フランスの老舗時計ブランド“LIP(リップ)は、新作壁掛時計“マッハ2000ウォールクロック”をリリースした。本作は、ブランドのレガシーを象徴する腕時計シリーズ“マッハ 2000”からインスパイアされたデザインを特徴としている。
“マッハ 2000”シリーズは、クォーツショックで時計業界が揺れた1970年代に、フランスのインダストリアルデザインの巨匠ロジェ・タロンが手がけた機械式腕時計だ。本作は、“マッハ2000”シリーズのデザインを、手首からリビング空間に拡張し、空間を彩る“ウォールアート”に再定義したプロダクトと言えるだろう。
リップを象徴する腕時計、“マッハ2000”シリーズのアイコンと言えるのが、左が半球、右が直線で構成した左右非対称のハーフムーン型のケースフォルムだ。
本作は、デザイナーのロジェ・タロンが“動き出しそうな流線形”と評したこのケースフォルムを継承しつつ、直径30cmのスケールで再構築している。1970年代フレンチ・アヴァンギャルドなデザインが、まるで彫刻作品のような存在感を放っている。


個性的なデザインに注目が集まりがちだが、装飾を省いたシンプルな文字盤は視認性も良好だ。マットブラックの文字盤に白の時分針とイエローの秒針を配置し、外周のインデックスと目盛りを明確に指し示す。高い視認性とグラフィック性を両立させたデザインは、タイムレスな魅力を感じさせる。

マッハシリーズで最もよく知られているのは、黄・青・赤のカラーリングを採用したリューズとボタンだろう。このクロノグラフを彩っていたアイコニックな黄・青・赤の球体のプッシャーは、“時を彩るリズムパーツ”へと進化し、壁面に鮮やかなアクセントを添えている。


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