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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

十神「ワンパンマン」

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  1. 1 : : 2015/11/03(火) 20:11:54
    オーストラリアからこんばんは!!!!
    ニューヨークからこんにちは!!!!!
    世界的に大人気なワンパンマンとダンガンロンパのパロ作品を書いていきたいと思います!ワンパンマンの持ち味を出していけるよう精一杯頑張ります!
    最後まで見ていただければ、圧倒的感謝!
  2. 2 : : 2015/11/03(火) 20:12:14
    期待させていただきます!
  3. 3 : : 2015/11/03(火) 20:12:52
    >>2
    コメントクソ早くてビックリしました!期待ありがとうございます!
  4. 4 : : 2015/11/03(火) 20:13:14






    アナウンサー「大変です! A市に怪人が現れました!近郊にお住みの方は速やかに非難してください!!」



    緊迫したアナウンサーの声が、テレビ越しに俺の助けを訴えかけてくる。


    窓の外では爆音が鳴り響いており、悲鳴や叫び声もちらほらと聞こえた。



    俺は机の上にあるマントを羽織り、グローブを身につけ、拳を強く握りしめる。





    十神「……行くか」








    正 義 執 行





  5. 5 : : 2015/11/03(火) 20:15:03






    少女「グスッ……お母さん……」





    爆炎が立ち上げる中、瓦礫の群れの前に一人、泣いている少女がいた。


    瓦礫の下には、黒ずんだ皮膚と真紅の液体が辺りに広がっているのが見える。





    ???「……!」




    その少女を視界に捉えた黒ずくめの人物は、そっと彼女に近づいていった。


    徐々に手を伸ばし、彼女との距離を縮めていくーーーーーーーーーー……











    十神「そこまでだ」




    刹那、突風と共に、禿げた頭とメガネを携えた男が、その間に割って入る。




    ???「……なんだお前は?」


    十神「趣味でヒーローをやっているものだ」


    ???「なんだその適当な設定は……!?」



    眉間をヒクヒクさせ、黒ずくめの人物は青筋を立てる。どう見ても彼の怒りが高潮していくのが感じとれた。





    キリギリジン「私の名前はキリギリジン! この地球が、お前ら人間を駆除するために生み出した生命体だ!!」


    キリギリジン「お前ら人間は私利私欲のために日々、自然を傷つけている! 貴様らは地球にとって『有害』なのだ!!」


    キリギリジン「そんな私を止める理由が趣味だと!? ふざけるな!!」






    キリギリジン「やはり人間!! 根絶やしにするしかないようだ!!!」




    身体を数倍の大きさに拡張したキリギリジンは、ハゲメガネマントに俊敏なスピードで襲いかかる。


    しかし、彼は見つめていた。


    キリギリジンの動き、気配、それが起こす空気の流れをーーーーーー。















    十神「あっぱァ!!!!!!?」




    彼の顔面にキリギリジンの拳がメキメキと音を立てながら叩き込まれ、眼鏡と顔がへしゃげる。


    パンチの威力で、彼は勢いよく回転しながら、弧を描いてどこか彼方へ飛んでいった。







    キリギリジン「……なんだったんだ」









    俺は十神 白夜。


    今、訳あって空中を飛行中だ。



    十神「クソッ……またワンパンで終わってしまったァァァァァ!!!!!!!!!!」







  6. 6 : : 2015/11/03(火) 20:18:54
    吹きましたwww
    期待です!
  7. 7 : : 2015/11/03(火) 20:20:56
    >>6
    期待ありがとうございます!ワンパンマンの世界を肌で感じてください!
  8. 8 : : 2015/11/03(火) 20:22:03





    俺はヒーローになりたかった。


    ただ純粋に、憧れていた。


    完璧だった俺にとって、ヒーローになるのはそう難しくないと思った。


    で、なった。


    最初のうちは、この完璧な頭脳とルックス、身体能力のおかげで敵なしだった。


    しかし激しい戦闘を徐々に続けていくうちに、髪が抜けていき、最終的に全ての髪の毛が死んだ。


    その所為かはわからないが、とにかく俺は『対人戦において最弱』になってしまった。


    身体能力と頭脳、ルックスは依然変わらない(ハゲだからか女にはモテなくなった)。


    だが、対人戦になると最弱になる。


    ワンパンでやらるマン。


    故にワンパンマン。


    それが俺、十神 白夜だ。





  9. 9 : : 2015/11/03(火) 20:23:21







    十神「……朝か」




    俺はゆっくりと布団から身体を起こすと、手元にあったリモコンでTVの電源を入れる。




    アナウンサー「えー、昨日正午頃に出現し、A市に甚大な被害を与えた怪人『キリギリジン』は、S級ヒーロー『ジェノサイダー翔』によって片付けられました」




    俺はそのニュースを呆然と眺めた後、歯ぎしりしながらそれを消した。




    十神(俺は弱い……俺じゃ人は救えない……!)



    やりようのない気持ちを抱えたまま、ふと置き時計に目をやると、時計の針は既に午後3時を回っていた。




    十神「アァァアン!!? 俺の休日ううううううううう!!!!!」






    俺は弱い。



  10. 10 : : 2015/11/03(火) 20:24:35












    不良「あぁー、シャブりてえ」


    不良2「それな」




    ビルの裏路地で、何やら二人の若者がたむろっていた。


    耳にはピアスをつけており、ベルトには大量のチェーンをぶら下げていた、何より発言から、真っ当な人間でないことはわかる。




    その連中に、髪に一本のアンテナを生やした少年らしき人物が近づいていく。




    ???「……なぁ、君たちだ。君たちでいい」



    不良「あぁ?なんだテメェ」


    不良2「殺されたいのか?アン?」


















    ???「僕は何に見える?」













  11. 11 : : 2015/11/03(火) 20:25:43





    不良「……むかつくから死刑な」


    不良2「答えは死刑囚だッ!!」




    不良たちは謎の少年に飛びかかる。


    そのコンマ数秒後、爆音と共に不良たちはアスファルトに叩きつけられた。




    不良「アグッ……えっ……ま、前歯折れて……!?」


    ???「話の通じない馬鹿ばかりだなぁ……もう一度だけ聞くぞ」










    ???「僕は何に見える?」







    不良2「ヒッ……あ、悪……ま」



    ???「うーん、悪魔か……まだインパクト弱いなぁ。けどまぁいいや」


    ???「いいか?……僕はこれから『絶対悪』になる」


    ???「計画は順調だし、今日はもっと何かデカイことをやる気だからさ」


    ???「精々その日まで、震えて過ごせ」









    苗木「僕の名前は苗木 誠だ」








  12. 12 : : 2015/11/03(火) 20:52:44
    期待です!!!!
  13. 13 : : 2015/11/03(火) 21:14:23
    >>12
    期待ありがとうございます!十神がワンパンされるオイラのSSをみんなに見せたいね。
  14. 14 : : 2015/11/03(火) 21:22:16







    ここは、賑やかで繁盛しているB市のデパートの二階。


    様々な店舗が並び、中央からは各フロアを眺めることが出来た。


    そこでショッピングを楽しんでいる3人家族の全員から、笑顔が溢れている。





    しかし一瞬にして、その表情は引き攣った絶望の色を帯びることになる。





    辺りに血の海が広がっていたからだ。





    母親「ヒッ」


    娘「キャアアアア!?」


    父親「なんだこれは……!? いつの間に……!?」





    生臭い匂いが立ち込め、首から上が消えている死体が数多く見える。


    そして、一瞬にして訪れた絶望が、今度はその家族の元にーーーーー……





  15. 15 : : 2015/11/03(火) 21:23:44






    ???「死ね」





    子供の首元に、突如現れた謎の人影が高速で刃物を突き立てる。


    両親、そして子供もまだ、そのことを知らない。










    腐川「いや、させないわよ」



    その謎の人物が突き立てた包丁と、紫色の髪と制服を携えた少女の持つハサミが高い金属音を立てぶつかり合う。



    ???「あなた……どこから?」


    腐川「どこから来たからは言う気はないけど、私の風邪がどこから来るかは教えてあげるわ」







    腐川「耳よ」






    鍔競り合いをしつつも、お互いに会話を交わす余裕はあるようだ。


    今だ、と言わんばかりに、父親は子供と妻を抱きかかえその場から去っていく。


    それを見た腐川は、安堵のようなため息をつき、再び謎の人物を見据える。



    腐川「ていうか貴方、アイドルグループの舞園さやかじゃない。友達がファンだからサインしてくれない?ペンないけど」


    舞園「いいですよ……テメェの身体になァ!!!!!!!」



    舞園は包丁を振り抜き、それに対して腐川は瞬時に一歩引くが、包丁は腐川の顔を掠め、小さな傷を作った。

  16. 16 : : 2015/11/03(火) 21:25:37


    舞園「……サインさせてくださいよ?」


    腐川「よく考えたら、私お前のことあんまり知らないからやっぱいいわ」


    舞園「……知らない?」










    舞園「やっぱ私は知名度低いんだぐわあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」




    舞園は狂喜乱舞して、手に握った包丁を上下左右に振り回す。


    腐川は防戦一方という風に、背後へのステップと、ハサミで舞園の攻撃を凌いでいた。



    舞園「知名度低いのなら! 私は人を殺して誰よりも有名になってやる!どう!? 殺人鬼のアイドル!! 珍しいと思わない!?」










    腐川「……なんかそれどこかのSSで見た気がするわ」


    舞園「死ねよ」




    舞園は足を振り上げ、腐川のハサミの防御を潜り抜き、腹部へと一撃を叩き込む。




    腐川「あぐっ……!?」




    腐川はその衝撃で地面を転がるようにして移動し、近くの壁に身体を打ち付けた。




    舞園「ていうかあなた、S級ヒーローのジェノサイダー翔じゃないですか? 有名人いいなぁ」




    舞園は倒れ込んでいる腐川に対して、冷めた視線を向けながら話しかける。



    舞園「苗木クンは言ってくださいました……有名人になりたいなら、ヒーローを殺せばいいって」


    舞園「私の夢はッ!有名なアイドルになってッ!苗木クンの靴ナメ係になることですッ!!」


    そう激昂し、舞園は腐川の顔面に狙いを定め、包丁をふりかざす。



    腐川(靴ナメ係は……別に有名じゃなくても出来るけど……)


    腐川(今の私には靴ナメすら無理ね……激痛で立てないし、何より『アイツ』には絶対頼りたくないもの)


    腐川(バイバイ現世……私の助けた子供、せいぜい私より長生きしてよね……)



    腐川はそっと、両目を閉じた。


  17. 17 : : 2015/11/04(水) 08:53:06




    腐川(……ていうか、あの子結構ルックス良かったわね……将来いいアイドルになれるんじゃないかしら?)


    腐川(でもアイドルってキャラ付けが必要よね……お笑い芸人だったり、大工だったり、握手会でノコギリ……とかね)




    腐川(ていうか私凄い思考出来てるわ、何?さっさと殺しなさいよ)




    絶望しかけていた彼女は、閉じた目を再び開く。


    写し出されたものは、








    十神「……」


    舞園「……!!?」





    振り上げた舞園の腕を、圧倒的腕力で抑え込んでいるハゲメガネだった。




    舞園「……何よ?」


    十神「ん? いや、俺ヒーローで、たまたまここに出くわしたからさ」


    十神「助けないとな……って」


    舞園「そうですか、ところで私誰だかわかります?」


    十神「……」






    十神「和田アキ子?」


    舞園「殺すッッッッ!!!!!!!」


  18. 18 : : 2015/11/04(水) 21:36:48



    舞園は抑え込まれている方の逆の腕に力をいれ、肘で十神の腹部を狙う。




    十神「待てッ!」


    舞園「!?」



    十神の狂気溢れる剣幕に、舞園は攻撃を一時止める。



    十神「俺からだ……」



    十神は掴んでいた舞園の腕を離すと、地面に突っ伏して頭を下げる。



    舞園「……これは!?」



    十神「フン……愚民の貴様にもわかるよう噛み砕いて言ってやろう……」











    十神「土下座だ」



  19. 19 : : 2015/11/04(水) 21:46:22
    ブフォ!!思わず笑いましたwww期待です!
  20. 20 : : 2015/11/05(木) 19:40:14
    >>19
    ブフォ‼︎ 期待ありがとうございます!
  21. 21 : : 2015/11/05(木) 19:41:41


    舞園「……ブチッ」



    舞園「死ィネェェェェェェ!!」




    舞園は地面に跪いている十神の背に、包丁を勢いよくつきたてる。


    まるで豆腐をカットするかのように、スルッと包丁は身体に吸い込まれていき、柄の部分でぴたりと停止した。





    舞園「はぁはぁ……」


    十神「……満足したか?」




    十神は包丁が背中に刺さったまま、さらに口から吐血しながら、よろよろと立ち上がる。




    舞園「……え!?」


    十神「フン、愚民め、『土下座中』の俺がこの程度で死んでたまるか」





    十神「愚民風に言うならだ、俺は土下座をすると、どんな相手の攻撃も『HP1』で堪えることが出来る!!!!!!!」



    大声を出した十神の口から大量の血が飛び散り、舞園の顔面に赤く、血が降り注いだ。



    舞園「うわあああああああ!?」



    舞園は半分パニックに陥り、十神の顔面に向け拳を放ち、そのままそれは叩き込まれる。



    十神「ちょお前っあぱっ」



    十神の目の焦点が完全に逝き、口から少量の涎が溢れ、殴られた方の頬っぺたは大きくめり込んだ。


    そのまま十神は回転しつつ上昇し、ショッピングモールの天井を貫いてどこかへ飛ばされていった。





  22. 22 : : 2015/11/05(木) 19:42:30


    それを見つめていた腐川は、自分の身体に鞭を打ち、さっと身体を起こす。



    舞園「がわあああああ!? 私の顔にハゲの血がああああ!!!」


    腐川(……あ、今チャンスだわ)



    音を消し、舞園の背後に近寄った腐川は、手刀を首筋に叩き込む。



    舞園「うぐっ……!?」


    腐川「当て身」



    舞園の身体は地面に崩れ落ち、腐川はそれを思慮深く眺める。



    腐川(あのハゲメガネ……今回は結果オーライだったけど、普通だったら本当邪魔ね)








    腐川(……けど、勝率0%でも立ち向かうあの姿こそ、本当のヒーロー像なのかもしれない……)









  23. 23 : : 2015/11/05(木) 22:25:28


















    朝早くから、俺は朝食を作る。


    理由、髪の発育にいいらしい。


    フライパンの上で芳ばしい香りが踊り、肉汁が弾ける音が食欲を増進させた。



    十神「出来た……名付けて 『目玉焼きandハム』」



    湯気が立ち込めるそれを皿に移すと、玄関の方から陽気なチャイム音が聞こえた。









    十神「新聞は御断りだッ!」


    扉を開け、出来上がった目玉焼きをチャイムを押した奴に投げつける。


    しかしそれは、意外に俊敏だったそいつに躱されてしまった。


    一歩退いて躱したそいつは、俺に苛つきながら言葉を発する。




    腐川「いきなり何なのよ!!?」





  24. 24 : : 2015/11/06(金) 20:09:26








    十神の部屋の椅子に、女性が気まずく座っている。




    十神「……俺も悪かったと思ってる」


    腐川「まあ……いいわよ」


    十神「ありがとう。というより、なぜお前がこんなところに来たんだ。面識あんまりないだろ俺たち。ひょっとして俺のこと好きなのか?」


    腐川「誰があんたみたいなハゲメガネ好きになるのよ。ちょっと聞きたいことがあってね」


    腐川「あ、それとあと、あなたに有意義な情報を教えようと思って」


    十神「……有意義な情報だと?」


    十神「ハゲ……いや、お前、俺に髪が生えてたら絶対白夜様って呼んでる」


    腐川「有意義な情報ってのは、ヒーローライセンスを持ってるのかってことよ。持ってないでしょ?それと白夜様とは死んでも呼ばないから」


    十神「……ヒーローライセンスか。持ってるけど」


    腐川「チッ……持ってるのね。絶対、『そんなものあったのか!』って言うと思ってたわ……」


    十神「当たり前だろ、趣味だけでヒーローを続けられるわけないからな。これで治療費全額出してもらえるし」


    十神「それにヒーローを職業にすれば、ある程度の給与が出る。俺の場合少ないから、バイト掛け持ちしてるけど」


    腐川「少ない?ランクどのくらい?C級なの?」


    十神「C級のランキング最下位だ」


    腐川「雑魚の中の雑魚じゃない……どうせ筆記50点、運動21点の計71点のボーダーラインギリギリ合格ってところでしょ?メガネってガリ勉多そうだし」


    十神「……ん、いや」







    十神「筆記50点の、運動50点の満点だったぞ。ていうかお前もメガネだろ」





  25. 25 : : 2015/11/06(金) 20:10:31



    腐川「満点……!?私ですら90点よ……!? それでなんでC級なのよ……!?」


    十神「なんでって……実戦訓練で、定年ギリギリの警察官にワンパンでやられたから」


    腐川「あ、ああ……ご愁傷様」


    十神「警官も凄く戸惑ってたけど、まあそれはいいんだよ。それより、聞きたいことって何だ?」


    腐川「……」















    腐川「ねぇ、なんであんたは、ゴミ虫みたいに弱いのにヒーロー続けてるの?」


    腐川「あれで誰かを守れると思ってるの?」


    腐川「人を救えない場面に出会っても平気なの……?」












    十神「……なんでかとか、平気かとか、そこら辺ははあんまりよくわからないが」














    十神「お前が生きてるからじゃない?」













    腐川「……フフッ、あんた思ったより強いみたいね」


    十神「俺も昔は無敵だったんだよ」


    腐川「そのジョークも面白いわよ。さて、気分がスッキリしたから帰るわね」


    十神「ああ、気をつけろよ。それとジョークじゃねえから」





    腐川「はいはい……あ、それと……」












    腐川「苗木 誠 に気をつけなさいよ」






  26. 26 : : 2015/11/06(金) 20:11:40


    十神「苗木 誠? なんだそのモブ中のモブみたいな奴の名前は?」


    腐川「最近、危険度が増してきた犯罪者よ」


    腐川「ヒーローやってるならそのくらい覚えておきなさい」


    十神「……」


    腐川「……じゃ、本部から招集かかってるからもう行くわね」


    十神「本部?何かあったのか?」


    腐川「……ええ、江ノ島盾子の……」
















    十神「……」





















    十神「江ノ島……?」



    圧 倒 的 殺 気



















    腐川(ッ!? 何この殺気ッ!? この威圧感がC級!?)


    腐川「……」



    十神「……気をつけろよ、腐川」


    腐川「……え、ええ、大丈夫よ。S級ヒーローの編成部隊で挑むんだし」


    十神「……」




    腐川(……何故か、その時のハゲメガネの顔はとても哀しげだった。結局、その理由を聞くことなく、私はヒーロー本部へ向かった)











  27. 27 : : 2015/11/07(土) 20:18:34








    江ノ島 盾子。


    性別、不明。



    彼女の正体を知る者はいない。


    何故なら、変装のレベルが極めて高いため、素顔を見た者がいないからだ。


    殺害人数、推定『12億』人強(直接的でないものも含む)。


    この殺害人数は、個体の種でトップクラスのものと考えられている。


    殺戮兵器を開発した科学者も、ここまでの人数は殺めてはおらず、また多くの科学者は、殺すことを目的にその発明を発展させていたのではない。


    ただ、江ノ島 盾子は違う。


    彼女が殺害を行うのは、ただ純粋な絶望のため。


    故に『凶悪』。


    人類史初の、『災害レベル 神』である。






    ※ちなみに災害レベルは5種類あり、上から、『神』『竜』『鬼』『虎』『猿』である。

    十神が戦ったキリギリジンと舞園は『災害レベル 鬼』であった。








  28. 28 : : 2015/11/07(土) 20:19:04










    会議用テーブルを、奇抜な見た目をした数人の男女が取り囲んで座っている。


    緊張感と楽観的な思いが混ざり合った場の空気は、何故か嵐の前の静けさを彷彿とさせた。


    その中で、女性物のパンツを頭に被った男性が重苦しく口を開く。









    日向「では緊急会議を始めよう」








    【日向 創】

    『S級ヒーロー3位 パンツマン』


    パンツを使った攻撃に定評があり、攻防両方に優れた成績を持つ。




  29. 29 : : 2015/11/07(土) 20:22:09
    ホッフェンハイム!
  30. 30 : : 2015/11/07(土) 23:27:38
    >>29
    何かよくわかりませんが、とりあえず海老名唯一神を崇めよ。
  31. 31 : : 2015/11/08(日) 19:25:23





    大和田「もうパンツには慣れたから突っ込まねー。けどよ。俺らを呼ぶってことは、本当に『江ノ島 盾子』が復活したんだな?」







    【大和田 紋土】


    『S級ヒーロー9位 クレイジーダイヤモンド』


    健康的なマッサージで肉体を瞬時に回復させる特技を持ち、尚且つ戦闘能力も高い。







    日向「ああ、五年前に姿を消したと思ったら、今更になって復活しやがった」


    澪田「ねぇねぇ!!!場所は特定してるんすかッ!?」





    【澪田 唯吹】


    『S級ヒーロー11位 ケイオン バンキング』


    独特なギター奏法で戦う。真空での戦闘は苦手。






    日向「およその場所は特定している……が、その場所は人気が多くてな。なかなか手がだしずらい」




  32. 32 : : 2015/11/08(日) 19:26:05







    狛枝「ふーん……」



    狛枝「でも出すんでしょ?手?」




    日向「……クッ!ああ、出すっ……出さなきゃいけないからな!!」






    狛枝「まあ、いいんじゃない?少々の犠牲くらい。人類を救うんだから許してくれるって」








    日向「……いや、絶対に犠牲にさせねえよ。全員救う」










    狛枝「……その言葉が聞きたかったッ!全力で協力するよっ……!」






    【狛枝 凪斗】


    『S級ヒーロー2位 コオウンコ』


    めっちゃ幸運。





  33. 33 : : 2015/11/10(火) 21:00:13
    狛枝www2位なのにwww
  34. 34 : : 2015/11/10(火) 22:44:55
    >>33
    強いってのはつまらないって原作でも言ってました……!
  35. 35 : : 2015/11/10(火) 22:45:50







    七海「おお……いいね。熱い友情ってやつ、冬コミがにぎわいそうだよ」


    豚神「俺は熱い友情より、おでんだな」






    【七海 千秋】


    『S級ヒーロー15位 NNM』



    手先が器用すぎるあまり、分子すらも分解したりできる。






    【豚神】


    『S級ヒーロー10位 豚神』



    豚。





  36. 36 : : 2015/11/10(火) 22:46:39






    腐川「……まあ、とにかく、江ノ島をどうにかしなきゃっていけないことはわかったわ。でも、この少ないメンバーは何?本気で挑むなら、もっとS級やA級を揃えないと……」




    【腐川 冬子】


    『S級ヒーロー14位 ジェノサイダー翔』


    特注のハサミを使って戦う。素早い攻撃を得意としている。






    日向「それはわかってはいるが、他の場所でも江ノ島の復活に相まって、狂暴な怪人が出現している。そこに手を回さないといけないのも現実だ……でも」









    戦刃「『ここ』が一番、最高戦力」



    【戦刃 骸】


    『S級ヒーロー5位 シカバネノダンス』


    タフネスな肉体と、何処からか取り出した重火器を駆使して戦う。戦闘に関してはヒーローの中でトップクラス。




    大神「そして、江ノ島に対抗できるほどに各々の『力』が優れている」



    【大神 さくら】


    『S級ヒーロー4位 サクラタイセン』


    無敵の肉体。無敵。





  37. 37 : : 2015/11/10(火) 22:47:08







    日向「ああ……先に言われたよ」



    日向「霧切とこまるちゃんにも来てもらう予定だったが、あいつらには『苗木 誠』との戦闘を頼んでおいた。江ノ島との戦闘中に水が刺さらないようにな」



    大和田「……いいのか? 霧切とこまるちゃんは、その『苗木 誠』と深い関係だったって聞くがよ」



    日向「いいも何も、苗木討伐はその向こうから志願してきたんだよ。それに、深かったからわかるもんもあるんだろ」






    日向「……さて、そろそろ向かおうか。『最少人数』の『最高戦力』で」










  38. 38 : : 2015/11/12(木) 19:55:07













    十神「……!!」





    呼吸の動作の間隔が短くなり、心臓が少しずつ圧迫されていくような感覚を覚える。



    俺は今、ルンバに追われている。


    早朝で苛立った気分を、収めようとして住宅街をぶらぶらしていたらこの様だ。


    久しぶりの全力疾走に、足元も朧げになってくる。





    ルンバ「ウイーン」




    【殺戮兵器 ルンバッパ】


    吸い込んだ人間を、バイオ燃料に科学分解して活動するルンバ。災害レベル 猿。



  39. 39 : : 2015/11/12(木) 19:55:54





    十神「クソッ……何がウイーンだ!一丁前に機械気取りやがって!!お前はオーストリアの首都か!!」



    ルンバ「ウイーン」




    ルンバは道路を爆速する俺に、さっきから近づかず離れずの距離でついてくる。



    髪から垂れる汗が目に染みて、俺は不快感を抱く。


    滲む視界の先に捉えたのは、うずくまって泣いている子供。





    子供「ウイーン……ウイーン……」




    十神(なんてことだ……!このままじゃ奴の標的が子供に移ってしまう!)


    十神(ていうかなんだその泣き方!!)




    十神「……オラァッ!!」




    俺は覚悟を決め、後ろに迫ってくる等身大ルンバに飛び蹴りをかます。


  40. 40 : : 2015/11/12(木) 19:56:40


    俺の両足はルンバに激しく衝突し、走っていた勢いも相まってか、ルンバの表面はバキバキと音をたて崩壊していき、小さな部品が辺りに散らばっていった。




    ルンバは半壊したままプスプスと黒い煙を上げ、それっきり、動かなくなる。






    十神「勝った……? あ、『対人戦』じゃないから勝てたのか」




    俺は久しぶりの勝利に満足し、それを味わい、心の中で反芻させていた。






    不意に風が吹き上がったことで、辺りの砂埃が巻い上がり、俺の髪も靡かせる。


    子供は何が起こったのかわからないと言った表情で、目を丸くし、ルンバの死骸と、その現象と向かい合っていた。




    十神(今のは、何人かのヒーローが空中を高速で飛んだことによる風だな……いや、あの体制から考えて、『飛ばされて』いってたのか?)


    十神(まあ、方法はどうでもいいが、向かっていった方向が気になるな……)






    十神(あいつら、C市の高校で何する気だ……?)













  41. 41 : : 2015/11/13(金) 20:22:16















    腐川「江ノ島はC市の高校にいる……?」


    日向「ああ、最近、C市の高校の生徒が凶暴化する事例が多くてな。捕まえて調べてみたら、『江ノ島 盾子』って言葉を発したらしい」





    数人の男女が、上空を飛ぶようにして移動している。


    端から見れば普通に会話をしているように見えるが、風の所為で聞こえにくいのか、自然と声の大きさを強めていた。






    澪田「むっきゃー! やっぱさくらちゃんスゲェッス!!!!」


    豚神「ああ、俺たちを本部からぶん投げてC市向かわせるなど、並大抵の腕力で出来ることではないからな」


    七海「その後、自分も跳躍してついてくるのが凄いよね」


    大神「よせ、照れる」




    大和田「おいおい、そろそろ緊張感持てって……」


    戦刃「あ、見えてきたよ。C市の高校」






    戦刃の言葉により、冷たかった上空の空気がさらに十数度、ヒーローたちの周りで気温が下がった気がした。




  42. 42 : : 2015/11/13(金) 21:19:42






    C市の高校の東側にはプールがあり、緑色の濁った水を見たところ、あまり使用されていないようだ。


    校舎は改装工事でもしたのか、やけに白く輝いている。


    ヒーローたちはC市の高校のグラウンドの真上を突き進み、そのまま学校へとノンストップで突っ込む。







    腐川「ちょ……ええ!? これ、死ぬんじゃない!?」


    日向「おい、腐川。信じろ、神を」


    大和田「神任せかよ!!!!」







    狛枝「まあ……神よりは役に立ってみせるよ」




    残り数メートルで激突というところで、狛枝がグループの先頭に出る。




    狛枝「『不幸』にも僕らは新品の校舎の一部を破壊し、莫大な修繕費を請求される」




    ヒーローたちの身体が校舎に打ち付けられ、白い壁に亀裂が入り、爆音と共に破壊される。 コンクリートの塊や窓ガラスの破片が勢いよく舞い上がった。


    廊下を転がり回り、向かいの壁に衝突することによって彼らの身体の運動は止まった。



    白い髪を生やした青年がノロノロと立ち上がり、不敵に微笑む。



    狛枝「……が、『幸運』にも、僕らは無傷で着地出来る」


    狛枝「これが僕の生まれ持っての能力、『不幸と幸運の等価交換(Exchange)』」



  43. 44 : : 2016/06/11(土) 22:44:42
    期待が高まりすぎてもう13回は読んでる(血眼)
  44. 45 : : 2016/10/08(土) 14:24:00
    ゾンビマンポジが桑田かと思ったらいなかった。期待です
  45. 46 : : 2020/10/26(月) 14:32:51
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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