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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

血仮面

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  1. 1 : : 2019/10/08(火) 23:45:27
    あらすじ

    世界1危険なテロ組織。地獄解放軍という組織が世界No.1指名手配犯。「リュランダル」が作り出した生物兵器。殺戮兵器 ラーブを世に放った。

    それにより多くの命が奪われた。

    そんな時にとある呪術しと科学者により、とある軍人が実験台へと志願し、その殺戮兵器を倒した。人類の光へとなった。彼の名は相田 久良。

    しかしリュランダルはそれに対し全世界へ言い放った。

    「私は諦めない。最強の殺戮兵器を作り、より多くの人間を殺し、生き残った者を支配する。これで終わりだと思ったか?まだ始まったばかりだ」

    世界各国で殺戮兵器を解き放ったことにより、また同じく多くの人間が亡くなってしまった。

    だが彼らは諦めず、世界各国の国の代表者に提案したのだ。それは一つの国に5人の対殺戮兵器を配置すること。

    Blood Masked Troops、通称 BMT。

    又の名を血仮面部隊。
  2. 2 : : 2019/10/10(木) 00:23:49
    『世花 剛』

    2017年 5月17日 東京

    黒髪で目の色が赤い。青年は朝食を食べながらニュースを見ていた。

    ニュースには司会とアナウンサー以外に呪術師の飯田 智子と科学者の早乙女 証が映っていた。

    『では血仮面部隊には学生もいるのですか?』

    『はい。その者はさまざまな事情の元でこの血仮面部隊を引き受けてくれました』

    『さまざまな事情とは?』

    早乙女 証は言う。

    『妻に騙され借金を背負わされた者や3年間監禁強姦された者。また虐待に耐えられず両親を殺した者に罪を擦りつけられた者もいます』

    『で、では被害に遭われた方々を血仮面部隊へと入隊させたのですか?』

    『それだと復讐を考え血仮面の力を使うのでは?』

    血仮面のレプリカを出した。

    『この血仮面を身につけた者は身につけたその日の前からの記憶を綺麗に消すことができるのです。彼らは辛い過去を忘れるがために血仮面を着用し、治安を守り、殺戮兵器から守ってくれる』

    『つまり承諾したと?』

    『ええ。彼らの要望が有ればできるかぎりお答えしています』

    「剛くん。そろそろ時間だから行きなさい」

    若く凛々しいスーツ姿で黒髪の女性が腕時計を見て言う。その様子を見たあとに剛は学生鞄を持ち靴を履く。

    「学園生活頑張ってね。それとクラスのみんなに質問されたことは応えられる範囲で応えて、あと先生の言うことを聞くのよ?」

    「承知しました」

    剛は無表情で言い、青陸学園へ向かった。

    青陸学院 2年1組

    剛は担任である新本 淳に連れられ教室で教卓の横へ立たされた。黒板に名前を書いた新本は剛に自己紹介をする様に言われた。

    「…アメリカのコロラドとにゅーめきしの州境にあるアーキュレータ・メサから来ました。世花 剛です」

    と顔色変えずに言った。

    「アメリカ帰りだそうだからみんな仲良くしてあげるんだぞ」

    休み時間に入りクラス一同が世花に質問してきた。

    「ねぇねぇ!アメリカでの暮らしはどうだったの⁉︎」

    「普通です」

    「英語できるの!他に何語を話せる⁉︎」

    「ほぼ全ての言葉を話せます」

    中国語、ロシア語、スペイン語で話すとみんな喜び早乙女が聞く。

    「アーキュレータ・メサって初めて聞く名前だけど、どんな町なの?」

    剛は黙り込んだあとに聞く。

    「それは命令でしょうか?」

    「え?…………まぁそうね」

    「暗い場所でした。あそこでの暮らしはほとんど地下だったので」

    「地下?」「はい。地下です」

    「地下に町でもあるの?」

    「いえ。あそこは施設なので」

    するとチャイムがなり、2限目の授業が始まった。
  3. 3 : : 2019/10/11(金) 18:38:15
    『体力テスト』

    放課後に剛だけ、グラウンドで体力テストをすることにした。一同はそれをじっと眺めていた。すると早乙女 花に話しかける前宮 梨花が話しかける。

    「花ちゃん。世花くんって変わってるよね」

    「「命令ですか?」でしょ?まるでロボットみたいな口調だし」

    ボール投げを終えた。剛は50メートルを始めることになった。クラウチングスタートをして合図を待つ。

    「では行くぞ!……はい。よーい。ドン」

    ダッ ズザァァァ

    あまりの速さに一同が驚いた。剛が新本を見ると新本は唖然としていたストップウォッチを止めるのを忘れていた。

    「す、すまない。止め忘れた。もう一度走ってくれないか?」

    剛は何も言わずにスタート地点へ戻り再びクラウチングスタートをした。すると彼は3.13秒と言われた。それを聞いた生徒一同は驚いた。

    「3秒台って!ボルト超えたじゃん!」

    「アイツ何もんだよ!」

    「でも最初の方が速くなかったか?」

    新本は書き記すが剛は新本に近づいて言う。

    「新本教員」

    「教員って、先生と呼べ」

    「時間なので帰宅させていただきます」

    新本は時計を見て許可をもらった。その後彼は教室へ鞄を取りに戻った。すると生徒一同、特に女子生徒が群がってきた。

    「凄い速かった!本当に習い事とかしてなかったの⁉︎」

    「ええ。急ぎの用があるので失礼いたします」

    剛は無表情でその場を離れ、鞄を持って出ようとしたが男子生徒の1人が2人の男子生徒を連れて立ち塞がった。

    剛は顔色変えずに行こうとするが押し返された。無言で立っているとその男子生徒が言う。

    「お前さ、転校生で足が速いからって調子に乗るなよ?」

    「調子に乗ってなどいません。失礼します」

    すると胸ぐらを掴まれ持ち上げられた。

    一同はそれを見るが誰も止めようとしなかった。

    「それが調子に乗ってるって言ってんだよ!」

    殴ろうとすると剛は男子生徒の拳を掴んだ。すると胸ぐらを掴んでいた腕を両脚で掴みへし折り地面に叩きつけた。

    「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

    腕を押えている様子を見て剛は後ろに立っていた男子生徒2人を見る。

    「あっ。俺はそいつの付き添いだけだから」

    「お、俺も。別にお前に対してイラついてないし」

    剛は再び鞄を持ち腕を折った男子生徒を見て言う。

    「貴方は罪を犯した。後日話し合いましょう」

    彼は廊下に出ると一同が茫然としていたが、彼は興味なさそうにそのまま去った。
  4. 4 : : 2019/10/11(金) 20:07:19
    『血仮面部隊』

    5時半

    花と梨花はカラオケ店を出てスクランブル交差点で信号待ちをしていた。

    「はぁー‼︎スッキリした!」

    「遅くなっちゃたね」

    「花は親の帰りが遅いから何も言われないじゃん」

    「うん……でも…」

    するとスクリーンにニュースが流れ市民、そして花たちはスクリーンへと目を運んだ。そこには警視庁と不気味な灰色がかった仮面を被っており、全員黒いノンスリーブの上着と膝ぐらいの高さの裾のズボンを履いた男女がいた。

    『これから東京と大阪を中心に活動する。血仮面部隊を紹介いたします』

    するとライオンの血仮面を被った男。相田 久良が前に出て不気味な声と共に地声で言う。

    【まず大阪で活動する。私、血仮面部隊隊長とテロ担当 コモドドラゴンの血仮面と】

    一同は驚いた。仮面越しにも関わらず仮面の口が動いたのだ。

    隣にいた女性の血仮面部隊。

    【同じく血仮面部隊の捜索担当を務める。ピットブルの血仮面】

    次に男性が前に出る。

    【東京で活動予定の血仮面部隊。水難、救助を担当を務める。ブルーシャークの血仮面】

    女性の血仮面。

    【同じく血仮面部隊、避難誘導並びに追跡、後方支援を担当している。キジバトの血仮面です】

    1番小柄の男性が前に出て言う。

    【同じく血仮面部隊、治安維持と犯罪人逮捕協力を務める。アジアチーターの血仮面です】

    「彼らの本名は匿名です。ですので動物の名でお呼びください。そして……」

    するとアジアチーターの血仮面はその場を勝手に離れた。すると警視庁が呼び止めようとするが聞く様子がない。コモドドラゴンの血仮面が説得するも。アジアチーターの血仮面は何か言っているように見えた。彼はそのままその場を立ち去ってしまった。

    花と梨花は青信号になったのでそのまま道路を渡った。

    「じゃあまた明日学校でね!バイバイ」

    花は思った。アジアチーターの血仮面の声…どこかで聞いたことのあるような……考え過ぎが。

    キィィ

    「!」

    黒い車から2人の覆面を被った男性が花の口を塞ぎ連れて行かれた。車内では花は必死に抵抗する。

    「いやぁぁぁぁ‼︎」

    「こいつなのか!」

    「間違いない!こいつを使って身代金を要求する!金が手に入れば用済みだ!」

    「助けてぇぇぇぇ‼︎」「早く口を塞げ!」

    口を塞ごうとするとアジアチーターがボンネットの上に乗ってきた。彼は中をじっと見つめる。

    「振り払え!」

    振り払おうとするが離れない。

    【……お前らをテロリストとして見た。これより排除する】

    そう言うと彼は車の横を走り車と並んだ。

    「何だ!こいつの速さは!」

    左ドアをこじ開けた。すると男性の1人がナイフで花の首元へ突きつけた。

    「来るな!こいつがどうなってもいいのか⁉︎」

    ビュン

    男性の上半身を引きちぎり、花を抱き抱えた。男性の上半身は道路へ捨てた。

    「おい!何とかしろ!」

    するとアジアチーターは右前輪を引っ掻き横転させた。中の男は出てナイフを取り出した。

    【抵抗するのであれば抹殺する】

    「やれるもんならやって‼︎」ドチュ

    頭を引きちぎった。

    【最後の警告だ。ナイフを捨てろ】

    全員ナイフを捨てた。
  5. 5 : : 2019/10/12(土) 22:35:32
    『チーター』

    アジアチーターは花と共に警察の事情聴取を受けていた。

    「わかりました。では彼女をご自宅まで送りますのでチーターさんはパトロールを」

    【私は早乙女様の護衛を最優先する。そうプログラムされた】

    「いや。しかし…」

    【何か不都合でも?】

    睨み付けると無線で他の血仮面を呼ぶように要請した。するとキジバトの血仮面が上空から現れた。

    【チーター!任務を放棄するとは何事だ!】

    【私の主である。早乙女様の護衛をしているまで】

    キジバトの血仮面は頭を手で押さえて言う。

    【よく見ろ!証さんの娘だ!】

    【飯田 智子様に命じられている。早乙女を守れと。彼女の言葉は絶対だ】

    【あの飯田様は早乙女 証を守れと言ったんだ!そりゃあ、今回事情が事情だし、誰であろうと助けるのは当然だ。だが!記者会見初日に誘拐犯2人を殺すか⁉︎お前だけじゃなく私たちまでも迷惑がかかるんだよ!】

    【早乙女様の娘様を利用してテロ行為になるかもしれない】

    【何だ?この子の裸の写真をばら撒くテロってか?ああ⁉︎】

    すると胸ぐらを掴んで言う。

    【私を誰だと思っている?鳩だからって舐めるんじゃないわよ?私が誰かわからないのか?】

    【世花 咲。元殺人鬼で友人に裏切られ、嘲笑われた女性】

    キジバトはアジアチーターの顔を殴り、馬乗りになり言う。

    【このクソガキ!好き放題言いやがって!】

    【止めねぇか⁉︎】

    するとブルーシャークが現れ言う。

    【おい。キジバト。中学生相手に馬乗りになって、恥ずかしくねぇのか?】

    キジバトは怒りを抑え離れた。

    【テメェもだ!チーター!なんでもかんでも人の言うことを聞きゃあいいもんじゃねぇ‼︎】

    【ですが私はそうインプットされています】

    【俺たちもな。だが目的のために人を殺しちゃならねぇ!俺たちが殺すべき相手は殺戮兵器だ!二度とこんな真似をするなよ!】

    【……では彼女をご自宅まで送ります。狙われない可能性がないとも言えません】

    ブルーシャークは悩んだが許可を出した。

    【ただし家まで送り届けたらすぐに任務へ戻れ】

    【わかりました】

    チーターは花に近づいて言う。

    【早乙女様。私がご自宅までお送りいたします】

    「あっ。はい。ご迷惑お掛けします」

    住宅街で2人は花の家へ向かっていた。

    「あの……中学生と呼ばれていましたが……」

    【中学2年生です】

    「あっ。私と同い年なのですね」

    チーターは無言だった。

    「今日はありがとうございます」

    【仕事をしたまでです】

    「…あのキジバトの人はどうして殺人鬼なのに血仮面部隊に?」

    彼女は12歳の息子がいたが、彼女はてんかんを患っているため職にも就けず、アルバイトや借金をしていた。そこで強盗殺人をして収入を得ていたが警察に捕まり、刑務所行き、そんな中で彼女の息子はイジメによる自殺をし、彼女は自分を責め、何度も自殺しようと企んだ。そんな時に血仮面の話が持ち込まれたのだ。

    【だから彼女は病院でてんかん治療の協力をしております】

    「いい人なのですね……チーターさんは?」

    【私は殺さなければならない者がおります故に血仮面部隊へ志願しました】

    「殺さなければならない者?」

    【リュランダルです。私の両親、弟を殺戮兵器により殺された。その殺戮兵器はラーブ】

    そんな話をしていると家に着いた。

    「ごめんなさい。思い出させちゃって」

    【早乙女様の質問には全てお答えします】

    花は思った。この人ってロボットみたい……ロボット?

    剛の顔を思い出し名前を聞いてみた。

    「チーターさん。本名は?」

    【それは命令ですか?】

    肯定すると彼は仮面を外すと世花剛だった。

    「世花 剛です。では私はこれで」

    剛は血仮面を被り走り去った。

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著者情報
Kenken

自由主義

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