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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

悪魔の寵愛だけどよくわからないことが起きてるので詳しい人最後の文章見てくれると助かる

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  1. 1 : : 2019/12/17(火) 17:01:49
    こんにちはリヴァハンです←
    書きかけのがあるのになぜ新しいものに手を出すのかよくわかりませんがミカンが今ハイテンションなのです。もう一つの方を中心に書くので、こちらは多分凄いたまにしか書かないかもしれましぇん。途中放棄、はできるだけしたく無いですが、するかもしれないのでその時は何卒…

    内容→悪魔パロ(まんま)とりあえず純粋なはんちゃん16〜20歳と、推定560歳のりばいさん(ノットチェリーボーイ)が出てきます(見た目は20〜30歳)それとりばいさんがはんちゃんを溺愛していてたまにキャラ崩壊するかもだからお願いします。やることはやります。ただただ甘いりばはんが書きたかっただけなので終始イチャイチャしてます。
    そんなりばはんでも見たい人はかもん
    後、読みにくいってコメントに対してはもう一つの方で弁解しております。

    p.s.です。本当に謎設定です、細かいところは捨ててください。あと昔のヨーロッパくらいを思い浮かべてくれればと…
    それと、ハンジさんがりばいさんを「悪魔さん」と呼びます。嫌な人逃げて!理由は、名前を教えると教えた相手に服従しなければならないからです。(あるあるですね。
    小話的な感じで進めてきます
    えっちなのは結構先になるかと…甘々なりばはんが書きたいので…

    psps
    登場人物的なとこがハンジリヴァイになっててやべって思ったから直しました

    pspsps
    全然更新しないです。放置ではないです、結構妄想するのでネタがあれば書きに来る感じです。
  2. 3 : : 2019/12/17(火) 23:21:04
    その少女は、森の中にいた。

    とある悪魔は偶々森を歩いていたのだと言う。

    彼女はまだ幼く、簡単な言葉は話せるみたいではあるが、あまり難しいことは通じない様だ。

    だが、男はそんな少女に心を奪われてしまった。

    悪魔だと言うのに。

    人間を唆すのが悪魔だと言うのに。

    その少女に恋をしてしまった。

    そして

    その悪魔は、少女を育てることにした。
  3. 6 : : 2019/12/18(水) 16:52:58
    それから少女は、その男と共に暮らした。

    少女にとっては長く、男にとっては一瞬の様な15年が過ぎた。

    そして少女は20歳に、大人になった。

    今からするのはそんなお話。

    少女が、あることに気付いてしまうのは

    まだ先のこと。
  4. 9 : : 2019/12/18(水) 17:27:59
    案外悪魔というものは自由に生きている。人間を揶揄い楽しむものや、自身の能力を使い人間と契約し富を得るものもいる。人間の金貨などは人間に紛れ込んで生活をする為に必要であるのだ。
    たまに同胞を見かけたりするが、知らぬ振りをする。それが常識だった。

    【ハンジという少女】

    飯の材料を買いにリヴァイは街へ出た。自分は食べなくても平気である。が、ハンジは人間なので人間に対して栄養のある物を食わせなくてはならない。
    ハンジはよく勉学に励んでいる。お陰であいつの部屋は本だらけだ。掃除をすると怒ってしまうので一ヶ月に一度強制清掃をしている。溜め込んだあいつが悪いのだ。
    ハンジの事を考えながらリヴァイは食材を買い揃えた。


    ぎぃい

    家のドアを開けるといつもと変わらない無機質な音が生まれる。
    そうして荷物を置きにキッチンへ向かう。ゆっくりと物を下ろし、一息つく。さて、彼女の好きなオムライスでも作ろうか。

    こんなところだろう。あまり人間の食事は分からなかったが、この15年で色々と知識をつけ、大抵のものは作れる様になってしまった。つくり終わったが、食べる張本人が降りてこない。リヴァイはため息をつくと、彼女を呼びに二階へ上がった。


    「ハンジ」
    机に向かって何かを書いている彼女に後ろから呼ぶ。いつもなら背の高い彼女も椅子に座ると自分より低くなるので優越感を感じる。後ろからだと、結い上げた髪にちらちらと隠れる項が見える。思わず背後から抱きしめて頬を彼女に擦り寄せたい衝動に駆られた。だが、そんな事をするわけにもいかず、返事すらしない彼女をもう一度呼んだ。
    「ハンジ」
    「あ…悪魔さん、どうしたの?」
    やっとこちらに気付いたようだ。
    「飯ができたぞ」
    「そうなの、ありがとう‼︎」
    こいつは飯だと言うとすぐさま下に降りる。自分の料理を美味いと言ってくれることは嬉しいが、あまり反応してくれないのは、少し悲しかった。
  5. 10 : : 2019/12/18(水) 22:54:30
    【リヴァイという男】

    私はこの男の名を知らない。だが、悪魔だという事を知っている。そして私は悪魔について調べた。だから、名を教えてはくれない理由も知った。しょうがない事ではある。
    けれど、私は知りたいのだ。

    あの男の名前を。

    この口で

    呼びたいのだ。
  6. 12 : : 2019/12/19(木) 17:30:29
    【風邪】
    風邪をひいてしまった。流行ってる物のようだった。高熱が出るが、咳は出ない。頭がくらくらするだけだったので、まぁ、動けるには十分だったのだが。

    「寝、て、ろ。」
    彼が私を横抱きにしてベッドへ運ぶ。女の中では強い方だと思っていたが、この男には全く歯が立たない。今日は熱があるからかもしれないが、その些細な事でも、悔しかった。
    「だ、いじょぶだから…本…読みたい…」
    「寝ろっつってんだろ。」
    どさりと降ろされる。ベッドは衝撃をほとんど吸収できるほど柔らかかった。疲れ切った私はそこで意識が途切れてしまった。


    さて、この女。
    馬鹿女は熱があるというのに机に向かっていた。流石にこれは、と思い机から引っ剥がした。彼女が本や勉学が好きなことは知っている。時には倒れる手前まで励むこともある。だが、今回は病気にかかっているのだ。悪魔はそんなものにはかからない。だからこそ、慎重にならなければ、と思っている。
    昨日は外出していて、家を任せていた。それが悪かった。多分一日中ここにいて飯を食わなかったのだろう。少し痩せ細った気がしたのだ。起きたら飯を食わせてやらないと。

    「ん…あれ、」
    目を覚ますとそこには男がいた。彼はこちらが起きたことに気づくと、椅子から腰を上げた。
    「起きたか。待ってろ、何か作る。」
    そう言って彼は部屋から出て行った。

    体を少し持ち上げようとした。だが、動かない。昨日の一日中飲み食いせず、倒れる直前まで本を読み耽っていたのが悪かった。手すら動かない。そんな自分に少し怖くなった。自業自得ではあるのだろうが。

    体が言う事を聞かなくなった事を知ってから何分かたった時だった。ドアが開く。それと同時に男と、いい香りが入ってくる。
    「ほら、座れるか」
    座るよう促されたが、動かない。それを伝えようとし、目を長く伏せる。目を開けると、意図が伝わったようだった彼が近づいてきた。
    「起こすぞ」
    彼の手が背中に回り、ゆっくりと起こされる。触って分かったが、彼の持ってきた物は粥と果物の様だった。
    彼が粥を掬い取り、私の口へ持ってきた。
    「薬を混ぜた。ほら、食えるか」
    そっと入ってきたスプーンから生温かいどろどろとしたものが落ちる。だが、あまり飲み込めず、時間がかかってしまった。それを見て彼が舌打ちした。
    「食えねぇのか」
    暫し悩んでからまた、目をゆっくり伏せる。
    「分かった」
    彼は、粥をまた掬ったが、今度はそれを自身の口へと持って行った。そして、口移しを図った。
    上を向かされ、上から粥が流れ込む。少し唾液と混じったのか先程よりかはスムーズに動く。私はそれを、こくんと嚥下した。
    「大丈夫か」
    軽く目を伏せて、大丈夫の意味を示す。
    そしてまた、彼は粥を口に含み、私に食わせた。それは粥が無くなるまで続いた。

    朝起きて私はすぐお礼を言いに行った。
    「あ、悪魔さんありがとう!すっかり良くなったよ!」
    「そうか、良かった。」
    粥に入っていた薬が効いたのだろう。
    でも、口移しで無くても良かったのではないのだろうか…?
  7. 33 : : 2019/12/25(水) 23:49:05
    ※りばいが他の女触ってます
    はんちゃん以外触るなっていう子は飛ばして…

    【欲】

    ハンジに物凄く欲を掻き立てられている自分がいるのは分かっていた。だからってこんな事をしていいとは思っていない。
    足元には気を失ったのか魂を失ったのか分からない女が転がっている。まぁ適当に捕まえた女なのだが。簡単に引っかかってくれたが、慣らさずにそのまま突っ込んだこれは凌辱紛いかもしれない。だがそうでもしないと、この欲は発散できそうになかったのだ。
    足元に転がっている女は、彼女とは違う、肉付きが良く、鈍い黄土色に見える。勃ったか、と聞かれれば、この女に、ではない。ハンジだ。彼女の鷲色の髪と瞳、甘い香り、少し痩せ気味の薄い身体、しまいには手を見ただけで欲情してしまう。こんな自分にはもうすでに呆れている。
    彼女の特別に、なんて夢見ることは許されない。
    悪魔、なのだから。
    だから、たまにこうやって女を、陵辱する。
    許されない、だろう。伝えるつもりもないが。
    知られたくない、が正解かもしれない。
    こうした人間みたいな感情があるのも、彼女の近くにいるからなのか。よく分からない。
  8. 36 : : 2019/12/29(日) 22:33:09
    【学舎】
    ハンジには、一応のことを考えて、学校へは行かせている。たまに空から見ると、同じような年頃の友達とやらが周りにいるので、嫌われてはいないのだろう。よくハンジはここのことを話す。学んだ事や、『ナナバ』や『リーネ』という友の事、暖かい昼食など、色々なことを楽しそうに話す。ハンジが幼い頃はこうしてみると、子供は可愛いものだな、と親の気持ちがわかったりしていた。

    ハンジには教師に、親はあまりこの国にいないと伝えておけと言った。擬態は出来るが、父親だけが面談に訪れていると何かと面倒だと判断したからだ。すまないとは思っていた。だが、いつか彼女は、母親は死んでしまったのだと言っていた。理由は、聞いていないが。父親の事も触れないでおいた。あまり聞かない方が良いのであろう。
    自分も親のことなんざとっくの昔に忘れたものだし、拾ってくれた甥なんか、真っ当な育ててはくれなかったのだ。だからあまり育て方、と言うのは分からないが、この短い時間で成長していくこいつをみるのは悪くなかった。
  9. 37 : : 2019/12/29(日) 22:33:17
    りばいさん人間になれます
  10. 38 : : 2020/01/07(火) 22:42:35
    【扱い】

    小さい頃のハンジは、何があっても俺のところに来て騒いでいた。少し昔の話ばかりしてしまうが、歳老いた訳ではないからな。
    小さい頭についている馬の尻尾のような物が跳ねているのを見るのはなかなかに楽しかった。そして、それを結うのも楽しかった。

    細い毛束を集めて、さらさらと一つに纏める。掌を滑らかに流れるように落ちる髪は昨日俺が解いたのだ。何も誇れた事では無いが、なんとなく達成感はあるものだ。それを幼いハンジは嬉しそうにしていた。

    と、昔の事を思い浮かべながら僅かに成長したハンジを見る。


    身長抜きやがって




    「いたっ」
    少し力が入ってしまったのは唯の偶然である。時々ハンジは髪を結うのを俺に頼む。こいつも気に入っているのだろうか。嬉しいものだ。

    だが、頸から花のような香りがするのは少々頂けない。


    この作業も慣れたものだ。そして、結った後にはいつも頭を撫でてやっている。もう習慣化した事である。まぁ余り崩したくないので優しくしか出来ないが。
    いつも通り





    「もう子供扱いしないでよっ…‼︎‼︎」


    ←To be continued…⁇⁇⁇
  11. 47 : : 2020/01/11(土) 11:06:31
    「もう子供扱いしないでよっ…‼︎‼︎」


    「………は?」

    「だから、もう、小さい子みたいにするのはっ…やめてほしくて…」

    何を言っているのだろうか?小さい子扱いをやめろ、と言われてもどういう事か分からない。ハンジは顔を少し赤くしている。本当に分からない。

    「子供扱いとはなんだ」
    「そ、その!頭、撫でたりとか、さ‼︎もう私大人だよ⁉︎」
    「だから?」
    「だからっ、女扱い…して欲しい、の」

    …女扱い?

    「例えば」
    「例え⁉︎えっと…って悪魔さん聞きすぎ‼︎」
    「よく分からんからな」

    ハンジは顔を真っ赤にして飛び跳ねている。言っていることはよく分からないのだが、可愛い。
    可愛い?…もしや

    「…だからっ、私はっ…」
    「お前は可愛いと思うが」
    「…えっ⁉︎」

    …なんだこういう事だったのか。そしてすぐさまハンジは部屋の隅に座り込み、蹲った。さて、これはどうしても美味い方向にしか持っていけないのだが。
    ハンジの後ろから近づき、彼女の耳元へ顔を寄せる。

    「ハンジ」

    びくっ、と震えるハンジの耳は真っ赤だ。

    「こう言う事を、望んでいるのか?」

    少しだけ、顔がこくんと頷く。美味そうな真っ赤に熟れた耳を唇で食む。ハンジの体がびくりと震える。そして、自身の息が荒くなっていることに気づく。

    「ハンジ、それはお互い様だ」

    少しだけ彼女の瞳がこちらを向く。薄い膜を張った彼女の瞳は舐め取りたいほどひどく煽情的だった。口に含んだ耳へ水音を聴かせる。その度に震える体が面白い。

    「悪魔さん…その、ね、お願いがあって」
    「なんだ」





    「私と契約して欲しい」
  12. 48 : : 2020/01/16(木) 17:05:46
    「契約ってお前、何か分かってるのか」
    「うん!今まで私がどれだけ勉強して来たと思ってるの?」

    こいつが相当頭が切れることは知っていたが、ここまで興味を持っているとは思わなかった。契約をしろ、と言ってくる事もだ。

    「何か欲しいものでもあるのか?契約をせずとも持ってこれると思うが」
    「持ってこれるこれないの問題じゃないんだ」
    ハンジが右頬を掻く。これは彼女が何かを隠している時の癖だった。

    「…で、何が欲しいんだ」
    「聞いて引かないって約束して!ほら!今!」
    「内容によるがな」
    「約束してよー!」

    こういう時の彼女は至極面倒くさい。素直に従うことにした。

    「…うるせぇな、わかった、引かねぇから」
    そうすると彼女は一呼吸して



    「悪魔になりたいんだ‼︎」


    と、満面の笑みで告げた。
  13. 50 : : 2020/01/23(木) 17:16:55
    「いや、お前、何言ってやがる」
    「だからぁ〜…」
    「それは駄目だ」
    「は?何でよ」

    逆にこちらが聞きたい。何故お前は…

    「俺は、お前の何かを失いたくはないんだ…ハンジ…分かってくれ…」
    「悪魔さん…」


    自分は片手で顔を覆った。


    ふと空気が揺れた。
    彼女が自分に近づいた気がした。

    「悪魔さん、そんなに、悲しまないで、お願いだからさ…」
    「お前は、何も分かって、ねぇ…‼︎もう人間じゃ、いられねぇんだぞ⁉︎もっと考えろよ…」

    「悪魔さんっ…‼︎」

    急に顔を掴まれ、上に、彼女の方へ向けさせられる。

    「私は、貴方と一緒にいたいんだ‼︎」
    「契約をせずともいればいいじゃねぇかよ」
    「でもっ、そんなの、寿命が来ちゃうじゃん‼︎違うの‼︎私は貴方とずっと、一緒にいたいんだよ‼︎」

    彼女の華奢な腕に包まれた。

    「命なんて無くていい、貴方がいれば…」

    彼女の顔が自分の肩口に乗る。

    「だからさ…お願いだよ…私を…悪魔にして」
  14. 53 : : 2020/01/25(土) 16:41:51
    「本当に…もう、戻れないんだぞ…」
    「うん‼︎だから大丈夫だってば‼︎覚悟はしてるんだって言ってるじゃないか‼︎」

    どうしてそんな軽く言えるのだろうか。これから人間としてここを離れ生活できたのかもしれないのに。

    「ねぇ悪魔さん」
    「あ?なんだ?」
    「儀式って、名前、知らなくても出来るの…?」
    「…あぁ、悪魔の名か。出来るが」
    「そっか…」

    …悪魔の名前

    「何だ、服従させようとでも思っているのか」
    「…え?服従??…あぁ、そんなのもあったね。でも私はそんな事に興味はないよ。多分」
    「おい」
    「だって何か背徳感あったんだもん‼︎ま、まぁ少しは思ったかもしれない。でも、悪魔さんの名前が知りたいって思った、だけ、なんだけど…」

    何だこのかわいい生き物は。

    「…お前が悪魔になってから、教えてやる。」
    「やったぁ‼︎」

    「…ハンジ、絶対に、と言う言葉はない。それも覚悟しておけ。」
  15. 54 : : 2020/01/25(土) 16:51:06
    ちょっとだけ補足させていただきます
    契約の点についての文献が少なかったので(単に私の知識不足、サーチ能力皆無なだけですけども)、Wikipediaのほかにフリーゲーム「被虐のノエル」さんを参考にしています

    https://www.gamemaga.jp/noel/

    このうらる飛べます…?
    ゲームマガジンさんから遊べます
    是非遊んでください
    あ、あとアルネの事件簿も…(蹴
    そういえば吸血鬼も考えてたんですよ

    マシュマロさんありがとうござまっす\^ ^/
    そして下の文章普通にハンジさんにリヴァイって呼ばせるミスを4日間放置していました。すいません。
  16. 56 : : 2020/01/27(月) 22:40:13
    仄暗い部屋にギィ…という音が響く。ぺた、ぺた、と床の音がし、止まる。そして彼女は魔法陣の真ん中へ来た。彼女は柔らかな生まれたままの姿に、薄い羽衣のような物を纏っている。その顔は少し固く、緊張しているのが分かる。
    人生でこんな経験をするなんて、幼い頃なら、夢にも思わなかっただろうに。

    俺と生きたいと言ってくれたことは、天にも昇るような気持ちでもあったが、同時に絶望の底に落とされることでもあった。ハンジにはハンジの生活があった。生き方だって自由だった筈なのに、俺が拾い、無責任に育ててしまった。それがまず悪かったのかもしれない。
    けれど、もう、どうしようもないことである。彼女がそう望んだのだから。

    「ね、ねぇ、悪魔さん…痛い…?」
    「……まぁ、痛いだろうな。そりゃあ、命を丸ごと契約で変えるんだからな」
    「そっか……頑張るね」
    「あぁ、そうしてくれ」

    声色が明るい。今ので少し解れただろうか、彼女の顔は少し穏やかになっていた。

    「悪魔さん、頼んだよ」
    「あぁ…」

    もうリヴァイは、願うしかなかった。
  17. 57 : : 2020/01/31(金) 23:54:11
    長らく生きていたが、こんな事をするのは初めてだ。というか、この状況が初めてだった。
    こちらだって緊張している。

    彼女に魔法陣の上に横たわるように指示した。彼女はそろそろと動き、やがて力が抜けたように横になった。

    契約の奇跡を使えば全てが思い通りになる、とも限らないらしい。金髪碧眼の知り合いに尋ねたら
    羊の生き血が必要と言われた。なんともありがちな話だろうか。前例が少ないが為にありがちとは言えない気がするが。それを2、3滴彼女の白い肌に垂らす。びくっと華奢な肩が揺れた。彼女に羊の血を垂らすなんて汚いことはしたくなかったが。そして貰った本を引っ張り出した。何頁だったかとぱらぱらめくる。そして目的の頁を見つけ出した。一呼吸する。

    「…ハンジ、行くぞ」
    「う、うん…」

    詠唱を始める。瞬間、

    「うっ…」

    悲鳴が飛ぶ。けれど、続けなくてはならない。もう後には引けない。

    「う、あ"っ…あ"あ"あ"っ‼︎‼︎」

    本格的に彼女が叫び出した。その姿を見るのは辛かったから、さっと本に視線を戻し、詠唱を続ける。だが、そうもいかなかった。彼女がバタンバタンと暴れ出したのである。すぐさま彼女の上に乗り、動きを抑える。こんな押さえ方でいいのだろうか、と思ったが、それよりもさっさと苦しみから解放してやらないと、という思いがあった。

    「い"っ…いだいっ‼︎あ"ぁぁあっ‼︎」

    めき、と音がした。そして、彼女の背から黒いものがぐちぐちと姿を現す。それでもまだ、悲鳴が止むことはなかった。

    「い、だいっ…ぃ"ぁ"あ"っ‼︎」

    今度はガリガリと床を爪で引っ掻く音がする。こいつは…と、片手で彼女の両腕を纏める。悪魔になりかけているとしても、男と女。決定的な力の差がある。彼女の声が掠れてきてしまった頃。そろそろか。

    「我と契約を結びしは、此処に在る全ての物を我に捧げ、我に支配され、全てを受け入れる覚悟のある者なり。」

    びくんっ

    彼女が一度大きく跳ね、声が途切れた。


    「全てを放棄し、此方の住人に為るならば、汝の願い聞き入れよう」

    びくんっ

    もう一度、跳ねる。

    「ここに、"リヴァイ"が命ず。」



    「我らと共に生きよ」
  18. 59 : : 2020/02/08(土) 16:45:30
    気がついたのは、鳥の囀りのお陰だった。こんなに体力を使うことはした事がなかった為倒れてしまったのだろう。

    そうだ、ハンジは…

    ばっと起きて周りを見渡す。そこに彼女の姿はなかった。冷や汗が滝のように流れる。

    「ハンジっ……ハンジ…‼︎」

    素早く部屋から出て、とりあえず、リビングへ向かった。勢いよく扉を開ける。

    「ん?あ、起きたの?」
    ハンジはいた。ほっと安心し、近づく。
    近づいてやっと気づいたが、小さな羽と黒くて細い尻尾が生えている。その尻尾は俺の腰に巻きついた。するすると上下しているそれはまるで猫のもののように動く。

    どうやら彼女は朝飯を作っていたようだ。いつもは俺が作るのでこいつの飯は初めてになる。だが、もうすでに目玉焼きが焦げているのを見ると、やはり俺がやったほうがいいのでは、と思う。

    「ハンジ、卵」
    「あっ、あ、ああっ‼︎やばっ‼︎」

    慌てて皿に移すがそれはもう半分が黒かった。この歳になってこれくらいはできて欲しい、というのをしみじみと感じる。
    「これくらいは出来る様になっておけよ」
    「だって毎朝リヴァイが私より早く起きてさっさとご飯作っちゃうんだもん!」
    「なら早く起きろよ…」
    全く駄目なハンジである。というか今気付いたのだが、俺が作るのはハンジ用の食事であって、悪魔にとってはあっても無くてもいいものなのだが。
    「ハンジ、別に悪魔は何も食べなくても生きていけるのだが」
    「えっそれほんと?」
    ハンジは一瞬何か考えるように顎に手を当てた。

    「でもさ!こういう機会って必要だと思うんだよね。だから朝と夜は食べようよ。あまり意味はなくてもね!」

    ハンジは満面の笑みで言った。
    その綺麗な手はレタスを持っている。
    切る時のしゃきっとした音が瑞々しい。
    慣れていないのか少し音が乱れているのがわかる。

    「下手くそ」
    リヴァイは微笑んで言った。
  19. 61 : : 2020/02/16(日) 22:29:57
    【悪魔のお仕事】

    「リヴァーイ、悪魔って何すればいいの?」
    「…それぞれだ。人間の魂を抜き取るような奴もいれば、知恵を与えようとする奴もいる。まぁ自分のしたいことをすればいいと思っている。」

    今日の飯はハンジが作った。別に食べなくても生きては行けるのだが、初めてハンジが作った日から当番制になった。それでも彼女の腕はまだまだだ。

    「私何しようかな…てかリヴァイは何してるの?」
    「あぁ、…いや、今は何もしてねぇ」
    「ん?昔何かしてたの?」
    「昔は…まぁ色々とな。ほら、さっさと食え」
    ハンジの皿にはまだ卵とレタスが残っている。
    「いつか教えてね」
    「…いつかな」

    そう言って俺は食器を片付ける為に席を立った。
  20. 62 : : 2020/02/27(木) 23:33:08
    【だいじなおはなし】
    「リヴァイ」
    「なんだ」
    「リヴァイって私のこと好きなの?」
    「は?」
    唐突に女は問うた。ソファの上の、彼の腕の中で。本を読んでいる最中に。
    それは今後大事な大事なことだった。
    「いやなんかさ、思ったんだよね。この関係なんなんだろって」
    それはそうだ。ただリヴァイが拾ったハンジ、というのは家族ではあるが親でもないし兄弟でないし、まして恋人でもない。しかし1番当てはまるのが恋人、ということである。
    「それは、どの好きを言ってんだ?」
    「家族としての好き、もあるけど今は恋の方かな」
    「意味分かってんだよな?」
    「分かってるさ!分かってるから聞いているんだ」
    彼女はこちらを振り向かず、文の羅列に目を向けながら会話をしている。
    だが男は気づいた。

    「なぁハンジ」
    「ん?」
    後ろから女の耳に唇を近づける。

    「お前の耳が赤いが…どうしたんだ…?」

    びくっと肩が大きく跳ねた。
    「わ、私の質問に答えてよ」
    「俺の質問に答えてからじゃねぇと、無理な相談だな…」
    だんだんハンジの周りが温かくなってきたような気がした。それと同時に、彼女の耳も赤色の度合いをだんだんと高めている。そして、彼女の首筋には汗が一筋流れる。それに唇を吸い付けた。水を吸うと共に、少し肌に吸いつく。

    「あ、暑いんだよっ…!」
    「暑い…?そりゃどうしてだ?」
    「わ、わ、分かってる、くせにっ…」

    その柔い肌に舌を這わせる。またも体が跳ねる。
    男は、女が吐くまで続けるようだ。また舌を這わせる。少し堪えた鼻にかかった声が出ている。

    「分からねぇな…教えてくれよ…」
    「わかった、言うから、言うから離しておくれ!」
    ぱっと舌が離れた。安堵の息が漏れる。
    女は後ろに振り返り、男の胸へ抱きついた。

    「好きになっちゃったんだよばーか」
    彼女の耳はこれまで見た中で最高に赤い。
    それは男の目を楽しませた。そしてまた彼女をいじめる。
    「ほぅ…それで?俺に何を聞きたかったんだ?」
    今度はぴくっと小さく肩が跳ねる。
    体が小刻みに震えだした。それは予定外だった彼が優しく抱きしめる。

    「リヴァイ」
    「何だ」

    「私のこと好き?」


    「愛してる」
  21. 64 : : 2020/03/14(土) 22:44:18
    【何歳?】


    「リヴァイってさー、何年生きてるの?」
    「分からん。300年を過ぎてから数えてない」
    「300過ぎてるの…?え…私と何歳差だ?」
    「いや悪魔にとってはまだ若い方だ。てめぇに関しては赤ん坊だな」
    「はぁ?ちゃんとした大人です〜」
    頬を膨らませる。すると、彼の指先が私の頰肉を摘んだ。
    「この柔らかい所とかそうだろ」
    「こ、これは、女の子だから柔らかいんだし」
    今度は頬にあった手が私の指先へ絡まる。
    「掌と指だって柔らかい」
    「う、うるさいね。大人です私は‼︎」
    手が今度は上に登る。
    「ここも柔らかいしな」
    その手を触れられる前に弾く。
    「触らせるかっっっ‼︎」
  22. 66 : : 2020/04/11(土) 11:35:35
    なんかすごい新しいスレ立てれないんだけど…?
  23. 67 : : 2020/04/11(土) 11:36:32
    おぅこれは大丈夫か
    なんか問い合わせのメールまでもエラーが起きて送れないんですけど誰かどうなってるのかわかりますか?
    つかこの垢が凍結させられてたりしてな
  24. 68 : : 2020/04/11(土) 11:36:39
    へえええええええるぷ

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