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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

エレン「絶対に・・・変えてみせる」番外編※エレンチート、キャラプチ崩壊

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  1. 1 : : 2017/08/03(木) 14:26:09
    こんにちは、屑豆は駆逐です。

    http://www.ssnote.net/archives/52896
    ↑今回はこちらの>>139>>140の間の物語を書いていこうと思います。
    見て頂けると嬉しいです。

    相変わらずの更新頻度等になると思いますが、ご容赦下さい。
  2. 2 : : 2017/08/04(金) 00:29:42
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレン「」スンスン

    リヴァイ「気は済んだか」

    エレン「はい…すみません、取り乱して」

    リヴァイ「気にするな、こんな事をいちいち気にするような奴はここには居ねぇよ。
    それにお前はまだまだガキだ。取り乱して何が悪い」

    エレン「……ははっ、そうですね」

    ペトラ「ああ、そういえばエレンはミカサ達と同期なんだっけ」

    グンタ「あまり年下に感じないんだよな」ハハハ

    ハンジ「私の話に付き合ってくれるのはオッサン達だけだからね~」

    「「「(離して貰えないだけです!耐えられるのはエレンとモブリット(さん)だけですよ!!!!)」」」

    オルオ「まぁ、顔の方は態度に見合わないガキっぽさだけどな」フッ

    エレン「ペトラさんと同い年とは思えない老け顔のオルオさんには言われたくないですね」

    オルオ「はああぁぁ!!?先輩に向かっていい度胸だなエレン!」

    エレン「なんですか、独房にでも入れますか?」

    オルオ「そんなんじゃねぇよ。土下座させてやる。勝負しろ!!」ビシッ





    「「「……はあ??」」」
  3. 3 : : 2017/08/04(金) 10:07:57
    待ってましたーー!!
    期待です\(^o^)/
  4. 4 : : 2017/08/04(金) 10:14:02
    はい神ー
  5. 5 : : 2017/08/04(金) 13:00:44
    エレン「勝負ですか?」

    オルオ「それじゃ俺の気持ちが晴れないんだよ!俺が勝ったらお前は土下座して俺の顔の事を謝罪しろ。俺が負けたらなんでも言う事聞いてやる」

    エレン「……随分な自信ですね」

    オルオ「この3ヶ月間俺は毎日兵長や他の奴らと手合わせしてきたんだ。ずっとぐーたら寝てたお前なんかに負ける訳ねえ」

    エレン「……へぇー」

    オルオ「ほら、さっさと構えろ!」スッ

    エレン「」ダラン


    アルミカ「「!!」」


    オルオ「お、おい!俺は構えろと言ったぞ!やる気あるのか!?」

    エレン「早くしてくださいよ。これでいいんですから」

    オルオ「……っにゃろう」ダッ!
  6. 6 : : 2017/08/04(金) 13:26:03
    オルオ「(両手を下に下ろして俯いた姿勢が構えだと?なめてんのか!)」スッ

    オルオ「(その無防備で生意気な顔にまずは1発お見舞いしてや ーーーー)」ピタッ

    エレン「……どうしましたか?」

    オルオ「(傍から見れば明らかに視線は下に向いてるし身体に力も入ってない、完全な自然体だ。
    けど、妙に様になってるような…)」

    エレン「来ないからこっちから行きますよ」フッ

    オルオ「(消え…)…いや、下か!」

    エレン「」シャッ!

    オルオ「ぐっ!」

    パカッ


    ヒストリア「入った」

    エルド「終わったな」

    グンタ「ああ、あんな完璧に入っちゃあな。完全にK.O.だろ」

    ペトラ「いや、まだよ!」

    エルグン「「?」」


    オルオ「……?」ピンピン
  7. 7 : : 2017/08/05(土) 01:31:25
    ペトラ「どういう事…?確かにエレンの攻撃は入った筈なのに」

    グンタ「まさかあいつ、手加減を……」

    リヴァイ「いや、それは ーーーー」

    アルミン「それは違いますよ皆さん」

    「「「??」」」

    アルミン「エレンがとった構えは「無形の構え」と言って、力を限界まで抜くことで反応速度を上げ、相手の力を利用して大きなダメージを与える事を目的としたスタイルなんです」

    ヒストリア「カウンター狙いってこと?」

    アルミン「うん。だからあの戦い方は自分から全力で打ち込む事はあまり無いんだ。
    もちろんオルオさんが言ってたように3ヶ月のブランクはあっただろうけどね」

    ミーナ「へぇー、そんな技術、訓練では使ってなかったよね?」

    アルミン「あれは相手の力量を計るために使う場合が多いからね。分かってる相手にはきちんと全力で対峙するのがエレンだよ」

    マルコ「確かに。エレンは対人格闘では特に本気だったからね」

    ミカサ「でも、それを知らないオルオさんは多分……」
  8. 8 : : 2017/08/05(土) 01:51:51
    オルオ「おいエレン、お前ふざけんなよ!」グイッ

    エレン「はっ?」

    オルオ「誰が手加減しろっつったよ!?こっちは真面目なんだよ!茶化すなら最初から受けるんじゃねえよ!!」グググ

    オルオ「今のお前にゃ何も守れねえし守る資格もねぇ!!ただ自分の力を過信して振り回し、周りを巻き込む敵と同じだ!」

    エレン「…………は?」


    リヴァイ「!」

    ヒストリア「!!エレン、ストップ!!オルオさんも黙って!!」

    ペトラ「ヒストリア?」


    オルオ「リベンジしようと思った俺がバカだったぜ!そんなんだったら兵士なんて辞めちまえ!!」パッ クルッ

    エレン「 ーーーー 」ドサッ

    オルオ「あ?なんか言っ ーーーー」

    シュッ ガチッ

    オルオ「のっ…ぐぉ……っ」

    エレン「……あんたに何が分かるんだよ」ギチギチ
  9. 9 : : 2017/08/06(日) 20:48:17
    エレン「 ーーーー 」

    オルオ「……?」グググ

    エレン「 ーーーー 」

    オルオ「……!!」

    リヴァイ「そこまでだ。やめろ」ガシッ

    リヴァイ「!(コイツ、なんて力だ……)」グググ

    オルオ「」ブクブクブク

    ヒストリア「やめてエレン!オルオさんが死んじゃう!!」


    「「「……」」」ゴクリ


    エレン「…………なんてね、冗談ですよ」パッ

    オルオ「」ドサッ

    エレン「これで実力不足の疑惑は晴らせたでしょう」

    エルド「あ、あぁ……」

    エレン「疲れたので今日はもう休みます。オルオさんの事お願いしてもいいですか?」

    グンタ「分かった。それにしても相変わらず凄いな、お前は」

    エレン「」ペコッ クルッ

    エレン「まぁ、俺だけじゃ駄目なんだけどな」ボソッ スタスタ

    ヒストリア「……」チラッ

    ミカサ「」コクン

    ヒストリア「」コクッ タッ
  10. 10 : : 2017/08/07(月) 00:02:15
    ーーー

    ーーー

    ーーー 廊下

    エレン「……」スタスタ

    「エレン!待って!」

    エレン「」チラッ

    ヒストリア「歩くの速いよ……」ハァ

    エレン「なんだ?俺疲れてるんだけど」

    ヒストリア「なら寝ちゃうまでで良いから少し話さない?これからの事について」

    エレン「なんだよ急に……」ガチャ スッ

    ヒストリア「」スッ

    バタン
  11. 11 : : 2017/08/07(月) 00:30:57
    エレン「ベッドに座って話すか。俺が寝たら皆の所戻れよ」

    ヒストリア「うん、分かってる」ギシッ

    エレン「それで、話って?」ギシッ

    ヒストリア「さっきのオルオさんとの勝負。あれ、本気だったでしょ」

    エレン「そりゃそうだろ、真剣勝負なんだから手加減しちゃ ーーーー」

    ヒストリア「そうじゃなくて」

    ヒストリア「私達が止めなかったら、本気でオルオさんを殺すつもりだったでしょ」ジッ

    エレン「……」

    ヒストリア「……」

    エレン「別に、最初から殺す気でやってた訳じゃない」

    ヒストリア「それは分かってるよ。エレンはそんな人じゃないから」

    エレン「……」

    ヒストリア「それに、あれは理性的に決めた行動じゃなくてほとんど衝動的な行動だったんじゃない?」

    エレン「!」
  12. 12 : : 2017/08/07(月) 09:53:33
    エレン「」フラッ ボフッ

    ヒストリア「……」

    エレン「…………そうだよ、その通りだ。
    けど悪い。その理由まではまだ話せない」

    ヒストリア「うん、いいよ。ならエレンが話してもいいと思ったタイミングで教えてね」ナデナデ

    エレン「」ゴロン

    ヒストリア「なによ急に黙って。考えを当てられて照れてるの?」

    エレン「照れてねぇよ」フンッ

    ヒストリア「耳が赤くなってるよ」クスッ

    エレン「!!」ミミカクス
  13. 13 : : 2017/08/07(月) 11:16:28
    エレン「話はこれで終わりか?そろそろ本当に寝るぞ、俺は」

    ヒストリア「あっ、ならもう一つだけ。さっきエレンが言ってた言葉の意味ってどういうこと?」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「ほら、こっちに来る時に言ってた「俺だけじゃ駄目だ」って言葉」

    エレン「ああ、それか」クイクイ

    ヒストリア「……」ゴロン

    エレン「このままだと、数年のうちにまたヤツらとの戦いが始まる」

    ヒストリア「!?どういう事?璧内に侵入してた巨人はライナー達だけじゃないの?ライナー達が死んだ今、扉を破壊したり出来る巨人なんていないと思うけど」

    エレン「巨人の力は受け継がれる」

    ヒストリア「え?」

    エレン「前にお前の親父さんが言ってたのとは別に、もう一つ巨人の力が受け継がれる方法がある」

    エレン「俺やライナー達のような巨人化能力者が他の奴に食われずに死んだ場合、その瞬間以降に生まれる同胞の赤子にランダムに力は受け継がれるんだ。そしてその赤子が生まれる場所はライナー達が故郷と呼んでいたある島……敵の本拠地だ」

    ヒストリア「つまり、ライナー達を殺しても大して敵の戦力を削げてはいない?」

    エレン「そこまでは言わないけどな」

    エレン「だから、その赤子から他の戦士に力を移して、再びこっちに攻めてくるまでの数年間に俺達も備えなきゃ駄目なんだ。
    今のままじゃ次は確実にこっちがやられる」

    ヒストリア「でも、いつ来るかも分からない敵相手に準備するなんて……」

    エレン「そう、かなり難しい。だから俺達のとるべき行動は ーー」
  14. 14 : : 2017/08/07(月) 11:18:01
    >>3,>>4
    コメントありがとうございます。
    できる限り頑張ります。
  15. 15 : : 2017/08/08(火) 00:28:14
    ーーー

    ーーー 翌日

    ーーー 食堂

    エルヴィン「兵を辞める?」

    調査兵「「「!?」」」ブフーッ

    グンタ「お、おいエレン、どういう事だ!」

    ペトラ「まさか昨日オルオが言った事を間に受けて!?」

    オルオ「お、おい、なんでそこで俺に来るんだよ」

    エレン「いや、ちょっと……」

    ミーナ「私達はどうするの!?エレンの手伝いがしたくて調査兵団を希望したのに!」

    コニー「そうだそうだ!アルミンの演説に乗せられた俺がバカみたいじゃねえか!!」

    ジャン「いやお前は元からバカだろ」

    ワーワーワーワー

    「黙れ」

    調査兵「「「!!」」」ピタッ

    リヴァイ「今はエレンとエルヴィンが話してんだろうが。お前らは黙ってろ」スクッ

    リヴァイ「それに、そんなに騒いだらホコリが舞うだろうが」ギロッ

    調査兵「「「はい……」」」スッ

    リヴァイ「邪魔して悪かったな、エルヴィン」

    エルヴィン「いや、ありがとうリヴァイ」
  16. 16 : : 2017/08/08(火) 21:46:32
    エルヴィン「それで、兵士を辞めたいというのは?」

    エレン「いや、それは語弊がありますよ……辞めるのではなく、一時的に兵団を離れたいと言ったんです」

    エルヴィン「何の為に?」

    エレン「それは ーー」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エルヴィン「なるほど。しかしそれはキース教官を始め、既に人材は揃っている筈だ。わざわざ君がやる事ではないと思うのだが」

    エレン「いえ、俺にやらせてください。これはただ兵士を育てるためだけじゃないんです」

    エルヴィン「……」

    エレン「……」

    エルヴィン「……良いだろう。だが、理由があっても何年も兵団から離れるのを許可は出来ない。
    細かいところは私が手配させて貰うぞ」

    エレン「はい、それで構いません」ペコ
  17. 17 : : 2017/08/10(木) 23:11:35
    ーーー

    ーーー 翌春

    ーーー 訓練所

    「整列!!」

    「「「」」」ザザッ

    「私が運悪く貴様らを担当することになったキース・シャーディスだ!」

    キース「貴様らは王から授かった訓練兵だが歓迎する気は毛頭ない!不要と判断した者は容赦なく切り捨てていくので兵士を目指すつもりなら覚悟して臨め!!」

    訓練所「「「」」」ザワザワ

    キース「文句が無ければ続いて新任の教官を紹介する!来い!」

    ???「ハッ!」スタスタ カツッ

    オ、オイ、アレ……
    ミマチガイジャナイヨナ?
    ソウダヨ、ゼッタイ

    ???「新任教官のエレン・イェーガーだ。教官としてはお前らと同じヒヨっ子だからお互いに学んでいこうぜ!!」バッ! ケイレイ
  18. 18 : : 2017/08/10(木) 23:46:02
    訓練兵「「「うおおおおお!!!本物だー!!」」」

    ???「エ、エレンさんだ……エレンさんから教われるなんて……」

    キース「黙れ!!」

    訓練兵「「「!!」」」ピタッ

    キース「先に言っておくが、イェーガーは基本的に貴様らに直接指導する事は無い!」

    訓練兵「「「え!?」」」

    キース「詳しくは後日また説明する。明日からの訓練に備えて今日は解散!!」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」バッ! ケイレイ

    ゾロゾロ


    エレン「教官、これからよろしくお願いします」ペコ

    キース「よせイェーガー、今は貴様も教官だろう。それにお前が来てくれるのはこちらとしても願ったりだったのでな」

    エレン「それでもです。教官には親父やら母さん、ハンネスさん……俺がお世話になった人達がお世話になっていますから」ニッ

    キース「優しい目をするようになったな。カルラと同じ目だ」フッ

    エレン「皆さんのお陰です」
  19. 19 : : 2017/08/11(金) 08:47:36
    キース「うむ。期待しているぞ」ポン

    エレン「はい」

    キース「明日は適性検査だ。貴様の時のような事がないように検査はしっかりとな」クルッ

    エレン「ええ。また"誰かが"細工をしないとも限りませんしね」

    キース「……ふん」

    スタスタ

    エレン「さてと……」

    スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂

    ワイワイ

    エレン「うーっす」ガチャ

    シン……

    エレン「まだメシ残ってるだろ?一人分くれないか」

    「……は、はい!どうぞ!」スッ

    エレン「ありがとう」

    エレン「」スッ モグモグ

    訓練兵「「「……」」」

    エレン「うーん、やっぱり味っ気無いな……」モグモグ

    訓練兵「「「おおおお……!!」」」

    エレン「?」

    訓練兵「あ、あの!教官!」

    エレン「ん?なんだ?」

    訓練兵「教官は何故訓練所に?調査兵団はどうされたのですか?」

    エレン「あ〜、その事か。それは後でまとめて説明する。お前らが心配したりするような事にはなったりしないから訓練に専念しろ。
    ごちそうさま」ガタッ

    エレン「言っておくが、最初はひたすら体力作りだ。特別な事はしなくても半端な覚悟だとここからドロップアウトするからな」

    訓練兵「「「……」」」

    エレン「まだ兵士ではなくても、お前らは心臓を捧げると誓ったんだろう?覚悟が本物なら乗り越えて立派な兵士になってみせろ!」

    訓練兵「「「……ハッ!!」」」バッ! ケイレイ

    エレン「よし!」ニッ

    女訓練兵「「「!!」」」ズキューン
  20. 20 : : 2017/08/11(金) 13:04:48
    他の作品もそうだけど、あなた様の書かれる話は読み応えがあって面白いです^^
  21. 21 : : 2017/08/11(金) 22:41:22
    >>20
    ありがとうございます!
    そう言っていただけると非常に励みになります。


    非常に勝手ながら、最近の投稿内容が薄くなりすぎていると判断したので同時に更新しているもう一方を少しの間放置し、こちらに専念しようと思います。
    あちらを楽しんでいただいてる方々には申し訳ないですが、調子が戻り次第再開しますのでご理解ください。
  22. 22 : : 2017/08/11(金) 22:46:31
    頑張って!
  23. 23 : : 2017/08/13(日) 10:57:45
    ーーー

    ーーー 翌日

    ーーー

    キース「気をつけ!」

    訓練兵「「「」」」ザッ

    キース「本日より訓練を開始する!まずは貴様らの立体機動への適正を見る!後ろを見ろ!」

    訓練兵「「「」」」クルッ


    エレン「」フリフリ


    キース「どれでもいい、検査装置で貴様らの適正を計らせてもらう。合格した者だけがその後の兵站訓練に進む事が出来る」

    「あの、もし適正が無ければ……」

    キース「無論何もさせん。明日もう一度適正を見てそれでも駄目なら開拓地に戻ってもらう」

    訓練兵「「「……」」」ゴクリ

    キース「立体機動装置を扱う事は兵士としての最低条件だ。これが出来ない者は囮にも使えん!」

    キース「囮以下になりたくなければ死ぬ気で適正を示せ!開始!!」バッ

    訓練兵「「「ハ、ハッ!!」」」ダッ!


    「「「エレン教官、お願いします!!」」」ザッ

    エレン「いや、俺は判断するだけだからお願いしますって言われてもな……」

    「な、何かアドバイスを!」

    エレン「うーん……悪いけど、これはぶら下がるだけだからなぁ…特にコツがいるとは思わない。まぁリラックスしてやれば大体は大丈夫だ ーーーー」

    『すまんが、ぶら下がるのにコツがいるとは思えん…有意義なアドバイスは出来そうにないな』

    エレン「……」

    「どうしましたか?」

    エレン「……いや、何でもない。装置はいくつかあるからそれぞれ順に並んで適正を見ろ」

    訓練兵「「「ハッ!」」」
  24. 24 : : 2017/08/13(日) 17:29:11
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ギシッ ギシギシ ギシッ

    「うわっ」グルンッ

    エレン「ダメだ、次!」

    「はい!」


    さっきのセリフ・・・アイツと同じ事言うとはな
    別に仲間意識がある訳じゃない。ただの偶然だろう


    エレン「(他の奴らに聞いても同じ反応しただろうしな。きっと特に意味は無い…筈だ)」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレン「よし、全員の適正検査はこれで終わりだな。合格だった奴らはキース教官の隣に用意されてる背嚢を受け取れ。同時に兵站訓練のルートも受け取って行けよ」

    合格者「「「ハッ!!」」」バッ! ケイレイ

    エレン「不合格者はここに残れ。少し話がある」

    不合格者「「……ハッ!」」バッ! ケイレイ
  25. 25 : : 2017/08/15(火) 00:17:16
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ザッ ザッ ザッ ザッ

    エレン「全員行ったな。さて、と……」クルッ

    不合格者「「……」」

    エレン「(1,2,3…)8人か」

    不合格者「「……」」ウツムキ

    エレン「まずは言っておくが、まだ終わった訳じゃないぞ。下を向くな」

    エレン「原因はいつくか考えられるだろうが、明日までに直せない事も無い。今からもう一度見て、それからそれぞれに指導していくから用意しろ」

    「…出来る訳ないじゃないですか……」

    エレン「何だって?もう一回言ってみろ」

    「出来る訳ないって言ったんですよ。そんな少し努力しただけで直せるようなものならこんなに絶望したりしてませんよ!きっとエレン教官は最初から全部出来て、挫折したりした事がないからそう言えるんです!」

    エレン「俺だって最初はお前らと同じだったぞ」

    「「!?」」
  26. 26 : : 2017/08/15(火) 21:30:20
    1日2回は見に来てる
  27. 27 : : 2017/08/15(火) 23:55:30
    エレン「俺も最初に適正検査を受けた時は全く姿勢を維持出来なくて他の皆に笑われたもんだ。
    その日の訓練の後に何度も練習して、出来る奴らにコツを聞いて次の日では姿勢を維持することが出来たんだ」

    エレン「やってきた事が重なって今でこそ「英雄」とか「人類の希望」なんて呼ばれてるけど、元々は今のお前らと何も変わらないクソガキだったんだ。だとすれば俺が直せてお前らが直せない訳ないだろ?」

    「「……」」

    エレン「それでも自分は無理だと思うなら今すぐ兵舎に戻って荷物をまとめて開拓地に戻れ。
    今はウォール・マリアの復興のために人手がいくらあっても足りない状況だからな」

    「「……」」

    エレン「……」

    「僕は…明日までに兵士としての資格を得たいです!お願いします!」

    「わ、私も…!」「俺もだ!」「僕も……」

    ???「……」

    エレン「お前はどうする?」

    ???「俺は…」

    ???「俺は、兵士として人類に貢献する為に志願しました。こんな事でリタイアする為に来たんじゃありません!!」

    エレン「お前、名前は?」

    ???「レオ・ラインハルトです」

    エレン「レオ、その覚悟があれば大丈夫だ。必ずいい兵士になれる」

    レオ「ハッ!!」バッ! ケイレイ

    エレン「お前らもだぞ。まずは全員明日合格できるように死ぬ気で頑張れ!」

    「「「ハッ!!」」」バッ! ケイレイ
  28. 28 : : 2017/08/16(水) 00:10:31
    ーーー

    ーーー 翌日

    ーーー

    キース「貴様ら」ザッ

    「「……」」ゴクリ

    キース「昨日も言ったが、立体機動装置を使いこなすのは兵士としての最低条件だ。これで出来なければ開拓地に戻ってもらう。いいな」

    「「ハッ!」」

    キース「よろしい。上げろ」

    キュル キュル キュル キュル

    ギシッ ギシッ ギギギ ピタッ

    オオォォォ-!

    キース「……まさか全員合格するとはな」

    エレン「やれば出来る奴らばかりでしたからね」

    キース「貴様らの時よりも優秀かもしれんな。下ろせ」フッ

    「「よっ…しゃあああ!!(やったーー!!)」」

    キース「良くやった、とは言わん。貴様らは今やっとスタートラインに立ったに過ぎんのだからな」

    キース「しかし誇れ。今の時点で脱落者が出ていないのは貴様らの代が初めてだ。その点で見れば貴様らには将来の可能性を感じられると言えるだろう」

    訓練兵「「「!!?」」」

    キース「それではこれより、本当に訓練を開始する!全員 今一度心臓を捧げよ!!」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」バッ! ケイレイ
  29. 29 : : 2017/08/17(木) 01:12:05
    ーーー

    ーーー 夕方

    ーーー

    キース「本日の訓練はここまで!解散!」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」バッ! ケイレイ

    ハァ……
    ツカレタ…シヌ…

    ???「ほらカール、医務室はすぐそこだから頑張って」

    カール「あぁ……」ズキッ

    エレン「どうした」

    カール「兵站訓練の最後の方で足を挫いてしまって……あと少しだからと無理をしたら痛みがどんどん酷くなってきたんです」

    エレン「なんでそんな馬鹿な事をした」カツギアゲル

    カール「皆に遅れを取りたくなくて…」

    ???「ただでさえ一日遅れているので余計に焦ってしまったんです」

    エレン「そうか」

    スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 医務室

    コンコン ガラガラ

    エレン「失礼します」

    エレン「……誰も居ないな。まあいいか、よっと」スッ

    カール「すみません、教官」

    エレン「気にするな。これも教官の職務の一環…なのかな…足出せ」ゴソゴソ

    カール「あ、はい」スッ ズキッ

    エレン「うーん…無理して動かしたからかなり腫れてるけど安静にすれば大丈夫だな。とりあえず固定するぞ」テキパキ

    ???「エレンさんなんだか慣れてますね」

    エレン「親父が医者だったから少しはな。あとここではちゃんと教官って呼べよ、ディファ」

    ディファ「あ、僕のこと覚えててくれたんですね!嬉しいです」

    エレン「まさか訓練兵を受ける歳だったとは思ってなかったから正直驚いたけどな」

    ディファ「あの頃は兵士になるつもりなんて無かったんですけどね……エレンさんと出会って、考え方を変えられたからだと思います」

    エレン「ああ。最初見た時とは別人みたいに逞しくなってる。頑張れよ」

    ディファ「はい!」

    エレン「お前もなカール。出来たぞ、少し動かしてみろ」

    カール「ありがとうございます」スッ

    カール「!凄い…普通に動かす分には全然痛くありません!!ありがとうございます!!」

    エレン「治るまでは訓練を休め。室内でも上半身のトレーニングや座学を受ける事は出来るから自分なりに努力しろよ」ポン

    カール「はい、教官」

    エレン「それじゃあ俺は行くな」スクッ ガラガラ

    エレン「それとな」

    エレン「1日目で合格出来なかったからといって自分を卑下するな。一度不合格になってのし上がったお前らはむしろ他の奴らより伸びやすいからな」

    ガラガラ

    カール「わ、分かりました……」

    ディファ「どういう意味なんだろう?」

    カール「さぁ……?」
  30. 30 : : 2017/08/18(金) 23:53:32
    ーーー

    ーーー 翌日

    ーーー 講義室

    ディファ「教官遅いなぁ…」

    「おい」

    ディファ「え?」クルッ

    レオ「お前、エレン教官とはどういう関係なんだよ」

    ディファ「へっ?」

    レオ「とぼけんなよ。昨日医務室でしてた会話聞いたんだよ」

    ディファ「ああ。特に何も無いけど?」

    レオ「嘘つけ。教官の態度が明らかに俺らの時とは違ってただろうが!いいから吐けよ」

    ディファ「だから何も無いって。昔いじめっ子達に苛められてたところを助けてもらっただけだよ」

    レオ「本当かよ」

    ディファ「嘘言ってどうすんのさ」

    ガラガラ

    エレン「全員いるかー?講義はじめるぞ」

    ディファ「あ、あの…講義は眼鏡教官の担当では……?」

    エレン「なんでも寝違えて首が全く動かないんだと。だから今日は俺が代わりにやることになったんだ」

    レオ「教官!質問があります!!」

    エレン「なんだレオ」

    レオ「教官とディファってどういう関係なんですか?」

    ザワ ザワザワ

    エレン「…………はあ?」

    レオ「コイツとはかなり仲良くしてらしたので気になりました。明らかに俺らのとは態度が違いますよね?」

    エレン「ーーーー 仮に仲良かったとして、何か問題あるのか?」

    レオ「否定はしないんですね?」

    エレン「ディファは俺の幼馴染の昔に似ててな。ついつい重ねて見てたのかもしれないからそこが態度の違いに出てたんだろうな。
    で?それで何か問題は起こるのか?」

    レオ「そりゃありますよ。コイツが何かやらかしても教官がそれを揉み消したり、訓練成績をひいきしたりがあるじゃないですか」

    レオ「俺達は全員平等な待遇を受けるべきです。そういった可能性があるのなら、それなりの措置をしなければなりませんしね」
  31. 31 : : 2017/08/23(水) 01:01:56
    期待!
  32. 32 : : 2017/08/23(水) 23:02:26
    エレン「……」ハァ

    「「「……」」」

    エレン「レオ」チョイチョイ

    レオ「?」スタスタ ピタッ

    ビシッ

    レオ「!?」デコオサエ

    エレン「お前は初日に何を聞いてたんだ?俺は暫くは基本的にお前らに指導はしない。だからお前が言ったような事をすることは無い、というかそんな権限はない」

    レオ「で、でも、エレン教官は人類の英雄で」

    エレン「あー、そういえばまだ言ってなかったな。俺は世間が言ってるような"英雄"とか"人類の希望"って呼称が大嫌いだ」

    エレン以外「「「!!?」」」

    エレン「俺が認められた功績の裏には、数え切れない程の犠牲にしてきた仲間がいる。その人達がいなければ俺は何回も死んでる」

    エレン「俺はその人達のお陰で今の俺に至ってるんだ。
    それなのにその人達を無視して俺一人を持ち上げるような扱いは虫唾が走るんだよ」イラッ

    レオ「……」

    エレン「つまり俺は他の人を沢山犠牲にした結果、人類に貢献出来たってだけのクソガキで、そんな奴に与えられる権限なんて特別なものはない、以上!分かったら席に戻れ、講義始めるぞ」

    レオ「……はい」
  33. 33 : : 2017/08/27(日) 21:22:21
    レオ「」スッ

    エレン「よし。それじゃあ今日の講義内容は…巨人の生態と弱点てについてか……」パラパラ ポイッ

    訓練兵「「「教官!??」」」

    エレン「こういう知識を机上の空論として取り入れても知ったつもりになって実践で油断が生まれる。
    そこで今日は俺の経験から言える事を出来るだけお前らに伝えてやる。それでも知りたい奴は後で資料室にでも行って自分で調べろ」

    訓練兵「「「……」」」

    エレン「まずは俺の初陣の話からだ。俺の初陣はトロスト区襲撃事件だ。俺が受け持った ーーーー」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレン「ーー とまあこんな感じだな。それじゃあ今日はここまで」

    訓練兵「「「ありがとうございました!」」」

    女子訓練兵「あの、教官!」

    「さっきのお話、もう少しお聞き出来ませんか!?」

    「もっと教官の事詳しく知りたいんです!」

    エレン「おいおい、あくまで講義内容を理解しやすくする為に話しただけだぞ。私的な理由だったら訓練が終わってからにしてくれ」

    女子訓練兵「「はーい」」

    エレン「それじゃあな」フリフリ ガラガラ

    キース「イェーガー」

    エレン「はい」

    キース「急にすまなかったな」

    エレン「いえ、職務の一環ですので」

    キース「そうだと助かる。外に準備はしておいた」

    エレン「ありがとうございます、許していただいて」ペコ

    キース「それが条件だったからな。また会うのを楽しみにしている」

    エレン「はい、俺もです!すぐに戻りますので」トン ケイレイ

    キース「ああ。健闘……いや、幸運を」トン ケイレイ
  34. 34 : : 2017/08/27(日) 21:40:45
    はよしろください
    とてもおもろいっす卍
  35. 35 : : 2017/08/31(木) 21:17:41
    なんという感動作、なんという神作
    き~~~~~~た~~~~~~~~い~~~~~~~~!!!!!
  36. 36 : : 2017/09/01(金) 00:04:05
    ーーー

    ーーー 夕方

    ーーー

    キース「今日の訓練はここまで!解散!!」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」バッ! ケイレイ

    ???「あ、あのっ教官!」

    キース「何だ」

    ???「エレン教官はどこに?午後の訓練ではお見かけしませんでしたが」

    キース「奴なら暫く居ない」

    ???「えっ!?どこか怪我でもされたのですか!?」

    キース「本来の仕事に戻っただけだ。貴様らには関係ない」クルッ スタスタ

    ???「……」

    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂

    ???「ーー って言われてさ~、はぐらかされちゃったんだよね」

    ???「へー」モグモグ

    ???「ちょっとシータ!私の話ちゃんと聞いてる?」

    シータ「聞いてるわよ。エレン教官に告白しようとしたらフラれたんでしょ。
    ローザも単純だよねー」モグモグ

    ローザ「全然聞いてないじゃない!」ガーン
  37. 37 : : 2017/09/01(金) 00:06:14
    >>34,>>35
    ありがとうございます。読んでくださってる人がいるのは素直に嬉しいです。


    来月、再来月と予定が立て込んでいるのでペース落ちますが時間作りながらもう一方も再開していこうと思っています。
    相変わらずの投稿ペースですがご容赦を
  38. 38 : : 2017/09/01(金) 00:10:21
    なぜシータはいてパズーはいない(´;ω;`)
  39. 39 : : 2017/09/01(金) 08:11:33
    もう続きを書いてもらえるだけで充分自分にとってはありがたいです。
    これからも期待して待っています!
  40. 40 : : 2017/09/01(金) 08:42:42
    死ね
  41. 41 : : 2017/09/01(金) 08:42:53
    消せ
  42. 42 : : 2017/09/02(土) 20:24:23
    期待です
  43. 43 : : 2017/09/03(日) 00:40:48
    シータ「分かった分かった。ちゃんと聞いてあげるから、ほら」

    ローザ「だーかーらー!エレン教官が居なくなったんだって!!他の教官も理由は教えてくれないの!!」

    シーーン

    ローザ「やばっ……」

    シータ「もう遅いでしょ」

    女子訓練兵「「「ねえ……」」」ユラリ

    ローザ「……」アセタラー

    女子訓練兵「「「その話、詳しく知りたいなあ??」」」ズイッ

    ローザ「え、えーと……」チラッ

    シータ「」ガタッ スタスタ

    ローザ「あっ、そうだ!お風呂行ってこよーっと」クルッ ダッ

    レオ「まぁ待てよ。急がなくても風呂は逃げたりしねえからよ」スッ

    ローザ「レオ」

    レオ「そんなに説明を避けるなんて、何か知ってるって言ってるようなもんだぜ」

    ローザ「…どいてくれない?」

    レオ「冷てえな。昔みたいに「レオ兄」って呼んでも良いんだぞ?」ニヤ

    ローザ「っ誰があんたなんか…!!」

    レオ「あーあ、ホントに嫌われたもんだな。でも今は仲間同士なんだ。隠し事は無しにしようぜ」

    ローザ「……」

    ???「レオ、止めなよ」ポン

    レオ「んだよウッツ。ほっとけよ」パシッ

    ウッツ「でもほら、君の強引過ぎるやり方に皆引いてるよ?」チラッ
  44. 44 : : 2017/09/03(日) 01:02:31
    レオ「」チラッ

    訓練兵「「「」」」フイッ

    レオ「…チッ…行けよ」スッ

    ローザ「ありがと」

    ウッツ「」ニコッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 女子入浴場

    ローザ「はーっ……酷い目に逢った……」チャプン

    シータ「食堂で大声出したりするからでしょ」

    ローザ「シータのせいでもあると思うんだけど……」ジトー

    シータ「何の事やらさっぱりだね」

    ???「何なに、どうしたの?」スタスタ

    シータ「ん?」チラッ

    ???「何か問題でも起こしたの?」チャプン

    ローザ「そういえばマリアはさっき居なかったもんね」

    マリア「うん。今日はなんだか汗多くかいちゃったから先にお風呂入ってたんだ。
    それで、何かあったの?」

    ローザ「実は訓練終わった後に ーー」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ローザ「ーー って事で今に至るの」

    マリア「そうなんだ~。私はいなくて良かったかも」

    ローザ「私も迂闊に喋る内容じゃなかったよ……」ハァ

    シータ「それで?実際問題理由は教えてもらえなかったの?」

    ローザ「うん。ただ「本来の仕事に戻った」って。
    でも今の教官としてだって立派な職務だと思うけどなあ…」

    マリア「そうだね~。何だろうね?本来の仕事って」

    シータ「え?あんた達本当に分からないの?」

    マリロー「「えっ!?」」
  45. 45 : : 2017/09/03(日) 01:09:10
    >>38
    この世界に滅びの言葉はいらないのです……(^ω^;);););)

    >>39
    ありがたいお言葉ありがとうございます!
    微力ですが頑張ります。

    >>40,>>41
    誰に対しての発言でしょうか?

    >>42
    ご期待ありがとうございます。
  46. 46 : : 2017/09/09(土) 23:04:25
    期待
  47. 47 : : 2017/09/10(日) 23:26:26
    蒼華「期待です!!    友達に勧めようかな」ボソッ
  48. 48 : : 2017/09/17(日) 01:55:13
    ローザ「シータ、分かるの?」

    シータ「今の世間の事を考えれば分かるよ。まぁ、訓練所の外の事まで気にして生活してる人は少ないだろうけど」

    マリア「勿体ぶらずに教えてよー」スリスリ

    シータ「分かった、分かったから離れて……」

    シータ「半年前に調査兵団がウォール・マリアを奪還したのは覚えてる?」

    マリア「もちろん」

    ローザ「実際はエレン教官が独断でウォール・マリアの穴を塞いだとも言われてるけどね」

    シータ「そこからの調査兵団の仕事はどうなった?」

    ローザ「えっと…ウォール・マリアの領土内に残った巨人の掃討と……"海"の捜索」

    シータ「そう。つまり増えなくなっただけでまだ壁外調査における巨人の脅威は無くなってないの。そして4日後には第60回壁外調査が始まる」

    ローザ「!そっか、だから ーー」

    マリア「エレン教官が本来の仕事に戻ったっていうのは壁外調査のための招集なんだね~」

    シータ「そういうこと。順調に進めば訓練所に戻って来るのは早くて10日後だろうね」
  49. 49 : : 2017/09/17(日) 18:07:03
    マリア「随分と短いんだね。帰りの時間を考えると実質3日程度でしょ?」

    シータ「詳しくは私も知らないけど、ウォール・マリアを塞いだって情報を開示した少し後に組織内で体制が少し変わったって聞いたからそれが関係してるのかも」

    ローザ「へぇー。よく知ってるね!」

    シータ「いくらここで訓練に集中すると言っても流石に休暇には街に行けるだろうからね。少しは世間との情報のズレは無くしておきたいの」

    マリロー「「へぇ~」」

    シータ「あんたらも少しは知るようにしたら?」ザパッ

    ローザ「うーん、面倒なんだよね」

    マリア「私もー。シータに時々聞けば良いかなーって」

    シータ「あんたらは人を何だと思ってんのよ……」ハァ

    シータ「私は一切教えないからこれからは自分達で調べるんだね」スタスタ

    ローザ「そんな……」

    マリア「シータは頑固そうだから私達で情報収集するしかないね~」アハハ

    ローザ「そうだね…調査兵団の事だけでも自分でやってみるよ」ザパッ

  50. 50 : : 2017/09/17(日) 19:25:48
    ーーー

    ーーー 3日後

    ーーー 調査兵団本部

    エレン「ーーっくし!」

    アルミン「またくしゃみして……風邪かい?エレン」

    エレン「いや、もう春だし違うと思うけどな…心配してくれてありがとな」

    ミカサ「エレンが風邪?考えられない」

    エレン「お前は家族に対してもう少し心配する事を覚えろ」

    ミカサ「それはしょうがない。エレンの丈夫さを理解すると心配する事が難しくなってくる」

    エレン「なんだそれ……」

    ジャン「へっ、ついにミカサに愛想尽か ーー」

    ミカサ「それはない」キッパリ

    ジャン「(食い気味に!?)」ガーン

    リヴァイ「うるせぇぞガキ共。会議中だ」ギロッ

    アルミン「あ、はい、すみません兵長」

    エレン「すみませんでした」

    リヴァイ「特にミカサ。お前は自分の立場をいい加減理解して行動しろ。
    お前がそんなでは他の兵士に示しがつかねぇだろうが」

    ミカサ「……はい」
  51. 51 : : 2017/09/17(日) 20:47:40
    期待です
  52. 52 : : 2017/09/18(月) 18:11:02
    エルヴィン「……それでは続けて良いかな。我々の今後の目標は巨人の討伐又は捕獲、海の捜索だ」

    エルヴィン「しかし今回は組織内の新体制の試運転として期間は3日と短めにし、あまり無理な探索はしないものとする」

    調査兵団幹部「「「」」」コクッ

    エルヴィン「長距離索敵陣形はこれに記してある。最終確認してくれ」パラッ

    エレン「今回は新兵をあまり初列に配置しないんですね」

    エルヴィン「ああ。今回はまず新体制での動きを覚える事と全員が無事帰還するのが目的だからな。これから壁外調査が続けば嫌でも経験は積めるというのを踏まえての配置だ」

    リヴァイ「俺の班がまた中央なのは何故だ?こいつにもうお守りは必要無いと思うが」

    エルヴィン「どこで異変が起こっても対処しやすいようにそこにした。物事における絶対というのは存在しないからな」

    リヴァイ「了解だエルヴィン、お前の判断を信じよう」

    エルヴィン「他に何かあるか ーー 無いようだな。」

    エルヴィン「それでは出発は明日の早朝。各自調整しておくように自分の班員にも伝えておいてくれ」

    「「「ハッ!!」」」バッ! ケイレイ
  53. 53 : : 2017/09/18(月) 19:08:00
    ーーー

    ーーー

    ーーー 廊下

    スタスタ

    エレン「」ハァー

    アルミン「相変わらず慣れないねエレンは」

    エレン「俺はこういうのには向いてないんだよ。黙って身体動かしてた方が何倍も楽だ」ノビー

    ミカサ「私も」

    アルミン「エレンもミカサも今では重要な役割があるからね。しょうがないよ」

    ミカサ「何故私が副兵士長に……エレンがなるべき」チラッ

    エレン「何度も言っただろ。俺のスタイルは巨人の力を保険にした動き方だから純粋な運動能力ならお前やリヴァイ兵長に敵わないって」

    エレン「それに、女のお前が上に立って力を示せば他の奴らも感化されて指揮の向上に繋がるだろ」ポン

    ミカサ「……」

    エレン「俺はお前ならできるって信じて推したんだ。俺からの信頼の証なんだよ」ナデナデ

    ミカサ「……しょうがない、まだ暫くはやってみる////」

    エレン「よろしくな」ポンポン

    エレン「それじゃまた明日な。兵長達に合流しないと」

    アルミン「うん、また明日。皆で生き残ろうね!」

    エレン「当たり前だろ」フリフリ







    ミカサ「エレンはヒストリアの所には行ってるの?」

    アルミン「壁外調査から戻ったら行くって。大きさが目立ち始めてからは会う機会もなかったからビックリするんじゃないかな」

    ミカサ「エレンが驚くのは予想しずらいけど面白そう。変な事を言わなければ良いけど……」

    アルミン「エレンだとむしろそっちの確率の方が大きいから不安だよね……」アハハ
  54. 54 : : 2017/09/18(月) 23:09:19
    期待&支援
    とっても面白いです。
  55. 55 : : 2017/09/23(土) 09:23:01
    ーーー

    ーーー 1週間後

    ーーー 訓練所

    タッ タッ タッ タッ

    「はあ……はぁ……」「キツっ……」

    ローザ「もう汗べっちょり……」

    マリア「だね~。早く終わらないかな~」

    ディファ「しっ。話してるとまた教官の頭突きくらうよ」

    レオ「黙って走れよ。巻き添えは後免だ……ん?」

    ディファ「どうしたのレオ」

    レオ「いや、今門から馬車が入ってくるのが見えたんだが」

    ローザ「馬車が?貴族でも来たのかな……」

    シータ「貴族サマがこんな訓練地に何の用だって言うのよ」

    ローザ「いや、私に聞かれても……」


    キース「全員整列!!」

    訓練兵「「「!!」」」

    ディファ「終わりみたいだね」

    マリア「やっと終わった~。早くシャワー浴びた~い」


    ザッ


    キース「本日の訓練はここまで!」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」

    キース「だがこちらのお方からお話があるそうだ!心して聞け!!」


    訓練兵「「「??」」」


    ガチャ

    ???「」スッ スタスタ


    訓練兵「「「!!?」」」

    シータ「あの人は……!」

    ???「皆さん初めまして。私の名前はヒストリア・レイス。現在女王を務めさせていただいてる者です」
  56. 56 : : 2017/09/23(土) 19:46:18
    期待です(*^_^*)
  57. 57 : : 2017/09/23(土) 21:29:46
    ザワ ザワ

    「本物だ」「神様……」「俺は直接見るのは初めてだ」

    ヒストリア「今日はこちらに用事があったので皆さんとお話がしたいと思い、教官に少し時間を作っていただきました」

    ヒストリア「兵士は壁の中の民を守る強固な盾であり、巨人に立ち向かう強靭な矛です。半端な気持ちで務まるものではないという事を常々心がけて訓練に励んでください」

    「はっ、何を知ったような口を」

    ヒストリア「何か言いましたか?そこの貴方」

    「温室育ちの陛下には分からないのかもしれませんが、これまでも半端な気持ちで兵士を目指し、なった先輩方なんて腐るほどいます。訓練所のシステムそのものがそうなるよう仕向けているのに全員がしっかりとした志をもつなんて不可能ですよ」

    キース「ふんっ!!」ゴツッ

    「ごあっ!」ドサッ

    キース「貴様に兵士になる資格は無い。今すぐ荷物を持って出ていけ」

    「なっ……!俺は本当の事を言っただけです!」

    キース「陛下は貴様らと同じこの訓練所出身で、10位以内で卒業した立派な兵士だ」

    「「「!!?」」」

    キース「それでも何も知らないと言うのか」

    「そ、それは……」

    ヒストリア「良いんです教官。今までの王がそうだったのですから私もそう見られてもしょうがないですから」

    ???「いいや、半端な気持ちの奴はいらん。辞めろ」

    訓練兵「「「!?」」」バッ クルッ

    訓練兵「「「教官!!」」」

    ヒストリア「エレン。おかえりなさい」

    エレン「おうただいま、じゃねぇよ!」
  58. 58 : : 2017/09/23(土) 23:03:22
    ヒストリア「何が?」

    エレン「そんな身体で動き回るなよ」スッ

    ヒストリア「え……」

    訓練兵「「「え?」」」

    ヒストリア「……」

    エレン「?」

    ヒストリア「いつから気付いてたの?」

    エレン「以前から吐き気を堪える様な仕草をしてたのに俺に相談しようとしなかっただろ?」

    ヒストリア「それだけで分かるの?」

    エレン「当たり前だろ。お前の事なら良い所も弱いトコも全部知ってるからな」ニヤッ

    ヒストリア「っ////」カァー

    エレン「教官も教官ですよ。あまり長い時間風に当たらせちゃ駄目じゃないですか」

    キース「イェーガーお前……何を…言っている?」

    エレン「え?」チラッ

    ヒストリア「」フルフル

    エレン「」チラッ

    訓練兵「「「???」」」

    エレン「えーっと……俺達の関係についてはご存じですよね?」

    キース「ああ。気付いたのは貴様が調査兵団に入ってからだがな」

    エレン「まぁ簡単に言うとその次の段階というか……」

    キース「!!そうか……おめでたいな」
  59. 59 : : 2017/09/23(土) 23:04:32
    >>54,>>56
    ご期待ありがとうございます
  60. 60 : : 2017/09/26(火) 22:17:18
    エレン「なので話の続きは中でしても良いですか?」

    キース「ああ。好きにするがいい」クルッ

    エレン「っていう訳だ。食堂に移動するぞお前ら。質問にもそっちで答える」

    訓練兵「「「はい!」」」

    スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂

    エレン「」スッ

    ヒストリア「つまんない……」ボソッ スッ

    エレン「「太ったか?」とでも聞くと思ってたのか?いくら俺でもそこまでバカじゃねぇぞ」ハァ

    エレン「まぁいいや、それで?お前ら俺に聞きたい事があるんじゃないか?」

    「エレン教官は今までどこに行ってたんですか?」

    エレン「ん?言ってたなかったか。新体制の試運転を兼ねた壁外調査に行ってたんだ」

    「せ、戦果は……?」

    エレン「戦果って言っても今回は行って帰ってくるのが目的だったからな……回避しきれなかった奇行種を3体捕獲した程度だな」

    オオオオー

    ヒストリア「今回は初の死傷者0で帰還出来たんだよね?」

    エレン「あぁ。それが目的だったとはいえ外に出て犠牲者無しは素直に嬉しいもんだ」
  61. 61 : : 2017/10/02(月) 22:08:18
    レオ「おめでとうございます。でも一言くらいは言ってくれても良かったのでは?それが原因で大変だったんですよ」

    ローザ「(大変だったのは私達でしょうが……!!)」ギリッ

    エレン「それは悪かったな。次からは気を付けるよ」ペコ

    ローザ「い、いえ……教官が悪い訳では……」ブンブン

    マリア「あのう……」

    エレン「どうした?」

    マリア「先ほどのキース教官との会話を聞いてると、エレン教官と陛下は恋人なんだと思いますが、そもそも何故王族の陛下がこんな訓練所にいたのですか?」

    エレン「あー……それは、だな…」

    ヒストリア「良いよエレン。自分の事だし私が話すよ」ポン

    エレン「……」コクン

    ヒストリア「今の政治が兵団に多くを委ねられてるのは皆知ってるよね?でもその前までは王族が政治を行っていた事も」

    訓練兵「「「」」」コクッ

    シータ「でも、その時政権を握っていたのは偽の王家だったと聞きました」

    ヒストリア「そう。本当の王家である私の父は表立っては動いてなかった。けど、私が訓練所に来た元々の理由は私の出生に関係してるの」
  62. 62 : : 2017/10/09(月) 00:05:07
    ヒストリア「まず私はウォール・マリアが破壊された7年前まで自分が王族の血を引いている事さえ知らなかった」

    訓練兵「「「えっ!?」」」

    ヒストリア「私は父と屋敷で働いていた使用人との間で生まれた子供……妾の子だった。だからあの日まで父と会うことも、王族としての暮らしをすることも無かった。
    父には子供が5人もいたから私なんて本当にいらないと思っていたんだろうね……」

    ヒストリア「けどあの日、突然自分以外の家族を失った父は私を初めて"娘"として迎えに来たの」

    ヒストリア「幼いながらも私はこれで何かが変わる事は分かった。けど、まさかあんな風に変わるなんて……」

    ディファ「……」ゴクリ
  63. 63 : : 2017/10/09(月) 00:13:37
    ヒストリア「父は尾けられていて、私達は知らない男達に囲まれていた」

    ヒストリア「その時彼らが何を話していたのかはよく理解出来なかったけど、私はやっぱりいらない子で、その場で殺されるという事だけは分かった。
    父は、自分の立場と命を私と母の命よりも優先した」

    エレン「……」ギリッ

    女子「「「」」」ビクッ

    ヒストリア「まず母が殺され、次は私の番というところで父が提案したの。「名前を偽り、慎ましく生きていくのであれば見逃してやってはどうか」って……」

    ヒストリア「私は訳の分からないままそれを受け入れ、そこから開拓地に移って2年間過ごし、この訓練所に来たの」
  64. 64 : : 2017/10/09(月) 08:35:45
    更新いつも楽しみにしています
    がんばってください(^^)
  65. 65 : : 2017/10/09(月) 09:24:22
    訓練兵「「「…………」」」

    ヒストリア「私は2度と同じ思いをしたくなかったから、開拓地に移った頃からずっとえらい子・いらなくない子を演じてきた。そうすれば何もされなかったし、それどころか褒めてもらうこともできたから……」

    ヒストリア「けど、そんな演技もエレンとユミルには全く通じなかったの。通過儀礼があった日の夜に言われちゃった。「あまり偽り過ぎると、本当の自分すら分からなくなる」って……」

    マリア「あ、あの……」

    ヒストリア「どうかした?」

    マリア「すみません、話の腰を折って……ユミルとは、"英霊"ユミルの事ですか?」

    ヒストリア「そうだよ」

    シータ「英雄に英霊、女王、そして現副兵士長に敵の巨人達……なんだか…凄い世代ですね……」

    エレン「ライナー達は狙って入ってきたみたいだけど、こっち側でもあんなに逸材ばかりになるとは俺も予想外だった」

    マリア「そ、そうですか……」
  66. 66 : : 2017/10/10(火) 23:44:09
    期待してます!!
















    ヌベヂョンヌゾジョンベルミッティスゲロンボョ イヒィィィィィ
  67. 67 : : 2017/10/11(水) 23:31:21
    期待
  68. 68 : : 2017/10/12(木) 23:33:55
    ヒストリア「エレンに言われた言葉で自分が勘違いしてた事に気付かされてから私は少しずつ、自分を偽らずに皆と過ごしていくようにしたの。これはユミルが一緒にいてくれたのが大きいかな」

    ディファ「エレンさんとユミルさんはどうやって陛下の事に気付いたんですか?」

    エレン「俺が気付いた理由は言えない。話すとややこしくなるからな」

    ヒストリア「ユミルは…訓練所に来る前に偶然私の噂話を聞いて気付いたみたい。私も詳しくはあまり言えないけどね」

    マリア「そうだったんですか~」
  69. 69 : : 2017/10/12(木) 23:51:47
    エレン「まぁそういう訳でヒストリアは女王である前に立派な兵士なんだよな」ナデナデ

    ヒストリア「ちょっ…やめてよ……私が10番以内に入れたのはエレンが途中から抜けたのと、ユミルが私を持ち上げて憲兵団に入れようとしたからでしょ。本当だったら私なんかが上位にくい込むなんて有り得ないよ」

    男子訓練兵「「「(天使)」」」

    女子訓練兵「「「(女神様)」」」
  70. 70 : : 2017/10/13(金) 00:00:52
    >>66,>>67
    期待ありがとうございます。
  71. 71 : : 2017/10/13(金) 23:36:59
    エレン「他に何かあるか?」

    「「「……」」」

    エレン「無いな。なら後は飯食ってさっさと寝ろよ。明日からも訓練は続くんだからな」

    ヒストリア「ごめんね、疲れてるのに引き留めて」ペコ

    ディファ「い、いえいえ!貴重なお話を聞かせていただいたので、こちらこそお礼を言うところです!!」アセアセ

    エレン「そういえばヒストリア、お前これから帰るんだったら俺も付いていくか?夜道に護衛無しだと不安だからな」

    ヒストリア「何言ってるの?私今日ここに泊まっていくよ?」

    エレン「は?」

    男子訓練兵「「「え?」」」

    女子訓練兵「「「え?」」」

    ヒストリア「え?ええ?」
  72. 72 : : 2017/10/15(日) 20:46:16
    エレン「自分の今の立場を考えて行動しろよ。万が一何かあったらここにいる全員に迷惑がかかるんだぞ」

    ヒストリア「大丈夫だよ」

    エレン「その自信はどこから来るんだ……」

    ヒストリア「何もない所でケガしたりする程鈍ってはいないし。それに……」

    ヒストリア「もし危なくなったらエレンが守ってくれるでしょ?」ニコッ

    男子訓練兵「「「(天使!!!!)」」」

    エレン「……まぁそうするけどよ」ハァ

    マリア「ベッドはどうされるんですか?いくら何でも兵舎のベッドに寝かせる訳にはいきませんよね?」

    ローザ「かといって王室のベッドを持ってくるのも非現実的ですし……」

    エレン「それなら医務室のベッドを使えばいい。
    ここだけの話、教官のよりもいいベッド使ってるんだよな、医務室って」

    ヒストリア「へぇ。訓練兵時代にあそこ使った事ないからちょっと楽しみだな~」

    ディファ「もしかしてエレンさんを医務室でよく見かけるのって……」

    エレン「い、いや、一応仕事した上でだからな?」

    ヒストリア「(そういうところは昔から変わらないね)」クスッ
  73. 73 : : 2017/10/15(日) 21:29:30
    ーーー

    ーーー

    ーーー 医務室

    エレン「ほら、こっち使えよ」ポン

    ヒストリア「うん」ボフッ

    ヒストリア「!医務室のベッドってこんな感じだったんだ…柔らかい……」スリスリ

    エレン「俺も初めてここを使うまで気付かなかったよ」

    ヒストリア「同期の中でもエレンが一番ここを使ってたもんね」クスッ

    エレン「使ってた数の半数以上は俺以外の奴が原因だけどな」チラッ

    ヒストリア「うっ……」フイッ

    エレン「……冗談だ。俺は隣のベッドで寝るから何かあったら言えよ」クルッ

    ガシッ

    エレン「どうした?」

    ヒストリア「い……」ウツムキ

    エレン「い?」

    ヒストリア「いっ……に……」

    エレン「?はっきり言えよ」アゴクイッ

    ヒストリア「!?」

    エレン「」ジーー

    ヒストリア「い………久しぶりに……一緒…に……駄目……?////」ウワメヅカイ
  74. 74 : : 2017/10/17(火) 01:16:54
    エレン「……」

    ヒストリア「……」プルプル

    エレン「ハァ……まぁ、いいか」

    ヒストリア「!!」パァァ

    エレン「けど流石に二人で1つのベッドは狭いからな……移動してくっつけるからちょっと待ってろ」

    ヒストリア「分かった」スタッ

    エレン「よっ……と」ズズズズ

    エレン「よし、これでいいだろ。ほれ」ポンポン

    ヒストリア「ふふっ」ゴロン

    エレン「俺も寝るか。何だかんだで帰ってきてから全く休んでないもんな……」ノビー ゴロン

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ヒストリア「」チラッ

    エレン「」スー スー

    ヒストリア「」スッ

    エレン「ん……」

    ヒストリア「ちゃんと…帰ってきてくれたんだね……」ナデナデ

    ヒストリア「お帰りなさい、エレン」ニコッ
  75. 75 : : 2017/10/18(水) 22:58:02
    ーーー

    ーーー 翌日

    ーーー 食堂

    ワイワイ

    ガチャ

    キース「イェーガーはいるか」

    ウッツ「いえ、今日はまだいらしてません」

    キース「ではどこにいるか分かる者はいるか」チラッ

    レオ「陛下は昨日医務室で休まれたそうなので医務室にいるのでは?」

    キース「そうか」クルッ

    ローザ「あ、あのっ!教官!」ガタッ

    キース「どうした」チラッ

    ローザ「い、いえ……えーと……」

    キース「はっきりと言え」

    ローザ「その……エレン教官も陛下もお疲れのようだったので、今日くらいはまだ休まれていても良いのでは、と思いまして…」モジモジ

    キース「それは分かっている。しかし、迎えが来ているとなれば話は別だ」

    マリア「迎え?」

    ???「教官、特に急ぎではないので待つことになっても私は構いません」
  76. 76 : : 2017/10/19(木) 00:18:18
    ミカサかな?期待
  77. 77 : : 2017/10/21(土) 18:15:20
    キース「しかしペトラ、そうは言ってもリヴァイからの伝言だろう?あまり待たせない方が良いと思うが」

    ペトラ「いつもならばそうなんですが、「壁外調査も終わったばかりだ。一日二日くらいなら待つ」と」

    キース「(それは待つと言うのか?)ならば良いが…」

    キース「しかし朝食の時間はそろそろ終わりだ。一度は起こさねば」

    ペトラ「なら私が持っていきます。誰かもう一人手伝ってくれない?」

    ディファ「あ、なら僕がお手伝いします」スッ

    ペトラ「ありがとう」ニコッ
  78. 78 : : 2017/10/21(土) 19:03:33
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    スタスタ

    ディファ「あの」

    ペトラ「何かな?えーと……」

    ディファ「ディファです。ペトラさんはリヴァイ兵士長の班員ですよね?」

    ペトラ「うん、そうだよ」

    ディファ「ならエレンさんの事も良くご存知ですよね?」

    ペトラ「調査兵団に来てからの事だけだけどね」

    ディファ「それでも十分です。それで……」スッ

    ディファ「エレンさんって、何か変わりませんでしたか?」

    ペトラ「変わったって…ディファ君は前にエレンと会った事があるの?」

    ディファ「ええ。僕が兵士を目指すきっかけになった人です」ニコ

    ペトラ「へぇ~。頑張ってね」

    ディファ「はい!!」

    ペトラ「それで、エレンが変わったかって話だよね?うーん…」

    ペトラ「エレンは一度調査兵団から離れた事があって、次に会った時に確かに少しエレンは変わった気がしたよ」

    ディファ「やっぱり……」

    ペトラ「会った回数は少ないのによく気付いたね」

    ディファ「ここに入って初めて見た時に空気が違って感じた程度ですけど、少ないからこそ分かった変化だと思います。むしろ団員の人達の方が気付きにくいんじゃないですか?」
  79. 79 : : 2017/10/21(土) 20:18:28
    ペトラ「確かに気付いてない団員は多いかもね。私もエレンと話すまでは気付かなかったし」

    ペトラ「でもそれがどうかしたの?」

    ディファ「い、いえ…違和感が鼻にかかって気になってただけです。あ、着きましたね」ピタ

    ペトラ「それじゃあ起こし ーーーー」スッ ピタッ

    ディファ「?どうしました?」

    ペトラ「ねえディファ君、エレンとヒストリアはここで寝てるんだよね?」

    ディファ「はい」

    ペトラ「医務室のベッドってそんなに大きくなかったわよね?」

    ディファ「はい、普通のサイズだった筈ですけど……?」

    ペトラ「……はぁ」スッ

    ペトラ「ディファ君、1つ約束ね。
    ここで見る事は他の皆には絶対内緒。分かった?」ズイッ

    ディファ「?…はい」

    ペトラ「よし……開けるよ」グッ

    ガラガラ

    ディファ「!!」

    ペトラ「……やっぱり………」ハァ
  80. 80 : : 2017/10/21(土) 20:18:54
    >>76
    ご期待ありがとうございます。
  81. 81 : : 2017/10/22(日) 11:57:12
    作者さん お久しぶりです

    期待です
  82. 82 : : 2017/10/23(月) 19:47:47
    ディファ「これは……」

    エレヒス「スー スー」ギュッ

    ペトラ「もう…昔っからこうなんだから……」スタスタ

    ディファ「む、昔からなんですか……」コトッ

    ペトラ「ヒストリアの立場もあるし、何回か言おうとはしてみたんだけど……」コトッ

    ヒストリア「♪」

    ペトラ「この幸せそうな顔見るとどうしても、ね……」フッ

    ディファ「そうですね」

    エレン「ん……」モゾ

    エレン「あれ?ペトラさんなんで……」ムクッ

    ペトラ「おはようエレン」ニコッ

    エレン「おはようございます」ペコ

    ペトラ「朝食持ってきたから食べない?」

    ディファ「あ、陛下の分もありますので!」

    エレン「ありがとうございます。おいヒストリア」ツンツン

    ヒストリア「んー?」モゾ

    エレン「起きろー。朝だぞー」ツンツン

    ヒストリア「もうちょっとだけ…もうちょっとだけだから寝かせて……」モゾモゾ

    ディファ「随分と疲れているみたいですね」アハハ

    エレン「しょうがないな……」スッ

    エレン「起きないと ーーーー」ヒソヒソ

    ヒストリア「ーーーーっ!!!!////」ガバッ
  83. 83 : : 2017/10/24(火) 22:59:46
    更新多めでありがたや…
    期待してます
  84. 84 : : 2017/10/24(火) 23:57:50
    ヒストリア「朝から何する気なの!?//」キッ

    エレン「すぐに起きないからだ。ペトラさん達がせっかくメシ持ってきてくれたんだぞ」スッ

    ヒストリア「あ、ありがとう……」

    ヒストリア「だからって、あんなこと……」ブツブツ

    エレン「何か言ったか?」

    ヒストリア「何でもない!」モグモグ

    エレン「?」モグ

    ペトラ「私はヒストリアの支度が出来たらシーナに戻るつもりだけどエレンはどうする?」

    エレン「俺は訓練があるので」

    ペトラ「そっか。頑張ってね」

    エレン「はい。あっ」

    ペトラ「どうしたの?」

    エレン「シーナに戻るのって急ぎですか?」

    ペトラ「早いに越したことはないけど…兵長もゆっくりで良いって言ってたから何かあれば手伝えるよ」

    エレン「話が早くて助かります。では ーーーー」
  85. 85 : : 2017/10/25(水) 00:23:25
    ーーー

    ーーー

    ーーー 演習用巨大樹の森

    ザワ ザワ

    レオ「なぁ…集まれって言われたから来たけどよ、こんな所で何するんだろうな」

    ウッツ「僕にも分からないよ。立体機動装置の訓練はまだ暫く先の筈だけど……」

    レオ「だよなぁ……しかも全員を一箇所じゃなく分散して待機ってのも意味が分からん」


    オオォォーー!!


    ウッツ「何だろう?」

    レオ「叫び声…いや歓声か?あっちで何かやってんのか?」タッ

    ウッツ「レオ!待機してないと教官にどやされるよ」グイッ

    レオ「離せよ。少しくらい離れたってバレやしねぇって。
    それにお前だってあっちに何があるかどうか気になるだろ」

    シータ「私も待機してた方が利口だと思うよ。どこで見られてるか分からないんだ。大人しくしてるのが良いだろうね」

    レオ「……ったく、わーったよ」パシッ

    レオ「ん?」ピクッ

    ウッツ「レオ?」

    シータ「音が…近付いて来てる」


    「よしっ」グイッ


    ギ ギ ギギ
  86. 86 : : 2017/10/25(水) 00:24:59
    >>81,>>83
    ご期待ありがとうございます。


    何かご意見ありましたらいつでも受け付けてますのでコメント等でお願いします。
  87. 87 : : 2017/10/25(水) 21:46:10
    「」ググググ

    訓練兵「「「」」」

    レオ「何だ!?」

    ウッツ「き、巨人!?」

    シータ「いや…巨人を模したパネルみたいだね。
    でもなんで急に……」


    ???「」シュィィィィン


    巨人パネル「」グ グ グ

    ズバッ!

    訓練兵「「「!!」」」

    ???「」パシュッ ギュィィィィン!

    ズバッ ズバズバッ!


    「」シュィィィィン


    訓練兵「「「……」」」

    ウッツ「今のって……」

    レオ「さっきの人だよな…確か、ペトラさんとか言ったっけ」

    ウッツ「今の動きを見せるために待機させてたのかな?僕らはまだ立体機動は出来ないからポイント毎に分かれて……」

    シータ「流石だね。あんな動きが出来たら間違いなく一流だよ」

    「そうだ!」スタッ

    訓練兵「「「!?」」」クルッ

    キース「今の貴様らでは囮にも使えん!立体機動装置を使いこなす事でようやく一人前の兵士になるという事が理解できたか」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」バッ! ケイレイ

    キース「ならすぐに移動しろ!森の出口付近に集合だ」パシュッ

    ウッツ「行こう、皆!」ダッ

    レオ「…ったく、クソ真面目だな…」

    シータ「あんたよりはマシだよ」タッ
  88. 88 : : 2017/10/25(水) 22:11:49
    ーーー

    ーーー

    ーーー 出口付近

    タッタッタッタッ

    訓練兵「「「」」」ザッ

    エレン「全員揃ったな」

    ペトラ「」スタッ

    エレン「急にお願いしてすみませんでした」

    ペトラ「良いのいいの。いい運動になったから」

    レオ「何故エレン教官はやらなかったのですか?」スッ

    エレン「俺が見せて伝えられる事は少ないからな。立体機動に関しては俺もりも分かりやすいペトラさんの動きを見てもらった」

    マリア「ではどうしてここに集合したんですか?この辺りにパネルは見当たりませんが」スッ

    エレン「さっきのでは伝わらなかった大切なものが1つある。
    それが何か分かる奴いるか?」

    訓練兵「「「……?」」」

    エレン「誰もいないのか」

    「「「……」」」

    エレン「……さっき見せたものを実際の戦場で考えると、絶対に知っておかなければいけないものが欠けている。それは ーーーー」


    「巨人の恐怖……」


    エレン「……誰だ」


    「……はい、僕です」スッ

    エレン「やっぱりお前か……ディファ」

    ディファ「……」
  89. 89 : : 2017/10/25(水) 22:17:51
    めちゃくちゃ期待です!
  90. 90 : : 2017/10/27(金) 21:33:32
    エレン「他にはいないか?」

    「「「……」」」

    ディファ「いないと思います。トロスト区出身は僕だけですから」

    エレン「そうか……」

    レオ「教官、巨人の恐怖を知っておかなければいけないってどういう事ですか?」

    エレン「お前、さっき巨人のパネルを見てどう思った?」

    レオ「え?どうって……一瞬びっくりしただけですけど」

    エレン「あれはあくまで巨人の大きさとおおまかな形を模しているだけだからな」

    エレン「けど、実戦での巨人があれと同じだと思うか?」

    レオ「それは……」

    ローザ「で、でも教官!それは不可能じゃないですか?
    実際に巨人との戦闘をする訳にはいきませんし、やろうにもここは内地です!!」
  91. 91 : : 2017/10/27(金) 21:59:18
    レオ「そもそもなんでそいつだけ答えを知ってるんですか!やっぱり事前に教えてもらって ーーーー」

    エレン「いい加減にしろよレオ……!!」ギロッ

    レオ「!!」ビクッ

    エレン「ディファが答えを知ってるのはこいつがトロスト区出身だからだ」

    マリア「どういう事ですか?」

    エレン「850年にあったトロスト区襲撃事件の時にディファは実際に巨人に襲われたから本当の巨人の恐怖を知っているんだ」

    マリア「何故教官がそれを本当だと言えるんですか?実際に助けたとか?」

    エレン「あぁ、門を塞がれて通れなくなっていた所に偶然通って助けたんだ。だからこいつは嘘はついてない」
  92. 92 : : 2017/10/27(金) 22:41:15
    エレン「話を戻すぞ。訓練では巨人の恐怖を知ることが出来ないから初陣で巨人と対峙した時に動けなくなって命を落とす事が多い。
    お前らが卒業する頃に状況がどうなっているかは分からないが、俺はできる限りの事をしてやりたい。だから実際に体験してもらう」

    エレン「制限時間は今から日没までの3時間!森から出ない範囲でできるだけ逃げるなり隠れるなりしろ。1時間経ったら訓練を始める」

    訓練兵「ちょっ、ちょっと待ってください!もっと詳しく…」

    エレン「詳細は省く。だが1つだけ……本気で取り組まなければ冗談抜きでここで死ぬぞ」スッ

    訓練兵「「「……」」」ゴクリ

    「くっ……」ジリッ

    エレン「手段は問わない!時間いっぱいまで生き延びろ!!」パンッ

    バシュウゥゥゥ!!

    「「「うわあああああ!!!!」」」ダッ!
  93. 93 : : 2017/10/30(月) 16:53:53
    期待
  94. 94 : : 2017/11/01(水) 21:47:46
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ディファ「はぁ…はぁっ……」

    「ここくらいでいいかな?」ハァハァ

    ディファ「いいんじゃない?……って、うわっ!?」クルッ

    ローザ「なによ」

    レオ「うるせぇぞディファ。静かにしろよ」

    マリア「でもこんなに人数がいたらどっちにしろ見つかりやすそうだけどね~」

    レオ「けっ。ならどっか行っちまえよ」

    シータ「あんたが行ったら?皆賛成してくれるよ?」

    ディファ「な、ななんで皆ここに……」

    ローザ「私はちょっと聞きたい事があったから」

    マリア「ローザがこっちに来たから~」

    レオ「偶然だ偶然」

    シータ「こいつがちょっかい出さないか監視してたら皆集まってたから」
  95. 95 : : 2017/11/01(水) 22:05:48
    ディファ「マズいってこれは…こんなに大人数だったらすぐに捕まっちゃうよ!」

    レオ「どうせ全員すぐに捕まるだろうが。真面目にやろうがやらまいが関係ねぇよ」

    ローザ「なんでそんなにやる気無いのよあんたは。さっきの言葉聞いてなかったの?真面目にやらないと死ぬんだよ?」

    レオ「立体機動装置を使う兵士から逃げ切るなんて最初から無理に決まってんだろ。視認された瞬間に捕まっちまうよ」

    ディファ「いや、それはないよ」

    レオ「……は?」

    ディファ「教官はさっき巨人の恐怖を教えるって言ってた。立体機動装置で追ったりはしない筈だよ」

    レオ「だったらそもそもこの訓練(?)自体が破綻してんじゃねえか。巨人もいない内地でできる道理がねぇ!」

    シータ「……いや、出来る」

    ローザ「どういうこと?」

    ディファ「巨人がいないなら作り出せばいいんだよ」

    マリア「?」


    ドオォォン!!


    レオマリロー「「!!?」」クルッ

    マリア「え~!?」

    ローザ「!!そうか、まさか……」チラッ

    レオ「……おい、まさかとは思うけ ーーーー」クルッ

    シーーン

    レオ「!!」キョロキョロ

    ローザ「2人ともいない!」

    マリア「いつの間に……」

    レオ「くそっ!ってことは俺らの考えは当たりだな。
    おい、移動するぞ。留まってたらすぐに見つかる!!」

    マリロー「「」」コクッ
  96. 96 : : 2017/11/01(水) 22:40:26
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    タッタッタッタッ

    ディファ「もう1時間経ったんだね。残り2時間、頑張って逃げないと」

    シータ「あのバカのおかげで全然離れられなかったね!」チッ

    ディファ「ごめん」

    シータ「なんで謝るの?」

    ディファ「僕も原因が無いわけじゃないからさ……」

    シータ「あいつが勝手に突っかかってるだけでしょ。あんたは悪くないよ」

    ディファ「あ、ありがとう」

    シータ「まあでも悪いと思ってるなら一つ聞いていい?」

    ディファ「何?」

    シータ「さっきの話。トロスト区の時にエレン教官に助けられたってどういう事?あの時はかなりスムーズに住民の避難が済んで、まるで予知してたみたいだって話題になってたんだけど」

    ディファ「あぁ、その事ね。うん、確かにあの時は超大型巨人の襲撃から憲兵の避難誘導までは迅速だった。おかげで巨人に怯えずに内門の近くまで移動出来たよ。
    けど、その手前のトンネルの所で問題が起こったんだ」
  97. 97 : : 2017/11/01(水) 23:32:11
    シータ「問題?」

    ディファ「事件って言った方が良いかな。リーブス商会は知ってるよね?」

    シータ「当たり前でしょ。今の壁内の1番の大商会なんだから」

    ディファ「その商会のリーブス会長は昔かなり兵士に対して大きな姿勢で接していたんだ。
    その時も誘導していた兵士を威嚇して自分達の商品を無理に通そうとして馬車を詰まらせていたんだ」

    ディファ「そこで暫く足留めをくらっていたら当たり前だけど巨人が来てね。危うく食べられるところだったのを教官に助けてもらったんだよ」

    シータ「誰にでも黒歴史ってあるもんなんだね。教官がそれバラしたら……」

    ディファ「信用は落ちるだろうけど多分やらないと思うよ。そういうの面倒臭がりそうだから」

    シータ「……確かに」ハァ
  98. 98 : : 2017/11/03(金) 12:36:12
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ダダダダッ

    男子訓練兵「何だよ…何なんだよ…!聞いてねえぞこんなの!!」

    女子訓練兵「こんなの逃げ切れる訳が ーーーー」

    「」ズオッ

    「「うわあああああ!!!!」」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    「」クルッ

    ズシン ズシン ズシン

    「「……」」ヘタッ

    ペトラ「はい残念。ここで脱落だね」スタッ

    男子訓練兵「くそっ……あんなの逃げれるわけないだろ!」

    ペトラ「今のが普通の巨人と同等くらいの速度だよ。奇行種とかになれば瞬間的にはあれ以上に速く動く個体もいる。
    こんなので根をあげてたらあっという間に食べられるわよ?」

    女子訓練兵「……でも……あんなに怖いものだったなんて……」ガタガタ

    ペトラ「それが分かっただけでもこの訓練は合格ね」ギュッ

    女子訓練兵「え?でも私、時間まで逃げきれなくて……」

    ペトラ「あれはあなた達の集中力を引き出すための方便。だって実際に壁外に出て巨人と遭遇したらいつまで凌げばいいかなんて誰にも分からないでしょ?」

    ペトラ「けどダラダラやっても何も得ずに終わってしまうから時間を決めて集中できるようにしたの」

    女子訓練兵「そうだったんですか……」

    ペトラ「」ニコ

    ペトラ「もう大丈夫ね。そしたら森の西側を迂回してグラウンドに戻ってて。捕まった訓練兵はそこに集まるように言われてるから」

    訓練兵「「はい!ありがとうございました!!」」バッ! ケイレイ

    ペトラ「それじゃあ私は行くね。また後で」カチャ

    バシュッ シュィィィィン

    ペトラ「(制限時間のもう一つの理由は言わなくて正解だったかもね……「集中力が高い時ほど恐怖をより強く感じるから」なんて趣味が悪いとしか言えないもの)」ハァ
  99. 99 : : 2017/11/03(金) 13:12:50
    ウワアアアア!!

    タスケテエエエ!

    キャアアアアアア!!

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    エレン「結局逃げ切れたのは一人もいないか……」

    訓練兵「「「はぁっ……はぁっ……はぁっ………」」」ゼィゼィ

    ペトラ「でも全員合格で大丈夫だと思うよ。お疲れ様」

    エレン「それなら良かったです。ペトラさんもお疲れ様でした。
    すみませんね、手伝わせてばかりで」

    ペトラ「かわいい後輩のためですもの。これくらいいつでも良いよ」

    エレン「ありがとうございます」

    キース「今日はこれくらいで良いだろう。陛下も戻らねばいかんだろう」

    エレン「そうですね。それじゃ俺連れてきますからペトラさんは馬車の準備お願いします」

    「もう終わってるよ」

    エレン「早いな……なんでそんな格好なんだ?」クルッ

    ヒストリア「訓練が終わるまでただ待ってるのも何だからちょっとね」

    エレン「無理すんなって昨日言ったばっかだろ……」ハァ

    ヒストリア「むしろじっとしてる方が身体には悪いの」

    ペトラ「その格好で帰るおつもりですか?」

    ヒストリア「今からまた着替えるのも面倒なので。キース教官、これは後日洗ってからこちらに送りますので」

    キース「了解した」

    ヒストリア「それでは皆、これからも訓練頑張ってね!立派な兵士に成長することを期待してます」

    訓練兵「「「はっ、はい!」」」

    エレン「全員!陛下と訓練を手伝ってくださった先輩の兵士に感謝を込めて敬礼!」バッ! ケイレイ

    訓練兵「「「ありがとうございました!!」」」バッ! ケイレイ

    ヒストリア「またね、エレン」ダキッ

    エレン「今度は俺がそっちに行くよ」ギュッ

    ヒストリア「うん。次は名前決めなきゃね」

    エレン「そうだな……」フッ
  100. 100 : : 2017/11/03(金) 15:41:08
    100レス目に意味は無いと思うけど
    おめでとう。面白いから頑張って
  101. 101 : : 2017/11/07(火) 00:36:49
    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂前

    ローザ「はー疲れた疲れた。早くご飯食べたーい」

    ディファ「いや、今日僕ら当番だから今から作らないと……」

    ローザ「あー!すっかり忘れてたよ……」トホホ

    レオ「マジかよ!?まだ待たなきゃならねぇのか?」

    マリア「なら私手伝おうか?皆でやれば少しは早くできるんじゃない?」

    ローザ「本当!?ありがとうマリア~」ダキッ

    ディファ「レオもどう?」

    レオ「早く食う為だしな。しょうがねえ、俺も手伝ってやるよ!」

    ローザ「へー、たまにはいい所あるんだ」

    レオ「お前ほんとその態度やめろよ……」ハァ

    ガチャ


    エレン「おっ、来たか。もう出来てるから自分の分取りに来いよー」

    レオ「教官!?」

    ローザ「なんで教官が!?」


    「私もいるんだけど」


    マリア「シータ!ここにいたの?!」

    シータ「教官と少し話してたからね」

    ディファ「え?というかこれは二人で作ったの?当番は僕らなのに」

    エレン「あぁそれは違うな。これを作ったのはヒストリアだ」

    マリア「陛下が?」

    エレン「さっきの訓練中時間があったから代わりに作っておいたらしい。シータには食器類の準備を頼んでたんだ」

    ディファ「もしかして、いつもより味が良くなったり……」

    エレン「残念だがそうはなってないな。少し味は濃くなってるが特別何かが変わったりはしていない」
  102. 102 : : 2017/11/09(木) 20:16:26
    期待!!
  103. 103 : : 2017/11/10(金) 23:01:07
    ディファ「そうですか……」シュン

    エレン「ここの食事じゃ不満か?」

    ディファ「!いえ、別に……」アセアセ

    エレン「別に隠さなくてもいいぞ。俺だって毎回文句言ってたくらいだからな」

    レオ「教官もですか?」

    エレン「何か以外か?」

    レオ「教官は「食えれば何でもいい」みたいなタイプだと思ってましたから…」

    エレン「最初はそう言って誤魔化してたけどな…時間が経つと本音が漏れるもんなんだよ」

    マリア「ふふっ。教官も私達と同じ頃があったんですね~」

    シータ「英雄なんて呼ばれても人の子ですもんね」

    エレン「お前らな……そもそも俺達はそんなに歳は離れてないんだからな?」アキレ

    アハハハハハ
  104. 104 : : 2017/11/12(日) 09:13:17
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ガヤガヤ

    シータ「それで?これからどうするの」

    ローザ「何が?」モグモグ

    シータ「教官への告白」モグ

    ローザ「!?」ングッ

    ローザ「げほっげほっ……!!な、なななんでそんな事を今……」

    シータ「いざ教官が帰ってきて告白しようとしたら既に相手がいた、なんて状況であんたがどう行動するのか気になっただけ」

    ローザ「……どうしようもないじゃない」

    シータ「なら何もしないの?」

    ローザ「だって……相手はあの陛下だよ?しかも訓練兵の頃からお付き合いしてるみたいだし……今更ただの訓練兵の私が介入する余地なんてある訳ないよ」シュン
  105. 105 : : 2017/11/13(月) 22:27:16
    シータ「……」

    ローザ「無駄だって分かってるのにぶつかれる勇気なんて私には無いよ」

    シータ「結果が分かってるからこそぶつかって玉砕してくればいいんだよ」

    ローザ「えぇっ!?なんで!!?」

    シータ「結果は出ていてもいざやってみれば何か変わるかもしれないし、変わるものがなくても何かを"やった"って事実があるだけで次に繋がるんだよ」

    ローザ「シータがこんなに説教臭い性格だとは思わなかったよ……」ハァ

    シータ「……なんてね。これ全部エレン教官の受け売りなんだけどね」

    ローザ「!!?」

    シータ「あんたの事は話してないよ」

    ローザ「」ホッ

    シータ「この世界は残酷。勝てば生き、負ければ死ぬ……戦わなければ勝てない」

    ローザ「……」

    シータ「どうするの?」

    ローザ「……この後行ってみる。確かにやらなきゃどこにも進めないもんね」

    シータ「そう。頑張ってね」モグ
  106. 106 : : 2017/11/18(土) 13:15:51
    頑張ってください
  107. 107 : : 2017/11/20(月) 22:52:05
    >>106
    ありがとうございます。
  108. 108 : : 2017/11/20(月) 23:09:15
    ーーー

    ーーー

    ーーー 女子寮

    シータ「(遅いな……)」

    ガチャ

    ローザ「」スタスタ ボフッ

    シータ「おかえり」

    ローザ「……ただいま」

    シータ「どうだった?」

    ローザ「うん……」ムクリ

    シータ「」チラッ

    ローザ「予想通りだったけど、言って良かったよ」ニコ

    シータ「何かいい事あったみたいだね」

    ローザ「うん!聞きたい?」

    シータ「いや、別にいい」クルッ

    ローザ「えぇ~!?話させてよ!」

    シータ「その顔でなんとなく内容把握出来るから遠慮しとくわ。おやすみ」

    ローザ「ちぇっ」




    ローザ「シータ」

    シータ「何?私寝たいんだけど」

    ローザ「ありがとうね、背中押してくれて」ニコッ

    シータ「……どういたしまして」フッ
  109. 109 : : 2017/11/24(金) 01:03:40
    それからは時々訓練に教官補佐として調査兵団のメンバーが手伝いに来てくれるようになり、より実践的な体験をふまえて訓練をすることができた


    エルド「そこでは相手の動きをよく見て一度力をいなしてから体勢を崩すんだ。
    無理に正面から受けると押し切られるかもしれないからな」

    コニー「立体機動の効率的な動き方?
    悪いけど俺、天才だから「感じろ」としか言えん」ドヤァ

    ナナバ「自分の運動の限界をしっかりと把握把握しなければいざという時に無理をして事故を起こしてしまう。
    自分で動けなくなって食われるほど間抜けな事は無いから気をつけるように」

    ジャン「おいお前、それじゃガスを無駄に蒸しすぎだろうが!戦場で機動力の源になるガスの残量は命に直結すると思え。
    慣性を利用すればガスの消費を抑えられるから身体で感覚を覚えるようにしろ」

    ハンジ「巨人の行動に唯一必要なのは日光と言われてるけど……以前捕獲した二体の子達は個体差が大きく出たんだよ。え?詳しく聞きたい?そう!?
    なら……少し長くなるけど……」ニヤリ


    ・・・一部役に立ったか微妙な時はあったけど、以前よりは確実に質のいい訓練が出来ていると思う
  110. 110 : : 2017/11/26(日) 18:09:40
    頑張れ作者!
  111. 111 : : 2017/11/26(日) 23:04:37
    ーーー

    ーーー

    ーーー 数ヶ月後

    キース「本日より雪山でのサバイバル訓練を開始する!
    この訓練では毎年のように事故が起き、死人も出ている!心して臨め!!」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」バッ! ケイレイ

    エレン「訓練目標と支給品はさっき確認した通りだ。信号弾、信煙弾は緊急時とリタイア時に使え」

    エレン「全員、無事に終了しろよ」

    訓練兵「「「はい!!」」」

    キース「それでは訓練開始!」バッ

    訓練兵「「「」」」ザッ ザッ ザッ
  112. 112 : : 2017/11/29(水) 00:00:00
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ザッ ザッ ザッ

    ローザ「なんでよりによってあんたと……」

    レオ「俺が決めたんじゃねぇよ。文句言うな」

    ローザ「もしあんたが決めてたなら文句も言わずに他の人と変わってたわよ」フン

    レオ「あぁそうかよ」

    ザッ ザッ ザッ

    レオ「(なんでこんな関係になっちまったんだろうな……俺はどこで間違った?)」

    レオ「何かきっかけがあればな……」ボソッ
  113. 113 : : 2017/11/29(水) 00:02:10
    うお!に見てたらいきなり出てきた!まぁ期待です。
  114. 114 : : 2017/11/29(水) 23:36:43
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ザッ ザッ ザッ

    マリア「やっぱり雪山だけあって寒いね~」

    シータ「冬だしね」

    マリア「シータは寒くないの?」

    シータ「一応寒いけど、こんなんで音を上げるわけにもいかないし。それに私高地の出身だから寒さにはある程度耐性あるの」

    マリア「ふ~ん。なんか羨ましいかも」

    シータ「兵士としては何の役にも立たない事だよ。それより早く今日の寝床を見つけよう。
    訓練目標も体力の残ってるうちに進めておきたいからね」

    マリア「は~い了解」
  115. 115 : : 2017/11/29(水) 23:52:19
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ザッ ザッ ザッ

    ウッツ「……」

    ディファ「……」

    ウッツ「えーっと……」ヒソッ

    ディファ「どうしようか?」ヒソッ

    ???「おいおい君達、早く寝床を確保してくれよ。早くしないと日が落ちて気温も下がり、風邪を引いてしまうよ」

    ディファ「あー…うん。もう少し進めば洞窟か何かをあると思うからさ」

    ???「そうか。なら早く向かおう!荷物を置ければ君達も訓練科目をこなすのに専念できるだろ?」フッ

    ウッツ「そ、そうだね……ヨハン、君は作業はしないのかい?」

    ヨハン「はっ!僕がやるのは直に評価される時だけだよ。
    結果しか見られないものは他のメンバーに任せておくのが一番だろう」

    ウッツ「それだと僕ら3人分を2人でやることになるから作業効率が悪いんじゃないかな?」

    ヨハン「なら1.5倍の作業効率にすればいいだろう。そんな事も分からないのか?
    それだから平民は……」ハァ

    ディファ「あはは…ごめん」チラッ

    ウッツ「」コクッ

    ディウッツ「「(ハズレくじだ……)」」ハァ
  116. 116 : : 2017/11/30(木) 01:27:08
    このヨハンというキャラ言ってる事が俺の一番嫌いな事言ってやがる
  117. 117 : : 2017/11/30(木) 01:27:20
    まぁ期待
  118. 118 : : 2017/11/30(木) 20:05:58
    >>117
    まぁ期待ありがとうございます
  119. 119 : : 2017/12/01(金) 23:30:13
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ディファ「あっ、あった。洞窟だよ」

    ウッツ「ここなら近くに川もあるし問題無さそうだね」

    ヨハン「ならここにしよう。ほら、さっさと荷物を置こうじゃないか」

    ディファ「そうだね……ふう」スッ

    ウッツ「とりあえず暗くなる前に見つけられて良かったね。この山には多いらしいけど暗くなってから洞窟を見つけるのは困難だから」スッ

    ディファ「なら15分くらい休んでから始めようか」

    ヨハン「いや、先に水汲みだけでもしておくべきだろう。食事以外にも使うものだしな」

    ウッツ「……??」

    ディファ「(ヨハンが…自分から提案してきた!?)」

    ヨハン「それに何か自然の音が聞こえる方がリラックス効果も高まるものだ」

    ウッツ「……」

    ディファ「へぇ、それは知らなかったな。ならさっそく行こうか」スクッ

    ヨハン「あぁ、頑張ってくれ」ゴソゴソ

    ディファ「え?」

    ウッツ「やっぱり……」ボソッ

    ディファ「ヨハンも一緒に行ってくれるんじゃないのかい?わざわざアドバイスもしてくれて……」

    ヨハン「僕はこれから疲労が溜まっていくであろう"君達"の事を案じて提案しただけさ。
    僕は別に疲れる予定は無いから必要ない」ゴソゴソ

    ディファ「そんな……」

    ウッツ「行こう、ディファ」クルッ

    ディファ「でも……」

    ウッツ「良いから」クイッ

    ディファ「」

    ーーー

    ーーー

    ーーー 川

    チャプ コポポポ

    ウッツ「……」

    ディファ「……」

    コポポポ

    ウッツ「……」

    ディファ「……ウッツ。もしかして怒ってる?」

    ウッツ「ああ、少しだけね」

    ディファ「実は僕も結構限界なんだよね」

    ディファ「この前の訓練からしばらくは真面目にやってたんだけどね…やっぱり元々の意識の違いはそう簡単には変えられないのかな」

    ウッツ「兵士になったら元が平民だろうと貴族の息子だろうと関係ないのに、なんでああも不真面目にやれるのか不思議だよ」

    ディファ「教官たちの前では外面はいいから余計にタチが悪いよね」

    ポポポポ……ポポッ

    ウッツ「だからさ、もうやめようよ」スクッ

    ディファ「やめるって…何を?」

    ウッツ「彼に合わせるのをだよ。このままじゃ巻き込まれる僕らの損にしかならない。
    多少の衝突覚悟で思っている事を全部伝えるんだ」

    ディファ「うん……そうだね。これからのヨハンのためにもそうしよう」スクッ

    ウッツ「何かあったら巡回してる教官に装弾してもいいしね」

    ディファ「むしろそうして教官に知ってもらうのが狙いじゃないのかい?」

    ウッツ「まさか。保険だよ、保険」ハハ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 洞窟付近

    スタスタ

    ディファ「ゆっくり休憩とはいかなかったけど、なんだか気持ちが軽くなった感じだね」

    ウッツ「思っている事を少しは吐き出せたからかもね。この話し合いが終わればもっと楽になると良いけどね」





    ヨハン「な…なんだ!いい加減にしないか!!!!」





    ディウッツ「「??」」
  120. 120 : : 2017/12/02(土) 00:40:25
    おや?どうした どうした?
    期待です
  121. 121 : : 2017/12/05(火) 00:28:48
    ディウッツ「「!」」タタタタ


    ヨハン「ここは僕が既に確保した拠点なんだ。後から来たのにそんな図々しくされる覚えはないぞ!」

    マリア「なによ。寝るためのスペースだけ分けてほしいって言ってるだけなのになんでそんな頑なに拒むのよ」

    ヨハン「うるさい!他人の領地を侵すのが悪いという事すら分からないのか?さっさと他を当たれば良いだろう」

    シータ「……」ジーー

    ヨハン「(うっ……)」フイッ

    ディファ「2人ともどうしたの?」

    シータ「あぁ、やっぱり」

    ウッツ「え?」

    シータ「いいや。このバカを説得してくれないかな?1晩寝るためのスペースを貸してもらおうとしてか弱い乙女が頼んでるのに全く取りつく島もないんだよ」

    ウッツ「……」

    ディファ「(か弱い…)1晩くらい良いじゃないかヨハン。もう日が暮れ始めてるからこれからアテもなく行動するのは危険だよ」

    ヨハン「……チッ……分かったよ。今夜だけだぞ。朝には出ていってもらうからな」

    シータ「ありがとう。ディファ、ウッツ」

    マリア「本当にありがとね~2人とも」ニコ

    ウッツ「ううん、気にしないで。訓練中でも困った時はお互い様だよ」

    ヨハン「……ふん」

    ウッツ「それじゃ交代だね。今度は僕らが荷物を見てるから水汲みどうぞ」

    ディファ「!?」

    ヨハン「はあ?何を言ってるんだ?君達はたった今水汲みをしてきたところだろう」チラッ

    ウッツ「うん。"僕ら2人分"の水汲みはしてきたよ」

    ヨハン「それで?僕のは?」

    ウッツ「理解できなかったのかな?君の分は水汲みしていないって言ったんだよ」

    ヨハン「何だって!??」ガバ
  122. 122 : : 2017/12/05(火) 21:21:06
    フッザマーーヨハンとやらあっ荒らしではなくただの感想です
  123. 123 : : 2017/12/05(火) 22:53:11
    ヨハン「話が違うだろう!君達が水汲みをしてくると言ったから僕は荷物を見張っていてあげるという話だっただろう?!
    キミは相手の行動に対しての対価を払うつもりも無いのか!!」

    ウッツ「対価?話が違う?」イラッ

    マリア「(……あらら)」

    ウッツ「君が僕達のために何か一つでも頼みを聞いてくれた事があったかい?僕の記憶では訓練でも日常でも君は他の人に自分がやるべき事すらも押し付けてきたけどね」

    ヨハン「……」

    シータ「これは大分溜まってたみたいだね」コソッ

    ディファ「うん、さっき爆発したところで今のこれだからね。ヨハンが余計に煽ったりしない事を祈るのみだよ」コソッ

    ウッツ「君の姿勢は前から苦手だった。教官の前だけでは猫を被ってその他では僕らを平民と見下している。
    君は兵士には相応しくない人材なのに何故ここに残っているんだい?世間体?親に言いつけられたから?そんな事は僕らには関係ない。
    エレン教官が言っていた通り、これから巨人の脅威は減っていくとしても僕らはより良い兵士にならなければならないんだ。君みたいなのが1人でもいると全体の指揮が落ちて僕らに悪影響が出るんだ。
    今までの事は黙っててあげるからこれから行動を0から見直して更生するか家に帰るかどちらかにしてくれないかな!!?」ハァ ハァ

    ヨハン「……」
  124. 124 : : 2017/12/07(木) 23:04:04
    ディファ「……」

    ヨハン「……」

    シータ「……」

    マリア「……わぉ」

    ウッツ「……ごめん、少し言い過ぎたよ」フイッ

    ヨハン「……」プルプル

    ディファ「ま、まあそこまでにしようよ。一旦ヨハンは水汲みしてきなよ。ウッツもその間に頭冷やしとくからさ」サッ

    ヨハン「」パシッ クルッ

    ガシッ

    スタスタ



    ウッツ「」フラッ

    ディファ「おっと」サッ

    ウッツ「ごめん、取り乱して」

    マリア「すごーい!ウッツってあんなに怒れる人だったんだね~」

    ディファ「な、なんだか含みのある言い方だね……」

    マリア「え?そうかな?」

    シータ「この子は天然だからね…完全に無意識だよ」ハァ

    ウッツ「うん、分かってるよ。僕も普段はあまり踏み入った事は言わないしね。
    こんなに感情的になったのは本当に久しぶりだよ」

    ディファ「どうする?ヨハンが戻ってきたらもう一度話し合う?
    時間を置きたいなら明日までの作業は僕がやっておくけど」

    ウッツ「いや、大丈夫だよ。もうあんなにムキになったりはしないから」

    ウッツ「それよりもこれからの作業で変に溝が出来ないようにしっかりと話し合っておかなきゃだからね。戻ってきたらしっかりと向き合って話してみるさ」
  125. 125 : : 2017/12/09(土) 23:41:10
    オリキャラの登場が自分は苦手なんだけどこのお話のは
    全然邪魔に感じません

    エレンとヒストリアが一緒のssの更新がたいへん少ない中、
    執筆していただけるのほんとに有り難く思います
  126. 126 : : 2017/12/16(土) 22:42:21
    屑豆は駆逐様貴方様のSSは大好きなんです。これからも頑張ってください
    応援しています。
  127. 127 : : 2017/12/16(土) 23:59:45
    ディファ「それじゃあ今日はもう休んで明日からに備えよう。あ、二人共空いてるスペースで良ければ使って良いよ。
    狭いけどさ」

    マリシー「「ありがとう」」

    ウッツ「…それにしてもさっきのヨハンはやけに静かだったよね」

    マリア「ウッツの剣幕に気圧されたんじゃないの~?」

    ウッツ「そ、そんなだったかな……」

    シータ「まぁ実際普段のアンタからは想像出来ないものだったよね」ゴソゴソ

    ディファ「うーん…今回はちょっとフォロー出来ないかな…」

    ウッツ「そんな……」ガクッ

    シータ「でも今までの蓄積が爆発したんでしょ?しょうがないんじゃないの」

    ウッツ「いいよ…そんな気休めは」

    アハハハ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    マリア「それにしても遅いね~ヨハン。もう真っ暗だよ」

    ディファ「そうだね。ここと川の間で道に迷うって事も無いだろうし…」

    ウッツ「さっきの引きずって戻って来づらいのかな……」

    シータ「その事ならアイツは戻って来ないと思うよ」

    ディウッツマリア「「「え?」」」
  128. 128 : : 2017/12/17(日) 20:33:47
    シータ「ほら」クイ

    ディファ「荷物が……無い!?」

    シータ「さっき出ていく時に寝袋以外の荷物全部持って行ったよ。何考えてんだかね」

    ウッツ「っ探しに行かないと!」バッ

    シータ「面倒くさいね」ハァ

    マリア「なんで?」

    ウッツ「そうもいかないんだよ。ほらここ見て」スッ

    マリア「リスト?」

    ウッツ「注意書きの所だよ」

    ーーーーーーーーーー
    山中には熊が生息している
    冬眠前は気性が荒いので充分注意する事
    ーーーーーーーーーー

    ディファ「分かった?教官も単独行動はしないように言ってたしね」

    マリア「なるほどね~」

    シータ「そういう事。どれだけ迷惑掛ければ済むんだかあの勘違い貴族サマは」

    ウッツ「出ていった時に指摘してくれれば良かったんじゃないかな……」ボソッ

    シータ「何か言った?」ニコッ

    ウッツ「いいや、何でもないよ」ニコ
  129. 129 : : 2017/12/17(日) 20:34:41
    >>125,>>126
    ありがたいメッセージありがとうございます。
    本当に嬉しいです。
  130. 130 : : 2017/12/18(月) 01:33:21
    エレンが教官になったら話し方も意外に変わったのかな?まぁいいか。
    期待しておきます。頑張ってください。
  131. 131 : : 2017/12/25(月) 00:04:37
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ザッ ザッ ザッ ザッ

    ヨハン「はぁ……はぁ……」

    ヨハン「あいつら…僕を誰だと思ってるんだ…」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ヨハン「絶対……父様に言いつけてやる……将来"手違い"で出世出来なくなってもしょうがないだろう、フフフ……」

    ヨハン「しかしその前に奴らに自分でやらなければ僕の腸が煮えくり返ったままだ」ギリッ

    ヨハン「特にウッツ!あいつ、普段何も言わない癖に教官がいない時だけあんなに強く当たってきて。
    他のメンバーの前だけでも格好をつけようとでもしてるのか?」

    ヨハン「……とりあえず今は今晩の寝床を探さないと。寝袋は置いてきてしまったが今晩くらいは大丈夫だろう。明日にでも隙を見て回収すればいい」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ヨハン「あ…あった!」

    ヨハン「暗くて中の様子はよく見えないが、それほど大きくないからあまり冷えなさそうだな。入口に荷物を積めば風も凌げそうだ」ジー

    ヨハン「まあこの際だ。多少獣臭いのは我慢するか」ゴソゴソ

    カッ カッ カッ

    ボウッ

    ヨハン「よし、これで明かりも確 ーーーー ホッ!?」ビクッ
  132. 132 : : 2017/12/25(月) 23:42:31
    熊「Zzzz」

    ヨハン「……良かった。まだ寝てる」ホッ

    熊「Zzzz」

    ヨハン「……悪いな。死んでもらう」チャキ

    ヨハン「(起きている熊に立ち向かうのは無謀だが、熟睡してる状態なら的確に急所を突きさえすれば殺すことは不可能じゃない)」ハァ ハァ

    ヨハン「大丈夫…大丈夫だ……一撃で確実にやればいける……」ジリ ジリ

    ヨハン「けど、暗いのは流石に危ないな。急所を外したらただじゃ済まないからな……」スッ

    ボウッ

    熊「」ピク モゾッ

    ヨハン「っ!?」ビクッ パッ

    カランカラン

    ジリジリ ジジジ

    熊「!!」ガバッ

    ヨハン「!!しまった、松明の熱で……」ズザッ

    熊「」ギロッ

    ヨハン「ヒイッ!」クルッ ダッ!

    熊「」ダッ!
  133. 133 : : 2017/12/27(水) 20:21:51
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ザッ ザッ ザッ

    ディファ「ヨハーン!」

    ウッツ「聞こえたら返事してくれー!!」

    マリア「早く戻っておいでよ~~ヨーハーン!!」

    シータ「面倒だね…全く」

    ウッツ「とか言いつつも来てくれる辺り、シータって優しいよね」

    マリア「シータはすっごく優しい子なんだよ~」

    シータ「どうだかね」

    マリア「だって普段からいい事たくさんしてるじゃない」

    シータ「……」

    ウッツ「へぇ。例えば?」

    マリア「例えばー…休暇の時に街で拾ったサイフの持ち主を1日かけて探したり ーーーー」

    シータ「!!?」

    マリア「泣いている女の子を慰めようとして色んな物かってあげながら親を探したりとか ーーーー」

    ディファ「へぇ~」

    マリア「あ、そうそう。この間なんて当 ーー」ムグッ

    シータ「それ以上喋らないで!変なイメージ付くでしょ!!」

    ウッツ「やっぱり優しいんじゃないか」ハハハ

    シータ「あんた達……」ユラァ

    ディウッツ「「!」」ビクッ

    シータ「今聞いた事は他言無用。いいね?」

    ディウッツ「「」」コクコク

    シータ「よろしい。早く探すよ」クルッ

    ディファ「(物凄い形相だったから思わず頷いたけど、否定しないって事は本当なんだ……)」



    ヨハン「うわあああああ!!!」



    マリア「!!」

    ディファ「今の声……」

    ウッツ「あっちだ、行こう!」

    ダッ!
  134. 134 : : 2017/12/28(木) 22:56:17
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ヨハン「うわあああああ!!!!」ダダダダ

    熊「」ドドッ ドドッ



    ウッツ「やっぱり熊だ!」

    ディファ「ヨハン!こっち!」



    ヨハン「ふ…ふざけるな!誰がお前らなんかの手を借りるもんか!」



    マリア「あらら~、そういう事言っちゃうんだ~」

    シータ「」



    ヨハン「くっ……うおおおお!」ダダダダ

    熊「」ドドッ ドドッ バッ

    ガッ

    ヨハン「ああああっ!!」ドサッ

    ディファ「ああっ!」

    ウッツ「ヨハン!!くっ…この…離せ!」ドカ

    ドカ ゲシ ボス

    熊「グルルル」グッ

    ヨハン「ひいぃっ」

    マリア「駄目!ビクともしないよ!」

    ディファ「(このままじゃ…)」


    シータ「どいて」


    ディファ「え ーーーー」

    シュッ

    バキッ!

    熊「!?」グラッ

    ズーーン

    ディファ「シータ…?」

    シータ「早くそいつ連れて洞窟戻って。私が時間稼いでおくから」

    ディファ「そんな、無謀だよ!一緒に逃げよう ーー」

    ポン

    マリア「シータの言う通りにしよう。全員で逃げてもすぐに追いつかれて状況は元通りだよ」

    ウッツ「なら僕だけでも残るよ。原因の一端は僕だし、1人よりも2人の方が良いでしょ」

    シータ「うるさい。あんたも邪魔」

    熊「グルルル」グググ ムク

    ディファ「……大丈夫なんだね?」

    シータ「あんた達がいなくなればね」スッ

    ウッツ「ヨハンを置いたらすぐ戻って来るから!」ダッ!

    ディファ「」ダッ!

    マリア「……」

    シータ「何してるの?早く行きなって」チラ

    マリア「うん。……また後でね」タッ

    熊「グオォォ!」ダッ!

    バキッ

    熊「」グラッ

    シータ「悪いけど。アンタの相手は私だよ」

    熊「グルルル……」ジリ ジリ

    シータ「全く……「後でね」なんてずるいよね」フッ

  135. 135 : : 2018/01/03(水) 20:51:21
    面白い!!
    期待です
  136. 136 : : 2018/01/04(木) 17:18:58
    ーーー

    ーーー

    ーーー 洞窟

    ヨハン「うぅ……」ドサッ

    ディファ「やっと着いた……」ハァ ハァ

    ウッツ「……それじゃあ行こうか」ハァ ハァ

    ディファ「うん」

    マリア「私はここに残るね。万が一またどこかにフラフラされても困るし」

    ウッツ「お願い」

    ディファ「よし、行こう」ガシッ

    ウッツ「絶対間に合わせないとね」ガシッ

    ダッ!
  137. 137 : : 2018/01/04(木) 23:53:23
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    ウッツ「もう少しだ……」ハァ ハァ

    ディファ「」キョロキョロ

    ガサガサッ

    ディファ「!」クルッ

    ウッツ「……」ゴクリ

    バキバキバキッ

    シータ「ぅっ!」ドサッ

    ディファ「シータ!」サッ

    シータ「あんた達…来たんだ……」チラッ

    ディファ「当たり前だろ!」サッ

    熊「グルルル……」

    ウッツ「やっぱり一人でなんて無茶だったんだよ!こんなに傷だらけになって……」

    シータ「あと…あと少しでいけそうだったんだけどね…最後の詰めでミスっちゃってね」ハァ

    ディファ「(本当だ、熊も傷だらけ……一体どうやって丸腰でここまで………)」
  138. 138 : : 2018/01/06(土) 00:42:48
    最初から一気に読んでしまいました。
    とてもおもしろかったです。

    続きに期待です。
  139. 139 : : 2018/01/06(土) 23:09:52
    >>138
    ありがとうございます。
    これからも見ていただけると嬉しいです。
  140. 140 : : 2018/01/07(日) 00:03:52
    ディファ「もう十分だよ。さぁ戻ろう」スッ

    シータ「まだだよ……熊をどうにかしないと」ググ

    ディファ「そんな身体じゃもう無理だよ。それよりも早く戻って傷を治さないと」グイッ

    シータ「こんな状況でよく呑気に出来るね…」ズル

    ディファ「精一杯強がってるだけさ。内心ビクビクだよ」

    シータ「ふっ…」

    ディファ「あ、酷いなぁ笑うのは」

    ウッツ「悪いけどさ、仲良くするのは帰ってからにしてもらえないかな。熊はいつ襲ってきてもおかしくないんだよ」ハァ

    熊「……」ジリ ジリ

    ディファ「それじゃ失礼して……」ガッ グイッ

    シータ「へ?」

    ウッツ「それじゃ後で」

    ディファ「」コクッ ダッ!
  141. 141 : : 2018/01/07(日) 08:41:50
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    タッ タッ タッ

    ディファ「もう少しだよ、頑張って!」ハァ ハァ

    シータ「……あのさ」

    ディファ「なに?」

    シータ「私のこの状況はなんな訳?」

    ディファ「え?」

    シータ「この荷物みたいに運ばれてる状況を言ってるんだけど」

    (肩に水平方向に横になって担がれている状況
    想像し難い人は「Ranger Roll」で検索お願いします)

    ディファ「いや、シータが自力で動くのは限界っぽかったからこれが一番手っ取り早いかなって」アハハ

    シータ「なら一言言ってからやるべきじゃないのかい?いきなり飛びかかってきたから危うく蹴るところだったよ」

    ディファ「あはは……」タラー
  142. 142 : : 2018/01/07(日) 12:59:55
    こんにちはそしてお久しぶりです
    期待続行中です
  143. 143 : : 2018/01/08(月) 09:30:56
    ーーー

    ーーー

    ーーー 洞窟

    マリア「シータ!!」ダッ

    シータ「ただいま」

    マリア「バカ!おかえり!」ギュッ

    シータ「…苦しいよ」

    マリア「そうしてるの!ほんっとにバカなんだから……」ポロ

    シータ「約束通り戻って来たでしょ?」

    マリア「うん……」ポロポロ

    ディファ「ヨハンは?」

    マリア「大人しく寝てる。一応手足は縛っておいたから逃げたりはしないと思うよ」

    ディファ「あ…そう…それじゃ僕は行くよ」


    「その必要は無いよ」


    ディファ「!」クルッ

    ウッツ「やあ」スッ

    ディファ「ウッツ!熊は!?」

    ウッツ「始末した…いや、してもらったよ」

    シータ「……誰に?」

    ウッツ「この人にさ」スッ

    ???「それが私の仕事。ので、気にする必要は無い」
  144. 144 : : 2018/01/09(火) 00:49:08
    ミカサかな?

    期待です。
  145. 145 : : 2018/01/09(火) 09:17:44
    ミカサかな?(確信)
  146. 146 : : 2018/01/09(火) 11:41:43
    期待です(≧∀≦)
  147. 147 : : 2018/01/09(火) 13:49:40
    駄作
  148. 148 : : 2018/01/12(金) 21:07:39
    シータ「あ、あなたは……」ググ

    マリア「アッカーマン副兵士長」バッ! ケイレイ

    ディファ「どうしてここに…?」

    ミカサ「緊急時の信号弾を確認してここに来たら彼女(マリア)に貴方達の事をお願いされたから探していた。
    そして見つけた時には彼(ウッツ)だけが熊に襲われていたから助太刀して状況を聞き、今に至る」

    シータ「なるほど…」

    ウッツ「本当に助かりました。ありがとうございました」ペコリ

    ミカサ「さっきも言ったけれど、礼には及ばない。むしろ貴方達に何かあればエレンに怒られてしまう」

    ディファ「(なんだか僕達の心配より怒られる方を恐れてる気がするのは気のせいかな?)」

    ミカサ「怪我をしているのは奥の彼とそこの彼女だけ?」

    ウッツ「ええ。僕らは軽く切っただけですから」

    ミカサ「ならすぐに荷物を纏めて。雪山訓練は中止とする」

    ウッツ「中止、ですか?僕らのリタイアで済む話では?」

    ミカサ「熊の気性がかなり荒い。貴方達のようになる訓練兵が出る前に訓練自体を中止にすべきだと私が独断で判断した」

    シータ「勝手にそんな判断して良いんですか……後で問題になっても ーーーー」

    ミカサ「これはキース教官の指示。ので、何も問題になったりはしない」

    シータ「そうですか……」フゥ

    ミカサ「(彼女はもう限界…)私はこれから彼女と彼を順に訓練所まで運ぶ。貴方達も早く山を降りて」スッ

    「「ハッ!!」」バッ! ケイレイ
  149. 149 : : 2018/01/12(金) 21:11:48
    >>144,>>145,>>146
    ご期待ありがとうございます。


    >>147
    わざわざありがとうございます。
    自分でも自覚しているので改善に努めます。
    具体的な指摘のない言うだけ文句は時間の無駄なのでその分他の事に使うのをおすすめします。
    どこか直す箇所があればいくらでもご指摘下さい。
  150. 150 : : 2018/01/14(日) 08:01:11
    >>149
    大変不適切な言葉遣いをしてしまいました。
    申し訳ありませんでした。
  151. 151 : : 2018/01/14(日) 08:41:23
    ーーー

    ーーー

    ーーー 訓練所 教官室

    キース「」カリカリカリ

    ドンドンドンドンドンドン

    キース「む…なんだ」

    マリア『教官!早く来てください!ヨハンとシータが……!!』

    キース「何だと?」ガタッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 医務室

    キース「失礼する」

    ミカサ「教官」ケイレイ

    キース「大体の事情は聞いた。二人はどんな状態だ」

    医務官「はい。フレツェシカ訓練兵(シータ)は特に問題無いと思われます。しっかりと治療を受ければすぐに復帰できるでしょう。しかし……」

    キース「どうした」

    医務官「……フォーゲルバイデ訓練兵(ヨハン)は傷の一つが大事な血管を裂いており、体力と血液の消耗が激しいです。加えて全体的に傷も浅くなくので危険です。
    内地からの医者が間に合うか…間に合っても良くて五分五分と言ったところでしょう」

    キース「いつまで保つ?」

    医務官「フォーゲルバイデ訓練兵の気力次第ですが、私の見立てでは良くて2日。医者が到着するのは明日の夜です」

    キース「ふむ……」
  152. 152 : : 2018/01/16(火) 13:38:06
    頑張ってください
  153. 153 : : 2018/01/18(木) 20:39:32
    >>152
    ありがとうございます。


    風邪治してから更新します。
  154. 154 : : 2018/01/22(月) 23:19:55
    ミカサ「内地に直接運んではどうですか?」

    医務官「先程も言いましたが、傷の位置が悪いのでそれは無理でしょう。移送中に容態が悪化しては手の施しようもありません」

    ミカサ「……」

    「すみません……」

    マリア「シータ!ダメだよ、まだ起き上がっちゃ!!」

    シータ「私が…あの時あんな言い方……しなければ……」ググ

    医務官「まだ寝ていなさい。無理をして動けば治る傷も治らなくなりますよ」スッ

    シータ「っ……!」ズキッ

    キース「誰が悪かったかは貴様が決める事ではない。大人しく寝ていろ」ギロッ

    ドンドン

    キース「何だ!病人が居るのだぞ!」

    訓練兵「失礼します!教官!現在巨人がここに向かって来ています!!」

    全員「「!!?」」
  155. 155 : : 2018/01/28(日) 09:59:10
    キース「巨人だと…!?ここはウォール・シーナ、内地だぞ。巨人なぞ現れる筈がない」

    訓練兵「し、しかし!何人も見ているんです!このままでは、あと5分程でここに到達します!」

    キース「……」

    訓練兵「教官!指示を!」

    キース「全員に立体機動装置の装備を許可する。装備した者から森へ避難し、木の上で待機していろ。
    ここは我々で何とかする」

    訓練兵「ハッ!」バッ! ケイレイ

    キース「最後に一つ。巨人のサイズは?」

    訓練兵「はっ。15メートル級で黒い長髪の巨人です」

    ミカサ「」ピクッ

    キース「そうか」

    訓練兵「では!」クルッ

    タタタタ

    キース「という訳だ。アッカーマン、お前達にも手伝って貰うぞ」

    ミカサ「了解しました。私は先に他のメンバーに声をかけてきます」

    キース「頼んだ」

    ミカサ「」ペコリ

    キィィ(窓開ける)

    バシュッ シュィィィン
  156. 156 : : 2018/01/29(月) 00:06:02
    不自然じゃない?
    サイズを聞いてるのに見た目まで教えるか?
    せめてサイズ聞いたあとミカサが勘づいて
    見た目聞くのが俺的に
    納得いくstoryだけどもぉ
  157. 157 : : 2018/01/29(月) 21:00:21
    >>156
    そうでしょうか?
    命がかかった場面での情報はどんな些細なものでも重要なので、余計な事でなければ追加で伝えるのは良い事だと思って書いたのですが……
    不快にさせてしまったのなら謝罪します。

    そして一つお尋ねします。
    あなたはいつも聞かれた事"だけ"に答えるのですか?
  158. 158 : : 2018/01/31(水) 16:33:06
    そりゃ上官からであれば失礼なことは
    言えないし聞かれたことは的確に、だろ
    じゃああなたは聞かれたことにたいして
    他事や私情を入れて話を進めるのか?
  159. 159 : : 2018/01/31(水) 18:14:09
    じゃあなたは誕生日聞かれた時に日にちだけ教えるんですよね?
    誕生"日"しか聞かれて無いと言って
    そして相手にいちいち年と月を聞かせるんですか
    すごい方ですね
  160. 160 : : 2018/02/01(木) 23:37:19
    正論すぎてぐぅの根もでないわ
    申し訳ございませんでした
  161. 161 : : 2018/02/02(金) 09:12:52
    こちらも少しケンカ腰だったと思います
    すいませんでした
  162. 162 : : 2018/02/02(金) 23:54:08
    ーーー

    ーーー

    ーーー 櫓的な所

    ミカサ「見た?コニー、ミーナ」スタッ

    コニー「ああ、どう見ても ーー」

    ミーナ「あれ、エレンの巨人だよね」

    ミカサ「やっぱり」

    ミーナ「でもなんでここに?明日か明後日まで王都に言ってる筈だけど」

    コニー「忘れ物でも取りに来たんじゃねえのか?」

    ミーナ「いやいやコニーじゃないんだから…」

    ミカサ「何にせよ巨人化してまで来るなんて急用に違いない。二人は森に避難した訓練兵達を呼び戻しに行って」

    コニミー「「りょーかい」」パシュッ

    シュィィィン
  163. 163 : : 2018/02/03(土) 20:02:55
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    進撃の巨人「」ズザァァ

    ブシュッ

    エレン「ミカサ!!」スタッ

    ミカサ「エレン」タタタタ

    エレン「何か問題が起きたりしてないか?」

    ミカサ「確かに起きているけれど……どうしてエレンがここに?明日まで王都に行っている筈」

    エレン「女王陛下に戻れって言われたんだよ。「何か良くない事が起こりそうな気がする」って」

    ミカサ「ヒストリアが?」

    エレン「こっちの事は後だ。先に状況を説明してくれ」

    ミカサ「分かった。こっちに」

    スタスタ

    ーーー

    ーーー

    ーーー 廊下

    キース「む……」

    エレン「教官。どうされたんですか?装置まで着けて」

    キース「ここに巨人が接近していると報告を受けたので準備をしたのだが…やはり貴様だったか」

    エレン「……あぁ、なるほど。訓練兵は1度しか見てないのが多いので気付かなかったんでしょうね」

    キース「今度しっかりと伝えておけ。毎回今回の様になっては敵わん」

    エレン「はい」
  164. 164 : : 2018/02/03(土) 20:23:11
    ーーー

    ーーー

    ーーー 医務室

    ガチャ

    医務官「エレン教官。何故あなたがここに?」

    エレン「後でお話します。二人の容態は?」

    医務官「フレツェシカ訓練兵は安静にしていれば特に問題はありませんが、フォーゲルバイデ訓練兵の方はかなり危険な状態です…一刻も早くちゃんとした治療を受けないと」

    エレン「意識は?」

    医務官「運ばれてきた時は二人共ありました」

    エレン「ふむ……」スッ ピト

    シータ「ん……」

    エレン「大丈夫か?」

    シータ「はい」

    エレン「何かして欲しい事はあるか?」

    シータ「…そうですね……とりあえず今は寝かせてほしいです」

    エレン「……ははっ、おやすみ」フッ ポンポン

    シータ「……はい」スゥ

    エレン「ヨハン」ピト

    ヨハン「」ウスメアケル

    エレン「大丈夫か?」

    ヨハン「………………」コクン

    エレン「……そうか…おやすみ…」スッ
  165. 165 : : 2018/02/05(月) 20:29:58
    エレン「……」チラッ

    医務官「……」

    エレン「もう一度、状態の説明をお願いできますか?」

    ミカサ「……?」

    医務官「……先程も言った通り、フォーゲルバイデ訓練兵は危険な状 ーーーー」

    ダンッ!

    医務官「!!」ビクッ

    エレン「もういいです」

    キース「イェーガー?」

    ミカサ「エレン?どうしたの……?」

    エレン「俺は医者じゃない。けど、それなりに人の死とは向かい合ってきました」

    エレン「相手が本当に死にかけているかどうかの見分けはつくつもりです」

    医務官「……」

    ミカサ「エレン、それはどういう ーーーー」

    医務官「ーー 本当の事を言えば…」

    キース「む……」

    医務官「彼の山場は今夜でしょう。乗り切れたとしても医者が間に合うか……」

    ミカサ「!!」
  166. 166 : : 2018/02/06(火) 17:42:17
    続きに期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待(ヤンデレ気味に)
  167. 167 : : 2018/02/10(土) 18:11:21
    期待
  168. 168 : : 2018/02/12(月) 22:41:23
    エレン「……」ハァ

    キース「何故そのような嘘を?」

    医務官「すみません……」

    エレン「まぁ仕方ないでしょう」

    医務官「えっ」

    エレン「今は俺が無理矢理聞き出しただけで、本来なら本人がいる前で言うような事ではないでしょう。役務上仕方の無い事だと思いますよ」

    医務官「ど、どうも」

    「流っ石エレン!すかさずフォローなんて優しいね」

    エレン「お前も、相変わらず明るいなミーナ」

    ミーナ「それが私の持ち味だからね~。ミカサ、訓練兵の皆連れ戻して来たよ」

    ミカサ「ありがとう。コニーは?」

    ミーナ「グラウンドで全員を見てる。一応待機させてるからね」

    ミカサ「どうしますか?教官」

    エレン「全員そのまま待機していろ。今から見せるものがある」

    キース「イェーガー?何をするつもりだ」

    エレン「まだ戻す方法は見つかってませんが、アレをやるしかないかと」

    キース「……!!問題になるぞ」

    エレン「責任は全て俺が。お願いします」ペコリ

    キース「…………分かった。カロライナ、そのように」

    ミーナ「はい!」
  169. 169 : : 2018/02/14(水) 00:02:35
    何々?何をするの?
    あとお久しぶりです
    期待です
  170. 170 : : 2018/02/15(木) 18:13:24
    わかったかもしれない。

    あれだろうなぁ~

    期待です。
  171. 171 : : 2018/02/16(金) 21:36:18
    期待です!
  172. 183 : : 2018/02/18(日) 20:35:42
    ーーー

    ーーー

    ーーー グラウンド

    ディファ「(新しく指示がきたと思ったらまだ待機?さっきの巨人ってエレンさんの筈だけど何かあったのかな…)」

    ウッツ「二人が心配だな……」

    ディファ「そうだね……」

    「おい」

    ディファ「お疲れ様。そっちはなにも無かったみたいだね」

    ローザ「こいつと一緒の班ってだけで最悪よ。それ以上のことなんてそうそう無いない」

    レオ「……」ジー

    ローザ「何よ」

    レオ「……いや……」

    ウッツ「相変わらず仲いいね」

    ローザ「良くない!!…それよりそっちは、ってことは何かあったの?」

    ウッツ「うん…ヨハンとシータがちょっとケガしちゃってね……」

    ローザ「シータが!?大丈夫なの!?」ガシッ

    ディファ「お、落ち着いて……きっとその説明もされるから………」


    キース「注目!」


    訓練兵「「「」」」ザッ

    キース「貴様らも聞いた通り、今回の雪山訓練はアクシデントにより中断となった」

    キース「その理由とは、フレツェシカ訓練兵とフォーゲルバイデ訓練兵の負傷である」

    ザワ ザワ

    キース「黙れ!」

    キース「うちフォーゲルバイデ訓練兵は危険な状態にあり、今夜が山場になるようだ」

    ザワ ザワザワッ

    キース「黙って聞けと言っている」

    シーーン

    キース「医者も間に合うか分からん。よって、これから仮だがフォーゲルバイデ訓練兵を仮死状態で保存する措置を取る。
    貴重な体験でもあるので貴様らにはその現場に立ち会ってもらう」
  173. 184 : : 2018/02/19(月) 19:26:25
    >>169
    ありがとうごさいます。そしてお久しぶりです
    (´・ω・`)(´-ω-`)) ペコリ

    >>170,>>171
    ご期待ありがとうございます。

    >>172>>182
    荒らしは出来ればして欲しくないですね……
    それに対して反応してしまったら止まらなくなってしまうので今回は一括りで非表示にさせていただきました。
    皆さんも荒らしにはスルー対応でお願いします。
  174. 185 : : 2018/02/20(火) 23:38:24
    レオ「教官。それは具体的には…?」スッ

    キース「質問は全て終わった後に受け付ける。始めてくれ」

    エレン「全員少し下がれ」スッ

    ガリッ ピカッ ドオォォン!!

    進撃の巨人「」シュゥゥゥ

    「こ、この巨人って……」

    キース「先程報告があった巨人はこのイェーガーが巨人化した姿だ。以後見間違えて混乱を招いたりなどしないようにしろ」

    進撃の巨人「」スッ

    ローザ「あっ、あそこって…医務室!」

    ガシッ

    ヨハン「」

    進撃の巨人「」ガパッ スッ

    パクッ

    「「「あっ!!」」」
  175. 186 : : 2018/02/21(水) 22:13:38
    「「「キャアアア!!」」」

    進撃の巨人「」ゴクン

    ザワ ザワ

    ディウッツ「「……」」

    ローザ「……嘘でしょ………」

    レオ「ヨハンを…食った……!?」

    ピカッ!!

    訓練兵「「「!!?」」」

    進撃の巨人「」パキパキピキ

    ビュオォォォォ

    ナ、ナンダ!?ミエナイッ

    ォォォォ……

    ヨハン「」パキパキパキ

    「「「……」」」

    ディファ「あれは一体……?」

    レオ「ヨハンを何かが覆ってるけど、ありゃ何だ?水晶か…?」
  176. 187 : : 2018/02/22(木) 19:23:13
    エレン「」ベリベリッ スッ

    ……

    エレン「……」

    ……ン……トクン …トクン…

    エレン「…ふぅ」

    キース「成功か」

    エレン「えぇ、おそらく」

    ローザ「あの、教官 これって……?」

    エレン「そうだな。説明しなきゃだな……」チラッ

    「「「……」」」

    エレン「食堂で説明するから移動するか」

    スタスタ
  177. 188 : : 2018/02/24(土) 23:48:57
    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂

    エレン「」ドカッ

    訓練兵「「「」」」スッ

    エレン「……」ハァ ハァ

    ミカサ「エレン、水を」スッ

    エレン「あぁ、悪い」ゴクッ

    ディファ「エレンさ…教官その、体調が優れないようでしたら……」

    エレン「いや、俺の体調はどうでもいい」

    ミカサ「エレン、無茶はしない方が……」

    エレン「大丈夫だって言ってんだよ……」ギロッ

    ミカサ「ごめん…なさい」ビクッ

    エレン「悪い…………今ヨハンにやったのは昔俺が敵に使われ、出し抜かれた時の技を応用したものなんだ」

    エレン「簡単に言えば、あれは硬質化を応用したものだ。
    あの水晶体の中に存在しているものは中にある間、一部を除いて全ての機能・時間が停止する。つまり一時的な保存状態になる。
    これをする事でヨハンを今の状態で保存し、治療する設備等が揃う時まで悪化しないようにした」

    「「「おおぉぉ……!」」」

    キース「だが本来これはまだ実験段階の技術でありまた、親族の同意が必要とされるものだ。つくづくこれを過信して無茶無謀に走らない事だ」

    ミカサ「(それだけじゃない……でも………)」ギュッ

    エレン「何か聞きたい事はあるか?」

    訓練兵「「「……」」」

    エレン「無いな……それでは解散。しっかりと休んで疲れを取れ」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」

    ガタッ スタスタ

    エレン「さてと……それじゃ俺も行くか。ありがとなミカサ」スクッ

    ミカサ「行く?どこへ?」

    エレン「ウォール・シーナだよ。すぐに戻らねぇと」

    ミカサ「待って!」ガシッ

    エレン「なんだよ」

    ミカサ「今すぐ戻るのは無理が過ぎる。一晩休んでから戻るべき……と考える」

    エレン「だから大丈夫だって言ってんだろ……離せよ」ギロッ

    ミカサ「っ……私からはとてもそうは見えない。ので、離す訳にはいかない」

    ミーナ「ま、ままぁまぁ……二人とも落ち着いて、ね?」アセアセ

    エレン「いい加減にしろよミカサ……俺はお前の ーーーー」フラッ

    ミカサ「エレン!?」サッ

    エレン「」ドサッ
  178. 189 : : 2018/02/25(日) 19:16:55
    ーーー

    ーーー

    ーーー 医務室

    医務官「……ふむ」ピト

    エレン「」ハァ ハァ

    ミカサ「どうですか?」

    医務官「過労ですね」

    ミカサ「過…労?」

    医務官「えぇ。このまま一晩寝ていれば明日には元に戻りますよ」

    ミカサ「良かった……」ヘナッ

    ミーナ「おっと」スッ

    ミカサ「…ありがとうミーナ」ポスッ

    ミーナ「ミカサも休んだら?また倒れられちゃ大変だからね~。後は私達だけでやっておくからさ」

    ミカサ「分かった。それでは甘えさせてもらう」

    ミーナ「うんうん。いやぁー、それにしても壮観だねぇ~」

    ミカサ「何が?」モゾモゾ

    ミーナ「チート級の身体能力を持つ二人が並んで寝るなんて初めて見るからすごい新鮮!」

    ミカサ「そう?」

    ミーナ「ミカサはそうじゃないの?」

    ミカサ「昔一緒に住んでいた時は同じ部屋だったから。どちらかと言うと懐かしい……ふふっ」ゴロン

    ミーナ「?」

    ミカサ「エレンは色々な事を体験して昔とは別人の様に変わってしまったけど、寝顔だけは昔と同じで安心する」

    ミーナ「ほー?」チラッ

    エレン「」スゥ スゥ

    ミーナ「へぇ~、エレンってこんな可愛い寝顔してるんだ~」

    ミカサ「昔は毎晩この寝顔を眺めて癒されていた」

    ミーナ「確かにね。これは普段の顔からのギャップもあいまって萌えるかも……」ホッコリ
  179. 190 : : 2018/03/04(日) 23:51:17
    このss面白いので期待
  180. 191 : : 2018/03/07(水) 23:53:29
    エレン「」スゥ スゥ

    ミーナ「英雄、なんて持て囃されてるから時々忘れがちだけどさ…エレンも私達と同じ同期なんだよね。巨人の力を持っているせいで色々と巻き込まれたりしてるけど……」

    ミカサ「うん。できる限り私達がサポートしてあげるべき。
    全部返せるかは分からないけれど、少しずつでも貰った恩は返していきたいから」

    ミーナ「そうだねぇ……」

    ミカサ「(エレン……)」

    ミーナ「ミカサももう寝なよ。明日からはまた手伝ってもらうからさ」

    ミカサ「ありがとう。でももう少しだけこうしていたい」

    ミーナ「まぁしっかり休んでくれれば少しくらいは良いけどさ」ストッ




    ミーナ「あ、そうだ。1つ聞いてもいい?」

    ミカサ「何?」

    ミーナ「結局エレンってなんで倒れちゃったのかな?過労とは言ってたけどこれくらいの巨人化だったら今までも何回かしてきてるよね?」

    ミカサ「それは……ごめんなさい、まだ言えない」フルフル

    ミーナ「うーん…そっかあ」スクッ

    ミーナ「それじゃ、教えて大丈夫になったら教えてね。私は戻るから」ガチャ

    ミカサ「えぇ、おやすみなさい」

    ミーナ「おやすみ~」フリフリ

    バタン

    ミカサ「……」スッ

    ピト

    エレン「」スゥ スゥ

    ミカサ「(ごめんなさいミーナ。でも、これは話す訳にはいかないから……)」

    ミカサ「エレン……おやすみなさい」チュッ ゴロン
  181. 192 : : 2018/03/11(日) 18:11:24
    エレンとミカサは何を隠しているのかな???

    続きに期待です。
  182. 193 : : 2018/03/11(日) 20:56:33
    ーーー

    ーーー 翌日

    ーーー

    チュン チュンチュン

    ミカサ「ん……」ゴロン パチリ

    エレン「おう、起きたか」

    ミカサ「おはようエレン」ムクリ

    エレン「おはよう。なんでお前もここで寝てたんだ?」

    ミカサ「ちょっとあって」

    エレン「そっか……」スッ

    ミカサ「?」

    エレン「昨日は悪かった。この通りだ」ペコッ

    ミカサ「頭を上げて。私も少し冷静じゃなかった」

    エレン「……怒ってないのか?」スッ

    ミカサ「怒ってないよ」ニコッ

    エレン「……」フッ

    エレン「優しいな、ミカサは」ダキッ

    ミカサ「エレンだって優しい」ギュッ

    エレン「どうだかな…」

    ミカサ「私が保証する。エレン程優しい人はそれほどいない」

    エレン「ははっ、そこは俺が1番って言うところじゃないのか?」

    ミカサ「そこまでじゃない……ふふっ」

    エレン「ありがとな。朝から元気出たわ」ナデナデ

    ミカサ「どういたしまして」ニッコリ

    「あのー……」

    ミカサ「?」クルッ

    「朝っぱらから隣でイチャつくのはやめてもらっていいですか?」シャッ

    エレン「おはようシータ。良く眠れたか?」

    シータ「…おはようございます。女王陛下に言いつけますよ?」

    エレン「言いつける?何を?」キョトン

    ミカサ「私達は家族。これくらいは普通」

    シータ「(絶句)」

    エレン「それより傷はどうだ?痛みとかは」

    シータ「いえ……一晩寝たらだいぶ楽になりました。まだ訓練は無理ですが、起きる分には問題ありまっっ…!!」ズキィ

    エレン「嘘はよくないな」

    シータ「身体動かさなきゃ大丈夫ですよ…」ズキズキ

    エレン「それは平気とは言わないんだよ。まだ大人しく寝とけ」トンッ

    シータ「」ポスッ
  183. 194 : : 2018/03/16(金) 23:58:34
    エレン「さてと。飯食いに行くか」ノビー

    シータ「教官こそ大丈夫なんですか?過労なんでしょう。もう少し休んだ方が」

    エレン「俺はもう何ともない。昨日だって少し立ちくらみしただけなのに皆騒ぎすぎなんだよ」

    ミカサ「エレン!その言い方は良くない」

    エレン「あぁ悪かったよ。でもお前は昔からそうだったろ。
    ずっと同期から過保護って言われてたんだぞ」

    ミカサ「家族が他よりも心配をするのは当たり前。ので、問題はない。それに……」

    ミカサ「私はもう、家族を失いたくない」

    エレン「……あぁ、そうだな」スッ ナデ
  184. 195 : : 2018/03/16(金) 23:59:36
    相変わらず鈍いエレン
    ミカサも少しおかしい
    家族だからとしても頭ナデナデはちょいとあかんと思います
  185. 196 : : 2018/03/17(土) 00:00:05
    連チャンすんません
    おひさです
  186. 197 : : 2018/03/18(日) 15:59:26
    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂

    エレン「」モグモグ

    訓練兵「「「・・・」」」

    エレン「どうしたお前ら?早く食べないと訓練始まるぞ」モグモグ

    ディファ「あの、エレンさん」

    エレン「なんだ?ここでは教官だぞ」モグモグ

    ディファ「ヨハンのことなんですが」

    エレン「」ピタッ

    訓練兵「「「・・・」」」

    ディファ「ヨハンは助かるんでしょうか?」

    エレン「」スッ

    ディファ「い、いえ!別に疑ってる訳では」

    エレン「必ず助かるって決まってるわけじゃない。あのままだと確実に死ぬしかなかった状況を先延ばしにしただけ。言ってしまえば気休めだ」

    ディファ「・・・!」

    エレン「聞きたいことはそれだけか?」

    ディファ「・・・」

    エレン「ならさっさと食え。訓練は軽くしないぞ」ガタッ

    ディファ「はい・・・(エレンさん、怒ってた?)」
  187. 198 : : 2018/03/18(日) 16:36:46
    ーーー

    ーーー

    ーーー 廊下

    エレン「」スタスタ

    ガンッ!!

    エレン「くそっ、何やってんだ俺は・・・!」ゴツッ

    エレン「あんな夢を見たくらいであいつらに当たるなんて最低だな」

    エレン「そうだ、あんな夢・・・ダメだな俺」フッ

    「どうしたエレン、こんなとこで何やってんだ?」

    エレン「ん?」クルッ

    コニー「もう訓練始まるだろ。教官サマが行かなくてどうすんだよ」

    エレン「あぁ、今行く」

    コニー「早くしろよー」タッタッタッ



    エレン「だよな・・・せめて教官としてはしっかりしないとな」ダッ
  188. 199 : : 2018/03/18(日) 16:46:24
    >>195
    ミカサはエレンと家族という立場をスキンシップをとる口実にしているんだと思います。エレンの方も家族とのあの程度のことは何でもないと本気で思っています。


    今回からまわりの環境が変化したため、今まで以上にゆっくりの更新になると思います。
  189. 200 : : 2018/03/20(火) 16:35:41
    ーーー

    ーーー 夕方

    ーーー グラウンド

    ザッザッザッザッ

    レオ「し、死ぬ・・・」ハァハァ

    ディファ「キツい・・・」ハァハァ

    マリア「なんで今日こんなにキツいのー?」ハァハァ


    エレン「お前らシャキっとしろ!日が暮れるぞ」


    訓練兵「「「(鬼か!!!)」」」

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    訓練兵「「「ハァ  ハァ・・・」」」」グターッ

    エレン「それじゃあ今日は終了!明日からも厳しくいくからしっかり休んでおけよ」

    訓練兵「「「はい・・・」」」

    エレン「よしっ」スタスタ




    レオ「鬼過ぎるだろ・・・殺す気かよ」

    ウッツ「でもエレン教官、なんだか吹っ切れたような顔してたよね」

    レオ「その結果俺達がこんな目に遭ってたら素直に喜べないっつーの」

    マリア「でも教官のあんな顔は見たくないからね~。ちょっとくらいなら私は構わないかな~」

    レオ「何言ってんだ。明日からもとに戻ったりするわけないだろ」

    マリア「えぇー」

    ローザ「あははは・・・頑張ろうね」ポン

    マリア「うん・・・」ガクッ

    ーーー

    ーーー

    ーーー

    スタスタ

    ディファ「ん・・・?」チラッ

    ウッツ「どうしたの?」

    ディファ「あの馬車」スッ


    黒塗りの馬車「」


    ローザ「うわっ、見るからに高級な馬車ね」

    マリア「また女王陛下が来てるのかな?」

    ディファ「さすがにそれはないんじゃないかな」

    ウッツ「そうだね。いくら実際の政治は兵団が中心となって行っていると言ってもそんなにお時間の作れる立場ではないと思うよ」

    マリア「なら他の人?」

    ディファ「他って言っても誰だろう?」

    レオ「貴族サマでも来てるんじゃねぇの。こんな所にわざわざご苦労なことだな」

    ローザ「あっ!あの人じゃない?馬車で来てるのって」スッ


    貴族?「」


    ディファ「そうみたいだね。あれっ、」

    ローザ「どうかしたの?」

    ディファ「今一瞬しか見えなかったんだけど、あの人と一緒に教官がいたような気がしたんだ」

    レオ「俺には見えなかったぞ?」

    ローザ「教官と一緒?」

    ディファ「どこかへあの人を案内しているみたいだった」

    レオ「どこかへってお前、あっちの方には昨日ヨハンを運んだ場所、くらいしか・・・」ハッ

    「「!!」」ハッ

    ウッツ「まさか」

    ローザ「ヨハンの・・・父親?」
  190. 201 : : 2018/03/25(日) 11:47:32
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    5人「「」」コソッ


    エレン「息子さんはここです」

    ヨハン父「ヨハン・・・」ヨロッ

    エレン「本来ならご家族に承認をもらってからするべきなことですが、規則よりも命を大切にしたいという俺のエゴです。すいませんでした」ペコッ


    ローザ「どういうこと・・・?」

    ディファ「さぁ・・・?」


    ヨハン父「どうしても無理なのか。息子をこれから出すのは」

    エレン「・・・はい」


    5人「「!!」」


    エレン「まだ巨人化能力は分からないことの方が多いです。他に実験していることもありますので、息子さんをここから出せるようになるには最低でも10年単位かかるかと」

    ヨハン父「・・・」

    エレン「全力は尽くしますが ーー」

    ヨハン父「もう結構だ。とりあえずこのままでいれば死ぬことはないのだな?」

    エレン「はい。それは間違いないかと」

    ヨハン父「なら今は息子が助かっただけで良しとしよう」

    エレン「ありがとうございます」
  191. 202 : : 2018/04/07(土) 20:34:27
    「お、おい!待てって・・・」


    エレン「!」チラッ

    ローザ「どういうことですか!」

    レオ「おい!」グイッ

    エレン「お前ら・・・聞いてたのか」

    ローザ「説明してください!昨日と言ってる事が違うじゃないですか!」

    エレン「何の事だ?」

    ローザ「話は聞いていました。誤魔化さないで下さい!」

    ウッツ「それは違うよローザ」

    ローザ「何が!?明日医者が着くまでって言ってたのにこれが解除できないなんて!私達に嘘をついていたんですか?」

    ウッツ「だからそれは誤解だって」

    ウッツ「教官が言っていたのは治療する設備が揃うまでだよ。僕らがそれを今日だと思ってただけで、教官は何も嘘はついていない」

    エレン「ウッツの言う通りだ。誤解させるような言い方をしたのはあえてだ」

    ディファ「どういうことですか?」

    エレン「昨日の時点でそれを言ったらどうなった?確実に何人かヨハンの二の舞を恐れて訓練に集中出来なくなる奴が出てくる」

    レオ「俺たちがそれくらいでビビると思ってるんですか?」

    エレン「恐怖は簡単に人の心を折る。過去何人の兵士がそれでダメになったか分からないからな」

    レオ「・・・」

    ローザ「・・・」

    エレン「無理な相談かとは思うが ーー」

    ウッツ「えぇ。他の皆には黙っています」

    エレン「悪いな」

    ウッツ「広めて発生するメリットよりデメリットの方が多いですからね」
  192. 204 : : 2018/04/10(火) 10:57:55
    男子陣理解良過ぎじゃないか?
    レオとローザの関係気になるー
  193. 205 : : 2018/04/13(金) 15:40:34
    まだカァァァァァァァァぁぁぁぁぁ






    期待
  194. 206 : : 2018/04/14(土) 10:04:59
    期待!期待!期待!
  195. 207 : : 2018/04/15(日) 04:00:44
    まだかなぁ?
  196. 208 : : 2018/04/15(日) 12:12:10
    >>205,>>207
    お待たせしてすみません。
    もう一つの方を区切りつけるのに集中してました。
    これから更新していきます。
  197. 209 : : 2018/04/15(日) 13:38:54
    ーーー

    ーーー 数週間後

    ーーー 立体機動訓練

    バシュッ カツッ

    シュィィィィン

    巨人パネル×3「」ギギギ

    ザシュッ!

    ズバッ! ザンッ!

    「・・・」シュィィィィン


    ミーナ「おぉ~。やるねぇローザちゃん」カリカリ


    レオ「はぁっ!」シュッ

    ウッツ「ふっ!」シュッ

    ズバッ ズバッ


    ミーナ「よっと」グイッ


    巨人パネル×2「」ゴゴゴ

    シュィィィィン

    ディファ「はっ!」シュッ

    マリア「やっ!」シュッ

    シータ「」シュッ

    ザンッ ザンッ ザシュッ!

    ミーナ「ふむふむ」カリカリ


    ローザ「・・・」ギリッ シュッ!

    レオ「おい、ローザ!待てよ!」バシュッ

    ローザ「うっさい!話しかけるな!」

    レオ「はぁ!?お前が一人で突っ走ってるからだろうが!」

    ウッツ「ちょっと二人とも。次の目標9時の方角だよ」

    レオ「ちっ、分かったよ。おいローザ、話の・・・っておい!」

    ローザ「はあああ!!」バシュッ

    ザンッ!

    ーーー

    ーーー 訓練終了

    ーーー 食堂前

    レオ「いい加減にしろよお前!」

    ローザ「うっ」ドン

    レオ「今日の単騎行動は何だ!あんなんで良いと思ってんのかよ!?」

    ウッツ「レオ!やめなって!」ガシッ

    レオ「うるせえ!今日という今日は言ってやるぞ」

    ローザ「」ギンッ

    レオ「お前この間からどうしたんだよ。あんな自暴自棄な行動ばかりしてたらいつか事故るぞ!
    俺を嫌うなら嫌えよ。いくらでも悪口言えよ。
    けどな、ほかの奴を巻き込むような行動は控えろ!被害受けるのはお前だけじゃねえんだぞ!!」グッ

    ウッツ「やめなって!」グイッ!

    レオ「」ハァ ハァ

    ローザ「」ゴホッ

    ウッツ「でもローザ、レオの言っていることは正しいよ。最近の君の行動は目に余るものがある。このままじゃ肝心なところで取り返しのつかない事態になりかねないんだ」

    ローザ「・・・分かってるよ」スタスタ

    レオ「おい ーー」

    ウッツ「今はそっとしておこう。少し一人にしてあげるんだ」

    レオ「・・・」
  198. 210 : : 2018/04/15(日) 14:08:02
    期待!
  199. 211 : : 2018/04/15(日) 14:08:05
    ーーー

    ーーー

    ーーー

    スタスタ

    ローザ「・・・」

    ローザ「(みんなに言われなくても分かってる。今の自分が危険な行動ばかりしているなんて)」

    ローザ「(でも、自分でも分からない。どうして自分が変わってしまったのか)」

    ローザ「(最初は自分がおかしいなんて思いもしなかった)」

    ローザ「(初めて自分で違和感を感じたのは十日くらい前。教官達が話をしているのを聞いてから)」

    ローザ「(信じられなかった。訓練の成績が軒並み向上しているなんて。
    でも同時に私の行動の質が変わり、動きが乱雑になりがちだと危惧されていた)」

    ローザ「(それから数日、自分でも動きを気にしながら訓練してようやく気が付いた。
    普段は何ともないが、訓練に入れ込みだすとなんとも言えない気持ちが胸を満たし、それを振り払おうとして所々が荒々しい動きになってしまう。それは巨人と直接関係ある訓練ーーーー例えば
    しかしそれはふと意識が動きから離れた瞬間に出てくるから気付くのにも苦労した)」

    ローザ「でも肝心のきっかけとか原因が分からないんっだよねぇ~」ノビー

    ローザ「はぁ・・・」ソラミアゲル

    ローザ「空はいつもと同じ。皆も変わりない。変になっているのは私だけ」

    ローザ「ほんっと、どうしちゃったんだろ私・・・」



    ローザ「・・・戻ってウッツ達に謝ろう」クルッ
  200. 212 : : 2018/04/15(日) 14:09:45
    ーーー

    ーーー

    ーーー 食堂前

    ローザ「・・・」

    ワイワイ

    ローザ「・・・ダメダメ。悪いのは私なんだからちゃんと謝らないと」グッ


    「ローザ?何やってんだ」

    ローザ「‼」クルッ

    エレヒス,???「「」」

    ローザ「エレン教官!戻ってらしたんですか。陛下はどうしてここへ?」バッ! ケイレイ

    エレン「ヒストリアの体調が戻ったからキース教官達に報告にな。世間的にも号外とかで伝わってるから俺だけで十分だって言ったんだけどな・・・」ポリポリ

    ヒストリア「お世話になった人たちには出来るだけ直接報告とお礼をしたいからね」ニコ

    エレン「って言って聞かないんだよ」

    ローザ「そうなんですか。あっ、では陛下」

    ローザ「改めましてご出産おめでとうございます!お健やかな成長を心よりお祈り申し上げます」ニコッ

    ヒストリア「ありがとう」ニコッ
  201. 213 : : 2018/04/15(日) 15:44:28
    ちょっと進んでて嬉しい
  202. 214 : : 2018/04/16(月) 20:26:46
    エレン「それじゃまた後でな」

    ローザ「あの!お子様のお名前は・・・」

    エレン「教官に挨拶したら食堂行くからその時に色々話す。お前だけ色々知ってるのは不公平だろ?」

    ローザ「あ、それもそうですね」

    ズキン

    ヒストリア「そんなこと言って、大勢に同時に自慢したいだけでしょ?親バカなんだから」クスクス

    エレン「・・・いいだろ別に。ほらさっさと行くぞ」プイッ

    ヒストリア「あっ、ちょっと。じゃあまた後でね」

    ローザ「はい!」



    ローザ「(エレン教官でもそういう欲求があったりするんだ・・・ちょっと意外。でも私しか知らない秘密みたいで悪くないかも)」

    ズキン

    ガチャ

    ディファ「あ、やっと来た」

    マリア「誰かと話してたの~?声聞こえたけど」

    レオ「」

    シータ「」(隣の席を指す)

    ローザ「皆。うん、エレン教官達とちょっとね」スッ

    ザワッ

    ウッツ「エレン教官が?もう戻ってきたの?」

    ローザ「教官として復帰するかはまだ分かんないかな。とりあえず他の教官に挨拶してからこっち来るって。
    だからみんな食べ終わっても残っててねー!」

    訓練兵「「「」」」コクッ

    シータ「わざわざ全員集めるってことは何か発表でもするの?」

    ローザ「んん~?どうだろうね~」フフフ

    マリア「あ~。ローザ、分かってる人のとぼけ方してる!何か聞いてるんでしょー?」

    ローザ「今は言えないかなー」ニコニコ

    マリア「もー、私たちの仲じゃない。ね?ヒントだけでも!」

    シータ「いや、なんでアンタはそんなに必死なのさ。少しくらい待ってればいいじゃん」

    マリア「だって気になるんだもん。ねぇ~、おーねーがーいー」スリスリ

    ローザ「あは、ははは・・・」

    レオ「ローザ」

    ローザ「」ピクッ

    レオ「さっきは悪かった。最近成績抜かれてたせいもあってキツく当たっちまった。この通りだ」ペコ

    レオ「でも心配な気持ちも嘘じゃねぇんだ。お前なら今俺が嘘ついてないって分かるだろ?」

    ローザ「・・・」

    レオ「・・・」

    ローザ「・・・・・・イイヨ」

    レオ「!!」

    ローザ「ウッツごめんね。自分でも分かってたんだ。最近の私はおかしい事してるって。でもその理由が分からなくてイライラして・・・皆に当たっちゃった」

    ローザ「皆、ごめん!」ペコッ


    シータ「何謝ってんの。誰もアンタを怒ってなんかないよ」

    ローザ「えっ・・・?」

    シータ「皆何かあるんだろうって察してたよ。文句を言わなかったのもそれがきっかけで更に大変なことにならないように気を使ってたの。
    自分の感情だけで突っ走って怒鳴ってたのはそこのバカだけ」ピッ

    レオ「おい、誰がバカだ誰が」

    ウッツ「まぁまぁ、せっかくいい感じになりそうなんだから堪えて」

    レオ「へっ」

    ローザ「皆・・・ありがとう・・・」ポロッ

    マリア「よしよし、辛かったね~。乱れた動きもちょっとずつ直していけば大丈夫だよ。皆協力してくれるよ、ねー?」ポンポン

    訓練兵「「「おう!/うん!」」」

    ガチャッ

    訓練兵「「「」」」クルッ

    エレン「よっ、久しぶりお前ら」
  203. 215 : : 2018/04/16(月) 22:46:01
    期待!
  204. 216 : : 2018/04/17(火) 19:50:49
    「「「教官!」」」

    エレン「元気に、してたか?」

    ローザ「えっ、あっ、これは・・・」フキフキ

    レオ「ちょっとしたケンカですよ。それでなんか目にホコリが入ったらしくて」

    ローザ「!」

    レオ「心配されるようなことは何もなく、いつも通りです」

    エレン「ふーん、そうか」

    ヒストリア「ねぇエレン、できれば私達も食堂の中に入れて欲しいんだけど?」クイ

    ローザ以外「「「!!?」」」

    ディファ「どうしてこちらに⁈」バッ! ケイレイ

    訓練兵「「「」」」バッ! ケイレイ

    ヒストリア「公の場じゃないんだから楽にして!」アセアセ

    訓練兵「「「」」」スッ

    エレン「ローザ。皆に伝えてなかったのか?」チラ

    ローザ「他の教官達に挨拶をした後にここにいらっしゃるとだけ伝えてました。詳しくは何も」

    ウッツ「じゃあ発表って陛下がこっちにいらしてたって事?」

    シータ「確かにこれは驚かされたね・・・」

    エレン「あー。それはまだ半分正解だな」

    訓練兵「「「??」」」

    エレン「本当の目的はこっちなんだ」スッ

    ローザ以外「「「!!!!」」」

    ヒストリア「今回はお世話になった方達に出産の報告に来たの」

    ???「スー スー」

    男子訓練兵「「「おぉ・・・」」」

    女子訓練兵「「「可愛い~!!」」」
  205. 217 : : 2018/04/17(火) 20:25:32
    マリア「お名前は何というんですか?」

    エレン「イリナ。女の子だ」

    ヒストリア「私とエレンの名前からそれぞれ母音と子音をとったの」


    ※一応解説します
    エレン→EREN→R,N
    ヒストリア→HISTORIA→I,I,A

    ↓合わせて

    IRINA→Irina(イリナ)
    です


    シータ「陛下に似て、きっと綺麗になるんでしょうね」

    ヒストリア「そんな・・・別に私、そんなに綺麗じゃ////」

    女子訓練兵「「「(天使/女神/聖母)」」」


    ディファ「大きくなったらどんな子になってほしいとかありますか?」

    エレン「いや・・・オレは特に無いな」

    ディファ「そうなんですか?」

    エレン「あぁ。将来なんて好きなものになればそれが一番なんだ」

    ディファ「意外ですね。てっきり兵士になって欲しい、とかだと思ってました」

    エレン「オレだって母親の反対押し切って調査兵団に入って今こうしてるしな。
    オレからあの子に伝えてやれる事は何でも伝えるが、だからといって強制する気なんて無い。
    ただこの世にオレ達の子供として生まれてきてくれた。それだけでいい。それだけでもう十分に偉いことなんだから」

    ウッツ「・・・」

    レオ「(なんか・・・)」

    男子訓練兵「「「(イメージと違う・・・・)」」」
  206. 218 : : 2018/04/18(水) 18:21:14
    ガチャッ

    ミーナ「たのもー!」

    ローザ「カロライナ教官。ワグナー教官達まで。どうしたんですか?」

    ミーナ「可愛い女の子の波長をキャッチして飛んできたの!そして私の直感は間違っていなかったっ!!」

    トーマス「いきなり「女の子を感じる!」なんて言い出した時は正気かって思ったけどまさかなぁ・・・本当にいるとは」

    ナック「いや、当たってるなら当たってるである意味気味悪いけどな?なんで分かるんだよ」ハァ

    ミーナ「時々だけど唐突にピーンとくる時があるんだよね~。うわぁはぁ、かぁわいぃなぁ~」デレー

    エレン「お前らさっきはどこ行ってたんだ?挨拶に行ったときは居なかっただろ」

    ミリウス「巨人パネルの片づけと次の準備をな。それもミーナが走り出したから中途半端なんだが」

    ミーナ「うっ、ごめん・・・」
  207. 219 : : 2018/04/18(水) 21:10:50
    毎日期待してます
  208. 220 : : 2018/04/19(木) 23:03:37
    ミーナ「でっでもさ!こうしてヒストリアとエレンにも久しぶりに会えたし、可愛い赤ちゃんもいるしで結果オーライじゃん!」

    ナック「はいはい分かったよ」

    トーマス「後の片づけは一人でやれよなー」

    ミーナ「えぇぇ~、そんなぁ・・・」ガクッ

    ミリウス「ははは。ヒストリア、名前はなんて付けたんだ?」

    ヒストリア「イリナだよ」

    ミリウス「ってことは女の子か(ホント、なんでわかったんだよミーナ)」

    トーマス「ヒストリア似だな。というかエレンににてるとこは・・・」チラッ

    エレン「」

    トーマス「あるか?ほぼお前小さくした感じなんだが」

    ヒストリア「」クスッ

    ミーナ「どしたの?」

    ヒストリア「ちょっと待ってね」ナデナデ

    イリナ「ンッ・・・」モゾモゾ

    ミーナ、女子訓練兵「「「(かっ、可愛い~~!!)」」」

    イリナ「ァァ~」ノビー

    パチッ

    エレヒス以外「「「!!」」」

    イリナ「?」キョロキョロ

    トーマス「おぉ、エレンと同じ瞳の色なのか」

    ミーナ「でもなんだかエレンよりも澄んだ感じがするね」

    エレン「悪かったな、汚れた色で」

    ミーナ「もー、そういう意味じゃないってば」ペチッ

    ヒストリア「容姿では私に似てるけど、将来はエレンみたいに強い子になって欲しいなぁ。周りからどうされようと自分の信念を貫き通せる強い子に」ツンツン

    イリナ「・・・」キョロキョロ

    ナック「ヒストリアみたいに優しい子になっても良いかもな。次世代の天使とか呼ばれそうだ」

    トーマス「二人のうちどちらによく影響を受けるか・・・興味がある」

    ミーナ「トーマス。言ってることがハンジさんっぽいよ」

    トーマス「!」

    エレン「オレはこの子を守れればそれでいい。オレに似てもヒストリアに似ても嬉しいさ」

    トーマス「(使命感が伝わってくる・・・志高すぎないか?)」

    ナックミー「「(親バカだな/ねぇ)」」
  209. 221 : : 2018/04/19(木) 23:13:37
    ウッツ「あの」

    ヒストリア「どうかした?」

    ウッツ「いえ、その、自分の気にし過ぎかもしれないのですが」

    ウッツ「教官達が陛下のことをずっと敬称無しで呼ばれているのが気になってしまって・・・」

    ミーナ「あー、そのことね」

    ナック「どう説明したもんかな・・・」ポリポリ

    エレン「ウッツ、それは後 ーー」

    ヒストリア「私が頼んだの」

    訓練兵「「「?!?」」」

    ヒストリア「だから別に私は気にしてないし、ミーナ達が気を遣う事でもないよ」

    ミリウス「言っていいのか?」

    ヒストリア「うん。前に一部は話してたしね。そのかわり、今からのことは全部ここにいる全員だけの秘密ね?」

    訓練兵「「「」」」コクッ

    ローザ「秘密・・・」ボソッ

    ズキッ
  210. 222 : : 2018/04/19(木) 23:14:03
    >>219
    ありがとうございます。
  211. 223 : : 2018/04/20(金) 16:20:53
    進んでて嬉しい
  212. 224 : : 2018/04/20(金) 23:06:14
    ヒストリア「私の育ちが普通の牧場だってことは前に話したけど、それを同期の皆に話したのは調査兵団に入団した時だった」

    ヒストリア「その時にミカサを始めとして皆が言ってくれたの。私は大切な仲間で、信じる理由はそれだけでいいって。大した問題じゃないって・・・びっくりしたよ。初めて会った時から何年もずっと騙してたのにね」

    ミーナ「だって命がけの訓練をして同じ釜の飯を食べたんだもん。ちょっとした嘘なんてどうってことないよ」

    トーマス「あぁ。そんな理由で争える余裕も無かったしな」

    ミーナ「それよりはるかにすごい事してた人もいたしねー」

    エレン「ミーナ茶化すな」ギロッ

    ミーナ「」ゾクッ

    エレン「とまぁそういう事もあった後で、そこから女王になったからと言って敬称付けで呼ばれるのはなんだかこそばゆいって事で事情を知ってる同期のメンバーは昔からの態度で接してるんだ」

    訓練兵「「「(いい話だ・・・)」」」

    ウッツ「そうだったんですね。知らなかったとはいえ、すみませんでした」ペコリ

    ヒストリア「謝らないで。いつかは世間にも公表しなきゃいけないことだしね。私も早く勇気をっていつも思ってるけどなかなかうまくいかなくて・・・」

    ディファ「だからここだけの秘密、と?」

    ヒストリア「うん。お願い出来るかな?」

    訓練兵「「「ハッ!!」」」バッ! ケイレイ

    ズキン

    ローザ「・・・」

    ヒストリア「それともやっぱり難しいかな?大事な事で国民に嘘をついている王様なんて」ノゾキコミ

    ローザ「あっ・・・いえ・・・大丈夫、です」

    ヒストリア「そっか・・・ありがとう」スッ

    ヒストリア「後でちょっとお話しましょうか」コソッ

    ローザ「!」
  213. 225 : : 2018/04/21(土) 16:47:11
    ようやく追い付いた!
    期待です。今まで見た中で一番神ssかも
  214. 226 : : 2018/04/22(日) 02:08:34
    エレン「ま、今日はここまでにしておくか。続きは明日な」パン

    ミーナ「え~、なんでよー。まだ日も落ちてないよ?」

    ヒストリア「そうだね。続きは明日また夕食後にでもしようか」スクッ

    ミーナ「えぇ・・・ヒストリアまで」ガクッ

    ヒストリア「ごめんね。私とエレンは大丈夫なんだけど、イリナはそろそろ休ませてあげないと。
    ただでさえ知らない人達に囲まれて疲れただろうから」ナデ

    イリナ「」ウトウト

    トーマス「そういう事ならしょうがないだろ。俺達は作業に戻ろうぜ」

    ミリウス「だな。今回は少しここにいるんだろ?」

    エレン「明日まではいるが、それ以降は状況次第ってとこかな」

    ミーナ「うぅぅ・・・分かった。ならまた明日ね」

    ヒストリア「うん」

    エレン「お前らもそれでいいか?どうしてもここで質問があるなら聞くが」

    訓練兵「「「ありません」」」

    エレン「よし。なら解散!」

    訓練兵「「「ハッ!」」」バッ! ケイレイ

    ゾロゾロ
  215. 227 : : 2018/04/22(日) 09:23:02
    つくづく文章力スゲーな
  216. 228 : : 2018/04/22(日) 11:15:12
    ーーー

    ーーー

    ーーー 浴場(女子)

    マリア「はぁ~、染み渡るわ~」

    シータ「おっさん臭いよマリア。いつもと同じ訓練に同じ浴槽でしょ」

    マリア「そりゃあそうだけどー。女王陛下がいきなりいらっしゃったんだよ?心の準備が出来てないと疲れちゃうって~」ノビー

    シータ「まぁそれは同感かな。まだ陛下は気さくだからマシだけど、やっぱり地位だけでいくらか引いて接しちゃうよね」

    マリア「どうしてもね~。ローザもそうでしょ?」

    ローザ「・・・」

    マリア「ローザ?」

    ローザ「え?あっ、ごめん考え事してて・・・何の話だっけ?」

    シータ「陛下にはどうしても完全に対等には接するの難しいよねって」

    ローザ「あー、それは私もかも」

    マリア「やっぱりかー」

    ローザ「でもしょうがないんじゃないかな。だって陛下って ーー」

    ガラガラ

    シータ「ん?」チラッ

    ヒストリア「おじゃましてもいいかな?」スタスタ

    シータ「ありがとう。お話の邪魔しちゃったかな?」ニコッ トプン

    マリア「い、いえ!そんなことは」ブンブン

    シータ「ちょうど陛下の事を話してたところですよ」

    ヒストリア「えっ」

    マリア「シータ?!」
  217. 229 : : 2018/04/22(日) 11:16:27
    >>225
    ありがとうございます。
  218. 230 : : 2018/04/22(日) 13:18:02
    期待してます
  219. 231 : : 2018/04/23(月) 22:18:10
    ヒストリア「私の話?」

    ローザ「えっ?あっ、ちょっ・・・」アセアセ

    マリア「えぇーっとぉ・・・」

    シータ「別に話してもいいでしょ。自然な事なんだし」

    ヒストリア「?」

    マリア「そのですね、怒らないでいただきたいんですが・・・」

    ローザ「陛下はああ言われましたが、どうしても一歩引いた姿勢で接してしまうなと話していたんです」

    ヒストリア「!あぁ・・・」

    シータ「境遇を聞いてだいぶ近くは感じますが、やはり王族という事が無意識下でのブレーキになってしまうんでしょうね」

    ヒストリア「・・・」

    マリア「(言わない方が良かったんじゃないのこれぇ・・・)」

    ヒストリア「・・・うん、やっぱりそっか」

    マリア「えっ」

    シータ「やっぱり?」

    ヒストリア「うん。ある程度予想はしてたからね。実際そうだったってだけだから別に怒ったりしないよ」

    マリア「予想・・・ですか」

    ヒストリア「実際今でも私の出生を知らない他の兵団の人達はあなた達よりもへりくだった態度で話してくるからね。どう接してもある程度は間が空いてしまうだろうなとは思ってたの。
    エレンに相談した時も同じこと言われたからもうほぼ確信に変わっていった。だからあなた達がここまでしっかり向き合って話してくれるのは凄く嬉しいの!」
  220. 232 : : 2018/04/25(水) 23:12:45
    ローマリシー「「・・・」」

    ヒストリア「あっゴメンねいきなり興奮しちゃって。でも今の言葉に嘘は無いから。あなた達はさっきみたいに思ってるかもしれないけど、私からすると今の立場になってから一番接しやすい人達なの。
    歳もそんなに離れてないし、遠慮せずに話してくれていいからね?」

    マリア「・・・本当に意外です。てっきり親しく接していたのは演技かと思ってました」

    ヒストリア「そうなの?自分で言うのもなんだけど、そんなことするほど計算高くないよ?」

    シータ「まぁそれもみんなの偏見から生まれたイメージでしょうね。後で私達から言っておきますよ」

    ヒストリア「ありがとう」

    ローザ「あの・・・」

    ヒストリア「なに?」

    ローザ「話は変わるんですが、さっき言ってたお話って何でしょうか・・・?」

    ヒストリア「ああ、その話ね。ここではちょっと話しづらいかな・・・今って二人きりで話せる場所ってあったりするかな?」

    シータ「そういう場所は皆知ってますから、話の途中で誰か来る確立が高いですね」

    マリア「あ!じゃあ寮の私たちの部屋ならいいんじゃない?あの部屋は私たちだけだから適当に時間つぶしていれば大丈夫だよ」

    シータ「確かに。それで良いですか?そんなに綺麗ではないですけれど」

    ヒストリア「大丈夫、ありがとう」ニコ

    シータ「じゃあお先に。ローザ、私達は談話室にいるから」ザパッ

    マリア「また後でね~」ザパッ

    ローザ「うん、分かった」

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屑豆は駆逐

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エレン「代償は俺自身」 シリーズ

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