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エレン「愛しい君とあの日々をもう一度…」〜Reencounter〜

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  1. 1 : : 2014/03/15(土) 15:20:22

    エレン「愛しい君とあの日々をもう一度…」〜I part and think〜

    http://www.ssnote.net/archives/11593

    の続きです。


    更新ゆっくりかもしれませんが、よろしくお願いしますm(._.)m


    コメント大歓迎です。
  2. 2 : : 2014/03/15(土) 15:36:29
    続きだ!!
    期待です!!自分のペースで
    頑張ってください!!!
    楽しみです!!
  3. 3 : : 2014/03/15(土) 21:26:16
    こんばんは!続きがものすごく気になります!
    期待しているので頑張ってください!
  4. 4 : : 2014/03/15(土) 22:58:42
    期待してます!

    女の方が誰なのか気になりますっ♪
  5. 5 : : 2014/03/16(日) 11:24:32
    >>2>>3>>4
    コメントありがとうございます(*`・ω・)ゞ
    期待に応えれるか不安ですが、頑張ります!
    よろしくお願いしますm(._.)m
  6. 6 : : 2014/03/16(日) 12:40:30

    「…………う、……ン!」



    「……レン!」



    「エレン!!」



    エレン「はっ!!」



    「ぼーっとしすぎだよ! どうかしたの…って、 エレン…泣いてるの…?」



    エレン「えっ?」ポロポロ



    エレン「どう…して、今頃…。」ポロポロ



    俺は知らない間に泣いていた。



    今まで、悲しくても辛くても出てこなかった涙が……。



    今頃になって、流れ落ちる…。
  7. 7 : : 2014/03/17(月) 13:02:56
    「エレン…何かあったの…?」



    エレン「アルミン…俺…俺っ!」ポロポロ



    幼馴染みで、一番信頼しているアルミンに何があったかを伝えようとしても、言葉にならない…。

  8. 8 : : 2014/03/17(月) 13:03:49
    アルミン「何か辛いことがあったんだね…。 今は無理して言う必要ないよ…。」



    エレン「うん…」



    アルミン「今日は、会社休んだ方がいいかもね…。」



    エレン「おう…。 いつも迷惑かけてごめんな…。」



    アルミン「何言ってるのさ! 僕らは友達だろ? 助け合うのが当たり前だよ。」



    エレン「そうだな、ありがとう…」



    アルミン「今日、家に寄るよ」



    エレン「分かった」



    アルミン「じゃあ、会社行ってくるよ。しっかり休むんだよ?」



    エレン「おう。」

  9. 9 : : 2014/03/17(月) 13:05:28
    期待です!!
  10. 10 : : 2014/03/17(月) 13:11:06
    >>9
    いつもありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
    嬉しいです!!
  11. 11 : : 2014/03/18(火) 02:21:34
    続編きたーっ!
    彼女がエレンに別れを告げたのは、何か意味がありそうですね。
    そこも彼女が誰なのかと並行して考えながらわくわく続きを待っていますね!
  12. 12 : : 2014/03/18(火) 08:23:36
    >>11
    マリンさん、いつもコメントありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))

    わくわくしながら待ってて下さい(笑)
  13. 13 : : 2014/03/18(火) 13:00:15
    俺はアルミンを見送った後、服の袖で涙を簡単に拭い、歩き始めた。



    泣き顔を誰にも見られたくなかった…。



    俺は下を向いて歩く…。



    足が鉛のようだった……。



    それから、どうやって家に戻ってきたか分からない…。



    気づいたら家の前に立っていた。
  14. 14 : : 2014/03/18(火) 17:12:46
    カバンの中から鍵を取り出し、ドアを開けた。



    部屋に入った途端、また涙が込み上げてきた…。



    靴も脱がずに、その場でただ泣き続ける…。



    みっともない。



    男なのに泣くなんて恥ずかしい。



    そんな気持ちはもう無かった…。


  15. 15 : : 2014/03/18(火) 17:14:00
    どのくらいたっただろうか?



    やっと落ち着いた俺は靴を脱ぎ、部屋に上がった。



    部屋を見渡して見ると、所々に彼女との思い出の品がある。



    中でも一番目に入ったのは、彼女と水族館に行ったときの写真だった。



    魚たちがいっぱい泳いでいる水槽をバックに、ピースをしながらとった写真…。



    笑顔がとても輝いている写真だ…。

  16. 16 : : 2014/03/18(火) 17:16:19
    俺はその写真を手に取った。



    悲しさが溢れ出しそうなのをグッと堪え、写真を眺めた。



    そして、俺は写真をテーブルに伏せて置いた…。



    それからは、スーツからスウェットに着替え一度寝ることにした。



    起きていると、彼女とのことを考えてしまう…。



    今は何も考えたくない…。



    そして、俺は眠りについた…。


  17. 17 : : 2014/03/18(火) 20:05:45
    ピンポーン ピンポーン


    チャイムの音で目を覚ます。



    明るかった空が、もう暗くなっており夜になっていることを知らせる。



    俺はベットから、体を起こし玄関へと向かった。
  18. 18 : : 2014/03/18(火) 20:07:05
    ガチャ


    アルミン「エレン、体調はどう?」


    エレン「おう、少し良くなったよ…。」


    アルミン「そっか、良かったよ」


    エレン「まぁ、中入れよ」


    アルミン「うん。 おじゃまするね」


    1人暮らしのため、そこまで広くないがリビングにアルミンを招いた。
  19. 19 : : 2014/03/18(火) 20:07:45
    アルミン「エレンの家に来るの久しぶりだね? 最近は、仕事で忙しかったからなかなか、来れなかったし。」


    エレン「確かに忙しかったよな。 悪いな今日わざわざ来てもらって。」


    アルミン「気にすることないよ」


    エレン「珈琲でいいか? あっ…やっぱり紅茶でもいいか…?」


    アルミン「別に構わないけど…」


    珈琲…。


    彼女がよく俺に淹れてくれた…。


    彼女と付き合えたのは、珈琲のお陰かもな…。


    お前が淹れてくれた珈琲飲みてぇよ…。


    苦さと甘みが絶妙なバランスで淹れてあるあの珈琲を…。
  20. 20 : : 2014/03/18(火) 20:08:36
    エレン「はい、紅茶…。」


    アルミン「ありがとう。」


    アルミン「そういえば、ミカサが心配してたよ。 本当は今日ここに来たかったみたいだけど、早く帰らないといけないみたいだったから、来れなかったけどね。」


    ミカサ…。


    俺のもう一人の幼馴染み。


    小さい頃から、心配かけてばっかりだったな…。


    もう、ミカサには心配かけてられないのに…。
  21. 21 : : 2014/03/18(火) 23:09:29
    相手が誰かめっちゃ楽しみ
    期待!
  22. 22 : : 2014/03/18(火) 23:12:12
    >>21
    ありがとうございます!!
    このssのコメント久しぶりだったので、作者テンション上がってますwww
  23. 23 : : 2014/03/19(水) 07:50:03
    続きが気になるぞっと(≧∇≦)b
  24. 24 : : 2014/03/19(水) 12:12:58
    >>23
    コメントありがとうございます!
    頑張って更新しますね!
  25. 25 : : 2014/03/19(水) 12:57:17
    どう展開していくか期待(・∀・)
  26. 26 : : 2014/03/19(水) 14:43:22
    >>25
    またまたコメントありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))

    期待に応えれるよう頑張ります!
  27. 27 : : 2014/03/19(水) 14:45:05
    ミカサは先月、会社の専務と結婚した。


    専務の秘書だったミカサは、いつの間にか恋に落ち結婚するまでに至ったのだろう。


    ミカサには幸せになって欲しい。


    旦那と幸せな家庭を作って欲しい。


    俺は心からそう思っている。
  28. 28 : : 2014/03/19(水) 14:46:04
    エレン「また、ミカサに心配かけちゃったな…。 ハハッ」



    しばらくの間、沈黙が続いた…。


    そんな中、アルミンが口を開いた。


    アルミン「…ねぇ、エレン。 そろそろ聞いてもいいかな…?」


    アルミンは恐る恐る俺にそう言った。


    気を使ってくれたんだな…。


    俺は心からアルミンに感謝した。

  29. 29 : : 2014/03/19(水) 14:46:55
    エレン「あぁ、何があったか話すよ…。」


    そして、俺は彼女と別れたことを話した。


    アルミンは、驚きを隠せないようだった。


    まぁ、そうだろうな…。


    ミカサの次に結婚するのは、俺だと思われてたぐらいだったからな…。


    俺自身も、そう思ったこともあるくらいだった…。

  30. 30 : : 2014/03/19(水) 16:55:39
    アルミン「そう…だったんだ…。 辛かったね…。 でも、どうして急に?」


    エレン「分からない…。」


    アルミン「そっか…。」


    再び、沈黙がやってきた。


    次に口を開いたのは俺だった。


    エレン「俺、女女しいよな! 彼女とのこと全然忘れられなくて、ずっとうじうじしててさ!」


    アルミン「エレン! そんなことは無いよ! 失恋は、辛くて悲しいものなんだ。 なかなか忘れられなくて仕方ないよ。 だから、時間かけていけばいい。」


    エレン「そう…だな…。」
  31. 31 : : 2014/03/19(水) 16:57:22
    アルミン「でも、エレンが復縁を願うなら話は違ってくるね。」


    復縁か…。


    たぶん、俺はそれを望んでるのかもな…。


    エレン「……。」


    でも、何も言えなかった…。
  32. 32 : : 2014/03/19(水) 16:58:11
    アルミン「彼女に別れを告げられたとき、エレンはどうしたの?」


    エレン「俺は…、何も言えなかった…。ただ、彼女の言葉を聞いているだけだった…。」


    アルミン「エレンがそのままでもいいなら、それでもいいと思うけど、彼女に対して未練があるなら、ちゃんと会って話すべきなんじゃないかな…?」


    今、俺にそんな勇気はあるだろうか…。


    いや…ないだろうな…。
  33. 33 : : 2014/03/19(水) 16:59:04
    アルミン「今、行動しないと後悔するよ!」


    ハッ!


    そうだ、後悔だけは絶対にしたくない。


    俺はいつまでこうしているんだ。


    何かをやらなくては、何も始まらない。


    俺は改めて気付かされた。


    ありがとな、アルミン…。
  34. 34 : : 2014/03/20(木) 01:29:50
    そやで!がんばれエレン!!
    と画面の前で応援したくなりました。笑
    葉月さんの文章は言葉の選び方に無理がなく、とても読みやすいです☻
    続きも楽しみにしております〜!
  35. 35 : : 2014/03/20(木) 16:16:43
    期待!
  36. 36 : : 2014/03/20(木) 18:29:20
    >>34
    コメントありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
    エレンの応援してやって下さい!w

    マリンさんにそう言っていただいて、嬉しい気持ちでいっぱいです!

    >>35
    ありがとうございます!!
  37. 37 : : 2014/03/21(金) 23:11:54
    エレン「そうだな!」


    アルミン「やっと、いつもらしくなってきたね。」


    そうとう、落ち込んでたんだろうな…。


    これからは、前に向かって進む。


    もう、後には戻らない。


    そう俺は決意した。


    俺は、俺のことを励まして支えてくれる友達を持てて本当によかったと思った。
  38. 38 : : 2014/03/21(金) 23:13:23
    アルミン「じゃあ、そろそろ帰るね」


    エレン「おう。 いろいろとありがとな。」


    アルミン「うん。 じゃ、また月曜日!」


    エレン「おう!」


    そうして、アルミンを送り出した。


    一人になった俺は、ケータイを手に取り電話帳を開いた。


    彼女の電話番号が表示されているところを、そっとタップした。
  39. 39 : : 2014/03/22(土) 01:52:48
    今日の昼頃、一気に投稿します。
    もしかしたら、Reencounter編は完結できるかもしれません。

    もし良かったら見てください!
  40. 40 : : 2014/03/22(土) 01:59:03
    絶対見ますよ!!葉月さんのファンです!!
  41. 41 : : 2014/03/22(土) 02:02:11
    >>40
    ありがとうございます(*`・ω・)ゞ
    ファンだなんて恐れ多いですよ!

    私もEreAniさんの大ファンです(`・ω・´)
  42. 42 : : 2014/03/22(土) 14:42:49
    昼頃といいましたが、やっぱり夜にします。

    すいません。

  43. 43 : : 2014/03/22(土) 23:11:24
    今から投稿します!
  44. 44 : : 2014/03/22(土) 23:13:32
    プルルル プルルル


    コール音が鳴り響く。


    それと同時に俺の心臓もドクドクと忙しくなりだす。


    ガチャ


    『おかけになった電話番号は、只今使われておりません』


    俺の耳にそう聞こえた。


    彼女は電話番号を変えたのか?


    それとも解約したのか?


    分からない…。

  45. 45 : : 2014/03/22(土) 23:14:15
    彼女は、わざと俺と電話が繋がらないようにしてるのだろうか…。


    そこまで、俺のことが嫌いになったのか…。


    俺はガッカリしながら、電話の終了ボタンをタップした。


    そして、力尽きた様にベットに転がった。


    電話は、繋がらなかったが俺は諦めない。


    明日は、彼女が働いていたカフェに行こう。


    そう思い俺は、目を閉じた。

  46. 46 : : 2014/03/22(土) 23:15:17
    チュン チュン チュン チュン


    小鳥の囀りを聞き、すぐに目を覚ます。


    今日の目覚めは良かった。


    俺は、煙草を手に取りベランダへと向かう。


    もう日課である。

  47. 47 : : 2014/03/22(土) 23:16:55
    今は午前7時。


    カフェが開くのは午前10時。


    まだ3時間もある。


    俺はゆっくりと朝食を食べ、準備をしてカフェへと向かうことにした。


    最近は、あまり食欲がなく食べれなかったが今日はよく食べれた。

  48. 48 : : 2014/03/22(土) 23:17:40
    知らない間に時間が過ぎ今は10時、10分前である。


    俺は上着を羽織り家を出た。


    緊張してきた。


    彼女に会ったら何を伝えればいいのか?


    上手く喋れるだろうか?


    急に不安が込み上げてくる…。


    だが、俺は勇気を出しカフェがある商店街の方へと歩き出した。
  49. 49 : : 2014/03/22(土) 23:18:31
    今日は土曜日。


    平日よりたくさんの人々で賑わっている。


    たくさんの人々が行き交う中を俺は掻い潜り、路地へと向かう。


    路地は、いつもどうり静かであった。


    俺は一歩を踏み出し、カフェへと歩を進める。


    レトロな建物を見つけ、俺は深く深呼吸し、いつもより重たく感じる扉を開けた。


    カラン カラン


    ライナー「いらっしゃい!」


    ライナーさんが俺を迎えてくれた。


    ライナー「おっ! エレンじゃないか。 久しぶりだな。」


    エレン「そうですね。 お久しぶりです。」


    俺は店内を見渡した。


    だが、そこに彼女の姿はない。
  50. 50 : : 2014/03/22(土) 23:19:22
    俺はライナーさんに彼女について聞いてみた。


    ライナー「あぁ。 あの子はつい最近辞めたよ。」


    えっ…? 辞めた?


    すごく楽しそうにお客さんに珈琲を淹れていた彼女がここを辞めるなんて…。


    ただ、今日休みだったんじゃないか…?


    ライナー「お前、知らなかったのか?」


    エレン「…はい……。」

  51. 51 : : 2014/03/22(土) 23:20:06
    ライナー「そうか…。 お前に何も言わずに行くなんて…。」


    ライナーさんは、俺と彼女が付き合っていたのは知っている。


    だから、驚いているんだろうな…。


    エレン「あっあの! 彼女、どこに行くとか聞いてませんか?」


    ライナー「うーん…。 すまん。特に何も聞いてない。」


    エレン「そう…ですか…。」


    彼女がどこにいるのかさえ、分かればいいんだが…。


    そうしたら、会いに行けるのに…。

  52. 52 : : 2014/03/22(土) 23:20:56
    ライナー「あっ! そういえばあの子、ここを出ていくとき『どんなことがあっても、人生は楽しまなきゃ損するから』って言ってから、ここを出ていったぞ。」



    ライナー「それが、どういうことかは良く分からないが…。」


    エレン「確かによく分からないですね…。」


    ライナー「すまんな。役に立てなくて…。」


    エレン「いえいえ! ありがとうございました。 じゃあ、俺はこれで」


    ライナー「あぁ、分かった。 また何かあったら遠慮しずに来いよ!」


    エレン「はい。 また改めて来ます。」


    カラン カラン


    そうして、俺はカフェを後にした。


    俺はいろいろなことを考えながら歩いている。


    彼女の電話が繋がらないこと。


    カフェを辞めたこと。


    彼女がカフェを辞めるときに、ライナーさんに言った言葉。


    分からないことだらけだ。
  53. 53 : : 2014/03/22(土) 23:22:28
    それから、彼女の家に行ってみた。


    予想はしていたが、彼女はそこにいなかった。


    入居者募集の紙が貼ってあるだけだった。


    もう探す場所が見つからなかったため、俺は家に帰ることにした。


    特にすることがなく、ただぼーっとしているだけだった。

  54. 54 : : 2014/03/22(土) 23:23:04
    そしてあっという間に休みは過ぎてしまい、月曜日になっていた。


    俺は気持ちを切り替え、会社へと向かう。


    自分の部所に向かうエレベーターを待っていたとき、誰かに声をかけられた。


    「体調は良くなったか?」


    エレン「はっはい! だいぶ良くなりました!」


    声をかけてきた人物は、リヴァイさんだった。

  55. 55 : : 2014/03/22(土) 23:23:59
    リヴァイ「そうか。 なら良かった。」


    リヴァイ「ミカサが心配していたからな。」


    エレン「そうですか。」


    リヴァイ「じゃーな。 また、家に遊びに来い。 そのほうが、ミカサも喜ぶだろうし。」


    エレン「はい! 是非お願いいたします!」


    リヴァイ「じゃーな」


    そうして、リヴァイさんは去っていった。

  56. 56 : : 2014/03/22(土) 23:24:54
    リヴァイさんは、この会社の専務でありミカサの旦那である。


    ミカサの幼馴染みということで、よく家に招待してもらえた。


    リヴァイさんは、とても社員思いで素晴らしい上司だと思う。


    そんな人と結婚できたミカサは、幸せ者だなと改めて感じた。


    数秒たったら、エレベーターが来た。


    それに乗り、上へと上がった。
  57. 57 : : 2014/03/22(土) 23:25:37
    今日は、たくさんの仕事が溜まっており大変だった。


    忙しく動き回り、夕方頃には疲れきっていた。


    しかし、その後も仕事は終わらず帰れたのは午後9時だった。


    それから電車に乗り、家に着いたのは10時頃になってしまった。


    今日の疲れを癒すため、俺は風呂に入った。


    暖かくて気持ちよかった。


    その後は簡単にご飯を取り、ベットに入った。

  58. 58 : : 2014/03/22(土) 23:26:28
    それから金曜日になるまでの一週間、自分の仕事を着実にこなしていった。


    その間は彼女のことを考えなくてすんだ…。


    最初は、彼女に会ってもう一度付き合いたいと思っていたが、最近はもう忘れた方がいいのではないかと思うことがある…。


    どちらが最適なのか分からないが、後悔だけは絶対したくない…。

  59. 59 : : 2014/03/22(土) 23:27:07
    今日は土曜日。


    やっと休みになった。


    今日は、ジャンに『一緒に飲まないか?』と誘われたので、いつもの居酒屋で待っていた。


    ジャンは、俺の同僚である。


    意見が食い違うことが多々あるが、まぁ
    仲良くやっている。


    ジャン「わりぃ! 遅くなった!」


    エレン「大丈夫だぞ。」


    そしてジャンが席に着き、その後ビールを持ち乾杯をした。

  60. 60 : : 2014/03/22(土) 23:27:56
    ジャン「こうやって、お前と飲むのも久しぶりだな。」


    エレン「確かにそうだな。」


    ジャン「よし! 今日は朝まで飲み明かそう!」


    エレン「はいはい。 付き合うよ。」


    ジャン「なんだよ? 元気ねぇーな。 なんかあったのか?」


    エレン「…まぁな…。」


    ジャン「ふぅーん。 まぁ、何があったかよくわかんねぇけどさ、溜め込んでてもいいことねぇーぞ? まぁ、話を聞いてやらんでもないけど。」


    ジャンは、素直じゃないなと改めて思う。


    まぁ、ちょっとひねくれてるけどお前っていいやつだよな。
  61. 61 : : 2014/03/22(土) 23:28:26
    期待期待です!!!
  62. 62 : : 2014/03/22(土) 23:28:38
    エレン「実はさ……。 俺、彼女に振られたんだ…。」


    ジャン「はっ? 振られた? あんなに仲良かったのにか?」


    エレン「ははっ! そうだよ。 それに、なんで振られたかも分かんねぇし…。」


    ジャン「……。そうか。 辛かったよな…。 俺もお前と似たような感じだったし…。」


    エレン「…。あぁ、そうだったな…。」


    ジャン「俺さ、まだ諦めきれねぇときがあるんだ。でも、俺の恋は無理なものになっちゃったから、諦めざるを得ないんだけどな…。」


    エレン「…。 そうか…。」
  63. 63 : : 2014/03/22(土) 23:29:17
    >>61
    コメントありがとうございます!
    頑張ります!!
  64. 64 : : 2014/03/22(土) 23:31:40
    ジャン「まぁ、俺が言いたいことは、お前はもう無理な恋って決まったわけじゃねぇーんだろ? だったら、諦めず彼女追いかけろってことだよ。」


    ジャン「いつまでもくよくよしてんじゃねぇ。 俺みたいにさ。」


    エレン「お前は、そんなんじゃねぇ。 強いやつだよ。」


    ジャン「どうかな? 俺は今でもたまに、離婚しねぇかなって思ったりしてるぞ?」


    エレン「そう思うのは、しょうがないんじゃねぇーの?」


    ジャン「だといいんだけどな。ハハッ」
  65. 65 : : 2014/03/22(土) 23:33:04
    ジャン「…俺さ、後悔してることあるんだよ。」


    エレン「?」


    ジャン「俺、あいつに自分の気持ち伝えられなかったんだ…。 それが、一番後悔してるんだ…。」


    エレン「そうか…」


    ジャン「お前は後悔すんなよ。」


    エレン「アルミンにも同じこと言われたなぁ。」


    ジャン「ハハッ。 そうだったか。」

  66. 66 : : 2014/03/22(土) 23:33:53
    エレン「俺さ、実は今行き詰まってるんだよ…。」


    ジャン「どういうことだよ?」


    エレン「電話したり、彼女の仕事先や家に行ったんだけど、もういなかったんだ。 だから……。」


    ジャン「諦めんのか?」


    エレン「!! ……」


    ジャン「そーかよ。 お前の彼女への気持ちはそんぐらいだったのかよ。」


    エレン「そんなことはない。」


    ジャン「だったら、探し続けろよ。 絶対この世界のどこかにいるんだ。 少しでも、希望があるなら進め!」


    エレン「あぁ、そうだな! ごめん。 俺、弱気になってた。」


    ジャン「分かりゃいいんだよ。」
  67. 67 : : 2014/03/22(土) 23:34:42
    ジャン「じゃあ、今日はこのくらいで帰るか。」


    エレン「朝まで飲むんじゃないのか?」


    ジャン「そんな暇あるんだったら、彼女探した方がいいだろ。」


    エレン「ごめん。 ありがとな!」


    ジャン「礼を言われるまでもねぇよ。」


    ジャン「まぁ、頑張れよ!」


    エレン「おう!」


    俺はジャンに後押ししてもらい、再び前に進めた気がする。


    もう挫折はしない。

  68. 68 : : 2014/03/22(土) 23:35:18
    俺は次の日から、彼女との思い出の場所に行ってみた。


    彼女と初めてデートした水族館。


    ドライブのときに行った、お店・景色が綺麗なスポットなど。



    数々の思い出を作った場所。


    振り返ってみると、どれも大切なものばかりだった。

  69. 69 : : 2014/03/22(土) 23:35:55
    しかしその場に彼女はいない。


    そしてその場で落胆する俺。


    どこにいるんだよ…?


    もう一度お前に会いたいよ…。


    そして想いを伝えたいよ…。


    なぁ?

  70. 70 : : 2014/03/22(土) 23:36:36

    ・・・・


    そして季節が巡り、夏。


    今までスーツを着ていたが、しばらくさよならをする。


    ネクタイをしず、カッターシャツのボタンを開ける。


    しかし暑い。


    もう夕方なのにな。


    今日も寝苦しい夜になりそうだな。


    いや、今日は違う意味で寝苦しいかもな…。
  71. 71 : : 2014/03/22(土) 23:37:26
    俺は今、駅のホームで電車を待っている。


    今日は、早く仕事を終わらせた。


    なぜなら、ある場所に向かうためだ。


    今日で全てが決まる。

  72. 72 : : 2014/03/22(土) 23:38:38
    ガタン ガタン ガタン ガタン


    俺は電車に乗り込んだ。


    期待と不安を胸に。


  73. 73 : : 2014/03/22(土) 23:39:38
    今日、8月28日。


    俺と彼女が付き合い始めた日。


    特別な記念日だった。


    俺が向かっているある場所とは海だ。


    俺が彼女に告白した大切な場所。


  74. 74 : : 2014/03/22(土) 23:40:51
    俺は今まで彼女を探し続けた。


    だが見つからなかった。


    だから、今日この日に賭ける。


    もし会えなかったら、彼女を探すのを最後にする。


    でも、後悔はしないだろう。


  75. 75 : : 2014/03/22(土) 23:41:24
    ○○駅〜 ○○駅〜


    電車を降りた頃には、もう辺りは真っ暗だった。


    そんな中、俺は海に向かって歩き始める。


    所々ある、街灯が辺りを照らしてくれる。

  76. 76 : : 2014/03/22(土) 23:42:22
    ザザー ザザー


    波打つ音が心地よく聞こえる。


    俺はポケットに手を入れ、ピンキーリングを握り締める。


    何度か捨てようと思った。


    だけど、彼女と会えるその日までと想い続け、今まで大切に持っていた。


    ポケットから手を出し、俺が告白したポイント辺りまで行ってみることにした。


    砂のせいで足場が悪くなかなか進めないが、ゆっくり一歩を踏み出す。



    そして真っ暗で視界が悪い。

  77. 77 : : 2014/03/22(土) 23:43:06
    そんな中一つの黒い影を見つけた。


    ゆっくりと近づく。



    あぁ、今日は髪を下ろしているんだな…。


    金色の髪が綺麗になびいてるよ。


    後ろ姿で分るよ?


    今日こうして君を見つけれるとは思ってなかった。

  78. 78 : : 2014/03/22(土) 23:43:49
    君と会えて嬉しいよ…。


    俺は君に会えることをずっと願ってた。


    そして、今日叶った。


    これって運命か何かかな?


    俺は歩みを止めた。


    俺がずっと愛している彼女。


    そしてその名を口にだす。
  79. 79 : : 2014/03/22(土) 23:47:50













    エレン「……アニ………。」







    To be continued
  80. 80 : : 2014/03/22(土) 23:49:10
    これにて、Reencounter編は終了となります。

    今まで読んで下さった方、ありがとうございます。

    次でこのお話は最後になると思います。

    読んで下さると嬉しいです。


    この作品に対するコメントもお待ちしております(*`・ω・)ゞ
  81. 81 : : 2014/03/22(土) 23:50:54
    最高です!!
    もう本当に最高です!!こういう感じが大好きな自分にとって最高に好きです!!!
    流石です!!!!!次も必ず読みます!!!読ませてください!!期待です!!
  82. 82 : : 2014/03/22(土) 23:55:37
    >>81
    EreAniさん、コメントありがとうございます(*`・ω・)ゞ

    そう言ってもらえて、嬉しいです(*-艸・*)
    テンション上がってます↑↑

    近いうちに続編書きます!
  83. 83 : : 2014/03/23(日) 02:23:00
    続きはないんですかね?
    続き気になります!
  84. 84 : : 2014/03/23(日) 10:26:33
    >>83
    そのうち書きますよ!
    いつかはまだ分かりませんが
  85. 85 : : 2014/03/23(日) 23:11:31
    期待!
  86. 86 : : 2014/03/23(日) 23:20:37
    >>85
    わぁ! ありがとうございます!!
  87. 87 : : 2014/03/23(日) 23:54:49
    アニ!アニだっ!期待が膨れ上がるっ!

    もう…マジ最高!
  88. 88 : : 2014/03/24(月) 02:36:16
    >>87
    読んで下さってありがとうございます(*`・ω・)ゞ

    彼女、誰にしようか最後まで悩んでたんですけど、やっぱりアニにしました!

    私もアニ好きなんでねw
  89. 89 : : 2014/03/24(月) 11:54:37
    続き↓

    http://www.ssnote.net/archives/12850
  90. 90 : : 2017/01/21(土) 18:43:56
    >>73 8月28日は俺の誕生日です!
        偶然ですね!
  91. 91 : : 2020/10/06(火) 13:10:26
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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葉月@久々

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