そんなに美味しい店なのか?」




    ミカサ「お店じゃない、そう言うグループと言った所」




    エレン「グループ?何か会議でもしてんのか?」




    アルミン「あぁ~じゃぁエレンは黙って聞いてて」




    エレン「お、おう」




    アルミン「キセキの世代って言うのは...カクカクシカジカ」




    エレン「う~ん...なるほど」




    アルミン「それで無冠の五将っていうのは...カクカクシカジカ」




    エレン「...ダメだ...全くわからない。」バタンッ




    アルミン「要はその同じ同期の中に天才が5人いるってことだよ」




    エレン「おっ!そういうことか!」




    ミカサ「私も詳しく知らなかったけど、アルミンの説明で良くわかった」




    エレン「アルミンって説得力あるよなー」




    ミカサ「うん」




    アルミン「そ、そうでもないよー アハハ」



  118. 118 : : 2014/04/29(火) 22:23:43



    ミカサ「でも、そう言うのなら女子にもいる」




    アルミン「あっ僕も聞いたことはあるよ」




    エレン「なっ女子にも天才いるのか!?」




    ミカサ「うん...話聞きたい?」




    エレアル「聞きたい!」




    ミカサ「なら話そう」





     女子でもそういうキセキの世代とか無冠の五将と言う名前のついた人達はいる。
     まず最初に...私達の一個上の人達のお話をしよう。

     私達の一個上にも男子バスケにもいる無冠の五将がいる。
    その5人の名前は...

              【無冠の五女】と言われている...





    エレン「無冠の」




    アルミン「五女...?」




    ミカサ「そう、無冠の五女」




    エレン「そいつら強いのか!?」




    ミカサ「えぇ今の私でもとても手に終えそうでない...」




    アルミン「(あのミカサが弱気になってる...相当すごい人達なんだろう...)」




    エレン「早く続き言ってくれよ!」




    ミカサ「う、うん」




     その無冠の五女は中学時代一回も優勝していないから無冠と言われている...そう、彼女達よりもはるかに強い人達がいたから、それが...
            【キセキの女達】





    エレン「キセキの」




    アルミン「女達...?」ポカーンッ




    ミカサ「そう呼ばれている...」




    ミカサ「では、次に名前とポジションを説明しよう。」




    エレン「おう」




    ミカサ「無冠の五女の一人...アニ・レオンハート SF
    無冠の五女の二人目...ミーナ・カロライナ PG
    無冠の五女の三人目...ユミル C
    無冠の五女の四人目...ヒッチ SG
    無冠の五女の五人目...イザベル・マグノリア PF」




    アルミン「イザベル...マグノリア...」




    エレン「ん?知り合いか?」




    アルミン「いやちょっとね...」




    ミカサ「そして、キセキの女達の一人...ペトラ・ラル PF・SF・SG・PG
    キセキの女達の二人目...ナナバ SF
    キセキの女達の三人目...リコ・プレチェンスカ PG
    キセキの女達の四人目...イルゼ・ラングナー C
    キセキの女達の五人目...アンカ・ラインベルガー PF」



    エレン「まぁ名前だけ聞いてもわかんねぇわな」




    ミカサ「それもそうかも...」



    エレン「ってか何で優勝出来なかったんだ?その無冠の何とかって言う人達は」




    ミカサ「それは私にもわからない」




    アルミン「それはイザベル・マグノリアが消えたからだ...」




    エレン「消えた!?...死んだのか!?」




    アルミン「わからない...ただ中学3年になる前に突然部活に来なくなったって...聞いてるよ」




    エレン「アルミン、お前すげぇな」




    アルミン「え?」




    エレン「すげぇ情報持ってるなぁって思って」




    ミカサ「アルミンに頭脳で勝てる人なんて、そうそういない」




    アルミン「そ、そんなに褒めないでよ///」




    エレン「じゃぁ俺らは何て名付けるか!!」




    ミカアル「私達(僕ら)?」




    エレン「あぁ!だって俺とミカサとアルミンとコニーって言う奴とサシャって言う奴らで組んだら絶対強いだろ!だからそしたらどう名付けられるのかな~って思ってよ」




    アルミン「クスクス、男女合わせてなんて誰もが想像付かないよ!
    やっぱりすごいね。エレンは」




    エレン「褒められてるのか馬鹿にされてるのか...わからねぇ」




    アルミン「えっ馬鹿に何かしてないよ!!」




    エレン「そうか?ならいいが」




    ミカサ「...の世代」




    エレン「は? 何か言ったか?」




    ミカサ「あっ...何でもない」




    エレン「言えって!気になっちまうだろうが」




    アルミン「僕も気になるよ」




    ミカサ「じゃぁ馬鹿に、しない?」




    エレアル「しない」




    ミカサ「...進撃の...世代...」




    エレン「...」




    ミカサ「やっ..やっぱり馬鹿にした」




    エレン「すっげぇぇええよ!!それすげぇかっこいい!!」




    アルミン「うん!かっこいいと思うよ!!」




    ミカサ「ホント?良かった」




    エレン「よし!俺ら進撃の世代が無冠の五将と無冠の五女とキセキの世代とキセキの女達をぶっ倒すぞぉ!!」グッ




    ミカアル「おぉぉぉおお!!」グッ



  119. 119 : : 2014/05/01(木) 17:37:46
    現在可能な情報

    エレン・イェーガー 身長176cm 体重66kg
    ポジション:PF

    ミカサ・アッカーマン 身長172cm 体重68kg
    ポジション:PF


    アルミン・アルレルト 身長164cm 体重51kg
    ポジション:SF


    コニー・スプリンガー 身長158cm 体重58kg
    ポジション:SF


    サシャ・ブラウス 身長167cm 体重57kg
    ポジション:SF


  120. 120 : : 2014/05/02(金) 00:15:59



      それから何日が経ったのだろうか、僕達2軍の選手達は必死で練習をして1軍を目指し、最終的には試合に出て全国優勝をしたい...そう願っていた...







  121. 121 : : 2014/05/02(金) 00:21:03



    2週間が過ぎ









    モブ男1「いやぁ俺達もなかなか成長したよな!」




    モブ男2「そうだな、だが俺らよりもっと成長した奴らがいるからこんなもんじゃ満足出来ねぇ」




    モブ男1「あぁそうだな...なんて言ったって、1軍昇格出来るのはたった5人で今昇格出来そうな5人がもう...決まっちまってるようなもんだぜ...」






       評価順位:1位 ミカサ・アッカーマン

            2位 エレン・イェーガー

            3位 コニー・スプリンガー

            4位 サシャ・ブラウス

            5位 アルミン・アルレルト





  122. 122 : : 2014/05/02(金) 00:24:45


    練習日









    ガバッ





    エレン「んん~良く寝た!!」スタスタ





    ピクシス「おぉエレン最近起きるのが早くないかのぅ
    お前も年を取ったのか?」





    エレン「違うよ
    早く起きてる理由なんてバスケのために決まってるじゃん!」ニッ





    エレン「それじゃぁ行ってきます!」タッタッタ





  123. 123 : : 2014/05/02(金) 00:28:24






    スタスタ





    ミコト「おはよう...あらミカサ、今日も早いわね。」




    ミカサ「おはよう、最近バスケが楽しくて早く起きてしまう...病気なのかな?」




    ミコト「病気なわけないじゃない~!...いやでもある意味病気かもしれないけど」





    ミカサ「じゃぁ朝練の前にちょっと走ってくる」





    ミコト「あらあら、行ってらっしゃい!朝練に遅刻しちゃダメよ?」





    ミカサ「うん!わかってる
    行ってきます!」タッタッタ





  124. 124 : : 2014/05/02(金) 00:32:52



    スタスタ






    エレミカ「あっ」ピタッ





    エレン「よぉ今日もはええな」




    ミカサ「うん、エレンこそ最近早い」




    エレン「そりゃだって!バスケが楽しみだから...うぅ~ん!何か朝早く起きてランニングする癖がついてきてよ」ノビー




    ミカサ「私もそう、一緒に...走る?」




    エレン「嫌だ」




    ミカサ「え」




    エレン「だってお前と一緒にいるとまた恋人同士って間違えられるもん...」プイッ




    ミカサ「私は別に構わないのに...」




    エレン「俺が構わなくないんだ!!
    付いて来るなよ...」タッタッタ




    ミカサ「あっ待って!」タッタッタ




  125. 125 : : 2014/05/02(金) 00:37:48



    タッタッタ





    ミカサ「エレン!待ってって!」タッタッタ




    エレン「こっちくんな!付いて来るな!」タッタッタ




    ミカサ「嫌だ」タッタッタ




    エレン「何で付いて来るんだよ!!」タッタッタ




    ミカサ「だって...一緒に走りたいから」ピタッ




    エレン「知るかよ...俺は行くから。付いて来るなよ」タッタッタ




    ミカサ「あっ...」ショボーンッ




    ???「おっミカサ久々だな!元気してるか?」




    ミカサ「あっ!ハンネスさん!おはよう」




    ハンネス「あぁおはよう、さっきの少年ってお前の恋人か?」




    ミカサ「いえ...友達です。」




    ハンネス「そっか!良かったな!今度何かあったら俺に言えよ?」




    ミカサ「はい!ありがとうございます!
    じゃぁ私行きます」タッタッタ





    ハンネス「あぁ気をつけて行けよ!」




    ハンネス「あの少年...やっぱりどっかで見たことある気がするぜ...」




  126. 126 : : 2014/05/02(金) 00:43:49




    タッタッタ




    エレン「俺は...強く...なるんだ!」タッタッタ




    エレン「女のミカサ何かにぜってぇ負けねぇ!
    うぉぉぉおおおお!!」ダッダッダ








    タッタッタ







    ジャン「ふぅー、また最近タイム縮まったか?
    まぁいい、取り敢えずもうひと踏ん張り行くか」タッタッタ





    タッタッタ






    エレン「ハァ...ハァ...ぜってぇ負けねぇ...」ダッダッダ





    ドンッ





    エレン「いってぇ」





    ジャン「ってぇな!てめぇちゃんと前見て歩け...ってお前は...」




    エレン「あんたこそちゃんと前見て歩けよ...あっ!」





    エレジャン「前方不注意野郎だ!!」





    ジャン「てっめぇまた前見て走ってなかったな」




    エレン「お前だって前見てないからぶつかったんだろ!?」




    ジャン「うるせぇな!取り敢えずお前が謝れ!」




    エレン「嫌だ!お前が謝らない限り絶対謝らない!」





    ガヤガヤ






    タッタッタ




    ミカサ「? エレン?」タッタッタ




  127. 127 : : 2014/05/02(金) 00:54:14




    タッタッタ




    ミカサ「エレーン!!」タッタッタ




    エレジャン「あ!?」




    ミカサ「エレン!やっと追いついた!」




    エレン「っち!何でお前いつまで付いて来るんだよ!?
    あん時言っただろ?付いて来るな!って!」




    ミカサ「だけどやっぱり...私はエレンと走りたい...ダメ...?」ウワメヅカイ




    ジャン「ぐはっ!!」バタンッ




    エレン「っ...ったく...わかったよ、わかった。
    今回だけな」





    ミカサ「えっ...いいの?」パァッ




    エレン「今回だけな 次はない、いいな?」




    ミカサ「うん!エレンありがとう!」




    エレン「ならさっさと行くぞ」ダッ




    ミカサ「うん」ダッ




    ジャン「なぁあんた!ちょっと」




    ミカサ「?」ピタッ




    ジャン「あっ...いやその...あまり見かけない顔だったから...その髪が綺麗だ...」




    ミカサ「どうも」タッッタッタ




    ジャン「...!」タッタッタ








    エレン「おい!引っ付くなって!」




    ミカサ「くっついてない。当たっただけ
    今のはエレンが謝るべき」





    エレン「何で俺が謝るんだよ...そんなことより、髪切った方がいいんじゃねぇか?」




    ミカサ「え?...エレンは短い方が好き?」




    エレン「え...まぁ(そのほうが1on1で邪魔にならないし)」




    ミカサ「そう...なら切ろう」




    ミカサ「けど、どこまで切ったほうがいいだろうか?」




    エレン「ここくらいまでじゃねぇか?」ポンッ




    ミカサ「わかった...今日お母さんに切ってもらおう」









    ジャン「...チッあの前方不注意野郎...何であの子と...」




  128. 128 : : 2014/05/02(金) 14:06:03



    翌日




    お昼の弁当の時間




    キーン・コーン・カーン・コーン





    エレン「zzz」




    アルミン「エレン!エレンってば!起きてよ!!もうお弁当の時間だよ!!」ユサユサ




    ミカサ「アルミン、寝かせてあげて」




    アルミン「えっでも」




    ミカサ「エレンは疲れてるから寝かせてあげよう。
    お弁当は私達だけで食べよう」




    アルミン「うん、そうだね。
    最近のエレンは、頑張ってるからね」




    ミカサ「じゃぁ食べよう」




    アルミン「うん」




    コニー「おーい!アルミン!!」タッタッタ




    アルミン「コニー?どうしたの?」




    コニー「助けてくれ!! サシャが俺の弁当を狙って食えねーんだ!!」




    アルミン「助けたいのは山々何だけど...サシャだけはどうしようも出来ないよ」




    コニー「そ、そんな!そう言わずに助けてくれよ!!」




    アルミン「そ、そんなこと言われても...」




    ミカサ「私に任せて」




    アルコニ「えっ!?」




  129. 129 : : 2014/05/02(金) 14:40:11








    クンクンクン





    サシャ「コニーの弁当の匂いは...こっちです!」タッタッタ




    コニー「お、おい!サシャ」




    サシャ「コニー!やっと見つけましたよ!!
    さぁ早く私にお弁当をください!!」




    コニー「ひぃ!!」ダッ




    タッタッタ





    コニー「おい!ミカサ!後は頼んだぞ!!」




    ミカサ「うん」




    タッタッタ




    サシャ「コニー!!」ダイブッ




    ミカサ「フッ!」ズプッ




    サシャ「!?」




    モグモグ




    サシャ「これは...メロンパンッ!!」




    ミカサ「サシャ今日はこれをあげる
    だからコニーの弁当を取るのはやめてあげて」




    サシャ「えっ...それは...無理です!!
    だってお腹が空きますから!!」




    ミカサ「ならこの残りのメロンパンはあげない」




    サシャ「!?」




    ミカサ「さぁどうする」




    サシャ「...わ、わかりました...
    今日は諦めます...」




    ミカサ「そう、ならこれをあげよう」スッ




    サシャ「わーい!!」







    コニー「完全にサシャは下に見られてるな」




    アルミン「うん...」




    ミカサ「おまたせ」




    アルミン「おかえり」




    コニー「ミカサ!マジでありがとう!!」




    ミカサ「うん、じゃぁ食べよう」




  130. 130 : : 2014/05/02(金) 15:12:22









    そして、月日が経ち...ついに







         1軍昇格が決まった。



  131. 131 : : 2014/05/02(金) 15:44:41









    エレン「やった!やったぞ!!ついに...ついに1軍へ昇格だ!!」




    ミカサ「うん、良かった」




    エレン「なんだよお前、全然嬉しそうじゃねーじゃねぇかよ」




    ミカサ「そんなことない、嬉しい
    ただ皆の前ではあまり喜べない」




    エレン「は?どういう意味だよ」




    ミカサ「あれ」ユビサシ









    モブ男1「くっそぉ!! あともうちょっとだったのに...くそ!ちくしょう!!」ポロポロ




    モブ男2「おい、泣くなって」




    モブ男1「お前は悔しくねぇのかよ!!」




    モブ男2「悔しいさ!悔しいけど...ここで泣いても仕方ねぇじゃねぇか!」




    モブ男1「!...」




    モブ男2「俺達が今スべきことは...もちろん、1軍へ昇格するための練習でもあるが...今は、あいつらを祝ってやろうじゃねぇか」








    エレン「ッ...」




    ミカサ「エレン今の現状はわかった?1軍昇格で嬉しいかもしれないけど、1軍昇格出来なかった人の気持ちもわかってあげて」



    エレン「...あぁ、すまない」




    アルミン「エレーン!!」タッタッタ




    エレン「アルミン」




    アルミン「1軍昇格決まったね!ついに念願の1軍昇格だよ!!」




    エレン「なぁアルミン...」




    アルミン「何?」




    エレン「...あいつらの分まで頑張って、絶対優勝しような」




    アルミン「エレン...うん!絶対ね!」





  132. 132 : : 2014/05/04(日) 00:36:02






      こうして、1軍昇格へ決まった。エレン・ミカサ・アルミン・コニー・サシャの5人は明日から1軍に混ざって練習することになる。
  133. 133 : : 2014/05/04(日) 01:26:51





    翌日










    ミカサ「エレン、起きて」




    エレン「ん?もう朝か...」スッ




    ミカサ「今日から1軍と合流して練習することになる。
    そうすると男子女子別れての練習となって、私はエレンと離れてしまう。」




    エレン「あぁわかってるよ。
    さてと、そろそろ行くか...」




    ミカサ「じゃぁ私も」




    エレン「だからこの前ので最後だって言っただろ」




      エレンは寝起きも機嫌が悪い。だがミカサはもうそれを熟知している。




    ミカサ「でも、エレンはあれが最後とは言ってない。今回だけと言った。だから今日も一緒に走りたい」




    エレン「あのなミカサ...お前女なんだぞ?俺みたいな男と一緒にいて楽しくねぇだろ?」




    ミカサ「そんなことない!私はエレンと一緒にいてすごく楽しい」




    エレン「ならお前、俺と一緒にいた時今まで何回笑ったんだよ」




    ミカサ「それは...」




    エレン「数えきれるほどしか無いんだったら、楽しくねぇってことだろ。
    もういいだろ、俺はそろそろ行くぞ」ダッ




    ミカサ「待ってエレン!」




    エレン「」タッタッタ




    ミカサ「あ...」




    ピクシス「これが青春と言う奴じゃな...」





  134. 134 : : 2014/05/04(日) 01:46:28





    朝練





    第一体育館






    アルミン「あっエレン!ミカサ!おはよう!!」




    エレン「おはよ」




    ミカサ「おはよう」




    アルミン「等々来たね...1軍」




    エレン「待ちくたびれたぜ...」




    ????「あら?あなた達が今度から1軍に昇格してきた。1年生?」




    エレン「えっあ、うん。そうだけど」




    ????「そうなんだ!おめでとう!」




    エレン「あっありがとう」




    ???「あっ自己紹介がまだだったよね!
    私の名前は【クリスタ・レンズ】2年生でバスケ部1軍男女両方のマネージャーをやっています!宜しくね!」




    エレン「あぁよろしく」




    アルミン「よ、よろしくお願いします!」




    ミカサ「よろしくお願いします」




    クリスタ「今からざっと1軍でのマナーやルールを説明します。」




    エレン「ルール...?」




    クリスタ「そう!そして君!エレン君!先輩へのタメ口はNGです!」




    エレン「えっNG?」




    クリスタ「そうそう!...ってまたタメ口!!」




    エレン「あ、ごめん...です。」




    クリスタ「もう...君は今日から東京調査高校の1軍だよ?
    そういう基本的な礼儀が出来なきゃこの先心配だよ...」




    エレン「(何で俺早速説教されてるんだ...?)」




    アルミン「(このマネージャーさん...可愛い)」




    クリスタ「そしてアルミン君!」




    アルミン「はっはい!」




    クリスタ「君は...男でいいだっけ?」




    アルミン「はっ...はぃ(また女と間違えられたー!!)」




    クリスタ「そして...ミカサちゃん」




    ミカサ「はい」




    クリスタ「...」ジー




    ミカサ「?」




    クリスタ「ちょっとミカサちゃん、ジャージ脱いでくれる?」




    エレアル「えっ!?」




    ミカサ「わかりました」




    ヌギヌギ




    クリスタ「ん~」ジー




    ミカサ「あの...これは?」




    クリスタ「(やっぱりすごい...女の子でこんな良い筋肉の付け方をしているのはなかなかいない!しかも、まだまだ成長の期待はある...)」ジー




    エレン「なぁアルミン...これって...何かやましいこと...じゃない..よな?」ボソッ




    アルミン「そ、そんなわけない...かも...しれない...」ボソッ




    クリスタ「ありがとう!もう着ていいよ」




    ミカサ「? はい」




    ハキハキ





    クリスタ「さてミカサちゃんのは見終わったから...次は君たち!」




    エレン「...え?何が?...ですか」




    クリスタ「君たちも脱ぎなさい!」




    エレアル「えっ!?」




    クリスタ「あぁ君たち男だから上半身裸になってね」




    エレアル「えっ?えっ?えぇぇえええ!?」




    クリスタ「何騒いでるの?早く脱いで」




    エレン「あ、アルミン...これは...もしかすると...」ボソッ




    アルミン「うん...うん...!!」ボソッ ゴクッ




    ヌギヌギ




  135. 135 : : 2014/05/04(日) 02:01:55





    クリスタ「まずはアルミン君からね...」ジー




    アルミン「!!(うわぁ女の人に上半身見られるのって初めてだから...何か緊張する...!)」ドキドキ




    クリスタ「(えっ?なにこれ...全然筋肉がない!...これで良く全中2回戦までやれたね...)」ジー




    アルミン「~~~~」




    クリスタ「もういいよ!」




    アルミン「えっ?もう?」




    クリスタ「え?もっと見て欲しいの?」




    アルミン「」ズキューンッ バタンッ




    エレン「あ、アルミーン!!」




    アルミン「え、エレン..気をつけるんだ...彼女...クリスタ先輩は...危険...だ」ガクッ





    エレン「アルミィィィィン!!!」




    クリスタ「さぁ早くエレン君のも見せて」




    エレン「(もしかしたら...俺は今日ここで...◯◯を卒業するかもしれない...)」




    クリスタ「」ジー




    エレン「ん?何か...殺気を感じる...」




    ミカサ「」ジー




    クリスタ「(えっ...?どういうこと?なにこれ...今までに見たことがない...いや見たことはあるけど...これってあの...)」




    ???「クリスタァァァァ!!!」ダッ




    クリスタ「えっ!?誰?」




    ???「そんな奴の体より俺の体を見てくれぇぇええ!!」タッタッタ




    クリスタ「えっ!?えっ!?えぇええええ!?」





    バタンッ





    ユミル「ったく、うるせったらありゃしないぜ」




    クリスタ「ユミル!」




    ユミル「ん?」




    クリスタ「ありがとう」ナミダメ




    ユミル「!!」




    バタンッ




    クリスタ「ユミル!?」




    ユミル「わ、私は大丈夫だ...それより昇格者どものテストは...どうだったん...だ」




    クリスタ「うん...今年はすごいよ...」




    ユミル「すごい?誰がだ?」




    クリスタ「それは練習してからのお楽しみ~」




    ユミル「へっ!もしこのクリスタに手を出すやつがいたら私がただじゃおかねぇ!!大丈夫だ!クリスタ!私がまも」




    クリスタ「ライナー...大丈夫?」




    ライナー「め、女神が...見える...ここは...天国か?」




    クリスタ「だ、駄目だよ!嘘でもそんな悲しいこと言ったら駄目!」




    ライナー「はっ!?クリスタ...?」




    クリスタ「ら、ライナー...気がついた?」




    ライナー「俺は...今まで何を...」








    ユミル「で、出たぁ...クリスタの天然たらしの癖...まぁ可愛いから許す」




    アニ「おい、ユミル!もうそろそろ練習が始まるぞ」




    ユミル「あっ悪いな
    今行く」タッタッタ








    エレン「結局なんだったんだ...?
    ってかまだ寒気がするぜ...特に背中らへんが」




    ミカサ「」ジー




  136. 136 : : 2014/05/06(火) 21:22:44





    クリスタ「あっそうだった!私あなた達に説明しに来たんだったね!」




    エレン「忘れてたのかよ...」




    アルミン「まぁいいじゃないか!何も失うわけでもないんだし」




    ミカサ「練習時間が無くなる...」




    エレン「確かにな」




    アルミン「それに関しては...僕達は何も出来ないね」




    クリスタ「えぇ~改めまして東京調査高校バスケ部1軍へようこそ!
    先ほども自己紹介しましたが私1軍の男子女子両方のマネージャー担当のクリスタ・レンズです!よろしくね!」




    エレン「ウイッス...」




    アルミン「よろしくお願いします!」




    ミカサ「お願いします...」




    クリスタ「そして、軽く紹介します。
    こちらに来てください」




    スタスタ




    クリスタ「えぇ~っと...どこだろ...」




    エレン「なぁアルミン、今から何するんだ?」




    アルミン「軽く紹介するって言ってたけど」




    ミカサ「...」










    クリスタ「あっ!いたいた!キャプテーン!!」タッタッタ




    エレン「キャプテン...?キャプテンってあの馬面だろ?」




    アルミン「馬面じゃなくてジャン先輩だよ」




    ミカサ「...」




    スタスタ




    ???「おまたせ~」タッタッタ




    エレアルミカ「?」




    ???「マネージャーのクリスタから話は聞いたわ
    君達が今日から1軍に来た1年生ね。自己紹介を軽くしろって言われたからするね」




    ミカサ「あっこの人は」




    エレン「知り合いか?」




    ミカサ「いや知り合いじゃない...だけど、バスケの雑誌で何度か見たことがある...この人は...」




    ???「東京調査高校3年女子バスケットボール部部長のペトラ・ラルです!よろしくね!」




    アルミン「あのキセキの女達のペトラさんだぁ!!」




    ペトラ「やだ、キセキの女達だなんて/// 世間ではそう言われてるかもしれないけど、私はそんなこと一切認めたことはないよ。 だって私はまだまだ弱いから...」




    エレン「(この人が...あのキセキの女達の一人...)」




    ペトラ「だから!もっともっと練習して!絶対に優勝するんだからね!」




    アルミン「はは、これは随分と厳しい練習になりそうだよ。ミカサ」




    ミカサ「うん、望むところ」




    ペトラ「そしてミカサちゃん!!」




    ミカサ「はっはい!」




    ペトラ「まだ1年生だからって遠慮しなくていいのよ!
    ここでは弱肉強食の世界だから積極的にアピールしないと試合に出れないからね!」




    ミカサ「...はい!もちろんそのつもりです!」




    ペトラ「ふふふっ(これは楽しみに出来そうな子が入ってきたわね、私も浮かれていたらあっという間にレギュラー取られちゃうかも)」




    ペトラ「じゃぁ私は練習に戻るね!
    もう少しで男子バスケ部の部長も来ると思うからもうちょっとだけ待っててね!」タッタッタ




    アルミン「良かったね、ミカサ!
    頼りがいのある先輩がいて」




    ミカサ「うん!」





    スタスタ




    ジャン「あぁ~かったりィ~」




    アルミン「あっ来たみたいだね」




    ジャン「あぁ~男子バスケ部部長の【ジャン・キルシュタイン】だ。よろしくな」




    アルミン「よろしくお願いします!」




    ミカサ「...します」




    ジャン「おう...ってき、き、君は!?」




    ミカサ「?...」




    ジャン「あの土手ランの時にいた...可愛い子!!」




    アルミン「あれ、ミカサはもう会ってたの?」




    ミカサ「あまり記憶がない」




    ジャン「」




    ジャン「まぁいい、取り敢えず後一人はどこだ?
    自己紹介したのは4人だけだぞ」




    アルミン「えっ!?コニーかサシャどっちかが来てないってことですか?」




    ジャン「いやそいつらはもう来た」




    アルミン「だったら...僕とミカサと...あっ、」




    ジャン「ん?」




    アルミン「エレンだ!」




    ジャン「は?エレン?誰だ...」




    アルミン「僕達と一緒に1軍昇格者です! あれ...さっきまでここにいたのに...」




    ジャン「なんだなんだ、俺にビビって逃げちまったのかよ。そいつは」




    アルミン「は、ははは...(エレン!どこにいるんだ!!)」




  137. 137 : : 2014/05/06(火) 22:49:54





        その頃エレンはと言うと...






    ダムッダムッダム




    ヨォーシイイゾォ





    エレン「やっぱ1軍の練習は半端じゃないな」




    ライナー「ん?こんなところで何してるんだ?お前は誰だ?見かけない顔だな」




    エレン「えっと今日から昇格した。1年のエレンだ...です。」




    ライナー「そうか、お前が昇格した1年生か」




    エレン「あの失礼ですがあなたは?」




    ライナー「え?あぁすまない、申し遅れた。
    東京調査高校2年男子バスケ部副部長の【ライナー・ブラウン】だ。」




    エレン「!(このごっつい人があの無冠の五将の一人...さすが有名人だけはあって、体格や雰囲気持ってるな)」




    ライナー「そう言えば他の奴らはどうした?後4人いたろ」




    エレン「あっまぁどっかに行っちゃいました...(こいつと1on1やってみてぇ...)」




    ライナー「そうか、じゃぁ他の奴らを待つか。どうせ今練習に行ったって休憩中だしな」




    エレン「あ、あの」




    ライナー「?どうした?」




    エレン「ただ待ってるのも、暇なんで俺と1on1やりませんか」




    ライナー「...他の奴らが来たらすぐやめるぞ」




    エレン「ッ! よっしゃ!なら俺からDFします」タッタッタ




    ライナー「」ダムッダムッダム




    エレン「(さぁて、無冠の五将のお手並み拝見だ。)」




    ライナー「準備はいいか?行くぞ」ダムッダムッダム




    エレン「はい!いつでも来い!...です」




  138. 138 : : 2014/05/06(火) 23:59:10





    ライナー「」ダムッダムッダム




    エレン「」




    ライナー「」ダッ




    エレン「(来る!)」スッ




    ライナー「」ダッダッダ ダムッダムッダム




    エレン「!(正面突破!?)」キュッ




    ライナー「」クルッ ダッ ダッダッダ ダムッダムッダム




    エレン「クッ!(ターンかよ)」キュッ ダッ




    ライナー「」ドンッ




    エレン「ダンクか!」ドンッ




    ライナー「(追いつかれるか? いや行ける!)」スッ




    エレン「待ちやがれぇぇえ!!スッ




    ガシャンッ ダムッダムッダムダム




    エレン「ま、マジかよ...(あの距離だったら追いつくかと思ったのに...)」




    ライナー「次はお前の番だ」ヒョイッ




    エレン「(やべぇ、何なんだこいつは...OFしてる時よりもDFしてる時の方が威圧がある...)」ダムッダムッダム




    ライナー「いつでもいいぞ」スッ




    エレン「(絶対に負けねぇ!無冠の五将だが何だか知らねぇけど絶対に負けねぇ!!)」ダムッダムッダム




    ライナー「」




    エレン「(行くぞッ!!)」ダッ




    ライナー「」ダッ




    エレン「ッ!!(こいつ...)」ダムッダムッダム




    ライナー「どうした?来ないのか?なんなら俺から仕掛けてやるぞ」




    エレン「(くそっ!こいつ図体デケェからどこから攻めればいいのか、わかんねぇ)」ダムッダムッダム




    ライナー「さっきの威勢はどうした?」




    エレン「(あぁ~さっきからすげぇ挑発してて腹が立ってるんだよ!こうなったらこっちだって正面突破だ!!)」ダッ ダムッダムッダム




    ライナー「」ズイズイ




    エレン「くっそ...(なんて圧力だ...これじゃぁ攻めてるこっちが押しつぶされそうだ!)」グッ ダムッダムッダム




    ライナー「甘いぞ」バシンッ




    エレン「あっ!」





    ダムッダムッダムダム





    ライナー「勝負あったな
    どうだ?1軍の力は」




    エレン「クッ!もう一回だぁ!!」




    ライナー「あぁいいぞ」





    10分後





    エレン「ハァ...ハァ...ハァ...」




    ライナー「(1年生で1軍昇格したって聞いたからもうちょっとはやると思ったんだが...)」




    エレン「こいつ...化け物か..ハァ...ハァ...(何でこんな体格してるのに...スリーポイントシュートが上手いんだよ!!)」




    エレン「(それだけじゃねぇ、リバウンドもダンクも...化け物だ...これが無冠の五将の力なのか...?)」





    ライナー「(ちょっといじめてみるか...)エレン君?だったかな?」




    エレン「はっはい」




    ライナー「もしその実力でうちのレギュラーを狙ってるのなら今年は諦めた方がいい。とは言ってもなかなかの実力だったがな...だから焦らずにれんsy




    エレン「ッ!!」ウルウル




    ライナー「!? (いじめすぎた!?)」








    アルミン「エレーン!? どこー?」スタスタ




    ミカサ「ッ!!エレン!?」ダッダッダ




    ジャン「うぉ!?なんだ今のスピード...」





  139. 139 : : 2014/05/06(火) 23:59:40






    エレン「ちくしょう...くそっ!!」ポロポロ




    ライナー「あっいやエレン君今のは...」




    バキッ




    ライナー「うげぇ」バタンッ




    ??「なに昇格し始めた1年泣かせてるんだよ、ゴリラ」ゴリゴリ




    ???「ホントだよ、全く可哀想に大丈夫?君」




    ダッダッダ




    ミカサ「エレーンッ!!」




    エレン「! ミカサ!?」ゴシゴシ




    ミカサ「エレン!?どうしたの? どうして泣いてるの?」




    エレン「うっうるせぇな!何でもねぇよ!!目にゴミが入っただけだ」ゴシゴシ




    ??「ほら、謝れよゴリラ」




    ライナー「す、すまんエレン君 悪気は...ちょっとあってな!まぁその...何だ、後輩いじりと言う奴をやってみたかったんd ぐぉぉぉおおお」ギュゥゥゥウ




    ??「この1年はそんなんじゃ許さないみたいだけど」




    ???「いいぞいいぞアニ!!もっとやれー!!」




    ライナー「アニ!アニ!もうギブギブ!!」




    ミカサ「エレン、まさかこのホモゴリラにいじめられたの?そうなの?」




    ライナー「ホモゴリラ!?」




    エレン「ちげぇよ!!いいからお前はどっかいけ!!」




    ミカサ「それは出来ない!エレンが泣いてるところを見てしまった以上は」




    スタスタ




    アルミン「あっ!!エレン!いた!!」タッタッタ




    ジャン「はぁ...とんだお騒がせ1年だな」スタスタ







    タッタッッタ





    アルミン「エレーン!!」




    エレン「アルミンまで!?」ゴシゴシ




    アルミン「え、エレン泣いてるの?」




    エレン「泣いてねぇよ!!」




    アニ「取り敢えずゴリラあんたはやり過ぎたよ」




    ライナー「あぁそうだな、すまんなエレン君
    そして、ゴリラって言うのをやめてくれ」




    アニ「それはこの1年次第だけど」




    エレン「だ、大丈夫ですよ...俺が弱いのが行けないから...」




    ミカサ「例えエレンが許しても私は許しません」




    アニ「だってよ、保護者がそう言ってる以上は駄目みたいだね」




    ライナー「ホントにすまん...っていうかこの子エレン君の保護者だったのか!?」




    アニ「だってそう言う風に見えるし」




    アルミン「と、取り敢えずエレン男子バスケ部部長が自己紹介しに来たから...立てる?」




    エレン「あぁすまん」スッ




    ジャン「小競り合いは終わったか?」




    エレン「」イラッ




    ジャン「終わったなら自己紹介するぜ」




    エレン「てめぇの自己紹介なんているかよ...」




    ジャン「んだとォ!?...!てめぇは前方不注意野郎じゃねぇか!!」




    エレン「? あぁ馬面か...お前が部長だったのかよ...」




    ジャン「はっ、小学生みたいに泣きやがって
    そんな奴が1軍にいると邪魔だな」




    ミーナ「ジャン!それは言い過ぎだよ」




    ジャン「おぉお前らもいたのか」




    アニ「あぁゴリラがこの1年坊主をいじめてたから」




    ミカサ「エレンは坊主ではありません。」ゴゴゴ




    アニ「あぁそうだね、だけど1年坊主ではあるけど?」ゴゴゴ




    ビリビリビリ




    アルミン「み、ミカサ!!」




    ミーナ「アニ!」




    ライナー「なんだなんだ、今度は女の修羅場か」




    ジャン「...まぁいい、俺が男子バスケ部の部長だ。
    監督は1軍昇格を認めたらしいが俺は絶対認めないぞ」




    エレン「俺だってお前が部長だって絶対認めない」




    アルミン「4人とも...もうやめようよ...」








      こうして、僕らの1軍生活が始まったのであった...




  140. 140 : : 2014/05/07(水) 00:07:47
    ライナー(ザマァ)
    このあとの展開に期待です     
  141. 141 : : 2014/05/07(水) 00:14:50
    >>140 期待&コメントありがとうございます!ライナーは...ざまぁですねww そして、このあとの展開はお楽しみにしてください!
  142. 142 : : 2014/05/07(水) 00:27:56
                                                                                                                                                                                            
  143. 143 : : 2014/05/10(土) 18:13:26







      あれから3日後が経った。
      エレンと僕とコニーは、まだ1軍に上がったばかりだからそう簡単に1軍の人達とは馴染めない。僕は練習に追いつくどころか最近このまま2軍に降格してしまうのではないかと心配になってきた...それでも毎日エレンやミカサが頑張っている姿を見て、僕も頑張らなきゃって思った。


     エレンは、あれからいつもジャン先輩と喧嘩?という喧嘩はしてないけれど、喧嘩するほど仲がいいと言うことわざはこういうことなんだなと思ってる。

      その頃ミカサはと言うと...
     僕達とは違い、練習に馴染んでるみたいですごく楽しそうだった。 一個上の先輩である、アニ先輩とはちょくちょく睨み合いをしてるってサシャから聞いた。けど、あの頃のどん底に落ちていたあのミカサがこうしてまた、バスケを楽しんでいるのは僕も嬉しい。





       そして、僕らが1軍の恐ろしさを知ったのはこの後のゴールデンウィーク期間に行われる合宿でのこと...


  144. 144 : : 2014/05/10(土) 18:53:51





    合宿前日の練習時間



    第二体育館





    ジャンペト「お前ら(皆)集合!!」




     ハイッ!!




    ジャン「明日から行われるGW強化合宿」




    ペトラ「それについてマネージャーのクリスタ」




    クリスタ「はい!」




    クリスタ「それでは説明させていただきます。」




      明日から行われる合宿__すなわちGW強化合宿は主に5月の中旬から始まる、第XX回全国高等学校バスケットボール選手権大会 20XX年 関東高校総体(インターハイ)に向けての強化合宿です。

    昨年私達東京調査高校は 男子 市大会グループリーグ敗退 女子 市大会グループリーグ敗退
    と言う結果になりました。

    私達はこの市大会グループリーグという壁を乗り越えなければなりません。そのためにこの合宿で選手一同の個々の能力アップ・チームプレイ能力アップを目指します。
    合宿期間は5日間 場所は学校で行います。 男子・女子は、それぞれ別部屋で泊まります。
     練習のスケジュールなどは、ホワイトボードに書いておきましたのでそれぞれ読んどいてください。
      
    そして、今年も男子チーム・女子チームでスローガンを決めていただきます。

    以上





    クリスタ「何か質問はありますか?」









    クリスタ「はい、エレン君」




    エレン「その合宿で監督にアピールすればスタメンに入れるの...ですか」




    クリスタ「はい、もちろんですよ。 あっ後説明し忘れてましたが合宿最終日には練習試合を組んであります。その試合で十分にアピールして、結果が出れば誰でもスタメンにはなれます。 しかし、その反面この合宿でアピールが足りなかった場合は恐らく今後の試合には出れないと覚悟をしておいてください。」




    エレン「うっし!絶対この合宿でアピールしてスタメンになってやるぜ!」




    アルミン「うん、僕も皆に追いつけるように頑張るよ」




    ミカサ「私も頑張る」




    コニー「俺だって負けねぇぜ?」




    サシャ「私だって負けません!」




    エレン「よし、だったらこの5人の中で誰が一番早くスタメンになるか勝負だ!」グッ




    アルミン「ぼ、僕は...多分無理かな...」




    ミカサ「わかった。絶対負けない」




    コニー「いいぜ、俺が一番だったらゴリゴリ君買えよな!」




    サシャ「なら私はメロンパン5個貰いますからね!」







    ライナー「ははは、調子が上がってるみたいだな。1年」




    ジャン「けっ、どうせ明日には もうギブです... なんて言うぜあいつら」




    ミーナ「あららあの子達まだあの合宿の厳しさを知らないみたいだね」




    アニ「まぁあんなこと言ってられるのは今だけさ」




    ペトラ「燃えてきたわー!!私が絶対にスタメンに入ってゴリゴリ君をおごって貰う!!」




    ユミル「キャプテン、あんたまで混ざってどうすんだよ...」




  145. 145 : : 2014/05/10(土) 19:00:15





    GW強化合宿当日




    アッカーマン宅



    ミカサ「じゃぁお母さん、行ってきます」




    ミコト「気をつけてねミカサ!スタメン取って来たらミカサが大好きなシチューを作ってあげるからね!頑張ってくるんだよ」




    ミカサ「お母さん私もう高校生だよ?そんな子供みたいな扱いしないでよ...」




    エレン「いいじゃねぇか」




    ミカサ「! エレン?」




    エレン「大好きな料理を作って貰えるなんて...全くお前は羨ましいよ」




    ミコト「何言ってるのエレン君!あなたもスタメン取って来たらこの間言ってた。チーズハンバーグいっぱい用意するから頑張ってね!」




    エレン「ホントですか!?わーい!やった!!
    そうと決まればミカサ!早く行こうぜ!」タッタッタ




    ミカサ「ぁぁ」タッタッタ




    ミコト「気をつけてねー!!」



  146. 146 : : 2014/05/10(土) 19:03:53





    アルレルト宅




    アルミン「じゃぁ行ってくるね」




    アルミン父「あぁ気をつけて行ってくるんだぞ」




    アルミン「うん、おじいちゃんのことよろしくね」




    アルミン母「大丈夫よ、あなたがバスケで頑張ってるって言ったらこの間喜んでたもの」




    アルミン「うん!
    じゃぁ行ってきます!!」タッタッタ





    アルミン母「あの子もホントにたくましくなったわね」




    アルミン父「あぁそれもこれも小学校の頃に出会った。エレン君のおかげだな」




    アルミン母「えぇエレン君には感謝してもしきれないわ」




  147. 147 : : 2014/05/10(土) 19:08:53





    スプリンガー宅





    コニー「母ちゃん!早くしてくれよ!!遅刻しちまうよ!!」




    コニー母「何言ってるの、まだ朝の5半よ?集合時間は6時半でしょ?」




    コニー「あれ、そうだっけ?」




    コニー母「全く誰に似たんだか...」




    コニー「それでも俺近くの公園で練習するからいいよ!
    じゃぁ行ってくるな!」




    コニー父「お?もう出るのかコニーよ」




    コニー「おう父ちゃん、スタメン取りにちょっくら体育館で遊んでくるわ!なっはっはっは」




    コニー父「遊んでくるのか!?じゃぁ遊びに5日間も行くのか!?」




    コニー母「何言ってるのあんた!こんなの冗談に決まってるでしょ!!...ハァ、これだからうちの男は...」




    コニー「じゃぁなっ!!」タッタッタ




    コニー母「気をつけるんだよ?」




    コニー父「母さんあいつ遊びに行くってのは嘘だったのか!?」




    コニー母「もう何でもいいわ」




  148. 148 : : 2014/05/10(土) 19:13:26






    ブラウス宅





    サシャ父「早く食わんかい!!遅刻するぞ!!」




    サシャ「腹が減っては臭はできぬという奴を父さんは知らないんかい!」




    サシャ父「それを言うなら戦だ!!そんなことよりホントに遅刻するぞ!!」




    サシャ「! ホントだ!じゃぁ行ってきます!」タッタッタ




    サシャ父「全くこの食い意地は誰から遺伝したんだか...」




    スタスタ




    サシャ母「あんた、ここに置いてあった。メロンパンは知らないかい?」




    サシャ父「あぁそれならさっきサシャの奴が...」




    サシャ母「何やってェ!?あの食いしん坊娘...私のメロンパンを...」ゴゴゴ




    サシャ父「あっ母さんからの遺伝だった」




  149. 149 : : 2014/05/10(土) 19:20:43





    キルシュタイン宅






    ジャン母「ジャン坊忘れ物はないかい?」




    ジャン「うるっせぇな!!クソババア!!そんな小学生みたいなこと聞くな!!」




    ジャン母「まぁまぁそんなはしたない言葉いつから使い始めたのか...」




    ジャン「余計なお世話をし始めたのはいつからだよ...」




    ジャン父「おぉジャンもう行くのか」




    ジャン「あぁ行ってくる」




    ジャン父「今年こそ優勝出来るといいな」




    ジャン「うるっせぇな!んなことは去年から聞いてるわ」




    ジャン母「あっそうそう、ジャン坊これを持っておゆき」




    スッ




    ジャン母「ジャン坊の好きな食べ物が入ってるからね」




    ジャン「だから余計なことすんじゃねぇよ!!!」




    ジャン父「ジャン...お前...」




    ジャン「!...悪かったよ怒鳴って」




    ジャン父「身長伸びたな」




    ジャン「行ってくる」タッタッタ




    ジャン母「気をつけていくんだよ?」




    ジャン父「何で無視られたの!?俺のことが嫌いなのか!?」




  150. 150 : : 2014/05/10(土) 19:23:14






    ブラウン・フーバー宅





    ライナー「じゃぁ行ってくる」




    ベルトルト「あぁ怪我には気をつけてね」




    ライナー「あぁお前も早く戻ってこいよ...」




    ベルトルト「うん...」




    ライナー「じゃぁな、ちびっ子達にもよろしく頼むな」




    ベルトルト「わかった。」




    ライナー「行ってくる」スタスタ




  151. 151 : : 2014/05/10(土) 19:31:59





    レオンハート宅






    アニ「じゃぁ行ってくる」




    アニ父「アニたんもう行っちゃうのぉ~!?
    まだいいじゃんいいじゃん!!」




    アニ「ホントに気持ち悪いよ...」




    アニ父「じゃぁ...じゃぁ...」




    アニ「?」




    アニ父「いってらっしゃいのキs」




    バキッ




    アニ「行ってきまーす」スタスタ




    アニ父「くっ...いい蹴りだ...それこその俺の娘だ...
    アニ!」




    アニ「」クルッ




    アニ父「まぁ...怪我だけはするなよ」




    アニ「まるでフラグみたいだから何にも言わないでおくよ」スタスタ




    アニ父「えぇ~もっと構ってくれたっていいじゃなーい」




    アニ「(ホントにどうかしてるよ...全く母さん...良くあんなのに耐えてたね...だけど、スポーツになるとまるで別人なんだよな...あの変態爺)」スタスタ




    アニ父「帰り道、変な人に声掛けられても付いて行っちゃ駄目だぞー!アニちゃんは可愛いからすぐナンパされちゃうからねー!油断したら負けだぞー」




    アニ「(前言撤回、やっぱりただの糞爺だ)」スタスタ





  152. 152 : : 2014/05/10(土) 19:38:36






    カロライナ宅







    ミーナ弟「姉ちゃん!こいつは俺に任せて先に行くんだ!俺は後で追いつくから!!」




    ミーナ「ッ...絶対帰ってこいよ?」




    ミーナ弟「あぁ、ちょっとこいつらに本当の勇者とはどんな強さなのかを教えてやるぜ...」




    ミーナ「って!もう時間じゃない!!行ってくるね!」




    ミーナ弟「姉ちゃんこれやんなきゃ駄目?」




    ミーナ「うん、駄目」




    ミーナ弟「えぇ~」




    ミーナ「まぁお留守番頼むね」




    ミーナ弟「おう、それは任せとけ」




    ミーナ「じゃぁね、行ってきまーす」タッタッタ




  153. 153 : : 2014/05/10(土) 19:43:25






    ラル宅





    ペトラ父「ペトラ今年こそ優勝がんばれよ」




    ペトラ「任せて父さん!今年は絶対に...優勝する!!」




    ペトラ妹「おねーちゃんもういっちゃうの?」




    ペトラ「ごめんね!少しの間お姉ちゃんとお別れだけど、あなただったら出来るわよね?」




    ペトラ妹「グスン...うん」




    ペトラ「うん、じゃぁ行ってくるね!」




    ペトラ父「気をつけるんだぞ」




    ペトラ「わかってる。じゃぁ行ってきます。」タッタッタ




    ペトラ妹「いってらっしゃい」




    ペトラ父「いってらっしゃい」



  154. 154 : : 2014/05/10(土) 22:28:28





















































  155. 155 : : 2014/05/10(土) 22:37:43




    強化合宿当日 第一体育館










    エレン「よぉアルミン」




    アルミン「おはようエレン、昨日はちゃんと眠れた?」




    エレン「まぁまぁかな」




    アルミン「エレンってホントに子供みたいだよね」ハハハ




    エレン「アルミンまでそんなこと言うんじゃねーよ」




    アルミン「? ってことは他の人にも言われたの?」




    エレン「そんな奴一人しかいねぇだろ」ユビサシ




    ミカサ「?」




    アルミン「あぁ~そういうことね」




    ミカサ「どうかしたの?」




    エレン「何でもねぇよ、さっさと行くぞ」




    スタスタ




    コニー「よぉエレン」




    エレン「おぉコニーもう着てたのか」




    コニー「そりゃ中学の頃合宿なんてなかったから楽しみでな!」




    エレン「だよなー!」




    コニー「なー!」




    アルミン「僕も楽しみだよ」




    ミカサ「私も楽しみ」




    サシャ「私もです!」モグモグ




    アルミン「サシャ!?いつの間にいたの?」




    サシャ「最初からいましたよ...全くアルミンはひどいです」




    アルミン「ごめんごめん」




  156. 156 : : 2014/05/10(土) 22:51:13






    スタスタ




    ジャン「よぉライナー」




    ライナー「おぉジャン」




    ジャン「今年も来ちまったな。あの地獄の合宿が」




    ライナー「あぁ、だがこれがあったからこそ去年はあそこまで行けたのも同然かもな」




    ジャン「全く今年は俺らが引っ張って行かないと行けねぇからな
    大変だぞ?」




    ライナー「はははっ、ジャンキャプテンには期待してるぞ!」バシッ




    ジャン「いってぇな!お前こそ副部長なんだから俺のフォローしろよな」




    ライナー「わかってるさ」




    オハヨー




    ジャンライ「?」




    ミーナ「あれれ、誰かと思いきや男子バスケ部の部長と副部長ではありませんか!」




    ジャン「誰かと思ったらどっかの厨二病じゃねーか」




    ミーナ「ひどぉ~、アニ助けて」




    アニ「やだよ、面倒くさい」




    ライナー「おぉアニお前もいたのか」




    アニ「悪かったね、あんたより小さいから見えないって言うんだろ?」




    ライナー「誰もそんなこと言ってないんだが」




    オハヨウ




    ジャンライ「! ペトラ先輩!おはようございます!」




    ペトラ「あら、ジャンにライナーなんて珍しい組み合わせね」




    ジャン「たまたま一緒ってだけですよ」




    ペトラ「そっか、ミーナにアニもおはよう」




    アニミーナ「おはようございます」




    ペトラ「あぁ~今日から天国のバスケ三昧...想像しただけでテンション上がってきた!」




    ミーナ「キャプテンってホントにバスケ好きですね」




    ペトラ「それはもう!バスケは私の嫁ですからっ!」




    ジャン「朝っぱらからすっごいテンション高いっすね」




    ペトラ「そういうジャンはテンション低いわね」




    ジャン「そりゃだってあの地獄の合宿ですから」




    ペトラ「地獄?天国の間違いだよ」




    ジャン「んなわけないだろう...」




    ペトラ「それに今年はジャンがキャプテンだからね!期待してるよ!キャプテン!」バシッ




    ジャン「あれ、デジャヴを感じる...」




  157. 157 : : 2014/05/10(土) 22:52:35
    デジャヴwwwwww期待ですぞwwwwww
  158. 158 : : 2014/05/10(土) 22:54:43
    >>157 期待コメありがとうございます!
  159. 159 : : 2014/05/10(土) 23:11:28







    ?????「集合」




     ハイッ




    ?????「では、これよりGW強化合宿を開始する。」





    エレン「なぁ、アルミン」ボソッ





    アルミン「何エレン?」





    エレン「あの真ん中で話してる人って誰だ?」





    アルミン「えぇ!?エレンわからないの?」






    エレン「おう」






    アルミン「自身持って言わないでよ...」







    アルミン「今真ん中で喋ってる人はこの東京調査高校男子・女子バスケットボール部の総監督だよ?知らなかったの!?」





    エレン「あぁ初耳だ」






    アルミン「それホントに言ってる?」






    エレン「大マジだ。」






    ?????「以上
    では練習を初めてくれ」







    ジャン「よぉし男子は午前中ずっと土手ランだ!」






    ペトラ「女子はウォーミングアップした後体育館を全面使って練習するよ!」







    ?????「あぁそれと今回新しく入ってきた。1年生の5人はちょっと残ってくれ」





    エレン「ん?何かやるのか?」





    アルミン「さぁ?」





    スタスタ



  160. 160 : : 2014/05/10(土) 23:39:14






    ?????「君らが新しく昇格した5人だね?」





    エレミカアルコニサシャ「はい!」





    ?????「申し遅れた。私は東京調査高校バスケ部の総監督【エルヴィン・スミス】だ。よろしく」スッ





    エレミカアルコニサシャ「よろしくお願いします」





    エルヴィン「普段の練習は部長や副部長達に任せてあったりコーチに任せてあるから私はなかなか顔を出すことはないだろう。
    君たち1年生にもこの合宿で十分にアピールしてもらって、是非ともこの東京調査高校に力を貸して欲しい。
    そこでどうだろう、今の君達の目標を聞かせて欲しい」





    サシャ「私は...この東京調査高校でスタメンになって全国大会で優勝することが目標です!」





    コニー「自分も優勝することが目標です!あっもちろん自分がスタメンになって活躍することも目標です!」





    エルヴィン「そうか、君達二人は中学での活躍を聞いているから期待してるよ」ニコッ





    コニサシャ「ありがとうございます!」





    エルヴィン「さて、次はアルミン・アルレルト」





    アルミン「ぼ、僕は...」





    エレン「いいよアルミン自分の目標を言えばいいんだ。何も怖くねぇよ」





    アルミン「エレン...うん!
    僕の目標は先ほど二人が話した目標と似ておりスタメンになって全国大会で優勝することですが僕の目標はもうひとつあります!」





    エルヴィン「なんだね」





    アルミン「祖父に全国大会で僕のプレーを見てもらい優勝することです!」





    エルヴィン「立派な目標だね。君の中学の活躍も聞いている、期待しているぞ」





    アルミン「あ、ありがとうございます!!」





    エルヴィン「さて次にミカサ・アッカーマン」





    ミカサ「はい、私の今の目標は...」





    エレン「(そう言えばミカサの目標を聞くのは初めてかもしれない)」





    ミカサ「エレンを助けることです」





    エレン「は...?」





    エルヴィン「ふふっそうか、君はエレンを助けることが目標なんだね。」





    ミカサ「はい」





    エレン「おい!お前真面目に答えろよ!何が俺を助けることが目標だ!んなこと何か目標にすんじゃねぇ!!」





    エルヴィン「いやいいんだ、エレン」





    エレン「え?」





    エルヴィン「人それぞれの目標があって当然だ。だが言っておくがそれはバスケにおいての目標ではない。もう一回考えてくれたまえ」





    ミカサ「バスケでの...目標ですか」





    エルヴィン「君の中学での活躍は聞いている。君みたいなPFはうちにはいない。だから将来君にはうちのエースになってもらうことになる」





    アルミン「(監督自身からエースを使命された!?)」





    ミカサ「...私のバスケでの目標は...」





    ミカサ「バスケを楽しみことです。」





    エルヴィン「フッ面白い、良い目標だ。
    では最後にエレン、君の目標を聞かせてくれ」





    エレン「俺の目標は...






         とにかく強い相手をぶっ倒したいです...」





    エルヴィン「...」





    アルミン「え、エレン!」





    エレン「え?...何か悪いこと言ったか?」





    エルヴィン「いやその言葉を待っていたよ...」ニヤッ





    ミカアルコニサシャ「!?」





    エルヴィン「うちは男子・女子共にエースというエースが不在しているんだ。だからエレンやミカサには十分チャンスがある。期待しているぞ皆」





    エレミカアルコニサシャ「はい!ありがとうございました!!」





  161. 161 : : 2014/05/10(土) 23:59:17



    特に要らない情報



              ジャン・キルシュタイン
             身長 177cm 体重 67kg
              ポジション:SF
              男子 2年生 キャプテン

              ライナー・ブラウン
             身長 186cm 体重 96kg
    ポジション:C SG PF
              男子 2年生 副キャプテン

              アニ・レオンハート
             身長 162cm 体重 57kg
              ポジション:SF
    女子 2年生 副キャプテン

    ミーナ・カロライナ
             身長 167cm 体重 56kg
    ポジション:PG
              女子 2年生 副キャプテン

              ペトラ・ラル
             身長 170cm 体重 64kg
              ポジション:PF PG SG
              女子 3年生 キャプテン

    ユミル
             身長 177cm 体重 67kg
              ポジション:C
              女子 2年生
              
              クリスタ・レンズ
             身長 150cm 体重 47kg
    ポジション:不明
              女子 2年生 マネージャー
  162. 162 : : 2014/05/10(土) 23:59:37
    今日はこの辺で
  163. 163 : : 2014/05/11(日) 12:28:58












    GW強化合宿1日目・・・











  164. 164 : : 2014/05/11(日) 12:53:10















    土手ラン中の男子チーム








     タッタッタ





    ジャン「ハァ...ハァ...」





    ライナー「もう応えてるのか...?」





    ジャン「んなわけねーだろ、お前こそ大丈夫なのかよ」





    ライナー「まぁまだ1日目だしな」





    ジャン「あいつの怪我の具合はどうなんだ?」





    ライナー「あぁ順調に回復しているらしい。早ければインターハイ前には戻ってくるかもとさ」





    ジャン「そうか、ならウィンターカップ前には戻れそうだな」





    ライナー「まぁ俺達がウィンターカップ出場出来たらの話だがな」





    ジャン「出場しなきゃいけねぇだろ」





    ライナー「ッ...そうだな」





         ダッダッダ




    エレン「うぉぉぉおおおおおお!!」





    コニー「うぉぉぉおおおお!!」





    アルミン「ハァ...ハァ...」








        タッタッタ





    ジャン「あのバカ、最初から飛ばしすぎだろ」





    ライナー「ははっ、今年の1年は元気があっていいじゃないか
    なぁジャンキャプテン」





    ジャン「どぉだっていい、どうせすぐにへばって泣くぜ」





    ライナー「まぁそれはそうと、どう思う?今年の1年は」





    ジャン「どうもこうも、まだわかんねぇだろ?
    まぁただあのミカサっていう女は早くも試合に出るだろうな。」





    ライナー「あぁ噂はあいつから聞いている。うちのエース候補」





    ジャン「実力は本物だろうな、ただいつ化けるかはそいつ次第だ。」





    ライナー「他の奴はどう思う?」





    ジャン「あぁ~サシャって言う食いしん坊女は、うちに入ってきた1年の中でもかなりの実力を持った奴なんじゃねぇか?下手すればこのままスタメンもありえるだろうな。」





    ライナー「じゃぁ問題の男子チームの奴らは?」





    ジャン「糞ばっかだな。まぁあの3人の中で一番まともなのがあの坊主頭の馬鹿だろうな。」





    ジャン「あの金髪坊やは...まだわかんねぇ、何が持ち味なのかもわかんねぇし。練習だけ見てみるとシュートもドリブルもDFも糞だな。」





    ライナー「じゃぁあいつはどうだ?監督はえらく気に入ってるみたいだが...」





    ジャン「ノーコメントだな!あんな奴のプレーなんて見たくもねぇ!」





    ライナー「おい...ホントにお前らは似てるな...」





    ジャン「はぁ!?俺とあの泣き虫野郎を一緒にすんな!!」





    ライナー「そういう所が似てるんだ...まぁ冗談は置いといてだ」




    ジャン「...正直に言っても嘘で言ってても、あいつは駄目だな」





    ライナー「そんなに駄目か?俺は1on1やった時結構良いプレーをする奴だと思ったんだがな...」





    ジャン「まぁ結果はすぐに出るさ...この合宿でな」





  165. 165 : : 2014/05/11(日) 14:22:53









          第一体育館






        ダムッダムッダム





    ペトラ「ウォーミングアップ終わったら早速パス練習やるからね!」





       ハイッ




    アニ「」パスッ





    ユミル「うぃ」バシッ パスッ





    ミーナ「ほーい」バシッ パスッ





    ペトラ「はいっ!」バシッ パスッ





    サシャ「ミカサッ!!」バシッ パスッ





    ミカサ「」バシッ パスッ





        それから1時間・・・パス練習終了・・・





    ペトラ「はい!次ドリブル練習!」





      ハイッ





    ダムッダムッダム





    アニ「」ダムッダムッダム クルッ





    ユミル「ほっ」ダムッダムッダム クルッ





    ミーナ「そいやっ!」ダムッダムッダム クルッ





    ペトラ「そりゃ!」ダムッダムッダム クルッ





    サシャ「ていやっ!!」ダムッダムッダム クルッ





    ミカサ「」ダムッダムッダム クルッ






        それから1時間・・・ドリブル練習終了・・・




    ペトラ「次!シュート練習!」





      ハイッ




    アニ「」シュッ 




    スパッ ダムッダムッダムダム




    ユミル「そーれぃ!」シュッ




    スパッ ダムッダムッダムダム




    ミーナ「よいしょー!!」シュッ




    スパッ ダムッダムッダムダム




    ペトラ「ッ!!」シュッ




    スパッ ダムッダムッダムダム




    サシャ「こんな感じですか?」シュッ




    スパッ ダムッダムッダムダム




    ミカサ「」シュッ




    スパッ ダムッダムッダムダム




       それから1時間・・・シュート練習終了・・・




    ペトラ「はいっ!じゃぁ次は1on1!!」




       ハイッ




    ダムッダムッダム





    ユミル「さぁてミーナよ、手加減はいらねぇぞ」





    ミーナ「わかってる!全力で攻めるよ!!」ダムッダムッダム




    _____________________




    ペトラ「じゃぁサシャ!行くよ!」ダムッダムッダム





    サシャ「いきなりキャプテンとですか...負けませんよ!」





    ペトラ「いいね!こういう勝負好き...」ダムッダムッダム




    _____________________




    アニ「まぁ手加減はしないってだけ言っとくよ」ダムッダムッダム





    ミカサ「どうぞご自由に」





    アニ「それじゃぁ行かせてもらうよ」ダムッダムッダム




    _____________________




    ユミル「そっしゃ次は私の番だな」ダムッダムッダム




    ミーナ「くぅぅ、DFじゃ勝てそうにないよ...」





    ユミル「はっはっは、そう弱気になんなって」ダムッダムッダム




    _____________________




    ペトラ「なかなかやるわね、サシャ!
    でも私は絶対に負けない!!」





    サシャ「やっぱキャプテンだけあって、すごい強い...せやけど、うちも負けられん...」ダムッダムッダム



    _____________________




    ミカサ「くっ!」ダムッダムッダム





    アニ「へぇ結構やるじゃないか」





    ミカサ「私はまだまだ...」ダムッダムッダム




  166. 166 : : 2014/05/11(日) 14:33:17



         それから1時間・・・1on1終了・・・



    ペトラ「それじゃぁ一旦休憩しましょう。5分後に2対2をやるからそれまでにペアを組んどいて!」




        ハイッ




    サシャ「ミカサ!お疲れ様です!」





    ミカサ「サシャもお疲れ」





    サシャ「?なんだかテンション低いですね。」





    ミカサ「何故かわからないけど、何だか嫌な予感がする...」





    サシャ「第六感って言う奴ですか?」





    ミカサ「わからない...」





    サシャ「私達じゃなければいいですけど」





    ミカサ「いや...これはエレン達に...」





    サシャ「そう言えばもうそろそろで男子チームは帰ってくる頃ですけどね!あっそれと2対2の時私とペア組んでもらえませんか?」





    ミカサ「うん、そうしよう」





    サシャ「大丈夫ですよ!きっとエレン達なら今頃いつもみたいに笑ってますよ!」





    ミカサ「うん...そうね」





    サシャ「さぁ!もうそろそろ休憩も終わりですし今のうちに体を暖めておきましょ!」





    ミカサ「うん...」






  167. 167 : : 2014/05/11(日) 15:27:06





      






          その頃男子チームはと言うと・・・












    ダッダッダ





    ジャン「オラァ!どうした1年!?もっと全力で走れ!!」





    コニー「も、もう無理...」





    ジャン「ここでギブアップか!?休憩するか!?」


    _____________________



    アルミン「ハァ...ハァ...」ダッダッダ





    モブ8「くっそ...ジャンの野郎今年キャプテンになったからって調子乗りやがって!」スタスタ





    モブ9「やめだ!やめだ!このままじゃ死んじまう!!」スタスタ





    モブ10「あ、あぁそうだな」スタスタ





    モブ9「おい!アルレルト!お前もきついだろ?今からどっかに隠れて時間になったら帰ろうぜ」





    アルミン「ハァ...そんな...こと...出来ませんよ...ハァ...」ダッダッダ





    モブ8「そんなこと言ってさ!ホントはお前だってもうサボろうと思ってんだろ?なら俺達と一緒にサボろうぜ」





    アルミン「そんなこと出来ませんって!...ハァ...」ダッダッダ





    モブ9「なんだよお前良い子ぶってよぉ!」





    アルミン「エレンが...頑張ってるのに...僕だけがサボるなんて出来ません。
    ハァ...それにコニーだってジャン先輩に急かされたり文句ばっか言ってるけど...ハァ...頑張ってます...僕だけが頑張ってないで全国大会優勝を目指すなんてとても言えませんよ...ハァ」ダッダッダ





    モブ10「お、俺もうちょっとだけ頑張ってみるよ...」ダッダッダ





    モブ8「お、俺もそうしようかな...あのアルミンが頑張ってるんだもんな」ダッダッダ





    モブ9「んな!?お前まで...ちくしょう!ちくしょう!俺だって!!」ダッダッダ




    _____________________





    エレン「ハァ...ハァ...俺は...もっと強く...」ダッダッダ





    ライナー「よぉエレン」ダッダッダ





    エレン「ッ!ライナー先輩!どうも」ダッダッダ





    ライナー「どうだ合宿は?結構辛いだろ?と言ってもまだ1日目だが」ダッダッダ





    エレン「まぁ結構応えてますね...」ダッダッダ





    ライナー「まだまだこれからが地獄だぞ?午後なんて筋トレ地獄だ。まぁ俺は筋トレは好きだから良いがあまり好きではない奴には地獄だろうな」ダッダッダ





    エレン「なるほど...(やべぇこの間の奴で結構気まずい)」ダッダッダ





    ライナー「よし!俺は少しペースを上げる、エレン頑張れよ」ダッダッダ





    エレン「あっはい!」ダッダッダ





  168. 168 : : 2014/05/11(日) 17:41:32










       午前の土手ランが終わった男子チームは、学校に戻りトレーニングルームへ向かった。 ほとんどの生徒が生まれたての鹿のような歩き方で向かった。



       僕もそのうちの一人でコニーもエレンもそうだ。だけどエレンは根性を見せ、なんともないように見せていた。
    僕には騙せないのに...






          一方女子チームは・・・





    ペトラ「2対2終わったら次3対3やるからね!」





       ハイッ




    ユミル「やっぱ今年も気合入ってるなキャプテン」





    ミーナ「そりゃだって今年が最後のインターハイなんだもの、気合が入らないわけないじゃん!」





    アニ「だろうね」





    ユミル「お?今年はアニも気合入ってるのか?」





    アニ「今年こそは絶対優勝する...お母さんにそう誓ったから」





    ミーナ「アニ...」





    アニ「さてとミーナ・ユミルあんたら3対3のペア決めたの?」





    ユミル「私は決まってないな」





    ミーナ「私はもちろん!アニちゃんのペアでーす!」





    アニ「なら組もうか」





    ___________________




    サシャ「ミカサ!3対3のペアも組みましょうよ!」





    ミカサ「わかった。」





    ペトラ「じゃぁ私もお邪魔しようかな!いい?」





    サシャ「わ、私達なんかと組むんですか!?足手まといにならなければいいですけど...」





    ミカサ「私は構わないです」





  169. 169 : : 2014/05/11(日) 20:30:10
    僕だけかもですけど
    冒頭部分がダイヤのAに似てる気がするww

    話はとってもいいと思います
  170. 170 : : 2014/05/11(日) 21:29:33








        ・・・トレーニングルーム・・・








    ジャン「よぉーっし、それじゃぁお前ら早速だが自由に筋トレしててくれ、俺はコーチを呼んでくる」





     ハイッ




    ライナー「さてとキャプテンがいない間俺が仕切ることになるんだが...まぁ楽しく筋トレしていこう!」






     ハイッ





    エレン「おいアルミン、大丈夫かよ そんなヘトヘトで」





    アルミン「だ、だいじょぶ...そういうエレンこそもうヘトヘトじゃんか...」





    エレン「俺は全然疲れてねぇよ」





    アルミン「そう、か なら僕と筋トレするのを手伝ってよ」





    コニー「それなら俺も付き合うぜ」





    アルミン「コニー...君は良く元気でいられるね」





    コニー「それが俺の取り柄だからよ」





    エレン「おし、早くやっちまおうぜ」





          10分後・・・






    スタスタ





    ???「やぁ!諸君!元気かね?元気があれば何でも出来るねー!例えば今だったらライオンとだって戦えるよ!!」





    ジャン「おい、お前ら集合」





     ハイッ





    ジャン「えぇ~お前らには言ってなかったが今年から新しいコーチが来たから紹介する。」





    ???「あぁいいよ、私自身から紹介するよ。」





    エレン「ん?あの人って確か...あっ!!」





    ???「ん?あっエレン君じゃないかー!!」





    エレン「ハンジさんじゃないですかー!久しぶりですね!」





    ハンジ「そうだねー!いやー少し見ないうちにまたたくましくなったね~」





    エレン「それはそうと何でハンジさんがここにいるんですか?」





    ハンジ「エレン君はさっきの話を聞いていないのかい!?」





    エレン「いや聞いてましたが...」





    ジャン「おい泣き虫野郎お喋りはあとだ」





    エレン「泣き虫野郎じゃねーよ!」





    ハンジ「あはははっ、君達も変わらないね~」





    ジャン「じゃぁハンジさん自己紹介お願いします!」





    ハンジ「はいよぉ~!
    えぇ~それでは...初めましての方は初めまして!!どこかで会ったことのある人はアロハ!じゃなくて久しぶり!
    この度は私【ハンジ・ゾエ】は、バスケ部男子・女子のコーチを担当することになりました。よろしくー!」





    パチパチ





    ?????「えぇっと初めまして【モブリット・バーナー】です!ハンジさんの助手でこの度はコーチを担当することになりました。よろしくお願いします!」





    パチパチ





    ジャン「そういうわけだ。この合宿中だけでなくこれから先の練習もコーチしてくれるそうだ。」





    ハンジ「はぁ~い、それでは皆さんこのプリントの通りに筋トレしてください。 それぞれの身長・体重に分けてあるのでね~」





    ______________________





    ハンジ・ゾエ特別筋トレプリント~☆彡





     ・身長 170cm以下・体重 60kg以下の選手は以下の通りに筋トレするように。





       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




     ・身長 171cm以上 ・体重 61kg以上の選手は以下の通りに筋トレするように。




         ~~~~~~~~~~~~~~~~

         ~~~~~~~~~~~~~~~~

         ~~~~~~~~~~~~~~~~



    以上!

    __________________________




    エレン「アルミン...お前死ぬなよ?」





    アルミン「見ただけで吐き気が...うぶっ」





    コニー「ちょっと待て、ってことはこれ俺も含まれてるのか!?」





    エレン「そういうことだな」





    コニー「」





    ジャン「こ、これをあと4日間もやるのか...」





    ライナー「厳しいな」





    ハンジ「そんなことない!明日はもっとやるよぉ~!!」





    ジャン「マジかよ...」





    ライナー「これは今年も死ぬな」





    ジャン「よし、そうと決まればこのプリント通りにやるんだ。いいな?サボった奴はフットワークの回数増やすぞ。」





     ハイッ





  171. 171 : : 2014/05/11(日) 21:35:30
    >>169 コメントありがとうございます!嬉しいです!そうですね!途中まではダイヤのAからちょっと取ってみました。
  172. 172 : : 2014/05/11(日) 22:03:18
    今日はこの辺でやめます。 あと1つ報告したいことがあります!多分シリーズ化にします。しないと長くなって読みにくいと思うのでただまだ第2シリーズには入りません。合宿が終わってかry
  173. 173 : : 2014/05/12(月) 20:56:09











            ・・・合宿2日目・・・


             朝の5:30




    ジャン「おーし、男子チーム全員いるか?」





     ハイッ





    ペトラ「女子チーム全員いる?」





     ハイッ





    ハンジ「それじゃぁ今日も元気にやっていこう!」





    モブリット「ハンジさん朝からテンション高いですね」





    ハンジ「そりゃそうだよ!バスケだよ!?バスケ三昧の5日間のうちの2日目だよ!?無駄になったら意味がないだろぅ!!」





    ジャン「おし、じゃぁまずは昨日の疲労を取るためにストレッチしっかりしとけよ!その後はランニングに行くからな!」





     ハイッ





    ペトラ「ジャン、女子チームもランニングだから合同でいいかしら?」





    ジャン「はい!大丈夫ですよ!」





    ペトラ「それじゃストレッチをしっかりやってねー!」





     ハイッ





  174. 174 : : 2014/05/12(月) 21:24:47






    グイグイッ





    エレン「ふぁあ~」ウトウト





    ミカサ「エレンおはよう」





    エレン「おう、ミカサ
    どうだ?そっちの練習は?」





    ミカサ「大分厳しい。そっちは?」





    エレン「正直言って舐めてたよ」





    ミカサ「そう...(嫌な予感はこれだけなのだろうか?)」


    _________________________



    エレン「アルミン!二人一組のストレッチやろうぜ!」





    アルミン「ごめん、僕コニーとやる約束しちゃったんだ...ごめんね」





    エレン「いや大丈夫だ。じゃぁ明日」





    アルミン「うん」ニコッ



    ______________________



    エレン「困ったな...」





    クリスタ「どうしたの?エレン」





    エレン「あっクリスタ先輩、それが二人一組のストレッチする相手がいなくて」





    クリスタ「なら私とやる?」





    エレン「えっ、いや(さすがにこういうのは女子とはやっちゃいけねぇ気がする...)」





    クリスタ「わ、私じゃ嫌?」





    エレン「嫌っていうわけではないんですがさすがにこういうのは女子と組んじゃいけない気がして...」





    クリスタ「そう?皆バリバリやってるけど?」





    エレン「え?」


    ________________________





    ペトラ「ジャンって固いね」





    ジャン「んぐぐぐっ!(し、し、死ぬ)」ギュウウウ





    ユミル「ほらゴリラもっと開けよ」





    ライナー「お、おい!お前開き過ぎだろ!ちょっ、あがっ!」グイッ




  175. 175 : : 2014/05/12(月) 21:25:01





    __________________________



    エレン「あらーっ」





    クリスタ「うちの学校は男女差別なく一緒に立派な大人になろうって言うことが教訓なの」





    エレン「差別...?」





    クリスタ「昔うちの学校には男子と女子の間で問題があったみたいでね、それで校長がこういう感じにしたの」





    エレン「へぇ」





    クリスタ「まぁ中にはまだ差別してる人もいるみたいだけど、うちの部はその教訓通りにやっていて普通に恋愛とかオッケーなんだよ?」





    エレン「まぁ俺には関係ない話っすね」





    クリスタ「どうして?」





    エレン「だって俺達は恋愛をするためにここに来たわけじゃないですから!バスケをするために来た...って言っても2軍の奴らにもそういうのが目的で入ってきた奴とかいましたけど」





    クリスタ「エレンの言う通りバスケをするためにここへ入ってきたって言う人がほとんどだわ、でもさっきエレンが言ったみたいに恋愛をするために入った人もいるの。だから1軍ではそういう気持ちは捨てた方が良いって監督が前に言ってたわ」





    エレン「それに俺女なんて興味ないし」





    クリスタ「え!?も、も、も、もしかしてエレンってほm」





    エレン「そういう意味じゃないですッ!!」





    クリスタ「び、びっビックリしたぁ...」





    エレン「簡単に言うと恋愛とか俺は興味ないってことですよ」





    クリスタ「そうなの?エレンって好きなタイプってないの?」





    エレン「好きなタイプかぁ...」



    ___________________________



        エレン「好きなタイプかぁ...」




    ミカサ「!?」





    サシャ「ミカサ?どうかしましたか?」





    ミカサ「いやっ...何でもない(エレンの好きなタイプ...)」ゴクンッ




    _____________________________




    エレン「ん~」





    クリスタ「そんなに悩むこと?エレンって結構堅実なんだね」クスクス





    エレン「いや堅実と言うか...どういう感じのがあるかわからないです。」





    クリスタ「どういう感じか...例えば:可愛い系がいい、とか?」





    エレン「可愛い系...?いや何かしっくり来ないなぁ...」





    クリスタ「じゃぁ美人系?」





    エレン「...まぁ美人な人の方がいいかな?
    あっ一個あった」





    クリスタ「何?」





    エレン「俺早くに母親亡くしたんで母さんに似ている感じの人がいいです!」





    クリスタ「母さんに似てる人って、例えがないよ」





    エレン「例えか...料理が上手い...とか?」





    クリスタ「そういうのでいいんだよ!」





    エレン「あぁそういうことっすか」





    クリスタ「そうそう、因みに私はね~...運動やっててマッチョな人がいいなぁ~」





    エレン「(それってもう答え言ってるじゃん)」





    クリスタ「まぁ私が片思いなだけなんだけどね!ホントはどうなのかは知らないけど」





    エレン「今ここにいるんですか?」





    クリスタ「いるよ?」





    エレン「こ、こ、告白しないんですか?」





    クリスタ「告白?...まさか!しないよ!...だけど、全国大会で優勝したら告白してもいいかなぁ~って」





    エレン「言いましたね?絶対ですからね?」





    クリスタ「うん!いいよ」





    エレン「(ライナー先輩...優勝したらあんた死ぬかもな)」



    _____________________



    ライナー「ぶえぇっくしゅ!」





    ユミル「来たねぇな!」





    ライナー「きっとクリスタが俺の噂をしているんだな!」ハッハッハ





    ユミル「んなわけねぇだろ、ゴリラ」





    ライナー「まぁ...だよね...」



  176. 176 : : 2014/05/12(月) 21:43:33





    _________________________




    サシャ「なるほど~エレンのタイプは料理が上手い人ですか」





    ミカサ「!?(何で聞こえるの!?)」





    サシャ「今、何で聞こえるのかって思いましたか?」





    ミカサ「う、うん」





    サシャ「私昔から目と鼻と耳はいいんですよ!」





    ミカサ「何を根拠に?」





    サシャ「ん~...実家が山なので良く子供の頃イノシシ狩りをしてたからですかね?」





    ミカサ「そういうこと」





    サシャ「でも、意外ですね!エレンに好きなタイプがいるなんて」





    ミカサ「私もそう思った」





    サシャ「エレンにも...悲しい過去はあったんですね」





    ミカサ「そうね...」





    サシャ「あっ暗くなってはいけませんね!じゃぁミカサに質問です」





    ミカサ「何?」





    サシャ「ミカサの好きなタイプは!」





    ミカサ「私の好きなタイプは...」


    ___________________________





    ミカサ「私の好きなタイプは...」




    ミーナ「おっ?1年生達は皆恋愛トークですな!」





    アニ「いいから早くやってくれないかい?」





    ミーナ「まぁまぁ!そんな急がんでも!私達も恋愛トークをしましょうや!姉貴!」





    アニ「そのテンションうざい」





    ミーナ「ひどぉい!でも、アニに言われると...何か嬉しい...グヘヘ」





    アニ「またドMの血が騒いでるのか」





    ミーナ「そういうアニはドSの血が騒いでるじゃなーい」





    アニ「好きでやってるわけじゃないんだけど」





    ミーナ「天然のドSとは怖~い」





    アニ「はいはい、悪かったね」





    ミーナ「はい!アニちゃんのスルースキルは高い!
    ってそんなことはどうだっていいの!アニの好きなタイプって何?」





    アニ「そんなもんないよ」





    ミーナ「え?ないの?」





    アニ「ないね、大体ここの部に入ってきた時点でもうそんなもんは捨てたよ」





    ミーナ「あらーっ、アニちゃんは大人なんだか子供なんだかわかりませんなぁ~」





    アニ「そういうミーナは何かないの?」





    ミーナ「えぇっとね...イケメンでスポーツ万能で頭良くて優しくて身長が高くて...ブツブツ」





    アニ「ハァ...それはあんたの趣味の2次元のタイプだろ?」





    ミーナ「あはっ☆彡そうですよ」





    アニ「私も真剣に話したんだからあんたも真剣に答えなよ」





    ミーナ「だってアニはタイプなしって言ったからいいけど、私だけ言うのって可笑しくなーい?」





    アニ「あぁ~わかった、わかりました。
    じゃぁ...信念の強い奴」





    ミーナ「信念の強い人?...結構アニって熱血系なんだね」





    アニ「悪かったね、私が言ったんだからあんたも答えなよ」





    ミーナ「私はね...何事にも正直な人がいいかなぁ~って」





    アニ「うちの部にもいるじゃないか」



    _______________________




    ペトラ「ジャン、早く押してよ」





    ジャン「わかってますって!」




    _________________________




    アニ「ほらね」





    ミーナ「アニ...」





    アニ「?」





    ミーナ「あれは次元が違うよぉぉぉおおお!!!」





  177. 177 : : 2014/05/12(月) 22:05:54





    ______________________________




    ミカサ「私のタイプは...」





    ミカサ「....」





    _________________________




    エレン「いででぇ!クリスタ先輩!もうギブギブ!」ギュウウ





    クリスタ「まだまだぁ~」





    エレン「もうホントにもう、いっ!?」グギッ



    ___________________________






    ウギャァァァァ





    ミカサ「...ヒーローかな?」





    サシャ「?ヒーロー?ですか」





    ミカサ「うん、自分のためじゃなくて、仲間や友達のために戦ってくれて守ってくれる人かな?あと...暖かい人」





    サシャ「へぇ、ミカサって意外とロマンチストなんですね!」





    ミカサ「む?サシャそれは聞き捨てならない言葉」ギュウウ





    サシャ「!?」




    ____________________________





    ギャビィィィィィイイ





    アルミン「さぁコニー反対だ」





    コニー「...なぁアルミン」





    アルミン「どうしたの?」





    コニー「ホントに俺らってスタメン入りとかベンチに入れるのか?」





    アルミン「ふふっ、急にどうしたんだい?コニー」





    コニー「いや、昨日の練習やってて思ったんだ...俺このままじゃ駄目だって思って」





    アルミン「コニー...大丈夫だよ!決めたじゃないか!あの5人で」





    コニー「アルミン...あぁ!そうだな!約束したもんな!」





    アルミン「そのいきさ!」





    _________________________




    サシャ「ミカ、さ...ひどい...です」





    ミカサ「サシャがいけない」





    サシャ「だからってあそこまで...」





    ミカサ「でも、少しやる過ぎた...反省はしている」





    サシャ「いえ...私もミカサにひどいことを言ってしまいました。ごめんなさい」





    ミカサ「私は大丈夫」





    サシャ「じゃぁ私のタイプを聞いてくれますか?」





    ミカサ「うん」





    サシャ「私のタイプは...いつも元気でそばに居てくれる人がいいですね!」





    ミカサ「そうなんだ(意外にもはっきりした答えだった)」



    ________________________________





    ジャン「よし!じゃぁお前らひと通り終わったらランニングに行くぞ!二列になって走れよ!」





     ハイッ





    ペトラ「女子チームも一緒に走るから置いていかれないでね~」





     ハイッ





  178. 178 : : 2014/05/12(月) 22:09:45








        こうして無事5日間という長い合宿が終わった。



       そして...





    ジャン「今日帰ったらしっかり疲労を取るんだぞ?明日は練習試合を組んであって...その先はお前らわかるな?」





     ハイッ





    ペトラ「ハァ...ついに楽しい楽しいバスケ三昧が終わちゃったね...でも!明日は楽しい楽しい試合があるので皆楽しんで行こうね!」





     ハイッ





  179. 179 : : 2014/05/12(月) 22:18:44










               帰り道





    スタスタ





    エレン「」プルプルプルプル





    アルミン「」カクカクカクカク





    ミカサ「エレンにアルミン、大丈夫?」





    エレン「ダイ...ジョバネェ...」プルプルプルプル





    アルミン「シヌ...モウキントレハシタクナイ」カクカクカクカク





    ミカサ「二人のバッグ持とうか?」





    エレン「オ、オウ...サンキュー」プルプルプルプル




    アルミン「ア、アリガトネ」カクカクカクカク





    ミカサ「」スタスタ





    エレン「お、お前...良く平気でいられるな...」プルプルプルプル




    アルミン「ほ、本当だよ...」カクカクカクカク





    ミカサ「? 私はこれでも結構疲れてるけど」





    エレアル「次元がちげぇ...」





    ミカサ「あっ!アルミン!うちでご飯食べていけば?」





    エレン「お、おう...そうだぜ...お前いたほうが反省会議が早く進むし...」プルプルプルプル





    アルミン「そ、そう?ならお、お言葉に甘えようかな...
    そして、反省....会議、って何?」カクカクカクカク





    エレン「俺とミカサが...前から...やってる奴だ...」プルプルプルプル





    ミカサ「内容は後で説明する」





    アルミン「わ、わかった...」カクカクカクカク





  180. 180 : : 2014/05/12(月) 22:21:09
    き...きた...い...(プルプル
  181. 181 : : 2014/05/12(月) 22:32:22





    スタスタ





    アッカーマン宅






         ただいまー





    タッタッタ





    ミコト「おかえりミカサ・エレン君!
    あら?アルミン君まで!」





    アルミン「お、お邪魔、します」カクカクカクカク





    ミカサ「お母さん、今日アルミンもご飯食べていっていい?」





    ミコト「いいわよー!多くいたほうが賑やかでいいじゃない!ささ、風呂なり何なりして着替えてきなさい」





    エレン「お、おば...さん...」バタンッ





    ミコト「エレン君!?」





    エレン「風呂って今沸いてますかァ!?」





    ミコト「うわっ!?ビックリしたぁ...沸いてるわよ?」





    エレン「ならアルミン!早く行くぞ...」プルプルプルプル





    アルミン「えっ、いやさすがに風呂までは...」カクカクカクカク





    ミコト「そんなの気にしないで、早く入ってらっしゃい」





    エレン「服は俺のを貸してやるからよ...」プルプルプルプル





    アルミン「じゃ、じゃ、じゃ、じゃぁ借ります」カクカクカクカク





    スタスタ





    ミコト「ミカサ、エレン君達どうしたの?カクカクしたりプルプルしたりして」





    ミカサ「多分筋トレ・フットワーク地獄にランニング地獄が辛かったからだと思う」





    ミコト「あぁなるほどね!合宿であんなに...けど、何かたくましくなったんじゃない?」





    ミカサ「そう?」





    ミコト「エレン君なんて、5日間見ないうちにちょっぴり身長も伸びたんじゃない?」





    ミカサ「あっそう言えば...」


    _________________
    _________________________________
    ____________________________________________



             合宿4日目の夕ごはん



    エレン「」プルプルプルプル





    ミカサ「エレン、一緒に食べよう」





    エレン「オ、オウ」プルプルプルプル





    ミカサ「だ、大丈夫?」





    エレン「あぁ大丈夫だ...」プルプルプルプル





    ミカサ「なら良かった」





    エレン「そう言えば俺ちょっと身長伸びたかな?」





    ミカサ「? どうして?」





    エレン「いや...特に根拠はねぇんだけど、最近ダンクするとやけにタイミングが合わねぇって言うかなんて言うか」




    _________________________________
    ___________________
    ___________





    ミカサ「あれは...ホントに伸びてたんだ」





    ミコト「ほら、あんたも着替えるなり何なりしないと風邪引くわよ」





    ミカサ「うん、わかってる」



    スタスタ




  182. 182 : : 2014/05/12(月) 22:33:25
    >>180 期待ありがとうございます!w 中学の頃部活やってた時に筋トレ地獄や走り込み地獄をやったのを思い出しますww
  183. 183 : : 2014/05/12(月) 23:19:12






    ジャポーン





    エレン「あ”ぁ”~生き返る」





    アルミン「ははっ、お疲れ様」シャーッ





    エレン「お前もな」





    アルミン「ホントに厳しかったね...」





    エレン「あぁ...あのハンジさんのプリントはもうトラウマだ。」





    アルミン「ホントだよね」ハハハッ





    エレン「なぁお前さ...」





    アルミン「なんだい?」





    エレン「唐突に聞くけど、」





    アルミン「うん」シャカシャカ





    エレン「好きなタイプってなんだ?」





    アルミン「ぶーっ」





    エレン「おい、お風呂にシャンプー入る所だったぞ」





    アルミン「そっちだって急になんだよ!」





    エレン「だから唐突に聞くって言ったんじゃんか」





    アルミン「...何でまたそんな話になるんだい」





    エレン「だって...今日クリスタ先輩に聞かれたから...」ブクブク





    アルミン「く、く、クリスタ先輩に聞かれたの!?」





    エレン「なんだよ」





    アルミン「あぁ、ごめん。 でなんて答えたの?」





    エレン「いやぁ~俺の母さんに似ている人で料理が上手い人って言ったよ」





    アルミン「ふ~ん、意外にエレンってお母さんっ子なんだ」





    エレン「なんだよ、それ」





    アルミン「あっごめん、馬鹿にしたわけじゃないよ?
    ただエレンってどっちかって言うとお父さんっ子って言う感じだと思ってたからさ」





    エレン「まぁ...そりゃ昔は親父も好きだったけどよ...」





    アルミン「今は違うの?」





    エレン「あぁ...っていうか何で俺の話になってるんだよ!!お前の話だろうが!」





    アルミン「ごめんごめん、僕のタイプかぁ~」




  184. 184 : : 2014/05/12(月) 23:19:30





    _______________________________




    アルミン「僕のタイプかぁ~」




    ミカサ「」スタスタ





    ミカサ「二人共ここに服置いておくから」




    _______________________________




    エレン「おう、サンキュー」





    アルミン「ありがとね!」




    ________________________________




    ミカサ「私も一緒に入りたい...」





    _________________________________





    エレン「馬鹿野郎!何で女のお前と入るんだよ!」





    アルミン「まぁまぁエレン、そんなに怒らなくても」





    エレン「怒るに決まってるだろ」





    ___________________________________





    ミカサ「私だって汗かいてるもん」




    ____________________________________





    エレン「もん、じゃねーよ!駄目だ」





    アルミン「まぁまぁ、でも僕はいいよ?別に」





    エレン「おい!」





    アルミン「いいじゃないか、荷物持ってもらったんだし」





    エレン「...全くアルミンにはかなわねぇっつの
    わかったよ、今回だけな」





    _________________________________



    ミカサ「ホント?」




    __________________________________




    エレン「その代わりバスタオル4枚重ねな」





    アルミン「いくら何でもそれは暑いって」ハハハッ





    エレン「じゃぁ2枚でいいか?」





    ________________________________





    ミカサ「私は別に1枚でも巻かなくてもいいけど」





    ________________________________





    エレン「ぶふっ、巻かない選択肢なんてねーよ!馬鹿野郎!」





    アルミン「ぼ、僕も裸はさすがに不味いと思うよ」ハハハ





    ________________________________



    ミカサ「わかった。なら今すぐに入ろう」ヌギヌギ



    _________________________________





    エレン「(あの野郎ホントに入ってくるのかよ...)」





    アルミン「あっ話の続きしていい?」





    エレン「おう、ってかお前入れよ」





    アルミン「わかった」





    スタスタ





    ザブーン






    アルミン「結構余裕あるね」





    エレン「あと一人分くらいは入れる」





    アルミン「エレン...まさか」





    エレン「んなわけねぇだろ!」





    アルミン「だよね、じゃぁ話していい?」





    エレン「おう」





    アルミン「僕のタイプはね...やっぱ気が合う人がいいよね」





    エレン「まぁな」





    アルミン「それと...まぁ単刀直入に言うとアニ先輩みたいな人かな?」





    エレン「アニ先輩...ってあの無冠の五女のあの人か!
    へぇ~どうりでチラチラ見てると思ったぜ」





    アルミン「え!?僕チラチラ見てた!?」





    エレン「あぁ俺でも分かるくらいな」





    アルミン「もし気づかれたら...どうしよう...僕嫌われちゃったかな?」





    エレン「大丈夫なんじゃねぇか?まだそんなに喋ったことなかったら」


  185. 185 : : 2014/05/12(月) 23:20:02


    ガラッ





    ミカサ「おまたせ」





    エレン「待ってねぇよ」





    アルミン「またそんなこと言って...」





    ミカサ「」シャーッ





    アルミン「あっそうだ、ミカサはどんな人がタイプなの?」





    ミカサ「え!?」





    アルミン「さっきエレンが急に僕のタイプを聞いてきたから僕ミカサのタイプも気になったからさ」





    ミカサ「わ、わ、私のタイプは...///」





    エレン「何照れてんだよお前...」





    アルミン「エレンは確か料理が上手い人だよね」





    エレン「今のところわな」





    ミカサ「...暖かい人」





    アルミン「暖かい人?」





    ミカサ「うん...」





    エレン「へぇ~暖かい人か...いいじゃねぇか」





    ミカサ「うん」





    アルミン「今部内にいる?そういう人」





    ミカサ「...いる」





    アルミン「誰だろう...」





    エレン「暖かい人なんていたか?」





    アルミン「ん~僕が思いつくのは一人だけど」





    エレン「誰だ?ライナー先輩か?」





    アルミン「あれは暖かいって言うか暑苦しいって言うか...」





    ミカサ「絶対にない」





    エレン「完全否定されたな」





    アルミン「ん~...ジャン先輩じゃないでしょ?」





    ミカサ「違う」





    エレン「...アルミンか?」





    アルミン「えっ!?」





    ミカサ「アルミンには申し訳ないけど、違う」





    アルミン「だ、だよね...」





    アルミン「やっぱりあの人しかいないかな」





    エレン「誰だよ」





    アルミン「駄目だよ、これは多分正解だから言ったらミカサが可哀想だよ」





    ミカサ「(さすがはアルミンわかってる...)」





    エレン「ちぇ~...俺はもう出よう」





    ミカサ「え」





    アルミン「僕はもうちょっといようかな」





    エレン「そうか、なら俺先出てるぞ」





    ガラッ





    アルミン「...ミカサ、エレンなんだろ?」





    ミカサ「さすがはアルミン」





    アルミン「僕も少し分かる気がするよ。暖かい人って言う感じが」





    ミカサ「...けど、エレンは私とじゃ無理かもしれない」





    アルミン「? タイプってこと?」





    ミカサ「うん...私料理上手じゃないし」





    アルミン「そんなのまだわからないよ。ただタイプってだけでホントに好きになったらタイプ関係ないと思うよ」





    ミカサ「ホント?」





    アルミン「うん、だから僕は応援してるよ」ニコッ





    ミカサ「あ、ありがとう...アルミン」





    アルミン「?」





    ミカサ「アルミンも...好きだよ」





    アルミン「あ、ありがと///」





    アルミン「じゃぁ僕も出るね」





    スタスタ





    ガラッ






    ミカサ「少し料理を練習してみようかな...」




  186. 186 : : 2014/05/12(月) 23:50:58








         翌日







    ジャン「お前ら準備は出来たか?」





     ハイッ




    ペトラ「女子チームも準備は出来た?」





     ハイッ





    クリスタ「それでは今日の試合相手の特徴などを解説します」





       今日練習試合を組んだ相手は、ウィンターカップベスト4まで行った...駐屯高校です。

      その駐屯高校は、あのキセキの世代の...【イアン・ディートリッヒ】がいるチームです。





    ザワザワ





    ジャン「ざわつくんじゃねーよ、聞こえねーだろ」





    コニー「なぁなぁアルミン、何でジャン先輩あんなに怖いんだ?」ボソッ





    アルミン「それだけ真剣なんだよ、いくら普段不真面目な人でも練習や試合は真剣なんだよきっと」ボソッ





    コニー「なるほどな」ボソッ


      男子チームの情報です。


      このチームの特徴はうちと似ていてチームプレイが得意とし攻守共にバランスの取れたチームです。中でもキーマンは、やはりキャプテンであり、チームの皆を引っ張っている【イアン】さんです。彼のポジションはPGですがキセキの世代の中でも一番の万能プレイヤーなので攻撃や守備も要注意人物です。

      他にもCである【ミタビ・ヤルナッハ】さんはリバウンドでほぼ負けはありませんし、SGである【グスタフ】さんはスリーポイントでほぼ決めており攻撃では要注意人物です。





       女子チームの情報です。




    男子チームと同じでバランス型のチームです。要注意人物は、二人...一人は、キャプテンでもあり___そして、キセキの女達とも言われている。【リコ・プレチェンスカ】
     彼女のポジションは、PGでほぼ【イアン】さんと似ています。
    そして、二人目は同じキセキの女達である...【アンカ・ラインベルガー】さんです。
     彼女のポジションは、PFでチームプレイも個人のプレイも得意とするPFです。

    特に女子チームは攻撃が強いです。




    以上です。





    ジャン「まぁ聞いたと思うが半端な気持ちじゃ勝てない相手だ。勝ちに行くぞお前ら!!」





       オォ!!





    ペトラ「今聞いたと思うけど、相手は強い!だけど私達も強い!だから勝てない相手じゃないわ。 はりきって行きましょう!!」





      オォ!!





  187. 187 : : 2014/05/12(月) 23:52:43
    今日はこの辺で
  188. 188 : : 2014/05/13(火) 18:13:38
    期待です!
  189. 189 : : 2014/05/13(火) 18:33:16
    >>188 期待コメありがとうございます!やっぱ応援されると嬉しいですね!w
  190. 190 : : 2014/05/13(火) 21:46:58











    スタスタ






    ???「ここか、よし!お前らはここで待ってろ!俺とリコと監督で挨拶をしてくる。 東調査高の選手にあったらちゃんと挨拶するんだぞ?」





     ハイッ





    ??「よし!女子チームもここで待機だ。さっきイアンが言ってた通りに頼むぞ。」





     ハイッ





    ???「リコ、お前の友達がいる高校ってここか?」





    ??「あぁ小学校からの友人だ。 最高の仲間でもあったが今は最高のライバルだ。」





    ???「ライバルか...俺もそういう友人関係の奴がいればいいんだがな」





    ??「あんたの中学の仲間だってライバルはいるんだ?あの化け物集団」





    ???「おいおい、お前らも化け物だぞ。」





    ??「失礼な、女に向かって化け物とか...」





    ???「さきに言ってきたのはお前の方だろ...」





    ???「お前ら!私語は慎め!!」





    ??・???「はい!すみません!」





  191. 191 : : 2014/05/13(火) 22:00:01









    コンコン





    エルヴィン「はい」





    モブリット「駐屯高校の監督と両キャプテンがお見えです。」





    エルヴィン「通してくれ」





    モブリット「はい」





    ガチャッ





    ???「失礼します!駐屯高校男子バスケ部部長の【イアン・ディートリッヒ】です!」





    ??「失礼します!駐屯高校女子バスケ部部長の【リコ・プレチェンスカ】です!」





    ???「失礼します!駐屯高校男女バスケ部監督の【キッツ・ヴェールマン】です!」





    エルヴィン「どうも、東京調査高校男女バスケ部監督の【エルヴィン・スミス】です。」





    ジャン「東京調査高校男子バスケ部部長の【ジャン・キルシュタイン】です!今日はよろしくお願いします!」





    ペトラ「東京調査高校女子バスケ部部長の【ペトラ・ラル】です!今日はよろしくお願いします!」





    エルヴィン「それでは今日の練習試合について簡単に説明します。クリスタ、説明を」





    クリスタ「はいッ!あっ東京調査高校男女バスケ部マネージャーの【クリスタ・レンズ】です!今日はよろしくお願いします!それでは、説明させていただきます。」






            ・・・10分後・・・





    クリスタ「~~と言う感じになりますがいかがなさいますか?」





    イアン「把握しました。ありがとうございます。」





    リコ「こちらも把握しました。」





    ジャン「では、男子チームは第一体育館でやるのでこちらへどうぞ」





    イアン「わかりました。それでは失礼します。」





    ガチャッ





    ペトラ「女子は第二体育館でやるのでこちらへ」





    リコ「はい、失礼します」





    ガチャッ





    キッツ「エルヴィン、久しぶりだな」





    エルヴィン「えぇお久しぶりです。どうですか?そちらのチームの状況わ」





    キッツ「悪くはないな。...お前の方は?」





    エルヴィン「私達は、常に前進していますよ」ニコリッ





    キッツ「やはり慣れんな、貴様の笑顔には...」





    エルヴィン「昔から言われております。」





    キッツ「今日はお互い良いきっかけを作れる試合になるといいな。」





    エルヴィン「えぇそうですね。」





  192. 192 : : 2014/05/13(火) 22:06:18






    スタスタ




    ジャン「」





    イアン「そんなに固くならなくてもいいですよ。楽にしてください。」





    ジャン「え?あっあぁ、ありがとうございます」





    イアン「今日は互いに良い試合が出来るといいですね。」





    ジャン「そうっすね...(この人がキセキの世代の一人...イアン・ディートリッヒか、サラリーマンみたいだなこいつ)」





    イアン「(こいつが無冠の五将のジャン・キルシュタインか...なかなか手ごわそうだな)」





    _____________________________________





    ペトラ「あぁ~疲れたぁ~」





    リコ「疲れることはなんにもなかったけどな」





    ペトラ「結構監督の前に出るのって緊張するもんじゃないの?」





    リコ「フッ、そんなんで緊張してたらウィンターカップの決勝は勝てないぞ」ニヤニヤ





    ペトラ「あんただってかな~り硬くなってたじゃない。」





    リコ「んなっ!?そんなことない。私はいつもあのぐらいだ。」





    ペトラ「さっきと今じゃ全然違うじゃない」





    リコ「あんただからこそ本当の自分を見せてるんだ。」





    ペトラ「リコ...今日は負けないからねっ!」





    リコ「あぁ望む所だ。」





  193. 193 : : 2014/05/13(火) 22:11:46






               第一体育館




    アルミン「あっそろそろ駐屯高校の人達が来る頃だね。
    確か女子チームは第二体育館だよね?」





    ミカサ「うん、だからエレン達を応援出来ない...ごめんね」





    エレン「いいよ別に...」





    ミカサ「じゃぁ...頑張って...ね」





    エレン「あぁ...」





    スタスタ





    アルミン「エレン、ミカサは君のことを応援してるんだから君もミカサを応援してあげなよ」





    エレン「わかったよ...」





    エレン「おい、ミカサ」





    ピトッ





    ミカサ「何?」





    エレン「えぇ...ん~...その、なんだ...」





    ミカサ「? 早くしないとアップが始まっちゃう」





    エレン「...ガンバ...」グッ





    ミカサ「ッ...うんッ!」





    スタスタ





    アルミン「やっと正直になれたね」





    エレン「うるせぇよ、お前もアニ先輩に言ってこいよ」





    アルミン「えっ僕はいいよ」





    エレン「俺がやったのにお前がやんないなんてずりぃだろ!」





    アルミン「わかった。」





    スタスタ





  194. 194 : : 2014/05/13(火) 22:30:47






    ミーナ「さぁてと今日は駐屯高かぁ...駐屯高って言うとキセキの女達のリコさんとアンカさんがいるから手強いなぁ~」





    アニ「そんなことどうだっていいから早く行くよ」





    ミーナ「は~いはい」





    タッタッタ





    アルミン「あっあ、あの...」





    ミーナ「ん?どうしたの?」





    アルミン「いやっあの、あ、あの...」





    ミーナ「あの?あのって何?食べ物の名前?それとも技の名前?」





    アルミン「いやっそう、じゃなくて...あの」





    ミーナ「ん?じゃ人の名前?」





    アニ「あぁ~もうミーナ、ちょっと黙っときな」





    ミーナ「えぇ~アニちゃんどいひ~」





    スタスタ





    アニ「で何?女子チームに何か用?」





    アルミン「あの...アニ先輩!」





    アニ「! 私に用があんの?」





    アルミン「はっは、はぃ」





    アニ「で何?(うわぁめっちゃきょどってるじゃん...これじゃまるで私がいじめてるような感じじゃないか)」





    アルミン「あの...アニ先輩ッ!」





    アニ「だから何?」





    アルミン「あっの...あの」





    アニ「」イライラ





    アルミン「が、が、」





    アニ「が?」イライラ





    アルミン「っ(アニ先輩怒ってる...それはそうだ、僕が早く言わないからだ...)」





    アニ「何も用がないなら呼ばないでくれる?こっちは試合のアップがあるからさ」





    アルミン「あっ...はい、すみません。」ショボーン





    アニ「ハァ...じゃぁ行くね」スタスタ





    アルミン「ぁっ...あのぉ!!」





    アニ「」ピトッ





    アニ「何?」クルッ





    アルミン「練習試合頑張ってくださぁい!!」





    アニ「...あぁ私なりに頑張ってみるよ。」





    アルミン「ぁっはい!僕応援してるので!」





    アニ「...も頑張りなよ」





    アルミン「ぇ?」





    アニ「あんたも頑張りなよ」





    アルミン「っ!!...はいッ!ありがとうございます!!」





    アニ「じゃ、私は行くから」スタスタ





    アルミン「頑張ってくださいね!」





    アニ「ん」





    アルミン「...言えた。」





  195. 195 : : 2014/05/13(火) 23:18:40










    スタスタ






    エレン「おぉアルミン言えたか?」





    アルミン「うん、危なげなく」





    エレン「そうか、それよりアルミン!ついに来たぞ!駐屯の奴らが」





    アルミン「ホント?どこどこ」





    __________________________________





    ミカサ「♪~」





    ミーナ「あらら、ミカサ急にテンションがMAXになってスキップしてるよ」





    ユミル「何かあったんだろ」





    アニ「さてとアップするか」





    ミーナ「あっアニ!どうだった?告白でもされたの?」





    アニ「...は?誰から聞いたの?」





    ユミル「おぉ、おぉ、こえぇな」





    ペトラ「はいっ!お喋りはそこまで!アップするよ!」





     ハイッ





    __________________________________






    ジャン「アップするぞ!着替えろ」





     ハイッ





    エレン「よっしゃ今日は絶対に結果出すぞ」





    アルミン「僕も結果出したいなぁ」





    コニー「俺はやる気満々だぜ」





    エレン「アルミン、そう言えばあのキセキのなんちゃらって言う奴の一人がここにいるんだろ?どいつだ?」





    アルミン「えぇっとね、僕自家では見たことないんだけど...あっいたいた!あそこだよ!」





    エレン「あれか!」





    __________________________________





    イアン「ん?」





    グスタフ「どうしたイアン」





    イアン「あっちのチームの選手がこっちを見てるんだ」





    グスタフ「そりゃだってキセキの世代様だからな。」





    イアン「そう言う言い方はやめろ」





    ミタビ「ここの学校は無冠の五将が二人か」





    イアン「いやそのはずはない、確か三人いたはずだが...」





    グスタフ「だがそれらしい奴は見当たらないな」





    イアン「俺の記憶違いか?」





    ミタビ「まぁ取り敢えず注意人物はあのSFのジャンとCのライナーだな」





    グスタフ「まぁそれだけだな」





    イアン「おいおい、要注意人物が二人だけだからって気を抜くなよ」





    ミタビ「大丈夫だ。うちのゴールを狙う奴は一人残らず叩き落とすから任せておけ」





    イアン「あぁ頼むぞ」





    グスタフ「」ガサコソ





    ミタビ「?なんだ?グスタフ探しものか?」





    グスタフ「いや腹減ったから軽く食っておこうと思ってな。」パカッ





    ミタビ「なっ!?ちゃっかり彼女自慢かよ!!」





    グスタフ「いやしてないが」





    イアン「なんだ、グスタフお前付き合ってる奴がいるのか」





    ミタビ「知らないのかよ?こいつ女子チームのラインベルガーと付き合ってるんだぜ」





    グスタフ「おいミタビ!あんま言うなよ」





    イアン「いいな、弁当を作ってくれるのは」





    ミタビ「お前だっているだろ」





    イアン「? 俺はいないぞ?」





    ミタビ「いるじゃねぇか、同じキャプテン同士で生きぴったりなメガネさんがよ」





    イアン「あぁリコか、あいつは幼なじみってだけだ」





    グスタフ「付きあおうとは思わないのか?」





    イアン「正直思ったことはないな。バスケで一杯一杯だからな」





    キッツ「よし!そろそろスタメン発表するぞ!集まれ!!」





     ハイッ





  196. 196 : : 2014/05/13(火) 23:50:42










    エルヴィン「集合」





     ハイッ





    エルヴィン「それではスタメンを発表する。言っておくが練習試合だから何回でも交代はさせるから今日は全員出ることになるぞ。」





     ハイッ





    エルヴィン「ジャン、プリントだ。」スッ





    ジャン「ありがとうございます!
    よし今から呼ばれた奴は前に出ろ」





     ハイッ





    1番:グンタ 2番:モブット 3番:ジャン 4番:オルオ 5番:ライナー






    ジャン「他の奴らも出るチャンスあるから準備しとけよ!」






     ハイッ





    エレン「さすがにスタメンではなかったな」





    アルミン「そうだね!だけど後半戦や第2試合に出る可能性があるからね!」





    ________________________________________




    ペトラ「じゃぁ今呼ばれた人は前に出てね」





     ハイッ




    1番:ミーナ 2番:ペトラ 3番:アニ 4番:ミカサ 5番:ユミル





     ハイッ





    サシャ「すごいですねミカサ!スタメンなんて!」





    ミカサ「うん、ありがとう」





    ユミル「あんまり浮かれてるなよぉ~?」





    ミカサ「はいっ!」





  197. 197 : : 2014/05/13(火) 23:51:10
    今日はここまで
  198. 198 : : 2014/05/14(水) 21:49:05

    バスケ初心者のための情報

    バスケ界では、1番のことをPG【ポイントガード】:司令塔・ゲームメイカー
           2番のことをSG【シューティングガード】:3ポイントシュートを専門・PGの助手
           3番のことをSF【スモールフォワード】:柔軟なプレイが求められる
           4番のことをPF【パワーフォワード】:リバウンド、スクリーン、ゴール付近からのシュートビッグマン対応のディフェンスを担当する
           5番のことをC【センター】:高い身長とパワーが必要とされる。リバウンド、スクリーン、ゴール下での得点とディフェンスでチームを引っ張る


    by Wikipedia
  199. 199 : : 2014/05/15(木) 18:46:04










    審判「整列!」





     ダダッ





    審判「それでは東京調査高校対駐屯高校の練習試合を始めます。 礼!」





     よろしくお願いします





    ジャン「お願いします」スッ





    イアン「あぁよろしく」ギュッ





     ダダッ





    ライナー「」





    ミタビ「(こいつが無冠の五将のライナー・ブラウンか...)」





     シュッ





    ライナー「うぉぉぉおおお!!」ドンッ





    ミタビ「だぁぁぁぁぁああ!!」ドンッ





    バシンッ





    コニー「やっぱり相手のCの方が高い!」





    ガシッ





    イアン「まず一本!ここ集中するぞッ!!」ダムッダムッダム





     オウッ





    ジャン「(クッ!やっぱりライナーじゃジャンプボールは勝てねぇか!) だけど、わりぃが好きにはさせねぇぞ!!」ダッ





    イアン「!」クルッ ダッ





    ジャン「何!?」





    イアン「(すまんな、簡単には取られるわけにはいかないんだ。)」ダムッダムッダム





    グスタフ「イアン!」





    イアン「」パスッ





    ガシッ





    グスタフ「フッ!」シュッ





    ライナー「(不味い!最初の一本目からスリーは...)」





    スパッ ダムッダムッダムダム





    ジャン「くそっ!」





    ライナー「ジャン、落ち着けまだ最初の一本目だ。」





    ジャン「最初の一本だからこそ重要なんだろ」





    ライナー「そうだが、今はポジティブに考えないと先が辛いぞ」





    ジャン「ははっ、もう駐屯高と試合する時点で辛いぜ...」





    ライナー「ゴール下は任せろ、お前はいつもどおりドリブルで皆を引っ張れ」





    ジャン「...あぁ」





    _____________________________________





    第二体育館






    ダムッダムッダム





    ペトラ「アニ!」パスッ





    アニ「」ガシッ





    アンカ「行かせない」





    アニ「」ダッ ダムッダムッダム





    アンカ「ッ!!」





    ミーナ「アニ!」タッタッタ





    アニ「ミーナ」パスッ





    ミーナ「さーて、ここからどうしようかな...」ダムッダムッダム





    ミカサ「はいッ!!」ダッダッダ





    ミーナ「それっ!」パスッ





    ガシッ





    ミカサ「」ダッ ダムッダムッダム





    ユミル「行って来い!1年!」





    ミカサ「うぉぉぉおおお!!」ドンッ





    リコ「っ!?アンカ!!」





    アンカ「わかってる!」ドンッ





    ミカサ「クッ!(早い!!やはりキセキの女達と呼ばれるだけあって、実力は本物!)」





    アンカ「(この1年、相当な実力者なんだろうな。普通1年生からこんなに高く飛べないし...ただ、こんなもんじゃまだ私は越えれない)」





    バシンッ





    ダムッダムダム





    審判「アウトオブバウンズ、赤ボール」





    ミカサ「くそっ」





    ペトラ「ドンマイ、ドンマイ!良いところまで行ったわよ!この調子でどんどん攻めてね!」





    ミカサ「はい...(今度は絶対...)」





  200. 200 : : 2014/05/15(木) 21:42:40






    ___________________________________





    第一体育館






    第4Q





    ジャン「くそっ!やっぱり今のままじゃ勝てねぇ」





    グンタ「ジャン!」パスッ





    ジャン「(やっぱりこのチームには絶対的エースがいねぇと勝てねぇ!!)」ガシッ





    ジャン「」ダッダッダ ダムッダムッダム





    グスタフ「」ダッ





    ジャン「うぐっ!オルオさん!」パスッ





    イアン「甘い!!」バシンッ





    ジャン「(くそっ!不覚だった!)」





    イアン「グスタフ!」パスッ





    グスタフ「おう!」バシッ シュッ





    スパッ ダムッダムッダムダム





    ジャン「(クッ...まだ俺らにはキセキの世代と戦うには早かったんだ)」






    スタスタ




    エルヴィン「選手交代をお願いします。」






    ダムッダムダム





    ピピッ





    審判「白チーム選手交代です。背番号5番に代わり15番が入ります。」





    スタスタ





    アルミン「頑張れ!エレン!」





    コニー「俺の分まで点取れよ!!」





    エレン「あぁ、任せろ!」





    オルオ「3年の俺が何で1年坊主のこいつと代わらなきゃいけないんだよ...」スタスタ





    エレン「お疲れ様です。」





    オルオ「マークはあのデケェCだ。まぁ怪我すんなよ」





    エレン「はい!」タッタッタ





    ____________________
    ___________________________________
    _____________________________________________




    エルヴィン「エレン、準備をしておけ」





    エレン「えっ、あっはい!!」





    アルミン「やったじゃないかエレン!試合に出れるなんて!」





    エレン「俺が先にスタメン入りしてくるぜ!」





    コニー「くそぉ!俺も早く出てぇよ!!」





    エルヴィン「それとコニーも準備をしておけ」





    コニー「えっマジですか!?はいっ!いつでも出れるようにしときます!」





    アルミン「良かったね!コニー!」





    エルヴィン「すまないがアルミン...君にはこの試合には出せなくなった。」





    アルミン「えっ?」





    エルヴィン「キセキの世代のイアンが予想以上に厄介だったことがわかったために君のプレーはここでは見せられない。」





    コニー「えっ!?でも、アルミンが出ればこの試合勝てるんじゃないんですか?」





    エルヴィン「確かにアルミンの出せばあわよくば勝てるかもしれないだが」





    エルヴィン「この練習試合でアルミンのプレイスタイルをあのイアンに見せてしまうと」





    アルミン「今後当たった時に効果が薄くなるだ。」





    コニー「え...どういうことだ?」





    アルミン「僕のプレイスタイルは確かに相手は予測不可能だけど、一回そのプレイを見せてしまうとこの先当たった時に僕のプレイスタイルの原理がバレてしまうんだ。」





    コニー「えっと...まぁよくわかんねぇけど、この練習試合で使ったら勿体ねぇってことか?」





    アルミン「簡単に言うとそういうことだよ。」





    エルヴィン「私はこの試合よりこの先の試合、つまり未来を取ることにしたってことだけを思ってくれていればいい。」





    コニー「じゃ、じゃぁ!この試合はもう捨てたってことですか!?」





    エルヴィン「いや捨てたわけではないが勝ちに行く戦術は組まない。」





    コニー「...そんなの、絶対可笑しいと思います...」





    アルミン「コニー...」





    エルヴィン「...確かに勝ちには行かないがさっきも言った通り私は未来を取った。」





    コニー「???」





    アルミン「エルヴィン監督は、この試合勝ちは求めないけど、選手達の経験を積ませる方を取ったってことだよ。」





    コニー「! そういうことか!監督!失礼なことを言ってしまってすみませんでした!!」





    エルヴィン「いやコニーの意見も最もだ。 1つの試合に全力を賭けることも一理ある。だが我々が目指しているものはここではない...全国のてっぺんだ。」





    アルコニ「はい!」





    ______________________________________
    ________________________
    _____________






  201. 201 : : 2014/05/15(木) 22:44:16







    グンタ「こんな大事な場面で1年のPFを入れてどうする気だ?監督は」





    ジャン「ハァ...多分監督はもう諦めたんだろうな」





    タッタッタ





    エレン「監督からの伝言です。」





    ジャン「何だ?怪我しない程度に試合をやれってか?」





    エレン「それも言ってました。」





    ジャン「マジで諦めてんのか...まぁ相手が悪かったな」





    エレン「それと...」





    エレン「ライナー先輩をSGにしてCにモブット先輩、そしてグンタ先輩をSFにしてジャン先輩がPGにと」





    ジャン「ついに監督が壊れたか?全く俺がPGなんてボロボロになるぞ」





    ライナー「どうした?」





    ジャン「ハァ~わかった。指示には従う
    ライナー、お前2番に代われ、モブット先輩はCに代わってください」





    モブット「わかった。ライナー、思いっきり打ってこい。ゴール下は任せろ」





    ライナー「はいッ!」





    グンタ「俺は3番に入ればいいのか」





    ジャン「そういうことらしいっす」





    ジャン「あぁ~エレン、お前はPFだ。まぁ精々頑張れ」





    エレン「はいッ!!」





  202. 202 : : 2014/05/15(木) 23:03:20







    イアン「こんな時にPFを代えて来たか...しかも、見たことない奴だな?」





    グスタフ「1年か新しく上がってきた2年じゃないか?」





    ミタビ「PFなのに175ぐらいってちぃせぇな」





    イアン「まぁいい、ミタビ!あの15番頼んだぞ」





    ミタビ「任せろ」





    ジャン「」パスッ





    エレン「」ガシッ





    ジャン「(見させてもらうぜ、お前がどんな実力なのかをな)」





    エレン「」ダムッダムッダム





    ミタビ「行かせねぇぞ1年坊主」





    エレン「(...行くぞっ!!)」ダッ





    ミタビ「」キュッ





    エレン「(俺らは...この5日間死ぬほど練習してきた...結果を出すなら...今だ!!)」ダムッダムッダム ダムッ クルッ ダッ





    ミタビ「(ちっ!フェイクかよ!)」ダッ





    アルミン「いいぞ!エレン!!」





    エレン「(ここだ!ここなんだ!ここしかない!俺は決める!絶対に決めてやる!! 俺がやるんだッ!!)」ドンッ





    ミタビ「1年坊主にダンクなんてさせるかよッ!!」ドンッ





    ミタビ「んなっ!?(なんなんだよ...このジャンプ力は!何で俺のほうが後に飛んだのに!!俺のほうが早く落ちるんだよ!!)」





    アルミン「いっけぇぇぇえええエレン!!」





    エレン「うらぁッ!!」ガシャンッ





    ジャン「...」





    ダムッダムッダムダム





    イアン「(あのミタビをも超えるジャンプ力...こいつは一体?)」



    ___________ベンチサイド_____________




    アルミン「やったぁー!!」





    コニー「あの野郎!豪快にダンクやりやがった!!」





    エルヴィン「...」



    _____________フィールドサイド____________




    ライナー「フッ、やりやがったな!あいつ」





    グンタ「すげぇ...あのジャンプ力」





    モブット「グンタ、これは俺らも負けてられないな」








    ミタビ「イアン、すまない!次は必ず潰す」





    イアン「あぁ構わない」





    グスタフ「イアン、どうする?この流れだと一気に来るぞ」





    イアン「ちょっと様子を見るぞ」





  203. 203 : : 2014/05/15(木) 23:17:29






    イアン「」パスッ





    ミタビ「」ガシッ ダムッダムッダム





    ライナー「あのCがPG?」





    ミタビ「俺は元々PGだったんだ。お前らの流れにはさせない」





    ライナー「なら無理にでも奪うのみ」





    イアン「! ミタビ!後ろ!」





    エレン「」バシンッ





    ミタビ「何ッ!?」





    ライナー「ナイスだ。貸せ!エレン!」タッタッタ





    エレン「俺がこのままもう一回ぶち込んでやる!!」ダムッダムッダム





    ライナー「エレン!」





    エレン「」ドンッ





    イアン「させるかッ!!」ドンッ





    エレン「うぁぁぁぁあああ!!」ガシャンッ





    イアン「ッ(なんつーボディバランスしてるんだ。)」





    モブット「ナイスエレン!だがライナーがフリーだったぞ!」





    エレン「」タッタッタ





    モブット「おい!エレン!!」





    エレン「俺が決めるんだ...俺しかいねぇ...俺が...俺が...」





    イアン「...」





    ミタビ「イアン、すまない油断していた。」





    イアン「いやさっきのでいい、まだPGでいいぞ」





    ミタビ「...あぁわかった」





    ダムッダムッダム





    ミタビ「グスタフ!」パスッ





    ガシッ





    ミタビ・グスタフ「!?」





    エレン「まだまだここからだッ!!」ダッ





    ミタビ「(嘘だろ...?どんな運動神経してんだこいつ)」





    ジャン「...」





    エレン「」ダムッダムッダム





    ライナー「エレン!渡せ!」





    エレン「」ダッ





    イアン「やぁエレン君」スッ





    エレン「ッ!」





    イアン「君のマークは俺になった。よろしくな」





    エレン「うるせぇ!お前何か一気に抜いてやるッ!!」ダッ





    イアン「くそっ」キュッ





    エレン「うらッ!!」ドンッ





    ガシャンッ





    コニー「お、おぉすげぇなエレンの奴!あいつ一人でキセキの世代の奴を抜いたぞ!」





    アルミン「いや...あれは...」





  204. 204 : : 2014/05/15(木) 23:24:26





    エレン「」タッタッタ





    ライナー「エレン、パスを出せ!」





    エレン「なんですか」





    ライナー「うちはチームプレイを主体とした攻撃をするんだ。パスを出さなきゃ出来ないだろ」





    エレン「でも、現状はそんな綺麗ごとで収まるような状況じゃないですよ。 駐屯高の奴らと互角にやりあってるのは俺だけだ。だから俺にパスをください!」





    ライナー「エレンお前いい加減に!!」





    「いいじゃねぇかライナー」





    ライナー「ジャン!お前...どういうつもりだ!」





    ジャン「あいつが一人でバスケをしたいって言ってるんだ。やらしてやれよ」





    エレン「ッ...」





    ジャン「じゃぁ俺達がボールを持ったらお前に全力を賭けてパスをする。お前はゴールを決めることだけを考えていろ。いいな?」





    エレン「はいッ!」タッタッタ





    ライナー「ジャン...このままじゃいかないってわかってるはずだろ!」





    ジャン「俺は別にあいつの肩を持ったわけじゃねぇよ、むしろ俺はあいつを一発ぶん殴りたいくらい腹が立ってるんだ。」





    ライナー「ならどうして!」





    ジャン「あいつはまだ...高校バスケの恐ろしさを知らねぇんだ。それをわからしてやるだけだ。」





  205. 205 : : 2014/05/15(木) 23:39:56






    イアン「」ダムッダムッダム





    ミタビ「イアン!」タッタッタ





    イアン「」パスッ





    ガシッ





    ジャン「よっと」パスッ





    エレン「」ガシッ





    ダムッダムッダム





    エレン「よし!行ける!!」ドンッ





    ガシャンッ





    ダムッダムッダムダム





    ミタビ「イアン!何か手を討っておかないとホントにやられちまうぞ」





    イアン「あぁそうだな。そろそろこっちも動くか」





    ミタビ「」ダムッダムッダム パスッ





    イアン「」ガシッ





    エレン「クッ!」スッ





    イアン「」ダムッダムッダム ダッ





    エレン「ッ!!」キュッ





    イアン「」クルッ ダムッダムッダム





    エレン「(くそっ!さっきからちょこまかと!)」キュッ





    イアン「」クルッ ダムッダムッダム





    エレン「くそっ」ダッ





    イアン「(そろそろだな。)」キュッ





    エレン「!?」








    アルミン「!! エレンと1on1を!」





    コニー「へっ馬鹿だぜ、エレン一番1on1が得意なんだぜ」





    アルミン「(それにさっきから味方のジャン先輩やライナー先輩の動きが可笑しい...)」









    イアン「」ダムッダムッダム





    エレン「(俺と1on1やるってことか...おもしれぇ!!)」ダッ





    イアン「」ダムダムッダムッダム





    エレン「!?(何だ今のドライブ!?)」





    ミタビ「フッ(イアンの野郎、手加減なしで1on1をやってやがる...大人げないな)」





    イアン「(このエレンって奴は確かに手強い、リバウンドや1on1ではあのミタビが負けたくらいだ...だが、どんな相手だろうと弱点がある...そこをつく!)」ダッ ダッダッダ





    エレン「早い!!」ダッ








    コニー「...やっぱキセキの世代って言われてるだけあってすげぇドリブルだな」





    アルミン「それだけじゃない、ドライブのリズム・体の動き...見たこと無い動きだった」







    エレン「くそっ!何で!!」ダッ





    イアン「フッ」シュッ





    エレン「!!」





    スパッ ダムッダムッダムダム





    エレン「ハァ...ハァ...」





    イアン「(このタイプの攻略には慣れている。こいつは自分で今どういう状況かをわかっていない。それにオレオレタイプには挑発が効く...残念だったな、だがなかなかの実力だ。後2年でどのくらいの実力まで行くのか楽しみだな)」





    エレン「くそっ...」





  206. 206 : : 2014/05/16(金) 00:02:19







             ・・・5分後・・・




               試合終盤





    エレン「」ダムッダムッダム





    バシンッ





    エレン「っ!?」





    _________________________________________





    ジャン「ほらよ!」パスッ





    エレン「クッ(今度こそ!)」ダムッダム





    イアン「」バシンッ





    エレン「っ!また!!」




    _________________________________________





    モブット「」ダムッダムッダム スッ





    ミタビ「(クッ!スリーポイントか!)」ドンッ





    モブット「」パスッ





    エレン「!」ガシッ





    ミタビ「(フェイクかよ!!)」ダッダッダ





    エレン「(今度こそ絶対に...決める!!)」ドンッ





    ミタビ「おォォォッらぁ!」ドンッ





    ミタビ「(くそ、やっぱ届かないか!)」





    ミタビ「(!? 今度は低い!?なら行ける!)」バシンッ





    エレン「ッ!?(またぁ!!)」





    ジャン「...」





    _________________________________________






    グスタフ「シッ!」シュッ





    エレン「!! させるか!!」ドンッ





    スパッ ダムッダムッダムダム





    ミタビ「ナイス!グスタフ!」





    エレン「」スッ ダムッダムッダム





    イアン「低な!!当たりに行け!!」





    エレン「ッ!?」










    アルミン「これは...」





    コニー「エレンに...トリプルチーム!?」





    アルミン「まさか!(あのイアンって言う人...エレンを潰す気なのか!?)」








    エレン「くそっ(疲れて目が開かねぇ...)」





    ミタビ「」グイグイッ





    グスタフ「」グイグイ





    イアン「」グイグイッ





    エレン「くっ!」スッ スッ





    ライナー「エレン!」タッタッタ





    エレン「! ライナー先輩!」パスッ





    バシンッ





    エレン・ライナー「!?」





    イアン「悪いな」ガシッ ダムッダムッダム ドンッ シュッ





    スパッ ダムッダムダム





    エレン「...」





    エルヴィン「ジャン」スッ





    ジャン「」パスッ





    ダムッダムダム





    審判「白チームタイムアウトです。」





    スタスタ





    スタッ





    エルヴィン「エレン、交代だ。」





    エレン「...はぃ...」





    アルミン「エレン、タオルだよ。体冷えたらいけないから」





    エレン「ぁりがと」





    エルヴィン「コニー、出番だ」





    コニー「はいっ!!」





    エルヴィン「PFにライナー、SFにコニー、PGにジャン、SGにグンタ、Cにモブット。残り3分はこれで行く」





     ハイッ





    エレン「...ちくしょう...ちくしょう!!」ポロポロ





    アルミン「エレン...」





  207. 207 : : 2014/05/16(金) 00:29:55







               試合終了






    審判「整列!礼!」





     ありがとうございました!





    ジャン「ありがとうございました」





    イアン「こちらこそ、インターハイ頑張ってください」





    ジャン「はい、そちらも頑張ってください」












    スタスタ





    ジャン「おい、どこ行くんだよ」





    エレン「...どこでもいいだろ」





    ジャン「散々周りに迷惑かけたのに何も言わずにどっか行っちまうのか?はっ、冗談じゃねぇ!」





    ジャン「お前は舐めすぎなんだよ!バスケを」





    エレン「別に舐めてたわけじゃねぇよ!!」





    ジャン「舐めてるからあの結果になったんだろうが!この自己中心的野郎がァッ!!!」ガシッ バンッ





    エレン「!」





    ジャン「お前が中学どんなバスケをやってきたかなんて知らねぇけどな!こっちは死ぬ気でヤッてんだ!お前みたいな遊びでバスケやってるような所じゃねぇんだよ!!」





    エレン「...」





    ジャン「次は黙るのか?落ち込んで黙れば済むとでも思ってんのか!?」





    エレン「...るせぇよ」





    ジャン「あぁ?」





    エレン「うるせぇよ!! 俺のことは放っとけよ!!」





    ジャン「無理だな、放っといたらまたいつお前が試合であんなプレイをするかわかんねぇからここでお前を潰す」





    エレン「んだとォ!?俺に怪我をさせる気か!?」





    ジャン「そんな簡単に出来るようなことじゃねぇ」





    ジャン「お前バスケ部をやめろ」





    エレン「ッ!!お前今なんて!!」





    ジャン「そんな曖昧なままやるくらいだったらバスケなんて辞めちまえなんて言ってんだよ!チームにいい迷惑なんだよ!!」





    エレン「ッ!!...」





    タッタッタ





    アルミン「エレーン!!」





          ジャン「お前バスケ部をやめろ」





    アルミン「!!」





    __________________________________





    ジャン「...」





    エレン「ッ...」





    ジャン「んじゃぁな」スタスタ





    エレン「」





    ジャン「」ピトッ





    ジャン「おい、自己中心野郎」





    エレン「なんだよ」





    ジャン「~~~~~~~~~~~~~~~」





    エレン「...ッ!! わかった...」





    ジャン「じゃぁな。」





    スタスタ





    ジャン「アルミン、しばらくあの自己中心野郎には近づくな、いいな?」





    アルミン「えっ」





    ジャン「俺らは片付けに行くぞ」





    アルミン「えっ、ですけどエレンは」





    ジャン「...まぁあいつ次第だ。」





  208. 208 : : 2014/05/16(金) 00:30:10












































  209. 209 : : 2014/05/16(金) 00:37:51








               帰り






    ミカサ「おまたせ、? あれエレンは?」





    アルミン「エレンは...先に帰っててだってさ」





    ミカサ「わかった。帰ろう」





    スタスタ





    ミカサ「試合どうだった?」





    アルミン「あぁ試合は...負けたよ。やっぱりキセキの世代は強いね!」





    ミカサ「そう、負けたの...でも、まだ練習試合だから」





    アルミン「うん...」





    アッカーマン宅





    ミカサ「じゃぁ送ってくれてありがとう」





    アルミン「うん、じゃまた明日」





    ミカサ「明日」





    スタスタ





    アルミン「エレン...」





    ________________________________________







    ミカサ「ただいま」





    ミコト「おかえり、あれ?エレン君と一緒じゃなかったの?」





    ミカサ「先に帰っててって言われた」





    ミコト「そう、それよりどうだったの?試合」





    ミカサ「勝ったよ!67対53で!」





    ミコト「あら、すごい大差じゃない!!」





    ミカサ「うん!」





    ミコト「ミカサは出たの?」





    ミカサ「うん!スタメンだったよ!」





    ミコト「あらすごいじゃない!!それじゃぁ今日の夕飯はシチューとチーズハンバーグに決まりね!」





    ミカサ「やった、じゃぁ私シャワー浴びてくる!」タッタッタ





  210. 210 : : 2014/05/16(金) 00:52:24






    スタスタ





    エレン「...」





    エレン「やっぱ俺は...バスケをやめた方がいいのか?」





    エレン「いいや、あいつらと約束しただろ!俺は絶対...」





    エレン「駄目だ...闘争心がわかねぇ」





    スタスタ






    アッカーマン宅






    エレン「ただいまです。」





    ミコト「おかえり!エレン君!どうだった?今日の試合」





    エレン「今日の試合...負けました。」





    ミコト「あらら、惜しかったわね!でも、今日の夕飯はシチューとチーハンよ!!」





    エレン「ありがとうございます。けど、俺今あんまお腹空いてなくて...」





    ミコト「そう、ならシャワー浴びてきちゃいなさい?」





    エレン「はぃ」





    ミコト「どうしたのかしら?」





    スタスタ





    ヌギヌギ





    ガラッ





    ミカサ「!?」





    エレン「よぉミカサ...」





    ミカサ「えっ、エレン!?」





    エレン「俺もシャワー浴びる...」





    ミカサ「...わかった。」






    エレン「ハァ...」シャーッ





    ミカサ「エレン、髪の毛洗ってあげようか?」





    エレン「あぁ悪いな」





    ミカサ「? 今日のエレンは何か正直」





    エレン「...そうか?いつも通りだぞ」





    ミカサ「試合で何かあったの?」





    エレン「...いや何もねぇよ」





    ミカサ「嘘、エレンは嘘をついてる時耳が赤くなる」





    エレン「...」ギュッ





    ミカサ「ッ!?/// ぇ、エレン!?」





    エレン「ミカサ...俺...バスケやめようかと思ってる」





    ミカサ「えっ!?ど、どうしたの?」





    エレン「...取り敢えず、今日いっぱいは考える」





    ミカサ「うん、考えてみて」





  211. 211 : : 2014/05/16(金) 00:59:57









              次の日







    コンコン





    エルヴィン「入れ」





    ハンジ「失礼するよぉー、おぉ~やっぱ監督の部屋はデカイねぇ!!」





    モブリット「ハンジさん!監督の邪魔になっちゃいますよ!!」





    エルヴィン「あぁいいんだ、モブリット
    それでハンジ、女子の方はどうだ?」





    ハンジ「いい感じだったよ、ミカサちゃんなんて1年生とは思えない動きをするから皆驚いちゃってさ!!」





    コンコン





    エルヴィン「はい」





    「失礼します」





    エルヴィン「どうした?エレン」





    エレン「これ」スッ





    ハンジ「ん?何これ...!!」





    エルヴィン「...いいのか?」





    エレン「はい」





    ハンジ「エレン...」





    エレン「大丈夫です。」





    エルヴィン「...」





    エレン「それでは失礼しました。」





    ガチャッ





    ハンジ「エルヴィン!!」





    エルヴィン「取り敢えず中身を」





    ビリビリ





    ハンジ「」スッ





    エルヴィン「...なるほど」





    ハンジ「私にも...」





    エルヴィン「それでは私は午後の練習でも見てくる」スタスタ





    モブリット「ハンジさん...エレン君は...」





    ハンジ「私からは何も言えないよ...こればっかしは」





  212. 212 : : 2014/05/16(金) 01:03:16







    アルミン「えっ!?今日練習を休むの?」





    エレン「あぁ悪いな、昨日か体調が優れなくてな」





    アルミン「そっか、お大事にね」





    エレン「あぁ...」





    アルミン「じゃぁ僕練習だから行くね」





    エレン「あぁ、じゃぁな」





    エレン「...から」





    スタスタ





    アルミン「え?エレン、今なんて...あれ、いない...」





  213. 213 : : 2014/05/16(金) 01:08:04






    スタスタ





    コニー「は?エレンが今日休むって?マジかよ...俺今日あいつと1on1やるつもりだったのによぉ!」





    アルミン「何か元気なさそうだったんだよね」





    コニー「ってかあいつ、大丈夫かよ!もうすぐインターハイ予選始まっちまうぞ」





    アルミン「そうだよ...」





    ライナー「? 今日はエレンなしか?」





    ジャン「きっと昨日ので顔が合わせられねぇだけだろ」





    オルオ「全く最近の1年はよぉ...」





    エルヴィン「練習をはじめてくれ」





     ハイッ





    コニー「あれ?今日は監督いるんだな」





    アルミン「みたいだね」





    ライナー「それはそうだ、なんせもうすぐインターハイ予選が始まるからな」





  214. 214 : : 2014/05/16(金) 01:11:35







    スタスタ







    エレン「ここか...」





    ????「ん?どうした?迷子か?」





    エレン「いや違います。あの...ここに...◯◯◯◯さんっていますか?」





       



       エレンは、一体誰に会っているのか?そして、エレンは本当にバスケ部をやめてしまったのか?
      

       東京調査高校は今後のインターハイ予選で果たして勝ち抜いて行けるのか...? 続きは第2Qで!!




       



         バスケットボーイズ 第1Q 終了





  215. 215 : : 2014/05/16(金) 01:16:25



    お疲れ様でした!バスケットボーイズ 第1Q終了しました。
     

      長いですね!w 書いてるこっちも見ている方々もそう思うと思います。真に申し訳ないm(_ _)m いかんせん文章力がないためこんな感じになってしまいました。
    第2Qもお楽しみに待っててください! 

    何かご質問などありましたら答えられる範囲で答えますので



    そして、多くのgood登録・多くのコメントありがとうございます!!第2Qも頑張りますので応援・コメントなどよろしくお願いします!! 




           それではまた会える日まで・・・
  216. 216 : : 2014/05/16(金) 15:32:20
    何かダイヤのA見たいな始まりkゲフンゲフン面白かったです
  217. 217 : : 2014/05/17(土) 13:31:57
    おもしろかったです!

    次回も期待してます!
  218. 218 : : 2014/05/17(土) 21:40:58
    >>216 ありがとうございます! そうですねw ダイヤのAを参考にしてますww

    >>217 ありがとうございます! 嬉しいです!!
  219. 219 : : 2014/05/17(土) 21:48:25




    皆様のおかげでいつも楽しくSSを書かさせてもらってます!

     今回はこの エレン「バスケットボーイズ」 をシリーズ化させてもらい、ついに エレン「バスケットボーイズ」 第2Qを書くことになりました。(前々から書く予定でしたが...)


    http://www.ssnote.net/archives/16918

     エレン「バスケットボーイズ」 第2Q です!よろしくお願いします!!




    http://www.ssnote.net/series/1073

     これは、エレン「バスケットボーイズ」シリーズ一覧です。



  220. 220 : : 2014/07/24(木) 12:50:32



    皆さんお久しぶりです!


    最近バスケットボーイズ第二シーズンでは、コメントを控えさせて貰ってると言うことでなかなか感想やご意見・ご質問等書けなくなってます。


    と言うわけで勝手に自分のグループを作ってみましたので何かご意見・ご質問等ございましたらそちらの方でお書きください。↓



    http://www.ssnote.net/groups/663




  221. 221 : : 2014/08/08(金) 23:30:05
    長い
    おもしろくない
    飽きる
    見てて不愉快
    見にくい
  222. 222 : : 2014/08/08(金) 23:31:18
    バスケの試合が少ない
  223. 223 : : 2014/09/07(日) 01:49:56
    >>221文句があるなら見るなよw
  224. 224 : : 2020/10/06(火) 10:08:43
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=18

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Fabregas-alan

アラン・ファブレガス

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