ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

スペックブレイク

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2018/10/10(水) 19:11:28
    能力者…火を出したり。空を飛んだり。

    普通の人にはできないことをする能力者。

    だがこの話に出てくる能力者は特殊過ぎる能力を持っている。

    そしてこの能力者はあることを少女に頼まれることになる。
  2. 2 : : 2018/10/10(水) 20:14:39
    『日常』

    黒髪の高校生はコンビニで商品を出していた。

    その青年の名前は幸山 和馬。

    幸山「いらっしゃいませ〜」

    (ハァ〜。ダリ〜……)

    (何でバイトしなきゃなんないんだよ)

    チーフ「幸山君ちょっと…」

    幸山はチーフに呼び出された。

    チーフ「これは?」

    週刊漫画を出された。

    幸山「ジャ◯プですか?」

    チーフ「なんで紐が切れてるんだ!」

    幸山「……ワ◯ピースが気になって」

    その帰りの夜コンビニ帰り。

    幸山「ハァ……」(まともなご飯が食べたい)

    角を曲がろうとしたその時。

    7歳くらいの少女とぶつかった。その少女は紫の髪をしており、瞳も紫色だった。服はみすぼらしく何やら焦っている様子だった。

    その少女は幸山を見つめる。

    幸山「何?」???「お願い見逃して!」

    幸山はそのみすぼらしい服を見るとロゴが入っていた。

    幸山「お前…能力者か?」

    ???「何処へ行った!」

    何者かの声が響いた。

    ???「どうしよう!捕まるわけにはいかない…」

    幸山は溜息をし目を瞑ると幸山の眼は藍色に変わる。

    そして少女を片手で抱き抱える。

    ???「ちょっ!何するの!」

    幸山「うるさい」バシュン

    下から強風が吹き幸山は高く飛び屋根の上へ。

    そこに武装した者が2人現れた。

    幸山「来た来た。いかれた『エスタクス』の連中が」

    兵士「何処へ行った?」

    兵士「ムーブタイプは近くにあるはずだ。探せ!」

    その場から離れる兵士達。

    幸山は風を使いゆっくり下へ降りる。

    幸山から離れる少女。

    ???「…能力者なのね。それも特殊な」

    幸山「何の能力か知らないけど。ムーブタイプってことはわかった。瞬間移動か?それとも壁をすり抜けるとか?」

    ???「助けて…このままじゃこの世界が支配される!」

    幸山「警察に言って。じゃあね」

    幸山は帰ろうとするが少女はついていき話をする。

    ???「私は坂月 彼方!能力者は未来予知と…」

    幸山「うるさい!どっか行け!」

    幸山はそのまま立ち去る。

    幸山(面倒ごとはごめんだ)

    幸山は家に帰るとご飯は冷蔵庫に入ってると書いてある紙が置いていた。

    幸山(不味いからコンビニ弁当なんだよ…)

    幸山はご飯を食べ、寝た。

    翌朝

    幸山は玄関を見ると靴があることに気づく。

    幸山「帰って来たんだ」

    幸山はリビングへ行き、冷蔵庫を開け牛乳を直接飲む。

    坂月「それ私も飲むんだけど」

    幸山「母さんは牛乳アレルギーじゃなかっ…」

    坂月は幸山の母と朝食を作っていた。

    幸山「どうしているんだよ……その服」

    坂月の服は幸山の私服を切って自分のサイズに合わせて着ていた。

    幸山「お気にの服!」

    母「どうせ着ないでしょ。この子ご飯作るの上手いわよ」

    幸山(自分のご飯が不味いことに気づいたか)

    朝食を食べる3人。

    坂月「へ〜。恵おばさんって婦警さんなんだ」

    恵「子育てしながら婦警するって大変なのよ」

    楽しそうに会話する。

    幸山「どこから拾ったの?」

    恵「家の前にいたの。助けたのに放ったらかしにしたそうね」

    恵は少し怖い顔で言う。
  3. 3 : : 2018/10/10(水) 21:28:53
    『エスタクス』

    幸山「自分の身に危険が起こるのは嫌だ」

    「俺が戦うと大勢が死ぬ。人殺しになってほしいの?」

    恵「そうは言ってないでしょ?お父さんのことを考えて、エスタクスに殺されたでしょう」

    「反エスタクスのリーダーとして死んだお父さんを」

    坂月「…もしかして七力 透。…息子だったの?」

    幸山「父さんは自由がどうとかで死んだ。ただそれだけだろ」

    恵「違う!お父さんは!」

    幸山「はい!お終い!学校へ行くよ」

    学校

    幸山は自分の席で寝ていた。

    幸山(そうさ。エスタクスの力は強すぎる)

    (父さんが敵わないんだ。だから俺は)

    坂月「ちょっと」

    幸山の眼の前に坂月がいた。

    先生「この子は知り合いか?教室に入った時にいたぞ」

    幸山「いつからいた?」生徒「黙れ」

    隣の席から冷たい言葉。

    坂月「嫌われてるのね」幸山「嫌ってるんだ」

    坂月「昨日の続き。私と一緒に来て」

    幸山「子どもと何ができるってんだ」

    坂月「いいこと。このままじゃ。私たち能力者だけじゃなくてここにいるみんなや全世界がエスタクスに支配されるの!」

    幸山「こいつらがどうなろうが知ら」

    坂月「貴方のお母さんが死んじゃうの…未来を見た…奴らは危険な存在なのよ。お母さんが死ぬのは明日、そして全人類が支配されるのも明日なの!」

    幸山は何か考え事をしていたその時。

    兵士「いたぞ!」

    兵士4人が押しかけ、3人は坂月を捉え、もう1人は幸山を押さえつけた。

    幸山「何んだよ!」坂月「離して!」

    そこにスタイルのいい低身長の女性が現れる。
    幸山に探知機を出し、調べると0から100の数値があり、5になっていた。

    ピッ……ピッ……

    ???「ヒョロそうな身体のくせに平均一般人と同じ能力値か…。将来優秀なエスタクスの兵士になれるぞ」

    幸山「痛いんだけど」

    女性は離すよう指示すると兵士は離した。

    ???「部下が失礼なことをした」

    「私は葉月だ。子どもに下がれたか?」

    幸山「そんなところ」

    葉月「ご協力感謝します。急ぐぞ」

    幸山「その前に2つ聞きたいことがあります」

    葉月は探知機を兵士に持たせて尋ねた。

    幸山「その子どもは何をした?」

    葉月「子どもは何もしていない。7年前の反エスタクスの仲間の女の腹を裂いたら出てきた子ども。ずっと研究をして何の能力か。わかった」

    「これ以上は話せない……2つ目は?」

    幸山は坂月を見て、目を瞑り言う。

    幸山「反エスタクスのリーダーって強かった?」

    葉月「ああ。我々兵士の1割を殺したあの雑魚か。アイツはボスに殺されたよ。たったの15分でな」

    幸山は葉月に顔を向ける。

    幸山「子どもはいたの?」

    葉月「…何故そんなこと聞く?」

    葉月は少し笑い言うと。幸山は言った。

    幸山「息子だからだ」

    ピッピッピッピッピッピッピッ

    探知機が反応した。と同時に幸山は右手を挙げて綺麗な青い液体を出した。

    ブシャァァァ 葉月「!」サッ

    バシャアァァァ 兵士「ああああ‼︎」ジュウゥゥゥ

    液体の正体は酸で兵士にかかると同時に目を開けると瞳の色は青になっていた。また目を瞑り藍色になる。

    兵士「動くとお前の仲間を!」

    幸山「」ビュオォォォ ブワァァァ

    兵士達「ぐあぁ!」ドッ

    兵士達は風圧に押され倒れた。

    坂月は素早く隠れる。幸山は再び目を閉じ言う。

    幸山「俺を……怒らせた‼︎」ゴポォォォ

    幸山の右手から溶岩が溢れて出てきた。
  4. 4 : : 2018/10/10(水) 22:26:08
    『7つの能力』

    葉月「おいおい……」

    ブオォン バチャア ドガラァァァァ

    幸山は鞭のように伸ばし、葉月はモロに攻撃をくらう。

    外へ放り出される葉月。幸山は外でてグラウンドへ。葉月は起き上がる。

    葉月「その能力……確かに七力の能力だな」

    幸山「……能力者か?」

    葉月の身体は一瞬で元通りに戻る。

    葉月「そうだよ」カシャ

    葉月は二丁の銃を出し撃った。

    バンバンバン

    葉月は溶岩盾を作ったすると盾が爆発した。

    葉月「自らを溶岩に変えることはできても。再生はできないことは。父親の右手でわかってるようだな」

    幸山は目を瞑り、藍色になると手を前に出して回り始める。

    葉月「ふっ。グルグルバットでもしようって…」

    ブンブンブン ヒュオォォォォ!

    竜巻を作った。

    幸山「フン!」ブオォン

    ズシャアァァァァァァァァァァァァ

    葉月「おい!おい!!おい!!!」フワァ

    葉月は竜巻に飲み込まれた。そして幸山はもう一度赤い瞳へ戻り両手から溶岩を出し、竜巻と溶岩が混ざり合った。

    ゴポポポポポポポポポポポポポポ

    竜巻が治り溶岩の塊がベチャッと落ちた。

    葉月「…不死身でもこれならどうだ?」

    坂月は近づき喜んだ。

    坂月「凄い!これならエスタクスを倒せるかも!」

    幸山「あのな。エスタクスを簡単に壊滅できるものなら壊滅して…」

    ゴポォォォ

    溶岩の塊が浮き出て葉月は肉と骨がまる焦げの状態だった。

    坂月「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    幸山「こりゃ夢に出て来そうな顔」

    葉月「許さねえぇぇぇぇ!」

    葉月は幸山に向かって走り出した。

    幸山は瞬きした。瞳の色は橙色になると手を差し出した。

    サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

    葉月「何だ!ウプ!!」

    グラウンドの砂が葉月を押さえつけ口と鼻の中に砂が入っていった。

    幸山「我◯羅と似た能力だ」

    葉月は涙を流し動かなくなる。幸山は砂を全て取り除いた。

    坂月「死んだ?」

    幸山「…息してる。気絶してるだけだな。エスタクスが能力者を雇うなんて考えられない」

    ブオォォォォ ガシャン

    エスタクスのトラックや車が押し寄せて来た。

    兵士「動くな!」

    武器を向けられる。

    幸山(チクったな)

    幸山は教室を見る。

    生徒「見てきた!」生徒「携帯しまえ」

    幸山「仕方ない。全員根絶やしに」

    坂月「手を掴んで!」

    坂月は手を掴んだ。

    坂月「逃げよう!」バチバチバチバチ

    幸山達を囲む電気を放つ球体の中。

    幸山「何だ!」坂月「説明は逃げてから!」

    バリュゥゥゥゥゥン

    その場に幸山達はいなかった。

    兵士「逃げた…本部へ連絡しろ」

    兵士「隊長!葉月隊長がいません!」

    兵士「何!」

    場面はとある無人島。

    幸山「…どこ?」

    坂月「わからないけど」ズキン「うっ」

    坂月は頭痛を感じた。

    幸山「どうした!?」

    坂月「ここに能力者がいる。私たち以外に」

    幸山「お前は何の能力何だ?」

    坂月「未来予知と壁と同化する能力」

    ???「人?人だ!よかった!一生この島で一人で過ごすのかと思った!」

    汚らしい男性が森から現れた。

    ???「俺はカリット!見てのとおり海賊だ!」

    幸山「どう見てもホームレスだ。海賊って今の時代にいるのかよ」

    カリット「今は1718年だけど…海賊はたくさんいるぞ」

    カリットはそう言い酒をグイグイ飲む。

    幸山・坂月「な……何––––––––––––––‼︎」
  5. 5 : : 2018/10/12(金) 00:06:48
    『タイムスリップ』

    バシャア 葉月「グッ!ここは……」

    水をかけられる葉月。

    木の枝や雑草が葉月を縛り身動きが取れない状態だった。幸山の瞳の色は緑。

    幸山「言え。こいつの能力はなんだ!」

    葉月「…どこだ?ここは」幸山「答えろ」

    葉月「……言わなきゃどうする?不死身なんだぞ?」

    幸山「……カリット!」

    カリット「ぷはぁ!美味い!何だ?」

    幸山「女は好き?」カリット「大好き!」

    幸山「葉月は不死身だからいろんなことしてもいいだって」

    葉月は少し青ざめた。

    カリット「つまり…愛を交わしてもってことだよな?ダメだ。子どもが見てる中でそんなこと」

    幸山「海賊が子どもを思うのか?」

    カリット「今の発言は取り消す。俺の拳銃を見せてやろう」

    カリットはキモい笑顔で言うとズボンを下ろそうとする。

    葉月「話す!話す!やめろ!」

    幸山「よし…」カリット「ヤらせてくれないのか?」

    幸山「」バッ サササササ

    幸山が手を地面にかざすとりんごの木が生えりんごを渡した。

    カリット「子どもじゃないんだぞ?」ガブ

    「うまっ‼︎何だこれ‼︎」

    坂月「そんなに美味しいの?」

    カリット「食ってみろよ。ほら!」ポイ

    坂月はりんごをもらい齧ると飛び跳ね喜んだ。

    葉月「あのガキはタイムスリップのできる能力者だ。そして触れた物を老化させたり戻したりできる。壁は時空間を越えて通れる能力」

    幸山「未来予知は?」葉月「何?」

    幸山「あいつは未来予知ができると言った。俺たちの元いた世界は支配されると言っていたんだ」

    葉月「はっ。エスタクスは世界を守る存在だ」

    幸山「誰もエスタクスだって言ってない」

    「知ってるんだろ?何を企んでいるのか」

    葉月「……死人と能力者を操っているんだ」

    「あの方は支配したがっている」

    幸山「なぜ奴の言う事を聞いているんだ?」

    葉月「関係ない……奴はカリット ハープソンだな」

    幸山はカリットを見る。

    葉月「被験者番号に載っていた。いい事を教えてやろう」

    「奴は卑劣だ。悪党なんだ。資料や歴史書にもアルダン提督が殺害された。奴にだ」

    カリット「違う!殺したのは黒ひげだ!」

    「待て?歴史書?まさか…タイムトラベラー?」

    幸山(そんな言葉この時代にあるのかよ)

    カリット「マジか!未来の酒は美味いのか⁉︎」

    幸山「未成年だ。中年のあんたと一緒にするな」

    カリット「そこまで言わなくても」

    幸山「メンタル弱…」

    坂月「黒髭が殺したって?」ムシャムシャ

    カリット「黒髭は俺の幼馴染を殺したんだ」

    「それをあいつは全部俺に擦りつけた。あいつにあった。この銃で…奴の玉を撃ち抜いてやる」

    「だが奴の能力をなんとかしないと」

    幸山「能力?」
  6. 6 : : 2018/10/14(日) 22:30:37
    『全ての世界には必ず』

    カリット「奴は俺同様に強いんだ」

    「奴の能力はクラーケンになる能力だ」

    幸山「ほーう。俺と同じ超特殊能力者か」

    「お前の能力はなんだ?」

    カリット「よくぞ聞いてくれた!」タン

    ボスッ 葉月「ッ」ムカ

    カリットは葉月の頭に乗った。

    カリット「凄いだろ?自分の身体を自由自在に操る能力だ。体重。柔軟性。筋肉」

    坂月「クラーケンになる能力の方が凄いよ」

    幸山「役に立たない」カリット「ほーう」ピタ

    葉月「!」バキバキ ズシッン

    りんごを置くと。拘束していた枝が軽々と折れ、葉月は地面に這い蹲る。

    カリット「更に手で触れた物も同様にすることができる。このりんごを重さ1トンにした」

    カリットは再び触れ元の重さに戻した。

    幸山「ならクラーケンを海の底に沈めればいいだろ」

    カリット「残念なことにこの技は物にしか効かない」

    坂月「なんで?」

    カリット「知らない。先祖に聞け」

    葉月「私が不死身と知ってやったか……?」

    幸山「とにかく島から出ないと。幸いなことにここには筏を作る材料が揃っている」

    カリット「だったらデカい船を作ってくれよ」

    幸山「まぁ船に積む物は多い方がいいし。お前の能力で食料とかも軽くて済む」

    「葉月…妙な真似はやめるんだな」

    「不死身でも海の底に沈められれば苦しむだろ?」

    葉月「ふん」

    その頃 とある海域

    海賊「ぐあぁ!」ニュルル

    海賊「あぁ!」ニュルル

    クラーケンの巨大な脚に襲われていた。

    ザパァァァァ バキキキキキン

    船は真っ二つにされた。

    黒髭の船

    黒髭は海から上がり部下は歓声を上げていた。

    海賊「さすが船長!」

    黒髭「何人か略奪品を奪ってこい!」

    海賊達「おおおおお‼︎」

    海賊達は略奪品を奪いに向かった。

    黒髭は粉々の船を見る。

    ???「その力にもなれたか?」

    そこに現れた髪が半分黒く半分白い男。右手には緑色の石を持っていた。

    黒髭「これはこれはエスタクス社のボスではないですか?こんな時代に何をしに?」

    ???「坂月 彼方と幸山 和馬を見つけろ」

    黒髭「坂月 彼方は知っていますが。幸山 和馬とは?」

    ???「七力 透の息子だ」

    黒髭「ふん。あのダメ親父の息子か」

    ???「七力だぞ。『あの方』が殺したがっている子どもだ」

    「これはエスタクス社のボスである。真山 破砕の命令だ」

    黒髭「いいでしょう。貴方を怒らすといいことなんて1つもないのですから」

    ???「…やれ。私は別次元へ向かう」

    「運のいいことにあの娘は特定の場所にしか行き来できないからな」クオォォン

    石が放つ光ると共に緑色の空間が現れた。

    ???「貴様も元の世界に戻りたいのであれば奴らを殺せ」

    そういい空間の中へ入っていった。

    黒髭「…出発するか」

    場面は戻り、船ができ、すでに出発していた。

    幸山「坂月。本当にあいつなのか?」

    坂月「間違いない。あの人がそう。未来予知で彼の顔が浮かんだんだから」

    幸山「それで?支配されないために何人の仲間が必要なんだ?」

    坂月「私を抜いて、7人」幸山「あと4人か」

    葉月「4人?私を入れるな!」

    葉月は縛られていた。

    幸山「カリット。今どこへ向かっている?」

    カリット「友達に会いにパラダイスアイランド」

    幸山(聞いたことがない)

    「今思えば日本語上手いよな?」

    カリット「もともとは日本にキリストを伝えようとしたのが始まりだった」

    幸山「神父が何で海賊やってんだ?」

    カリット「能力のせいで悪魔呼ばわり」
  7. 7 : : 2018/10/14(日) 22:48:29
    『親友』

    パラダイスアイランド

    幸山「ここは?」

    カリット「日本の近くにある島。でもここはキリスト教徒の集まる場所!」

    坂月「凄い賑やか!」

    葉月「この島がどこの島なのかはわからないが、昔はこんなのだったんだな」

    幸山「海賊に襲われたことは?」

    カリット「一度あるが。ここの住人はよそ者は受け付けないから一網打尽にする」

    幸山「俺らもよそ者だが?」

    カリット「お前らは別だ。俺といるから。俺はこの島で1番信頼されてるから。よお!香里奈!元気か!?」

    香里奈「私は典子!クタバレ!カリット!」

    カリット「ツンデレなんだ…」

    教会

    カリット「スペンサー!」スペンサー「カリット?」

    カリット「会いたかったか?」

    スペンサー「盗みを働いて無人島に置いていかれたと噂されてたぞ」

    幸山「本当に置き去りにされてたよ」

    スペンサー「彼らは?」

    カリット「俺をあの島から出してくれた奴らだ」

    スペンサー「はじめましてこの教会の神父をしている者です。スペンサー ラウント」

    幸山「幸山です。こっちが坂月 彼方で。こっちの犯罪者が葉月…」

    葉月「誰が犯罪者だ」

    カリットは黒髭について語る。

    スペンサー「それが理由で置き去りにされたのか?」

    カリット「ああ。胸糞悪いだろ?」

    幸山「黒髭はクラーケンになる能力を持っているようだ」

    スペンサー「いや違う。彼は信教でああなった」

    カリット「また始まった」

    スペンサー「『ゾリダス教』をご存知ですか?」

    幸山「ゾリダス教…確か大昔からいる国際テロリスト軍団か?」

    スペンサー「テロ?何?」

    カリットは全て話す。

    スペンサー「なるほど。そこまで勢力をあげましたか」

    幸山「ゾリダス教が黒髭をああしたってどういう意味だ?」

    スペンサー「わからないけど。奴とゾリダス教徒が話してるのを見た」

    「話の内容はわからないけど。彼らのことだ無差別殺人をするつもりだ」

    幸山「根拠がないけど。疑わしいってことか」

    (勝手な…)「それで奴は今どこに?」

    スペンサー「東の海だ」

    カリット「よし!明日海へ出るぞ!」
  8. 8 : : 2018/10/20(土) 19:07:16
    『太平洋からアメリカへ』

    翌日

    波止場では数人の乗組員が集まった。

    スペンサー「みんなには話を付けた。漁師もいれば喧嘩ぱやい奴もいる」

    カリット「よーし!俺がこの船の船長で!こいつらは俺の部下だ!」

    幸山「誰が部下だ…」

    カリット「そしてこいつは副船長!」

    幸山は納得して引き下がった。

    坂月「弱。何で引き下がるの?」幸山「黙れ」

    葉月「これを外せ。まるで奴隷だ」

    葉月は手錠をかけられ、機嫌がかなり悪い様子。

    ???「俺たちの報酬は?」

    カリットは近づき帽子を取ると女だった。

    カリットが「アレックス!」と言うとビンタされ、アレックスはキレながら言う。

    アレックス「船を返しやがれ!」

    カリット「あそこにあるだろ?俺たちが乗ってきたやつが」

    アレックス「あんなメイドが作ったような船で満足できるか!あたいの海賊船を返せ!」

    葉月「もっといいのがあるぞ」

    カリット「もっといいのがあるぞ!」

    葉月「黒髭の船だ」

    カリット「そうだ!黒髭の……黒髭の!」

    全乗組員がカリットを睨む。

    カリット「…もち……どうだ?」

    アレックス「よし!」乗組員達「おおー‼︎」

    乗組員達は船に乗り込む。

    スペンサー「女を乗せると災いが起きるぞ」

    カリット「この2人も女だ。不死身の肉便器と成長期の小娘」

    葉月「誰が肉便器だ!殺すぞ!」

    波止場の灯台から見下ろす。髪が白黒に分かれている男性。

    ???「……」

    バシュゥ ???【……ぅぅ、よう!黒白!】

    いきなり黒い煙と共に現れる。悪魔のような姿の男。

    黒白「ベスメム?貴様。俺が移動すると同時について来たな。バイクーシュの命令で来たのか?」

    ベスメム【きしゃしゃ!貴様こそ!あの『奴隷女王』の命令で来たのか!】

    黒白「あの方直々の命令だ。奴を見張れとのことだ。質問に答えろ」

    ベスメム【きしゃしゃ…バイクーシュは今第2次世界大戦であの男と戦っているぞ!】

    黒白「……そうか。ベスメム、同胞として頼みがある」

    夜 海の上 船上

    葉月「ゔぇ〜〜」幸山「……」

    葉月の背中をさする幸山。

    葉月「触る…ゔぉろろろ」

    幸山「エスタクス社には何人の能力者が隔離されている?」

    葉月「はぁはぁ。20万人だ」

    幸山「その中にオリヴィアっていう『ブラッドマスク』の女はいるか?」

    葉月「ブラッドマスク?悪いがそれは能力者の対象じゃない。フランス人の仕事だろ、彼女か?」

    幸山「…ただの幼馴染だ」

    カリット「カリット君!女は責めなきゃ!着いて来ないぞ!責めるとはベッドの上ではなく!日常的なはな」

    幸山「うるさい……約束を守りたいだけだ」

    「腹が減った!飯だ!飯!」

    その夜中

    幸山「Zzzzzz」坂月「……っ……ああああああ‼︎」

    坂月は急に叫んだ。

    幸山「何だ?」葉月「うるさい!」

    カリット「お前もな!女!」

    アレックス「お前もだろ!」

    乗組員達「うるさい!」

    坂月「船から降りないと!みんな死ぬ!」

    幸山「怖い夢でも見たからそんな…」

    葉月「この感じ……マズい!みんな集まれ!」

    一同はマストに集まる。

    幸山「何だ?」葉月「この力は奴だ。気をつけろ!」

    幸山「奴?」

    ザパァ! カチャカチャコンコン

    海から上がって来たバラバラの人骨が集まって立った。その人骨は海軍の服を着て眼は赤色。

    幸山「能力者…」

    人骨「依頼を受けて海賊船が上にいたから上がって見れば、能力者が4人。間違いなく賞金首だ」

    「若い男50金貨 小娘40金貨 若い女40金貨」

    「貴様らを殺しにきた」

    カリット「待て待て。俺は?」人骨「誰だ?」

    坂月「ねぇ!溶岩であいつを倒してよ!」

    幸山「…無理だ」坂月「え⁉︎」

    幸山「7つの内2つしか使えない」
  9. 9 : : 2018/10/20(土) 22:34:30
    『条件』

    坂月「どうして!」

    幸山「赤と青が使えない理由。ここは海の上。溶岩や酸が船に触れれば燃えるか溶けて沈没かのどちらかになるし。溶岩や酸を出している最中に水中に入ると俺が死んでしまう」

    「緑と橙が使えないのは環境。草木や砂のある場所でない限り使い物にならないし、浅瀬では使えるが浅瀬じゃないことはわかりきっている」

    「そして黄と紫は天気、雨か雲の条件が揃っていれば使える」

    そう言うと藍色の瞳に代わり身の回りに風を出し浮いた。

    アレックス「能力者なのか⁉︎」カリット「まあな」

    葉月「待て!なぜ私まで狙うんだ!きっと『タイムストーン』を持っている黒白何だろう!」

    人骨「黒白?私はベスメムの依頼でここで来た。理由は本人に聞くんだな!」バラッ

    人骨はバラバラになり、全ての骨が飛んで来た

    幸山「お前ら!逃げろ!」ビュオォォォ‼︎

    強風で骨の動きを妨げる。

    人骨「馬鹿目!」バン 乗組員「うっ!」ドス

    坂月「風じゃ勝てない!竜巻を起こして!」

    幸山「そんなことをしたら船が粉々になる」

    ブンブン 人骨「!」サッ

    ザンザン

    幸山が腕を振るとカマイタチが柱を掠める。

    アレックス「船を壊すな!」幸山「わかってる!」

    人骨「ふん!攻撃パターンがわかればこっちのものだ‼︎」ブンブン

    骨が幸山を襲う。

    幸山(なら)人骨「死ね!」ザン「!」

    腕が切れ元の身体に戻る。

    カシャカシャコンコン 人骨「グオオォ‼︎」

    幸山「この目は風を自由自在に操ることができる。自分の身をカマイタチで守ることだ」

    人骨「よくもやりやがった!名を教えてやる!ティスタ ゲラルドだ!この名を知った以上必ず殺してやるからな!」ブオォォォン

    人骨は船の向かう方向へ消えていった。

    幸山「…」カリット「よくやった!副船長!」

    アレックス「お前すごいな!船長に相応しいよ!」

    乗組員「俺たちを導いてくれ!船長!」

    カリット「ちょっと待て!船長は俺だ!」

    アレックス「お前は体重を増やすだけの能力だろ‼︎」

    カリットは少し傷つく。

    カリット「待て待て!こいつは宙に浮いただけだろ?俺の方が数倍すごい」

    葉月「カリット…早く黒髭の所へ行こう」

    カリット「ほら船長を慕ってる奴がここにいた!」

    葉月「幸山。お前は黒髭を倒そうとしている理由はなんだ?」

    幸山「エスタクス社を潰すこと。そのためには7人の能力者が必要だ……こいつは弱いから数に入れない」

    カリット「今のは船長に対する!冒涜だ!こいつを縄に縛ってサメの餌にしろ!命令だ!」

    静まり返った。

    幸山「……船長命令だ」

    数十分後

    カリット「サメ!サメが来たって!」

    サメが2匹襲って来た。

    カリット「死にたくない!死にたくない!」

    ザパァザパァ

    幸山は2匹のサメを真っ二つにし、船へ引き上げる。

    乗組員一同「おおおおおおお‼︎」

    アレックス「さすが船長!」

    葉月「フカヒレくれ」幸山「俺のフカヒレだ」

    カリット「幸山!俺を上げてくれ!」

    その頃 黒髭の船

    黒髭「提督の敵を取りに来たか?」

    ゲラルド「私は奴を殺したいのです!」

    黒髭「能力者と聞くが、奴はどんな能力だ?」

    ゲラルド「風を操ってました!」

    黒髭「風?」黒白「幸山だ」

    黒白とベスメムがいた。

    ゲラルド「!」「あんなに強いなんて聞いてないぞ!」

    ベスメム【奴の強さを知ってるとでも⁉︎】

    【しゃー!しゃしゃしゃしゃ!】

    黒白「どうするか。わかっているだろ?」

    黒髭「…ゲラルド。どこから向かってきた?」
  10. 10 : : 2018/10/20(土) 23:08:02
    『海賊対能力者』

    翌朝

    幸山達は寝ていた。

    幸山「Zzzzzzz」乗組員「黒髭の船だぁ!」

    幸山「ん。もう着いたのか…」

    一同は黒髭の船を見る。

    幸山「ここで待つか。攻めるか」

    カリット「船長!ちょっとお待ちを!」

    カリットは話に割入る。

    カリット「ここは私が交渉をしましょう!それがダメなら奴らを蹴散らしに行きます!」

    葉月「……私も行こう。こいつだけは信用できない」

    アレックス「それ以前に行かせては」

    幸山「……葉月一緒に行け」

    アレックス「船長!」葉月「ああ」

    2人はボートで船へ向かった。

    葉月「……何を考えている?」

    カリット「俺たちがこの後合体できることを考えている」

    葉月「ふざけるな。お前が裏切るクソ野郎だと言うことは把握している」

    カリット「……確かに女装して提督を殺したのはこの俺だ。そして黒髭も騙し殺すために近寄るんだよ」

    「真っ正面から攻めても勝てるわけがない」

    「敵を全滅して俺が優秀な海賊だってわからせるつもりだ」

    グラッ 葉月「!」

    ボートが大きく揺れる。

    葉月「何だ!」カリット「黒髭だ」

    葉月「ボートを戻せ!」カリット「ヤダ」

    ズシッ バキン 葉月「なっ!」ドボン

    カリットは体重を重くしボートを水没させた。

    坂月「大丈夫なのかな?」

    アレックス「あいつは裏切者で有名だぞ?」

    幸山「交渉してる間。空が雲に覆われるのを待つ」

    坂月「?」「黄色の瞳を使うの?どんな能力?」

    幸山「すぐにわかる」グラッ 「!」

    船が大きく揺れた。

    幸山「何だ?」乗組員「岩に当たったみたいです!」

    幸山「海のど真ん中だぞ?」

    ザパァァァァァァァ

    巨大な8本の脚が出てきた。

    幸山「!」乗組員「クラーケンだ!」

    アレックス「銃を持て!」

    幸山「早すぎる!」ビュオォォォ

    幸山は風を出し、カマイタチで攻撃をする。

    ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク

    坂月「早くなんとかして!」

    幸山「やってるところだ!」

    乗組員「うわぁ!」乗組員「ぎゃあああああ‼︎」

    その頃黒髭の船

    ゲラルド「ザマァないな」

    海賊「さすが!俺たちの船長!」

    カリット「ほんとさすがだな!」

    カリットが黒髭の船に乗り込むと全員が警戒する。

    カリット「待て待て。俺は味方だ」

    「黒髭に尽くすためにここに来た!」

    ゲラルド「お前は…あの時の」

    カリット「カリットだ!実はあいつらにはもううんざりしてさ。船長を置いてここに来たってわけさ」

    「どうだ!何でもするぞ!」

    葉月「じゃあ死ぬか?」

    カリット「?」「ぎゃあぁぁぁぁ‼︎」

    葉月は鬼の形相で睨みつけた。

    ゲラルド「女か」カリット「泳いだの?」

    葉月「伊達に兵隊やってるわけじゃない」

    ゲラルド「」バラッ ブンブン

    カリット「!」サッ

    葉月「!」ザクザクザク 「ガハァ」ガク

    葉月は吐血をし、膝をつく。ゲラルドは顔を近づけて言う。

    ゲラルド「可哀想に…私好みの女なんだが」

    葉月「そりゃあどうも」スチャ バン

    ゲラルド「ガハ!…どうし……ガコン」

    ゲラルドは頭を撃たれて倒された。

    海賊「不死身か!この女は!」カリット「…」

    葉月「カリット…次はおま」

    カリットは剣を取り言う。

    カリット「お前ら!覚悟しろよ!まとめて殺してやる‼︎」

    葉月は海賊達を睨み言う。

    葉月「カリット諸共殺してやる‼︎」
  11. 11 : : 2018/10/22(月) 22:36:34
    『クラーケンの脅威』

    ザパァ ブオォォン バギャア

    幸山はクラーケンに叩きつけられる。

    坂月「和馬!」アレックス「化け物が」

    黒髭は元の姿に戻るがクラーケンの脚の二本は残していた。

    黒髭「そこの女たちは私が預かろう。1人は奴隷として売って、もう1人は売春婦として」

    アレックス「あたいが殺してやるよ!」

    黒髭「勇敢だな。散れ」幸山「待った!」

    幸山はゆっくり前屈みになり言う。

    幸山「お前は誰の命令でここに……この時代に来た。黒髭……いや。バイランプ」

    バイランプ「……俺を知っているのか?」

    幸山「サルタ バイランプ。1996年に消息を絶った。理由は全国指名手配犯にされたことだと言われている」

    バイランプ「違う。アレは忌まわしきクズのせいだ。『怪物共』によって私は死を迫られた」

    「誰の命令と聞いたな?……闇の11であり、奴隷女王 仮元 杏だ」

    雨が降り始めた。

    幸山「奴隷女王……G級指名手配犯か。会社を経営してたのがあの女だったなんて」

    バイランプ「裏社会の人間を知っているのだな。なぜ日本政府は彼女を無視すると思う?」

    「『日本はもう支配されたも同然』だからだ」

    「話が長引いたな最後に言いたいことはあるか?」

    幸山「………ありがとう」

    バイランプ「死にたがりか?」

    幸山「ペラペラ喋ってくれて…」パチ

    プポォォォォ

    バイランプ「!」ドバァァァァァァァァァ

    幸山の瞳は紫になり、両手から黒紫色の液体が流れた出て、バイランプを海へと投げ飛ばした。

    幸山「そして……雨が降るのを待ってくれて!」

    パチ ピシャアァァァァァァァァァァァァ

    幸山は再び瞬きをして雷に打たれたが空中に浮かび、身体から電気を放ち続ける。

    幸山は海へと向かい止まるとクラーケンの脚に囲まれた。

    幸山「今の俺は最強だぞ。神話の生き物より天候を味方につけた能力者の方が強いに決まっている」
  12. 12 : : 2018/10/24(水) 22:19:22
    『雷毒』

    バチィィィン バチィィィン バチィィィン

    幸山は空中で動きながら雷を落とす。

    ビリリリリリリリ

    何度か外れるが、クラーケンは身体が痺れて思うように動かない様子。

    アレックス「動きが鈍っている!これなら!」

    坂月「いけぇぇ!」

    ブオォォォンブオォォォンブオォォォンブオォォォンブオォォォンブオォォォンブオォォォンブオォォォン

    四方八方から攻撃が降り注ぐ。

    幸山「フッ!」バチィィィン

    グシャァァァ

    クラーケンの脚がことごとく消えた。

    幸山は空高く飛び黄色から紫の瞳になり毒を出した。

    幸山「毒の海に変えられた気分はどうだ?苦しいだろ!」

    ザパァァァァァァァァァァ

    クラーケン【グオォォォォォォォォォォ‼︎】

    クラーケンは飛び上がり幸山に襲いかかる。それと同時に幸山は再び黄色の瞳に戻った。

    幸山「その毒は引火性だぞ」バチィィィン

    ボオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ

    クラーケンは燃え海へと落ちると火の海へと化した。

    幸山「それも強力な引火性の毒」

    黒髭の船

    幸山達は黒髭の船に乗ると。カリットは痣だらけで言いよって来た。

    カリット「幸山船長!さすが我らの星!勝つって信じていました!」

    幸山「……裏切られたのか?」葉月「そうだ」

    カリット「とんでもない!時間稼ぎをしようと思ったのですがまさか漕いでる最中に奴が皆さんを襲うとは思わなかったのです!」

    数時間後

    カリットは先端に吊るされていた。

    カリット「船長!助けて!」

    幸山「あいつを連れて行きたい?」

    坂月「うん。あの人は予知に出てきた」

    幸山「……エスタクス社を倒せるか?」

    坂月「信じて」

    葉月「私も手を貸す。お前の話が本当なら奴を生かしてはおけない」

    幸山「……アレックス」アレックス「?」

    幸山は梶をアレックスに任せた。

    幸山「約束だ。この船はお前のだ」

    「俺たちは行かなくちゃならない」

    アレックス「そうかい。パラダイスアイランドまでは来るだろ?」

    幸山「もちろん」

    一方 現在 エスタクス社

    男性の背中を椅子にして本を読む女性。

    メイド「コーヒーが淹れました」

    女性はコーヒーを飲みと吹き出し言った。

    ???「砂糖を入れたな!甘いのは嫌いだ!」

    メイド「も、申し訳ございません‼︎」

    ???「私の奴隷である以上はわかってるな」

    顔が半分溶けた兵士を見つめて言う。

    兵士「す、すいません!」???「自害」

    兵士は拳銃を持ち自分の頭に突きつけた。

    兵士「た!助けて!死にた!」バン ドサァ

    兵士は抵抗するが自殺した。

    メイド「ひっ……」ジョロロロ

    メイドはあまりの恐怖に漏らした。

    ???「次はお前だ」ギロ

    黒白「その辺にしておけ、元OLのメイドでもナイフぐらいは使えるだろ」

    黒白がベスメムと共に現れた。

    ???「見つけて殺したか?」

    黒白「まだ生きている。カリット ハープソンを連れて違う時代へ向かうようだ。代わりにゲラルドとバイランプが死んだ。太平洋で見つかるはずだ」

    ???「ふん。捜索隊を向かわせる。このメイドの自害はなしだ」

    メイド「あ、ありがとうございます!」

    と礼を言うとナイフを渡された。

    ???「ナイフの使い方を自分の舌で覚えろ」

    メイド「い、いやぁ!」

    メイドは自分の舌を出し、掴みナイフを鋸のように上下に動かす。

    メイド「うっ!ゥゥゥゥゥ‼︎」ブチン

    舌を自分で切り落としてしまう。

    ???「やむおえん。幸山共を見つけて『ティラノ』を過去へ送れ」
  13. 13 : : 2018/10/24(水) 22:53:43
    『武士』

    スペンサー「気をつけるんだぞ」

    カリット「本当は行きたくないけど…別の時代の酒が気になるから」

    幸山「行くぞ」坂月「気をつけて」

    バリュゥゥゥゥゥン

    幸山達は別の時代へ向かう。

    別の時代

    幸山「ここはどこだ?格好な田舎」

    葉月「昔の空気はこんなに新鮮だったんだな」

    坂月「歩いてみようよ」

    道を歩き続ける。20分後

    カリット「?」「あれはなんだ?」

    坂月「人だ!」

    着物を着たロン毛の男性。

    葉月が脈を確認する。

    葉月「……生きてるな」

    ぐぐぐ〜 ???「は、腹が……」

    幸山「腹が空いてるだけか」パチリ

    幸山は緑の瞳になりリンゴの木を出し実を取る。

    幸山「食べろ」???「……果実」ガブ

    男性は泣いた。起き上がりリンゴを取ってかぶり続けた。

    坂月「そんなに嬉しいんだ」

    カリット「良いことはするもんだな」

    葉月「お前が言うな」幸山「大丈夫か?」

    ???「白飯が食いたかったぁ」泣

    幸山「喧しい‼︎」坂月「出してあげたら?」

    幸山「ちょうど隣に田んぼがあるから出せるが、問題は米を炊く鍋がないことだ」

    カリット「鍋なら俺作れるぞ!」幸山「あっ?」

    カリットは大きい石を軽くし、小さい石で砕くと鍋に近い形になった。

    幸山(能力のムダだ)

    米を炊き、男性に食べさせると大喜びだった。

    ???「いやぁ!すまなかった!腹が空きすぎて死ぬかと思ったわ!ガハハハハハハ‼︎」

    幸山「何でここに?」

    ???「いやぁ実はな。戦するのに疲れてのう!ここに逃げてきたっちゅうわけじゃ!」

    「それにしてもお前らの能力は便利じゃのう‼︎」

    幸山「便利言うな。カリットは構わないけど」

    カリット「おい」

    ???「お前らがいれば、家中のみんなが喜ぶぞ!特に飯を作る女子共が!」

    幸山「家中?女子?」???「殿〜‼︎」

    馬に乗って現れる1人の武士。

    ???「貴方は戦の前に何故逃げるのですか⁉︎」

    ???「戦。戦。疲れないのか⁉︎わしはもう飽き飽きじゃ!同意見と言ったのはお主じゃろ!常吉!」

    常吉「そのためにこうして戦っているのではないですか!戦で勝ち続ければ戦はなくなる!」

    「貴方は織田 信長様でしょ!」

    幸山「凄い人がいた……」

    葉月「こんな情けない男が信長なのか…」

    坂月「信長って誰?」幸山・葉月「え〜〜」

    カリット「信長様。様ってつけるってことは長か」

    織田「そうだとも!わしはこの世界の長だ!」

    カリット「これは王様。ご無礼をお許しください」

    常吉「何なんですか?この小汚い男は?」

    織田「わしに飯を作ってくれた。者達じゃ!」

    常吉「飯を作った!貴様ら!」カシャ

    カリット「うわっ!」

    ササササササササ ギュウウウ

    砂が常吉を押さえつけた。

    常吉「能力者か!離せ!」

    織田「お主砂を操ることもできるのか!これはまさに特殊能力者じゃのう!ガハハハ‼︎」

    常吉「信長様!」織田「何じゃ?」

    幸山は常吉を説得する。

    幸山「戦は嫌だろ?俺もあまり使いたくない。特に何の理由のない人に対して使うのは気が引ける。俺はお前を信じて砂を操るのをやめる」

    「お前も俺を信じて刀をしまってくれ」

    ササササササササ

    常吉を覆った砂が地面に落ち、常吉は戸惑ったが刀を収めた。

    織田「…気に入ったぞ。お主!」

    常吉「信長様…」織田「常吉!城へ戻るぞ!」
  14. 14 : : 2018/10/25(木) 22:32:24
    『宴』

    その夜

    着物に着替え信長と共に食事をする一同。

    信長「ささ!食べぇい!」

    一同は食事をする。

    幸山(貧しい……肉をもっと食いたい)

    坂月「……」葉月「どうした?」

    坂月「お漬物はちょっと……」

    カリット「うん!塩っぱいな。ションベンでもかけたのか?」

    常吉「貴様!信長様の前で!」

    信長「まぁええではないか。お主も座って大人しく座れぃ」

    常吉は黙って座る。

    幸山「能力者のことを知ってるみたいだったが、能力者がこの家中の中にいるのか?」

    信長「気になったか⁉︎わしじゃ!」

    常吉「信長様!」

    信長「ええんじゃ!此奴らは信用できる」

    「それに作物を育ててくれたではないか!」

    幸山「信長様」信長「信長でええ!」

    幸山(何でこんな関西弁なんだ。坂本龍馬の真似事か?)

    「信長、今は何年かご存知で?」

    信長「今は天正10年の5月31日じゃ!」

    幸山「つまり…。1582年か。葉月」

    葉月と小声で話す。

    幸山「明後日の早朝に本能寺の変が起きる。下手に過去を変えたらマズイんじゃ」

    葉月「過去を変えて未来に影響を及ぼす可能性が高いしな。それに…」

    そこに鎧を着た男性が現れる。

    信長「おお!光秀ではないか!」

    葉月「来たか」幸山「?」

    光秀は幸山達を睨み言う。

    光秀「この者達は?」

    信長「わしの命の恩人じゃ!幸山!光秀じゃ!」

    光秀「明智光秀です」

    と言いお辞儀をする。

    信長「お前も飲め!というか注いでくれ!」

    光秀は酒を注ぐ。

    カリット「あの目は……好意を持っているぞ」

    幸山「バイセクシャルって本当だったんだ」

    寝室

    カリット「せっかくなら葉月と一緒に寝たかったな」

    幸山「俺だって中年オヤジと寝たくねぇよ」

    (それにしても光秀を見て知っているかのような言い方だった。明日聞いてみるか)

    翌朝

    信長「起きるのじゃ‼︎」幸山「ふぇ?」

    信長「本能寺が襲われとる!本能寺へ向かうのじゃ!」

    カリット「うるさい……あと5時間」

    信長はカリットの耳元で言う。

    信長「出陣じゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

    本能寺の近くの草原

    織田家と敵が向かい合う。

    信長「お前らの力を見せてやれぇ‼︎」

    幸山とカリットに向かって言う。

    カリット「何で俺もこんな茶番に付き合わなきゃ行けないんだ?」

    幸山「それより何で俺たちだけなんだ。もう昼だし。腹が減ったし」

    信長「準備はいいか!」

    幸山「俺とカリットで済ます」

    カリット「ちょっと待て!俺も戦うのか?」

    幸山「腕の見せ所だろ?」

    カリット(待てよ。信長に気に入ってもらったら遺産は全て俺の物!)「信長様!任せてください!」

    幸山とカリットは戦陣を切って立ち向かった。

    幸山は緑の瞳になり草を使って敵軍に襲いかかった。

    敵軍「なんだ!」敵軍「かっは!」

    敵軍「織田以外に能力者がいるぞ!」

    幸山は草で敵軍の首を絞め殺した。

    ガキン サワッ

    敵軍「!」ズシッ

    カリットは自らの体重を軽くし、敵軍の鎧や刀、兜に触れて重くした。

    敵軍「この!」ブン

    タッ ブオォォン ズシィィィィィン

    カリットは飛び上がり敵軍の上に下りるとあまりの重さでペチャンコにする。

    ドバァァァァァァァ

    幸山は砂を使い剣の形態にして一掃した。

    幸山「こんなもんか⁉︎」敵軍「強すぎる!」

    幸山「次は……!」サッ

    ズシィィン

    幸山は危険を察知して避けた。

    ???「避けたか。まあいい。このバッタのブラッド マスクの出番だ」

    不気味なバッタの仮面を被った男が現れた。
  15. 15 : : 2018/10/28(日) 00:02:38
    『ブラッドマスク』

    カリット「妙なのが出てきた」

    幸山「ブラッドマスクだ!気をつけろ!」

    バッタ「甘いな!」ダン

    カリット「!」ズガァァァァ

    カリットはもろに食らうが膝をつくほど痛がった。

    カリット「なんだ……人間の出せる力じゃねぇ」

    バッタ「ほう。内臓が全て破裂するほど力だぞ?」

    サササササ バッタ「」ダン

    バッタは砂に囲まれる前に飛び跳ねた。

    幸山「逃すか」ササササササ

    バッタ「」ダン

    ズガァァァァ 幸山「ガハァ‼︎」ズサァァァ

    幸山は砂でバッタを囲むがバッタはギリギリの隙間を使い幸山に蹴りを入れる。

    バッタ「そんなもんか!」ザクッ「!」

    カリットの剣がバッタの背中を貫くその重さはかなりのようだった。

    カリット「500キロの重さだそう簡単には」

    バッタ「フッ!」ダン ザン カリット「何!」

    バッタは飛び上がり重力で剣を抜いた。更に刺された部分の出血があまりなかった。

    バッタ「俺はバッタのブラッドマスクの使い手だ」

    「能力者のゴミごときに負けるほど落ちぶれちゃいない!」ダン

    幸山「カリット離!」ズキン

    幸山は腹部を押さえた。

    バッタ「クタバレ!」ザザザザン 「!」ドサァ

    バッタの両脚が細切れにされた。

    信長「わしの恩人に何をする?」

    信長は刀を抜き構えた。

    バッタ「片脚だけでも」グロロロ ダン

    バッタは羽を使い、信長に飛びかかる。

    バッタ「今度こそ!」信長「フン!」ブン

    バッタはすり抜けたように通り過ぎた。

    バッタ「な、なんだ!」

    信長「能力者ごときと言ったな」

    バッタ「能力者がブラッドマスクに勝てるはずが!」ザッ 「?」ドパァァァ ドサァ

    バッタは真っ二つに斬られ、倒れた。

    バッタ「なっ何故……いつ…。斬られた」

    信長「わしの能力は精神強化。精神を研ぎ澄ますことにより、強力な一太刀を繰り出すことができる。お主は武士失格だ」

    バッタ「あっ……」

    バッタは息を引き取った。

    敵軍「信長を打て!」

    敵軍が一斉に襲いかかる。

    信長「フッ」ブン カシャ

    剣を収め幸山に肩を貸し敵軍に背を向け言う。

    信長「戦は終わった!行くぞ!」

    敵軍「はぁ?」

    敵軍「俺たちに背を向けたのが運の!」グラッ

    ドサァ

    敵軍は倒れ、下半身を見る。

    敵軍「あれ?俺の下半身が……」

    グチャ ドサァ スパァ ドサァ

    敵軍は首、腹、脚、頭を斬られ次々と倒れていく。

    カリット「怪物だな。信長様!あんたについて行くぜ!」

    幸山(ここまでの力があるのに何故、明智光秀に負けた。不意打ちされてもこの能力があれば一網打尽にできたはず)
  16. 16 : : 2018/10/29(月) 21:57:01
    『本能寺』

    本能寺

    幸山「こんなそんなで本能寺へ来てしまった」

    カリット「その本が本当なら明日の朝に起こるんだろ?」

    そこに葉月と坂月が部屋に入る。

    葉月「酷い怪我だな。何があった?」

    幸山は全てを話す。

    葉月「ブラッドマスク。この時代に日本にまで広がったか」

    幸山「どうする?エスタクス社並みに厄介だぞ」

    葉月「光秀がいる時点で厄介だ。あの男も我々の時代から来た者だ」

    幸山「なんであいつらは過去を変えても影響を及ぼさない?」

    葉月「及ぼしたさ。第1次と第2次で予定外の犠牲者が出た当時人類の4割が滅んで今に至っている。だがここにいるカリットが生きて黒髭が死んだつまり」

    幸山「過去を再修正していることになる。本来の過去に戻していることになる」

    葉月「その通り。早いとここの時代を出た方がいい。今回は過去を変える前に我々が全員殺される」

    幸山「奴は能力者か?」

    葉月「わからない。奴は『闇の使い候補』だから何の能力かがわからない」

    幸山「闇の使い?ゾリダス教徒なのか⁉︎」

    葉月「そうだ。坂月 彼方次の時代へ移動しよう」

    坂月「まだワープして時間が経ってないよ」

    葉月「やるんだ」

    坂月は朝まで待ってほしいと言い。その日の話し合いは終わった。

    洗面所で幸山は腹を見ると酷く痣ができていた。

    幸山「クソ。歩いただけで痛みを感じる……これじゃ戦い難い」

    幸山は顔を洗い始める。

    黒白「和馬」幸山「!」クル

    幸山は振り向くと黒白がいた。

    幸山「……照馬か?」

    黒白「久しぶりだな。見ないうちに大きくなって」

    幸山「…なんかの夢だ。エスタクス社に殺されたはず。俺たちが幼い頃にお前は一人で兵士の脚を蹴って撃ち殺された」

    黒白「だがこうして生きている」

    幸山は黒白の胸のエスタクス社のロゴを見る。

    黒白「和馬…俺と一緒に行かないか?夢の世界へ」

    幸山「冗談じゃない。奴隷だらけの世界なんてごめんだ」

    黒白「お前はわかっていない。闇の11の一人、奴隷女王は奴隷だらけの世界にするためにゾリダス教徒に入ったわけではない」

    「全ては理想のためなのだ」ファァァァ

    緑色の石を出し言う。

    黒白「これは『時心』と呼ばれる『アースハート』の一部だ。これを手にするのにだいぶ時間をかけたが、もう時間の心配はいらなくなった」

    幸山「理想ってなんだ?アースハートって?」

    黒白「質問は仲間になってからだ。どうする?」

    幸山「……照馬。ごめん」黒白「…話せてよかった」

    バキャァァァァァ

    外から物凄い音がした。

    黒白「奴はS級だが、お前では手こずるかもしれないな」

    幸山は外へ向かった。

    ザァァ 信長「クッ」常吉「信長様!後ろへ!」

    巨大で不気味なティラノサウルスがいた。

    幸山「これは……」ティラノ【グオォォォォ‼︎】
  17. 17 : : 2018/10/29(月) 23:11:41
    『本能寺の変』

    ティラノは信長と常吉に向かって走り出し噛み付こうとしたその時。

    ドスン カリット「騒がしいから来たぞ!」

    カリットはティラノの頭に乗り押さえる。

    ティラノ「邪魔だ…カスっ!」ブオォォン

    カリット「!」ブオォォン

    カリットは飛んで行った。

    そこに葉月と坂月がやってきた。

    葉月「どう言うことだ!本能寺の変は夜中ではないはず!」

    幸山「歴史が変わったってことだろ」

    坂月「あ……あぁ」

    坂月は酷く怯え、黒白を見る。

    黒白「彼方……久しぶりだな」

    幸山「彼方?」葉月「黒白!何故ここに!」

    黒白「貴様ら全員殺しに来たんだよ。雑魚は教徒には不必要だしな」

    幸山「お前からまずカタをつけてやるよ」パチリ

    ボコォォォォ

    幸山はマグマを出し言う。

    幸山「お前とは友達以上の親友だけど…許してくれよ」

    黒白「……親友なら妹を返せ」幸山「何?」

    黒白「そこにいるのは俺の妹だ。そいつは存在してはならない。ティラノ!」

    葉月「!」「伏せろ!」ガシッ 坂月「!」ドサ

    幸山「ガハァ‼︎」ズガァァァァァァァ

    ドガラァァァァ

    幸山はティラノの尻尾に当たり吹き飛んだ。

    幸山「ぐぐぐ……」

    幸山はマグマを止め腹部を押さえつけた。

    ティラノ【バッタの蹴りにより内臓を一部破壊されたか、ほっておくと時期に死ぬぞ】

    ザンザンザンザンザンザンザンザンザン

    信長は早切りでティラノを斬りつけるがあまり効かなかった。

    ティラノ【この巨体でその能力は無効だ!】

    カリットが戻り剣を取る。

    カリット「お前に負けるほど落ちぶれちゃいない」

    黒白は葉月と坂月が何か話してるをただ見ていた。

    黒白「……フッ無駄なことを…彼方!」

    彼方は黒白を見る。

    黒白「逃げても無駄だ。お前を必ず見つける。俺から生きて逃げられると思うな」

    坂月「……人類だけでも救う」ダッ

    坂月は幸山の元へ。葉月はカリットと信長と常吉の元へ走った。

    ティラノ【グオォォォォ‼︎】ゴト ドカァァァ

    手榴弾を顔に投げつけ3人に近づく葉月。

    葉月「敵軍が来る!坂月の所へ急ぐぞ!」

    常吉「逃げる事は許されない!」

    葉月「聞け、私たちは未来から来た。お前も信長も死ぬんだ。そうならないために過去へ来た!」

    信長は葉月を見る。

    信長「本当なんだな」葉月「今だけ信じてくれ」

    坂月は幸山の元へ行くとかなり弱っていた。

    幸山「くっ…うっ」坂月「立って!行こう!」

    幸山は坂月に引っ張られながら這い蹲る。

    全員集まって坂月は時代を越えようとする。

    坂月「離れないで!」

    黒白「これ以上過去へは行かせない」

    ブフォォォォオ ズゥゥゥゥゥゥ

    坂月「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ‼︎」

    時心から放たれた光が坂月を襲った。

    バリュゥゥゥゥゥン

    坂月達は別の時代へ。

    ティラノは元の人間に戻りマスクを取ると光秀だった。

    光秀「何故過去へ逃がした?」

    黒白「少し先の未来へ送った。それにもう彼方は『能力を2つ』使えなくした」

    「しかもあの時代には能力者はいないし、『奴』がいる。我々も行くぞ」
  18. 18 : : 2018/10/29(月) 23:47:35
    『侍の国』

    雨の中 上空

    バチチチチチチチ バリュゥゥゥゥゥン

    爆発と共に一同は上空から吹き飛ぶ。

    坂月と葉月

    ドボォォォォンドボォォォォン

    川へ吹き飛ばされた。

    葉月「ぷはぁ!クソッ…坂月!」

    カリットと信長

    ドガラァァァァ

    屋根を貫き市場の建物の中へ。

    信長「ああ!生きとるぞ!喜べ!」

    カリット「腰とケツと頭をやられた」

    店主「なんだ!貴様らは!」

    幸山と常吉

    バキバキバキ ドサァドサァ

    常吉「ぁぁ……信長様……」幸山「ぶふ!」

    常吉は幸山の容態を確認する。

    常吉「……吐血にこの痣の状態」

    「すまぬがお前は助からない。信長様の恩人とは言え、何もしてやれる事はないすまん」

    常吉はそのままフラフラしながら立ち去る。

    幸山「…優……しくない……武士が」

    幸山はゆっくり起きようとするが倒れ、何とか竹にもたれて起き上がりその場から離れた。

    常吉は先へと進む。

    常吉「信長様!信長様!」

    呼びかけるも返事が返ってくるわけでもないが呼びかけ続けたその時。

    ???「きゃああぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

    常吉は叫び声の響いた方へ向かうと斬りかかろうとした男性が2人いた。

    ???「やめてください!」

    辻斬り「金目の物を寄越せと言うものの」

    辻斬り「死ねぇい!」ブン

    ガキン キン ブン ザン 辻斬り「グハァ!」

    常吉は辻斬りを切り裂いた。

    辻斬り「クソォ!」辻斬り「貴様!」ブン

    ガキン ザン 辻斬り「ガァ!」ドサァ

    辻斬り「逃げるぞ!」

    辻斬り2人は逃げた。

    常吉「無事か?」???「ありがとうございます」

    女性は立ち上がり礼を言う。

    一方幸山はふらつきながら歩き続けた。

    幸山「ハァ……ハァ……」ザッザッザッ

    (せめて医学が進歩してる時代でありますように……)

    ズルッ 「っっっ‼︎」ズサァァァァァ

    幸山は滑り落ちた。

    その下に猟師が罠に掛かった小狐を見て言う。

    猟師「皮を剥いで焼いて食うか。煮て食うか」

    小狐「ギャー!ギャー!」

    猟師「うるさいからとりあえず首を切って血抜きだけでも」

    ズサァァァァァ 幸山「どけぇ!」

    猟師「!」ズガァァァァ ドチャァァァァァ

    幸山は猟師の真上に落ちた。

    幸山「痛たた…」猟師「こんの!」ギギィ

    ビュッ ザクッ 幸山「ああああああ‼︎」

    猟師は弓を引っ張り放ち肩に刺さる。

    猟師「狩猟の途中で!」

    幸山「ギッ」パチリ プポォォォォ

    猟師「!」ドバァァァ ドチャァァァァァ

    幸山は紫の瞳に変わり毒を出し元の黒い瞳に戻る。

    猟師「グハァ……ぐる…………じい"」ガクッ

    猟師は毒殺された。

    幸山は涙目で肩に刺さった矢を抜き、目を閉じた。

    小狐「ギャー‼︎ギャー‼︎ギャー‼︎ギャー‼︎」

    幸山「うるせぇ‼︎」

    幸山は小狐に向かい罠を外そうとする。

    幸山「寝かせてくれ……」ギギギ

    小狐は罠が外れると一目散に逃げた。

    それと同時に眠る幸山。
  19. 19 : : 2018/11/01(木) 22:34:22
    『行方知れず』

    その夕方

    雨が止み葉月は坂月を背負って何とか町へ着いた。

    葉月「何とか……着いた……」

    坂月「ごめんなさい…力が……」

    葉月「構わない。とりあえず宿を探す」

    葉月は町中を歩く。

    店主「男前さん!ほら新鮮な野菜だよ!」

    常吉「どうも」

    野菜を受け取りどこかへ行こうとした時に葉月達とばったり会う。

    葉月「常吉ではないか。幸山達は?」

    常吉「幸山殿はダメだった。かなりの怪我だったんだ」

    葉月「置いて行ったのか?」常吉「信長様は?」

    葉月「質問に答えろ。さもないと殺すぞ」

    坂月「とにかく……話を聞きたいです」

    葉月は怒りを抑え常吉について行った。

    一方

    幸山「………」ドスン 「ブホォォ‼︎」

    ???「おはようございます!」

    鮮やかな着物を着た7歳くらいの金髪の女の子が乗りかかった。

    幸山「怪我人だぞ!あれ?」

    幸山は傷も痣も綺麗に治っていた。

    ???「酷い怪我だったけど治したです!」

    幸山「能力者……ではないな。『UMA』か?」

    ???「ユーマ?」

    幸山「いや……河童と同じ類か?」

    ???「あの全裸妖怪達と一緒にしないでいただきたい。わっちらは高貴な妖怪なのです!」

    幸山「ごめん……それとありがとう。怪我を治してくれて、そろそろ行くよ」

    ???「待ってください!わっちを助けてくれた礼がしたいでありんす!わっちは狐鈴」

    幸山「?」「まさかあの狐は……お前か?」

    狐鈴「左様でございます!」

    幸山は侍の服に着替え、孤鈴に着いて行く。

    狐鈴「ところでなぜあのような怪我を?猪に正面から衝突しないとああはならないでありんすよ?」

    幸山「猪より凶暴な怪物だ」

    貴族「ワシに会わんとは何様なんだ!身体を晒した女の分際で!」

    酔った貴族が罵声を言い放つ。

    遊女「お待ちを!ここで癇癪を起こしてなりません!」

    貴族「癇癪を起こすなだと!無礼な!」シャァ

    貴族は遊女に刀を振り下ろす。

    遊女「キャアァァァ‼︎」 パキン 貴族「!」

    貴族の刀が幸山の風の能力で折られた。

    幸山「相手にされなかったからって八つ当たりはいけないなぁ」

    貴族「化け物がお前なんて!刀がなくとも倒せるわい!」

    その広場

    遊女「お待ちくださいませ!狐天様」

    狐天は狐鈴と同じ金髪の長髪で鮮やかな着物を着ていた。

    狐天「何度申せばわかる?わっちは気高く、美しく、優しくて、強い男が好きなのだ。あんなブサイクな年寄りの相手はごめんでありんす!」

    「芽衣奈!其方に何度申した!」

    芽衣奈「ですが…狐天様の言う男性はなかなかいないと思いますが………それにあの貴族の方はまだ30ちょっとです」

    狐天「誠か?あまりにブサイクなので年寄りに見えたでありんす」

    すると先ほどの貴族が素っ裸で擦り傷だらけで走って逃げて行った。

    狐天「変態じゃ……これからブサイクな侍は吉原に出入りを禁止する」

    芽衣奈「それでは商売には…」

    そこで狐鈴ははしゃぎながら幸山を案内する。

    遊女「先ほどはありがとうございます」

    狐鈴「毒だけじゃなく風も出せる妖怪なんですね!」

    幸山「妖怪じゃなくて能力者だ」

    狐天(裸にしたのは此奴か?わっちの好みではないが……やっぱりやめよう)

    幸山は狐天を見る。

    狐天(どんな男もわっちを見て夜を共に過ごしたがる。なぜならわっちはあまりにも美…)

    ギュ〜 幸山「…狐鈴、腹が減った」

    狐天「へ?」

    狐鈴「それではお部屋とお食事の準備をさせていただきます!」

    幸山達は過ぎ去る。

    芽衣奈「あの子が孤鈴様を助けてくださった…」

    狐天「わっちを見て腹を鳴らしただと…」
  20. 20 : : 2018/11/01(木) 23:16:09
    『大名行列』



    カリット「もうクタクタだ」

    信長「こんなことでへこたれてどうすんだ!」

    カリット「この近くに誰かいないかなぁ。腹が減った」

    村人「おい!膝まづけ!」

    村人は小声で言う。

    信長「お主らはなぜ膝をついてるんだ?」

    カリット「お偉いさんが来るみたいだぜ」

    空気を読んでカリットと信長は膝まづく。

    大名行列が通り過ぎようとする。

    カリット「歴史に詳しい幸山達がいればなぁ」

    信長「あの箱は何だろうな?」

    信長は楽しげに言っていたその時。

    女の子「うわっ!」ドサァ

    護衛「無礼者!」ブン

    女の子を蹴る護衛。

    カリット・信長「!」

    護衛「成敗!」パキンパキンパキンパキン

    信長の能力で刀が跡形もなく消えた。

    護衛「なっ!」信長「まだ子どもだぞ!」

    護衛「なんだ!貴様は!」

    信長「ワシは織田信長じゃ!」

    カリット「言っちゃった…それ言っちゃダメでしょ!」

    護衛「何をデタラメ申すか!」

    ???「待たれい」

    顔を出す大名。

    ???「ワシは真元と申す者だ。能力者か?」

    信長「お主の目は2つあるようだな!ガハハ!」

    カリット「ちなみに俺も……ハハ」

    真元「これから吉原に行くのじゃが来ないか?酒もあるし女もおる」

    カリット「酒!女!大好きだ!」

    信長「楽しそうだな!行かせてもらおう!」

    護衛「大名様!」

    真元「まぁ子どもはほっといても構わん。行くぞ」

    吉原

    幸山(質素だけど……悪くない)

    狐鈴「お酒を飲まれないのですか?」

    幸山「お前と一緒で子どもだよ」

    襖から覗く狐天。

    狐天(ガキのくせしてなんなんだあの態度は⁉︎吉原に出入りできるだけでもありがたく思わんか!)

    侍「おいあれって狐天ではないか?」ヒソヒソ

    侍「高貴な方だぞ?あんな風に覗いたりせんだろ?」

    狐天(芽衣奈の話によるとあのガキが孤鈴の恩人だそうだが……)

    狐鈴「幸山様はどちらから参られたのですか?」

    幸山「東京……じゃなかった…東の方」

    狐鈴「遠いい所からご苦労様です!」

    狐天(東の?どうりで女慣れしてないと思った)

    狐天は部屋に入り言う。

    狐天「この度は狐鈴が世話をかけたそうで」

    狐鈴「母様!」狐天「狐天様とお呼び」

    狐天は幸山の横へ座る。

    狐天「東の方ではどのような人がおられるのですか?」(まずは此奴の出身地を知る。常識じゃ)

    幸山「あー……」(嘘をつくべきか?でも未来のこととか分からないだろうな)

    「女性婦警…じゃなくて、女性新撰組が何人かいる」

    狐天「へ?」狐鈴「女性新撰組がおられるのですか⁉︎」

    幸山(やっべ。嘘の枠越えた)

    「ああ、あとは消防…火消しの技術が進歩して火事の伝言から2、3分で現場に到着する」

    狐天「な!」狐鈴「え〜!歩いてですか⁉︎」

    幸山(本当のことを言いすぎた)

    「馬に乗って。それと……孤独に生きる男女が多い」

    狐天(嘘じゃろ!祝言を挙げずに⁉︎そんな過酷な中此奴は生き抜いて来たのか⁉︎)

    ガラァ

    遊女「大変です!」狐天「こっちもじゃ!」

    遊女「真元がやって来ました!」

    狐天「何じゃと!」狐鈴「!」ビクッ

    狐天は外へ向かう。

    幸山は狐鈴を見ると青ざめ失禁していた。
  21. 21 : : 2018/11/04(日) 00:25:52
    『狐天と真元』

    真元「遊女の分際で。幕府を作ったのは徳川ではなく私だと知ってのことか?」

    遊女達は槍を持って立ち塞ぐ。

    そこに狐天が怒りの表情で現れる。

    真元「我が『元妻』よ。元気にしてあったか?」

    狐天「今更何のようじゃ!帰れ!」

    真元「わしは謝りたいのじゃ。狐鈴に。」

    プォォン

    狐天は狐の尾を9本出し言う。

    狐天「所詮は人間。妾に勝てるとでも?」

    「『娘の誇り』を返してもらう」

    真元「…」プォォン

    真元は8本の尾を出した。

    狐天「何!」

    真元「美しかろう?わしらの子どもの尾だ。あと一本で貴様と同じ不老不死になれる。娘をよこせ」

    狐天「貴様ぁ!」ボォォォ

    狐天は火の玉を出した。

    真元「くくく…」ボォォォ

    真元も火の玉を出す。

    狐天「ふっ!」ボッボッボッ

    狐天は火の玉を3つ投げると真元も3つ投げ互角。

    狐天は火の玉を掴み火の刀を二本作った。二刀流で攻める。

    真元「無駄なことを」ボリュン

    真元も火の刀を二本作り対抗。

    真元「狐天、また子を作らぬか?娘の代わりなどこれからたくさん作れる」

    狐天「二度とごめんだ‼︎」ブォォンブォォン

    狐天は斬りかかろうとするが受け流される。

    真元「全く」ブオオォォォォォォォォ

    狐天「!」ブワァァァァァァァァァァ

    真元は両手から炎を出し、狐天を覆い尽くす。

    狐天は大火傷を負い、倒れ込んだ。

    真元「悪いがわしは忙しいのじゃ」

    真元は中に入ろうとする。

    狐天「よせ……あの子に手を……」

    真元「心配するな。尻尾を切ったらちゃんと埋めてやる」

    ブオォォォォン ズガァァァァ

    巨大な砂の拳が真元を殴った。

    幸山は狐天に近寄る。

    幸山「狐鈴から聞いた。助けてくれた礼を今返すよ」

    狐天「これは妾の戦じゃ。手を出すな」

    幸山「悪いけど、狐鈴のお願いだからお前の代わりに戦うんだ」

    真元はふらつきながら幸山を見て言う。

    真元「また能力者か……」

    幸山「その様子だと俺の仲間に会ったみたいだな」

    真元「仲間?カリット!織田信長!」

    2人はひょっこり出る。

    カリット「はい…」信長「和馬!生きとったか!」

    幸山「何でこいつの部下といるんだ?」

    信長「女と酒があるっちゅうからついてきた!」

    幸山「何で俺の仲間はダメオヤジとダメ髭面がいるんだよ」

    カリット「髭面?俺のことか?」

    真元は火の玉を出す。

    真元「悪いことは言わんとっとわしの娘を」

    スパァ

    真元の8本の尻尾を風の力で切り落とした。

    幸山「聞こえなかった?狐鈴の見方をしているんだ」

    真元「ぐあぁ‼︎」ガクッ

    幸山「どこを切ればいいかわからないからお前の背骨の一部ごと切り落とさせてもらった」

    真元「貴様ぁ‼︎」光秀「待たれーい‼︎」

    光秀が真元に近づき囁く。

    幸山(もう来たか)

    真元は薄っすら笑い言う。

    真元「また来る。帰るぞ!」

    真元と光秀は護衛を連れ帰る。

    カリットは8本の尾に近づく。

    カリット(不老不死……葉月と一生遊べる)

    サササァ

    砂でカリットの動きを止める。

    カリット「何もしてない…」幸山「触るな」

    幸山は狐天に近づき言う。

    幸山「雑に尻尾を切り落としたけど。戻せるのか?」

    狐天「うるさい!お前ら男の声など聞きたくない!」

    幸山は黙って狐天を起こそうとする。

    狐天「触るな!」

    幸山「……狐鈴の気持ちはよくわかる。俺の場合虐待じゃなく。放棄だけど」

    「8本の尾はあの子の誇りだ。俺たち男が人間が触っていい物じゃない。集める支えにはないはずだろ?」

    幸山は狐鈴の尻尾まで狐天を運び肩を貸してもらいながら集める狐天。

    狐天「情けない………」

    「妾は本当に情けない」

    涙を流しながら言う。
  22. 22 : : 2018/11/04(日) 22:48:03
    『支え』

    翌朝

    狐天は幸山の寝る寝室の前に座る。

    狐天「……昨日は助かりました」

    「妾は…男を知らなかったから……あのような者と子を作ってしまった…」

    「妾は狐鈴に苦しんでいる姿を見られたくはなかったのだ。責めてあの子は妾の様な大バカ者になってほしくはない。だがそうならないとも限らない」

    「昨日の様に……その妾を支えてはくれぬか?か、勘違いをするなよ!妾は人間を信じたわけではない!……ただ誰か側にいてほしいだけなのじゃ」

    ガラァ 信長「わしでよければよろこんで」ニコ

    カリット「待て待て!この子連れは俺に言ったんだ」

    狐天「……和馬は?」

    信長「奴なら村へ向かったわい!」

    カリット「それよりさっきの言葉!どっちに」

    狐天は2人を殴り後にした。

    狐天「妾が出るわけにもいかん。どうやって……」

    そこに9つの尾取り戻した狐鈴が現れる。

    狐鈴「母様。和馬様はどちらへ?尻尾を取り返してくれた礼をしたいのですが」

    狐天「……狐鈴」狐鈴「?」

    五分後

    狐天は容姿が全く異なる女性に化け、狐鈴は狐天に化ける。

    狐天「では頼んだぞ」狐鈴「お気をつけて」

    狐天は町へ向かった。

    団子屋

    幸山(つぶあんって何でこんな美味しいだ)

    幸山は食べ終え会計を済ませようとするが

    店主「はい。3両ね」

    幸山「……」(円しかねぇ!ヤバいどうしよう‼︎)

    店主「…あんた。まさか持ってねぇのか?」

    幸山「……どこへやったかな…アハハ……」汗

    狐天「すまん。妾の連れじゃ」ニコ

    狐天は代わりに払う。

    店主「毎度!べっぴんさんだね!待ってな!」

    店主は店の中へ。

    幸山「…その口調は狐鈴か狐天か?」

    狐天「妾を覚えているのか?」

    幸山「そりゃ昨日会ったばっかだからね」

    店主は団子とお茶をサービスする。

    店主「奢りだよ!ゆっくりしていきな!」

    狐天「どうも」ニコ

    団子を食べながら話す。

    幸山「追いかけても大丈夫なのか?」

    狐天「左様。狐鈴がおる。だがすぐに戻らねば……和馬様。私達と吉原へ住んでくれぬか?」

    幸山は少し驚く。

    狐天「妾は怖いのじゃ。奴が来るのをだから妾の側で支えてくれぬか⁉︎お願いじゃ!」

    幸山「……俺は戻らないといけない」

    狐天「何故!妾が汚れているからか!」

    幸山「そうじゃなくて」坂月「和馬!」

    坂月と葉月が現れる。

    葉月「ずいぶん探したぞ」

    幸山「いろいろあって、常吉には見捨てられて、大名と戦ってた」

    葉月「この時代の大名……嘘…」ブン

    ゴチン

    葉月は幸山に拳骨を食らわせる。

    幸山「何するんだ!」

    葉月「バカか!何でお前は自分勝手に行動する!」

    幸山「じゃあルールぐらい作れよ!アレはダメ!これもダメ!ってよくエスタクス社に勤めてたな!」

    ガシャァ

    狐天は幸山にコップを後頭部に投げつけた。

    葉月「誰だ?」狐天「」ギロ

    狐天は涙を流して幸山に言う。

    狐天「いちいち遠回しに言わなくて良いではないか⁉︎」

    狐天はその場から立ち去った。

    坂月「あの人は?」幸山「女狐……」ガクッ
  23. 23 : : 2018/11/05(月) 23:05:52
    『手配犯』

    とある民家

    常吉「置いて行ってすまんかったな」

    幸山「全く最低な男だな!」芽衣奈「どうぞ…」

    芽衣奈はお茶を出す。

    幸山「?」「あんたは吉原にいた」

    芽衣奈「芽衣奈でよろしいですよ」ニコ

    幸山「常吉。あんたは知っていたのか?というより吉原がどんな所か」

    常吉「ええ。しかし彼女が何を理由に吉原にいるのかは大切ではありません」

    幸山「……葉月。光秀と真元について話してくれ」

    葉月は光秀と真元について話す。

    明智 光秀 ブラッドマスク ティラノサウルス

    ティラノサウルスの能力を持ち、人型からアニマル化も可能。
    1998年 北海道で老若男女問わず、食い尽くしツキノワグマを絶滅させた本人。北海道の人口が3割死亡したことによりS級指名手配犯になった。

    真元 羅斬

    能力は不明だが、身体を切断面を見て能力者と判定。目撃証言から真元と判定し、S級指名手配犯に2010年から行方不明となり、犠牲者は900人を超えると言われている。

    葉月「とまぁこんな感じだ」

    幸山「S級2人かぁ。めんどくさいなぁ」

    「まぁいい。俺と葉月。カリットと信長。そして狐天と狐鈴。狐天はとにかく狐鈴は戦えるか不満だが問題はないはず」

    芽衣奈「奴は吉原に行くつもりです。なので私は先に行って報告をしてきます」

    芽衣奈は吉原へ向かった。

    常吉「幸山殿は?」幸山「休憩してから行く」

    坂月「……」葉月「どうした?」

    坂月「さっきの……ううん。何でもない」
  24. 24 : : 2018/11/06(火) 23:23:11
    『2人のS級』



    吉原には武装した大勢の遊女達、そこには狐天、カリット、信長がいた。

    信長「戦じゃあぁぁぁぁ‼︎」

    カリット「話し合うって手は?」狐天「ない」

    カリット「だよね〜」

    そこに現れる3つの影。

    狐天(3人?)

    遊女「3人だけとは!」遊女「なめられたわね」

    遊女「なんて愚かなの!」

    黒白「愚か?…聞き捨てならんな」

    黒白は光秀と真元の2人を連れて現れた。

    信長「お主はあの時の」

    カリット「何でお前もいるんだ?」

    黒白「幸山 和馬を殺すためにだ」

    真元「俺はそこの女に用があって」

    狐天「聞いてない。随分となめられたものだ」

    「織田から話は聞いている。お前の能力は恐竜とやらになれるのだな?」

    光秀「いかにも。でも」スッバキバキ

    光秀は仮面を付けティラノサウルスの尾と牙が生えた。

    狐天「最初は小物か」

    黒白「待て……お前らの力を知るために」

    黒白は狐天達に向かって歩き出した。

    黒白「俺の名は黒白 G級指名手配犯だ」バッ

    シュルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

    月と星の光から勢いよくエネルギーを吸い取る。

    カリット「なんだ!なんだ!」信長「この!」

    信長が剣を振るう。

    黒白「」ダン

    黒白は空高く飛び浮かんだ。

    黒白「正確な場所は捕らえた…その以外を狙う」

    ピリュルルルルルル

    黒白手が光り輝く。

    「人間に裁きを‼︎」ピシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

    パァァァァァァァァァァァ

    黒白が放った光は複数に別れて遊女達と建物を襲った。

    ドガァドガァドガァドガァドガァドガァドガァ

    遊女「グアァァ‼︎」ドガァ

    遊女「キャアァァァ」ドガァ

    遊女達はことごとくやられる。

    狐天「みんな!」

    ドスンドスン

    ティラノはアニマル化しており立ち塞がる。

    ティラノ【人の心配より自分の心配をしろ】

    真元はティラノの上に乗り言う。

    真元「そいつは俺の」グオォォン

    真元は恐ろしい顔をし、腕が刃物に変わり。不気味な笑みを浮かべた怪物に変わる。

    真元【こう見えてS級でね】

    カリット「強そうだ」信長「三体ニか」

    上から見守る黒白。

    黒白「?」サッ

    黒白はカマイタチを軽々と躱した。そこに幸山が風で浮いて現れる。

    幸山「避けられたか」

    黒白「俺の相手より向こうの相手をしろ」

    「お前では俺には勝てない」

    幸山「やって見なきゃわかっ」ズガァ

    幸山は地面に叩き落とされた。

    ドサァァァ

    黒白は地面に足をつき言う。

    黒白「これでも…戦うというのか?」

    幸山は起き上がり赤い目になるがそこに常吉が現れ言う。

    常吉「こいつは後にして信長様達を助けよう!」

    黒白「早く行け」幸山「……わかった」

    幸山達は黒白を後に仲間の元へ急ぐ。

    黒白「軽く蹴り落としたから問題はないはず」

    「さてどんな戦いを見せるんだ?能力対ブラッドマスクと『悪魔』」

    狐天側

    葉月も加勢して戦っていた。

    バンバンバンバンバンバン

    ティラノには全く効かない。

    ティラノ【グオォォォォ!】ブン

    ズガラァァァ ザンザンザンザンザン

    信長「チッ」葉月「やはり効かないか。それに」

    真元は狐天とカリットが相手をしていた。

    真元【ほらほらほら‼︎】ブンブンブンブン

    狐天(やはり強い!)

    ガキン カリット「軽くして!」ブン

    カリットは剣の重量を変え振るうが真元は軽々と避けた。

    真元【そんなものか?】

    葉月「ラザンという悪魔だとはな」

    幸山達が現れる。

    幸山「常吉は下がれ、俺がやる」ゴポォォォ

    幸山は溶岩を出した。
  25. 25 : : 2018/11/10(土) 23:20:39
    『織田信長』

    ゴポォォォゴポォォォ

    真元【遅い!遅い!】

    真元は軽々と避け幸山の元へ近づいた。

    幸山「チッ」パチ サァァァァァァ

    ザパァ 真元【砂で動きを封じれるとでも!】

    幸山(早すぎるっ)サァァァ ガキン ザン

    右手を砂の剣に変え迎え討つ。

    真元【いっ…たくね】ニャ

    幸山「やっぱり効かないか」

    すると真元の背後からカリットが剣を振るうが避けられる。

    カリット「全く、どうなってんだ」

    幸山「……カリットここを頼む」

    カリット「え?ちょっと!」

    幸山はティラノの元へ。

    真元【舐められたものだな】ボォワァァァ

    炎が真元を襲う。

    狐天「妾を忘れるな!」

    信長側

    ティラノ【グオォォォォ!】バグン

    葉月はギリギリ交わし撃ち続ける。

    葉月「弾が切れた」

    信長「なんと異常な再生能力」

    ティラノ【わしを舐めすぎたな信長】

    ゴポォォォ ドチャアァァァ

    ティラノに溶岩撒き散らすと苦しんだ。

    ティラノ【グオォォォォ‼︎】

    幸山「やっぱり相性的にこっちだ」

    「信長!明智光秀は任せて!お前は真元を頼む!」

    信長「なんだと!ワシに光秀を討つなと申すのか!」

    幸山「背中を預けさせてくれって言ってんだ!早く行け!」

    信長「……よかろう!ならお主の背中もワシが預かろう!」

    信長は真元の元へ急ぐ。

    ティラノ【小僧…よくもやったな!】

    幸山「再生能力があるんなら再生する暇もなく痛めつけるだけだ!葉月!」

    葉月「わかってる」

    葉月はナイフを出した。

    葉月「弾が無くても囮にも盾にもなれるよ」

    カリット側

    カリット「フン!よっ!」ブンブン

    狐天「はぁっ!やっ!」ブンブン

    カリットと狐天は必死に攻撃を仕掛けるも軽々と防がれる。

    真元【ハハハ‼︎雑魚は雑魚らしく!】ブン

    カリット「うお!」ズガァァァァ

    狐天「ガハァッ!」ガシッ

    カリットを蹴り飛ばし、狐天の首を絞め上げる。

    真元【安心しろってちゃんとあの子の尻尾を切り落としたあとは大人になるまで可愛がってやるからさ】

    ザンザンザンザンザン

    真元【っ!】

    真元は狐天を離し、信長を睨む。

    信長「和馬にここを任せると言われてのぉ‼︎」

    真元【なるほど、逃げたってわけか】

    信長「あやつはワシに変わって光秀と戦ったおる。だからワシも和馬に変わって成敗致す!」

    真元【勝てると思ってんじゃねぇぞ!】ダッ

    ガキッガキッガキッガキッガキッガキッガキッ

    真元の攻撃を見切り防ぎ続ける。

    信長「…………」ガキッガキッガキッガキッ

    真元【攻撃を防ぎ続けてもいつかは疲れて死ぬ!だが我は悪魔だ!こんな雑魚に!】コテ

    真元は倒れ、足元を見ると足が細切れにされていた。

    真元【なっ…俺の足が】ザンザン

    真元の手が細切れになった。

    信長「攻撃を防いでいる間に身体中を細切れにさせてもらった。皆行くぞ!そろそろ和馬も戦を終えている頃だ!」

    狐天「嘘……終わった…こんなあっさりと」

    黒白は地面に足をつき言う。

    黒白「さすが織田信長、奴隷女王が目を置くのもわかるよ。幸山の元へ」

    信長「では行かせてもらおうかのぅ!」

    信長達は幸山の元へ。

    真元【話が違う…ゴポォ!】

    【あの連中なら勝てると言ったはずでは…】

    黒白「お前はティラノと協力しなかった。お前ら『2人で半人前』なんだよ」

    「次会う時は『人形』でな」

    真元【ぁぁぁぁ】ザパァ

    真元は細切れになった。
  26. 26 : : 2018/11/11(日) 00:13:57
    『強者』

    ティラノ【グオォォォォ‼︎】ブオォォォン

    サァァァ ドザァァァァ

    幸山は砂の柱でティラノを尻尾を押さえて青の瞳に変わる。

    ブシャァァァァァァァァァァァァァ

    ジューーーーーーーーーーー

    ティラノに酸がかかり大火傷を負う。

    ティラノ【うっ】バキバキバキ

    ティラノは元の人型へ姿を変えた。

    幸山「元の姿へ変わればこっちのもんだ」

    幸山は藍色の瞳に変わり、宙に浮いた。

    幸山「ふっ!」ブン ティラノ「グググ」ザン

    ティラノの腹部にカマイタチを当てる。するとその直後に葉月が背後からティラノの首目掛けてナイフを刺す。

    ティラノ「ぐぬぬぬ!」ブオォォォン

    葉月「うおぉぉぉ‼︎」ガブリ ブチン

    ティラノは振りほどき葉月の頭を噛み千切った。

    葉月「ああ!クソ!」ティラノ(不死身かよ)

    ブオォォォン ズガァァァァ

    幸山は勢いよくティラノに向かってローキックをして葉月の頭を回収した。

    幸山「どうやって喋ってんだ?」

    葉月「知らない。神様に聞いてくれ」

    ティラノ「舐めるな!」ダッ

    ティラノは突進してきた。

    幸山「」ブオォォォン

    ティラノ「うぉぉぉぉ‼︎」バキバキバキ

    幸山・葉月「!」バクン ゴクン

    ティラノは幸山と葉月の頭を飲み込んだ。

    ティラノ【フッ……所詮は能力者、ワシに勝てるものなら…っ……ああああああああ‼︎】

    ティラノは苦しみ出した。

    ティラノ【腹が!焼ける!熱い!ああああ‼︎】

    ゴポォォォ ドチャァァァァァ

    ティラノの腹から出てくる幸山と葉月。

    ティラノ【バカな……俺はS級なんだぞ】

    ドサァァァァァァァ

    ティラノは通常サイズに戻った。

    幸山「最悪…臭いが移った」

    葉月「胴体のところまで運んでくれ」

    幸山は葉月の胴体へ行き繋げるのを手伝った。

    葉月は起き上がると信長達がやってきた。

    カリット「手こずっただろ?」

    幸山「こっちのセリフだ」

    信長「なーに!ワシらが勝ったことには変わりはない!ガハハハハハ!」

    狐鈴「母様!」

    狐鈴は狐天に近づき抱きしめた。

    狐天「全て終わった何も心配はいらん」

    黒白「終わっただと?」

    黒白が現れ、立ち止まる。

    黒白「終わってなどいない」

    「お前らが存在してるかぎりはな。坂月はどこだ?」

    葉月「言うと思うか?」

    幸山「安全な場所だ。少なくともお前が見つけることができないはず」

    黒白「…まあいいあいつはあとで迎えに行こう。お前達には1999年に行かせて…」ザクッ

    常吉が黒白の背部を刀で刺した。

    黒白「いっ……てぇ!」ブン

    ズガァァァァ 常吉「グハァァァァァ‼︎」ドサァ

    常吉は蹴り飛ばされた。

    黒白「1999年に行かせて…」パァァァァァ

    自らの時を戻し。傷を癒した。

    黒白「お前らを苦しませてやる!」

    バリュゥゥゥゥゥン

    黒白と共に時を越えた。

    1999年 日本

    バリュゥゥゥゥゥン

    幸山「くっ」ゴポォォォ

    ゾリダス教徒「動くな!」兵士「手を上げろ!」

    ゾリダス教徒と兵士が待ち伏せしていた。

    黒白「例の手枷をはめろ!」

    全員に手枷をはめると幸山の瞳は黒に戻った。

    幸山「能力者専用かよ」
  27. 27 : : 2018/11/12(月) 00:03:46
    『逃走』

    手枷をはめたまま、基地へ向かっていた。
    黒白は先頭におり、隊長と話をしていた。

    黒白「これで全部か?」

    隊長「ええ、今のところ『幻心』『破心』『開心』『記心』『命心』そして『魂心』が未だに発見できません」

    黒白「1000年かけて探した結果。見つけたのがたったの1つだけとはな」

    「あと6つ……どこにある。他のメンバーは?どこを探している?」

    隊長「現在ヨーロッパを中心に探しております」

    その様子を見る一同。

    カリット「俺たちどうなるんだ?」

    葉月「私は回されるか殺される」

    「お前達は確実に殺される」

    信長「この窮地をどう乗り越えるか」

    カリット「死にたくない!死にた!」ズガァ

    兵士「黙れ!」葉月「チッ」

    信長「奴らの注意を逸らすことができれば」

    幸山「作戦は伝えた」

    狐天「よいか?」狐鈴「はい…」ボオォン

    狐鈴は狐になり手枷を外したと同時にその場から素早く離れる。

    ゾリダス教徒「!」「逃げたぞ!」ガシッ

    幸山が押さえつける。

    狐天「必ず助けるからの!」ボオォォォォォォ

    狐天は周りを火の海へと化しその場から逃げた。

    幸山「このクソ野郎が!」

    グオォォォォ ブオォォォン ズガァァァァ

    黒白が巨大な闇の手で教徒諸共ゲンコツを食らわす。

    黒白「…何人か連れて追え」隊長「はっ!」

    狐天側

    狐天「急げ!ここから離れるんじゃ!」

    狐天達は森の奥へ進むと診療所があった。

    狐天「あの中へ急ぐぞ!」

    狐天達はドアを開けようとするが閉まっていた。

    狐天「誰か開けてくれ!」

    兵士と教徒がやってきた。

    隊長「殺されたくなければこっちへ来い」

    狐天「男の命令は聞かぬ」隊長「構え!」

    兵士達が撃ったその時。

    ???「おい……俺の診療所で何やってんだ?」

    黒髪で褐色の男が現れる。その隣には10歳児の男の子が熊を担いでいた。

    隊長「終様!終様の診療所でありましたか…ハハ……」

    終は狐天を見て言う。

    終「……ラッキー」ラッキー「はいはい」

    ラッキーは近づいた。

    隊長「!」「黒白様の命令であいつらを!」

    終「どんな理由であれども俺の診療所に穴は開けさせない」

    ラッキー「そういうこと」

    隊長「撃て!撃て!」

    カチカチカチカチカチカチカチ

    全員の銃が弾づまり。

    ラッキー「弾づまり?」パチッ

    ウィーーーン ドルルルルルルルルルル

    隊長諸共八つ裂きにされた。

    終は狐天に近づいて言う。

    終「お前ら、この時代の者ではないな」

    「まぁ上がれ。俺の家だ」
  28. 28 : : 2018/11/14(水) 00:00:45
    『医者』

    狐天達は中へ入ると外観とは違い中は綺麗で豪邸のようだった。
    2階は無く。地下1階と2階が1階から見えていた。

    狐天「凄い構造だ」狐鈴「お城みたいですね!」

    終は熊を地下2階へ落とした。

    ザッザッ ギロ

    狐鈴「っ」ギク

    すると赤色の肌で筋肉モリモリの悪魔が鬼の形相で出てきた。

    終「今日の晩飯だ!番怒!そいつの調理をア◯ルと一緒に頼む!」

    番怒「こいつの調理はともかく床に飛び散った血を拭き取るのは私とア○ルなんだぞ!」

    ドン ア○ル「ア○ルじゃなくてアダルだ!」

    アダルという2本のツノの生えた黒髪の女性が出てきた。

    アダル「いつになったらあたいは外に出られる!バーで男を半殺しにしたくらいで外出禁止なんて酷くないか⁉︎」

    終「俺たちからしてみれば殺したようなもんだろ?男のケツに金棒なんて突っ込みやがって、手加減ってもんを知らないのか⁈」

    「そんなことより客だ」

    地下2階へ行き食卓テーブルを囲み話す終と狐天、狐鈴。

    終「何しにこの時代に来た?…奥さん」

    狐天「…わっちらは黒白という男に連れられて来たのじゃ」

    終「あの童貞のクソ野郎が…」

    狐鈴「知ってるの?」

    終「次期闇の11だ。今は俺と同期だが、時心を手に入れるわ。前の闇の使いは殺すわで昇進しまくりだ」

    狐天「同期?」終「つまり同じ闇の使いってこと」

    狐天は驚き火を出した。

    ボオォォォォォォ

    狐天「……」終「安心しろ。殺しやしない」

    狐天の背後に立っていた。狐天は驚きを隠せずに動揺する。

    狐天「お前……人間なのか?」

    終「まぁな。昔は『違う生き物だった』」

    パァァ

    終は片手から陣を出し家事になっていた場所が一瞬で消え元通りになる。

    終「別にいいんだぞ。敵に回しても。話をする気がないのであればな」

    狐天(……信用できない……だが利用価値はある。話をしてみるか)

    狐天は自分以外に別時代の者が来ていることを話す。

    終「うーん。本当ならお前らを元の時代へ戻すところだけど。なぜ時代が違う者同士が集まっているのか理解できないな」

    すると左足が義足で黒髪と白い肌をしたヴァーラという女性が割って入って来た。

    ヴァーラ「なら彼らをここへ連れて来てください」

    終は嫌そうに言う。

    終「なんで俺がそんなことをしなくちゃならないんだ?エスタクス社はともかく、ゾリダス教に逆らったらどうなるか?忘れたわけじゃないだろ?」

    「あの場で俺が割って入らなかったらどうなっていた?」

    ヴァーラ「……お願いします」

    終「……全く忘れされた奴ってなんでこう女々しい奴ばっかなんだ」

    ラッキー「とか言って!ヴァーラのためならなんでもするんだろ!」

    シュウン カチャ 終「ガキのくせにそういうこと言うな」

    そういい光と共に出した銃をラッキーに向ける。

    終「じゃあ今から基地に行く。俺とその子どもだけでな」

    狐天「何!」終「大丈夫。俺は医者だ。死なせはしない」
  29. 29 : : 2018/12/08(土) 00:48:01
    『立場』

    ゾリダス教基地

    終はゾリダス教徒に変装し狐鈴を連れていた。

    終「小娘を捕まえた。人妻は隊長が追っている」

    兵士「よし、行け」

    狐鈴を連れ中へ入る。

    終「いいか。友達を見つけたら俺の言ったことを伝えろ。話が終わったら移動する」

    狐鈴は頷き先へ進んだ。

    牢屋

    カリット「幸山の様子は?」

    葉月「熱が酷い。このままでは死んでしまう」

    信長「なんとかせねば……」

    ガチャ 狐鈴「みんな!ご無事ですか!」

    葉月「狐鈴…よく戻ってくれた。1人か?」

    狐鈴「いえ、終という者が協力してくれて」

    葉月「終?」

    狐鈴は簡潔に説明する。

    葉月「闇の使いか…誰の使いか気にはなるが」

    カリットは幸山を背負い言う。

    カリット「とりあえず逃げよう」

    出ようとしたその時

    終「これはこれは…」

    葉月「待て!」

    牢屋部屋の外で話し声がした。

    終「誰かと思えば黄露さんじゃないか」

    黄露「何をしている?」

    終「見ての通り門番。そこの女性は…アイドルの水末 セレナじゃん」

    水末「こんばんは!みんなに忘れられない思い出を作る。戦慄アイドルの水末 セレナです!」

    終「噂は聞いたよ。ライバルの川南 愛の子宮を引きずり出したんだって?ジャンヌ ダルクもおったまげーだよ」

    黄露「そこをどけ、中にいる者を処刑しなくてはならない」

    終「悪いな。知り合いが中で調教してるんだよ」

    黄露は半ギレで言う。

    黄露「俺は闇の使い者同士として頼んでいるんだ。頼むよ」

    終「……」シュウン バリーン 黄露 水末「!」

    終は黄露と水末を浮かせ牢屋部屋へ入った。

    黄露「終!ゾリダス様に逆らうのか!?」

    牢屋

    終「計画変更。脱出する」シュウン カキカキ

    陣描き手を合わせた。

    シュゥゥゥ ボウゥン

    終「壁に穴を開けるからお前らはこいつらに乗って隠れ家へ向かえ」

    一同「………」

    人面馬「何見てんだよ…」

    人面馬「殺されたいのか?」

    おっさんの顔をした馬が睨んで来た。

    終「行け」葉月「行けるか‼︎こんな可哀想な生物に跨がれって言うのか!?」

    人面馬「おい。お前、いい乳じゃねぇか」

    葉月「うるせぇ!馬鹿!こんな中身もおっさんの馬に乗れるか!?」

    人面馬「俺たちは馬だ。馬鹿じゃない」

    終「いいから乗れ、今から2人同時相手しなきゃ行けないんだよ」

    葉月達は嫌々乗る。

    ドゴオォォォ

    終「行け!」

    バチン 人面馬「痛ったーーーー‼︎」

    葉月達は隠れ家へ向かった。

    終「さぁって……やりますか!」

▲一番上へ

このスレッドは書き込みが制限されています。
スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。

著者情報
Kenken

自由主義

@Kenken

「未分類 × アクション」カテゴリの最新記事
「未分類」SSの交流広場
未分類 交流広場
「アクション」SSの交流広場
アクション 交流広場