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先生「今から補習を始めます」

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  1. 1 : : 2016/06/14(火) 00:33:26


    先生「今から補習を始めます」





    女生徒「なるほど、先生と恋の補習ですね」





    先生「いいえ、現代文です」





    女生徒「なるほど、先生にラブレター文を書くんですね」





    先生「いいえ、そんな文聞いたこともないし書きません」





    女生徒「先生彼女いますか!?」






    先生「いません。補習を受けてください」





    女生徒「付き合ってください!」






    先生「すいません、彼女います」






    女生徒「振り方雑いや!すごい!」
  2. 2 : : 2016/06/14(火) 07:03:46
    期待!!
  3. 3 : : 2016/06/14(火) 07:31:44


    先生「今から補習を始めます」





    女生徒「今日こそ先生と恋の補習ですね?」





    先生「いいえ、数学です」





    女生徒「先生と恋が起きる確率を求めるんですね!」





    先生「10回中0回の確率で起こりませんね」





    女生徒「ふふ、そんな事言って私の体見てるじゃないですか!」





    先生「貧乳に要はない」





    女生徒「先生刺さってます。痛いです」




    先生「大丈夫。死にはしないよ。おっぱいは死んでるけどな」





    女生徒「泣いていいですか?」
  4. 4 : : 2016/06/14(火) 20:10:42


    先生「今から補習を始めます」





    女生徒「ついに……ついに来たか!我が婿よ!」





    先生「いいえ、補習の時間が来ました」





    女生徒「さぁ!付き合って!」





    先生「さぁ、化学の補習始めましょうか」





    女生徒「私達がどんな風に付き合ったら成功するかの実験ですね!」





    先生「全部失敗になると思いますね」





    女生徒「チューしましょう!」





    先生「この子成功するとしか思ってないや」
  5. 5 : : 2016/06/14(火) 20:48:51
    期待ね
  6. 6 : : 2016/06/15(水) 20:05:07


    先生「今から補習を始めます」





    女生徒「いやです!」





    先生「帰ってください」





    女生徒「そんなことより聞いてください!この前先生のそっくりさんを見つけたんです!」






    先生「そっくりさん?」






    女生徒「あるスーパーで買い物しててカレーのルーを買おうと思ってたんです!そしたら黒いスーツにズボン。腕時計にメガネをしていたんです!先生そっくりでしたよ!」





    先生「いや、それ僕ですね」
  7. 7 : : 2016/06/15(水) 20:57:27


    先生「今から補習を始めます」






    女生徒「先生!補習より私とイチャイチャしましょう!」





    先生「嫌です」





    女生徒「嫌がるんですね!いじめっ子みたいに!」





    先生「いじめられっ子の方が嫌がりますよね」






    女生徒「私を犯すんですね!エロ同人みたいに!」






    先生「貧乳が何言ってんだよ」






    女生徒「その言葉に心が抉られるぅぅ!!」
  8. 8 : : 2016/06/15(水) 22:46:02


    先生「今から補習を……こらそこの人なにしてるんですか」






    女生徒「体で先生への愛を表してます」





    先生「やめてください。廊下を歩いてる人があなたを見てます」







    女生徒「みんな聞いて!先生が私を襲おうとしてます!!」






    先生「どうしよう、僕クビになっちゃう」






    女生徒「やっぱり今の嘘!!」






    先生「みんな変な目で見てるじゃねぇか。どうしてくれんだコノヤロー」





    女生徒「先生!大好きだよ!」





    先生「誤魔化そうとするな」
  9. 9 : : 2016/06/18(土) 11:44:17


    先生「今から補習を始めます」





    女生徒「先生!帰りましょう!」






    先生「いや、補習ありますから」





    女生徒「もう!照れなくていいんですよ!」






    先生「どこに照れてる要素あったんですか」





    女生徒「全部です!」






    先生「この子かなりの重症みたいですね」






    女生徒「はい!恋の病です!」





    先生「違う、そうじゃない」
  10. 10 : : 2016/06/19(日) 11:39:12

    先生「最後の補習始めます」




    女生徒「嫌です」





    先生「いや、補習は日が決まってるわけで…」





    女生徒「先生と話せなくなるなんて嫌です!」






    先生「……」





    女生徒「先生と会えるの補習だけなんです!それが無くなったら会えなくなるじゃないですか!」





    先生「……僕はあなたと会えなくなって嬉しいですよ?毎日毎日余計な事はするし補習の邪魔をする人なんていりませんしね」





    女生徒「私は嫌なんです!」





    先生「知りません。とりあえず今日で最後です」






    女生徒「…先生!私と付き合ってください!」





    先生「嫌です。付き合いませんよ」





    女生徒「…………」






    先生「では、さようなら」





    女生徒「まだ補習してないです!」





    先生「どうやら今日はあなただけみたいなんでする意味ないですし帰ります」





    女生徒「……」





    先生「……さようなら」


  11. 11 : : 2016/06/19(日) 19:23:22


    〜三年後〜




    女生徒「……卒業式、終わっちゃった」






    女生徒「…あれからほんとに先生に会えなかった」






    先生「……それは残念でしたね」





    女生徒「……えぇっ!?先生!?」






    先生「お久しぶりです」





    女生徒「……えっ…あっ……」




    先生「……卒業おめでとうございます。」





    女生徒「あ…ありがとうございます」





    先生「……今彼氏はいますか?」





    女生徒「い、いません」




    先生「そうですか、よかった」





    女生徒「…え?」





    先生「僕と付き合ってくれませんか?」





    女生徒「……えっ、いやでも……」





    先生「もう生徒じゃないわけですし、大丈夫だと思うんですが……やっぱり僕じゃダメですかね?」






    女生徒「ち、ちが…そうじゃなくて……」






    先生「はぁ……。もうほんとめんどくさいなぁ……」






    女生徒「ご、ごめんなさ……」





    先生「いいから付き合って」






    女生徒「あ、は、はい!」







    先生「では、僕と恋の補習…始めましょうか」






    ~完〜

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