ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

俺は・・・誰かを救える兵士になる!(訓練兵時代)

    • Good
    • 3

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/02/26(水) 13:50:59
    初投稿です。


    ・オリキャラ2人出てきます。
    ・主人公オリキャラ。
    ・人類最強はリヴァイ兵長。
    ・作者の心は硝子です。荒らしは止めてください。
    ・SS初心者のため亀更新になると思います。


    以上の点を許せる方のみ、この作品を閲覧してください。
  2. 3 : : 2014/02/26(水) 14:00:55
    オリキャラ設定↓


    ユーリ・スパーダ(少年期) 男


    性格:陽気、調子乗り、イタズラ好き

    身長:エレンぐらい


    両親と妹との4人家族。




    アンリ・ビレトリア 男


    性格:陽気、残酷、イタズラ好き、根はお人好し。

    身長:エレンより少し高い


    シガンシナの嫌われ者。ユーリの友達。




    >>2 ありがとうございます!
  3. 4 : : 2014/02/26(水) 14:11:33
    ~845年~



    その日 人類は思い出した

    ヤツらに支配されていた恐怖を・・・

    鳥籠の中に囚われていた屈辱を・・・・・・












    ――――ただ一人の少年を除いて



  4. 5 : : 2014/02/26(水) 14:30:13



    ユーリ母「ユーリ~。ちょっと来てくれる~?」


    ユーリ「・・・なんだよ、母ちゃん。今から外に出るつもりだったのに。」


    ユーリ母「ごめんごめん。今日はたくさん畑でお野菜が採れたでしょ?・・・悪いんだけど、ご近所に配ってきて貰えないかしら。」


    ユーリ「いいけど。終わったらそのまま外で遊んで来てもいい?」


    ユーリ母「いいわよ。じゃ、お願いね。」ドサッ


    ユーリ(げっ、多いじゃん・・・。はぁ、めんどくせー。)ンショ
  5. 6 : : 2014/02/26(水) 15:09:51




    ユーリ妹「おにーちゃん!・・・どこ行くの?」


    ユーリ「おう、にーちゃんは野菜を配りに行くんだ。まぁ、1、2時間くらいで帰るから。良い子にしてるんだぞー。」ナデナデ


    ユーリ妹「うん!いってらっしゃーい!おにーちゃん!」


    ユーリ「ああ、行ってくるよ。」



    俺はユーリ・スパーダ。両親と妹との4人家族だ。

    父ちゃんは駐屯兵団の兵士で、飲んだくれのハンネスさん達をいつも叱っている。
    シガンシナ区の精鋭班の班長で、みんなに尊敬されてるんだ!すげぇだろ!?

    母ちゃんは家の畑を耕したり、俺たちのご飯を作ってくれる。怒ったときはこわい。・・・かなり。

    妹は俺の癒しだ。うん。かわいい。




    ~シガンシナ区 市街地~



    ユーリ「・・・はぁ。やっと終わった。」


    アンリ「よう、ユーリ!お前も混ざれよ。」


    悪ガキA「どうした異端者。悔しかったら殴り返してみろよ。」


    アルミン「そ、そんなことするもんか。そんなことしたらお前達と同レベルだっ!!」


    ユーリ「・・・うぜぇな。」ブン


    アルミン「っ!!・・・かはっ。」ゲホゲホ


    アンリ「ひゃはは!!いいね、いきなり鳩尾かよwww」


    ユーリ「・・・異端者が。調子乗ってんじゃねぇよ。お前みたいなのが外の世界になんて行けねーーってwww」


    アンリ「巨人の餌になって終わりだよ!!ひゃはははwww」
  6. 7 : : 2014/02/26(水) 17:36:53



    アルミン「うう・・・。僕が言っていることが正しいから、殴ることしか出来ないくせに・・・!!」


    悪ガキA「なんだと!!」


    悪ガキB「テメェ・・・、生意気なんだよ!!」


    アンリ「・・・ホント、言葉だけは一丁前だな。助けられてばっかりのくせにwww」


    アルミン「・・・ぐ!!」


    エレン「やめろおおおおお!!!」ダダダ


    ユーリ「来たな・・・。ずらかるぞ、アンリ。」ボソ


    アンリ「ん?おう、わかった。」


    俺たちは素早くその場を離れる。


    悪ガキA「バカが!また来やがった。」


    悪ガキB「返り討ちにしてやる!!」


    悪ガキC「お、おい・・・あれ!!」


    ミカサ「・・・・・・・・・・・・・・・。」ドドドドドド


    ミカサダ!! ニ、ニゲロオオーーー  アレ、アイツラドコイッタ?



    アンリ「やっぱりお前ずるいなwww」


    ユーリ「うるせぇ。あいつらに目を付けられたら面倒だろ?」


    アンリ「仲の良いアルミンをイジメてたら変わらねぇってwww」


    ユーリ「・・・。じゃあな。今日は帰るよ。」


    アンリ「ん?そうか、また明日な。」


    ユーリ「ああ、また明日・・・。」









    ――――いつも通りの明日が来ると思ってた。






    ――――また、変わらない毎日が来ると・・・思ってたんだ。
  7. 8 : : 2014/02/26(水) 18:02:59




    ピシャーーーーン!!!



    ユーリ「何だ!?地震か!?」ダダダ



    開けた道に出て見たモノは・・・巨人だった。



    ユーリ「・・・何だよ、アレは。」



    超大型巨人「・・・・・・・・・。」ドゴオオオン!!



    ヤツは壁の扉を蹴飛ばした。
    その衝撃で、扉の近くにいた人は皆死んでしまった。


    ――――そして、100年ぶりに・・・人類の前に巨人が現れた。



    ユーリ「・・・あ、あああ。」



    キョ、キョジンガハイッテクルゾオオ!! ニゲロ、ニゲロオオ!!



    ユーリ(足が竦んで動かねぇ・・・。でも、巨人が向かってる所には・・・家が!!)



    ユーリ「母さん、アイナ・・・!!」ダダダ




    俺は走り出した。巨人のことなんて、頭から消えていた。
    ただ、家族の無事を願って・・・家に向かって走ったんだ。




  8. 9 : : 2014/02/26(水) 18:28:17




    ~自宅 周辺~



    ユーリ「何だよ・・・これ。」



    目の前に広がっている光景は、地獄だった。



    周りを見れば巨人が人を喰っている。



    辺りから助けを求めた声が聞こえてくる。



    それら全部から目を背けた。





    ユーリ(ごめんなさい、ごめんなさい!!)





    心が締め付けられる・・・。



    罪悪感で胸がいっぱいになる。



    早く、母ちゃんに会いたい。



    早く、妹に会いたい。
















    ユーリ「・・・・・・・・・・・・。」













    家に戻った俺を待っていたのは・・・、






    冷たくなった妹と、そこで泣き崩れる母の姿だった。



  9. 11 : : 2014/02/26(水) 19:26:19




    ユーリ「・・・母さん。アイナは?」



    ユーリ母「ううっ・・・!!アイナ・・・!!」ポロポロ



    ユーリ「・・・アイナはどこにいるの?ああ、そっか。もう避難したんだね。俺たちも早く逃げよう。」グイッ



    ユーリ母「何言ってるの!!アイナはここにいるでしょ!!」



    ユーリ「・・・?何もないじゃないか。ははは、母さん。変なこと言わないでよ。」



    ユーリ母「・・・アンタ、本気で言ってるの?」



    ユーリ「早く行こう。・・・巨人が来るよ。」



    ユーリ母「・・・無理よ。母さんね、瓦礫で足が潰されて・・・歩けないの。」



    ユーリ「・・・俺が担いで行くよ。それなら大丈夫だろ?」






    ドシン ドシン




    13m級巨人「・・・・・・・・・・・・。」ニタァ



    ユーリ母「・・・!!逃げなさい!!!ユーリ!!!」



    ユーリ「・・・嫌だ!!母さんを置いていくなんて!!嫌だ!!!」



    ユーリ母「っ!!早く行きなさい!!」バシッ



    ユーリ「いっ・・・!!母さん!!!」



    ユーリ母「生きて・・・。」ニコ











    ――――それは・・・ユーリが見た中で最高の、母の笑顔だった。

  10. 12 : : 2014/02/26(水) 20:11:49




    13m級巨人「・・・・・・・・・・・・。」ガブッ



    ユーリ「・・・・・・・・・・・・はは、ははは。」



    ――――母さんは、そのまま巨人にタベラレタ。










    ユーリ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」















    ハンネス「生き残りは・・・いないのか?」



    ハンネス(ここは一番被害の大きい区域だ・・・。)



    ハンネス「・・・ん?あれは・・・。」



    ユーリ「・・・・・・・・・・・・・・・。」



    ハンネス「スパーダさんとこの・・・!」



    ハンネス「おい、ユーリ・・・だったか?大丈夫か!?」



    ユーリ「・・・・・・・・・・・・。」



    ハンネス「おい、どうしたってんだ、お前。」



    ユーリ「・・・・・・全部、忘れた。」



    ハンネス「・・・え?」



    ユーリ「自分がどんなやつだったかを忘れた。・・・家族だった人も忘れた。」



    ユーリ「覚えてるのは、生きろって言われたことだけ。誰だったのかは分からない。・・・だから、俺は死んじゃいけないんだ。その人の気持ちを・・・無駄に出来ないし。」



    ハンネス「・・・そうか。よく、がんばったな。」ポロポロ



    ユーリ「・・・どうしたの?」



    ハンネス「嬉しいんだよ・・・。生きていてくれてよ。みんな死んじまったけど・・・、お前みたいな若いやつが生き残ってくれて。本当に、よかった・・・!」




    そう言ったおじさんの顔は、どこか救われたようで・・・。とても綺麗に見えた。



    その顔が本当に綺麗だったから・・・そんな顔をしたいと思った。










    ――――いつか、この人のように笑えるように。












    ――――俺は、誰かを救える人になろう。



  11. 18 : : 2014/02/27(木) 07:51:32
    ユーリ・スパーダ(訓練兵時代)

    性格:冷静、無愛想、お人好し
    身長:169cm、61kg

    5年前より昔の記憶がない。
    家族が死んだことも忘れている。

    立体機動が抜群に上手い。
    対人格闘はエレンの少し下。
    体は鍛えているため、かなり体力がある。




    取り敢えずキャラ情報を更新
  12. 19 : : 2014/02/27(木) 14:38:17
    ~847年~






    キース「貴様は何者だ!!!」



    アルミン「シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!!」





    ~中略~




    キース「貴様は何者だ!!!」



    ユーリ「シガンシナ区出身!ユーリ・スパーダです!!」



    キース「何しにここへ来た!!」



    ユーリ「一人前の兵士になって・・・誰かを守れるようになりたいです。」


    キース「・・・そうか、今の貴様には難しいだろうな!!精々ここで実力をつけることだ!!!」


    ユーリ「ハッ!ありがとうございます!!!」



    ~中略~




    キース「以上で、第104期訓練兵団の入団式を終了する!以降は各教官の指示に従い、速やかに行動しろ!!」

  13. 20 : : 2014/02/27(木) 19:02:21




    ~その日の夜~



    コニー「なぁ、お前ら。シガンシナ出身だろ?」


    アルミン「そうだけど・・・。」


    エレン「それがどうかしたのか?」


    コニー「ってことは、見たんだろ!超大型巨人!!」




    向こうのテーブルで、シガンシナ区出身らしい2人に、確か・・・コニーってやつが超大型巨人?について聞き始めた。
    というか、超大型巨人って何だ?



    ユーリ「なぁ、お前ら・・・。超大型巨人って何なんだ?」







    シーン・・・・・・



    ユーリ(あれ、変なこと言ったかな・・・?)



    アルミン「えっと・・・君、ユーリだよね?あの日、君もシガンシナ区にいたじゃないか・・・。それに、超大型巨人を知らない人なんていないよ・・・。」



    クスクスクス・・・・



    アンリ「ひゃはははwwお前冗談なんて言うやつじゃないだろ・・・。――何があった?」


    エレン「お前は?」


    アンリ「・・・アンリだ。シガンシナの嫌われ者って言えば分かるか?」


    エレン「ああ!いっつもイタズラしてた!!」


    アンリ「んで、こいつの友人な訳なんだがよ・・・。おい、何口開けて呆然としてんだwww」ケラケラ


    ユーリ「えー、っとさ。みんな・・・俺のこと知ってるのか?」







    ユーリ「俺、お前らのこと知らないんだけど・・・。」
  14. 27 : : 2014/02/28(金) 13:09:41
    さて、友達はマルコ。(おまけでジャン)

    のんびり訓練兵時代を書いていこう。

    では、2時ごろから投下します
  15. 28 : : 2014/02/28(金) 13:55:05
    ~適正判断~


    教官A「お、やってるな。今回は筋がいいのが多そうだ。」



    ジャン(意外と簡単だな)ギチギチ


    サシャ(簡単ですね~)プラーンプラーン


    コニー(おお!出来てるぜ!俺って天才かも!!)ギチギチ





    教官B「教官、彼女は...」


    教官A「ああ、体の使い方を完全に分かっているようだな」




    ミカサ「..........。」ピタ



    教官A「む、もう一人いるな。飛び抜けて出来るのが」




    ユーリ(...こんなの必要あんのか?俺は強くなりたいのに...。)ピタリ





    教官B「す、すごいですね。あの二人。」


    教官B「あれ、彼は...?」


    教官A「人並み外れて出来る者がいれば...」




    エレン(何だよ、これ...?)ブラーンブラーン




    教官A「人並み外れて出来ない者もいる。」


  16. 29 : : 2014/02/28(金) 14:14:01



    キース「何をしとるか!!エレン・イェーガー!!さっさと体勢を整えろ!」


    エレン(そんなこと言われても...どうすりゃいいんだよ!)ブラーン


    アルミン「エレン、もう一度、最初からやってみたら?」


    ミカサ「そうするべき。...エレン。」


    エレン「...ああ、頼む。」




    ゴン!!エレーン!! イムシツニハコベ!!!





    ジャン「あいつwww口だけじゃんwwこんなのも出来ないなんてよww」


    ユーリ「そう言ってやるな、真面目にやってるんだからさ。」


    マルコ「彼の言う通りだよ、ジャン。」


    ユーリ「ん?あんたは...」


    マルコ「あ、ユーリだったよね?僕はマルコ・ボット。マルコでいいよ。」


    ユーリ「ああ、よろしくな。マルコ。」


    2人は握手を交わした。
  17. 30 : : 2014/02/28(金) 14:38:16






    ~その日の夜~



    エレン「情けねぇ…。あんなのも出来ないなんてよ。」


    アルミン「大丈夫だよ...。僕にだって出来たんだから...。」







    ユーリ「落ち込んでるなー、エレンってやつ。」ガツガツ


    ジャン「落ち着いて食えよ!スープ飛ばすな!」シッシッ


    マルコ「ははは、静かに食べなよ2人とも...。」パク


    マルコ「...う。か、辛ああああああああああい!
    !!!」バタバタ



    アンリ「~~~~~っwwww」ハラカカエ


    コニー「ん?どうした、腹でも痛いのか?



    サシャ「あ、いらないんですか!?パァン頂きますね!」ガブゥ


    コニー「ああ!この芋女!!アンリのパン食いやがって!!」ガタ


    アンリ「~~~~~~wwww」←それどころじゃない



    マルコ「誰だよ!僕のスープにタバスコ入れたのは!?舌がヒリヒリするじゃないか!!」




    ワーワー アンリ、キミカ!? ナンノコト...ブフーーww フザケルナーーー!!




    ガチャッ





    キース「今しがた大きな音がしたが...。誰か説明してもらおうか...。」ギロ



    ......
  18. 33 : : 2014/02/28(金) 19:24:22





    アンリ「サシャの放屁が臭かったんで・・・みんなが騒いでしまいました!」ハーイ


    サシャ「・・・・・・っ!!」ガーン



    ライナー「・・・クッwww」ププ


    ジャン「~~~~~www」プルプル



    キース「・・・貴様か。少しは慎みを覚えろ・・・!」バタン






    サシャ「・・・ひ、酷いじゃないですか!!!」ガタッ



    アンリ「うるせぇ!!俺のパン食っただろうが!!その報いだ!!」



    マルコ「アンリ、僕は君を許した訳じゃないからね!!」



    ユーリ「・・・・・・・・・・・・。ふぅ、ごちそうさま。」



    ジャン「・・・ひたすら食ってたな、お前。」



    ユーリ「飯の時間は飯のことしか考えないようにしてる。」












    エレン「・・・なぁ、お前ら。姿勢制御のコツを教えてくれねぇか?なぁ、頼むよ!」




    ジャン「俺は逆に教えて欲しいねぇ。あんな無様な姿晒しておいて、正気でいられる秘訣をよぉwww」



    マルコ「ジャン、言い過ぎだよ。・・・でも、ごめん。姿勢制御にコツと言われても・・・。」



    エレン「・・・・・・。そ、そうか。時間とらせて悪かったよ・・・。・・・行こうぜ、アルミン。」トボトボ



    アルミン「あっ、エレン!待ってよ~。」



    ジャン「・・・っw。見たか、マルコ。あいつの顔www」



    マルコ「・・・ったく、君ってヤツは。・・・それより、ユーリは?」



    ジャン「ああ、あいつなら・・・外を走ってくるって言ってたぞ。それよりもあいつの顔・・・wwww」



    マルコ(こんな時間から走りに行ったのか・・・。真面目だなぁ。)















    ~男子寮 廊下~




    エレン「・・・くそ、誰も教えてくれないじゃないか。」




    アルミン「明日に賭けるしかなさそうだね。大丈夫だよ!僕でさえ出来たんだから。」




    エレン「・・・もし、出来なかったら。俺は・・・また石ころを拾う生活に戻らないといけないのか・・・。」




    アルミン「エレン・・・。あれ?もしかして彼は・・・。」









  19. 36 : : 2014/02/28(金) 20:56:13





    エレン「...!ユーリ、そうだ。あいつもミカサ並みに上手かったよな!」ダダダ



    アルミン「ちょ...待ってよ!エレン!」ダダダ








    エレン「おい、ユーリー!!」



    ユーリ「エレン?それにアルミンも...。どうしたんだ。」アセフキ



    エレン「頼む!姿勢制御のコツを教えてくれ!この通りだ!!」アタマヲサゲル


    ユーリ「...悪いけど、あんなのにコツがあるとは思えない。普通にやったら出来たし。才能がないんじゃないか?」


    エレン「そ、そんな...。そこを何とか!!頼むよ!!!」


    アルミン「僕からも頼むよ。エレンに、何かアドバイスだけでも...。」


    ユーリ「う~ん、そうだな。ベルトの点検でもしたらどうだ?それと、ライナーとベルトルトってやつが上手だったはずだ。2人にも聞いたらいいんじゃないかな?」



    エレン「わかった!サンキュー、ユーリ!じゃあな!」ダダダ



    アルミン「あ、また行っちゃった...。じゃあ、また明日ね。」



    ユーリ「うん、また明日。」



    ユーリ「...さて、もう一走り行くか!!」








    ダダダ ライナー、ベルトルト イルカ!?









    アンリ「ベルトが破損してるって気付かねぇのかよwwwおもしれぇから黙ってよ♪」←壊した張本人


  20. 37 : : 2014/02/28(金) 21:27:38












    ~翌日~








    キース「準備はいいか?イェーガー?」




    エレン「...はい!」









    ヨシ、アゲロ!! ガラガラガラガラ






    アルミン(エレン...!)




    ライナー(がんばれよ...!!)





    ベルトルト(がんばれ!)









    エレン(やる!俺は絶対にやる!!俺には素質がねぇかもしれねぇけど...根性だけは誰にも負けねぇ!!理屈なんか知らん!!!根拠もない!!でも...俺にはこれしかねぇ!!!これが俺の武器だ!!!)ピタッ







    ユーリ(すげぇ!やりやがった、あいつ...。)





    アンリ(ちっ、つまんねー)








    エレン「やった、やったz...うわぁ!!!」ブラン




    エレン「そ、そんな!教官!自分は、まだ...!!」





    キース「下ろせ。」












    エレン「そ、そんな。俺は...俺は...!!!」





    アンリ(ひゃひゃひゃ、腹いてえっw)





    キース「ワグナー、イェーガーのベルトと交換しろ。」











    その後、エレンは見事、適正判断を通過した。そして、アンリは事情を知っていたのに黙っていたということで3日間の罰走を告げられた...。


  21. 38 : : 2014/02/28(金) 21:53:23








    コニー「あいつ、まだ走らされてんぞ。」





    サシャ「私以外の人が走ってるのを初めて見ました!」





    ユミル「そりゃ、まだ入団から3日しか経ってないからな。」





    クリスタ「あの人はどうして走ってるんだろ...。」





    アルミン「エレンのベルトが破損しているのを知っていたんだって。...でも、面白いから黙ってたって。」





    マルコ「ひどいね。」





    アルミン「彼はそういうやつなんだ。...昔は僕も色んなことをされたよ。」





    ユーリ「俺もされてたのかな、色んなこと。」ボソ





    サシャ「どうかしましたか?」





    ユーリ「いや、懲りないやつだと思ってさ。...それより、そろそろ飯の時間だぞ。」





    サシャ「そんな時間ですか!?先に行ってます!!!」




    コニー「な、マズイ!早く行かねぇと飯全部食われるぞ!!!」







    マテ!イモオンナァ!! マチマセン!! ミンナマッテヨー!










    ユーリ「やれやれ、俺たちも行こうぜ。アルミン、マルコ。」





    マルコ「そうだね、行こうか。」




    アルミン「うん!」(ユーリ、何か言ってたような...。気のせいかな。)


  22. 41 : : 2014/02/28(金) 23:41:23










    ~食堂~





    サシャ「はあぁぁ、美味しいです!」ガツガツ





    ミカサ「エレン、口にパンくずがついてる」フキフキ




    エレン「おい、止めろよ!自分で出来るっての!」





    アルミン「相変わらずだなぁ、ミカサは。」ハハハ





    ジャン「くっそ、あの野郎羨ましい!!」ギリギリ





    マルコ「お、落ち着きなよジャン。」





    ユーリ(...飯うめぇ)ガツガツ





    サシャ「ジャン、パァンいらないんですか!?」キラキラ





    ジャン「どうしてそうなるんだ、この芋女!って、おい待て!人のパンにかぶり付くなぁ!!!」





    ユーリ(パンうめぇ)ガツガツ





    マルコ(こんな状況でも微動だにしない君を心から尊敬するよ...。)


  23. 42 : : 2014/02/28(金) 23:59:11








    ユーリ(ってか、さっきからうるせぇな~)ガツガツガツガツ





    マルコ(さらに食べるスピードが速くなった...。)





    ジャン「てめぇ、ふざけんじゃねーぞ!!」ガタッ





    サシャ「隙を見せた方が悪いんですよ!」フーッ





    クリスタ「や、やめなよ2人とも...。」オロオロ





    ユミル「ほっとけよ、こいつらなんて。」





    ユーリ(激しく同意。)ウンウン ガツガツ





    マルコ(頷きながら食べてる...。)





    クリスタ「もお!そんなこと言ってないで止めてよ!」プンスカ





    ユミル「はいはい、私の天使。怒ってるとこも可愛いなぁ。」ナデナデ




    ライナー(結婚しよ...。)ツー




    ベルトルト(泣きながらパンを食べてる!?そ、そんなに美味しかったのかな...。)





    ユーリ(今日のパンはちょっと固いなぁ。)ガツガツ





    マルコ「...はっ!ちょっとそれ僕のパン!!」




  24. 45 : : 2014/03/01(土) 10:09:16








    ~グラウンド~





    キース「本日は、体力強化の訓練を行う!まずはグラウンド20周!行け!!」





    「「「「「「「「「ハッ!!」」」」」」」」ケイレイ










    ジャン「めんどくせーな...。おい、マルコ。適当に流そうぜ。」




    マルコ「どうしてだい、ジャン。そんなことしたら体力がつかないじゃないか。」





    ジャン「こんなもん大した得点にならねぇよ。こんなもんマジメにやって他の訓練に支障がでたら意味がねぇ...。俺たちは憲兵団になるんだ。配点の高い訓練で結果を出すのが重要だろ?」





    マルコ「確かにそうだけど...。」





    ジャン「決まりだな。...おい、ユーリ!一緒に走らねえか?」





    ユーリ「嫌だ。」プイ





    ジャン「な...どうしてだよ!」





    ユーリ「お前は適当に流すんだろ?...わりぃけど俺はお前みたいに器用じゃない。全部マジメにやるか、全部手を抜くかのどっちかなんだ。...俺はお前のそういうところだけは嫌いだ。じゃあな。」





    ジャン「...ちっ、何だよあいつ!偉そうに!」





    マルコ(ユーリ、悪いけど...僕はジャンと走るよ。)





    マルコ(僕は...憲兵団になりたいから。)


  25. 46 : : 2014/03/01(土) 10:21:20








    ユーリ(...ここは友達ゴッコする場所じゃない。競争する場だ。だから、ジャンの考えは間違ってない。...でも、俺は強くなりたいから。)





    ユーリ(強くなるために来たんだ...。あの日、救えなかった人達の分も...あの日生き残った俺が!頑張らなきゃいけないんだ!!)





    エレン(あいつ...いつもジャンとつるんでるから、不真面目なやつと思っていたが...。違うみたいだな。)





    ミカサ(エレンが私の隣を走っている...。やはりエレンと私は相思相愛。)




  26. 47 : : 2014/03/01(土) 10:33:38








    キース「アッカーマン、イェーガーともに18分35秒!続いて、スパーダ、ブラウン、フーバーともに18分53秒!」





    ユーリ「...ハァ、2人ともやるじゃねぇか。」ゼーゼー





    ライナー「バカ言え、お前が...こんなに走れるとは...思わなかったぞ。」ゼーゼー





    ベルトルト「2人とも...速いね。付いていくので精一杯だったよ。」ゼーゼーゼーゼー











    キース(スパーダがここまで走れるとは、な。...予想以上だ。)





    エレン(......)ジー


  27. 48 : : 2014/03/01(土) 10:47:34








    ~食堂~





    ジャン「くっそ、疲れた!飯だ飯!」





    アルミン「僕はまだ食べられそうにないよ...。」





    クリスタ「私も...少しキツいかな。」





    サシャ「いらないんですか!!?」ガバ





    ユミル「飯のこととなるといきなり出てくるな...お前。」ヤレヤレ





    アンリ「ほれ、とってこーい」ポイ





    サシャ「あれは...パァン!!」





    コニー「待て、芋女!そんな真っ赤なパンがあるわけ...!!」










    カ、カライデスウウウウ!!!!! ダカライッタンダ!!!








    アンリ「~~~~~~www」ゲラゲラ





    クリスタ「ちょっと!酷いよ、アンリ!」プンプン




    ユミル(天使...)




    アルミン(神様...)





    ジャン(女神だ...)









    ライナー(結婚したい。)ツー





    ベルトルト(今日のスープはそんなに美味しいのか!?)





    ユーリ(今日のスープは薄いな~)ガツガツ
  28. 52 : : 2014/03/01(土) 13:10:03








    ~三ヶ月後~








    キース「本日は午前に対人格闘、午後からは体力強化の訓練とする!」








    エレン「対人格闘か・・・。」





    ユーリ(・・・逃げよう。こいつとやるのは危険だ。)サササ





    エレン「ユーリ、やろうぜ!」





    ユーリ「お、おう・・・。(最悪だ・・・。)」








    ジャン「また、死に急ぎ野郎と組んでやがる。」




    マルコ「僕と組もうよ、ジャン。」




    ライナー「エレンは・・・また、ユーリとか。」




    ベルトルト「最近、あの2人仲いいよね。」クモウカ




    ライナー「ああ、今日も競争だ-、って言ってたな。」オウ















    エレン「ふっ!!」ドガッ





    ユーリ「うおっ!!」ドン!




    エレン「悪い、加減が出来なくてよ。」つ




    ユーリ「自覚はあるのな・・・。」ガシ












    エレン「なぁ、この訓練には意味があるのか?」




    ユーリ「は・・・?」
  29. 53 : : 2014/03/01(土) 16:48:25








    エレン「兵士が人なんか相手にしてよ・・・。」





    ライナー「何の話をしてるんだ、エレン。」





    エレン「ああ、こんな訓練に意味があるのかってさ。そもそも、獲物に素手で対応しようなんてバカな話だろ。」





    ユーリ「・・・まぁ、俺も常にナイフは身に付けてるな。」





    ライナー「・・・じゃあ、どうしろってんだ?」





    エレン「逃げりゃあいい。」





    ライナー「何とも無責任な・・・。」





    ユーリ「確かにこんな木剣じゃ変わらねぇよな。」





    エレン「こんなのは・・・上手くいったら運が良かっただけだ。・・・実際は上手くいかねぇのがほとんど。」





    ユーリ「・・・・・・・。」





    ライナー「お前の言いたいことは分かった。でも・・・やっぱり無責任だと思うぞ。」





    エレン「・・・え?」











    ライナー「俺たちは兵士だろ?」







  30. 54 : : 2014/03/01(土) 16:54:50






    ライナー「いくら不利な状況でも・・・逃げてはいけない時がある。守る対象が危険に晒されたとき・・・身を挺して守らなにゃならん。」





    ライナー「そんなときには、格闘術だろうが何だろうが・・・使いこなせる力を付けなきゃならんだろ?」





    ライナー「それが・・・兵士としての、力を持つ者の責任だと思う。」





    エレン「・・・・・・。」





    ユーリ(力を持つことの”責任”か・・・)


  31. 55 : : 2014/03/01(土) 17:25:12






    ライナー「お、あんなところに・・・。」





    エレン「ああ、アニか。またうまいことサボってんな。」




    ライナー「よし、あいつに兵士とはどうあるべきか・・・教えてやろうじゃねぇか。」





    ユーリ(遠慮しまーす)サササ





    ライナー「お前も来るんだよ!」ガシッ





    ユーリ「ええ、だりぃ・・・・。」ズルズル















    ライナー「おい、アニ!教官の頭突きは嫌か?」





    ユーリ「~~~~~~っwwww」ククッ





    エレン(アニが本気で怒ると・・・こんなにも恐ろしいのか・・・。)





    アニ「なぁ、アンタから来な・・・。スパーダ、だっけ・・・。」





    ユーリ「・・・え、やだよ。めんどくせぇし。」





    アニ「遠慮しなくていいって。」ドゴォ!!!





    ユーリ「へぶぅ!!」チーン





    エレン(うわぁ・・・)





    ライナー「次はお前だ!エレン!!」




    エレン「・・・。やり方は知ってるよな。・・・行くぞ!!」




    アニ「・・・・・・。」ヒュ




    エレン「いってぇぇぇぇぇ!!!」




    アニ「・・・・・・・・・」スタスタ





    エレン「ちょ、おい待て!これにはやり方ってもんが・・・。」





    アニ「・・・・・・・・。」ヒュ





    エレン「うっ!!!!」ドサ!!!





    ライナー「・・・・・・・・・・」




    アニ「最後はアンタだね・・・。」


  32. 56 : : 2014/03/01(土) 18:06:41








    ライナー「い、いや俺は・・・」





    ユーエレ「「ライナー、兵士としての責任を教えてやるんじゃなかったのか?」」












    ライナー「兵士には・・・引けない状況がある。今がその時だ!」





    ユーリ(さっきは・・・かっこいいと思ったけどよ。今のお前、心底かっこわるいぜ。)















    ライナー「」チーン









    エレン「それにしても、お前すげぇ技術だな・・・。」





    ユーリ「ああ、ちっちゃいのにすげーや・・・へぶうう!!!」ドサ





    アニ「・・・お父さんが。」





    エレン(無視なんだな)「そ、そうか。」




    アニ「もういいかい?」





    エレン「ああ!じゃ、じゃあな。」





    アニ「・・・・・・・。」プイ





    エレン(すごい技術だったな・・・。)



  33. 58 : : 2014/03/01(土) 18:26:05










    ~その日の夜 食堂~






    ユーリ「飯飯飯飯。」ダダダ





    サシャ「あ、負けませんよーー!!!」ダダダ





    ジャン「誰かあいつらを止めろ!パンがなくなるぞ!!」





    マルコ「相変わらずだね・・・。あの2人・・・。」





    ユーリ「失敬な!人の飯をとるわけないだろ!」





    アルミン「それを言うために戻ってきたの・・・?」





    ユミル「バカだな、やっぱり。」ヤレヤレ





    クリスタ「もう、ユミル。そんなこと言っちゃダメだよ!」





    ユミル「はいはい。やっぱり怒っても可愛いなぁ。」ナデナデ





    ユーリ「・・・・・・。」ボー





    エレン「ん?どうした、ユーリ。」





    ユーリ「・・・いや、何でもない。」





    コニー「何やってんだ!早く飯にしようぜ!!」





    ライナー「そうだな、早く食おう。」















    ユーリ(・・・気のせいか?あの子を見ていると・・・)


  34. 59 : : 2014/03/01(土) 18:33:11










    ユーリ(・・・何なんだ、この気持ちは。)





    サシャ「あ、食べないんですか?」キラキラ





    ユーリ「ん。」





    サシャ「パァン頂きますね!!」





    ユーリ「ん。」




    サシャ「わーい、いただk・・・・えっ?」





    マルコ(ユーリが!!)





    アルミン(パンを!!!)





    ジャン(誰かに!!!!)





    ライナー(譲った・・・だと!!!!!)









    全員((((ありえねぇ!!!!!!))))










  35. 60 : : 2014/03/01(土) 19:19:25










    サシャ「どうしたんですか!!?」ガバ





    ユーリ「・・・うお!何だよ?」





    アルミン「君の行動だよ!!ろくに食べてないじゃないか!!」





    コニー「俺でもすげぇことだって分かったぞ・・・。」





    エレン(そんなにすごいのか・・・?)キョトン





    ライナー「な、何か悩みでもあるのか?」





    ユーリ「いや、別にないけど・・・。」





    マルコ「いや!きっと何かあるよ!!君が食事に手を付けないなんて相当だ!!!」





    ジャン「・・・話ぐらいなら聞いてやるからよ。」マガオ





    ユミル「・・・こいつが真剣にこんなこというとはな。」





    ミカサ「少し、意外。」





    クリスタ「みんな・・・酷いよ・・・。」




  36. 61 : : 2014/03/01(土) 19:20:52
    クリスタのセリフ↓

    「2人とも・・・酷いよ・・・。」
  37. 64 : : 2014/03/01(土) 22:10:31
    それと...私は恋愛描写が苦手なので、カップリングの予定はないですが。

    カップリング有りがいい人はコメントください!
  38. 68 : : 2014/03/02(日) 09:12:59














    ユーリ(あの子を見ると・・・何だか妙な気分になる。)





    ユーリ(何だか・・・こう、胸にくるような・・・そんな感じだ。)





    ユーリ(この感じが・・・何なのかは分からないけど・・・)





    ユーリ(・・・誰かに話してみようかな。)
  39. 71 : : 2014/03/02(日) 09:56:09










    ~翌朝 食堂~








    ジャン「おい、ユーリ。もう大丈夫なのか?」





    ユーリ「んー?大丈夫だよ。・・・ありがとな。」





    アルミン(前から思っていたけど・・・ユーリは考え事をしている時、余り態度には出さない。前もそうだった。アンリの話をしているとき、何か言っていた。気のせいだと思ったけど・・・今では確信している。)





    マルコ「大丈夫かい?」





    ユーリ「みんな心配性だな~。大丈夫だって。」





    サシャ「ユーリ、パァンください!」





    ユーリ「うっせ、誰がやるかよ!」ガツガツ





    (((((元に戻ってる・・・)))))ホッ










    アンリ「おい、アルミン。」





    アルミン「!な、なんだい?」





    エレン「アンリがアルミンに話しかけるなんて・・・珍しいな。」





    ミカサ「訓練兵になってから一度も話してなかった。」





    コニー「お前!またアルミンをいじめようってか!?そうはさせねぇーぞ!」





    アンリ「そうじゃねぇーよ。俺が話したいのは・・・。」











    アンリ「あいつ・・・ユーリのことだ。」










  40. 72 : : 2014/03/02(日) 10:15:39










    アルミン「・・・そういえば、君は彼の親友だったね。」





    エレン「そういや、いつもつるんでたっけ。」





    コニー「こいつとユーリが・・・だめだ、想像出来ん。」





    アンリ「失礼なヤツだな、バカ。・・・こっちは真剣なんだ。」





    ミカサ「・・・本当に真剣に見える。話を聞いてあげるべき。」





    アルミン「・・・今日の座学の時間。少し話そうか。」





  41. 73 : : 2014/03/02(日) 10:41:32










    ~座学教室~







    ユーリ「・・・・・・・・・・・・zzZ」





    コニー「・・・・・・・・・・・・zzZ」





    サシャ「・・・カク・・・カク・・・・zzZ」





    ((((((バカだ・・・・・))))))






    アンリ「・・・ぶん、・・・えてねぇ・・・」





    アルミン「・・・・かい・・・・も・・・もってた・・」





    エレン「・・・のか・・・・まり・・・・ねぇ・・・」





    マルコ(何の話をしているんだろう?)





    教官「~~~。では、ここの問題を・・・キルシュタイン。」





    ジャン「ハッ。~~~~~~であります。」





    教官「・・・正解だ。今日はここまで・・・だが、そこの寝てる3人は補習だ。」





    ユーリ「・・・・・ハッ!!!!起きてます!」





    教官「・・・今起きただろう。周りを見てみろ。」





    ユーリ「・・・?」キョロキョロ





    「「「「「「「「じーーー」」」」」」」」





    ユーリ「はい・・・すんません。」




    教官「わかればいい。それでは、3名を残し解散とする!」




    「「「「「「ハッ!」」」」」」




    アルミン「・・・だ・・・・てた・・・」




    アンリ「・・・・な・・・・・だ・・・」









    教官(アルレルトが講義中に私語をするとは・・・大事なことなんだろうな。)














  42. 74 : : 2014/03/02(日) 11:07:40











    ~その日の夜~





    ユーリ「・・・・・・・」ガツガツ





    コニー「・・・・・・・」ガツガツ





    サシャ「・・・・・・・」ガツガツガツ





    ((((あいつら、あれから2時間残されてたな・・・))))





    ライナー「おい、ユーリ。巨人の弱点はどこか分かるか?」





    ベルトルト「止めなよ、ライナー。今は・・・その話は。」





    ユーコニサシャ「「「縦1m・・・幅10cm・・・」」」





    「「「「「「こ、答えた・・・だと!!」」」」」」





    ライナー「・・・これは相当・・・」




    ベルトルト「過酷だった、みたいだね。」




    ライナー(・・・ん?あそこだけやけに人が多いな。)










    ジャン「・・・・・・。」





    マルコ「・・・・・・。」





    エレン「・・・・・・(空気読んで黙ってる)。」





    アルミン「・・・その結論、しかないね。」





    アンリ「・・・・・・ああ。」




  43. 83 : : 2014/03/02(日) 13:29:09










    ライナー「お前ら、こんなに集まってどうしたんだ?」





    ベルトルト「確かに珍しいね・・・。何かあったの?」





    アルミン「・・・2人とも、ユーリに話があるんだ。呼んできて欲しいんだけど・・・」





    ライナー「ああ、わかった。」















    ユーリ「・・・何だよ、もう今日は寝たいんだけど・・・。」





    コニー「・・・ほんとだぜ、せっかく解放されたのによー。」





    アルミン「ごめんね、でもこれは大事な話なんだ・・・。」










           ナンダナンダ ドウシンタダ





    アンリ「全員集まっちまったか・・・。まぁいい。」





    アンリ「単刀直入に言う。お前・・・あの日より前の記憶がないだろ。」





    ユーリ「・・・・・・・・・・・・。」





    コニー「ん?何の話だ?」





    ジャン「コニー。少し黙ってろ・・・。」





    コニー「・・・お、おう。」





    ユーリ「何でそんなこと言うんだ?一時的にお前らのことを忘れてたからか?」





    アルミン「・・・それだけじゃないよ。」





    ユーリ「・・・どういうことだよ。」



  44. 84 : : 2014/03/02(日) 13:49:42










    アルミン「少し記憶がとんだだけなら・・・そこまで性格が変わったりしないよ。確かに例外はあるけど・・・、君はあの頃とは全くの別人に思えるんだ。」





    アンリ「俺もだ。・・・お前、昔はそんなに食事にがっつくタイプじゃなかったよな。それが、今では芋女の次に食に執着してる。」





    ユーリ「アンリ、それは・・・成長期だから・・!!」





    アンリ「・・・それによ、お前めんどくさがりだったよな。いっつもだりぃ、だりぃってさ。・・・おかしいとは思ってた。いつの間にそんな真面目なヤツになったんだよ。」





    ユーリ「・・・・・・。」





    アルミン「僕も、アンリほどじゃないけど・・・君のことは知ってるつもりだよ。誰よりもめんどくさがりで、誰よりも・・・友達思いのいいやつだよ!僕をイジメている振りをして悪ガキから・・・僕を守ってくれたよね!」





    エレン「・・・初耳だぞ、それ。」





    アルミン「エレンと友達になる前の話なんだ・・・。」













    ―――――初めて、外の世界を認めてくれた・・・友達が出来た日だ。




















  45. 85 : : 2014/03/02(日) 14:00:51








    アルミン(くそぉ、あいつら・・・外の世界に行きたいと思うのがそんなに悪いことなのか・・・!)グス





    ???「ごめんくださーい。」コンコン





    アルミン(そう言えば・・・おじいちゃんは外に行ってるんだったな・・・。)





    アルミン「はーい。」





    ユーリ「よう、えっと・・・アルレルトだっけ?」




    アルミン「アルミンでいいよ。君は・・・ユーリだよね。いつもアンリと一緒にいる・・・。」





    ユーリ「そうそう。あ、家の畑で採れた野菜。みんなに配って回ってたんだ。ここが最後。」ホイ




    アルミン「そうなんだ・・・。ありがとう。」





    ユーリ「・・・お前、今、暇か?」




    アルミン「・・・え?」




    ユーリ「・・・ちょっと来い。」




  46. 86 : : 2014/03/02(日) 14:15:13










    アルミン「ここは・・・?」





    ユーリ「俺のお気に入りの場所だ。」アルミンがフラグを建てたところ




    ユーリ「ここに来ると、つまんねーことを忘れられる。・・・アンリは嫌われてるだろ?だから・・・いつもつるんでる俺の陰口を言うやつが多いんだ。」





    ユーリ「そういうのを忘れたい時に、よくここへ来る。」





    アルミン「何だか落ち着く場所だね・・・。」





    ユーリ「・・・何かあったのか?浮かない顔をしていたが・・・。」




    アルミン「・・・外の世界に行きたいって言っただけで、異端者呼ばわりされたんだ。それに・・・イジメられた。」





    ユーリ「あいつらか。・・・効果はないかもしれんが考えがある。」




    アルミン「・・・え?」







  47. 87 : : 2014/03/02(日) 14:27:42








    悪ガキ「おらおら異端者!悔しかったらやり返せよ!」





    ???「ひゃひゃひゃwwwおもしれーことしてんじゃん。」





    悪ガキ「てめぇは・・・!!」





    アンリ「イジメってのはやり方があんだよ。」つカエル




    悪ガキ「何でカエル・・・?」




    アンリ「そいつの嫌いな生き物www」




    アルミン「か、カエル・・・」ガクブル











    ユーリ(アンリのやつに適当な生き物を持っていかせる。・・・全力でお前は嫌がる振りをしろ!)





    アンリ「ほーれほーれ、カエルさんだよーwww」




    アルミン「や、やめてくれーーー!!嫌だ!近づくな!」





    悪ガキ「へ、へへ。俺にもやらせろよ!」




    アルミン「やめてよ!うわああ!」




    アンリ(~~~www演技上手すぎワロタwww)


  48. 88 : : 2014/03/02(日) 14:36:23








    アルミン(後は・・・)





    ユーリ「おい、俺もまぜろ。」




    アンリ「遅かったな~www」













    ユーリ(後は俺がお前を殴る振りをする。・・・言わんでもわかるな?)










    ユーリ「おらぁ!!」ブン




    アルミン「うっ!!・・・がはっ。」





    悪ガキ「・・・・・・。」





    アンリ「わりぃけど、こいつは俺らの獲物だ。さっさと消えろ・・・。じゃねぇと、もっと酷い目に遭わすぞ!!」




    悪ガキ「・・・ちっ。行こうぜ!」










  49. 89 : : 2014/03/02(日) 14:52:28








    アルミン「ありがとう。・・・助けてくれて。」





    ユーリ「別にいいよ。やりたくてやったんだ。」





    アンリ「めんどくさがりのクセに・・・こういうことはしたがるよな。」




    アルミン「どうして、助けてくれたの?」





    ユーリ「・・・誰かが傷付いてるのを、黙って見ていられるほど俺は出来た人間じゃない。」





    アンリ「お前も中々可笑しいもんなww言ってやれよ、お前の夢。」





    アルミン「ユーリの、夢?」





    ユーリ「笑うなよ・・・。お前が外の世界を夢見るように・・・、俺にも夢がある。」










    ユーリ「俺は、皆が笑って過ごせるような世界をつくる!そのためには・・・今、苦しんでいる人をいつか救うことが必要だ。悔しいけど、今はそんな力はない。だから力をつけて、そんな人たちを救いたいんだ!何年、何十年、何百年かかろうとも・・・。」














    ユーリ「必ず、実現させる・・・!!」

  50. 91 : : 2014/03/02(日) 16:16:12











    アルミン「君が話してくれた夢の話が・・・どれだけ僕を励ましてくれたか・・・。
    だから、僕は君にとても感謝している!君に恩返しをしたいとも思ってる!・・・なのに、どうして・・・
    どうして君は、僕を、僕たちを頼ろうとしないんだ。」





    マルコ「そんなことがあったのか・・・。」





    ミカサ「じゃあ、あの頃・・・アルミンはイジメられていなかったの?」





    アルミン「悪ガキしかいないときはイジメられてたけど・・・ユーリがいる時は、振りをしていただけだよ。」





    エレン「・・・おい、ユーリ。」





    ユーリ「・・・ん?・・・!!」ドゴ!!





    ライナー「おい!何してんだ、エレン!」





    エレン「何があったか知らないけど・・・。お前のことをたくさん知ってるわけじゃない・・・。
    だけど、オレたちは・・・仲間じゃねぇか!!」





    ジャン「むかつくが・・・今回は死に急ぎ野郎と同意見だ。
    少しはオレたちを頼りやがれ!」





    マルコ「そうだよ!友達だろ!!」





    コニー「よく、わからねぇが・・・お前は仲間だぜ!ユーリ!」





    サシャ「そうですよ!!私たちに何でも話してください!!」





    クリスタ「私たち、もう大切な仲間だよ!」





    アンリ「ひゃひゃひゃwwwもうこんなにも仲間がいるじゃねぇか。・・・流石は俺の親友だ。」





    ソウダソウダ ナカマダゾ











    ユーリ「・・・・・・お前達・・・・・。」






    ユーリ「わかった・・・話すよ。俺のこと・・・全部。」










  51. 109 : : 2014/03/03(月) 13:42:48










    ユーリ「・・・お前達の言うとおり、俺は自分一人で抱え込みすぎたのかもな・・・。」





    アルミン「・・・話してくれ、君のことを。全部・・・。」





    ユーリ「アンリの言うとおり、俺にはあの日以前の記憶がない。何処が家のあった場所か・・・、誰と住んでいたのか・・・。
    もう分からないんだ。」





    エレン「あの日のことは覚えてるのか?」





    ユーリ「・・・これから話すのが、俺の覚えている原初の記憶だ・・・。」
  52. 111 : : 2014/03/03(月) 13:57:06














    ~ユーリの記憶~










    ――――人が死んでいく。
     









    周りを見れば、巨人。巨人。巨人。




    たくさんの人が喰われていく。助けを求める声がする。






    それら全てから・・・目をそらして。

     











    ――――ただ、ただ走り続けた。






    何処に行こうと思ったわけじゃない。





    助かりたいと・・・願ったわけでもない。







    ただ、ひたすら――――










    ――――こんな現実から・・・目をそらしたかった。

     
     
  53. 112 : : 2014/03/03(月) 14:06:41










    ――――どれくらい走ったのか。






    どうやら・・・辺りに巨人はいないらしい。






    ただ、人の気配も感じなかった。















    少し進んだところに・・・人がいた。






    その人は、腕に何かを抱いて泣いていた。






    その人に、俺は何を話したのか・・・、何を言われたのか・・・、余り覚えていない。





  54. 113 : : 2014/03/03(月) 14:11:20











    ――――でも、一言だけ・・・






    ――――あの言葉だけは覚えている。















    名前も、顔も・・・何もわからない人の言葉。
















    その人が最後に言った言葉――「生きて。」と。















    その言葉が、妙に心に響いたから・・・





    その人の気持ちを無駄にしないようにと・・・















    ――――今度は、”生きるため”に走り出した・・・















  55. 114 : : 2014/03/03(月) 14:21:30












    ――――しばらく経って・・・一人の兵士がやってきた。





    その人の名前は、ハンネスと言った。






    その人は「よかった。」と・・・





    「生きていてくれてありがとう。」と・・・





    泣きながら・・・俺に言ってくれた。





    その人の顔は・・・自分が救われたような、そんなことを感じさせるものだった。















    その人の顔が・・・綺麗だったから。
















    俺も――その人の様になりたいと思った。












    ――――その人の様に・・・いつか、笑えるように。
















    ――――俺は、誰かを救える兵士になろう、と。
















    ――――そう、思ったんだ。






  56. 118 : : 2014/03/03(月) 17:07:05

















    全員「「「「「「・・・・・・。」」」」」」






    ユーリ「これが・・・あの日の記憶だ。俺は、誰かを救える兵士になるためにここに来た。」





    アンリ(顔も知らない誰かってのは・・・多分、母親のことだろうな。)




    マルコ「・・・そんなに酷い状況だったんだ。シガンシナ区は・・・。」




    ライナー「・・・・・・。」





    ベルトルト「・・・・・・。」





    アニ「・・・・・・。」





    ジャン「ずっと・・・そんな地獄を。エレンや、アルミンそれにミカサも黙ってたってのか。」




    エレン「考え事ってのは・・・この記憶のことだったのか・・・。」




    コニー「そんな辛いこと・・・どうして黙ってたんだよ!」←よくわからなかった





    サシャ(はて、コニーは理解できたんでしょうか?)





    ユーリ(あれ、悩みってこれのことだっけ・・・?)





























    ユーリ(まあ、いいや。)スマンスマン









    ユーリと仲間との絆がかなり深まった!!




    ユーリは悩み事を忘れてしまった!!!










  57. 121 : : 2014/03/03(月) 23:13:26
    募集したオリキャラの中から5名選出しました!

    がんばって明日から書いていきます!










    ユウダイ・カネティック(19)男

    性格:真面目で、一匹狼
    身長:169㎝
    外見:銀髪で目は赤。左目に切り傷を負っている。
    概要:立体機動が特別得意というわけでもないが、ブレードの斬撃の深さは非凡なものがある。
    剣術を習得し『活人剣』の思想に行き着き「弱き者を救うため」に剣を振るうことを誓い 一人の悪を斬り多くを救う「一殺多生」を信条とする。
    格闘はアニと互角 。
    アニとエレンが(特にエレン)格闘や剣術について聞くと 「弱者を守りたいから」といつもごまかす 。

    硬化皮膚刀身を装備している。






    四星来 心屋 女

    性格、馬鹿、鈍感、とりあえず会話についていこうとする、かまってちゃん、臆病、ビビり、明るい、考えることをいつも放棄してる

    身長:137cm

    成績はビリ、ビリ、ビリ

    虐められている。でも虐められていることに気付いてない。
    よく男に間違えられる。
    喋り方も男っぽい、一人称は『僕』

    <>とくに目標はない。


    仲のいい人、コニー、サシャ、エレン、マルコ、ベルトルト(ベルトルトが好き)
    嫌いな人、無
    苦手な人、アルミン(何言ってるのか馬鹿だから理解できない)




    イジュギー・サイスキー 男

    身長168㎝
    体重63㎏

    性格 優しい、頭おかしい、奇行種大好き、でも、冷酷で冷静、人づきあいが得意

    特徴 茶髪、可愛い系男子

    実力 回転切りができる(脱出回転切りは無理)協調性が高め、頭脳戦は得意、暇人、立体起動は、普通の兵士と同じぐらいのスピード、最大5徹夜がてきる。

    仲のよい人…ほぼ全員

    嫌いな人…いない

    苦手な人…常識過ぎる人





    ヌー・フェリウス  男

    性格…見た目は怖いがとても優しい。しかし、見た目が怖いせいで今まで孤立していた。体もベルトルトより大きい。

    身長:204cm 体重:99kg

    黒髪黒目

    実力:全部上の下くらいのオールマイティー。

    仲の良い人:エレン等

    苦手な人:ユーリ、リヴァイ(2人とも身長が高いからという一方的な逆恨み)

    嫌いな人:人を傷付ける人(精神面の攻撃も含む)





    ミカエラ・フェラート 女
    145cm 1kg

    小さいときに危険民族の末裔であり、
    目の前でふ双子の弟を殺され以来外へ出なかったが、
    彼によって外へ出て、その彼に依存しているヤンデレで、それが男子に人気がある…………が、嫉妬深く、体力が無くておんぶしてもらうことが多い。で、寝る。
    銀髪の腰までのストレートで、赤い目
    不思議な人。マイペース。







    以上の5名。早ければ明日に出します。
  58. 122 : : 2014/03/03(月) 23:19:03
    先に断っておきます。
    オリキャラは絶対に死なないとは限りません。

    また、この訓練兵時代が終われば、
    (初陣~トロスト区奪還作戦)を執筆します。

    そして、土日までに訓練兵時代を終わらせるつもりです。

    応援よろしくお願いします!
  59. 126 : : 2014/03/04(火) 13:31:39










    ~入団から2年後~







    ユーリ「・・・久々の休日か。そういや、今日はコニーとサシャと一緒に遊ぶんだったな。」ソノマエニメシダ!






    ドン!






    ユーリ「・・・ってぇな。前見て歩いてんのか?」






    ???「・・・・・・。」ギロ





    ユーリ(・・・こえぇ。)





    ???「ご、ごめん。大丈夫だった?」アタフタ





    ユーリ「え・・・、ああ!大丈夫だぜ!」





    ユーリ(顔はこわいけど・・・優しいやつみたいだな。)





    ヌー「よければ、名前を教えてくれないかな?僕はヌー・フェリウス。ヌーでいいよ。」





    ユーリ「俺はユーリ・スパーダだ。ユーリって呼んでくれ。」




    ヌー「ごめんね、前を見てたら気付かなくて・・・。」←204cm





    ユーリ「・・・・・・。」←169cm





    ユーリ(俺、こいつ嫌い。)








  60. 128 : : 2014/03/04(火) 14:01:53






    ~食堂~






    ユーリ「おい、コニー。今日は何処に行くんだ?」





    コニー「・・・?何の話だ?」




    ユーリ「今日は一緒に出かけるだろーが。何処に行くんだよ!」




    コニー「・・・・・・ああ!忘れてたぜ。」





    サシャ「昨日約束したことも忘れるんですか~。コニーはバカですねぇ~w」




    ユーリ「全くだ。」


    エレン「なぁ!昨日の格闘術!誰に教わったんだ!?」




    ユウダイ「・・・弱者を助けたいから。努力した、それだけだ・・・。」




    エレン「へぇ~、そんなに強くなれるもんなのか・・・。」












    ジャン「・・・そういう時はな、一瞬だけ強めに吹かせばいい。慣性を利用した方が消費が少なくて済む。」





    心屋「へぇ~そうなんだ~(棒)」←話分かってない





    ライナー「流石はジャンだな。」




    ベルトルト(心屋って話についてこれてるのかな?)


















  61. 130 : : 2014/03/04(火) 14:21:06












    アルミン「ユーリの言うとおりだよ。ウォールマリア崩壊以前の立体機動術は少数派の調査兵団にしか必要とされていなかったからそのままだと立体機動術は衰退してしまうんだ。だから成績上位者は内地に行けるっていう付加価値を付けるしか~~~~~」









    マルコ「・・・・・・・・。」←聞いてない。








    イジュギー「そうなんだ~(棒)」←苦笑い







    ユーリ「なぁ、コニー何処に行く?」←自分で聞いといて無視







    アルミン「え、聞いてる?聞いてる?ユーリ。」←涙目








  62. 131 : : 2014/03/04(火) 14:43:04







    コニー「そうだな・・・街で食べ歩き!」





    サシャ「いいですね!!行きましょう!!」





    ユーリ「・・・まぁ、いいか。」















    ミカエラ(何で他の女と遊びに行くの?どうして私が誘っても一緒に出かけてくれないの?サシャとはいつも遊んでるでしょ?ユーリユーリユーリユーリユーリユーリユーリ・・・・・・・・・・・・)















    ユーリ(何だ!?急に寒気が・・・)ゾワッ




  63. 132 : : 2014/03/04(火) 15:06:39








    ~翌日 立体機動訓練~









    キース「本日は、立体機動訓練を行う!今回は殺傷能力を判断する訓練だ!
    ブレードを使った本格的な訓練となる!!しっかりと励め!!!」














    ユーリ「うっし、得意なの来た!!」





    ジャン「チッ、斬撃の深さじゃな・・・。」





    心屋「・・・終わった。僕の人生・・・短かったなぁ。」





    クリスタ「だ、大丈夫!?顔色が・・。」





    ユウダイ「・・・ふっ。」←不敵な笑み





    コニー(変なヤツだな、こいつ。)←人のことを言えないバカ















    キース「よし、行け!!」



  64. 134 : : 2014/03/04(火) 15:46:38







    ジャン「ふっ!」ズバッ





    ジャン(くそ、斬撃の深さじゃ点数を稼げそうにない・・・)




    ジャン(こうなりゃ・・・巨人を先に見つけるしかないか・・・。)




    ジャン「憲兵団になるのはオレだ!!」














  65. 139 : : 2014/03/04(火) 16:06:23








    コニー(くそ、ジャンのやつ・・・今日は見つからねぇな。)




    コニー「このままじゃ点数が・・あいつは・・・!」




    イジュギー「・・・はあ!」ギュルギュル ズバッ




    コニー(何だ、今の!回転しながら削いだぞ!)←突然解説を始めた



    コニー(とりあえず、あいつの後を追って巨人を横取りだ!)




    サシャ(あ、コニー。追いかけますよー!)



  66. 140 : : 2014/03/04(火) 16:08:34
    バカ二人は考えることが一緒
  67. 142 : : 2014/03/04(火) 16:17:16





    心屋「う、うわああああ。落ちるううう!!」




    ミカエラ「ちょ、止まらないよー!!」←軽すぎて制御が効かない




    アンリ(ひゃひゃひゃw・・・ほっとこ。)




    ユウダイ「はああ!!」ザンッ!




    アンリ(・・・結構深く斬ってるな。俺はあんなに出来ねぇが・・・。)




    アンリ「別に点数とかいらねぇしーw」


  68. 145 : : 2014/03/04(火) 19:57:31






    マルコ「目標、目の前ーー!」




    ユーリ「任せろ!」バシュ




    ユーリ「おらあああ!!!」ズバッ




    ユーリ「よっし、ノッテキターーー!」バシュ




    ヌー「やっ!!」ズバッ




    ヌー「よし、いい感じだ!」バシュ




    ユーリ「・・・・・・。」バシュ




    ヌー「よし、頂k・・・!?」ビュン




    ユーリ「遅いんだよ!」←未だに根に持ってる




    ヌー「く、くそ!」←もうあのことを忘れている




    マルコ(・・・ユーリ、何て迫力だ・・・!)←理由を知らない


  69. 146 : : 2014/03/04(火) 21:17:23








    ~その日の夜 食堂~





    エレン「今日のトップはユウダイか・・・。」




    アルミン「ユウダイは得意だよね、あれ。」




    ユーリ「・・・・・・。」ガツガツ




    ジャン「やっぱりこの訓練は苦手だ・・・。」ショボーン




    マルコ「あまり気にしちゃダメだよ。明日もあるからさ。」













    イジュギー「2人ともずるいよ・・・僕の見つけた巨人を・・・。」



    コニー「何言ってんだ。取られるお前が悪い。」




    サシャ「そうですよ。」ニヤニヤ




  70. 147 : : 2014/03/04(火) 21:26:28








    心屋「うう、また落ちそうになった・・・。」




    ミカエラ「ガスを吹かしすぎたよ・・・。」




    クリスタ「2人とも大丈夫・・・?」




    ユミル「ほっとけよ、いつものことだろ。」




    アンリ「そうそうwもはやベルトルトの寝相並みのな。」




    ベルトルト「ちょ、今はいいだろ!寝相のことなんか!」




    ライナー「まぁ、落ち着け。」









    心屋(ベルさんの寝相・・・///)




    アンリ(・・・なるほど、なw)←瞬時に理解






  71. 151 : : 2014/03/05(水) 14:45:21








    ~解散式 前日~














    ユーリ「今日が最後の訓練か・・・。」




    ジャン「あっという間だったな。」




    エレン「今日は午前中に立体機動。そして、午後からは各兵団の説明があるらしい。」



    アルミン「最後の訓練だからって、気を抜いたらダメだよ。」



    マルコ「みんな、早くしないと訓練に遅れるよ。」



  72. 152 : : 2014/03/05(水) 14:58:02








    ユーリ「・・・ふっ!!」ズバッ




    ユーリ(・・・よし、良い感じだ。)バシュ









    キース(ユーリ・スパーダ。立体機動においては歴代最高の評価であり、訓練時の集中力にも目を見張るものがある。
    しかし、座学、技巧術が足を引っ張り、最後まで成績が伸びなかった。)















    アンリ「・・・おらああ!!」バスッ




    アンリ(・・・ちっ。全然だめだ。)バシュ











    キース(アンリ・ビレトリア。特に才能があるわけでもなく、目立った成績も見られないが・・・
    その積極性と行動力はイェーガーに次ぐものである。)



  73. 153 : : 2014/03/05(水) 15:22:56








    ミカエラ(ふー、楽勝楽勝♪)ヒュン










    キース(ミカエラ・フェラート。自身の身軽さを活かした立体機動を得意とする。だが、体力面において兵士の基準に達していない。
    マイペースであり、若干協調性に欠ける。)















    心屋「わあああああ!!!」スパッ




    心屋「や、やった!初めて当たった!」











    キース(四星来 心屋。歴代に類を見ないほどの成績の悪さだが・・・その懸命な努力の姿勢はすばらしく、卒業を迎える。)




  74. 154 : : 2014/03/05(水) 15:55:43








    ユウダイ「・・・・はぁ!!」ザン




    ユウダイ「・・・次。」バシュ








    キース(ユウダイ・カネティック。格闘術、斬撃の進入角度には非の打ち所がない・・・。しかし、性格に難があり連帯性に欠けている。)











    イジュギー「ひゃっほーーーー!」ビューン




    イジュギー「いよいしょおおーーー!」ギュルギュル ズバッ










    キース(立体機動のセンスは凄まじいが、装置の性能を発揮できていないのが残念だ。
    また、頭脳においてもアルレルトに次ぐと聞く。
    しかし、突出したものは見られず成績に反映されなかった。)














    ヌー「はあああ!!」ズバッ




    ヌー「・・・まだまだ!!」バシュ









    キース(ヌー・フェリウス。あらゆる技術をそつなくこなすが・・・何が原因だろうか?周りから孤立している。
    また、何故だかスパーダ訓練兵に因縁を付けられている。)




  75. 155 : : 2014/03/05(水) 16:12:58











    キース(今期の訓練兵は、歴代最高の逸材が揃った凄まじい世代だ・・・。上位10名の選出は難しかったが・・・。
    やはり、この順位以外には考えられんな。)
















    ~その日の夜 食堂~





    エレン「ユーリ、お前はどの兵団を希望するんだ?」




    ユーリ「俺は、駐屯兵団にする。」




    エレン「え、何でだ!?お前の立体機動術は、調査兵団でこそ発揮されるぞ!!」



    ユーリ「ハンネスさんに聞いたんだけど・・・俺の親父は駐屯兵団にいるらしいんだ。だから・・・会ってみたい。
    それからのことは考えてないけど。・・まぁ、後のことはまた考えればいい。」



  76. 157 : : 2014/03/05(水) 16:37:36







    エレン「そうか・・・。」




    アルミン「お父さんに会えるといいね。」




    アンリ「俺は・・・調査兵団にする。変わり者は変人の巣窟へ、ってな。」



    ミカエラ「私は・・・駐屯兵団にしようかな。」




    コニー「ほんと、お前ってユーリにベッタリだな。」




    心屋「僕は憲兵団だよ!」キリ




    ベルトルト「ほ、本気で言ってるの・・・?」




    ライナー「察してやれ。」




  77. 158 : : 2014/03/05(水) 17:04:32







    ~成績発表~

    首席 ミカサ・アッカーマン
    二位 ライナー・ブラウン
    三位 ベルトルト・フーバー
    四位 アニ・レオンハート
    五位 エレン・イェーガー
    六位 ジャン・キルシュタイン
    七位 マルコ・ボット
    八位 コニー・スプリンガー
    九位 サシャ・ブラウス
    十位 クリスタ・レンズ




    キース「以上で解散式を終了する!」





    ユーリ(やっとここまで来た・・・!)




    ユーリ(必ず・・・俺は・・・!)









    ユーリ(誰かを救える・・・兵士になってやる!!!)















    ~訓練兵時代 完~
  78. 159 : : 2014/03/05(水) 17:09:10
    最後、少し手抜きですみません。
    続きですが、本格的に進めるのは土日になります。


    このような駄作ですが、これからもよろしくお願いします!
  79. 160 : : 2014/03/05(水) 17:44:48
    良かったです!
    駄作なんかじゃないですよ!
  80. 161 : : 2014/03/05(水) 21:33:00
    オリキャラのキャラが上手かった
    続編期待!そして応援!
  81. 162 : : 2014/03/05(水) 22:14:36
    >>160>>161
    ありがとうございます!

    続編は土日になりますが・・・期待して待っていてください!
  82. 163 : : 2014/03/05(水) 22:16:18
    まってるよ
  83. 164 : : 2014/03/05(水) 23:06:35
    それと・・・勿論続編で犠牲者が出ます。

    誰が犠牲になるか・・・それもお楽しみに。
  84. 165 : : 2014/03/06(木) 00:01:22
    続きのURLです↓
    http://www.ssnote.net/archives/11534
  85. 166 : : 2014/03/06(木) 19:01:14
    歴代に無い成績の悪さwww
  86. 167 : : 2023/07/08(土) 13:53:09
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
spanner

正義の味方@天使・・・

@spanner

この作品はシリーズ作品です

俺は・・・誰かを救える兵士になる! シリーズ

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場