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ラウラ「やはり私は嫁が好きなのだな」

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  1. 1 : : 2014/03/26(水) 19:04:32

    http://www.ssnote.net/archives/11997

    前作の続きです









    ラウラ「八幡、今日部活が終わった後は空いているか?」


    八幡「部活の後?
    特に何もねぇけど、どうした?」


    ラウラ「その、新しい服を買いに行きたいのだが……」


    八幡「新しい服?
    んなもん1人で買いに行けるだろ」


    ラウラ「……嫁のバカ」ボソッ


    八幡「え?」



    ラウラ「ど、どうせ買うなら嫁の趣味に合った服が欲しいのだ」


    八幡「要するに服を見立てて欲しいってワケか」

    ラウラ「う、うむ」


    八幡「分かった。じゃあ部活終わったら付き合ってやるよ」

    ラウラ「ほ、ほんとか!?」

    八幡「あぁ、別に構わねぇよ」


    ラウラ「ありがとう八幡!
    さすが私の嫁だ!」だきっ

    八幡「ばか、一々抱きついてくんじゃねぇ」



    女子B「ラウラさんとヒキタニくんって本当に仲良いよねー」

    ラウラ「む、そうか?」

    女子B「うん!
    見てて凄く楽しそうだもん」


    ラウラ「き、聞いたか嫁よ!
    私達は仲が良いらしいぞ!」


    八幡「いや、俺はお前と仲良くなった覚えはないが」

    ラウラ「なっ!?」


    男子C「はは、ヒキタニくん照れるなって」

    八幡「照れてねぇよ」


    ラウラ「うぅ……嫁はもう少し私に優しくしてくれても良いと思う……」

    女子B「ヒキタニくん、彼女悲しませちゃだめだよー?」


    八幡「彼女じゃねぇけどな」



    男子D「でも一部じゃ付き合ってるって噂も流れてるぜ」


    八幡「は?」


    だれだよそんな無責任な噂を流した奴は


    女子B「学校でもずっと一緒にいるし、そう勘違いする人も多いんだと思うよ」


    女子D「それにラウラさん、外国人転校生っていうのに加えて凄く可愛いからやっぱり皆から注目を浴びやすいんだよ」


    男子D「俺の友達にもラウラさんと友達になりたいって奴多いしなー」


    ラウラ「そ、そうだったのか?」


    男子D「まぁそういう奴等からしたら、ラウラさんとずっと一緒にいるヒキタニくんは恋敵みたいなもんだから意識されて当然なんじゃねぇかな?」



    八幡「げっ、まじかよ」


    ラウラが側にいるのが日常になり過ぎて、こいつがすげぇモテるの忘れてたな


    ……俺、変な嫉妬とかで刺されたりしねぇかな……
    背中が心配になってきたぞ


    女子A「とゆーわけで2人は学校でなかなか噂になってるというか、有名になってるワケなんだよ」


    ラウラ「そんな事になってるとは初耳だったな……」


    ラウラ「(ふむ……いや、しかしこれはこれで既成事実を作るというのもアリなのでは……)」


    八幡「おいお前、いま変な事考えてただろ」

    ラウラ「か、考えてないぞ!
    既成事実を作ろうだなんて!」

    八幡「考えてるじゃねぇかっ」


    女子B「あはは、本当仲良いね2人とも。息ピッタリ」

    男子D「羨ましいわー」


    八幡「だからそんなんじゃねぇって……」



    ガラッ


    先生A「午後の授業を始めるぞー」



    女子B「あ、先生来ちゃったね。席戻ろっか」


    ラウラ「そうだな」


    女子B「ヒキタニくん、ラウラさん、また色々お話しようね!」


    八幡「あぁ」

    ラウラ「うむ」









  2. 2 : : 2014/03/26(水) 19:08:54



    放課後





    八幡「ラウラ、んじゃ俺は奉仕部行ってくるわ……って、どうしたんだ?
    そんなニコニコして」

    ラウラ「ふふ、なんというか最近学校生活が一層楽しくなった気がしてな」

    八幡「楽しくなった?」


    ラウラ「嫁がクラスの皆と話すようになって、本当の意味で嫁と一緒に学校生活を楽しめるようになったからかも知れんな」ニコッ


    八幡「(……確かに、俺も少しだけだが学校生活が楽しいと思えるようになった。でもそれは……)」


    八幡「そうか……。
    でもまぁ、それは全部お前のお蔭なんだけどな。俺が皆に認められて、ああやってクラスの奴等と話せるようになったのは」


    ラウラ「私の?」


    八幡「あぁ。
    だからその、お前には感謝してる。サンキュな」


    ラウラ「!」


    ラウラ「う、うむ……」/////


    ラウラ「(嫁はズルいな。いつもは素っ気ない態度のくせに、たまにこういう笑顔を見せるのだから……)」


    ラウラ「(そういえば、あの時も……)」



    ーーーーーーーーーーーーー

    八幡「ラウラ」


    ラウラ「む?」


    八幡「その……ありがとな」////


    ーーーーーーーーーーーーー



    ラウラ「(なんていきなり言ってくるのだしな……本当に嫁はズルい……)」/////


    八幡「ラウラ?」

    ラウラ「な、なんでもない!」

    八幡「んじゃ俺は部活行くわ。お前も茶道部頑張れよ」

    ラウラ「うむ」


    八幡「部活終わったら校門前集合な」


    ラウラ「了解した」

  3. 3 : : 2014/03/26(水) 23:05:36
    続編ですか
    期待!!
  4. 4 : : 2014/03/26(水) 23:17:10
    面白い期待
  5. 5 : : 2014/03/26(水) 23:37:42
    >>3>>4
    頑張ります(^^)
  6. 6 : : 2014/03/26(水) 23:51:10
    六さんの作品は素晴らしい。

    大期待なのだよキラリーン☆
  7. 7 : : 2014/03/27(木) 00:11:39
    相変わらずのヒキタニさんですねww
  8. 8 : : 2014/03/27(木) 00:15:50
    前作同様、応援しますよ!
    期待してます(*^^*)
  9. 9 : : 2014/03/27(木) 01:13:40
    +  +
      ∧_∧ +
     (0゜・∀・) ワクワク
     (0゚ つと) +テカテカ
     と__)__)  +
  10. 10 : : 2014/03/27(木) 02:19:56
    >>6>>7>>8ありがとうございます(^o^)/
    続きも頑張ります!
    >>9
    可愛いっ( ^ω^ )
  11. 11 : : 2014/03/27(木) 02:27:00


    奉仕部




    八幡「うーす」


    雪ノ下「こんにちは、比企谷くん」


    八幡「ん、由比ヶ浜はまだ来てないのか?」


    雪ノ下「由比ヶ浜さんは三浦さん達と用事があるから少し遅れるそうよ」

    八幡「なるほどな」スッ



    雪ノ下「……」

    八幡「……」ペラッ ペラッ

    雪ノ下「……」ペラッ ペラッ


    八幡「……ぷっ」ペラッ ペラッ

    雪ノ下「……」ペラッ ペラッ


    八幡「……ふっ……ふ」ペラッ ペラッ


    雪ノ下「……本を読みながら変な笑い方をする癖、まだ治ってなかったのね……。見ていて凄く気持ち悪いからやめて欲しいのだけれど……」


    八幡「う、うるせぇな。この本すげぇ面白いから仕方ねぇんだよ」



    雪ノ下「……ふふっ」

    八幡「なんだよ」


    雪ノ下「変わらないのね、あなたは」


    八幡「え?」


    雪ノ下「由比ヶ浜さんから比企谷くんがぼっちじゃなくなって、皆とも少しずつだけど話すようになったと聞いていたわ」


    八幡「まぁ、本当に少しずつだけどな」


    雪ノ下「でもそれは嬉しいと思う反面、とても不安だったの」


    八幡「不安?」

    雪ノ下「ぼっちじゃなくなる事であなたが変わってしまうんじゃないかって。
    私との関係も何か変わってしまうんじゃないかって……」


    雪ノ下「そう考えると不安で怖かったの」


    八幡「雪ノ下……」

    雪ノ下「でもあなたは結局変わらなかった。
    今でも私とあなたの関係は前と全く変わっていない。
    今までと同じように過ごせている。それが嬉しいの」


    雪ノ下「ぼっちであっても無くても変わらないあなたを見てホッとしたわ。
    だってあなたは今でも変わらず目が腐ってて気持ち悪いままですもの」ニコッ

    八幡「おい、最後のはいらなかったんじゃねぇの?」


    雪ノ下「そうかしら?
    私はむしろ最後が1番重要だったと思うのだけれど」

    八幡「いや、なんでだよ」


    ガラッ

    由比ヶ浜「やっはろー!
    ゆきのん、ヒッキー!」

    雪ノ下「こんにちは由比ヶ浜さん」

    八幡「おう」


    由比ヶ浜「あれ、ゆきのん何かあった?」


    雪ノ下「いえ、何もないわよ。どうしてそんな事を聞くのかしら?」

    由比ヶ浜「いや、なんかゆきのん嬉しそうにしてた気がしたから」


    雪ノ下「由比ヶ浜さん、それは気のせいよ」


    八幡「にしても今日も依頼は無さそうだな」

    雪ノ下「そうね。ところで2人とも、喉は渇いてないかしら?
    良かったら紅茶を淹れるわよ?」

    八幡「じゃあ頼む」

    由比ヶ浜「ありがとうゆきのん!」

    雪ノ下「では少し待ってて頂戴」スッ



    八幡「ふぅ……」


    八幡「(やっぱぼっちだとか、ぼっちじゃないとか関係なく、この部活は居心地が良いな……。きっと雪ノ下も同じ気持ちだったんだろうな)」









    雪ノ下「それでは今日の部活はこれで終わりにしましょうか」

    八幡「了解。んじゃまた明日な」

    雪ノ下「ええ」


    由比ヶ浜「じゃあまたねヒッキー」

    八幡「おう」


    八幡「(さてと、この後はあいつの買い物に付き合わないといけないんだったっけな。校門前に行くか)」

  12. 12 : : 2014/03/27(木) 02:36:27
    始まった!大期待!
  13. 13 : : 2014/03/27(木) 11:24:29
    続き楽しみ(≧∇≦)
  14. 14 : : 2014/03/27(木) 12:04:46
    六さんの作品どれも最高
    今回も期待しかしてないです!
  15. 15 : : 2014/03/27(木) 12:11:08
    皆さんコメントありがとうございます!
    続きは夜頃投下できたらします(^^)
  16. 16 : : 2014/03/28(金) 00:05:01


    ショッピングモール



    八幡「とりあえずこの店から見てみるか」


    ラウラ「こ、こんなところに入るのか?」

    八幡「いや普通の服屋だろ」


    ラウラ「服屋なんて生まれて初めてだから少し緊張するな……」


    八幡「生まれて初めてって、マジかよ」

    ラウラ「うむ。今までは支給された服ばかり着ていたからな。自分からこうして服を買うのは初めてだ」



    八幡「なるほどな……。じゃあ適当に試着していってみるか」


    ラウラ「よ、嫁はどんな服が好みなのだ?」

    八幡「ん?
    なんで俺の好みなんて聞くんだよ」


    ラウラ「言っただろう。嫁の趣味に合った服が欲しいのだ」


    八幡「バカ。
    こういう時は俺の好みに合った服なんかを選ぶより、自分に合った服を買うべきなんだよ」


    ラウラ「そ、そうなのか?」


    八幡「当たり前だ。俺の好みの服がお前に似合うとは限らないだろ」

    ラウラ「あ、確かに……」


    八幡「俺の好みの服を着たって、それがお前に似合ってなけりゃ何の意味も無いし
    そんなんだったら無理せずお前に合った服を着た方が良いだろ」


    ラウラ「それはそうだが……」


    八幡「あと一つだけ言っておくけどな、俺は下手に自分の好みに近づけられるより、ありのままのラウラに合った服の方が自然で魅力的だと思うぞ」


    ラウラ「……え?」


    八幡「お前は普通にしてる方が良いって言ってんだよ。分かったならくだらねぇ事言ってんな」


    ラウラ「そ、そうか。嫁はありのままの私の方が好きなのか……」/////


    いや好きとは言ってないが


    ラウラ「な……ならば私に似合う服を探すの、手伝ってくれるか?」

    八幡「あぁ。それならいくらでも付き合ってやるよ」


    ラウラ「その、ありがとう嫁」


    八幡「別にこれくらい構わん」



    ラウラ「それじゃあ、見て回るとしようか」


    八幡「うい、了解」





  17. 17 : : 2014/03/28(金) 00:07:26
    続きキターー!
    ここから超期待です!!
  18. 18 : : 2014/03/28(金) 00:09:14





    ラウラ「八幡、これとかどうだろうか?」


    八幡「うーん……着てみた姿を見てみないと何とも言えねぇかもな」


    ラウラ「そうか?
    では、少し試着してみる」


    八幡「おう」




    数分後


    シャッ


    ラウラ「ど、どうだろう?
    似合っているか?」/////



    八幡「……っ」/////


    こいつ、分かってた事だけどやっぱりすげぇ可愛いんだよな

    ただのワンピースなのにここまで見栄えが良くなるなんて……

    まじでオシャレとかに気使い始めたらどうなるんだこいつ……



    ラウラ「……八幡?
    ……やっぱり、私にはこんな物は似合わないか……?」シュン


    八幡「えっ、いや、そういうワケじゃねぇよ。凄く似合ってるぞ」


    ラウラ「いいんだ八幡、気を遣う必要はない。自覚はしていたからな……」


    八幡「だから、嘘とかじゃねぇって。
    あれだよ、似合いすぎてちょっと言葉を失ってたっていうか……」



    ラウラ「……本当か……?」


    八幡「あぁ。本当に似合ってるぞ」


    ラウラ「……そ、そうか」/////



    八幡「さてと、んじゃ他の服も見てみるか?」


    ラウラ「いや……買うのはこの服だけにする」


    八幡「え、でもまだその一着しか見てないだろ?
    そんな簡単に決めていいのか?」

    ラウラ「うむ、今日はこれだけでいい。なにせ嫁が褒めてくれた一着なのだからな。
    今日はこの服だけで満足だ」


    八幡「……そうか。それじゃ違う服はまた今度見に来る事にすっか。
    よし、じゃあレジに持っていくぞ」

    ラウラ「うむ」




  19. 19 : : 2014/03/28(金) 00:25:19
    期待だよ!
  20. 20 : : 2014/03/28(金) 00:49:49




    ラウラ「〜♪」


    八幡「そんなに服が買えたのが嬉しかったのか?」


    ラウラ「人生初の私服というのに加えて、嫁に褒めてもらえた服となれば当然嬉しいに決まっているだろう」ニコッ


    八幡「……そうかよ」


    ラウラ「また今度服を買う時も付き合ってくれるか?」


    八幡「あぁ、別にいいぜ」


    ラウラ「約束だぞ?」


    八幡「おう。
    それよりラウラ、お前腹とか減ってないか?」


    ラウラ「む、そういえば……」


    八幡「ならちょっと何か食べて帰らねぇか?」

    ラウラ「うむ、賛成だ」


    八幡「よし、んじゃマクド行くぞ」









    八幡「やっぱマクドはポテトに限るぜ」

    ラウラ「ふむ、値段の割りに美味しいのだな」


    八幡「だろ?」



    ラウラ「……」ジーッ



    八幡「?
    どうしたラウラ?」


    ラウラ「な……なんというか、その……こうして2人で寄り道とかをしていると、デートみたいだなと思って……」/////


    八幡「な、何言ってやがんだお前は」


    ラウラ「男女2人で遊ぶのをデートと言うのだろう?」


    八幡「まぁ、それは間違いではないが」


    ラウラ「ふふ、嫁とのデートは楽しいな」


    八幡「……」


    やっぱこいつのこういう真っ直ぐな所は疑えないからこそ
    なんて返せばいいのか分からなくなる時があるよな……



    八幡「……まぁ、確かに悪くはねぇな」


    ラウラ「え?」


    八幡「なんだよその反応は?」


    ラウラ「いや、てっきり嫁の事だから否定してくると思っていたから、少し意外で……」


    ラウラ「もしかして、嫁も私の事が……」


    八幡「そこまでは言ってない。調子に乗るんじゃねぇよバカ。
    ……まぁ、ただ……最初の頃よりは一緒に居ても楽しいと思うようになったかもな」


    ラウラ「よ、嫁……」/////


    八幡「最初と比べたらってだけだからな?」


    ラウラ「でも、それでも私は嬉しいぞ。少しでも嫁との距離が縮まったのなら……」/////


    八幡「ふん。この話はもう終わりだ。
    小町も待ってるだろうしさっさと帰るぞ」


    ラウラ「そうだな。了解した」

  21. 21 : : 2014/03/28(金) 00:52:39
    >>17>>19
    ありがとうございます(^^)
    今日はここまでにします!
  22. 22 : : 2014/03/28(金) 00:58:26
    六さんキタ━(゚∀゚)━!
    いつも楽しみにしてます。

  23. 23 : : 2014/03/28(金) 17:27:12
    超期待です!
    頑張って下さい(≧∇≦)
  24. 24 : : 2014/03/28(金) 23:15:51
    キタ━(゚∀゚)━!
    期待してゴロゴロして見てますね
       ∧,,∧
    ⊂´⌒つ* -ω-)っ ゴロゴロ
    (※※※※※※※※)
  25. 25 : : 2014/03/28(金) 23:19:31
    続編ですか。
    面白いです!続き頑張って書いてください!
  26. 26 : : 2014/03/30(日) 02:23:25
    皆さんありがとうございます!
    遅くなりましたが今から少し投下します(^o^)
  27. 27 : : 2014/03/30(日) 02:24:39


    自宅



    小町「おかえりお兄ちゃん、ラウラさん。今日は遅かったんだね」


    八幡「ちょっと寄り道しててな」


    ラウラ「遅くなってすまない」


    小町「いえいえ、全然大丈夫ですよー」


    小町「(ふむふむ、2人きりで帰りに寄り道なんて良い感じに進展してるみたいですな)」



    小町「それで、ご飯はどうするの?」


    八幡「そうだな、帰りにちょっと買い食いしちまったから俺は風呂上がってからにするわ」


    小町「ラウラさんは?」


    ラウラ「私も八幡と一緒に食べるとしよう」

    小町「そうですか。
    なら、お兄ちゃんが出てきた時に皆で食べましょうか」

    ラウラ「うむ、そうしよう」


    八幡「んじゃ風呂入ってくるわ」


    小町「はーい」





  28. 28 : : 2014/03/30(日) 02:25:39






    小町「ところでラウラさん、お兄ちゃんと寄り道して何してたんですか?」


    ラウラ「少し買い物に付き合ってもらっていたのだ」


    小町「おお、それもう完全にデートじゃないですか!
    やりましたねラウラさん!」


    ラウラ「そ、そうか?」


    小町「ええ。
    お兄ちゃんが女の子と買い物に行くなんてレア過ぎるイベントなんですよ!」

    ラウラ「そ、そうだったのか。
    なんだか嬉しいな……」/////



    小町「それで、何を買いに行ったんですか?」


    ラウラ「これだ」

    ガサッ



    小町「可愛いワンピースですね!
    一度着てみて下さいよ」

    ラウラ「わ、分かった」


  29. 29 : : 2014/03/30(日) 02:32:12


    数分後



    小町「わぁぁ、とても似合ってますよラウラさん!
    凄く可愛いです!」


    ラウラ「あ、ありがとう妹」/////


    小町「お兄ちゃんはなんて言ってました?」


    ラウラ「嫁も似合っていると言ってくれたぞ。
    まぁ、お世辞だと思うが……」



    小町「……いえ、小町の勘ですけど多分それはお兄ちゃんの本心だと思いますよ」


    ラウラ「え?」

    小町「さすがの捻くれお兄ちゃんでもその姿のラウラさんを見て似合ってないなんて思わないでしょうから、きっと本心から似合ってると感じた筈です」


    ラウラ「ほ、本当か?」

    小町「はい!」

    ラウラ「妹がそう言うなら信じてみる……」/////



    小町「それで、他にはどんな服を買ったんですか?」


    ラウラ「いや、今日はこれだけだ」


    小町「え、一着だけですか?」


    ラウラ「うむ」


    小町「まさかお兄ちゃんが早く帰りたいとか言い出したんじゃ……」

    ラウラ「ち、違うぞ!
    一着で良いと私から言い出したんだ」

    小町「ラウラさんから?」



    ラウラ「うむ。このワンピースは嫁が褒めてくれた記念すべき初めての一着だからな。今日はこれ以上の物はどれだけ探しても見つからんと思ったのだ」


    小町「そうだったんですか……」


    小町「(ラウラさん、本気でお兄ちゃんの事を想ってくれてるんだ。こんなに真っ直ぐに……)」


    ラウラ「それに、嫁はまた今度服を買う時も付き合ってくれると言ってくれたからな」



    小町「そうなんですか……って、えぇぇ!?」

    ラウラ「ど、どうしたのだ?」


    小町「お兄ちゃんがそう言ったんですか?!」

    ラウラ「えと、私がまた今度も買い物に付き合ってくれるか尋ねたら、『別にいいぜ』と答えてくれた」


    小町「あのお兄ちゃんが……?
    信じられないかも……」


    小町「(うん、間違いない!)」



    小町「ラウラさん!
    お兄ちゃんは間違いなくラウラさんに心を開いてますよ!」

    ラウラ「そ、そうなのか?」


    小町「普段のお兄ちゃんなら買い物に誘っても断るか適当にはぐらかすだけで、OKしてくれる事なんて滅多に無いんです」

    小町「でもラウラさんからのお誘いはOKした。つまりラウラさんには心を開いてる証拠ですよ!
    確実に2人の距離は縮まってます!」


    ラウラ「おぉ……そう言われると凄く嬉しいぞ」/////


    小町「これからも頑張って下さいね!
    私も全力でサポートしますから!」

    ラウラ「ありがとう妹よ!
    頼りにしている」

    小町「はい!」




    ガチャッ



    八幡「うす、風呂上がったぞ」


    小町「あ、お兄ちゃん。
    いいお湯だった?」


    八幡「おう」


    小町「それじゃ、お兄ちゃんも出て来たみたいだし晩御飯にしましょうか」

    ラウラ「うむ」
  30. 30 : : 2014/03/30(日) 13:55:12
    ラウラのワンピース姿してみたい!(*・ω・*)wkwk
  31. 31 : : 2014/03/31(月) 02:51:27
    期待でっせ!

    あと俺ガイルってなんですか?
  32. 32 : : 2014/03/31(月) 03:17:04
    >>31
    やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
    の略称ですよ(^^)
  33. 33 : : 2014/03/31(月) 03:17:11



    翌日



    八幡「あれ、ラウラは?」


    小町「今日は1人で行くって先に出て行ったよ」


    八幡「そうなのか?」



    へぇ、あいつがか……

    珍しい事もあるもんだな



    小町「ねぇ、ラウラさんと何かあったの?
    まさか、喧嘩したとか?」


    八幡「いや、あの後はすぐに寝たからな。怒らせる事は何もしてないはずだ」


    小町「そっか……じゃあなんでだろ……?」


    八幡「さぁな、でもまぁ一日くらいそんな日があってもいいだろ。
    あいつここ最近学校でも家でも部活以外はずっと俺の側にいたしな」

    小町「(うーん、小町的には何かありそうな気がするんだけどなぁ……)」


    八幡「ほら、俺らもさっさと用意しねぇと遅刻しちまうぞ」

    小町「う、うん」





    教室



    ラウラ「……」ソワソワ


    ラウラ「(やはり嫁が側に居ないというのはなんだか落ち着かないな……)」



    女子B「あれれ、ラウラさん今日はヒキタニくんと一緒じゃないの?」

    ラウラ「う、うむ」


    女子B「どうしたの?
    喧嘩でもした?」

    ラウラ「そ、そういうのではない」

    女子B「じゃあどうして?」


    ラウラ「えっと、それはだな……」


    女子B「あ、噂をすれば本人登場だね。ヒキタニくんおはよー!」


    ラウラ「!」ビクッ



    八幡「ん、あぁ。2人ともおはよう」



    ラウラ「……」/////


    女子B「ラウラさん?」


    八幡「ラウラ?」


    ラウラ「……おはよう」スッ


    女子B「え、ラウラさんどこ行くの?」


    ラウラ「別に……」


    タッタッタ


    女子B「行っちゃった……。
    ラウラさん本当どうしたんだろ?」

    八幡「……分からん」


    女子B「ラウラさんも言ってたけど、喧嘩とかはしてないんだよね?」


    八幡「あぁ。多分……」

    女子B「ますます謎だよね……。
    あのラウラさんがヒキタニくんにあんな態度をとるなんて……」


    八幡「……」


    明らかに避けられる……よな


    俺は無意識のうちに何か怒らせる事をしてしまったんだろうか

    だとしても心当たりが無さ過ぎる

    服を買ってから家でも普通にしてたし、寝るまでも何も無かったのに……


    うーん、まったく分からん


  34. 34 : : 2014/03/31(月) 03:22:05



    廊下



    ラウラ「……」ズーン



    ラウラ「(やはり分かっていても嫁にあんな態度をとるなんて心が痛むな……)」



    ラウラ「(いや、しかしこれは嫁を振り向かせるための試練なのだ。弱音を吐いてる場合ではない!)」


    ラウラ「(クラリッサも言っていたしな……)」



    ーーーーーーーーーーーーーーー

    昨日の夜



    クラリッサ『隊長、どうしたんですか?』


    ラウラ「そ、その……嫁の事なのだが……」

    クラリッサ『あぁ、隊長が想いを寄せている彼の事ですね。
    それで、何か進展はありましたか?』


    ラウラ「一応少しずつ打ち解けられてはいるみたいなのだが、やはりまだ今ひとつ足りない気がしてな……。
    何か良い案は無いだろうか?」


    クラリッサ『ふむ……そういえば日本には[押してダメなら引いてみろ]という言葉があるらしいですよ』

    ラウラ「ど、どういう意味なのだそれは?」

    クラリッサ『恋愛の駆け引きの手段の一つで、[それまで自分のことを好きでいた人から急にアプローチが無くなると寂しくなる]という心理を利用した物だそうです」

    ラウラ「な、なるほど。あえて距離を置く事で向こうに自分を意識させるワケだな」


    クラリッサ『はい』


    ラウラ「……しかし、それは下手をすれば嫁に嫌われてしまうのではないか……?」


    クラリッサ『……ええ、確かにその可能性も出て来てしまいますが……それでもこのままの関係では隊長は不満なのでしょう?』


    ラウラ「う、うむ」


    クラリッサ『それならば多少危ない橋でも渡る必要があるかと思われます』


    ラウラ「……そうだな。お前の言う通りだ。リスクなしに得られる物などあるワケが無い」


    クラリッサ『覚悟は決まりましたか?』

    ラウラ「あぁ」


    クラリッサ『そうですか。では健闘をお祈りしています』

    ラウラ「うむ、ありがとうクラリッサ。
    ではまた」


    ーーーーーーーーーーーーーーー




    ラウラ「(そうだ、昨日覚悟を決めたではないか。ならば気を取り直していかなければな)」


  35. 35 : : 2014/03/31(月) 16:22:09


    放課後



    八幡「(はぁ……)」



    休み時間も何度か話しかけたが
    結局ラウラは短く返事をすると逃げる様に教室から出て行くだけだった


    何か怒ってるのか聞いても『なんでもない』の一点張り

    怒っているのは確かだろうが原因が何なのかサッパリ分からない




    八幡「(……ダメだ、いくら考えても分からん……)」



    由比ヶ浜「ヒッキーどしたの?
    何か考え事してたみたいだけど」


    八幡「え、いや別に何も…………待てよ。
    なぁ由比ヶ浜、お前ってファッションとかに詳しいよな?」


    由比ヶ浜「え?
    まぁ、少しくらいは」


    八幡「そんなお前に頼みがあるんだが、聞いてくれるか?」


    由比ヶ浜「別にいいけど……何があったの?」


    八幡「なんか知らない内にラウラの機嫌を損ねちまったみたいでさ、俺今日一日ずっとあいつに避けられてたんだ」


    由比ヶ浜「あ、確かに今日ヒッキーとラウラさん全然喋ってなかったね」

    八幡「それでだな、罪滅ぼしっつーかなんつーか……何かプレゼントでもしようと思うんだが俺だけじゃやっぱ不安でな。良かったらプレゼントを選ぶのに……」



    八幡「付き合ってくれないか?」


  36. 36 : : 2014/03/31(月) 16:24:53



    時間は少し遡って……


    茶道部



    ラウラ「うぅ……」ズーン


    ラウラ「(まだ一日目だというのに嫁と距離を置くのがこんなにツライとは……。嫁の側にいたい……)」

    ラウラ「(って、泣き言を言ってはならん!
    ……だが、嫁に嫌われたりしてないだろうか……不安だ……)」



    部員A「ラウラさんどうしたのー?」

    部員B「なんか落ちこんでるみたいだけど……」


    ラウラ「えと、実はだな……」







    部員B「ら、ラウラさんそれは逆効果じゃないかな……?」

    ラウラ「へ?」


    部員A「距離を置くって言ってもちょっとやり過ぎかも……」


    部員B「多分、比企谷くんからしたらラウラさんが急に不機嫌になったようにしか感じないと思うよ」


    ラウラ「そ、そんな……っ!?」


    部員A「今からでも事情を話して謝った方がいいよ!」


    ラウラ「……そうか?」


    部員B「うん!
    絶対その方がいいって!」


    部員A「このままじゃ嫌われちゃうかも知れないし……」


    ラウラ「そ、それはダメだ!
    私ちょっと嫁の所に行ってくる!」









    ラウラ「(嫁の奴まだ部室に行っていないとは……一体どこにおるのだ……?)」



    ラウラ「あ、いた!
    おーい嫁……」


    ラウラ「!」


    ラウラ「(隣にいるのは……由比ヶ浜?
    2人きりで一体何を話して……?)」




    八幡「付き合ってくれないか?」


    ラウラ「……っ!?」


    ラウラ「(今、嫁はなんと言った?
    まさか、由比ヶ浜に交際の申し込みをした……のか……?
    嫁から……?)」



    由比ヶ浜「まぁ、そう言う事なら付き合うよ!」ニコッ

    八幡「そっか、さんきゅ」



    ラウラ「(そんな……嘘だ……嘘だ嘘だっ!!)」


    ラウラ「(嫁が……っ)」ぽろぽろ


    タッタッタ


  37. 37 : : 2014/03/31(月) 16:30:41




    部活後

    校門前




    八幡「(さてと、ラウラには1人で先に帰ってもらうようにメールしとくか)」

    ピッ


    由比ヶ浜「それじゃヒッキー、行こっか!」


    八幡「ん、おう」




    自宅



    八幡「帰ったぞー」


    小町「おかえりー!
    今日も2人で寄り道でもしてたの?」


    八幡「は?」

    小町「え?」



    八幡「ラウラの奴まだ帰ってねぇのか?」

    小町「ラウラさんとは一緒じゃなかったの?」


    八幡・小町「「……え?」」



    八幡「俺、先に帰っとけってちゃんとメールしといたはずだぞ」


    小町「え、でもラウラさんまだ帰って来てないよ?」


    八幡「何してんだよあいつ……」

    小町「電話してみる」


    prrrrr…… prrrrr……

    ピッ


    小町「あ、ラウラさん!
    今どこにいるんですか!?」


    ラウラ『妹か……。すまんが今は1人でいたい……』


    小町「ら、ラウラさんどうしたんですか?」


    ラウラ『なんでも、ない……』

    小町「まさか、泣いてるんですか?」


    ラウラ『……』



    小町「……お兄ちゃんと、何かあったんですか?」


    ラウラ『……っ』


    プツッ



    小町「切れちゃった……。
    お兄ちゃん、絶対ラウラさんと何かあったでしょ?」

    八幡「いや、何も……」


    小町「嘘。だってラウラさんお兄ちゃんの事を話に出した途端に電話切ったもん」

    八幡「んな事言われても身に覚えが……」

    小町「てゆーかお兄ちゃん、じゃあ今まで何してたの?」


    八幡「買い物」

    小町「誰と?」


    八幡「……由比ヶ浜」

    小町「はぁ……。
    まさか、それを見られたんじゃ……?」


    八幡「いやいや、今日は茶道部より奉仕部の方が先に終わったからそれは無い……はずだ」


    小町「……じゃあ結衣さんを買い物に誘うところを見られた、とか?」


    八幡「……あっ」



    『付き合ってくれないか?』




    まさか、よりによってそこを聞かれた……?


    小町「心当たりあるの?」


    八幡「……あぁ」


    小町「やっぱお兄ちゃんのせいじゃんか」

    八幡「すまん……」


    小町「じゃあ早くラウラさん探しに行ってあげなよ」


    八幡「そうだな」

    小町「あ、あと今日はラウラさんを連れて帰るまで家に入れないから」

    八幡「……え?」

    小町「そんなの当たり前でしょ?
    分かったらさっさと行く!」

    八幡「は、はい……」



  38. 38 : : 2014/03/31(月) 16:37:17
    >>32
    ありがとう!

    できれば今度、由比ヶ浜×h八幡をかいてほしい・・・

    まあ期待でっせ!!
  39. 39 : : 2014/03/31(月) 20:20:03
    >>38書けたら書きますね( ^ω^ )
  40. 40 : : 2014/03/31(月) 20:23:49



    八幡「つってもどこにいるかなんて見当もつかねぇぞ……」


    八幡「(あいつの行きそうなところ……。初めて会った銀行……はもう閉まってるし、服屋ももう閉まってる……よな)」


    八幡「町中しらみつぶしに探すしかないか」








    ラウラ「はぁ……何をしているんだろうな私は……」


    ラウラ「(嫁と少し関係が進展したからといって浮かれ過ぎていたようだな……。
    別に嫁が私だけの物になったワケでもないのに……)」


    ラウラ「(嫁が私以外の女を選ぶ事だって当然あり得る話なのに
    それなのに私は心のどこかで嫁は私を選んでくれるだなんて勝手な期待をして……それで……)」




    ラウラ「うっ、うう……嫁……嫁ぇ……」ぽろぽろ



    「おい、今何時だと思ってんだよ。補導されっぞバカ野郎」

    バシッ


    ラウラ「い、痛い……?
    え、よ……嫁?」


    八幡「なに間抜けな面してんだ」


    ラウラ「え……ど、どうして嫁が……?」


    八幡「お前が帰って来ねぇから探しに来たんだろうが」


    ラウラ「あ……すまん」



    八幡「……まぁ、とりあえず無事で良かった。
    んで、お前なんでこんな事したんだ?」


    ラウラ「そ、それは……」


    八幡「……俺と由比ヶ浜の会話聞いたのか?」


    ラウラ「!
    ど、どうしてそれを?」


    八幡「やっぱりか……。
    それで、俺が由比ヶ浜に付き合ってくれって言ったのを聞いたワケだな?」


    ラウラ「……うむ。その通りだ」


    八幡「はぁ……まずお前、凄い勘違いをしてるようだから言っておくが
    あの付き合ってくれってお前の思ってるような意味じゃないぞ」


    ラウラ「え?」

    八幡「つまり交際の意味じゃなくて、買い物に付き合ってくれって意味だったんだよ」


    ラウラ「……え?
    ……そ、そう……だったのか?」


    八幡「あぁ」
  41. 41 : : 2014/03/31(月) 20:28:35


    ラウラ「(なんだ……そうだったのか……)」ホッ



    ラウラ「し、しかし!
    だ、大体紛らわしいのだ嫁は……っ」

    八幡「んなもん聞かれてるだなんて普通は思わねぇだろ」


    ラウラ「……それで、何を買いに行っていたのだ?」


    八幡「これだよ」

    ラウラ「それは……リボン?」


    八幡「あぁ、お前に似合うと思ってな」


    ラウラ「わ、私に……?」


    八幡「俺1人じゃどんなの選べば良いのか分からなかったからな、だから由比ヶ浜に付き添いを頼んだんだよ」


    ラウラ「そういう事だったのか……。
    でもどうして私に?」


    八幡「……お前今日ずっと俺の事避けてたろ?
    なんか怒らせちまったのかと思って、その……せめてもの詫びっていうか……」


    ラウラ「す、すまん嫁よ!」

    八幡「え?」


    ラウラ「その事なのだが……」






    八幡「……なるほどな。その副官のアドバイスを忠実に実行した結果がアレなわけか」

    ラウラ「う、うむ」


    八幡「バカじゃねぇのお前」


    ラウラ「う、うるさい!」/////


    八幡「ったく、心配とかしてマジで損したわ……」


    ラウラ「うぅ……」


    八幡「……でも、俺も悪かったな」


    ラウラ「え?」


    八幡「お前はいつも俺にまっすぐ気持ちを伝えてくれてたのに、きちんとした答えを出さずに引き伸ばしちまって」



    八幡「今回の件は俺がちゃんとお前と向き合わなかったせいで起きた事だ。
    だから、ここでちゃんと答えを出す事にするぜ」


    ラウラ「よ、嫁?」



  42. 42 : : 2014/03/31(月) 20:34:13





    八幡「ラウラ、俺もお前の事が好きだ」


    ラウラ「……え?」



    八幡「出会った当初は、非常識だし、勝手に家に居座るし、ずっと付きまとってくるしでハッキリ言ってウザイし邪魔だと思ってた」

    ラウラ「うっ……」


    八幡「でも、最近はお前といるのが楽しいと思えるようになった。
    いつからかお前が側にいる事が当たり前になってたんだ」


    ラウラ「八幡……」


    八幡「俺なんかじゃ釣り合わないと思うが、こんな俺でよければ付き合ってくれないか?」


    ラウラ「……馬鹿な事を、言うのだな……。私は、そんな八幡だから…………だからこそ、私はお前を好きになったのだ……っ」ぽろぽろ


    八幡「ラウラ……」


    ラウラ「わ、私もあの日から変わらず八幡の事が好きだ。
    だから……その、付き合っても……私は全然いいぞ」/////


    八幡「ははっ、なんで急にそんな上からなんだよ」

    ラウラ「だ、黙れっ」/////


    八幡「でも、これからよろしくなラウラ」

    ラウラ「……うむ。お前もこれからは私の嫁としてきっちり心掛けるのだぞ?」


    八幡「へいへい」

    ラウラ「う、浮気など絶対許さぬからな!?」


    八幡「分かってるっつの」


    ラウラ「そ、そうか。なら良い」


    八幡「さて、んじゃ帰るぞ。マジで警察に見つかったら補導される時間だからな」

    ラウラ「大丈夫だ。いざとなれば我が軍の力を使えば……」


    八幡「そう簡単に使うなっ」


    ラウラ「あはは、やっぱり嫁といると楽しいな」ニコッ


    八幡「……ちっ」////



    八幡「んな事言ってる暇があったらさっさと歩けバカ」


    ラウラ「うむ、了解した」



    ラウラ「(嫁と出会えて、嫁を好きになれて本当に良かった。
    今、私はすごく幸せだ……)」




    ラウラ「ふふ、やはり私は嫁が……八幡が大好きなのだな」/////



    fin

  43. 43 : : 2014/03/31(月) 20:36:26

    次は八幡がIS学園に入学した話を書きます(^o^)/
  44. 44 : : 2014/03/31(月) 21:31:27
    楽しみです!!でも一応pixivにそんな話があるので内容が被らないようにしといた方がいいかもしれません
  45. 45 : : 2014/03/31(月) 21:38:57
    >>44
    題名教えてもらえると嬉しいです(。-_-。)
  46. 46 : : 2014/03/31(月) 21:46:45
    >>45
    やはり俺のインフィニットストラトスは間違っているっていうやつです
  47. 47 : : 2014/03/31(月) 21:48:25
    >>45
    やはり俺のインフイニット・ストラトスは間違っている
    だと思います。点が抜けてたので…
  48. 48 : : 2014/03/31(月) 21:49:51
    ありがとうございます!
    読んでみて被らないように気をつけますね( ^ω^ )
  49. 49 : : 2014/03/31(月) 21:52:24
    面白かったです!
    次回作も楽しみにしています。
  50. 50 : : 2014/03/31(月) 23:31:21
    今後も期待なのだよ
  51. 51 : : 2014/04/01(火) 01:49:15
    お疲れ様でした。(・∀・)
    これからも応援しますねv(。・ω・。)ィェィ♪
  52. 52 : : 2014/04/01(火) 02:05:47
    皆さんありがとうございます(*^^*)
  53. 53 : : 2014/04/03(木) 16:08:45
    次はIS学園か!
    期待!

    六さんお疲れ様でした!(★`・ω・)ゞ
  54. 54 : : 2015/04/27(月) 21:59:15
    もう、これ金とれるレベルだな
    まじで面白ぇ!!
    今度からも頑張ってください!!
  55. 55 : : 2018/08/22(水) 18:23:31
    面白くなかった
    もうこの人のssは読みたくないです
  56. 56 : : 2018/11/14(水) 09:33:21
    面白かったよ!
    今度も期待してる!
  57. 57 : : 2020/04/23(木) 22:23:10
    なんか、初めてだな
    こんなに優しいコメントの世界と
    こんなに素晴らしい作品を完結まで読めるなんて
    他の人ならどんなに素晴らしくてもアンチされて
    完結しないから…
    物語は勿論素晴らしいけど
    完結させてくれたというだけで
    とてもこの人の作品を好きになれたよ
    本当にありがとう
    そして、作品作りお疲れ様でした
  58. 58 : : 2021/01/04(月) 12:07:27
    いい作品だった、続きがあるならだれかURL載せてほしい

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mui

@mui

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