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~これでも家族と言えますか?~ 9 *中学生編* 

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  1. 1 : : 2017/05/15(月) 13:05:46
    続きです。
    長らくお待たせしてしまいましたね。
    もう読んでくれる人いないかもしれないっていう恐怖はあるんですが、完結を目標に書き続けたいと思います。(っ`・ω・´)っ

    えー、書き方がだいぶ変わります。
    クリスタ「こんにちは」
    だったのが、
    「こんにちは」
    になるレベルで変わります。
    前の方がいい!って思ったら遠慮なく言ってください。書き直しますのでφ(´ω`●)

    時間があいちゃったんで、凄い簡潔にまとめたあらすじ書いてきました。
    それと、これは3年くらい前のことなのでどの出来事が先に起きたのかわからなくてごっちゃになることもあるかも…(´・ω・`)

    コメント、お気に入りは、貰えたら逆立ちして拍手します。


    実話をもとにして作ってますが、
    実話に対しては提造40%
    進撃本編に対しては提造1000%
    となっておりますので、ご理解お願いします。
  2. 2 : : 2017/05/15(月) 13:12:59

     ~前回までのあらすじ~

     長男、ライナー。次男、ベルトルト。三男、エレン。長女、クリスタ。五男、アルミン。そして、家族に無関心な父親と、常に家に居らず、我儘な母親。

     ある日、長男のライナーが殺害される。そこから家族は徐々に狂い始めた。
     引っ込み思案なベルトルトは家族と関わらなくなり、家を出た。喧嘩っ早いエレンは、何かと心に闇があるアルミンに強く当たるようになった。

     そして、六男、マルコが生まれたのだ。
     それが更に家族を狂わせた。
     アルミンは母親から暴力を振るわれていた。食べ物をもらえないときだってあった。簡単に言えば、虐待を受けていた。
     しかしマルコは異様なまでに愛されていた。まるで母親は、マルコ以外は子供ではないのだと言っているようだった。

     エレンは母親を嫌っていたが、母親がエレンに何かをすることはなかった。クリスタは母親から過度な期待をされていたが、母親を嫌ってはいなかった。
     つまり、マルコに対してもっとも強い怒りを持つのは、他でもないアルミンなのだ。
     耐えられなくなったアルミンは、マルコを殺そうとした。運よく一命は取りとめたが、その事実は母親の耳に伝わり、母親はアルミンに殺意を抱いた。

     クリスタの仲介もあり、アルミンは家から出ていくことで手を打つとなった。アルミンは少し離れた矢尾のおばさんの家に住むことになった。
     矢尾のおばさんはアルミンに優しくしてくれた。しかし、それがまた、アルミンを追い詰めた。

     矢尾のおばさんが亡くなったのだ。実はアルミンにはある噂があった。「アルミンに優しくした人は死ぬよ」。ライナーも死んだ、おじいちゃんも死んだ、矢尾のおばさんも死んだ。「あいつは、呪われてるよ」。皆口々にそう言った。

     その頃クリスタはユミルという一番の友達と中学校が離れ、あらたな友達づくりに勤しんでいた。が……。

     実は、エレンとクリスタの間にはまだ兄弟がいた。その事実を知ったのは、最近のことだった。知ってすぐに家族はその兄弟に会いに行った。
     その子の家はごく普通の一般父子家庭だった。その子の名前はジャン。ジャンとクリスタ達は母親が同じ兄弟だった。ジャンとクリスタ達はライナーの墓とマルコのいる病院へ向かうことに…!

     さて、そんなこんなで進んできたわけだが…
     これからどうなることやら…


    「お前に何がわかるんだよ!?」

    「そっか…―――じゃった…か……」

    「お姉ちゃん!?」

    「馬鹿だなぁ…馬鹿だよ…駄目だよ、そんな無理しちゃ…駄目だよ、そんな、心配させたら…」

    「先に行っとき!私が何とかしてやる!あんたは向こうを優先すべきやろ!?」

    「それじゃあ、全部無駄だったの?」


     これでも家族と言えますか?


      第9話、始まります!
  3. 3 : : 2017/05/15(月) 14:06:38


    「着いた~!」

     と、気持ち良さそうに背伸びをするクリスタ。その後ろに続いてアルミン、エレン、ベルトルト、ジャンの順番で降りてくる。

    「車で山道酔う…ぅっ…」

     ライナーの墓は山奥にあるので、どうしても曲がりくねった山道を進まなければならない。乗り物酔いの激しいアルミンは顔を青くして口を押さえた。

    「……久しぶり、一人で寂しくなかったかい?今日は新しい家族も一緒に来たんだ。ライナーにとっては他人のようなものかもしれないけど……。今日は、賑やかだよ」

     たくさんある墓の中からすぐにライナーの墓を見付けたのはベルトルトだった。いつもは真っ先に口を開いたりしないけど、こういうときは一番に言葉を発する。それはそうだ。ライナーと一番長く一緒にいたのはベルトルトなのだから。

    「お兄ちゃん久しぶり。今日はね、ジャンさん―」
    「ジャンでいい」

     そう言われるとクリスタはとても嬉しそうににっこり笑って言葉を続けた。

    「今日は、ジャンも来てくれたんだよ。ねえお兄ちゃん…私たちはね、いろんなことがあったけど、元気にやってるよ」

     それを後で聞いていたアルミンは、そのいろんなことの原因は僕なんだよな、と心の中で思っていた。
     クリスタが手を合わせ終えて、ジャンが墓の前に立った。ジャンも手を合わせて、それから話始めた。

    「ええっと、ライナー?初め…まして、か??正直いきなり家にこられて墓地に連れてこられてよくわからんが、なんかいろいろあることはわかった。ことにしておく。…まあなんだ……これから関わりが深くなるだろうから、挨拶ってことで。」

     ジャンはそういうとすっと立った。エレン、アルミンと手を合わせると車の中に置き忘れていた花束を持ってきて墓に飾った。
     クリスタの、じゃあ行こっか、という言葉を聞いた皆は、またね、また来るね、と墓に声をかけて車に戻った。

  4. 4 : : 2017/05/20(土) 21:38:02
    期待、してますd(^^*)
  5. 5 : : 2017/05/21(日) 10:18:13
    ≫空山 零句+
     ありがとうございます!!
      逆立ち拍手は無理でした!
  6. 6 : : 2017/05/21(日) 10:32:53
    期待してます(^_^)b
  7. 7 : : 2017/05/21(日) 10:36:20
    ≫オカピ
     ありがとうございます~!
  8. 8 : : 2018/09/07(金) 14:40:23
    書けるときでいいので書いてください
    待ってます…!

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