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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

DANGAN・WORLD 第Ⅳ章【英雄】

    • Good
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  1. 1 : : 2013/12/10(火) 22:39:10

    【DANGAN・WOULD】第四章です。
     第一章、第二章、第三章を見ていない方は
     こちらからどうぞ ↓


    第一章

    http://www.ssnote.net/archives/3407

    第ニ章

    http://www.ssnote.net/archives/3664

    第三章

    http://www.ssnote.net/archives/3815


    さぁ、盛り上がってきました
    DANGAN・WOULD第Ⅳ章!!

    遂に第Ⅳ章まで行きました【DANGAN・WOULD】!!
    果たしてどこまで続くのか!?


    前回同様、期待 支援等よろしくお願いしま~す(* ̄∇ ̄)ノ
  2. 2 : : 2013/12/10(火) 23:31:05
    頑張れ!最近見る時間がないけど応援してるんで安心して書いてください!
  3. 3 : : 2013/12/10(火) 23:33:02
    3章乙
    続き楽しみにしてるからもうちょいスピード上げて…
    んで、あとコマンドはcommandやで
  4. 4 : : 2013/12/10(火) 23:34:24
    システムもsystemやわ
  5. 5 : : 2013/12/10(火) 23:38:30

    >>3

    >>4

    スミマセンm(._.;)mもう少し起動ペースをあげられるよう頑張ります。


    マジですか!?いやはやお恥ずかしい……もっと英語力を上げないとダメですね(/ー ̄;)
  6. 6 : : 2013/12/10(火) 23:42:46
    がんばれ!!
    1から全部みさせてもらってます!
    続き期待してます!
  7. 7 : : 2013/12/11(水) 00:18:45
    おいおい・・・岩竜とか言うの滅茶苦茶強そうじゃねぇか!!まあ俺なら大丈夫だな←! (面白いです頑張って下さい!)
  8. 8 : : 2013/12/11(水) 01:38:55
    気になるキャラとかいるけどこれから楽しみしてます。キャラの組み合わせ面白いwww
  9. 9 : : 2013/12/11(水) 08:41:06
    >>6

    >>7

    >>8

    早速コメントありがとうございます!

    なんだか無理矢理言わせてしまったみたいで申し訳ありませんが今後もそんな感じでコメントしてもらえると嬉しいです。
  10. 10 : : 2013/12/11(水) 08:51:46

    ではでは読者様の要望に応え、今作は少しペースをあげて行きたいと思います(* ̄∇ ̄)ノ


    【D・W】第四章……起動開始です!!
  11. 11 : : 2013/12/11(水) 11:38:29






    数十年前………



    ーー

    ーーー

    ーーーー

    ーーーーー

    ーーーーーー

    ーーーーーーー

    ーーーーーーーー………



    司会者『長らくお待たせしました!第一回D・W………まもなく開幕です!』


    アバター達『『オオオオオォォォォォォォ!!!』』


    司会者『さぁ各アバターの皆様!今日は金天堂の最新作、【D・W】をこころゆくまでお楽しみ下さい!!』


    アバター達『『ワアアアアアアアアアァァァァァ!!!』』


    ?『遂にプレイ出来るんだな、完全仮想空間ゲーム【D・W】が!』


    ?『へっくれぐれも負けたりすんなよジーク?』


    ジーク『あぁ!お互いに頑張ろうな!!』





    ジーク『アレス!』





    ーー

    ーーー

    ーーーー

    ーーーーー

    ーーーーーー………


    【DANGAN・WOULD】第Ⅳ章………
    ーー 【英雄】ーー
  12. 12 : : 2013/12/11(水) 14:47:56


    「………ス……ま………」

    「……レス……様………」

    「アレス様!」


    アレス「!」ハッ


    執事「どうかしましたか?」

    アレス「……いや、何でもない…少し昔の事を思い出していただけだ……」

    執事「英雄のことですか?」

    アレス「あぁ………まぁな」


    アレス「………………」

    アレス(生きていたのか……フリート……)




    ーー

    ーーー

    ーーーー

    ーーーーー

    ーーーーーー……

    【英雄】……それはこの【D・W】を制覇した者に与えられる究極の称号……


    その称号を手にした者は光の加護に守られ、ありとあらゆる攻撃を無効果する。まさに最強の証……


    アレス「奴がこのゲームに参加している………」

    アレス「やはり目的は俺か……」


    アレス「……………………」


    執事「アレス様……?」

    アレス「ん?……なんだ?」

    執事「まもなく『オリンポス』(神都)完全に起動します」

    アレス「……わかった」


    アレス(……来るなら来てみるがいい……英雄よ……)



  13. 13 : : 2013/12/11(水) 16:03:23

    一旦ここまでにします。
    また6時頃再起動する予定です。


    φ(´Д`;)マッマズイ……ネ,ネタガ……
  14. 14 : : 2013/12/11(水) 17:20:56
    日向達が気になって仕方ないィィ!
  15. 15 : : 2013/12/11(水) 18:15:44


    お待たせしました!
    【D・W】第Ⅳ章……再起動です(* ̄∇ ̄)ノ
  16. 16 : : 2013/12/11(水) 18:49:28

    ーーラセルの街ーー

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

    苗木「な、なんだ!?」

    狛枝「地震……?」

    戦刃「違うよ……あ、あれ!」


    戦刃の指差す方には信じがたい光景があった。


    苗木「なっ!?」

    狛枝「そんな……!!」


    そこには大空へと上昇していく聖城レイシアの姿があった。


    苗木「し、城が浮いている!?」

    突如、電子手帳から声が流れてきた。


    ブオン
    アレス『フハハハハハハハハ!!驚いたかねアバター諸君』

    苗木「あ、アレス!」

    アレス『これより聖城レイシアは神都オリンポスへと生まれ変わる……』

    アレス『さぁ、勇敢なアバター達よ!見事この城の最上階までたどり着いた者にはこの俺と戦うチャンスをやろう!!』

    アレス『だが、それだけではつまらんからな……何人かはもう気付いてるかもしれんがこのゲームを有意義に進める為に俺は二人の戦士を召喚した』

    狛枝「二人の戦士……?」

    アレス『さぁ、誰が最初に辿り着くことが出来るのだろうな……?』

    アレス『フハハハハハハハハ!!!』ブツン



    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………!!!!


    映像が切れると城は500㍍ほど上昇すると、城の回りから島が出てきたかと思うと城を中心に巨大な一つの島を形成した。


    その姿は名前通り、神の都【オリンポス】をイメージさせた。


    苗木「…あ、あんな所にどうやって行けばいいんだよ!」

    狛枝「そうだね……エレベーターや階段があるわけでも無さそうだしね」

    戦刃「万事やかんだね」

    苗木「そ、それを言うなら『万事休す』じゃないかな?」

    戦刃「へっ!?そうなの!?//////」

    狛枝「ははは、しっかりしてよね戦刃さん?」

    狛枝「……さてと、ちょっとした笑いで場の空気が和んだところで」


    狛枝は決意したような顔をすると苗木達の方を振り向いた。


    狛枝「とりあえず何か移動手段に使えそうな物がないか聞いてみよう、何か手掛かりがあるかもしれないしね」

    苗木「わかった」

    戦刃「うん!いつまでも悩んでてもしょうがないもんね!」

    狛枝「頼もしいな~やっぱ服を買い換えた戦刃さんはひと味違うね!」

    戦刃「ふふん、そうでしょ!」ドヤァ


    確かに今戦刃の来ている迷彩柄のボーイッシュな服は一見なにもおかしな所は無いが、その服の背中は生地が一切なく下着のホックが丸見えなことは苗木はあえて言わなかった。

  17. 17 : : 2013/12/11(水) 18:56:39
    まだかなー(._.)
  18. 18 : : 2013/12/11(水) 19:21:48


    ーー煉獄大陸メテオラーー


    他アバター「ギャアアアアアアアァァァ!!?」ジュウウウウ…


    ビー!
    BREAK・OVER!!


    バーン「……愚か者めが………武力をわきまえよ!」


    バーン「…………弱い……」

    バーン「弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱い弱すぎる!!」ガアン!!


    バーン「つまらん……もっと強き者はおらんのかあああぁぁぁ!?」


    ?「……貴様もアレスと関係のある者か………?」
    ガシャガシャガシャ……


    バーン「むう?」

    そこには黄金に輝く鎧を身につけた騎士が立っていた。



    バーン「な!?……あ、貴方は金の……!!」



    ?「……………………」
  19. 19 : : 2013/12/11(水) 19:25:32


    スイマセンちょっとネタに詰まってきたので
    ペースDOWNするかもです φ(´Д`;)ネ,ネタガ……
  20. 20 : : 2013/12/11(水) 20:02:16
    英雄とか、絶対最強やないか
  21. 21 : : 2013/12/11(水) 20:29:47


    ーー孤島(迷い森ポックル)ーー


    大和田「なあ、十神の野郎どうなったと思う?」
    ダダダダダ

    九頭竜「さあな、あの鳥の餌食にでもなってるんじゃないか?」ダダダダダ

    不二咲「…………………………」
    ダダダダダ

    弍大「ん?どうした不二咲、顔色が悪いぞ?」
    ダダダダダ


    不二咲「ね、ねぇ…やっぱり戻った方がいいんじゃないかな?」ピタ

    大和田「はああ!?なにいってんだよお前」

    九頭竜「戻ってあの鳥の餌食になれってか!?」

    弍大「一体どうしたんじゃ不二咲?」

    不二咲「さ、さっきね?木霊が教えてくれたんたけど……」

    ※不二咲の色能力は木霊の力を借りる能力です。


    不二咲「十神くん達と一緒にいたあの男の人……凄いヤバイんだよ!」

    不二咲「実力だけならあの鳥を上回るかもしれない……」

    大和田「な!?マジかよ!アイツ敵だったのか!?」

    九頭竜「だとしたら十神の野郎ヤバイじゃねえか!」

    弍大「ヌオオオオォォォォォォォォォォ!!!」


    弍大「クウゥゥゥソオォォォォじゃあぁぁぁぁ!!!」
    ダダダダダダダダダダダダダダ………

    大和田「あ!あの野郎一人だけ良いとこ持ってく気だな!?」ダダダダダ

    九頭竜「あ、ちょ、待てよお前ら!」ダダダダダ

    不二咲「お、置いてかないでよ~~~!!」ダダダダダ
  22. 22 : : 2013/12/11(水) 22:22:10


    今日はここまでにします。
    見てくれた読者様、ありがとうございました!
  23. 23 : : 2013/12/11(水) 22:49:44
    おもろいわ〜、続きが気になる
  24. 24 : : 2013/12/12(木) 01:31:22
    おもろいけど、ダンガンロンパのキャラが生きてない気がする。
    ガンダムは武器名決まっててもかわまず厨二全開でしょ?色は灰で戯言(パルプンテ的な)がしっくりくる
  25. 25 : : 2013/12/12(木) 01:42:35
    あとガンダム好きとしてはブレスレットより破邪のピアスって本作で出てるくからピアスのほうがよいのでは?
    四天王に期待!
  26. 26 : : 2013/12/12(木) 08:01:01

    >>24

    ですよね~(--;)いや、やっぱり元から決まっているキャラを自分の持っていきたい方に進めると何かしらボロが出てしまうんですよね~(--;)))
  27. 27 : : 2013/12/12(木) 08:05:47

    ではでは、燃え上がる雑草魂最新作、
    【D・W】第Ⅳ章……再起動です!
  28. 28 : : 2013/12/12(木) 09:24:43

    日向「カム……クラ……?」

    ズキイ!!

    脳に直接釘を打たれたかのような痛覚が走る。


    日向の脳裏にまたあの声が響いてきた……


    ?『お前に欠点は無い…』


    ?『お前こそまさに完璧な人間……!!』


    ?『そうだな……名は………』




    ?『カムクラ……カムクラ・イズルだ…!!」


    カムクラ『カム………クラ……イズル……』


    そこには、カムクラと呼ばれる日向の姿がしっかりと映っていた……


    ーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーーーー

    ーーーー

    ーーー

    ーー

    ー……………



    日向「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」


    七海「日向くん!?」

    桑田「どうしたんだよ!?」


    日向「あぁ……ああああああああああ!!!」


    日向はただひたすら叫んだ



    禁断の記憶を呼び覚ました日向の思考は完全に恐怖と不安に支配されていて、まともに脳が機能しなかったからだ



    カムクラ「ドウヤラ思イ出シタヨウダナ……全テノ記憶ト自分トイウ呪ワレシ存在ヲ………」


    日向「ほ、本体にお前が俺なら……俺は……俺は一体………」


    カムクラ「サアナ……恐ラク、俺ノモウ一ッノ人格トイウ奴ダロウナ……」

    カムクラ「ニモ関ワラズ…!何故貴様ガ【オリジナル】(本体)デ俺ガ【デュアル】(影)ナノダ!?」


    カムクラ「俺コソガ完璧……俺コソガ完全デ完璧ナ人間ノハズ……!!」


    カムクラ「認メナイ……俺コソガ……俺コソガ完璧ナ人間ナノダァァァァァァァ!!!」


    先ほどまで冷静だったカムクラは急に荒げると自分のクロム・ブレイカーを再度握りしめ、再び日向に襲いかかってきた。


    七海「日向くん逃げて!!」


    日向「う……うぅ………」


    日向は動けなかった………『本体の自分』を見失った今……強大な恐怖が日向の全神経をシャットアウトしていた……
  29. 29 : : 2013/12/12(木) 12:08:39

    >>28
    で最後に日向の台詞は
    『本体の自分』ではなく『本当の自分』です

    しょうもないミスすいません(- -;)
  30. 30 : : 2013/12/12(木) 14:21:07



    カムクラ「俺ハ貴様ヲ殺シ、完全トナル!!」

    カムクラ「死ネ!偽リノ人格ヨ!!」


    カムクラのクロム・ブレイカーが日向の体に触れようとした瞬間、カムクラの視界の端に何かが光った。


    カムクラ「 ッ!!」バッ


    その「何か」を一瞬で判断したカムクラはとっさに攻撃を止め、その場から離れた。


    ズドオオン!!


    次の瞬間、先ほどまでカムクラのいた場所に炎の塊のような物が炸裂し爆発音を揚げた


    桑田「チッかわしたか!」



    それは桑田のレンジ・バットでうち放たれた瓦礫の一部だった


    七海「さ、日向くん!早くこっちに!」グイ

    カムクラの注意が桑田に向いたのを確認すると、七海は戦意喪失した日向をカムクラの目につかない場所に誘導する


    カムクラ「ッ……雑魚ガ……邪魔ヲスルナァァ!!」


    怒りが頂点に達したカムクラは桑田目掛けて突っ込んできた。


    桑田「ひぃ~おッかね!!」

    桑田「全く……なんで俺ってこんな役目ばっかなんだよ!」


    桑田は当てどころの無い怒りをレンジ・バットに込め、側にあった巨大な瓦礫の塊を力一杯殴り付けた


    バゴオオオォォォォォォォォン!!

    凄まじい轟音を立て、業火に包まれた瓦礫の塊はカムクラ目掛けて隕石のごとく襲いかかった


    カムクラ「コザカシイワァァァ!!!」

    カムクラはクロム・ブレイカーの腹で飛んでくる瓦礫をあり得ない程の力で打ち返した。


    桑田「はいぃぃ!?」


    打ち返されてきた瓦礫を桑田はギリギリ回避する

    ドゴオオオオオォォォォォォォォン!!!


    巨大な爆音を鳴らし、瓦礫の塊は粉々に砕け辺り一面に岩石の雨をふらせた。


    桑田「あれを打ち返すとか化け物かよ!?」

    七海「桑田くん危ない!」

    桑田「へっ?」


    飛び散る岩石に気をとられていた桑田は自分の懐にまで接近していたカムクラの存在に気づかなかった。

    桑田「なっ!?いつの間にーー………」


    カムクラ「ソノ程度ノ打力デ俺ニ楯突クナド………」

    カムクラ「身ノ程ヲ知ルガイイ!!」


    カムクラは身を低く屈めた体制で真下から桑田の顔面目掛けてブレイカーを振り上げた。


    ガシィン!!


    桑田「ッッ!!」ギリギリ…

    桑田は間一髪という所でレンジ・バットの腹でカムクラの斬撃を食い止める


    しかし

    カムクラ「色能力……【ソウル・レイド】(色支配)」ボソ


    カムクラが何か呟いたかと思うと、桑田のレンジ・バットにある異変が起きた。


    桑田「げっ!?」

    ブレイカーと重なりあった桑田のバットはブレイカーに吸いとられていくかのように色が薄くなり始めたのだ


    バットはオレンジ色からどんどん色の濃さが減っていき、終いには白紙のように真っ白に染まった


    桑田「な、なんだこりゃあ!?」

    七海「バットの色が……雪のように真っ白に!?」



    その光景に度肝を抜かれたのは七海達だけでは無かった。




    ーー

    ーーー

    ーーーー

    ーーーーー

    ーーーーーー……


    ーー神都オリンポスーー


    アレス「こ、この力は……!」


    執事「えぇ……確かナギトとか言うアバターの色能力にそっくりですね」


    アレス「いや……そっくりではない………」

    アレス「見てみろ!奴の握るブレイカーの色を!」


    桑田のバットの色が消えたと同時に今度は逆にカムクラのブレイカーが黒鉄色からオレンジ色へと変色し始めた



    カムクラ「……支配完了………」



    カムクラ「色換装……レンジ・ブレイカー!!」


    カムクラの握るブレイカーは黒鉄色からオレンジ色に染まっていた



    執事「こ……これは……!!」



    アレス「色を潰す能力ではない……相手の色を支配する能力…………」


    執事「そ、それはまさか………」




    七海「相手の色を奪う……能力…!?」

  31. 31 : : 2013/12/12(木) 15:01:30


    一旦ここまでにします。
    また夕方再起動する予定です(* ̄∇ ̄)ノ
  32. 32 : : 2013/12/12(木) 19:04:15
    カムクラの色能力無敵じゃん。
  33. 33 : : 2013/12/12(木) 19:23:52

    >>32

    ですよね

    実際どうやって倒すのかまだ考え中なんです(--;)
  34. 34 : : 2013/12/12(木) 19:29:16
    くそー、マジ続きが気になる
  35. 35 : : 2013/12/12(木) 19:46:51

    >>34

    スイマセン(--;)

    今必死にネタを考えてるのでもう少しだけお待ちください
  36. 36 : : 2013/12/12(木) 20:42:01
    メッッッチャ面白い(∩´∀`)∩
    頑張って下さい。
  37. 37 : : 2013/12/12(木) 21:34:59

    ーーヨトンの村ーー


    辺古山「ふむ……空に浮かぶ城か………」

    舞園「困りましたね……上に行く手段もないみたいですし……」

    霧切「何か移動手段を探さないと行けないわね……」


    ?「はぁ!?そりゃ高すぎだろ!!」

    ?「ウルセエ!!払えねえならとっとと失せやがれ!!」


    辺古山「? なんの騒ぎだ?」

    舞園「なにやら村のど真ん中に人が集まってるみたいですけど……」

    霧切「行ってみましょう」タタタ…


    ザワザワザワザワザワ……

    舞園「あ、改めて近くに来ると凄い人だかりですね」

    辺古山「一体なんの騒ぎなのだ?」


    すると奥の方から声が聞こえてきた。


    他アバターA「大体、1個5万ポイントとか明らかに詐欺だろ!?」

    他アバターB「全くだ!第一発見者だからって調子こいてんじゃねえぞ!」


    他アバターC「ウルセエ!!これは俺が危険を犯してまで手に入れた物なんだ!そう簡単に渡せるかよ!!」


    舞園「あのぅ、すみません…なんの騒ぎなんですか?」


    他アバターD「!!……い、いやなんかあの男がとあるダンジョンから『天使の羽』ってのを入手したらしいんだ」
    (やべぇ!可愛い…!)


    霧切「天使の羽!?」

    辺古山「それはどういったアイテムなんだ?」

    他アバターD「なんでもそれを使えば空を飛べるとかなんとか……」


    舞園「空を!?……霧切さん!」

    霧切「えぇ…これはチャンスね」

    辺古山「しかしどうするんだ?我々には5万ポイントなんて大金は無いぞ?」

    舞園「そこは安心してください……」ニヤリ



    舞園「あのぅ……お兄さん、私にそのアイテムを譲って貰えませんか?」

    他アバターC「おっ!あんた買う気かい?」

    舞園「ええ……だけど私、残念ながらポイントが足りないんです………」

    舞園「お願いお兄さん……私にそれを無料で譲って貰えませんか?」

    他アバターC「はぁ?無料で!?冗談じゃないぜ!」

    舞園「どうしても…ですか……?」上目遣い


    霧・辺「「!!?」」


    他アバター「!!……だ、ダメな物はだめだ!これは俺が苦労して……!」

    舞園「お・ね・が・い」パチ


    霧・辺「「!!?」」




    他アバターC「ッーーーーーー!!/////」

    他アバターC「あぁ!わかったよ!ホラよ!」


    舞園「わぁ!ありがとうごございます!!」


    舞園「だけど……あともう二つ貰えないでしょうか?」

    他アバターC「な、アンタそりゃ流石にーーー……」


    舞園「お願い☆」ナゲキッス



    他アバターC「…///////………ど、どうぞ!…」サッ


    舞園「ありがとうございまーす!」タタタ…






    舞園「皆さーーん!貰ってきましたよーー!!」タタタ…

    舞園「って……あれ?」


    霧切(なるほど……あぁやって男性を魅了してファンを独占していたのね……)ボソ

    辺古山(うむ……仲間ながら恐ろしい………)ボソ


    霧切(なんでも裏では枕営gyーー……)


    舞園「してませんよ!!」



  38. 38 : : 2013/12/12(木) 21:36:38
    >>36

    ありがとうございます!
  39. 39 : : 2013/12/12(木) 21:48:05
    雑草さんほかになんか書いてんの?気になるし暇の時でええからリンク貼ってやー
  40. 40 : : 2013/12/12(木) 21:56:31
    >>39

    嬉しい言葉ありがとう(* ̄∇ ̄)ノ


    http://www.ssnote.net/users/Deviltaiki

    このサイト ↑ に行けば恐らく私の作品を全て見れると思います。見れなかったらスイマセン(--;)


    ちなみに最新作などの情報はこのスレでやってます ↓

    http://www.ssnote.net/archives/3100


    今後もよろしくお願いしまーす(* ̄∇ ̄)ノ
  41. 41 : : 2013/12/12(木) 22:15:26
    始めて見るんだけど、すっかりファンや(((o(*゚▽゚*)o)))
  42. 42 : : 2013/12/12(木) 22:26:11

    >>41
    嬉しい言葉ありがとうございます(* ̄∇ ̄)ノ

    今後もよろしくお願いしま~す!
  43. 43 : : 2013/12/12(木) 23:01:08

    えっと……なかなかネタが思い付かないので
    今日はここまでにします。スイマセン(--;)

    見てくれた読者様、ありがとうございました(* ̄∇ ̄)ノ
  44. 44 : : 2013/12/13(金) 17:59:31
    今日も書くの頑張って下さ〜い!
  45. 45 : : 2013/12/13(金) 19:44:48

    >>44

    返信遅れてスイマセン(--;)
    ネタを練るのに時間がかかり過ぎてしまいました!


    ではでは、言い訳はここまでにして………
    皆さんが待ちわびていたあの台詞!


    燃え上がる雑草魂作、【D・W】第Ⅳ章………

    再起動です!!(* ̄∇ ̄)ノ

  46. 46 : : 2013/12/13(金) 20:53:25


    ーーロンの街への道ーー


    終里「なぁ、本当にこっちの道であってんのか?なんか変な所に入っちまってないか?」

    朝日奈「あれ~?おかしいな……もうそろそろ街に着くと思うんだけど……」


    あれ?と謎めいた表情を浮かべた朝日奈は村でもらった地図を再度確認した


    大神「朝日奈よ……地図が逆さまではないか?」

    朝日奈「えっ?……あ!本当だ!」


    朝日奈は自分の持っている地図の持ち方が逆さのことに今気づいたらしい

    大神「…………………………………」


    流石の大神も目をつむり呆れ果てた表情を浮かべた。


    終里「はぁ!?じゃあ今俺たちどこにいるんだよ!?」

    朝日奈「え、え……と………」


    朝日奈は目を凝らし、今現在の場所を読み上げた。


    朝日奈「め、迷宮………オルトロ?」


    ハッ!?ナ,ナニヨコレ!ミチガココデオワッテ―……
    ヒイ!?エ,エノシマサン!オチチャイマスヨ~~!!
    ワ,バカオ,オスナッテ………!!


    朝日奈「へっ?」


    朝日奈達の側にある塔の上から何やら声が聞こえてきたので思わず朝日奈は顔をあげる。


    江ノ島「キャアアアアアア!!?な、なんで押すのよ!この馬鹿たれがぁ!!」

    罪木「ふえぇん!ごめんなさーい!!」


    大神「なっ!?あれは!」

    朝日奈「盾子ちゃんと蜜柑ちゃん!?」


    終里「マズイ!あのままじゃ地面に激突するぞ!!」ダダダダダ


    塔の上から落ちてくる二人に終里は自慢の俊足で追い付き地面すれすれで捕らえた。


    終里「くっ……!だ、大丈夫かお前ら!?」

    江ノ島「あ……うん…あ、ありがとう………」ハハハ…

    罪木「は……ははは……………あ、ありが………」カクン

    終里「オイ!?しっかりしろ!」

    大神「心配いらん、単に気を失っただけだ」

    朝日奈「でも凄いよ終里ちゃん!!あの高さから落ちてきた二人を同時にキャッチするなんて!」

    終里「あぁ……だけどまずいな……今ので腕の筋肉が断裂したみたいだ……」


    そういう終里の両腕は酷く腫れ上がっていた。


    朝日奈「きゃああ!?凄い腫れてるじゃん!大丈夫終里ちゃん!?」

    終里「へへ……し、心配ねえよこれくらい……」

    大神「とにかく早く手当てしなければ………」


    グオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォン!!


    「「!!?」」

    大神「な、なんだ!?」

    朝日奈「上からきこえたよ!?」


    江ノ島「ま……まさか…………」ゾゾゾ


    江ノ島の直感は的中し、先程江ノ島達が落ちてきた塔の上から人の手を6本はやした巨大な蜘蛛が塔の壁を伝ってかけ降りてきた。


    江ノ島「いやあああああああああああ!!?やっぱりぃぃ!!!」

    大神「な、なんだアレは!?」

    朝日奈「人の手が生えた蜘蛛!?気持ち悪い!!」ゾゾゾ


    不気味な巨大蜘蛛は地響きを立て地面に着陸した。

    グオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォン!!!


    巨大蜘蛛はもう一度咆哮をあげると目の前のターゲットを無数の赤い目で確認し、戦闘体制に入った。







    大神「二人とも……下がっていろ……!!」ザッ


    大神はピーチ・フィストを拳にはめ、戦闘の構えをとった。
  47. 47 : : 2013/12/13(金) 22:31:30

    今日はここまでにします。
    見てくれた読者様ありがとうございます(* ̄∇ ̄)ノ
  48. 48 : : 2013/12/13(金) 22:43:27
    人の手の生えた巨大蜘蛛想像するとキモすぎますね!
  49. 49 : : 2013/12/13(金) 22:59:34
    >>48

    ですよね(´д`|||)

    我ながら不気味なものを産み出してしまったと思っています
  50. 50 : : 2013/12/14(土) 14:43:04
    今日はいつからですか?
    楽しみ!
  51. 51 : : 2013/12/14(土) 15:07:35
    >>50

    コメントありがとう(* ̄∇ ̄)ノ

    そうですね……多分4時くらいには再起動出来ると思います

  52. 52 : : 2013/12/14(土) 16:37:15
    雑草ファンの皆様、ウィード!!



    あ、別に気が狂ったわけじゃないですよ?
    これからこの『ウィード』ってのを雑草流の挨拶にしたいと思います(* ̄∇ ̄)ノ


    因みにウィードは日本語で雑草という意味です


    暇な時、私がウィードと言ったら「あっ雑草だ ウィード!」的な感じで返信してもらえたら嬉しいです(* ̄∇ ̄)ノ



    ではでは、しょうもない前置きはここまでにして………



    本日は休日なのでいつもの2、3倍は飛ばしていきたいと思いますよ~?

    【D・W】………再起動です!(* ̄∇ ̄)ノウィード!!

  53. 53 : : 2013/12/14(土) 16:55:18


    ーー孤島ーー


    十神「…………………………………」

    十神「…………………………………」

    十神「…………………………………」



    十神「………以上が作戦の全てだ………わかったな?」

    ジェノ「なっ!?びゃ、白夜………正気ですか!?」

    十神「いいからやれ!どのみち俺はもう持たない!!」

    ジェノ「な、なにを言って……………なっ!?」


    十神の脇腹には槍で貫かれたような穴があり、ドクドクと血が溢れでていた。


    ジェノ「そ……そんな……いつの間にそんなお怪我をーー」


    翔は思い出せる限りの記憶をありったけ思い返した。


    ーーーーーー

    ーーーーー

    ーーーー

    ーーー

    ーー

    ー…………………

    十神『ぐはぁ!』

    ジェノ『びゃ、百夜様!』

    澪田『大丈夫っすか!?』

    十神『問題ない……そこまでのダメージではない……だが………』


    ーーーー

    ーーー

    ーー

    ー……………………



    ジェノ「ま、まさかあの時既に………」

    十神「フッ……これでわかっただろう?俺はもう持たない……ライフゲージも先程からじわじわと減っている……」

    十神「さあ………やるんだ!」

    ジェノ「で、でも……それは流石に……………」

    十神「やれぇ!!これは………命令だぁ!!!」

    ジェノ「ッ…………!!」

    澪田「う………うぅん……」


    十神の怒号で澪田は目が覚めた……


    ジェノ「あ……アアアアアアアアアアァァァァァァァッ!!!!」ザン


    澪田「!!?」


    セリオス「なっ………何ぃ!?」

  54. 54 : : 2013/12/14(土) 18:16:40



    ーー

    ーーー

    ーーーー

    ーーーーー

    ーーーーーー……………


    十神『いいか、俺の話をよく聞け?』

    十神『この作戦にはお前の色能力が必要不可欠だ』

    十神『相手の血を浴びた分だけ切断力を倍加する能力……』

    十神『もしその血の量が一人分に相等する量だったらどのくらい切れ味が増す?』

    ジェノ『う~ん……アタシも詳しくは知んないけど~~』

    ジェノ『まぁそんだけあんなら切れぬものないんじゃね?ゲラゲラゲラゲラゲラ!!』

    十神『そうか……それを聞いて安心した』

    十神『翔………』



    ーー

    ーーー

    ーーーー

    十神『俺を……………殺せ!!』

    ーーーー

    ーーー

    ーー



    十神「そ……そうだ………それで……………いい………」ガク

    ジェノ「…………………………………」


    澪田「し………翔ちゃん!?な、なにを…………!!」


    ジェノ「ウッセエェェェェェェェェェェェェッ!!!」

    澪田「!!」


    翔……いや、ジェノサイダー翔の顔化は先程までの余裕ぶった表情は消え笑みを止め、獲物を狙う鷹のような眼光を光らしていた…………


    澪田「さ……殺人鬼………………」

    澪田の口から思わずそんな言葉が漏れる


    ジェノ「はぁぁーーーーーーーー」


    息を大きく吐くとジェノサイダーは十神の血を限界まで浴び、深紅に染まったブラッド・シザーを凪ぎ払うようにふった。


    ズババババババババババババボババババババババババ


    ジェノサイダーが鋏をふった方の木々が次々と倒れていった


    セリオス「!?」

    澪田「は、鋏をふっただけで!?」




    ジェノ「さぁ………フィナーレの時間だ……」

    シャキィン……シャキィン……




    ジェノサイダーは深紅に染まった鋏を持ち、嘲笑うかのような表情を浮かべた……



  55. 55 : : 2013/12/14(土) 18:21:07

    一旦ここまでにします。
    また後で再起動する予定で~す(* ̄∇ ̄)ノ



  56. 56 : : 2013/12/14(土) 21:01:08

    皆さんウィード!(=こんばんは)

    早速再起動しようと思うのですが、起動中でもスレに関するコメントは大歓迎ですのでバンバンください!


    では【D・W】第Ⅳ章…………………再起動です(* ̄∇ ̄)ノ




  57. 57 : : 2013/12/14(土) 21:46:15

    ーー極寒砂漠ーー

    セレス「はぁ……………はぁ……………………」


    ?「あーあー、やっと外に出れたよ」

    ?「久しぶりだね~外の空気って」

    煙の奥から出てきたのは巨大なハンマーをかついだ小学四年生くらいの少年と少女だった



    田中「なっ………ふ、増えただとぉ!?」

    ソニア「そんな……マジックですか!?トリックですか!?」


    ?「そのどちらでもないさ」

    ?「私たちは元から二人だったんだよ」


    田中「なんだと!?」

    ?「僕らはね、言わば善と悪の塊なんだよ」


    リオン「その悪の塊がこの僕リオン」

    リネット「そして私が善の塊リネット!」

    リオン「そう……青の王リオネットとは僕たちリオンとリネットが合体した姿なんだよ」


    田中「!!」

    リネット「私たちと戦った相手ってね?必ず試合中に死んじゃうんだよ」

    リオン「だから僕たちは互いが正反対な性格をいいことに善と悪を合わせ中和し、力を弱めることに成功したんだよ!」

    リネット「おかげで試合中の死亡が瀕死に変わったよね?」


    ソニア「あ……あれで力を弱めていた………?」

    田中「な…なんということだ…………」


    リオン「でも、君らの攻撃で合体が解けて僕らは本来の姿を取り戻せた」

    リネット「この意味……わかるよね?」


    そう言い終わるとリネットとリオンは互いのハンマーを構え、先程までとは比べ物にならないスピードで襲いかかってきた。


    田中「は……!」

    ソニア「速い!!」



    次の瞬間、同時に降り下ろされた2つのハンマーの威力はリオネットの時の5倍近くはあった。


    田中「ぐわああああああああああっ!!?」

    ソニア「きゃあああああああああああっ!!!」


    凄まじい衝撃波により二人は路上の枯れ葉のごとく宙を舞い、砂漠に全身を叩きつけられた。

    田中「がはぁっ!?」ドサ

    ソニア「あう!!」ドサ


    リオン「君らの勝率は……………ゼロだ」

    リネット「残念だったね」


    田中「こ………これが四原王の力…………」

    ソニア「つ………強すぎる……………」



    リオン「……じゃあ………トドメーー!!!」グアア


    リオンは田中たち目掛けてハンマーを大きく振りかぶった


    田中「こ…………ここまでか…………!?」


    ?「あ………あのぅ……………」


    リオン「!」ピタ

    リネット「………誰?あなた?」


    田中「お………お前は!!」

  58. 58 : : 2013/12/14(土) 21:46:37
    アクセルワールドは見たことが無いですが無茶苦茶面白いです!日向とカムクラが気になってしょうがないです…!応援してます(ง •̀_•́)ง
  59. 59 : : 2013/12/14(土) 21:49:08
    >>58

    応援ありがとうございます!

    時雨さんやファンの皆さんの為にも頑張ります!
  60. 60 : : 2013/12/14(土) 22:09:39

    今日はここまでにします。

    見てくれた読者様ありがとうございました(* ̄∇ ̄)ノ
  61. 61 : : 2013/12/15(日) 20:06:34

    長らくお待たせしました!
    【D・W】第Ⅳ章…………再起動です(* ̄∇ ̄)ノウィード!
  62. 62 : : 2013/12/15(日) 21:08:05


    ーー迷宮オルトロ(外)ーー


    巨大蜘蛛「グオオオオオオオオオオオォォォォォォン!!」

    大神「はあああ!!」


    大神は巨大蜘蛛の腹部に強烈な一撃をかました


    巨大蜘蛛「グオオオオオオオオオオオオオォォォン!?」


    巨大蜘蛛はたまらず体を反らす


    大神「逃がすかぁ!!」

    大神は拳を腹に食い込ませたまま何十発もの連撃を与える


    巨大蜘蛛「グオオオオオオオオオオオォォォン!!?」

    巨大蜘蛛は口から大量の糸を吐き辺り一面を糸だらけにした


    大神「食らえ……我が色能力!!」


    大神は巨大蜘蛛を大空に殴り上げるとすかさず自分も高く跳躍する。

    大神「ぬうぅん!!」

    大神は右腕に全神経を集中させるとその右腕は鬼神の如く赤い巨大な豪腕へと変貌した


    大神「【鬼牙・業砕拳】!!」

    ドゴオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォ!!!


    凄まじい轟音を響かせながら大神の右腕は巨大蜘蛛を塔の中心に殴り飛ばした。


    バキバキバキバキバキ!!

    巨大蜘蛛の衝撃で塔は崩落し身動きの取れない巨大蜘蛛は塔の瓦礫や柱に押し潰されていった。


    巨大蜘蛛「グオオオオオォォォォォォォォォォ……………」


    巨大蜘蛛は最後の断末魔をあげると塔の残骸の山に生き埋めとなった………




    朝日奈「す……すごい…」

    終里「た……たった一人で勝っちまいやがった」


    大神「はぁ…………はぁ……………」

    ブシッ!!


    何かが破裂するような音と共に大神の右腕の血管が無造作に血を吹き出した


    大神「ぐわあああ!!」

    朝日奈「サクラちゃん!?」


    大神「くっ…………はぁ……はぁ……だ、大丈夫だ……心配ない」

    朝日奈「で、でも……!」

    朝日奈はズタボロになった大神の右腕を見つめる


    大神「し、仕方の無いことだ……こ、この技は強靭な一撃を放てる代わりに使用者の筋肉を破壊する禁断の技なのだ……」

    朝日奈「そんな………!」

    終里「じ、自分の右腕を亡くしてまで……俺達を守ったのかよ……」

    終里「敗けだな………俺の完敗だ………」


    終里は力が抜けたかのように瓦礫に寄っ掛かり、どことなく腑に落ちない表情を浮かべながら微笑んだ。


    江ノ島「あ………あれ?」

    大神「ムゥ?どうした江ノ島よ」


    大神は塔の下敷きになった蜘蛛を見つめ疑問そうな表情を浮かべる江ノ島に話しかけた。


    江ノ島「え?……あぁ……なんかさ………………」

    朝日奈「?」

    終里「?」


    全員の視線が注がれると江ノ島は続けた。


    江ノ島「なんか私たちを襲ってきた奴と違うかな~って………」

    朝日奈「え……?」

    大神「ど、どういう意味だ!?」

    江ノ島「いやさ、私たちを襲ってきたのはこれのもう少しくらい大きかったようなーー…………」


    ??『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!』


    「「!!!?」」


    どこからともなく聞こえてくる巨大な雄叫びはその場にいる全員を硬直させた。


    罪木「ふえ!?な、なんですか!?なんですか!?」

    先程の巨大蜘蛛の断末魔でも起きなかった罪木が一瞬で目を覚ます。


    その瞬間、巨大蜘蛛が生き埋めとなった瓦礫の山の下からそれの5倍近くはある超大型の蜘蛛が現れた。



    大神「なっ……………!?」

    朝日奈「う………嘘………でしょ……………?」

    江ノ島「そ………そうよ………あ、あれよ………あれぇ………」ガクガク


    江ノ島は震えながらその超大型蜘蛛を指差した。


    終里「おい……冗談だろ!?………」






    超大型蜘蛛『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!』









  63. 63 : : 2013/12/15(日) 21:14:47


    今日はここまでにします。
    見てくれた読者様ありがとうございました(* ̄∇ ̄)ノ
  64. 64 : : 2013/12/16(月) 08:30:47
    たった今1から読みました!
    熱いです!おもしろいです!

    桑田がいい感じに活躍してるのがすきですw
  65. 65 : : 2013/12/16(月) 12:07:43
    >>64

    ありがとう(* ̄∇ ̄)ノ

    これからも【D・W】をよろしくお願いしま~す!
  66. 66 : : 2013/12/16(月) 14:13:16

    皆さんウィード!(=こんにちは)

    なんとか今日中に第Ⅳ章を終わらせようと気合いを入れる雑草魂です!

    なので皆さんの応援よろしくお願いしま~す(* ̄∇ ̄)ノ



    それでは【D・W】第Ⅳ章………再起動です!
  67. 67 : : 2013/12/16(月) 14:23:49
    ウィード!
    展開が早いので、すぐ終わってしまうのではないかと心配です!
    がんばってください!
  68. 68 : : 2013/12/16(月) 15:57:07


    ーーロッテル山脈ーー


    山田「【エロティック・マジック】(下劣な手品)!!」

    石丸「【ヒート・ソバット】(熱血の鉄脚)!!」

    小泉「【サンド・リベリオン】(砂塵の波動)!!」

    ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!





    山脈中に3人の色能力の衝撃が響き渡る



    シルヴィア「がはぁっ!!」ドシャ

    シルヴィアは衝撃に吹き飛ばされ岩盤に叩きつけられた。


    シルヴィア「…くっ………」


    山田「な、なんか勝てそうな雰囲気ですぞ!」

    石丸「どうやら攻撃力はさほど高くないようだな」

    小泉「このまま押しきるよ!」


    シルヴィア「ッ……調子に乗るな!」ダダダダ


    シルヴィア「【シルバー・レイザー】(銀の聖槍)!!」


    シルヴィアのシルバー・ランスから銀色の閃光が放たれた。

    石丸「【ヒート・フォース】(熱血膜)!!」


    石丸はすかさず炎を纏い銀の閃光を防いだ。


    シルヴィア「…チッ!………」ダダダダダ

    小泉「逃がさない!」ジャキ


    小泉「【サンド・アクセル】(砂塵の神速)

    小泉は爪から溢れだす大量の砂を纏い、凄まじい速度で一瞬でシルヴィアとの距離を詰めた。


    シルヴィア「!?」

    小泉「はああぁぁぁっ!!!」


    小泉は速度を利用し、爪に全体重を乗せて背を向けるシルヴィアに強烈な一撃を与えた。


    シルヴィア「ぐはぁ!!」


    シルヴィアは勢いで遠くに吹き飛ばされた。


    シルヴィア「くっ……おのれ……」


    シルヴィアは吹き飛ばされた衝撃ですぐには体が上手く機能できずにいた



    小泉「とどめっ!!」


    小泉は砂を爪に纏い、シルヴィアに渾身の一撃を叩き込んだ。



    ……はずだった。
  69. 69 : : 2013/12/16(月) 17:18:49
    ガキィィン………


    金属が弾けるような音と共に小泉のサンド・クローはシルヴィアの鎧の前に粉々に砕け散った。


    小泉「そ……そんなっ!」

    石丸「小泉くんの爪が……!」


    シルヴィア「愚かな……」


    シルヴィアは小泉の腕を掴むと石丸達に投げつけた。


    石丸「くっ…!大丈夫か小泉くん!」

    小泉「な、なんで私の色具が………?」


    シルヴィア「2つ……良いことを教えてやろう……」


    「「!?」」


    シルヴィア「1つ……我等【二原帝】にはアレス様のお力によりある特殊な能力が備わっている」


    シルヴィア「金の帝王……ヴァルキリーには防御力と引き換えに【絶対的な攻撃力】を……」

    シルヴィア「そして私には攻撃力と引き換えに、決して破れぬ【絶対的な防御力】が備わっている」


    シルヴィア「それは例え色具でも同じ事だ」


    小泉「そんな………」

    石丸「つまり我々の攻撃は奴には何の影響もなかったのか…」




    シルヴィア「そして2つ……貴様らは既に我が術中の中だ」


    シルヴィアが指を鳴らすと石丸達を囲む銀色の円が浮かび上がった。


    石丸「なっ!」

    山田「こ、これは魔方陣!?」

    小泉「ま、まさかさっきまで逃げていたのはこの魔方陣を描くため!?」


    シルヴィア「これこそ、私の色能力!!」



    シルヴィアは槍を地面に突き刺すと魔方陣の輝きはさらに増した。


    石丸「ぐわああああああああああっ!!!」

    小泉「きゃあああああああああああっ!!?」

    山田「ぎえええええええええええええっ!!」



    シルヴィア「【アルティメット・ノヴァ】(白銀の制裁)!!!」




    ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!



    「「ぐわあああああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」」




  70. 70 : : 2013/12/16(月) 17:25:00

    一旦ここまでにします
    また後で再起動する予定です(* ̄∇ ̄)ノ
  71. 71 : : 2013/12/16(月) 17:26:38
    >>64

    ありがとうございます(* ̄∇ ̄)ノ

    「ウィード」と言ってくれる方がいて嬉しいです!
  72. 72 : : 2013/12/16(月) 21:41:56
    お待たせしました!

    【D・W】再起動です(* ̄∇ ̄)ノ
  73. 73 : : 2013/12/16(月) 21:45:31
    再起動来たー!
  74. 74 : : 2013/12/16(月) 23:04:41
    楽しみです!
  75. 75 : : 2013/12/16(月) 23:07:51
    ーーロンの街への道ーー

    岩竜「オオオオオオオオオオン!!!!」


    左右田「はああぁぁ!!」ダダダダ

    左右田「ツール……モデル=スパナ!!」


    ガシャガシガシャン!


    そう叫ぶと左右田のアイアン・ツールは形を変え、巨大なスパナへと変形した。


    左右田「だらあぁっ!」ガキン


    左右田は巨大なスパナで岩竜の首をがっちり固定した。

    岩竜「オオオオオオオオォォォォォォォォォン!!?」


    左右田「今だ!」

    西園寺「うっさい!命令すんな!」ダダダダ


    毒舌を吐きながら西園寺は両手にマロン・ファンを構えた。


    西園寺「色能力…【春夏秋冬】!!」

    西園寺「第1の舞……【死桜吹雪】!!」


    西園寺は勢いよく扇を回すとどこからともなく黒い桜の花びらが岩竜を包み始めた。


    岩竜「オオオオォン!?オオオオォォォン!?」


    黒い桜の花びらに包まれた岩竜は苦しそうな声をあげる。


    西園寺「第2の舞……【死夏の太陽】!!」


    今度は黒く輝く太陽が現れ、黒い日光が岩竜を黒く焼き尽くした。


    岩竜「オオオオォォォォォォォォォォォン!!?」

    岩竜は必死に逃げようとするが左右田のスパナががっちりと首に固定されているため身動きが取れなかった。


    西園寺「第3の舞……【死欲の秋】!!」


    そう叫ぶと黒い太陽から黒い口が何体も飛び出し、岩竜を食らい始めた


    岩竜「オオオオオオオオオオン!!?オオオオォォォン!?」


    岩竜の強固な鱗はたやすく砕かれていく


    西園寺「そして……第4の舞!!」


    西園寺は目を閉じ、不気味なほど静かに舞を始めた


    西園寺「【死てつく吹雪】!!」


    アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア………………


    どこからともなく聞こえる不気味な叫びは気を許せば凍ってしまいそうな声だった。


    岩竜「オオオオオオン!?オオオ……………ォォ………」


    岩竜はその叫びに耐えきれず岩竜の体は脚から氷結しはじめ終いには巨大な氷と化した。


  76. 76 : : 2013/12/16(月) 23:09:55




    西園寺「ふぅーー…………」


    西園寺は大きく息を吐くと額の汗を拭った。


    西園寺「はい、後よろしく~~」

    左右田「お?……おう………」


    あまりにも恐ろしい光景に左右田は一瞬とはいえ、体が硬直してしまっていた


    左右田「ったく、残酷なのは口だけじゃないんだなお前は!」


    左右田は凍りついた岩竜からスパナを外し、もう一度岩竜に向けアイアン・ツールを構えた。


    左右田「ツール……モデル=ハンマー!!」


    巨大なスパナは形を変え、今度は巨大なハンマーへと変形した。


    左右田「どおぉぉりぃぃやあぁぁぁ!!!」


    左右田は力一杯ハンマーに遠心力を加え、氷結した岩竜に叩きつけた。

    バゴオォォォォォォォォォォォォォン!!!

    脆い氷はハンマーによって粉々に砕け散った



    左右田「よっしゃあぁぁ!!!」

    左右田はアイアン・ツールを肩にかつぎカッツポーズを決めた


    西園寺「ちょっと!なんでアンタが倒したみたいな感じになってんのよ!」


    左右田「いいだろ別に!とどめを決めたのは俺なんだからよ!?」

    西園寺「はあぁ!?なにそれ!?」


    豚神「仲が良くて何よりだな……」ザッザッザ…

    左右田「あっ、十神!」

    西園寺「誰と誰が仲が良いって!?もう一度言ってみろ豚!」

    豚神「そのくらいの元気があるならもう休憩は必要ないな」

    西園寺「はぁ!?」

    左右田「な、ちょ、待てよ!俺たちさっきまで岩竜と………」


    豚神「なんか言ったか?」ギロ


    西・左「「何でもないです」」


    豚神「よし、ではとっととロンの街に行くとしよう」スタスタ


    西園寺(チッ!もとはと言えばアンタのせいなんだからね!?)
    ボソ

    左右田(仕方ないだろ!?あんな所に竜がいるなんて誰も気づかないって!)ボソ


    豚神「あぁ……それと西園寺」ピタ

    西園寺「あ?何よ?」


    豚神「休憩中に暴れたのか?汗くさいぞ?」

    西園寺「なっ……!?」

    左右田「ゲッ!?本当だ!お前散々舞ってたからな~……」

    西園寺「う、うっさいわね!!仕方ないじゃない!///」


    豚神「そうだな、仕方ないな………まだ子供だからな」フッ

    左右田「ぎゃははは!!そうだったな!お前まだお子ちゃまだもんな~!!」


    西園寺「………………」ジャキン

    西園寺「お、お子ちゃまで……」


    西園寺は豚神と左右田に向けてマロン・ファンを再び構えた。


    左右田「あっ!?ちょ、お前それはーー」

    豚神「ん?」


    西園寺「悪かったわねえぇ!!!」


    西園寺「第4の舞……【死てつく吹雪】!!!」


    アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア……………!!!



    「「ギャアアアアアアアアアアアアアッ!!?」」

  77. 77 : : 2013/12/16(月) 23:16:16



    なんか機械の調子が悪いので今日はここまでにします。
    明日こそ第Ⅳ章を終わらせますので、
    皆さんの応援よろしくお願いします(; ̄∇ ̄)ノ
  78. 78 : : 2013/12/16(月) 23:50:39
    お疲れさまです。
    更新毎日チェックします!
    応援!ウィード!
  79. 79 : : 2013/12/17(火) 12:32:41


    お待たせしました
    【D・W】再起動です(* ̄∇ ̄)ノ
  80. 80 : : 2013/12/17(火) 13:13:32

    ーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーーーー

    ーーーー

    ーーー

    ーー

    ー………………



    『フリート……またの名を【剣聖ジーク・フリート】』




    『【D・W】の初体験者でありながら、重い剣をまるで自分の体の一部のように美しく華麗に使いこなす………』




    『同じ初心者のアバター達はその美しい剣技を披露する彼奴を尊敬と敬意を込めてそう呼んだ。』



    『そして同時に……俺のたった一人の親友だった………』



    『楽しい時も辛いときも共に過ごし、まるで兄弟のような関係だった……』







    『しかし、その関係を一瞬にして切り裂く転機が訪れる………』






    『そう……全てはあの時から始まった…………』




    『全ては…………』





    ーー

    ーーー

    ーーーー

    ーーーーー

    ーーーーーー………

    第四章・・・・【完】

    第五章へ続く………






  81. 82 : : 2013/12/17(火) 13:55:09


    すいません間違えました
    こっちが本当です ↓


    http://www.ssnote.net/archives/5159

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Deviltaiki

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