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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

廃学校にて

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  1. 1 : : 2017/02/24(金) 12:15:33
    『黒の喰種』の続編です。
    今回は緩く行きますね。
  2. 2 : : 2017/02/24(金) 12:20:52
    「学校に行ってみたい!」
    ヒナミちゃんが言い出した。
    続けるミユキ。
    「学校ね…私も行けるものなら行きたかったわね。」
    そこでカネキが返した。
    「廃校になった学校が20区にあります。
    取り壊し前ですけど特に立ち入り禁止だったりしないので行ってみませんか?」
    「トーカちゃんも行く?」
    返答するトーカ。
    「私は…高校から学校行ってたしいいよ。」
    そこで…
    「お姉ちゃんも行ってみようよ!」
    とヒナミちゃん。
    「…仕方ないな、行ってやるよ。」
    「じゃあ行こうか。」
    4人は廃学校に出かけた。
  3. 3 : : 2017/02/25(土) 13:13:39
    期待です(✳︎^▽^✳︎)
  4. 4 : : 2017/02/25(土) 17:50:31
    期待します!
  5. 5 : : 2017/02/25(土) 21:26:50
    期待ありがとうございます!
  6. 6 : : 2017/02/25(土) 21:54:47
    廃学校に到着した一同。
    「校庭だ!広い!」
    元気なヒナミちゃん。
    「お兄ちゃん、シーソー、シーソーしよう!」
    優しく返すカネキ。
    「いいよ、でも折角4人いるからみんなでやろうか。」
    「うん!」
    「え?」
    「私達も?」
    「うん!」
    遠慮しがちな2人だったがヒナミちゃんに押されてシーソーを始めた。
    カネキとヒナミ、トーカとミユキに別れる。
    「合わせて体重も同じくらいかな」

    キーコ-キーコー…

    「…」
    無言の4人。
    「…次の行こうか。」
    「…うん」
    よく考えたらヒナミちゃんも幼く見えても19歳…
    他は全員成人済み…
    「折角校庭広いしスポーツしましょ。」
    黙りした空気の中ミユキは言った。
    「じゃあ>>7でもしようか。」
    カネキも言った。
  7. 7 : : 2017/03/03(金) 21:13:17
    誰か…お願いします。
  8. 8 : : 2017/03/07(火) 20:57:30
    鬼ごっこを見てみたいです
    グールの鬼ごっこ長そうw
  9. 9 : : 2017/03/07(火) 20:57:41
    期待です。
  10. 10 : : 2017/03/07(火) 22:22:11
    ありがとうございます!
    了解です!
  11. 11 : : 2017/03/07(火) 22:26:28
    「ーじゃあ、鬼ごっこでもしようか。」
    「いいね!広くないとできないもんね。」
    「そうだな、しゃーねー付き合ってやるよ。」

    乗り気の一同。

    「じゃあ鬼を決めようか。」
    「うん!」

    「「最初はグー!じゃんけんポン!!」」



    「僕が鬼か。」
    結果、最初の鬼はカネキになった。

    「じゃあ、10数えるよ。」

    「10、9、8…」
    「…2、1…」

    「よーし、行くよ。」
  12. 12 : : 2017/03/07(火) 22:50:37
    「ヒナミちゃん…はなんとかなるとして、
    羽赫のトーカちゃんはスタミナ切れを狙えばいいか…」

    「…問題は、ミユキさんだ。」

    最初の目標を定めたカネキ。

    「どこに行ったかな…」

    バキバキバキビキバキバキビキ…

    「!!!?」

    振り返ったカネキの視線の先には…
    赫者になったミユキの姿が。

    「え、えぇ!?」

    ありかですかそれ。

    「キャハハハハ!!!ワタシに追いつけるかしらアアアアアアアア????」

    「…」

    無理です。

    「あれはもうほっとこう…」


    ため息をつくカネキ。

    「…消去法で、ヒナミちゃんかな。」

    「…ごめんね、ヒナミちゃん!」

    全速力で疾走、猛接近する。

    「わ、私?わあああああああ!!!」

    カネキの手がヒナミの胴体に触れようとした、
    刹那。

    「ヒナミちゃんの体が消えた…?
    …いや…
    消えたのは…
    僕の右手?」

    その危機感に反応したのか赫子が出現、
    カネキの右手は切り落とされた。

    「あっ!?ごめんなさいお兄ちゃん!!」

    そう言いながらにまた逃げ出したヒナミ。

    「ちょ…僕の右手…」

    まぁ再生するけど。

    「赫子を分化して…右手をー…」

    細く伸びた赫子がカネキの右手を再生していく…
    …が。

    「これは…紫の…虫のような赫子!?
    しまった、この赫子は…!!!」

    「ああああああああああああああああああ!!!!」



    「…ヒナミちゃああああああああん
    僕が、
    守ってあげるからねええええええ!」

    カネキはムカデになってしまった。
  13. 13 : : 2017/03/08(水) 19:44:30
    おぉwまさかのムカデ
    面白いですw
  14. 14 : : 2017/03/09(木) 09:48:37
    ありがとうございます!
  15. 15 : : 2017/03/09(木) 10:11:00
    「壊れてよおおお!」

    ヒナミに襲いかかるカネキ。

    「やめてええー!」

    必死に走るヒナミ、だが逃げ切れるはずも無く…

    「きゃあああああああああ!!!」

    ぽふっ

    「タッチいいいいいい!!!」

    カネキの手がヒナミの腕に触れた。

    「うっ…」

    そして変身が解ける。

    「あっ、それ戻るんだ。」

    「恐がらせてごめんね…まずは1人か。」

    「次は、トーカちゃんだ。」

    目線を向けられたことに気が付いたトーカは走りだした。

    「逃がさないよ。」

    全力で追いかけるカネキ。
    だが追い付かない。

    「やっぱり…トーカちゃんは早いな。」

    「…でも!」

    狙い通りスタミナが切れはじめたように見えた。

    「ここで一気に詰める!」

    赫子をバネのようにして急接近する。

    ーが。

    伸ばしたその手を軽い身のこなしで避けていくトーカ。

    「!?」

    格闘技術なら互角程度にはなっていたはずだ。
    それが全く当たらない。
    それにこの動き…なにか見覚えが…

    「私鯱さんにも稽古つけて貰ってるからね。」

    「!!!!?」

    そんなところで繋がりが出来ていたとは。

    まぁ現在に至るまでに、
    人工人肉の開発で喰種が受け入れ始められていたり、エトさんは店長と仲良くやってたり、有馬さんが東京都知事になって改革を頑張っていたり、ここ数年で東京は色々変化したのだが…

    それでもあの鯱とは…驚きだ。

    「赫子でタッチできればな…」
    「それじゃ私が死ぬだろバカカネキ。」

    それもそうだよね。

    攻防は続いた。

    もはや鬼ごっこではない、人知を超えたスピードで繰り広げられるそれにヒナミは呆然としていた。

    その時トーカのバランスが一瞬崩れた。
    それを見逃すカネキではない。

    「そこだっ!!」

    大きく手を伸ばす。

    「うらああああああ!!」

    しかしトーカは羽赫を噴射して間一髪、それをかわした。

    「やるね。」
    「カネキもな。」

    その後も鬼ごっこは続いた。
  16. 16 : : 2017/03/09(木) 10:18:55
    「うおおおおおお!!!」

    トーカはすっかり息があがっていた。

    「今、だああ!」
    「ぐっ!」

    体を捻ってかわそうとするトーカ、だがその速度が足りずに…

    ムニッ

    カネキの手が…胸に触れた。

    「タッチ…ん?」
    「…」
    「…!!ご、ごめんトーカちゃん、これは不可抗力で…」
    「歯ぁ食いしばれ?」
    「…(^ω^;);););)」

    「らあああああああああああ!!!」

    トーカの強烈な回し蹴りがカネキの側頭にクリーンヒット。

    ゴキャッ!

    そしてカネキの首が…

    …折れた。

    「ぐごごごご…」

    「どうせ再生するんだろ。しばらくそこで寝てろ、バカネキ。」
  17. 17 : : 2017/03/09(木) 10:28:15
    「…うーん……」

    「はっ!」

    「ここは…」

    僕は鬼ごっこをしていて…トーカに…

    向から声が聞こえる。

    「お姉ちゃん!絶対やりすぎだよ!!」
    「悪かったよヒナミ、落ち着けって。」
    「お兄ちゃんの目が覚めなかったらどうしよう…うわあああああん」
    「オイオイ泣くなって…」

    立ち上がってその場に向かった。

    「大丈夫だよ、ヒナミちゃん。」
    「お兄ちゃん!」

    カネキに抱きつくヒナミ。
    そこに

    「ごめんなさいね、私が見ていれば…」

    ミユキさん。
    まぁ確か最初に赫者になって、ただひたすらに走り回ってたのは…

    「…いえ、大丈夫ですよ。」
    「そんな…本当に…」

    流石になんだか気まずそうだった。
    僕も人のことは言えないがSSSレートがこんなところで赫者になって人に見られたらどうするつもりだったのだろう…

    「疲れちまったな。」
    「そうだね。」

    ミユキが言った。
    「…じゃあ屋内の>>17にでも行かない?」
  18. 18 : : 2017/03/10(金) 19:07:35
    間違えてる(笑)
    >>19さんお願いします
  19. 19 : : 2017/03/12(日) 19:23:38
    理科室でお願いします!(夜)
    昼なら教室!
  20. 20 : : 2017/03/14(火) 10:17:52
    了解しました!
  21. 21 : : 2017/03/14(火) 10:34:10
    「折角の学校だし、教室を見てみましょ。」

    「そうですね。」

    1行は賛同して、教室に向かう。

    「へぇ…」
    口を開いたままに教室を眺めるヒナミ。

    「備品とか…そのままなんだね。」
    カネキが言った。

    ふと黒板を見ると、卒業生と思しき人々の学校へのメッセージが書かれていた。

    「私達は初めて見るけど、ここが思い出の場所って人達もいるのよね…」

    「そうですね」

    そんな話はそっちのけでヒナミちゃんは掃除用具入れに入ってみたりしている。

    「折角だし、学年によっての差とか見てみようよ。」

    一同が移動しかけて慌てて掃除用具入れを飛び出すヒナミ。

    何階か降りて…
    「一年生の教室だね。」
    とカネキ。
    「ひらがな表とか貼ってあるね!」
    ヒナミも続けた。
    「こんなのがあれば覚えるの楽だったわねー」
    ミユキ。

    「万丈さんとかと一緒で、誰にも文字教わらなかったんでしたよね。」
    「ええ。結構苦労したわよ…」
    「学校ってありがたいんですね。」

    会話を弾ませる4人、
    その日の太陽は落ちかけていた。
  22. 22 : : 2017/03/14(火) 14:27:44
    「暗くなっちゃったね。」
    呟くように言ったカネキにミユキが返した。

    「そうだ!夜といえば理科室よ!理科室行きましょう。」

    「トーカちゃんにヒナミちゃんも…それでいい?」

    「うん!」
    「別にいいよ。」

    2階の理科室に足を運んだ。

    その時。

    ポツポツポツ…
    ザアアアアアアアアア

    「えっ!」
    「雨降り出したね…」

    ゴロゴロ…

    ピシャァッ!!

    「ひゃんっ!!」

    ヒナミが叫ぶ。

    「大丈夫だよ、ただの雷だから…」

    「あの日から…急な雨が怖くって…」

    「そうか…」

    「それにしても…
    これじゃ帰れな…
    いや、僕は赫子を振り回してれば濡れないか。」

    「私はお母さんから受け継いだ赫子を盾にすれば…」

    「私は飛んでれば濡れないわ。」

    「あ、アタシは…」

    黙るトーカ、黙る一同。

    「…ま、まぁ、そもそもそんな派手なことできないよね。」

    「じゃあ予定通り理科室行きましょ。」

    「うん。」
  23. 23 : : 2017/03/18(土) 13:30:54
    アカウント使えなくなりました。
    しばらくこれで行きます
  24. 24 : : 2017/03/19(日) 00:16:49
    復活しました。
  25. 25 : : 2017/03/20(月) 01:50:48
    はやw
  26. 26 : : 2017/03/21(火) 00:20:59
    バグだったようで…すみません
  27. 27 : : 2017/03/21(火) 00:32:00
    理科室に足を進める一同。
    しかしそこでヒナミが言った。

    「なにか…音がする。」

    「確かに…誰かいるような音がするわね、
    豪雨と雷の音のせいでよく聞こえないけれど。」

    ミユキも続ける。

    「どこからです?」

    問うカネキ。

    「「理科室から。」」

    「!」

    「…行ってみるしかねーよな。」

    トーカが言った。

    「えぇ!幽霊さんだったらどうしよう…」

    「幽霊なんていないわよ、万が一いてもこのメンバーならやられないわ、SSSレート2人にSSレート2人よ?」

    「そうだけど…」

    「ヒナミはビビりだなぁ…」

    「そういうトーカちゃんも震えてない?」

    「うっせえバカネキ!」

    再び足を進める。

    そこでヒナミ。

    「やっぱり…誰か…いる。」

    「そうね…心音が聞こえるわ。」

    汗まみれになるヒナミ。

    聴覚に優れていないカネキとトーカには理解できない様子だった。

    「どうしたの?」

    「その音がね…あの…」

    震えながらに指を指す。
    その指先は…

    「人体模型!?」

    「」カタカタカタカタ…

    ヒナミは喋らない。
    そこでミユキが口を開く。

    「そうなのよ…どう聞いてもあの人体模型から…心音が…呼吸音も聞こえるわ…」

    「!!」

    驚くカネキとトーカ。

    カネキはむしろ人体模型を破壊せんとするような表情を浮かべていたがトーカはヒナミと同様震えて動かない。

    「2人で…確かめましょ。」
    「ええ。」

    「「出てこい人体模型!!」」
  28. 28 : : 2017/03/21(火) 01:04:55
    カネキ破壊すんなしw
    期待!
    GOOD忘れてましたごめんなさい
  29. 29 : : 2017/03/21(火) 01:09:00
    全然平気です、GOODありがとうございます!
  30. 30 : : 2017/03/21(火) 01:18:55
    ガタッ

    「人体模型が…」
    「動いた!」

    バキッ

    いつもの癖で指を鳴らす。
    カネキは赫子を出して、完全に戦闘モードだ。

    ベキベキベキ…

    隣でミユキは赫者になり、構える。

    ガタガタッ

    「はぁっ!」

    カネキの赫子で人体模型を捉えた、その時!

    パカーン!

    「えっ」

    人体模型が割れ、そこから…

    「あなた…誰?」

    成人男性の姿が。

    「殺すのは勘弁してくれぇ…」

    「…どういうこと?」

    男は口を開いて説明を始めた。
  31. 31 : : 2017/03/21(火) 01:20:10
    「…ふぅん、つまりあなたは母校が廃校になったと聞いて取り壊される前にここへ来た。
    でも警備員かなにかに見つかったと思って人体模型の中に入った訳ね。」

    「はい…」

    「もっと場所があったでしょうに…」

    「…ど、どうか!殺さないでくれ!」

    「…いいわよ。
    でも、あなたも喰種に会ったってこと言わないでね。」

    「…はい!」

    怯えきっていた顔を歓喜の色に変える男。
    そこへ…

    「分かってると思いますけど…言ったら、あなたを殺します。」

    「ひぃ!」

    「ちょっと…カネキくん…」
  32. 32 : : 2017/03/21(火) 02:59:55
    「まさか人がいるとはね。」

    「本当ですね。
    …雨が止むまでどうしましょうか。」

    「そもそもこの雨本当にやむの?」

    トーカがいいだした。

    「言われてみると確かに…」

    「私スマホで調べて見るね!」

    ぎこちない動作でスマホを弄るヒナミちゃん。
    実は携帯を持ったのはつい最近だったりする。

    「えっとね…
    20区の天気は…」

    「うん。」

    「20時頃から急な雷雨に襲われるでしょう。
    この雨は翌日13時まで続くと見られており…」

    「えっ!?」

    「それは…」

    「どうしよう。」
  33. 33 : : 2017/03/21(火) 03:05:48
    「私、みんなの分の傘取ってくるわ。」

    ミユキが言った。

    「1人でさせる理由にもいかないですよ…」

    その時。

    ザッ

    急に四方さんが現れた。

    トーカが驚きながらに口を開く。

    「そういや四方さんアニメでも瞬間移動してたよね!私の目の前に急に…」

    「いや…影が薄いだけだ。」

    「…安心しろ、トーカ、研、みんな。」

    「えっ?」


    ヒナミが口を開く。

    「もしかして…傘もってきてくれたの!?」

    「…」

    そこにカネキ。

    「…持ってきてないんですか?」

    「…食料と…寝袋を持ってきた。」

    「「!?」」

    「今日は学校に泊まろう。」

    「「!!!?」」
  34. 34 : : 2017/03/21(火) 03:09:13
    「「なんで!?」」

    「…頑張れば帰れますよね…!?僕達全員SSレート以上の喰種ですよ?」

    「いや…実は、
    有馬貴将のナルカミを見て以来…」

    「どうしたんです?」

    「雷が怖い。」



    「なんでここまで来たんですか…」

    「…」
  35. 35 : : 2017/03/23(木) 00:42:53
    ohナルカミ…電撃。う。頭が
    期待です!
  36. 36 : : 2017/03/23(木) 02:12:36
    ご期待に答えられるよう頑張ります!
  37. 37 : : 2017/03/23(木) 02:33:10
    「追尾して落ちてくるんじゃないかと思って…」

    そう言って四方は小刻みに震えていた。

    「本当に何しに来たんだ…」

    「泊まりに来たんだ。」

    「ねぇ、歪んでるよ…」

    カネキは呆れた様子だった。
    実際、今まともなのはカネキ、ミユキ、トーカくらいのものだったが…

    「四方さん…その気持ち分かる…!」

    涙ぐんで話すトーカがそこにいた。

    「…もうダメかもしれない。」
    「同意見よカネキくん…」

    もう、流れで宿泊は決定していた。

    「仕方ないですね、僕の為に喰種肉まで持ってきて貰えたのはありがたいですけど…
    今みんな食欲ある?」
    「私はあまりな…」

    ミユキが言いかけた時。

    「「ある!」」

    残りの3人が答えた。

    「みんなこんな時だけ元気かよ…じゃあ食事にしよう。」

    「ところで…折角こうして詰められているのに生ですか?」

    答える四方。

    「火を起こすものを…持ってき忘れてな…」

    「アンタもうマジでなにしに来たんだ!」

    キャラ崩壊気味にカネキが突っ込んだ。

    「はぁ…私火起こせるわよ。」

    その時ミユキが呟いた。

    「本当ですか!?」
    「ええ。」

    全員が賛同して、理科室から取ってきた金属板に肉を並べる。

    「じゃあ行くわよ。」

    あとの全員は楽観気味だったが、唯一深刻な顔でカネキは見守る。

    バキバキバキ…

    「赫者になるのかよ!」

    そして大きく赫子の口を開ける。
    熱が集められ、その光景はまるで、巨神兵のようだった。

    シュウウウウウウ…

    「大丈夫!?大丈夫なやつですかそれ!?」

    ゴワッ!!

    音をあげ摂氏30000℃の炎が肉に襲いかかる!

    「うわっ!これダメなやつだああああ!!」

    金属板もゆうに溶かし、炎は当たり前のように床をも焼き尽くす。
    そのまま土台のコンクリートさえも溶かしやがて裸地に到達し…まだ止まらない。

    カネキが見ると、その予備熱で辺りが燃え始めている。

    「おい!撤去のお手伝いってそうは行かないでしょう!
    とりあえずやめてください!!」

    「キャハハハハハハハハ!!!」

    声は届かない。
    興奮気味のまま赫者になったミユキに理性はなかった。

    カネキは赫子で鎮火する…があまりの熱に赫子が燃える。

    「焼肉の為に東京終わるぞこれ!?」
  38. 38 : : 2017/03/23(木) 03:52:32
    こうして見ると、こっちは進言通り大分緩いですね…
    だからといって、スタンスを変えるつもりはないんですけど…
    これからもよろしくお願いします。
    新たなssも書くつもりなので良かったらそちらもよろしくお願いします。
  39. 39 : : 2017/03/23(木) 04:07:51
    「ぐあああ!!!熱い熱い熱い!!!!」

    何故かぼうっと炎を眺める3人をとりあえず避難させる。

    そして…

    「ミユキさん!目を覚まして!!このままだと本気でこの校舎崩れる…!!」

    しかしその手を休めない、というかその口を閉じない。

    「ああ!もう!!」

    仕方なくカネキは渾身の力で黒い赫子の顎を蹴りあげる。

    しかしカネキの足は粉砕骨折、顎は開いたままだ。

    「ーっ!!なんて力…」

    今度は赫子で押し上げる。

    「頼む…閉じてくれぇっ!!!」

    ピクリとも動かない。
    それどころか、熱で赫子が限界だ。

    「うおおおおおおお!!!」

    カネキは今度はムカデの赫子を出して、それで続けた。

    「とじてよおおお!!」

    その時何故か、ミユキの、黒の力が緩んだ。

    「いまだよねえええええ!!!」

    対峙して、ムカデの方がマシに見えるというケースも稀だろう。

    「あああああああ!!!」

    やっとのことで口が閉じた。
    火炎放射が止まる。

    「ははは…」

    ムカデの赫子を解いて、地面にへたる。

    「東京は…救われた。」

    その頃、正気を取り戻した3人が校舎に戻ってきた。

    「大丈夫!?お兄ちゃん!
    あれ?…なんかあったかい。」
    「ホントだ。」
    「暖かいな。」

    「僕の苦労も知らないで!あったかいじゃないよ!
    床見て床!」

    3人の目線が抜け落ちた床に向く。

    「おお。」

    「反応うっす!」

    そして発した四方さんの第一声。

    「ところで研、肉は?」

    「肉は?じゃねええええええ!!!」

    「いや…でも肉…」

    「床見ろって言ってるでしょう!
    コンクリまで無くなってて肉が無事なわけないでしょおおおお!!!」

    「それは…残念だ。」

    「ああ、もうダメだ…」

    カネキはその場に倒れ込んだ。

    …肉は最初の火炎の、爆風で吹き飛んで無事だった。
    カネキを置いて4人で食べた。
  40. 40 : : 2017/03/23(木) 04:16:54
    カネキが目覚めると…朝だった。

    「あれ…雨…止んでるな。」

    予報では今日の1時まで…

    「昨日はごめんないさい、カネキくん。」

    ミユキがカネキに話しかける。

    「本当ですよ…」

    演技しがちなカネキが、何もためらわずに言った。

    「ちなみに、私の炎で雨雲は蒸発。
    完全に消えて雨は止んだわ。」

    「すげええええええ!!!」

    そこでカネキは気づく。

    「なら…もう帰れますよね。」

    そこで四方が異議申し立て。

    「いや、俺は昨日の夜からで学校を探検してない。」

    「…もうアンタは黙って床の修理でもしてろ!!」

    「…そんな、探検は。」

    「後だよ!というかもう1人でしてください!!」

    「それはあんまりよ…」

    ミユキが四方をフォロー。

    「焼いた張本人!!じゃああなたも床修理やって!」

    「ここは…取り壊されるのよ。むしろ手伝いになったと思うわ。」

    「本気で思ってたか!!」

    「ええ。」

    「ついていけない…」
  41. 41 : : 2017/03/23(木) 04:22:42
    「仕方ないわねぇ。」

    ミユキは一言。
    そして羽赫を広げ飛んでいった。

    「逃げた!?まさかの逃げたのか!?」

    するとすぐに戻ってきた、木材を抱えて。

    「あっ…流石に大丈夫だった…」

    そのまま鱗赫を細かく、無数に出して、それらで修理を始める。
    5秒で終わった。

    「探検しましょ。」

    「この学校の小学生の魂でも移ったか!
    なにその切り替えの早さ!!」

    「研、修理は終わったんだ、探検だ。」

    「アンタなんにもしてねぇだろ!!」

    そこにヒナミ…

    「お兄ちゃん…怖い…」

    「もう…どうすればいい。」
  42. 42 : : 2017/03/23(木) 04:34:22
    そこに…また1人訪れる。
    リゼだ。

    「リゼ…さん?」

    「カネキくん…大丈夫?やつれてるわよ。」

    そう言ってカネキに歩みよる。
    なにかデジャヴを感じたカネキだが抵抗する力もなく。

    「辛かったのね…よしよし。」

    リゼはカネキを両腕いっぱいに優しく包み、頭を撫でる。

    「リゼさん…」

    (こんなキャラだったけ…でも、なんかもういいや…リゼさん最高…)

    「早く探検行くぞ、研。」

    「アンタは最悪だああああああああああ!!!」

    「カネキくん、気持ちは察するけど、今は彼らの言う通りにするしかないわ。」

    「ああリゼさん…やっぱりなんか違うけど最高…」

    「…仕方ないですね、じゃあ僕が決めますよ?」

    「…なんですか四方さんその不満そうな顔!
    >>43なんてどうです?」
  43. 43 : : 2017/03/24(金) 01:21:15
    マジ面白いです。四方さんナルカミネタは、ひどい
    期待です
  44. 44 : : 2017/03/24(金) 08:22:45
    ありがとうござまいます!
    安価は自分で決めちゃいますね。
  45. 45 : : 2017/03/24(金) 08:53:15
    「ここは図書室なんてどうでしょう。」

    「研、それではあまりにも地味だ。
    …俺は女子トイレとかそういうのを求めてたんだ。」

    「頼むから黙っててくれ…」

    「いいわぁ、カネキくんらしくって。
    図書室、行きましょう?」

    「あぁ…リゼさんが天使に見える…」

    「じゃあ行きましょう、みんなもいいですよね?」

    「「いいよー」」

    賛成する残り3人と…

    「図書室なんて…」

    最後まで不満そうな四方。

    「どうすればいいんだ…」


    …その時。



    ピカッ!ゴロロロ…ドシャァッ!!!


    「うわぁ!校庭に落ちたよ!?
    お兄ちゃんお姉ちゃん!」
    「そ、そうだな…」
    「落ちたね…でも大丈夫、校舎には避雷針が付いてるんだよ。」

    不安そうなヒナミとトーカを説得するカネキ。
    その隣ではリゼが避雷針とは何であるかの説明をしていた。

    (…避雷針折れてたのよね…平気かしら。)

    その中でミユキだけは事実を知っていた。

    その頃…

    「あ、そうだ、四方さん。」

    カネキが振り返り、4人も振り返る。

    「あ、あ、あり…有馬貴将……
    ありアリアリアリアリ………」

    そうしてしゃがみこみ動かない。

    「ッ…しゃああああああああああ!!!」

    「え…カネキ、四方さん置いてくの?」
    問うトーカに…

    「うん。」
    即答するカネキ。

    「ま、待ってくれ…研…」

    仕方なく振り返ったカネキ…

    「うわあああああ!!?
    有馬貴将!!
    うわああああああ!!!」

    白髪のその姿がパニックになった四方には有馬に見えたらしい。

    (これは…チャンスだ!)

    「ー見た事あるな その赫子
    ー復讐か」

    ウタから聞いていたセリフで演じるカネキ。

    「…ーっ!」

    (もう一押しだ!)

    「平子 ”41”」

    「…」

    止めの一撃、四方はもう動かない。

    「さて、行こうか。」
  46. 46 : : 2017/03/24(金) 09:30:19
    「へぇ…高槻先生のも置いてあるんだ…」

    「ん…?」

    向こうに気配を感じる。

    「ミユキさん、誰か向こうにいませんか…?」

    「そうね。
    私は誰だか分かってるわよ?
    行ってきてあげたら。」

    「…?」

    心当たりは…

    カネキは図書室の外へ足を進めた。

    「カネキくううううん!!」

    やはり、とカネキは思った。

    「ああ…一難去ってまた一難…」

    「連れないことを言わないでおくれよ、
    倒れていた四方氏は僕が保健室に寝かせて置いたのだからね。」

    「あれ、月山さんそんなキャラでしたっけ。」

    (まぁいいか、月山さんも図書室なら静かだろう。)

    「…ようこそ、一緒に何か読みましょうか。」
  47. 47 : : 2017/03/25(土) 16:09:31
    「あら…月山くん。
    久しいわね。」
    「神代さぁん…」

    (この2人は決別したって…不味い!)

    「思い直したのだけど…方向は違えど同じ喰を愛する者同士、仲良くしましょう?」
    「奇遇だなlady…僕も同じことを考えていたんだ。」

    カネキの予想に反して…2人はその仲を取り戻したようだ。

    「良かった…」
  48. 48 : : 2017/03/29(水) 00:56:23
    最近コメ出来てなくてほんとごめんなさい!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
  49. 49 : : 2017/03/29(水) 15:21:02
    大丈夫ですよ!
    執筆頑張ってください!
  50. 50 : : 2017/03/29(水) 20:52:23
    しばらくして図書室を出た一同。

    「楽しかったな…小学校時代を1番よく思い出す場所だよ。」
    「それはカネキが図書室ばっか行ってたからでしょ。」
    「まぁそうなんだけどね。」

    そして月山の提案で体育館に向かっていた。

    「じゃあここでスカッシュにテーブルテニスを…」

    そこにヒナミ…

    「私ドッヂボールやりたい!」
    「oh…littlelady.
    まぁ…OKだよ、君の願いとあらば。」
    「やったー!」

    (ヒナミちゃんって色々な意味で強いよな…)

    「えーっと…今いるのは
    僕、トーカちゃん、ヒナミちゃん、ミユキさん、四方さん、リゼさん、月山さん…
    すると7人か…
    どう割りましょうか。」
    (チッ!四方さんが帰ってこなければ…)

    「レートに並べればいいんじゃない?」
    「それだ!ありがとうございますリゼさん。」
  51. 51 : : 2017/03/29(水) 21:13:43


    「…僕、リゼさん、ミユキさん。
    そしてトーカちゃん、ヒナミちゃん、四方さん、月山さんか…」

    代表になったカネキはじゃんけんをする。

    「よりによって…」
    「早くするぞ、研。」
    「…はぁ…行きますよ」

    「「さいしょはグー!ジャンケンポン!!」」




    「負けた…四方さんに…」
    「はっ!!」
    「えっ?ちょま…!!」

    ギリギリで身をひねるカネキ。

    「しかも不意打ちかよ…ホントにもう!」

    そこで避けたボールをミユキがキャッチ。

    「ナイスです!」

    そしてカネキにパスして…

    (研と月山は仲が悪い。
    …研が狙うのは当然…!)

    「お前だああああああああ!!!!」
    「なにィッ!?
    ぐはあっ!!!」

    そして意識を失った四方。

    「はっはっはっ…これで半々ですね…」

    転がったボールを拾い上げる月山。

    「oh…まるで役に立たないな…」
    「クソ山!行っけえええええ!!!」

    再びカネキに向けられる…

    …と思いきやそれは変化球で、鮮やかなカーブを描いてミユキに向かう。

    ガシィッ!

    「やるわね月山くん。
    でも投げ方で見え見えよ!」

    そして変化球の持ち方で投げる!

    しかし今度はそのままストレート。

    飛び上がって回避する月山。

    「やるね…!」

    その後では外野のリゼがトーカの取り損ねたボールを拾っていた。

    「えいっ!」

    そして一直線にトーカに!

    「ふっ!」

    それを得意の運動神経でかわしキャッチ。

    「はあっ!!」

    そのまま投げる。
    それは敵ではなく外野のヒナミの元へ。

    しかしそれは5mほど飛び上がったカネキに阻止される。

    「させないよ、トーカちゃん。」
    「クソッ!」

    そして空中で投げるカネキ。

    「ぐっ!」

    転がるようにしてなんとかかわし…
    投げるトーカ。

    またもパスだが今度は敵のいない側へ。

    キャッチしようとしたヒナミの前に四方が現れキャッチ。

    「え、ちょ、四方さん…?」

    「…喰らえ。」

    そして豪速球、カネキに向かい…

    「なっ!?」

    命中。

    「いつの間に…目が覚めて…」

    「最初からだ。
    俗に言う死んだフリ、というやつだな。」

    「く、クソったれ…」
  52. 52 : : 2017/03/30(木) 20:21:38
    そして内野に入る四方…
    外野に向かうカネキ…

    「摘んでやる…」

    バキッ

    そこで転がったボール、取ったリゼが投げた!

    本気のボールに四方は反応出来ない、マッハで外野行き。

    「ありがとうございます!リゼさん!!なんかもうヴァルキリー…」

    追いつくのを許さず、跳ね返ったボールをミユキがキャッチ。

    「はあっ!!」

    そして月山も脱落。

    「僕いなくてよかったんじゃ…」
    「そんなことないわ、あなたが生んだチャンスよ。」
    「リゼさん!」

    そして矛先はトーカへ…

    しかし羽赫を出したトーカにそれは全く、当たらない。

    「ありかよトーカちゃん!」

    「…へぇ、いいんだ。」

    呟いたミユキ。

    「えっ、ミユキさん?」
    「ダメよミユキさん!」

    しかし止まらないミユキ。
    案の定赫者になってしまった。

    「本気のボール…よけられるかなぁ???」

    がしっり握ったボール!

    プスゥ…

    その時間抜けな音が。

    「えっ?」

    凝視したカネキ。
    ボールが…

    「パンクした…」

    そうしてドッヂボールは終わった。
  53. 53 : : 2017/04/01(土) 11:20:37
    「ではtable tennisでもやらないか?カネキくん。」
    「…まぁ確かに卓球台がありますね。」
    「では決まりだ、行こうか!」

    そして二人は卓球を始めた。

    「ふっ、ふっ!!」
    「いつぞやのスカッシュと比べて…やるようになったねカネキくん!!」

    譲り合わない二人。
    両者攻防が続く、その動きのキレはプロ並み…いやそれ以上だ。

    両者とも点を入れては入れられて、なかなか差が開かない。

    「私達は何をしようか?」
    「私中線踏みがしたい!」
    「なっついなソレ。」

    ヒナミ、トーカ、四方、ミユキは中線踏み。
    一方リゼは落ち着いた様子で2人の勝負を見守っていた。

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怠惰くん

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