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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

記憶の欠片

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  1. 1 : : 2020/10/18(日) 03:08:35
    今回初めて投稿させてもらいます!いずいずです!
    最初に言っておきますが、投稿頻度はバラバラで話の内容もごっちゃかもしれません。
    ですが少しでも期待して、見て頂くとありがたいです!
    今回は学生辺です!

    ーー嫉妬ーー

    モブ女 「ねね、聞いた?転校生来るって!」


    モブ女 「えぇ?!どんなひとなの!?」

    モブ女 「それも凄いイケメンらしくて!
    もうかなり噂になってる!」

    ーー

    ユミル「なぁ、聞いたか?お前もそろそろ男に興味
    持ったらどうだ?」

    ヒストリア 「もぉ〜、私のことはいいの!!」

    ユミル 「あぁー、そっかぁ私と結婚すんだもんなぁー
    流石私のヒストリア」スリスリ

    ヒストリア 「も、もう、やめてよぉー」


    アルミン 「どんな人だろうね、」

    ミカサ 「...」

    ジャン 「まぁな、だけどなんでこんな時期なんだ?
    まだ入学して4ヶ月しかたってないぜ?」

    マルコ 「うーん...やっぱり親の都合とかじゃない
    かな?」

    ライナー 「分からんが、聞いた情報だとイケメンで
    入試試験満点だったときいたぞ」

    ベルトルト「すごいなぁ、この学校だって結構レベル
    高いのに」

    アニ 「そこまで、勉強ができるのかい」

    コニー 「入試試験満点!?き、聞き間違いなのか?
    それとも俺がバカなのか?」

    サシャ 「そろそろ、ホームルーム始まるみたいですよ」

    皆 「そうだな」(ね)

    キース 「よし、お前ら席につけ。今日新しくこのクラス
    に新しい仲間がやってくる。
    よし入れ、」

    エレン 「エレン イェーガーです、シガンシナから
    親父の都合で引っ越してきました。」

    女子達 「キャーーーイケメン!」

    ミカサ 「...」

    アニ 「!!///」

    ヒストリア (うわぁー〜すごいイケメン///)

    ユミル (おぉ、結構イケメンじゃねぇか///)

    キース 「席は空いてるところにつけ」

    エレン 「了解です」

    ヒストリア (えっ私の隣じゃん///)

    エレン 「よろしく、」

    ヒストリア 「えっ、う、うん!」

    ヒストリア (びっくりしたぁ)

    ーーー

    皆 「よろしくね」(な)

    エレン 「おう、よろしく」

    ーーみんな自己紹介を終えてーー

    エレン 「そういえば、ミカサはいるか?」

    アルミン 「ミカサ?ミカサならアニと廊下にいたよ」

    ジャン 「なんだ、知り合いなのか?」

    エレン 「あぁ、俺ら付き合ってんだよ」

    皆 「!!!なに?!!」

    ヒストリア (え、そうだったんだ...)

    女子達 (ミカサめぇ、)

    ジャン 「」

    アルミン 「そ、そうだったんだでもなんで?」

    エレン 「ああ、親同士が仲良くてな、ちっちゃい頃から
    よく遊んでて、1年くらい前に付き合った」

    ライナー (ジャンどんまい)キリ

    ベルトルト (ライナー...ジャンが可哀想だよ)

    ーーお昼ーー

    ユミル 「なぁ、あいつかっこ良かったな」

    ヒストリア 「うん、、、せっかくいい人見つけたとおもっ
    たのになぁ」

    ユミル 「へぇー、ああいう奴がいいんだなぁ」フンフン

    ヒストリア 「ち、違うよ!ただかっこよかったなって」

    ユミル 「どうだかねぇ〜」ケラケラ

    ヒストリア 「も、もう!ユミルってば!」

    ヒストリア (せっかく席隣になれたのになぁ...)

    ヒストリア 「私ちょっと水筒取ってくるね」タッタッタ

    ユミル 「はいよー」
  2. 2 : : 2020/10/18(日) 03:10:56
    ヒストリア (ん?あれは、エレン?)

    ミカサとご飯中

    エレン 「お、今日の弁当美味そうだな」

    ミカサ 「エレンのために作った」

    エレン 「ありがとな」

    ミカサ「明日も作ってみる味の保証はしないけど」

    エレン 「お、いいのか?ミカサの作るやつはどれも美味しいよ」ナデナデ

    ミカサ 「あぅ、、、//」

    ーーー

    ヒストリア (ミカサもあんな表情するんだ、、、そうだよね私なんかエレンと釣り合わないよね、、、)ウルウル

    ユミル 「...」

    ーー放課後ーー

  3. 3 : : 2020/10/18(日) 03:33:01
    皆 「じゃあねー」(なー)

    アルミン 「エレンじゃあーねー!」

    ジャン 「」

    マルコ 「ジャ、ジャン...エレンじゃあね」

    ライナー 「エレンまた明日な」

    ベルトルト 「じゃあね、また明日」

    エレン「おう、また明日」(なんか頭が痛てぇな)


    アニ 「じゃあ」

    サシャ 「さよならです!!」

    ミカサ 「また明日」

    ヒストリア 「また明日ね」

    ユミル 「ヒストリア帰ろうぜ」荷物持つ

    ヒストリア「あ、今日先生に呼ばれてるんだった、先帰ってていいよ!」

    ユミル 「お、そうか?じゃあまた明日な」

    ヒストリア 「うん!」ニコッ

    ーー職員室ーー

    ヒストリア 「し、失礼しまーす」(怖いなぁー)

    キース 「お、来たか。実は来月にある文化祭の実行委員をやって欲しいんだ。」

    ヒストリア 「文化祭ですか?」

    キース 「そうだ。だが仕事が多くてなお前ひとりじゃ無理だろうともう1人声を掛けたのだが...」

    「し、失礼します!」

    キース 「遅いぞ!エレン!」

    ヒストリア (えっ!?エレン?)

    キース 「まあ丁度いいな、ヒストリア、エレンに説明しとけこのプリントをよく読むように。以上だ」

    ーー教室ーー

    エレン 「いやぁ、実行委員とかだりぃな」

    ヒストリア 「そうかな?私は楽しみかな...」
    (エレンと出来るなんて...///)

    エレン 「えっと、隣の席の...」

    ヒストリア 「ヒストリア!もう覚えておいてよね!」プンスカ

    エレン 「ははっすまんすまん」ニコニコ

    ヒストリア 「まぁ、仕事頑張っていこうね!」

    エレン「おう!」ニコッ

    ヒストリア「///」ドキッ

    エレン 「どうした?顔赤いぞ?」

    ヒストリア 「な、ななななな何でもないよ!ほ、ほら
    終わったから帰るよ!」

    エレン「???」






  4. 4 : : 2020/10/18(日) 12:54:18
    エレン「あ、そうだ念の為連絡先交換しとこうぜ、
    なんか合った時連絡出来るよう」

    ヒストリア 「あ、うんそうだね!」(やった!)

    エレン 「なんかいい事あったか??」

    ヒストリア 「え、なんで?」

    エレン「いやすっげぇニヤニヤしてたから」

    ヒストリア 「な、なな何でもないない!///」
    (連絡先交換できて嬉しいなんて言えない///)

    エレン 「???まあいいわ、また明日なー」

    ヒストリア 「う、うんまた明日!」

    ーー家ーー

    ヒストリア (なんて連絡すべきかな。よろしく?いやそれとも自己紹介とか?うーん...)ピロリン

    ヒストリア (わ!エレンからだ///既読付けちゃったぁ///)

    エレン よろしくな

    ヒストリア うん!こちらこそよろしく!

    ....

    ヒストリア (えっ?終わり!?あぁ、そっか彼女居るもんね...他の女の子となんて連絡しないよね...)

    ーー1週間後ーー

    女子達 「ねーね!聞いた??エレン君別れたらしいよ?」

    女子達 「えっ!?ガチなん?!」

    女子達 「今朝、男子達から聞いたんだ」

    女子達 「狙う人多そうだなぁ」

    ーーーー

    ヒストリア (えっ!別れちゃったの!?あんなに仲良くお弁当とか食べてたのに...)

    ユミル 「良かったな、これであいつもフリーだな」

    ヒストリア 「ユミル!?いつの間に...って言うか酷いよ!!」

    ユミル 「それ、本心か??」

    ヒストリア 「えっ??」

    ユミル 「内心嬉しいとか思ってんじゃないのか?」

    ヒストリア 「そんなことなi「好きなんだろ?」

    ヒストリア 「...」

    ユミル「好きなんだろ???」

    ヒストリア 「分からない...ただエレンと居ると楽しいなって...」

    ユミル 「それを好きって言うんじゃないのか??」

    ヒストリア 「でも、私なんかと釣り合わないよ...」

    ユミル 「そうやって逃げんのか?」

    ヒストリア 「...」

    ユミル 「はぁ...どうせエレンも落ち込んでんだろ?
    だったらお前が慰めに行ったらどうだ」

    ヒストリア 「えぇ?」

    ユミル 「だから、慰めに行ってこいって」

    ヒストリア 「む、無理だよ!」

    ユミル 「じゃあお前はどうしたいんだ?」

    ヒストリア 「分からない...」

    ユミル 「まぁ、恋愛経験がない私が言うことじゃないな」

    ヒストリア 「わ、私もないよ」

    ーー放課後ーー

    モブ 「好きです。付き合って下さい!!お願いします!」頭サゲル

    エレン 「えっと...まだ喋った事ないし俺も今気持ちの整理がつかないっつーか...」

    モブ 「う、ううんごめんなさい急に!」アタフタ

    壁に隠れていたヒストリアーー

    ヒストリア 「エレンやっぱミカサの事で...」

    ヒストリア (よし!やっぱユミルの言った通り慰めて見よう)ヨシ

    エレン 「おい、何してんだ?」
  5. 5 : : 2020/10/18(日) 12:57:40
    ユミル何かと良い奴

    期待
  6. 6 : : 2020/10/18(日) 18:13:12
    ヒストリア 「えっ?エエエエレン?!」

    エレン「なんだよそんなびっくりして」

    ヒストリア 「いや急に話しかけられるから...」オドオド

    エレン 「はぁ...見てた??」

    ヒストリア 「う、うん...モテモテだね」
    (別れた事は知らない振りをしよう)

    エレン 「そうなんか?俺、そういうの分かんねぇって言うか...」

    エレン 「ミカサともそれが原因で別れたって言うのもあるからな」

    ヒストリア 「えっそうなんだ..」
    (慰めた方がいいのかな...)

    エレン 「ごめんなこんな姿見して。あー俺何やってんだチキショ」

    ヒストリアはしゃがみ込んだエレンを眺める事しか出来なかった。

    ーー


    キース 「文化祭のクラス展示についてホームルームでやるぞ。実行委員あとは頼む」

    エレヒス 「はい」

    ヒストリア 「なにかいい案はありますか?」

    モブ 「お化け屋敷なんかどう!?」

    モブ 「おい、ガキかよwww」

    モブ 「メイド喫茶なんてどうだ!?」

    ライナー (ヒストリアのメイド服....」

    ベルトルト 「ライナー声に出てるよ...」

    アニ 「どうでもいい...」

    サシャ 「屋台を沢山出しましょう!」ジュルリ

    ジャン 「お前が食いてぇだけだろ」

    マルコ 「言い方きついよジャン」

    コニー 「なにやるんだかさっぱり分かんねぇ」

    エレン 「他に案はあるか?」

    ガヤガヤ

    ヒストリア 「決まらなそうだね」

    エレン 「参ったなぁ」

    ーーその後ーー

    エレン 「メイド喫茶か、メイド服揃えなきゃな」

    ヒストリア 「そうだね、街に買い出し行く人が必要だね」

    エレン 「なら、今度の休日にでも行こーぜ」

    ヒストリア 「うん!ってえぇぇぇえええええ!?そそそそそれは2人っきりで...?」

    エレン 「??おうそうだが?なにか予定あったか?」

    ヒストリア 「う、ううん!何も無いよ!」

    エレン 「そうか、じゃあ土曜の午後1時に駅前で」

    ヒストリア 「分かった!」(これってデートになるのかな///」

    ーーー
  7. 7 : : 2020/10/20(火) 19:44:06

    ーー家ーー

    ヒストリア 「明日かぁ、すんごい楽しみだなぁ、どの服着てこうかな」

    ヒストリア 「そうだ、ユミルに連絡しよ」

    ヒストリアーーユミル起きてる?

    ユミルーーああ起きてるぞ、どうした?

    ヒストリアーー実は土曜日にエレンと出掛けることになって

    ユミルーーふーんっええぇええええ!?なんでだ!?お前から誘ったのか??!

    ヒストリアーーお、落ち着いて文化祭、メイド喫茶に決まったでしょ?その小道具とか衣装とか買いに行くだけだよ

    ユミルーーって言っても2人っきりでいくのか!?

    ヒストリアーー多分そうだと思うけど。それでどんな服がいいと思う!?

    ユミルーーうーん...お前の好きなやつでいいんじゃないか?

    ヒストリアーーそんな事言われてもさぁ...

    ユミルーーあーじゃああれはどうだ?白のワンピース

    ヒストリアーーあ、それいいかも。ありがとう!!

    ユミルーーああ問題ない。楽しんでこいよ、

    ヒストリアーーた、ただの買い出しだって!!

    ユミルーー分かった分かった(笑)

    ヒストリアーーもぅ、でもさ私も行っていいのかなって
    思ってさ、、、

    ユミルーーなんでだ?

    ヒストリアーーエレン、ミカサと別れたばっかりだしまだ落ち込んでたみたいだしさ

    ユミルーーまぁな結構落ち込んでたもんな...

    ヒストリアーーあ、もうこんな時間!もう寝るね!
    おやすみ!

    ユミルーーあぁ、おやすみ楽しんでこいよ、

    ヒストリアーーはいはい(笑)

    ヒストリア 「ふぅ、寝ようかな」

    ーーエレン視点ーー

    エレン (買い出しかぁめんどくせぇなまぁ自分から言い出したことだししょうがねぇな)

    エレン (ヒストリアかぁあんま喋った事ないな。明日沢山喋るか)zzz

    ーーーー
    ーーー
    ピピピ ピピピ ピピピ

    エレン 「うーん、」ゴソゴソ 時計見る

    2.38分

    エレン 「えっ、寝坊?やべぇ1時集合だったよな」

    やべぇ やべぇ

    集合場所

    エレン 「あれ、ヒストリアいない?もしかして帰っちゃったか。」

    エレン 「やらかしたなぁ、、、ん?あれはヒストリア?」

    エレン 「おーい」

    ヒストリア 「えっ!?え、エレン?!」

    エレン 「なにをそんなびっくりしてんだ??」

    ヒストリア 「す、すごい早いね」アセアセ

    エレン 「えっ、今日寝坊したぞ?」

    ヒストリア 「えっ?だって今11.35分だよ?」

    エレン 「えっ?」

    ヒストリア 「ほら」携帯見せる

    エレン 「あ、俺ん家時計狂ってるんだった、、、」

    ヒストリア 「ふふふっ、」

    エレン 「えっじゃあヒストリアはなんで?」

    ヒストリア 「ふぇっ!?な、なんで?うーんひ、暇だったから買い物してたの!」

    エレン 「ふーん、そっかじゃあその買い物手伝ってやるよ」

    ヒストリア 「えっ?いいの?」

    エレン 「時間もまだ全然あるしさ」

    ヒストリア 「ありがとう!」(もう完全にデートじゃん)

    ーーー
  8. 8 : : 2020/10/21(水) 19:39:14

    エレン 「ところでなんの買い物してたんだ?」

    ヒストリア 「うーんと服とかアクセサリーとか下着とかかな」

    エレン 「ふーん女子って大変なんだな」

    ヒストリア 「ついた、この服屋凄いんだよ?エレンに似合う服もあると思う」

    エレン 「お、まじか見てみる!」

    エレン 「その白のワンピース似合ってるな。なんというかヒストリアらしいというか」

    ヒストリア 「ありがとう///私らしいってなによ/」

    エレン 「この服いいな」

    ーーー

    ヒストリア 「いっぱい買ったなぁ〜」

    エレン 「重たそうだな持つぞ?」

    ヒストリア 「ありがとう////」

    エレン 「おう、次はどこだ?」

    ヒストリア 「あそこの大きなショッピングモール!!」

    エレン 「おぉ〜あそこならアルミン達と行ったことあるな」

    ヒストリア 「そうなんだ、、、ミカサとは?」
    (あれ、何聞いてんだ私...)

    エレン 「....」


    ヒストリア 「ご、ごめん」

    エレン 「ああ...もういいよ」

    ヒストリア 「あ、ここのお店だよ」

    エレン 「アクセサリー?」

    ヒストリア 「うんうん!」

    エレン 「お、あのアクセサリーヒストリアに似合いそうだな」

    ヒストリア 「えっどれどれ?」

    エレン 「ほら」ルビーのアクセサリー

    ヒストリア 「わぁ、綺麗!!」

    エレン 「買ってやるよ?」

    ヒストリア 「えっ、いいよそんな高いの」

    エレン 「気にすんな、な?」

    ヒストリア 「でも...」

    エレン 「なっ?!?」

    ヒストリア 「うぅ、、、分かったありがとうね!」

    エレン 「おうよ!」

    ーーー

    ヒストリア 「お腹すいたなぁ」グゥウウウ

    エレン 「フードコートいって飯にしようぜ」

    ヒストリア 「そうだね」

    エレン 「何食べようかな」

    ヒストリア 「あそこのハンバーグ屋さん美味いよ!」

    エレン 「おっ、じゃあそれにするわ」

    ヒストリア 「私もそれにしよ」

    店員 「お待たせしました、チーズinハンバーグです。」

    エレン 「ありがとうございます」

    ヒストリア 「ありがとうございます。」

    店員 「ごゆっくりどうぞ〜」

    ヒストリア 「店員の雰囲気もいいでしょ?」

    エレン 「あぁ、そうだな今度アルミン達とまた来てみるよ」

    ヒストリア 「ふふっみんな喜ぶと思うよ!」
    (あぁ、幸せだなぁー////)

    ??? 「あれ?エレン?」

    エレン 「ん?ミーナ!?」

    ミーナ 「久しぶり〜って誰よその女、浮気?!」

    エレン 「ち、チゲぇーよ!ヒストリアだよクラスメイトの」

    ミーナ 「うーん...怪しいなぁ〜」

    エレン 「...ミカサとは、その、別れたよ」

    ミーナ 「あっ、そうなのね...」

    ヒストリア (この状況気まずい...)

    ミーナ 「もしかして私に気が移った?」

    エレン 「はっ?んなわけあるか」

    ミーナ 「もう恥ずかしがんなって、このこの!」

    エレン 「う、うるせぇよじゃあな俺ら文化祭の買い出し来てんだ邪魔すんなよ」

    ミーナ 「はいはい、彼氏になる準備が出来たら連絡頂戴ねぇ〜」フリフリ

    エレン 「るっせぇ!」

    エレン 「はぁ、」

    ヒストリア 「だれ?」

    エレン 「あぁ、あれは幼なじみのミーナだ、よくミカサと3人で小さい頃遊んだんだ。でもミカサと付き合うようになってあいつは俺らを避けるようになって3人で揃うことは無くなったんだ」

    ヒストリア 「それってミカサと付き合ったエレンに嫉妬してるんだよ」

    エレン 「?そうなのか、よく分からんわ」

    ヒストリア 「鈍感...」ボソ

    エレン 「なんか言ったか?」

    ヒストリア 「もう!なんでもない!行くよ!」

    エレン 「あ、おい待てよ」

    ーーー
  9. 9 : : 2020/10/21(水) 22:25:38

    ヒストリア 「あ、肝心な事忘れてた」

    エレン 「なんだ?」

    ヒストリア 「メイド服だよ!!」

    エレン 「あーそういえば忘れてたな」

    ヒストリア 「買わなくてもレンタルとか出来ないかな?」

    エレン 「あ、このショッピングモールの中に衣装のレンタル屋があったぞ?」

    ヒストリア 「そこいこう!」

    ーーー

    ヒストリア 「これなんかどう?デザインもいい感じじゃない?」

    エレン 「おお〜いいなそれ、おっちゃんこれ5着借りられる?」

    おっちゃん 「おぉいいぞ!いいぞ!」

    ヒストリア 「何円ですか?」

    おっちゃん 「お嬢ちゃん可愛いから無料でいいぞ!」

    ヒストリア 「ふふふっありがとうございます///」

    エレン 「良かったな、無料だって」

    ヒストリア 「うん!」

    ーーー

    エレン 「今日はいっぱい買い物したなぁー」

    ヒストリア 「すごく楽しかったよ!」

    エレン 「なら良かったぜ!また来ような!」

    ヒストリア 「うん! もう暗いね」

    エレン 「家まで送るよ」

    ヒストリア 「うん、ありがとう」

    テクテク

    ヒストリア 「着いたよ」

    エレン 「でけぇーな親お偉いさんか?」

    ヒストリア 「うんお父さんがねでも最近はお母さんと出張してるから居ないんだ...」

    ヒストリア (ん?まって鍵がない!)ガサゴソ

    エレン 「どうした?」

    ヒストリア 「鍵を無くした...」

    エレン 「ぷっあははははは」

    ヒストリア 「えっエレン?!」

    エレン 「いやぁーお前ってドジなんだなって」ニカ

    ヒストリア 「そんなんじゃないもん」ムゥ

    エレン 「だったら俺ん家こいよ今日は暗いから鍵を探すのは明日にしようぜ」

    ヒストリア 「えっいいの?親とかは大丈夫なの?」

    エレン 「俺もお母さん死んだし、父親も海外に出張してるから」

    ヒストリア 「なんかごめんね....」

    エレン 「気にすんな」ニカ

    ーーーー

    ヒストリア 「エッエレンの家も大っきいね」

    エレン 「お前ん家と同じくらいだろ」

    エレン 「荷物は適当なところ置いておいて、今夕飯作るから。あとお風呂も沸かしとくよ」

    ヒストリア 「う、うんそこまでやって貰ってごめんね」(エレンの家////)

    ーー夕飯ーー

    ヒストリア 「わぁ、美味しそう!」

    エレン 「俺特製のペペロンチーノだぜ」

    ヒストリア 「料理上手だね!」

    エレン 「母さんからよく教わってたんだぜ」

    ヒストリア 「そうなんだね」

    エレヒス 「いただきます」

    ヒストリア 「ん!?おいひい!」

    エレン 「おい食いながらしゃべるな...」

    ヒストリア 「らっておいひいんだもん!」
    (だって美味しいんだもん!)

    エレン 「そりゃ良かったな」

    エレン 「....」

    ヒストリア 「エレンどうしたの?」

    エレン 「いや、この料理ミカサも気に入っててさもう作ってやれないんだなって...」

    ヒストリア 「、、、」

    エレン 「あ、ごめんなこんな話して、ほらまだおかわりあるからどんどん食えよ!」

    ヒストリア 「う、うん...」(まだミカサの事が...)

    ーーーー

    エレン 「お風呂沸いたぞー」

    ヒストリア 「分かった!の、のぞかないでよ!?」

    エレン 「へいへい覗きませんって」

    ヒストリア 「やっぱいいよ」

    エレン 「はっ?早く入れよ!」

    ヒストリア 「もう鈍感...」ガラガラ

    ヒストリア (やっぱりエレンはまだミカサのこと好きなのかな、私とデートしたのも偶然?他の女子でもこんな対応なのかな、なんか悔しいなぁ)

    エレン 「ヒストリア、着替え置いとくな」

    ヒストリア 「ふぇ?///え、エレン?」

    エレン 「??なんだよ」

    ヒストリア 「な、なんでもない、着替えありがとう」

    エレン 「?お、おう」

    ーーーー

    エレン 「ここの空いてる部屋をつかってくれ」

    ヒストリア 「ほんとにありがとうね」

    エレン 「気にすんな」

    ヒストリア 「じゃあおやすみエレン」

    エレン 「ああおやすみ」

    ーーーー

    2時37分

    モゾモゾモゾモゾ

    エレン 「んんーー、ん?」

    エレン 「ヒストリア!?」

    ヒストリア 「こっち向かないで」

    エレン 「くっ」

    ヒストリア 「エレンはさまだミカサの事好きなの?」

    エレン 「急になんだよ、まぁまだ好きだよ」

    ヒストリア 「他の人に興味があったりしないの?」

    エレン 「今はわかんないな。ただ俺はまだミカサの事は諦めきれねぇ」

    ヒストリア 「そっか、強いねエレンは」

    エレン 「なんでだ?」

    ヒストリア 「自分の思ってることが素直に言えて」ボソ







  10. 10 : : 2020/10/21(水) 22:29:17
    期待です!
  11. 11 : : 2020/10/21(水) 22:47:16
    エレン 「...」

    エレン 「お前はどうなんだ?」

    ヒストリア 「えっ?」

    エレン 「好きなのやつとか居ないのか?」

    ヒストリア 「いるよ」

    エレン 「どんなやつだ?」

    ヒストリア 「その人は優しくて、みんなから信頼されていてモテモテで鈍感でバカ正直な人」

    エレン 「へぇ〜、そんなやつ居たっけ?」

    ヒストリア 「エレンは分からないと思うよ」

    エレン 「おいなんだよそれ」

    ヒストリア 「ふふふっそのうち分かるよきっと」

    エレン 「そっか」

    ーーーー

    ピヨピヨ ピヨピヨ

    エレン 「んんーー」

    エレン 「朝かぁ」

    エレン 「あれ?」布団の中を見る

    ヒストリア 「スースーzzz」

    エレン 「あ、そういえばそうだったな。寝かせといてやるか」

    ーーーー

    ヒストリア 「んんんー」

    エレン 「おはよう」

    ヒストリア 「おはよう....」

    ヒストリア 「えっ!?エレン?どうしてここに?」

    エレン 「お前が昨日俺の布団に入ってきたんだろ...」

    ヒストリア 「あっ、そうだった///」

    エレン 「ほら、朝飯食うぞ」

    ヒストリア 「う、うん」

    ーーーー

    エレン 「鍵を探さないとな」

    ヒストリア 「うん、どこにやっちゃったんだろ...」

    エレン 「ショッピングモール探してみるか」

    ヒストリア 「そうだね」

    ーーー

    エレン 「店員に聞いてもそれらしいものは無かったって」

    ヒストリア 「困ったなぁ」

    おっちゃん 「おぉ!昨日の嬢ちゃん!」

    ヒストリア 「どうしたんですか?」

    おっちゃん 「それがね、あんたら帰ったあと鍵を拾ったんだ」

    おっちゃん 「これそうかい?」

    ヒストリア 「あ、そうです!!ちょうど探してたんですよ!」

    おっちゃん 「良かった良かった!」

    ヒストリア 「本当にありがとうございます!」

    おっちゃん 「いやいや気にせずデート楽しんでな」

    ヒストリア 「そ、そんなデートだなんて////」

    エレン 「良かったなあって」

    ヒストリア 「うん!」

    ーーー

    ヒストリア 「昨日と今日は本当にありがとう!またこの恩は返すね!」

    エレン 「ああ、俺も楽しかったからいいぞ、」

    エレン 「じゃあな」

    ヒストリア 「待って!」

    エレン 「ん?なんかあるか?」

    ヒストリア 「私の好きな人ってね...」

    エレン 「お、おう」

    ヒストリア 「エレンの事だからね!////」

    エレン 「??おう、ありがとう」

    ヒストリア 「友達としてじゃなくて異性として」

    エレン 「そ、そうなのか?」

    ヒストリア 「うん。別に付き合いたいとかじゃないのただ私のこの気持ちをしっておいて欲しかったの」

    エレン 「...」

    エレン 「その、なんというか今気持ちの整理がまだついてなくてそういうの分かんねぇっていうか....」

    エレン 「ごめんな」

    ヒストリア 「う、ううんこっちこそごめんね大変な時に。」

    エレン 「お、おう。じゃ、またな」

    ヒストリア 「う、うんバイバイ」

    ヒストリア (そうだよね、最初から分かってた。エレンが私のことじゃなくミカサをずっと見てたって。なんだろうこの気持ちすごく痛い、胸が張り裂けそうなくらいに。ああこの気持ちが「嫉妬」なんだね...)




  12. 12 : : 2020/10/21(水) 22:53:54
    1日にこんな投稿してくれるなんて有難いです
    とても期待
  13. 13 : : 2020/10/21(水) 22:56:59
    名無しさん
    ありがとうございます。
    内容がごちゃごちゃじゃないか心配ですが....
    毎日投稿出来たらします。投稿の時間帯は19~23時の間に投稿させていただきます。

    期待かんしゃです!
  14. 14 : : 2020/10/22(木) 21:33:11
    それからエレンと私は話さなくなった。

    文化祭の実行委員の準備でも

    ヒストリア 「...」カチカチ

    エレン 「...」トントン

    ヒストリア (気まずいなぁ///私、本当にエレンに告白したんだ、全然実感がないや)

    エレン 「...」トントン

    ヒストリア (エレンはどう思ってるんだろ...やっぱりミカサ?そうだよね...)

    ユミル 「なぁ、ヒストリア」

    ヒストリア 「えぇ、ユミル?」

    ユミル 「なんだよそんなびっくりして、まぁいいこっちの飾りはまだ終わってないんだな」

    ヒストリア 「あっ、うん結構難しくて」

    ユミル 「変わってやるよ。その変わりお前はメイドの調整しといてくれ」

    ヒストリア 「うん、分かった」

    エレン 「...」

    ユミル 「お前告られたろ」

    エレン 「はぁ?急になんだよ」

    ユミル 「お前ら見てりゃ分かる」

    エレン 「はぁ、そうかよ」

    ユミル 「お前はどう思うんだよヒストリアの事」

    エレン 「??好きだぞ?」

    ユミル 「はぁぁ、お前の好きは友達としてだろ」

    エレン 「まぁそうだな。でも異性として好きになるってよく分からねぇ。ミカサの事は異性として見れてたけど」

    ユミル 「なんだよそれ、まだミカサの事が好きなのか?」

    エレン 「それもよく分かんねぇ」

    ユミル 「はぁ、お前はとにかく鈍感すぎだ」

    エレン 「は、はぁ?お前何言って」

    ユミル 「お前を見てりゃ分かんだよ」

    エレン 「と、とにかくこの話はやめだ」

    ユミル 「そろそろヒストリアや他の人の気持ちにも気づけよな」

    エレン 「いや、全然分かんねぇ」

    女子 「え、エレンくん!こっちも手伝って欲しいな」

    エレン 「おう、いいぜ」

    エレン 「ユミルあとで話聞くから、じゃ」

    ユミル 「お、おい!逃げんな!」

    ーーーー

    ヒストリア 「はぁ、」

    ミカサ 「どうしたの?元気がないみたい」

    ヒストリア 「あはは、ちょっとね...」

    ミカサ 「私で良かったら相談に乗る」

    ヒストリア 「だ、大丈夫だよ!!」

    ミカサ 「そう....でも無理はしないで」

    ヒストリア 「うん...ありがとう」

    ヒストリア (エレンはミカサのこういう所に惚れたのかな...でも小さい頃からよく遊んでたって言ってたし、
    やっぱよっぽど仲良くなきゃだめなのかな)

    ヒストリア (はぁ、もう考えてもダメだ)

    ライナー 「ヒ、ヒストリア」

    ヒストリア 「あっ、ライナーどうしたの?」

    ライナー 「いや、その元気が無さそうだったからな///」

    ヒストリア 「ごめんねライナー今は1人にして」

    ライナー 「いや、俺が傍にいてやるよ」

    ヒストリア 「いや普通に気持ち悪いかな」

    ライナー 「」グハッ!

    ベルトルト 「ラ、ライナー!!」

    ーーー

    エレン (ヒストリアに返事すべきか?いやまて今は話せるような状況じゃねぇ、なんにせよ振ったところでもっと関係があっかするだけだ)

    ジャン 「何考え事してんだ?エレン」

    エレン 「おう、ジャン準備は終わったのか?」

    ジャン 「ま、一通りはな。で、なんの悩み事だ?」

    エレン 「あぁ、ヒストリアに告られてよ...今後どうしたらいいか分からなくて考えてた」

    ジャン 「」

    エレン 「おい、ジャン?」

    ジャン 「羨ましいんだよこのーーーー!!!!」

    エレン 「何すんだよ!!破けちゃうだろうがぁ!!」

    ジャン 「服なんてどうでもいいだぁろぉーー!!」

    ジャン 「ハァハァ、で?ヒストリアと接しづらいと言うことか」

    エレン 「まぁ、そんなとこだ」

    ジャン 「お前はヒストリアの事どう思ってるんだ?」

    エレン 「正直よく分かんねぇ、友達としては好きなんだが、異性としてどうか分からねぇ」

    ジャン 「悩むって事はもしかしたら好きになりかけてるのかもな」

    エレン 「そ、そうなのか?」

    ジャン 「んあ、つっても俺も恋愛経験なんてあんまねぇーから分からねぇけどよ」

    エレン (もし好きだとしたら付き合うのか?でもまたミカサの時みたいに...)

    ジャン 「ま、ゆっくり考えてみろよ。気持ちの整理がついたら答えが見つかるはずだ」

    エレン 「おう、なんかありがとうな///」

    ジャン 「う、うっせぇ///てか言った本人が何赤くなってんだよ!」

    エレン 「すまん///」

    ジャン 「空気悪くなっただろうが!///」

    ーーー


  15. 15 : : 2020/10/23(金) 22:55:44
    ヒストリア (どうしようかなぁ、今のままじゃダメだよね。自分から話しかける勇気もないし、喋ったとしても、気まづいだけだし...)

    ヒストリア 「...」テクテク

    ヒストリア 「ん?あれはえれん?」

    エレン 「...」

    ヒストリア (誰かと居るのかな?)

    女子モブ 「前からエレンくんの事が好きでした!」

    エレン 「...」

    女子モブ 「付き合って欲しいです」

    ヒストリア (どうするんだろ)

    エレン 「ありがとう」

    ヒストリア (えっ、うそ)

    エレン 「でも付き合えない。もちろん嬉しいけど俺には好きなやつがいる」

    女子モブ 「あっ、あ、えっと」

    エレン 「ん?どうした?」

    女子モブ「そ、その人はどんな人なの?」

    ヒストリア (ミカサのことだよね...)

    エレン 「そいつはふとした時の笑顔が素敵で一緒にいると楽しい、それにたまに抜けてるところがあって
    小さくて守ってやりたくなるやつだ」

    ヒストリア (えっ変わったのかな?)

    女子モブ 「そうなんだね...ごめんねエレンくん急にこんな話持ち出して」

    エレン 「おう、大丈夫だまた友達としてよろしくな」

    女子モブ 「うん!好きな人と上手くいくといいね!」


    ヒストリア (誰なんだろう...エレンの好きな人って)

    ユミル 「それにしてもあいつモテるな」

    ヒストリア 「うんそうだね...っていつからいたの?」

    ユミル 「あいつが告られてるところからだ」

    ヒストリア 「だいぶ前じゃん!」

    ユミル 「私が思うにあいつの好きなやつってヒストリアの事だと思うぞ」

    ヒストリア 「えっ?どうゆうこと?」

    ユミル 「まぁ、そのうち分かんじゃねぇーの?」テクテク

    ヒストリア 「ゆ、ユミル それじゃあわかんないよォ〜」小走り

    ユミル (私も恋してなぁーなんて言えないよな)

    ーーー

    エレン 「くっそ、この飾りどうやんだよ」

    ベルトルト 「貸してみエレン」

    エレン 「おう、さんきゅ。しっかしお前でけぇなどうしたらそんな身長伸ばせるんだよ」

    ベルトルト 「僕は生まれつきだよ。親の身長もでかいんだ」

    エレン 「へぇ〜羨ましいな」

    ベルトルト 「でも、僕の場合は影が薄いから誰にも気づかれない時があるんだ...」

    エレン 「?そうなのか、なんか可哀想だな」

    エレン 「あ、そうだベルトルトって好きな人居るか?」

    ベルトルト 「!?急にどうしたんだよ」

    ライナー 「ほほーん。その反応居るみたいだな」

    ベルトルト 「ら、ライナー!!いつの間に」

    ライナー 「さぁ誰だ、いってみろよ」

    ベルトルト 「君はもう知ってるだろ!」

    エレン 「いや俺が知らねぇぞ」

    ライナー 「ということだ、さぁ言えよ」

    ベルトルト 「はぁ、分かったよ...aに...」ボソ

    エレン 「ん?もう1回言え!」

    ベルトルト 「あ、アニだよ」

    エレン 「お、そうだったのかてっきり居ないかと思ってた」

    ベルトルト 「酷いなぁ、一応僕も人間なんだ好きなくらいいるよ」

    エレン 「ライナーはいるか?」

    ベルトルト 「ライナー はホモだからいないよ」

    エレン 「おい、そうだったのかよ」

    ライナー 「ち、違うぞベルトルト!俺はホモなんかじゃない!エレン、ベルトルトになんかだまされるな!」

    エレン 「おい近寄んなよ、ほもゴリラ」

    ライナー 「グハッ!」

    ベルトルト 「いこうエレン。向こうの装飾を手伝いにいこうよ」

    エレン 「お、そうだな」
  16. 16 : : 2020/10/24(土) 22:48:53
    エレン (早く答えを見つけなきゃな、まだハッキリと好きってなった訳じゃあるまいし...)

    モブ 「エレンー部活行こーぜー」

    エレン 「おう、先行っててくれ」

    エレン (しっかしなぁー〜...)

    アルミン 「やぁ、エレン。悩み事?」

    エレン 「お、アルミンお前には隠せないな」

    アルミン 「その様子だと本当に悩み事なんだね」

    エレン 「まぁな、俺あるやつに告られたんだけどさ
    もしかしたら俺もそいつの事好きなのかもしれねぇんだ」

    アルミン 「かもしれない?自分では分からないの?」

    エレン 「そうなんだよ、俺ってそういうの全然分かんねぇからさ」

    アルミン 「あははっエレンは鈍感すぎるんだよ」

    エレン 「あ、アルミンお前まで言うか...」

    アルミン 「ごめんごめん。あんまり答えを急がせない方がいいよ。あとで気持ちに迷いが生まれるから」

    エレン 「そうだよな、もっと考えてみるよ。サンキュアルミン」

    アルミン 「力になれて良かったよ」

    エレン 「部活行ってくるわ、また明日な」

    アルミン 「うん、じゃあね」

    ーーー

    エレン (答えを急がせなくてもいいんだ、そうだ悩みすぎなんだよ俺は)テクテク

    エレン 「あっ、」

    ヒストリア 「あっ、」

    ...

    エレヒス (気まづい...)

    「「あのさ!」」

    エレン 「あっ、どうぞ、」


    ヒストリア 「エレンこそどうぞ」

    エレン 「いやどうぞどうぞ」

    ヒストリア 「うん、あのさ前言っとこは忘れて?」

    エレン 「えっ、」

    ヒストリア 「やっぱこのまま気まづくなるのも嫌だし、エレンとはこれからもっと仲良くなっていきたいからさ」

    エレン 「お、おう分かった、こっちこそなかなか答えを言えないまますまんな」ニカッ

    ヒストリア 「あっ、ううん///大丈夫だよ」ニコッ

    エレン 「お前なんか顔赤くね?熱あんじゃねぇーのか?大丈夫か?保健室いくか?」

    ヒストリア 「ななななんでもないから見ないでぇ///」
    タッタッタッタッ

    エレン 「っておい...あいつ大丈夫かよ...」

    ーーー

    ヒストリア (これで良かったかな?今までどうりに喋れるかなぁ、)

    ヒストリア 「まぁ、いいや帰ろ」

    ヒストリア 「...」テクテク

    不審者 「ねぇ君、かわいいねぇ、ちょっと来てもらおうか」ナイフシャキン

    ヒストリア 「!?」

    ーーー

    エレン (部活も終わったし帰るかぁ)テクテク

    エレン 「ん?あれはヒストリア?てかあれだれだ?」

    不審者 「」ナイフシャキン

    エレン 「くそっあいつ!!」タッタッタッタッ

    エレン 「待てぇー!!」タッタッタッタッ

    不審者 「あばよ少年」車ブーーん

    エレン 「クソっおうしかない!」タッタッタッタッ

    ーーー

    不審者 「ねぇ、君あの少年と知り合い?」ニヤニヤ

    ヒストリア 「エレン...」

    不審者 「ちっしつこいな。遊んでやるか」

    エレン 「止まった!?諦めたか」ハアハア

    不審者 「君はこの子のなんだ?」

    エレン 「!?」

    ヒストリア 「エレン!!」ポロポロ

    エレン 「俺は...」

    エレン 「俺は...」

    エレン 「そいつの彼氏だ!!!!」

    ヒストリア 「!?」

    不審者 「ほう」

    不審者 「お前の彼女ならちゃんと大切にしろよ」ケラケラ

    ヒストリア 「エレン...」ポロポロ

    エレン 「おいてめぇ!ヒストリアを離せよ!」

    不審者 「自分の彼女ならしっかり自分で取り戻さなきゃな?」ケラケラ

    エレン 「くっっっっ」

    ジャン 「おらぁああああああああ!」ドゴッ

    不審者 「なにぃ?!」バタン

    ジャン 「ふぅ、危なかったぜ、」


    エレン 「ジャ、ジャン?!」

    ジャン 「ヒストリアがさらわれるとこ見ててよ追いかけてたんだ」


    エレン 「ヒストリア立てるか」手を差し伸べる

    ヒストリア 「う、うん///」

    エレン 「なら行こうぜ、ジャンお前には色々貸しができな本当にありがとうな」

    ジャン 「ふん、あとは俺が後始末しとくからヒストリアを連れて行け」

    エレン 「おう、警察には連絡しといたぞ。ほらいくぞ」


    ヒストリア 「あ、待ってよぉー」


    ーーーー





  17. 17 : : 2020/10/25(日) 22:14:06
    それから私達は付き合うことになって1ヶ月

    ヒス父 「じゃあなヒストリア、元気で...」

    ヒストリア 「うん...」

    ヒス母 「なにかあったら連絡してね」

    ヒストリア 「分かった...」

    ヒス母父 「じゃあね」

    ーー

    エレン 「えっ、2人とも出張?」

    ヒストリア 「そうなの...しかも5年だって」

    エレン 「お前1人を置いてか」

    ヒストリア 「お金の仕送りはしてくれるらしいけどやっぱ寂しいよ...」

    エレン 「なんだよ、俺が居るだろ?」

    ヒストリア 「ふふっ///」

    エレン 「じゃあさ、俺とお前で暮らそうぜ」

    ヒストリア 「えっ?」

    エレン 「だってお前ひとりじゃ出来ないこともあるだろ?」

    ヒストリア 「まぁそうだけど、エレンの家は大丈夫なの?」

    エレン 「俺ん家か?大丈夫だぞ?父さんはいいって言うと思うし、それとも俺ん家で住むか?」

    ヒストリア 「それもいいね。エレンの家おっきいもんね」

    エレン 「部屋なら余ってるぜ」

    ヒストリア 「でも、2人で暮らしたいかなって///」

    エレン 「おう、じゃあヒストリアの家だな」

    ヒストリア 「うん!ありがとう」ニコッ

    エレン 「おう、じゃあ今日帰り荷物取り入ってくるな」

    ヒストリア 「分かった、お風呂と夕飯の準備しておくね」

    エレン 「おう、さんきゅ」

    ーーー

    アルミン 「えっ!?ヒストリアと暮らすの?」

    エレン 「まぁ、色々あってな」

    ゲスミン 「我らの天使を....」ボソボソ

    エレン 「何言ってんだ?」

    アルミン 「なんでもないよ」

    ライナー 「おい!その話は本当か!?」

    エレン 「ああ、そうだがなんだよ」

    ライナー 「くそぉぉぉおおおお!」

    エレン 「なに急に叫んでんだよ気持ち悪ぃ」

    ベルトルト 「ライナーはエレンと暮らしたかったらしいよ」

    エレン 「」

    ライナー 「おい、ベルトルト!」

    エレン 「お前と友達辞めるわ」

    ライナー 「グハッ!」

    エレン 「そういえば荷物取りいかなきゃな」

    アルミン 「もう夫婦みたいだね」

    エレン 「よせよ///」

    ベルトルト 「エレンが照れるなんて新鮮だね」

    アルミン 「ああ、そうだね」

    エレン 「じゃあなまた明日」

    アルベル 「じゃあね〜」

    ーーー
    エレン (夫婦か、悪くねぇな)

    エレン 「ただいま」

    グリシャ「おかえりなさい。ヒストリアさんは本当にいいって言ってるの?」

    エレン 「大丈夫だよ父さん、あいつが寂しい思いをするより俺が傍にいてやった方がいいだろ」

    グリシャ 「ふむ、いつからそんな男らしい子になったんだ」ナデナデ

    エレン 「ちょ、やめろよ父さん!」

    グリシャ 「良かったなエレン、彼女を、ヒストリアを大切にしなさい」

    エレン 「分かったよ」

    ーーー

    ヒストリア 「エレンまだかなぁ」

    ピーンポーン

    ヒストリア 「あ、きたきた」

    エレン 「おっす」

    ヒストリア 「おかえり!」

    エレン 「お、おじゃまします」

    ヒストリア 「もう!ここはエレンの家でもあるんだよ!」

    エレン 「気がはやくねぇーか?まぁ、いいか」

    エレン 「た、ただいま///」

    ヒストリア 「ふふっ///おかえり!」

    ヒストリア 「ご飯できてるからね!」

    エレン 「おう、さんきゅうな」

    ーーー
  18. 21 : : 2020/10/26(月) 21:14:58
    なんか色々害悪なんとかとかURL貼られるんですけどなんですかね?w
    削除の仕方誰か教えてください
  19. 22 : : 2020/10/26(月) 21:40:34
    コメントオフにするしか無いんじゃないかな?多分
  20. 23 : : 2020/10/26(月) 22:05:51
    荒らし邪魔ですよね…色んなとこにああいうの連投してて迷惑ですよ…
    削除のやり方は分からないです
    すみません
    期待です!がんばってください!
  21. 24 : : 2020/10/26(月) 22:10:43
    闇風さん
    期待ありがとうございます!
  22. 25 : : 2020/10/26(月) 22:11:40
    エレヒスさん
    ほんと荒らし困るんですよねぇ...
  23. 59 : : 2020/10/26(月) 22:48:45
    すいません
    体調崩したので今日は投稿出来ません!
    明日は投稿しますので!
  24. 60 : : 2020/10/26(月) 23:26:25
    エレン 「お前料理出来たんだな」

    ヒストリア 「失礼な!出来るよ私だって」

    エレン 「母さんが居なくなって寂しいか?」

    ヒストリア 「うん...でもエレンがいるから///」

    エレン 「そっか、俺はいつでもお前の隣でいてやるから甘えていいんだぞ」

    ヒストリア 「うん...じゃあ一緒にねよ!!」

    エレン 「お前なぁ....まぁいいよ」

    ヒストリア 「やった!じゃあお風呂はいって歯磨きして準備するね!」

    エレン 「ほいほい」

    ーーー
    エレン 「お前あんまくっつくなって」

    ヒストリア 「だってエレンの匂い安心するんだもん。それにいい匂い」

    エレン 「お前は変態かよ、、、」

    ヒストリア 「違うよ、ただエレン依存症なだけ」

    エレン 「すんごい変態だな」

    エレン 「ほら、文化祭とか近いんだし早く寝て風邪引かないようにしろよ」

    ヒストリア 「あっ、そうだ文化祭なくなったらしいよ。」

    エレン 「えっ?」

    ヒストリア 「でもその代わりとして温泉に行くらしい」

    エレン 「温泉かぁいいな」

    ヒストリア 「エレンと一緒の班がいいなぁ」

    エレン 「同じだとしても部屋は別だろ」

    ヒストリア 「」ムゥ

    エレン 「もう寝るぞ、おやすみ」

    ヒストリア 「う、うんおやすみエレン」

    ーーー
    エレヒス 「おはよう」

    ジャン 「相変わらず仲良いな〜」ケラケラ

    エレン 「うっせぇ、」

    ライナー 「くっそぉおおおおお」

    ベルトルト 「ごめんねみんなあさからライナーがうるさくて」

    アニ 「羨ましい...」ボソッ

    ベルトルト 「...」

    ミカサ 「...」

    アルミン 「おはようエレン」

    エレン 「おう、アルミン」

    アルミン 「そういえば2組の女子が呼んでたよ」

    エレン 「?分かった行ってくるわ」

    ヒストリア 「えっ?エレン行くの?」

    エレン 「?大した事じゃないだろ、じゃ」

    アルミン 「僕が思うに告白だと思うんだけど...」

    ジャン 「ほんとあいつモテるよなぁ、くっそ羨ましい」

    ヒストリア (やっぱエレンモテモテだなぁ)

    ーーー
    女子 「エレンくんはさ、ヒストリアさんとどういう関係なの?」

    エレン 「どういう?どういうって付き合ってるけど?」

    女子 「そっか...」

    エレン 「それだけか?」

    女子 「ううん、私...私はエレンくんの事が好き!///」

    エレン 「嬉しいけど、今はヒストリアがいるから...」

    女子 「分かってるよ。もういいの」

    エレン 「ごめんな、じゃ」

    女子 「うん...」

    物陰

    ヒストリア 「相変わらずモテモテだなぁ」

    アルミン 「ヒストリアは嫉妬しないの?」

    ヒストリア 「そりゃぁ、ものすごくする」

    アルミン 「あははっ」

    ヒストリア 「でもエレンが嫉妬しないから本当に私の事好きなのか疑う...」

    アルミン 「エレンは恥ずかしがり屋だからねあんま素に出さないんだよ」

    ヒストリア 「そうなんだね」

    アルミン 「でも、エレンには弱点があってね嘘を着くと耳が赤くなるんだ」

    ヒストリア 「じゃ、じゃあ色々試すことができる...」

    アルミン 「あんまり度が激しすぎないようにね」

    ヒストリア 「うん、分かった」
    ーー
  25. 61 : : 2020/10/27(火) 08:43:03
    あんま体だるくなかったので投稿しました。
    今日も投稿するのでよろしくお願いします!
  26. 371 : : 2020/10/27(火) 21:11:42
    皆さん荒らし魔で見づらくてごめんなさい。
    編集で削除しますので今後ともよろしくお願いします
  27. 372 : : 2020/10/27(火) 21:25:11
    コメントはオフにしたいと思います。
    ですがコメントがないと寂しいので良かったらGoodください。
  28. 411 : : 2020/10/28(水) 22:27:02
    ヒストリア 「...」ジー

    エレン 「な、なんだよ」

    ヒストリア 「なんでもないよ」ジー

    エレン 「?なんか顔に着いてるか?」

    ヒストリア 「エレンって鈍感って言われた事ある?」

    エレン 「おい、みんな鈍感って言うんだが...」

    ヒストリア 「エレンは鈍感だよ。もう少し女の子の気持ちに気づいてあげるべき」

    エレン 「ふーん、そんなもんか」

    ーーー

    ヒストリア 「みんなおはよう」

    皆 「おはよう」

    ジャン 「あれれぇ?今日はおひとりですか〜?」ケラケラ

    アルミン 「珍しいね」

    ライナー 「わ、別れたのか?」

    ベルトルト 「ライナー今のは流石に酷いよ」

    ヒストリア 「あははっいやちょっとね」

    アルミン (ヒストリアなにか企んでるなぁ...また僕の胃が...)キリキリ

    エレン 「おはよう...」ウトウト

    女子達 「おはようーーー!!」

    キャー キタキター

    ジャン 「うるさいな女子達...それとなんでヒストリアと登校しないんだ?珍しいな」

    アルミン 「なにかあったの?」

    エレン 「いやそういう訳じゃねぇーがあいつなんか怒ってたみたいなんだよな」

    ジャン 「?そんな風には見えなかったけどな」

    アルミン 「エレン、なにかやらかしたんじゃないの?」

    エレン 「いや、全然分かんねぇ。身に覚えがないぞ」

    ヒストリア 「あははっそうだね」ニコニコ

    男子達 (女神やぁ〜)

    エレン 「いやどう見ても怒ってないだろ」

    アルミン (ヒストリアは自分が男子と喋ってるところをみてエレンに嫉妬して欲しいのかな、、、でもエレンはそんなのに嫉妬なんかしないんだよなぁ)

    エレン 「なぁ、アルミン」

    アルミン 「なにかな?」

    エレン 「ヒストリアに聞いてきてくれないか?」

    アルミン 「僕で良かったら聞くけど」

    エレン 「おっ、そうかまじさんきゅ」

    ーーー

    ヒストリア 「えぇ、アルミン知ってたの?!」

    アルミン 「うん、何となくね。でもそんなんじゃエレンは嫉妬なんかしないと思うんだよね...」

    ヒストリア 「ミカサの時はどうだったんだろ」

    アルミン 「聞くのも失礼だもんね....」

    ヒストリア 「と、取り敢えず続けてみるよ」

    アルミン 「分かった、それでエレンになんか反応があったら報告するよ」

    ヒストリア 「ありがとう!アルミン!」

    ーーー

    エレン 「いやぁー俺なんかしたかぁ?」ハァ

    アルミン 「特になんも言ってなかったよ」

    アルミン 「勘違いなんじゃないの?」

    エレン 「でもめちゃくちゃ冷たくしてくるんだぞ?」

    アルミン 「うーん...」

    エレン 「まぁ、いいわ、俺先輩に呼び出されてるからいくわ」

    アルミン 「えっ?今日も告白されんの?」

    エレン 「いや知らんわ」

    アルミン (着いてってみるか)

    ーーー

    ペトラ 「この前はありがとうね!」

    エレン 「はい、大丈夫ですよ。具合良さそうで良かったです!」

    アルミン (あれは!?2学年の天使のペトラ先輩だ...だけど何の話だ?具合?エレンが看病したのかな?)

    物陰
    ヒストリア 「...」(๑ ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ ๑) こっちを見る

    アルミン 「」

  29. 412 : : 2020/10/28(水) 22:33:33
    アルミン (ヒストリアも見てたのか...エレン罪は重いぞ)

    ヒストリア 「あ、アルミン」ボソッ

    アルミン 「大丈夫、エレンは彼女の事しっかり守るタイプの人間だ、そう簡単に浮気はしないよ」コショコショ

    エレン 「あの日は激しかったですもんね」

    ペトラ 「もう勢いが強すぎて濡れちゃったよ」


    アルミン「」

    ヒストリア「」

    アルミン 「だ、大丈夫だよ!」

    ヒストリア 「」

    アルミン 「し、死んでる...」

    ーーー
    エレン 「...」モグモグ

    ヒストリア 「...」モグモグ

    エレン 「なぁ、俺なんかしたか?」

    ヒストリア 「えっ?自分で分からないの?」

    エレン 「すまんが分からん」

    ヒストリア 「エレンは私の事大切にするって言ったよね?それなのに他の女の子とヤッちゃってさ...」

    エレン 「はぁ?なんの話だよ?」

    ヒストリア 「もういいよ!」テクテク バタン!

    エレン 「うん、なんで?」



  30. 413 : : 2020/10/29(木) 22:12:40
    金土日と忙しくて投稿出来るか分かりません。
    すいません!
  31. 414 : : 2020/11/02(月) 07:55:47
    今日から投稿再開しますのでよろしくお願いします~
  32. 415 : : 2020/11/02(月) 19:42:23
    エレン 「なぁ、ヒストリア出てこいよ」トントン

    ヒストリア 「...」

    エレン 「今日一緒に寝てやろうと思ったのにな〜」

    ヒストリア 「!?」

    ヒストリア (だめだ、こんなのに乗っちゃダメだ)

    ヒストリア 「うん...分かった...」(結局乗っちゃった)

    ーー
    布団の中

    エレン 「なぁ、俺が何したって言うんだよ」

    ヒストリア 「...」

    ヒストリア 「エレンは私の事好き?」

    エレン 「はぁ?何言ってんだよ、好きに決まってんだろ」

    ヒストリア 「////」

    エレン 「なに言わせといて赤くなってんだよ」

    ヒストリア 「好きならなんで他の女の子とヤッてたのよ」

    エレン 「は?なんの事だ?」

    ヒストリア 「ペトラ先輩とヤッたんでしょ!?」

    エレン 「おい、そりゃどういう事だ?」

    ヒストリア 「だって前中庭で話してるの見たもん
    激しかったとか濡れたとか...」

    エレン 「何勘違いしてんだよ」

    ヒストリア 「へ?」

    エレン 「あれは、オルオ先輩たちと帰ってる途中に夕立がきて濡れてペトラ先輩が風邪を引いちゃったから大丈夫か、って言う話をしてたんだぞ?」

    ヒストリア 「えっ?あっ、えっ?ん?」

    エレン 「...」

    ヒストリア 「エレンごめん!私のすんごい勘違いしてた」

    エレン 「...」

    ヒストリア 「だからごめんね?」

    エレン 「...」

    ヒストリア 「エレン??」


    チュ


    ヒストリア 「ふぇ?///」

    エレン 「ほら寝るぞ、」

    ヒストリア 「う、うん///」(初キス...///)

    ーーー

    ヒストリア 「って言うことがあったんだ///」

    ユミル 「へぇ〜エレンのやつ以外と大胆なんだな」

    ヒストリア 「も、もうしぃーー!聞こえたらどうすんの?!」

    ユミル 「教室でこんな話をするお前が悪ぃんだろ」ハァ

    ヒストリア 「むぅ」

    ユミル 「あー可愛いなぁ私のヒストリアぁ〜」

    ヒストリア 「も、もう調子乗らないで」

    ーー
    授業中

    先生 「ここ、わかるやついるか?...おいエレン寝るなよ。」

    エレン 「す、すいません」

    先生 「ここ分かるか?」

    エレン 「変化の割合と比例定数と傾きは全部[a]」

    先生 「せ、正解」

    ザワザワ ガヤガヤ

    モブ 「なんで解けたんだ?」

    モブ2 「いや、あいつ入試満点だぞ?」

    皆 「あいつ凄いな」

    ヒストリア 「凄いね流石エレn....って寝てるし」

    ライナー 「あいつ何もんだよ」

    ベルトルト 「僕も勉強頑張らないとな」

    アニ (エレンに教わりたい...)

    ミカサ 「流石だね...」

    アルミン 「エレンといい勝負が出来そうだなぁ」

    サシャ 「それよりお腹が空きましたねぇ」

    コニー 「サシャ、早弁はバレないようにな」

    ユミル 「おい芋おんな弁当少し分けろ」

    ガヤガヤ ザワザワ

    先生 「みんな、静かにしてぇ...」

    ーーーー




  33. 416 : : 2020/11/03(火) 22:08:01
    それから2年私たちは高校を卒業する事になった。
    エレンとは今でも一緒に暮らしていて順調に付き合っている。
    でも、エレンは高校を卒業したら東京の大学に進学して
    私は市内の大学に進学することになって、遠距離になってしまう。

    エレン 「これからも会えるだろ?泣くなよ」

    ヒストリア 「だってぇ、1人じゃ寂しいんだもん」グスグス

    エレン 「みんな居るだろ?ユミルとか」

    ヒストリア 「でも、やっぱエレンがいい」グスグス

    エレン 「ごめんな、俺は俺の道を行きたいしヒストリアもそうしろ」

    ヒストリア 「私はエレンと一緒に居ることが私のしたい事」グスグス

    エレン 「俺もそうだよ。でもやっぱ俺は父さんの様な医者になるために勉強したい」

    ヒストリア 「うん...」グスグス

    エレン 「泣くなよ」ナデナデ

    ヒストリア 「向こうで、浮気しないでよ?早寝早起きしていい食生活するんだよ?」

    エレン 「お前は俺の母さんかよ」

    ヒストリア 「で、でも...」

    エレン 「分かってるよ」

    ヒストリア 「向こうでも元気でね...」

    エレン 「別に今向こうに行くわけでもないんだから、あと1ヶ月」

    ヒストリア 「いっぱい楽しも!」

    エレン 「ああ、そうだな」

    ーーー
    アルミン 「しっかし僕よりもいい大学行くなんてなぁ〜」

    ライナー 「すげぇよなあいつ」

    ベルトルト 「君もだよライナー。まさか推薦で受かるなんてね」

    ライナー 「まぁな、ラグビーを続けたかったからな」

    アルミン 「みんな、別々になっちゃうんだね...」

    コニー 「いつでも会えるぜ?」

    サシャ 「コニーはもう就職ですもんね!てか、コニー以外にも市内に残る人いるんですか?」

    アニ 「ヒストリアと私とミカサだよ」

    ミカサ 「私は短大」

    アニ 「私も...」

    サシャ 「ヒストリアは?」

    アルミン 「○○大学じゃなかった?」

    サシャ 「おぉ〜凄いですねぇ。頭がいいって本当に良いですね!」

    アルミン 「そういう、サシャは調理専門学校だもんね」

    コニー 「みんな、すげぇよな」

    ベルトルト 「僕はヒストリアと一緒のとこだ」

    ライナー 「狙うなよ?」

    ベルトルト 「君がいうか!?」(アニ...)

    アニ 「そういばエレン達は?」

    ユミル 「中庭を見ろ」

    皆覗き込む

    皆 「...」

    エレン 「...」ナデナデ

    ヒストリア 「...」グスグス


    アルミン 「エレンは東京の大学か...」

    ライナー 「皆とはもうお別れか...」

    ベルトルト 「うん...僕達とはすごく離れるね」

    コニー 「あいつ、ヒストリアを置いてくのか?」

    サシャ 「まぁ、そうなりますけど、、、」

    アニ 「エレンの道だからね、誰が止めたりすることじゃない」

    ミカサ 「...エレンはつよい。だから彼なら1人でもやっていける」

    ユミル 「だが、ヒストリアがな...」

    ジャン 「俺らがなんとかするしかないだろ」

    皆 「...」

    ユミル 「ここに残った人達でヒストリアに寂しい思いをさせないようにするってか?」

    ジャン 「まぁな...」

    アニ 「卒業って辛いね...」

    ーーー

    エレン 「なぁ、そろそろ教室戻るぞ」

    ヒストリア 「だめ、もうちょっとだけ////」ギュ

    エレン 「あ、あのなぁ、ここ全部のクラスから見えるんだぞ?」

    ヒストリア 「あ、そうだったね」

    エレン 「まぁ、いい...」

    ヒストリア 「ふふっ。エレン身長伸びたね、転校してきた時よりすごい伸びてる」

    エレン 「そういうお前は伸びたのか?」

    ヒストリア 「むぅ、バカにしないで!!」

    エレン 「あははつ、すまんすまん」

    ヒストリア 「なぁーんか、卒業ってやだなー」

    エレン 「ずっとこのままで居たいよな、みんな一緒で毎日馬鹿やって遊んで青春して。こんな日常がずっと続いたらなって、、、」

    ヒストリア 「以外...エレンもそう思ってたんだね...」

    そう、多分私だけではない。エレンも...いや卒業するみんな思ってる事だよ、きっと

    ーーー
  34. 417 : : 2020/11/04(水) 23:35:54
    エレン 「ヒストリア今日は一緒に寝よう」

    ヒストリア 「えっ?」

    エレン 「いやだったか?」

    ヒストリア 「う、ううん!!全然!ただエレンがそんなこと言うなんて珍しいなって思って」

    エレン 「まぁ、あと少しだけだもんな」

    ヒストリア 「うん...本当に行っちゃうんだね」

    エレン 「まぁな、この家も寂しくなるな...」

    ヒストリア 「もう、エレンの部屋ベット以外ないじゃん」

    エレン 「引越しの作業が終わったからな」

    ヒストリア 「うん...」

    エレン 「ほら、寝るぞ寒いから入れ」

    ヒストリア 「うん...」ポロポロ

    エレン 「...大丈夫だから」ギュ

    ヒストリア 「うぅ、うぅ...」ポロポロ

    私はいつの間にか眠りに落ちていた

    ーーー
    エレン 「おはよう」

    ヒストリア 「おはよう...」ゴシゴシ

    エレン 「目真っ赤だぞ」

    ヒストリア 「昨日は泣きすぎちゃった」

    エレン 「もう、来週か」

    ヒストリア 「あっという間だなぁ...」

    エレン 「まぁ、なんとかやっていけるだろお前も頑張って大学生活送れよ」

    ヒストリア 「それ、今言うことじゃないでしょ...」

    エレン 「...遠距離辛かったら別れてもいいんだぞ?」

    ヒストリア 「!?エレン!!!もう絶対そんな事言わないでね!!!辛いけど遠距離でも私は大丈夫だから!!」

    エレン 「そっか...」

    ーーー
    エレン 「なぁ、アルミン」

    アルミン 「うん?」

    エレン 「もう、大学卒業したあとの事って考えてるか?」

    アルミン 「僕はまだかな。エレンは医者の道に行くんでしょ?」

    エレン 「まぁな、でもそれだとヒストリアに悲しい思いさせちまって」

    アルミン 「確かにそうかも知れないけど、エレンはエレンの人生があるんだし、しっかり夢に向かって頑張りなよ。ヒストリアの事を思う気持ちも分かるけどやっぱ自分の将来を大切にしな」

    エレン 「そうだよな、ヒストリアにはいつでも会えるしなんとかやっていけるよな」

    アルミン 「エレンはつよいからね。きっとうまくやっていけるよ」

    エレン 「...」

    アルミン 「...」

    エレン 「お前が親友で良かったよ」

    アルミン 「エレン...それは、今言うことじゃないよ」ポロポロ

    エレン 「ははっアルミンの泣き顔初めて見たな」

    アルミン 「うぅ、バカにしないでよ!!」

    ーーお別れの日ーー

    エレン 「またな皆...」

    ヒストリア 「...」

    アルミン 「うん、また会おうね!」

    ミカサ「またね、エレン」

    サシャ 「また会えると良いですね!」

    コニー 「じゃあなエレン向こうでも頑張れよ!」

    ライナー 「またな!元気で!」

    ベルトルト 「勉強頑張ってね」

    アニ 「じゃ...また」

    ユミル 「本当はヒストリアを1人にするお前を殴ってやりたいが今回は勘弁してやる、元気でな」

    ジャン 「お前と居てつまらない日常なんて無かったぜ、また会おうな」

    マルコ 「元気でね!」

    クラスの皆 「元気でね!バイバイ!」

    エレン 「ありがとうな、お前ら!わざわざ空港まで来なくてもいいのに」

    エレン 「じゃあな、ヒストリア...」

    ヒストリア 「...うん」ギュ

    エレン 「こっち向いて?」

    ヒストリア 「えぇっ?」


    チュ


    エレン 「ははっまたな!」

    ヒストリア 「////」

    アルミン 「大胆だね、エレン」

    ミカサ 「羨ましい...」ボソッ

    アニ 「まだ、諦めてなかったのかい?」

    ライナー 「天使が...幸せそうで何よりだ」ポロポロ

    ベルトルト 「今のはいいと思うよ、ライナー」

    ジャン 「ったく、」

    ーー飛行機の中ーー

    エレン (あー幸せだったなぁ。転校してから色々あってみんなと仲良くすることも出来たし、なによりヒストリアの笑顔を毎日見ることもできたし、向こうでも頑張るか)

    ーー空港ーー
    ヒストリア (今度会うのは何時だろう...その時までこの関係が続いてるといいけどね。エレン貴方がいて本当に楽しかった、またいつか一緒に暮らして何気ない日々を過ごせるといいね)

    ユミル 「おーい行くぞヒストリア」

    ヒストリア 「あ、うん!いこうユミル」

    アルミン 「行っちゃったねぇ」

    ライナー 「寂しいな、」

    ベルトルト 「うん...」

    ジャン 「ま、でもよ、また振り出しに戻ったって感じじゃね?」

    マルコ 「ああ、そうだねエレンが転校してきたときは本当にビックリしたけどね」

    コニー 「ほんとにあいつは頭が良かったんだな」

    アニ 「これから皆ともいつもどうり会えなくなるね」

    ーーー





  35. 418 : : 2020/11/04(水) 23:45:08
    ミカサ 「うん...みんなそれぞれ大学に行ったり就職したり忙しくなる」

    ユミル 「まぁな、でもエレンみたいに遠くに行ったりはしねぇ、だから会えるっちゃ会えるだろ」

    サシャ 「それよりお腹空きましたねぇ」

    皆 「...あはははっ」

    ジャン 「みんなで飯行くか」

    皆 「おう!」

    ーーー
    ピピピ ピピピ ピピピ

    ヒストリア <エレン?もう着いた?>

    エレン <まだだ、でももう少しで着くよ。>

    ヒストリア <やっぱ寂しいなぁ〜今日は皆でお泊まり会やってるんだけど、やっぱエレン居ないと寂しい>

    エレン <俺もだよ、向こうには俺の知ってる人なんて誰もいないからな>

    ヒストリア <頑張ってね?体調とか崩さないように>

    エレン <うん大丈夫またついたら連絡するよ>

    ヒストリア <分かった、じゃあ後でね>

    エレン <おう、じゃあな>

    ピッ


    アニ 「エレンからかい?」

    ヒストリア 「うん!」

    ユミル 「もう着いたのか?」

    ヒストリア 「まだだって、もう少しで着くらしいけど」

    ミカサ 「結構かかるんだね」

    ヒストリア 「うん、そうみたいだね」

    ーーー

  36. 419 : : 2020/11/08(日) 23:11:10
    ピピピ ピピピ ピピピ ガチャ

    エレン<おう、ヒストリア今着いた所だ>

    ヒストリア <本当?>

    エレン <おう、にしても人がいっぱいだなぁ>

    ヒストリア<いいなぁ〜都会か...やっぱ寂しい>

    エレン <これからも用がなかったら電話してやるから>

    ヒストリア <うん!ありがとうね!>

    エレン<おう、じゃあ荷物とか片付けるからじゃな>

    ヒストリア <うん、ばいばい>

    ブツッ

    ヒストリア 「はぁ、やっぱ寂しいよ...」

    ーー

    それから2ヶ月後


    ヒストリア 「ふう、レポート書き終えたし、帰るか!」

    二ファ 「ヒストリア〜帰ろ〜」

    ヒストリア 「あ、二ファいたんだ!うん、帰ろ」

    二ファ 「はぁ、相変わらずあの講義聞くのしんどい...」

    ヒストリア 「ははっあの先生個性的だもんね」

    二ファ 「私ばっか当ててきてさ、もうやになっちゃう」

    ヒストリア 「それだけ先生に信頼されてるって事だよ!」

    二ファ 「にしても、すごいよなぁ、ヒストリアは」

    ヒストリア 「??」

    二ファ 「あなた、学年4位だったよ?前の模試」

    ヒストリア 「あ、そうだったんだ、気にしてなかった」

    二ファ 「それならもっとレベルの高い大学に行ったらどうだったの?」

    ヒストリア 「レベルの高いねぇ...」

    ..........エレン


    二ファ 「ヒストリア?」

    ヒストリア 「ん?あっどうした?」

    二ファ 「いや、なんでもない、ほら帰ろ!あっ、そうだ新しく駅前にできたカフェいこ!」

    ヒストリア 「あっ!いいね!いこいこ!」

    ーー

    エレン 「...」カキカキ

    教授 「えっーとじゃあ、ここをエレンくん」

    エレン 「えっ、あっ、はい!」

    教授 「ここの 内因性 って言うの分かるか?」

    エレン 「あっはいこれは遺伝やアレルギーなど、体の内部に起因することです」

    教授 「うむ、よく出来たな流石首席期待してるぞ」

    モブ 「あの子、すごいねぇ、イケメンだし学校の首席ってもうアイドルじゃん」コソコソ

    モブ 「私、狙っちゃおうかな」コソコソ

    モブ 「あの容姿で、あの性格なら絶対美人の彼女いるよ」コソコソ

    教授 「そこ!静かに!」

    モブ 「「はい!」」

    ーー

  37. 420 : : 2020/11/08(日) 23:34:01
    エレン (ここは父さんに習ったとこだな)カキカキ

    エレン (えっとここはこうで...)カキカキ

    ??? 「君!ちょっと隣いいかな?」

    エレン 「えっ?あっどうぞ」

    ??? 「君がこの学校の首席くん?」

    エレン 「いや、それは分からないですけどあなたはだれですか?」

    ??? 「ああ、申し遅れたな、私はイェレナだ」

    エレン 「??だれですか?」

    イェレナ 「いや同じ講義でしかもいつも席隣でしょう」ヤレヤレ

    エレン 「あっそうだったな、よろしくなイェレナ!」ニカッ

    イェレナ 「!?その笑顔は反則だ///」

    エレン 「はぁ?何訳の分からねぇこと言ってんだよ」

    イェレナ 「ごっほん!!所で君の父親はグリシャさんで間違いないかい?」

    エレン 「なぜ?!親父の名前を?!」

    イェレナ 「何も、あの方は海外で有名な方ですよ」

    エレン 「えっ?そうだったのか?!」

    イェレナ 「まぁ、私は帰国子女ですしあなたが知らないのも当然ですね」

    エレン 「やっぱ親父すげぇな...」

    エレン 「俺ももっと勉強しないと...親父みてぇにはなれねぇ」

    イェレナ 「...」

    イェレナ 「なぁ、エレン」

    エレン 「あぁ?」

    イェレナ 「なぜそこまで父親にこだわるんだ?」

    エレン 「...あれは5年前か、母が交通事故にあったんだ、でも親父は海外に行ってて救えるのは俺だけだった...山奥でスリップして対向車に激突して母さんは意識を失っていた。もちろん出血も。でもその時の俺は医学に関することは無知でなにも出来なかった。だが父親が大切な人が目の前で何かあった時覚えるといいと医学を教わった。それからずっと医学を勉強している。」

    イェレナ 「私が思うにそれは悔やみだ」

    エレン 「あぁ?」

    イェレナ 「親父への憧れではなくあの時母親を救えなかった自分への後悔だ」
  38. 421 : : 2020/11/08(日) 23:49:52
    イェレナ 「エレン、君は父親みたいにならなくてもいいんだ。」

    エレン 「...確かになでも親父の腕は今や世界中に知れ渡っている。それに憧れてるのもちょっとはあるな」

    イェレナ 「君はつよい、だからきっと父親以上の医者になれるさ」

    エレン 「おう、ありがとうな!これからもっと勉強に専念することが出来るぜ」ニカッ

    イェレナ 「!?///ったくお前は不意打ちすぎるんだよ」ボソッ

    エレン 「あ?何言ってんだよ」

    イェレナ 「独り言だ。ほっとけ」

    ーーー

    ヒストリア 「んんんー!おいしい!」

    二ファ 「ほんとだ!おいしい!」

    ヒストリア 「ここのカフェ前まではパスタ屋さんだったのになぁ」

    二ファ 「なんだ、来たことあったんだ」ニヤッ

    ヒストリア 「な、なに?」

    二ファ 「まさか彼氏ぃいい?」ニヤニヤ

    ヒストリア 「ち、ち、違うよ!ほ、ほら高校時代の友達のユミルって人とぉー!」

    二ファ 「うしししっ、もう知ってるんだよ」

    ヒストリア 「えっ?」

    二ファ 「ヒストリアの彼氏の事」

    ヒストリア 「えっえっえっ?なんで?」

    二ファ 「嘘だよーん」ニヤニヤ

    ヒストリア 「あっ///むぅ」

    二ファ 「まんまと引っかかったねぇ〜」

    ヒストリア 「も、もうあんまり言いふらさないでよ?」

    二ファ 「うんうん!分かった!で、どんな彼氏なの?」

    ヒストリア 「う、うーんどんなってかっこいい?」

    二ファ 「えぇ、それだけ?同じ大学?」

    ヒストリア 「ううん、全然。遠距離なんだ私たち...」

    二ファ 「...そっか。写真とかないの?」

    ヒストリア 「あるけど、でも二ファに見せたらダメな気がする」

    二ファ 「えっ、なんでよ、」

    ヒストリア 「ほ、惚れちゃうから」ボソッ

    二ファ 「えっえっ!?なんて?」

    ヒストリア 「もう!どうなっても知らない!」

    ピッ

    二ファ 「えっ!?めちゃくちゃイケメンじゃん!」

    ヒストリア 「う、うん」

    二ファ 「紹介してよ!」

    ヒストリア 「えっっ?!だ、ダメだよ!」

    二ファ 「じょうだーん!ふふっ」

    ヒストリア 「も、もう。」

    二ファ 「その彼はどこに居るの?」

    ヒストリア 「東京なの。しかもすんごく頭のいい東京大学の医学部」

    二ファ 「か、彼何者よ...」

    ヒストリア 「今年の春に引っ越したんだ...」

    二ファ 「ふーん。でも連絡とりあってるんでしょ?」

    ヒストリア 「それが、彼忙しいらしくてあまり連絡が取れてないの...」

    二ファ 「そ、それは...でも安心しな!」

    ヒストリア 「えっ?」

    二ファ 「いざと言う時は私がいる!」

    二ファ 「寂しくなったらいつでもよんで!」

    ヒストリア 「二ファ...ありがとう!」

    ーー
  39. 422 : : 2020/11/09(月) 00:21:49
    ベルトルト 「ねぇ、あれってヒストリア達じゃない?」

    ジャン 「おっ、ほんとだ。ちょっと話してみるか」

    カランカラン イラッシャイマセェ〜

    ベルトルト 「やぁ」

    ジャン 「おっす」

    二ファ 「あっ!巨人に馬面!」

    ベルトルト 「きょ、巨人かぁ...」

    ジャン 「おい!なんだよその呼び方ァー!」

    二ファ 「ふん!あな達はいいよね?教授に当てられなくて」

    ベルトルト 「僕は影が薄いからね...」

    ジャン 「二ファ、残念だったな!」

    ヒストリア 「こんにちは!」

    ジャン 「お、おう」

    ベルトルト 「こんにちは」

    二ファ 「なぁーんであんたらヒストリアと私の態度違うのよ!」

    ジャン 「ふん!お前とヒストリアは住む世界が違うっつーの」

    ベルトルト 「二ファ達は何してたの?」

    二ファ 「ああ、色々世間話をね」

    ジャン 「おい!こらぁ無視すんな!」

    店員 「店内ではお静かに願います」

    ーー

    ジャン 「で?エレンの事を話してたと?」

    二ファ 「そういうことだ」

    ヒストリア 「///」

    ジャン 「今更何赤くなってんだよヒストリア」

    ヒストリア 「えっ!?な、なってた?私」

    ベルトルト 「結構ね...」

    二ファ 「にしししっ」ニヤニヤ

    ジャン 「もう3年くらい経つだろ?」

    二ファ 「えっ、」

    ヒストリア 「ん?」

    二ファ 「ぇええええええええええ!」

    ヒストリア 「ちょ!声大きいよ!」

    二ファ 「ああ、ごめんごめん。てかなんでベルトルさん達は知ってるの?」

    ベルトルト 「僕とジャンはヒストリアと同じ高校だったんだ」

    二ファ 「そ、そうだったんだ...じゃあ彼氏の事も知ってるって事?」ニヤッ

    ジャン 「ま、まぁな」

    ベルトルト 「それなりには...」

    二ファ 「教えて!」

    ジャン 「それは気が引けるぜ。ヒストリアの彼氏なんだ紹介することはできねぇ」

    二ファ 「むぅ、ケチぃ」

    ヒストリア 「もう!冗談よしてよ!」プンスカ

    ベルトルト 「まぁ、少しだけならいいんじゃない?どうせ二ファに教えた事で離れすぎて何も出来ないだろうし」

    ヒストリア 「た、確かに。でも二ファなら狙いそう」

    二ファ 「ギクッ」

    ジャン 「まぁ、一言であいつを表すなら」

    二ファ 「ゴクリ...」

    ジャン 「めちゃくちゃモテる」

    二ファ 「そのめちゃくちゃってどれくらい?」

    ジャン 「うーん、月一で告られてたんじゃね?文化祭の時とかやばかったしな」

    ベルトルト 「確かにあれは...」

    ヒストリア 「えぇっ!?何それ聞いたことない!」

    ジャン 「いや、流石のヒストリアでも言えない」

    ベルトルト 「これは純粋な子の前では言ってはダメな気が...」

    二ファ 「私は大丈夫!」

    ジャン 「お前は例外だ」

    二ファ 「」ガーン

    ヒストリア 「そ、そこまで言われると気になる...」

    ジャン 「はぁ、じゃあ話すぞ?実はエレンあいつ先輩に告られたんだけど、あいつ襲われたんだ」

    ベルトルト 「...」

    ヒストリア 「襲われた?」

    二ファ 「それはどういう意味?普通に暴力で?それとも性的な意味で?」

    ジャン 「性的な意味でだ。幸い影にいた俺らが止めに入ったが、相手はまだ諦めなかった。だから先生を呼んでなんとか解決って感じだった」

    ヒストリア 「ふぅ...良かった。」

    二ファ 「影に隠れてるあなた達...結構役立つじゃない」

    ジャン 「なんで上から目線なんだ?」

    二ファ 「実際なら私の方が学力は上ですけど?」

    ジャン 「身長なら上ですけど?」

    ベルトルト 「僕はどっちとも2人より上だけど?」ゴゴゴゴゴ

    ジャン 「」プルプル

    二ファ 「」プルプル

    ヒストリア 「ありがとうベルトルト、この場を抑えるのはベルトルトしか居ないよ」クスッ

    ベルトルト 「あははっそれはどうも」

    ーーー
  40. 423 : : 2020/11/14(土) 17:31:57
    それから何日か立ったある日

    エレン 「ふぁぁ、ねみぃ...」

    イェレナ 「おやおや、エレンさんおはようございます。」

    エレン 「あぁ、おはよう。てかお前俺に敬語使うのやめろよ」

    イェレナ 「それは難しいことですね、私は誰に対しても敬語なもんで、」

    エレン 「まぁ、いいけどよ...」

    モブ 「ねぇ、エレン君ってイェレナと付き合ってるの?」

    モブ2「それはないと思うなぁ、第一イェレナでしょ?あの人性格悪そうじゃん」

    エレン 「人を見た目で判断すんなよ?」

    モブ2 「え、エレン?!ご、ごめんつい!」

    エレン 「分かったから、今度からは気をつけろよ」

    イェレナ 「勝手な真似を///」

    エレン 「いや、俺はああいう奴が嫌いなだけだ」

    フロック 「おっすエレン」

    エレン 「ああおはよ」

    フロック 「朝からイェレナとお熱いなぁ」ニヤニヤ

    イェレナ 「」ドゴッ

    フロック 「グハッ」

    フロック 「何すんだよ?」

    イェレナ 「ふん、何が朝からお熱いだ、そんなことよりレポートをはやく仕上げた方がいいんじゃないですか?」ニヤニヤ

    フロック 「や、やべぇやってねぇ」

    エレン 「はぁ、お前しっかりやっとけよ、今回2ヶ月分の溜まってるんだろ?」

    フロック 「手伝ってくれよぉーーー」ナキナキ

    エレン 「えっ、いやだよ。自分でやれよ」

    フロック 「くっそぉおおおおおお」

    イェレナ 「はははっ!エレンに振られてますなぁー」

    フロック 「てめぇはいちいちムカつくなぁー?」

    イェレナ 「ほう?この私と互角にやりあえると?」

    エレン 「てめぇら朝からうるせぇなぁあああああああああああああああ!」

    ーー

    ヒストリア 「えっ?東京行きのバスのチケット?」

    二ファ 「そうそう!たまたま2席空いててね、予約したの!」

    ヒストリア 「ほんと!?でもいつ行くの?」

    二ファ 「明日よ!」

    ヒストリア 「あ、明日?!」

    二ファ 「何か問題???」

    ヒストリア 「い、いや大丈夫だけど」

    二ファ 「それでエレンも連れて3人で東京回ろうよ!」

    ヒストリア 「え、エレンって呼んでるし...うーん大丈夫かな忙しくないといいけど」

    二ファ 「あーそっか。じゃあ連絡してみて!」

    ヒストリア 「ええ!?もう結構連絡取り合ってないんだよね」

    二ファ 「それほんとに付き合ってるの?」

    ヒストリア 「うぅ、」

    二ファ 「奪っちゃおっかなぁー」ニヤニヤ

    ヒストリア 「だ、だめだめだめだめ!」

    二ファ 「じゃあ連絡しようね?」圧圧圧

    ヒストリア 「わ、分かったよぉ...」

    ヒストリア [エレン!久しぶり突然だけどさ明日って空いてたりする?友達と東京に行くことになったんだけどさ、案内して欲しいなーって思って]

    二ファ 「よし!良くやった!」

    ヒストリア 「もぅ...」

    ピンコーン

    二ファ 「返信きたぁーーー!」

    エレン [おう、久しぶり。連絡できなくてごめんな?明日なら空いてるから大丈夫だぜ。]

    ヒストリア 「らしいです...」

    二ファ 「よっしゃ決まりぃ」

    二ファ「じゃあ今日の夜8時に駅集合ね」

    ヒストリア 「分かった。またなんかあったら連絡して」

    二ファ 「はいよー。じゃあねー」

    ヒストリア 「うん!ばいばい」

    ヒストリア (久しぶりにエレンに会えるなぁ。)

    ーーー

    ヒストリア 「二ファ遅いなぁ」

    二ファ 「ごめんごめん!」

    ヒストリア 「集合時間指定しといて遅れるなんて酷いよぉ」

    二ファ 「ごめんごめん!さぁ、バスが来るからはやく行こいこ!」

    ヒストリア 「はいはい...」

    ーー
    二ファ 「やっぱ人いっぱいだねぇ」

    ヒストリア 「うん、みんな仕事から帰ったりするのかな」

    二ファ 「いや、大体は出張じゃないかな?」

    ヒストリア 「大変だね」

    私たちは他愛のない話をしてる内に眠りについてしまった。

    ヒストリア 「...うぅ...」

    二ファ 「...」zzz

    ヒストリア 「ここどこら辺だろ」ウトウト

    ヒストリア 「まぁ、いいや寝よかな」

    ーーー
    「...きて...」 「ぉきて...」 「起きて!!」

    ヒストリア 「はっ」

    二ファ 「やっと起きた、もう少しで着くらしいよ」

    ヒストリア 「ほんと?」ウトウト

    二ファ 「うん、もう埼玉だから。どこで待ち合わせだっけ?」

    ヒストリア 「一応東京駅だよ。バスターミナルまで迎え来てくれるって」

    二ファ 「へぇ優男だねぇ」

    ヒストリア 「そう、かな?」

    ご乗車ありがとうございます。東京行き○○バスは目的地に到着しました。





  41. 424 : : 2020/11/16(月) 00:32:46
    プシュー

    ヒストリア 「わぁ、都会だァ」

    エレン 「よっ」

    ヒストリア 「うぅ」シクシク

    ヒストリア 「」ダキッ

    エレン 「連絡できなくてごめんな?色々忙しくてな、あと夏休みは戻れるからヒストリアの家で過ごそうな」

    ヒストリア 「うぅ...もうすんごく会いたかった」ナキナキ

    エレン 「あ、おい服に涙着いちゃうだろうが」

    ヒストリア 「あ、ごめん...」パッ

    エレン 「やっぱいいよ」

    ヒストリア 「もうどっちよ///」

    二ファ 「あのぉ〜お熱い所申し訳ありません!このあとどこいきますか?」

    エレン 「えっと、君は二ファさん?かな」

    二ファ 「えぇ?!ご存知で?」

    エレン 「あぁヒストリアからなんどか話は聞いたからな。」

    二ファ 「あー気になっちゃったとかですか?」ニヤニヤ

    エレン 「あーーそうだな」

    二ファ 「へ?///」

    ヒストリア 「はぁ、エレンはほんとに鈍感だな」ボソッ

    エレン 「なんか言ったか?」

    ヒストリア 「なんでもありませーん」

    エレン 「ああ?ならいいけど。あ、そうだ長旅で疲れてると思うからカフェにでもいくか?」

    ヒストリア 「うん、そうしようかな」

    二ファ 「そ、そうしましょう!///」

    エレン「なんで敬語?それになんで顔赤いんだ?」

    ーーーー

    二ファ 「2人はいつから付き合ってるの?」

    ヒストリア 「高校1年の夏かな?」

    エレン 「あと少しで4年かぁ」

    二ファ 「な、長い」

    ヒストリア 「ふふっでも一時期別れようって思ったこともあったよ?」

    エレン 「ええっ!?そうなのか?」

    二ファ 「えぇえ?なんで?」

    ヒストリア 「あまりにもエレンがモテすぎるから」

    エレン 「いや、どんな理由だよ」

    二ファ 「そ、それは嫉妬が凄かったの?」

    エレン 「???」

    ヒストリア 「まぁね、エレンも鈍感だからつい女の子に優しくしちゃってさ」

    二ファ 「な、なるほど天然たらしってやつか...」

    エレン 「なに訳の分からねぇこと話してるんだよ」

    二ファ 「女子にしか分からない話だよ」フフーン

    ヒストリア 「ふふっエレンはいつ分かるかなぁ」

    エレン 「なんだよ、それ」

    二ファ 「それでそれで。キスは?エッチはしたの?!」

    ヒストリア 「ま、まぁ///程々にしたよ///」

    二ファ 「ま、キスはいいとしてよ。エッチの方はどう?」

    ヒストリア 「ど、どうって///何が?////」

    二ファ 「やっぱ痛いの?」

    ヒストリア 「最初はね、でもあとあとよく分からなくなってくる///」

    二ファ 「へぇ〜〜ーー」

    エレン 「おい、ここで話すんなよ」

    二ファ 「あ、ごめんごめん」

    ヒストリア 「もう、二ファったら。2人の時でもいいじゃん」

    二ファ 「いやぁ〜エレンさんが照れるかなぁっと思って。まぁ、赤くもならなかったけどね」フフッ

    ヒストリア 「え、エレンの事だからね」フフッ

    エレン 「はぁ、女子って分からんなぁ」

    ーー

    ヒストリア 「うわぁー高い!」

    二ファ 「おぉ〜見晴らし最高だねぇ〜」

    エレン 「今どきスカイツリーではしゃぐ大学生どこにいんだよ」ヤレヤレ

    ヒストリア 「今度は2人で来ようよ」

    エレン 「ん、俺はヒストリアと行けるならどこでもいいよ」

    ヒストリア 「うん、私も」

    二ファ 「目を話したらすぐお熱くなっちゃう」

    ヒストリア 「ご、ごめん!ほらあそこ行ってみよ!」

    二ファ 「あ、逃げたァーー」

    エレン (にしても久しぶりだなぁヒストリア。あいつ身長少し伸びたか?いやあいつに限ってそれはねぇ。まあ俺も結構伸びたんだけどな。それに大人っぽくなってるしな。4ヶ月でここまで変わるんだな)

    ヒストリア 「私トイレ行ってくるね」

    二ファ 「はいよー」

    エレン 「ここで待ってるからな」

    ヒストリア 「うん」


    二ファ 「ほんと羨ましいな」

    エレン 「そうか?至って普通のカップルだろ」

    二ファ 「それが羨ましいんだよ!!」

    エレン 「お前はほんとうの自分を隠しすぎだ」

    二ファ 「えっ?」

    エレン 「お前の過去に何があったか知らねぇが、その事を今でも引きづってる様に俺は見える。」

    二ファ 「...」

    エレン 「ヒストリアには話したか?」

    二ファ 「ううん。話す気もないかな。話したら今の関係が崩れるかもしれないから」

    エレン 「そっか」

    二ファ 「それにエレンとヒストリアの関係も壊れるかもしれないから」

    エレン 「それはどういう意味だ?」

    二ファ 「言葉の通りよ。ただ私はそんな事したくないから話さない。だから過去の自分を引きづってるとしても気にしないで?」

    ーーー




  42. 425 : : 2020/11/16(月) 01:01:07
    エレン 「ああ、分かったよ」

    二ファ 「ふふっありがとう」


    ヒストリア 「むぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」ムカムカ

    エレン 「?どうしたんだよそんな怒って」

    二ファ 「どうやらお喋りがすぎたみたいね」

    エレン 「?どういう事だよ」

    ヒストリア 「エレン??あとで来てね?」

    エレン 「は、はい!」

    二ファ 「うっひょー怖い怖い」

    ーーーー

    ヒストリア 「わぁ疲れたぁ」

    二ファ 「ねぇ、いいの?私エレンの家泊まって」

    ヒストリア 「私が居るから大丈夫」

    エレン 「俺はリビングで寝るから2人は寝室で寝てくれ」

    二ファ 「ごめんね?ありがとう」

    ヒストリア 「うん、ありがとう」

    エレン 「気にすんな」

    ヒストリア 「にしても広いアパートだね」

    エレン 「リビングと部屋2つあるアパート探したらたまたま安いのが一部屋あいててよ、すぐここに決めたんだ」

    二ファ 「しかもめっちゃ綺麗だしいい匂い」スンスン

    ヒストリア 「か、嗅ぐなぁあああああ!!」

    二ファ 「うわぁぁあああああ!びっくりしたぁ」

    ヒストリア 「あんま嗅ぐと怒るよ?」

    二ファ 「はい、すいません」

    ヒストリア 「ごっほん、この部屋はなに?」

    エレン 「この部屋は主に勉強したり調べ物したりする所」

    エレン 「そんで向こうが寝室」

    ヒストリア 「へぇ、一人暮らしとかいいな」

    エレン 「お前も一人暮らしだろ」

    ヒストリア 「私は一軒家だもん。それも超デカイ」

    エレン 「狭いよりはいいだろ」

    ヒストリア 「こういう空間の方が落ち着くもん」

    エレン 「へぇ〜そういうもんか」

    二ファ 「お風呂ってどうすれば?」

    エレン 「あー先入っていいぞ?あ、でも狭いから一人一人な」

    二ファ 「ありがとう」

    ヒストリア 「分かった」

    エレン 「まぁ、その前にご飯食べよう。ちょうどパスタの麺があるからペペロンチーノにしよう」

    ヒストリア 「エレンの得意料理!」

    二ファ 「へぇ〜そうなのかい?」

    エレン 「ああ、ちっちゃい頃から母さんに教わってたからな」

    二ファ 「作るとこ見ても大丈夫?」

    エレン 「構わないぞ」

    ヒストリア 「じゃあ私お風呂入るね」

    エレン 「はーい」

    二ファ 「いってらっしゃーい」

    エレン 「ニンニクを切ってと。オリーブオイルと。」

    二ファ 「唐辛子は?」

    エレン 「ああそうだったな、そこにあるから取ってくれ」

    二ファ 「はいどうぞ」

    エレン 「おう、さんきゆ」

    二ファ 「へぇすごい早いじゃん」

    エレン 「もう慣れだな、ずっと昔からやってるから」

    二ファ 「それってどれくらい昔から?」

    エレン 「小学校5~6年の時くらいかな?」

    二ファ 「やっぱり...」ボソッ

    エレン 「ん?」

    二ファ 「あ、ううんなんでもない」

    エレン 「唐辛子を割って」

    二ファ 「種抜くの忘れてるよ?」

    エレン 「ああ、そうだったな。母さんもヒストリアも辛いの苦手だから種抜かないとだめなんだよな...っなんでお前が知ってるんだ?」

    二ファ 「???なんの事?」

    エレン 「種を抜くことだ、大概は入れる人の方が多いだろうけどうちは特別辛いのが苦手で入れないから...」

    二ファ 「あ、ああーそ、そそそうだね、私も辛いの苦手だから種入れたらやだなーって思って!!」アセアセ

    エレン 「そうなのか、びっくりした」

    二ファ 「やっぱ覚えてないか...」ボソッ

    ーーー
    ヒストリア 「ふぅ、極楽極楽!」

    エレン 「人んちの風呂で何が極楽だよ...」

    ヒストリア 「おっ!いい匂いー!!」

    エレン 「き、聞いてねぇ」

    ヒストリア 「ねぇ、種抜いた!?」

    エレン 「ああ抜いたぞ」

    二ファ 「ほ、ほらたべよ!」

    ヒストリア 「うんそうだね!」

    エレ二ファ ヒス 「いただきます!」

    ヒストリア 「モグモグ」

    二ファ 「モグモグ」

    エレン 「どうだ?」

    二ファ 「お、おいしい」

    ヒストリア 「うーーーん!!すっごく美味しい!」

    エレン 「そっか良かったぜ」

    二ファ 「やっぱエレンのペペロンチーノは美味しいや」

    ヒストリア 「やっぱ?」

    エレン 「俺、前作ったっけ?」

    二ファ 「あ、いやままま間違えた!いやぁ〜美味しいなぁー」

    エレン 「...」

    ーー
  43. 426 : : 2020/11/16(月) 23:37:16
    エレン 「よしお前らは俺の部屋で寝てくれな」

    ヒストリア 「うん分かった」

    二ファ 「ベットを使わしてもらいm...」

    ヒストリア 「絶対にだめ!」

    エレン 「??なんだよ別にいいだろ」

    二ファ 「まぁでもヒストリアに悪いんで遠慮さしまーす」

    ヒストリア 「ふぅ」

    エレン 「なんかあったらリビングに居るから呼んでくれ」

    ヒス二ファ 「はーい」

    ーー
    エレン (やっぱり二ファってやつどこかで見たことがある。あいつの言動や行動からして俺と会ったことあるのかもしれない。でもその確証がない限り聞くことは避けたい...)

    ヒストリア 「エレン?」

    エレン 「ん?おうヒストリアか」

    ヒストリア 「うん二ファが2人の時間を楽しんでこいって」

    エレン 「あーそうなのか。と言うよりどうだ?大学生活」

    ヒストリア 「結構頑張ってる方だよ。家事も食事もやってるしそれなりに充実してるよ」

    エレン 「それなりに?」

    ヒストリア 「うん、エレンがいないからほんとうに充実してるとは言えない」

    エレン 「そっか。俺も同じこと思ってた」

    ヒストリア 「えっ?」

    エレン 「ん?」

    ヒストリア 「いや、エレンがそんなこと言うなんて珍しいなって...///」

    エレン 「ははっそうか」

    ヒストリア 「エレンはどう?医学部の首席さん」

    エレン 「おい、なんでその事を」

    ヒストリア 「アルミンから聞いたよ?ほんとすごいんだね、私だったら頭パンクしちゃうよ」

    エレン 「基本的に父さんにならった事ばかりだからな、案外楽なんだよ」

    ヒストリア 「すごいなぁエレンは夢が決まってて」

    エレン 「夢なんていうのは大抵は叶わない。でも努力すれば必ず近づくことはできるんだ。何もしないよりはましだ。」

    ヒストリア 「うん、その通りだね。私も早く夢を見つけなきゃね」

    エレン 「お前は子供とか好きなんだから保育士とかになれば?」


    ヒストリア 「うん、それもいいね!小学校の先生とかでもいいけど」

    エレン 「まぁ、そこは自分で決めるといいよ。それにそこまで急ぐ必要もないだろ。少しずつ決めていくといいよ」

    ヒストリア 「うん、ありがとうね」

    エレン 「おう、」ダキッ

    ヒストリア 「えっ?エレン?」

    エレン 「なんか久しぶりだからよ、懐かしくて」

    ヒストリア 「うん///私も嬉しいよ///」

    ヒストリア 「もう少しだけこう居させて?」

    エレン 「おう、大丈夫だよ」

    ーーー
    二ファ (あちゃちゃちゃーいよいよイチャイチャし始めたかぁ〜ーー。いやぁ〜なんか複雑な気持ちですなぁ)

    二ファ 「覗きも良いとこにして寝ますか」

    ヒストリア 「あれ?起きてたの?」

    二ファ 「うんうん」

    ヒストリア 「あ、そうなんだ」

    ヒストリア 「ねぇ聞きたいことあるんだけどさ」

    二ファ 「なに?」

    ヒストリア 「エレンの事どう思ってる?」

    二ファ 「!?」

    ヒストリア 「やっぱり」

    二ファ 「ち、違うよ!好きとかじゃないよ」

    ヒストリア 「じゃあなに?」

    二ファ 「怒ってる?」

    ヒストリア 「全然、もう慣れちゃったよ」

    二ファ 「...あれは中学1年の頃の話だったかな。私は友達も全然出来なくていっつも1人だった。でも彼だけはいつもニコニコ話しかけてくれて私は嬉しかった。ある日彼は家に「遊びにこいよ!!」っていって私は遊びにいった。すると彼は料理を作ってくれた。とても美味しかった。今でも忘れない。食べていると彼はこう言った、「友達には俺がなってやる。だから下を向いて生きていくのはやめろ」ってそれから私は明るく上を向くように生きていくように決めたんだ」でもある日父の都合で引っ越すことになって結局学校は転校して彼とも会うことはなかった。今、彼はどこでどんな風に生きているのか今でも気になる。でも今日分かった。その人には可愛い彼女がいて誰よりもその彼女を大切にするとってもいい人って...」ウルウル

    ヒストリア 「...」

    二ファ 「ごめんね、こんな話今持ちかけて」

    ヒストリア 「ううん気にしてないよ、話振ったのは私だからごめんね」

    二ファ 「ううん大丈夫だから、ね?」

    ヒストリア 「うんありがとう。そろそろ寝よっか」

    二ファ 「うん...」

    ーーー
    ピヨピヨ

    ヒストリア 「うぅ...」

    ヒストリア 「ふぁぁ。あれ?二ファ?」

    置き手紙

    ヒストリアへ
    昨日の夜はごめんねこれから私は気晴らしに1人でいろんな所にいってきます。逃げた訳じゃないから追ったり探さなくて大丈夫だよ。ヒストリア1人で帰らせるのは気が引けるけど今回はごめん。それじゃ

    ヒストリア 「二ファ...」

  44. 427 : : 2020/11/18(水) 00:17:41
    ヒストリア (エレンに伝えるべき?もうどうすればいいか分からないよ...)

    エレン 「おはよう...って二ファは?」

    ヒストリア 「あ、ああー二ファなら私たちに気使って帰っちゃったよ」

    エレン 「...そうかなら、2人でどっか出掛けようぜ」

    ヒストリア 「う、うん!じゃあ準備してくるね!」

    エレン 「おう」

    ーー
    ヒストリア 「おまたs...」

    エレン 「ん?」

    ヒストリア 「エレンってそんなオシャレだったっけ?」

    エレン 「うん?いやまあ興味出てきたっていうか、少し服の組み合わせとか考えるの楽しいなって思っただけで」

    ヒストリア 「私より服のセンスあるよ...」

    エレン 「お、そういって貰えると嬉しいぜ」

    ヒストリア 「じゃあ行こ?」

    エレン 「おう」

    ーー
    ヒストリア 「ねぇこの服ってこの色に合う?」

    エレン 「部屋着に使うのか?」

    ヒストリア 「ちょっと外を出る時に使おうかなって」

    エレン 「うーんなら黒のチノパンツとの組み合わせがいいかな」

    ヒストリア 「わぁ、ほんとだ合う!!」

    エレン 「だろ?」

    ヒストリア 「どこでそんな技術取得したの?!」

    エレン 「いやコンビニで雑誌をチラッと見かけるだけだけど?」

    ヒストリア 「そ、それでそのレベルの服装なんて...」

    エレン 「まぁ、ネットとかでもチラッと見るだけだ」

    ヒストリア 「そりにしてもすごいよ!」

    エレン 「そうか??」

    ヒストリア 「うん、すごく変わったよねエレン」

    エレン 「それはいい意味でか?」

    ヒストリア 「もちろん!」

    エレン 「お前はあんま変わってないな」

    ヒストリア 「え、えぇええ!?私身長のびたんだよ!?」

    エレン 「まぁ、少しはな?だけど俺も伸びてるから実質変わんねぇ」

    ヒストリア 「えぇ...化粧とかもしてるのに...」

    エレン 「まぁ、大人っぽくはなったな」

    ヒストリア 「!!ほ、ほんと?」

    エレン 「おう、充分大人だ」

    ヒストリア 「エレンはますます大人っぽくなってるよね」

    エレン 「そりゃ歳も取ればそんなもんだろ」

    ヒストリア 「なんかほんと変わったなぁ色々」

    エレン 「...なぁ、二ファとなんかあったろ」

    ヒストリア 「な、なんもないよ?」

    エレン 「大体予想つく」

    ヒストリア 「うぅ...」

    エレン 「で、何があったんだ?」

    ヒストリア 「喧嘩だよ」

    エレン 「それも本当か?」

    ヒストリア 「うぅ...」

    エレン 「随分押しに弱いなっ」

    エレン 「そんなことはどうでもいいとして、喧嘩じゃないならなんだ?」

    ヒストリア 「はぁ、もう言うね?...」

    ...

    エレン 「...」

    ヒストリア 「...」

    エレン 「んで、今は気まづくなるのが嫌だから二ファが1人で居ると言うことか?」

    ヒストリア 「うん...」

    エレン 「ヒストリア、ここは東京だ。良い奴も多いがその分悪いやつもいる。二ファみたいな小柄で可愛い奴は大抵は狙われる。そんな所に田舎者がくれば一瞬で終わりだ。だから今度そういう事があったらすぐに言えよな」

    ヒストリア 「ごめん...」

    エレン 「まぁ、今はとにかく二ファを探すことだ」

    ヒストリア 「分かった」

    エレン 「流石に2手に別れるのもヒストリアの身が危険だ。だからお前は家で待ってろ。」

    ヒストリア 「で、でも」

    エレン 「友達を思う気持ちは分かる。だか俺はお前が1番大切なんだ。だからお前を汚されたりなんかされたくない」

    ヒストリア 「...分かった。ごめんね」

    エレン 「おう、二ファは俺に任せろ」

    ヒストリア 「二ファってエレンのこと好きなんだよ?そんでエレンが助けたらますます好きになっちゃって
    取られちゃうかもしれないじゃん」ブツブツ

    エレン 「...そんな心配しなくても大丈夫だよ。俺は取られたりなんかしねぇ。お前が1番好きだからな」

    ヒストリア 「き、聞こえてたの?////」

    エレン 「ほらさっさと帰れ」

    ヒストリア 「うん///気をつけてね」

    エレン 「おう、」

    ーー

  45. 428 : : 2020/11/18(水) 00:26:19
    報告としてこの作品もあと少しで終わりにしたいと思います。
    ですが今回作品を書いてみてとても楽しかったので第2作目を書いてみたいと思います。どういう風にするかまだ決めていないので要望があったらTwitterのDMで教えて頂くと嬉しいです。プロフィールの所にURLが貼ってあるので良かったら飛んでみてください。

    *コメントをオンにすると荒らしが来るのでやりとりをしたい場合はTwitterに来てください。Twitterになら荒らしが来ても集団報告でなんとかできます。*


    今後とも宜しくお願い致します!!
  46. 429 : : 2020/12/08(火) 19:45:54
    エレン 「ハァハァ....どこだ?」タッタッタッ

    エレン (そう遠くにいってねぇーといいけどな)

    ーー

    二ファ 「ここからどうしよっかなー」ベンチニスワル

    二ファ 「東京に知り合いは居ないし、ホテルもほぼ満室だし、どうしよう」

    ??? 「なら家来いよ」

    二ファ 「えっ!?」

    二ファ 「え、エレン?」

    エレン 「どこいってんだよ。めちゃくちゃ探したじゃねぇーか」

    二ファ 「なんで探したの?」

    エレン 「ん?だってお前はヒストリアの大切な友d」

    二ファ 「もう!そういう事じゃない!なんで気まずいって分かってるのに探すってことよ!」

    エレン 「....」

    二ファ 「ヒストリアから聞いたんでしょ、全部」

    エレン 「まあな」

    二ファ 「じゃあなんでよ!私失恋したんだよ?そういう相手は普通追いかけない!彼女いるのに他の女の子追いかけちゃダメでしょ?!」

    エレン 「ばーか、ここは東京だ。広くて都会で何するか分かんねぇ奴らがうようよ居るところだぞ?そんなとこに女の子1人で、放って置けるわけあるかよ」

    二ファ 「...」

    エレン 「...」

    エレン 「ほら行くぞ」

    二ファ 「ちょっと待って」

    エレン 「???」

    二ファ 「エレンは...私の事覚えてる?」

    エレン 「...」

    二ファ 「...」

    エレン 「覚えてるぞ」

    二ファ 「最初会った時気づいた?」

    エレン 「いや母さんの料理の事を話した時に気づいた」

    二ファ 「私、昔言ったよね?絶対に私を笑顔にしてねって」

    エレン 「...」

    二ファ 「でもどうして忘れちゃったの?あんなにあんなに頑張って思いを伝えて言ったのに」

    エレン 「...」

    二ファ 「...」

    エレン 「ごめん。あの時の事は母さんの事もあって上手く覚えてない。それに今はヒストリアを大切に思ってるから二ファの事で色々悩みたくない」

    二ファ 「...最初から分かってたよヒストリアの事を大切に思って私の事はどうでもいいって」

    エレン 「いや、どうでも良くはない」

    二ファ 「...」

    二ファ 「エレンはね昔から優しすぎるんだよ。いつも他人の事を思って行動して困った人が居たら隣で寄り添って話を聞いてあげてた。私はその事に嫉妬もした。
    でも私もエレンに励まされて嬉しくて嬉しくて心が踊った。でもエレンの優しさは時には誰かを傷つけるって分かった。」

    エレン 「...」

    二ファ 「...今更いいけどね。」

    エレン 「すまんな、お前を傷つけるつもりは無かった」

    二ファ 「だからもういいって...だからさ最後に抱きしめて?」

    二ファ 「それでもうこの出来事は無かったことにしよ?」 「ね?」


    エレン 「うん分かった」


    ダキッ


    二ファ 「もう、諦めたから」ポロポロ

    エレン 「...」


    ヒストリア 「なに、してるの?」

    エレ二ファ 「!?」

    二ファ 「ち、違うよ!ヒストリア聞いて!私が、」

    ヒストリア 「二ファに聞いてない!!!」

    エレン 「お、おい違うんだよ」

    ヒストリア 「何が?」

    エレン 「こいつが最後に抱きしてこれで終わりにしようって」

    二ファ 「そ、そうだよ私からエレンに抱きついたの」

    ヒストリア 「うそ、信じらんない。だってエレンも強く抱きしめてたじゃん」

    エレン 「ち、違うんだ」

    ヒストリア 「もう知らない。私帰る」タッタッタッ

    エレン 「お、おい!待てよ!」

    二ファ 「ごめん」

    エレン 「....」

    二ファ 「探す?」

    エレン 「いや大丈夫だ...」

    二ファ 「...」

    エレン 「取り敢えず俺ん家こい」

    二ファ 「えっ?」

    エレン 「泊まる場所もないなら仕方ないだろ」

    二ファ 「う、うんありがと」

    エレン 「変なことすんなよ」

    二ファ 「な、なによ!変態!何想像してんの!」

    エレン 「は、はぁ?お前何言って」

    ワチャワチャ

    ヒストリア (楽しそうじゃん....でもエレンからなんて普通しないよね私言いすぎたな、明日謝ろ。でも2人とも仲良いし一緒に帰ってるし...えっ?じゃあ二ファ泊まるの?えっ?それはダメ、絶対だめ)
  47. 430 : : 2021/01/30(土) 00:04:45
    皆様お久しぶりです!
    数ヶ月顔を出せず申し訳ないです!
    放置してた訳ではありませんから安心してください。
    自分こう見えても学校で副会長やらしてもらってるんですけど引き継ぎやら受験やらで忙しくて投稿が困難になってしまいました。
    また近々投稿したいと思うのでよろしくお願い致します!
  48. 431 : : 2021/02/28(日) 01:14:06
    エレン 「はぁ、ヒストリア怒らせちまったな」

    二ファ 「ごめん...私のせい」

    エレン 「いや付き合ってりゃこんなこともある」

    二ファ 「ほんとにごめん」

    イェレナ 「おや?奇遇ですこんなところで」

    エレン 「お、イェレナ。奇遇だな」

    イェレナ 「ここで何を?」

    エレン 「まあ、色々と」

    イェレナ 「そちらの女性は?」

    エレン 「あーなんつうか昔からの友達だな」

    二ファ 「!?(昔からの...)」

    イェレナ 「なるほど。」

    二ファ 「わ、私やっぱり迷惑だよ。泊まるなんて...」

    エレン 「何言ってんだそんな事いって泊まるとこないだろ」

    イェレナ 「なんの話です?」

    エレン 「実は俺、彼女がいてさそいつとさっき喧嘩しちまって...」

    イェレナ 「...その女性を泊めるのですか?」

    エレン 「あ?まぁな」

    イェレナ 「エレン、君はもっと女心を知るべきですよ。彼女が誰か知りませんがその彼女はきっと不快な思いをしますよ。」

    エレン 「...」

    イェレナ 「彼女は私が引き取りますから、君は彼女のとこへ行ってあげなさい」

    エレン 「おいでも」

    イェレナ 「大丈夫ですから」

    エレン 「...」

    エレン 「悪いなイェレナ 」

    イェレナ 「いえ、これくらいのことなら」

    エレン 「おうサンキューな」

    エレン 「二ファ、またな?」ニカッ

    二ファ 「えっ///う、うん」(また...)

    イェレナ (ほー、なるほど)

    ーーー

    ヒストリア (私って重いかな。でも今回はエレンが悪いよね。てか道迷っちゃったし。もうここどこよ)

    エレン 「っと捕まえた」ギュ

    ヒストリア 「え、エレン?」

    エレン 「探したぞ」

    ヒストリア 「し、知らない。エレンが悪いんだよ、」

    エレン「ごめんな俺が悪かったよ」

    ヒストリア 「どうせ今の今まで二ファと仲良くしてたんでしょ」

    エレン 「いやお前を探してた」

    ヒストリア 「えっで、でも二ファは?」

    エレン 「俺の同級生の女子が引き取ることになった」

    ヒストリア 「じゃあ、もう大丈夫なの?」

    エレン 「おう、もう大丈夫だぞ。今日は久しぶりに2人っきりで過ごせる」

    ヒストリア 「エレン///」

    エレン 「ほら帰るぞ、」

    ヒストリア 「まって買い物しよぉーよー」

    エレン 「あーそうだなお前の好きなとこ行こうぜ」

    ーーー
    二ファ (綺麗な人だなぁ。エレンの大学知り合いの人かな?)

    イェレナ 「?私の顔になにかついてますか?」

    二ファ 「えっ?い、いや綺麗な方だなって」

    イェレナ 「ふふっ、貴方も充分お綺麗ですよ」

    二ファ 「そんな滅相もない。」

    イェレナ 「ところで貴方。エレンの事を好きですよね?」

    二ファ 「ふぇ?///い、いや好きっていうかなんていうか」

    イェレナ 「ふふっもう顔に出てますよ」

    二ファ 「そういう貴方はどうなんですか?」プンスカ

    イェレナ 「私は好きですよ、彼のこと」

    二ファ 「えっ?」

    イェレナ 「別に隠す必要はないでしょう。もう叶いませんですから」

    二ファ 「...」

    イェレナ 「奪う って事は出来ますけど」

    二ファ 「そ、それは絶対ダメですよ」

    イェレナ 「貴方ならそういうと思ってました。」

    二ファ 「なんか妙な親近感がありますね」

    イェレナ 「私もいまそう思ってました」

    イェレナ 「家に帰ったらタップリと女子会しましょう!」

    二ファ 「おっ!楽しみだなぁ」

    ーーー

    ヒストリア 「ふぅ、いっぱい買っちゃったなぁ」

    エレン 「おい荷物持つ俺なんだぞ」アセアセ

    ヒストリア 「ありがとー荷物持ちさん」

    エレン 「はぁ、で、お前これから二ファとどうすんだよ」

    ヒストリア 「...」

    エレン 「お前のことだからあいつしかほとんど友達いないだろ」

    ヒストリア 「分かってるよ...でも二ファはエレンの事が好きなんだよ?それに私彼女だし毎回気使わないといけないし。」

    エレン 「だからって縁切るのか?」

    ヒストリア 「...」

    エレン 「はぁ」

    ヒストリア「でもどうしていいか分からないよ」

    エレン 「こればっかしはなぁ」

    ヒストリア 「まぁ、また学校で様子見てみるよ。できれば自分から謝りたいし」

    エレン 「あいつもきっとそう思ってるよ」

    ヒストリア 「そうだといいけどね」

    ーー夜ーー

    エレン 「ムニエルでいいか?」

    ヒストリア 「なんでもいいよー」

    エレン 「ちょうど鮭が余ってるからそれ作るな」

    カチャカチャ ジューーーーー コンコン

    エレン 「はいできたぞ。」











  49. 432 : : 2021/03/04(木) 01:34:02
    エレン 「鮭のムニエルだ」

    ヒストリア 「おぉ〜、エレンって料理も上手くなったんだ」

    エレン 「はは、まあちょくちょく料理本とか読むからな」

    ヒストリア 「エレンっててっきりそういうの興味ないと思ってた」

    エレン 「おい、俺をなんだと思ってたんだよ...」

    ヒストリア 「...」

    エレン 「やっぱ心配か」

    ヒストリア 「うん、向こうに帰ったら仲直りしなきゃね」

    エレン 「出来るのか?」

    ヒストリア 「わかんない。もう二度と友達として過ごせるかも分からない。でも二ファとは友達でいたい。私の支えになって欲しい。」ポロポロ

    エレン 「女子ってめんどくせぇよな。くだらないことで喧嘩していつまでも引きつって。でもそれって仲が良いから喧嘩するんだろ?ちょっとした事でカチッときて喧嘩に発展しちまう。」

    ヒストリア 「だけど今回は...(((エレン「でも酷い喧嘩になって時間が経ってくると罪悪感や悲しみに変わってきて最終的に両方が心苦しくなる。ようは今のお前らだよ」

    エレン 「二ファが今怒ってると思うか?」

    エレン 「絶対に許さないと思うか?」

    ヒストリア 「...」

    エレン 「確かに今回は価値観の違いで起こった喧嘩ではない、でも喧嘩は喧嘩だ。」

    エレン 「お前らを見てると兄弟みたいにはしゃいで遊んで話して、誰が見ても仲良しだ」

    エレン 「そんな奴らが一瞬で関係が崩れる訳がねぇ」

    エレン 「だから安心してお前からでもいいから勇気を振り絞って仲直りしてこい」

    ヒストリア 「エレン...うん分かった。頑張ってみる」

    ヒストリア 「なんだか、気が楽になったよ」

    エレン 「なら良かった。あ、はやく飯食えよ。冷めちゃうだろ」

    ヒストリア 「うん!」

    ーーー

    エレン 「じゃあまたな」

    ヒストリア 「うん...寂しいな」

    エレン 「久しぶりに会えて良かったぞ。また今度暇があったら俺が行くよ」

    ヒストリア 「うん、早めに来てね。じゃないと死んじゃうから」

    エレン 「そんなんで死なれたら困る。ほら早く行ってこい」

    ヒストリア 「むぅ」

    エレン 「???」

    ヒストリア 「...kす...」

    エレン 「えっ、なに?」

    ヒストリア 「き、キス!...」

    エレン 「あっうんそうだな」

    チュッ

    エレン 「げ、元気でな」

    ヒストリア 「あっ照れた///」

    エレン 「う、うるせえよ、早く行け」

    ヒストリア 「ふふっバイバイエレン!」

    エレン 「おう、またな」

    バスの運転手 「えぇ、間もなく発車致します」プシュー

    ヒストリア 「あっ、バイバイ!」タッタッタッ

    エレン 「ふぅ」フリフリ

    ブーーーン

    エレン 「行っちゃったか...」

    ーーー

    ヒストリア (楽しかったなぁ。色々あったけどやっぱりエレンと居たら落ち着く。)

    ヒストリア 「二ファにはどう謝ろう...」

    二ファ 「おっ、呼んだ?」

    ヒストリア 「うん、呼んだよ.....って、えぇえ!?」

    二ファ 「おっすヒストリア!」

    ヒストリア 「な、なんでここに!?」

    二ファ 「えぇーなんでって帰る方向一緒だしこのバスしかなかったんだもーん」

    ヒストリア 「そ、そうなんだ...」

    「「あ、あのさ」」

    ヒストリア 「あっ」

    二ファ 「あっ、」

    ヒストリア 「どうぞ」

    二ファ 「ど、どうぞ」

    「「ごめんなさい!!」」

    二ファ 「!?」

    ヒストリア 「!?」

    二ファ 「ぷっあははははは」

    ヒストリア 「ふふっ」

    ヒストリア 「やっぱ私達って似てるねニコニコ」

    二ファ 「うんうん!前世兄弟じゃないの?」ニコニコ

    ヒストリア 「ね!見て昨日インスタで見つけたんだけどさ!」

    二ファ 「なになに?あっちょー可愛いヒストリア似合うんじゃない?」

    ヒストリア 「ふふっだといいけどね!」

    ーー3ヶ月後ーー
    エレン 「ふぅ、レポート終わりっと。さてと洗濯物干すか」

    ガラガラ

    エレン 「うぅ、寒いな」

    エレン 「夏も終わってきたな」

    エレン 「あれっなんだ、目の前が急に......









    ....eレン....







    ....eレン...








    「エレン!!!!」




    エレン (だれだ、うるさいなぁもう少し寝させてくれ...)


    「ヒストリア」


    エレン 「はっ」

    ヒストリア 「zzz」スウースウー

    エレン 「ここ、は?どこだ」

    ヒストリア 「ん、んんん、エレン?」

    ヒストリア 「エレン!??!?」

    エレン 「ああヒストリア、ところでここはどこだ?」

    ヒストリア 「エレン、先生呼んでくる!」


  50. 433 : : 2021/03/07(日) 23:51:35
    ヒストリア 「先生!エレンが、、、エレンが目覚めました」

    医師 「!?」

    ーーー

    医師 「血圧安定、はい深呼吸して」

    スゥー ハァー

    医師 「ふむ、まぁ、今のところ問題は無いね」

    ヒストリア 「ほ、本当ですか??」

    医師 「ただ、頭に...」

    エレン 「...よく分かりませんがどれくらい眠っていて何が原因なんですか?」

    医師 「3ヶ月ほど意識がなかったよ。病名は破裂脳動脈瘤」

    エレン 「そ、それは...」

    医師 「流石医学部生だ、そうだ、くも膜下出血だ」

    ヒストリア 「...」

    エレン 「後遺症はあるんでしょうか」

    ヒストリア 「えっ?後遺症ってあるものなの?」

    医師 「心配なのが、右上下肢あるいは左上下肢が動かなくなる症状。一般に麻痺は下肢よりも上肢に強いことが多い。出血が生じた部位によっては下肢に強い場合もあることだ。簡単に言うと運動麻痺だ。それと感覚麻痺は大丈夫のようだね。これからリハビリをしていかないと3ヶ月もの間眠っていたから体の筋肉が慣れていないだろう。」

    エレン 「そうですか...入院はどれほどですか?」

    医師 「あと1ヶ月といったところだ」

    ヒストリア 「思ったよりはやいんですね」

    医師 「一命を取り留めることができ、手術も成功した。あとはリハビリと後遺症の検査だね」

    エレン 「分かりました。」

    ーーー
    ヒストリア 「うん、ちょっと戻れそうにない。うん、分かった また連絡するね はいはい分かったよー じゃあね」ピッ

    エレン 「二ファか」

    ヒストリア 「うん、心配してたよー?もうなんかいも電話かけてきて」

    エレン 「色々心配させて悪かったな、みんなにもそう伝えてくれ」

    ヒストリア 「いいってエレンが無事だったから」

    エレン 「アルミン達は知ってるよな?」

    ヒストリア 「もっちろん、この病室も何回か来てるよ」

    エレン 「わざわざいいのにな」

    ヒストリア 「何言ってんの?3ヶ月も昏睡状態だったんだからそりゃみんな来るよ」

    エレン 「しっかしすまんな」

    ヒストリア 「えっ?」

    エレン 「もう9月かーなんて思ってたら急に12月に飛んでびっくりしちまって」

    ヒストリア 「えっうんどゆこと?」

    エレン 「クリスマスデートできなくてよ」

    ヒストリア 「あーそのことはいいよ///またいつでもできるしさ///」

    エレン 「ははっ気がはやかったか」

    ガラガラ

    ライナー 「おいエレン大丈夫か!?」

    ベルトルト 「目覚めたんだって?」

    コニー 「おいおい大丈夫かよ...」

    サシャ 「これつまらないものですが」ジュルリ

    マルコ 「サシャ、それエレンのだからね?」

    ジャン 「おい大丈夫か?」

    アニ 「大丈夫なのかい?」

    ユミル 「ヒストリアぁ久しぶりぃー」

    アルミン 「エレン...良かったよ」ウルウル

    ミカサ 「早死にしちゃだめ」ウルウル



    エレン 「お前ら、うるせぇええええええええ!!」

    皆 「!?」

    ヒストリア 「そ、そうだよ!エレン起きたばっかりで疲れてんだから」




  51. 434 : : 2021/03/08(月) 00:22:11
    今度新しい話にも挑戦したいと思います!
    何卒よろしくお願いいたします!
  52. 435 : : 2021/03/08(月) 00:40:48
    ライナー 「そうだな、うるさくしすぎたなところで大丈夫なのか?」

    エレン 「おお、ライナーかでかくなったな。大丈夫だあと少ししたら退院出来るらしい」

    ベルトルト 「良かったね、あんまり無茶し過ぎないようにね」

    エレン 「お前も身長また伸びたな、ありがとうな」

    ヒストリア 「みんな今日はどうしたの?」

    ジャン 「ユミルから連絡あってよ、エレンが目覚めたって、だからみんなでお見舞いにいこってことになってな」

    ヒストリア 「あー私が伝えたからか」

    ユミル 「おいエレン、ヒストリアに悲しい思いさせてねぇーだろうな?」

    エレン 「おい病人に向かって言うことか?それ」

    コニー 「エレンは死んでないよな?」

    サシャ 「しかし、これ美味しそうですね」ジュルリ

    エレン 「はぁ、なんのための手土産だよ...サシャ食っていいぞそれ」

    サシャ 「えっ、どれですか?」

    エレン 「冷蔵庫の上にある果物」

    サシャ 「ありがとうございます!!神様ぁ」

    ヒストリア 「ふふっもうみんなお見舞いにきたんだからもう少し静かに」

    ガヤガヤガヤガヤ

    エレン 「まぁ、いいじゃねぇか昔に戻ったみたいで」

    ヒストリア 「あっ私も今そう思ってた。ふふっ」

    エレン 「あっ、そう言えやアニ」

    アニ 「なんだい?」

    エレン 「お前に貸してもらってた小説返してなかったな」

    アニ 「あー別にいいよ」

    エレン 「まだ途中までしか読んでないんだ。まだ借りてていいか?」

    アニ 「いいよ、なんならあんたにやるよそれ」

    エレン 「えっ?いいのか?あれ結構面白いんだよなぁ」

    アニ 「う、うん///」

    ヒストリア 「...」じっーーーーーーー

    アルミン 「ほんとに良かったよエレン!」

    エレン 「アルミンお前髪切ったか?すんごい爽やかになったな」

    アルミン 「ははっ結構切りすぎたかもね」

    エレン 「そういえばミカサも切ったよな」

    ミカサ 「う、うん」

    エレン 「お前大丈夫か?あれから上手くやってるか?」

    ミカサ 「エレンが無事だったから大丈夫」

    エレン 「そっか。次を早く見つけろよ?」

    ミカサ 「うん、分かった」

    ヒストリア 「...」じっーーーーーー

    エレン 「さっきからなんだよ」

    ヒストリア 「なぁんもないですよー」

    アルミン 「エレンはもっと女心を知った方がいいよ」

    ジャン 「じゃあそろそろ俺らは帰るな」

    エレン 「ああ、もっと居てもいいんだがな」

    ジャン 「いや、目覚めたばっかで悪いだろ?それともなんだ寂しいのか?」ケラケラ

    エレン 「いやまぁそうなんだが」

    皆 「へっ?!」

    エレン 「なんだよ、なんかおかしいか?」

    ジャン 「お前頭手術していかれたか?」

    エレン 「いかれてねぇーよ」

    アルミン 「め、珍しいねエレンがそんなこと言うなんて」

    エレン 「なんだよ、ヒストリアの前だと普通に言うぞ?」

    ヒストリア 「///」

    ジャン 「羨ましいんだよぉてめぇええええ!」

    ライナー 「エレン 今はお前を許せそうにない」

    ベルトルト 「み、みんな落ち着いてよ」

    コニー 「エレンとヒストリアって家族なのか?」

    サシャ 「この梨美味しいですねぇ」

    アニ 「羨ましい」ボソ

    ミカサ 「」

    マルコ 「ここ一応病室だし....」

    ーーー
    皆 「じゃあね」(な)

    エレン 「おう、また来てくれよな」

    アルミン 「無茶しないでね」

    ミカサ 「エレン 元気で」

    エレン 「おうじゃあな」

    ガラガラ

    ヒストリア 「なぁーんか懐かしかったね」

    エレン 「ああ...」

    ヒストリア 「どうしたの?」

    エレン 「みんな元気そうで良かったなって思って」

    ヒストリア 「ふふっエレンは東京でみんなと滅多に会えないんもんね」

    エレン 「まぁな」

    ヒストリア 「じゃあ、私もそろそろいくね」

    エレン 「向こう帰るのか?」

    ヒストリア 「ううん、悪いけどエレンの家で止めてもらってる」

    エレン 「あー悪いな。大学は大丈夫か?」

    ヒストリア 「一応家族が病気で世話しないといけないってことで休学にしてもらった」

    エレン 「よくそれでいけたな」

    ヒストリア 「レポートと課題凄いけど...」

    エレン 「家族 か、将来は...な?」

    ヒストリア 「う、うん///」

    ヒストリア 「じゃあ行くね?」

    エレン 「まてよ」










    チュッ








    ヒストリア 「////」

    エレン 「じゃあな?」

    ヒストリア 「うん、ゆっくり休んでね///」

    ーーー
  53. 436 : : 2021/03/10(水) 23:20:03
    エレン 「いっつつつ」ジー

    医師 「どうかされましたか?」

    エレン 「いや頭が痛むんですよね、最近。いや昔から?」

    医師 「昔からですかぁ...そこはちょっと分からないですけど...手術の後遺症かもしれないですね」

    エレン 「治りますよね?」

    医師 「少なくとも手術から1~2ヶ月ほどは痛むでしょう。念の為鎮痛剤だしときますね」

    エレン 「分かりましたありがとうございます」

    ーーー
    エレン 「頭痛が酷くなってきたな」

    エレン 「まぁ、いいか」

    ガラガラ

    ヒストリア 「エレン?大丈夫?」

    エレン 「おう、大丈夫」

    ヒストリア 「そう?。はいこれ」

    エレン 「なんだ?」

    ヒストリア 「二ファから」

    エレン 「わざわざいいのにな」

    ヒストリア 「もうね、すんごい心配してたよ」

    エレン 「なのに病室にはこないんだな」

    ヒストリア 「私が許可しないもん」

    エレン 「別にいいだろそんくらい」

    ヒストリア 「じゃあ私が入院したら男の人許可なく入れていいの?」

    エレン 「うーん...ダメだな」

    ヒストリア 「そこ悩むとこじゃないでしょ!」

    エレン 「人によるかな」

    ヒストリア 「ねぇ大丈夫?元気ないし顔色悪いよ?」

    エレン 「?まぁな、ちょっと頭痛がしてな」

    ヒストリア 「無理しちゃダメだよ?」

    エレン 「あぁ、分かってるよ」

    ヒストリア 「うん、気をつけてね?」

    エレン 「おう」

    ヒストリア 「もう来週には退院出来るんだから、もうこれ以上伸ばさないでよ?」

    エレン 「ああ、大丈夫だよ」

    ーー退院日ーー
    医師 「この度はご退院おめでとうございます。またなにこありましたらこちらの方で治療させていただきますのでよろしくお願いいたします。」

    エレン 「長い間ありがとうございました。もうお世話になることは勘弁ですけどね」ハハッ

    ヒストリア 「ふふっもう病気ならないでよ?」

    エレン 「ヒストリア今日は泊まるのか?」

    ヒストリア 「うん、明後日のバスで帰る」

    エレン 「色々ありがとな」チュッ

    ビリ

    エレン 「!?」

    ヒストリア 「もう///」

    ...

    ヒストリア 「ど、どうしたの?」

    エレン 「い、いやなんでもない」

    ヒストリア 「ふふっ変なの、行こ?

    エレン 「お、おう」

    ーー

    エレン (薬の副作用か?まあいいわ)

    ヒストリア 「夕飯だけどさ私が作ってあげるよ」

    エレン 「お、いいのか?」

    ヒストリア 「うん、この前二ファと作ったんだけどさ


    エレン 「へぇーどんなの作ったんだ?」

    ヒストリア 「豚肉とピーマンのオイバタ炒め!」

    エレン 「お手製か??」

    ヒストリア 「ううん、ネットに載っててね?健康に凄いいんだって」

    エレン 「確かに健康飯って感じだな。楽しみにしてるよ」

    ヒストリア 「うん!任せて!」

    ーーーー

    ヒストリア 「出来たよ!」

    エレン 「おぉ、いい匂いだな」

    ヒストリア 「でしょ?!」

    エレヒス いただきます!

    ヒストリア 「ど?!」

    エレン 「...う、うまい」

    ヒストリア 「ほ、ほんとに!?」

    エレン 「うん、バターとオイスターソースの味が上手く絡み合ってうまい」モグモク

    ヒストリア 「よ、良かったぁ」

    エレン 「?どうかした?」

    ヒストリア 「いやぁ、バター入れすぎちゃったなぁーと」

    エレン 「健康にいい料理じゃないのか?」ニカッ

    ヒストリア 「ご、ごめん!」

    エレン 「でも美味しいからいいよ」

    エレン 「それに病院の飯もあんまり食ってなかったから」

    ヒストリア 「えっ、」

    エレン 「食う気になれなかった」

    ヒストリア 「ちょっと、ほんとにダメだよ?」

    エレン 「...ああ」

    ヒストリア 「エレン、最近大丈夫?」

    ヒストリア 「さっきもそう、変だったよ?」

    エレン 「ああ大丈夫だよ気にすんな」ニコッ

    ヒストリア 「な、ならいいけどさ」オドオド



















  54. 437 : : 2021/03/11(木) 00:02:57
    ヒストリア 「一緒に寝ていい?」

    エレン 「そのつもりー」

    ヒストリア 「やった!」

    エレン 「電気消すぞ?」

    ヒストリア 「うん!」

    パチッ

    エレン 「なぁーーんか久しぶりだな」

    ヒストリア 「もう半年くらいじゃない?」

    エレン 「そうかもな」

    ヒストリア 「ねぇエレン」

    エレン 「ん?」

    ヒストリア 「私ね、エレンと居るとすっごく落ち着くの。安心するの。いい気分になれるの。だからねずっとそばにいて欲しい」

    エレン 「当たり前だろ?俺がお前をどこかになんてやれねぇ。だからさ、そのぉーなんて言うか、結婚?もしたいなぁーって」

    ヒストリア 「ふふっ」

    エレン 「えっ?なんかおかしいか?」

    ヒストリア 「いやぁーエレンって告白したことないでしょ?」

    エレン 「ま、まぁ」

    ヒストリア 「下手くそだなぁーって」

    エレン 「うっせぇお前が初めてなんだよ」

    ヒストリア 「えーなんか嬉しいなぁ、」

    エレン 「で、返事はどうなんだよ」

    ヒストリア 「ん?そんなの...



    チュッ







    ジジーーーーーーー



















    ーー勲章授与式ーー

    私は壁の外から来たエルディア人だ!

    あなた方と同じユミルの民です

    壁の王よ!!

    今すぐ壁に攻めて来た巨人を殺して下さい!!

    妻や...子供たちが!!

    壁の民が...食われてしまう前に!!

    ビリ


    ジジーーーーーーー



    ヒストリア女王 「エレン?」

    エレン 「くっっ!」

    ヒストリア女王 「大丈夫?」

    エレン 「はぁはぁ」ポロポロ

    ハンジ 「エ、エレン?泣いてるの?」

    エレン 「うっ」バタン

    ヒストリア女王 「だ、大丈夫?」

    ハンジ 「今すぐ医務室に連れてくんだ!」

    ーーーー

    エレン 「んん、」

    アルミン 「あ、起きた?エレン」

    エレン 「えっここは?」

    アルミン 「あー医務室だよ?大変だったね授与式で倒れちゃうなんて」

    エレン (ここはどこだ?記憶の中?いや分かんねぇ)

    アルミン 「まだ頭が痛い?」

    エレン 「あ、ああ少し眠らせてくれ」

    アルミン 「分かった。ゆっくり休んでね」

    ガチャ バタン





    ガチャ バタン




    エレン 「ん?」(誰だ?)

    ヒストリア女王「エレン?大丈夫?」

    エレン 「ヒ、ヒストリア?」

    ヒストリア女王 「えっ、う、うん」

    エレン 「うっ」バッ ギュ

    ヒストリア女王 「エ、エレン?///」

    エレン 「悪いな女王相手にこんなことしちまって。でもあん時誰かの記憶の中でお前がいたんだ。誰かに抱きしめられるお前が」

    ヒストリア女王 「う、ううん///エレンと居るとすっごく落ち着くな」

    エレン 「あーなんかそんなこと前にも言われた気がする」

    ヒストリア女王 「わ、私エレンにそんなこと言ったっけ?///」

    エレン 「いや、分からねぇけど、でも言われた気がするんだ」

    ヒストリア女王 「うん、分かった///」

    ヒストリア女王 「ねぇ、エレン」

    エレン 「ん?」

    ヒストリア女王 「私たち同期なんだからさ女王扱いはやめてね?」

    エレン 「分かったよ」

    ヒストリア 「えへへ///」ギュ

    エレン 「な、なぁ」

    ヒストリア 「なに?」ギュ

    エレン 「み、みんな見てる」

    ヒストリア 「えっ」

    ジャン 「ったく心配かけやがって」

    サシャ 「おふたりはそのぉーそういう関係なのでしょうか」

    コニー 「ただ抱き合ってるだけじゃねーか」

    ミカサ 「エ、エレンどういうこと?」

    アルミン 「少し寝るんじゃなかったの?」(僕の天使を)

    ヒストリア 「///」

    エレン 「わ、悪い、俺が無理やり抱きついたんだ」

    皆 「はっ?」

    ミカサ 「エレン相手なら私がいる」

    エレン 「いや、ヒストリアが良かったんだよ」

    ミカサ 「」

    ヒストリア 「エ、エレン?///」

    エレン 「何かおかしいか?」

    ミカサ 「」ギロ

    ヒストリア 「う、うぅ」

    ーーー

    エレン (なんだ、この違和感は、なんかムズムズするな)

    コンコン

    エレン 「どうぞ」(誰だよこんな時間に)

    ヒストリア 「き、急にごめんね?エレン」

    エレン 「ヒストリアか」

    ヒストリア 「う、うん。エレン」

    エレン 「ん?どうした?」

    ヒストリア 「一緒に寝ない?///」

    エレン 「おう、いいぜ。だけどどうした?」

    ヒストリア 「ほ、ほら今日エレン様子おかしかったし大丈夫かなぁーって思って、あ、あと記憶の中の人の事も思い出せるかもしれないから」オドオド
  55. 438 : : 2021/03/11(木) 00:32:56
    エレン 「そ、そんなに慌てんなって ほら」

    ヒストリア 「う、うん」

    エレン 「...やっぱなんか懐かしい感じがする」

    ヒストリア 「ちょ、ちょっと///」

    エレン 「別にやましい事してないからいいだろ」

    ヒストリア 「しても、いいよ?」

    エレン 「...馬鹿な事言ってないで寝ろよ」

    ヒストリア 「もう、ほんとに興味無いんだね」

    エレン 「はぁ?意味わかんねぇよ」

    ヒストリア 「...エレンって私とどこかで会ったことある?」

    エレン 「あ?どういうことだ?」

    ヒストリア 「なんか私もどこがで会ったことある気がするなって思って」

    エレン 「そうなんだよな、俺もそう思ってる。何か思い出せそうで思い出せない、ムズムズとした感じがするんだよ」

    ヒストリア 「あ、そうそうそんな感じ」

    エレン 「会議の途中で気づいた事があってよ」

    ヒストリア 「あー急に立った時?」

    エレン 「巨人に抵抗した時、一瞬だけすべてが繋がったきがした。あの時俺が殴った巨人っていうのは母さんとハンネスさんを殺した親父の前妻だったかもしれない。そいつの名はダイナ フリッツ 王家の血を引く奴だ」

    ヒストリア 「えってことは私と接触したら...」

    エレン 「そういう事だ。ヒストリアにも始祖の力が使える。だが兵団はヒストリアをどうするか分からない」

    ヒストリア 「だからあの時引いたの?」

    エレン 「ああ」

    ヒストリア (わ、私の心配を)

    ヒストリア 「エレンは優しいね」

    エレン 「そう、なのか?」

    ヒストリア 「うん優しいよ」

    エレン 「お前もな、子供達のために施設まで作ってよ」

    エレン 「ほんと、立派だよ」

    ヒストリア 「そ、そんな///」

    エレン 「でも、女王様が甘えん坊だったとはな」

    ヒストリア 「こ、このことは誰にも言わないでよ?」

    エレン 「一緒に寝たことか?」

    ヒストリア 「そ、そうよ」

    エレン 「なんでだ?」

    ヒストリア 「普通年頃の男女は一緒に寝ないの」

    エレン 「でもお前が寝ようって言ってきたじゃん」

    ヒストリア 「あ、あれはそ、その」

    エレン 「まあ分かったよ取り敢えずは言わないでおくよ」

    ヒストリア 「い、言うつもりだったの?」

    エレン 「うん?おう」

    ヒストリア 「だ、誰に?」

    エレン 「みんなに」

    ヒストリア 「だ、ダメだからね?」

    エレン 「いいんじゃんか、可愛い女王様ってことで」

    ヒストリア 「そ、それがダメなのぉ!」
  56. 439 : : 2021/03/11(木) 01:01:10
    エレン 「ほんとになんでか懐かしい感じがする」

    ヒストリア 「...その記憶の中の懐かしい人が私だったらいいね」

    エレン 「なんでだ?」

    ヒストリア 「そ、それはその...」

    エレン 「運命 なのかもな、もしそうだったら」

    ヒストリア 「う、うん///エレンがそんなこと言うの珍しいね」

    エレン 「そうか?」

    ヒストリア 「やっぱエレン人変わったよね」

    エレン 「どうだろうな。記憶によって変わるものもあるんだな」

    ヒストリア 「エレンのさ、覚えてる記憶って今どんなのがあるの?」

    エレン 「...記憶なのか、夢なのか自分でもよく分からねぇんだ。ただ懐かしいとか、この感じ、とか時々見たことある場面があるんだ」

    ヒストリア 「細かくは覚えてないってことか」

    エレン 「ああまあな」

    エレン 「でもヒストリアと居ると何か思い出せそうな感じがするんだ」

    ヒストリア 「...私もねハッキリとはしないけどエレンに似た人の記憶あるよ。」

    エレン 「互いに、か」

    ヒストリア 「うんそうだね」

    エレン 「...そろそろ寝ようぜ、そんな考えてもすぐには思い出したりしねぇーし」

    ヒストリア 「だね、じゃあおやすみエレン 」

    エレン 「おうおやすみ」

    ヒストリア 「むぅー」

    エレン 「どうした?」

    ヒストリア 「名前呼んでよ」

    エレン「あー悪い悪い」

    エレン 「おやすみヒストリア」

    ヒストリア 「うん!おやすみ///」ギュ

    エレン 「あんまくっつくなって寝ずらい」

    ヒストリア 「いいじゃん...」フニャ

    エレン 「...寝てるし」

    エレン 「寝るか...」
  57. 440 : : 2021/03/12(金) 00:42:29
    今までの話はすべて記憶?ムズムズしますねぇ
    期待です
  58. 441 : : 2021/03/12(金) 11:27:31
    あと少しでこの作品は終わりますが
    シリーズ化などして欲しい人居ますかね???
    もちろん新しい話も書きます。
  59. 442 : : 2021/03/12(金) 22:34:19
    してほしいですー
  60. 443 : : 2021/03/13(土) 22:41:19
    "エレンは鈍感だね?"

    "もうエレンのバカ///"

    "わぁ!美味しい!エレンの料理!"

    "今日は一緒に寝よ?"



    (誰の記憶だ?)

    (これは...誰だ?)

    (ヒス...トリア?)











    eレン






    ェレン






    ヒストリア 「エレン?」

    エレン 「はっっっ!!」ハァハァ

    ヒストリア 「エレン大丈夫...?」

    エレン 「あ、あぁ」スーポロ

    ヒストリア 「泣いてるの?」

    エレン 「あっいやこれは」

    ヒストリア 「...」ギュ

    エレン 「おい...」

    ヒストリア 「私は何があってもエレンの味方。エレンは私が守る。」

    エレン 「...お前は女王様なんだぞ」

    ヒストリア 「もう女王扱いしないでって...」

    エレン 「みんなに認められた女王だ。俺1人のためにパラディ島の女王を死なせる訳には行かない」

    ヒストリア 「...もうちょっと女の子を知った方がいいよ」

    エレン 「...悪い」

    ヒストリア 「ほんとうに大丈夫?」

    エレン 「...またあの夢を見た」

    ヒストリア 「私に似た人の夢?」

    エレン 「現実なのか誰かの記憶なのか未来なのか過去なのか」

    エレン 「...ただ元気なお前に似た奴がいるんだ」

    ヒストリア 「...ねぇエレン」

    エレン 「...ん?」

    ヒストリア 「エレンはさこれから戦うの?」

    エレン 「...」

    ヒストリア 「なんのために?」

    エレン 「...壁の向こうは "自由だ"」

    ヒストリア 「...その自由が手に入ってエレンは幸せ?」

    エレン 「どうだろうな...ただお前らが幸せに生きていてくれればそれでいい」

    ヒストリア 「私はエレンにも幸せになってほしい」

    エレン 「...」

    ヒストリア 「...」

    バタン!

    ミカサ 「エレン起きt...」

    アルミン 「?!」

    ヒストリア 「あっ、ち、違うの!こ、これは」

    エレン 「俺から抱きついた」

    アルミン 「!?!」

    ミカサ 「なっ?!」

    ヒストリア 「えっ?!エレン?///」

    ミカサ 「エレンどういうこと?!」

    アルミン (ヒストリアはレイス家であって王家の血を引く者...)

    アルミン (王家の血を引く者と始祖の力を持つことで何かが起こせるとしたら...)

    ミカサ 「アルミン?」

    アルミン 「ちょっと2人共いい?」チョイチョイ

    ミカサ 「アルミン?どうかした?」

    アルミン 「3人で話したい事があるんだ」

    ミカサ 「私m...」

    アルミン 「...」

    ミカサ 「分かったアルミン。先に行ってる」

    ーーー

    アルミン 「僕の部屋でごめんよ」

    エレン 「...ああ」

    ヒストリア 「大丈夫だよ、それでどうしたの?」

    アルミン 「まずエレン。兵団や僕たちに隠してる事ない?」

    エレン 「...ないな」

    アルミン 「...耳が赤いよ」

    エレン 「はぁ」

    アルミン 「王家の血を引く者ヒストリアと始祖の力を持つエレン、2人が接触して始祖の能力が使えるとしたら?」

    ヒストリア 「!?そ、それは」

    エレン 「...アルミン、お前にはいつか言おうとしてた」

    アルミン 「なんで黙ってたの?」

    エレン 「...そうなったらヒストリアの身はどうなる?」

    アルミン 「あっっっ...」

    ヒストリア 「...」

    エレン 「俺にはヒストリアを犠牲にする覚悟がない。もちろんアルミンやミカサもだ」

    アルミン 「...」

    ヒストリア 「...///」

    エレン 「兵団には言うなよ」

    アルミン 「い、言わないよ僕もみんなを犠牲にする覚悟がないからね」

    ガチャ

    憲兵団 「ヒストリア様お時間です」

    アルミン 「!?」

    エレン 「くっ!?」ドッ

    エレン 「おいてめぇ今話してた内容はすべて忘れろ?」ビリビリ

    憲兵団 「は、はてなんの事だか...ひぃ」

    アルミン 「お、下ろしてよエレン!」

    エレン 「...」ドッ

    憲兵団 「さ、さぁ、こちらへ」

    アルミン 「ヒストリアどこか行くの?」

    ヒストリア 「駐屯兵団の会議だよ、すぐ戻るよ」

    エレン 「だめだ俺も行く」

    ヒストリア 「えっ?エレンも?」

    アルミン 「それは無茶じゃないかな...?」

    憲兵団 「お外でお待ちになられるなら問題ないかと」

    エレン 「なっ?」

    アルミン 「あはは」

    ヒストリア 「じゃあ行こ?」












  61. 444 : : 2021/03/14(日) 19:40:12
    なんか第2のLialさんみたい
    期待です!!!
  62. 445 : : 2021/03/15(月) 01:00:38
    ヒストリア 「駐屯兵団は砲台の設備の点検、街の見回り等よろしくお願いします」

    ーー
    ヒストリア「エレンお待たせ」

    エレン 「...」

    ヒストリア 「エレン?」

    エレン 「...」スウスウ

    ヒストリア 「そんな所で寝てたら首痛めるよ?」

    エレン 「...」スウスウ

    ヒストリア 「体は大人なのに寝顔は可愛い」ナデナデ

    エレン 「ん、うう...」

    ヒストリア 「ごめん起こしちゃった?」

    エレン 「...なんだヒストリアか」

    ヒストリア 「ちょ、女王に向かってなんだとはなんだ!」

    エレン 「女王扱いすんなってお前がいったんだろ...」

    ヒストリア 「今日の仕事はこれで終わりだから私の部屋に来て話そ?」

    エレン 「いや悪いだろ」

    ヒストリア 「いいからいいから」

    エレン 「はぁ分かったよ」

    ーーー
    ミカサ 「ねぇアルミン?」

    アルミン 「なにミカサ」

    ミカサ 「最近エレンがヒストリアと一緒にいる気がする」

    アルミン 「あははっ仲がいいんだね」

    ミカサ 「...」ギロ

    アルミン 「い、いやぁ良くないなぁ」

    ミカサ 「...最近エレンの考えてることが分からなくなってきた」

    アルミン 「...僕もだよ、前まではただ突っ込むことだけを考えてたからね。今はもう考えて考えて進んでる」

    アルミン 「きっと大人になったんだよエレンは」

    ーーー

    ヒストリア 「どうぞ入って」

    エレン 「...ああ邪魔するよ」

    エレン 「...広いな」

    ヒストリア 「ふふっなんか嬉しいのかわかんないけど取り敢えずお茶だすね」

    エレン 「悪いな」

    ヒストリア 「それでエレンはこれからどうするの?」

    エレン 「今度の壁外調査で全てを決めようと思う」

    ヒストリア 「海、いくんだっけ?」

    エレン 「ああ、子供の頃からの夢だったけどな」

    ヒストリア 「けど?」

    エレン 「...海の向こうには敵がいてその向こうには自由がある。今の俺の夢だ」

    ヒストリア 「...戦うんだよね」

    エレン 「ああ」

    ヒストリア 「ねぇエレン、始祖の力って今使えるの?」

    エレン 「ヒストリアが巨人の力を持てば可能性がある」

    エレン 「だが俺はそんなことはさせたくない」

    ヒストリア 「私前にも言ったと思うけどエレンにも幸せになって欲しい。だから、だから必ず生きて帰ってきてね」

    エレン 「...どうだろうな。ライナーの野郎みたいに隠れているわけでもないから堂々と狙われるだろうな」

    ヒストリア 「...約束」

    エレン 「...ああ分かったよ」

    ヒストリア「しっかしエレンもすごいねみんなの希望になれて」

    エレン 「...」

    ヒストリア 「私はどうかな?女王としてうまくやっていけるかな?」

    エレン 「お前が正しいと思ったことをやっていけばいいんだ簡単だろ」

    ヒストリア 「うん、そうだね」

    エレン 「じゃあそろそろ帰るよ」

    ヒストリア 「えっ?」

    エレン 「いやもう暗いし迷惑だろ」

    ヒストリア 「全然迷惑じゃないよ...ただ...」

    エレン 「ただ?」

    ヒストリア 「エレンともっと居たいなって...///」

    エレン 「あ、ああ分かったよ」

    ヒストリア 「なら私のベットで寝なよ」

    エレン 「は?いや流石に...」

    ヒストリア 「なによ今更、昨日だって一緒に寝たじゃん」

    エレン 「はぁ...ありがたく使わせてもらうよ...」

    ヒストリア 「やった!じゃあ先に夕食済ませちゃお!」

    エレン 「...だな」

    ーーー

    エレン 「なぁ、このベッド広くねぇか?」

    ヒストリア 「だよね...みんな女王扱いしすぎだよ」

    エレン 「よくわかんねぇな」


    ヒストリア 「...」

    エレン 「...」

    ヒストリア 「ねぇエレン」

    エレン 「ん?」

    ヒストリア 「抱きしめて?」

    エレン 「はっおまえっ」

    ヒストリア 「...だめ?」

    エレン 「はぁお前は子供かよ...」ギュ

    ヒストリア 「んふふっエレンの中暖かいね」

    エレン 「...」

    ヒストリア 「エレンはさ好きな人とかいないの?」

    エレン 「...いまいちそういうの分かんねぇんだよな」

    ヒストリア 「この人の笑顔素敵とか守りたいとかないの?」

    エレン 「...それならあるな」

    ヒストリア 「...聞いてもいい?」

    エレン 「いいけどお前だぞ」

    ヒストリア 「ふぇ?///」

    エレン 「なに変な声出してんだよ」

    ヒストリア 「い、いやだってその...///」

    エレン 「ほら寝るぞ」ギュ

    ヒストリア 「う、うん///」(暖かいなぁエレン)
  63. 446 : : 2021/03/21(日) 23:31:42
    エレン 「...はっ!」

    エレン 「...」ハァハァ

    ヒストリア 「...」スゥーハァ

    エレン 「あれっ」

    ヒストリア 「うぅん」

    ヒストリア 「あれエレン?」

    ヒストリア 「泣いてるの?」

    エレン 「えっ」ポロ

    ヒストリア 「大丈夫?」

    エレン 「...なんかすっげぇ長い夢を見てた気がする」

    ヒストリア 「...どんな夢?」

    エレン 「はっきりとは覚えてねぇが、なんか記憶みたいな」

    ヒストリア 「記憶?」

    エレン 「あ、ああ」

    ヒストリア 「私もそれ見たことある」

    エレン 「えっ?」

    ヒストリア 「夢の中にエレンがいてそのエレンは何かと戦ってた」

    エレン 「...」

    ヒストリア 「よく分かんなかったけどね。でも夢と言うよりは、現実に近かった」

    エレン 「ああなんとなく分かるぞ」

    ヒストリア 「ふふっまだこんな時間だ」

    エレン 「ああそうだな起こして悪かった」

    ヒストリア 「ううん、エレンと寝れてよかった」

    エレン 「なぁ、今日出かけないか?」

    ヒストリア 「えっ?いいけどエレンは大丈夫?」

    エレン 「おう、もう体は大丈夫だ」

    ヒストリア 「久々だなぁ」

    エレン 「...」

    ヒストリア「...」

    エレン 「...」

    ヒストリア 「ねぇエレン、」

    エレン 「ん?」

    ヒストリア 「キス しよ?」

    エレン 「いきなりどうした」

    ヒストリア 「分かんない。でもなんかしたくなった」

    エレン 「...こっち向けよ」

    ヒストリア 「...うん///」

    エレン 「何今更赤くなってんだよ」

    ヒストリア 「い、いやだって」

    チュ



    ジジーーーーーー





    ビリーーーーーーー





    ヒストリア 「!?」

    エレン 「!?」





    ジジーーーーーー






    エレン 「お前、だったんだなヒストリア」

    ヒストリア 「エ、エレン」

    エレン 「やっぱ夢じゃねぇ、記憶だった」ギュ

    ヒストリア 「エレン?ホントにエレン?」ギュ

    エレン 「ああ、俺だよ」ギュ

    ヒストリア 「なんでだろう、ずっと一緒にいたのになんで気づかなかったんだろ」ギュ

    ヒストリア 「でも、なんで?あの世界はなんだったの?」

    エレン 「...俺が始祖ユミルにこう願ったんだ。全てを書き換えて新しい世界にしてくれって」

    ヒストリア 「...」

    エレン 「なのになんでだろうな」ギュ

    ヒストリア 「うぅ...」ギュ

    エレン 「全部思い出しちまったじゃねえか」ギュ

    ヒストリア 「エレンは辛い?」ギュ

    エレン 「辛くなんかねぇ。記憶は思い出しても世界は変わった」

    エレン 「もうあんな残酷な世界はいらないんだよ」

    ヒストリア 「...そうだね、みんな幸せな人生を歩んでるもんね」

    エレン 「しかし、こう記憶が戻ると色々厄介だな」

    ヒストリア 「うん、全てが嘘みたいに思えてくる」

    エレン 「だけどこれが俺の望んだ世界だ。これでいい」

    ヒストリア 「うん、私は満足」

    エレン 「なぁヒストリア」

    ヒストリア 「ん?」

    エレン 「向こうの世界で出来なかったことしてもいいか?」

    ヒストリア 「うん、何ができなかったの?」

    エレン 「それはな」

    エレン 「ヒストリア、俺はお前を愛してる。俺と結婚してくれるか?」

    ヒストリア 「...うぅ、そうやって泣かせにこないでよねエレン。」

    ヒストリア 「もちろん、いいよ」

    ヒストリア「だから、この先もずっと一緒にいてね。例え、世界が、記憶が変わっても私はずっとエレンを好きでいる」




    ーーENDーー

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