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意外な隠し場所

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  1. 1 : : 2017/07/30(日) 23:39:18
    以前投稿した「逆転」と同じYouTubeにある「放送禁止になったアニメ」の一つです

  2. 2 : : 2017/07/30(日) 23:41:03
    少しアレンジを加えています。その過程でネタバレ?になるものがあるので注意してください
  3. 3 : : 2017/07/30(日) 23:47:22

    国税局査察部、通称“マルサ”

    彼らの仕事は巨額の資産を隠して、税金の支払いから逃れようとする悪質な人間を摘発することである。
  4. 4 : : 2017/07/30(日) 23:49:26
    この物語は巧妙な手口で巨額の財産を築いた青年資産家と凄腕マルサとの激闘を記録したものである。
  5. 5 : : 2017/07/30(日) 23:53:39
    国税局査察部

    アルミン「…………」コツコツ


    ーーー彼の名はアルミン・アルレルト。
    数々の巧妙に隠された隠し財産を、その明晰な頭脳と豊富な経験によって摘発してきた敏腕マルサである。





    ーーー会議室ーーー


    アルミン「今回のターゲットはこの人…
    ジャン・キルシュタイン、30歳。今最も稼いでいるベンチャー企業の社長だ」
  6. 6 : : 2017/07/30(日) 23:58:58
    ーーージャン・キルシュタイン、自ら創設したベンチャー企業で大成功を収めた青年資産家。

    その天才的手腕によって30歳にして既に巨額の財産を築いていた。





    アルミン「調査によればこのキルシュタインは百億円もの隠し財産があることが分かっている。あとはガサ入れを行い、調べるだけだ」


    アニ「アルミン、ジャン・キルシュタインの査察の令状が今…」


    アルミン「よし、では明朝予定通りガサ入れを行う!」


    「ハイ!」


  7. 7 : : 2017/07/31(月) 00:01:43
    アルミン「あと、アニごめん…いつもの」


    アニ「はいはい」ガサッ


    ゴクッ


    アルミン「フゥッ…」


    アニ「普段はキリッとしてるのにこういうところがあるんだね」(でもそれを知ってるのは私だけ)


    アルミン「胃が弱いのは生まれつきなんだよ」


    アルミン「明日は早いからもう寝てね」


    アニ「わかった」
  8. 8 : : 2017/07/31(月) 19:42:16
    翌日、マルサにとって勝負の時が来た





    ジャン「……ロンドンは円高に転じたか……よし」カタカタ


    >ピンポーン


    ジャン「…誰だ?こんな早くに」


    ガチャ

    アルミン「国税局査察部です。あなたには多額の隠し財産がありますよね?素直に認めてください。」


    ジャン「……隠し財産?」


    アルミン「そうだ、既に我々の内偵調査によって確認している。」


    ジャン「……ないものはありません」


    アルミン「なら、強制捜査に移ります。こちらは裁判所発行の捜査令状です。あなたの家を捜査する権限はありますよ」ペラッ


    ジャン「……いいでしょう、好きなだけどうぞ」
  9. 9 : : 2017/07/31(月) 19:45:01
    すぐに家宅捜索が行われた。

    隠し財産の証拠となるものは主に
    裏口座の通帳や印鑑、現金や宝石などである。



    ジャン「いやー、すげぇな。徹底してる。映画と全く同じだ」


    ジャンとアルミンはソファーで対面しながら座っている。
  10. 10 : : 2017/07/31(月) 19:46:28
    アルミン「………」

    ジャン「…コーヒーいかがですか?」ズズズチラッ


    アルミン「……結構です」


    ジャン「そうですか……」チラッ

    アルミン「………」


    ジャン「……」チラッズズズ

    アルミン「………!」


    アルミン「エアコンの中を調べろ!」
  11. 11 : : 2017/07/31(月) 19:48:47
    ゴソゴソ

    アニ「…何も」

    アルミン「……」

    ジャン「いやー流石、目の付け所が違うが
    でも、諦めた方がいいですよ、本当に隠し財産なんてないですからね」


    アルミン「……」
  12. 12 : : 2017/07/31(月) 19:50:55
    その後も捜査を続けるが、証拠となるものは一切見つからず。

    既に夕日が昇り始めていた。


    アルミン「…………」

    アルミンは焦り始めていた



    アルミン(これだけ探せば普段は見つかるのに)

    ポンッ


    アルミン「!」


    アルミン「雑誌……」



    アルミン「!」


    アルミン「カーボン用紙を持ってこい!」
  13. 13 : : 2017/07/31(月) 19:52:01
    アルミン「…………」スリスリ

    アニ「…雑誌にカーボン用紙を擦り付けてどうするの?」


    アルミン「まあ、見ててよ」スリスリ


    ジャン「……」ズズズ




    ペラッ



    アルミン「!!」
  14. 14 : : 2017/07/31(月) 19:55:10
    アルミン「3、7、1、1、450?」

    ジャン「……」ピクッ


    アルミン「何の数字だろう?銀行口座?」


    アニ「全ての銀行をあたったけどそのような数字のものは見当たらなかったわ」


    アルミン「電話番号…じゃない」


    アニ「彼の知人の電話番号も既にチェック済み。」

    アルミン「でも、この数字が浮き出たってことはこの雑誌の上で何かを書いたことは確実」
  15. 15 : : 2017/07/31(月) 19:58:51
    その時、別働隊がジャン・キルシュタインのベンチャー企業の本社の捜査を行っていた。


    プルル

    エレン「もしもし」


    アルミン『エレン?今から言う数字に関係するものを調べてくれ。3、7、1、1、450だ」


    エレン「3、7、1、1、450…わかった。何かわかったら連絡する」


    アルミン『頼んだよ』ガチャ

    アルミン(この数字がおそらく今回の鍵だ…)



    アルミンはそう睨んでいた。


    しかし…
  16. 16 : : 2017/07/31(月) 20:12:33
    プルル

    アルミン「もしもし」

    エレン『俺だ』

    アルミン「どうだった?」

    エレン『いや、さっきの数字に該当するようなものはなかった』

    アルミン「そうか、ありがとう」ガチャ

    アルミン(そんな筈は無い、この数字には絶対何かあるんだ……)


    パチッ

    ジャン「そろそろ引き上げてもらえねぇか?これだけ探しても何もないんだから」


    アニ「アルミン、もしかするとこれ、……アルファベットじゃない?」


    アルミン「アルファベット?」
  17. 17 : : 2017/07/31(月) 20:18:46
    アニ「ええっと……ほら、アナログ数字だとわかりやすい筈」カタカタ


    アルミン「?」


    アニ「0はO
    5はS
    4はH(h)
    1はI
    7はL
    3はE(e) 、つまり……」

    アルミン「……OSHIILE(オシイレ)……!」


    アルミン「押入れをもう1度調べろ!」
  18. 18 : : 2017/07/31(月) 20:20:38
    ガサゴソ


    アニ「…ない?」

    アルミン「壁だ!壁の中だ!」

    アニ「でも、壁を壊すのは不味い…」

    アルミン「…アレを使おう!」
  19. 19 : : 2017/07/31(月) 20:23:25
    押入れの壁の中をX線検査で調べ始める。

    だが、


    ザザザザ


    アニ「何も無い」


    アルミン「………」


    ジャン「いい加減諦めてほしいんだが。これだけ探して何も無いんだから」


    アルミン「……」


    ジャン「大体押入れの『れ』は“L”じゃなくて“R”だろ。偶然だよ、偶然」
  20. 20 : : 2017/07/31(月) 20:25:34
    アルミン「………」


    ジャン「チッ…アンタもしつこいな!何も無いって言ってるだろ!いい加減にテメェらのミスだと認めたらどうだ!?」



    こうして、アルミン達、マルサはガサ入れでなんの証拠も掴めなかった。

    アルミンにとって、これは初めての屈辱だった。



    更に…
  21. 21 : : 2017/07/31(月) 20:28:28
    ジャン『朝早くから夜まで勝手に家を捜索して、何も出なかったのに謝罪の一言も無い!
    いくら国税局だからといっても横暴だ!
    絶対に奴らを訴えてやりますよ!』


    エルヴィン「『マルサ、大失態』…か」


    アルミン「……」

    エルヴィン「どうするつもりだ」
  22. 22 : : 2017/07/31(月) 20:31:10
    エルヴィン「テレビの取材を始め、週刊誌も多数取り扱っている。我々の大失態だと」


    アルミン「局長!奴は必ず脱税をしています!あと一息なんです!」


    エルヴィン「肝心のブツが出ないことにはどうにもできない」


    アルミン「一ヶ月ください。一ヶ月で必ず奴に脱税を認めさせます!」

    エルヴィン「……できなかった場合は?」

    アルミン「その時は…私が全責任を負います…!」
  23. 23 : : 2017/08/01(火) 21:16:03
    ーーー会議室ーーー

    アルミン「…」

    アルミンは誰もいない夜の会議室に1人、
    ホワイトボードと向き合っていた。
    そこには例の数字が書かれている


    アルミン(…この数字は必ず何かある。何か…)



    ガチャ
  24. 24 : : 2017/08/01(火) 21:18:03
    サシャ「どうも、『イモや』です!いつものやつ置いときますよ!」


    アルミン「ああ、ありがとう」

    サシャ「にしてもアルミン1人で残業って珍しいですね」ムシャムシャ


    アルミン「うん…」


    サシャ「あ!その数字懐かしいですね、私の故郷の郵便番号ですよ!」


    アルミン「!」
  25. 25 : : 2017/08/01(火) 21:19:18
    アルミン「3711450…371-1450!そうか、郵便番号!」

    サシャ「どうしたんですか?もしかして私の故郷で何か…」


    アルミン「そうか、郵便番号だったのか!」


    サシャ(無視かい)(;-◞౪◟-)
  26. 26 : : 2017/08/01(火) 21:22:37
    371-1450の郵便番号を表す住所は大陸からおよそ800km、北北東にあるパラディ島という小さな離れ小島であった。

    アルミン(…この島に隠し財産の在り処に通じるが…)


    一週間程滞在し、役所の資料の一つ一つに目を通し、自ら島中を歩き回った。



    だが……
  27. 27 : : 2017/08/01(火) 21:25:00
    ジャン・キルシュタインに関する人物や建物は何一つ見つけられなかった。



    アルミン(まるで何も無かった…)



    失意の内にアルミンは自宅へと戻る。





    テクテク


    アルミン「はあ、手がかり無しか…もう時間も無いぞ」



    アルミン「……ん?」
  28. 28 : : 2017/08/01(火) 21:26:37
    アルミン「…手紙?誰からだろう?」

    アルミン「あれ?これは僕が送った手紙だ。なんで帰ってきたんだろう?」


    アルミン「……そうか、ミカサ引っ越したんだった。宛先不明で帰ってきたの…か…」


    アルミン「宛先不明?」



    アルミン「………これだ!!」ダッ
  29. 29 : : 2017/08/01(火) 21:28:33
    ーーージャンのマンション、1階、郵便受けーーー

    ジャン「…」スタスタ


    カチャ スッ


    ジャン「……」ジャラジャラ


    ジャン「……」ニヤッ


    「ジャン・キルシュタイン!」


    ジャン「!?」


    アルミン「やっと分かったよ。あの数字の意味…そして隠し財産の在り処が!」

  30. 30 : : 2017/08/01(火) 21:31:40
    アルミン「君はそろそろ我々から捜査が入るだろうと思い、隠し財産を隠す方法を考えた。
    それは郵便を利用したものだ!」

    ジャン「…何を言っているのかわからないな」


    アルミン「まあ、聞いてほしい。」


    アルミン「まず君がしたことはここから1番時間がかかる住所を調べることだ。そして、見つけたのがパラディ島。郵便番号は371-1450…そう、あの数字のことだ」
  31. 31 : : 2017/08/01(火) 21:37:08
    アルミン「そして存在するはずの無い知人に隠し財産を郵送した。パラディ島への郵便船は週に一度のみ、つまり宛先不明となり、手元に戻ってくるまでに2、3週間はかかる。
    それだけの時間があれば捜査も終わり、マルサも引き上げることを計算した上で」

    ジャン「…それをこの一ヶ月考えていた訳か…だが、それはただの憶測だ。証拠は無い。それにそうやって俺を陥れようとする奴らのイタズラかもしれない」


    アルミン「じゃあ警察に届けて、対策を考えましょうか」


    ジャン「いや、そこまでのことでは…」


    アルミン「いい加減に認めたらどうだ!?」ガシッ
  32. 32 : : 2017/08/01(火) 21:39:02
    ジャン「何をする!?」

    アルミン「手を放せ!」


    ジャン「こっちのセリフだ!いいのか!?マスコミに訴えてやるぞ!お前も国税局も笑い物だ!」


    アルミン「好きにすればいい!この封筒の中身を確認してからな!」ビリッ


    ジャラジャラ


    ジャン「あぁ!!」
  33. 33 : : 2017/08/01(火) 21:41:30
    ジャン「う、うわあ!これは俺のダイアだ!誰にも渡すものか!…俺のだ、俺の…」


    カチッ


    ジャン「!!」


    カセットテープ『う、うわあ!これは俺のダイアだ!誰にも渡すものか!…俺のだ、俺の…』


    アルミン「今このダイアが自分のものであることを認めましたね?」


    ジャン「!!!」


    アルミン「さぁ、今度はあなたがマスコミに叩かれる番だ!」
  34. 34 : : 2017/08/01(火) 21:43:16
    こうして、ジャン・キルシュタインは脱税の容疑で逮捕。

    封筒の中に入っていたのはひとつ一億円もするダイアモンドでそれがおよそ百億円分。

    アルミン達が調べた額と同じであった。
  35. 35 : : 2017/08/01(火) 21:44:48
    こうして難題な隠蔽方法を見破り、犯人を摘発したアルミン。


    だが、彼らの戦いは終わらない




    この世から脱税をしようとする者がいる限り…



    end
  36. 36 : : 2017/08/01(火) 21:45:03
    終わりです。

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tzquie

Greek freak

@tzquie

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