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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

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この作品は執筆を終了しています。

エレン「絶対に・・・変えてみせる」訓練所編※エレンチート、キャラプチ崩壊

    • Good
    • 9

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  1. 1 : : 2016/03/28(月) 21:57:07
    二作目です!

    http://www.ssnote.net/archives/44276
    ↑前作になります。こちらもどうぞ!

    相変わらず亀更新ですが、お付き合い頂ければ幸いです!

    では、投稿します!
  2. 2 : : 2016/03/28(月) 22:00:59
    期待!
  3. 3 : : 2016/03/28(月) 22:04:36
    期待しよう
  4. 4 : : 2016/03/28(月) 22:08:00
    ーーー

    ーーー 1年後

    ーーー 訓練所

    ザッザッザッ ピタッ

    ???「オイ 貴様」ギロッ

    アルミン「ハッ!」バッ!ケイレイ

    ???「貴様は何者だ!」

    アルミン「シガンシナ区出身 アルミン・アルレルトです!!」

    ???「そうか、バカみてぇな名前だな!
    親がつけたのか!!」

    アルミン「祖父がつけてくれました!」

    ???「アルレルト!貴様は何しにここれ来た!!」

    アルミン「人類の勝利の役に立つためです!!」

    ???「そうか!それは素晴らしいな!
    貴様は巨人のエサにでもなってもらおう 三列目、後ろを向け!!」ガシッ グイッ

    クルッ

    ???「貴様は何者だ!」

    モブ「ハッ!」バッ!ケイレイ
  5. 5 : : 2016/03/28(月) 22:13:59
    スタスタスタ

    眼鏡教官「やってるな……お前も訓練兵の時は初っ端からあれだったろ?」

    若教官「懐かしいです。
    しかし…あの恫喝には何の意味が………?」

    眼鏡教官「通過儀礼だ。それまでの自分を否定して 真っさらな状態から訓練を受けさせる。
    兵士に適した人材を育てるには必要な過程だ」

    若教官「?……何も言われていない子がいるようですが…………」

    眼鏡教官「ああ……すでに通過儀礼を終えた者には必要ない」

    ???「」ジッ

    ミカライベルアニユミ「」

    眼鏡教官「おそらく二年前の地獄を見てきた者達だろう……面構えが違う」

    若教官「あの あそこ……一人分空いているのですが…………」

    眼鏡教官「何っ……!?」
  6. 6 : : 2016/03/28(月) 22:17:44
    ???「貴様は何者だ!」

    ???「トロスト区出身!ジャン・キルシュタインです!」バッ!ケイレイ

    ???「何のためにここへ来た!!」

    ジャン「………………。憲兵団に入って 内地で暮らすためです」

    シーーーーン

    ???「……そうか!貴様は内地へ行きたいのか!」

    ジャン「っはい!」ソクトウ

    ???「ふん!」ズツキ ゴッ!

    ジャン「!!」ヨロッ

    ???「オイ!誰が座って良いと言った!!
    こんな所でへこたれる者が 憲兵団になどなれるものか!!」

    ???「次!貴様は何者だ!!何しにここへ来た!」
  7. 7 : : 2016/03/28(月) 22:29:07
    ???「ウォール・ローゼ南区 ジエナ村出身!マルコ・ボットです!
    憲兵団に入り!王にこの身を捧げる為に来ました!」バッ!ケイレイ

    ???「……そうか……それは結構な事だ 目指すといい…………だが
    王はきっと お前の身なんぞ欲しくない」

    マルコ「」


    ???「次!貴様だ!!貴様は何者だ!」

    ???「ウォール・ローゼ南区ラガコ村出身!コニー・スプリンガーです!」バッ!イレイケ

    ???「逆だ…コニー・スプリンガー………」ガシッ ミシッ

    コニー「……!!」

    ???「最初に教わったハズだ この敬礼の意味は"公に心臓を捧げる"決意を示すものだと……
    貴様の心臓は右にあるのか?コニー」ミシッ ミシッ

    ガシッ!

    訓練兵「「「!!」」」

    「そのへんにしておいたらどうですか?キース"団長"」

    キース「!!」バッ クルッ

    コニー「ブクブク」ドサッ

    「面と向かっては初めまして、かな?キース団長……いや 今は教官でしたね」ニコッ

    キース「貴様は何者だ!何故ここにいる!貴様の場所はあそこの筈だ!!」ユビサシ
  8. 8 : : 2016/03/28(月) 22:31:47
    >>2,>>3ありがとうございます!ご期待に添える様に頑張ります

    今日はここまでです!続きはまた明日投稿します!

    アドバイス、ご意見等ありましたらコメントにお願いしますm(_ _)m
  9. 9 : : 2016/03/28(月) 23:15:55
    期待してます
  10. 10 : : 2016/03/28(月) 23:34:22
    期待しております❗
  11. 11 : : 2016/03/28(月) 23:39:21
    期待です
  12. 12 : : 2016/03/29(火) 06:39:39
    これは期待だな
  13. 13 : : 2016/03/29(火) 10:05:25
    アルミンの父母ジイが生きてて良かったです!
    そして期待してます!
  14. 14 : : 2016/03/29(火) 10:08:15
    つつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつづづづづづづづづづづづづづづづづつづづづづつづづづづづづきききききききききききききききききききききききききききききききききききききききききききききききききききききききききききききき
  15. 15 : : 2016/03/29(火) 21:42:39
    エレンをリヴァイより強くして欲しいですね!
    きたいです!
  16. 16 : : 2016/03/29(火) 21:59:58
    >>9,>>10,>>11,>>12,>>13,>>15ありがとうございます!ご期待にそえる様に微力ですが頑張ります!

    >>14今から投稿します
  17. 17 : : 2016/03/29(火) 22:09:06
    エレン「シガンシナ区出身 エr『オイ 名前!』……レン・イェーガーです!」バッ!ケイレイ


    ミカサ「え…レン?」ヨコミル

    カラッポ

    ミカサ「いつの間に……」

    エレン「確かに俺の場所はあそこですが……こんな意味の無い儀式に嫌気が差し、勝手ながら 止めに来ました」

    キース「ほぅ……貴様、通過儀礼を無意味だとほざくか……いい根性だな レン・イェーガー!!
    この通過儀礼は ーーーー」

    エレン「100年間の腑抜けた平和で腐りきった今までの自分を否定させ、一度まっさらな状態にする事で 兵士に適した人材にする為の行事ですよね?」

    キース「!!」
  18. 18 : : 2016/03/29(火) 22:16:45
    キース「貴様……それを理解した上で止めようとしているのか?」

    エレン「ええ。ですが、何も通過儀礼自体が無意味だと言うつもりはありません。
    やり方がいけないと俺は思っています」

    エレン「兵士に適した人材をたった3年間で育て上げる……それは至難の業です。
    5年、10年といった長い期間をかけられるなら今のやり方が適しているでしょう……
    しかし2年前の惨劇以降、人類にそんな余裕は残されていません。
    今求められているのは"そこそこ役に立つ兵士100人"ではなく"腕のたつ兵士50人"ではないのですか?」

    エレン以外「……」
  19. 19 : : 2016/03/29(火) 22:21:47
    エレン「なら、その50人をどうやって選ぶのが今の状況において正解なのか……
    俺は、教官の"眼"に一任したいと考えます」

    エレキー以外「「「ハァァ!?」」」

    アルミン「レン、何を言ってるんだい?
    今でもキース教官から見て通過儀礼が必要だと判断された人達だけが恫喝を受けているだろう?」

    エレン「アルミン……親友だろ?
    もう少し俺の言葉を掘り下げて考えてみてくれよ」ハァ

    アルミン「……レンの今までの発言…………
    キース教官が以前は団長……レンが知っているとなると恐らく調査兵団か駐屯兵団…………
    でもレンが名前を覚える程興味を持っていたとなると必然的に調査兵団になる……」ブツブツ

    エレミカ以外の訓練兵「「「(何だコイツ……いきなりブツブツ言い出したぞ)」」」
  20. 20 : : 2016/03/29(火) 22:31:12
    アルミン「次に"人類には長期間かけて兵士を育て上げる余裕は残されていない"……これはここにいる全員が認識している事だから恐らく言葉のままの意味の筈だ…………」ブツブツ

    アルミン「なら最後の"キース教官の"眼"に一任する"という発言と最初の"キース教官は元調査兵団団長だった"という言葉を踏まえて考えると…………
    ……!!そうか!レンの言いたい事はそういう意味か!!」ポンッ

    エレン「おっ、流石は俺の親友!理解が早いな!!」

    アルミン「伊達に長い付き合い訳じゃないからね……
    つまりレンは、キース教官に この通過儀礼で全員をふるいにかけて欲しいって言いたいんだろう?」

    エレン「正解!」パチン

    エレアルキー以外「「「???」」」
  21. 21 : : 2016/03/29(火) 22:32:35
    期待しています
  22. 22 : : 2016/03/29(火) 22:33:57
    >>21ありがとうございます^^*

    今日はここまでです!
    話がイマイチ分からないまま終わりますが、続きは明日投稿するのでお待ち下さい!
    それではまた明日!

  23. 23 : : 2016/03/29(火) 22:57:18
    期待!!
  24. 24 : : 2016/03/29(火) 23:45:58
    期待
  25. 25 : : 2016/03/30(水) 00:07:37
    ん・・・?

    「エレン」のはずが、「レン」になっているが
    これは俺の幻覚か?それともバグか?
  26. 26 : : 2016/03/30(水) 07:29:03
    大丈夫です。バグではありません。
    このSSは、ストーリーの関係で、
    エレン・イェーガーという存在はなくなり、
    レン・イェーガーとして、エレンは存在する
    ようになっているんです。前作を見てみたら
    いいと思います。   期待してます!
  27. 27 : : 2016/03/30(水) 15:09:26
    KITAIダゼ!
  28. 28 : : 2016/03/30(水) 16:27:51
    期待です
    奥が深そうなストーリなので楽しみ
  29. 29 : : 2016/03/30(水) 20:46:52
    なんだよ面白いじゃねぇかよ!コンチクショー!期待
  30. 30 : : 2016/03/30(水) 21:37:33
    >>23,>>24,>>27,>>28,>>29ありがとうございます!
    >>25 >>26さんの説明の通りです
    >>26説明ありがとうございます!

    明日から4/2まで投稿出来なくなるので今日少しまとめて投稿します
  31. 31 : : 2016/03/30(水) 21:42:10
    エレン「あとは俺が説明するよ。つまり、キース教官には通過儀礼の時点で俺達を3つに分けて見て欲しいんだ。
    ・既に兵士に適した人材となっている奴
    ・三年間で兵士にする事が出来る奴
    ・訓練しても並以下の兵士にしかならない奴だ」

    エレン「もちろん全員が最初の人材なら文句は無い。しかし、今こんな状況になっても平和ボケが残っている奴が絶対に居る……
    そんな奴らの為に割ける人数も時間も無いからな……
    酷に聞こえるかもしれない……けどな…人類がヤツらに勝つ為にはこうでもして 一人でも優秀な兵士を増やしていくしかないんだよ!!」
  32. 32 : : 2016/03/30(水) 21:46:16
    キース「イェーガー…………」

    エレキー以外「「「……」」」

    エレン「教官…お願いします」ペコリ

    キース「貴様の覚悟、受け取った……
    全列、前を向け!これより通過儀礼をやり直す!!心臓を捧げよ!!」

    全員「「「ハッ!」」」バッ!ケイレイ クルッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂

    アルミン「結局、残ったのは半数だけか……」

    エレン「これで良いんだ」

    アルミン「彼らの分も頑張らなきゃね……」

    エレン「あぁ!その為にも 明日からに備えてしっかり飯食おうぜ」スタスタ

    アルミン「うん!」スタスタ
  33. 33 : : 2016/03/30(水) 21:50:46
    ミカサ「レン、アルミン 席と食事を取っておいた」

    エレン「ありがとな、ミカサ」ナデナデ

    ミカサ「き、気にしなくていい……////」

    アルミン「(まったく、レンは……」ハァ

    エレン「ん?何か言ったかアルミン?」

    アルミン「え!?いや、何でもないよ(声に出てた?気を付けないと……)」

    「ねえ、ここ良いかな?」

    エレン「おう 良いぞ。マルコ」


    マルコ ーー 今回は助けたいな・・・


    マルコ「ありがとう。ちょっと聞きたい事があってね……なんで君は ーーーー」

    ???「俺も良いか?」

    エレン「良いぞ。座れよコニー」


    コニー ーー 相変わらずバカだったな


    コニー「サンキューな レン!さっきは助かったぜ!」
  34. 34 : : 2016/03/30(水) 21:54:04
    エレン「気にするなよ、大した事じゃない」

    マルコ「いやいや、凄い事だよ。
    通過儀礼中に立ち歩いただけじゃなく、いきなり教官相手にあんな事言いだすんだからね……
    どうして ーーーー」

    コニー「なあレン、お前 シガンシナ区出身って言ってたよな!」

    エレン「ん?ああ、アルミンとミカサもな」

    コニー「ってことはよ、"その日"もいたのか、シガンシナに!」

    マルコ「オ…オイ!」

    コニー「見たのか?"超大型巨人"!」

    エレン「あぁ……」

    ーーー

    ーーー

    ーーー
  35. 35 : : 2016/03/30(水) 21:56:51
    エレン「……だから…見た事あるって………」ズズズ

    オオオオオ!

    「どのくらい大きいんだ!?」

    エレン「壁から顔を出すぐらいだ……」

    「何!?俺は壁を跨いだと聞いたぞ」「私も!!」「俺の村でもそう言ってた!」

    エレン「いや、そこまででかくはなかった……
    第一、壁を跨げる大きさだったらマリアだけじゃなくローゼ、シーナまで壊せた筈だろ?」

    「た、確かにそうだな……」「どんな姿だったんだ?」

    エレン「皮膚が無くて、口がでかかったな……」チラッ

    ???「!!」ビクッ
  36. 36 : : 2016/03/30(水) 22:00:16
    「ウォール・マリアを破った"鎧の巨人"は!?」

    エレン「それも見た」

    オオオオオ!

    エレン「あれはおそらく皮膚を硬質化させて鎧の様に纏っている巨人だ。
    普通の巨人とはかなり見た目が違ったな」チラッ

    ???「(何故そこまで知っている!?)」ゴホッゴホッ

    「じゃ、じゃあ……普通の巨人は!?」

    エレン「大きさが色々あって殺すのが面倒くさそうだよ……
    まあ、実際大した事ねぇよ 俺達が立体機動装置を使いこなせる様になれば ーーーー」

    「オイオイ 正気か?」

    ???「その言い草だとあんた……調査兵団にでも入りたいのか?」
  37. 37 : : 2016/03/30(水) 22:03:33
    エレン「お前は確か……憲兵団に入って楽したいんだっけ?ジャン」


    ジャン ーー 思えば前も 俺はこいつの事は嫌いじゃなかった


    ジャン「俺は正直者なんでね…………
    心底怯えながらも勇敢気取ってやがる奴よりも よっぽどさわやかだと思うがな」

    エレン「……そりゃ俺の事を言ってんのか?」ガタッ

    カンカンカンカンカン

    ジャン「すまないな、正直なのは俺の悪いクセでね……気を悪くさせるつもりは無かったんだ。
    どう生きようと人の勝手だからな」

    エレン「もういいよ 俺も喧嘩腰で悪かったな」

    ジャン「ああ これで手打ちにしようぜ」スッ

    エレン「はいよ おやすみ」ポン
  38. 38 : : 2016/03/30(水) 22:07:04
    ミカサ「」スッ マエヨコギル

    ジャン「!!」クルッ

    ジャン「な…なぁ、アンタ………!」

    ミカサ「……?」クルッ

    ジャン「あ…あぁ えっと………
    見慣れない顔立ちだと思ってな……つい…………」

    ミカサ「……」

    ジャン「すまない……とても綺麗な黒髪だ…………」ウツムク

    ミカサ「どうも」スタスタ

    ジャン「」アトヲオウ

    エレミカ「ーーーー」

    ジャン「」



    エレン「いや、喧嘩になんてなってねぇよ」

    ミカサ「少し目を離すとすぐ こうなる……
    第一、通過儀礼の時だって」
  39. 39 : : 2016/03/30(水) 22:09:28
    エレン「またそれか……そんな事よりお前 この髪 長すぎじゃねぇか?立体機動の訓練で事故にでもなったらシャレにならんぞ」バサッ

    エレン「それに……(短い方が周りを見やすいから)俺は短い方が良いと思うぞ」

    ミカサ「う、うん 分かった 切ろう////
    でも…どのくらいまで切れば良いと思う?////」

    エレミカ「ーーーー」


    コニー「」スッ ジャンノヨコトオリヌケル

    ズリイィィィ!

    コニー「いっ!!」

    コニー「オ、オイ!!お前!何人の服で手ぇ拭いてんだ!?
    何拭ったんだお前……!?」

    ジャン「人との……信頼だ…………」
  40. 40 : : 2016/03/30(水) 22:15:34
    ーーー

    ーーー 深夜

    ーーー グラウンド

    ???「ゼェ…ゼェ………」フラフラ

    ???「やっと……終わった」フラフラ

    ???「(本当に死ぬ寸前まで走らされた……
    故郷の森を出れば旨いものが食べられると思ったのに……なのに…………
    おそらく朝には飢え死んでる……)」ドサッ

    ???「(……もっと…色んなものを食べた かっ……た…………)」ガクッ

    ???「」ザッザッザッ

    ???「!!」スウッ ドォッ

    ???「キャアアアアア!!」ギュッ メヲツブル

    ・・・・・・・・

    ???「」スッ オソルオソル

    ???「え……レン?」
  41. 41 : : 2016/03/30(水) 22:19:29
    エレン「サシャ、落ち着け……そして状況を見ろ」クミフセテル


    サシャ こいつの食い意地も相変わらずで助かった・・・助かるのか?


    サシャ「グルルルルル……ハッ!え…あれ?私は何を………」


    サシャは昔から変わらないんだな


    エレン「ヒs…クリスタ、お前もだぞ。
    こいつの食い意地は通過儀礼で十分分かっているハズだろ……なのになんで無防備に空腹のこいつに食べ物を近づけられるんだよ………」アキレ


    ヒストリア 嫌いではなかったけど、作った笑顔のクリスタはあまり見たくはねぇな・・・


    サシャクリ「ご、ごめんなさい……」

    エレン「サシャはさっさとクリスタからパンと水貰ってそこにいる奴と寮に戻れ。
    クリスタ……今からちょっといいか?」
  42. 42 : : 2016/03/30(水) 22:23:54
    クリスタ「え?あ、うん 大丈夫だよ。
    じゃあ はいサシャ、パンと水」つパン,水

    サシャ「ありがとうございます!神様!
    ……そこにいる奴?誰の事ですか レン」キョロキョロ

    エレン「は?そこの茂みにいるだろ。オイ、出てこいよ」

    ???「……何故分かった?」ガサッ

    エレン「気配とか、呼吸だな。
    なんで隠れてたんだよ……ユミル」

    ユミル「お前……なんで私の名前を?」

    シガー『馬鹿野郎!ユミルは通過儀礼で何も言われて無かった一人だろうが!!』

    エレン「『やべっ!……あっ』さっき教官と話をしていた時にチラッとな、今期の訓練兵名簿を見たんだよ」

    ユミル「へえ、そうかよ。行くぞ芋女」スタスタ

    サシャ「ちょ、ちょっと待って下さいよーー!!」タタタタ
  43. 43 : : 2016/03/30(水) 22:30:03


    エレン「行ったか……クリスタ、来てくれ」スタスタ

    クリスタ「うん」スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 倉庫裏

    エレン「ここなら誰も聞いてないだろ」ピタッ

    クリスタ「レン……話って?」

    エレン「……」クルッ スタスタ

    グイッ ダキヨセル

    クリスタ「ふえっ!?////」ビクッ

    エレン「じっとしてろ……すぐに終わる」カオチカヅケル

    クリスタ「あ あああのあの 私…まだ……////」ジタバタ

    エレン「暴れるなよ……誰か来ちゃうだろ」アゴクイッ
  44. 44 : : 2016/03/30(水) 22:31:23
    すいません、ここまでです!
    4/2に用事終わってからすぐに投稿しますので、お待ち下さい

    亀更新で申し訳無いですm(_ _)m
  45. 45 : : 2016/03/30(水) 22:47:05
    どうなるのか期待です!頑張ってください!
  46. 46 : : 2016/03/31(木) 00:49:38
    うあああああああ、スゲーーーーー続きがきななるうううう
  47. 47 : : 2016/03/31(木) 00:50:24
    ↑名前間違えた
    期待
  48. 48 : : 2016/03/31(木) 23:02:06
    早く4月2日になんねぇーーーーかなぁーーーーー
    これエレクリ?
    できればエレクリでお願い!
  49. 49 : : 2016/04/01(金) 09:48:22
    あと1日、あと1日で続きが見れる。
    期待してます!
  50. 50 : : 2016/04/01(金) 10:49:14
    期待です!
  51. 51 : : 2016/04/02(土) 07:02:33
    今日続きが見られる
  52. 52 : : 2016/04/02(土) 09:12:08
    あと、もう少し、あともう少しで続きが見れる
    期待して待っています!
  53. 53 : : 2016/04/02(土) 15:50:13
    >>45,>>47,>>49,>>50期待ありがとうございます!
    >>48まだ未決定です

    用事終わったので少し投稿します
  54. 54 : : 2016/04/02(土) 15:59:25
    ヒタイコツッ ビリビリッ

    クリスタ「!!……これは…………」

    エレン「俺の事 そして…お前の家の真実だ………」フイッ

    クリスタ「レン……貴方は一体…………」

    エレン「……いずれ、必ずな」

    クリスタ「分かった……ありがとうレン!」ニコッ

    エレン「なんだ、やれば出来るじゃないか」ボソッ

    クリスタ「え?」

    エレン「いや、(本心からの笑顔は)可愛いなって思って」

    クリスタ「んなっ!?////」カァァァァ

    エレン「ん?俺何か変な事言ったか?」クビカシゲ

    クリスタ「(む、無意識!?でも男の人に可愛いなんて言われたの初めて……嬉しい////)」ペタン

    シガー『堕ちたな……』
  55. 55 : : 2016/04/02(土) 16:04:06
    エレン「それじゃあ、伝える事も伝えたし……戻るか?ヒ…クリスタ」テヲサシダス

    クリスタ「二人の時はヒストリアで良いよ」テヲトル

    エレン「よっ」グイッ!

    クリスタ「うわっ!そんなに強く引かれたら……」

    ボフッ

    クリスタ「!!?(わ、私今 レンに抱きついて……)ご、ゴゴゴメ ーーーー」

    ギュッ

    クリスタ「……え………」

    エレン「ヒストリア…あまり自分を偽り過ぎるな……自分の本心が何なのかも分からなくなっちまうぞ?」ギュッ ササヤク

    クリスタ「レン…う、うぅっ…うわあぁぁぁぁ!」グスッ ギュウ
  56. 56 : : 2016/04/02(土) 16:09:54
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレン「……少しは落ち着いたか?」ポンポン

    クリスタ「……」ギュッ

    エレン「ヒストリア……?」カオノゾキコム

    クリスタ「スースー」ポロポロ

    エレン「泣きつかれちゃったか…………」ツンツン

    クリスタ「ぅうん……」ムニャムニャ

    エレン「よいしょっと」オンブ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 女子寮の一室

    ユミル「クリスタ遅いな……何やってんだ?」イライラ トントン

    ミカサ「大丈夫、レンと一緒なら心配無い」

    ユミル「男と夜遅くに一緒なのが一番心配なんだよ!」

    ハンナ「消灯時間過ぎてるし、教官に見つかったりしてなければ良いんだけど……」

    コンコンッ

    ミーナ「ん?窓の方から?」クルッ

    エレン「開けてくれ」コンコン

    ユミル「今までどこ行ってたんだお前!クリスタは!?」ガシッ
  57. 57 : : 2016/04/02(土) 16:16:12
    エレン「騒ぐなよ、教官来ちゃうだろ。とにかく入れてくれ」パシッ

    ミカサ「うん」カチャ

    エレン「よっと……ありがとなミカサ。
    クリスタが寝ちゃったから送りにきたんだよ。表からだと流石に教官に見つかるからな」クリスタネカセ

    ユミル「寝ちまったって お前……何もしてないだろうな!」

    エレン「してねぇよ。(寝てるか確認の為に)軽く突いただけで」

    ユミル「!!」 クルッ

    クリスタ「スースー」ナイタアト

    ユミル脳内
    「夜遅くに男と二人きり」+「送られて来る」+「泣いた跡」×「突いた」=ピーー

    ユミル「貴様ぁ!」ブンッ
  58. 58 : : 2016/04/02(土) 16:18:55
    エレン「何すんだよ、教官に気付かれちゃうだろうが!」パシッ ドスッ

    ユミル「うっ……」ガクッ

    エレン「何だったんだ、全く……ミカサ、ユミルの事ベッドに寝かせておいてくれ」

    エレン「他の皆も夜遅くにごめんな。おやすみ!」カチャ パタン

    ミカサシャハンミー「////////」

    ーーー

    ーーー

    ーーー 男子寮

    カチャ ∥д・)ソォーッ…

    「あ、レン!やっと来たんだね」

    エレン「アルミン!?それに 他の奴らも……なんでまだ起きてんだよ!」

    アルミン「今の君が言っても説得力無いよ……」アハハ
  59. 59 : : 2016/04/02(土) 16:22:01
    ひとまずここまでです

    あとは22時頃に更新します
  60. 60 : : 2016/04/02(土) 17:49:09
    期待してます
  61. 61 : : 2016/04/02(土) 17:52:41
    超期待!!
  62. 62 : : 2016/04/02(土) 17:54:03
    期待です!
  63. 63 : : 2016/04/02(土) 18:02:45
    やっぱり面白いSSですね~。 
             期待して待っていますね!
  64. 64 : : 2016/04/02(土) 22:02:57
    投稿します
  65. 65 : : 2016/04/02(土) 22:12:47
    マルコ「夕食の後に教官に聞いたんどけど、明日は適正試験だけで、本格的な訓練は明後日から始まるらしいんだ」

    ???「だから今夜中に顔合わせを済まそうって事になってな。通過儀礼で何も言われなかった奴は名前も知られてないだろ?」

    エレン「なるほどな そういう事でか」

    ???「まあ レンの言う通り時間も時間だからな、俺達だけにしておこう。
    俺はライナー・ブラウンだ。ライナーって呼んでくれ」スッ

    ???「僕はベルトルト・フーバー。ベルトルトでいいよ」スッ

    エレン「ああ これからよろしくな、ライナー、ベルトルト」ガシッ

    アルミン「それじゃあ自己紹介も済んだし寝ようか。適正試験だけとは言っても寝不足を理由に開拓地送りにされちゃ敵わないからね おやすみ」

    アルミン以外「「「おやすみー」」」

    カチッ マックラ
  66. 66 : : 2016/04/02(土) 22:19:23
    シガー『訓練所生活が始まった訳だが、どうする気だ?エレン』

    エレン「とりあえずしばらくは前と変化が無いか観察だ。最初の休暇の時に動けたら動く」


    エレンとアルミンは二段ベッドの上と下です


    アルミン「(また独り言…いや、明らかに誰かと会話している………)」

    アルミン「(もうしばらくレンに目を配っておこう)」

    ーーー

    ーーー 翌日 朝

    ーーー 食堂

    ミカサ「おはよう レン、アルミン」

    エレアル「おはようミカサ」

    ミカサ「席は取っておいた」

    アルミン「いつもゴメンね」

    ミカサ「構わない。私が好きでやっている事だから」

    エレン「ありがとな ミカサ。飯取りに行こうぜ」ポンポン スタスタ

    ーーー

    ーーー 食事中

    ーーー

    エレン「やっぱり味薄いな……パンも固いし」ズズズ モグモグ

    アルミン「(やっぱり?)」モグモグ

    クリスタ「レン、アルミンここいいかな?」
  67. 67 : : 2016/04/02(土) 22:25:22
    面白い、面白すぎる!期待して待っています!
  68. 68 : : 2016/04/02(土) 22:27:37
    エレン「おう 良いぞ。おはようクリスタ」

    クリスタ「ありがとう。アルミン 隣座るね」ニコッ スッ

    アルミン「うん(神様……!)」パアァァァ

    エレン「(いきなり作り笑顔やめろってのは無理だったか……)」

    シガー『まあ、過去が過去なだけにな……受け入れ難いのもあるだろう。時間は掛かるさ』

    エレン『相変わらず唐突に思考に混ざってくるな……
    そういえば…お前 夜はどうしてるんだ?寝てるのか?』

    シガー『気分次第だ。何せ疲れる肉体が無いから寝る必要はないんだよ。
    だが最近、俺が眠るメリットを発見した』

    エレン『何だ?』

    シガー『おそらくお前の魂と融合してるからだろうな……俺が眠る事により、お前の体力・気力回復の促進に繋がる事が分かった』

    エレン『へぇー 便利な身体になったもんだな、俺も』

    シガー『他人事みたいな感想だな……
    まあ 訓練所にいる間は必要無いだろうが、調査兵団に入ってからは必要になる時が出てくるだろ?一応教えておこうと思ってな』

    エレン『了解。ならその時はずっと寝ててくれ』
  69. 69 : : 2016/04/02(土) 22:33:43
    アルミン凄くね
  70. 70 : : 2016/04/02(土) 22:36:57
    クリスタ「レン その……昨日の夜はありがとうね////」ゴニョゴニョ

    エレン『クリスタの声……?また後でな シガー』

    エレン「すまんクリスタ もう一度言ってくれないか?」

    クリスタ「昨日の夜…優しくしてくれて ありがとう」

    ユミル「クリスタ!それはどういう事だ!!」ガタッ

    エレアルミカ「(ユミルいつの間に…)」

    クリスタ「(事実が分かって)最初は(胸が)痛くなるだけだったけど……レンは優しくしてくれたから」

    「昨夜……」「最初は痛かった!?」「優しくしてくれた……!?」

    エレン「そんな事ないさ 俺は何もしていない」

    クリスタ「ううん……レンは暖かいもの(言葉)で私の中を満たしてくれた…………
    泣いちゃってて言えなかったけど、凄く嬉しかった……気分が楽になれたんだ」

    クリスタ「私の気持ちが勝手に動いただけかもしれない……でも、レンの優しさを私は確かに感じられた…………ありがとう」
  71. 71 : : 2016/04/02(土) 22:41:12
    「暖かいモノでナカを満たした!?」「泣いただと!?」「勝手に動いた!!?」

    シガー『(コイツもか……どんどん他の奴らの誤解を深めているのにも気付いて無い…………
    しかも天然でやってるから本人にそういう意識は無くてもそれに更に上乗せしていくという悪循環……)どうする気だ エレン』ハァーー

    エレン『皆なんで騒いでんだろうな。
    あとなんだよ天然って。前も皆からよく言われたけど 俺はそんなに抜けてねぇぞ!』

    シガー『(処置不可能)』

    シガー『もういい、俺は寝る。訓練始まったら起こしてくれ』

    エレン「ハァ?まだ話は…っていいか また後でな」

    シガー『おう』
  72. 72 : : 2016/04/02(土) 22:43:15
    エレン「クリスタ その話は後でな。
    おい、お前ら!そろそろ行かないと教官の頭突きくらう事になるぞ!」ガタッ スタスタ

    ライナー「なっ!?おいレン!話はまだ……」

    アルミン「ライナー、昨日のジャンみたいになりたいのかい?」コソッ

    ライナー「くっ……レン、絶対逃げるなよ!」スタスタ

    エレン「(何から?)」

    ーーー

    ーーー

    ーーー グラウンド

    キース「遅い!戦場でもそんなザマでは一瞬で巨人の胃袋行きだぞ!!
    貴様ら、罰としてグラウンド50周だ!!」

    タッタッタッタッ

    エレン「(教官も変わってないなー)」
  73. 73 : : 2016/04/02(土) 22:57:39
    今日はここまでです!
    来週までは毎日22時頃に更新するのでお待ち下さい

    それではまた明日お会いしましょう!
  74. 74 : : 2016/04/02(土) 23:55:21
    さようなら!そして期待してますね!
  75. 75 : : 2016/04/03(日) 00:16:30
    KI·TA·I
  76. 76 : : 2016/04/03(日) 08:56:50
    期待しまくってます
  77. 77 : : 2016/04/03(日) 16:52:54
    期待です!
  78. 78 : : 2016/04/03(日) 21:48:06
    少し早いですが投稿しますね
  79. 79 : : 2016/04/03(日) 21:52:53
    シガー『まだ繰り返しのサイクルの中だからな。
    新しいアプローチをした箇所以外は以前と大して変わらない出来事が起こる』

    エレン『そうなのか……』

    シガー『まあ 前回死んだ人間を助けたりすれば別だがな・・・・
    カルラや、アルミンの両親達がその例だ。
    だが、くれぐれも忘れるなよ?"エレン"の存在を知られれば・・・・・』

    エレン『了解りょーかい。
    分かってるっての、そんなのは」

    アルミン「レン 独り言だなんて余裕だね」ハァハァ

    ミカサ「私はまだ平気 ので、レンが疲れている訳がない」

    エレン「まだペース遅いしな。アルミン 俺は先に行くけど無茶はするなよ!」ダッ

    ミカサ「!!私も行く!アルミン また後で」ダッ

    アルミン「うん、二人共頑張ってね」ハァハァ
  80. 80 : : 2016/04/03(日) 21:56:18
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ハァ ハァ ハァ ハァ

    アルミン「つ、疲れた……」ハァハァ

    クリスタ「わ…私も……」ハァハァ

    男子(エレン以外)「(息荒らげてるクリスタマジ天使)」

    マルコ「初っ端からこれはキツイね……」ハァハァ アハハハ

    ライナー「しかも今日適正訓練だけの予定だったんだよな……」ゼェ

    エレン「だらしねぇぞ、お前ら!そんなんでヤツらを殺れると思ってんのか!!」フゥ

    ミカサ「レン、落ち着いて(アルミンには優しいのに他の人には厳しい……)」フゥ フゥ

    キース「だらしないぞ貴様ら!イェーガーとアッカーマンを見習え!!」

    エレミカ以外「(鬼か!!)」
  81. 81 : : 2016/04/03(日) 21:58:44
    キース「本格的な訓練は明日から開始するが、本日は貴様らの適正を見せてもらう!
    両側の腰にロープを繋いでぶら下がるだけだ!!」

    キース「全身のベルトで体のバランスをとれ!
    これが出来ない奴は囮にも使えん!!開拓地に戻ってもらう!」

    シガー『エレン、ベルトはどうするんだ?多分またアレだろ?』

    エレン「まあ、見てろよ」

    ーーー

    ーーー

    ーーー


    眼鏡教官「これはまだ初歩の初歩だが この段階から立体機動の素質は見てとれる」ザッザッ

    眼鏡教官「ん……見ろ…あの子だ」ユビサシ

    ミカサ「……」ピタッ
  82. 82 : : 2016/04/03(日) 22:00:26
    多分余裕でできちゃうんじゃないかな?
  83. 83 : : 2016/04/03(日) 22:02:43
    眼鏡教官「全くブレがない……何をどうすれば良いのかすべて分かるのだろう…………
    素質とはそういうものだ」

    コニー「(俺天才だな!)」ギシッ

    サシャ「(夕飯なんでしょうねー)」ギ シ

    ジャン「(くっ……)」ギシ ギシ

    眼鏡教官「んん……今期は出来る者が多いようだ」

    若教官「……あの…彼は…………」ユビサシ

    眼鏡教官「素質というもの、なのか?(どうなっている?)」

    エレン「ふっ!くっ、うわっ!よっ、うしっ」ギシ ギシッギシッ グル…ギシッ ギシギシッ ギシッ

    「おい、あいつ何だよ」「あんなにふらついてるのにひっくり返らないぞ」「よくベルト壊れないな」

    シガー『壊れてるけどな』
  84. 84 : : 2016/04/03(日) 22:04:21
    余裕じゃなかった
  85. 85 : : 2016/04/03(日) 22:06:48
    キース「(こいつ……!)何をしているレン・イェーガー!早く状態を安定させろ!」

    エレン「(やっぱ り壊れたベルトでは難しい…なっ!
    それにしても……練習すれば出来 るもんだな。安定はしないが……)うわっ!」ギシッ ギシギシ グルッ

    エレン「やっぱりずっとは無理か……」ボソッ サカサマ

    教官「イェーガー!これが貴様の限界か!昨日の威勢は虚偽だったのか!!」

    エレン「……一旦下ろしてくれ、トーマス」

    トーマス「あ、あぁ……」グイッ

    キュルキュルキュルキュル

    エレン「ふぅ・・・・トーマス ベルトだけ交換してくれないか?」

    エレキー以外「「「?」」」
  86. 86 : : 2016/04/03(日) 22:13:20
    トーマス「え?それは……」チラッ

    キース「……構わん、交換してやれ」

    トーマス「ハッ!ほらよ レン」カチャカチャ つベルト

    エレン「ありがとうなトーマス……良いぞ!上げてくれ」カチャカチャ

    キュルキュルキュルキュル

    エレン「(やっぱり普通のベルトなら普通にできるな)」ピタッ

    訓練兵「「「おおおおーー!!」」」

    「微動だにしないぞ」「完璧だな」「ならなんでさっきは出来てなかったんだ?」

    エレン「俺が何で今は出来てさっきまでは不安定だったのか……その理由は これだ」スッ

    訓練兵「「「ベルト?」」」

    エレン「そうだ。アルミン ここの金具の部分見てみろ」つベルト

    アルミン「……!!壊れてる……(レンが整備の時に見落とした?いや、ここはもしかして……)」
  87. 87 : : 2016/04/03(日) 22:16:32
    >>84このssのエレンはよくあるチート作品よりは普通寄りです。

    今日はここまでです!

    一日あたりの投稿量これくらいでいいですかね?
    おやすみなさい
  88. 88 : : 2016/04/03(日) 22:20:03
    >>84全然いいですよ
  89. 89 : : 2016/04/03(日) 23:29:23
    調度良いですね。期待してます!
  90. 90 : : 2016/04/04(月) 21:55:54
    頑張ってください!期待してます!
  91. 91 : : 2016/04/04(月) 22:21:16
    >>90ありがとうございます!

    投稿します
  92. 92 : : 2016/04/04(月) 22:25:18
    よし!嬉しいです!期待してますね
  93. 93 : : 2016/04/04(月) 22:25:42
    エレン「このベルトの金具は破損している」

    「破損しているだって?」「なら単なる整備ミスじゃ……」

    アルミン「それは違うよ」

    アルミン「おそらくここの金具部分は整備項目に入っていない。
    従って、レンが見落としてもおかしくは無いよ」クルッ

    アルミン「教官、ここの部分を整備項目に追加する事をお願いいたします」

    キース「確かに破損している……ここが破損するなど聞いた事が無いが……新たに整備項目に追加する必要がある」

    ジャン「はっ!金具が壊れてるだけでバランス崩してるようじゃまだまだだな!」スタスタ

    エレン「あ?」ブチッ


    こいつは一回痛い目にあわせないと駄目か?


    エレン「なら そのベルトでやってみろよジャン……姿勢を保てたら一年間なんでも言う事聞いてやる」
  94. 94 : : 2016/04/04(月) 22:26:50
    ジャンはエレンのすごさを分かってないね~
    期待です!
  95. 95 : : 2016/04/04(月) 22:30:18
    ジャン「余裕余裕!金具一つ位で俺は影響されねぇ!
    上げてくれ!トーマス」カチャカチャ

    キュルキュルキュルキュル

    ガッ!

    エレアルキー以外「「「あ(え)!?」」」

    グルッ ゴッ!!
    (原作4巻,16話でエレンが頭ぶつけてるのと同じ感じ)


    キース「(やはり壊れた装備では姿勢維持は困難な事だ……それを成し遂げるとは…………
    グリシャ、お前の息子が今日 兵士になったぞ……)」

    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂

    「オイ…あいつ確か昨日……」「教官の頭突き食らってレンと喧嘩になりかけて」「今日は適正訓練でレンに突っかかった挙句 死にかけた奴だよな?」


    エレン「オイ、ジャン ちゃんと食えよ。血が足りなくなるぞ」ユサユサ
  96. 96 : : 2016/04/04(月) 22:31:38
    ジャンーーーーーwww
  97. 97 : : 2016/04/04(月) 22:32:58
    ジャンが可哀想に思えてきた
  98. 98 : : 2016/04/04(月) 22:37:32
    ジャン「」ボーゼン ホータイマキマキ

    アルミン「気にしても仕方ないよ。ちゃんとしたベルトではしっかり姿勢制御出来てたんだから問題は無いって。
    それより、ちゃんと食べて今日失った血を取り戻そう」

    ジャン「……」ズズズズ

    ーーー 食事、入浴を済ませ

    ーーー

    ーーー 男子寮

    エレン「う〜〜ん…姿勢制御のコツか……」ウーン

    ライナー「頼む!レンは壊れたベルトでも姿勢を保ったって聞いたぞ(コイツの力量は的確に測っておく必要がある。おそらく今期の中で最もできる……)」

    エレン「スマンが…ぶら下がるだけなのにコツがいるとは思わない。期待するような答えは出来そうにないな……」

    ベルトルト「そっか……(警戒しておく様にアニに言っておかなくちゃ)」

    シガー『どの口が言うか』

    エレン『いや、でも実際あれはコツなんて無いぞ』
  99. 99 : : 2016/04/04(月) 22:41:56
    シガー『だが、実際あのベルトで姿勢を保つのは至難の業だぞ。なんで出来たんだ?
    前は姿勢維持出来たの一瞬だけだっただろ?』

    レン

    エレン『新しいベルト貰った後も壊れた方を持っててな……調査兵団入った後も訓練の合間に練習してたんだよ』

    レン?

    シガー『(練習したからって出来るもんか?)』

    ベルトルト「レン?」

    エレン「ん?ああ…スマン 考え事してた」

    アルミン「(レン……またボーっとしてた………)」

    ベルトルト「いや…だから……二人はシガンシナ区出身で、巨人の恐ろしさも知ってるはずだよね。なのに……どうして兵士を目指すの?」
  100. 100 : : 2016/04/04(月) 22:45:04
    エレン「(よくも……そんな質問が出来るもんだな!)」イラッ

    アルミン「(レン……ベルトルトを睨んでる?)えーと 僕は…直接巨人の脅威を目の当たりにした訳じゃないんだ(気絶させられたし)」チラッ

    エレン「」フイッ

    アルミン「開拓地に残らなかったのも……あんな滅茶苦茶な奪還作戦を強行した王政がある事を考えたら…じっとなんてしていられなかったんだ。
    体力に自信は無いし、自分に何か出来る事があるかは分からないけど……
    この状況を黙って見ているなんて出来ないよ……いつか巨人を全て駆逐して、王政をぎゃふんと言わせてやるんだ!!」
  101. 101 : : 2016/04/04(月) 22:48:32
    期待
  102. 102 : : 2016/04/04(月) 22:51:19
    今日はここまでです!
    続きはまた明日に

    ちなみに、「コツを掴む」という言葉の由来は古流柔術に使われる技術で、柔らかい服や筋肉を掴むのとは違い、"骨"ならば確実にひっかけれるというのが派生して
    「骨(コツ)を掴む」となったらしいですよ

    おやすみなさい
  103. 103 : : 2016/04/04(月) 22:54:47
    今日も、面白いSSを書いてくださり
    ありがとうございます。あなたのSSが毎日の
    楽しみです!これからも、頑張ってください!
    期待して待っていますね!(長文失礼)
  104. 104 : : 2016/04/05(火) 00:38:33
    は?なにこの作品
















    神作すぎんだろ期待しかねーよ
  105. 105 : : 2016/04/05(火) 02:47:20
    >>104よ、、、お前とは気が合いそうだ!
    期待でござる
  106. 106 : : 2016/04/05(火) 22:04:04
    皆さんご期待ありがとうございます!

    それでは投稿します
  107. 107 : : 2016/04/05(火) 22:07:13
    エレン「俺も似たようなもんだ……」

    アルミン「聞いてもいいかな?二人はどこの出身なの?」

    ベルライ「……」カオミアワセル

    ベルトルト「僕とライナーは……ウォール・マリア南東の山奥の村出身なんだ…………」

    アルミン「……!!えっ!?そこは…………」

    ベルトルト「ああ……川沿いの栄えた町とは違って壁が壊されてすぐには連絡が来なかった。
    なにせ 連絡より先に巨人が来たからね…………」


    巨人が来た?


    シガー『エレン、抑えろ。ここで暴れても他の奴らを巻き添えにするだけだぞ』

    エレン『ああ…分かってる………(よくもぬけぬけと……!)』
  108. 108 : : 2016/04/05(火) 22:10:19
    ベルトルト「明け方だった……
    やけに家畜が騒がしくて 耳慣れない地響きが次第に大きくなり……それが足音だと気付いて急いで窓を開けたら ーーーー」


    巨人 (<●>ω<●>)


    ベルトルト「その後は…えっと あまりよく覚えてない………
    皆酷く混乱してたんだ」

    ベルトルト「僕らは馬に乗ってウォール・シーナまで逃げた……」

    ベルトルト「後は君達も同じだろ?」


    同じだと・・・お前らみたいなのと一緒にするなよ・・・・・!!


    エレン「二年間開拓地に勤めて今に至る……だよな」

    ライナー「まったく…お前は何だって突然そんな話をするんだよ」
  109. 109 : : 2016/04/05(火) 22:19:10
    ベルトルト「ご、ごめん……えっと……つまり 僕が言いたかった事は…………」

    ベルトルト「君らは彼らとは違うだろ?」

    エレアル「彼ら?」

    ベルトルト「巨人の恐怖をほとんど知らずに ここにいる人達だ。
    彼らがここにいる理由の大半は 世間体な体裁を守る為……12歳を迎えて生産者に回る奴は臆した腰抜けだって…………」

    ベルトルト「ウォール・マリア陥落以降に反転した世論に流されて訓練兵を志願した。
    かと言って調査兵団になるつもりもなく、憲兵団を目指しつつ駄目だったら駐屯兵を選んで憲兵団への異動を伺う……
    まあ、臆病なところは僕も同じだけどね」

    アルミン「え?」

    ベルトルト「体動かすの得意だから……憲兵団の特権階級狙いで兵士を選んだ。それが駄目だったら…全部放棄するかもしれない……」

    ベルトルト「僕には……自分の意志が 無い」

    ベルトルト「羨ましいよ……少なくとも 二人には自分の命よりも大切なもの…明確な目標があって………」
  110. 110 : : 2016/04/05(火) 22:22:14
    シガー『エレン……溜まってきてるとは思うが、まだ我慢だ。ひとまず前と同じ感じで流しておけ』

    エレン「『ありがとな、シガー』……そりゃ そんな目に遭ったんだし……自分の命を大事にする事だって立派なことだろ?」

    エレン「俺なんか壁が壊される前から調査兵団になりたいとか言っててさ、
    頭がおかしい奴としか思われなかったからな……おかしいのはこっちだ」ハハハ

    ライナー「ん……?ってことは……巨人と遭遇した後もその考えは変わらなかったってことか?」

    エレン「まあ、今は曲げたくなくなったものがあるしな……」
  111. 111 : : 2016/04/05(火) 22:25:18
    エレン「やっぱりヤツらは…殺さなきゃならねぇ………この世から 一匹残らず駆逐するまでは寝る時間も惜しいくらいだ」

    ライベル「……」

    ライナー「俺にも……」

    ライナー「俺にもあるぜ 絶対に曲がらないものが……」

    ライナー「帰れなくなった故郷に帰る。
    俺の中にあるのはこれだけだ……絶対に…何としてもだ」

    エレン「あぁ……」


    エレン「姿勢制御は半分センスだからな……上達するなら練習するしかねぇよ」

    ライナー「ありがとうな、レン。明日からも頑張ろうぜ」グッ

    エレン「ああ、よろしくなライナー」コツン
  112. 112 : : 2016/04/05(火) 22:27:51
    今日はここまでです!
    続きはまた明日までお待ち下さい。

    今作、前作で修正・追加した箇所がありますので、是非見直して見ていただければと思います

    それでは
  113. 113 : : 2016/04/06(水) 07:27:07
    待つマテマーース
  114. 114 : : 2016/04/06(水) 11:30:29
    放置かよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
  115. 115 : : 2016/04/06(水) 14:11:49
    日本語わかります?
  116. 116 : : 2016/04/06(水) 14:12:26
    期待してます!
  117. 117 : : 2016/04/06(水) 15:26:11
    >>114えっと……一応毎日定時で更新はしてるのですが、放置になるんですかね?
  118. 118 : : 2016/04/06(水) 16:03:17
    期待
  119. 119 : : 2016/04/06(水) 21:54:41
    期待です!
  120. 120 : : 2016/04/06(水) 22:02:56
    投稿します!
  121. 121 : : 2016/04/06(水) 22:06:38
    ーーー

    ーーー 一ヶ月後

    ーーー 講義室

    眼鏡教官「残されている文献にも 巨人の発生原因は記されておらず、不明な点が殆どである」

    眼鏡教官「現在明らかになっている巨人の生態は 調査兵団の最新の報告書によるものである」

    眼鏡教官「巨人に人間の様な知性は確認出来ず。よって、我々との意思の疎通は現在まで例が無い」

    眼鏡教官「巨人の身体の構造は他の生物とは根本的に異なる……
    生殖器は存在せず繁殖方法などは不明、殆どが男性の様な体つきである」

    眼鏡教官「その体は極端に高温で、難解な事に 人間以外の生物には一切の関心を示さない」
  122. 122 : : 2016/04/06(水) 22:11:55
    眼鏡教官「さらに ーーーー」

    エレン「そういえば来週は最初の休暇だな……」ボケー

    シガー『動くのか?』

    エレン「ああ、出来るだけ早く接触しておきたい……その為にも今日明日中にキース教官に相談しておかないとな」

    シガー『うまくいけば良いけどな』

    エレン「いくさ。カードはあるんだ……逆に食いつかなかったら人類は終わりだろ」

    アルミン「(接触?終わり?)」

    シガー『確かにな』

    眼鏡教官「ーーーー つまり……目的は"捕食"ではなく"殺戮"にあるのではないかとされている」

    ザワザワ ザワザワ

    眼鏡教官「そして」

    眼鏡教官「ここまで人類が追い詰められた最大の原因は 巨人の驚異的な生命力にある」
  123. 123 : : 2016/04/06(水) 22:15:13
    眼鏡教官「昔から人類は 巨人の頭を吹き飛ばす程度の力は持っていた」

    眼鏡教官「しかしそれでは不十分だった……個体差はあるが 無くなった頭部は1〜2分程で元通りになってしまう」

    「…………」ザワザワ

    「…そんな……」「ただデカいだけでも厄介なのに……」

    マルコ「教官!それでは……巨人は不死身ですか!?」ガタッ

    眼鏡教官「不死身ではない……」カツカツ トウブカク

    眼鏡教官「巨人を倒す方法は1つ。ここを狙う」カツッ ウナジマル

    眼鏡教官「後頭部より下 うなじにかけての約縦1m横10cm
    巨人はここを大きく損傷すると 再生する事なく絶命する」
  124. 124 : : 2016/04/06(水) 22:19:11
    ガチャ ガチャ スッ

    眼鏡教官「その為にはまず、諸君らには この「立体機動装」を使いこなして貰わねばならない。現在最も有効な迎撃手段は 機動力を生かしたうなじへの斬撃である」

    カチャカチャ

    眼鏡教官「この装置は両手の柄に取り付けてあるトリガーとスイッチで操作する」

    眼鏡教官「腰の両側にある射出器からアンカーを発射し、筒の中から排出された鉄線をガスの圧力により巻き取る」

    スッ シャキン

    眼鏡教官「武器はこの刃で、これは付け替え式となっている。普段は太股に装着した鞘に収めておき、使用時に柄に換刃する様になっている。
    また、硬い肉の塊を切るため……敢えて刃はしなるようにできている」グッ グニッ
  125. 125 : : 2016/04/06(水) 22:23:37
    眼鏡教官「そして この刃を二本使って肉を削ぎ落とす。
    この攻撃が巨人の急所を捉えれば、再生する時間を与えずに即死に至らしめる事が可能である」

    アルミン「やっとだ……」ボソッ

    エレン「ん?」チラッ

    アルミン「やっと…役に立てる」

    エレン「アルミン、俺達もいるんだ。一人で気負い過ぎるなよ」

    アルミン「!?……ありがとうレン」

    ーーー

    ーーー 講義終了後

    ーーー 教官室前廊下

    スタスタ

    アルミン「でね ーーーー」

    エレン「そんな事があったのか……おっ」ピタッ

    エレン「お前ら 先に食堂行っててくれ」
  126. 126 : : 2016/04/06(水) 22:27:39
    ミカサ「レン、まだアルミンの話の途中」

    アルミン「ミカサ、いいよ別に。レンとは寮の部屋でも話せるしね。
    でもどうしたのレン、何か忘れ物でもした?」

    エレン「ちょっと教官に用があってな……二人だけで話したいから先に行っててくれよ」

    ミカサ「そういう事なら仕方が無い。アルミン 行こう」スタスタ

    アルミン「うん、じゃあまた後でね」スタスタ

    エレン「後でな」
  127. 127 : : 2016/04/06(水) 22:29:40
    今日はここまでです!
    続きはまた明日投稿します!
  128. 128 : : 2016/04/06(水) 23:14:27
    あ……あなたは…神なの...か...
  129. 129 : : 2016/04/06(水) 23:20:00
    クソッ続きが気になるじゃないかあああ
    期待です!
  130. 130 : : 2016/04/07(木) 06:26:03
    続きが気になるところで切りましたね~
    期待してます!
  131. 131 : : 2016/04/07(木) 13:46:24
    え?何これ…


    神じゃないか!神SSきたー!
    期待です!
  132. 132 : : 2016/04/07(木) 22:01:23
    今から投稿します!
  133. 133 : : 2016/04/07(木) 22:09:59
    エレン「ふぅ」スッ

    コンコン

    「入れ」

    エレン「失礼します。キース教官はいらっしゃいますか」ガチャ

    眼鏡教官「キース教官なら今は食料庫だ」

    エレン「そうですか。ありがとうございます 失礼しました」

    バタン

    ーーー

    ーーー

    ーーー 食料庫

    キース「……数も状態も特に問題は無いな」

    エレン「教官」ケイレイ

    キース「イェーガーか どうした、今は食事の時間よ筈だが?」

    エレン「実は、教官にお願いがありまして」

    キース「私に?」

    エレン「はい。できれば他の人に聞かれたくはないのでこの時間を使って……」

    キース「……話してみろ」

    エレン「ハッ!各兵団のトップ、リヴァイ兵士長、それとザックレー総統との会談を組んでいただきたいのです。出来るだけ早急に」

    キース「!!」
  134. 134 : : 2016/04/07(木) 22:18:40
    キース「貴様!身の程を弁えろ!!ただの訓練兵である貴様が簡単に会えるようなものではない!!」

    エレン「ふざけて申し上げている訳ではありません!
    必要な事なのです!お願いします!!」ペコリ

    エレン「人類のためなのです!この会談さえ開いていただければ、俺は開拓地に戻されても構いません!!」

    キース「……何がそこまで貴様を必死にさせる…………」

    エレン「俺が行動するのはヤツらを……巨人を一匹残らず駆逐するためです……それ以上でも以下でもありません!!」


    キース「……分かった」

    エレン「!!本当ですか!?」

    キース「ああ……ただし、期待はするな。
    多忙な者達なのだ……聞き入れられない場合がほとんどだろう」

    エレン「了解です。感謝します、教官!」バッ!ケイレイ

    キース「(グリシャ……お前の息子は一体…………)」
  135. 135 : : 2016/04/07(木) 22:23:49
    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂前


    なんとかなったな・・・ひとまず 第一段階クリアだ


    シガー『キースが怒鳴った時にはヒヤヒヤしたな。あのまま押し切られるかと思ったぞ』

    エレン「あれぐらいじゃ止まらねぇよ、今の俺は。なんてったって自分の存在とこの世界の未来を賭けてるんだぞ?」

    ガチャ

    シガー『それもそうか』


    アルミン「あ、レン!こっちだよ」フリフリ

    ミカサ「食事を取ってくる」ガタッ

    エレン「おう、ありがとうなアルミン。悪いな、ミカサ」

    クリスタ「ねえレン アルミンから聞いたんだけど、教官と何を話していたの?」
  136. 136 : : 2016/04/07(木) 22:28:45
    エレン「クリスタでもそれは教えられない 悪いな。知られたくない奴らにバレるかもしれないリスクは避けたい」

    クリスタ「私は言いふらしたりしないよ?」


    話すとか話さないの問題じゃないんだがな・・・・・!!そうだ


    エレン「ならクリスタ こっち来い」ガタッ クイクイ

    クリスタ「?」ガタッ スタスタ

    シガー『あーあ、嫌な予感』

    グイッ ダキッ

    訓練兵「「「!!!」」」

    クリスタ「!?レ、レn「静かに」」////

    エレン「こうすれば聞かれないだろ?」

    クリスタ「(声が耳元で……)う、うん…そうだね////」
  137. 137 : : 2016/04/07(木) 22:39:04
    エレン「俺がさっきキース教官に頼んだのは、各兵団の団長とリヴァイ兵長、総統と会わせて欲しいって事だ」

    クリスタ「なんでレンがそんな人達に……?」ヒソヒソ

    エレン「そこまでは言えない。いずれ内容は分かる事だし、まだ誰にも話すつもりもない」

    クリスタ「うん 分かった。ゴメンね?それと…さ……////」モジモシ

    エレン「ん?」

    クリスタ「その…さっきからレンの息が…耳に……くすぐったくて////」

    エレン「ゴメンな。ただ…最後に一つだけ良いか?」

    エレン「お前はいつまでも皆に対して自分を偽っていくのか?」

    クリスタ「……」

    クリスタ「遅くても卒業したら話すよ……」

    エレン「よし!」チュッ

    クリスタ「え…今……////」

    エレン「母さんが言ってたんだ、額にキスは親愛の証だって」

    クリスタ「親愛……(そうだよね、レンは無意識にやってるからきっとこういう行為にも下心は無いんだもんね)////」

    エレン「ほら、さっさと飯食うぞ」

    クリスタ「うん////」

    シガー『最後に爆弾投下しやがって……その内後ろから刺されるぞ』
  138. 138 : : 2016/04/07(木) 22:40:18
    すいません、今日はここまでです!
    続きまた明日更新します!
    では!!
  139. 139 : : 2016/04/08(金) 22:21:52
    投稿します
  140. 140 : : 2016/04/08(金) 22:28:21
    ーーー

    ーーー

    ーーー 脱衣場

    ライナー「レン、お前さっき食堂でクリスタと何やってたんだ?」ガシッ

    エレン「なんでもねぇよ。」

    ジャン「嘘つけ!女神と抱きついておいてなにが"なんでもない"だ!」ガシッ


    面倒だな・・・・・


    エレン「はあ!?離せよ、服が破けちゃうだろうが!!」

    ライナー「服なんてどうでもいいだろう!羨ましい!!」

    エレン「はあ?何言って……」

    シガー『気絶する程度にならやっても良いだろ』

    エレン「『そうだな』ライナー……もう一度だけ警告するぞ。手を離せ」
  141. 141 : : 2016/04/08(金) 22:35:10
    ライナー「うるさい!説明するまでは絶対に離さんぞ!!」

    エレン「さっきは他の奴に聞かれたくない内容だったから近くで話してただけだ…よっ!」ガシッ ヒュッ ガシッ ギュウゥゥゥ

    アルミン「あれは……飛びつき三角締め!!」

    マルコ「なんだいそれは?聞いたことの無い技だね」

    アルミン「あれは東洋に伝わる"柔術"というものの技術の一部なんだ。僕も知ったのは開拓地に行ってからだけどね……」

    アルミン「力の弱い者が強い者に対抗するための技も含まれているんだよ。僕が教わったのは相手の力や重心の変化を利用してかける技が多いから、あれくらいはできるよ」
  142. 142 : : 2016/04/08(金) 22:42:59
    マルコ「なんで東洋の技術をレンやアルミンが知っているんだい?」

    アルミン「実は…「アルミン、喋るな」レン…」

    ライナー「」

    エレン「これはどうせ巨人には使えない技術だ。 覚える必要はねぇ……他の奴らに教えるために教わったんじゃないだろ?」ギチギチ

    アルミン「そうだったね……ゴメン…………あと、ライナーもうオチてるよ。離してあげなよ」

    エレン「ん?あぁ」スッ

    ライナー「」ドサッ

    ベルトルト「ライナー!大丈夫か!?」バッ

    エレン「俺が必要だと思った奴には後で教えてやるから今はこれで終わりだ。風呂入るぞ」ヌギヌギ スタスタ

    ライベル以外「「うん(おう)」」ヌギヌギ スタスタ
  143. 143 : : 2016/04/08(金) 22:48:40


    ベルトルト「ライナー、行ったよ」ポンポン

    ライナー「……」パチリ ムクリ

    ベルトルト「どうだった、測れたかい?」

    ライナー「……予想以上だ……しかもアイツは多分まだ全力じゃない。」

    ベルトルト「どうする?」

    ライナー「ひとまず俺はレンの観察を続ける。
    ベルトルトはアニと一緒に他の奴らを頼む。レンだけと決めつけるにはまだ早計だからな……」

    ベルトルト「分かった……そろそろ僕らも行かないと怪しまれるね」ヌギヌギ

    ライナー「ああ」ヌギヌギ

    スタスタ ガラガラ

    エレン「お、ライナー来たか。さっきは悪かった……やり過ぎだよな」
  144. 144 : : 2016/04/08(金) 22:56:23
    ライナー「いや、俺もいきなり掴みかかってすまなかった」

    エレン「ならお互い様って事で良いか?」ニッ

    ライナー「ああ、良いぜ」ガシッ


    ライナー達の力が特別伸びてる事は無さそうだ


    ーーー

    ーーー 少し戻り

    ーーー 女子脱衣場

    ミーナ「いや〜さっきは驚いたね〜」

    サシャ「皆さんビックリし過ぎて声も出せずに硬直してましたからね!」ヌギヌギ

    ミカサ「ええ、ハンナとフランツでさえ動きが止まっていた」

    ミーナ「本当にね〜、クリスタってばダ・イ・タ・ン♪」

    クリスタ「そ、そんな事無いよ……第一、私なんか…………」ゴニョゴニョ

    ユミル「まったくアイツは……私の天使に手ぇ出しやがって!」ヌギヌギ
  145. 145 : : 2016/04/08(金) 22:57:19
    今日はここまでです!
    続きは明日投稿……出来るかな?

    それでは
  146. 146 : : 2016/04/09(土) 00:27:18
    続きが気になるうううあああ
  147. 147 : : 2016/04/09(土) 14:27:57
    ききききききききききききききききききききききききききききききたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
    頑張ってください。ゆっくり書いても良いですよ。でも、遅すぎるのは、ダメですよ
  148. 148 : : 2016/04/09(土) 17:54:20
    期待です!
  149. 149 : : 2016/04/09(土) 18:04:14
    すいません、夜に用事出来たので今日は今から投稿します
  150. 150 : : 2016/04/09(土) 18:09:41
    アニ「馬鹿馬鹿しい……」ヌギヌギ

    ミーナ「そういえばアニだけは固まらずに食べてたよね。ああいうの興味無いの?」

    アニ「……別に…………」スタスタ ガラガラ

    ミーナ「嘘だ〜、アニだって年頃の ーーーー」

    ハア!?ハナセヨ、フクガヤブケチャウダロウガ!!

    ミーナ「ん?この声……隣から?」ヌギヌギ

    クリスタ「本当だ……」ヌギヌギ

    フクナンテドウデモイイダロウ!ウラヤマシイ!
    ハア!?ナニイッテ…

    サシャ「レンとライナーが喧嘩しているみたいですね」

    ドサッ
    ライナー!

    ミカサ「終わったみたい……」ヌギヌギ

    ミーナ「レンは強いね〜、かぁっくいい!」
  151. 151 : : 2016/04/09(土) 18:17:42
    ミカサ「少なくともこの訓練所にレン以上の実力者は居ない……」スタスタ

    サシャ「レンはそんなに強いんですか?」スタスタ

    ミカサ「ある時から…レンは急に強くなった……
    私が教えていた技もいつの間にか全て身につけていた」スタスタ ガラガラ

    ミーナ「"ある時"って?」スタスタ

    ミカサ「壁が壊される少し前……」

    クリスタ「何でだろうね……」スタスタ

    ミカサ「分からない……けど、レンはその力を高めて巨人を駆逐する為にここに居る……なら……私も共に戦うために 強くなる!」

    ミーナ「皆で強くなろうよ!ここにいる皆でその夢を達成しようよ!!」

    クリスタ「そうだね!」

    サシャ「そうですね!皆で一緒に、領土を奪還しましょう!!」

    ミーナ「じゃあ 今は明日からの訓練に備えてお風呂で癒されようよ!」
  152. 152 : : 2016/04/09(土) 18:23:23
    ーーー

    ーーー

    ーーー 男子寮

    エレン「明日は朝から体力作りだし、もう寝ようぜ」ゴロン

    ライナー「そうだな。それじゃあ電気消すぞ」スッ

    全員「「「おやすみ」」」ゴロン

    パチッ


    シガー『エレン』

    エレン「何だよ」

    シガー『兵団のトップ達を集めるのは良いが、どこまで説明する気だ?
    喋り過ぎれば仲間だと思われてその場で殺されるかもしれんぞ?』

    エレン「憲兵団師団長なら言い出しそうだけどな……エルヴィン団長とピクシス司令は大丈夫だろ。あの二人は巨人を倒す事に協力的になってくれる筈だからな」

    シガー『まあ、まだ兵団自体には大きな変化は起こっていないと思うが……大丈夫か』

    エレン「だと良いけどな……おやすみ」

    シガー『おやすみ』

    アルミン「(また……)」
  153. 153 : : 2016/04/09(土) 18:32:50
    ーーー その後も訓練の日々が続き

    ーーー 一週間後

    ーーー グラウンド

    キース「これで本日の訓練を終了する!来週からは対人格闘の訓練も始まる。明日の休暇で各自健康管理をして来週からの訓練に備える様に!!」

    キース「イェーガー訓練兵は残れ。それ以外は解散!」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」バッ!ケイレイ


    エレン「キース教官、お呼びですか?」

    キース「楽にしろ。
    イェーガー、先日の話だが 明日の夜に行う。
    場所へは馬で行く。夕食前に教官室へ来い」

    エレン「夕食前…ですか?」

    キース「ああ ピクシス司令とエルヴィンが特に興味を持ってな……夕食を食べながら話を聞きたいそうだ」

    エレン「そういう理由ですか……了解しました」

    キース「以上だ……下がっていいぞ」

    エレン「ハッ、失礼します」ケイレイ
  154. 154 : : 2016/04/09(土) 18:40:27
    スタスタ

    シガー『ひとまず第一段階はクリアだな』

    エレン『そうだな。夕食を食べながらって事はかなり興味を持っていると言えるからな……嬉しい誤算だよ』

    シガー『後はその場でどう話題を運べるか…だな……しっかりやれよ』

    エレン『ああ……この会談次第で今後の人類の行く末はかなり変化するからな……大きな分岐点だ』ガチャ

    アルミン「あ、レン 教官に何で呼ばれてたの?」

    エレン「先週の事ついての返事だ」

    アルミン「そうなんだ」

    エレン「俺 明日出掛けるから今日はもう寝るわ。おやすみ」ガタッ
  155. 155 : : 2016/04/09(土) 18:43:28
    アルミン「レン!食事は!」ガタッ

    エレン「あ〜そうだな……サシャ!俺の分飯やるぞ!!」

    サシャ「本当ですか!?ありがとうございます レン!」バクバク

    エレン「食器は片付けておいてくれよ」ガチャ

    サシャ「了解しました!!」ガツガツ

    アルミン「行っちゃった……」


    シガー『オイ、エレン。なんでもう寝るんだ?話し合いに行くのは明日の夜だろ?』

    エレン「少し……行きたい所があってな」

    ーーー

    ーーー 翌日

    ーーー ウォール・ローゼ 開拓地
  156. 156 : : 2016/04/09(土) 18:44:18
    今日はここまでです!
    続きは明日、いつもの時間に更新します
  157. 157 : : 2016/04/10(日) 21:59:28
    期待です!
  158. 158 : : 2016/04/10(日) 22:04:52
    投稿します!
  159. 159 : : 2016/04/10(日) 22:10:04
    期待してます!
  160. 160 : : 2016/04/10(日) 22:14:44
    「おい、子供が来たぞ」「どうせまた開拓地送りになった奴だろ」「でもアイツが着てるのって兵服だよな」

    「本当だ」「なら何でこんな所に…」


    開拓地でも案外暗い訳ではないんだな・・・


    ガチャ

    エレン「ただいま、父さん 母さん」ニッ

    カルラ「おかえりなさい!…じゃなくて、訓練は!?」

    エレン「今日は休暇だから様子を見に来たんだ。父さんに話もあるし」

    グリシャ「そうだったのか。元気そうで何よりだよ。ミカサとアルミンは?」

    エレン「二人とも元気だよ 一緒に頑張ってる。ただ、今日の話は父さんと二人だけでしたかったから一人で来たんだ」

    グリシャ「……あの事か?」

    エレン「」コクッ

    グリシャ「……分かった。診療所の奥の部屋で話そう。あそこは私しか入らない」スタスタ

    エレン「うん」スタスタ
  161. 161 : : 2016/04/10(日) 22:22:19
    避難民「やあ イェーガー先生、その子は?」

    グリシャ「うちの息子です」ポン

    エレン「レン・イェーガーです」ケイレイ

    避難民「訓練兵か!頑張れよ坊主!」ポンポン

    ーーー

    ーーー

    ーーー 診療所

    受付係「あっ、イェーガー先生お戻りですか?」

    グリシャ「ええ。患者さんは?」

    受付係「まだいらしてませんが」

    グリシャ「ならもう少し頼めるかな?私は少し奥の部屋に行きます」

    受付係「はい、患者さんが来たらお呼びしますね」

    グリシャ「ありがとう。行こうか レン」スタスタ

    エレン「うん」ペコリ スタスタ
  162. 162 : : 2016/04/10(日) 22:29:34
    グリシャ「入りなさい」ガチャ

    エレン「」スタスタ

    バタン カチリ

    グリシャ「ここでいいか?」

    エレン「うん ありがとう父さん。それで、話なんだけど…」

    グリシャ「ああ……だが何故急に?まだウォール・マリアを奪還してないだろ?」

    エレン「そうだけど……実は今日の夜に、各兵団のトップ達との会談の場があるんだ。そこで話す必要がある」

    グリシャ「駄目だ!危険過ぎる!!」ガタッ

    エレン「そんな事を言っている場合じゃないんだよ!」ガタッ

    エレン「もうヤツらは壁内に入って来てる!あっちの準備は進んでいる!攻めてこないからと言って備えを怠れば……ヤツらがやろうと思った瞬間に人類は滅ぼされる!!」

    グリシャ「……!」
  163. 163 : : 2016/04/10(日) 22:35:40
    コンコン

    受付係「先生、患者さんが来ましたよ。お願いします」

    エレグリ「……」

    グリシャ「……分かった、すぐに行く」

    グリシャ「レン……」クルッ

    グリシャ「そこまで必要だと言うなら止めはしない……お前の思う様にしなさい。
    だが、母さんにだけは被害がいかないようにしてくれ 約束だ」

    エレン「分かった。じゃあ…俺は行くよ」

    グリシャ「今度は三人で来なさい」

    エレン「うん」スタスタ

    カチッ ガチャ

    ーーー

    ーーー 昼

    ーーー 街中 喫茶店

    エレン「腹減ったな」ガチャ

    店員「いらっしゃいませ」

    「レン!」

    エレン「……!!」
  164. 164 : : 2016/04/10(日) 22:42:09
    エレン「お前ら……」

    クリスタ「レンもご飯食べに来たの?」

    エレン「まあ…そろそろ食べようかとは思ってたけど………」

    クリスタ「ならこっちで一緒に食べない?」

    ユミル「オ…オイ、クリスタ……何も男子を誘わなくても…………」

    サシャ「良いじゃないですか!大勢で食べた方が絶対おいしいですよ!!」

    クリスタ「ねっ!皆もこう言ってるし、食べようよ!」

    いや、明らかにユミル反対してるだろ

    クリスタ「ほら、こっちの席来て!」クイクイ

    エレン「ハァ……」スッ

    ユミル クリスタ
    ーーーーーーーー
    テーブル
    ーーーーーーーー
    サシャ エレン
  165. 165 : : 2016/04/10(日) 22:48:50
    店員「ご注文はお決まりでしょうか」

    エレン「あ、俺チーズハンバーグとライスで。食後にコーヒーお願いします」

    クリスタ「私はランチセットA!食後にパフェお願いします」

    ユミル「クリスタと同じ物を」

    サシャ「私はまず温野菜サラダ、コーンスープ、ステーキセット。それから ーーーー」


    店員「かしこまりました。少々お待ち下さい」ペコリ

    エレン「(変わらないな、こういう所も)」クスッ

    クリスタ「どうしたの?」キョトン

    エレン「イヤ 何でもない」マドノホウミル

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    店員「お待たせしました。これでお揃いでしょうか?」カチャ カチャ カチャ

    クリスタ「はい」

    店員「ではごゆっくり」ペコリ スタスタ

    エレン「それじゃあ食べようぜ」

    エレクリサシャユミ「「いただきます」」
  166. 166 : : 2016/04/10(日) 22:51:37
    今日はここまでです!
    続きは明日更新します

    明日から学校が始まるので同じ時間に更新とはならないかもしれませんが、毎日更新はしたいと思います
  167. 167 : : 2016/04/11(月) 22:09:23
    ーーー

    ーーー 食後(サシャ以外)

    ーーー

    エレン「」ズズズ

    クリスタ「う〜ん、甘くておいしい!」パクパク

    ユミル「(ちっ…こいつさえ居なければ………)」

    サシャ「おいしいです〜〜」モグモグ

    エレン「(そろそろ戻るかな……)ん?」

    クリスタ「〜〜♪」パクパク

    スッ

    クリユミ「!!?」

    エレン「クリスタ もっと落ち着いて食え……頬にクリーム付いてるだろ」ペロッ

    クリスタ「え…あ…うぅ ありがとう////」

    エレン「俺用事あるからそろそろ行くわ」ガタッ

    ユミル「テメェ!食い逃げする気か!」ガタッ ガシッ

    エレン「サシャ以外の分は払っておくから……残りは割るなりして払え」パシッ スタスタ

    サシャ「ご馳走になりまふ〜」モグモグ

    ユミル「お前の分を払うんだよ!」グリグリ

    サシャ「ええええ!!」ガーーン
  168. 168 : : 2016/04/11(月) 22:16:55
    ガチャ

    店員「またの御来店をお待ちしております」


    エレン「!!(アイツらは……)」スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 路地裏

    「ほら、やり返してみろよ!」ボカッ

    「うっ」ドサッ

    「ハハハ、弱ぇーコイツ」ゲシッ

    エレン「オイ、お前ら……やめろよ」ザッ

    「ああ!?何だテメ…ェ…レン?」クルッ

    エレン「久しぶりだな」ニヤッ

    「クソッ!逃げるぞ!」ダッ

    「今日はこれくらいにしといてやる!」タタタタ

    エレン「まったく アイツらは……オイ、大丈夫か?(昔のアルミンに似てるな)」

    「ありがとうございました」イテテテ ペコリ
  169. 169 : : 2016/04/11(月) 22:17:40
    期待してます!
  170. 170 : : 2016/04/11(月) 22:24:51
    エレン「男なんだから やり返すとかしてみろよ…」パンパン ホコリハラウ

    ???「……僕 体力とか喧嘩には自信無いので…………」

    エレン「だからって逃げてばかりじゃ何も変わらないだろうが!」エリクビグイッ!

    ???「!!」

    エレン「この世は残酷なんだ……勝てば生きる。負ければ死ぬ……だけど、戦わなければ勝てない!」パッ

    ???「イテッ!」ドサッ

    エレン「まずは立ち向かう事からやってみろ。そうしないとお前は一生このままだ……じゃあな」クルッ スタスタ

    ???「あ、あの!」

    エレン「?」クルッ

    ???「僕……頑張ります!僕、ディファって言います」

    エレン「ああ、頑張れディファ」

    ーーー

    ーーー

    ーーー訓練所
  171. 171 : : 2016/04/11(月) 22:30:16
    シガー『ハハハ……』

    エレン『シガー……何笑ってんだよ』イラッ

    シガー『イヤ……死んでまで逃げようとしてたお前がさっきのセリフを言ってたと思うとな…………過去のお前に聞かせたいと思ってな』

    エレン『……良いだろ そんな話は。
    俺は今戦っていて、少しずつでも過去を変えてる……それだけで充分だ』

    シガー『……そうだな 結果は大事だ。その結果の為にも頑張らないとな』

    エレン『ああ。まずは今夜だ……』

    ーーー

    ーーー

    ーーー教官室

    コンコン

    「入れ」

    エレン「失礼します!キース教官に呼ばれて参りました」ケイレイ

    キース「イェーガーか、来い」スタスタ
  172. 172 : : 2016/04/11(月) 22:36:50
    ーーー

    ーーー

    ーーー 馬小屋

    キース「これで行く。乗れ」マタガル

    エレン「はい」マタガル

    ーーー

    ーーー

    ーーー 道中

    パカラッ パカラッ

    エレン「ところで……場所はどこなんでしょうか 教官」

    キース「調査兵団本部だ」

    エレン「!!」

    キース「不服か?」

    エレン「い、いえ…てっきり憲兵団本部でやるものかと………」

    キース「ナイルからの提案でな……貴様が敵対行動を取れば、すぐに拘束・始末出来る様にとの事だ」

    エレン「信用されてませんね……」

    キース「当たり前だ。一訓練兵が兵団のトップと会うのだからな……何も措置が無い方がおかしいだろう」

    エレン「そうですよね……」
  173. 173 : : 2016/04/11(月) 22:37:46
    今日はここまでです
  174. 174 : : 2016/04/12(火) 22:12:19
    ーーー

    ーーー

    ーーー 調査兵団本部

    ヒヒーン

    キース「着いたぞ」オリル

    エレン「」オリル

    ???「4分遅刻だぞ……アンタにしては珍しいな」スタスタ

    キース「リヴァイ……お前が出迎えというのも珍しいものだ」

    リヴァイ「偶然だ。俺はアンタが遅いから今探しに来ただけでな……本来の出迎えは コイツだ」クイッ

    ???「ようこそ キース教官、訓練兵君。皆さんはもうお揃いです」

    エレン「レン・イェーガー訓練兵です!リヴァイ兵士長、ペトラさん お会いできて光栄です」ケイレイ

    ペトラ「えっ、私自己紹介したっけ?」

    シガー『馬鹿野郎!早く誤魔化せ!』

    エレン「え……あ…えっと…昔近所にいた知り合いに似ていたもので、つい……失礼しました」ペコリ
  175. 175 : : 2016/04/12(火) 22:16:19
    ペトラ「いや、合ってるから良いんだけどね。びっくりしちゃって」

    リヴァイ「ペトラ 俺は先に戻ってる。早く連れて来いよ」クルッ スタスタ


    ペトラ「あっ、兵長!
    お二人共、ご案内します。こちらです」スタスタ

    エレキー「はい(うむ)」スタスタ


    ここからの俺の行動全てが未来を変える・・・気を付けねぇと


    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂

    ペトラ「こちらです」ガチャ

    エレン「あの……聞いていた人数より多い気がするのですが…………」

    ???「何だ、聞いていないのか訓練兵。お前が敵対行動を取った時の措置だよ」

    ???「まあまあナイル そう身構えるな。今の所、彼から敵意は感じない」
  176. 176 : : 2016/04/12(火) 22:18:10
    ???「エルヴィンの言う通りじゃ。気を張り詰めては酒が不味くなるわい」グビグビ

    ???「ピクシス……まだ乾杯もしていないのに何故呑んでいる…………」ハァ

    エレン「失礼しました ナイル師団長。
    レン・イェーガー訓練兵、ただ今到着しました!」ケイレイ

    キース「総統。本日はこの様な場を設けていただき、ありがとうございます」

    ダリス「構わんよ。私は付いてきただけだ」

    エルヴィン「団長、レン どうぞお座り下さい。まずは食事にしましょう」

    キース「エルヴィン……今の団長はお前だ。私はとうに引退した身だ」
  177. 177 : : 2016/04/12(火) 22:21:31
    エレン「」スワル

    エルヴィン「そうでしたね。まだ昔の癖が抜けきっていない様です」ハハハ

    ダリス「それでは……全員揃った所で、乾杯といこうか。今回の様な事がなければ、この面子が揃う事などほぼ無いだろうしな」

    ナイル「そうですね。その点に関してだけ言えば、そこの訓練兵に感謝してもいい」

    リヴァイ「オイ……食うなら早くしろ……冷めるぞ」

    ピクシス「まったく……お主は相変わらず気が早いのう。
    では、唱和だけで構わん 乾杯」スッ

    エレン,キース,エルヴィン,リヴァイ,ダリス,ナイル「「「乾杯」」」スッ

    シガー『腹一杯で考えが飛んだりするなよ』

    エレン『するかよ。子供かっての』
  178. 178 : : 2016/04/12(火) 22:26:11
    ピクシス「ふう……美味かったのう…………」

    ダリス「ナイル、食品の提供に感謝する」フキフキ

    ナイル「いえ……総統と司令のお口に合った様で良かったです」

    エルヴィン「私達は数に入ってないのか?」

    ナイル「お前達の為に持ってきた訳では無い」ムスッ

    リヴァイ「チッ……」


    ダリス「では…本題に入ろうか………
    今回こうして集まって貰ったのは、そこのイェーガー訓練兵が我々に至急伝えたい事があるということだったが……」チラッ

    エレン「はい」ガタッ

    エレン「まずは、今回俺の申し出ためにお時間を取らせてしまった事にお詫びと、感謝を述べさせていただきます」
  179. 179 : : 2016/04/12(火) 22:31:56
    リヴァイ「テメェが謝るのを聞きに来た訳じゃねぇ。さっさと要件を言え、グズ野郎」

    エレン「はい、今からお話します……ですが、その前に1つ程お願いがあります」

    エルヴィン「言ってみたまえ」

    エレン「まず1つ目は、俺には敵意が無く、これから話す事は全て真実だというのを信じていただきたい事。もう1つは……」チラッ

    …………


    エレン「食堂の出入口、窓の外に待機している調査兵団の皆さんに殺気を解いていただきたいです」

    エレリヴァエル以外「「「!!」」」

    リヴァイ「ほう…悪くない」

    エルヴィン「ペトラ。待機中の兵士に通達 全員、戦闘態勢から警戒態勢へ移行するように」

    ペトラ「は、はい!」タタタタ

    ガチャ バタン
  180. 180 : : 2016/04/12(火) 22:32:12
    今日はここまでです
  181. 181 : : 2016/04/13(水) 22:12:29
    エルヴィン「これでいいかな」

    エレン「ありがとうございます。ではさっそく本題に入りましょうか……」

    ーーー

    ーーー 同時刻

    ーーー 訓練所 食堂

    ミカサ「アルミン レンを見なかった?」

    アルミン「えっ、ミカサと一緒じゃなかったのかい?」

    ミカサ「違う。てっきりアルミンと一緒とばかり思っていたけど……」

    クリスタ「レンなら夕食前にキース教官と一緒に馬でどこかに行ったよ」ヒョコ

    アルミン「(天使降臨)」

    ミカサ「どこに行くか聞いてない?クリスタ」

    クリスタ「ごめんね……そこまでは分からない」

    ユミル「男二人で外食って事もねぇだろうしなー」

    アルミン「(教官と……?一体どこに……)」
  182. 182 : : 2016/04/13(水) 22:19:00
    ーーー

    ーーー

    ーーー 調査兵団本部

    エレン「3年後の卒団式の日、トロスト区の開閉扉が超大型巨人によって破壊されます」

    エレン以外「「「!!」」」

    エルヴィン「確信がある様に聞こえるが…根拠はあるのか?」

    エレン「それは一通り話したあとににお教えします」

    エレン「なので、その日 調査兵団の皆さんには壁外調査へ行って貰いたい」

    ナイル「どういう事だ!超大型巨人が現れるなら調査兵団がいた方が仕留められる確率は高いだろう!!」ガタッ

    エレン「壁外調査に行くと言ってもごく短距離、壁から見えなくなる程度です。壁が見えなくなって少ししたらすぐに引き返してください」
  183. 183 : : 2016/04/13(水) 22:27:32
    期待‼
  184. 184 : : 2016/04/13(水) 22:27:41
    エレン「超大型巨人が壁を壊せば、2年前と同じように大量の巨人がやってくる事が考えられます。なので、調査兵団の皆さんにはその巨人の討伐を壁外の方から順にお願いします」

    エレン「駐屯兵団と憲兵団には住民の避難の誘導をお願いします」

    ダリス「イェーガー訓練兵」

    エレン「ハッ、何でしょうか」

    ダリス「ここまでの君の説明だとトロスト区を放棄し、住民を救う事を念頭に置いた案の様に聞こえるのだが、壁内に入って来た巨人はどうするのかね?」

    エルヴィン「そうですね、私もそれが知りたい」

    エレン「その事についてなのですが……皆さん付いてきて下さい。
    この部屋に居ない団員の皆さんも来ていただけますか?」ガタッ

    エルヴィン「ペトラ、レンの言う通りに兵士達に知らせろ」

    ペトラ「は、はい!」クルッ タタタタ
  185. 185 : : 2016/04/13(水) 22:33:12
    ーーー

    ーーー

    ーーー 調査兵団本部 グラウンド

    ザワザワ ザワザワ

    「なんだ?」「急に全員を集めるなんて……」「こんな夜中に壁外調査って事も無いだろ」

    「オイ あれ、」「なんで兵団のトップ達が!?」「それに、前にいるのあれ…訓練兵じゃないか?」「本当にどういう事だ?」

    エルヴィン「静粛に!!」

    シーーン

    エルヴィン「これより レン・イェーガー訓練兵より、我々に説明がある」

    エレン「お集まりいただいたのにはちゃんと理由があります!
    3年後…超大型巨人によって、トロスト区の開閉扉は破壊されます」

    調査兵「「「!!!」」」
  186. 186 : : 2016/04/13(水) 22:36:09
    エレン「ですので、その際の作戦を今から皆さんにご説明します」


    ーーーー 話した内容同じなので中略 ーーーー


    エレン「ーーーー それでは壁内に侵入した巨人の討伐をどうするのか説明します」

    エレン「壁内に侵入する巨人の数は少なくとも数十体を超えるでしょう。そんな所に卒業したての訓練兵などを投入してもいたずらに死者を増やすだけです」

    エレン「そこで、壁内巨人の討伐は
    駐屯兵団の精鋭約十数名、訓練兵成績トップ10位以内、そして…俺で行います」

    「そんな少人数で!?」「無茶だ!それこそ死人を増やすだけにしかならないぞ!!」
  187. 187 : : 2016/04/13(水) 22:36:20
    今日はここまでです
  188. 188 : : 2016/04/13(水) 23:15:44
    期待‼

  189. 189 : : 2016/04/13(水) 23:58:47
    期待です
  190. 190 : : 2016/04/14(木) 06:33:36
    続きに期待してます!
  191. 191 : : 2016/04/14(木) 21:09:36
    リヴァイ「オイ ガキ。俺の名前が出てこなかったんだが、何をしろって言うんだ?残りの訓練兵のお守りでもしてろってのか?」ギロッ

    エレン「兵長は"保険"です」

    エレン以外「「「???」」」

    リヴァイ「……どういう事だ」

    エレン「トロスト区巨人討伐の時、俺は皆さんの様に立体機動装置を使う事は殆どしません」

    リヴァイ「立体機動装置無しでどうやって巨人を殺す気だ。素手で殴るとでも言うのか?」

    エレン「当たらずとも遠からず、ってとこですかね(アレを"素手"と言っていいのか分からないな…)」スッ

    シガー『微妙だな。自分で動かすけど自分の腕ではないからな……』
  192. 192 : : 2016/04/14(木) 21:13:57
    ガリッ ピカッ ドオォォォォン!!

    エレン巨人「……」シュウゥゥゥゥゥ

    リヴァイ「巨人……」チャキ

    「オ、オイ…俺たち武装してないんだぞ!どうする!?」「逃げるしなないだろ!」

    エレン「プハッ!」ブシュウゥゥゥゥ

    スタッ スタスタ

    リヴァイ「止まれ」チャキ ブレードツキツケル

    エレン「?」ピタッ

    リヴァイ「テメェ…何者だ………」

    エレン「人間ですよ。ただ、"巨人化能力者"というだけで」

    エレン「実際に俺が巨人化して暴れれば、住民の不安を煽る事になるでしょう。
    自分達を守る筈の兵士が爆弾抱えている様なものですからね」
  193. 193 : : 2016/04/14(木) 21:21:02
    エレン「しかし、人類最強と言われているリヴァイ兵長が共に行動していれば、そういう不安を少しでも減らす事が出来ると思います。
    リヴァイ兵長には巨人化して俺が暴れだした時の"監視役"として共に行動して欲しいのです」

    ピクシス「成程。確かにその日突然お主が巨人化して現れれば混乱を深めるだけじゃったろうが、リヴァイがいれば巨人などいつでも倒せるという思い込みで恐怖を減らす事が可能じゃの」

    ナイル「今回我々を呼んだのはこれが目的だったのか……」

    エルヴィン「ありがとう レン。これを事前に知る事が出来たのは我々にとって大きな心の支えになる」

    エレン「いえ、お役に立てれば幸いです」

    ダリス「大きな収穫だな……充分過ぎる程だ。
    今回の会談はこれで終わりでいいかな?」

    ナイル「私は構いません」

    ピクシス「ワシもじゃ」
  194. 194 : : 2016/04/14(木) 21:28:22
    エルヴィン「私もです。でもレン、1つ頼み事をしてもいいかな?」

    エレン「はい 何でしょう?」

    エルヴィン「これから定期的に調査兵を訓練所に向かわせる。新しく分かった事などあったらその調査兵を通じて教えてくれ」

    エレン「了解しました」

    キース「では、これにて失礼する。行くぞイェーガー、明日も訓練はあるのだからな」クルッ スタスタ

    エレン「はい教官。では、俺もこれで失礼します」バッ!ケイレイ クルッ スタスタ


    ピクシス「今回はとても良い会談になったの」

    ナイル「ええ 本当に…彼には感謝しないといけませんね」

    エルヴィン「お前から「感謝」などという言葉を聞くのは久しぶりだな」フッ

    ナイル「失敬だな。俺だって感謝位するさ 彼の情報はそれだけの価値がある」
  195. 195 : : 2016/04/14(木) 21:37:16
    ダリス「次に会った時にどんな兵士になっているのか楽しみだ」

    ーーー

    ーーー

    ーーー 道中

    パカラッ パカラッ


    そういえば・・・俺が巨人化してもハンジさん来なかったな・・・・・
    まあ、来られても状況混乱するから困るんだけど・・・・・

    シガー『ああ それは俺も思ってな、調査兵団本部を探してみたらな…寝てたぞ』

    エレン「ハァ!?」

    キース「どうしたイェーガー」

    エレン「い、いえ 何でもありません……『寝てた!?あのハンジさんが……今日絶対雨だろ』」

    シガー『全くの同感だ』

    ポツン ポツッ ポツポツ ザァーーー

    エレシガー『本当に降ってきた……』

    キース「少し急ぐぞ」

    エレン「はい」
  196. 196 : : 2016/04/14(木) 21:39:44
    >>188,>>189,>>190ありがとうございます!頑張ります


    今日はここまでです
  197. 197 : : 2016/04/14(木) 22:30:06
    あなたは神ですか?本当に人間ですか?面白すぎて最高です
  198. 198 : : 2016/04/14(木) 23:11:29
    上に全くの同感だ!
  199. 199 : : 2016/04/15(金) 22:20:33
    ーーー

    ーーー 少し前

    ーーー 訓練所 男子寮

    アルミン「結局レンは帰って来なかったね」

    ジャン「どこに行ってやがるんだかな」

    マルコ「明日も訓練あるし、夜の内に帰ってくるさ。僕らもそろそろ寝ないと」

    コニー「外の雨凄いぞ。明日は訓練無いんじゃねぇか?」

    ライナー「コニー、あると思って寝ておかないと動けなくて大変だぞ。
    兵士たるもの、いつでも市民をたすけられる様にする責任があるんだ」

    ベルトルト「じゃあそろそろ電気消すよ(ライナー……君は…………)」カチッ

    全員「「「おやすみ」」」ゴロン

    ーーー

    ーーー

    ーーー 馬小屋

    キース「……貴様も部屋に戻ってさっさと休め」
  200. 200 : : 2016/04/15(金) 22:25:02
    エレン「教官さえよろしければこれから少しお話したい事があるのですが」オリル

    教官「駄目だ。明日は訓練があるのだから部屋に戻れ」オリル

    エレン「ハッ、失礼しました」

    教官「急ぎでなければ次の休暇にでも話しに来い」

    エレン「了解です。ではこれで失礼します」バッ!ケイレイ クルッ スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 男子寮

    エレン「(消灯時間過ぎてるし、流石に全員寝てるよな)」スタスタ

    ガチャ

    「あれ、レン?帰って来たんだ」

    エレン「アルミンか?」

    アルミン「うん 雨がうるさくて眠れなくてさ、ちょっとトイレ」
  201. 201 : : 2016/04/15(金) 22:29:46
    エレン「確かにな……」チラッ

    ザァーー ザァーー

    アルミン「レンはどこかに行ってたの?」

    エレン「ああ キース教官に前頼んでた人が会えるのが今日の夜だったから行ってたんだ」

    アルミン「そうだったんだ……皆心配してたよ」

    エレン「悪い事したかな……次からは一言言ってから行くことにするよ」

    アルミン「ううん、いいよ そんな謝る事でもないしね」

    エレン「そう言って貰えると助かる…そうだアルミン、眠れないなら少し話さないか?」

    アルミン「うん、良いよ。じゃあ 部屋に戻ろうか」スタスタ

    エレン「ああ」スタスタ
  202. 202 : : 2016/04/15(金) 22:42:37
    アルミン「それで…何を話そうか」

    エレン「そうだな……もしも3年後 俺達が訓練兵団を卒業して兵士になった時、壁がまた破壊されたらアルミン お前はどうする?」

    アルミン「!!そんな事…!いや、あの日だって突然だったんだもんね……次があってもおかしくない………」

    アルミン「僕が3年後、どんな兵士になれているかは分からないけど、より多くの人を救えたら良いかな……穴を塞ぐ技術が発見されてない現状では被害を減らす事が第一だからね。
    何か一時的にでも塞ぐ方法がみつかれば一番なんだけどね……」

    エレン「そうだな……」

    アルミン「レンはどうするの?」

    エレン「俺か?俺は…俺という存在をいつまでも残せる様な事をしたいかな」

    アルミン「どういう事?」

    エレン「いや、何でもない 忘れてくれ。
    俺はそろそろ寝るぞ。訓練は無いかもしれないが寝ておかないと色々と大変だからな」ゴロン

    アルミン「そうだね 僕も少し寝るよ」ゴロン

    エレアル「おやすみ」
  203. 203 : : 2016/04/15(金) 22:48:18
    ーーー

    ーーー 朝

    ーーー

    エレン「眠い………」ノビーー

    アルミン「そうだね……」メノシタニクマ

    ミカサ「レン」スッ

    エレン「うおっ!びっくりした…なんだよ ミカサ」

    ミカサ「昨夜はどこにいっていたの?」

    クリスタ「おはよう〜……!!レン!いつ帰って来たの!?」

    エレン「おうクリスタ、おはよう。つい2、3時間前だ」クイクイ

    ミカクリ「?」スッ

    エレン「この間キース教官に頼み事したって言ってただろ?その件で出掛けてたんだ」ヒソヒソ

    ミカサ「成程……それならばしょうがない」

    クリスタ「そうだったんだ」
  204. 204 : : 2016/04/15(金) 22:51:34
    >>197,>>198そんな事ありませんよ。まだまだ新参者で良い作品も出せてませんので
    (;^ω^)

    今日はここまでです
    明日用事の時間によっては夜ではなく午前中に投稿するかもです
  205. 205 : : 2016/04/16(土) 07:40:02
    面白すぎてはやく出して欲しい!
  206. 206 : : 2016/04/16(土) 21:21:22
    期待してます!
  207. 207 : : 2016/04/16(土) 22:11:29
    エレン「心配かけて悪かったな」ナデナデ

    ミカクリ「うん//」ホッコリ

    ジャン「テメェ!俺等には何も言わなかった癖に二人にはそれかよ!!」ガシッ

    アルミン「あ、ジャン…レンは寝不足なんだ。そんな安易に掴みかかると……」

    エレン「ハァ…」ガシッ ヒュッ ガチッ ギュウゥゥゥ

    ジャン「がっ…」

    アルミン「そうやって組まれるんだよ…」ハァ

    ライナー「俺がやられたのと同じ技か」

    ベルトルト「確か…飛びつき三角締め、だっけ?」

    ガチャ

    マルコ「おはよう、皆…って何この状況!?」

    ジャン「うぅっ…」ポンポン

    エレン「」スッ

    ジャン「い、息が…」ゲホッゲホッ
  208. 208 : : 2016/04/16(土) 22:19:45
    エレン「丁度良く目が覚めたな……よし!飯にしようぜ」スタスタ

    アルジャンマル「(鬼……)」

    ライベル「(悪魔……)」

    ミカクリ「うん」スタスタ

    ーーー

    ーーー 朝食後

    ーーー 講義室

    眼鏡教官「連絡事項がある。雨が激しい為、今日の野外訓練は中止、各自でトレーニングに励むようにとの事だ」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」

    眼鏡教官「では座学を開始する。巨人は大きく分けて ーーーー」

    シガー『オイ、エレン』

    エレン『なんだよ…俺眠いんだけど………』

    シガー『いや、寝るなよ。
    自主トレの時間、ライナー達の行動に気を配っておけ』

    エレン『……何か言ってたのか?』

    シガー『唇の動きを読んだだけだから不確かだが、「トレーニングの時間に集合」とは読み取れた』
  209. 209 : : 2016/04/16(土) 22:28:33
    エレン『分かった。ならシガーも監視頼むぞ』

    シガー『了解だ』

    眼鏡教官「ーーーー ではイェーガー、これを解いて」

    エレン「え?」

    ーーーーーーーー

    Q.奇行種の特徴を述べよ

    ーーーーーーーー

    エレン「(簡単だな)通常種とは異なり、近くの人間を無視して特定の人間への興味を強く表す事があります」

    眼鏡教官「正解だ よく聞いているな」


    ごめんなさい、全く聞いてませんでした


    眼鏡教官「では、本日はここまで!この後は各自トレーニングに励むようにように」スタスタ

    ガチャ バタン

    アルミン「二人共この後どうする?」ガタッ

    ミカサ「私はまだ考えていない」

    アルミン「なら久しぶりに手合わせしてくれないかな?」

    ミカサ「ええ、喜んで」ガタッ

    エレン「俺は少し寝てから合流する。先にやっててくれ」ガタッ スタスタ
  210. 210 : : 2016/04/16(土) 22:34:27
    ライナー「ベルトルト、ちゃんとアニに伝えてくれよ」ヒソヒソ

    ベルトルト「うん、分かった。今伝えに行くよ」ガタッ スタスタ

    エレン「ようライナー、自主トレ一緒にしないか?手合わせして欲しいんだが」

    ライナー「レン……悪いがベルトルトとの先約があってな、他を当たってくれないか」

    エレン「そうか……ならまた今度な」

    ライナー「それにな……正直お前の相手がロクに務められる気がしねぇよ」ガタッ

    エレン『シガー、監視頼んだ』

    シガー『任せろ』
  211. 211 : : 2016/04/16(土) 22:41:03
    エレン「一旦アルミン達の様子見に行くか」スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 大ホール

    エレン「オイオイ 何やってんだよ」

    アルミン「」チーン

    ミカサ「アルミン、アルミン!」ユッサユッサ

    エレン「また手合わせで加減し損なったのか?」ハァ

    ミカサ「ご、ごめんなさい……」シュン

    エレン「とりあえずアルミン医務室に連れてくから待ってろ」アルミンカツギ スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 医務室

    エレン「よいしょ」アルミンネカセ

    医務員「どうしたんだ?彼は」

    エレン「ちょっと組手でやり過ぎちゃいまして……休ませて良いですか?」

    医務員「まあいい…目が覚めたら呼ぼうか?」
  212. 212 : : 2016/04/16(土) 22:48:22
    エレン「あ、はい さっきの場所に居ると言えば分かると思いますので」

    医務員「分かった。引き続き訓練に励みなさい」

    エレン「ありがとうございます」ペコリ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 大ホール

    エレン「ミカサ〜いるか?」

    ミカサ「レン……アルミンは?」

    エレン「まだ寝てる。一応起きたら一言謝っておけよ。根に持つタイプではないけどお前がモヤモヤしたまま過ごす事になるだろ?」

    ミカサ「うん」コクッ

    エレン「よし、アルミンが起きてくるまで久しぶりに俺と手合わせするか?」

    ミカサ「!!……是非!」スッ

    エレン「フゥ……行くぞ」ダッ!

    ミカサ「ふっ!」シュッシュッ

    エレン「おっ」スッスッ

    ミカサ「くっ!」ブンッ!

    エレン「初撃をかわされると動揺する…その癖直せって言っただろ……」ニヤッ

    ガシッ ヒュッ ガチッ
  213. 213 : : 2016/04/16(土) 22:50:16
    今日はここまでです!
  214. 214 : : 2016/04/17(日) 21:56:06
    ミカサ「(!!飛びつき三角締め)……まだ!」グイッ ハズス

    エレン「(流石に逃げられるよな……)これならどうだ?」グルッ ガチッ

    ミカサ「(外す勢いを逆に利用して腕十字に!?これでは……)くっ……」ポンポン

    エレン「ほい終了」スッ

    ミカサ「まさかあそこから派生が出来なんて……」イタタ

    エレン「俺も最近思い付いたんだけどな。相手によっては三角締めは力ずくで外される事もあるかだろ?その力を利用してつなげれば勢い次第ではそのまま折る事だって出来る」

    ミカサ「素晴らしい。これはアルミンにも教えてあげるべき」

    シガー『3人が集まったぞ』
  215. 215 : : 2016/04/17(日) 21:58:39
    エレン「なら謝罪ついでに教えておいてくれよ"師匠"
    俺はちょっと用事できたからそっちに行く」

    ミカサ「もう私は師匠なんて言える立場じゃ無い。今ではレンに教えられる事の方が余程多くなっている」

    エレン「それはミカサが俺達に教えてくれて、基礎が出来たからだろ?師匠に変わりはねぇよ。また後でな」フリフリ スタスタ


    ミカサ「ありがとう、レン」ボソッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 廊下

    スタスタ

    エレン『どこだ?』

    シガー『書庫だ。普通なら今は誰も来ない筈だからな』

    エレン『確かにな そりゃぴったりだ』
  216. 216 : : 2016/04/17(日) 22:05:24
    ーーー

    ーーー

    ーーー 書庫

    エレン『着いた……シガー、3人の詳しい場所は?』

    シガー『右奥だ。移動式本棚で壁を作って隠れている』

    エレン『了解』スッ

    カチャ

    エレン『ギリギリまで近づくか』ソロソロ


    アニ「ーーーー なら、一番警戒すべきはレンって事かい?」


    エレン『ここら辺か?』ピタッ

    シガー『そうだな、ここなら丁度良いだろう』


    ライナー「そうだ。あいつだけは他とはレベルが違う。危険だ」

    ベルトルト「ライナーを一瞬でオトしたくらいだしね」

    アニ「ふーん アンタが……厄介だね」

    ライナー「他にも何人か目星はつけてあるが、あいつだけは順番に監視して目を離さないようにするぞ。チャンスがあれば仕留める」


    オイオイ 穏やかじゃねぇな・・・・・
  217. 217 : : 2016/04/17(日) 22:09:07
    アニ「その目星をつけてる奴らの中にミカサは入ってるのかい?」

    ライナー「ああ、それとアルミンもな」


    エレン「(なんでアルミンまで!?)」


    アニ「アルミン?なんであんな奴も……」

    ベルトルト「まだ直接実力を見た訳じゃないけど、アルミンもエレンと同じ技術を身につけているみたいなんだ。驚異とも安心とも言えない現段階では警戒レベルを他の皆よりは上にしておかないと」


    エレン「(訓練所に来る前に口止めしておけば良かったか…)チッ」


    アニ「!!」ピクッ

    ベルトルト「アニ、どうかしたの?」

    アニ「音がした…誰かいるかもしれない」

    ライナー「まさか、今の会話を聞かれて……!」ガラガラガラッ
  218. 218 : : 2016/04/17(日) 22:13:42
    シーーン

    ライナー「…誰も居ないみたいだ」キョロキョロ ガラガラガラ

    ベルトルト「今は自主トレの時間だしね。気のせいじゃない?」

    アニ「そうかもね……」


    エレン「(近くに本棚があって助かった〜)」フゥ

    シガー『これであいつらが敵だという確証は取れた。今日はこれくらいにしておいたらどうだ?
    巨人である証拠はまた今度にした方がいいと思うぞ』

    エレン『そうだな 少しはトレーニングもしたいし、戻るか』スッ ソロソロ

    カチャ パタン

    ーーー

    ーーー

    ーーー 大ホール

    エレン「あいつらまだいるか?」ガチャ

    アルミン「あ、レン!こっちだよ」
  219. 219 : : 2016/04/17(日) 22:17:37
    今日はここまでです

    質問なのですが、アイコンは変更した方が良いでしょうか?
    また、どうやって変更すれば良いのでしょうか

    教えていただけると嬉しいです
  220. 220 : : 2016/04/17(日) 22:26:18
    アイコンは自分の好きな画像にすればいいんじゃないですか?
    アイコンの替え方忘れましたタブレットを没収されてしまっていつもログインしたままだからパスワードが思い出せないです
  221. 221 : : 2016/04/18(月) 21:57:56
    エレン「おおアルミン 目ぇ覚めたか」

    アルミン「さっきね。それで今ミカサに三角締めからの派生を教わってたんだ」

    エレン「力の弱いお前は外される事も多いだろうしな 覚えておいて損は無いだろうな。良い自主トレになったんじゃないか?」

    アルミン「うん ありがとうレン、ミカサ。自分の身も守れないようじゃ他の人を助けるなんて出来ないもんね」

    ミカサ「大丈夫、アルミンは昔とは比べ物にならない程成長した。他の人も充分守れる力は付いてきている」

    エレン「そういう事だ。そろそろ飯の時間だし切り上げようぜ」

    アルミカ「うん」
  222. 222 : : 2016/04/18(月) 22:04:10

    その後、シガーと協力して度々ライナー達の会話を聞いたりしたが、三人が巨人だと確証を得られる根拠はでてこなかった・・・・・

    ーーー

    ーーー 1年後

    ーーー グラウンド

    エレン「今日から立体機動装置の訓練か……」

    シガー『やっとだな』

    エレン『時々練習しに調査兵団本部に行ってなかったらまた最初から練習するハメになってたな』

    シガー『早期に調査兵団と接触出来てたのが大きかったな』

    エレン「ああ……団長には感謝しないとな」

    アルミン「(やっぱり壁が壊された日からレンは少し変だ……前から天然な所はあったけど、あの日を境に明らかにボーっとしたり独り言を言っている時が増えている…………
    今の君に一体何が起こっているんだい?)」

    アルミン「(それに何故だか時々レンの名前に違和感を感じる……前はもっとこう…)」

    キース「全員注目!!」ザッ
  223. 223 : : 2016/04/18(月) 22:07:05
    訓練所「「「」」」ザッ

    キース「本日より、いよいよ立体機動の訓練を開始する!」

    キース「知っているとは思うが、この訓練では毎年多くの死者が出ている!全員、心して臨め!!」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」バッ!ケイレイ


    ジャン「やっとだ……やっと立体機動が始まるぜ!」

    マルコ「立体機動は点数が高いからね、憲兵団に行くためには頑張らないと」

    キース「まずは基本の動きからだ!これらを一つでも怠れば事故に繋がる!気をつけろ!」

    キース「まずは目標を定め、目標に向けてアンカーを打ち込む。この時アンカーがきちんと刺さっていないと途中で抜けて落下するぞ!」
  224. 224 : : 2016/04/18(月) 22:11:11
    キース「次に、打ち込んだアンカーの柄のトリガーを引き、ワイヤーを巻き取る。トリガーの引き具合によって巻き取り速度は変化する。速く巻き取り過ぎると目標に衝突して事故に繋がる!」

    キース「そして最後に、膝を上手く使って衝撃を和らげながら着地する。巻き取りで速度を出し過ぎるとこの時に膝を傷める可能性があるので注意しろ!」

    キース「繰り返し立体機動を続ける場合は、二つ目の操作の後に柄のスイッチを操作してアンカーの射出口を次の目標に向けて最初の操作をする…という繰り返しだ!」

    キース「人間は本来、二次元的動きのみで生活している」

    キース「それをこの立体機動装置は縦軸の動きを追加して三次元的な動きを可能にする!」
  225. 225 : : 2016/04/18(月) 22:14:05
    キース「しかし!本来縦軸の動きは人間には不可能な動きだ!よって、馴れないうちから速度を出せば簡単に事故や死に繋がる!
    もう一度言う!全員、心して臨め!!」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」ケイレイ

    キース「それではまず、私とイェーガーが引率しながら班ごとに別れて目標地点へ向かう!そこで折り返してここへ戻って来い!まずは「き、教官!」…なんだ ブラウン」

    ライナー「何故レンも引率する側なのですか!?レンも今日が初めての筈ですが」

    キース「」チラッ

    エレン「」フルフル

    キース「貴様に答える義理は無い。つべこべ言わずに従え!」

    ライナー「(くそっ…)ハッ、失礼しました!」バッ!ケイレイ
  226. 226 : : 2016/04/18(月) 22:14:26
    今日はここで終わります
  227. 227 : : 2016/04/18(月) 23:46:48
    楽しみだぞよ‼
    KITAIDAZOYO!
  228. 228 : : 2016/04/19(火) 22:02:44
    キース「それでは改めて名前を呼ぶ 呼ばれた者は集まれ!」

    キース「まずは私の班だ。アルレルト、ブラウン、カロライナ、ブラウス!」

    アルライミーサシャ「「ハッ!」」

    エレン「次俺の班な。コニー、ベルトルト、アニ、ハンナ!」

    ベルコニアニハン「「うん(おう!)(ああ)」」

    キース「それでは行くぞ!続け!」パシュッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 森の中

    コニー「なあレン、お前なんで教える側なんだ?」パシュッ

    エレン「ん?まあ、ちょっとあってな……ん?」クルッ パシュッ

    ハンナ「うわっ!わわっ!!」グラッ パシュッ
  229. 229 : : 2016/04/19(火) 22:09:02
    エレン「おーいハンナ、少し落ち着けよ。アンカーを撃ち込みたい方向に重心を傾ける様にしてみろ。ほら、少し支えてやるから」パシュッ ガシッ

    ハンナ「ありがとうレン。えぇっと…重心を………」パシュッ

    ガツッ!

    ハンナ「凄い!簡単に出来た!」

    エレン「その調子だ。もう出来るな?行くぞ」パシュッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー キースside

    キース「アルレルト!貴様だけ遅れているぞ!」パシュッ

    アルミン「(Gが……)」ググッ パシュッ

    ライナー「アルミン頑張れ。もうすぐ目標地点だ」パシュッ

    アルミン「う…うん」パシュッ
  230. 230 : : 2016/04/19(火) 22:11:36
    ーーー

    ーーー

    ーーー グラウンド

    キース「次!キルシュタイン、ボット、アッカーマン、ユミル!」

    ジャンマルミカユミ「「ハッ!」」

    ユミル「(ちっ…クリスタと離れちまったか………)」

    エレン「こっちも次な。ダズ、ライナー、ベルトルト、クリスタ!」

    クリダズ「うん(おう)!」

    ライナー「なあレン、俺達二回目になるんだが?」

    エレン「あの二人はちょっと心配でな。二人同時に落ちたりしたら俺一人だと最悪どっちかを見捨てなきゃならなくなる」

    エレン「だから体力の消耗が少なそうに見えるお前等に頼みたいんだが……無理か?」
  231. 231 : : 2016/04/19(火) 22:14:05
    ライナー「そういう事か……なら協力させて貰おう。俺も仲間が怪我したりするのは嫌だからな」

    ベルトルト「それなら僕も協力するよ」

    エレン「ありがとな、感謝するよ」

    キース「では行くぞ!」パシュッ

    エレン「俺達も行くぞ!」パシュッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 森の中 キースside

    ジャン「(これでミカサに良いところを……)」パシュッ

    マルコ「(少しGがキツイかな……)」パシュッ

    ユミル「(クリスタ大丈夫か……?ケガしなけりゃいいんだが……)」パシュッ

    ミカサ「ユミル 動きが疎かになってきている。考え事をしながらの訓練は危ない」パシュッ

    ユミル「へいへい」
  232. 232 : : 2016/04/19(火) 22:18:28
    キース「(コイツらは他の奴らよりいくらか見込みがあるな)」パシュッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー エレンside

    エレン「(今の所は大丈夫そうだな)」パシュッ

    シガー『エレン、ライナーとベルトルトが何か話しているぞ』

    エレン「え?」トンッ

    クリスタ「え?レン、なんで止まって…避けてええええ!!」ギュイィィィン

    ガツッ!

    木の枝に止まった次の瞬間、後頭部に強い衝撃を受け 意識が暗転した

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    …ン!


    誰だ・・・?


    オイ!メヲサマセ!


    ライナーの 声・・・?

    なんか口が暖かいな・・・・・
  233. 233 : : 2016/04/19(火) 22:20:10
    今日はここで終わります
  234. 234 : : 2016/04/20(水) 03:47:55
    期待!!
  235. 235 : : 2016/04/20(水) 14:39:39
    "口が暖かい?゛……!?まさか!
  236. 236 : : 2016/04/20(水) 14:40:06
    期待です!
  237. 237 : : 2016/04/20(水) 20:18:42
    期待です!
  238. 238 : : 2016/04/20(水) 21:37:45
    シガー『オイエレン、いい加減起きろ』

    エレン『シガー……』

    シガー『命に別状は無い。あとはお前が起きるだけだ』

    エレン『俺…何で気絶したんだっけ……?そうだ!訓練!』


    エレン「ん……」パチリ

    クリスタ「!!レン!!」プハッ

    ライナー「グッグッグッグッ……レン!起きたか!」

    エレン「(そうか…ライナーが胸骨圧迫、クリスタが人口呼吸をそれぞれしてくれてたのか……)ありがとうな、二人共。
    二人の声、聞こえてたぜ」ニッ

    ライナー「起きなかったらどうしようかと焦ったぞ(ミカサに何されるか分からんからな)」ハハハ…
  239. 239 : : 2016/04/20(水) 21:43:22
    クリスタ「良かった…良かった……私のせいでレンがこのまま目を覚まさなかったらどうしようかと……」ポロポロ ギュッ

    エレン「ごめんな…ありがとう ヒストリア」ボソッ ギュッ

    ライナー「レン 乗れよ。皆の所までおぶってってやる」スッ ホレ

    エレン「いや、良いよ。自分で歩けるから先に行っててくれ」

    ライナー「そうか?でも……」

    クリスタ「なら私が付き添うよ。原因は私だし……」

    ライナー「クリスタが付き添うなら大丈夫か……(結婚したい)
    なら俺は教官に報告しに行ってくる。ベルトルトがダズと先に事故の事を報告しに行ったから近くまで来てると思うが……」

    エレン「ああ、頼んだ」

    パシュッ ギュイィィィン
  240. 240 : : 2016/04/20(水) 21:53:05
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレン「そろそろ行くか…大分楽になったし」

    クリスタ「……うん」

    エレン「そういえばヒストリアは怪我は無いか?」

    クリスタ「うん、私は…レンとぶつかった時に止まって落ちなかったから……」

    パシュッ ギュィィィィン スタッ

    キース「イェーガー 大丈夫か」

    エレン「はい、もう問題ありません」

    キース「レンズ訓練兵は戻っていろ。イェーガーとは少し話がある」

    クリスタ「ハッ!」タッタッタッタッ


    キース「……見られたのか?」

    シガー『多分内部の損傷だったから大丈夫だ。蒸気も出てなかったしな』

    エレン「おそらく体内部の損傷だったので大丈夫かと」

    キース「なら良いが……くれぐれも気を付けろ。いつ誰が見ているかも分からん」

    エレン「ハッ」

    キース「では戻るぞ。装置に異常は無いか」

    エレン「後で整備しないと何とも言えませんが…目立った損傷はありません」

    キース「では行くぞ。訓練は終わらせておいた」

    エレン「申し訳ありません。お手間をかけさせてしまって」

    キース「気にするな、これは元々私の仕事だ」フッ
  241. 241 : : 2016/04/20(水) 21:59:00
    ーーー

    ーーー

    ーーー グラウンド

    ギュィィィィン スタッ

    キース「注目!これにて本日の訓練は終了する!解散!!」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」バッ!ケイレイ


    アルミカ「レン!」タタタタ

    エレン「おう、お前ら」スッ

    アルミン「ライナーから訓練中に事故があったって聞いて……大丈夫かい?」

    ミカサ「レン、大丈夫!?痛い箇所は無い?医務室に連れて行こうか?」ガシッ

    エレン「大丈夫だよ。お前は母さんかっての」パシッ

    ミカサ「そう…なら良かったけど……」
  242. 242 : : 2016/04/20(水) 22:10:47
    エレン「俺は装置の整備しなきゃならんから先に食べててくれ」

    アルミン「えっ、これから整備するの?今からやってたら食事の時間内に終わらないよ。
    パンだけでも持って行こうか?」

    エレン「頼む。じゃあ後でな」スタスタ

    アルミン「あ、うん…後でね」フリフリ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 整備室

    カチャカチャ

    エレン「外に傷は無いけど……やっぱり内側が所々ガタついてるな…………」カチャカチャ

    シガー『それなりの高さから落ちたからな、もっと壊れててもおかしくはなかったんだ』

    エレン「まあ、命あるだけ感謝か……」カチャカチャ

    コンコン

    エレン「はい」

    アルミン「レン、パン持ってきたよ」ガチャ スッ

    エレン「ありがとなアルミン。今ちょうど一段落ついたとこだ」パシッ

    アルミン「どう?」

    エレン「やっぱり内側がやられてたな。これ食ったら部品取りに行かねぇと」

    アルミン「そっか。僕も付き合うよ」
  243. 243 : : 2016/04/20(水) 22:17:26
    ミカサ「レン、装置の部品の替えを持ってきた。必要かと思って」ガチャ

    エレン「ナイスタイミングだミカサ。丁度欲しかった所だ」

    ミカサ「なら良かった。はい」スッ

    エレン「サンキュ…よし、出来 ーーーー」カチャカチャ フラッ

    ミカサ「レン!?」ガシッ

    エレン「あ…れ……?」クラクラ

    アルミン「やっぱり寝てないと駄目だよ!」

    エレン「おかしいな…もう平気なのに……」ガクッ

    レン! レン!

    ーーー

    ーーー

    ーーー エレンの精神

    エレン『シガー、どういう事だ?』

    シガー『傷じゃなかったのかもな』
  244. 244 : : 2016/04/20(水) 22:17:42
    今日はここまでです
  245. 245 : : 2016/04/21(木) 07:29:11
    期待!!
  246. 246 : : 2016/04/21(木) 22:00:09
    はよはよ
  247. 247 : : 2016/04/21(木) 22:39:17
    エレン『はぁ?傷じゃないなら何だよ。俺は貧血でも何でもねぇぞ』

    シガー『単純に頭を打った衝撃で脳が揺さぶられて症状が後からきたのかもしれん』

    エレン『なら今俺が倒れたのは平衡感覚の乱れがピークに達して倒れたって事で、これからの行動に支障は出ないって事か?』

    シガー『多分な』

    エレン『立体機動の初日からこんな結果かよ……』ハァ

    シガー『まだ1年以上あるんだ、そんなに気を落とさなくても良いだろ』

    エレン『ヒストリアが落ち込むんだよ……「やっぱり私のせいだ」って』

    シガー『知らん、それは俺の管轄外だ。自分でどうにかしろ』

    エレン『う〜ん……確か明後日から休暇だったよな…街にでも誘うか………』
  248. 248 : : 2016/04/21(木) 22:48:50
    シガー『良いんじゃないか。今までは休暇の時でもライナー達の監視で気を張り詰め過ぎてたんだ。
    今回の休暇は思いきり羽を伸ばしてこい』

    エレン『お前はどうするんだ?』

    シガー『俺は別にやりたい事も無いしな…ライナー達の監視をしておく』

    エレン『なんか悪いな……』

    シガー『気にするな、リフレッシュしないと爆発しちまうぞ?』

    エレン『ならお言葉に甘えるか…ありがとう』

    ーーー

    ーーー 翌日 朝

    ーーー 医務室

    エレン「ん……」パチリ

    エレン「ここは…医務室か………」ムクリ

    モゾモゾ

    エレン「ん?」チラッ

    クリスタ「スースー」ムニャムニャ

    エレン「看病してくれてたのか……?」ナデナデ

    クリスタ「ん……レン…起きたの?」ムニャ

    エレン「おはようヒストリア…ずっとここにいたのか?」

    クリスタ「私は何も出来なかったからね……せめて傍にいてあげたくて」ウツムク

    エレン「それで充分だ ありがとう」ニコッ

    クリスタ「私はこれから朝食食べてから訓練に出るけど、レンはどうする?
    一応、今日の訓練休む許可は降りてるけど……」
  249. 249 : : 2016/04/21(木) 23:00:10
    エレン「今日の訓練内容は?」

    クリスタ「えっと、午前が座学で…午後に馬術と対人格闘があるよ」

    エレン「なら午前中は休んで午後からは出るようにする。教官にはそう言っておいてくれ」

    クリスタ「分かった。私 レンが起きたって教官に報告しに行かなきゃだからまた午後にね!」ガタッ

    エレン「あ、ヒストリア!明日からの休暇って 予定あるか?」

    クリスタ「まだ無いけどどうしたの?」

    エレン「ヒストリアさえ良かったら2人で街にでも行かないか?」

    クリスタ「うん!いいよ!!」ニコッ

    エレン「時間とかは夕食の時にでも知らせる」

    クリスタ「分かった、また後でね!」フリフリ

    ガチャ バタン

    クリスタ「♪♪〜」タタタタ
  250. 250 : : 2016/04/21(木) 23:05:49
    エレン「……近くに人影は?」

    シガー『無い。今は俺とお前だけだ』

    エレン「なら少しいいか?」

    シガー『どうしたんだ改まって』

    エレン「今まではライナー達の監視を中心にして、刺激しない様に積極的には接触していかなかった」

    エレン「けど、証拠が少な過ぎる。そろそろ"おそらく変わってはいないだろう"という曖昧な考えではなく確証が欲しい」

    シガー『ならどうする。無理矢理動けば消えるリスクも高まるぞ』

    エレン「そこは考えてある。確証は言葉じゃなくてもいい、ひとまず俺が確認出来れば良いからな」

    エレン「今日の対人格闘で仕掛ける」

    シガー『対人格闘…成程な……だが焦り過ぎるなよ』

    エレン「ああ」
  251. 251 : : 2016/04/21(木) 23:09:25
    ーーー

    ーーー 午後

    ーーー 馬小屋

    キース「次は馬術の訓練だ!各自一頭ずつ馬小屋から連れてこい!」


    エレン「今日はどいつにしようかな……」キョロキョロ

    馬「(よう)」ヒヒーン

    エレン「ん?お前は…初めて本部に行った時の奴か?」

    馬「(そうそう、久しぶり!)」ヒヒーン スリスリ

    エレン「そうだな、久しぶりだな。今日はお前にするか!!」

    クリスタ「レン、なんだかその子と仲いいね」

    エレン「去年、俺が教官と出掛けた時あっただろ?その時こいつに乗っていったんだよ」

    クリスタ「へぇ、そうなんだ」

    エレン「そうだクリスタ、今日の馬術一緒に組まないか?」

    クリスタ「うん、いいよ!」ニコッ
  252. 252 : : 2016/04/21(木) 23:11:50
    今日はここまでです

    数え方分からなくて調べたのですが、
    馬の数え方は昔は一匹、二匹で今は一頭、二頭らしいですよ。
  253. 253 : : 2016/04/22(金) 21:45:30
    キース「それでは、二人一組でペアを組んで始めろ!」

    パカラッパカラッ

    エレン「やっぱり馬はいいな……色々なものから開放された感じがする」

    クリスタ「レンは馬が好きなんだね」フフッ

    エレン「クリスタも好きだろ?馬術得意だし」

    クリスタ「うん…まあ、私の場合は…ね………」

    エレン「……すまん、無神経だったな」

    クリスタ「ううん、いいの。今はレンのお陰で楽しいし」

    エレン「そういえばクリスタは ーーーー」

    ユミル「クリスタ〜!」

    クリスタ「ユミル?なんでここに…ペアはどうしたの?」

    ユミル「そんなのどうでもいいじゃねえか私の天使よ、ペアなんてほっといても「おい」……冗談だよ…そんな怖い声出すなって。
    教官がレンを探してるから教えてやろうと思ってな」

    エレン「教官が?分かった。クリスタごめんな、後はユミルとやっててくれ」

    パカラッ パカラッ
  254. 254 : : 2016/04/22(金) 21:51:30
    エレン「教官、お呼びですか」

    キース「来たかイェーガー、走りながら話すぞ」

    パカラッパカラッ

    キース「実はエルヴィンから提案があってな。貴様を半年程調査兵団に仮入団させてみないか、とな」

    エレン「俺がですか?」

    キース「貴様の持つ"力"に団員を慣れさせたいそうだ。以前貴様が言っていた通りの日が来たとして、急に巨人と協力しろと言われても受け入れられない者も多いのではないか…とな」

    エレン「成程、そういう理由でしたら俺に断る理由はありませんね」

    キース「ならエルヴィンにはそのように返事をしておこう。
    期間は明日からの休暇の後からだが、向こうには明後日の夜には行く。荷造りを済ませておけ」

    エレン「了解しました」
  255. 255 : : 2016/04/22(金) 21:56:13


    キース「集合!!」

    訓練兵「「「」」」ザッ

    キース「これで馬術の訓練を終了する!次は対人格闘だ グラウンドに集合するように!」

    訓練兵「「「ハッ!」」」バッ!ケイレイ

    ーーー

    ーーー 対人格闘術

    ーーー グラウンド

    エレン「ライナー、久しぶりに組もうぜ」

    ライナー「レンか、いいぞ、今日こそ勝ってやる!」スッ

    エレン「いくぞ」スッ

    ライナー「ふっ!」マワシゲリ

    エレン「んっ」ガッ

    ライナー「(ガードはされたが先手は取った。よし、いける!)」ガシッ

    エレン「(……ここで)」ガシッ グイッ


    悪いなライナー、違ってたら後で何しても良いから・・・・・許せ

    ボキッ!

    ライナー「〜〜!!!」ウズクマル
  256. 256 : : 2016/04/22(金) 22:05:48
    「おい…今……」「殴りかかった腕を掴んだと思ったら」「肘の関節を逆から思いきり蹴り上げやがった……」

    「一瞬ライナーの腕が有り得ない方向に曲がったぞ」「完全に折れたんじゃないか?」

    エレン「だ、大丈夫かライナー!手加減はしたつもりだが…もしかして折っちまったか!?」(演技)

    ライナー「(折った事に気付いてない?なら……)大丈夫だ。少し痛むが問題無い」スッ

    エレン「一応医務室行けよ。教官には言っておくから」

    ライナー「ああ、そうする。すまんな」スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 医務室

    ライナー「そろそろいいか…」キョロキョロ シュゥゥゥゥ

    コンコン

    ライナー「失礼します」ガチャ

    医務員「どうした?」クルッ

    ライナー「訓練で頭を打ってしましまして……少し休憩に」

    医務員「なら空いているベッドで少し休むといい」

    ライナー「ありがとうございます、そうします」ゴロン

    ライナー「(レンは本当に折った事に気付いてなかったのか……?気付いてなかったとしたら何故あんな攻撃をしてきた……
    いつもはあんな危ない攻撃をするやつじゃないが……)」
  257. 257 : : 2016/04/22(金) 22:10:17
    ーーー

    ーーー

    ーーー グラウンド


    これで確定だな・・・やっぱり今回も巨人はライナー達か・・・・・


    アニ「ねえ、アンタ」

    エレン「何だアニ」クルッ

    アニ「暇なら私とやらないかい?」

    エレン「(アニの方から接触してくるとはな……)いいぜ」スッ

    アニ「こっちからいかせてもらうよ」スッ ダッ!

    トン ヒュッ バキッ

    エレン「痛っ!(やっぱり速いな…けど…)」ヒョコッ

    エレン「(巨人体でやった時に比べれば全然怖くねぇ!)やるな…アニ」ヒョコッ

    アニ「(結構本気でやったのに……まだ立てるのか……!)」ゾクッ
  258. 258 : : 2016/04/22(金) 22:10:29
    今日はここまでです
  259. 259 : : 2016/04/23(土) 10:40:28
    期待です!
    久々の投稿です。
  260. 260 : : 2016/04/23(土) 22:11:56
    エレン『シガー、他の奴らは?』

    シガー『誰も見てない。それにブーツ履いてるからきっと見えないだろう』

    エレン『よし……』シュゥゥゥゥ

    アニ「もうその足じゃ無理じゃないのかい?」スッ

    エレン「やってみないと分からないだろ?」

    アニ「ならもう一発くらわせてやるよ!」ダッ シュッ

    エレン「(足技に自信を持ってるアニなら……必ず同じ場所を狙ってくる筈だ!)」シュッ

    ガツッ!

    アニ「!」グググ

    エレン「やっぱりな……」ニヤッ

    アニ「(コイツ……!)」イラッ ブンッ!

    ガツッ! ガツッ! ガツッ!

    アニ「なんで……(全部受けられてる……タイミングを分かってるみたいに)」グググ

    エレン「アニ。お前は普段は冷静だが格闘術の時だけは動きが感情に流されやすい」

    アニ「!!」
  261. 261 : : 2016/04/23(土) 22:29:03
    エレン「だからこんなにも簡単に動きが読まれるんだ。動きが分かれば後は初動を見逃さずにタイミングを計るだけだしな。
    男の方が力では上なんだ…止められても不思議じゃないだろ?」

    アニ「そういう事かい…成程ね……なら」グッ フッ

    アニ「(反対からはどうだいっ!)」ブンッ!

    スカッ

    アニ「!!」

    エレン「だから単純なんだって今言っただろ」ハァ

    ガシッ

    アニ「(掴まれた…!けど、空中では何も出来ない筈……)」

    エレン「これでどうだ?」グイッ グッ

    パキッ

    アニ「ああっ!!」

    エレン「肩を外した。これでもまだやるか?」

    アニ「っ……降参するよ」

    エレン「」スッ

    アニ「っ…アンタ……さっきのは一体何だい?空中で組んでくるなんて聞いたこともない……」ハァハァ

    エレン「さて、何だろうな」クルッ
  262. 262 : : 2016/04/23(土) 22:36:46
    アニ「誤魔化す気かい……!?」ググ

    誤魔化す・・・?

    エレン「フッ、クククク……」

    まさかお前からそんな言葉を言われるとはな・・・・・

    エレン「アハハハハハハ!」

    「なんだ?」「レンが急に笑い出したぞ」「何かあったのかな?」

    アニ「っ!何が可笑しいんだい!!」ギロッ

    エレン「俺に勝てたらその時に教えてやるよ。
    とりあえず後で医務室行ってはめ直して貰っておけよ(どうせ行かないだろうけどな)」スタスタ

    ーーー

    ーーー 夕食

    ーーー 食堂

    エレン「ごちそうさま」ガタッ

    アルミン「えっ、まだ一口しか食べてないよ?」

    エレン「……おやすみ」スタスタ

    ガチャ バタン

    アルミン「(レン…怒ってた…)」

    ミカサ「アルミン、後で相談がある」

    アルミン「うん……」

    ドンッ!! ガラガラ ガッシャーン!!

    訓練兵「「「!!?」」」ビクッ

    ライナー「何だ!?何が起こった!」ガチャ

    シーーン

    コニー「誰も居ねぇぞ?」ヒョコッ

    アルミン「(レン……)」
  263. 263 : : 2016/04/23(土) 22:44:57
    ーーー

    ーーー

    ーーー 馬小屋付近

    エレン「クソッ!」ゲシッ

    ガランガランガラン

    シガー『落ち着けエレン。気持ちは分かるが物に当たるな』

    エレン「これが落ち着いてられるか!
    直接はまだやってないとはいえ、正体を隠し続けて人類を大量に殺した奴に「誤魔化す気?」だなんて……」イライラ

    エレン「いっそ一周回って笑えてくるわ。昔アルミンに「僕のどこが頭が良いんだい?」って聞かれた時と同じ気分だ」

    「レン?」

    エレン「!!」クルッ

    エレン「……ヒストリア」

    クリスタ「どうかしたの?凄い音がしたから見に来たけど」

    エレン「いや…ちょっとな………ヒストリアはなんでこんな所にいるんだ?」
  264. 264 : : 2016/04/23(土) 22:53:44
    クリスタ「私?私は馬にブラシかけてたの。馬術がある日はいつもやる様にしてるの」

    エレン「そうか……俺もやっていいか?」

    クリスタ「うん、いいよ。みんなきっと喜ぶよ!」

    ーーー

    ーーー

    ーーー 馬小屋

    エレン「それじゃあ やるか」スッ

    サッ サッ サッ サッ

    クリスタ「そういえば、明日はどうする?」

    エレン「ん?ああ、そうだな……昼前に街の入口に集合でどうだ?」

    クリスタ「分かった!楽しみにしてるね」ニコッ

    エレン「ああ、俺も楽しみだよ」ニッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレン「よし、こいつで最後だよな」ポンッ

    クリスタ「そうだね、レンが手伝ってくれたから早く終わったよ!ありがとう」

    エレン「気分転換したかったしな、こっちこそありがとうな」

    クリスタ「それじゃあ戻ろっか。ご飯食べないと」クルッ

    エレン「いや、俺は一応食ったからもう寝る。明日な」

    クリスタ「そう……?ならおやすみ。また明日ね」フリフリ

    エレン「おやすみ」フリフリ スタスタ
  265. 265 : : 2016/04/23(土) 22:54:41
    >>259ありがとうございます( -д-))ペコリン

    今日はここまでです
  266. 266 : : 2016/04/24(日) 01:09:12
    期待です
  267. 267 : : 2016/04/24(日) 21:59:59
    ーーー

    ーーー

    ーーー 廊下

    アルミン「それでミカサ、話って?」

    ミカサ「最近レンの様子がおかしい」

    アルミン「……具体的には?」

    ミカサ「時々まるで誰かと会話している様に独り言を言っていたり、ボーッとしている時間が多くなった」

    アルミン「ミカサも感じていたんだね……」

    ミカサ「アルミンも?」

    アルミン「うん。訓練所に来る前…壁が壊されたあの日から徐々にレンに変化が見て取れる……
    だんだん回数が増えてきてるからいつも気にしてはいるんだけど、原因はまだ分からないんだ」

    ミカサ「私達に出来る事は 何か、ない?」

    アルミン「原因が分からないと手のつけようが無いからね……まだ様子見を続けないと………」

    ミカサ「分かった アルミンの判断に従おう」

    アルミン「ありがとうミカサ、取りあえず明日からの休暇でレンの行動を少し見てみないかい?」

    ミカサ「分かった、それじゃあおやすみなさい」

    アルミン「うん、おやすみ」
  268. 268 : : 2016/04/24(日) 22:05:27
    ーーー

    ーーー 翌日 昼前

    ーーー 街の入口

    エレン「そろそろ時間だよな……」スタスタ キョロキョロ

    クリスタ「あ、レン!」フリフリ

    エレン「ヒストリア、もう来てたのか?」

    クリスタ「私も今来たところだよ」ニコッ

    エレン「そっか まずは昼飯でも食いに行くか?」

    クリスタ「あっ、私 お弁当作って来たんだけど」スッ

    エレン「美味そうだな。ならそこのベンチで食べるか」スタスタ

    クリスタ「うん!」スタスタ


    クリスタ「はい、サンドイッチだけど」スッ

    エレン「いただきます」ヒョイ パクッ モグモグ

    エレン「うん、美味い!」

    クリスタ「そう…良かった………」フゥ

    エレン「ヒストリアは良い嫁さんになりそうだな」ハハハ

    クリスタ「大袈裟だよ」フフッ
  269. 269 : : 2016/04/24(日) 22:09:15
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    クリスタ「この後どうする?」

    エレン「確か今日は街に劇団が来てるって聞いたんだ。それを見に行ってみないか?」スッ テヲサシダス

    クリスタ「いいよ」スッ ガシッ

    エレン「よし、なら決まりだな。行こうぜ」クイッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 街中 劇場

    エレン「チケット二枚ください」

    受付係「チケット二枚で銀貨一枚です」

    エレン「はい」チャリン

    受付係「はい、確かに。それではこちらがチケットになります。お楽しみください」スッ

    エレクリ「ありがとう」スタスタ
  270. 270 : : 2016/04/24(日) 22:13:55
    演劇〜ロミオとジュリエット〜

    ーーー

    ーーー 終了

    ーーー

    パチパチパチパチパチパチパチパチ

    スタスタ

    クリスタ「良い作品だったね!」

    エレン「そうだな、結構良かった」

    クリスタ「レンはロミオにとってのジュリエットみたいな、守りたいって思っている人はいるの?」

    エレン「ん?いるぞ」

    クリスタ「……そっか」シュン

    エレン「?ヒストリアはどこか行きたい場所とかあるか?」

    クリスタ「あ、私服見てみたいな」

    エレン「よし、じゃあ服屋に行くか」

    クリスタ「うん!確かこっちに良いお店があるって聞いた事あるんだ」
  271. 271 : : 2016/04/24(日) 22:21:14
    ーーー

    ーーー

    ーーー ジュエリーショップ前

    エレン「でな、その時アルミンが ーーーー」

    クリスタ「ふふっ、三人は昔から仲良しなんだね。私は……」ピタッ

    エレン「ヒストリア、どうした?」クルッ

    クリスタ「……」ジーー

    アクセサリー(ショーケース内)
    ☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.

    エレン「ヒストリア?」

    クリスタ「え!?何?レン」ビクッ クルッ

    エレン「いや、ボーッとしてたから大丈夫かなって」

    クリスタ「だ、大丈夫だよ。ごめんね」

    エレン「……ならいいけど」チラッ

    キラーン

    エレン「なら行こうぜ ほら」ギュッ

    クリスタ「え?//」

    エレン「ん?いや、またボーッとしててはぐれたりしたら大変だろ」

    クリスタ「あ、そうだね…うん、分かった////」ギュッ
  272. 272 : : 2016/04/24(日) 22:21:50
    続きは明日です
  273. 273 : : 2016/04/24(日) 22:41:38
    有難う!また明日!
  274. 274 : : 2016/04/25(月) 21:57:54
    ーーー

    ーーー

    ーーー 洋服屋

    エレン「ここって……」

    クリスタ「女性服専門店…だね………」

    エレン「俺入っても大丈夫か?」

    クリスタ「う〜ん……私も一緒だし、大丈夫じゃないかな?」スタスタ

    エレン「駄目そうだったら俺は外で待ってるよ」スタスタ


    クリスタ「わぁ〜 可愛い服がいっぱい!」


    男俺だけじゃん・・・居心地悪いな・・・

    クリスタ「ちょっと試着してくるね」シャッ

    ヒストリアがいなくなったら視線が濃度増したんだが・・・・・
  275. 275 : : 2016/04/25(月) 22:06:52
    クリスタ「ねえレン、これどうかな?」シャッ

    エレン「白のワンピースに麦わら帽子か、似合ってるぞ」


    クリスタ「ならこれは?」シャッ

    エレン「上下黒でTシャツにホットパンツか、活発な感じでいいな」


    クリスタ「じゃあ…最後にこれ!」

    エレン「薄桃色の長袖シャツに同色のロングスカート、草色のカーディガンの上から藍色のショールか…大人しそうでいいな」
    (原作17巻の表紙みたいな感じのイメージです)

    クリスタ「同じ返事ばっかり……なら、レンが一番着て欲しいのは?」

    エレン「えっ!?」

    ジーー

    エレン「(店中から視線を感じる……試されてる気分だ)」

    エレン「そうだな……俺は…今着てるのが良いと思うな。ヒストリアらしいよ」

    クリスタ「ならこれにするね!」タタタタ
  276. 276 : : 2016/04/25(月) 22:11:03
    ーーー

    ーーー

    ーーー 外

    クリスタ「久しぶりにいい買い物したよ」ノビー

    エレン「ヒストリア、ちょっとここで待っててくれ 。俺 ちょっと買いたい物があるからさ」

    クリスタ「?分かった」

    エレン「悪いな、すぐ戻るから」タタタタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー ジュエリーショップ

    エレン「すいません、それください」

    店員「はい、こちらですね?金貨10枚です」

    エレン「はい」チャリンチャリン

    店員「確かにいただきました。袋に包みましょうか?」

    エレン「あ。あの ーーーー」

    エレン「ーーーー」
  277. 277 : : 2016/04/25(月) 22:17:22
    店員「はい、可能ですよ。ただ、そうすると出来上がりが明日の昼頃になりますが……」

    エレン「なら明日、その時間にまた来ます。領収書貰えますか?」

    店員「はい、宛名はどなたで?」

    エレン「レンでお願いします」

    スラスラ カリカリ

    店員「はい、こちらになります。では また明日お越しください。しっかりと仕上げさせていただきます」ペコリ

    エレン「はい、お願いします」

    クルッ タタタタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 洋服屋前

    クリスタ「レン…何買いに行ったんだろう?」

    悪ガキ1「ようねーちゃんこんな所でどうしたよ」

    悪ガキ2「オレらと一緒に遊ぼうぜ」

    悪ガキ3「いい場所知ってっからよ!」

    クリスタ「すいません、今待ち合わせ中なんです」

    悪ガキ2「いーじゃん放っておけよツレなんてよ」

    悪ガキ3「俺らと遊んだ方が楽しいって!」グイッ

    クリスタ「い、嫌っ!」パシッ
  278. 278 : : 2016/04/25(月) 22:28:46
    悪ガキ1「なっ!?こいつ……女だからって調子乗るなよ!」ブンッ!

    クリスタ「!!」メヲツブル

    シュッ スパーン!!

    1キガ悪「」チーン

    エレン「お前ら…俺の連れに何しようとした?」スタスタ

    悪ガキ3「レ…レン………」ガタガタ

    悪ガキ2「連れって……まさか……」チラッ

    クリスタ「レン!」ダキッ

    エレン「ごめんな、一人にして」ナデナデ

    エレン「すぐ終わらせるから、もう少しだけ待っててくれ」スッ

    エレン「さて、お前ら…今回は流石に見逃せねぇ……」スッ

    悪ガキ2「ちょっ、待て!手を出したのは1だけ ーーーー」

    スパーン!!

    2キガ悪「」チーン

    エレン「それは俺が来たから、だろ?来なかったらお前らも手を出していた筈だ。違うか?」

    悪ガキ3「待て……待ってくれ……もう、二度としない………だから…………」

    バキッ!

    悪ガキ3「」チーン

    エレン「二度と俺の視界に映るな」クルッ
  279. 279 : : 2016/04/25(月) 22:29:29
    今日はここまでです
  280. 280 : : 2016/04/26(火) 22:22:29
    エレン「ヒストリア ごめんな ーーーー」

    ザァーー ザァーー

    クリスタ「え…雨………」

    エレン「走るぞ!」グイッ

    ザァーー ザァーー ザァーー

    タタタタ

    クリスタ「かなり強いね…」

    エレン「!!あそこに宿屋がある、行くぞ!」

    ーーー

    ーーー

    ーーー 宿屋

    受付係「申し訳ありませんが、残り一部屋のみです。先程からの雨で一気にお客様がいらっしゃいましてて……
    それに、何分小さなホテルですので……」

    エレン「そうですか……どうする?ヒストリア」

    クリスタ「私は……レンがいいなら…いいよ?」

    エレン「ごめんな……」ポン

    エレン「分かりました。その部屋でお願いします」

    案内係「それではご案内致します。こちらへどうぞ」スタスタ
  281. 281 : : 2016/04/26(火) 22:26:24
    ーーー

    ーーー

    ーーー 部屋

    案内係「それでは失礼します。ゆっくりとお寛ぎください」ペコリ

    バタン

    エレン「とりあえず、体冷える前にシャワー浴びてきたらどうだ?」

    クリスタ「レンはどうするの?」

    エレン「後でいいからゆっくり浴びてこい。2人共浴び終ったら夕飯にしようぜ」

    クリスタ「うん。じゃあ、お言葉に甘えて先に浴びるね」スタスタ

    ガチャ バタン

    エレン『シガー』

    シガー『何だ』

    エレン「ライナー達に動きは?」

    シガー『今回はまだ特にこれといったものはないな。だが時折お互いに合図し合う様な仕草はあったから、何か考えているとは思う」
  282. 282 : : 2016/04/26(火) 22:30:48
    エレン「くそっ!明後日からは監視も出来そうにないってのに……」カミクシャッ

    シガー『他の奴らに頼んでみたらどうだ。アルミンやミカサ、ヒストリアだっているだろう』

    エレン「駄目だ、リスクが高すぎる」

    エレン「バレた時にライナー達が暴挙に出る確率は0%じゃない。他の奴らだと万が一の場合に止められなくなる。
    皆を救うためにやり直しているのにリスクに曝すようじゃ本末転倒だ」

    シガー『エレン、お前は奥手になり過ぎじゃないか?』

    シガー『何度も仲間が死ぬのを見たくないのは分かる。だが、前回の時にアルミンが言っていた言葉を思い出せ』

    エレン「!!」

    シガー『何かを ーーーー』



    ーー

    ーーー

    アルミン「何かを変えることのできる人間がいるとすれば その人は きっと…大事なものを捨てることができる人だ」

    アルミン「化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら 人間性をも捨てることができる人のことだ」

    アルミン「何も捨てることのできない人には 何も変えることはできないのだから」
  283. 283 : : 2016/04/26(火) 22:38:01
    ーーー

    ーー



    エレン「……確かにな………俺は、ビビり過ぎてたのかもしれないな」

    シガー『ああ……それに、どうせ一人で巨人を駆逐するなんて無理な話なんだ。仲間を頼らなくてどうする』

    エレン「まったくだ」ハハハ

    ガチャ

    クリスタ「レン、次いいよ……何笑ってるの?」

    エレン「いや、少し思い出し笑いしてただけだ、今浴びるよ。買った服着てみたのか?」

    クリスタ「まだ服乾いてないからね…どう?」

    エレン「さっきも言っただろ。似合ってるよ、可愛い」

    クリスタ「そういうのは着る度に言って欲しいものなの!////」

    エレン「?そうなのか……とりあえず、俺が浴びたら飯にしようぜ。1階の奥がレストランになってるみたいだからな」
  284. 284 : : 2016/04/26(火) 22:41:16
    クリスタ「レンは服、どうするの?着替え無いでしょ?」

    エレン「上はジャケット脱げばいいよ。下は裾が少し濡れただけだから捲れば大丈夫だし」スタスタ

    ガチャ バタン

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ガチャ

    エレン「いや〜、さっぱりしたな」フキフキ

    エレン「行くか、ヒストリア」

    クリスタ「うん」

    ーーー

    ーーー

    ーーー 1階 レストラン

    エレン「宿泊代に含まれてるから、金額は気にしなくていいぞ」

    クリスタ「分かった」

    ウェイター「ご注文はお決まりでしょうか?」

    エレン「俺はパンとシチューかな」

    クリスタ「私はパンとシチュー、温野菜で」

    ウエイター「かしこまりました。少々お待ち下さい」ペコリ
  285. 285 : : 2016/04/26(火) 22:42:37
    今日はここまでです。
    中途半端ですいません
  286. 286 : : 2016/04/27(水) 22:07:53
    エレン「そういえばヒストリアと二人だけで食事するのはこれが初めてか」

    クリスタ「そうだね、前はユミルとサシャがいたから二人では無かったね」

    エレン「まあ、今日は俺だけで悪いけど ーーーー」

    「レン?」

    エレン「え?」クルッ

    アルミン「あ、やっぱりレンだ!」

    エレン「アルミン…ミカサも……こんな所でどうしたんだ?」

    ミカサ「レンの監s…気分転換にとアルミンが街に誘ってくれたので二人で歩いていたら、突然雨が降ってきて……」

    アルミン「レン達も同じかい?」

    エレン「まあ、そんな感じだ。でも偶然だな、別にこの街にホテルはここだけって訳じゃないのに」
  287. 287 : : 2016/04/27(水) 22:14:07
    アルミン「そんな事もたまにはあるんじゃないかな。隣の席いいかな?」

    エレン「俺はいいぞ クリスタは?」

    クリスタ「私もいいよ」

    アルミカ「ありがとう」スッ

    ウェイター「お待たせ致しました、パンと温野菜、シチューです」スッ カタッ

    ウェイター「そちらのお二人はお決まりでしょうか?」

    アルミン「僕もレンと同じ物で」

    ミカサ「私も」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレクリアルミカ「「ごちそうさまでした」」

    アルミン「僕達は部屋に戻るけど、レン達はどうする?」
  288. 288 : : 2016/04/27(水) 22:22:59
    エレン「アルミンかミカサ、どちらかの部屋に集まらないか?少し話があるんだ」

    アルミン「それなら僕の部屋でどうかな?」

    クリミカ「」コクン

    ーーー

    ーーー

    ーーー アルミン部屋

    シガー『話すのか?』

    エレン『ああ』

    エレン「二人は少し待っててくれ。クリスタ」クイクイ

    クリスタ「?」スッ

    部屋の隅

    エレン「今から話す事で、もしかしたらお前の事を話さなければいけなくなるかもしれない」

    クリスタ「!!どうして!?」

    エレン「今から三人にだけ頼みたい事があるんだが、それをやるには隠し事は無しでやって貰いたいんだ。
    隠し事は無しでやらないと上手く出来ないかもしれないからな」

    クリスタ「分かった……レンを信じるよ」

    エレン「ありがとう……必要無かったらこっちから話すつもりは無いから」

    クリスタ「」コクン
  289. 289 : : 2016/04/27(水) 22:31:46
    エレン「悪いな、待たせて」

    アルミン「いや、構わないよ」

    エレン「俺からの話は聞きたい事一つ、頼みたい事一つだ」

    エレン「まずは聞きたい事だが……何で今日、俺達…いや、俺を尾けてた?」

    クリミカ「!!」

    アルミン「……いつから気付いてたのか教えて貰えるかな?」

    エレン「答えはNoだ。よっぽどギリギリの距離で尾けてたんだろうな。
    さっきミカサが口を滑らせて無かったら今でも気付いてないだろうな」

    ミカサ「……ごめんなさい、アルミン」シュン

    アルミン「いいよミカサ、今日バレなくてもいつかは話すつもりだったしね。
    レン……僕とミカサが君を尾けたのは、君が心配だったからなんだよ。壁を壊されたあの日から、君はまるで時折誰かと会話をしているかの様に独り言を言っている。しかも、どんどん回数が増えているんだ」
  290. 290 : : 2016/04/27(水) 22:35:15
    アルミン「最初は気のせいかな、とも考えたけど、去年一年だけを見ても目に見えて回数が増えているんだ。だから、今の君に何が起こっているのかを観察してたんだよ」

    アルミン「教えてくれ、レン。今の君には何か…いや"誰か"が見えているのかい?」

    エレン「成程な…なら話が早い。お前ら、ちょっと額出せ」

    アルミカクリ「?」スッ

    コツッ コツッ コツッ ビリビリッ

    アルミカクリ「!!」

    エレン「悪いが、今は質問に直接答える事は出来ない……
    その代わりって訳ではないが、俺から教えられる事だ」
  291. 291 : : 2016/04/27(水) 22:41:10
    エレン「そして、これを知った上で頼みがある」

    エレン「ライナー、ベルトルトそしてアニを監視して欲しい」ペコリ

    アルミカクリ「!!」

    アルミン「……どうしてその三人を?」

    エレン「理由はいずれ必ず分かる……とにかく今はあいつらの動きに気を配っていて欲しいんだ」

    エレン「ただし、絶対に無理はしないと約束してくれ。三人に気付かれるのは駄目だ」

    アルミカクリ「……」コクン

    エレン「よし…頼んだぞ。気付いた事があればどんなに些細な事でもいい、キース教官に伝えて欲しい」

    アルミン「教官に?レンはどうするんだい?」

    エレン「実は俺、この休暇が終ったら調査兵団に行く事になってるんだ」

    アルミカクリ「……」

    ミカサ「え?」

    アルクリ「ええええ!!?」
  292. 292 : : 2016/04/27(水) 22:41:31
    今日はここまでです
  293. 293 : : 2016/04/28(木) 00:58:36
    期待
  294. 294 : : 2016/04/28(木) 01:05:43
    文才の塊かよ、面白すぎ
  295. 295 : : 2016/04/28(木) 01:59:18
    期待!!期待!!期待!!期待!!
  296. 296 : : 2016/04/28(木) 22:35:58
    エレン「きっと来年…この"力"を使う時がくる。その時に動揺しないように、俺が調査兵団で過ごして馴れる様にするんだと」

    アルミン「期間は?」

    エレン「半年間って話だが、状況次第では延びるだろうな」

    ミカクリ「そんな……」シュン

    エレン「心配するなよ、手紙とかで連絡はするさ。それに休暇の時に街で会ったりは出来るだろ」ナデナデ

    ミカクリ「……」コクン

    エレン「明日の夕方に移動するから昼過ぎには戻って身支度しないと駄目だけど、それまでは皆で街を楽しもうぜ!」
  297. 297 : : 2016/04/28(木) 22:41:51
    アルミカクリ「うん!」

    エレン「それじゃあ、俺達は部屋に戻る」スッ

    アルミン「うん、また明日ね」フリフリ

    ミカサ「おやすみなさいレン、クリスタ、アルミン」

    アルミン「おやすみ」

    クリスタ「おやすみ!」

    エレン「おう、おやすみ」

    ガチャ バタン

    ーーー

    ーーー

    ーーー エレン達部屋

    エレン「それじゃあ、俺らも寝るか ーーーー」

    ゴロゴロゴロ……ピシャァァン!

    クリスタ「!!」ビクッ

    クリスタ「う、うん…おやすみなさい……」ガタガタ


    もしかして・・・雷が苦手なのか?


    エレン「ヒストリア」

    クリスタ「ふぇ!?何?」

    エレン「今日は一緒に寝るか?」

    クリスタ「ふえっ!?それって……////」カオマッカ
  298. 298 : : 2016/04/28(木) 22:46:37
    エレン「いや、なんか雷苦手みたいだからさ、ヒストリアが寝るまで傍に居てやろうかって思って」

    クリスタ「(あ、そういう意味……)だ、だだ大丈夫だよ雷くら ーーーー」

    ピシャァァン!!

    クリスタ「〜〜!!」ダキッ ボフッ

    エレン「うおっ!」

    クリスタ「……す……い」プルプル

    エレン「え?」

    クリスタ「お願い…します、傍に居てください……」プルプル

    エレン「お、おう(小動物……)」


    ベッドの中でクリスタがエレンに後から抱きついてる感じ(服は部屋備え付けの簡易寝巻き的な)


    言い出しておいて何だが・・・思ってた以上に気まずい・・・・・


    クリスタ「……いつも、こうだね」ボソッ

    エレン「え?」
  299. 299 : : 2016/04/28(木) 22:53:01
    クリスタ「同じ訓練所にいるのに……同じ訓練兵なのに……私はレンに助けられてるだけ…………」

    クリスタ「迷惑をかけるだけで何も返せてないまま……」

    エレン「そんな事 ーーーー」

    クリスタ「そうなの!!」フクノスソギュッ

    エレン「!!」

    クリスタ「レンはそうやって庇ってくれるけど…実際そうじゃない………!」


    ああ、そうか


    クリスタ「いつもいつもレンに助けられて……」


    この危うさ・脆さだ・・・・・


    クリスタ「レンは優し過ぎるんだよ……」ポロポロ


    このいつ壊れてしまうか分からない弱さを守りたくなるんだ・・・・・


    クリスタ「一昨日の立体機動訓練でもそうだよ……一歩間違えれば死んでいたかもしれないのに、自分じゃなく私なんかの心配して…………」
  300. 300 : : 2016/04/28(木) 22:59:57
    エレン「ごめんな……」カラダオコス

    クリスタ「本当に…心配したんだよ…」ギュッ

    クリスタ「蘇生法を繰り返している間もずっと怖かった……レンが死んじゃったらどうしようかと…思って………」

    エレン「ヒストリア……」スッ

    クリスタ「ごめんね…私の…私のせいで…んんっ////」

    エレン「プハッ 俺の命はお前のものだ ヒストリア。だからお前のために使う…最後の瞬間まで一緒にいる」

    クリスタ「うん……私も…レンと最後まで一緒にいたい………」ポロポロ ニコッ

    エレン「ヒストリア…」スッ

    クリスタ「レン…」スッ


    触れ合う唇から伝わる熱が、同じ過ちを恐れて凍っていた体の芯を、少しずつ・・・少しずつ溶かしていった・・・・・
  301. 301 : : 2016/04/28(木) 23:07:17
    今日はここまでです。
    久しぶりに区切り良く出来たかな?
  302. 302 : : 2016/04/28(木) 23:10:05
    ソードアートオンラインのセリフありましたね。
    見てるんですか?
  303. 303 : : 2016/04/28(木) 23:13:29
    >>302見てますよ
  304. 304 : : 2016/04/28(木) 23:46:49
    期待
  305. 305 : : 2016/04/29(金) 01:55:57
    おもしろい
    期待!!!
  306. 306 : : 2016/04/29(金) 09:44:22
    saoのセリフにびっくりしました…ww
    面白いです!頑張ってください!
  307. 307 : : 2016/04/29(金) 22:26:04
    ーーー

    ーーー 翌日 朝

    ーーー

    チュン チュンチュン チュンチュン

    クリスタ「んっ、んん〜」ムクリ

    クリスタ「昨日いつの間に寝ちゃったんだろう……」チラッ

    エレン「スー スー」

    クリスタ「自分のベッドに戻ってる……本当に寝るまで一緒にいてくれたんだ………」

    クリスタ「ありがとうレン。レンのおかげで、ヒストリアの時も楽しいって思える時が増えてきたんだよ」

    エレン「そりゃ良かったな」

    クリスタ「えっ?」

    エレン「おはようヒストリア」アクビ

    クリスタ「え?えっと、あの……どこから起きてたの?」

    エレン「ちょうど「ありがとう」って言い出したところかな」ノビー
  308. 308 : : 2016/04/29(金) 22:29:48
    クリスタ「大事な所全部じゃない!!////」ブンッ

    エレン「うおっ!寝起きで枕投げてくるなよ!」ヒョイ

    シガー『いやぁ〜、朝からお熱いね〜』ニヤニヤ

    エレン『お前があのタイミングで叩き起こすからだろ……』

    シガー『あそこで起こさないでいつ起こせと言うんだ!?』

    エレン『言い終ったらでも良いだろ!!』

    シガー『馬鹿野郎!こういう時はあのタイミングで目を覚ますのが鉄板なんだよ!!』

    エレン『はあ?何言ってんだ?』

    シガー『いや、何でもない』


    何なんだよ、全く・・・・・


    エレン「ほらヒストリア、アルミン達も待ってるだろうから早くシャワー浴びて下降りようぜ」
  309. 309 : : 2016/04/29(金) 22:33:02
    クリスタ「ふんっ!」スタスタ

    ガチャ バタン!


    朝から面倒くさいことになったな


    ーーー エレンも浴びて、着替え終了後

    ーーー

    ーーー 1階 レストラン

    ミカサ「レン、クリスタ、おはよう」

    アルミン「おはようレン、クリスタ。遅かったね」

    エレン「おはようアルミン、ミカサ。ちょっとな……」チラッ

    アルミン「?」チラッ

    クリスタ「……」ムスッ

    アルミン「……レン、とりあえず後で謝っておきなよ」ヒソヒソ

    エレン「はあ!?なんで俺が……」

    ミカサ「レン、静かに。他の人もいる」

    エレン「……分かったよ、後で謝っておく」ムスッ
  310. 310 : : 2016/04/29(金) 22:38:42
    ーーー 朝食食べ終わり

    ーーー

    ーーー ホテル前

    アルミン「チェックアウトも済んだし、今日はどこに行こうか?」

    エレン「それなら昨日とは別の洋服屋に行かないか?」

    クリスタ「レンは何か買いたい服があるの?」

    エレン「昨日はクリスタの服しか見てなかったし、アルミン達も買った方がいいんじゃないかと思ってな」

    エレン「昨日は俺を尾けてたからほとんど服見てないか店に入ってもいないだろ?
    それに部屋干しだったからクリスタの以外、良い臭いとは言えないしな」

    アルミン「確かにそうだね」

    ミカサ「分かった。私はそれで構わない」

    エレン「なら決まりだ。行くぞ」

    スタスタ
  311. 311 : : 2016/04/29(金) 22:42:59
    ーーー

    ーーー

    ーーー 洋服屋

    ガチャ

    ミカサ「広い……」キョロキョロ

    エレン「今日は一人一人のを全員で見て回ろうと思うが……クリスタはどうする?一応昨日も買ったし…………」

    クリスタ「私も行くよ。ミカサの服が選んであげたいし!」

    エレン「そっか、なら先にミカサの服から見てくか」

    スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 女性服売り場

    クリスタ「ミカサは何かこだわりとかある?」

    ミカサ「特に何も……強いて言うなら、このマフラーは出来るだけ外したくない」

    クリスタ「マフラーに服を合わせるのか〜……逆なら結構あると思うんだけどね………」ウーン
  312. 312 : : 2016/04/29(金) 22:44:26
    >>304,>>305,>>306ありがとうございます!
    今日はここまでです
  313. 313 : : 2016/04/30(土) 00:15:13
    SAOのセリフってどれ?
  314. 314 : : 2016/04/30(土) 23:18:17
    エレン「ミカサはもうマフラー巻いてるのが当たり前になってるからな……たまにはマフラー外して過ごしてみたらどうだ?」

    ミカサ「それは駄目。これは…レン…がくれた大事な物……私に暖かさをくれる」

    ミカサ「(レン……?何故だろう、レンに貰った筈なのにレンじゃない気がする…)」

    エレン「ミカサ?」

    ミカサ「……何でもない(今の違和感は一体……?)」

    クリスタ「マフラーをお洒落に見せてとなると……これは?」スッ

    ミカサ「試着してくる」スッ スタスタ

    シャッ


    ミカサ「……どうだろうか」シャッ

    クリスタ「ダークカラーのシャツワンピースコーディネートに、少し明るめのブラウスを合わせてみたの」

    アルミン「凄い……これならマフラーも自然にファッションとして着こなせる!」

    エレン「色合いもミカサらしくて似合ってるしな」

    ミカサ「ありがとうクリスタ、私だけだったら選べなかった」

    クリスタ「いいよ、お礼なんて。ミカサは素材が良いんだからもっとおしゃれしないともったいないよ!」

    エレン「冬は服の色も暗くなりがちだけど、これなら身に着ける小物とかでカバー出来そうだな」
  315. 315 : : 2016/04/30(土) 23:24:32
    ミカサ「久しぶりにいい買い物をした」ニコニコ

    エレアル「(久しぶりにミカサの笑顔見れたな(ね))」

    エレン「次行くか。俺とアルミンの服だな」

    スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 男性服売り場

    エレン「アルミンは何かこだわりあるか?」

    アルミン「う〜ん……僕は未だに女の子に間違われる事があるからね……男らしいとまではいかなくても、それなりに見えるのを着てみたいね」

    エレン「男らしい、か……」キョロキョロ

    エレン「ならこれなんてどうだ?」スッ

    アルミン「これは……!着てみるね」スッ スタスタ

    シャッ


    アルミン「どうかな?」シャッ

    クリスタ「かっこいい!」

    ミカサ「(初めてアルミンに対してかっこいいという評価をした……)」

    エレン「シャツは白で青のジーンズ、黒のロングコートに紺色のストールを合わせてみた」

    エレン「程よくってのはちょっと難しかったからな……いっその事、思いきり偏らせてみたんだ」

    クリスタ「新しい一面を発見したみたいで新鮮だね!」
  316. 316 : : 2016/04/30(土) 23:28:55
    ミカサ「レンは買わないの?……!!」クルッ

    クリスタ「(かっこいい……)」

    エレン「俺はちょっと試したい組み合わせがあってな、アルミンが試着してる間に着てきた。
    草色のシャツに黒のデニム、あとは濃紺のパーカージャケットだな」

    ミカサ「とても良く似合っている」

    エレン「ありがとな」ポン

    エレン「これで全員分だな。全員これでいいなら会計しに行こうぜ、今日の分は奢るぞ」

    アルミン「そんな!選んで貰った上にお金もなんて…!」

    エレン「しばらく会えなくなるかもしれないからな。
    今までの感謝の気持ちとかも込めて払わせてくれよ」

    アルミン「分かった……なら、レンが帰ってきたらその時は僕が奢るよ」

    エレン「ああ、期待してるよ」ニッ
  317. 317 : : 2016/04/30(土) 23:34:44
    ーーー 会計後

    ーーー

    ーーー 街中

    スタスタ

    エレン「あ」ピタッ

    アルミン「どうかしたの?」クルッ

    エレン「悪い、用事思い出した。先帰っててくれ、すぐに行く」クルッ ダッ!

    アルミン「あ!ちょっと、レン!」

    ミカサ「アルミン、先に行ってよう。レンがあんなに急ぐのならそれなりの用事の筈」

    クリスタ「私もそう思うよ」

    アルミン「そうだよね…行こうか」スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー アクセサリーショップ


    追いかけて来て無いよな・・・?よし


    エレン「すいません」

    店員「いらっしゃいませ」

    エレン「昨日ここで商品を購入した者です」

    店員「領収書などはお持ちでしょうか?」

    エレン「はい」スッ

    店員「ああ、レン様ですね。仕上がっておりますよ。少々お待ち下さい」クルッ スタスタ


    店員「こちらでお間違え無いでしょうか?」スッ

    エレン「はい、ありがとうございます」ペコリ

    店員「またのご来店をお待ちしております」ニコッ
  318. 318 : : 2016/04/30(土) 23:37:52
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    スタスタ

    シガー『しかし、お前もよくやるよな』

    エレン「何がだよ」

    シガー『それだよ。わざわざ店員にたのんだのは表面よりも"そっち"がメインだろ?』

    エレン「まあな。ただの我が儘に過ぎないが、消えても俺がいた証を残したくてな」

    シガー『その気持ちは分からなくもない……まあ、その程度ならあまり支障も無いだろうし、良いだろう』

    エレン「なんだかんだで迷惑かけてばかりで悪いな」

    シガー『いや、お前といると退屈しないからな。別に気にしてないさ』

    エレン「そうか……なら、もう少しの間よろしくなシガー」

    シガー『こちらこそよろしくな、エレン』
  319. 319 : : 2016/04/30(土) 23:40:38
    今日はここまでです。
    投稿遅くなり、すいませんでしたm(_ _)m

    服の組み合わせのシーンがありましたが、筆者はおしゃれに疎いので正直あまり考えて組み合わせてません。
    おかしな点などありましたら遠慮なくご指摘下さい。
  320. 320 : : 2016/05/01(日) 08:27:09
    期待でーす
  321. 321 : : 2016/05/01(日) 23:37:18
    ーーー

    ーーー

    ーーー 訓練所 男子寮

    ガチャ

    アルミン「おかえり、レン。荷造り手伝うよ」

    エレン「ただいま、アルミン。ありがとな」

    ーーー 荷造り終了

    ーーー

    ーーー

    エレン「思えばまだ1年半位しか経ってないんだよな……ここでの生活」

    アルミン「そうだね……残り半分、精一杯頑張らないと」

    エレン「ああ!お互い場所は違うけど、また会った時に成長を見せ合える様にしようぜ!!」グッ

    アルミン「うん!楽しみにしててよ!!」コツッ

    エレン「さてと…そろそろ他の奴らも戻ってくるかもしれないし、俺行くわ」

    アルミン「皆には説明しなくていいの?」

    エレン「一応明日の朝あたりに教官からはあると思うが、事情が事情だからな……最悪 適当な理由つけて開拓地送りになったって事になるかもな」
  322. 322 : : 2016/05/01(日) 23:46:02
    エレン「そうなった時は余計な事話したりしない様に2人に伝えといてくれ。じゃあな」スタスタ

    アルミン「うん、分かった。それじゃあね」

    ーーー

    ーーー

    ーーー 教官室

    コンコン

    「入れ」

    エレン「失礼します」ガチャ

    キース「イェーガー、来たか。身支度は済んだのか?」

    エレン「はい、この通り」スッ

    キース「分かった。では行くぞ」スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 馬小屋

    サッ サッ サッ サッ

    クリスタ「あっ、レン!」

    エレン「クリスタ。帰ってきて早々ブラシかけてたのか」

    キース「丁度いい。レンズ訓練兵、ブラシをかけ終わっている馬はいるか」

    クリスタ「あ、はい。この子達は既に終わりました」

    キース「ご苦労、すまんな」スッ タヅナカケル

    キース「行くぞ、イェーガー」マタガル

    エレン「少し彼女に話が」

    キース「……すぐに済ませて来い」クルッ

    パカラッ パカラッ
  323. 323 : : 2016/05/01(日) 23:50:15
    クリスタ「レン、行かなくていいの?」

    エレン「その前にお前に渡しておきたい物があってな」スッ

    クリスタ「!!このピアス……!」

    エレン「街で欲しそうに見てたからな、俺からのプレゼントだ」

    クリスタ「ありがとう……!!」ダキッ

    エレン「喜んでくれたなら俺も嬉しいよ」ギュッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレン「そろそろ行かないと……その前にそれ、俺に付けさせてくれないか?」

    クリスタ「うん、お願いするね」スッ

    エレン「この宝石、何か知ってるか?」スッ

    クリスタ「ううん、見た事も無いよ」
  324. 324 : : 2016/05/01(日) 23:56:44
    エレン「これはアメジストって宝石なんだ。それと……ここ見てみろ」ツンツン

    クリスタ「?」

    ーーーーーーーー
    ren Yeager
    ーーーーーーーー

    エレン「俺の方には」スッ

    ーーーーーーーー
    Historia Reiss
    ーーーーーーーー

    エレン「お互いをいつでも近くに感じられる様にって意味でやったんだが……嫌か?」

    クリスタ「ううん、嫌じゃないよ…嬉しい……」ポロポロ

    エレン「アメジストには石言葉があるんだが……」ポリポリ

    クリスタ「レン?」

    エレン「いや、いつか教えるよ。今はちょっと照れくさいしな……
    どうしても知りたかったら他の奴らに聞いてくれ」

    クリスタ「……うん………」
  325. 325 : : 2016/05/01(日) 23:59:38
    エレン「それじゃあ、俺は行くな。
    皆によろしく伝えてくれ。手紙書くからよ。
    頼み事についてだか、詳しくはアルミンに話してあるから後で聞いてくれ」マタガル クルッ

    クリスタ「レン!」

    エレン「ん?」クルッ

    クリスタ「これ、ありがとう…大事にするね!」ピアス キラッ

    エレン「ああ、そうしてくれると嬉しい。またな!」クルッ

    パカラッパカラッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 道中

    エレン「お待たせしました、教官」

    キース「もう済んだのか」

    エレン「はい、ありがとうございます」ペコリ

    キース「フッ、礼を言われる程の事ではない」
  326. 326 : : 2016/05/02(月) 00:07:06
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    パカラッ パカラッ パカラッ


    エレン「教官にお願いがあります」

    キース「何だ、言ってみろ」

    エレン「時々、アルレルト、アッカーマン、レンズ訓練兵のいずれかから教官に報告があると思います。あった場合は、エルヴィン団長を通じて俺に知らせて欲しいのです」

    キース「何故だ……それに、信憑性が保証できない事を伝えろと思うのか」

    エレン「3人にはある事に協力して貰う為、俺の事を教えました」

    キース「!!」

    エレン「3人は秘密を軽々しく口にする奴らではありません」

    キース「分かった……貴様を信じる。くれぐれも失望させてくれるなよ」

    エレン「ありがとうございます。では、お願いします」

    キース「了解した」
  327. 327 : : 2016/05/02(月) 00:08:04
    今日はここまでです。
    明日は22時から投稿出来ると思います
  328. 328 : : 2016/05/02(月) 21:22:03
    ーーー

    ーーー

    ーーー 調査兵団本部

    キース「着いたぞ」オリル

    エレン「着きましたね」オリル

    ???「お待ちしてました」バッ! ケイレイ

    エレン「レン・イェーガー訓練兵です。よろしくお願いします!」バッ! ケイレイ

    キース「エルドか、ご苦労」


    エルドさん・・・


    エルド「ご案内します。こちらです」クルッ スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 団長室

    コンコン

    「入れ」

    エルド「失礼します。キース教官とイェーガー訓練兵をお連れしました」ガチャ

    エルヴィン「ありがとう。下がってくれ」

    エルド「失礼します」ペコリ

    バタン
  329. 329 : : 2016/05/02(月) 21:24:29
    エルヴィン「さて…レン」ガタッ

    エレン「はい」

    エルヴィン「今回の申し出を受け入れてくれた事に感謝する。ありがとう」ペコリ

    エレン「頭を上げてください。俺がここに来たのは、人類の為ですから」

    エルヴィン「そう言ってくれると助かるよ」

    エルヴィン「これからよろしくな、レン」ニコッ スッ

    エレン「はい!こちらこそよろしくお願いします」ガシッ

    キース「確かにイェーガーは送り届けた。私は戻るぞ」

    エレン「はい、3人によろしくお願いします」バッ! ケイレイ

    キース「ああ」

    エルヴィン「ありがとうございました、キース教官」

    キース「うむ」
  330. 330 : : 2016/05/02(月) 21:29:39
    ガチャ バタン

    エルヴィン「3人とは?」クルッ

    エレン「協力者です。信用出来る人材です」

    エルヴィン「ならいいが……レン」

    エレン「はい?」

    エルヴィン「まずは、連絡に不備があった事を謝らなければいけない。
    半年間というのは本部での期間で、その前に君には特別作戦班と共に過ごしてもらう。」

    エレン「そうだったんですか……しかし何故ですか?」

    エルヴィン「君が言っていた日がくれば、一番活躍するのはおそらく特別作戦班だ。そちらとの信頼を築いてから本部に移って来てほしい」

    エレン「ハッ!了解しました」バッ! ケイレイ

    エルヴィン「ありがとう。では早速行こうか。
    馬は用意させてある、ついて来てくれ」スタスタ

    エレン「」スタスタ


    やってやる・・・絶対に俺は・・・未来を変えて、皆を救う!!
  331. 331 : : 2016/05/02(月) 21:33:00
    ここまでです。
    リアルが少し忙しいので新章はGW明けからの投稿になります。

    新しいスレのURLは建てた後にこちらに載せますので、そちらからどうぞ

    また作品を見ていただけると嬉しいです。
    新しいスレでお会いしましょう
    (〃・д・) -д-))ペコリン
  332. 332 : : 2016/05/03(火) 22:18:10
    バイバイ
    まってるよ
  333. 333 : : 2016/05/04(水) 11:13:18
    GW、楽しんでくださいね
    。゚.o。マッテルョ。o.゚。ヽ(・∀・●)ノ
  334. 334 : : 2016/05/05(木) 21:54:18
    新章の投稿前に、ここをこうした方が良いなどのご意見等ありましたら是非お願いしますm(_ _)m
  335. 335 : : 2016/05/06(金) 00:14:49
    シガーの名前の由来は何ですか?
  336. 336 : : 2016/05/06(金) 00:15:26
    名前間違えた
    こっちが正しい方です
  337. 337 : : 2016/05/06(金) 03:18:59
    これって、15歳?のエレンの力を10歳?に引き継いでるってことだよね?
    それでさらに、成長期で伸びてるのかな?
    それって最強ですねw
  338. 338 : : 2016/05/06(金) 07:25:57
    >>335最初に「イェーガーの始祖」と名乗ったのでイェーガーのガーと始祖の始をとってシガーになりました。
    シガーの方の名前は特に理由は無いです。
    >>337考え方としてはそうなりますね。
  339. 339 : : 2016/05/07(土) 00:24:09
    続きまだですか?
    凄い楽しみにしてます!!
  340. 340 : : 2016/05/08(日) 22:14:00
    はっやっく!はっやっく!(ノ-_-)ノ~┻━┻ガシャーン
  341. 341 : : 2016/05/08(日) 22:21:31
    後、グリシャがエレンに打った注射器の反対に巨人化能力を消滅させる薬をハンジなどに作ってもらって、アニをエレンが説得して、(ライナーや、べべンべべでもいい)注射させる。とかは?
  342. 342 : : 2016/05/09(月) 00:30:09
    早く~
  343. 343 : : 2016/05/09(月) 07:06:13
    おはようございます。
    今日から新章の投稿ですが、夜にバイトがあるので22時よりも前に投稿になると思います。
  344. 344 : : 2016/05/09(月) 12:41:37
    http://www.ssnote.net/archives/45773

    建てました。どうぞ!
  345. 345 : : 2016/05/10(火) 18:58:28
    >>341
    ストーリーは作者が考えるものだろ…表現がわかりづらくないかとか、そういうことだと思うよ
  346. 346 : : 2017/06/17(土) 11:38:09
    >>291 エレンになってますよ
  347. 347 : : 2017/06/17(土) 19:29:06
    >>346
    ご指摘ありがとうございます。
    修正しておきました。
  348. 348 : : 2020/03/05(木) 09:46:13
    うんこ
  349. 349 : : 2020/10/06(火) 14:02:31
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=38

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屑豆は駆逐

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エレン「代償はオレ自身」 シリーズ

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