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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

もし仮にコロシアイが起きなかったとして

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  1. 1 : : 2018/11/18(日) 22:24:21

    注意、気まぐれに書いたのと時間がないから続くとは限らない
  2. 2 : : 2018/11/19(月) 01:42:10

    日にちは忘れたけど、確か20XX年○○月qq日…
    超高校級の絶望により起きてしまった悲劇のコロシアイからボク、苗木 誠を含めて6人の希望ヶ峰学園第78期生が生存し、脱出することに成功した。

    脱出した直後、すぐに未来機関と呼ばれる組織から保護され、いまは第14支部という場所に何週間か身体や精神面での検査で留まることとなっている。

    外の世界では人類史上最大最悪の絶望的事件っていうまさしく天災と呼ぶべき事件が起きて、絶望が蔓延した最悪な世界へ様変わりしてしまっていたんだ。

    そんな事件を起こした張本人が、コロシアイの首謀者でもあった超高校級の絶望、江ノ島 盾子。

    彼女は常人には理解出来ないほどにこよなく絶望を愛し、周囲の人間を絶望へ簡単に染め上げられる絶望の病原体みたいな存在で…

    コロシアイで起きた悲劇とその江ノ島 盾子による影響で生存したボクらは絶望になっていないかどうかを念のために調べる目的もあって、この場所にいるらしい。

    …長々と、喋りすぎたね。
    じゃあ、未来へ進み続ける現在へ、視点を戻すとしよう。


    20XX年、??月??日…



    「ふぅ…疲れた」

    未来機関第14支部、組織の中で主に絶望から逃れた人々の保護を目的とした部署、らしい。

    広大な盆地の中心に、有名な巨人と戦う漫画のように巨大な壁、シェルターを築いて、中には世界が崩壊する前と大差ない平和な街の景色が広がっている。

    ボクはそこの病院で心身共に色々と検査を終え、屋上のベンチに座り、風を浴びていた。

    シェルターの中は空気清浄機のおかげで、ある程度空気を吸い込んでも問題はないらしい。



  3. 3 : : 2018/11/19(月) 02:02:10
    期待
  4. 4 : : 2018/11/21(水) 22:51:49
    期待ありがとうございます
    宣言通り止まってますね
    後で一個か二個更新します
  5. 5 : : 2018/11/21(水) 23:58:39

    すぐ側にあった自動販売機で『あったかい』のマークが赤く点灯している缶コーヒーを買った。

    時期的にはいまは夏の季節らしい、が…
    絶望の創り上げた曇りひとつない快晴から異常気象を起こすまで天候を自由自在に操れる装置の影響で、冬のような寒い風が吹いているらしい。

    もっとも、室内の暖房が効きすぎていたがために風に当たって涼もうとボクは屋上にやってきたのだから、手が微妙に冷たいこと以外いまは別段困る話でもない。吹雪でも吹かされない限りは…だけど。

    「終わらせたのは血液検査、脳に異常がないかのMRI、レントゲン撮影…と、一通り終わったのかな?」

    手にした飲み物を飲みながら、片手にある今日の身体検査の日程を見る。

    言っちゃ悪いがどの検査も面倒で、血液なんかに関してはチクりとするあの鋭く尖った小さな針を腕に刺されなきゃならなかったから、相当萎えた。腕の傷口がまだ痛い。

    確か、血液検査を終わった後に壁に貼られたポスターにこんなことが書かれていたな。
    検査が終わった後に1万人に1人は腕が痛む可能性があるって。

    その1人に該当しちゃってるなんて…
    1万人に1人って、もしくじ引きだったなら凄い幸運だけど、今回のは幸運というより1万人に1人に該当してしまった不幸と言うべきだろう。

    ボクは一応『超高校級の幸運』って才能があるらしいんだけど、むしろ超高校級の不幸の方が正しいんじゃないかと、このコロシアイ生活含めた2ヶ月間つくづく思った。



  6. 6 : : 2018/12/14(金) 23:40:58

    上着のポケットから、赤い丸のボタンと黄色いセキュリティーテープ、アンテナにエマージェンシーと英語で書かれた見るからに危なそうな小型の機械を取り出す。

    学園の購買部にあるガチャガチャを回していたら当たった景品だ。
    モノクマこと江ノ島が言うには、これが『脱出スイッチ』らしい。

    「最後まで、ボクらをバカにするんだ…江ノ島さん」

    このスイッチは気が遠くなるような天文学的確率でしか当たらないアイテムらしい。
    そしてそんな奇跡的な確率で当たるものだからこそ、脱出…とまでは行かずとも希望ヶ峰学園を脱出するのに大いに役立つ切り札になり得る効能を発揮するらしかった。

    最初、ボクはモノクマにそれを聞かされ心の底から怒りが湧き上がってきた。
    そんな子供騙しみたいなアイテムにさえ希望を見出し、生に縋ろうとして、最終的にスイッチには何の効果もないと知りボクらが落胆し、絶望する姿を見て嘲笑おうとしているのだと思い込んだんだ。

    何人もの犠牲者が学園生活で出る中、奴はクロもシロも被害者もなにもかも全て、ボクらの全てを『笑って』いた。

    モノクマの思惑通りになど決して動いてやるものか。
    そんなボクひとりの意地と思い込みでスイッチを使わなかったら…

    6人以外全員死なせてしまった。

  7. 7 : : 2019/02/26(火) 23:57:37

    止まりすぎだった
    2ヶ月ぶりに更新します
  8. 8 : : 2019/02/27(水) 00:05:49

    「…ボクが、もう少しだけでも」

    「例えモノクマの思い通りとわかっていても」

    「そこに可能性があるなら…使うべきだった」

    スイッチは未来機関によって調べられ、つい最近調査の結果判明したその効果を知らされた。

    ボタンを押した人間の指先から多大な電気を流してショックを起こし、神経を刺激することで忘れていた記憶を鮮明に思い出させることが可能である、と。
  9. 9 : : 2019/02/27(水) 00:11:11

    間違いだった。間違いばかりだった」

    ボク一人だけで抱え込んで、勝手に不要だと判断して…




    …最低だ。傲慢にも程があるよ。自分だけで解決できることだと思ってた…

    「誰かに、話していたら…」

    「その人は、ボクに使うべきだって言ってくれたかな?」

    「それとも…」

  10. 10 : : 2019/03/26(火) 09:32:24

    「…!」

    あれ、ここーー
    ふと顔を上げると、屋上からどこかの教室へボクは移動していた。

    「…ここ、希望ヶ峰学園ーーか?」

    「ーーー」

    ゆっくりと、見覚えのあるこの教室を見渡す。
    監視カメラ、鉄板で固定された窓、謎のモニター、ボクが座る机に置かれる乱雑に書かれた手紙…

    「間違いない、ここは希望ヶ峰学園…それもボクが、ボクらがコロシアイ生活を始める少し前の時の学園だ」


  11. 11 : : 2019/07/07(日) 20:47:45

    紙の中身を確認すると、乱雑に稚拙な文章で玄関ホールへの集合が案内されていた。

    「前と同じだとするなら、玄関ホールには…」

    そこまで言いかけて、すぐに机から立ち上がると教室から飛び出し、集合場所へ向かう。

    「はぁっ、っ…」

    突然飛び上がって無理な動きをしたからか、喉が呼吸をしようとして詰まり、咳き込む。

    けど、それに反して身体は進むことをやめない。ひたすら前に走り続ける。

    「着い、た…」

    玄関ホール前だ。
    扉は閉ざされ、中は何も見えない。

    この扉を開けたところで、無理に走り出してまで求めたものがある、いるとは限らない。

    けれど、それでも…
    少しだけでも彼らにまた会える可能性があるなら…

    もしやり直せるかもしれないなら…

    求めたものがなかったとしても、その可能性に賭けるべきだとボクは判断した。

    黙っていたままで、後悔はしたくない。





    だから、ボクは扉に手をかけ…開けた。



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malice

えーぺっくすれじぇんど社長

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