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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

こまる「舞園さんとエスパーとお兄ちゃん」舞園「お正月です」

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  1. 1 : : 2019/03/01(金) 22:29:00
    前作http://www.ssnote.net/archives/71410

    とりあえず、舞園さんと霧切さんがヤバイほど苗木君が好きで、舞園さんがエスパーってことが分かってれば多分大丈夫です、それでも気になることがあれば前作をどうぞ
  2. 2 : : 2019/03/01(金) 22:44:47
    「お兄ちゃんまだ?」

    遠くからこまるの間の抜けた声が聞こえる

    「お前な!!母さんの着物で行きたいなんて言うからこっちは急いで支度してるんだよ、ったく余計なこと言っちゃったな」

    僕はしまってあった着物片手に声のした方に向かう

    「あっ、もう遅いよお兄ちゃん!!」

    全裸で非難をしてくる妹…僕全く何にもわるくないだろ、それに

    「何で下着も着てないんだ?」

    「え?着物って下に何にも着けないんでしょ」

    ったく

    「いつの時代の勘違いしてるんだよお前、さっさと着てこい!!」

    「なっ!?勘違いだったの?もうっ!知ってるなら早くいってよ!!」

    「いつ言うタイミングがあった?いいから早く、もう昼過ぎてるんだから」

    こまるはやれやれと言わんばかりに肩をすくめて

    「大丈夫大丈夫、神社も露店も逃げやしないよ」

    「綿あめとか魚の丸焼きとか売り切れなるかもな」

    するとビュンッ!!と部屋に飛んでいった…心配な妹だな

    僕がなんともなしに、こまるに着物で行かないのか?なんて聞いたのが間違いだった…

    そう、二月くらい前に小泉さんが何故か急に僕に着付けについて教えてくれて、それでつい着付けてやろうかななんて思わなきゃよかった

    結局何で小泉さんが教えてくれたかは分からないけど、今まで実際に役立ったのがその1週間位あとに時代劇の役作りで着物でいたいって舞園さんが僕に頼んでくれたぐらいしかないから、もう1回くらいやりたいな、なんて思ったのが間違いだったのかな

    ああ、まだ残ってるといいな希望ヶみくじ

    そんなことを思っていると、中途半端にブラをつけてこぼれ落ちている胸を抑えながらこまるがやってきた

    「お兄ちゃん、ハリーアップ!!なるはやで!!!」

    「はいはい、分かったからちゃんとしとけ」

    新年早々慌ただしいことだよ、全く
  3. 3 : : 2019/03/01(金) 23:14:19
    待ってました!期待です!
  4. 4 : : 2019/03/02(土) 07:25:00
    この光景を舞園さんや霧切さんがみたらどう思うか
  5. 5 : : 2019/03/02(土) 12:28:33
    霧切はともかく舞園は来れるかな?三が日の神社や寺はメチャクチャ混むし、そんな所に行ったら回りに即バレしてファンに囲まれるだろうしな
  6. 6 : : 2019/03/02(土) 20:10:45
    >>3 舞園「ありがとうございます!!!」

    >>4 舞園「いやですね、苗木君なら四六時中見てますよ、このくらいなら全然許容範囲ですって、こまるちゃん以外だったら許しませんけど、女の方を」ウフフ

    >>5 舞園「ご安心下さい、バッチリ計画は練っていますよ」


    「えへへ、お兄ちゃんありがとう!!!」

    私は姿見をみて我ながら…そう我ながらだけどいいなって思った

    ちょっとだけ大きいけど、可愛い!!それになんか上品な感じがする

    「さあ、とっとといくぞ」

    お兄ちゃんはそういうとそそくさと靴を履いて玄関から出て行く

    「ちょっと待ってよお兄ちゃん、私鍵持ってきてないし」

    「マジか」

    「さっきまで裸だったのに持ってるわけ無いでしょ!ほんのちょびっと待って」

    さてさて、ちゃんと準備しなきゃね

    ~~

    「不二咲君明けましておめでとうございます」

    「うん、明けましておめでとう、今年もよろしくね」

    「はい!早速ですがお願いがあります、私と一緒に初詣に行ってくれませんか?」

    はは、うん、だよね多分そうくると思ってたよ

    「苗木君と鉢合わせするんだね、一人だと色々と面倒があるし」

    「流石です不二咲君!!」

    でも

    「舞園さんが初詣に行くなんて、ファンの人たちに囲まれちゃうんじゃない?」

    「ご安心下さい、もちろん計画はできています」

    「あっ、分かった!この前使った催眠で違う人に成り代わるんだね」

    いえいえ、と舞園さんが首を振って

    「あれは全員にそう見えてしまいます、苗木君まで私を気づいてくれないなんて悲しいことになりかねません」

    「じゃあ一体?」

    「まあ聞いて下さい、そのために不二咲君に頼んだんです」

    そういうと、舞園さんは少しだけどこかに消えると何かを…何かをっていうか着物を…どう見ても舞園さんのサイズには小さくて、うん、僕にピッタリな大きさで…

    「舞園さん…まさかだけどさ」

    とっても良い笑顔で舞園さんは

    「とりあえずこれ着てください、私も着替えてきます、詳細はその後で」

    そして駆け足で去って行った

    ………仕方ない…か

    僕はスカートに手をかけて脱ぎ始めた

    …どうか良いことありますように
  7. 7 : : 2019/03/02(土) 21:33:07
    舞園の新技に対して霧切がどう動くか楽しみだな、彼女が黙って見ている訳がないだろうし
  8. 8 : : 2019/03/03(日) 19:37:50
    >>7 舞園「すみませんが新技はありません、しかし妻として夫に添い遂げるための作戦はバッチリです!!女狐にも邪魔はさせません!」


    「凄いですよ!!不二咲君ピッタリです!!どこに出しても即戦力の可愛さですよ!!」

    「複雑な気持ちだけどありがとう舞園さん」

    うん、まあこの着物は可愛いし、それにまあ…あれだから舞園さんがそう思っても仕方ないよね……そう、仕方ないんだよね

    心の中で深くため息をつく

    嬉しくて悲しいよ

    そんな僕の心を読んでいるのか読んでいないのか、髪を盛って華をあしらった簪をつけて、蒼淵のメガネで変装をしている、着物姿の舞園さんは免疫のない人なら即虜になりそうなほど綺麗だった

    「ありがとうございます!!!」

    うん、読んでるっぽいね

    「それでは新春!!!苗木君とそのご家族のハートを射止めろ!!新妻さやかのお茶目なご挨拶!!の説明をします」

    作戦名でターゲット丸分かりだね

    「まず、先ほど不二咲君も懸念したファンの皆さんに気づかれる恐れがあるのではないか?ですが、結論から言って、その可能性は極めて低いです」

    「どうして?」

    メガネをくいっとあげながら、僕の質問に答える

    「今『舞園さやか』は生放送の特番に出演中です、変装も豚神君に習いましたし、私が分身を使えることを知らなければ例えバレてもそっくりさんで押し通せます」

    「でも…」

    「はい、中には特番のことなんて露知らない人も大勢いるでしょう、そっくりさんだとしてもアグレッシブな方なら大騒ぎしてしまう恐れは十分に考えられます、そこで二の矢です」

    あれ?読まれてるならわざわざ口にだす必要もなくない?なんて思った

    「不二咲君という、少し失礼ですが、女友達がいれば手を引っ張るなりなんなり私を強制的に騒ぎの輪から離すことは可能です、もし、しつこいナンパ師がいればちょっと精神に攻撃をしますが、まあその位です」

    ナンパ師に合掌しとくよ、願わくば出ませんように

    「ですが、ここまでしてもまだ不安要素は残ります、本当なら他の皆さんの力も借りたかったのですが、皆さん都合が悪いようなので事前にもう一手打っておきました」

    たしか、セレスさんはアメリカで優雅に$を搾り取ってくるらしいね、腐川さんは十神君のストーキング、朝日奈さんと大神さんは駅伝、江ノ島さんは行方不明、戦刃さんはその捜索、霧切さんは言わずもがなだったね

    「どんな手を打ったの?」

    するとたっぷりの余裕と得意気を含んだ顔で

    「ここまでの対策は全て、大勢の人間がいることを前提としたものです、次の手は逆転の一手、苗木君をそもそも人通りの少ない所に行かせると言うものです」

    「一体どうやってそんな…」

    急にくるりと踵を返した舞園さんの背中がこう答えた

    「苗木君達が動き始めました、不二咲君、続きは歩きながらで」

    そうして舞園さんは歩き始めた……そんな彼女の迷いのない姿に僕は何故か…いや、もしかしたら理由ははっきりしてるかも知れない……迷いのない姿だからこそ、胸の中でなんとなく嫌な予感がした…

    大体こういう時は何かが起こる、それが良いか悪いかは後にならなきゃ分からないんだけどね

    僕は帯にそっと手を触れてその背中を追った


  9. 9 : : 2019/03/03(日) 22:18:40
    舞園の精神ダメージがあれば、桑田や葉隠が居ても邪魔される心配無さそうですね、流石は超高校級のエスパーである舞園だ。
  10. 10 : : 2019/03/04(月) 07:17:03
    こんな舞園さんと互角にやりあえる江ノ島さんや霧切さんもやべーやつだな
  11. 11 : : 2019/03/04(月) 19:13:45
    >>9 舞園「はい!!あの二人ならとりあえず1年は女の子の顔も見れないぐらいの絶望的なダメージをあたえます!!」

    >>10 舞園「霧切さんは狡猾で、私が苗木君の前でエスパーれないことを盾にしてるだけですし、江ノ島さんだって本気を出せば地球から追放できますよ」




    「お兄ちゃん、あれ見て!!魚だよ魚!!美味しそうな目玉!!」

    どう見ても餌をねだる猫のごとく媚びた仕草に加えて甘い声……こいつ、妹ということを盾にしちゃってさ…もう仕方ない

    「はいはい、奢ってやるよでも早くしろよ」

    「え?本当?なんかお願いしたみたいで悪いなぁ」

    そう言いながらちゃっかり両手を差し出してくる、その中に五百円玉を入れる僕…やっぱり甘いのかな

    「じゃあ行ってきます」

    「いや、一緒に行くって、露店すぐそこじゃん」

    ~~

    「で?学園長それで苗木君のお父様とお母様は不在になってしまったと、そういう訳ね」

    私は犯人を追い詰めるときのような刺すような視線でこの戦犯を見つめる

    視線で人が殺せるならとっくに私も人殺しね

    「はい、でも私はお前のことを思ってだな…」

    「余計なことばかりするわね、昔から何にも変わってない、よく学園長が勤まるものね」

    言い訳は聞かない、この男のせいで計画に微調整と妥協が必要になってしまった

    「私に利のあることは殆どしないくせに、邪魔なことは山のようにする……名誉挽回したかったら私のこれから言うことを正確にしなさい」

    「すまなかった……響子の言うとおりに…」

    ギロリと睨みつける

    「霧切さんの言うとおりにする」

    「それでいいわ」

    本来なら家族の皆さんに私をアピールする予定だったけど、仕方ないわね

    あの枕も多分似たり寄ったりなことを考えているはず……どちらも出鼻を挫かれたという点で今のところは互角……でも私には枕と違い一般人に騒がれるような不利点はない

    しかしあっちにもアドバンテージはある、それ込みで考えてみるとやはり現時点では油断は出来ないわね…これからの立ち振る舞い次第か

    私は学園長にまずは目的から話す

    「いい?私の当面の目的それは」

    ~~

    「いいですか不二咲君、私が目指すべき目標は」

    ~~

    「「苗木君の家にお邪魔すること(よ)(です)」」

    ~~

    「ハクション!!ハクション!!」

    なんだろ急に咳なんか?しかも2回、なんか悪寒というか、なんというか良いような悪いような不思議な感じ

    「お兄ちゃん大丈夫?」

    「大丈夫だ、誰かが噂してるのかな?」
  12. 12 : : 2019/03/04(月) 22:12:32
    いくらお互いに負けたくないとは言え、元旦の朝から押し掛けるとは、迷惑がられて好感度マイナスにならないだろうか?
  13. 13 : : 2019/03/04(月) 23:40:25
    >>12 舞園「女狐は知りませんが私はそんな無理矢理お邪魔しようなんて欠片も思っていませんよ、妻として夫やそのご家族のことを考えるのは至極当然のことです、安心して下さい好感度アップの完璧な計画ですから」ニコッ



    「こまる、もうお祈りすんだか?」

    「うん、無病息災とお兄ちゃんの恋愛成就を祈っといたよ」

    「余計なお世話だ」

    全く、お節介な妹だこと

    まあ、それはひとまず置いといてやろう

    「じゃあさ、僕行きたいとこあるんだけど、付き合ってくれよ」

    「え~~私はもう炬燵に入って休みたいんだけど…」

    はいっ、ジョーカーきるよ

    「舞園さんからのおすすめスポット何だけどなぁ」

    チラリとこまるの方に目線を向ける

    うん、予想どおり

    「お兄ちゃん!!すぐにいこう!!」

    簡単な妹で僕は嬉しくてそれでもって心配だよ

    ~~

    「で、舞園さん僕達はどこに向かってるの?神社はあっちだよ」

    僕達は大勢の人達が闊歩している道から割と離れた所を歩いている、どんどん入り組んだ道に行ってる気がするな

    「問題ありません、今行くところは私が苗木君におすすめした所です、苗木君達がそこに向かったのも確認しました」

    「じゃあ僕達はどこに行ってるの?」

    僕はさっきから感じていた疑問をぶつける

    「それはですね……」

    ~~

    「今僕達が向かってる神社は希望ヶ神社って処で、舞園さん曰く知る人ぞ知る場所なんだけど、今日あたりに特番で紹介されるらしいから、明日以降の参拝者が増える前に行こうと思ってさ」

    「ふーん、聞いたことないなぁ」

    僕はスマホにメモしておいた地図を見ながら、相槌代わりに事前に聞いておいた話をする

    「何でも、江戸時代に霧野仁ノ心って人がいてさ、あるとき夢で神様からのお告げがあって、そのとおりに行動したら、良家のお嬢様と婚約出来てさ…」

    急に割り込んでくる

    「なるほど!!恋愛成就の神様だね」

    「ったく、合ってるけどとりあえず最後まで聞けって」

    えっと、確か…

    「そうそう、その後にまたお告げがあってさ、今度は出世をグングンして、身分を得た仁ノ心がそのお礼に作ったって逸話があるんだ、だからそこは恋愛成就と出世や仕事の御利益があるんだってさ」

    「なるほどね」

    ~~

    「という設定の神社に行きます」

    え?

    「設定?」

    「はい、その実態は勘のいい人ならわかると思いますが、霧切仁学園長が女狐の為ですが、それを知らせず独断でこの日のために造った神社です」

    親バカ学園長!!!

    「見た目はバッチリ神社ですし、鳥居もあります、色々やったみたいですね学園長、まあそんなことはどうでも良いです、利用できそうだから利用させて貰ったまでです」

    何やったの学園長!?

    「偶然出会う愛し合う者達、その運命に感動するでしょう!!更には義妹であるこまるちゃんは私のファンです、うまくすれば家にお邪魔することは十分に可能です」

    そう上手くいくかな?

    「いきます」

    やっぱり読まれてるんだね

    「問題は今、学園長もそこに向かっていることです、十中八九霧切さんもそこにいるはずです、私達が苗木君と出会うのは神社内、そこに彼らがいたらマジで邪魔です」

    そこで、と大きく息を吸って僕に告げる

    「もう私は一人で大丈夫です、人通りもとても少なくなりましたし、不二咲君は少しでも時間稼ぎお願いできますか?」

    「分かったよ」

    「では、神社の場所はスマホに送っておきますから後で合流しましょう、何かあったらエスパーします、学園長の場所もナビゲートしますからご安心下さい」

    僕は元日から何してるんだろうという思いと同時に、なんか楽しくなってきたという感情が大きくなってきているのをはっきりと感じる

    どうやら僕も変わってきてるみたいだね

    願わくば良い方向に変わっているって願うよ
  14. 14 : : 2019/03/05(火) 07:45:32
    こまるちゃんが舞園のファンなら霧切の不利だ、苗木の父と学園長が親友とかなら話は別だけど。
  15. 15 : : 2019/03/05(火) 08:55:33
    舞園さんのエスパーと霧切さんの権力どちらにも強みがあるからなあ
  16. 16 : : 2019/03/05(火) 22:47:38
    >>14 舞園「学園長と苗木家の関わりは苗木君以外には殆どありません、家族の一員の私とは訳が違います」

    >>15 霧切「権力?愚者が持っている権力は子供の玩具より程度の低い、そう言うなれば害にしかなり得ないのよ」



    「あっ!お兄ちゃんここっぽいよ!!ほら立派な鳥居」

    「うん、間違いないね、人もあんまりいないし…っというか人っ子一人いないね、流石は丸秘スポット」

    神主さんも巫女さんさえいない、いや~まさに秘境って感じ!!

    お兄ちゃんがキョロキョロと周りを見渡した後に私の手を引いてくる

    「よし、とりあえずお御籤もあること確認したし、まずはお祈りするぞ」

    「あっ、もう5円玉無いんだけど」

    私はほっぺたを申し訳なさそうにかいたあと、流麗な動きで右手を差し出す

    またか…って顔してるよ

    でもそれでもくれるんだからやっぱりお兄ちゃんって優しいよね!!

    「ありがと、お兄ちゃんお礼にまた彼女が出来るように祈ってあげるからね」

    「余計なお世話だ」

    お兄ちゃんが柄にもない悪態つきながら賽銭箱に向かっていく……ん?あれ?なんか様子が

    そうしてお兄ちゃんの叫び声が私の耳に嫌って程に響いてくる

    「ワアアア!!!!!!」

    ~~

    えっと…舞園さんからのナビによると学園長はこの辺に……

    えーと…いた!!?

    「あれ?」

    「ん?不二咲君こんな所で奇遇だね、明けましておめでとう」

    嘘でしょ?

    「あっ、明けましておめでとうございます学園長…あの娘さんはご一緒では?」

    「ああ、響子は私と歩きたくないとかで先に行ってるよ」

    あちゃぁ、これは霧切さんに一杯食わされたかもね、僕達

    ~~

    今頃あの枕あわ食ってるわね、学園長は囮よ、貴方が苗木君に神社のことを教えたことも、今苗木君がそこに向かったことも、全てスマホに仕込んだ盗聴器で把握してるわ

    私の推理もおそらく合っているはず、間違いなく舞園さんの一歩先を行ってるはずよ

    先回りもバッチリ、鳥居を苗木君とこまるちゃんが仲良くくぐったことも目視したわ、そろそろ『偶然』苗木君に会うとしましょうかね

    私が隠れ場所から出て、鳥居を潜ろうとしたまさにその時に…

    感じた、とてつもなく嫌な感じ…枕より更に嫌悪すべきでそれでいて今まで何度も感じてきたもの、私がこの世に生を受けた瞬間からそれとの遭遇を義務づけられたもの

    新年早々……これまでで一番さい先の悪い元日ね

    ~~

    嘘ですよね、流石に嘘ですよね

    想定外が過ぎます、霧切さんが学園長と一緒にいなかったより遙かに不味いです…

    これは色んな意味で見過ごすわけにはいきません、苗木誠の妻としても、人間としても…とにかく許すわけにはいきません

    今は何より一刻も早く苗木君のもとに行かなくては!!!

    その時!!私は聞いてしまいました

    ……このテレパシー越しに聞こえる声……

    すいません苗木君、すぐに行きますから回り道をする私を許してください!!

    私は周りに注意をしながらスピードを上げ始めました

    ~~

    そんな……

    「こまる!!!こっち来るな!!そこでじっとしてろ!!!」

    こまるに見せるわけにいかない!!とにかく電話を…

    「苗木君、明けましておめでとう、新年早々とんだ災難ね」

    え?

    「霧切さん!?」

    今一番頼りになる人が!!

    これが僕の幸運!?

    「私がすぐに解決してあげるわ、少しだけ待ってなさい」

    僕は賽銭箱の後ろで仰向けになっており、何より頭から夥しい出血をしている知らない人を見たあとに霧切さんの凛とした目を見て思った

    きっともう、大丈夫だ
  17. 17 : : 2019/03/06(水) 01:09:16
    ストーカーが姿を現しただけだから幸運でも何でもないな
  18. 18 : : 2019/03/06(水) 10:11:40
    このまま苗木&霧切もしくは、こまるのどちらかと早く接触しないと舞園は苗木の家におじゃまタイミングを完全に見失ってしまうな…流石は霧切、手強いな。
  19. 19 : : 2019/03/06(水) 19:25:18
    >>17 学園長「ストーカー?もしやそれは響子のことかね?違うぞ、響子は響子に依頼された仕事を全う……」

    霧切「黙りなさい」

    >>18 舞園「ご安心下さい、あらゆることに柔軟に対応し、必ず目的を達成するのが私ですから」


    「それで、不二咲さん!!実際お兄ちゃんってどうなんですか?モテますか?」

    「えっと…なんというか」

    正直に言いたい、でもそれは…うーん

    僕は周りに誰もいない、今この状況に四苦八苦しながら舞園さん達が行ってきたことに思いを馳せる……何で僕こうなってるんだろう

    ~~

    「霧切さん、警察には連絡を……」

    「必要ないわ、とっくに済みよ」

    誰?あのお兄ちゃんに滅茶苦茶親しそうなすっごい美人さん!!!

    それになんとなく物騒な気配がする…事件?

    ん?事件…それに着物と髪型で印象変わってるけどどこかで見たような…それもつい最近……

    あっ!!そうだ!!お兄ちゃんの同級生で大絶賛の霧切響子さんだ!!超高校級の探偵の!!

    「さてと、何から手を着けようかしらね……」

    あれ?どうしたんだろう、様子が変?

    どうやらお兄ちゃんも同じ思いを抱いたらしく

    「どうしたの?霧切さん」

    「いえ、ちょっとね……」

    それから数瞬の間何かを考えたかと思ったら声を出さずに唇だけを動かした

    なんとなくだけど、仕方ないわね…かな?多分そう動いたと思うんだけど…ああ、読唇術の練習しとけば良かった

    私がそんなことを考えている間に携帯を取り出して霧切さんは連絡をしている

    「今すぐ来なさい、現場保存と警察での面倒は任せるわよ……不二咲君?…なるほど、気にすることは無いわ、多分私達と同じ場所に行くから、じゃあよろしくね」

    そうして通話を終える

    「さあ、苗木君一緒に行きましょう、妹さんも来てちょうだい」

    「行くってどこに?」

    間髪入れずに

    「犯人の所よ」

    なんだかよく分からないけど、凄いってことだけは分かったよ、お兄ちゃん場違いな所にいるんじゃないよね

    ほんの少しの不安を胸に私は凛々しく歩いていく彼女の後ろをお兄ちゃんと並んでついていく

    ~~

    ったく、貴方のおかげで私の計画に大きな狂いが生じましたよ

    私は姿も見せず一瞬で気絶させた男を見ながら霧切さん達の到着を待ちます

    といっても事件のことも知らないはずの私がここで犯人の男を捕まえたってのもおかしな話ですからインビジブルゾーンを使い透明化してるんですがね

    しかし、この男もついてませんね、周到に殺人計画練ったまでは良かったですが、私には全てが推理するまでもなく分かっちゃいますから

    我ながらつくづく思います、私のエスパーがあれば探偵だろうが一人地球防衛軍だろうが全く問題なくこなせますし、なんなら世界征服までできるのに、よくそんな野心も出ないものですね、と

    まあ全ては苗木君への愛という遙かに圧倒的すぎるほど圧倒的なものがあり、それに比べれば全てがどうでも良いものに成りはてるためなんですが

    さて、そんなことよりこれからどうしましょう、後はほっとけば霧切さんが事件についてのあれこれは対処してくれるでしょうが、このままでは苗木君のお家にお邪魔するタイミングがありません

    私は計画の軌道修正のため、新たに策を練り始めました

    急がなくては、このままでは霧切さんに美味しいところを全て奪われてしまいます!!!

  20. 20 : : 2019/03/07(木) 01:04:30
    舞園さん誰かに似ているなーって思っていたら思い出した。
    ぷよぷよシリーズに出てくるサタンさまだ。凄い力を持っているのにその力を無駄な事にしか使わないところが似ている。
  21. 21 : : 2019/03/07(木) 09:06:47
    今どういう状況なの?
    ちーたんとこまるが一緒にいる状態?
  22. 22 : : 2019/03/07(木) 12:06:53
    そんなすぐに策をホイホイ作れる舞園が三国志の諸葛亮に見えてきた。
  23. 23 : : 2019/03/08(金) 21:45:59
    >>20 舞園「はて?一体何が無駄なのか理解に苦しみますね、苗木君に好かれるために使う以上に有意義な活用方法なんてこの世に存在しないでしょう」

    >>21 モノクマ「うぷぷ、こまるちゃんと一緒にいるちーたんが舞園さんに映像や心の声付きで見せて貰った一連の出来事を回想してるんだよ」

    >>22 舞園「まあ、普段小賢しい女狐や絶望多才女を相手にすれば能力はいやでも伸ばされますよ」


    「えっと、舞園さんから送られてきた脳内マップによればこの辺にいるはず……」

    僕は涙目で足早に去っていった学園長を見送った後に舞園さんから指示された場所に少し迷いながらもどうにかこうにか着い……あれ?

    そこには舞園さんの姿はなく、苗木君に霧切さん、それに見たことのない女性(でも苗木君にそっくり……だから多分…あれ?でも?…)が伸びている男の人を囲むように立っていた、霧切さんはスマホに向かってどこかに喋りかけている

    「今神社?なら今犯人確保したからさっさと回収してちょうだい、場所はメールしておくから、……何?どうせ暇でしょう、良かったじゃない話し相手ができて、という訳で警察での面倒が一つ増えたけど、学園長に任すわよ」

    とりあえず学園長が可哀想ってのは分かったよ

    会話をきるとともに霧切さんが僕に気づいて

    「不二咲君、明けましておめでとう、もうほとんど片付いたから安心してちょうだい」

    いや、どういうこと?

    そんな僕をほっといてなお喋りを止めない

    「さて、じゃあ苗木君とりあえずここに居るのもなんだし、移動しましょうか」

    たまらず僕も言葉を口から盛大に出す

    「いや、僕にも色々教えてよ!!」

    ~~

    参りましたね、幾つか策は思いつきましたが、力技が殆どです、自然に合流する手が思いつきません

    私は透明のまま今到着した不二咲君と苗木君達のやり取りを見ながら更に頭をこねくり回します

    「……という訳よ、不二咲君」

    「うん、大体分かったけど」

    不二咲君がこまるちゃんの方に目線を向けます

    「あの貴方はもしかしたら苗木君の…」

    あっ、そういえば不二咲君には苗木君のご家族のことをあんまり教えてませんでしたね

    「お母さんですか?ずいぶん若いですね」

    言っちゃいましたね、彼の脳内では、今いないはずなのにどうして?って、?マークがわんさか出てますよ

    こまるちゃんも悪ノリで返します

    「ああ、実はそうなんですよ、この子ったら全くいまだに私と一緒にお風呂に入らなきゃ嫌だって駄々こねるくらい何ですが学園で……」

    苗木君のチョップがこまるちゃんの脳天に綺麗に決まります

    「ナンバーワン駄々っ子が何言ってんだ」

    「いったい!!もうお兄ちゃんったら」

    不二咲君はようやく間違いに気づいたようで

    「あ、えっとごめんなさい、つい身長で…」

    「いや、不二咲君良いよ」

    そこには触れないでとばかりに苗木君が顔をうつむけています

    ああ!!!可愛いです苗木君!!!どれだけ私のツボを押せば気が済むんですか!!超高校級の整体師も形無しのレベルでぐいぐいきます!!!!

    「いや、その、着物姿で大人っぽい感じだったからつい」

    するとこまるちゃんがその場でくるくると回りながら欣喜雀躍という感じで

    「そうですか?大人っぽいですか?ありがとうございます!!無理してお兄ちゃんに着付けしてもらって良かったです」

    「ええ、とっても似合ってるわよこまるちゃん、その服はお義母さんのものかしら?」

    何でしょうか、今言葉にすれば分からないレベルですが、確かな戯れ言が聞こえたような

    「はい!!」

    「良いわね、それにしても貴女をみても苗木君をみても、ご両親の躾の良さが見て取れて羨ましいわね、私の処はポンコツだから」

    「そうなんですか?」

    「ええ、どうやら例えばついこの前だってハワイ旅行を貴方達に贈ったまでは良かったけど、遅かったせいで、貴女はパスポート発行できず行けなかったんでしょう良い例よ」

    「いえいえ、学園長さんは悪くありませんって、おかげで霧切さんみたいなとっても綺麗な人と知り合えましたし」

    「あら、ありがとう」

    ……不味い、ちょ、これは非常に不味いですよ

    こまるちゃん、止めてください

    「あの、良かったらですがうちに来ませんか?お兄ちゃんの学園での行動教えて下さい」

    「ちょ、こまるお前霧切さんに迷惑かけ……」

    「もちろん良いわよ」

    何良い笑顔で答えてるですか!!!この女狐!!



  24. 24 : : 2019/03/09(土) 07:25:03
    このままだと78期生の超高校級の夫婦は苗木と霧切になってしまう…舞園がどう出るか期待です!
  25. 25 : : 2019/03/10(日) 18:10:01
    >>24 舞園「そうですよね……こうなれば仕方ありません」


    そう、こうなれば仕方ありません、覚悟は決めした、このまま何の行動も起こさなければ恐らく

    女狐苗木邸にお邪魔(マジで邪魔)→暗くなるまで苗木君及びこまるちゃんにアピール→言葉巧みに詐欺師の如くお泊まりを提案→優しい苗木君及び、女狐の本省を知らないこまるちゃん了承→こまるちゃんとお風呂→「お兄ちゃんも一緒に入ろっ!」→半ば無理やり三人でお風呂→無い胸を駆使し色気を出す(笑)→ついでに一緒に寝ましょう(夜這い)→こっそり中にまで出させる→責任とりなさいよね→バッドエンド!!

    こうなってからでは全てが遅いのです

    ~~

    ああ…やっちゃったよ、苗木君が目に見えて落ち込んでるし、霧切さんは滅茶苦茶嬉しそうだし、こまるちゃん楽しそうだし、何より舞園さんの負の感情がドバドバと僕の中に流れ込んできてるし!!

    僕も何とかしなきゃ

    「えっと、こまるちゃん?僕もお邪魔して良いかな?」

    「もちろんです」

    よし、とりあえずこれで最悪の状況は…

    (まだです!!それでは足りません)

    (舞園さん!?)

    (不二咲君、お願いがあります)

    さあ、腹をくくって行かなきゃね


    ~~

    うっ、このままじゃこまるが霧切さんや不二咲君に僕の学園生活を根掘り葉掘り聞いてくること間違いないよ

    とはいえ、この展開を止めることもできないよね

    いや、大丈夫二人がそんな変なこと言うわけないよね、うん

    その時ピピピピと無機質な音が響いてくる

    すると霧切さんがスマホを起動させ画面を見て一瞬だけ顔をしかめる

    「ごめんなさい、舞園さんから電話が、ちょっと外すから待っていてちょうだい」

    「え?舞園さんからですか?」

    やっぱりこまるは食いついていく

    霧切さんは、ええ、というとツカツカと少し離れていった

    「いや~~舞園さんからなんて羨ましいな!私も電話でも良いからお話したい!!」

    「ったく、暇な時にでもお前と電話してって頼んでやろうか?」

    こちらを向いて

    「お願い申し上げますお兄様!!!」

    現金すぎる

    すると不二咲君が

    「舞園さんと言えば、この前おすすめのデザートを舞園さんから聞いたんだけど、モノモノプリンって知ってる?」

    「ああ、知ってます、確かうちにも一つあったような…」

    「それなら僕が一昨日食べたけど」

    「ええ!?何やってんのお兄ちゃん!!せっかくの舞園さんのおすすめを!」

    ついさっきまで知らなかった癖に…まあ僕も初めて聞いたんだけど

    するとまた不二咲君が

    「それなら、近くのコンビニで売ってるのさっき見たんだけど…」

    「そうなんですか?よし!!お兄ちゃん、霧切さんと不二咲さんの分を含めて三つ買ってきて!!」

    「なぜ三つ?お前要らないの?」

    「要らないのはそんなボケだよ!!お兄ちゃん食べたんでしょ!!」

    「ああ、分かったよ!!買ってきてやるよ!!ただし四つな!!少し待ってろ!」

    「いや、皆でい……」

    「私と二人で行きましょう苗木君」

    霧切さん!もう話終わったんだ

    というか、不二咲君何か言いかけたような…

    「さあ、善は急げよ苗木君」

    「いやそんなの悪いし、僕一人でも…」

    「苗木君だけじゃ心配だから私も一緒に行ってあげるわ」

    「良いじゃんお兄ちゃん、新年早々デート楽しんできてよ!!」

    こまる、お前!!

    「任せて、エスコートには慣れてるわ」

    「ちょ、霧切さん」

    「安心してちょうだい苗木君」

    なぜか強い意志に満ちた目をしてる……断れそうにない

    「じゃあお兄ちゃん、私は不二咲さんと一緒に先に帰ってるからよろしくね」

    そう行ってこまるは不二咲君の背を押して去っていく

    「さあ、行きましょう苗木君」

    霧切さんったら、別に心配しなくても大丈夫なのにしっかりと僕の腕を掴んでいる

    なんとなく照れくさいけど

    気持ち良いからいっか



  26. 26 : : 2019/03/10(日) 21:04:24
    霧切が何かを読み取ったかの如く苗木を連れ出したか、それともこれも舞園の策の内なのだろうか。
  27. 27 : : 2019/03/13(水) 18:53:11
    >>26 舞園「半分は私の計画のうち、といった所ですかね、なんにせよこれからの行動が命運を分けます」


    「苗木君、手でもつないであげましょうか?」

    「えっ、どうしたの霧切さん」

    「あら?嫌だったかしら?」

    「そうじゃなくって、なんというか…霧切さんらしくないというか」

    「うふふ、こまるちゃんからデートを頼まれたから手ぐらい繋いだ方がいいかと思ったのよ」

    「いや、あいつの冗談に付き合わなくても別に良いよ」

    「あら、残念」

    …あの枕……絶対に貴女の好きにはさせないわよ

    ~~

    「もしもし、どうしたのかしら舞園さん、電話なんて珍しいわね」

    どうせ近くにいるんでしょうに

    「いえいえ、確かにテレパシーで連絡をとる頻度の方が高いですが、電話じゃないと霧切さんがあの場から遠ざかる理由が作れなかっただけですよ」

    遠ざける……まさか

    「多分霧切さんのことですから勘づいたと思いますので正直に話しますけど、不二咲君にあることを頼みました」

    そこで一瞬の間をおき、威圧するように

    「貴女の思いどおりにはさせませんよ」

    「こっちの台詞だわ」

    私は通話を切り、元いた場所に走りながら考えた

    恐らくあの枕はどこかで私達に『偶然』接触することを考えているはず…ならこまるちゃんと一緒に行動するのは不味いわね、ファンの彼女なら間違いなく舞園さんにも声をかけるはず…
    でも……

    私の中で那由多に等しいほどのあらゆるパターンが生まれる…一つ一つ検証していく時間は無いわね

    私が出した結論、それは苗木君と必ず行動を共にすること

    あの枕はいくらでも後出しできる力を持ってる、悔しいけど私の力じゃ、全てに対処は出来ないだからこそ苗木君への枕の接触を最小限、できるなら無しにすることに全力を尽くすべき


    ~~

    こまるちゃんと横に並んでどこか浮かれてる人がたくさんいる道を歩いている

    頭の中で色んなことが点在してるけど、彼女はそんなこと露知らず、僕に語りかけてくる

    「不二咲さんから見てお兄ちゃんってどう思います?」

    「そうだねぇ、自分では普通って言ってるけど、普通じゃないくらい優しくて皆から好かれるような…まあいい意味での人垂らし見たいな人かな」

    「そうですか!!じゃあお兄ちゃんは皆さんの中で浮いてませんか?私普通なお兄ちゃんが皆さんに呆れられてるんじゃないかって心配で」

    ある意味とてつもなく浮いてはいるけど

    僕は異常なまでに愛されてることにまるで気づかずに学園生活をおくる苗木君を思い浮かべた

    「希望ヶ峰学園は特殊な人の巣窟だから、全然浮いてないってことはないけど、皆苗木君を信用して一緒にいることに壁を感じてないから、こまるちゃんの心配してるようなことはないよ」

    そんなことを話しているとこまるがある家の前で立ち止まる

    その家の表札には、苗木、とかいてある

    ついにきたね

    こまるちゃんが少しぎこちない動作で着物から鍵を取り出して

    「それではお入りください」

    「お邪魔します」
  28. 28 : : 2019/03/14(木) 15:08:03
    そう言えば苗木の両親は元旦なのに家に居ないのかな?こまるの着付けする時にも居なかったみたいだし。
  29. 29 : : 2019/03/14(木) 19:11:37
    >>28 霧切「今ご両親ならバカ(学園長)のせいでハワイにいるわ」

    モノクマ「前作のおまけ参照だよ!!」


    「さあ散らかってますけどお好きにどうぞ、あっ、爽健美茶とコーラがあるんですけどどっちがいいですか?」

    「じゃあ悪いけど爽健美茶で」

    「はいっ!!少々お待ちください」

    台所へと歩を進めるこまるちゃん

    僕はその間にキョロキョロと周りを見回す

    どこをどう見てもTHE一般家庭、強いているならなぜか壁に掛けられた時計が3時を告げてるんだけどハトじゃなくツバメが出てる位で他に特筆すべき所はない

    苗木君はここで育ったんだよね

    一体どんな風に生活して成長していったら舞園さん達にいなくなったら世界を壊すほど愛されてるのにその事に欠片も気づかない鈍感になるのか……謎だね

    「あっ、不二咲さんどうぞ炬燵に入ってゆっくりして下さい、お茶と一緒にみかんも持ってきたんでどうぞ」

    「じゃあお言葉に甘えて」

    僕と一緒にこまるちゃんもお盆を置きながら炬燵に入る…んん

    「不二咲さんっ」

    何だろう、こまるちゃんから圧を感じる

    そう、これは舞園さんや霧切さんから感じるおどろおどろしいものとはベクトルが違う、でも正直に言えば苦手なやつ

    「単刀直入に聞いていいですか?」

    僕の方にグイッと身を乗り出してくる

    「お兄ちゃんの女の子からの評価ってどうですか?」

    やっぱり、苗木君の恋愛についてのことか

    「人気だと思うよ、苗木君が悪く言われてる所は見たことないけど、褒められたりしてるところはいっぱい見たし」

    そうですかそうですかと、とても楽しそうなこまるちゃん

    「それで、不二咲さん!!実際お兄ちゃんってどうなんですか?モテますか?」

    「えっと…なんというか」

    思った以上にグイグイくる

    正直に言いたい、でもそれは……

    ああ!!誰か助けて!!!
  30. 30 : : 2019/03/14(木) 19:42:24
    苗木くん先に死ねないじゃん。
    え?じゃあ例えば添い遂げて苗木くんが先に死んだ場合、世界は滅びるの?
  31. 31 : : 2019/03/14(木) 22:41:36
    この後こまるは嫌と言う位分かるだろう、自分の兄が恐ろしい程愛されてることを。
  32. 32 : : 2019/03/15(金) 22:56:06
    >>30 舞園「嫌ですね、私と苗木君の子供がいる世界を壊すわけ無いでしょう、第一死ぬときは一緒にですよ」

    >>31 不二咲「……とにかく恙なく終わることを切に願うよ」


    「お願いします不二咲さん、正直に教えて下さい!!あっ、ポッキーもありますからどうぞ!!」

    賄賂だ

    「そういわれても……」

    信じるとは思えないし、仮に信じたとしてもそれはそれで面倒で大変なことになることは裸の苗木君を目の前にした舞園さんの行動を予測する位簡単に分かるよ

    その時、僕のスマホが鳴り出す

    これ幸いと急いでポケットから取り出す、画面には、舞園さん、と出ていた

    良かった、ここまで来れば僕の仕事は楽だ

    僕はさり気なく画面をこまるちゃんに見せて、そのまま少しだけ耳から話して通話を開始する

    「もしもし舞園さんどうしたの?」

    「あっ、不二咲君実はたった今本当に偶然に苗木君と会ってですね」

    こまるちゃんは僕の方を真っ直ぐ見ながらどこか驚きながら僕のスマホから漏れている音に真剣に耳を傾けている

    「それで不二咲君もそっちにいるみたいですし、私も少しお邪魔しようかと」

    「嘘っ!!」

    こまるちゃんが思わずといった感じで立ち上がり、すぐに手で口を塞ぐ

    「舞園さん、ちょっとだけ待って」

    僕はこまるちゃんの腕を引っ張って

    「良かったら話す?」

    半ば放心してるように見えるこまるちゃんだけど、たどたどしい動きながらも僕からスマホを受け取って、電波の向こう側にいるアイドルに

    「初めまして!!大ファンです!!」

    本当にファンなんだね

    僕は彼女の爛爛と輝いている瞳を見ながらそう思った

  33. 33 : : 2019/03/16(土) 07:24:16
    これで舞園も霧切と同様に苗木の家に堂々とお邪魔できるようになったか、こまるは舞園の大ファンで憧れの存在、好感度が高いとは言え霧切に勝ち目はあるのだろうか?
  34. 34 : : 2019/03/17(日) 22:04:41
    >>33 霧切「逆に聞くわよ、この世に勝ち目のない勝負なんて存在するのかしら?結果が出るまではあらゆる手を尽くして勝利をもぎ取らんとするのが基本よ」


    計画に支障なしです

    咄嗟に考えた割にはうまくいきましたね、これも不二咲君という協力者あってのことです

    ナノレベルで同情しますよ霧切さん、まともな協力者がいないことが貴女の不幸です

    私は少し前のことを思い浮かべ、そっとほくそ笑みました

    ~~

    (不二咲君にやって貰いたいことは二つです、まずは苗木君のお家に直行せずに適当な場所に寄り道をして下さい)

    (舞園さんはそこにスタンバイしておくの?)

    (はい、出来れば皆さんで来て欲しいです、こまるちゃんがいたほうが色々都合が良いですから、もしそれに失敗したときは、私が頃合を見計らって電話を入れますから、それをこまるちゃんに渡してください)

    (分かったよ)

    (二つ目はこまるちゃんが私が何故いるのか不審に思った時の話です)

    (ああ、確かにそれは絶対に突っ込まれるね)

    (その時は以前私が苗木君に話ておいた言い訳を流用して下さい)

    (え?うまい言い訳を考えてたの?)

    (はい、このように言ってください)

    ~~

    「え?不二咲さん、舞園さんが分身してる!?」

    「うん、まあ希望ヶ峰学園の闇と光の結晶的なものが作用して……」

    舞園さんとの通話を終えてからしばらくして興奮を無くしてきたこまるちゃんは当然舞園さんが今生放送に出演してることに気づき、僕に問いかけてきた

    大丈夫、舞園さんにいわれたとおりに

    「つまり、あまりの多忙で睡眠時間が一日1時間もとれないことさえあった舞園さんがね」

    「え?1時間もとれてない!?大変じゃないですか!!」

    「うん、僕たちも随分心配したものだよ、とにかくそんな舞園さんが別のクラスの……まあ民俗学の超高校級に相談した所、なんか謎の儀式をされて、その力を手に入れたんだよ」

    これ、本当に大丈夫かな?数々の超高校級を見てる苗木君ならまだしも、THE一般人のこまるちゃんが……

    「凄いですね!!やっぱり私の常識なんて通用しない場所なんだ!!」

    またすっごい目が爛爛と輝いているよ

    僕の胸の中には一つの単語が大きく強く主張をしていた

    まじか!!!!!



  35. 35 : : 2019/03/18(月) 07:57:16
    信じるのか・・
  36. 36 : : 2019/03/18(月) 08:05:22
    こまるちゃんが悪い男とか詐欺に引っ掛からないか心配になってくるな・・・
  37. 37 : : 2019/03/18(月) 12:16:29
    そこまで驚く事じゃないと思うぞ不二咲、おそらく兄の苗木誠か友達の腐川や朝日奈の弟あたりから聞いたんだろうね。
  38. 38 : : 2019/03/19(火) 22:37:42
    >>35 >>36 不二咲「うん、本当に心配だよ」 舞園「まあ、私が絶対に守りますけどね」

    >>37 モノクマ「この世界じゃこまるちゃんは学園の皆とは面識が無いんだ、言ってなくてごめんね」


    やっぱり希望ヶ峰学園は凄い!!人知を超えた人しかいないのかな?………お兄ちゃんを除いて

    「あの、やっぱりお兄ちゃん浮いてるんじゃ」

    「ん?さっきも言ったけど、大丈夫だ…」

    不二咲さんの声を遮るような速さで私は反応する

    「でも!!身長が低い以外何をとっても普通平凡一般平均なお兄ちゃんがそんな、特別な人達と一緒にいて…その……同じような日々を過ごしてると思えないんです…どこか無理してるんじゃないかって…」

    ポンッと肩を叩かれる

    「苗木君は凄いよ、僕たちの誰にも出来ないことを無意識のうちにやってのけてるんだから」

    皆さんの誰にも出来ないこと?

    お兄ちゃんが?

    不二咲さんは不思議そうな顔をしているであろう私にこくりと頷いて、尚続ける

    「それにさ、僕だってプログラミングが無かったら全然特筆するような所のない人間だよ」

    不二咲さん…

    「超高校級だのなんだの言われてるけど僕達だって遊んで、食べて、寝て、趣味をして、恋愛もする、まあ何が言いたいかっていうと、苗木君と一緒にいて僕も、皆も楽しいんだよ、きっと昔の苗木君の友達と一緒でさ、それってとっても普通のことじゃない?」

    お兄ちゃんと一緒にいて楽しい…確かにそうだ妹とということを差し引いてもお兄ちゃんはいい人で、人のことを案外きちんと見てる、楽しく過ごせる

    ……良かった

    「だからさ、例えば世界を壊せる人がいたとしても苗木君からいるから守られてる、なんてこともあるかも知れないよ」

    「ふふっ流石にそれはないですよ、それにそれは全然普通じゃ無いじゃないですか」

    あはは、と笑う不二咲さん、でもなぜだかは知らないけど私はそこに真実味を感じた

    普通に考えてそんなことあり得ないのに

    「まあ、これから霧切さんも舞園さんも来るみたいだし、皆で話せばきっと苗木君が僕達にとって大切な友達ってことが分かるよ」

    「はいっ!!楽しみです!!!」

    その時玄関のチャイムが鳴り響く

    私ははじけ飛ぶように動き始め玄関へと向かった

    早く、早く舞園さんに会って色んなことを話したい!!!

    ~~

    そう、苗木君は何も気づいてないけど世界を守護してると言っても過言じゃないくらいの存在なんだよ

    さて、これからも頑張らなきゃね

    僕だって世界を守りたいんだから

    少し大げさかもと思いながらも僕はもう一度心の中で兜の緒を締めた
  39. 39 : : 2019/03/20(水) 01:23:36
    苗木くんを誰かさんに生け贄として捧げれば不二咲くんが頑張らなくても世界は平和なままなんじゃないかなぁ?
  40. 40 : : 2019/03/20(水) 09:59:24
    格付けチェックとかは別日に撮影してるだろうけど、これも舞園の分身が出演してるのかな?
  41. 41 : : 2019/03/20(水) 11:43:41
    舞園さんが本気だせば江ノ島レベルで世界を崩壊させられると考えるとやべーな
    これで苗木死んだら世界終わるぞ
  42. 42 : : 2019/03/21(木) 22:32:17
    >>39 霧切「誰を誰に生贄に捧げるつもりかしら?」

    >>40 舞園「基本的に苗木君と過ごせるチャンスが有るとき以外は私が本体で出演してます、やっぱりファンの皆さんも大切ですからね(苗木君の10万分の1くらいは)」

    >>41 霧切「江ノ島さんと違って舞園さんは洗脳擬きが出来ないから崩壊のベクトルが違うわね、舞園さんなら一日でユーラシア大陸位なら消し炭にするでしょう」


    「お邪魔しますよ、初めましてこまるちゃん、苗木君の友人(妻)の舞園さやかです、以後よしなにお願いしますよ」

    私は出来うる限り好印象を与えるように自然な笑顔を作ります、こまるちゃんともこの先長いつきあいになるのですから良好な関係を築き上げることは必須です

    妻と妹の仲が良くないなんて、苗木君にどれほどの心痛をかけることか……良妻である私は絶対にそんなことはさせませんよ

    「あ、あのよろしくお願いします!!こまるです!!」

    少し緊張してるみたいですね、言葉の節々から上ずりとつっかえを感じました

    私はゆっくりとこまるちゃんの手を取ります

    「苗木君にはいつもお世話になってます、なので出来ることならそんな畏まらずに友人のように接してくれませんか?」

    優しく手を握りながらほぐすように

    「は、はい!!今日は是非お願いします!!」

    うーん、やっぱりまだ緊張がありますね、そう簡単にはいかないようです

    ~~

    舞園さんと霧切さんが僕の家に入る

    あれ?よく考えたら女の子を家に招くなんて初めてじゃない?

    何だか訳もなく緊張してきた、いつもの二人のはずなのに違うみたいに感じる

    しっかりしろ!!苗木誠!!!そんな結婚の報告するわけじゃないんだ、ただ遊びに来ただけ、そう友達がたまたま美少女二人なだけだ

    そう、僕は不二咲君も合わせた三人にこまるから恥ずかしい情報がいかないようにしなきゃいけないだろ、だから気を引き締めろ

    「お兄ちゃん、コップは用意してあるから」

    「ああ、分かった」

    ………まあでもその事は置いといて、とにもかくにも

    「苗木君、いきましょう!!」

    舞園さんの弾けるような笑顔

    「そうね、どんな所で苗木君が育ったのかとても興味深いわ」

    霧切さんのイタズラっぽい顔

    どっちもとても綺麗だ

    「あはは、お手柔らかにね」

    この時間を楽しもう

  43. 43 : : 2019/03/22(金) 10:47:58
    ちーたん胃痛だろうなー
  44. 44 : : 2019/03/22(金) 16:38:24
    苗木は恥ずかしい思いをすると思ってるだろうけど、舞園と霧切がシノギを削ってる(妻の座を勝ち取るために)のを見れば、恥ずかしいとか思ってる場合ではないぞ。
  45. 45 : : 2019/03/22(金) 17:05:32
    そう言えば苗木この前王様ゲームの命令で朝日奈が入っている大浴場に突撃してたけど(桑田の命令)良い思いしたんじゃないの?朝日奈に聞いたら苗木の希棒がスゴくて気持ちいいってノロケたけど後桑田が悔しがっていたが
  46. 46 : : 2019/03/22(金) 23:45:30
    花音「かっこよくてたまらないレオンお兄ちゃんが惚れた女がエスパーって聞いたんだけどマジィ?」
  47. 47 : : 2019/03/23(土) 22:26:07
    >>43 不二咲「そんなことを気にする余裕もないほど常に気を張ってないと取り返しのつかない時間がやってくるよ」

    >>44 不二咲「苗木君が二人の争いに気づくのは葉隠君が爪楊枝一本で大神さんとのリアルファイトに勝つくらいあり得ないよ……ハア、勝ってよ葉隠君……」

    >>45 舞園「???何を言ってるんですか?マジでマジの方で」

    >>46 舞園「アポなら多分江ノ島さんが好きですよ、まああの女も一般人から見たらエスパーみたいな手練手管を持ってますね……私?アポマリモが絶望痴女に恋するならともかく、天使の伴侶に恋するなんて位の違いがありすぎますから、絶対に無いですね」

    花音「マジで?」

    舞園「あっ、でもあれだったら桑田君が江ノ島さんの部屋で鼻延ばしながら裸になってる写真もありますよ」

    花音「言い値で買うわ」



    この枕、やっぱり来たわね

    来るのを予見していながら阻止することの出来なかった自分を不甲斐なく思う、過去助けることの出来なかった人がいたが、その時と同じ位に私は私を責めた

    しかし今は反省をしている場合じゃない、幸か不幸かこまるちゃんは舞園さやかというアイドルに幻想を抱き間違った憧れを持っているためか、私の調べた性格での予想よりも緊張が抜けず、固い

    いくら舞園さんでもそう簡単には人間の心を変えることは出来ない、彼女は人に安らぎや親しみを与えることが得意、でもそれは万人に適応されるものであったとしても特定の個人にまで適応されるかと言えば決してそうじゃない、天上のアイドルでなく、最愛の兄の友人じゃ、まるで違う

    特定の人間の心を溶かすことなら探偵である私の方が上よ、伊達にひねくれ者から女に弱い馬鹿に至るまで様々な人達から突っ込んだ証言を得てきたわけじゃないわ

    「霧切さん、舞園さん、コーラと爽健美茶、あと今買ってきたコーヒーと紅茶どれがいい?」

    「じゃあ私は紅茶をお願いして良いですか?いや、私がいれましょう」

    「私も自分のコーヒー位自分でいれるわ、苗木君美味しいのを楽しみにしてなさい」

    「何を言ってるんですか?苗木君は私の紅茶を飲むんですよ、セレスさんから習った私の腕が火を噴きますよ」

    「年季が違うわよ、このベテランバリスタも舌を巻く私のいれっぷりを嘗めないでちょうだい」

    私と舞園さんが一見醜く思えるような争いをする、しかしもちろんこれにも大きな意味がある

    一つは家庭的な一面をアピール、すでにアイドルとしての幻想がある枕はともかく、よく知られていない私なら、いくらでも好印象を与えるアクションができるわ

    二つ目は…まあ自惚れてるわけではないけど客観的に見て私は人より容姿が幸いなことに整っていると思う、すると画がよく見られて何故だか点が上がるのよ、それには格好をつけたものより醜いものの方が往々にして以外と効果的だと私は考えている

    三つ目はこれは至ってシンプル

    私の作ったものを苗木君に飲んで貰うためなら、マイナスの影響しか無いとしても、私はこの程度のことはするわ

    しかし、そんな私の気持ちを知らず、苗木君とこまるちゃんは

    「大丈夫です、私が皆さんの飲み物の準備しますから、先に炬燵にいっててください、お兄ちゃんはコーラでいいよね」

    「ああ、ありがと」

    ……まあ、私はこの時のためにノート2冊分の予想と対応をしてきた、まだまだこれからよ


  48. 48 : : 2019/03/23(土) 23:53:25
    ここはやっぱりこまるの心をGETするのが先だね、まさに「将を射んとすれば先ず馬を射よ」ってやつか。
  49. 49 : : 2019/03/24(日) 00:13:40
    こまるちゃんはついでに修太くん辺りとくっつけちまえばブラコン度も減るとおもいますのますなのよ(どこぞのボヤキ男風)
  50. 50 : : 2019/03/24(日) 00:34:20
    桑田「違うぜぇ!俺が好きなのは!舞園ちゃん一筋なんじゃい! えっ、美容室のお姉さん?あのね、それは....その.... あぽぉ.... あ アハハハハハハハハハハハハハハハハ......」
  51. 51 : : 2019/03/24(日) 00:36:12
    >>47 >>45の事は上のアポがガチでやらかしたの見てたぞ
  52. 52 : : 2019/03/24(日) 00:38:14
    チームダンガンロンパ社長「なんという事じゃ、こんな世界では江ノ島を利用して金儲けしてダンガンロンパのブランドを使って世界征服して絶望を与えることができんではないか!!」
  53. 53 : : 2019/03/24(日) 13:55:33
    >>49 悠太くんだったわ
  54. 54 : : 2019/03/25(月) 21:07:18
    >>48 舞園「ん?苗木君とはとっくに相思相愛ですよ、うっかりさんですね、今してるのはいわば地盤固めです」ニコッ

    >>49 霧切「無理ね、彼女が誰と愛し合おうと苗木君と恥じらい無く一緒にお風呂に入るし、同衾も躊躇いなくするはずよ」

    >>50 >>51 舞園「よく分からないので、とりあえずアポを北極移転の刑に処します」

    桑田「アポ!?」

    >>52 舞園「安心して下さい、私と苗木君のラブラブ生活の助けと、私達の子供の誕生の手助けをすればお金はいくらでも入りますよ、ん?どこから?さあ?どこからでしょうね」

    舞園「余談ですが私がその気になれば世界征服もできますし、一日で3兆円位なら手に入れることもできますよ、まあ与えられるのは希望ですけどね」ニコッ




    「それでどうなったんですか?」

    「はい、石丸君と王馬君の精神が入れ替わったんですが、苗木君と真宮寺君の活躍によって魂は戻ったんですよ!!」

    「王馬君には1週間豆腐以外口に入れてはならない罰が課されたのよね」

    「ああ、あったねそんなこと、あの時の苗木君格好良かったよ!王馬君に監禁された石丸君も苗木君が見つけたんだよね」

    「いや、あれは運がよかっただけだよ」

    凄いなぁ、普通じゃ絶対にあり得ないことにお兄ちゃんが普通に関わってるし、しかも以外と中心人物のことも少なくない

    「他に!!他に何かありませんか?」

    「うふふ、そうですね、なら限界ぎりぎり!!希望ヶ峰学園プール爆破未遂事件でも」

    「確かことの始まりは朝日奈さんが苗木君をプールに誘ったこと何だよね」

    「ええ、それを舞園さんに300回連続で振られて絶望の淵にあった桑田君がそれを嫉妬して左右田君を誘って爆破しようとしたのよね」

    「そんなことで爆破なんて……」

    舞園さんが手を振りながら答えてくれる

    「まあ、結局裏に江ノ島さんがいて二人を唆したのが真相だったんですよ、ほとんど洗脳レベルでした、じゃなきゃあの2人にそんなことは出来ませんよ」

    その姿は普段テレビで見てるより自然で綺麗

    霧切さんも不二咲さんも楽しくていい人だし話も吹っ飛んでいて全然退屈しない、お兄ちゃんの格好いい話もいっぱいあるし、想像以上にいいお正月だ

    「そうですね、次はなんにしましょうか」

    その時、気のせいかも知れないけど舞園さんが不二咲さんの方に気配を送ったように感じた

    不二咲さんも一瞬だけだけど微かに驚嘆の表情を見せかけるような仕草をした

    ……うーん気のせいなのかな?

    「あっ、なら僕気になってたことがあるんだけどさ」

    不二咲さん

    「あのさ…えっとあの夏の舞園さんと苗木君がどこかの無人島に遭難した時の詳しい話が聞きたいな…なんて」

    「え?」

    分かりやすい、とてつもなくわかりやすくお兄ちゃんがその話に触れたくないような…

    ふっふっふ、なら

    私は舞園さんを見つめる

    「はい!!知りたいんですねこまるちゃん、なら…」

    「舞園さん!!」

    遮るようにお兄ちゃんが声をだす

    これはお兄ちゃんスクープ!!!間違いなし!!

    舞園さんがウインクしながら百万点の笑顔で

    「私に任せて下さい苗木君」

    可愛い!!!…ですよ舞園さん!!!

    私は一瞬にしてお兄ちゃんスクープに対する興味を舞園さんへの憧れへと変えた
  55. 55 : : 2019/03/26(火) 11:29:48
    あれは舞園が津波をコントロールして苗木と二人で遭難を仕組んだけど、どう説明する気だろうか?楽しみ!
  56. 56 : : 2019/03/26(火) 12:49:14
    つーか江ノ島と王馬すげえことやらかしてるな
  57. 57 : : 2019/03/26(火) 13:29:17
    >>56 ???「舞園さんと僕に勝てると思いでしたか? ツマラナイ.....まったくもってツマラナイ.....」
  58. 58 : : 2019/03/27(水) 22:39:14
    >>55 舞園「見ていてください」

    >>56 舞園「あのくらいならまだ可愛いものですよ、江ノ島さんとか日本沈没を計画したりしてますからね」

    >>57 舞園「ん?誰か知りませんが苗木に仇なすなら私が潰します、私を手伝うなら歓迎します、それだけはお忘れ無く」



    さて、じゃあ始めますか

    好感度を上げるさいに注意すべきことは大体身体に染みついています、完璧なトークで苗木君とこまるちゃんに誰が世界一の嫁かを改めて印象づけるとしましょう

    私はゆっくりと唇を動かし始めました

    ~~

    「あれはとある夏の話です、クラスの皆で海に遊びにいっていた時に私と苗木君は大波に巻き込まれてしまいました」

    枕が身振り手振りで情緒を出そうとしながら話始める

    私にこの話を止める術はない、こまるちゃんが興味を持っている話を意味なく遮断すれば好感度ダウンは避けられないし、下手に嫌味を言えば苗木君のものすらダウンするのが道理

    出来ることと言えば嫌みにならない程度に相槌を打つぐらい……つくづく思うわ、不二咲君という協力者の存在は大きい、自分でやれば不自然なことも協力者がいればスムーズに違和感なく行うことが出来る

    不二咲君ぐらい能力がある人間と舞園さんのエスパーがあれば私が到底出来ないアプローチも容易に可能、事実今も不二咲君が話を振ったことで舞園さんは自分に有利になる思い出話を喋ることができた

    「正直にいって波に巻き込まれてからの記憶はありません、無人島の浜辺で目を覚ました時は苗木君に抱かれた状態でした、きっと苗木君が私を守るために無意識にそうしてくれたんでしょう」

    「お兄ちゃん二つの意味でやるじゃん!!」

    「何だよ二つって、舞園さんも買いかぶりすぎだよ、偶然そうなったんだって」

    今の部分多少の脚色があったわね、苗木君の反応を見れば分かるわ…恐らく枕のことだから苗木君の顔を胸に埋める、キスの状態にする、手で胸を揉ませる、位のことをしたんでしょうね

    全く……枕が!!!!

    まあ、それは置いといてそろそろ私もまじめに協力者を求めることを考えるべきかしらね

    苗木君を手に入れる為なら何だってする、それが私の新年の抱負よ!!!
  59. 59 : : 2019/03/28(木) 11:49:42
    霧切の協力者か、78期生の誰かかな?て言うか学園長が協力者ではなく自分の娘の駒使いみたいな立場だな………
  60. 60 : : 2019/03/28(木) 12:05:06
    舞園と不二咲のエスパー使用可能コンビに勝てる助っ人なんているのかな?
  61. 61 : : 2019/03/28(木) 17:06:28
    上の???のカムク....君来るか 彼も一応エスパーだろうしな?
  62. 62 : : 2019/03/28(木) 17:08:02
    なんでダンロン公式のメインヒロインが 舞園 七海 赤松 やなくて 霧切 七海 赤松 なんじゃいな!(血涙)
  63. 63 : : 2019/03/29(金) 21:11:23
    >>59 霧切「あれは小間使いじゃなくて基本的にはお邪魔アイテムよ」

    >>60 霧切「現時点では正直思いつかないわね」

    >>61 モノクマ「今の話では黒髪ロングの赤目野郎がでる予定はないよ」

    >>62 舞園「私は苗木君だけのメインヒロインですからダンガンロンパのメインヒロインなんて正直興味ありませんね、悪いですが大勢のプレイヤーさんに愛されるより苗木君一人に愛されるほうが幸せですし」



    言葉が身体に染み込んでくるみたい

    舞園さんの綺麗で透き通り、安らげる声を受けながら私はそんなことを思っていた

    まるで頭の中で映画を見てるように映像が浮かび上がってくる

    「その時ですね、私達の前に幸運なことに小屋が見えてきたんですよ」

    何故か白い屋根にレンガ造りのグリム童話にでも出てきそうな家にお兄ちゃんと舞園さんが手を取りながら入っていく姿が見える

    「きっと昔誰かが使ってほったらかしにしていたんでしょう、缶詰や水、さらには簡易的なお風呂や布団まで置いてあったので、私と苗木君はそこを拠点にし始めたんですよ」

    「あれは本当にびっくりしたよね」

    「うふふ、きっと苗木君の幸運のおかげですよ」

    お兄ちゃんと舞園さんが2人一緒にお風呂に入ったり布団で寝てる映像が勝手に再生される

    「幸運だったら遭難もしないんじゃないかな」

    「苗木君は私と二人っきりの旅は嫌でしたか?」

    「い、いやそう意味では幸運だったかも……みたいな所もあるけれど問題はそこじゃなくって…」

    「舞園さん、苗木君をからかわないで、困ってるでしょう」

    「すいません、苗木君があんまり可愛い反応を見せてくれるので」

    今のこのやり取りですら付き合いたてのカップルとその友人とのやり取りに見えてきた

    もしかしたら私、あんまり舞園さんに憧れるあまり、お兄ちゃんと一緒になって欲しいって思ってるの?

    いや、そりゃ大好きなお兄ちゃんが大好きな舞園さんと結婚したら嬉しいけど、舞園さんアイドルだし、普通の代名詞のお兄ちゃんに惚れてくれるわけがないし……

    それに…ちょっと、ほんのちょびっとだけど、お兄ちゃんが誰かのものになるのは複雑だなぁ

    でも舞園さんだったら、仕方ないって何となく諦めがつくかも

    そんなまずあり得ないことを真剣に考えた私に気づいた私は心の中でてへぺろっと舌を出した

    舞園さんとお兄ちゃんがそんな仲になるわけないか、お兄ちゃんと一緒にお風呂に入ったり布団で寝足りしたことがあるのは私だけだろうしね

    すると

    「それにしてもあの時布団が一つしかないのには少し戸惑いましたけど、苗木君が紳士で良かったですよ」

    屈託なく舞園さんが言う

    え?

    「寝たの!?」

    思わず前のめりになった

    「えっと……うん、不可抗力的な…ね」

    少し照れてるお兄ちゃん

    そして私は暫くして何故か自分がパチパチと手を叩いていることに気づいた

    そして同時に

    うっそ!!!!!!!!!

    最大級の大きさで私の脳内全てに響き渡った
  64. 64 : : 2019/03/30(土) 00:52:18
    こまるちゃん!舞園お姉様とお風呂に入ろう!お兄さんも共に!
  65. 65 : : 2019/03/30(土) 13:05:05
    そうだね苗木は紳士だね、紳士過ぎて何もしなかったけど…
  66. 66 : : 2019/03/31(日) 23:31:55
    >>64  霧切「黙りなさい」

    >>65 舞園「苗木君の理性はダイヤモンドの百倍は固いですから、それを壊すことを考えるのは時間の無駄の可能性すらありますからね」


    うふふ、順調です

    私が苗木君との婚前旅行の話をすることで嫌みや不自然さなく苗木君の妻であることを義妹であるこまるちゃんにアピール

    苗木君も妹に私達のラブラブな関係を聞かれることで私への想いをより一層堅固なものにするでしょう

    苗木君への配慮として多少の脚色はしていますが話はノンフィクション、苗木君が異議を唱えることもありません

    「そして2人でゆっくりと寝たんですよ、途中で苗木君に抱きついたらしく起きた時はべったりくっついて…苗木君あの時はすいませんでした、お邪魔だったでしょう」

    「そんなことないよ…えっと……うん、そんなことは決してないから安心して舞園さん」

    ここで『僕も気持ちよかったから』の一言が出せればばっちりなんですが、やはりまだ難しいようですね

    「でも、寝苦しくありませんでしたか?苗木君の目に隈まで有ったんですが」

    「あははっ、舞園さんの見間違いだよ、あの時の僕は疲れちゃってたからぐっすり寝たよ」

    オリンピックメダリストレベルの泳ぎを目が見せてますよ苗木君、それに加えてほっぺたも紅くなって……まあつまり…………

    可愛い!!!!!!!!!

    そう、この苗木君の天使を自信喪失させるレベルの最上の可愛さに感極まった私は一瞬だけ油断をこの時してしまいました

    「確かに、苗木君は初めての場所にいった時にはぐっすりと眠るわね、私ととある島に行った時もそうだったし」

    女狐が私と苗木君の惚気話に胃もたれを起こしたのか、急に話を変えてきたのです…

    「本当によく寝てたわね、あんまり長い時間気持ち良さそうに眠るものだから私の膝が痺れちゃったわ」

    は!!?

    「霧切さん、その話は…」

    この女狐!!!……くっ、こまるちゃんがさっきの私の惚気と合わさってさらなる困惑と混乱に苛まれています!!

    (え?お兄ちゃんまた?こんな美人な人と寝たの?…いや、これは違うか、膝枕か……昔お兄ちゃんが私によくやってくれた奴……ん?同衾とどっちがカレカノポイント高いんだっけ?)

    「あら、ごめんなさい苗木君、ただ舞園さんの話を聞いてたらあの時のことを思い出しちゃって……舞園さん、続きをどうぞ」

    どうぞ、というジェスチャーとともにしたり顔をしている女狐……

    不味いですね、多少不自然でしたがそれを補って余りある程のインパクト…時間が立てばこまるちゃんの脳内に女狐の話を聞きたいと浮かび上がるのも必然というもの………

    ……今の私に出来ることはこの話を続けること、そして考えるんです、この女狐を跪かせ苗木君、こまるちゃんの好感度を上げる方法を

    「そうですね霧切さん、それでは……」
  67. 67 : : 2019/03/31(日) 23:52:55
    提案します!こまるちゃんが大好きな漫画の話をしよう!
  68. 68 : : 2019/04/01(月) 19:51:35
    霧切もやるな…これは「新婚さんいらっしゃい」に出場するのは、苗木と舞園かと思ったが解らなくなってきた。
  69. 69 : : 2019/04/01(月) 22:46:32
    >>67 舞園「それは難しいです、私が急に少女マンガを語るのも不自然ですし、好きなマンガを知ってるのも可笑しいので、思ってるよりその話題に誘導するのは困難何ですよ」

    >>68 舞園「あんな女狐に私達の愛が負けるわけがありません、そう、新しい元号が急に葉隠や桑田に変わるくらいあり得ないんですよ」



    ううう、なんか雲行きが怪しくなってきたよ、この2人の諍いの中に身を投じて結構経つけど今日はいつも以上にバチバチと火花が散ってる気がする

    僕の役目であり目標は舞園さんをサポートして苗木君とくっつけること、霧切さんには悪いけど、舞園さんには恩があるし、世界の平和の為にもそっちの方が良いと僕が判断してる

    「それからはまあ、殆ど苗木君と助けが来るまでお話しをしてました」

    「うん、あんな状況だったのに舞園さんとっても明るくてさ、勇気づけられたよ」

    「うふふ、苗木君が一緒だったから明るくいれたんですよ」

    もちろん舞園さんは苗木君に無関係ならとても理性的で世界を脅かすことは無いけれど、今の状況は悪転すればどうなるかは分からない

    「お兄ちゃんったら、ファン垂涎もののシチュエーションをうまく過ごしてるじゃん、さっすが!!」

    「おいこまる、あんまりからかうなって」

    今僕が見る限り苗木君もこまるちゃんもとても楽しそうに見える、つまり良い感じってこと

    まだ油断はできないけど多分、不測の事態でも起こらない限り、六対四ぐらいで舞園さんの方が苗木君と良い感じになると思う

    「でも、舞園さんあの後は予想外だったよね、まさか桑田君と葉隠君が流されてくるなんて」

    そう、不測の事態が起こらないなら……そして僕は知っている苗木君の才能を

    彼の才能は幸運、すけこましとかモテモテとかじゃなくて幸運

    僕の感覚で言えば幸運というより可能性が低いことを引き起こしたりする力、多分桑田君と葉隠君が舞園さんが近くにいるにも関わらず流れてきたのもそれに関係してると思う

    ………根拠はないけど舞園さんにも霧切さんにも予測できてない何かが起こる、この1年で鍛えられた勘が僕にそう告げている

    「あれは本当に驚きましたね、後で理由を聞いてもブルブルと生まれたての鹿みたいに震えて、何にも覚えてないとしか言いませんでしたし」

    舞園さんが言葉を終えたその時!!!

    ドッゴーン!!!!!!バキャァ!!!!

    にわかに轟音が響き渡る

    「な、何ですか!!?家の前から聞こえてきましたよ!!!」

    霧切さんは舞園さんの叫びがやむ前に素早く炬燵から飛び出し玄関に向かう

    「僕達もいこう!」

    やっぱり起こった、でも一体なにが?

    玄関を開けた霧切さんの後ろ姿が見える、そしてもう一人……なんてこった

    僕は思わず顔を屈めた、そしてすぐに顔を上げる

    「あれ?霧切さん!!それに不二咲君まで!!わあ!!この希望溢れる正月に会えるなんてなんて幸運何だ!!何故かニトログリゼンらしきものが目の前に落ちてぶっ飛ばされたかいが有ったよ!!!」

    そう、そこには超高校級の幸運であり希望厨と名高い狛枝君が多少破れただけの服を着て笑っていた
  70. 70 : : 2019/04/01(月) 23:44:02
    うわぁ.....お やばいよ苗木君連れて逃げて
  71. 71 : : 2019/04/02(火) 02:42:19
    苗木厨の変態襲来www
  72. 72 : : 2019/04/02(火) 04:29:23
    狛枝が空から降ってきても大丈夫だろう、すぐ救急車呼んで暫く入院させれば良いんだよ。
  73. 73 : : 2019/04/06(土) 09:03:10
    最原「大変そうだな....とりあえず、赤松さんとデートに......」 日向 「....そいつからは絶対に逃げろ! .....じゃあ、七海とゲーセンいくわ」
  74. 74 : : 2019/04/06(土) 14:23:37
    ダンロン公式が3とか以降霧切メインヒロイン扱いなうえに苗木が霧切に惚れてしまった描写があって複雑だなぁ...苗木のヒロインは舞園さんで希望の弾丸でも舞園さん宛の歌だったのに
  75. 75 : : 2019/04/11(木) 18:23:41
    >>70 狛枝「えっ?何で逃げる必要なんてあるの?まさか希望を折ろうとする非希望野郎でもいるの?」

    >>71 舞園「そうですよ、マジで邪魔です」

    >>72 霧切「無理ね、外傷も殆どないし、何より幸運に邪魔されるのがオチよ」

    >>73 不二咲「逃げないで!!今のところ出番の予定はないけど!!逃げないでよ!!!」

    >>74 舞園「公式とか言うパラレルは知りませんがとりあえず絶望計画はぶっ壊したので運命は変わりましたよ」




    「それにしてもまさかこんな希望の正月に希望の塊の皆と会えるなんて僕はなんて幸運何だ!!」

    邪魔です!!!

    今、苗木君のお父様(私の義父様)の服を借りて世間一般的にはまあ2枚目と称されるような顔に彼の中にある、あらゆるものの色を混ぜたドブのような醜悪で混沌とした魂を完璧に隠した笑顔でいます

    もう一度言いましょう

    邪魔です!!!!!!!

    「そして初めまして苗木君の妹さん!!僕はお兄さんの忠実なる下僕の狛枝凪斗!!気軽にゴミクズって呼んでね!!!」

    笑顔のままこまるちゃんの手を取り、こまるちゃんを引かせます

    彼が着替えている最中に一通り狛枝君について話しましたが、如何せん時間が足りずその異常性を十分に話せませんでしたが、この僅かな間でこまるちゃんもヤバさを理解したみたいですね

    「ちょっと狛枝君、何度も言ってるけど下僕とかそういう風に君をみたこともないし、自称もして欲しく無いんだって」

    「そうはいかないよ!!僕が見てきた中で君は最も素晴らしく、大きく、何より鮮やかに強い、そんな希望の光を持ってるんだよ、なら希望の忠実なる下僕の僕は、君に絶対服従せざるを得ないんだよ!!」

    まくし立てるような勢いで気持ちの悪い持論を展開させ苗木君を困惑させます

    そして私だけは知ってます、そう話す彼の頭の中には夥しい程の『希望』という言葉で埋め尽くされており、口から出ている言葉は彼が考えた言葉ではなく、いわばテンプレとして自動で出ているということに

    しかし狛枝君はこの脳内でもものをちゃんと考えることが出来る、つまり江ノ島さんや霧切さんほどではないですが、私でさえ考えが読めないのです

    こまるちゃんが苗木君の肩を突いて狛枝君に聞こえない程に抑えた声で

    「お兄ちゃん、この人怖いよ」

    もっともです

    「大丈夫、悪いことする人じゃないよ、考え方が特殊で偏っててアブノーマルなだけ」

    ああもう!!そんな優しい所が大好きです!!!!!

    「そうそう苗木君、せっかく会えたし、是非とも上げたいものがあるんだけど」

    「何?」

    そして次の狛枝君の言葉に私はまたもや驚きました

    「あのさ、今朝早く希望ヶ御籤ってのを希望ヶ神社って所で引いたんだけど、福神籤って言うのかな?福引きみたいな感じでさ、景品が当たったんだけど、よかったらいる?」

    え!!!???
  76. 76 : : 2019/04/12(金) 15:11:08
    狛枝は何を貰ったんだろうか、海外旅行とかかな?それだと舞園達で苗木と行くかで奪い合いになりそうだ…
  77. 77 : : 2019/04/12(金) 18:17:03
    そういや日向最原は何してんだろ
  78. 78 : : 2019/04/17(水) 18:44:48
    >>76 狛枝「それはね…」

    >>77 モノクマ「うぷぷ、今回の話に彼等は出る予定ないよ、おまけには出す予定だけどね」


    「希望ヶ神社で?」

    それって僕達が今朝行ったところだよね、結局色々あって退散を余儀なくされたんだけど

    僕は横にぴったりとくっついているこまるの頭に手をポンッと置きながら狛枝君に尋ねる

    「一体何が当たったの?あんまり高いものだったら僕は貰えないよ」

    「いやいや、確かにそれは福引き擬きだからたいしたもんじゃないけど、僕は君が望むなら、千カラットのダイヤモンドでも僕の命でも躊躇いなく、喜んで献上するよ!!」

    相も変わらずどこか含みのある笑顔で正直引かざるを得ない言葉を口にする、どうして狛枝君はこんなに僕に執着するのか見当もつかないけど、今はとにかく

    「ダイヤモンドも命もいらないから、とりあえず何が当たったのか教えてくれる?」

    「そうですよ!!早く教えて下さい」

    「舞園さんの言うとおりね、私も興味があるわ」

    舞園さんに霧切さんも僕に追随してくれる、にしても何だろう、気のせいか焦ってるような

    「うんっ、1位と2位が当たったんだけど2位が希望ヶ原スキー場と近くの温泉旅館のペアチケットで……」

    そこまで言った所でこまるが急に矢のように言葉を発する

    「希望ヶ原ってあの最近話題のパワースポットがあるって評判の所ですか!?」

    「評判?」

    「お兄ちゃん知らないの?今や女子高生で知らない人はいないよ!!」

    お前まだ中学生だろうが

    「とある番組で発表されたのを契機に全国に拡散!!今や恋する乙女が片思いの男子を言葉巧みに騙くらかして一緒に行きたい場所ランキング1位!!!」

    「何そのランキング?」

    舞園さんが手を上げて

    「私が雛壇に座ってる番組で扱ったランキングです」

    「そうなの?」

    何とも言えないランキングを扱ってるんだね

    「ちなみに、江ノ島さんが番組の計画に何故か口を出して司会者擬きまでしてます」

    何でだろう、納得出来る自分がいる

    「で、こまるお前一緒に行きたい男子でもいるの?」

    「うんっ!!」

    間髪入れず返答をする

    ふふふ、兄離れちゃんと出来てるな、この前まで感じてた不安は杞憂だったか

    そこで僕は兄らしく妹にあげようと思って

    「じゃあ狛枝君、ありがたく頂くとするよ」

    「喜んで!!」

    まあ、狛枝君からまた貸しならぬ、またあげだから素直に胸をはれるかって言われたら微妙だけど

    そう思っていると、何か思いついたように霧切さんが

    「こまるちゃん、一緒に行きたい人って誰かしら?…もしかしたら」

    「はいっ!!お兄ちゃんです」

    前言撤回、兄離れ全然してなかった

    「ちなみにこのテクニックも舞園さんが雛壇にいる番組で紹介された、肝心なことを言わずに相手を乗せちゃえ!って技だよ」

    「江ノ島さんが楽しそうに十二個ぐらい作ってました」

    やれやれ、やられた

    「で、苗木君1位の方なんだけどさ」

    するとまた2人の周りの空気が一変するような気がした……うーんやっぱり気のせいかな?

    「是非ともこれも苗木君にあげたいんだよ」

    狛枝君、何を当てたの?
  79. 79 : : 2019/04/18(木) 20:35:59
    2位で温泉スキー旅行だから1位は海外旅行とかかな?なんか緊張感が漂う…
  80. 80 : : 2019/04/18(木) 21:42:29
    なにかんがえてるの
  81. 81 : : 2019/04/19(金) 03:29:21
    何をやったら苗木くんはここまで狛枝くんに好かれるんだ・・・
  82. 82 : : 2019/04/24(水) 21:11:42
    >>79 狛枝「あはっ、そんなものじゃないよ」

    >>80 狛枝「希望」

    >>81 舞園「別に不思議なことはないでしょう、苗木君にこの世を照らし、ともすれば宇宙万物の全てまで照らせる希望があるのは間違いないんですから」


    一体何を考えてるんですか、この希望厨

    そう、私は1位が何かは知りません、しかしおかしいんです……何故なら

    本来の1位は狛枝君が提示した2位なんですから

    霧切さんの命令で小間使いである学園長が旅行を1位にしたことを私は学園長の頭を覗いて知っています、だからこそ狛枝君が1位と2位を当てたと言ったとき、いかに私とペアで行くのかを瞬時に考えたものです

    しかし、この希望厨は1位を2位と偽りました、つまり1位は恐らくこの希望厨の用意したもの、しかも苗木君に献上しようとしている、このことから導き出されることは……

    盗聴器、盗撮カメラ、希望の手紙、媚薬、洗脳剤、自分の抱き枕、パンツ…どれにしたってろくなものを渡すとは思えません

    とにかく、苗木君とこまるちゃんをこの場から一旦退場させましょう

    私は即座に不二咲君にお願いを送りました

    「あっ、あの苗木君」

    「何?不二咲君」

    「ちょっとトイレ行きたいんだけど、案内してくれる?」

    ベタですが、これくらいしか思いつきません……こまるちゃんも一緒に退場させるには……

    すると霧切さんも同じような考えに至っていたのか、助け船を出してくれます

    「苗木君、席を立つなら一つお願いがあるんだけど」

    「何?みかん?」

    「いえ、せっかくお家までお邪魔したんだもの、苗木君の昔を見てみたいわ」

    「なら、私がアルバム持ってきますよ、お母さん秘蔵のMAKOTOあります!!」

    「ちょっとお前!!!」

    苗木君が捕まえる前にこまるちゃんは疾風のように去って行きました

    「ごめん不二咲君!!トイレはそこ曲がって突き当たりにあるから!」

    そして苗木君もこまるちゃんを追っていきました、自分の恥ずかしい思い出である、五年生のおねしょを激写された恥ずかしさに顔を赤らめ半泣きになっている、天使も気を失う一品も入ったアルバムを持ってこさせないために

    「さて」

    霧切さんが狛枝君に鋭い目線を向けます

    「貴方は何を考えているのかしら?」

    「何って決まってるじゃないか、希望だよ」

    私も苗木君の前では出来ない顔で希望厨に尋ねます

    「なら、質問を変えます、貴方は何を苗木君にあげようとしていたんですか?」

    んー、と上を向きながら思案をした後、先ほど旅行券を出したカバンから何か紙を取り出しました

    「はい、これだよ」

    そこには狛枝君の字でたった一文だけが書いてありました

    舞園さんと霧切さんは苗木君のこと好きだから一緒に希望を創ってほしいな

    この希望厨!!!!!!!!!!!!!!?
  83. 83 : : 2019/04/25(木) 07:24:25
    とんでもない地雷持ってきやがったなこいつ
  84. 84 : : 2019/04/25(木) 15:14:50
    苗木が見てない今がチャンスって事でさっさと狛枝を追い出そう、テープでぐるぐる巻きにして粗大ゴミにするか?
  85. 85 : : 2019/04/26(金) 22:50:21
    >>83 >>84 舞園「希望厨!!!マジで何考えてんですか!!!!え!!!」

    「さあさあもう気は済んだ?」

    「狛枝君!!!!」

    2人の叫びがシンクロする

    「え?どうしたの?」

    「貴方は何を考えてるの!?」

    「世界一のデリケートゾーンを何土足で踏み荒らそうとしてんですか!!!」

    狛枝君は全く悪びれもせずに笑いながら答える

    「全部希望のためだよ、それに苗木君以外全員知ってるんだし、問題ないでしょ」

    「そういう問題じゃないんですよ!!!乙女には譲れないプライドがあるんですよ!!」

    「舞園さんのいうとおりよ!!他人が無断で触れて良いものじゃないの!!あの王馬君や江ノ島さんでさえそれをいうことはなかったわ!!」

    王馬君はともかく江ノ島さんはそっちの方が面白そうだからって言ってたよ

    「でもさ、このまま行っても何の進展もないって君たちも薄々気づいてるんじゃないの?」

    2人の顔の色が僅かに陰る……正直僕も少しそう思ってたよ

    「君たちが少しでも婉曲に愛を伝えても彼は気付かないよ、翻って僕を見てごらんよ、真っ直ぐに思いを伝えているからこそ僕は苗木君に特別扱いされて貰っている」

    別に良い扱い受けてるわけじゃないでしょう、基本引かれてるよね

    「僕はね、見てみたいんだよ彼の希望がさらに先に行くのを」

    あっ、狛枝君が入った

    「大きく、眩しく、明るく、神々しく、妖しく、暖かく、優しく、全てを受け入れ全てを内包し、全てを希望へと導く、僕は苗木君にそんな、いや、それ以上の絶対的な希望が生まれると確信してるんだよ!!!」

    2人はまだ黙ったままでいる

    「そのためには僕達という糧だけじゃない、君たちの希望も必要なんだよ!!そう僕達皆の力を合わせれば作れる!!!!世界を照らす絶対的な希望が!!!!!!!!!」

    すっごい恍惚の顔してる、慣れてなかったら思わず顔を背けたくなるレベルだよ

    「だからこそ、僕は今日ここで彼と出会った幸運を使い、君たちとの関係の後押しをする!!そうするのが希望に繫がるから!!!」

    狛枝君の咆哮の後しばらくの沈黙が流れる

    その時間は一分にも思えたし、1時間にも思えた……でも苗木君達がまだ帰ってこない所を見るとそれほど長い時間じゃなかったらしい

    もちろん僕がそれに気づいたのは一連の出来事が終わった後のこと、そしてそのあまりに大きいプレッシャーと不思議な空気のある空間を破ったのはある一言だった

    正直にいって随分肝が鍛えられたと思っていた僕の浅い考えを見直すことになったよ

    そう、その一言は禍々しく、おぞましく、細胞の一つ一つが言葉を忘れ嵐が過ぎるまで凌ぎきることだけに全てをかけた

    「うっさいんですよ、ゴミクズさん」
  86. 86 : : 2019/04/27(土) 06:02:19
    おはようです ....苗木くんをけものにするような出来事をあぽとだべに邪魔されなければ......
  87. 87 : : 2019/04/27(土) 10:18:19
    人の恋路を邪魔すると馬に蹴られて何とやらって言うけど、狛枝の場合は天の川銀河から追放されそうだ。
  88. 88 : : 2019/04/29(月) 23:39:56
    >>86 >>87 「少し黙ってて下さい」



    不味い不味い不味い不味い、このままじゃもしかしたら舞園さん力を無差別に制御なく使っちゃうんじゃ……

    僕は舞園さんのおぞましく禍々しい言葉を聞いて、細胞レベルで恐怖をした…でも世界が……

    恐ろしい……僕はどうすれば…でもどうしようも出来ない………怖い怖いでも頑張らなきゃ…でも

    僕は間違いなく人生で一番恐怖していた……僕はなんとしても舞園さんに力を貸してこの世界を守ろうとしていた……でも僕はまだ弱い………

    ごめんなさい皆

    僕が打ち震えている間に舞園さんはさらに続ける

    「貴方に言われなくても分かってますよ!!!!だからこそこんなに苦しんでるんですよ!!!」

    その声は哀しみを帯びていたそして……

    「貴方みたいな人間性の希薄な人には分からないんですよ!!!この身体心全てを捧げていいと思っている思い人にだって言えないんですよ!!!」

    そしてとても強い

    「好きって二文字を言葉にするのは何より難しいんです!!!裸を見せるより、抱きつくより、何をするより難しいんですよ!!!!!」

    「舞園さん……」

    何故かは分からないけど勝手に口から声が漏れて震えも止まっていた

    「もしそのゴミのたまった脳味噌で多少なりとも理解できたなら私の邪魔をしないで下さい!!!!私の欲しいのは希望じゃありません苗木君なんです!!!」

    そして感情的な声と対照的にどこまでも深くそれでいて平坦な声が響く

    「そうよ、今度ばかりは舞園さんに同意するわ」
  89. 89 : : 2019/04/30(火) 11:56:58
    これはいったいナンジャいなタウン
  90. 90 : : 2019/04/30(火) 22:36:09
    >>89 狛枝「さあね」ハハッ

    「苗木君を好きだってことを他人にばらされるなんて反吐が出るほど嫌だし、かといってすぐに告白することもできないわ」

    これは不味いよね……聞いちゃいけないこと聞いちゃったよね…というかこれって現実?お兄ちゃんを贔屓しすぎてるからって私幻聴聞いてるんじゃ……もしくは夢?

    …先ずは整理をしよう、そう冷静にならなきゃ、頑張れ苗木こまる…私はお兄ちゃんの妹なんだから

    私はアルバムをお兄ちゃんとの必死の戦いの末手に入れることができ無かったけど隙をみておねしょシーンや小五の時の運動会など数枚だけを抜き取り、新たな隠し場所を模索しているお兄ちゃんから離れ皆さんに見せようといち早くここに来た、で、気付いたら舞園さんがお兄ちゃんが好きだとか霧切さんもそうだとか俄には信じられない話を聞いていると……

    私はほっぺたを軽くつねる

    痛い……夢じゃない…じゃあ幻聴?

    すると私の耳に舞園さんのグループの歌のさびが聞こえてくる…たしかこれは5時になったら響くやつ

    皆さんに気付かれないようにこっそりと壁時計に目をやる

    ジャスト5時……いやでもまだ幻聴という可能性は捨てきれない

    「貴方は希望ばかりで人の気持ちへの配慮が決定的に欠けているわ!だから苗木君に惹かれている私達の気持ちが分からないのよ」

    だってあり得ないでしょ、普通と優しいが2人羽織しているようなお兄ちゃんが日課に告白されるが入ってそうな超絶美人さんに想われてるとか……百億歩譲って1人なら分かるよ、妹としての贔屓目もあるけどお兄ちゃんみたいな彼氏だったらいいなって思うし

    でも!!2人だし!!!舞園さんだしもいるし!!!そりゃ2人がくっついたらファンとしては男性には及ばないとしてもちょっと残念だけと妹としてはそれを吹き飛ばすぐらい嬉しいよ、けど普通に考えてあり得ないでしょ!!

    思考が混乱する、そんな私に気付かない舞園さんと霧切さんはお兄ちゃんへの愛を口にし、不二咲さんは肩をすぼめて体を少し小さくしている、責められているであろう狛枝さんは涼しい顔に無口を貫いている

    私はどうすれば良いの?分からない…けどこればっかりはお兄ちゃんにアドバイスを貰うことは出来ない、もしこれが幻聴や夢じゃないなら私にとっても重要な大問題、大好きなお兄ちゃんへの想いを聞いちゃったんだから

    どれほどの重要かというと元号が変わるくらいかそれ以上

    私がそんなことを思いながら無言で悶えていると、狛枝さんがこちらに手招きしながら

    「帰ってきてたんだおいでよ」

    屈託無い笑顔でそういう彼をみて、私は混乱の中でたった一つだけ分かったことがある……舞園さん達に教えて貰ったのに実感は無かったけど、今確信できた、実感できた

    この人ヤバイ人だ

  91. 91 : : 2019/04/30(火) 23:53:08
    平成最後の投稿ありがとうございます!また令和からもよろしくお願いします。
  92. 92 : : 2019/05/01(水) 08:39:39
    そういやこまるいたな
    苗木への想いがこまるに伝わったがこまるはどうするんだろ
  93. 93 : : 2019/05/02(木) 08:10:19
    こまるちゃん、舞園さんガチ勢だから嬉しいんだろうけど....うーん?
  94. 94 : : 2019/05/05(日) 21:01:27
    >>91 舞園「ありがとうございます、本元号、令和もよろしくお願いします」ニコッ

    >>92 こまる「どうしよう」

    >>93 こまる「嬉しいけど、なんか複雑なんだよ、本当にお兄ちゃんが舞園さんや霧切さんみたいな超美人さんに好かれてるなんて思ってなかったし……」



    しまった、あまりにも希望厨白ワカメにむかつき過ぎてこまるちゃんに全く気付きませんでした………私としたことがなんという失態を

    「あの、盗み聞きする気は無かったんですが……あの……もうすぐお兄ちゃんもこっちに戻ってくると思うので……その正直私まだ混乱してるんですが、一つだけはっきりさせて良いですか?」

    ……ここまで来たら仕方ありません、本来ならもっと親しく、好感度をもっと…そうお姉ちゃんと呼ばれるくらいに高くしてから言おうと思ってましたが前倒しにするしかないですね

    「舞園さんと霧切さんは………お兄ちゃんが好きなんですか?」

    はっきりと、私の想いをしっかりと伝えます

    「はい、この世で一番大好きですよ」

    霧切さんも私に続きます

    「私も、私の全てを捧げてもいいとすら思ってるわ」

    「私は私の全てどころかこれから手に入る全てを捧げても構いません」

    「なら私は私の過去現在未来全てとおまけに父の全てを捧げて覚悟よ」

    「私なんて世界と苗木君を天秤にかけられたとしたら迷うことなく苗木君を選びます」

    「私なら宇宙や天国まで天秤にかけられようと苗木君を間髪入れずに選ぶわ」

    私と霧切さんのとてつもなく有意義な意地の張り合いを不二咲君の柔らかな声が遮ります

    「2人ともその辺にしとこうよ、ほら」

    不二咲君がこまるちゃんの方を見ます

    つられてみると、トマト程に顔を真っ赤にさせたこまるちゃんが尚も顔を紅潮させています

    そして

    「本気何ですね」

    「はい」

    「もちろんよ」

    私達がそう返事をした時、私の脳内に天使の囁きが聞こえてきました

    どうやら苗木君がもうやって来るようです

    すると

    「じゃあ僕はそろそろお暇するね」

    「え?狛枝君急にどうしたの?」

    「これ以上は僕がいない方が希望がうまく生まれそうだからね、僕はまた今度その希望を見せて貰うとするよ、もともと丁度良い機会だったから2人の後押しをしようと思っただけだしさ」

    ん?帰ってくれるのは嬉しいですが散々私の大事な所を荒らしといてひょうひょうと帰る?

    「それじゃ、苗木君がきたらこれが1位の商品だって渡しといて」

    巫山戯てんですか?このワカメ

    「わ、分かりました」

    そうして白ワカメは玄関から去って行きました

    「あれ?狛枝君は?」

    帰ってきた天使に霧切さんが返します

    「何か知らないけど急用が出来たらしいわよ、何でも病院の相部屋だったお爺さんの遺産が入ったとか何とか」

    「へえ、狛枝君らしいね」

    「…あっお兄ちゃん、これ狛枝さんから、1位だって」

    さて、今度は一体何を?事前に用意をしたものではないでしょうが予想が出来ませんね

    ……あっ、因みに希望厨の白ワカメは今ちょっと空き地の地中の中で地中浴をしてますよ
  95. 95 : : 2019/05/06(月) 00:15:58
    あれ、地中海まで一瞬でいったの?たまげたなぁ(すっとぼけ)
  96. 96 : : 2019/05/06(月) 13:25:41
    狛枝は何処かの修行僧みたいな事をしてるな、即身仏になりたいのか?
  97. 97 : : 2019/05/08(水) 22:07:00
    >>95 舞園「うふふ、その気になればそこよりももっと素晴らしい所にも連れて行けたんですが、白ワカメの場合地獄に落ちそうなので止めてあげました」

    >>96 舞園「彼の業を雪ぎ落として仏になるにはこの程度の苦難じゃまるで足りませんよ」



    「あっ、こまるちゃんは私に気にせずシャワー使って下さい、図々しくもお風呂を借りてるのは私の方ですから」

    舞園さんの細くて滑らかな腕が風呂桶を頭の上に持っていき、そのままお湯を体に落とす

    瞬間的に身体中が濡れ露の一つ一つが扇情的な美しさを強調する

    伸びをした彼女は足の先から頭の先までが芸術品顔負けの艶めかしさ、美しさを放った

    「それにしても、彼がゲームを持ち合わせていたことには驚いたわ、確かに苗木君の好きそうなものではあるけどね」

    そういう霧切さんは私の家にあるような一般的な確か100円ショップあたりで買ってきたタオルで身体をこする、形がよく柔らかそうな胸が腕を動かすたびに揺れエロスを感じさせる

    私がもしも男だったらきっととっくに倒れてるか、さっさと逃げてるだろうなぁ

    3人では少し狭いバスルームに私が超絶美人さん2人と一緒にいる理由は少し前に遡る

    ~~

    「あっ、これはモノテンドーのクマッチだ!」

    「へえ、良かったですね苗木君それにこれソフトまでセットになってますよ、しかも苗木君が欲しがってたやつです」

    狛枝さんが残した商品を皆で見ている間にも私は先ほど聞いた2人のお兄ちゃんへの想いについて考えていた

    この際どうして2人がお兄ちゃんに惚れたのかについてはとっても気になるけどひとまず置いておこう

    今私が一番に考えることはこの一昔前の学園ラブコメにありそうな展開に私がどう絡むか

    正直に言えば美人さんの2人がお兄ちゃんを好きでいてくれることは嬉しい、でも2人いるのが問題

    鈍感でお人好しなお兄ちゃんのことだから絶対に気づいてないだろうけど、お兄ちゃんは遅かれ早かれ決断を下すときがくる

    舞園さんをとるか、霧切さんをとるか……あるいはないと思うけど、両方をとる、もしくはとらない、この決断を下すときが

    でも普通のお兄ちゃんが2人の想いに気づけば苦しみながら1人を選ぶ、きっとそう

    そして妹としてお兄ちゃんの幸せを願う私はその決断を尊重し、お義姉さんと呼ばないといけない

    どちらを選ぶかはお兄ちゃんの問題、私の問題はお兄ちゃんにどっちを選んで欲しいかをきちんと決めること、そして決めたら潔くその人のサポートをすること

    私個人としては舞園さんを選んで欲しい……けど

    お兄ちゃんをより幸せにしてくれるであろう人を私はサポートする、舞園さんは好きだけどそれ以上にお兄ちゃんが好きだから

    それを決めるには………

    私は思案の末にやたらレトロな結論に行き着いた

    「あの、舞園さん、霧切さん暗くなってきましたし良かったら泊まっていきませんか?一緒にお風呂入りましょうよ」

    「おい、こまるお前……」

    霧切さんがすぐさまお兄ちゃんを遮って返事をくれる

    「私は構わないわよ、話したりないと思っていたところだし」

    「もちろん私もOKですよ、お泊まりなんて久しぶりなので楽しみです」

    「あ、じゃあ僕も良いかな?」

    「もちろんですよ、不二咲さん」

    複雑な顔をしているお兄ちゃんを横目に私の胸はドキドキしっぱなしだった

    ~~

    そう、私が出した結論、それは……

    お風呂で身も心も裸で本心をぶつけ合って決めよう!!
  98. 98 : : 2019/05/09(木) 07:09:08
    桑田「苗木ばっかしモテやがって!コロッとやるぞおるぁぁ!俺も!俺も!」 葉隠「苗木っちとちがって可愛さがないからむりだべ 諦めろ 野球しなくなってからモテなくなったろ」
  99. 99 : : 2019/05/09(木) 15:13:56
    泊まっても狛枝からゲーム機貰ったら眠らないで皆でスマブラかマリオパーティかマリオカート三昧かな?
  100. 100 : : 2019/05/09(木) 23:02:51
    任天堂しかないじゃないか! サルバトーレとかも入れろぉ!
  101. 101 : : 2019/05/09(木) 23:03:48
    学園長イライラしてそう
  102. 102 : : 2019/05/09(木) 23:11:08
    本当は苗木くんとも入りたかったんだろうなぁ.....
  103. 103 : : 2019/05/12(日) 12:09:16
    >>98 花音「大丈夫、お兄ちゃんには私がいるじゃん」

    >>99 舞園「愛し合う人とお泊まりで夜通しゲームをしますか?少なくとも私は違いますよ」ニコッ

    >>100 モノクマ「任天堂はこの世界にはないよ、モノクマ印のモノテンドーだからね、もちろん他のゲーム会社、ソフトにおいても同じだよ」

    >>101 霧切「問題ないわ、もしストレスがあっても誰も困らないもの」

    >>102 舞園「まあ、仕方がありませんお楽しみは後にとっておきますよ」


    さて、どうしましょうか

    こまるちゃんがどうして私達をここに誘ったのかは分かっています、マンガ好きとは知ってましたがこれはどっちかと言えば少年マンガでしょう

    「それで、私はお二人にお話しがあるんですが」

    こまるちゃんがシャワーを止めながら真剣な顔になります

    彼女を私の味方にするのはおそらく考えているよりは簡単でしょう

    こまるちゃんが苗木君のことを大好きなことはよく知っています、私に対する好感度より遙かに高いためこのような場を設けたのも分かります、しかしそう簡単にファンの私と初見の霧切さんをフラットに見ることは出来ません

    つまり私にはアドバンテージがある、そこを利用すれば何とかなるはずです

    「あのですね、お二人がお兄ちゃんを好きなのは分かったんですが、妹の私がいうのもなんなんですが、何処にそこまで惹かれたのか正直分からないんです」

    なるほど、まずはジャブからですね

    先んじて私が答えます

    「そうですね、一言で言うのは難しいですが、なんというか苗木君には優しさだけじゃない魅力があるんですよ、中学時代から見ていた私はそこにどんどんどんどん惹かれていって、それにですね本人は普通って言ってますが、苗木君は全然普通じゃないところも魅力ですよ、そりゃ皆が一番好きなものが好きって所はもしかしたら普通って言えるかも知れませんが、実はその度胸も頭の柔軟さも勇敢さも集中力も適応力の高さも理性の固さも、それに外見にいったら可愛さも格好良さも凄いですよ!!まさに神様が奇跡の末に作り上げた最高傑作を超えた究極傑作です!!その苗木君は先天的に得たものに先ほどいった内面的なものもあるんですよ!!凄くないですか?というか凄いなんて言葉じゃ全然足りないんですけどね、でもプラスの面だけじゃないんですよ!!時折見せるいたずらな顔とかちょっぴりHなところも動作一つ一つが尊いんですよ、分かりますか?普通ならむかついたり嫌な風になるはずのマイナスの面ですら苗木君にかかれば最高のプラスに変わるんですよ!!どこまでも完全無欠な存在ですよね!!だから私からしたらこれほどの存在に惹かれるなって方が理解に苦しむんですよ、幸い今はその苗木君の魅力に気づいている人は少ないですけど、もしテレビで特集でもされようものなら私の人気なんか一瞬で抜かれて世界一のスター間違いなしですよ!!!それにですね……」

    トントンと後ろから肩を叩かれ

    「前をちゃんと見なさい」

    ん?そういえば確かに途中から夢中になってこまるちゃんどころか妄想と千里眼ごしの苗木君しか目に入ってませんでした

    私がきちんと前を向いてこまるちゃんと向かい合うと

    「そのっ……ありがとうございます!!!!」

    まだ全然初めの部分しか話してないのに顔を真っ赤にさせたこまるちゃんが凄い勢いで頭を下げてきました


    その時に見えた胸の柔らかな動きに、普段これを苗木君に見せているのかと僅かな嫉妬を抱きましたが……

    とりあえず好感触に見えるので掴みはOKでしょう!!!
  104. 104 : : 2019/05/12(日) 18:31:33
    兄妹丼にして食っちまえばいいんだよぉ
  105. 105 : : 2019/05/12(日) 18:34:48
    兄妹揃ってかわいいという恐ろしさ
  106. 106 : : 2019/05/12(日) 18:36:00
    >>103 ......アポ?
  107. 107 : : 2019/05/12(日) 19:44:49
    とりあえず舞園と霧切とこまるがお風呂から出たら苗木と不二咲が一緒に入る訳だ、不二咲も疲れをちゃんと取れればいいけど。
  108. 108 : : 2019/05/15(水) 19:46:23
    もう苗木を増やせば全部解決じゃね?(適当)
  109. 109 : : 2019/05/15(水) 20:39:14
    >>104 舞園「私が苗木君意外を弄ぶのも弄ばれるのも論外にきまってるでしょう!!!」

    >>105 舞園「そうですよね、苗木君の奇跡の可愛さにはまるで及びませんがこまるちゃんも十分可愛いですもんね」

    >>106 花音「ねえ葉隠、お兄ちゃんには誰がふさわしいと思う?」ハイッ

    葉隠「もちろん花音っちだベ!!」モライッ

    桑田「てめえ、いくら貰った?」

    >>107 不二咲「果たしてそううまくいくかな?」

    >>108 舞園「私と苗木君が子をなせば苗木君そっくりの子がたくさん増えますよ」ニコッ



    予想以上だよ

    たった今私は舞園さんのお兄ちゃんに対する溢れんばかりの愛ってやつをひしひしと感じた

    嬉しいのは間違いないけど……何でだろう私の中でなにか嫌なものを感じる

    「じゃあ次は私の番ね」

    霧切さん、ミステリアスな雰囲気を醸し出す美人さん、もし舞園さんと同じぐらいのものをぶつけられたら……

    「私が苗木君を好きになった理由、それは舞園さん同様たくさんあるわ、でも一番と言われたらはっきりと選べるわよ」

    霧切さんは私の目を真っ直ぐに見つめてくれる、まるで今の心を見透かされてるみたい

    「彼と一緒にいて私の心は満たされるの、苗木君は私に足りないものを全部持っている、そんな気がするわ」

    胸に手を当てながら霧切さんは全てを吐き出したように囁く、それでもお風呂だから声は反響し私の耳に届く

    「舞園さんと同じように私の愛を伝えても二番煎じにしかならないわ、想いを伝えるのならこれで十分でしょう、ねっ、こまるちゃん」

    なんとなく分かった、舞園さんは多分テレビで見るのと同じで活発、だからこそお兄ちゃんへの想いもアグレッシブ、いわば動、それに対して想いの量は同じでもそれをほとんどコントロール出来てる霧切さんは静

    多分もともとの性分が大きく出てるんだ、そしてお兄ちゃんはどちらかと言えば大人しい、でもやると決めれば積極的に動く

    舞園さんと付き合ったならお兄ちゃんは多分舞園さんの言うことを何でも聞いて上げるだろう、でも舞園さんのことだからお兄ちゃんをとても大切にしてくれる逆に霧切さんと付き合ったら主導権は握られそうだけど割と自分の意見を出していく……多分そうだと思う

    駄目だ、まだ全然決められない

    でもこれだけははっきり分かる、お兄ちゃん程幸せな人はいないよ

    まるで人形のような美しさと出るところは出て引っ込むところは引っ込んでいるまさしく正当性の美少女舞園さんと舞園さんほど胸はないにしてもキュッとしまった綺麗なラインを持っていてそれでいて強い意志とミステリアスさを持っている霧切さん

    こんな人二人にあそこまで想われてる人なんて絶対にいない

    ~~

    「ハクションッ!!」

    「苗木君大丈夫?」

    「うん、寒いのかな?こたつちょっと強くするね」

  110. 110 : : 2019/05/16(木) 07:18:10
    桑田も正月はたしか実家に戻るんだっけな
    あと東条に花音の土産の相談したんだっけ
  111. 111 : : 2019/05/16(木) 20:00:23
    学園長はどうしたんだろうか?寒空の中外で待ってるのか、それとも家に帰ったのかな?
  112. 112 : : 2019/05/16(木) 23:17:08
    愛しの人の妹にまで敵対心燃やさなくても舞園さん、将来義理の妹になるんでしょその子
  113. 113 : : 2019/05/17(金) 23:38:40
    >>110 舞園「へーそうなんですか、桑田君ったら花音さんとハネムーンするため必死じゃないですか、良かった良かった」

    桑田「違えから!!あとどことなく感じる棒読み感やめて!!」

    >>111 仁「決まってるだろう、響子と一緒に録画した紅白をみてるよ」

    幼霧の写真「………」

    仁「ふふふ、なんて愛らしいんだろう」

    >>112 舞園「敵対心じゃありません、ただ羨ましいんです、お互い同意のもとで肌と肌をこすりつけあい、微笑ましく語ることが……羨ましいんですよ!!!!!!!」



    『私、結婚します!!』

    テレビの正月特番で人気芸能人が生放送で結婚のカミングアウトをする、画面には舞園さん(分身)も映っており皆が一応に驚いている中でも笑みを崩さず滑らかに話を進めている

    「結婚かぁまだ僕たちには早い話だね不二咲君」

    全然そんなことはないんだよ、苗木君

    「そうだね、まあ法律だけいったら女の子の皆は出来る年だよ」

    「あはは、皆の旦那さんになる人は大変そう、僕たちの学園の女の子は皆癖が強いからさ」

    大変だろうね、君はもっと大変な立場なんだけどさ

    あっ、そうだせっかくだし苗木君の恋愛系の話を聞いておこうかな

    「確かに皆癖が強いけど美人な人ばっかりだよね、苗木君は学園の中で好きなタイプって誰?」

    舞園さんみたいなタイプだよって言ってくれれば嬉しいんだけど、そう上手くはいかないかな

    「うーん、はっきりしてるのは誰一人僕に釣り合うような人はいないってことは分かるし、だからなのか特に誰がタイプって考えたことはないね」

    やっぱりこうくるか、なら次は

    「でも舞園さんとよく一緒にいるし、僕から見てもなかなかお似合いだと思うよ」

    「確かに舞園さんといる時間は多いけどそれは舞園さんが優しいからだよ、同じ中学だしさ話しやすいんじゃないかな」

    それだけじゃないよ、というか前々から思ってだけどなんであそこまで好意を寄せられて苗木君気づかないの?

    僕はたった今思いついた疑問に囚われた

    苗木君は普通の代名詞のような感性をもってると自称してる、確かに多くの点でそうだけど恋愛については間違いなく違う、普通の男子なら多少なりとも舞園さんは自分に気があるんじゃないか?って思うはずだし、そもそも気づくだろう

    なら何故気づかないのか、この疑問に答えを見つけられたら苗木君攻略に大きな一歩を踏み出せるはず………

    駄目だ、思いつかない、エスパーの舞園さんですら見つけられていないであろう苗木君鈍感問題の答えを僕が見つけようってのが無理なの?

    「不二咲君どうしたの?」

    いや、無理って決めつけちゃ駄目だ、頭を回せ、とことん回せ、必ず答えはある、見えない場所に目をやれ、聞こえない声を聞け、苗木君の舞園さんですら見えないところを感じ取れ

    「あれ?不二咲君?」

    感じ取れ、考えろ、でも……駄目だ諦めるな、絶対に、絶対に…

    「不二咲君ってば」

    苗木君に肩を叩かれハッとする

    「なにか考え事?」

    急なことに頭が飛んでいた僕は思わず脳内に浮かんでいた言葉をそのまま口にした

    「苗木君って恋愛感情ある?」

    「へ?」

    しまった…

    失言した、そう考えた時苗木君が不思議な顔で

    「あるよ」

    そりゃまあ、そうだよね

    苗木君に照れはあるんだし、舞園さん達の裸に赤面もするし、意識はしてるだろうってことは聞いてたのに何をいってんだろう僕は……僕?

    そこまで考えて一つ新たな疑問に僕は行き当たった

    そういえば僕、テレパシー越しとはいえ舞園さんの裸とかバッチリ見てるのに照れたことも意識したこともないけど………僕って大丈夫か?

    ………………

    僕は考えることを止め目の前ミカンに手を伸ばした

    やっぱり冬はこたつにミカンだね
  114. 114 : : 2019/05/18(土) 07:07:18
    この後少ししたら寝るんだろうけど問題は部屋割りか、苗木と不二咲で寝て舞園と霧切とこまるで寝るのが一番無難かな。
  115. 115 : : 2019/05/18(土) 10:05:47
    そうだねこたつミカン美味しいよね(現実逃避)
  116. 116 : : 2019/05/21(火) 20:46:34
    >>114 舞園「何を言ってるんですか?一番無難なのは、私と苗木君、不二咲君とこまるちゃん、霧切さんはゴートゥーハウスで学園長と一緒でしょ」


    >>115 不二咲「なんでこんなに美味しいんだろうね」


    駄目だ、決められない……私ってなんでこんなに優柔不断なんだろう……

    「こまるちゃん、質問はもう終わったかしら?」

    霧切さん、今までの人生で私が出会ったことのないタイプの人でとんでもない美人さん、お兄ちゃんと一緒になっても幸せな家庭を作ってくれるだろう

    「苗木君とのことを根掘り葉掘り聞いてくるのでちょっと照れちゃいましたよ」

    舞園さん、私に限らず多分日本で一番好きな人が多い人、言うまでもなくスーパー美人さんでお兄ちゃんをぐんぐん引っ張ってくれそう

    駄目だ……決められない、私には決められない…こんな幸せで贅沢な二択を決められないなんて……何やってんだろ私はさ

    「こまるちゃん、どうしたんですか?もしかして私達のせいですか?」

    「違います…悪いのは私なんですよ……お兄ちゃんの妹として恥ずかしいです」

    お兄ちゃんはなんやかんやで大切なことはしっかり決める人だ、たとえ世界が破壊に包まれていようと皆と自分のために破壊された世界に出ることだって厭わないだろう

    そんなお兄ちゃんの妹だってのに私は駄目だな…そういえばお兄ちゃんのプレゼント選ぶのも時間かかったっけ、帽子とパンツで悩んでアンテナの問題で結局パンツにしたっけ

    「こまるちゃん、なんとなく貴方の悩みは分かったわ、私でよければ話聞くわよ」

    そういわれると霧切さんにぎゅっと抱きしめられた…柔らかな感触とイメージと違う行動に私の思考は一瞬止まった

    「貴方は苗木君の妹であるけどもそれ以前に苗木こまるちゃんよ、難しく考える必要はないわ…自分の心のままに選びなさい」

    次の言葉に思考に加え私の呼吸まで止まった

    「どんな結論だろうと私は尊重するわ、妹みたいなもの…というか義妹になるものね」

  117. 117 : : 2019/05/21(火) 23:58:11
    やはり苗舞や苗霧なんて邪道…時代は苗戦であr…ん?勝手に鍵が空いたような(バキッゴキッグチァ
  118. 118 : : 2019/05/22(水) 15:07:53
    霧切がさらっと聞き捨てならない事言ったな、学園長が絶対に認めないんじゃないか?
  119. 119 : : 2019/05/23(木) 21:10:47
    >>117 舞園「何があったかは知りませんが酷い怪我ですね霧切さん」

    霧切「ええ、主に頭に怪我を負ってるわね、妄言をいくら吐いてもおかしくないレベルで」

    >>118 霧切「学園長の許しなんて必要ないわよ、あんな男は冬に雪山で熊と冬眠でもしてれば良いんだし」


    「あら?こまるちゃんどうしたの?のぼせちゃったのかしら?まだあまりお風呂につかってないとはいえ3人もいると辛いのかしら?」

    大体予想通りの展開ね

    私は心の中でほくそ笑む

    「ちょっと、霧切さん何を言ってんですか!!妹になる?虚言癖があるなんて知りませんでしたよ!!!」

    「本当にしてしまえば何の嘘にもならないわよ、ねえこまるちゃん、私みたいなお姉さんほしいと思わない?」

    頭を撫でながら聞く

    「それはもちろんですけど……」

    自分の立場の不利は充分に理解している、舞園さんのファンというだけで私にはディスアドバンテージがあるというのに私の性格上アグレッシブには攻められない……だからこそ普段の私を捨てる!!!

    「私ならいつでも苗木君と一緒にいられるわよ、アイドル業で忙しい舞園さんと違って、それに彼のことを護ってあげられる、探偵だもの」

    実際には分身が使えておまけにエスパーなんてチートを持っている舞園さんの方が強いんだけどもこまるちゃんは舞園さんのエスパーを知らない、そして今間違いなく彼女は混乱している

    最愛の兄に言い寄る変態ワカメに綺麗な私、あと変な青髪女、つい昨日まで自分以外にそんな存在はいるはずがないと思っていたのなら一層混乱するはず

    加えてお風呂という特殊な空間、密集し水分がいつも以上に奪われ、おまけに変態枕の長い苗木君愛を聞かされて冷静でいられる人間はおそらくいない

    これぞ私の待っていた状況、女を落とすのは弱っている時なんて古くさいけど以外と的を射ているのを私は理解している

    「こまるちゃん!惑わされないでください、苗木君をより愛しているのは私です!!なんなら今すぐキスだってできます!!!」

    ふふふ、変に頭の中を読めるからその先を考える想像力が育たないのよ枕、胸だって朝日奈さんほど育ってるわけじゃないし

    「キスは止めてください!」

    ブラコンのこまるちゃんがはいどうぞなんて言うわけないでしょうが

    私はそんなヘマはしない、私の絶対零度の頭脳は常に苗木君との幸せな家庭を見ている

    朝はおはようのキス、顔を洗った後のキス、歯磨きのキス、朝ごはんのハグ、ご馳走様のモミモミ、着替えのペロペロ、テレビを見ながらの子作り、行ってきますのナデナデ、仕事中の妄想、ただいまのチュウ、お休みの前の子作り、出産のモミモミ、金婚式のキス、全て想像済みよ

    明確なビジョンがある私は貴方みたいなエスパーに負けない、必ず、必ず苗木君をこの手に抱いて、抱かれて見せる!!!人間の力を捨てたエスパーなんかに絶対に負けるわけにはいかないのよ!!!

    全ては苗木君と私の愛し合う将来のために!!!!

    私は絶対零度の思考でそう宣言した
  120. 120 : : 2019/05/24(金) 01:13:21
    にしても今頃江ノ島はなにしてるんだろ。残姉いじっているんかなぁ。それとも、(舞霧の)嫌がらせに苗木に近づこうとしているのかなぁ。
    ヤメローワルイノハゼンブナエギトロクナカンケイヲムスンデナイオマエラダロg(バキィグチャ
  121. 121 : : 2019/05/24(金) 02:29:55
    え?何?変態痴女の思考?(難聴)
  122. 122 : : 2019/05/24(金) 18:18:50
    霧切仁「」 黄桜「キョウコチャンガビッチニ.....」
  123. 123 : : 2019/05/24(金) 18:34:35
    この思考をこまるちゃんが見たらドン引きするだろうなあ
  124. 124 : : 2019/05/24(金) 18:59:51
    霧切のその思惑は舞園に永久凍結されるだろうな、絶対零度なだけに
  125. 125 : : 2019/05/25(土) 08:42:10
    ゆゆしきじたいだぁ
  126. 126 : : 2019/05/26(日) 22:59:01
    >>120 舞園「江ノ島さんですか?そうですね貴方と一緒に宇宙葬に服したいと言ってた気がします」

    霧切「多分そのとおりよ舞園さん、やりなさい、最悪江ノ島さんは無くてもいいから」

    >>121 霧切「知り合いの耳鼻科を紹介するわよ、もちろん私が頭を殴って治す方が良いならそうするから言ってちょうだい」

    >>122 霧切「何言ってるの?私は苗木君以外に肌を許したりしないわ、江ノ島さんみたいな開けっぴろげな痴女をビッチと言うのよ」

    >>123 霧切「分かってるわよ、だから心の中に収めてるの、こまるちゃんには段々慣れて貰うわ」

    >>124 霧切「何を馬鹿なこと言ってるのかしら?マグマに突き落とすわよ」

    >>125 霧切「確かに枕が天使を我が物と勘違いしてるのは由々しき事態ね」



    ああ、どうしよう

    今頃お風呂場で熾烈な戦いを繰り広げているであろう舞園さん達を考え、先ほどの僕の実態を思い出しながら僕はそう感じていた

    「不二咲君、見てみてなんでこの芸人さんの言葉って至って普通なのに笑えちゃうんだろうね」

    「うーん、多分声のトーンとか間の取り方が独特なんだろうね」

    「へぇー、言われてみればそんな気がするよ、天然ものならすっごい才能だね」

    そんな才能なんて君のたらしっぷりに比べれば残念ながらまるで凄さを感じないよ、例えるなら目だけが真っ白なアルビノクワガタと突然変異で全身真っ赤なクワガタみたいなもの

    ………何考えてるの僕は…早速疲れてるんじゃないかな

    「そう言えば不二咲君はスキーとかスノボとかできる?」

    「いや、やったこと無いけど、どうしたの?」

    苗木君はチケットをヒラヒラさせる

    「狛枝君に貰ったこれみてさ、ふとスキーとか僕出来ないけど皆はどうなのかなって思って」

    スキーか…朝日奈さんや桑田君なら直ぐさま出来るだろうね、霧切さんや舞園さんならミスばっかりするだろうね、主に苗木君にぶつかる系の
    後何故かは全く分からないけど日向君はめちゃくちゃスノボー上手そうな気がする、何でだろう

    「まあ、コツさえ掴んだらほどほどにはすぐに出来るって言うし、苗木君なら大丈夫だよ、多分体育会系の皆以外は同じようなものだと思うよ」

    それにしても多分僕たちもそこに行くことになるよね、舞園さんが何もしないとは思えないし……でもだからといって今すぐに僕に出来ることはないかな、探りを入れるなんてたかが知れてるし、下手なこといって万が一にも苗木君に僕達の舞園さん、苗木君くっつけ作戦がバレても駄目だしね

    そんなことを考えているとドタドタと廊下を走る音がしてくる、そして直ぐさま扉が開き僕は慌てて目をそらす

    そこにはタオルを身体に巻いただけのこまるちゃんがいた

    「お前、どうしたんだ急に!?」

    苗木君も戸惑ってる、だがしかしそんなこと気にも止めず苗木君に飛びつき抱きつく

    「何?こまるどうしたの?何?」

    こまるちゃんの場違いなほど明るい声が聞こえた

    「私、決めたのお兄ちゃん!!!」

    なぜかはち切れんばかりの笑顔だ、舞園さん達に何かされたのかな?

    僕の考えなど知る由もないこまるちゃんは、恐らく僕がこの場にいるのも気づいていないだろう

    苗木君に向かってこう言う

    「お兄ちゃんのことも私のこともとにかく全部私に任せて!!!」

    僕の頭に?マークが大量に浮かび上がった
  127. 127 : : 2019/05/26(日) 23:56:22
    狛江から貰った物なんて、なんか副作用がありそう。
    我、葬儀屋、3回目の死を体験する前に、苗戦を書きたかった人生だった。
  128. 128 : : 2019/05/27(月) 06:44:03
    ブラコンダァーッ!
  129. 129 : : 2019/05/27(月) 07:30:33
    こまるちゃん混乱してるのか?
  130. 130 : : 2019/05/27(月) 19:22:54
    こまるはなんか色々吹っ切れたのか?
  131. 131 : : 2019/05/30(木) 18:58:43
    >>127 舞園「書いたらいいじゃないですか、大丈夫ですよ、私は何にも気にしません何故なら貴方の本当に書きたいものを知ってるからです、と言うわけでシチュエーションはお任せしますけど、主に私メインでよろしくお願いしますよ」

    霧切「そのとおりよ、本当に書きたいものを書けばいいわ、私と苗木君がいちゃつくやつをね」

    >>128 不二咲「やっぱりそうなんだよね、これって」

    >>129 >>130 舞園「まさかこんなことになるとは予想外でした」


    「遅かったですか……」

    私は苗木君のジャージに全身を包み目の前の光景を見ていました、全裸で追いかけても良かったのですが、苗木君に万が一にも引かれる恐れがあることをしたくなかったのです

    「舞園さん、一体どうしたのこれ?こまるちゃんが!?」

    「それはですね…」

    私はほんの数分前のことを思い出し始めました

    ~~

    しまった、私としたことがキスなんてワードこまるちゃんが喜ぶわけがないじゃないですか

    「こまるちゃん、どう?私を姉にしたくない?」

    色気のある声で狐がこまるちゃんを誑かします

    「私は…私は…」

    不味いです、この手袋狐さすがに人の心を掌握する術に長けていますね、このままではこまるちゃんを奪われる最悪の展開に……それだけは避けなくては!!!

    その時の私は必至でした、それ故いつも以上に周りが見えなくなっていたことがこの状況を生んだのでしょう

    「こまるちゃん、苗木君を世界で一番幸せに出来るのは、私です!!!信じてください!!」

    「耳を貸すことは無いわよ、貴女はもう分かってるはずよ、何が最適解なのかが、誰が苗木君を世界一幸せにできるのか」

    こまるちゃんのカオスな思考が頭の中に流れ込んできましたが、それと同じくらい私も混乱とは言わずとも焦っていました

    「黙ってください!!!私が一番苗木君を好きなんです!!一番好きな人が一番幸せに出来るに決まってます!!!こまるちゃんだってそう思うでしょう!!!!」

    「私は……」

    次の一言がどうやらトドメの一言になったらしいです

    「苗木君の幸せは、一番好きな人と一緒になることです!!!!!!!」

    すると、こまるちゃんの中に渦巻いていた思考がすっと収束していき代わりにとんでもない存在感を放つ言葉が現れました

    それは……

    お兄ちゃんを世界一好きなのは私!!!お兄ちゃんは私を好きでいてくれる!!!つまり今現在お兄ちゃんの幸せを導くのは私!!!お兄ちゃんの口から好きな人を聞くまではお兄ちゃんの一番近くにいるべきなのは

    私!!!!!!!!!!!!

    その瞬間こまるちゃんは苗木君の元にすっ飛んでいきました

    ~~

    私はテレパシーで不二咲君に手短に事情を伝えます

    (これまでのブラコンで消費しきれなかったブラコンが爆発してます、つまり今のこまるちゃんは)

    (いつもより遙かにブラコン拗らせてるスーパーお兄ちゃん大好きっ子です)

    (何それっ!!!???)
  132. 132 : : 2019/05/30(木) 20:48:41
    わー、ここのこまるはまともだと思ってたのにー!
    苗舞は>>1が書くから、私は苗霧(っと見せかけて苗戦)を書きますね!!
  133. 133 : : 2019/05/31(金) 07:14:19
    こまるちゃん....
  134. 134 : : 2019/05/31(金) 21:56:26
    お願いなのですが、こっちもセリフの所に誰が喋ってるか分かりやすいようにキャラ名を入れて貰えないでしょうか?どうか宜しくお願い致します。
  135. 135 : : 2019/06/04(火) 19:10:48
    >>132 こまる「何言ってるんですか、私はまともですよ~~お兄ちゃん大好きなのは全妹共通のはずです!!」

    >>133 こまる「お兄ちゃん大好きっ子のこまるですが何か?」

    >>134 モノクマ「御免なさい、でもちょっとこの様式でやってみたいから堪忍してね、なるべく頑張るから!!」



    霧切さんも舞園さん同様苗木君のジャージに身を包んで現れた

    「お兄ちゃん大好き!!!」

    「お前どうしたの?えっ?頭でも打った?」

    「分かりませんが、何かが弾けたのでしょう」

    「ええ、お兄ちゃんでしょ、妹の世話ぐらいキチンとしなさい」

    そう言う2人の顔はとても穏やかだったけど僕の脳内には舞園さんの嫉妬の感情が濁流のごとく押し寄せていた
    正直ちょっときつい

    「お兄ちゃん、一緒にお風呂入ろうよ!!」

    「お前はさっき入ったばっかだろ!!てか今だってほとんど裸だし!!」

    「気にしない気にしない!!」

    そうして半ば引っ張られるように苗木君は湯船へと消えていった

    そして即座に舞園さんの鋭い声が響く

    「緊急作戦会議始めますよ」

    ~~

    「…と言うわけです、質問は受け付けません」

    舞園さんから一通りの説明を受けても正直理解出来なかった

    「なるほど、つまり貴女の不用意な一言が引き金となりこまるちゃんが変わってしまったのね、余計なことを」

    「五月蝿いですよ、もとはと言えば霧切さんが悪いんです!!」

    「貴女よ!!」

    「霧切さんです!!!!」

    このままだと延々と終わらないのでフォローを入れる

    「今はそんなことを言ってる場合じゃないでしょ、このまま行ったら2人共にデメリットしかない」

    「す、すいません」

    「確かに不二咲君の言うとおりね」

    「何か対抗策はあるかな?」

    すると2人共に黙り込む、いつもはバンバン対抗策を考え実行する2人のこんな姿はなんだか新鮮だった……嬉しいことじゃ、全くないけど

    取り敢えず僕が辿りつくべきゴールだけは口にする

    「目指すのは苗木君から好きって言葉を引き出すことだね」

    それでもやはり2人は考え込み、俯いたままでいる

    そのまましばらくが経ち偶然にも2人が同じタイミングで頭を上げたと思ったら何かを決意した顔になっていた

    そしてその決意もすぐに口に出した、とんでもない爆弾発言を

    「「苗木君と一線を越えるしかないです(わ)!!」」

    一線を越える……か

    まあついにって感じだね
  136. 136 : : 2019/06/04(火) 21:09:58
    変態と変態が手を組んだ…あ、最後に裏切るから意味ないな
    ナエイクヲカケナイママ…シンデタマルカァァァァァ!!
  137. 137 : : 2019/06/05(水) 07:43:06
    今一線越えると舞園さんはスキャンダル的にヤバくない?
  138. 138 : : 2019/06/05(水) 18:44:54
    このままだと就寝時の部屋割りが苗木とこまるで、舞園と霧切と不二咲になってしまうのはまだしも、苗木が自立して一人暮らしする時にこまるまでついて来る事に成りかねん…
  139. 139 : : 2019/06/06(木) 23:23:13
    桑田「桑舞ってCPがあるらしいぜぇ! だからさぁ、苗木なんて霧切かこまるちゃんに.....っつてこまるちゃんかわいーなぁ!パネェー!マジパネェー!マキシマムパネェー! 舞園ちゃんやめてこまるちゃんに.....いやいや冗談だぜ」
  140. 140 : : 2019/06/06(木) 23:46:57
    とりあえず桑田の場所を花音ちゃんに伝えといたよ
  141. 141 : : 2019/06/07(金) 06:30:45
    原作の苗木君が望んでたのは舞園さんとの甘い家庭だろうけども、どうなるやら
  142. 142 : : 2019/06/08(土) 14:58:39
    >>136 霧切「手を組んだわけじゃ無いわよ、ただほんのちょっぴりだけ共通の目的が出来ただけ」

    舞園「そのとおりです、因みに書いて良いのは苗舞だけですよ、さもなくばどうなるか知りませんよ」ニコッ

    >>137 舞園「バレなきゃ良いんですよバレなきゃ」

    >>138 舞園「大丈夫です、苗木君がひとり暮らしするタイミングはありません、卒業と同時に入籍しますから、結婚式はどうしましょうか…悩みどころですね」

    >>139 舞園「桑舞?そんなカップリングはありませんし、こまるちゃんに変な気起こすならバラバラにしますよ」

    >>140 花音「ありがとね!!お兄ちゃん、お兄ちゃんのカップリングは桑花しか無いんだよ、知らないの?まあいいや、身体に教えてあげるからさ」ニコニコ

    >>141 霧切「貴方何言ってるのかしら?未来編や希望編の最後見てないのかしら?あの苗木君の顔、私と一生を遂げる顔だったじゃないの」

    舞園「寝言は寝ていってください」

    霧切「五月蝿いわよ永眠枕」

    舞園「裏切りギリスが何言ってるんですか?」



    「一線を越える…ね、2人共に遂に覚悟を決めたんだね」

    まあずっと前から隙あらばやろうと思ってただろうけど…

    「はい、こうなれば仕方ありません、第一目標をそれに変えるしかありません」

    「苗木君は誠実な人よ、一線を超えたならその瞬間、責任をとるのは必然」

    確かに2人の言うとおりかな…桑田君や葉隠君じゃあるまいし、苗木君なら間違いないね
    そして2人のこの決断は僕にとっても覚悟をしなきゃならないことだ、最後まで付き合うって誓ったんだから

    「それで?今から苗木君のベッドにでも潜んでおくの?」

    「いいえ、口惜しいけれども今回はしないわ」

    「霧切さんの言うとおりです、今すれば間違いなくこまるちゃんに妨害されます、それを防ぐには荒っぽい真似をする以外にありません、つまり今はどうしようもないと言うことです」

    つまり、と一呼吸おいてから舞園さんが宣言する

    「勝負は温泉スキー旅行です、白ワカメが置いていったこの機会に苗木君を私色に染め上げればこまるちゃんも身を引くでしょう、というかもはやそれ以外に方法はありません」

    「ええ、義妹になる以上険悪な関係となるのは避けるべきだわ、幸いあのこまるちゃんは常識は普通に持っている、近親相姦することはないでしょう」

    そして少しの間だけ思考をして霧切さんが続ける

    「今回の旅行、ほんのちょっぴりだけ手を組みましょう舞園さん」

    「仕方ありませんね」

    「どういうこと?」

    舞園さんが答える

    「スキー旅行を滞りなく、邪魔なく遂行するためには私と霧切さんの力を多少は合わせるしかありません」

    具体的には、と、また一呼吸おいてから

    「私達以外の一般人の皆さんがいては面倒なので霧切さんの力でゲレンデを貸し切りにして、万が一にも誰かが来ないように私達が行った後は私が道に岩を落として通行不可能にします、その際の情報統制もお願いしますよ」

    「ええ、あのバカ学園長を使うわ」

    「そうしなければお互いにとって不都合何です、私は一般人の方々がいるだけで恐ろしいほど行動が制限されますし」

    それは分かるけど

    「また霧切さんだって私が目立つのは避けなければなりません、なんて言ったって私が目立つと言うことは苗木君の周りに人が集まる、つまり二人きりになる可能性が著しく減少するということです」

    なんとなく分かるけど…

    僕の顔に浮かんだ多少の困惑を読み取ったかのように霧切さんが

    「不二咲君が何かを気にかけることは無いわよ、貴女は舞園さんの味方何でしょう、私には私の考えがあるんだから、こっちを気にかけてると足下すくわれる結果になるわよ」

    そう微笑みかけてきた

    「いいですね、霧切さん手を組むのはそこまでです、旅行中は容赦なく苗木君にアプローチ仕掛けますので精々気をつけて下さいね」

    「その台詞、そのまま返してあげるわ」

    僕は確認すべきことを聞く

    「で、それっていつなの?」

    舞園さんが答えてくれる

    「1月10日から二泊三日の希望ヶ原ですよ、予定空けといて下さいね」

    僕は願う

    どうか全てがうまくいきますように

  143. 143 : : 2019/06/08(土) 15:41:07
    もはや学園長が道具扱いで草
    どうでもいいけど苗木関係のカップリングの
    投稿数を調べたところ。
    (pixiv調べ)(イラスト マンガ 小説を含む)
    苗霧 226
    苗舞 527
    だった。
    個人的に苗舞が多かったのがいがい
  144. 144 : : 2019/06/08(土) 19:33:36
    ちなみに苗戦は286だったよ!
    希望を感じるよ!!
  145. 145 : : 2019/06/08(土) 20:24:52
    最後に桑花は4
    まって!やめて花音ちゃん!絶対絶望少女をやってる人が少ないだけで、桑花が嫌いというわけじゃないから!ほら!桑田のサインボールあげるかr(グシャ
  146. 146 : : 2019/06/09(日) 01:13:15
    今のところ出番がほとんど無い朝日奈さんが一番まともな女子だと思われる。
    朝日奈さんを選べばたとえ変態達が這い寄って来ても大神さんが守ってくれるから苗木くんも安心だね!
  147. 147 : : 2019/06/09(日) 11:50:44
    >>143 あれ?苗霧の正式表記はナエギリ.....だったろ?あれなら多かっただろうしさ......あっ!?舞園ちゃん?! あっ、あっ!正体ばれた!やめてくれ!花音には、花音には売り飛ばさないでくれ.... アッッー!!!!!ポ


    葉隠「桑田っちが舞園っちの分身に売られた気がするべ.....て なーにニヤニヤしてるべ花音っち。 良い買い物でもしたか?」
  148. 148 : : 2019/06/09(日) 18:15:29
    >>147
    なるほど、勉強になりました
    ちなみにナエギリは1987だった
  149. 149 : : 2019/06/09(日) 18:28:03
    >>143 舞園「意外でも何でもありません、私としてはむしろ少ないくらいですよ」

    >>144 舞園「私よりも遙かに少ないじゃないですか、霧切さんと低レベルな争いを繰り広げてください!!苗木君は私のものですから」

    >>145 花音「うふふ、潰れて貰った方が世のため人のためになるよ」

    >>146 舞園「何言ってるんですか?戦闘力からいっても安定感からしても私が最高の嫁ですよ!!!」

    >>147 花音「とっても良いものだよ、オプションで縄とロウソクとマッサージ器勝手今とっても機嫌良いからあんたにも幸せのおすそ分けしてあげる、なんか欲しいものある?」

    葉隠「さっすが花音っち!!一生ついて行くベ!!」

    >>148 霧切「ふふふ、格の違いを見せてしまったかしら」

    舞園「黙ってください、裏切りギリス」




    耐えるんです、今は我慢の時です
    輝く太陽を感じながら私はやがて来るこの太陽よりも眩しい私と苗木君の未来を想像します

    「それでは苗木君、こまるちゃん、お世話になりました」

    「お世話になったわね」

    「バイバイ苗木君」

    「うん、不二咲君、舞園さん、霧切さんまた学園でね」

    もっと早く再会しますよ苗木君

    「またいつか、その時もよくしてくださいね」

    こまるちゃんが苗木君に驚くほど密着しています、右半身は完全に接してますし、おっぱいまだくっついてますよ、羨ましいこと山のごとし

    ですが、耐えるんです、今この瞬間を我慢さえすれば希望溢れる未来に一直線なんですから!!

    「はい、もちろんです!!!」
  150. 150 : : 2019/06/09(日) 18:29:22
    思ったより時間がかかりましたがお正月編終わりです、以下おまけもご覧下さい

  151. 151 : : 2019/06/09(日) 18:50:56
    おまけ1 ヒナナミのお正月①

    「日向君…初日の出……まだ?」

    船をこぎながら七海が俺に尋ねてくる

    新年ということで何とか学園の噴水前まで連れ出したがこのままじゃ初日の出の前に夢の世界に行ってしまう

    「もう少しだ!!だから寝るな!!寝たら見逃すぞ」

    「でもこのままじゃ寝ちゃうよ……日向君…なでなでして」

    Why!?

    なでなで…だと?それはつまり合法的に七海の髪を堪能できるというか?いやそれだけに留まらず下の方にまで手を伸ばしていいとかそう言う意味を含蓄してるとかあるのか?

    「もっとして~~」

    なっ!?無意識のうちに俺は七海を撫でていたらしい、なんてことだ、あまりの可愛さに手が勝手に動いていたというか!?

    「気持ちいい~~、日向君もっと~~」

    猫のように甘い声を携えて七海は俺に近づいてくる、どんどんどんどんどんどん

    「日向君~~」

    このままじゃ抱きつかれる!?ちょっと、ヤバいって新年早々ヤバいって

    俺は周りを見渡す、誰もいない、そうつまり今から俺達が何をしようと誰も何も言わない、見てるのはあのお天道様だけだ…お天道様?

    「七海出てるっ!!初日の出出てるって!!」

    「とっくに見てるよ日向君」

    七海が俺に抱きつきながら囁いてくる

    っていつの間に抱きついたんだお前!!

    にっこりと笑う七海、その目はパッチリと開いている

    「日向君ったら隙ありすぎだよ」

    小悪魔的な笑みに変貌してる、さてはこいつ

    「全部演技だったのか?」

    「違うよ、確かに眠たい演技はしたけどさ」

    さらに俺に抱きついてくる

    「日向君に抱きつきたくなったのは紛れもない本心だよ」

    この野郎、めちゃくちゃ可愛いじゃねえか、ちくしょうめ
  152. 152 : : 2019/06/09(日) 19:08:51
    正月編(現在6月)面白かったです!
    次回作も楽しみに待ってます!
  153. 153 : : 2019/06/09(日) 19:11:42
    ……次回作のダンガンロンパでないかなぁ(切なる思い)
  154. 154 : : 2019/06/09(日) 21:45:58
    あらぁ....幸せぇ
  155. 155 : : 2019/06/10(月) 20:17:23
    万が一ダンガンロンパの新作が出るなら76期生のコロシアイかもしくは赤松に今度こそ最後まで主人公して貰いたいです。
  156. 156 : : 2019/06/11(火) 22:19:19
    しかし舞園さんエスパーなのにギリちゃんに恥かかせないのね
  157. 157 : : 2019/06/11(火) 22:34:18
    苗木「.....あれ?!舞園さんってそういえばしれっと生放送なのにテレビにいたよね!? じゃあ家にいたのは....? いやまさか! それはそうとして....舞園さんって前に気になる人いるの?って聞いたらいるけど内緒だって言ってたな うーん 僕がその気になる人だったらとっても嬉しいのになぁ.... いやいや なに言ってるんだ! ...... プロポーズは...自分からしなきゃな....うん 今はアイドルだから無理だけどいつか.....!」
  158. 158 : : 2019/06/14(金) 19:53:15
    >>153 舞園「ありがとうございます!!」

    >>154 モノクマ「どうぞ新しいダンガンロンパを私にお恵み下さい、スパチュン様!!」

    >>155 モノクマ「まあ何にしても僕の大活躍は約束されたことだね」

    >>156 舞園「生理的な恥をかかす能力はありませんし、他の恥ってどうすれば良いんですか?罪木さんパターンはアピールの手助け同然なので論外ですし、そもそも天使の苗木君が引くほどの恥なんて思いつきませんよ」

    >>157 霧切「舞園さん、何を悲しい自作自演してるのかしら?貴女の分身と催眠を使ってまでそんなことをするなんて…哀れね」

    舞園「黙ってください」

    不二咲「2人とも落ち着こうよ」





    「ふう、やっぱり正月は露店で無駄買いだよな、イカ焼き三個買っちまったよ」

    七海が隣で棒に絡められたタイプの綿菓子を食べながら相槌を打つ

    「まあ一番は炬燵でゲームだけどね」

    「お前は年がら年中変わらないな」

    「あー、なんか口が甘くなってきた、日向君残り上げるよ」

    俺の話をぶった切って七海が食べかけの綿菓子を恥ずかしげも無く俺の口に突っ込んでくる

    「ひゃなみ……おま…」

    綿菓子で覚束ない口を必死に動かしていると…

    バタンッ!!!

    「日向君っ!!?」

    何かに躓き俺は盛大に転んだ、ついでに口にあった綿菓子が飛んでいく……が、反射的に手を伸ばし何とかキャッチに成功する

    「一体何だ?、俺何に……」

    俺の眼前には白ワカメがあった…地面から生えていた…地面から生えていた?

    「はあ!?」

    白ワカメって生えるものだっけ?というかワカメは海草だろう!!

    俺が謎の混乱をしていると白ワカメが話してくる

    「痛た、あっ、日向君に七海さん明けましておめでとう!!!それで悪いんだけど掘り出してくれない?」

    七海が驚いた声を出す

    「狛枝君!?なんで埋まってるの?」

    俺もすぐさま七海の隣にいき、確認をする

    うん、首だけの狛枝だ、埋まってやがるこいつ


  159. 159 : : 2019/06/14(金) 19:59:19
    今じゃ 白ワカメを 粉微塵 に するのだ!!
    葬儀は私がしよう
  160. 160 : : 2019/06/14(金) 20:02:15
    システムとかは前作の引き継ぎでも別にいいから新作ダンガンロンパでてほきいなぁ……
  161. 161 : : 2019/06/14(金) 21:46:13
    正月の出店は助かるよね、正月はおせちやら年越しそばやらお寿司やらお餅系やら基本和食だらけだし流石に飽きる…
  162. 162 : : 2019/06/15(土) 07:53:51
    日向たち苗木の家近くまできたのか
  163. 163 : : 2019/06/15(土) 14:26:44
    くたばれぇ!!
  164. 164 : : 2019/06/15(土) 14:29:01
    >>157 催眠?苗木誠どのはたしか舞園さやかどのにガチな憧れを.....ウワッ、ナニスルンデスカマイゾノサヤカドノ。クワシクキカセロ?イイデスケド......

  165. 165 : : 2019/06/15(土) 14:30:53
    雪染 「若いっていいわね.... よーし!先生も逆蔵くんと京介をどっちが振り向かせられるか勝負よー!」
    逆蔵「やめろ雪染ぇ!!!!」
  166. 166 : : 2019/06/16(日) 18:47:29
    よく霧切を裏切りギリスと呼んでるけど、舞園も苗木を利用して卒業してたし実質裏切りギリスなんだよなぁ…やはりヒロインは戦刃だ!
    苗戦こそが正義なんだ!こうなったら無理矢理でも苗木を忌村印の薬を飲ませて苗戦にしてやr(バキッゴキッ マッテシヌ,シンジャウカラ!,ムジルシノサイゴノオシオキヲカイシシヨウトシナイデ!チョ,ダレカ!ナエギデモクワタデモイイカラタスケt(グチャ
  167. 167 : : 2019/06/16(日) 22:41:43
    >>166 苗木「ひ、人殺し!人殺しだあああ! だ、だれか警察をよんd(グエッ!」
  168. 168 : : 2019/06/16(日) 23:03:12
    >>167
    記憶消されてそう
    あ!ちょ!引っ張らないで!やめて!てかなんで生きてること知ってるの!?やだ!私まだ死にたくなi(ドカッバキッグチャ
  169. 169 : : 2019/06/16(日) 23:05:06
    >>166
    あ、「しようとしてたし」が「してたし」になってる。失敬
  170. 170 : : 2019/06/17(月) 06:38:38
    >>169 セレス「なんで生きてんだビチグソがぁぁぁぁぁぁ!!!」
  171. 171 : : 2019/06/17(月) 07:23:15
    >>170
    私には残機がある!塩のおしおきだろうと!安広多恵子のおしおきだろうと!私は苗戦を描くまで死ぬ気はなi(ガガガガガガ(千本ノックされてる音)
  172. 172 : : 2019/06/18(火) 17:14:40
    ニコニコ動画でも「卵とじ」とか「ままごと」のダンガンロンパのmad見かけるけど苗霧はあまり見かけないな…俺が気付いてないだけか?
  173. 173 : : 2019/06/18(火) 22:20:31
    >>173
    私の知ってる範囲は、さくらちゃんや不二咲くんや赤松さんや鉄屑位だねぇ。
    記憶が確かなら苗木が作っているやつもあったな。
  174. 174 : : 2019/06/18(火) 22:21:08
    ミスった…>>172です
  175. 175 : : 2019/06/19(水) 19:36:28
    >>159 舞園「是非ともお願いします」

    >>160 モノクマ「葉隠君が何でもしますから最新作どうぞお願いします!!」

    >>161 日向「本当、結構味も良いし重宝するぜ」

    >>162 七海「現在希望ヶ峰学園だよ」

    >>163 舞園「言われてますよ葉隠君」

    葉隠「いや、流石に俺じゃねえべ!!」

    >>164 霧切「黙ってなさいブタ、色んな意味で黙ってなさい!!!さもなくば私達を題材にしてる同人誌を公表するわよ!!」

    >>165 宗方「何だ?2人とも元気がいいな」

    >>166 桑田「よっしゃ俺がぁ……」アポッ

    ???「お兄ちゃんったら、おいたが過ぎるよ」

    >>167 舞園「大変です!!霧切さんが証拠隠滅をはかってますよ!!」

    霧切「どの口が言ってるのかしら?この枕!!!」

    >>168 舞園「私から逃れられる人はいないんですよ!!」ニコッ

    >>169 170 171 舞園「何をされようと私と苗木君のイチャラブ以外は認めません」

    >>172 霧切「貴女の目が節穴なのよ」

    >>173 174 不二咲「ドンマイだよ、ミスは誰にでもあるって」



    「で、狛枝、お前は何で学園の庭に生えていたんだ?」

    シャベルを使い正月早々筋肉痛になりそうな目にあった……ったくついてねぇ

    「別に、舞園さんの背を押そうとしたら逆鱗に触れちゃったみたいで」

    気持ちの悪いウィンクをした後に

    「モグラと穴掘り3時間の刑喰らっちゃった」

    「それは大変だったね」

    七海もあまり興味がなさそうで、帰ってからはずっとRPGに勤しんでいる

    「ああ、頑張ったなお前」

    「本当だよ!!途中で石油見つけたり、謎の白骨死体あったんだけど、本当に散々な目にあったよ、悔いは無いけど」

    にぱぁと明るく笑うのがやはり気持ち悪い、自分のキャラと顔を考えろ、それが許される男は苗木や不二咲みたいな奴だけだ

    「まあそれはそれとして」

    すると狛枝はどこからか袋を取り出し中を探る

    「これ、お礼に受け取って日向君、七海さん」

    何かのチケットか?

    「狛枝君、これ何?」

    「さっき当たったチケットだよ、実は何かの手違いで一等が二つ当たったみたいでさ、一つはとある希望に上げたんだけど、君たちにもう一つをあげるよ」

    チケットには希望ヶ原温泉付き、と書いてある

    「良いのか?」

    「あはは、なんの遠慮も要らないよ、それペアチケットだし、僕みたいな屑と行ってくれる神のような精神の持ち主なんているはずもないからね」

    「まあそうだね(な)」

    俺達の言葉が被る

    他の奴なら絶対しないほどの薄情っぷりだが、こいつ相手にはまるで心が痛まない上になんならこれが最適な行動ではないかと思えるから不思議だ、でもまあそれはそれとして

    「それじゃあ、有り難くもらうとするぞ」

    「楽しみだね、日向君!!」

    目の前の美少女とお泊まり、つまり湯上がりの火照った顔にはだける浴衣、コートを挟んで白球を打ち合い手を動かすたびに、身体を動かすたびに揺れる柔乳

    まあ、1ミリも行かない理由はないな、うん

    そんな妄想に耽っていると白ワカメが喋る

    「日向君にやけてるよ」

    五月蝿い狛枝、お前には一生分かるまい

    七海がコントローラーを置いて俺のすぐ傍にくる、そして耳元で一言

    「本当に楽しみだね、日向君」
  176. 176 : : 2019/06/19(水) 20:07:55
    この白ワカメほんとぶれないな
  177. 177 : : 2019/06/19(水) 20:42:17
    これは盛り上がって来たな、出来れば最原と赤松も旅行に加わって欲しかったけどもう招待券が無いからしょうがないか…
  178. 178 : : 2019/06/20(木) 06:06:57
    この作品の主人公組は苗木だけが不憫なんだな。他二人はまともな恋愛しているのに・・・
  179. 179 : : 2019/06/20(木) 17:03:22
    結構苗木は控えめだからしゃーない
  180. 180 : : 2019/06/20(木) 18:12:34
    ところで日向の才能はなんなん?
    超高校級の相談窓口?
  181. 181 : : 2019/06/22(土) 17:59:45
    >>176 狛枝「僕がぶれることなんてあり得ないよ!!何故なら僕は希望の奴隷だからね!!」

    >>177 狛枝「ごめんね、僕の力が足らないばかりに、お詫びに腎臓でも何でも売ってお金を工面するよ!!」

    最原「要らない!!そんなお金要らない!!」

    >>178 舞園「不思議なことをいいますね、私と苗木君は正統派のラブラブじゃないですか」

    >>179 舞園「そんなことありませんよ、いつも私の身体をそれはそれは貪るように……」

    モノクマ「舞園さんの妄想をお詫びします」ペコリ

    >>180 日向「そうだ」

    左右田「呼んだか?」

    モノクマ「呼んでないよ!!このチキン野郎!!」



    おまけ② 霧切さんの苦悩


    さて、そろそろ私も本格的に考えるときがきたようね

    来る決戦の日に向けて私の協力者を募らなければならないわ、取り敢えず消去法で絞っていきましょう

    まずは男子なことね、女の子を協力者にしたら近くで苗木君の天使オーラを長い時間受けることになるわ、そんなことしたらライバルが増えるだけ

    私は用意しておいた学園の生徒簿から女の子の皆に一本線を引く

    次にそこそこでもいいから頭が回ること、空気を読めること、アドリブが利くこと、まあこのくらいはクリアできなきゃ話にならないわね、そう出なければ不二咲君越えの協力者とは言えないわ

    私は葉隠君をはじめ主観的な判断で次々に線を引いていく

    次に協力をちゃんとしてくれることね、そう出なければ何の価値もないわ、星君とか九頭龍君は手を貸してはくれなそうだし、石丸君も違うベクトルで協力はしてくれないでしょうね、そもそも空気読めないし

    石丸君等に線を引き、残った人数はどんどん少なくなっていく

    そうね、あと必要なのは舞園さんに陥落されないことかしら、精神力が最低限ある人でないとね

    そうして協力者となるのに適したと思われるラインナップが完成した……あっ、忘れてたわ

    そしてこの一覧から狛枝君の名前を墨汁で消す

    これで完成よ

    私はその残った人物達を見て……まあ取り敢えずその残った人物とは

    真宮寺 天海 田中 豚神 十神 最原 日向

    半分以上問題があるに人じゃないの、この学園は問題児養成学校だったかしら?黄桜さんったら何を思ってスカウトしてるの?まあしょうが無いわね、多分学園長のせいだから許してあげるわ

    私はどこか現実逃避をしているようにそんなことを思った

    そして

    不二咲君の協力を得てるなんてあの枕が!!!!!!!
  182. 182 : : 2019/06/22(土) 19:34:03
    仁「響子.... あ、いやだな その.... そういや君に前に変な館....?だっけかで出会ったっていう青年が尋ねてきたぞ 苗木君との関係をききたいんだとか」
  183. 183 : : 2019/06/22(土) 19:36:16
    なんだと思ったら霧切草のネタか..... あれ名作だよn 舞園「え?霧切臭? やっぱり霧切さん臭いんですね!さすがシャワーなんて浴びなくても女!苗木君が嘔吐せずに良かったです!」
  184. 184 : : 2019/06/22(土) 19:46:12
    葉隠「唐突だが前々から舞園っちが期待してないけどお願いしてた占いの結果がでたべ! まもなく俺達の誰かが死ぬ! でもって苗木っちは夢の家庭を手に入れる前に謎の組織が殺しに来るから舞園っちは....「全くとんだほらふきですね」 え? 「そんなわけないでしょう!苗木君が死ぬなんて占うなんて最低です!」 いやまて舞園っち! これはどっちかっつーと直感なきが....
    あー!わーったわーった!三割!三割だから外れるべ!うん!だから殴るなって!舞園っちはアイドルなんだべ!?」
  185. 185 : : 2019/06/22(土) 19:48:42
    葉隠殴られてて草 普段の行いが悪いからね、しかたないね。
  186. 186 : : 2019/06/22(土) 20:19:31
    案外桑田となら霧切と利害が一致してる気がするけどな、桑田が賢いとか気が利くとか舞園に一途だったら…
  187. 187 : : 2019/06/22(土) 21:06:34
    フハハハハ!!ついに!御手洗を脅して『苗木が戦刃の事を好きになって最終的に苗戦になるアニメ』を作らせたぞ!!あとは苗木を無理矢理拉致ってこのアニメを見せるだけだ!!完璧な作戦だn(ガキッゴキッ
    ダカラナンデイバショガワカルノ!?ヤメテ!チョ!?ナンデコレキヨガイルノ!?ヤダ!ワタシマダシニタクナi(ザシュ(肉が切られた音)
  188. 188 : : 2019/06/22(土) 21:10:33
    十神が協力する姿が想像できん
  189. 189 : : 2019/06/22(土) 21:12:06
    <<189
    豚神さんかもしれない
    まぁ私欲に協力するとは思えないけど
  190. 190 : : 2019/06/22(土) 21:12:47
    >>190
    クソッ!!またミスった!!(略)誰も私を愛さないついでにキーボも
  191. 191 : : 2019/06/22(土) 21:13:20
    >>190
    またミスったよちくしょう!!
    おのれキーボ!!
  192. 192 : : 2019/06/23(日) 02:21:53
    塩→サイコパス
    天海→シスコン
    十神→かませは論外
    豚神→見返り(大量の飯)が怖い
    日向と最原以外無理じゃね?
  193. 193 : : 2019/06/23(日) 07:58:31
    日向と最原は原作の育成計画見るに主人公どうしめちゃくちゃなかがいいからね
  194. 194 : : 2019/06/23(日) 08:39:00
    しかし日向と最原は彼女が居るし、七海と赤松を説得しないと無理じゃないか?
  195. 195 : : 2019/06/23(日) 09:39:50
    というかそもそも悪事に参加するわけが(グエッ
  196. 196 : : 2019/06/23(日) 09:40:19
    そういや舞園さやかアンチスレってあるけど舞園さん的にはどうなの?
  197. 197 : : 2019/06/23(日) 22:38:40
    それって本人に聞くものなのか()
  198. 198 : : 2019/06/23(日) 22:40:24
    有名人にアンチは付き物だからヘーキヘーキ
  199. 199 : : 2019/06/24(月) 13:34:03
    人気ありすぎるとアンチやら荒らしやらが出てくるのは当然な事なのかもしれない…
  200. 200 : : 2019/06/25(火) 07:10:09
    200にいったら苗戦になr(グシャ
  201. 201 : : 2019/06/25(火) 22:05:30
    >>182 >>183 霧切「苗木君と私は一寸たりとも違わない恋人同士に決まってるじゃない、分かりやすい葉隠君レベルの聞き間違えで私を非難するなんて舞園さん、駄目ね」

    >>184 舞園「クズウニの分際で何バカいってんですか?謎の組織だかなんだか知りませんがあったら潰すだけですよ」

    葉隠「分かったから助けてくれだベ!!」ボロボロ

    >>185 霧切「全くもってそのとおりね」

    >>186 霧切「利害は一致してないわよ、桑田は花音さん一筋なんだから」

    花音「うんっ!!!お兄ちゃんは私以外興味ないの、だから舞園さんなんかに鼻の下のばすなんてあり得ないよ」

    >>187 真宮寺「ったく、舞園さんの力には勝てないんだからどうしようもないネ、君はどんな拷問が好みかナ?」

    >>188 霧切「いいえ、彼は喜んで協力してくれるわ、こっちには取引材料があるのよ」

    >>189 霧切「彼は人がいいから大丈夫よ、私欲だろうが何だろうが関係はないわ」

    >>190 >>191 鉄屑「ロボット差別です!!」

    >>192 霧切「大体はそのとおりだけど、ことこうなったら贅沢は言ってられないわ」

    >>193 日向「まあな!!」

    >>194 霧切「方法はあるわよ、私なら何とでもなるわ」

    >>195 霧切「悪事?舞園さんが人の夫を誑かしてることかしら?」

    >>196 >>197 >>198 >>199 舞園「アンチスレがあろうとなかろうと私の信念は変わりません、希望がある陰には絶望があるのです、その程度で心を乱すような女じゃ超高校級のアイドルにも苗木君の妻にもなれませんよ」

    >>200 舞園「なりません!!」



    さて、取り敢えず無難なところで最原君、日向君からいこうかしら

    私はスマートフォンを取り出し最原君に電話をかけるが繋がらない、やむをえず私の部屋に来るように留守電を残し、日向君に電話をかける

    「何だ?今七海が俺の膝で寝てるから動けないぞ」

    「問題ないわ、でも七海さんが起きても困るし単刀直入に尋ねるわ、貴男1月10日から3日間空いてるかしら?」

    通話越しでも空気が悪くなったのが分かる、どうやら何かあるらしいわね

    「悪いがその日はちょうど埋まっててな、俺と七海にとって大事な日だ」

    「そう、なら仕方ないわ、ありがとうね日向君」

    「いや、こっちこそなんか知らんが力になれないで悪かった」

    そこで通話が切れる

    七海さんがらみとなると強くは言えないわね、他人の恋路に茶々入れる趣味は私にはないのだから

    すると扉がノックされた

    「あら、最原君早かったわね」

    「ごめん、赤松さんとついさっきまでピアノやっててさ、霧切さん僕に何か用?」

    私はまた日付から聞く

    「1月10日から3日間何か用はあるかしら?」

    「ん?いや、確か今のところ何もなかったと思うけど」

    心の中でニヤリと笑うと私は引き出しから数枚の写真を取り出し机に置く

    「えっ!!?」

    最原君の鼻の下が分かりやすく伸び、顔が少しだけ赤くなる

    「見て分かるとおり赤松さんの小中のスクール水着よ」

    そう、そこには私がちょっとだけ手間をかけて収集したスク水写真が三枚ほどあった、一番古い小3の写真でも赤松の胸は春川さん以上はありそうね、同じ女として嫉妬するわ

    「き、霧切さんこれを一体何処で!?」

    「貴男も探偵なら自分で調べてみなさい、それより貴男なら次に自分が言う言葉ぐらい推理出来てるんじゃないかしら?」

    最原君は食い入るように三枚を見つめる

    小3、小6、中3、と彼女の成長と共に顔は大人び身体も超高校級に成長をしているのがはっきりと分かる、まあむっつり探偵には見るなって方が無理な相談ね

    「僕に何をしろっていうの?」

    「私と苗木君をくっつかせる手伝いをしてちょうだい、ただそれだけよ」

    「ということは舞園さんと勝負するってことに……」

    彼の中に葛藤が芽生えたのを見た私は一気に手札を切る

    「私達はさっき言った日に温泉付きのスキー旅行に行くわ、私の言うことを聞いてくれたら赤松さんと一緒の部屋を用意してあげるわよ」

    「なっ!?」

    「もう恋人同士なんでしょう、ちょうど良い機会よ一線を超えたって誰も責めないわ、それに赤松さんもそれを望んでるはずよ」

    「そうとは……」

    「知らないのかしら?女って以外に皆」

    私はニヤリと笑いながら

    「エッチなのよ」

    彼の顔に希望が生まれる

    「この取引は貴男にとってメリットだらけよ、男なら彼女の気持ちをくみなさい」

    少しだけ間があり最原君は写真を丁寧にポケットにしまう

    「協力するよ」

    墜ちたわね

    さて、次は誰にしようかしら
  202. 202 : : 2019/06/25(火) 23:00:48
    舞園「ダンロン3の貴女が見たらグーでボコボコにされる意地汚さですね!この人の恋路を利用した悪党!」
  203. 203 : : 2019/06/25(火) 23:03:25
    朝日奈「霧切ちゃんこわいよ..... なんかあったのかなぁ? あ!苗木ー!ちょうどいいや!ドーナッツ食べに行こ!」
  204. 204 : : 2019/06/26(水) 00:06:54
    やっと…拷問から…解放(逃走)したぞ…なーにが合法じゃ謎の薬使いやがって!…まぁアニメは無事だらか良かったが……まてよ?わざわざ苗木に見せなくても戦刃に見せたらよくないか?……さっすが私!!よし!!そうと決まったら急いで戦刃にこのアニメを見せr(バキッグシャ
    アー!?アニメガァ!?チョ!?ヒッパラナイデ!!マタコレキヨノトコロニツレテイクツモリダロ!!モウR18Gノテンカイナンテタイケンシタクナi…エッ?ナンデイルマガイルノ?エッ?ジッケンダイニ?チョ!?マッテジリジリチカヨラナイデ!?ダレカタスケt(ガシャン(扉が閉まる音)
  205. 205 : : 2019/06/26(水) 00:13:04
    ふざけ半分でpixivで山苗って検索したら5件もヒットして草生える
    あと苗木が女装しているイラストがあった
  206. 206 : : 2019/06/26(水) 01:07:33
    エッチなのはお前と舞園だけだろ・・・
    これで最原が赤松に嫌われたら目も当てられない・・・
  207. 207 : : 2019/06/26(水) 05:48:37
    >>205 左右田「なんで日向といい最原といい、ああいうお人よし君は美青年で女装が似合うんだろうか.....?」
  208. 208 : : 2019/06/26(水) 07:40:16
    最原は赤松にスキー温泉旅行の事をなんて報告するつもりだろうか?やっぱり付き合ってるんだから素直に言った方がいいな。
  209. 209 : : 2019/06/26(水) 07:53:35
    ここで一線越えたら後々問題になりそうな気がする
  210. 210 : : 2019/06/26(水) 18:46:55
    >>207
    世の中には性転論破というものがあってだな
  211. 211 : : 2019/06/26(水) 19:28:57
    旅行先が戦場にならないこと祈るよ霧切にしろ舞園にしろメチャクチャになること間違いないよ苗木はいっそのこと朝日奈とか不二咲辺りでも引っ付けば あっナイフやエスパーしても無駄ですよお二人さん 力が及ばない所にいますのでハハハハ( ´∀`)
  212. 212 : : 2019/06/26(水) 19:51:01
    >>211うしろぉ!
  213. 213 : : 2019/06/26(水) 19:56:48
    >>212 おっと此処まで来るとはそれではとれにてドロン (転移)
  214. 214 : : 2019/06/26(水) 20:01:51
    舞園や霧切の事だから「姿眩まし」や「姿表し」を使えるようになりそうだ…
  215. 215 : : 2019/06/26(水) 22:55:25
    超高校級の超能力者vs舞園&霧切が始まってて草
  216. 216 : : 2019/06/27(木) 00:21:25
    超高校級の忍者の可能性もあるぞ
    まぁそんな争いをしている間に御手洗を脅して作り直させたアニメを苗木か戦刃に(無理矢理)見せにいくか
  217. 217 : : 2019/06/27(木) 23:21:53
    >>202 霧切「人の恋路を利用?おかしなことを言うわね、背中を押しただけよ、3の私も苗木君の為の行為なら応援こそすれ非難、ましてや暴力なんて無いわ」

    >>203 霧切「朝日奈さん、葉隠君が貴男のスク水盗んでたからお仕置きしに行った方がいいわよ」

    >>204 入間「お前の貧相な身体にはどんなエロエロマシンを実験してやろうかな!」

    >>205 >>207 霧切「苗木君は大天使だから何でも似合うのよ、不二咲君も天使なことは間違いないしね」

    >>206 霧切「大丈夫よ、赤松さんへのフォローも忘れないのが私よ」

    >>208 最原「えへへ、もちろん僕が誘うよ」

    >>209 霧切「言っておいてなんだけどへたれの最原君に出来るとは思えないわ、万一あったら学園長を使ってどうにかするわよ」

    >>210 霧切「性転換しても私と苗木君はラブラブなのよね」

    >>211 >>212 >>213 >>214 >>215 >>216

    舞園「いっておきますが私が排除するのは苗木君と私との中を邪魔する輩だけですよ、言葉でなんやら言われるくらいなら手は出しません、なので>>216さんは深海三千メートルに封じ込めます」ニコッ



    「そう、なら仕方ないわね」

    私はまた電話を切る

    少し予想外だわ、真宮寺君はその日に世界の安定が壊れそうだからとか何だとかで日本呪術協会に行かないといけないらしいし、天海君は世界シスコン選手権妹部門のアジア選手にノミネートされたらしいし、豚神君は終里さん達と一緒に世界上手いもん博の大食いにチャレンジしないといけないなんて……

    かませは取り敢えずクリスマスの時の命を助けた借りと江ノ島さんの下着を被った変態マスクマン(前作参照)の写真で脅して引き込めたけど、エスパーとかいうチートを持っている舞園さん相手なのだから、やっぱり足りないわね

    扉が優しくノックをされる

    「霧切さん、話って何?」

    「赤松さん、急な呼び出しに応じてくれてありがとう」

    音符のヘアピンが少しずれてるし、よく見れば口元に唾液がついてるわ、ったくあのむっつり探偵ったらとんだキス魔ね

    「あっ、そうそう温泉の招待ありがとう!!最原君も喜んでたよ」

    「うふふ、良いのよ別に」

    最原君が伝えたのは温泉に行くってことだけ、私との取引も伝えてないはず

    「それで赤松さん、私気になることがあるのよね」

    「何かな?」

    勤めて笑顔を創る

    「何で赤松さんは最原君のことを最原君って呼ぶのかしら?」

    「えっ?」

    「せっかく付き合ってるのよ、終一君と呼ぶのが自然じゃないかしら」

    「えっと、それはね」

    指をツンツンと付き合わせて顔を真っ赤になる

    「なんというか、恥ずかしいの、きっかけがないと…ね」

    思った通り

    「呼び方っていうのは親密さにおける重要なファクターよ、貴方達ほどの関係なら呼び方を変えるだけで今より遙かに親しい関係になれるはずよ」

    「そ、そうなの?」

    身体を乗り出してきた、やっぱり初々しいわね赤松さん、好きな人と少しでも距離を縮めたい、至極当然のことよ、まあ私と苗木君ほどの玄人になれば呼び方に関係なく深いところで繋がっているからあまり問題は無いのだけど

    とにかくこの赤松さんの態度で二つのことを確信出来たわ、最原君に完全に首ったけなこと、そして私なら赤松さんを味方につけられるってことがね

    「ええ、探偵として様々な人間、そして人間関係を見てきた私が断言するわ」

    「そうなんだ」

    唇に手を当て、その後唾を飲み込む、これは良い反応ね、興味津々って感じよ

    「きっかけが必要なら、この旅行はまさにちょうど良いわ」

    「確かにそうだね」

    勝負をかけるわよ

    「そこで赤松さん、提案があるわ、私が貴女と最原君の為にあることをしてあげる、そのかわり私と苗木君の関係を進めることを手伝ってくれないかしら?」

    「関係を進める!?霧切さん、それって」

    「貴女と最原君のようになるってことよ、名実ともにね」

    赤松さんは少し驚いた様子だったけれども、すぐに顔を整える

    「霧切さんがしてくれることって?」

    私は指を立てて笑いながら

    「貸し切り風呂を用意してあげるわ、そうね、必要なら水着位までなら用立てるわよ」

    「貸し切り風呂っ!?」

    揺らいだわね、エスパーなんてなくとも心を見るくらい出来るわ

    「他のことでも構わないわよ、貸し切り風呂なんて一例にすぎないわ」

    顔を真っ赤にさせて唇をムニュムニュと動かす、そして少し経ってからはっきりと動かせる

    「分かった、貸し切り風呂ちょうだい」

    「取引成立ね」

    「あっ、それと…ね」

    ペンキをかけたように顔の赤みが増す

    「水着は……その…要らないよ」

    赤松さんも彼氏に似てきたわね

    私は微笑を浮かべた
  218. 218 : : 2019/06/28(金) 00:03:48
    クソッ!!なんでこうもバレるんだ!!だが!!今回は対抗策がある!!それは御手洗を脅して作らせたアニメで枕を黙らせてやる!!
    >>218
    00で(逃走)成功
    01~30で入間の実験台になる
    31~59で是清のもとに連れていかれる
  219. 219 : : 2019/06/28(金) 00:06:29
    クソッ!!ミスった!!おのれキーボ!!
    >>220
    です
  220. 220 : : 2019/06/28(金) 00:09:29
    アーメン
  221. 221 : : 2019/06/28(金) 06:36:42
    イライライライライラ(マイゾノォ)
  222. 222 : : 2019/06/28(金) 07:06:33
    なんで効かないんだよ!?
    あ、ちょ、離して!拘束しないで!もうR18の展開なんて体験したくない!てかなんだよそのうねうねしたひもみたいな機械!そんなの見たことないぞ!あ、ちょ、近づけないで!だれか!たすけt(ガシャン(扉が閉まる音)
  223. 223 : : 2019/06/28(金) 07:09:22
    最原と赤松は大丈夫かな?なんだか学園を卒業する前に赤松が妊娠しちゃって二人揃って中退するハメにならなきゃいいけど…
  224. 224 : : 2019/06/28(金) 07:14:40
    豚神さんと是清はともかく天海で草
  225. 225 : : 2019/06/28(金) 07:52:20
    脅しに屈するとは御曹司の名前が泣くな
  226. 226 : : 2019/06/28(金) 22:16:37
    本人が知らないとは言え最原は舞園に借りがあるじゃん。
    つまり赤松が最原と付き合えたのは舞園のお陰でもあるんだから不義理な気がする。
    舞園が霧切を女狐って呼ぶのも頷けるな。
    流石は裏切りさんwww
  227. 227 : : 2019/06/29(土) 12:26:18
    ウラギリスごときじゃ苗木と一緒になんて1000年はやi(グシャ
  228. 228 : : 2019/06/29(土) 17:01:10
    というか貧相な身体とはなんだ!こう見えてキルミーぐらいのスタイルはあるんだぞ!!
  229. 229 : : 2019/06/29(土) 17:21:39
    超高校級の葬儀屋さんは何期生なんですか?変な事聞いてすみません。
  230. 230 : : 2019/06/29(土) 17:33:19
    >>229
    78期生
  231. 231 : : 2019/06/29(土) 17:39:16
    どうでもいいが私の名前の呼び方は
    文ノ雪(フミノユキ)だ
  232. 232 : : 2019/06/29(土) 19:52:20
    七海「旅行楽しみだな 日向君には今の関係で待ってもらってるけどもしかしたら有るかも知れないから勝負下着用意した方がいいかな」
    一方日向は
    日向「旅行は楽しみだが理性が持つか不安だ思わず襲ったら七海に嫌われること間違いないだから鎮静剤用意しといて置こう・・・あああ七海の浴衣姿や風呂入る直前の姿想像したら一線越えたいよーー」



    狛枝「あっそういえばあの旅館ある時間帯になると混浴になることを言うのを忘れた まぁチケットには書いてあるし大丈夫かな(僕の予想は襲う方が濃厚だな)」
  233. 233 : : 2019/06/29(土) 23:34:44
    十神スレッドがカオスすぎて草生える
  234. 234 : : 2019/06/30(日) 19:55:58
    >>218 >>219 >>222 入間「ひゃはは、お前は逃げられない運命なんだよ!!つまり少しでもエロくしてやった方がお前のためだ!!」

    モノクマ(何言ってんだこの肉便器)

    >>220 モノクマ「アーメン」

    >>221 舞園「何に苛ついているかはわかりませんが、苛つきには苗木君を鑑賞するのが効果的ですよ」ニコッ

    >>223 霧切「大丈夫よ、焚きつけたけれどもそこまでするとは思ってないわ、最原君よ、生乳みただけで鼻血出してバタンよ」

    >>224 天海「傍からはそう見えるかも知れないっす、でも当人にとっては大切なことなんすよ」

    >>225 十神「お前には分かるまい、あれほど屈辱的な写真をばらまかれたら十神は終わりだ!!!」

    >>226 霧切「本人が知らないうちに私が何度か命を助けてあげたんだから、最原君は私にも借りがあるわよ、あの人探偵の癖に危機意識が薄いのよ」

    >>227 霧切「潰れなさい、この世に一片の細胞も残さないほど圧倒的に潰れなさい」

    >>228 入間「あんなババアと同じ位じゃド貧相じゃねえか!!!」

    >>229 >>230 >>231 不二咲「そうだったんだね」

    >>232 モノクマ「その辺は追々説明するからね、2人の関係に進展があるかもよ」

    >>233 十神「どんなに苦難な状況にあろうとも必ず勝利する、なんの心配もいらんぞなぜなら俺は十…」

    モノクマ(眼鏡着用)「かませだからな!!!」



    「それは本当なの!?」

    霧切響子はあまりの驚きに人目も憚らず叫んだ、そんな彼女を可愛らしい見た目をした少女……もとい少年が驚き見つめた

    (霧切さん、如何したんだろう)

    不二咲千尋はウーロン茶をゆっくりと飲みながら意外に思った、彼女は滅多に感情を表に出すことはない、ましてや叫ぶなど超レアである

    (あの電話について後で聞いてみよっと)

    ~~

    「分かったわ、田中君にお大事にって伝えてね」

    あっ、終わったみたいだね

    「ねえ、霧切さん、何かあったの?驚いてだけど」

    「不二咲君、私としたことが表に出てたかしら」

    「霧切さん、どんな電話だったの?」

    「…そうね、まあ教えても問題ないわ、でも不二咲君、最初にこれだけは言っておくわ、今から私が話すことは真実よ」

    霧切さんの目は真剣だ

    「分かったよ」

    なら良いわ、と一拍おいてから話し始める

    「結論から言って田中君が氷覇影光拳、通称田中カオスメントを使って今倒れているわ」

    えっ?氷覇影光拳?なにそれ?

    「ことの始まりはソニアさんの国に行った田中君達が政治争いに巻き込まれたことよ、その課程で王の座を狙うもの達があろうことかマカンゴの真の力を解放させてこの世を変えようとしたの」

    マカンゴの真の力って何?前々から思ってだけどマカンゴってなんなの?

    「数々の戦いを経て何とか敵を殲滅したと思ったら、ソニアさんに振られて精神的に参っていた左右田君が現れてマカンゴの封印の一部を解いたのよ」

    よく分からないけど左右田君何やってるの!?

    「ほんの一部とはいえ、マカンゴの封印を解いたのよ、ただで済むわけはないわ、左右田君はマカンゴにソウダンゴにされたの」

    なにそれ怖い

    「その後もマカンゴの進行は留まることを知らなかったわ、そして田中君はマカンゴの力を封印するためのかけに出たのよ、そう、それこそこの世の理を歪める禁忌の秘技氷覇影光拳よ」

    この世の理を歪めるって、凄い!

    「そのおかげで運良くマカンゴの封印が解かれる前の状態になって左右田君達も元に戻ったけど、かわりに田中君が倒れてしまってソニアさんが今一生懸命世話をしているわ」

    なんか分からないけど田中君凄っ!!

    「田中君は氷覇影光拳を使う前にソニアさんに破壊心暗黒四天王を渡してこう言ったそうよ、我が覇王の道に終わり無し!!!メスネコよついてくるな、俺様の道に存在出来るのは俺様だけなのだからな!!と」

    何となく格好いい気がする

    「とにかくそういう訳で田中君は今は寝てるけど、まあすぐに目覚めるでしょう、あっ、左右田君は今牢屋で鎖に繋がれてるらしいわよ」

    左右田君頑張れ

    「それにしても氷覇影光拳を使うなんて…あの技は上手くいけば舞園さんさえも倒せる秘技、でも相手の力が強いほど反動も強烈になる、マカンゴの封印が一部しか解けてなかったのは不幸中の幸いね」

    あの、舞園さんを倒す!?

    そんな僕の驚きを読み取ったように霧切さんは喋る

    「舞園さんを倒したなら、反動は恐らく細胞全ての消滅よ」

    「怖い!!」

    そこまで言って霧切さんは立ち上がり僕の肩を持って

    「不二咲君、マカンゴには気をつけてね」

    そして去って行った

    僕には一つの大きな疑問が残る

    マカンゴってなんなの!?
  235. 235 : : 2019/06/30(日) 20:34:13
    なんでこのスレッドで10回位も死ななきゃならないんだよぉ…しかも2回R18の展開も体験したしぃ…ただナエギリや苗舞という邪道を苗戦に修正しようとしただけなのにぃ…だが、このままじゃ終わらんぞ!絶対に!どんな手段を使っても!御手洗を過労死させてでも!苗戦にしてやr(ゴキィ
    ナンデダヨ!コノナガレデワタシガタオサレルヨウソドコニモナイジャン!!ヤメテ!ッテマタイルマカヨ!!タシカニコレキヨハイマイナイケド,モウアンナノタイケンシタクナイ!!シカモドンドングレードアップシテルシ!!ヤダ!!モウエロドウジンノテンカイナンテイヤダヨ!!ダレカ!タスケt(ガシャン
  236. 236 : : 2019/06/30(日) 20:36:09
    てか東条で貧乳だとハルマキなんかただの壁じゃn(スゥ(後ろに回り込まれた音)
    マッテ!ジョウダンダカラ!テカワルイノイルマダカラ!ハヤククビカラテヲハナシt(ゴキッ(首が折れた音)
  237. 237 : : 2019/06/30(日) 20:37:08
    左右田は…うん、次会うときは棺桶の中だな
  238. 238 : : 2019/06/30(日) 21:20:51
    問題 女性のバストの単位に「カップ」があります。基準となるAカップについて説明しなさい
    王馬小吉の解答「春川魔姫と夢野秘密子」
    教師のコメント「コメントは控えます」
    王馬「ちょ 二人ともウソだか ギャーーー」
  239. 239 : : 2019/06/30(日) 21:31:28
    マカンゴ?恐らくエウロパ(木星の月)の魚とかみたいに未知の生き物って訳だ
  240. 240 : : 2019/07/01(月) 03:02:33
    字面から察するに舞園は単なる化け物じゃないか・・・
  241. 241 : : 2019/07/01(月) 06:14:11
    メインヒロインを公式からリストラされた恨みを晴らしてるようなSSダァ
  242. 242 : : 2019/07/01(月) 09:56:28
    とにかくいえるのは田中すげえ
  243. 243 : : 2019/07/02(火) 20:32:24
    問題 火傷をしたときの正しい処置を答えなさい
    不二咲千尋の解答「手切れ金を払えばいいかな」
    教師のコメント「それは大人の火遊びです」
    モノクマの解答「辛子味噌を塗る」
    教師のコメント「何であなたが答えてるのですかしかもそれはかちかち山です」
  244. 244 : : 2019/07/02(火) 22:59:40
    3回もヤられると頭おかしくなってそく
  245. 245 : : 2019/07/03(水) 06:52:28
    最原はともかく赤松は舞園とも仲がいいだろうから複雑だろうな、霧切から貰っちゃったから中立な立場を取る事も出来ないだろうし…
  246. 246 : : 2019/07/03(水) 21:36:53
    >>235 舞園「貴女も分からない人ですね!!苗舞以外は邪道です!!!」

    >>236 春川「人の気にしてることを言うもんじゃないよ」ギロリ

    >>237 左右田「助けて!」

    >>238 モノクマ「残念ながら不正解!!春川さんはまだしも夢野さんはAカップ以下です!!(独断と偏見)」

    >>239 霧切「安易な気持ちでマカンゴのことを考えてはいけないわよ」

    >>240 舞園「化け物?いいえ、ただの恋するエスパーです」

    >>241 モノクマ「そんなつもりはないよ、ただ楽しいから書いてるの」

    >>242 ソニア「田中さんは救世主です!!」

    >>243 大和田「不二咲はんなこと言わねえ!」

    >>244 入間「へっ!!だらしねえのは身体だけじゃねえのか!!」

    >>245 霧切「問題ないわ、重要なのは私の味方になることじゃなく敵にならないこと、赤松さんの分は基本むっつり探偵にカバーしてもらうわ」

    とある少女のトレンドと暗躍


    うぷぷ、舞園に霧切、私様を差し置いて愉しそうなことしてるじゃないの

    「盾子ちゃん、用事って?」

    「残姉ちょっとこれを食堂に置いてきてくれない?5分後ジャストに」

    「え?何なのこれ?」

    「残姉には関係ないから、私様の命令を黙って聞いてなさい!!」

    「ご、ごめんなさい!」

    ったく、残姉は黙って言われたことだけしとけばいいのよ

    私様はクリスマスの一件から一日の殆どを舞園に監視されてる、変なことしたら一発で足ぐらいボンッ!!だろうね、絶望的!!

    でも今は苗木が風呂に入ってる、つまりエロなビッチはそこに釘付け、今や一日に3分程度の睡眠で十分になってる舞園の隙をつけるのは今しかないのよ

    まあそこまでのことは出来ないんだけど絶望の種くらいは蒔かないとね

    江ノ島盾子は邪悪に笑う、彼女にとって絶望は自分だけが享受するものではなく、他人にお裾分けして然るべきもの、良いことしてるんだから笑っても全然可笑しくないわよね、うぷぷ、あっ、今の私のトレンドはナレーションでーす

    ~~
    「盾子ちゃん、食堂に封筒なんか置いてどうする気なんだろう?」

    私は言われたとおりに封筒を置いた後ちょっと気になったからこっそり天井に張り付いて後のことを観察することにした

    すると、私が張り付いてすぐに誰もいなかった食堂の扉が開かれ男が入ってくる

    (封筒の方に一直線だ)

    胡散臭さの塊のような男が一切の躊躇いなく封筒を手に取り物色を始めた

    ~~

    「うぷぷ、外泊するのに未成年だけなんて世間が許さないよん!盾子ちゃんったらマッジメーー!!」

    ~~

    金目のもんが入ってるかと思ったんだけど、なんか紙切れが数枚入ってるだけだベ

    クズウニにまともな倫理観など無い金目のものと思えば拝見する、忘れ物だろうが何だろうが置いてる奴が悪いのだ

    そしてクズウニは紙切れを見て驚愕をした

    「だべっ!!この紙を見たものは指示に従わないと借金が増え、秘密がモノチューブにアップされる!?だが従えばオーパーツがもらえ、おまけに借金が無くなるだベ!?」

    普通ならこんな紙、誰かのイタズラだろうと無視する所だが、さすがはクズウニ普通では無い

    「これは天からの試練だベ!!最近そんな夢もよく見るし、間違いないベ!」

    完全に信じていた、そして流石は江ノ島盾子ちゃん!!ウニに秘かにそれっぽい夢を見させていたというファインプレー!!

    そしてクズウニは指令を読み始めた

    「よく分からんがわかったべ!!取り敢えずこの希望ヶ原ってとこに行けば良いんだべな」

    クズウニもとい、超高校級のクズ、葉隠ウニヒロ参戦だよーん

    さてさて、どんな絶望が生まれるか、楽しみ楽しみ


    ~~

    これで取り敢えずは準備OKです、この旅行は絶対に失敗できません、必ず苗木君の貞操を奪わないとなりません!!

    ~~

    協力者も募ったし、万全とは言えないけど作戦も建てたわ、後は本番でいかに柔軟に対応するか、そして苗木君と愛を育むかよ

    ~~

    「お兄ちゃん!!今度の温泉とスキー楽しみだね!!」

    私はお兄ちゃんに抱きつきながらさらに腕を絡める

    「それはそうだけど、お前最近ベタベタくっつきすぎじゃないか?」

    「お兄ちゃんが大好きだから仕方ないよ!!」

    脚も絡める

    「…まあいいか」

    お兄ちゃんもダランと力を抜いて寝っ転がる、もちろん私の身体とピッタリとくっついたままだからおっぱいも何もかもがお兄ちゃんに当たり、私はお兄ちゃん成分を感じられる

    それにしても温泉とスキー旅行か…舞園さん達が何かしてくる気がしてならないよ、妹の勘は鋭いんだから

    まあ、お兄ちゃんが本当に誰かを好きになったら私も諦めるけど

    私はお兄ちゃんの髪に頭を埋める

    それまではお兄ちゃんは私のものなんだから!!
  247. 247 : : 2019/07/03(水) 21:43:17
    はい、これで正月編終了です

    正直に言って始めに書いていたときからここまで続くとは思ってませんでしたし、それ以上にこまるまで、ここまで拗らせた存在になるとは思ってませんでした

    私の妄想に終わりが来るか、舞園さん達に苗木君が堕ちるまでは続ける気ではいるので稚拙な文章ではありますが僅かでもお楽しみ頂ければ幸いです

    次回は多分

    最原「舞園さんのエスパー騒動」 赤松「温泉アンドスキー編」 的な題名を考えております
  248. 248 : : 2019/07/03(水) 21:48:13
    面白かったです!次回も楽しみにしてます!
    ちなみにこのスレッドで死んだ回数は14回
    そのうちの3回は入間関係
    あれ?私死にすぎ?
  249. 249 : : 2019/07/03(水) 21:51:12
    あのね、入間さん、人には限界というものがありましてね、だからこれ以上すると私の身体どころか頭までおかしくなるからね。だからその機械を早く止めt【編集済み】
  250. 250 : : 2019/07/03(水) 21:52:47
    ウニがいるだけでどっちも失敗しそう
  251. 251 : : 2019/07/03(水) 21:54:32
    >>238 >>243 実はこれバカテスのネタなんですよ (王馬=吉井 不二咲=土屋)
  252. 252 : : 2019/07/04(木) 06:58:26
    乙です!次回が今から楽しみで仕方ありません。
  253. 253 : : 2020/10/25(日) 22:10:20
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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