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残念な残姉~スーヴニール編~

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  1. 1 : : 2014/03/22(土) 20:44:28
    【残念な残姉】シリーズ最新作、
    残念な残姉~スーヴニール編~です!

    残念な残姉、残念な残姉~メモリアル編~を見ていない方はこちらからどうぞ ⇩



    残念な残姉

    http://www.ssnote.net/archives/2483

    残念な残姉~メモリアル編~

    http://www.ssnote.net/archives/3633


    相も変わらず起動日は未定ですが、
    皆様の支援等よろしくおねがいします(* ̄∇ ̄)ノ
  2. 2 : : 2014/03/22(土) 21:18:28
    頑張ってください
  3. 3 : : 2014/03/22(土) 21:33:52
    期待~!戦刃ちゃんと苗木くんのいちゃいちゃっぷりもっとみたいです!
  4. 4 : : 2014/03/22(土) 21:57:33
    期待ですー!むくろちゃんかわいすぎます!
  5. 5 : : 2014/03/22(土) 23:00:25
    雑草さんの残姉シリーズだ!期待しまくりますよ!
  6. 6 : : 2014/03/22(土) 23:58:35
    続編来た〜♬
  7. 7 : : 2014/03/23(日) 00:22:11
    期待です!
  8. 8 : : 2014/03/23(日) 12:27:32
    >>2

    >>3

    >>4

    >>5

    >>6

    >>7


    沢山の支援等のコメントありがとございます(* ̄∇ ̄)ノ
    それでは、スーヴニール編……起動開始です!
  9. 9 : : 2014/03/23(日) 12:28:15

    ーー戦刃の自室ーー






    戦刃「う……うぅ……」



    『戦刃ァ……』

    『戦刃ァ……!』

    『きっと後悔するぞ……』

    『俺は……諦めねえぞ!』


    戦刃「!!」ガバ

    戦刃「…ハァ………ハァ……」

    戦刃「…………ゆ、夢……?」



    『AM : 01 : 59』カチッカチ……



    戦刃「…………………」

    『俺は……諦めねえぞ!』

    戦刃「とっくに、忘れたと思ってたのに……」

    戦刃「何で……今頃になって………」






    『AM : 02 : 00』カチッ……
  10. 10 : : 2014/03/23(日) 22:37:58


    今日はここまでにします。
    見てくれた読者様ありがとうございました(* ̄∇ ̄)ノ
  11. 11 : : 2014/03/24(月) 10:01:24
    期待です頑張って下さい(≧∇≦)
  12. 12 : : 2014/03/24(月) 12:34:42
    >>11

    ありがとうございます!



    それでは、早速再起動です!
    ウィードッ!(* ̄∇ ̄)ノ
  13. 13 : : 2014/03/24(月) 12:35:06
    ◯━┫食堂┣━◯





    大和田「おおおおおっ!ど根性だあぁぁぁぁっ!!」ゴックン

    桑田「ゲッ!?マジかよ」

    朝日奈「終了~!勝者、大和田!」

    大和田「よっしゃあぁぁぁぁっ!」

    不二咲「す、凄いよ大和田くん…!」

    石丸「ウム、流石は兄d………」

    石丸「って違う!一体何をしてるんだ君たちは!?」

    大和田「何って……」

    朝日奈「ガチンコ大食い対決だけど?」

    石丸「何で朝から大食い対決なんだ!不健康にも程があるだろ!?」

    桑田「まぁそういうなよ!ほら、お前も食えって!」グイ

    石丸「な、何をする!?は、離すんだ!」

    大和田「男なら逃げんなよ兄弟?」

    朝日奈「じゃあ第2ラウンド、開始ぃ!」

    朝日奈「お題は『特大うな丼』!」

    大和田「一気食いだぜ兄弟!」

    桑田「やれやれ~!」

    石丸「うグもォ~~~~~~!?」(やめろ~~~~~~~!?)


    「「あははははははははははっ!」」





    苗木「あれ?そう言えば戦刃さんまだ来てないな……」


    『ピンポーン』


    苗木「ん、REIN……?」

    苗木「あっ戦刃さんからだ」ピッ

    苗木「……画像?」ピッ

    苗木「!?こ、これは……!!」

    苗木「ふ、風呂上がり姿の……戦刃さん////!?」

    舞園「苗木くん何してるんですか~……ってきゃあ!?な、何てモノ見てるんですか苗木くん!」

    苗木「ち、ちがうよ!戦刃さんがREINで送ってきて……!」


    『ピンポーン』


    苗木「あっまた……」

    『オカズにどうぞ♡』

    苗木「ブーーー/////!?」

    舞園「な、苗木くん……戦刃さんとそこまで………!」

    苗木「だから誤解だって!」


    『~♪~~♬~♪~~』


    苗木「今度は通話……?」ピッ

    苗木「い、戦刃さん!?これはどういう……!」

    『やっほー苗木!むくろちゃんだよ~!』

    苗木「……………江ノ島さん?」

    江ノ島『あれ?なんだもうバレた?絶望的に早くね!』

    江ノ島『いやさ~アンタと残姉があまりにも低レベルなラブコメやってるから、私様からのプレゼントじゃ!』

    苗木「余計なお世話だよ!」

    江ノ島『え~?でも苗木もまんざらじゃ……ズガガガガガガガガガガガガガガッ!!』

    苗木「えっ!?ちょ、江ノ島さん!?」

    『ジュンコチャン!ワタシノスマホデナニヤッテンノ!?イヤ~チョットワタクシサマカラノアイノヒケツヲ~ウププ……ハウア///!!?コ、コンナシャシンイツノマニ!?』

    苗木「…………………」

    『サ、サクジョ!!イマスグケシテ!!ザンネ~ン♪モウソウシンズミジャ!!!ハウッ!?』プツン


    『画像を受信しました』ピンポーン

    『画像を受信しました』ピンポーン

    『画像を受信しました』ピンポーン

    『画像を受信しました』ピンポーン

    『画像を受信しました』ピンポーン


    苗木「…………///////」

    山田「良い義姉をもちましたな~苗木誠殿?」

    苗木「うわぁ!?」ビクッ

    山田「フムフム……入浴にこちらは着替え中ですか……くぅ~!一体どこのギャルゲー主人公ですか貴方は!?」

    苗木「だ、だから誤解だよ!」

    腐川「ふ、不潔よ!不潔だわ!」

    霧切「いやらしい……」

    苗木「き、霧切さんまで!?」

    霧切「冗談よ……それより苗木くん、観覧車の件で話があるの」ボソ

    苗木「え?」

    霧切「だから後で戦刃さんとわたしの部屋に来て……」

    苗木「……うん、分かった」

  14. 14 : : 2014/03/24(月) 17:29:32
    期待です
  15. 15 : : 2014/03/24(月) 17:38:09
    LINEの送信速度www
  16. 16 : : 2014/03/24(月) 18:55:23
    ゼロのキャラ登場かな?
  17. 17 : : 2014/03/24(月) 18:55:28
    残姉も良いが、江ノ島さんもめちゃくちゃ良いキャラしてるわ。
  18. 18 : : 2014/03/24(月) 21:48:08
    >>15

    LINEじゃありません、REIN(レイン)です(笑)

    >>16

    江ノ島「どうですかね~?うぷぷ……」

    >>17

    一番キャラを壊したくないのが絶望シスターズなんですよ~!
    (笑)
  19. 19 : : 2014/03/24(月) 21:51:08
    ◯━┫霧切の自室┣━◯





    苗木「お、お邪魔します……」ガチャ

    霧切「来たわね……」

    苗木「う、うん……」

    戦刃「///////」

    霧切「…………………」

    霧切「相変わらず偏ったカップルね?…」

    苗木「え?僕まだ何も……」

    霧切「それくらい分かるわよ……何で苗木くんの頬に手形があり、戦刃さんが赤面してるのか………」

    苗木「は、はは……さすがだね…」

    戦刃「………////」


    霧切「まぁ、深くは追求しないけど……」

    霧切「……じゃあ本題に入るわね?」

    苗木「確か、観覧車の事だっけ?」

    霧切「えぇ、そうよ……」

    霧切「火事急ハイランドで起きた、観覧車崩落事故……あれは、貴方達を狙った犯行だと思われるわ……」


    「「!?」」


    苗木「え!?そ、それってどういう……」

    霧切「あの後、現場を調べていた時に気付いたのだけれど……」

    霧切「貴方達が乗っていたゴンドラ……それだけロックが二重にされていたの」

    戦刃「えっ!」

    苗木「そ、そんな!」

    霧切「だけどあの時、狛枝先輩のお陰でドアのロックが外れ、助かることが出きた……」

    霧切「それは犯人にとっても計算外だったはず………」

    霧切「ここまで言えば………分かるわね?苗木くん」

    苗木「また僕達を狙ってくる……ってこと?」

    霧切「そういうことね……」

    苗木「で、でも待ってよ!僕は人に恨まれる事なんて何も……!」

    戦刃「………………」



    『戦刃ァ……!』



    戦刃「まさか………ね…」

    苗木「戦刃さん、どうかしたの?」

    戦刃「えっ?あ、ううん!べ、別に…」

    苗木「そう?」

    霧切「どのみち、二人が狙われるか狙われないかはすぐに分かるわ」

    苗木「え?」

    霧切「もう一度、二人で………で、デートを…………する………の……よ……!」ギリギリ

    戦刃「!?」ビク

    苗木「な、何で怒ってるの!?」

    霧切「べ、別に……何でもないわ……」スッ

    霧切「それよりも、今は犯人を突き止めるのが先よ……」

    苗木「そうだね……」

    戦刃「……………」

    霧切「何処に行くか決まったら教えて、物陰で覗きm……コホン、見張るから」

    苗木「わかった…」

    苗木「じゃあ行こうか?戦刃さん」

    戦刃「う、うん……」

    苗木「なるべく早く教えるね?」

    霧切「ええ……分かったわ」

    苗木「それじゃ」



    『パタン…』



    霧切「………さて、忙しくなりそうね……」

  20. 20 : : 2014/03/24(月) 22:18:24

    苗木「デート場所……か……」

    苗木「戦刃さんはどこに行きたい?」

    戦刃「………………」

    苗木「戦刃……さん?」

    戦刃「えっ!?あ、うん!そうだね!れ、レーションかな!?」

    苗木「へ?」

    戦刃「え?………」

    戦刃「……ご、ゴメン、聞いてなかった……///」

    苗木「大丈夫?今日の戦刃さん、なんか変だよ?」

    戦刃「き、気のせいだよ!」

    苗木「そうかな~?」

    戦刃「そ、そうだよ!」

    (いい加減忘れよう………もう過ぎたことなんだし……)


    苗木「まあ、いいや!で、何処に行きたい?」

    戦刃「う~ん……前回は私が選んだから、今度は苗木くんにまかせる!」

    苗木「え、いいの?」

    戦刃「うん」

    苗木「そっか!じゃあ…………」









    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




    雑草魂「はい!多くの読者様が待っていたあの時間です!」

    戦刃「そ、その名も……」

    雑草魂&戦刃「「残姉ルート安価ッ!!」」


    雑草魂「いや~懐かしいですね!残姉ルート安価!」

    戦刃「は、初めて見る読者様の為にもう一度ルール説明をします!」

    戦刃「私の出すお題を安価で投票し、一番多かったものをありがたくストーリーに使わせて頂く……」

    雑草魂「早い話が【スレ指定の無い安価】ってことですね!」

    雑草魂「今後もちょこちょこ安価しますのでよろしくです!」

    戦刃「そ、それじゃあお題の発表です……」



    【次に行く第二回目のデートスポットは?】



    戦刃「こ、これは……!///」

    雑草魂「まぁSS見てれば普通に分かりますよね?」アハハ……

    雑草魂「それでは……安価開始!」

    戦刃「み、皆の安価待ってます……!」
  21. 21 : : 2014/03/24(月) 22:42:16
    動物園。
    残n…むくろちゃんがどんな暴走をするのか全く読めんwww
    あと、狛枝が助けたことは日向しかしらなかったのでは?
  22. 22 : : 2014/03/24(月) 22:42:53
    水族館で
  23. 23 : : 2014/03/24(月) 22:54:08
    >>21

    気づかれないよう悪役の演技をしたが、霧切にはバレていたって感じですね( ̄∇ ̄;)
  24. 24 : : 2014/03/24(月) 23:45:54
    水族館お願い。
    魚見て楽しむ残姉見たい❤️
  25. 25 : : 2014/03/25(火) 08:52:13
    心霊スポットとかで驚かせてみたい自分がここにいるw

    あえて悪役を演じ、幸運を信じて苗木と残姉を救い出した狛枝先輩に痺れる、憧れるゥ!
  26. 26 : : 2014/03/25(火) 16:50:37

    映画館っ!


    雑草さんの残姉本当可愛い♡
    流石、私を残姉好きにさせた人!支援です!
  27. 27 : : 2014/03/25(火) 20:28:23

    映画館が理想
  28. 28 : : 2014/03/25(火) 20:45:05
    水族館かな
  29. 29 : : 2014/03/25(火) 21:03:51
    >>21

    >>22

    >>24

    >>25

    >>26

    >>27

    >>28


    雑草魂「はい!一定の投票が集まった所で、ここで安価は締め切ります!」

    戦刃「た、沢山のご投票ありがとうございました……!」


    雑草魂「そして投票の結果、今回いくデートスポットは………?」

    戦刃「3票の水族館で~す!」


    雑草魂「さぁ、【残念な残姉】~遊園地編~に続く、第二弾!【残念な残姉】~水族館編~スタートですっ!」

    戦刃「は、始まり始まり~……!」
  30. 30 : : 2014/03/25(火) 21:50:44
    楽しみだ‼
  31. 31 : : 2014/03/25(火) 21:56:09
    きたああ!
  32. 32 : : 2014/03/25(火) 22:26:46
    応援してます
  33. 33 : : 2014/03/26(水) 19:31:49
    >>30

    >>31

    >>32


    期待のお言葉ありがとうございます!
    それではお待ちかね………再起動です(* ̄∇ ̄)ノ
  34. 34 : : 2014/03/26(水) 19:35:11

    苗木「うん、そうだね……水族館なんてどうかな?」

    戦刃「うん!いいよ」

    苗木「良かった!日にちは……明日の土曜日に駅前でいいかな?」

    戦刃「わかった」

    苗木「じゃあ明日!」タタタ……

    戦刃「す、水族館か………/////」




    ◯━┫物陰┣━◯




    舞園「……こちら舞園、苗木くんは明日水族館にいく模様……どうぞ?」

    霧切『ザ……ザザ…こちら霧切、了解したわ……どうぞ?』

    舞園「では、あとでセレスさんと共にそちらの部屋に向かいます……どうぞ?」

    霧切『ザ……ザ…わかったわ……それと枕は入室禁止……どうぞ?』

    舞園「はい、分かりま………ってええ!?霧切さんそれはどういう……!」

    霧切『━━━━━━━━━━━━━』

    舞園「回線切りましたね!?あのボッチッ!!」ガン

    舞園「い、良いですよ!わ、私は私で頑張りますから!」

    舞園「それに……私を省くという事は私を対等なライバルと認めた証!」

    舞園「えっ?何でそんな事が分かるかって?」

    舞園「それは私が」

    霧切『枕だから!クスクスッ━━━━━』プツン

    舞園「キイイイイイっ!笑いましたね!?笑いましたね霧切さん!!」

    舞園「いいですよ、私に歯向かったアイドルがどうなったか……思い知らせてあげます!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


    江ノ島「ってお~いお前らこのデートの意味、絶望的に理解してないだろ?」

  35. 35 : : 2014/03/26(水) 20:24:13
    どうせ霧切教えてもらうんだからストーカーみたいなことしても無駄な気が…
  36. 36 : : 2014/03/27(木) 11:44:34
    『枕だから』www
    クッソ笑ったww
  37. 37 : : 2014/03/27(木) 14:48:38
    続編が…これは幸運だ!この次にはどんな不幸がまっているのかなぁ?!   残姉可愛いです期待!!
  38. 38 : : 2014/03/27(木) 22:50:27
    霧切さん流石ww
  39. 39 : : 2014/03/28(金) 15:14:00
    この霧切さん
    コミュ力高いのかな?
  40. 40 : : 2014/03/28(金) 18:29:20
    レインだったwガンバです(*^_^*)
  41. 41 : : 2014/03/28(金) 19:05:39
    この霧切りさん
    いいかもw
  42. 42 : : 2014/03/29(土) 21:58:52
    枕とボッチの愉快な話
  43. 43 : : 2014/03/29(土) 22:13:55
    舞園さん霧切さんにむかってボッチとか言ってるけど、この2人友達ですよね?w
  44. 44 : : 2014/03/30(日) 11:07:53
    それに賛成だ!‼w
  45. 45 : : 2014/03/31(月) 22:03:21
    霧切「死神wのww足音wwwwがww
       聞こwwwえwるwwwwwwクスクスッ」
  46. 46 : : 2014/03/31(月) 23:13:06
    十神「それはどう言う事だ!‼説明しろ苗木!」
  47. 47 : : 2014/04/01(火) 03:21:55
    >>35

    >>36

    >>37

    >>38

    >>39

    >>40

    >>41

    >>42

    >>43

    >>44

    沢山のコメントありがとうございます(* ̄∇ ̄)ノ


    >>45

    無意味なコメントはやめてください。
    色々と困りますので( ̄ ̄;)

    >>46

    返信すると会話が続いてしまうので、お控えください。
    m(_ _;)m



    それでは、【残念な残姉】〜スーヴニール編〜
    久々の再起動です(* ̄∇ ̄)ノ
  48. 48 : : 2014/04/01(火) 03:22:13

    ◯━┫霧切の自室┣━◯




    霧切「ふふ、やっぱり舞園さんは弄りがいがあるわね……」

    セレス「ウフフ、それにしても霧切さんもお人が悪いですのね?」

    セレス「後で苗木くんから教えてもらえますのに、わざわざ舞園さんを利用なさるなんて……」

    霧切「だって……情報は早く手に入れた方が良いでしょ?」

    霧切「アイドルと枕は使い用よ……」ズズズ…

    セレス「霧切さんも悪ですのね?」ズズズ…


    セレス「とまぁ、茶番もここまでにして……」カチャ

    セレス「何か理由があるのでしょう?舞園さんを外したのは」

    霧切「……ええ、」

    霧切「今回の備考の目的は知ってるわよね?」

    セレス「ええ、存じておりますわ……」

    霧切「それで……あの事故の痕跡と状況証拠からある人物が浮かんだの」カタカタカタ……

    セレス「?」

    霧切「……これよ」カチッ

    セレス「!?こ、この方は……」

    霧切「…そう、…ただの備考じゃ済まなくなるわ……」

    セレス「…………そうですわね………」

    セレス「………ですが、これと舞園さんを連れて行かない理由は関係ないのでは?」

    霧切「そんなの決まってるじゃない……」

    セレス「…え?」

    霧切「私、巨乳嫌いなの」キッパリ

    セレス「…………」

    霧切「だから仲間通し、仲良くしましょう?」ジー

    セレス「どこ見て言ってるのですか?ちょんぎりますわよ?」









    ◯━┫戦刃の自室┣━◯



    戦刃「〜♪〜〜♬〜」ゴソゴソ……

    江ノ島「なにため息混じりで自慰してんのアンタ?」

    戦刃「してないよっ!///水族館に行く為の準備してるの!」

    江ノ島「へ?何アンタ、水族館行くの?」

    戦刃「う、うん……えへへ〜///」

    江ノ島「寂しいでしょうね………孤独水族館……」ドヨ~ン

    戦刃「苗木くんと行くの!!盾子ちゃんもわざと間違えないで!」

    江ノ島「で?なんかプランとかあるの?」

    戦刃「へっ!?…あっ……いや、特に…は………////」

    江ノ島「はぁ………本っ当、学習しないわねアンタ……」

    戦刃「う……」

    江ノ島「………と思って、ホレ」ポイッ

    戦刃「わっ!」パシ

    戦刃「………ピンク色の……手榴弾?」

    江ノ島「前回のミクロシーバーに続く私様の発明品じゃ!」

    江ノ島「その名も【Eボム】!」

    戦刃(E……ENOCIMAって意味かな?)

    江ノ島「あっ、でもそれは緊急時ような?使うならこっち」ポイ

    戦刃「順番が逆だy……ってわわ!?」パシ

    戦刃「て、鉄製の………藁人形?」

    江ノ島「通称、【鉄人形】……。その中に入れた髪の毛の持ち主を自由自在に操れる優れものさ……」

    戦刃「じ、自由自在に………?」

    江ノ島「ん?なんだ?残姉の癖に疑心暗鬼な顔してんな?」

    江ノ島「……仕方ないわね」プチ

    戦刃「あたっ!」

    江ノ島「で、この残念な髪の毛を人形に詰めてっと……」

    江ノ島「はい!バンザーイ!」クイ

    戦刃「わっ!?か、体が勝手に!」

    江ノ島「はい、開脚ーー!」クイ

    戦刃「ちょ…盾子ちゃん!私今スカーtってキャッ///!?」ガバ

    江ノ島「うぷぷ……どうよ〜?私様の技術力は〜」

    戦刃「わ、わかったよ!わかったから早く戻し………」

    江ノ島「はい、脱衣開始ーー!」クイクイ


    戦刃「きゃあああああああっ/////!!?」ヌギヌギ

    江ノ島「えっと、次は〜……」クイ

    戦刃「あ、えっ!?ちょ、盾子ちゃん何を……!!」

    江ノ島「はい、超高校級の自慰ーーーー!!」クイクイクイクイクイ

    戦刃「きゃああああああああああああああああああああああああああああっ!!?」










    ◯━┫食堂┣━◯




    苗木「!?」

    朝日奈「ん?どうかした苗木?」モグモグ

    苗木「い、今戦刃さんの声が聞こえたような………」


    桑田「チッ……」

    山田「………爆ぜろ…」
  49. 49 : : 2014/04/01(火) 11:58:18
    雑草さん!鉄人形は何処に売ってますか!
    自分を残姉に使いたいです!
  50. 50 : : 2014/04/01(火) 12:33:19
    鉄人形、一体どこでいくらで取引されている品物だ?是が非でも残姉にあんな事とかしたい!
  51. 51 : : 2014/04/01(火) 12:44:28
    >>49

    >>50

    江ノ島「うぷぷ……非売品じゃ」
  52. 52 : : 2014/04/01(火) 14:51:04
    江ノ島すげぇー (モノクマ作ってる時点でもう凄いが…)
  53. 53 : : 2014/04/02(水) 03:32:37
    今後期待です!これから頑張って下さい!!!
    残姉マジ天使www鉄人形非売品とか超絶望的ww参考にして良いですか?
  54. 54 : : 2014/04/02(水) 22:55:38
    楽しみです!やっぱ雑草さんの残姉最高です!
  55. 55 : : 2014/04/03(木) 12:01:08
    >>52

    コメントありがとです!

    >>53

    どうぞどうぞ、こんな駄作でよければいくらでも参考にして下さい!ありがとうございます(* ̄∇ ̄)ノ

    >>54

    喜んでもらえて何よりです!



    さて、コメントを頂いてテンションが上がったところで……
    再起動です(* ̄∇ ̄)ノ
  56. 56 : : 2014/04/03(木) 14:46:18

    と言う訳で…………



    苗木「ここだね……雲川シーパラダイス!」

    戦刃「う、うん……!」

    苗木(良かった……戦刃さん喜んでくれて)

    苗木(よし!今回は戦刃さんにリードしてもらったから、今度は僕が……!)

    苗木「ねえ戦刃さん!まずは何から見よ………」

    戦刃「う〜ん………」

    戦刃「鰯っ!」

    苗木「鰯!?」

    苗木「い、戦刃さん…それは食用だからいないよ?」

    戦刃「え?そうなの?」

    苗木「と、とりあえず外にいるのも何だし、中には入ろう!」

    戦刃「うん……!」タッタッタ……








    ◯━┫見張りSide┣━◯



    霧切「今のところは異常なさそうね……」

    セレス「そのようですわね………」

    大神「ムゥ……何者かは知らぬが、仲間を狙うものは容赦はせん……」グググ…

    霧切「来てくれてありがとう、頼もしいわ…」

    大神「仲間が危ないのだろう?当然のことだ」

    セレス「さて……果たしてクロは現れるのでしょうか?」

    大神「クロに場所が知られていない以上、確率は低いのではないか?」

    霧切「いえ……クロは必ずくるわ」

    セレス「あら、どうしてそう断言できるのですか?」

    霧切「第一、クロは最初のデートスポットを知っていたのよ?……つまりどういう手段かは解らないけれど、クロは極秘に情報を入手している………」

    セレス「内通者……ですか」

    霧切「その可能性が高いわ…」

    大神「ありえぬ!いくらなんでもそんな事は……!」

    霧切「落ち着いて大神さん、あくまで可能性よ」

    セレス「今は苗木くん達を尾行することが優先ですわ」

    大神「う、ウム……そうだな」









    ◯━┫戦刃Side┣━◯


    戦刃「あれ!?鮭がいないよ!?」

    苗木「それも食用!」
  57. 57 : : 2014/04/03(木) 17:53:10
    残姉…ここは生鮮市場じゃないのよ…
  58. 58 : : 2014/04/03(木) 21:11:15
    支援です!!!雑草さんの作品大好きです!残姉は残念なのか天然なのかわかんねぇww
  59. 59 : : 2014/04/03(木) 21:13:17
    今後も楽しみにしてます!!!
  60. 60 : : 2014/04/03(木) 23:32:49
    支援!
    残姉食用魚しか知らないときたw
  61. 61 : : 2014/04/04(金) 01:33:36
    サメは一応フカヒレとして知ってそうw
  62. 62 : : 2014/04/04(金) 20:07:37
    いや、どの魚も調理法によって食える
    とゆうか残姉なら何でも食いそう…
  63. 63 : : 2014/04/05(土) 09:43:41
    ガンバです(*^_^*)あとすみません( ;´Д`)
  64. 64 : : 2014/04/06(日) 01:03:31
    ガンバです
  65. 65 : : 2014/04/09(水) 21:04:45
    >>57

    >>58

    >>60

    >>61

    >>63

    >>64



    コメントありがとうございます!
    それではスーヴニール編………再起動です(* ̄∇ ̄)ノ
  66. 66 : : 2014/04/09(水) 21:04:52
    ?「ここか、戦刃の居る場所はァ……」

    ?「…………ええ………」

    ?「んじゃ、行くぞ」



    ザッザッザッ…………






    戦刃「ねえ、なんで鯵がいないの?」

    店員「す、すみません…」

    戦刃「……じゃあ、鮪!」

    店員「それも残念ながら……」

    戦刃「むぅ………」プク

    戦刃「…なら、サーモン!」

    店員「」

    戦刃「…だ、だったら甘エb…苗木「寿司屋か!」ペシッ

    戦刃「あう!」

    苗木「あっゴメン、つい手が………」

    戦刃「…………サーモン…」グスッ

    苗木「もう諦めてよ戦刃さん!」



    ?「はぁ〜……アノ馬鹿」クイ






    戦刃「わっ!」ダキッ

    苗木「え、ちょ……戦刃さん!?」

    戦刃「ち、違うの!体が勝手に……!」


    ?「ほい」クイ


    戦刃「わ、また━━━」ばさっ

    苗木「………」

    戦刃「……え?」


    苗木「……か……」

    苗木「か、可愛い下着だね?//」

    戦刃「あ……あ……//////」カアアアアア


    戦刃「うわああああああああああんっ!!!」
    ダダダダダダダダダダダダ

    苗木「わっ!ちょ、ちょっと待ってよ戦刃さーーーん!」ダダダダダダダダ










    ◯━┫霧切Side┣━◯




    セレス「なっ……」

    霧切「あの淫乱アーミー……」イライライラ




    ?「ありゃ?ちょっとやり過ぎたかな?」
  67. 67 : : 2014/04/09(水) 23:01:17
    盾子さん
    店員もいるのに酷いな
  68. 68 : : 2014/04/09(水) 23:01:32
    ザンネンラッキー苗木君! 期待!
  69. 69 : : 2014/04/10(木) 00:04:57
    残姉の下着はどんなんだ!
    教えてくれ!
  70. 70 : : 2014/04/11(金) 00:24:24
    苗木君、とりあえず変われ!
  71. 71 : : 2014/04/11(金) 03:31:05
    ヒモ?ねえヒモ?
  72. 72 : : 2014/04/13(日) 02:58:40
    何色?何色?
  73. 73 : : 2014/04/13(日) 22:08:57
    確かに気になる…何色だろうか?…じゃなくて!!!支援です!盾子ちゃんTPO気を付けようかww鉄人形出てきたww続き楽しみにしてます!!!支援ありがとうございます!
  74. 74 : : 2014/04/15(火) 22:18:26
    下着とかどうでもいいじゃないですか
  75. 75 : : 2014/04/22(火) 00:20:15
    残姉カワゆすwwww
    持って帰りたいわ〜(笑)
    雑草さんがんば‼︎
  76. 76 : : 2014/04/29(火) 12:44:28
    >>67

    >>68

    >>69

    >>70

    >>71

    >>72

    >>73

    >>74

    >>75


    もう本当毎度毎度、支援等のコメントありがとうございます!!


    それではスーヴニール編、再起動です(* ̄∇ ̄)ノ
  77. 77 : : 2014/04/29(火) 14:13:56
    てか、みんな残姉の下着気になり過ぎw
    俺も気になるけど
  78. 78 : : 2014/04/29(火) 17:00:20
    舞園「どうです?いましたか?」

    桑田「い〜や、全然だぜ舞園ちゃん」

    舞園「使えないですね、超高校級の名が泣きますよ?」

    桑田「どう考えても人探しに野球選手の才能は結びつかないんだけど……」

    桑田「まっ新曲ライブのチケットがかかってるんだ!何が何でも霧切達を見つけるぜ!」

    舞園(その曲、私出ませんけどね……)

    桑田「………ん?」

    舞園「見つけましたか!?」

    桑田「あの娘、舞園ちゃんに似てね!?」

    舞園「似てませんよ!使えない人ですね!ほら、次行きますよ次!」

    桑田「って!ちょ、ちょっと待ってくれよ舞園ちゃーんっ!!」






    ◯━┫霧切Side┣━◯



    霧切「……いないわね」

    セレス「ええ、完全に見失いましたわ」

    大神「!待て」ピクッ

    霧切「どうかしたの?」

    大神「…あの者……写真の男と似てはいないか?」

    霧切「! あの長身に長い黒髪……!」

    セレス「一寸のブレもなくそっくりですわね」

    霧切「予定変更ね……今この場で取り押さえるわよ」





    ○━┫苗木Side┣━○



    苗木「戦刃さん、何処に行っちゃったんだろう………」

    苗木「……………」

    苗木「………黒か……」



    苗木「////////〜〜っ!!」カアアアアッ

    苗木「と、とりあえず早く戦刃さんを探さな━━━━━

    苗木「あたっ!」ドンッ

    「ッ」

    苗木「あ、ごめんn……」

    「苗木……誠……?」

    苗木「え?」

    「とうとう見つけたぜ、苗木……」




    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



    霧切「止まりなさい」


    「……?」ピタッ


    大神「無駄な抵抗はやめておくことだ」

    セレス「観念したほうがよろしくてよ?」

    霧切「悪いけど、貴方の素性はすべて調べさせてもらったわ……」

    霧切「【超高校級のボディガード】斑井一式」


    「………………」


    霧切「あの現場に落ちていた生徒手帳……希望ヶ峰学園の物だったわ」

    霧切「そして……その学ランに、黒い長髪……極めつけはその色白い肌」

    霧切「貴方を探し出すには十分な手がかりね」


    「……………ククッ」


    大神「何がおかしい?」

    セレス「追い詰められたあまり、頭がイカれてしまいましたか?」


    「へっイカれてんのはお前らだろ?」

    霧切「……どういう意味かしら?」

    「そこまで知ってるなら……この名も知ってるはずだよなァ?」

    「【超高校級の多胎児】……」クル



    霧切「!?」

    セレス「似ていますが……写真と顔が違いますわ!」

    「似てて当然だ、『兄弟』だからなァ」

    霧切「ま、まさか……」

    八式「その通り、俺は斑井八式……兄貴の囮だ」


    セレス「ということは……」

    大神「苗木が危険だっ!」

    八式「残念だったな、兄貴からはお前らを足止めするよう頼まれてんだ」


    ハ式「……この先に進みたきゃ、俺を倒してからにするんだなァ!!」

    霧切「ッ……油断したわ」

    大神「……全員下がっていろ」





    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




    苗木「あぐっ!?」バキィ

    「言え、戦刃はどこだ?」グイ

    苗木「ぐっ!?……し、知らない……」

    「チッ、あくまでとぼけるつもりか……」ブンッ

    苗木「うっ!」ドサッ

    「まぁいい、俺が用があるのは……苗木、テメエだからな」

    苗木「お、お前は一体……」

    「俺は、斑井 一式……」







    斑井「戦刃の……彼氏だ」


  79. 79 : : 2014/04/29(火) 19:23:27
    なにっ!
    残姉は苗木が好きなんやぞ!!
    諦めな
  80. 80 : : 2014/04/29(火) 20:07:57
    どうせ残姉がボコボコにしてくれる!
  81. 81 : : 2014/04/29(火) 20:15:52
    あれ?何かアポなこと言ってるやつが来たんだけどw残姉は苗木一色だからなw残姉はやくボコボコしてー!
  82. 82 : : 2014/05/04(日) 23:46:03
    支援です(*^^*ゞ
    え?なに?この修羅場展開…
    残姉の彼氏に会うとかある意味幸運ww
    今後も楽しみにしてます!!!
  83. 83 : : 2014/05/10(土) 01:01:09
    逆に斑井にとって残姉はトラウマだろwww
  84. 84 : : 2014/05/16(金) 00:18:11
    未練がましい男は嫌われるぞ。
    諦めて新しい恋を探すべきだと思うぞ、アポ
  85. 85 : : 2014/05/17(土) 10:10:29
    >>79

    >>80

    >>81

    >>82

    >>83

    >>84



    沢山のコメント等ありがとうございます!
    それでは最近再起動不足ですが、今日も張り切っていきまーす(* ̄∇ ̄)ノ
  86. 86 : : 2014/05/17(土) 10:10:47


    あれは……多分苗木くんと出会う前のことだったかな……





    戦刃『……え?つ、つ、つ付き合ってほしい!?』

    『ああ、そうだ』

    戦刃『な、なんで私と…?』

    『なんでって………好きなのに理由がいるのか?』

    戦刃『え……?』

    『好きだから付き合いてェ……じゃ駄目か?』

    戦刃『……はぅ!?……//////』

    『はぁ………ったく噂通りの奴だな』

    『……で、付き合ってくれるのか?くれないのか?』

    戦刃『…………///////』コク

    『ヨッシャアアアアアアッ!!!』

    戦刃『?!』

    『……あ、すまねェ』

    戦刃『う、ううん……平気…』

    『じゃあ……これからは俺がお前を守ってやる』

    戦刃『……え?』

    『ボディーガードとしてじゃねェ……彼氏として……な?』


    戦刃『!?////……うん、よ、よ、よろしくね?』




    戦刃『斑井くん………!』











    それが……私と斑井一式との出会いだった……。
  87. 88 : : 2014/05/17(土) 18:10:33
    斑井はシバかなあかんなww
    残姉に手出したやつは皆ボコボコや!
    (あっ、苗木以外w)
    期待♪
  88. 89 : : 2014/05/24(土) 17:34:09
    浮気かなぁ。そうだったら戦刃が
    悪いね。もしかして、あとで振った
    とか…?
  89. 90 : : 2014/05/27(火) 00:35:38
    いきなりokとか、やるな残姉
  90. 91 : : 2014/05/27(火) 20:49:42
    あ~あ、面倒な奴が出てきたな~(棒  
  91. 92 : : 2014/06/03(火) 17:06:45
    >>88

    期待コメントありがとうございます!

    >>89

    どうでしょうね〜( ̄∇ ̄)ノ
    でも、そう言った推測コメは大歓迎ですよ!

    >>90

    SSですから!w

    >>91

    ま、まぁ物語を盛り上げる為には登場人物は必須なのですよ( ̄ ̄;)申し訳ないです
  92. 93 : : 2014/06/03(火) 17:06:56


    『ゲブッ!』

    斑井『オイ、まだ逆らう気か?』

    『さ、逆らいません!従います…!』

    斑井『よォ〜し、いい判断だ……』ツカツカ

    斑井『いいか?』グイッ

    『ひっ!』

    斑井『今度一度でも戦刃の悪口を言ってみろ?』



    【その身ごとバラバラに引き裂いてやる……!!】



    『ヒイイイッ!!』タタタタ……



    斑井『チッ腰抜けが』

    斑井『まぁコレで戦刃も少しは楽になんだろ……』



    斑井『俺はアイツの彼氏だからなァ』


    スタスタスタスタ………




    戦刃『……斑井くん……』




    その時はまだ、私の為にしてくれた事に喜びと言うか……嬉しさを感じられた。



    ………だけど……半年ほど経った頃かな?



    私の学園生活は、割れたガラスのように……無残に粉々に………砕け散ることになる。



  93. 94 : : 2014/06/05(木) 14:31:17
    斑井怖っ!
  94. 95 : : 2014/06/10(火) 22:24:44
    斑井よ…てめェは俺を…怒らせたのかな?ん…?
  95. 96 : : 2014/06/12(木) 17:57:23

    『ああああっ!!歯が……俺の歯があああっ!!』

    『な、なにすんだよ!俺達はただ「戦刃と付き合えるなんて羨ましい」……そう言っただけだろ!?』

    斑井『ようは戦刃に色目使ったんだろォ?』

    『んなことしてねえって!』

    斑井『似たようなもんだろうがァ!』ズンッ

    『ぐぶっ!?ゲホッゴホッ!』


    戦刃『斑井くん……!』

    斑井『ン?おー戦刃ァ!どうしたァ?』

    戦刃『あ、えっと……なんか斑井くんが校舎裏に行くのが見えたから………』

    戦刃『っ!?』


    『う……痛え………痛えよ……』

    『ゲホッ……ゲホッゴホッ!』


    戦刃『これ……斑井くんがやったの?』

    斑井『オイオイ 勘違いすんなって、俺ァただ戦刃を守ろうとしただけだ』

    斑井『なァ……?』


    『ヒッ!……は、はいそうです!』

    『………』ガタガタガタ


    戦刃『………………』

    斑井『な?』

    戦刃『だからって……ここまでしなくても』

    斑井『悪い奴にオシオキすんのは昔からのルールだろォ?』

    斑井『それより映画でもいこうぜェ?俺が奢るからよ』

    戦刃『え、でも斑井くんこの前財布スッカラカンだって』

    斑井『い、いいバイトが見つかってな!』

    戦刃『ふぅん……』トコトコ

    斑井『?』


    戦刃『……大丈夫?』

    『………………』ガタガタ

    『い、いえ!ぼ、僕達が悪いんですから当然ですよ……!』


    戦刃『ねえ、本当の事を教えて……』ボソッ

    『……!』

    戦刃『別に怒ったりしないから……』

    『じ、実は……』

    斑井『オイ』

    『!?』

    戦刃『斑井くん……今話し中……』

    斑井『そんな奴にかまってないでとっとと行こうぜェ?日が暮れるって』

    戦刃『………わかった』

    戦刃『……これ』スッ

    『?』

    戦刃『私のメールアドレス……落ち着いたら本当の事教えて……?』

    『……は、はい』

    斑井『戦刃ァ?』

    戦刃『あ、ゴメン……靴紐解けちゃって』タタタタ






  96. 97 : : 2014/06/14(土) 16:59:37
    残姉の言い訳が残念じゃないだと⁉︎
  97. 98 : : 2014/06/19(木) 22:59:37
    残姉がしっかりしてる…
    すこしカッコいいかな
  98. 99 : : 2014/06/23(月) 21:01:07
    (予想)苗木「僕だよ。」
  99. 100 : : 2014/06/23(月) 21:02:23
    お、苗木かな?
  100. 101 : : 2014/06/28(土) 16:09:48
    斑井最低ですね。

    戦刃「私の彼氏は・・・苗木君だけだもん!!!」
  101. 102 : : 2014/06/29(日) 15:52:37
    支援。
    斑井最低ですね
    面白いです!頑張って下さい!
  102. 103 : : 2014/06/29(日) 20:35:13
    支援
  103. 104 : : 2014/07/02(水) 10:10:59
    めっちゃおもろいです!これからも頑張ってくださーい!
    0読んで初めて斑井の挿絵見たときにすぐ嫌いになりましたが・・・やっぱりクズですねw
  104. 105 : : 2014/07/02(水) 11:29:27
    >>97

    >>98

    >>99

    >>100

    >>101

    >>102

    >>103

    >>104



    あ〜……こう読者様からのコメントを見てると、嬉しさとやる気が溢れ出てきますねっ!


    沢山の期待、応援、感想、推測等のコメント大変ありがとうございますっ!


    いつも植物が育つ様な更新速度で申し訳ございません!



    それでは!久々の……再起動です!



  105. 106 : : 2014/07/02(水) 11:55:53

    ーー翌日ーー



    戦刃『……斑井くん』

    斑井『ん?どした?』

    戦刃『話があるの……放課後、屋上に来て……』

    斑井『…屋上ォ?』

    斑井『何でまた《キーンコーン……カーンコーン……》

    戦刃『それじゃ、私今日移動教室だから……』スタスタスタ

    斑井『…………』





    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





    ーー放課後、屋上ーー




    『ガチャッ』




    斑井『戦刃ァ?いるのかァ?』

    戦刃『……来てくれたんだ』

    斑井『んで?何だよ、話って』』



    戦刃『昨日、斑井くんと一緒にいた人達に全部聞いた……』

    斑井『……!………』



    チッ、雑魚共が……余計な事言いやがって……。



    戦刃『悪口なんて嘘……あの人達はただ普通に私の話をしていただけ』

    戦刃『それを……斑井くんは………』

    斑井『チッ……悪かったよ、今度は気をつけるって』

    斑井『その代わり今日は晩飯奢るからよォ、許してくれって』


    戦刃『人から奪ったお金で……?』

    斑井『…ッ!?』ギクッ

    戦刃『斑井くん、毎日私にかまってくれるけど……バイトはいつやってるの?』

    戦刃『…本当はやってないんでしょ?そのお金は生徒達からカツアゲしただけ……』


    戦刃『映画館とかレストランとか……連れて行ってくれるのは嬉しいけど……嬉しくない』

    斑井『…………………』

    戦刃『……暫く、距離を置こう?そしたらまたいつも通りの斑井くんに戻るよね……』スッ

    戦刃『じゃあね、斑井くん……』





    『バタンッ』







    斑井『…………………』

    斑井『アアアアアアアアァァッ!!!』



    『ガンッ!!』






    斑井『クッソがぁ……!』



  106. 107 : : 2014/07/02(水) 22:03:33
    残姉とは思えないな
  107. 108 : : 2014/07/09(水) 17:48:43
    ↑たしかにな
    よく考えてみるとSSの残姉ってなぜ人と対等に話せるんだろう
    まあ面白いからよしとするか! 
  108. 109 : : 2014/07/14(月) 17:58:08
    期待です!頑張ってください!
  109. 110 : : 2014/07/16(水) 09:42:31
    戦刃の彼氏は一式か?そこらへんが分からない。にしても、どこまでも低俗だな元カレは…。苗木をもっと見習え。自分は戦刃の彼氏の器じゃない事ぐらい自覚を持てよ。
  110. 111 : : 2014/07/16(水) 11:59:21
    >>108

    >>109

    期待、コメント等ありがとうございます!


    >>110

    一応長男なので一式であっていますよー
    分かりにくくてスイマセン( ̄ ̄;)
  111. 112 : : 2014/07/16(水) 12:21:00
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





    3日後……。




    戦刃『斑井くん、あれから学校に来ないな……』

    戦刃(………言い過ぎたかなぁ?)





    ヒソヒソヒソ……

    エーヤッパリ? シッ!キコエルヨ




    戦刃『………?』

    『ねえ、戦刃さん?』

    戦刃『? なに?』

    『斑井くんを使って人からお金巻き上げてるって……本当?』

    戦刃『え……?』



    な、何それ………そんなの知らない……!



    『いやー私達だって信じてないけどさー』

    『念の為の本人確認って奴?』


    戦刃『……誰から聞い…たの?』






    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





    『ごハァッ!?』

    斑井『オラ、とっとと金だしな……』

    『さ、さては君だな!ここのところ大人を脅して金を巻き上げてるって言う生徒は……!!』

    斑井『だったらどうしたァ?』

    『なぜこんな事を!犯罪だぞ!?』

    斑井『仕方ねえだろ…?』

    『?』

    斑井『戦刃って俺の彼女がさ〜凄え金遣い荒いんだよ』

    斑井『金持ってこないと俺嫌われちまうしィ?…まぁ黙って金出せや』

    『ふ、ふざけるな!いくらなんでも限度が……!』

    斑井『あァ……ったく面倒くせえなぁ!』

    『ひっ!』




    『……何………してるの?』




    斑井『!?』ピタッ


    斑井『…へ、ヘヘ………とうとう来たか………』

    斑井『……戦刃ァ……』


    戦刃『……………………』




  112. 113 : : 2014/07/16(水) 18:53:04
    一式って彼女の名前出して恐喝するなんて最低ですね。
    ただでさえ見た目が最低なのにさらに拍車がかかってますね。
    でも、当時の戦刃も戦刃で男を見る目が残念ですね。
  113. 114 : : 2014/07/17(木) 01:42:24
    期待
  114. 115 : : 2014/07/17(木) 08:17:24
    期待!期待!期待!
  115. 116 : : 2014/07/17(木) 19:35:59
    期待期待!
  116. 117 : : 2014/07/18(金) 13:20:00
    一式食べよう(錯乱)
  117. 118 : : 2014/07/19(土) 17:51:30
    一式って見た目結構格好いいですよね?((
  118. 119 : : 2014/07/21(月) 01:20:56
    >>114

    >>115

    >>116


    期待の言葉ありがとうございますー!


    >>118

    個人的にかなり気に入ってますww
  119. 120 : : 2014/07/21(月) 01:21:06
    斑井『待ってたぜ戦刃ァ……お前が来るのをよォ』

    戦刃『私を……?…』

    斑井『俺と戦刃がグルで金を略奪してる……こんな噂すれば嫌でも俺のところに来るだろォ?』

    斑井『どうせ俺から近づいても避けられるのは目に見えたからな』

    戦刃『それだけの為に……!』

    斑井『まぁ待て待て、そう殺気立つなって。まだ話は終わってねえよ』



    戦刃『………』

    斑井『戦刃ァ……俺と勝負しろ』

    戦刃『…!』

    斑井『この噂でお前を呼び出したのもこの為だ……俺と戦え』


    斑井『お前が勝ったら、俺が撒いたこの噂は嘘だって連中に言ってやるよ』

    斑井『何だったら警察に自首したっていいぜ?』

    戦刃『!』

    斑井『但し……俺が勝ったら……!』



    斑井『一生俺の女として従え……』

    戦刃『……最低……』



    なんでこんな人と付き合ったんだろう……。


    馬鹿みたい。



    斑井『で?やるのか?やらねえのかぁ?』

    戦刃『……いいよ』

    戦刃『やってあげる……』



    もう彼は……私の彼氏でも斑井一式でもない……。



    斑井『……それでこそ俺の彼女だぜ……ヘヘへ……』

    戦刃『………………』



    「敵」だ……。



    何度も戦場で見てきた……殺してきた……。



    アイツは……敵……!



    斑井『行くぜェッ!!』

    戦刃『ッ……!』




  120. 121 : : 2014/07/21(月) 21:12:07
    がんばってくだしあ!
  121. 122 : : 2014/07/21(月) 23:03:50
    多分一撃で終わる
  122. 123 : : 2014/07/22(火) 00:54:38
    いや、二撃だな
  123. 124 : : 2014/07/22(火) 20:21:40
    残姉は雑草さんのところが一番ですなぁ
  124. 125 : : 2014/07/22(火) 20:58:16
    >>124ですね!
    期待です!
  125. 126 : : 2014/07/23(水) 16:43:21
    雑草さんのところへ初コメ!とりあえずウィード!
    期待&支援です!!頑張って!
  126. 127 : : 2014/07/23(水) 22:00:42
    残姉の声は自分の中では甲斐田ゆきで脳内再生されるが…異論は
    ないな?
  127. 128 : : 2014/07/25(金) 15:45:24
    >>121

    ありがとうございます!


    >>124

    気に入ってくださったようで、何よりですっ!


    >>126

    ウィードッ!懐かしい挨拶ですねw
    今後もよろしくお願いします!
  128. 129 : : 2014/07/25(金) 15:45:39
    『動くな!』カッ


    斑井『ッ!?』

    戦刃『眩し……!』

    『警察だっ!そこの長髪の男!暴行、及び脅迫罪の疑いがかかっている!大人しく署まで来てもらおうか!』

    斑井『チッ!あの野朗チクりやがったな……!』

    斑井『戦刃ァ……この勝負は次会う時まで持ち越しだ!』


    戦刃『…………』


    斑井『俺は諦めねえ……絶対お前を俺のモノにしてやる…!』

    斑井『俺は……諦めねえぞォ!!』バッ


    警察A『ッ!容疑者が逃げたぞ!』

    警察B『追えっ!逃がすなぁ!』




    戦刃『……………』

    『俺は……諦めねえぞォッ!!』

    戦刃『……………』ゾク

    警察C『……大丈夫ですか?ご自宅までお送りします』

    戦刃『……いい、平気……』

    戦刃『…………………』





    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




    戦刃『……ただいま』

    江ノ島『遅えぞコラっ!今日の晩飯当番お前だろ!?何時まで待たせる気だよ!』

    戦刃『……ごめんね、今作るよ』

    江ノ島『ったく、相変わらず残念な姉ですね……涙が出てきますよ』

    戦刃『……………』



    残念……か。



    戦刃『……そうだね……』スッ

    江ノ島『へ?』

    戦刃『夕飯、すぐ作るから……』パタン

    江ノ島『な、なんか絶望的に素直じゃね?……絶望的に調子狂うんですけど……』



    〜キッチン〜



    戦刃『………』



    私には盾子ちゃんがいる……それだけで充分だ。


    恋とか……青春とか……必要ない……。



    戦刃『私は超高校級の軍人……そして』

    戦刃『超高校級の絶望だから…!!』



    江ノ島(ふ〜ん……何あったか知らないけど……過去最高に絶望的な眼をするじゃん……)

    江ノ島『今のコイツなら使えるかもね……』



    江ノ島『オイ、残姉』

    戦刃『?』

    江ノ島『この前手紙が来ててさ〜』




    江ノ島『超高校級のギャル、軍人……絶望として………』

    江ノ島『希望ヶ峰学園に行かねえか?』

    戦刃『……希望……ヶ峰学園……』



    その目的がなんなのか……私にはすぐ分かった。


    絶望の為……希望を内側から黒く染めあげる為………。



    戦刃『うん。いいよ』



    黒に恋のピンクだの青春の青だの着飾った所ですぐにドス黒く黒ずんでいく……。


    黒に似合うのは黒……。


    黒を美しくするのは絶望の黒だけ……。





    その返答が……私の………絶望としての真新しい人生が幕を開けた………瞬間だった………。





    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





    苗木「それが……戦刃さんの過去……」

    斑井「どうだ?中々感動的な話だろォ?」

    斑井「お前が戦刃と付き合ってると聞いたのは半年程前のことだった」

    斑井「勝手に人の彼女横取りしてんじゃねえよ……ア?」

    苗木「横取りって……戦刃さんはお前のことなんか…!」

    斑井「忘れてるってか?上等だ…無理にでも思い出させてやるさァ……」グッ

    苗木「うぐ…!」


    斑井「もう一度言うぜ……戦刃と別れろ……」

    苗木「こ……断る……!」

    斑井「チッ……少し痛い目見ねぇと分かんねえか……」

    斑井「四式、五式、六式、七式!」


    四式「ようやく出番か……」

    七式「兄貴…やっちゃっていいんすか?」

    斑井「あァ……たっぷり調教してやりな!」

    「「オオオオオオオッ!!!」」


    苗木「ッ…!?」





    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





    八式「ぐほぉっ!?」

    大神「…相手が悪かったな」

    霧切「さぁ吐きなさい、苗木くんはどこ?」

    八式「ッ……知るかよそんなこと……!」

    大神「ほぉ……大した度胸だ……」ゴキッ

    八式「ほ、本当だ!知ってんのは三式以降の兄貴達だけなんだよ!」

    セレス「……嘘はついてないようですわね」

    霧切「大神さん、その人を何処かに縛っておいて」

    大神「わかった」ギュッ

    八式「ぐっ……!」





    霧切「苗木くん……」




  129. 130 : : 2014/07/26(土) 08:50:09
    これからどうなるか期待
  130. 131 : : 2014/07/26(土) 12:56:46
    期待ですな
  131. 132 : : 2014/07/27(日) 22:40:56
    期待!頑張ってください!
  132. 133 : : 2014/07/30(水) 00:31:33
    そういえば斑井兄弟ってゼロで残姉に瞬殺されてたなぁ~
  133. 134 : : 2014/08/02(土) 01:08:40
    しばらくコメント残せなくてすいません(-_-;)もちろん支援します!今後に期待です!www雑草さん頑張ってください!一式についてはノーコメントです…敢えて言うなら残姉カワイソス…
  134. 135 : : 2014/08/13(水) 06:57:33
    期待
  135. 136 : : 2014/08/17(日) 00:28:46
    でも実際のゴア・斑井は結構格好いいキャラ何ですけどね
  136. 137 : : 2014/08/18(月) 04:00:53
    なに、この展開⁉︎
    明け方なんに興奮して眠れへん!
    期待してますわ!
  137. 138 : : 2014/08/20(水) 17:01:14
    期待です

    残姉最高です がんばってください
  138. 139 : : 2014/08/22(金) 22:56:07
    >>130

    >>131

    >>132

    >>134

    >>135

    >>137

    >>138


    あわわわわ……こんなに期待のコメントが貰えるなんて感謝の極みです……!


    毎度毎度こんなナメクジSSを見てくれてありがとうございます!

    それでは長らくお待たせしました!再起動を開始いたしますっ!





  139. 140 : : 2014/08/22(金) 23:08:48
    戦刃「………………」キョロキョロ

    戦刃「………………」


    戦刃「………………」キョロキョロ

    戦刃「………………」


    戦刃「………………」ウルウル

    戦刃「うわあぁぁん!はぐれちゃったよぉぉぉぉ!!」

    戦刃「うっう……深海魚コーナー怖いよー!気持ち悪いよーっ!」

    戦刃「苗木くん何処〜?盾子ちゃ……」


    戦刃「!!」ハッ

    戦刃「……人の気配……誰?苗木くん……?」


    戦刃「……違う……主に臭いが……!」チラッ

    「ぬおおおおおおおっ!!戦刃、覚悟ぉぉぉぉぉっ!!」

    戦刃「きゃあああああっ!!?深海魚ぉおぉぉぉっ!!!」バッ



    『バキッ!グシャッ!ゴキッ!メキメキメキメキメキメキッ!!』



    戦刃「はぁ……!はぁ……!」

    「」

    戦刃「深海魚って歩けるんだ……喋れるんだ……今度から気をつけよう……」


    戦刃「………………」


    戦刃「……なわけないよね。ゴメンナサイ、怪我はない?」

    三式「…う……」

    戦刃「あれ?この顔……何処かで………?」

    「にやってんだよォ、マヌケ……」

    戦刃「あれ?同じ顔が二人?」

    三式「に、二式兄貴……」

    三式「情けねえ……一式兄貴に言ったらなんて言われっか」



    一式……?


    斑井……一式……!?



    戦刃「…ッ!!……」バッ

    二式「おっ良いねその顔……思い出したみてえだなァ」

    三式「だか遅いぜ……今頃、お前の彼氏は………ガフッ!」バタッ

    戦刃「苗木くんのこと!?苗木くんに何したの!?」ガッ

    二式「まぁまぁ、落ち着けよ……別に殺したわけじゃねえからよォ」

    二式「死なねえ程度に傷めつけられてるかもしれねえけどなァ?ウヒャヒャヒャヒャ!!」

    戦刃「……………」


    二式「ククク……良いねぇ……まるで本物の軍人みてえだぜ……」

    二式「あっ元々軍人だっけか?ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ!!」

    戦刃「…は………こ………」

    二式「はっ?」

    戦刃「苗木くんは……何処?」

    戦刃「彼を傷つけたら……誰であろうと…………殺す。」

    二式「」ゾクッ




    なんだよ……いくら元軍人だからって………。



    これが女子高生のだす殺気かよ……!?



    二式「へ、へへへ……」



    面白い……俺はこの時を待ってたんだ……


    数々の戦場で傷一つつかずに生還したと言われる超高校級の軍人……。


    その実力が如何なるものか……俺は見てみたい……この腕で直接味わってみたい!


    その為に俺は……この日のために鍛錬に続く鍛錬を重ねてきた……!



    二式「そして俺は……お前を倒す!」

    戦刃「そこを……どいてっ」ダッ

    二式「知ってるぜ!お前の強さはその強靭すぎる脚力が生む速度!」

    二式「速いが肝心の攻撃力は軽い……だから!」



    『バキイッ!』



    戦刃「…………」

    二式「こうやって……両手で防げば………大した……こと………無………」

    二式「い………」ドサッ



    戦刃「……速さだけじゃ……軍人にはなれない………」

    戦刃「待ってて苗木くん……今、行くから………!」タタタタッ…


  140. 141 : : 2014/08/23(土) 09:17:34
    面白くなってきました!
    期待です!がんばって!
  141. 142 : : 2014/08/24(日) 17:33:49
    がんばってください
  142. 143 : : 2014/08/27(水) 12:54:25
    期待だよ!
  143. 144 : : 2014/08/29(金) 11:35:55
    七式「オラァっ!」ドスッ

    苗木「ぐふっ!?」

    六式「ラァッ!!」バキィ

    苗木「がっ…!」

    五式「そぉい!」ベキィッ

    苗木「あグッ!!」

    四式「コイツでェ……」グイ

    四式「フィニッシュだあああっ!!」


    『ボグッ!!』


    苗木「うぐ……ッ!?ゲホッ!ゴホッ!」

    七式「かァ〜鈍い音〜ww」

    五式「今の音……肋骨辺りが折れたな」

    四式「さっきは鎖骨あたりが砕けたしなァ」


    苗木「っ……!」

    斑井「よォ〜し、苗木ぃ……コレで八度目の質問だァ」

    斑井「戦刃と別れろ、お前とじゃ一ミリも釣り合わねえよ」

    苗木「………………」

    斑井「別れさえすりゃあ、お前にはもう手を出さねえって約束してやるよ……な?」

    苗木「……こと……わる……!」

    斑井「ア〜ア〜、頑固な野朗だなァ……」

    斑井「んじゃあ……9回目の質問で確実に言わせてやるよ……」ゴキッゴキッ

    斑井「「戦刃と別れます」ってなァ?」


    四式「ゲッ!?まさか兄貴自ら!?」

    七式「落ち着けよ一式兄貴!兄貴がやったらソイツ確実に死んじまいますって!」

    斑井「その時はその時だ……」グググッ

    斑井「安心しな、指一本動かせるくらいには手加減してやっからよォ!」

    苗木「くっ…!?」



    『バゴオオオオオッ!!!』



    苗木「!?」

    斑井「ッ…なんだ…!」


    「……見つけたわよ、斑井一式!」

    「苗木から離れよ……さもなくば貴様らの明日は保証せんぞ…」

    「ですわよ」


    苗木「霧切さん!大神さん!セリフ寂しいけどセレスさんまで!」

    斑井「チッ…おい、誰だ!この場所をバラしたのは!?」

    七式「お、俺らじゃねえっすよ!」

    五式「第一俺達はここから一歩も外に出てないですし…!」

    霧切「超高校級の探偵を侮らないでくれないかしら?」


    霧切「使われなくなった水族館の排水路を探すことくらい容易なことだわ」

    セレス「大人しく降伏してくださる?あまり血はみたくありませんので」

    大神「貴様らの犯した罪……許す訳にはいかぬ…!」

    斑井「ふざけるなよ……?たった三人で何ができるってんだよォ!」

    斑井「四式!五式!六式!七式!」

    斑井「やっちまいなぁ!」

    「「オオオオオオオオッ!!!!」」

    大神「ぬうううう………!」

    大神「ハアアアアアッ!!!」


    『バゴォッ!!』


    七式「ぶべらっ!?」

    六式「ガハァ!?」

    四式「なっ…!一撃で二人も!?」

    五式「コイツ……戦刃並の化物じゃ……!」

    大神「あとは二人か……」ゴゴゴゴゴゴッ

    四式「くっ…調子に乗ってんじゃねえぞ!!」

    五式「そうだ、両腕を塞げば俺達にも勝機はあr…「ぬうううううんっ!!」



    『ベキィッ!!』



    五式「グベラアッ!!」

    四式「あのバカ……戦い中に喋りすぎるなと何度言えばわかる!」

    四式「だがお陰で……顔面がガラ空きだぜ!!」

    四式「オラアッ!!」


    『ゴッ!』


    霧切「!」

    セレス「大神さん…!」

    四式「へへっ……格闘家が敵に隙見せたら終わりだろ……」

    大神「……それだけか」

    四式「ハッ!?」


    大神「貴様如きの男に敗れるほど、落ちぶれてはおらぬ!」

    大神「はああああああっ!!!」


    『ドッゴオオオオオオッ!!!』


    四式「かっ……ガハアッ!?」

    四式「この……化物……が……」ガクリッ


    斑井「……!…」

    大神「口ほどにも無い」

    霧切「さ、今度こそ投降してもらえるかしら?」

    斑井「……ククっ……ククククッ……!」

    大神「何がおかしい…?」

    セレス「あまりの境地に頭がイカれてしまいました?」


    斑井「い〜や、別に……?」

    斑井「そもそもお前らが来ること、コイツ等じゃ敵わないことくらい把握済みだっての」

    霧切「!…どういう意味?」

    斑井「やっぱお前と組んで正解だったぜ……」

    斑井「さぁ、出てきな!コイツ等を叩きのめすぞ!」


    『………………。』


    霧切「……誰に言ってるのかしら?」

    セレス「やはり本当に頭がおかしくなってしまったようですね」

    大神「この辺りには我ら以外に人の気配は無い……無駄な足掻きはよせ」

    「いえ、ここにもう一人いますよ」


    霧切「…っ!?」バッ

    セレス「いつの間に後ろに……!!」

    大神「この者……気配が無いだと……!」

    「超高校級の格闘家に探偵……そしてギャンブラー………」

    「その才能は既に……把握済みです」ヒュッ

    大神「ッ!まずい…!」バッ


    『バシッ!』


    大神「ぐっ……!」


    『ゴキィッ!!』


    大神「ぐおおおおっ!!?」

    セレス「大神さんの腕が……折れ……!」

    霧切「この男……まさか……!」


  144. 145 : : 2014/08/30(土) 02:16:32
    期待!
  145. 146 : : 2014/09/02(火) 19:24:38
    圧倒的期待
  146. 147 : : 2014/09/02(火) 19:44:46
    超超期待! そういえばこのシリーズ初めて結構経ちましたね
  147. 148 : : 2014/09/02(火) 19:45:58
    ↑名前つけ忘れました(汗)

    頑張ってください!
  148. 149 : : 2014/09/08(月) 13:27:23
    >>145

    >>146


    期待詰めのお言葉ありがとうございますです!


    >>147

    そうですね!これも全て読者様方のコメントあっての結果ですので、大変感謝しておりますです!(* ̄∇ ̄)ノ
  149. 150 : : 2014/09/08(月) 13:28:38
    探偵業をしてる時に何度か耳に挟んだことがある……



    希望ヶ峰学園にやってきた、とある転校生の噂を……。



    彼は全ての才能を持ち合わせ、全ての才能を使いこなし、希望ヶ峰学園からは「希望の世代」とまで言われていたらしい……。



    けれど、そのありあまり過ぎた才能をクラスの女子への卑猥な行為に使用したことにより彼は退学。



    その後の彼の噂は聞いていない……唯一の情報は、楽しいモノを探しているのだとか……



    その彼の、希望ヶ峰学園が生んだ、「超高校級の希望」の生徒の名は……




    霧切「カムクラ……イズル……」

    セレス「まさか実物をお目にかかれるとは……」

    カムクラ「………………」

    斑井「へへっ間一髪だったぜ」

    斑井「カムクラ、お前はコイツラを相手しろ……俺は戦刃との戦いになるべく体力を温存しておきてェ」

    カムクラ「言われなくても報酬分はキッチリ働きますよ……」スッ


    霧切「…マズイわね」

    セレス「えぇ、最悪の展開ですわね……」

    大神「ヌウウゥゥ……!」


    斑井「さてと……残念だったな?束の間の奇跡でよォ?クククっ」

    苗木「うっ…!」

    斑井「お詫びにコイツをくれてやんよォっ!!」


    『バキイィッ!!』


    苗木「アグぁっ!?」

    霧切「苗木くんっ!」

    大神「おのれ……卑劣な真似を!」

    斑井「なんとでも言え、俺は戦刃すら手に入れば後はどうだっていい」


    苗木「………………」ボソ


    斑井「アッ?なんか言ったか?」

    苗木「…渡さない……」

    斑井「………んだと」ピクッ

    苗木「お前なんかに……戦刃さんは渡さないっ……!」

    斑井「テメェ……死にてえのか?」

    苗木「好きなだけやれ……殴りたければ好きなだけ殴ればいい……!」

    霧切「駄目よ苗木くん!」

    苗木「だけど……戦刃さんは、お前なんかには……絶対に渡さないっ!」


    斑井「お前なんかに……だと……?」ビキビキ

    斑井「誰に口聞いてんだこの雑魚がァッ!」バギィッ !

    苗木「がはっ!?」

    セレス「もう…もう、やめてください!」

    苗木「うぅっ……ゲホッゴホッ……!」

    霧切「くっ…!」

    大神「ぬ、ヌオオオオオオッ!!」

    カムクラ「無駄ですよ、貴方の才能は把握済み……私には無意味です」


    苗木「はぁ……はぁ………!」



    立てない……脚が折れたかな……?


    体に力も入らないし……本当に死ぬかも……



    苗木「…………けど、」ググッ

    斑井(ッ…しつけえなァ……生意気に立ち上がってんじゃねえよ……)


    苗木「誰が……なんと言おうと………」


    苗木「僕は……僕は………!」


    斑井(ウゼえんだよなァ、…いつの時代もいる、そういう熱血臭い奴は……!)


    苗木「戦刃さんの……彼氏だああぁぁぁぁっ!!」

    斑井「ッ!!」ブチッ


    斑井「もう半殺しってのは無しだ……」

    斑井「今ここで……ぶっ殺すッ!」



    苗木「くっ……!」



    ?(うぷぷ……良く言った苗木!)



    苗木「えっ……?」



    ?(後は、私様に任せなさ〜い!)



    斑井「死ねえぇぇっ!!!」





    『バシィッ!』



  150. 151 : : 2014/09/08(月) 18:37:43
    来た来た来たァ!超期待です!
  151. 152 : : 2014/09/09(火) 18:09:40

    苗木「っ……!」

    苗木「……ん?」

    斑井「なっ……何ィッ!?」

    七式「う、嘘だろ……!?」

    五式「あのヘッポコ野朗が、兄貴の本気の拳を……受け止めた……!?」

    カムクラ「何やってるんですか?手加減なんかして……」

    斑井「は、はァ!?んな訳ねえだろ!俺は今全力で……!」

    苗木「なんだ…?一体何が……」


    ?「ほいっ!」


    苗木「うわっ!?」ブンッ

    斑井「!?」



    『バキイッ!』



    斑井「ごはぁっ!!」

    「「!!?」」


    霧切「斑井一式の巨体を……殴り飛ばした……!?」

    大神「なんと……!?」

    斑井「ッ……テメェ………」

    苗木「え?あ、いや……僕は何も……!」

    斑井「砕け散りやがれェ!!」ダダダダダダダダダ

    苗木「うわぁ!?」


    ?「ほいさ!」クイッ


    苗木「わ、また勝手に……!」サッ

    斑井「チッ!」

    五式「こ、今度はかわしたぞ……」

    四式「何者だよアイツ……!」

    斑井「調子に乗ってんじゃねェ!!」


    ?「あらよっと!」クイクイッ

    苗木「ま、また勝手に!」グオオオ

    斑井「なっ!?」



    『バシッ……バゴオオオオオオッ!!』



    斑井「アガァッ!?」

    六式「兄貴ィっ!」

    セレス「す、凄いですわ……」

    大神「両手で右ストレートを受け流し、ゼロ距離になったとこで膝蹴り……とても素人の動きとは思えぬ」

    カムクラ「…………」


    ?「ちょえい!とりゃあ!ほりゃりゃりゃりゃーーっ!」クイクイクイクイクイクイクイク

    苗木「わっ!わわっ!」



    バキッガッ……ガゴッ!



    斑井「がっ……うグッ…!?ゴハァッ!!」

    七式「あ、兄貴が押されてる!?」

    四式「こんな光景初めて見たぞ……」


    ?「これで……」クイッ

    ?「ゲームセットーーッ!」クイッ

    苗木「うわわわわ!」



    『バシィッ!!』



    苗木「!?」

    ?「げっ!」

    斑井「……ハァ……ハァ………」

    斑井「よくもやってくれたな……苗木誠ォ!」


    ?「あらら……まさかの効果切れか」

    ?「ま、いっか♬時間は充分に稼げたし……」

    ?「せいぜい、後は頑張りなよ……」

    斑井「お返しだァッ!!!」

    苗木「くっ…!?」

    江ノ島「……“お姉ちゃん〟」



    『ガシッ!』



    斑井「…!なんだ、腕が動かな……」グググッ

    斑井「いっ!?」


    大神「お主は…!」

    霧切「貴女は……!」

    カムクラ「ほぅ……とうとう現れましたか…」




    【超高校級の軍人】……。




    斑井「戦刃…むくろ…!」

    戦刃「…………………」



  152. 153 : : 2014/09/09(火) 18:26:52
    残姉きたーーーーー!!
  153. 154 : : 2014/09/11(木) 07:33:17
    期待
  154. 155 : : 2014/09/15(月) 22:31:02
    期待期待~!
  155. 156 : : 2014/09/29(月) 22:23:05
    沢山の期待の言葉ありがとうございますです!

    長らくお待たせしました!
    再起動開始です!
  156. 157 : : 2014/09/29(月) 22:23:16

    苗木「い、戦刃さん…!」

    戦刃「…………………」

    斑井「ッ…!ヌググ………!」



    動かねえ…!コイツ……いつの間にこんな力を……!



    戦刃「…………………」

    斑井「チッ!」


    頬を伝う冷や汗の冷たさを肌に感じつつ、斑井は咄嗟に左肘を後方の戦刃目掛けて撃ち放つ。


    ブオン。


    しかしそこに手応えは無く、撃ち出された左肘は虚しく空を殴る。


    斑井「!?」

    「大丈夫苗木くん…?」

    斑井「なっ…!?」

    苗木「戦刃さん……どうしてここに……」

    戦刃「細かい話は後……今は応急手当てをしないと……」スッ

    斑井(馬鹿な……!あの距離まで十メートル近くはあるぞ!?それを苗木を抱えたまま一瞬で……!)

    神座「…………」

    戦刃「はい、ひとまずこれで大丈夫」キュッ

    苗木「あ、ありがとう…」

    戦刃(……上半身の骨が殆ど砕けてる……特に肋骨が酷い。破片が肺に刺さってる危険が……)

    戦刃「苗木くん……ゴメンね。もう少しだけ待ってて」スクッ

    戦刃「絶対、助けるから……!」

    苗木「……」


    斑井「感動の対面なら俺ともするべきじゃねえのかよォ?戦刃ァ……」

    戦刃「……アナタと交わす言葉なんて……これっぽっちも無い」スタ…スタ…

    斑井「冷たいね〜、それが彼氏に言うセリ…」

    戦刃「黙って」フッ

    斑井「ッ!?……ガハッ!!」


    疾え……コイツ…いつの間に俺の間合いに……!?


    戦刃「アナタだけは……絶対に許さない……斑井一式…」

    斑井「ヘッ……たった一発で調子に乗ってんじゃねえよ戦刃ァッ!!」ブンッ

    戦刃「…!」

    大神「速い!」

    霧切「苗木くんの時とは段違いの速さだわ……」

    セレス「本気……ということですか」

    斑井「戦刃ァ、あの時の約束覚えてるよなァ?俺が勝ったらお前は一生俺のものになるってよォッ!!」

    戦刃「ッ…!」


    嵐。まさにその言葉が相応しい光景。
    二つの竜巻が激突し、目に見えぬ速度で続く死闘が苗木の前で繰り広げられていた。


    斑井「戦刃アアアアァァァッ!!」

    戦刃「…!……ッ…!!」

    大神「我も……負けてはいられぬな……」

    神座「?」

    大神「ヌオオオオオッ!!」ブンッ

    神座「はぁ……全く、まだ続ける気ですか?」サッ

    大神「我は屈せぬ…!たとえこの命尽きようとも!」

    神座(…?攻撃速度が上がった……?)

    大神「ヌアアアアッ!」

    神座「フッ……いいでしょう、もう少しだけ相手になってあげますよ……」スッ


  157. 158 : : 2014/09/30(火) 20:26:44
    ククク……なるほどな、確かに速くて鋭い……まるで真空波だな……。


    だが、まだまだだな。所詮は女……力は圧倒的に俺の方が強え!


    斑井「ツアッ!オラァッ!!」

    戦刃「っ……くっ!」

    斑井「ハハハハッ!さっきまでの威勢はどうした戦刃ァッ!」

    戦刃(強い……あの弟達とは比べ物にならない……!これが、斑井一式。超高校級のボディーガードの力……!)

    戦刃(…………けど!)ブンッ

    斑井「ッ!……何っ!?」サッ



    『フォンッ!』



    戦刃「私だって……負けられない……!」

    斑井(何だ、今の蹴りは……どんな速度で蹴ればあんな音が……!?)

    斑井「ハッ!?」

    戦刃「はぁ〜……」

    斑井「」ゾクッ



    マズい……何か来る……!



    戦刃「………」フッ

    斑井「何ィッ!?」

    霧切「き……」

    苗木「消えた!?」

    斑井「ど、何処だ!?何処に消えやがった!」

    神座「………左です」

    斑井「ナニッ……!」バッ

    戦刃「遅い」



    『バキィッ!』



    斑井「グホォ!?」

    戦刃「………」フッ

    斑井「ッ…また消え……!」



    『ベキィッ!』



    斑井「ガハァッ!?」

    五式「何だよ……あの速度……」

    四式「大神も化物だが……戦刃は範囲を超えてやがる……!」



    『バキィッ!べキッ!ガッ……ズガガガガガガッ!!』



    斑井「ッ……グホッ!ダハァッ!!」



    疾え……何だよこの動きは……!

    視界に入った途端に一撃を食らわしてまた消える……どう考えても人間業じゃねえだろ……!?



    苗木「す、凄い……」

    斑井「ッ……クソが…!……クソがアァァッ!!」

    戦刃「無駄だよ…」バッ

    斑井「!?……背後を……!」

    戦刃「ジ・エンドッ」オオオオオッ

    斑井「クッ…!?」



    『バシイィィッ!!』



    戦刃「!」

    苗木「えっ!?」

    斑井「か、神座……」

    神座「貴方では相手になりませんよ……超高校級のボディーガード」

    斑井「アァっ!?何言ってやがる!ここからだろうが!」

    神座「全く、自分と相手の戦力差すら分からないんですか?」

    神座「どう足掻いても……この勝負で貴方が白星を手に入れることは不可能です」

    斑井「ッ!テメェ……!!」

    神座「それに……私の遊び道具も壊れてしまったようですからね」チラッ

    大神「……」ピクッ……

    セレス「お、大神さん!?」

    霧切「しっかりして!」

    神座「ご心配なく、大事には至りませんよ……腕も関節を外しただけ。病院に行けばすぐに治ります」


    神座「それに……」

    戦刃(……振りほどけない……!?何て握力……!)ググッ

    神座「貴女と戦ったほうが、よっぽど面白そうですしね……」

    戦刃(………出来る……)ゾクッ

    神座「………黒ですか」

    戦刃「?」

    神座「いえ、貴女の下着のことですよ」

    苗木「い、いいい戦刃さん!脚!脚!」

    戦刃「え……?」

    神座「気づかなかったんですか?今貴女、私に向かって右脚を大きく開いてるんですよ?」


    戦刃「…………」チラッ


    戦刃「…………………………」


    戦刃「ッ!!?////////」ボンッ!

    神座「てっきりスパッツかと思ったのですが……どうやら本当に黒の下着のようですね。と言うことはブラジャーも……」



    『ブンッ!』



    神座「おっと…」ヒョイ

    戦刃「は、離して!///////」ブンッブンッ

    神座「脚が長いから手のリーチが届かないんですか……なるほど」ジー

    戦刃「だから見ないでって!/////」バッ

    神座「ですから届きませんって」

    戦刃「くっ……この……!!////」

    神座「おや?貴女もしかして以前自慰しましt……」

    戦刃「わああああ!!?」フォンッ

    神座「むっ?」サッ

    戦刃「はぁ…!///はぁ……!/////」


    神座「軸となってる左脚で薙ぎ払ってくるとは……常識外れな運動神経ですね…」

    戦刃「ッ……////殺す!絶対殺す!」


    神座「フフッ……これは楽しい試合になりそうですね……」ザッ



  158. 159 : : 2014/09/30(火) 21:09:08
    日向・・・・・・カムクラになってもパンツハントはやめないのか・・・・・・
  159. 160 : : 2014/10/01(水) 20:44:09
    残姉ェ・・・
  160. 161 : : 2014/10/02(木) 17:44:01
    期待MAXです
  161. 162 : : 2014/10/04(土) 00:05:53
    黒だと……ハァハァ…////
  162. 163 : : 2014/10/10(金) 00:19:34
    斑井(そういや……アイツをこっちに引き入れた時、ドン引きしたっけなァ……)





    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





    斑井『なぁ神座ァ……俺と手を組まねえか?報酬は弾むぜ』

    神座『報酬……ですか?』

    斑井『あァ、金ならいくらでもあるぜ……入手方法は聞くなよ?大人の事情って奴さ……クククッ』

    神座『……残念ですがお断りします』

    斑井『な、何故だ!?』

    神座『金など、このツマラナイ才能のせいで幾らでも稼げますし……必要ありません』

    斑井『ッ…!』

    神座『どうしても私と組みたいのなら……私の望む物を持ってきてください』

    斑井『望む物……?なんだそりゃ?』

    神座『フフッ……大したものではありませんよ。しかし、決してツマラナクない物……』





    神座『女子の……パンツです』





    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





    神座「フフッ素晴らしい……今まで幾多のパンツを会得してきましたが……こんな美しいパンツは初めてです」サササッ

    戦刃「うるさいうるさいうるさい!」シュバババババッ

    霧切「戦刃さんの音速の蹴りが、まるで赤子を扱うように……!」

    セレス「性格は最悪ですけれど…」


    神座「フフフっ……だいぶ身体が温まってきましたよ」

    戦刃「くっ!」ブンッ

    神座「しかし、貴女が脚を武器とするスタイルで良かった」サッ

    神座「お陰でパンツ見放題ですよ、見物料を支払いたいくらいですね」

    戦刃「この変態!///」フォンッ

    神座「『超高校級のアクロバティック』思ったより使えますね。貴女のパンツが……いや蹴りがスローモーションに見えます」

    戦刃「パンツパンツうるさいっ!///」フォンッフォンッ

    神座「ふむ……大体貴女の力量は把握しました。『超高校級の軍人』なかなかの才能ですね」

    神座「では私も色々と見せてもらった代わりに……私の持つ中で『最強の才能』をお見せしましょう……」スッ

    戦刃「!」ゾクッ



    何?何か来る……。


    超高校級の格闘家?それともレスラー?いや、どれも違う。


    何……あの構え……私の知識に無い戦闘スタイル……!?



    神座「その目に刻め……最強の才能を……!」カッ


    『シュバッ』


    苗木「!」

    霧切「は……」

    セレス「疾い!」

    戦刃(全く……見えなかった……!?いつの間に私の後ろに!)

    戦刃「ッ!」フォンッ

    神座「遅いですね」サッ

    戦刃「何処へ行くの!?そっちには……!」

    霧切「!」

    セレス「えっ…?」

    苗木「霧切さん!セレスさん!危ない!」

    戦刃「ダメ……間に合わな……!」

    神座「フフフっ……」



    『シュバッ、シュババッ』



    霧切「ッ………」

    霧切「……あら?」

    セレス「何とも……ありませんわね」


    神座「当然です。女性への暴力は私の美学に反します……大神さんのは、正当防衛……という事で」


    戦刃(じゃあ、捉えられない速度で相手とすれ違うだけ……?確かに脅威だけど、そこまでの才能じゃ……)

    神座「いえいえ。ちゃんと私の才能は発揮されましたよ」

    戦刃「?」


    セレス「ヒッ…!?」ビクッ

    霧切「どうしたのセレスさ……ひゃっ!?」バッ

    戦刃「ど、どうしたの…!?」

    セレス「そ、その……し、し、し、……////」

    戦刃「し?」

    霧切「無い、無いわ……!」バッバッ

    戦刃「無い……?」


    神座「お探しの物はコレですか?」ヒラッ

    霧切「!///」

    セレス「なっ……!///」

    苗木「それって……///」

    戦刃(何?三枚の……布?)

    戦刃(というかさっきから下半身がスースーするような……)チラッ

    戦刃(………………)

    戦刃「ふあっ!?/////」ボンッ



    神座「フッ……驚きましたか?これが、私の最強の才能……」






    神座「『超高校級の……パンツハンター』です」ドヤァッ




    戦・霧・セ「「「キャーーーーーーーーッ!!!??」」」



  163. 164 : : 2014/10/11(土) 00:18:31
    パンツハンターキタ!!!!
  164. 165 : : 2014/10/11(土) 01:20:20
    パンツハンター…クソじゃあああああああああああああああああ!!!!!!!
  165. 166 : : 2014/10/12(日) 20:30:14
    神座ァーーーーッ!お前って奴は羨まけしからん奴だなぁーーーー!!
  166. 167 : : 2014/10/16(木) 22:38:02
    期待(((o(*゚∀゚*)o)))
  167. 168 : : 2014/10/30(木) 11:46:34
    モノクマ「超高校級のパンツハンター!」

    モノクマ「それは希望ヶ峰学園長こと、霧切仁が何年もの歳月を費やして発見した究極の才能……」

    モノクマ「パンツを視野に捉えた時の速度は音速を超え、パンツを狩るときの反射神経、動体視力は通常の100万倍にも膨れ上がる!」

    モノクマ「正に、パンツを狩ることだけを宿命付けられた究極の下着狩人なのだ!」

    戦刃「いらない!そんな説明はいらない!」






    神座「ふふっ……どれも目を見張る美しさですね……あぁ……惚れ惚れします……!」

    戦刃「か、返し…!」バッ

    神座「おや、どうしました?先程よりも格段に速度が下がっているようですが……」ヒラリッ

    戦刃「アンタがパンツ盗ったからでしょうがあああああああああっ!?」

    苗木「い、戦刃さんが発狂してる…」

    江ノ島「あら本当、残姉の発狂なんて久々にみたわ」

    苗木「そうなんだ……っていつの間に!?」

    江ノ島「やほやほ〜!どうだった?短時間といえど無敵になれた感想は?」

    苗木「え、あぁ……やっぱり江ノ島さんだったんだ」

    江ノ島「因みに初めて発狂したのは、間違ってアイツのモデルガンの銃口に接着剤流し込んだのよね」

    苗木「鬼畜だね……何をどう間違えればそんなことが」

    江ノ島「色々あんのよ人には……っと、それよりもアンタはどうする気?」

    苗木「え?」

    江ノ島「確かに、神座は異性には力を振るわない。けどね自分の所有する物となったらそれは別……見てみ?」


    神座「しつこいですね……『超高校級の格闘家』!」バキィッ

    戦刃「がはっ!?」


    苗木「い、戦刃さん!」

    江ノ島「助けたくないわけ?残姉のこと」

    苗木「…そりゃあ、助けたいよ!」

    苗木「けどさ……もう身体が言うことを聞かないんだよ……」ググッ

    江ノ島「んじゃあ、こういう事?アンタは残姉を助けたい。けど動けない。だからこうして座り込んでますと?」

    苗木「……………」

    江ノ島「なっさけないわね〜!それでも男!?」

    江ノ島「本当……さっきの感動台詞は何だったんでしょう……あぁ、絶望的です」

    苗木「じゃあ……どうしろって言うんだよ!」

    江ノ島「ハッ?何、逆ギレ?ダッさ」

    苗木「ッ……!」

    江ノ島「彼女を助けんのは、彼氏の仕事でしょ?他人に懇願すんじゃないわよ」

    苗木「彼氏の……」

    苗木「うん、そうだね……ごめん。やつあたりなんかしちゃって」

    江ノ島「罰金4444万な?」

    苗木「ろ、ローンでお願いするよ…」


    苗木(僕が……戦刃さんを助けるんだ……!)


    戦刃「っ!……はああぁ!」シュババババ

    神座「『超高校級のアクロバティック』」サッササササ

    神座「………『超高校級のボクシング』!」



    『ベキィッ!』



    戦刃「うっ……がはぁっ!?」

    苗木(何か……何かないのか……!?神座に勝てる方法が………!)

    大神「ぬおおおおおっ!!」

    神座「!」



    『チッ』



    苗木「え?」

    大神「ぐっ……!」

    神座「まだ動けたんですか……一ヶ月は目を覚ませない筈なんですがね!」

    神座「『超高校級のキックボクサー 』!」ドボォッ

    大神「ごはっ……!?」ガクン

    セレス「大神さん…!」

    霧切「なんて無茶を……!」


    苗木(……掠った?今の攻撃、確かに不意打ちだったけど……アイツの技術があればかわせたはずなのに……)

    神座「『超高校級の………』」

    苗木「!」


    苗木「そうか、わかったぞ!」
  168. 169 : : 2014/11/08(土) 14:50:17
    続き!!
  169. 170 : : 2014/11/09(日) 17:53:35
    さあ、続きを!
  170. 171 : : 2014/11/09(日) 23:41:24
    >>169

    >>170


    かっしこまりましたー!!
  171. 172 : : 2014/11/09(日) 23:41:55

    苗木「戦刃さん!大神さん!ちょっと耳を貸して!」

    戦刃「え?」

    大神「……?」


    神座「作戦会議ですか……まぁ、構いませんよ?どうせ勝負は見えてますし」

    斑井「何言ってんだよ神座!このままトドメを刺しちまえよォ!」

    神座「は?何言ってるんですか?もう私は報酬分の仕事をしました。貴方に指図される筋合いはありません」

    斑井「なっ……テメェ!」



    戦刃「!」

    大神「それは真か!?」

    苗木「うん。僕の推測が正しければの話だけど……」

    戦刃「でも、試す価値は……ある」

    大神「よかろう。苗木よ、そなたに賭けよう……」

    神座「作戦は終わりましたか?」

    戦刃「うん、待っててくれるなんて……随分余裕があるんだね?それとパンツ返して」

    神座「フフッ……それくらいのハンデは必要でしょう?それと嫌です」

    大神「ぬうぅぅんっ!」バッ

    神座「『超高校級のアクロバティック』」ヒョイ

    大神「くっ…!」

    神座「何かと思えば……ただの不意打ちですか、ツマラナイ作戦ですね!」

    神座「『超高校級の━━━━』」

    苗木「今だよ!戦刃さん!」

    神座「何っ…?」

    戦刃「はああああぁぁぁっ!」バッ



    『バキィッ!』



    神座「ごふっ!?」

    戦刃「あ、当たった!」

    神座「ッ!たかが一発のラッキーパンチくらいで……図に乗らないで下さい」

    神座「『超高校級の━━━━━━』」

    苗木「次、大神さん!」

    大神「ぬおおおぉっ!!」

    神座「なにっ!?」



    『ドゴオッ!!』



    神座「がはっ……!?」

    霧切「また当たった……?アレは偶然なんかじゃない」

    神座「くっ!?そんな筈は……!一体何が起きて……!」

    戦刃「苗木くんの言ってた通りだね……」





    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






    苗木『神座は、確かに全ての才能を自在に使うことが出来る……』

    苗木『けど、それは「同時」にじゃない。アイツは、相手に応じて才能を切り替えているんだ』

    戦刃『じゃあ、その切り替える瞬間を狙えば!』

    苗木『神座に……一矢報える!』





    戦刃「はああぁっ!」

    大神「ぬううぅんっ!」



    『ガッ!バキィッ!ドガッ!』



    神座「くっ…!切り替えが間に合わない!?」

    江ノ島「なるほどね〜いくら才能のありふれた奴でも、その才能を使わなければ一般人と同じってことか」



    神座「こんな……こんなこと……認めない!」

    神座(何か……何かあるはずです……、才能に頼らなくとも、打開できる策が……!)


    神座(……軍人、格闘家、探偵、ギャンブラー、幸運、パンツ、パンツパンツパンツパンツパンツパンツ…………)


    神座「!!そうか!」

    戦刃「はああぁぁっ!」

    神座「戦刃さん、名器が見えてますよ?」

    戦刃「えっ!?嘘!?//////」バッ


    神座「引っかかりましたね!」グアッ

    戦刃「しまっ……!?」

    苗木「戦刃さん!」



    神座「『超高校級の……ボディガード』ッ!!」バッ

    戦刃「……ボディガード……?」ピクッ




    (ボディーガード→斑井→苗木くん傷つけた→彼氏の敵→私の敵→抹殺対象)



    戦刃「KILLッ!!」

    神座「え、ちょ……なんですか急に!?」ゾクッ

    戦刃「フェンリル流……傭兵奥義!」

    神座「ここに来ての新設定!?」

    戦刃「グングニルッ!!」



    『グングニル』。

    幻の傭兵部隊フェンリルに伝わる伝説の秘奥義!


    右脚の脚力に全神経を集中させ、敵に何千撃もの蹴りを浴びせる、最強の蹴り技である!



    戦刃「ハアアアアアアアアアアアッ!!!!」



    『ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガカッ!!! 』



    神座「ぐあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」


    神座「あああっ!………あぁ……あ……!」




    神座「ぁ……」





    神座「…………」ドサ

  172. 173 : : 2014/11/10(月) 09:04:28
    戦刃「はぁ……!はぁ………!」

    神座「ぁ……ァ………」ピクッピクッ

    セレス「か、勝ったんですの……?」

    霧切「ええ、終わったわ……」

    江ノ島「まっ、良くやった方じゃないの?」


    戦刃「あ、マズい……意識が……」フラッ

    戦刃「動きすぎた……かな?」ドサッ

    苗木「っ!?戦刃さん!」

    戦刃「大丈夫、ちょっと疲れただけだから………」

    セレス「直に警察も来ますわ、苗木くんも早く手当をしませんと」

    苗木「は、ははっ…そうだね」


    「い、痛てて……」ムクリ


    苗木「え?」

    戦刃「アイツまだ……!」

    霧切「いえ、私達の調査が正しければアレは……」


    日向「あ、あれ?何で俺…こんなところに?」

    日向「良くわかんないけど、体の節々がやたらと痛え……」ググッ


    苗木「ひ、日向くん?」

    霧切「やっぱりね……彼は腐川さんと同じ、二重人格者よ」

    苗木「え、えええええええ!?」

    大神「なんと……!」

    戦刃「そう…だったんだ」


    日向「って、何だコレ?何でポケットの中にパンツが……?」

    日向「俺は七海のパンツしか興味ないっての」ポイッ


    霧切「な、なんかムカつくわね」

    セレス「まぁ……好き嫌いハッキリしてるだけ、神座よりマシですわね」

    戦刃「パンツ……」

    大神「日向よ、すまぬがそのパンツをコッチに渡してもらえないか?」

    日向「ん?あぁお前らのパンツか、いいぜ」ブンッ

    大神「すまんな…」パシッ

    霧切「やっと戻ってきたわね」

    セレス「ええ、一時はどうなるかと思いましたわ」

    戦刃「苗木くん、向こう向いてて!」

    苗木「あ、ご、ごめん!」




    斑井「ッ……くそがァ…!」ググッ

    斑井「こうなったら……八兄弟全員で総攻撃を……!」

    江ノ島「はいはい、そりゃまた来週〜」ゲシッ

    斑井「ゴペッ!?」

    江ノ島「さってと……これにて一見落着……ってとこかな?」グリグリ

    斑井「」





    十分後、斑井一式の通報を受けた警察が到着し、悲劇の事件は幕を閉じた。



    斑井一式、及びその兄弟も現行犯逮捕となって、また僕達に平和な生活が戻ってきたんだ。






    ただ、一難去ってまた一難。


    悲劇と言うのは、どうして……常に隣り合わせなんだろう。








    「こちら◯◯◯。……未来機関、応答を願えるか?」





    今度の悲劇は……僕らの思い出の中で、最も過酷な記憶。






    「至急、強行部隊及び全部隊を召集してくれ」








    架空は優しいけど……現実は厳しくて、残酷だ。




    けれど、運命は止まらない。






    例え、地獄に逃げたって追ってくる。







    「絶望の残党、江ノ島盾子及び━━━━」














    「戦刃むくろを発見した。この機を絶対に逃すな!」












    これが僕らの………最後の記憶。



    最後の思い出………
    【ラスト・メモリー】だ。




  173. 174 : : 2014/11/10(月) 14:22:10


    残念な残姉ースーヴニール編〜・・・【終】



    残念な残姉〜ラスト・メモリー編〜・・・【始】
  174. 175 : : 2014/11/10(月) 22:55:14

    わかんなかった人の為に……


    〜ラスト・メモリー編〜

    http://www.ssnote.net/archives/26963

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Deviltaiki

名も無い雑兵

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【残念な残姉】 シリーズ

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