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エレン「俺は高校生活のスタートを完全に失敗したと思う」

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  1. 1 : : 2014/02/15(土) 14:00:45

    「天使っぽい女の子とエレンの日常」シリーズの第3話です。

    http://www.ssnote.net/series/497
    ⇧シリーズ一覧のURLです。

    投稿が遅くなって申し訳ありませんm(_ _)m
  2. 2 : : 2014/02/15(土) 14:08:40
    期待なのだよぉぉぉ!
  3. 3 : : 2014/02/16(日) 01:29:42
    期待です!
  4. 4 : : 2014/02/16(日) 12:43:16
    期待でしゅ
  5. 5 : : 2014/02/16(日) 14:42:59
    期待なのです☆
  6. 6 : : 2014/02/16(日) 22:48:48
    ジリリリリリン!!



    カチッ



    エレン「」ムクッ




    朝である。
    今日から高校生活のスタートだ。
  7. 7 : : 2014/02/16(日) 22:49:07
    期待ありがとうございますm(_ _)m
  8. 8 : : 2014/02/16(日) 22:59:55




    そういえばクリスタはどうすんだろ。
    朝起きてこなかったけど学校は?
    まだ春休み継続中?
    うん、それでいいや。



    エレン「(深く考えると負けなのである)」スタスタ



    あ、1つ重要なことを忘れてた。



    エレン「母さん学校ってどこ?」


    カルラ「そうね、今からメモするから少し待ってなさい」カキカキ



    とりあえずあれだけは聞いておこう。



    エレン「学校って右?左?」


    カルラ「は?」


    エレン「いやだから家出てどっち?」


    カルラ「…右よ」カキカキ


    エレン「(マジか~)」ガックリ



    また右か…。
    俺はいつか左に進むことはできるのかな…。
    前に地球一周するって言ってただろって?
    あんなのはただの気持ちだ。



    カルラ「はい、書けたわよ。早く行きなさい」ピラッ


    エレン「へーい」パシッ



    開き直って左には行かないようにしようか。






    なんか嫌だな。

  9. 9 : : 2014/02/17(月) 18:15:05
    期待です
  10. 10 : : 2014/02/17(月) 18:44:54
    期待!
  11. 11 : : 2014/02/17(月) 21:52:44

    エレン「(えぇい!とりあえず右だ!!)」クルッ



    そういってチャリを漕ぐ。
    無意味に全力で。






    いやガチで無意味だわ。











    エレン「(えーっと、ここはどっちだ?)」ザッザッザッ



    メモを取り出す。
    疲れてるせいだろうか、
    目がかすんでよく見えない。



    エレン「(いや、これは…)」ザッザッザッ



    チラシの裏にシャーペン出書いてるから文字自体が霞んでいるのか。
    まぁそうだよね、そこまでまだ疲れてないし。



    エレン「(ってかシャーペンで書くなよあのバカ!!)」ザッザッザッ



    よし、決めた。
    今日の帰りにシャーペン10本買って帰る。
    家のありとあらゆる引き出しに入れてやる!








    エレン「ハァ、ハァ…!」ザッザッザッ



    俺の目の前には交差点がある。
    青い光を発したそれは先ほど点滅を始めた。
    いつもなら止まるんだけどな~、
    あいにく(無駄に)全力で漕いでいるのだ。



    エレン「(よし、行けるな)」ザッザッザッ



    うん、なんとか間に合いそうだな。
    せっかくスピードに乗れたんだ。
    殺したくないよね。





    ???「」スタスタ


    エレン「!!ちょ、待っ!!!」ギュッ



    キィィィイイ!!



    エレン「あ、危ねぇ…」ハァ、ハァ



    スピードじゃなくて人殺すところだった。
    ってかそこに道あったんだな。
    わかりずらいんだからミラーとかつけろよな。


  12. 12 : : 2014/02/18(火) 15:51:37


    ???「…」チラッ


    エレン「ん?」



    身長はクリスタよりちょい高め(つまりちっちゃい)な女の子がこっちを見てきた。
    因みに髪はブロンドである。
    よく見るとブレザーを着ている。
    同じ高校の生徒かな?



    ???「ねぇ」


    エレン「・・・・・え、俺?」


    ???「あんた以外に誰もいないよ」



    いや初対面だから仕方ないでしょうよ。



    エレン「えっと、何か?」


    ???「京楽高校の生徒?」



    今向かっているのは京楽高校である。



    エレン「いえ、違います」



    とっさに嘘をついてみる。
    まぁでも入学式前だしそうでもないか。



    ???「あんたの制服が京楽高校のものに見えるのは私の幻覚かい?」


    エレン「現実でしょうね」



    砂漠の蜃気楼じゃあるまいし。
    いやでも温暖化が進めば或いは…。




    ???「どうして私は初対面の相手に嘘をつかれてるのか、説明してくれない?」


    エレン「入学式前ですし、そういうこともありますよ」


    ???「偶然だね。私も今日入学するんだよ」


    エレン「へー、これから3年間、よろしくお願いしますね」


    ???「ご丁寧にどうも」


    エレン「では、信号が青になりましたので、これにて失礼」


    ???「京楽高校に行くのかい?」


    エレン「もちろん」



    因みに嘘ではない。
    俺は正直者なのさ!



    エレン「(…説得力皆無だわ)」グッ


    ???「なるほど、ね!」ストッ



    多生の圧力が荷台にかかり
    後輪を軽く跳ねさせる。



    エレン「…」


    ???「どうしたんだい?早くしないとまた赤になるよ」


    エレン「その原因を作り出しているのは自分だとご理解いただきたい」


    ???「気にせず自転車を漕ぐことをお勧めするよ」


    エレン「いや~荷台の重量感がなんとも」


    ???「女子に体重の話をするなんてマナーがなってないね。ほら、早く漕ぎな」


    エレン「あーはいはい。行きますよ、行けばいいんだろ行けば!」グッ



    なんだこいつは。
    普通乗るか?
    そりゃ歩くよりは楽だろうけどさ、
    僕たち初対面だからね?


  13. 13 : : 2014/02/18(火) 18:48:22
    期待なのだよ☆
  14. 14 : : 2014/02/18(火) 19:45:53
    女の子は誰なんだぁぁ気になるぅー!
  15. 15 : : 2014/02/18(火) 19:50:00
    >>14どう考えてもアニでしょ
  16. 16 : : 2014/02/18(火) 23:34:00

    エレン「で?」サー


    ???「ん?」


    エレン「タメなんだろ?自己紹介ぐらいしといてもいいんじゃないか?」サー


    ???「じゃあまずあんたから名乗りな」


    エレン「エレン・イェーガーだ」サー


    ???「気が向いたら覚えとくよ」



    なぜ覚えない可能性があるのか聞きたい。



    エレン「そりゃどうも」サー


    ???「…」


    エレン「…」サー


    ???「…」


    エレン「おい」サー


    ???「なんだい?」


    エレン「俺が名乗ったんだからそっちも名乗れよ」サー


    ???「匿名希望で」


    エレン「珍しい名前だな。どっからどこまでがファーストネームなのかもわかんねぇよ」サー


    ???「“き”までがファーストネームだよ」


    トクメイキ・ボウ…
    アホらし。



    エレン「へー。じゃあ坊さんだな」サー


    坊さん?「そうだね」



    家で木魚でも叩いてろ!


  17. 17 : : 2014/02/19(水) 00:11:10
    これは、エレアニかな?

    期待!
  18. 18 : : 2014/02/19(水) 15:34:27


          ~京楽高校・校門~



    キィィ!



    エレン「坊さん、着いたぞ」


    坊さん?「ん、ありがと。じゃあね」スタッ、スタスタ



    あいつとは別のクラスであることを願おう。
    さて、チャリ置き場は…



    エレン「(周りの奴について行けばいいか)」グッ



    京楽駅で学んだことがある。
    流されるのも悪くないということだ。
    俺は非凡な人間なのである。






    主人公には向いてないようだ。








    キィィ、ガシャガシャン



    駐輪完了。
    さて、職員室行かなくちゃな。







    スタスタ



    エレン「!(…発見!)」スタスタ



    ガラガラ



    エレン「(えーっと)」キョロキョロ



    スタスタ


    エレン「あ、すいません」


    教師「ん?どうしたの?」


    エレン「ハンネス先生はいますか?」


    教師「その先生なら…、あ!いたわよ。奥から2番目の列の右端の机にいる人よ」


    エレン「ありがとうございます」


    教師「はい、それじゃ」スタスタ


    エレン「(あの人が担任か…)」スタスタ



    事前に聞かされてたのだが、
    俺は入学式には参加しなくてもいいらしい。
    理由は知らん。
    とりあえずラッキーなのだ!




    ーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーー




    エレン「(アンラッキーだ…)」トボトボ



    控え室に連れて行かれたはいいんだが、
    何でハンネス先生と2人きりで
    小1時間も過ごさないといけなかったんだよ!
    無駄に疲れるわ!






    ハンネス「っと、ここだここ」クルッ



    あんた今教室ちょっと通り過ぎてたな?
    大丈夫かよ…。



    ハンネス「とりあえずここで待っててくれ。中から呼んだら入って自己紹介してくれな」


    エレン「わかりました」


    ハンネス「んじゃ行ってくる」



    いってらっしゃい



    ガラガラ


    オマエラセキニツケー



    エレン「(うーむ、自己紹介か)」



    ここでインパクトのあることを言えたら
    高校生活がガラッと変わるんだろうなぁ。

  19. 19 : : 2014/02/20(木) 01:03:52
    >>15一応気づいてはいました笑
  20. 20 : : 2014/02/20(木) 09:44:16



    エレン「エレン・イェーガーです。よろしくお願いします」



    現実なんてこんなもんさ。
    どーせ主人公キャラじゃありませんよ。





    何だろう。
    とても悲しい。



    ハンネス「ん、じゃあ、空いてる席に着いてくれ」


    エレン「はい(俺の席は…)」キョロキョロ




    一番後ろの右端!
    いいね♪



    エレン「(ん?)」チラッ


    坊さん?「ん?」


    ハンネス「ほら、早く座れ」


    エレン「あ、すみません」スタスタ‥




    坊さん?「」ジー




    エレン「」スタスタ、ストッ




    坊さん?「あんた、まさか私の隣だったとはね」クスクス


    エレン「現実逃避中につき、話しかけないでいただきたい」


    坊さん?「いいじゃないか。仲良くしよう」


    エレン「それは俺をタクシー代わりとして使用するって言う宣言か?」


    坊さん?「」ニヤニヤ



    否定せんかい!!
    何ニヤニヤしてんだよ!
    仲良くってんなら名前教えやがれ!



    エレン「とりあえずもう名前教えてくれてもいいんじゃないか?」イライラ


    坊さん?「さっき教えたじゃないか」


    エレン「じゃあ木魚だせ」


    坊さん?「木魚ってなんだい?」



    俺この学校辞めたいな…。
  21. 21 : : 2014/02/20(木) 10:05:37
    期待!!!
  22. 22 : : 2014/02/20(木) 12:39:46

    ーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーー





    ハンネス「教科書とか全員貰ったな~?じゃあ今日は帰っていいぞ」



    今日は高校生活1日目。
    よって教科書等を配られて終わる。
    つまりなにが言いたいか、
    つまんなかったってことだ。



    ワイワイ、ガヤガヤ


    エレン「(やっぱグループ出来てんのな)」ポリポリ



    2度目だと思うが、ここは中高一貫なのだ。
    結果、初見の顔は俺のみという状況。
    転校生特有の孤独感を味わっております。



    坊さん?「あんた、もう帰るかい?」



    あ、そういえばこいつがいたな。
    未だに名前のわからん知り合いだが。





    でも名前知らないんだったら知り合いって言ないような気も…。



    エレン「…」


    坊さん?「はぁ~、名前だっけ?」



    何でため息つかれてんだろ。
    俺がわがまま言ってるみたいじゃねぇか。



    坊さん?「アニだよ。ちゃんと覚えときな」



    兄?



    エレン「俺は一人っ子だ」


    アニ「聞いてないんだけど」




    エレン「・・・・・」




    アニ「さぁ、ちゃんと名乗ったんだ。質問に答えてくれる?」


    エレン「何だっけ?」


    アニ「今から帰るのかい?」


    エレン「そうだけど?」


    アニ「よし、じゃあ一緒に帰ろうか」


    エレン「」ジー


    アニ「その目はなんだい?」


    エレン「お前、家まで送れとか言うんじゃないよな?」


    アニ「私がそんなこと言う人間に見えるかい?」


    エレン「見えるというか…、そのものだろ」


    アニ「あんた、人を見る目無いね」



    誰かこいつの話し相手をしてくれ。
    その間に俺は逃げるからさ。

  23. 23 : : 2014/02/20(木) 17:44:12
    続きが気になるぅー!
    期待です!
  24. 24 : : 2014/02/20(木) 19:53:58
    期待なのだよ☆
  25. 25 : : 2014/02/20(木) 20:36:49
    期待感謝です。
    予定としては明日の8時頃までにはこのスレを終わらせる感じで行きますので。
  26. 26 : : 2014/02/20(木) 20:37:01

    アニ「」スタスタ


    エレン「」スタスタ



    ってなわけで下校中だ。
    もちろんアニの相手をする勇者なんて出てこなかった。
    世界は俺を見捨てたのだ!



    エレン「(とまぁ自分の不幸を世界のせいにしてみたり…)」スタスタ


    アニ「エレン君?」スタスタ


    エレン「エレンでいいよ」スタスタ


    アニ「じゃあエレン、どこから転校してきたんだい?」スタスタ


    エレン「ド田舎。高校が無いくらいのね」スタスタ


    アニ「ド田舎じゃないか」スタスタ


    エレン「だから今そう言ったじゃないか」スタスタ


    アニ「あれ、そうだったかい?」スタスタ



    こいつは人の話を聞けないのか?
    または聞く気がないのか…。





    どっちにしろタチ悪すぎだな。



    エレン「……俺以外に転校生っているのか?」スタスタ


    アニ「いないだろうね」スタスタ



    たった今俺の孤立が確定された。



    アニ「うちの学校は転校生とかとらないからね」スタスタ


    エレン「は?じゃあ何で俺入れたんだろ…?」スタスタ


    アニ「中学の時1人中退した子がいてね、多分その穴埋め的なことだと思うよ」スタスタ



    俺は穴埋め要員かよ!



    エレン「中学で中退って珍しいな」スタスタ


    アニ「………色々あったんだよ」スタスタ


    エレン「ふーん。……あ!アニ、この辺に文房具屋ってあるか?」スタスタ


    アニ「それだったら…ほらそこの角曲がったらすぐだよ」


    エレン「俺寄ってくけど、どうする?」


    アニ「良かったらついてくよ?」


    エレン「…別にいいけど」


    アニ「じゃあ行こうか」スタスタ



    なんでアニはこんなに俺に絡むんだろうか?
    今日初めて会ったはずなんだが…。
  27. 27 : : 2014/02/21(金) 13:13:23


          ~文房具屋~




    エレン「えーっと……!あった」ピタッ


    アニ「ボールペン持ってないのかい?」


    エレン「そう言うわけでもないんだけどな」ガバッ


    アニ「……ねぇ、何でそんなに鷲掴みしてんの?」


    エレン「これ全部買うから」


    アニ「本気で言ってる?」


    エレン「大真面目」


    アニ「理由を聞こうか」


    エレン「家庭の事情です」



    因みに母さんがチラシにシャーペンで文字を書いたためです。



    アニ「かなり特殊な事情を抱えてるんだね」


    エレン「まぁ、それなりに」



    特殊な天使も抱えております。
    頼んだら引き取ってくれるかな?





    無理だよね。

  28. 28 : : 2014/02/21(金) 15:10:17

    ウィーン
    アリガトウゴザイマシター



    エレン「2000円持ってかれた…」ズーン



    野口英夫よ、お前(たち)の犠牲は無駄にはしない。
    必ず母さんにボールペンを握らせてやる!!



    アニ「そりゃ10本以上買えばそうなるよ」


    エレン「……全然考えてなかったんだよ」トボトボ


    アニ「万引きする気満々だったってことでいいかい?」スタスタ


    エレン「俺は善良な一般市民だ!」スタスタ


    アニ「つまり主人公キャラでは無いってことね」スタスタ


    エレン「(…こいつ)」スタスタ



    的確にちょっと気にしてることをえぐってきやがる!



    エレン「……脇役キャラな俺は自転車漕いですぐにでも家に帰りたいんだが」スタスタ


    アニ「いいよ。行きなよ」ピタッ




    エレン「ヘ?」ピタッ



    アニ「帰っていいって言ってるんだよ」




    なんか今度はあっさりしてるな。




    エレン「じゃあ帰るぞ?」



    アニ「ん、じゃあね」




    エレン「………」




    アニ「早く行きなよ」



    エレン「やっぱ歩く。行くぞ」スタスタ




    アニ「自転車漕いですぐにでも家に帰るんじゃなかったのかい?」スタスタ




    エレン「……最近運動不足だからな」スタスタ



    アニ「サイクリングって健康にいいらしいね」スタスタ



    エレン「へぇ、初耳だな。俺はウォーキングに勝るものはないと思うけど」スタスタ





    アニ「あんた、やっぱり主人公キャラだね」ボソッ


    エレン「なんか言ったか?」




    アニ「見た目から性格がにじみ出てるから気をつけなよ」スタスタ


    エレン「はぁ?どういう意味だよ」スタスタ


    アニ「自分で考えな、高校生」スタスタ


    なんかムカつく。
    やっぱ帰ろうか。








    アニ「じゃあね、私こっちだから」スタスタ


    エレン「ん、じゃあな」


    結局朝の交差点まで歩く俺。
    何だかな~。
    この性格は損をしそうな予感。


    エレン「(まぁいいや。足かせがとれたことだし帰ろ)」グッ


    あ、因みに全力では漕ぎませんよ。
    朝に前科一犯を背負うところだったので。

  29. 29 : : 2014/02/21(金) 19:01:59

    キィィ


    エレン「ふぅ、とーちゃく」スタッ


    何事もなく家に帰還。
    いや、この言い方はちょっと危険だな。
    何かあるのが普通みたいに聞こえる…。





    ガチャ、バタン


    エレン「(つーかホンットーに何なんだろうな、アニって子は)」スタスタ



    何度も言うが初対面だぞ?
    まぁ、おかげで孤独感は無かったけどさ、
    なかなかストレスを俺に与えてくるんだよな。



    エレン「(これから3年間はこんな日々が続くのか…)」スタスタ



    朝からやり直したいな。
    元はといえば俺が全力で自転車を
    漕いでたのがいけないんだよ。
    無意味っつーか悪い方に働きやがった。



    エレン「(……のど乾いたな)麦茶あったっけ?」バッ



    ………無い。
    変わりにビールが3本。





    だから何だ。



    エレン「はぁ~。引き出しにボールペンでも突っ込んどくか」バタン



    ゴソゴソ



    エレン「ん?」



    赤ペンが混じってる。
    ってこれだけ500円じゃねぇか!!
    あーくそ!
    これからの生活が本気で心配な高1の春。
    笑えねー。



    エレン「(もういい。何も考えない)」ガサガサゴソゴソ




    ーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーー




    エレン「ここで最後か」ゴソゴソ



    ん?
    保険証?
    3つってことは俺と母さん、あとクリスタか。



    エレン「(…そういえば俺ってクリスタのフルネーム知らねえよな)」



    ちょっと気になるな。



    エレン「これは俺ので…母さんので…、これか」パシッ



    えーっと?





    クリスタ…レンズか。
















    エレン「レ、ンズ…?」サァーー











    レンズって、お前……、







    それじゃあ!









    エレン「クリスタの両親は…」ドクン!ドクン!














    心臓の送り出す血流が勢いを増す。










    汗が額にこびりつく。










    浅い呼吸が細かいリズムを刻む。

















    エレン「・・・・・・死んでるのか?」

  30. 30 : : 2014/02/21(金) 19:03:16
    はい、ここまでですね。
    次回もお楽しみに~。

    あ、もちろんURLは貼りますのでm(_ _)m
  31. 31 : : 2014/02/21(金) 20:16:06
    面白かった!
    次も期待なのだよしんしん☆
  32. 32 : : 2014/02/21(金) 20:43:10
    なん…だと…
  33. 33 : : 2014/02/21(金) 22:16:27
    ドキドキする~‼ んーっ期待‼
  34. 34 : : 2014/02/21(金) 22:40:43
    期待!!!
  35. 35 : : 2014/02/21(金) 23:20:20
    期待期待期待期待期待期待期待期待!!(@^∇^@)
  36. 36 : : 2014/02/22(土) 00:36:43
    つ、続きがぁぁぁ!!
    期待です!
  37. 37 : : 2014/02/22(土) 19:26:02
    面白すぎる
  38. 38 : : 2014/02/22(土) 20:58:23
    すげーよかったです!次作にも期待!
  39. 39 : : 2014/02/22(土) 21:57:39
    面白かったです!次の作品も期待です!
  40. 40 : : 2014/02/22(土) 21:58:26
    ↑なぜか名無しになっていた…
  41. 41 : : 2014/02/23(日) 13:49:02
    面白過ぎる
  42. 42 : : 2014/02/24(月) 21:27:43
    続きが気になります!

    そして期待してます♪
  43. 43 : : 2014/02/26(水) 17:07:47
    期待感謝です。

    http://www.ssnote.net/archives/11000
    ⇧次回作のURLです。
  44. 44 : : 2014/02/27(木) 05:17:58
    ⇧のは消しました。

    http://www.ssnote.net/archives/11038#thread-bottom-navigation
    ⇧これが新しいのです。
  45. 45 : : 2018/03/23(金) 21:03:24
    ゆりりりりりりりり






























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tark6175

イェーガーの進撃@書きため中

@tark6175

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天使っぽい女の子とエレンの日常 シリーズ

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