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八幡「この手紙を読んだ時には…」

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  1. 1 : : 2016/10/11(火) 15:00:43
    このssは僕が本気でしんみりした話を書きます
  2. 2 : : 2016/10/13(木) 18:16:21
    俺ガイルの過去ss

    1作目 一色いろは「私の気持ち」

    http://www.ssnote.net/archives/49079


    2作目(1作目の続き)
    いろは「私の先輩♡」八幡「俺の困った彼女」

    http://www.ssnote.net/archives/49089




  3. 3 : : 2016/10/13(木) 18:22:11
    序章 「予感」

    この話は俺が高校卒業から3年たった時の話だ

    俺はある理由で、俺の大切な3人に手紙を送った。

    まぁ、俺が書いたというか正確には

    "書いてもらった”

    要するに代弁だな。

    何故わざわざ代弁してもらったか

    その事について

    少しだけ話そう。
  4. 4 : : 2016/10/13(木) 18:46:51
    三年前……
    ーーーーーーーーーー
    ーーーーーーー
    ーーーー


    八幡「あ〜あ。あれだけ専業主夫を懇願してたのにとうとう俺も立派な社畜か……だりぃな」

    信号 チカチカ

    八幡「走んのだりぃし止まるか」

    信号 パッ

    ブ-ン ブ-ン

    八幡「……」

    プップ- パッパ-

    女「ちょっ、ちょっとあのトラックこっちに突っ込んできてない!?」

    八幡「なっ……」

    女「キャー!!!!!!」

    八幡「……くっ」

    キキ-


    バンッ

    俺は空中に放り出された。その時見えたのは青信号と、潰されてしまっている女の人。

    沢山の人が倒されている光景だった

    あぁ死ぬんだな……思えば糞みたいな人生だったな……でも……

    由比ヶ浜…雪ノ下………

    お前達2人に会えたこと、俺に本物を教えてくれた事。それだけは俺の人生の唯一の利点だった……

    なぁ由比ヶ浜。お前は今何を思う?こんな俺に会っても笑顔でいるのかい?………

    雪ノ下。お前の罵倒が聞きたいよ。こんな事思うって変かな?……ははっ


    ピ-ポ-ピ-ポ-

    おい!この男の子を先に手当してくれ!この子が一番重症だ!!

    運ぶぞーせーの

    あ、意識が遠のいてく……………さよなら


    ニコッ


    まずいぞ!この子の心拍数が下がっている!






    数週間後……

    俺は目を覚ました。

    俺は喜べなかった。

    何故かって?だって

    あるはずの


    足がないんだから





  5. 7 : : 2016/10/19(水) 18:48:22
    第1章 「記憶」

    しかも、無いのは片足だけでは無かったのだ


    両足。あるはずの、見えているはずの足が、






    無い。

    俺はパニックに陥った

    はぁ、はぁ……なんで?なんで俺、はここに?

    まず、ここは…













    どこ だ?




    俺は…






    誰?
  6. 8 : : 2016/10/21(金) 18:52:46
    ガラガラ


    小町「お兄ちゃん今日も来た…」

    小町「お兄ちゃん!!目さましたの!」

    小町「良かった……ほんとに良かった…」

    八幡「あ、あのー」

    小町「なーにお兄ちゃん?」





    八幡「……どちら様ですか?」






    小町「……え?」
  7. 9 : : 2016/10/22(土) 18:10:57
    小町は最初意味のわからない顔をしていたが、

    やがて事態が飲み込めてきたようだ。

    小町はすぐにナースコールを押し、医者を呼んだ。

    この後のことはイマイチ覚えていない。


    次に覚えてるのは診断結果を言われた時だ

    医者「……」

    小町「お兄ちゃんはどうなんですか?先生。」

    医者「恐らく、足を無くしていたことに、とても大きなショックを覚え、それがパニックにつながり、恐らく記憶が飛んだかと…」


    小町「……そうですか、ありがとうございます。」

    医者「でも、まだ希望はあるよ」

    小町「え?」

    医者「パニックなんてものは一時的なものです。しかし普通にしてても元には戻りません。だから、彼の思い出の場所に連れていきなさい。そこで起きた記憶がショックとなり、元に戻るかも知れません」


    小町「分かりました!ありがとうございます頑張ってみます!」


  8. 10 : : 2016/10/23(日) 18:35:55
    医者「頑張りなさい」ニコッ

    小町「ありがとうございました。では!」


    小町「行こう!お兄ちゃん!」

    八幡「う、うん」


    ガラガラ
    医者「……でも、八幡君は…もう」ボソッ




    医者「……っ」ポロッ

  9. 12 : : 2016/11/05(土) 02:43:26
    うわ~二重人格も気になりますがこっちも凄くいいです!投下されるのを待ってますね!
  10. 13 : : 2016/11/05(土) 07:16:21
    >>12ありがとうございます。少しお待ちください!
  11. 15 : : 2016/11/22(火) 18:03:20
    こうして小町は八幡を様々な所へ連れていった。

    しかし、思い出すような糸口さえも見えずにいた。

    そんな時。話を聞いた雪ノ下と由比ヶ浜と共にいろんなところへ。

    これでも思い出せない八幡は自暴自棄になっていた。

    しかし。雪ノ下と由比ヶ浜は三年間も八幡と居るのだ。

    八幡をあるところに連れてった
  12. 16 : : 2016/11/22(火) 18:20:22
    第2章「本物」

    奉仕部にて

    雪ノ下「…久しぶりね……奉仕部の部室」

    由比ヶ浜「…昔と変わってないね」

    彼女はそう微笑みながら言う。やはりこの優しく、そして眩しい笑顔を見るのは初めてじゃない。
    そう感じながら、口を開いた雪ノ下の方を見る

    雪ノ下「…ここの1番最初の依頼人が貴方だったのよね」

    八幡「……」
    俺は心のどこかで大きな穴を感じている。しかしそれを思い出すことは出来ない。
    その大きな穴がどれだけ苦しい時間、苦労した時間を抱えているのだろうか、その感情さえも分からない

    雪ノ下「私は……貴方が最初の依頼人で良かったわ」

    雪ノ下「だって、あんなにも素敵な時間を過ごすことが出来たのだもの…」

    彼女は少し目をうるわせながら、そしてとてもとても綺麗な笑みで俺を見た。
    彼女は何を思っていたのだろうか。今の俺には分からない。
    いや、たとえ記憶があったとしても分かっただろうか

    由比ヶ浜「…私も良かった…奉仕部に来れて。」

    由比ヶ浜「……ゆきのんと出会えて、もちろんヒッキーとも出会えたから…」

    由比ヶ浜「…たくさんの事を教わった。、…私はほんとに素敵な三年間を過ごしたんだなぁって何度も思った。」

    由比ヶ浜「ヒッキー。私達2人が共通してずっと言いたかった事があるの」

    由比ヶ浜「まだ思い出せなくて意味が分からないかもしれないけど……」





    由比ヶ浜「「…ありがとう」って」ポロッ
  13. 17 : : 2016/11/22(火) 18:45:04
    八幡「…」
    恐らくこの場で何かを言う権利はないだろう。
    俺が何をし、何を思ったか分からない。
    けれど俺のこのふたりと居て安心するという心理的状況から察するに彼女達は俺にとっての「支え」であった事は間違えないだろう。

    雪ノ下「…今の貴方に、聞いても意味無いでしょうけど……「本物」は今なら答えは出せるのかしら?」

    「本物」その言葉に全身の鳥肌がたった

    八幡「あぁ……あぁ……」

    由比ヶ浜「ヒッキー?」

    思い出した。……五年前のあの日から彼女等に何かを求め、何かを作りだそうとした


    「本物」これが俺の大きな穴を埋める大きな存在だった。
    それにしても、彼女はなぜ意味の無い質問を今したのだろうか、もしや彼女はこうなる事を予想していたのだろうか
    分からないけれど、彼女は質問した時微かに微笑んでいた。恐らくそれが答えなのだと思う。

    雪ノ下「比企谷くん?」

    彼女が質問をするのを分かっていたかのように俺は―

    八幡「……今までごめんな。思い出したよ。小町、雪ノ下、由比ヶ浜。」

    八幡「………もちろん。「本物」も」

    小町「お兄ちゃん!!」ボロボロ

    由比ヶ浜「ヒッキー!!」ボロボロ

    雪ノ下「……遅いわよ」ポロッ

    八幡「…で雪ノ下。さっきの答えなんだが…」

    雪ノ下「言わなくて、いいの…貴方の事だから、答えはもう見つかっているのでしょう ?」

    八幡「…あぁ」

    俺は彼女には勝てないのだろう。この先もこれからも

    俺の五年もの、歳月をかけて見つけた「本物」の答えとは……きっとないのだ。

    それぞれ価値観は違うし、どう感じるかも違う。



    それでも、俺は見つけているのだ。

    知らぬ間に、必然と。

  14. 19 : : 2016/11/29(火) 18:52:28
    ――――
    ―――
    ――
    ―1時間後…
    由比ヶ浜「じゃあね!ヒッキー!また明日もあいに来るからね!」

    八幡「いや、来なくていいから」

    由比ヶ浜「酷いし!?」

    雪ノ下「……ふふっ本当にこうやって、やり取りしてるのを見るのも久しぶりね」

    八幡「…あぁそうだな」

    由比ヶ浜「……うん。」

    八幡「…じゃ、じゃあなお前等」ボロボロ

    由比ヶ浜「なんで、泣いてるし!?」

    八幡「……別れるのが寂しいんだよ」

    雪ノ下「やけに素直ね寂し企谷くん」

    八幡「おいおい…」

    雪ノ下「ふふっ」

    3人「あははっ」

    八幡「じゃ、今度こそじゃな」

    小町「さよならー!」

    由比ヶ浜「うん!じゃあね!ヒッキー、小町ちゃん!」

    雪ノ下「さようなら。」



    帰路にて

    小町「お兄ちゃん…良かったね」

    八幡「……あぁ…」
    この時、俺はこの時分かっていたんだ。分かっていたのに俺は――

    小町「あの2人にはお兄ちゃんを、巡って争って貰わないとね!あ、でもお兄ちゃんは私のだからなー…あ、今の小町的にポイント高い
    !」

    八幡「」

    小町「お兄ちゃん?」

    八幡「」

    小町「お兄ちゃん!!」

    小町「どうしたの!?息してないよ!」ボロボロ

    小町「と、取り敢えず救急車呼ばないと……」prrrr

    小町「〜〜」

    救急隊員「〜〜分かりました。すぐ向かいます」

    小町「お兄ちゃん!こんなの無いよ…」ボロボロ

    小町「起きてって!悪い冗談は辞めてよ!お兄ちゃん!!!」


  15. 20 : : 2016/12/04(日) 11:44:17
    第3章「別れ」

    ―――――あぁ。カッコ悪いな…

    ――こんなふうに死ぬのか…


    ごめんな…俺実は1個だけ嘘ついた……足が無くなった後、すぐに記憶がなくなったわけじゃねーんだ。

    悪い。最初の方は多少あったんだ。




    でも…



    ほんとに…


    最後に…お前ら…と…会えて…よ…かった





    いままで。ありがとう…由比ヶ…浜、雪…ノ下

    そして、小町…





    さよなら……大好きでした。




    俺に希望を生きる意味を教えてくれた皆が。





    ありがとう。本当にありがとう


    もし、来世であえた……ら、ま…た同じよ…うに俺と本物………を作って……くれ…ますか?


    八幡「…」ニコッ

    ピ-ピ-ピ-

    小町「お兄ちゃん!!!」

    医者「12月4日午後23:04分……」

    小町「そんな…そんな…お兄ちゃぁん!!!!!!」
  16. 21 : : 2016/12/12(月) 20:56:12
    第4章「手紙」


    医者「そういえば八幡くんから手紙を3枚預かっている…はい」テワタシ

    小町「…………ありがとうごさいます」

    小町「……ううっ」ボロボロ

    小町「…」ペラッ


    小町へ

    ごめんな。黙ってて。

    じつはな、心臓に疾患を患っていたんだよ。

    俺が足を無くした時、医者の会話を聞いてたんだ。


    癌だって。しかももう助からないところまで来てるって


    最初はショックだった。

    でも妹であるお前や由比ヶ浜や雪ノ下には最後まで笑顔でいて欲しかった…



    だから隠してたんだ。本当にごめんな。

    結局はお前らは泣くことになるのかな?


    自分の都合だけど…俺の最後のわがままだ。


    だから、大目にみてくれよな小町

    小町「ううっ……お兄ちゃぁん」ボロボロ

    まぁ、なんだ。お前には感謝しきれねーけど



    あまり上手く文章にまとめられないので一言で言う


    ありがとう小町。


    そして大好きだ。

    小町「ううっ……」ボロボロ

    一言じゃ無かったな笑

    まぁ、もし泣いてたとしたら前を向け。

    そして、俺の分まで強く生きろ。


    比企谷八幡

    小町「うぁぁぁぁあ!!!」ボロボロ
  17. 22 : : 2016/12/22(木) 17:51:33
    小町はすぐに由比ヶ浜と雪ノ下を呼んだ。

    2人はこれまでにないという程泣き、悲しんだ。食事がのどを通らないほどに

    そして、葬式の時も、人は少なかったものの、一人ひとりが悲しんでいた。


    小町「結衣さん。雪乃さん。これを」

    由比ヶ浜「これ…ヒッキーからの手紙?」


    雪ノ下「……読んでいいかしら」

    小町「はい。勿論です」




    雪ノ下へ

    なんか、お前にこんな手紙書くの恥ずかしいけど、俺の寿命もそんなに残ってないので伝えます。

    ありがとう。
    俺に正しい道を生き方を見せてくれて
    雪ノ下は普段は怖いけど、…
    とても素晴らしくちゃんとした優しさと凛とした強さを持っている。

    まぁ、なにが言いたいのかっていうと、
    俺が死んで悲しんでる絵図が浮かばないけど一応。


    お前はもう1人じゃない。
    それになんでもお前一人の判断でできる。


    だから、もっと自信をもって生きろ。

    悲しい時はもっと人に頼れ。
    それだけ。


    まぁ、俺も見守っておいてやるからさ

    いままで、本当にありがとう。


    比企谷八幡


    雪ノ下「ううっ……」ポロポロ

    雪ノ下「言われなくても、前を向いてしっかりやるわよ」ポロポロ

    雪ノ下「……私の方こそありがとう……………大好きだったわ」ボソッ


  18. 23 : : 2016/12/22(木) 17:56:54
    由比ヶ浜へ

    お前は優しい。
    だから…変なヤツに騙されんなよ?


    まぁ、要するに優しさも使い分けろって、ことだ

    お前には書きたいことが沢山あるけど、そろそろ書くのも辛くなってきているのでまとめて書きます


    ありがとう。
    俺に優しさと好意を向けてくれて。
    嫌がっているように見えたかも知れんが、影ではとても嬉しかった

    最後に。あ、ごめんな短くて

    まぁ、とにかくお前は持ち前の明るさで前を向け。今はまだ立ち直れなくても

    俺はいつでもそばにいる。


    だから…頑張れ。

    そして、今まで本当にありがとう


    比企谷八





    由比ヶ浜「自分の字が書けなくなるギリギリまでこれを………」ボロボロ


    由比ヶ浜「うん!!私頑張る。だから見ててねヒッキー!」ボロボロ

    由比ヶ浜「大好きだったよ。だから、また、来世で会いたいな」ボソッ






  19. 24 : : 2016/12/22(木) 18:01:25
    最終章「今を生きる君達へ」


    そんな大好き大好き言うなよ……照れるだろ






    まぁ、もし今前を向けない人が居るならお前らが助けてやってくれ

    さてと…………俺もそろそろ行かないと





    じゃあな。小町、雪ノ下、由比ヶ浜

    本当にありがとう




    俺の分まで生きろよ。



  20. 25 : : 2016/12/22(木) 18:03:22
    終わりです。閲覧ありがとうございました
  21. 26 : : 2016/12/22(木) 21:06:38
    お疲れ様です‼最後の方涙腺がゆるみました
  22. 27 : : 2017/02/21(火) 19:06:53
    いい作品でした!お疲れ様でした
  23. 28 : : 2017/03/05(日) 02:16:19
    一色は?
  24. 29 : : 2017/03/05(日) 03:45:52
    話の強引感があったけど、面白かった。乙。

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著者情報
gaichi_kanzaki8

夢渡 閃@暫く休止

@gaichi_kanzaki8

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