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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

エレン「這い上がる」エレヒス

    • Good
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  1. 1 : : 2018/08/01(水) 00:47:57

    ※注意

    この作品はエレヒスです。

    一日一投稿ではありません。

    不定期更新です。

    一週間、二週間空くときもあるかもしれません。

    ハッピーエンドになるかわかりません。

    ちょっと暗いお話です。

    それも良い方は読んでください。

    それでは、『エレン「這い上がる」エレヒス』

    よろしくお願いします。
  2. 2 : : 2018/08/01(水) 01:00:53
    期待でーす
  3. 3 : : 2018/08/01(水) 01:14:49
    >>2 EGOISTさん

    期待、Good、ありがとうございます!
  4. 4 : : 2018/08/01(水) 01:16:25

    人間は平等。

    皆が口を揃えてそういう。

    俺は考える。

    果たして本当にそうだろうか。

    否。

    平等なんてこの世には存在しない。

    でも、人は皆平等、そう唱える者は何も悪くない。

    彼らは見えていないだけだから。

    ”表”家があって。

    家族がいて。

    温かい食事をとって。

    勉学に励んで。

    そして、温かい布団で寝る。

    彼らは皆、全員が全員そうであると思っている。

    だから彼らはこう唱える。

    ”人は皆平等”
















    ”表”があれば”裏”もあるとはよく言ったものだ。

    そう、彼はその”表”しか見えていないのだ。

    ”裏”帰る家なんてない。

    薄暗い、日の当たらない路地裏。

    雨風をしのげる場所もない。

    温かい食事なんて程遠い。

    誰かの食いかけならまだいい。

    雨に打たれて、ボロボロになっているパン。

    腐敗しきったリンゴ。

    これが、俺たちの食事。

    これが、俺達”裏”の生活。

    俺は考える。

    人間は平等...皆、神の元に生まれた子。

    平等でなければいけない。

    じゃあなんで俺達みたいな奴がいるのか。

    俺は考える。

    でも、答えなんて見つからない。

    そして俺はまた、食べ物を求めて歩き出す。

    --
    -

    私と背丈は一緒位のあの子達。

    いいな、私もああやって、誰かと遊びたいな。

    そうだ、私もあの子達の仲間に入れてもらおう。

    「私も混ぜて」

    なんでかな?

    私が声をかけると、彼らはちょっと後退りして私から距離を取る。

    あれ?何か間違えたのかな?

    自分が間違ってると思った。

    だから謝ろうと考えた。

    「ごめんなさい。私こういう事わからないから、何か間違ってたかな?」

    謝った。

    でも彼らはその事には触れずに私に石を投げてきた。

    痛い。

    なんでそんな事するの?

    石をぶつけられると、血も出るし、痛いんだよ?

    でも彼らは石を投げるのを止めない。

    私は逃げた。

    そして、逃げる際に彼らの表情を見た。

    笑っている。

    なんで?なんで笑っていられるの?

    私にはわからなかった。

    だから私はお父さんに聞いた。















    私は妾の子なんだって。

    他人とは劣っているんだって。

    生まれてきちゃいけない子なんだって。

    じゃあなんで私は彼らと一緒の地面に立っているのだろう。

    わからない。

    私にはわからない事だらけだ。

    わからないのは...怖い。

    怖くて...怖くて...身体が震える。

    あ、いけない。

    怖がってる暇なんてないんだ。

    お手伝いしないと。

    必要とされないと。

    こうやって、一生懸命お手伝いしてたら、いつかおじいちゃんも、おばあちゃんも、私とお話してくれるよね?

    頑張って、頑張って、必要とされて、愛してもらうの。

    私も愛してるから、いつか私の事も、愛してくれるよね?

    だよね?お母さん?

    --
    -
  5. 5 : : 2018/08/01(水) 03:54:54
    Season3のED見たのもあるせいか…このヒストリアの所だけでもう泣けてきた…。゚(゚´Д`゚)゚。

    新作期待です、頑張ってください
  6. 6 : : 2018/08/01(水) 05:59:26
    またもや新作!?
    こりゃー期待っしょ♭
    season3なかなか良い展開になってきた('∀')⊃ヨキ
  7. 7 : : 2018/08/01(水) 07:43:24
    きたぁぁいい!です!
  8. 8 : : 2018/08/01(水) 07:58:27
    「美しさ」の影には「ひどさ」がある、プラスとマイナスは均衡してるのだッ!それが「平等」という意味!人類は皆平等じゃあないかッ!(大統領並感)
  9. 9 : : 2018/08/01(水) 09:10:01
    Lialさんの暗い話きた!!
    期待です!!
  10. 10 : : 2018/08/01(水) 23:22:21
    期待ですー!
  11. 11 : : 2018/08/02(木) 00:36:28
    >>5 ふるるさん

    期待ありがとうございます!

    頑張ります!

    >>6 ジョシュアさん

    またもや新作です!

    期待ありがとうございます!

    >>7 ラーメンラーメンさん

    きたぁぁいぃありがとうございます!(`・ω・´)

    >>8 鹿クンが見てる!さん

    な、なるほど...平等とはそういう事だったのか...

    >>9 quさん

    暗い話来ましたよ!

    期待ありがとうございます!

    >>10 Serleさん

    期待ありがとうございます(●´ω`●)
  12. 12 : : 2018/08/02(木) 00:36:48

    あぁ、そうか、そうだったのか...。

    彼らは見えていないじゃない。

    見えてはいる、だがそれに目を瞑り、見えていない”振り”をしていたんだ。

    そうか...。

    じゃあなんで...なんでお前たちは、人は皆平等と唱える。

    俺には理解ができない。

    なんで俺は...こんな生活を送っているのか...。

    なんで...。

    --
    -

    お母さん。

    お母さんはいつも木陰で本を読んでいる。

    金髪の綺麗な髪が風に靡いて輝いている。

    嬉しいな、お母さんと一緒の髪。

    一緒の色をした髪。

    でも私はお母さんと話したことが無い。

    話しかけても無視されるのだ。

    耳が聞こえない?声が出せない?

    私は、そんなお母さんを横目に、水いっぱいのバケツを厩舎に運ぶ。

    厩舎にはお馬さんがいる。

    皆私の友達。

    私の、唯一の友達。

    この子たちは石も投げてこないし、優しい。

    私はこのお手伝いが好きだ。

    でも、時折不思議に思う事がある。

    厩舎の窓から外を見る。

    以前私に石を投げつけてきた子達。

    あの子達はどうして遊んでいるんだろう。

    お家の手伝いしなくていいのかな?

    お手伝いしてないと、愛されないよ?

    私はそんな事を思いながら、手に肉刺をいっぱい作って。

    またバケツを持って水を汲みに行く。

    --
    -

    母さんが死んだ。

    というより、死んでいた。

    一週間前から寝たきりだった。

    気づかなかった。

    俺は死んでいる母さんに、話しかけていた。

    そうか...死んでたのか...。

    生きているか、死んでいるかの区別がつかないほど母さんは痩せていた。

    そういえば、最近はずっと俺にだけご飯をくれてたっけ。

    「お母さんはお腹空いてないから...エレン、あなたが食べなさい」

    嘘...だったんだな...。

    母さん...俺の為に、自分の身体を犠牲にしてくれた母さん...。

    母さん、俺の為に盗みを働いて、自分の手を汚してくれた母さん。

    ご飯が手に入らないとき、おっさん共に自分の身体を売って、その代わりにご飯をもらってきてくれた母さん。

    母さん...母さん...母さん...母さん...。

    いくら呼んでも、返事が無い。

    俺はこれから、どうやって生きて行こう。

    母さんがいなくなった今、俺はいったいどうやって生きていけば...。

    ...表の人間。

    彼らみたいに、なれるかな。

    どうやったら、なれるのかな。

    教えてよ...母さん。

    --
    -

    わかった。

    そっか、お母さんが私になんの反応もしないのは、以前お父さんに言われた。

    妾の子、劣っている、生まれてきちゃいけない子だからなんだ。

    そっか...私は誰からも必要とされてないんだね。

    じゃあ私は、どれだけお手伝いを頑張っても。

    どれだけ愛しても。

    私に愛を返してくれることはないんだね。

    そっか...そうだったんだ...。

    おかしいと思っていた。

    本の世界では、親は子供に関心を持っているものと書かれていた。

    でも、どうして私は違うのだろう。

    そう思っていた。

    でも理由は簡単だった。

    私が、私だからだ。

    じゃあ、私の今までの苦労はなんだったのだろう。

    額に汗を流して。

    手に肉刺を作って。

    今まで頑張ってきた私は。

    いったい何の為に頑張っていたのだろう。

    わからない...やっぱり私にはわからない。

    私には何も...分からない。

    --
    -
  13. 13 : : 2018/08/02(木) 10:56:09
    エレヒスちゃんが報われないのかぁ~(´・ω・`)
    きたい!
  14. 14 : : 2018/08/02(木) 23:46:53
    >>13 名無しさん

    報われるか報われないか...まだちょっと決めてないです

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  15. 15 : : 2018/08/02(木) 23:49:09

    俺は変わる。

    このどん底から這い上がってやる。

    どれだけ醜くてもいい。

    どれだけ無様でもいい。

    笑うなら笑え。

    もがいてやる。

    俺は、母さんと同じ道は歩かない。

    俺は絶対に、変わってやる。

    変えてやる。

    いつか、表も裏もない世界に。

    だから見ててね、母さん。

    --
    -

    祖父母に見放された。

    お母さんが殺された。

    お父さんに捨てられた。

    なんだ、喋れるんだ。

    「お前さえ...!お前さえ生まなければ...!」

    お母さんの声。

    透き通った綺麗な声。

    でもその声は、もう二度と聞くことはできない。

    なぜなら、今は私の隣で白い袋に包まれて寝ているからだ。

    「ヒストリア・レイスはいなかった、今日からお前は、クリスタ・レンズだ」

    クリスタ・レンズ。

    誰?

    あなたはいったい誰なの?

    私は?私はいったいどこに行ったの?

    そして私は今、どこに向かっているの?

    馬車に乗って運ばれていく。

    「シガンシナ区」

    確かそんな事を言っていた気がする。

    でも今はそんな事はどうでもいいや。

    だって私、今すごく嬉しいんだもん。

    夢にまで見た、お母さんの隣にいることが叶ったんだから。

    私はお母さんにもたれる。

    あぁ...温かい。

    これが、母の温もりってやつなのかな...。

    お母さん、ごめんね?

    お母さんが寝ている間に、ずるいかもしれないけど。

    隣に座っちゃった。

    ...嬉しいな。

    「ふふふっ...」

    「よし、着いたな...おい、降ろせ...って...」

    「このガキ...なんで笑ってるんだよ...」

    「君が悪い...おい、さっさと降ろせ」

    「わかった」

    温かいな...。

    --
    -

    ここはどこだろうか。

    わからない。

    どれだけ歩いたのだろうか。

    お腹も...空いてきたな。

    変わろうと思った。

    でも、きっかけが無い。

    今自分がどこにいるのかもわからない。

    いったいここは...どこなんだ...。

    --
    -

    ここが、新しい私のお家?

    私だけの...お家?

    そっか...これからは自分で全部やらなきゃいけないんだ。

    一人...。

    一人は寂しい。

    あっ...でも、今までもずっと一人だったんだ。

    何も変わらない。

    今まで通り。

    なのに、なんでかな...不思議と涙が止まらない。

    どうして...どうして...。

    私はどうして何もわからないの。

    自分がなんで生まれたのかも。

    自分が何者なのかも。

    どうして涙が出るのかも。

    私には、何一つわからない。

    --
    -
  16. 16 : : 2018/08/02(木) 23:49:13

    どうやらここは、シガンシナ区というらしい。

    シガンシナ区...自分がもともとどこにいたのかもわからないから。

    どれ程歩いたのかもわからない。

    昨日はネズミを食べたから、結構お腹は膨れてる。

    でも...俺は...一体ここから、何をすれば...。

    ん?なんだあれ?

    俺と同い年位の奴らが、輪を作って何かをしている。

    なんでこんな薄暗い路地裏に...一体何をやってるんだ...。

    --
    -

    街を見て回ろうと思った。

    そしたら、最悪な事に男の子に出会った。

    怖い。

    子供は...怖い...。

    何かを話しかけられているが、恐怖で頭に入ってこない。

    そしたら急に手を引かれ、路地裏に突き飛ばされた。

    「こいつ、結構可愛いな...」

    「なぁ、こいつなんかおかしくね?」

    「だいぶおかしいな...」

    「俺前から気になってたことがあんだよ」

    「ん?なに?」

    「女の体、興味ねぇか?」

    「お、いいね」

    「じゃあこいつの奴見ようぜ」

    え?

    どういう事?

    男の子達は私の両手を掴んで逃げれないようにした。

    そして一人の男の子が私の服を脱がそうとしてくる。

    私は必死に抵抗した。

    でも、敵わない。

    いやだ...。

    怖い...。

    --
    -

    何を囲っているかと思ったら...女の子だ。

    何をしているんだろう...。

    「あ?」

    思わず声が出た。

    女の子は上半身を裸にされ。

    今まさにスカートを脱がされそうになっていた。

    あぁ、そうか...この行為はあれと一緒だ。

    母さんが...おっさん共にやられてたやつと...。

    なぜだか、無性に腹がたった。

    だから俺は声をかけた。

    「おい」

    そしたら囲んでいた子供が全員こちらを振り向いてきた。

    「だ、だれだ!?」

    「...嫌がっているだろ...やめてやれよ」

    囲っていた子供は全員、顔が引きつっていた。

    「ひっ!!...き、きもちわりぃ!」

    走ってどこかに行ってしまった。

    あぁ、そうか...俺が死んだネズミを持っているからか。

    良かった。

    喧嘩とかになったら絶対に負けている。

    でも、どうしたらいいんだろうか。

    この女の子。

    いなくなったのに、恐怖のせいか動けなくなっている。

    ほっておくと、大人の男が来て...なんてこともあるよな...。

    ネズミ...見せたら怯えるかな...大事な食糧だけど、ここは捨てていくか...。

    「おい...大丈夫か?」

    「ひっ!!」

    手を差し伸べたのに、まだ怯えている。

    なんでだ?ネズミは捨てたのに...。

    「...服、着なくていいのか?」

    そう言うと、彼女は急いで服を着だした。

    「...名前は?」

    「え...あ...ヒストリア...」

    「ヒストリア...俺はエレン...」

    ヒストリア「エレン...」

    エレン「立てるか?」

    ヒストリア「う、うん...」スクッ

    立てったと同時に、彼女の足元に水たまりができているのを見つけた。

    エレン「...怖かったな」

    ヒストリア「...エレンは...しないの?」

    しない?

    しないとはどういう事だろうか。

    さっきの奴らみたいなことか?

    それなら...。

    エレン「しないよ」

    ヒストリア「そ、そっか...」

    エレン「...ごめん、あまり見られたくないよな」

    ヒストリア「え?」

    エレン「それ」

    俺は彼女の足元の水たまりを指さした。

    ヒストリア「あ...」

    その反応、どうやら気づいていなかったようだ。

    エレン「...じゃあな...もう捕まったらダメだぞ」

    ヒストリア「あ、あの!!」

    立ち去ろうとした。

    でも、彼女が声をかけてきた。

    ヒストリア「その...エレン、だいぶ汚れてる...私の家にお風呂あるから...」

    お風呂?

    お風呂って言ったら。

    表の人間が体を洗うあの事か?

    エレン「...」

    ヒストリア「エレン...その...」

    エレン「いいのか?」

    ヒストリア「う、うん」

    エレン「...ありがとう」

    --
    -
  17. 17 : : 2018/08/03(金) 00:11:14
    期待です                          頑張って                          
  18. 18 : : 2018/08/03(金) 00:56:39
    お、ついに出会った。
    期待です
  19. 19 : : 2018/08/03(金) 06:20:31
    見えた!
    ヒストリアとエレンが同居する未来が.....これからも楽しみです!
    頑張ってください
  20. 20 : : 2018/08/03(金) 09:40:02
    ヒス厨過激派なのでモブレされそうな場面を読んで息苦しくなりました…。以前よりもLialさんの文章力が向上してるので余計に(^^;)これからエレンとの関係がどうなっていくか楽しみにしています
  21. 21 : : 2018/08/03(金) 10:05:16
    いつもよりシリアスだ...
    だが!それでいい!
    いつもと違った感じで面白いです!
    期待!
  22. 22 : : 2018/08/03(金) 11:52:08
    >>20お前は俺か
  23. 23 : : 2018/08/03(金) 21:12:47
    Lial さんすげぇな、3日しかたってないのにgood 6つ...
    あ、期待です
  24. 24 : : 2018/08/03(金) 21:57:21
    治安わる
  25. 25 : : 2018/08/03(金) 21:59:34
    >>17 通りすがりの誰かさん

    期待ありがとうございます!

    頑張ります!

    >>18 ふるるさん

    期待ありがとうございます!

    >>19 多重人格パンツァー隊さん

    さあ果たして!同居するのか!

    期待ありがとうございます!

    >>20 名無しさん

    私もこれ書きながら、「ヒスちゃんの裸を...モブめ...」とか思いながら書いてました(-_-;)

    文章力上がってますか!?自分ではあまりわからないので嬉しいです(●´ω`●)

    ありがとうございます!

    >>21 レオンさん

    いつもと違った感じだけど受け入れてもらってるようでよかったです!

    期待ありがとうございます!

    >>23 名無しさん

    ほんとに...goodを押してくれた方にはもう感謝しかないです...

    期待ありがとうございます!
  26. 26 : : 2018/08/03(金) 22:00:03

    エレンは他の子とは違った。

    彼は他の子とは違い私をいじめたり、ひどい事をしない。

    そして、彼の容姿は他の子と比べてすごく汚れていた。

    服も、肌も泥だらけで。

    服から出ている腕と足は凄く痩せていて、靴も履いていない。

    髪の毛も切っていないのか私よりも長い。

    爪も食べているのか彼は爪もほとんど生えていなかった。

    そんな彼は今、私の家のお風呂に入っている。

    --
    -

    --ガチャッ--

    ドアの開く音がした。

    どうやら上がったようだ。

    私は風呂場の方に視線を向けた。

    そこには体を拭かずに裸のまま立てっているエレンがいた。

    私は慌てて自分の手で顔を隠し、指の隙間からエレンの方を見た。

    ヒストリア「身体...拭かないと...」

    すると彼はハッっとした顔になり体をタオルで拭き始めた。

    エレン「そういう習慣は無いから...」

    ヒストリア「そ、そっか...」

    エレン「服...」

    ヒストリア「あ、ごめん...汚れてたから今洗ってる...迷惑...だった?」

    エレン「いや...ありがとう」

    でも困ったな、そこまで考えてなかった。

    変えの服が無い。

    取り敢えず彼には布団に包まってもらう事にした。

    ヒストリア「...さっきは、助けてくれてありがとう」

    エレン「助けたわけじゃない」

    ヒストリア「え?」

    エレン「...腹が立っただけだ」

    ヒストリア「そっか...それでも、ありがとね」

    エレン「...あぁ」

    ヒストリア「エレンは...いつから?」

    エレン「何が」

    ヒストリア「その...ああいう生活は...」

    エレン「生まれた時から」

    ヒストリア「...そう」

    エレン「お前、親は?」

    そう質問すると、彼女は少し、悲しそうな、何とも言えないような表情をした。

    ヒストリア「...いないよ」

    やっぱりか。

    エレン「じゃあ、一人なのか?」

    ヒストリア「うん...」

    彼女はいったいどっちの人間なんだろうか。

    家がある。

    だが親はいない。

    そして、俺の話を聞いた時の反応。

    どうやら俺みたいな奴がいることは知らなかったようだ。

    そこらへんは表の人間とは違う。

    じゃあ彼女は裏の人間...っというと、そうでもない。

    でも、どっちだったとしても俺には関係ない事か...。

    エレン「風呂...ありがとな」

    ヒストリア「う、うん」

    エレン「それじゃあ」

    ヒストリア「え...服まだ乾いてないよ...」

    エレン「いいよ、慣れてるから」

    ヒストリア「でも...」

    エレン「もうあいつらに捕まるなよ...じゃあな」

    ヒストリア「エレン...」

    なぜだろう。

    凄く怖い。

    自分が今何に怯えているのかはわからないが、エレンの背中が遠くなっていくのを見てると、すごく怖くなってくる。

    この気持ちはいったい何だろう。

    まただ...また私はわからないから、行動に移せない...。

    誰か教えてよ...今私はどんな気持ちで彼の背中を見ているの?

    今私は、彼になんて言えばいいの?

    今私は、どんな行動をとればいいの?

    わからない...こんな気持ち、本には書いていなかったから...。

    ヒストリア「わからないよ...」

    --ガチャッ...バタンッ--

    そして彼は、ドアの向こうに消えて行った。

    私はそのまま何もできずに、ただその場に座り込むことしかできなかった。

    --
    -
  27. 27 : : 2018/08/03(金) 22:56:50
    エレンさん全裸でいったん?
  28. 28 : : 2018/08/03(金) 23:36:57
    流石に服は着とるやらwwww
  29. 29 : : 2018/08/04(土) 00:40:01
    あっ、なるほどなw
    濡れた服を着ていったってこと?
    エレンさん「慣れてるから(全裸で外を歩くのが)」
    こういうことだと思ったゾ。
  30. 30 : : 2018/08/04(土) 04:20:29
    きたい(はあと
  31. 31 : : 2018/08/04(土) 12:18:03
    北伊(Kitai)

  32. 32 : : 2018/08/04(土) 12:21:29
    きたぁいです!
  33. 33 : : 2018/08/04(土) 21:55:32
    最近Lialさんのssを見るのが生き甲斐です。
    頑張ってください期待です。
  34. 34 : : 2018/08/04(土) 23:30:34
    ┏(・〇・´!!┓)┓
  35. 35 : : 2018/08/04(土) 23:31:44
    たのしみー(はあと
  36. 36 : : 2018/08/04(土) 23:51:00
    自分も楽しみ(はあと)
  37. 37 : : 2018/08/05(日) 00:04:27
    がんばってん(はあと
  38. 38 : : 2018/08/05(日) 00:35:07
    期待でっせ兄貴(はあと
  39. 39 : : 2018/08/05(日) 12:13:59
    じゃあおれも期待(はーと
  40. 40 : : 2018/08/06(月) 12:59:23
    アニメでヒスちゃんの過去話見たときに泣きそうになった(いろんな意味で)
  41. 41 : : 2018/08/06(月) 13:06:00
    >>40そしてあの後のEDよww
    フルボッコにされました。
  42. 42 : : 2018/08/07(火) 11:29:58
    やっぱなぁ暁の鎮魂歌聞いちゃったからエレヒスが報われる話がいいな
  43. 43 : : 2018/08/07(火) 18:03:12
    エレンが優しい・・・
  44. 44 : : 2018/08/07(火) 21:08:48
    期待(はーと‼
  45. 45 : : 2018/08/08(水) 22:54:06
    ヒストリアがあんな姿になってたからまじで報われるといいな...。
  46. 46 : : 2018/08/08(水) 22:57:24
    もうすぐで更新される...!
  47. 47 : : 2018/08/08(水) 23:17:45
    http://www.ssnote.net/archives/59948
    こういう奴いるので気をつけて
  48. 48 : : 2018/08/09(木) 07:50:45
    ...。ヒスちゃんに石を投げてた子が...なんかなぁ...でもあれって完璧に新モブじゃん(´;ω;`)
  49. 49 : : 2018/08/10(金) 13:27:51
    >>30 名無しさん

    期待ありがとうございます!(はあと

    >>31 エレヒス・クルーガーさん

    期待ありがとうございます!

    >>32 ラーメンラーメンさん

    きたぁいありがとね!!

    >>33 名無しさん

    な、なんと...そんな嬉しい事を言ってくれるなんて...

    はい!頑張ります!期待ありがとうございます!

    >>35 Googleさん

    楽しみにしていただきありがとうございます!(はあと

    >>36 名無しさん

    楽しみにしていただきありがとうございます!(`・ω・´)(はあと

    >>37 ( ,,Ò‿Ó,,)b さん

    はい!頑張ります!(はあと

    >>38 名無しさん

    期待ありがとうございます!(はあと
    兄貴じゃなくて姉さんと呼んでください!

    >>39 名無しさん

    期待ありがとうございます!(はーと

    >>40 名無しさん

    わかります...(ノД`)・゜・。

    漫画でも泣きそうになったのに、あの声と映像で完璧にやられました...

    >>42 名無しさん

    最初報われないという設定で書いてたので...ちょっとどうなるかまだ自分でもわかりません...

    正直私も暁の鎮魂歌を聞いて報われる話を書きたいと思ってはいるのですが...

    >>44 卍容易に越えられぬ柵卍さん

    期待ありがとうございます!(はーと!!

    >>45 名無しさん

    私も、今どちらにしようか悩んでます...

    >>46 ▽心臓を捧げられた戻せない黄昏▽さん

    おばあちゃんちから帰ってきたので更新再開します!

    >>47 柊さん

    なんと!!私の名前で...これは触れない方がいい奴ですね(´・ω・`)

    報告ありがとうございます!

    >>48 名無しさん

    私的に、ヒスちゃんに何か助言というか、そうするように言ったのはエレンさんだと思うんですよね...
  50. 50 : : 2018/08/10(金) 17:30:45
    おかえりぃ・▽・期待!
  51. 51 : : 2018/08/10(金) 19:20:46

    薪を集めている二人の子供に出会った。

    俺と目を合ったと同時に、黒髪の女の子は金髪の女の子?の前に庇うような形で前に出てきた。

    金髪の子の目は、どこか心配そうな目をしていた。

    黒髪の子のは俺の事をすごく睨みつけてくる。

    そんなに睨まなくて近寄ったりしないよ。

    俺は目が合ったが、そのまま通り過ぎようと思った。

    「ね、ねぇ」

    金髪の子が話しかけてきた。

    「アルミン!」

    それを注意するように黒髪の子はアルミン?という子の名を呼んだ。

    アルミン「ねぇ君、ここらへんじゃ見かけないけど...どこか遠くから来たの?」

    エレン「...あぁ...遠くから来た」

    アルミン「君は...男の子だよね?」

    エレン「あぁ」

    アルミン「なんで髪を切らないの?それに...どうして靴を履かないの?」

    エレン「髪は...気にした事ないから...あと、靴は持ってない」

    アルミン「そう...あ、僕の名前はアルミン!アルミン・アルレルト!君は?」

    エレン「...エレン」

    アルミン「エレンか!よろしくね!あ、こっちはミカサ」

    ミカサ「...」

    まだ俺の事を睨んでくる。

    まあ、この身なりだからな...。

    アルミン「うちにおいでよ!」

    ミカサ「アルミン!!」

    アルミン「な、なに?」

    ミカサ「だから...その...」

    エレン「いや、いいよ...嫌がってるみたいだし」

    アルミン「いいから!来て!」

    アルミンは俺の手を握り街の方に向かった。

    --
    -

    腰まで伸びていた髪は肩よりも上まで切られた。

    頭が軽い。

    アルミン「エレン、お腹空いてるでしょ?はい、これ」

    アルミンが差し出してきたのは、煙が立っている飲み物だった。

    エレン「...いいのか?」

    アルミン「うん!でもごめんね?これしかなくて...」

    エレン「...」ゴクッ

    温かい。

    しかも...おいしい。

    アルミン「後これ、パン」

    俺はアルミンが差し出してきたパンにかぶりついた。

    アルミン「わっ!...そんなにお腹空いてたのかい?」

    アルミンのその質問には答えずに、俺は必死にパンとスープを口いっぱいに含んだ。

    ミカサ「そんなに急いで食べても逃げないよ」

    エレン「...」

    ミカサ「喉に詰まるよ」

    エレン「...うん」

    アルミン「あはは...あ、エレン、僕のお古だけさ、靴も上げるよ」

    エレン「え...」

    アルミン「ん?」

    エレン「いや...ありがとな」

    アルミン「どういたしまして!」ニコッ

    ミカサ「...エレン...あなたはアルミンに手を出さないの?」

    エレン「え?」

    アルミン「いやー、僕近所の子にすぐいじめられてさ...」

    近所の子...ヒストリアに乱暴してたあいつらの事か?

    そういえばヒストリアは大丈夫だろうか...。

    また外に出てあいつらに捕まっていないだろうか。

    それにあいつには親がいない。

    家はあっても、金はあるのだろうか。

    あの時は何も考えずにお礼だけ言って出てきたけど...。

    心配だ。

    もしお金が無かったらどうするのだろうか。

    俺みたいにな生活を送るのか?

    いや、無理だよな...じゃああいつはいったいどうやって...。

    アルミン「エレン?」

    エレン「...アルミン、ミカサ」

    アルミン「なに?」

    エレン「飯...後靴もありがとう...今は何も返せないけど...いつか必ず返す」

    アルミン「う、うん」

    ミカサ「...」

    エレン「それじゃあ」

    アルミン「え?もう行くの?」

    エレン「あぁ...」

    アルミン「そう...気をつけてな」

    エレン「あぁ」

    ミカサ「...気を付けて」

    エレン「...うん」

    --
    -
  52. 52 : : 2018/08/10(金) 19:21:15
    >>50 エレヒスこそ至高さん

    ただいまです!!期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  53. 53 : : 2018/08/10(金) 19:30:24
    申し訳ないです!
    今日の更新はこの作品だけです!
    他の作品はまだ読んで内容と設定が思い出せてないので更新できないです...すいません...(-_-;)

    本当に記憶力が無くて申し訳ないです!
    設定を書いてるメモ書きを無くしてしまうバカでごめんなさい!
    でも明日にはちゃんと更新するので!
    それまで!それまでどうか私に時間をください!
  54. 54 : : 2018/08/10(金) 20:03:42
    OKでふ
  55. 63 : : 2018/08/10(金) 23:57:06
    了解です!明日の投稿期待してます!
  56. 64 : : 2018/08/11(土) 00:02:10
    Lial さん、Twitterに本名載せてますけど大丈夫なんですか?
    まあLial さんが良いなら良いのですが...
  57. 65 : : 2018/08/11(土) 00:22:53
    >>64本名を公開するよりも怖いのが自宅周辺の景色とか住所が分かるようなことを投稿することだよ。少なくとも本名だけでは大丈夫。
    まぁ知り合いにばれることはあるけど。
  58. 66 : : 2018/08/11(土) 17:03:01
    これに関しては何がとは言いませんが触れないで置きます。
    ごめんなさい。

    これに関するすべてのコメントも非表示にさせていただきます。

    なので私のこのコメントも三日後に非表示にします。

    本当に申し訳ございません。

    離れて行っちゃうのは凄く寂しいです。

    ですがこういう形なのでちゃんとお別れを言えなくてごめんなさい。
  59. 67 : : 2018/08/11(土) 17:03:03
    >>56 ラーメンラーメンさん

    きたぁいありがとうございます!

    >>59 名無しさん

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)

    >>61 名無しさん

    期待ありがとうございますね!(●´ω`●)

    >>63 名無しさん

    はい!期待ありがとうございます!

    >>64 名無しさん

    大丈夫ですよ!

    >>65 名無しさん

    なるほど...そう言った写真は上げない様にします!
    あと...知り合いにバレちゃいました(-_-;)
  60. 68 : : 2018/08/11(土) 17:42:30
    自分もツイアカ知り合いに特定されて恥ずかしい趣味とか知られた...(-_-)
    期待
  61. 69 : : 2018/08/11(土) 20:36:58
    Lialさん!お帰りなさい!
    これからも期待しています!
  62. 70 : : 2018/08/14(火) 11:39:36
    遅くね?
  63. 71 : : 2018/08/14(火) 14:25:55
    >>70 作者さんもいろいろあるんだよ そこは、考えようよ
  64. 72 : : 2018/08/14(火) 21:31:03
    >>68 名無しさん

    それは...ドンマイです...(-_-;)

    期待ありがとうございます!

    >>69 quさん

    ただいまです!

    期待ありがとうございます!

    >>70 名無しさん

    すいません!
    夏休みなので友達と遊びに行ったりお泊りしてました...(-_-;)

    で、でも今日から毎日投稿できると思います!
  65. 73 : : 2018/08/14(火) 21:31:23

    エレンがいなくなってからというものの、手の震えが止まらない。

    この気持ちはなんだろう。

    悲しい?は違う...寂しい?も違う...。

    怖い...私は...怖がってるの?

    じゃあ一体何に...。

    ...あっ、そうか...。

    初めて助けてもらったから。

    初めて、人の優しさに触れたから。

    だからそれを失うのが怖かったんだ。

    もしあの時。

    エレンが出て行く前に呼び止めていたら...。

    今更気づいても遅いよね...第一呼び止めて一緒にいてくれるかも...。

    --コンコン--

    ヒストリア「」ビクッ

    ドアをノックする音。

    私は恐る恐るドアに近づく。

    --コンコン--

    ヒストリア「ひっ...」

    --ガチャッ...キィィ...--

    ヒストリア「だ、誰ですか...」

    エレン「あ、いた」

    そこには、短髪で黒髪の男の子がいた。

    ヒストリア「え...だ、誰ですか...」

    エレン「...髪、切った」

    ヒストリア「...?」

    エレン「エレンだよ」

    ヒストリア「えっ」

    エレン「心配になったから...」

    ヒストリア「...心配?」

    エレン「あぁ...なんで泣いてるんだ?」

    エレンに指摘されて気が付いた。

    私は、泣いていた。

    エレン「ヒストリア?」

    ヒストリア「ありがと...」

    エレン「?...お礼?」

    ヒストリア「入って...」

    エレン「...あぁ」

    それからは、どちらかが言い始めた訳ではないが、二人で住むようになった。

    --
    -
  66. 74 : : 2018/08/15(水) 20:45:37
    期待
  67. 75 : : 2018/08/15(水) 21:17:17
    雷の影響で停電が続き、なぜか家のWi-Fiが使えなくなった為スマホから失礼していますm(__)m

    Wi-Fiもいつ直るかわからないのでss投稿できるかわからないです…( ノД`)…

    それと、17日~23日までの7日間、フランスの方に旅行に行くのでその7日間も投稿できないです。
  68. 76 : : 2018/08/15(水) 22:55:49
    へっへっへ、つぶしてやる

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