トム「まずトムって誰だよって思う奴が大半だろうな。そんな名前の奴進撃の巨人のキャラにいたかって疑うやつの方が圧倒的に多いだろう」



トム「俺は最初の方に出てきた一コマで死んだ訓練兵だ。トロスト区防衛戦の時に、ガスを補給するために巨人と戦いつかまれて喰われた」



トム「俺の他にも巨人に喰われている奴らが大勢いたな。俺たちの犠牲のおかげで他の訓練兵は救われたんだ」




トム「確かジャン・キルシュタインが俺たちが犠牲になってる間に本部に突っ込めと指示をしていたな。つまり今活躍してる奴らは俺たちという尊い犠牲の上に成り立っているということだ」





トム「俺が主役になれないのはいい意味でも悪い意味でも平凡な人生だからだろう。レギュラーのアイツらと比べたら、俺の人生は薄っぺらいからな」




トム「だが平凡な人間が主役の物語だって悪くないだろ?」




トム「そういうのがあってもいいはずだ。実際作品の数は少ないが、あるんだよな」




トム「でもやっぱり凡人が主役じゃつまらんよな。特別な奴らが主役になった方が物語は面白くなる」